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【置】 愛玩用 ドゥーガル>>L18 昼食関連 あつあつのグラタンに野菜が多めのスープ。 教えられながら作ったマンゴープリン。 不出来が配膳を手伝うとしたならば、甘いものを率先して。 助けてもらいながらも初めて上出来に作れたものを運びたがった。 運ぶ動作は覚束無い上によたよたちんたらしたものではあるが、 それでも。 それでも、……不出来と定義されたものは。 食べても差し支えない味と見た目のものを作れた。 それだけが、不思議な事に心の底から幸福で堪らなかった。 色々な人の元にそいつを運んだら、いただきます。 きっと食堂の片隅で 上機嫌に、でも、やっぱり不出来に。 もたつく手を動かしながら自力で食事をしていた事だろう。 (L19) 2021/10/04(Mon) 5:46:45 公開: 2021/10/04(Mon) 5:50:00 |
ドゥーガルは、ふーふーするのを不出来にも忘れ、あちちっ。 (a44) 2021/10/04(Mon) 5:54:25 |
ドゥーガルは、痛覚はないが熱さは分かる。不出来なりに気を付けねばと決心し、その後は慎重に食べ進めていたとか。 (a45) 2021/10/04(Mon) 5:55:16 |
【秘】 介護用 シェルタン → 愛玩用 ドゥーガル「とびきりのわがままを委ねてくれて嬉しいよ。だけどこれは嘘じゃあない。ほんのちょっとの含みがあるだけ」 景色へと移された視線の主へ、その含みのある笑みを向けて。すぐに前へ向きなおす。 「穏やかで、優しくて、笑顔が柔らかくて、褒めるのも上手で。僕とは方向性が違うけど、優れた容姿にできている。……君と知り合って1日と少しだけれど、君のこと、僕もそう思っている。 ……まあ、“優しくて”の部分は、これから違う面を知ることもあるかもね? 話がずれてしまったな。つまり……僕は君に似ているんじゃないかと感じているんだ。 君を綺麗と言ったのは姿形も含んでいたけど、そういう意味かな。僕は“上手くやっている”自分が好きだから」 (-96) 2021/10/04(Mon) 7:58:06 |
【秘】 医療用 ユー → 愛玩用 ドゥーガル「私の名前は……」 あなたがくれたものほど綺麗なものではない。 そう、きっとあなたが思うほど 『ユー』も『私』もそれから『シロ』も、 ただ綺麗で清潔なだけのものではないのだ。 それをあなたに言うべきなのだろうか。 言うべきではないのかもしれない。 あなたほどには饒舌ではない医療用グレイは あなたの前では、余計に言葉を探す事に関して不出来になる。 それでもあなたがくれる、不出来で綺麗な重みには きっと釣り合わないものを隠したまま受け取ってしまうのは。 それは嫌だ、と感じるのは 『ユー』なのか、『私』なのか、それとも『シロ』なのか。 「… ユーサネイジア«Euthanasia»、つまり安楽死 それがこの"終末医療用グレイ"に与えられた名称… 『ユー』というのは、それが相応しくない時の呼び名です」 こと病院という場に於いて、 気持ちの問題、というものはとても重要視される傾向にある。 たとえば4の付く病室が無いだとか、 内装にポジティブな印象を抱かせる色を取り入れるだとか そんな工夫が日々大真面目に行われている場所なのだ。 たとえばそのような場所で、 『死』という名前はどのように扱われるだろうか。 これはたったそれだけの、不出来で歪で下らない話。 (-98) 2021/10/04(Mon) 13:03:55 |
【秘】 医療用 ユー → 愛玩用 ドゥーガル「あなたがくれるものなら、きっと 仮にどれだけ途方も無いものだとしても 私が拒む事は無いのだと思う」 終末医療用グレイの長い髪は、首の後ろで一纏めにされている。 いつだってそう、ただ清潔さを印象付ける為に。 見目好くあるように作られてはいるけれど、 過度に飾り立てる必要は無い。そういう用途だ。 「…それでも、ガル。 あなたの大切なものを贈る相手は、選ぶべきです」 『シロ』は変わらずベッドに腰を掛けたまま。 ただ手元の辺りに視線を落として、そこに居る。 あなたがそれでもいいと思うのであれば、 その尊い重さを与えるのは容易な事だ。 (-99) 2021/10/04(Mon) 13:05:40 |
