【独】 アイドル 三上 麗央/* うんまあ、先輩が真由美さんに惹かれるのはわかるし、真由美さんともお似合い。みんなが幸せになってくれないかなー… (-179) 2020/07/30(Thu) 20:38:06 |
【人】 アイドル 三上 麗央━花畑━ [雨に打たれた花が勢いに負けて項垂れて見える。その中で佇む彼女は空を見上げていて。伝う雨の滴が涙のように見える。 零れた声は微かで、耳に届くのは雨の音ばかり。 自分ももうほぼずぶ濡れだ。台風の夜、風と雨の音に目を覚まして外に飛び出して遊んで、両親に叱られた子供の頃を思い出した。ずっと忘れていたのに。 翌日から熱を出して、雅お姉ちゃんがお見舞いにきてくれたことまで思い出していた。 ラッシュガードを脱いで、後ろ姿に近づく。雨のせいか前髪が目元を覆っていてそれが誰か気づけないまま。 そっと、頭からラッシュガードを被せてみる。余計なお世話かもしれないが。頭と肩周辺を覆うだけだし、ずぶ濡れになってからでは役に立たない。雨の中では、涙を隠すことすら用立たない。] 重くて邪魔だったら、捨て置いてくださってかまいませんので。お身体を冷やさないうちに帰ってくださいね。 [ご老人だと思っているから、なるべく丁寧にそう言って、その場を去ろうと踵を返す*] (295) 2020/07/30(Thu) 21:07:20 |
【赤】 アイドル 三上 麗央[真珠ちゃんからの返事に、頭を抱えた。紳士だと、思われているのだろうか。 責任重大だ 選んでと言ったのだから、彼女の選択を尊重しよう。] 『909。 …待ってる。』* (*4) 2020/07/30(Thu) 21:34:23 |
【人】 アイドル 三上 麗央━花畑━ [追ってくる気配。腕を引っ張られて振り返る。 これだけ間近で見れば、見違えるはずもない。] なん、で。 あ、俺みたいに髪の色を抜きすぎた? [それでも、自分の色は灰色がかっていて真っ白ではない。 そっと手を伸ばして、その白に触れようとする*] (301) 2020/07/30(Thu) 21:41:53 |
【人】 アイドル 三上 麗央━花畑━ [落ちたラッシュガードはもう意識の外で。 揺れる瞳に気づかないわけもなくて、触れかけた手を止めてぎゅっと拳を作る。] ごめん。 [触れようとしたことと、軽口に対する謝罪を口にする。それをどう解釈されるかはわからないが。] 思い出の中だけなんだね。あの頃の俺も、あの頃のお姉ちゃんも。 [そんな当たり前のことを言うのは、まだどこか、彼女に対して甘えているのだ*] (322) 2020/07/30(Thu) 22:38:06 |
【人】 アイドル 三上 麗央━花畑━ 変わったのは、俺も。 [心のどこかで、彼女の前でなら無邪気な頃に戻れると思っていた。 彼女の問い、触れられた手。自分の穢れを移してしまう気がして咄嗟に払い除ける。 だって、髪の色が違っても、この目に映る雅お姉ちゃんは綺麗なままだったから。] ごめん。聞かれたく、ない。 [後ろめたさに、ふい、と視線を地面に落とした*] (339) 2020/07/30(Thu) 23:31:57 |
【人】 アイドル 三上 麗央━花畑━ ──── 俺も。 [お見舞いの桃缶の缶蹴りも、お絵描きも、おにごっこも。小さかったから全部は覚えていないけど。 雅お姉ちゃんと一緒に遊べるのが嬉しかったし、一緒に歌ったから歌うのが好きになったし、星座の名前は覚えてなくても星の煌めきは胸の中にある。 なにも言えず、声を聞いていた。あの頃より少しだけ低いかな。でも変わらずに優しい声。] (374) 2020/07/31(Fri) 2:49:32 |
【人】 アイドル 三上 麗央[>>369提案に、ゆっくりと首を振る。] 仕事は、嫌いじゃないんだ。 [歌も、ダンスも、演技も、好きで。 売れたいと近道したのがいけなかっただけで。それは自分がいけなくて。] でも、心配してくれて嬉しいよ。 [どうしてかな、雨水がしょっぱい。ぽたぽたと、顎から落ちていく。 雅お姉ちゃんが、まるでこの世からいなくなるみたいなことを言ってる。 でも、自分には引き留める資格がない。] (375) 2020/07/31(Fri) 2:50:28 |
