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【秘】 仕立て屋 エリー → 飄乎 シヴァ「しらばっくれんならいいや。 それ以上煽らないなら殺さないでおこう」 とは言うものの、指輪の針はしまわない。 集められた痣持ちは自分と同じような境遇と勝手に推理している。 「で、何しに来たの。こんな変なことまでして」 (-29) 2024/02/06(Tue) 0:23:26 |
【秘】 飄乎 シヴァ → 仕立て屋 エリー「あ、俺ちゃんがなんかしたって思ってんだ?? そんなになんかそんななんだ…? …いや俺ちゃんココの夢の理由知ってるだけで何かしたワケじゃねェんよね一応」 「この腕輪作ったヤツさー、聖女様のご祝福を受けた上で、 もっとのご祝福って欲しくない人だったらしいンよ。 痣はほしいけど光るのは要らないってコトね、変だろ?」 曰く、その人物は聖女祭りの痣について色々研究しており、どうして痣が光ったのかを聞くために、痣が光った人とコンタクト取るためのアイテムも作っていたらしい。 そんな特殊な目的を持っている理由なんて、ごく限られるだろう。 きっとその人も転生者だった。 この腕輪自体が結構な研究成果だったんじゃねェかなァ」 鍵にしたり呪いの腕輪に移行したり。腕輪自体はロストテクノロジー時代の品であるから色々と詰め込めたのだろう。 「そんなワケでココはお喋りをするとこっぽいよ。 …てかしらばっくれじゃなくて反応見るまで ガチだったんだって。そんなにいる???って気分」 目的語は省かれているが、似た境遇であるのではと彼も思ったらしいことは察せるだろう。 (-34) 2024/02/06(Tue) 1:55:59 |
【秘】 仕立て屋 エリー → 飄乎 シヴァ「違う。 シヴァが私を呪う理由がないでしょ。 嫌がってるのわかってるクセに煽ってるように見えたから。 今ならそれだけの理由で人を殺せる。躊躇せずに」 一人称に気をつけられない程度には、苛立っているようだ。 そこにあるのは失意と殺意。聖女とこの世界への怨嗟。 「研究はこっちもしてた。 痣を光らせる毒と、痣の奇跡を消し去る毒。 前者は副産物だけど、どっちも痣からの魔力でお釈迦になった。 ……呼ばれた時、言われたことで全員"そう"だと思うでしょ。普通」 ガリガリと胸を掻く。 服の上からでも、血が出そうなくらいに。 (-36) 2024/02/06(Tue) 3:40:02 |
【秘】 宝石集め カリナ → 仕立て屋 エリー――それは痣が光る者が現れる前の日。 明るい祭の光景の中で疲れていた自分に話しかけてくれたあなたを捕まえれば、奢りの言葉もほどほどに受け流しながらエールを頼んで一気に煽った。 話したのはちょっとした店を出す上での小競り合い。 既に解決したが一日かかったこと。出費がかさんで貯金が少なくなったこと。そして、女の冒険者だからといって足元を見られたこと。 それとは別に――恋愛絡みの話だ。 「なによわたしだって、ちょっとは強くて美人で。 店もやって悪い女じゃないのに、……どこの男も大切にしてくれやしないわ。 好きで一人で居るんじゃないわよ、選んで何が悪いの」 (-37) 2024/02/06(Tue) 5:38:41 |
【秘】 仕立て屋 エリー → 宝石集め カリナ小競り合いの愚痴には相槌を打ちつつ、ノンアルカクテルに口をつける。 明確な解決策などを提案したりはしない。 解決したことなのだし、何よりも愚痴に必要なのは共感だと自分は思うからだ。 そうして一頻り話をきいて、恋愛絡みの話に移った。 「まぁ、自分より強い女は嫌だとか、綺麗より可愛い系がいいだとか、自分のことを棚に上げてる意気地無しな男はいるからねぇ。 ま、でもバカな男が多いんだね。 こんな綺麗で店をやれる度胸もあって、内面もこうして可愛らしい女の子を大切にしないなんて。 僕の生まれたクズの掃き溜めならともかく、普通は大切にして、誰にも渡したくなくなると思うんだけど」 じぃ、とあなたの容姿を改めて見る。 整った顔立ちに美しいスタイル。 切れ長な瞳は強気な雰囲気を感じさせるが、こうして目を伏せていると色気すら感じる。 こんな女性を大切にしない男はなんて馬鹿なのだろう。 (-38) 2024/02/06(Tue) 6:14:03 |