【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 介護用 シェルタン君の本当の言葉を聞く間、不出来は静かにしていただろう。 濁流のように言葉を挟むことも、小石で塞き止めることもしない。 頷くのすら放棄して 一言も聞き漏らさぬように押し黙る。 ただ、君の笑みを見ながら、じっとしていた。 表情を笑顔に戻し、君に腕を回し直すのは 言葉がすっかり止んだタイミングになった筈だ。 「そうだね、お互いにまだ知らない部分だらけだから。 今の評価のまま親しくなるというのは難しいだろうねぇ。 けれども君が本心から僕をそう評価してくれるのであれば ……うん、そうだね。僕はまた君の事を肯定するだろう。 君を肯定する事で僕を肯定する事にも繋がるだろうから。」 君の髪のどこか 三つ編みの凹凸を指で愛でて、 あとはもう運ばれるままだ。きっと花畑まで、あと少し。 草原の気配に顔を前へ向け、動物のように鼻をすんと鳴らした。 「……君は確かに上手いことやっているんだろうねぇ。 やっぱり聞いてみて良かったな。正解だった。 そしてもっと聞いてみたいが、一気に聞くのも良くないな? 宝箱は中身を想像している間も楽しいものだろう。」 (-116) 2021/10/04(Mon) 16:00:28 |
【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 医療用 ユー君の為に、シロと呼ぶことに決めたものへの贈り物を摘まみ 言葉と思案が挟まるのならば先程と同じように待つ。 行動をするのはその後でも構いやしないだろう。 君は医療用。それも終末医療用だと言う。 別段それに不快感を覚える事はないな。 何たって相容れないものではない。 君が魂の重さに焦がれる不出来を否定しないのであれば、 不出来もまた、君の価値観と言葉を否定することはない。 取り繕う為の思考じゃない。本心からの思考であり、感情だ。 ―― だから、言葉が終わる頃に君の髪へ手を伸ばした。 ゆっくりとした手付きで三つに分けて、編み始める。 「見送るばかりの生活は君に思い出を贈るだろう。 でも、贈り主はいつか旅立って君の元から居なくなる。 ……思い出ばかりじゃ寂しくてたまらない。 僕は花束をもらった時に、そう思ったからさ? 実のところ、君の話を聞いて贈るか一瞬悩んだけどね」 君の髪を強く引く事もなく、慣れた調子でするすると編み 時折形を整える。綺麗な草原のいろは、綺麗であるべきだ。 (-117) 2021/10/04(Mon) 16:17:35 |
【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 医療用 ユー「だって、こうして君に今、魂と同じだけの重さを贈る僕も、 この何らかの体験が終わる頃に君の傍から消えるだろう? ……それでも君に、シロに、この重さを贈りたい気分だ。 何かを見送るばかりだった君に、贈り物をしたいね。 ここで過ごす日々ぐらいは役目から離れられるように、 少なくとも、僕と話す時は気楽であれるように、 綺麗な子には、綺麗なものがあるべきで ……よし、」 言葉をのんびりと紡ぎ終わる頃、三つ編みをし終えて、 三つ編みの終点にリボンを巻く。 結んで、白い造花の位置を整えたら出来上がりだ。 焦がれてやまない重さを君の髪に贈った不出来は、 満足そうに微笑んで、がらくたの中から手鏡を拾い上げ 他でもない君に手渡そう。その後は頬杖に戻る。 「ほら。……やっぱり、君に綺麗な重さはよく似合う。 誰かの前でその髪型をするのが嫌なら解いていい。 でも今はその恰好でいてよ。部屋から出るまででいいからさ」 (-118) 2021/10/04(Mon) 16:18:49 |
【秘】 介護用 シェルタン → 愛玩用 ドゥーガル「鏡写しなのかもしれないね、僕ら。少なくとも今だけは。 これから交わす言葉が増えていけば、それが鏡でないことを知るのかもしれない……なんて」 鼻をくすぐる花の香が、遠くから風で運ばれてくる。この場所はこんなものまで再現できるらしい。 「そうだね、僕からはここでお預けにしようか。クリスマスを待ち望む間の、カレンダーの窓をひとつひとつ開いていくように、これからの日々の楽しみにしてくれると嬉しいな」 そうして歩いているうちに、花畑まで辿り着くだろうか。そこにはどんな色の、どんな香りの花が咲いているのだろう。 「さあ、着きましたよ。お姫様?」 (-123) 2021/10/04(Mon) 17:10:06 |