【人】 アイドル 三上 麗央[ラッシュガードを受け取る。震える唇が紡ぐ言葉も、情けなく震えている。] 俺も、幸せだった。雅お姉ちゃんのこと、忘れないから。忘れたくないから。ワガママばかりでごめんね。 [忘れてと言われるならそうするしかないけど、綺麗な雅お姉ちゃんを覚えていたいから**] (376) 2020/07/31(Fri) 2:51:18 |
【人】 アイドル 三上 麗央━909号室━ [何度見ても、ドーンと存在を主張するダブルベッドが気まずい感じではあるが、気にしすぎているのだろう。 スイートルームではないのだ、ベッドと応接セットが同じ部屋なのは仕方ない。 モダンがテーマの部屋らしく、モノトーンでシックにまとまっている。具体的に言えば焦げ茶と白。他の部屋のテーマは違うらしく、パンフレットに載っていたのはオレンジ色で華やかな印象の部屋だった。 白いダボッとしたTシャツに黒いスキニーパンツ、少しだけ香るムスクの香水、髪も整えたし、ヒゲもあたってある。 意識はしているが、如何にもそうととられるのは格好悪い。 氷も用意したし、飲み物は欲しいものが冷蔵庫にないならルームサービスで取ればいいし、食べ物もそうだ。 準備はできているのに、落ち着きなく真珠ちゃんが来るのを待った。 スマホに連絡が来れば慌てて扉の方へ。深呼吸してから扉を開ける。] よく来てくれたね、真珠ちゃん。さあ、入って。 [迎え入れてソファに案内する。] 座って。なにか、飲む? [リクエストを聞いて飲み物を用意して真珠ちゃんの隣に座る。自分の分、オレンジジュースをひとくち。] 来てくれてありがとう。 [まずはお礼を**] (377) 2020/07/31(Fri) 2:53:16 |
アイドル 三上 麗央は、メモを貼った。 (a101) 2020/07/31(Fri) 2:55:05 |
三上 麗央は、ここまで読んだ。 2020/07/31(Fri) 3:02:22 |
【人】 アイドル 三上 麗央━花畑━ [ジンジンと痺れる頭の芯に、雅お姉ちゃんの言葉が沁み込んで行く。 あの頃、離れなくてはいけなくて寂しかったことを思い出した。] お姉ちゃんの、家族になれなくて、ごめんなさい。 [謝ることは"コレ”ではない気もしたが。] 三上麗央は、お姉ちゃんが幸せをずっと願っているから。 [ここでの再会がなかったことになるのなら、心に残った少年の自分は願い続ける。 これまで役に立たなかったように これからも用を為さないのだろうけど あの時は、またねって別れた。 もう会えないと思ったのはいつだったか。 閉じた瞼の裏に浮かぶのは、憧れた少女。] さようなら [決別するのは、ここで彼女に会った記憶に────**] (394) 2020/07/31(Fri) 8:25:10 |
【赤】 アイドル 三上 麗央[どうやってホテルの部屋に戻ったのだったか。気づけば、お風呂に入っていて。温かいお湯に浸かった指先が触覚を取り戻していく。 両手で掬ったお湯をパシャリと顔にかける。] そろそろ真珠ちゃんに返事を送らないと。 [冷えていた身体を温めながら>>*1への返事に頭を悩ませる。 真夏に、どうしてこんなに冷えていたんだっけ。 まあいい、今はあの娘のことを考えたい。 あの娘を傷つけたくない。 それでも傍にいて、くるくると変わる表情を見たい。 笑い声を聞きたい。 考えて考えて、逆上せて。そして結局>>*2真珠ちゃんに丸投げな返事を送ったんだ>>279**] (*9) 2020/07/31(Fri) 8:27:13 |
アイドル 三上 麗央は、メモを貼った。 (a107) 2020/07/31(Fri) 8:29:18 |