【秘】 飄乎 シヴァ → 仕立て屋 エリー急な私に、ん?とは思ったが一度流した。 俺ちゃんだって俺ちゃんがエリーに 害与えるとか思われてたら心外だワ?」 「そういうワケでここの夢は俺ちゃんが 自分でやったアレソレじゃねェってコトよ。 またなんか誰かと夢でお話できるンだろなとは 思ってたけど、人は選んでませ〜ん」 「てか俺ちゃんあってもおんなじ人半分くらいって 思ってたのはマジなんよ。祝祭なんに毎回毎回 痣光った全員が暗くしてたら異常じゃん??」 実際そんなふうになっているのだが。彼は別に全員の反応を拝んではいないもので。 「あーほらほらそんなしても痛ェだけじゃん、おやめ〜?」 どうどう、ジェスチャーしつつ数歩近寄る。針がしまわれなくとも。本当に血が出そうなまでにやるのなら止めるつもりだ。 針の毒が即死毒でない可能性は考えたが、止める気で動くことの方が優先された。 (-45) 2024/02/06(Tue) 11:42:58 |
【秘】 仕立て屋 エリー → 飄乎 シヴァ「……変な腕輪。 持ち主と痣持ちを強制的に引き合わせて何がしたいんだか」 意味がわからない。意図がわからない。 対象を選べるのならまだしも、意思が絡まないだなんて。 「半分もいたら十分でしょ。 今回が特別か、ゴミどもの熱狂でかき消されたか。 どっちにしろ、絶望してるやつを褒めたたえるあのゴミどもは異常…… 来ないで 」指輪の針をあなたに向ける。 仕込まれているのは神経毒。 解毒をしなければ十数分で末端が麻痺し始め、一刻程度で全身麻痺。 そして更に一刻ほど経てば呼吸もできずに死に至る代物だ。 護身用にしては過剰だが、暗殺用にしては手緩い。 そうしている間にも、胸元の……左胸の痣の辺りを搔き毟る。 (-52) 2024/02/06(Tue) 17:46:52 |
【秘】 宝石集め カリナ → 仕立て屋 エリー「……わかってくれる? でも誰にも渡さないなんて甘い台詞聞いたことないわ」 追加のエールを頼みながら頬杖をつけば少しスッキリしたように顔を上げた。 「別に物凄い自信があったわけじゃないのよ。 ただ……ちょっと夢を見て、叶わないなって思い知って。 今日で吹っ切れさせて次の糧にしようと思ったの。 ごめんね付き合わせて。こうして吐き出せてるだけで十分ありがたいわ」 二杯目が届いて、また口をつければ三分の一程飲み切って。 「それにしてもエリーの国は酷い言われようね、そんなに嫌なことおきたの?」 (-61) 2024/02/06(Tue) 21:20:59 |
【秘】 薄荷 アンジュ → 仕立て屋 エリー「どうあれ商人のはしくれですから、お金とは切っても切れない縁がございます。それも醍醐味というものかもです」 あなたが良ければ目的の店まで案内しながら続きを話していくだろう。 「はい、リップと……あと保湿できるものがほしくて。 あんまり派手なのは確かに好みでもないし似合う感じでもないなって思ってて……でも人前に出る仕事なら繕うくらいはできたほうが良いとは教わってて、まずは軽いもので……みたいな」 そうこうしている内に目的の店にたどり着いたらしい。 ほのかに甘く、清潔感のある香りと雰囲気が漂っている。 (-65) 2024/02/06(Tue) 21:44:21 |
【秘】 仕立て屋 エリー → 宝石集め カリナ「そう? 大切な物は誰にも渡したくないでしょ」 さも当然かのように。 少なくとも、自らが培った技術は誰にも渡したくない。 「夢見たって……告白ったりしたの? って聞くのも野暮か。ごめんね、忘れて。 謝らなくても、僕はカリナと話せてるだけで楽しいし」 ちびちびとアルコールのないカクテルを飲み、大きなため息を吐く。 「……ダンソン地方わかる? まぁ、田舎の方だから知らなくてもおかしくない場所なんだけど。 そのジョヒ地区らへんの出でさ。 そこがもうヤバいんだよね。女に人権ないみたいな。 それが常識だから誰も異議を唱えないし、 唱える女はだいたい見せしめで辱められるし。 そういうゴミみたいな場所だったら、カリナみたいな美人でも大切になんかされないだろうから。 僕でも匿うくらいしかできないだろうし……」 (-66) 2024/02/06(Tue) 22:09:52 |