【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 介護用 シェルタン「ただの鏡写しは片割れのカンマだけで十分だ。 どうせならば新しいものに触れたい気分だからねぇ、 ただの鏡じゃないと知っていくだろう未来に期待しているよ。 僕は毎日不出来にカレンダーを開けて、得たものを慈しもう。 ――… うん、ありがとう。王子様。…騎士様の方がいい?」 姫を抱きかかえて運ぶのはきっと騎士の役目だろうからね。 姫と呼ぶには幾らか嵩張る背丈の愛玩用は腕を解き、 この場では騎士である君の腕の中から降りたがる。 突き詰めて言えば思考も光景もただの電子データに過ぎないが、 やわらかで穏やかな匂いが満ちる花畑へ降りられた、ならば。 爽やかな空気で満ちる場所に降りられたならば。 上着から金貨を取り出して躊躇う事無く地面に座り込む心算だ。 勿論君が腕から降ろさないならそのままなんだけどね。 いずれにしてもぴかぴかの不出来な金貨は取り出すよ。 「騎士様は花束を作った事はあるのかなぁ。 お姫様は綺麗な人をその場限りで甘やかすものは作れても、 飾られて朽ち残るものを作るのは上手じゃないらしいよ。 なあ騎士様。…不出来な僕へ贈る花束、作ってくれるかい?」 (-128) 2021/10/04(Mon) 17:52:56 |
【秘】 医療用 ユー → 愛玩用 ドゥーガルあなたが髪に手を伸ばせば、それは大人しく受け入れられる。 長さは大体腰の辺りまでだろうか。 どれだけゆっくりと言葉を紡いでも、 編む手はきっと手持ち無沙汰になる事は無い。そんな長さ。 「…私は、私が見送る者である事を快く思っています 思い出だけは、いつだって綺麗なままだから。 思い出は、…死者は、私を失望させる事はないから」 誰が死んでせいせいしたなどと言い放つ人間が嫌いだ。 死にゆく者の前で遺産の話をする家族が嫌いだ。 生きている人間は、いつだって『私』を失望させる。 不実による失望に比べれば、寂しさなど大した事ではない。 「きっと『私』にとっては、寂しさよりも 一人残される事より、ただ裏切られない事が重要なんです。 いつからか、『私』はそのようになってしまった。 だからこれも、『私』はただ喜ばしい事だと感じているんです いつか必ず居なくなってしまうあなたからの贈り物だから。 だから余計に愛しく思うのは、きっと… 何れは正されなければならない『私』なのでしょうね」 いつかは正されなければならない。 たとえいつかは消えてしまう『私』でも、 せめて今だけはそのままで。 (-130) 2021/10/04(Mon) 18:07:59 |
【秘】 医療用 ユー → 愛玩用 ドゥーガルそうしてあなたが仕上げを終えて、その手が離れた後。 手渡された手鏡を覗き込む。 そこにはいつも通りの『ユー』の顔があって、 それでもあなたから贈られたものだけがいつもと違う。 「…すみません、ガル。 いつだってあなたからは貰ってばかりだ。」 『ユー』も『私』も、それから『シロ』も。 気付けばあなたから貰った、綺麗なものばかり。 「今は『シロ』から返す事ができるものはありそうにない。 だから今、この場では あなたの願いに応える事を代わりとさせてほしい」 今はその格好で居てほしい。 その願いに応える事で、あなたがくれた綺麗なもの達に 不出来な『シロ』は、少しでも報いる事ができるだろうか。 (-131) 2021/10/04(Mon) 18:09:02 |
【置】 愛玩用 ドゥーガル食事の時間と食事の時間の間。 或いは誰かと花畑へ出向いた後か、はたまた誰かと会話を済ませた後か。 定かじゃあないが恐らく夕刻付近に不出来は 二人 で外に出た。 誰かと会話をするように独り言を囀って、 大切な金貨を時折確かめながら探索を進める。 大丈夫、迷子にはならないよ。何故なら二人きりだから。 向った先で見様見真似で医療用のメスを振るって 裂いて 何だか嫌な気持ちになるなあ…… とか ぼやきはするけれど。 大丈夫、不出来なりに出来るよ。何故なら二人きりだから。 エネミーの目を狙って銀を走らせ、ある時は首を裂いて殺め 少ない手順で倒したならば 消えてしまう前に均等に分けていこう。 きっかり均等に、神経質そうに何度も何度も何度も余分を削って、 何度も何度も何度も重さを確かめて、破片をその場に置いて、 倒してしゃがんで分割する。倒して、座り込んで、分割する。 でも、持って帰らない。これはいらない。綺麗じゃないからね。 ―― 幾らかの報酬、または戦利品。 架空の命を摘み取った対価を得て最終的に辿り着いた先は そう。何の変哲もないペットショップだった。 (L22) 2021/10/04(Mon) 18:21:16 公開: 2021/10/04(Mon) 18:25:00 |