【人】 アイドル 三上 麗央━909━ [真珠ちゃんのふわふわしたスカートに、水着とはまた違う女らしさを感じる。唇もふっくらつやつやで、ひたと見つめられて、身体の向きを変えて真っ直ぐに向き合う。] これはオフレコなんだけどね。うちのメンバーの莉央が引退するって言い出しててね。ほら、センターの華やかでオレサマな感じのアイツ。 [しぃー、と口元で人差し指を立てる。] 真珠ちゃんなら誰にも言わないと思うし。 [どうしてそこまで信頼を寄せられるのか。まだ出会ったばかりだけど、未だにここに自分がいる事が外部に漏れていないから、という面もある。] さっき事務所から連絡が来てて、このままアイツが抜けるならユニット解散の可能性が高いって。 [マネジャーからの電話にでなかったから、メッセージ出来たのだが。] 解散はともかく、全員引退ってことになったら。 アイドルじゃない俺に、価値なんかあるのかなって。 [まつ毛を伏せて、膝の上で組んだ自分の手に視線を落とした後、視線を上げて 困ったような顔で笑った*] (424) 2020/07/31(Fri) 17:39:42 |
アイドル 三上 麗央は、メモを貼った。 (a115) 2020/07/31(Fri) 17:41:18 |
【人】 アイドル 三上 麗央━909━ 俺も、莉央が居なくなっても続けていけるって軽く考えてたんだけど、話し合いが紛糾してるらしくて、尚央も、莉央がいないなら辞めるって言い出したとかで。 それなら解散だって話になったらしくて。 [別に、解散イコール即引退ってわけじゃない。] ドラマも見てくれてたんだ?ありがとう。いっそ俳優目指そうかな、とも思ってるけど。 [成功するならいいが、低迷するようならまた心が弱くなって誘惑に負けてしまうかもしれなくて、それがとても怖いのだ。 真珠ちゃんが励ましてくれる声を聞き、握られた手を両手で包んで持ち上げて、唇を寄せる。] 心強いよ、ありがとう。 [傍で支えて欲しいって思ってしまったけど、幸せなこの娘を不幸せにするのは、この娘を愛する家族が、友達が、悲しむだろうし、なによりそれは自分も辛い。] (473) 2020/07/31(Fri) 21:49:00 |
【人】 アイドル 三上 麗央[目を合わせたまま、瞬きを数回。真珠ちゃんの手を包んだ両手を膝に降ろして。] 俺、頑張る。仕事だけはなくさないように、なんとか。 だから、俺に魅力を感じるうちは、ファンでいてくれる? [チリ、と胸が灼ける。どうしてこんな気持ちになるのか、知らないフリをして微笑んだ*] (474) 2020/07/31(Fri) 21:49:29 |
アイドル 三上 麗央は、メモを貼った。 (a123) 2020/07/31(Fri) 21:52:34 |
【人】 アイドル 三上 麗央━909━ [ズボンに染み込む小さな滴。その部分だけ黒が濃くなる。 紡がれた言葉と滴に驚いて、右手で包み込んでいた手を引き寄せて、左手を腰に回して抱き寄せた。真珠ちゃんが膝の上に座って、対面で密着して、自分の背中が背もたれに当たった。 掴んだ手を離して、右手で頭を抱き寄せる。] 泣かないで。 [右手で髪をゆっくり撫でて、頬の滴の跡に唇を寄せ、微かな塩味を舌先に感じた。 腕の中の柔らかさに、昼間に見た水着姿がフラッシュバックするから、頭の中で素数を数えて努めて落ち着こうとする。] 悲しませたくないんだ、君を。だから。 [宥めて彼女が落ち着けば、 落ち着けば このぬくもりを、手放さなくてはならないのに。] (493) 2020/07/31(Fri) 22:55:55 |
【人】 アイドル 三上 麗央━909━ [首筋に、柔らかくて確かな熱を感じて 衝動が理性を灼き尽くそうとする 理性が紙すぎるよね…… 唇に迫る熱を受け入れてしまえば、 舌が、口内に侵食を始める。 右手で頭を抱き寄せて、深く、もっと深くへと。 腰を抱いていた手を、Tシャツの裾から内へ。脇腹の素肌に直に触れ、物足りないと思える程にそっと優しく撫でる。 口内を蹂躙し尽くしてから、唇を離せば、君はどんな表情をしているだろう。クス、と笑い声を洩らして再び寄せて唇を舌先で舐ってから、両手を離して] 逃げないと食べちゃうよ? [衝動を押しとどめる最後の理性 君が好きだから *] (523) 2020/07/31(Fri) 23:50:12 |
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