【秘】 仕立て屋 エリー → 薄荷 アンジュ「ふんふん、なるほど……」 繕う程度。 化粧に興味があって進んできたというわけではないのか。 まぁ、それでも楽しんで買い物ができるならそれでいい。 なんだかんだと考えている間に、店へ辿り着いていた。 香水も売っていそうな甘い香りがする。 「保湿なら化粧水とか乳液とかは必要だね。 リップは肌と色を合わせて見たいし…… まず何から見よっか?」 (-67) 2024/02/06(Tue) 22:17:58 |
【秘】 薄荷 アンジュ → 仕立て屋 エリー本格的に化粧も覚えたいけど、まだいいかな、という気持ちもある。 それよりも仕事に注力はしたい。ともあれとはいえ今後のためにもそれ自体は必要なわけで。なんとも難しい塩梅だ。 「じゃあまずは化粧水と乳液一式を……これと、これを」 植物、自然由来のものをチョイスしていく。 肌をトーンアップして見映えを良くしながら、目的の保湿も見込める上に値段はリーズナブルなものだ。 どうしようか見比べつつ、香りのあるものも手に取り始める。 「人と対面する時なら、私自身からは匂わない方が良いのでしょうか。 お店とかの雰囲気作りには……お店をコーデするなら香りは大切だと思いますけど……エリーさんはどう思います?」 (-69) 2024/02/06(Tue) 22:53:54 |
【秘】 仕立て屋 エリー → 薄荷 アンジュ「ううん……僕としては薬の香りと喧嘩しないなら、 アンジュからはいい香りがした方がいいと思うよ。 いい香りは印象をよくするしね」 だけれど、薬草類の香りと喧嘩しない香りを探すのは簡単ではないかもしれない。 いや、店員に聞けばそういったものもあると教えてくれるだろうか。 「あ、でも匂いが強いのは逆効果だからね。 ふわりと香るくらいのものがおすすめ。 今のアンジュは……」 と言って、あなたに顔を近づける。 どのような香りがするのだろうか。 (-70) 2024/02/06(Tue) 23:23:54 |
【秘】 薄荷 アンジュ → 仕立て屋 エリー「お、おぉぉ。エリーさんもそう思いますか。 殿方からのご意見はいくらあっても困りませんから、とても参考になります」 あれとこれと、あれは違うこれが良いかも。 色々な化粧水や乳液なんかを吟味して選び、肌質に合うものをチョイスしていく。 「そうですね。私は……おぉ?」 顔が近い。己から香るのはほんのりとした薬のようなかおり。 それも少しすっきりとした、ハッカの香りを感じるかもしれない。 強いて言えばミントや柑橘系、後者はほどほどにすれば喧嘩せずにすむのかもしれない。 (-83) 2024/02/07(Wed) 9:45:58 |
【秘】 飄乎 シヴァ → 仕立て屋 エリー「元々はご本人がもう一度参加するための 備えみたいな感じだったからなァ〜」 本来であれば、儀に参加した本人が、痣の光った者にその原因の心当たりを問う為の尋問の場としての夢になるはずだった。その彼にもう一度は結局なかったらしいが。 夢見の効果自体は、外す方が手間であったりしたのだろうか。とりあえず現状を見るに、元々用意していた役割を特に外さずに後年の転生者向けの呪いの効果を付け加えられたとシヴァは推測している。 まぁ、その話は置いておいて。 「夢でまで痛くするなよエリー。 現実でも散々掻き毟った後だろ? ああいや、夢だから むしろ満足するまでやれば?ってとこなんかな…」 → (-89) 2024/02/07(Wed) 14:04:08 |
【秘】 飄乎 シヴァ → 仕立て屋 エリー「…てか俺ちゃんそんなにこわい? 害与えるつもりない云々話したじゃんね、信用ならん? うんうんならんくて正解だと思う。別に俺ちゃん達ってば 仲良くないしね、久々に会ったってだけで」 さらなる拒絶に足を止め、一歩二歩離れる。この反応は、無理に近寄るものではない。信用云々ではなく、あなた個人の問題に見えた。 「さっさと覚めちゃった方が エリーにやさしいのカシラねこの夢。そこらへんどう?」 すとん。腰を下ろし、離れた適当な場所に胡坐をかく。 姿勢からして警戒してはないし、何かができるとするならあなたの方が先であろう状態のままだ。 (-90) 2024/02/07(Wed) 14:04:51 |