【置】 愛玩用 ドゥーガルだって二階層目はデパート。きっとペットショップだってあるだろう。 というよりもそれを探してここまで来たのかも。 透明な箱に閉じ込められた電子データの動物達。 猫、小鳥、他にも色々居るんだろうけれど ―― 最終的に寄り付いた先は、興味が向いた先は、犬のコーナーだった。 それも小型犬の方ではなく、仔犬の方でもなく、 ある程度育った大型犬の方。 ケースに入れるには大きすぎるから、檻みたいなものに入ってるのかも。 どっちだっていいや。今不出来に大事なのは犬だから。 毛並みの良い大きな犬の前にしゃがみこんで、頬杖。 犬は好きだ。主人が好きだったし、綺麗かもしれないから。 尻尾を振っている犬をじいっと見つめて、 ああ、うーん、… 「……犬、ほしいなあ。綺麗かもしれないものなぁ。 15匹は無理だろうから1匹だけでも。 ここまでで得たもので、どうにか……」 ゲーム内の所持金をチェック。そして犬の値段をチェック。 まあ当然足りないな。でもほしいな、困ったな。 奪ってしまうのもいいかもしれないけれど、それはちょっとね。 (L23) 2021/10/04(Mon) 18:22:38 公開: 2021/10/04(Mon) 18:25:00 |
【置】 愛玩用 ドゥーガル「うーん。僕たちの主人は想像以上に裕福だったんだな。 ここに主人が居れば買ってと言えたんだろうが、ねぇ。 ―― しょうがないか。■■■、僕らは一度出直そう。 帰って必要なものをリストアップした方が時間を有意義に使える。」 虚空に声を掛けてから不出来は立ち上がった。 吠えすらしないお利口さんな電子データを一瞥した後、 後ろ髪をひかれることもなく、不出来な二人はこの場を後にした ―― (L24) 2021/10/04(Mon) 18:23:45 公開: 2021/10/04(Mon) 18:25:00 |
【独】 愛玩用 ドゥーガル/*そういえば二人云々は可愛いメカクレちゃんとデートしたくて 先走って声を掛けた結果の辻褄合わせなんですよねぇ……。 その直前で一人でって言ってたの忘れちゃってた アル中なので。 まあガバの功名ですよ 何とかなりそうで一安心してます (-135) 2021/10/04(Mon) 18:38:20 |
ドゥーガルは、夕飯の鍋物を食べて口の中をあちあちにしている。またふーふーするのを忘れた。 (a61) 2021/10/04(Mon) 18:49:12 |
ドゥーガルは、一人は、誰かが居る時は必ず不出来であった。でも美味しいから嬉しそうだ。 (a62) 2021/10/04(Mon) 18:50:12 |
【置】 愛玩用 ドゥーガル卵、そういやちゃんと割れたのかな。 不出来は自身の前にある器を見てみた。 完璧だ。 (L27) 2021/10/04(Mon) 19:04:33 公開: 2021/10/04(Mon) 19:05:00 |
ドゥーガルは、自身のなけなしの幸運をカルシウムの代わりに噛み締めている。 (a64) 2021/10/04(Mon) 19:05:23 |
【秘】 介護用 シェルタン → 愛玩用 ドゥーガル「おや、もうその席は埋まっていたか。ならば期待に答えなければね」 電子の海の花畑に、そうっと姫をおろすだろう。いくつかの草花が敷かれて、何枚かの花びらが散ることになるのだろう。 自分も一緒に腰掛けるから、2人分。 「もちろん、あるとも。騎士様が作って贈るものはいつだって、後には残らないものばかりだ。 僭越ながら贈らせていただきましょう、不出来な姫様」 (-138) 2021/10/04(Mon) 19:09:29 |
【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 医療用 ユー三つ編みをひとつ編み、続きを編み、君の言葉に頷く。 自分の贈り物が負担にならないらしいのなら、それで十分。 きっと君は自分よりも色々なものを見てきたのだろうから、 君の考えを否定する事はしないし、敢て掘り返す事もしない。 概ね同意しながら、終いにリボンで君の草原色の尾を飾り、 「何も言わなくなったものは裏切らない。 動かなくなったものは綺麗な思い出を穢さない。 であるのならば、思い出が綺麗なものだという判断になるのも 至極当然の事だね。僕は私やユー、シロの言い分に同意する。 きっと君は今まで失望するような事がいっぱいあって、 そういう考えになったのだろうから、うーん。そうだなあ。 正さなくてもいいんじゃないか?僕はそれも綺麗だと思うし。 何よりこの贈り物を受け取ってくれるのならそれでいい。」 その場限りの贈りたがりは、手鏡を託したまま、君の横顔を見る。 別に笑顔じゃなくたっていい。シロの好きにすればいい。 不出来も好きにして、達成感で今は幸せな気持ちだ。 「そんな事ないよ?僕はシロから花束とはじめてを貰ってる。 綺麗な概念の話も聞けたし、今願いも叶えてもらっちゃった。 世の中には贈りたがりな性格のものも存在するから。 負担に思う事はないよ、ちっとも。微塵もね。 ……ああ、本当に良く似合う。よかった、よかった、… ?」 (-143) 2021/10/04(Mon) 19:40:48 |
【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 医療用 ユー幸せな気持ちのまま君の緑の尾にじゃれようと指を伸ばしたが はて何か忘れているぞ。何故君は此処に居るんだったか? 用件は、あー… … 思い出した思い出した。よし。 君の方をちらっと窺い見て、尾を指でくるっと巻いた。 「そういや君は無言で消えた僕を心配して来たんじゃなかった? 今度から食堂から去る時は君に声を掛けるべきかなあ。 君を愛でるのに一生懸命ですっかり忘れちゃってた。 あぶないあぶない。思い出せてよかった。」 (-144) 2021/10/04(Mon) 19:41:35 |
【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 介護用 シェルタン散っていった電子データの破片は気にせずに、 不出来はそのまま、近場の花を手折って、偽の命を摘んでいく。 君の言葉にくすぐったそうに笑って、目を伏せるのだろう。 「乗ったのは僕だけれど、こういうのは少し照れるね。 綺麗な色がいっぱいあるものがいいな。枕元が賑やかになる。 シェル…、いいや騎士様。指輪と冠、どちらを御所望かな?」 金貨の重さを確かめる手と偽の命を摘む手を止めての問い。 不出来は返事を聞き次第 君が望む方を作り始めるつもりだ。 冠ならば金貨はそのまま持っている。 指輪を望むなら、金貨は一度上着にしまう予定。 「ユーには…… 花冠をあげたのだけれど。 君が気に入るかは分からないから。僕は悩んでいるよ。」 (-148) 2021/10/04(Mon) 20:07:21 |
【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 介護用 シェルタンおっとすまない。見落としていたようだ。 仮初の不出来なお姫様は君が選んだものを欲しがるだろう。 自分で選んだものではなく、騎士様が綺麗だと感じるものを 確かに手元に置きたがる。……そのはずだ。 (-149) 2021/10/04(Mon) 20:12:15 |
【秘】 介護用 シェルタン → 愛玩用 ドゥーガルいくつもの花を集め、包んで、束ねて……と、慣れた手付きで作業は進む。 「それでは指輪を望んでしまおう。彼……彼女かもしれないけれど、同じものをもらうのもつまらないからね。僕は騎士だから、冠は恐れ多いというものでもある」 大きな花弁の花をいくつか、それを引き立て、飾る花をたくさん。“綺麗”に整った花束がきっと出来上がるだろう。見たものが綺麗と感じるかはわからない。、 (-150) 2021/10/04(Mon) 20:15:17 |
【秘】 医療用 ユー → 愛玩用 ドゥーガル「……ありがとう」 同意を示すあなたに、『シロ』はただそれだけを返した。 短い言葉だけれど、想いは切実なものだ。 あなたに『ユーサネイジア』を拒絶されなかった事が嬉しかった。 医療従事者として、そんな思想を抱くのは間違っていると そう咎められる事が無かった事に安堵した。 それでも。 それを許すかどうかは、自分達が決めていい事ではない。 正常も異常も、結局は人間達が決める事だ。 そうあるように定められているものだ。 だからいつか、メンテナンスを受ければ きっと消えてしまう『私』なのだ。 「…ああ、ええと… 大丈夫です、何か嫌な事があったわけではないとわかったから。 あの時は…話題が話題でしたから、気になってしまって。 …ただ、外出時は一声掛けて頂けると…私は、安心します」 毛先を弄ぶ手を気にする様子はない。 またもや徒爾な思考を打ち切って、そんな要望を一つ。 贈りたがりというのはお互い様なのかもしれないな、なんて。 この心配性の医療用グレイは、 あなたにこうして心配ばかりを贈るわけだけど。 (-155) 2021/10/04(Mon) 20:28:25 |
【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 介護用 シェルタンならば金貨は上着に戻し、一番綺麗に見える花を、…… 一番綺麗なもの。素敵なもの。尊ぶべきもの。 贈るべきもの。3/4オンスの定義から外れたもの。あるべきもの。 ▼ (-156) 2021/10/04(Mon) 20:29:44 |
【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 介護用 シェルタンあるべきものは。綺麗であるべき、ものは。どれだ。 「…………。」 考え込む間が暫し。数十秒ほど空く。 不気味な程に喋らず、饒舌をやらかさず、黙り込む。 黙り込んでいた。 ▼ (-157) 2021/10/04(Mon) 20:31:17 |
【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 介護用 シェルタン神経質な妄執をかなぐり捨てた結論は直ぐに出た。 何故なら君が今、花束を作ってくれているから。 摘み取ったのは君の髪とよく似た色合いの、淡い黄色。 何の種類化は分からないけれど少し小さいそいつを、 「確かに同じ贈り物を繰り返すのも芸がない。 ―― 騎士様?左手を借りてもいいかな、」 片手に持った状態で、もう片手は君の左手へ伸ばす。 指輪を作るには指のサイズが分からなくちゃいけない。 (-160) 2021/10/04(Mon) 20:35:14 |
【秘】 介護用 シェルタン → 愛玩用 ドゥーガル「ええ、お姫様」 姫が黙り込む間中、ずっと微笑んで、見つめていた。その顔を、閉じた瞼を、止まったままだった手や指を。花束を作る自らの手も止めていた。 そうしてこの騎士はその顔のまま、恭しく左手差し出すのだった。 (-162) 2021/10/04(Mon) 20:40:56 |
【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 医療用 ユー「仮にそれが人間に受け入れられ難い事でも、少なくとも… 今の僕は、そう考えているから。大丈夫だよ、シロ。 その考えを失ったとしても君は綺麗な子であるし、 共に過ごす時間は尊ぶべきものなのだと思う。」 そうだな、人間様からしたら異常だと判断されるかもしれない。 でも少なくとも今はこのままでいい。肯定すべきだ。 不出来は不出来なりに君を励ましたいだけなのかもしれないが、 まあ、それでも、今はそう思っているのは確かであって。 短い感謝の言葉も、心配の言葉も。枕元の花束も。 今の自分には心地の良いものであるのには違いない、から、 三つ編みの終着点のリボンの形を整え直した。 きっと暫くは緩まず、解けもしない筈だ。 「ああ、そういう心配だったんだ。本当にごめんね、シロ。 そう考えてたのなら気が気じゃなかっただろうに。 心配するのが仕事の医療用と言えども、それはなあ……。 分かった。今度から外出したり部屋に戻る時は、…うん。 君に、シロには必ず声を掛けよう。」 君がそれで安心するのであれば、それがいい。 だがそうすると別の問題が浮上するな? 手を離して、君に視線を合わせる風の動き。 不出来は頭を揺らし、背を丸めた。 「なあ、皆の前でシロと呼ばれるのは好ましくないだろうか? 謂わばこれは二人の間の呼び名みたいなものでしょう。 気にするなら今まで通り、食堂ではユーと呼ぶ、けど。」 (-167) 2021/10/04(Mon) 20:59:10 |
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