【秘】 宝石集め カリナ → 仕立て屋 エリー「……私の傍にいた人たちが冷めていたのかもね。 ああでも物はそうね、いつか壊れはすれど惜しくなるし。 あくまで人に対してよ」 「似たようなもの。ありがとね」 未練よりは苦々しいような、何かに対して気遣うような言葉選びは自分のことであるのに少し他人行儀のように感じさせた。 「聞いたことはある。 だけどそこまでとは思わなかったわ、出て正解よ。 私だったら偏見持っちゃう、でもエリーはそこが嫌で出てきたのよね? 女の子大事にしたかったりお嫁さん探したりなのかしら」 (-94) 2024/02/07(Wed) 15:12:13 |
【秘】 仕立て屋 エリー → 薄荷 アンジュ「第一印象って大事でしょ? 見た目以外に声、香りもそれに入るからさ。 特に客商売なんて中身見せること殆どないんだし」 ぼろきれを着た何者かが売る商品と、見目麗しい女性が売る前者より少し高い同じ商品であれば後者の方が売れるはずだ、などと講釈を垂れて。 化粧水の成分は恐らく薬師のあなたの方が詳しいだろう。 特に口は出さず見ていた。 「薄荷……柑橘系……うん、今の香りなら喧嘩しないと思うし、 もう少し強くても問題ないかも。 いい香りだと思うよ、アンジュ」 (-103) 2024/02/07(Wed) 23:43:14 |
【秘】 仕立て屋 エリー → 飄乎 シヴァ「もう一度……?」 もう一度なんてあるのか? あるのならばその時を…… いや、そんな定かではない希望を抱いたって苦しいだけだ。 「……怖いとかじゃない。警告してるだけマシなはず」 ガリガリ、ガリガリ。 綺麗に手入れされた爪であれ、多少は鋭い。 夢でも掻き毟れば血が出るのだろうか。それならば、そろそろ。 「どうでもいい。これから覚めても地獄が待ってるだけ。 この世界で穢れた私が生きてる限り、夢も現も変わらない。 ……あぁ、でも起きた方が都合はいいかな。 痣を削いでみたり、試せないし」 (-104) 2024/02/07(Wed) 23:50:50 |
【秘】 仕立て屋 エリー → 宝石集め カリナ「物と一緒だよ。 あ、人間本人がじゃなくて、人間関係がね。 大切な相手との関係は大切に、手放さずにいたいでしょ」 「……それにしても、自分のことなんだよね? シミュレーテッドリアリティ拗らせてるとかじゃなく。 まぁ、そういう風には見えないけど」 なんだか自分を別人として俯瞰しているかのように見える。 まぁ、個性の範囲なのかもしれないけれど。 「聞いたことあるんだ。まぁたまに悪評流れるしね。 あー……僕の場合は狂った環境が嫌になったからかな。 あと、抜け出せるだけの能力があったから抜け出せた。 ……少しセンシティブな話かもしれないけど、 」神殿で自分のステータス聞いたことある? もしよければ、一部でいいから教えてくれないかな。 僕も開示するからさ、本当の情報を。一切の嘘偽りなく (-105) 2024/02/08(Thu) 0:02:56 |
【秘】 薄荷 アンジュ → 仕立て屋 エリー「声……そっか。あんまり意識してなかった……」 身なりに気を遣い始めたのも最近のことだが、己から発せられる情報、商人としてのある種のステータス。 店の並び、品数のラインナップとそういうものばかりを重視しているけれど、そうした外面で得られる情報の意識をそれほど感じたことはない。 目からうろこを落としたようにぱちぱちと瞬いて、無意識に自分の喉元に指を当てた。 こうした少女らしい風貌でいる内はともかく、いずれ必要になることのはずで。 見目麗しい後者側の女性になるためには、早期に理解しなければならない事柄だ。 ひたすら化粧品を吟味して、肌質にあいそうなものを選びつつ、リップもチョイス。 「……それなら、これにしてみます。ちょっとだけ、オトナっぽい感じに……なれそうですし」 そう言いながら、ベルガモットとローズ系をチョイスしてみることにした。 てきぱきと選び抜いて、購入のために店員に声をかける。 (-107) 2024/02/08(Thu) 1:00:03 |
【秘】 仕立て屋 エリー → 薄荷 アンジュ「例えばそうだなぁ……んんっ、あー、 あー…… 」男性の中では高めなハスキーボイスが、更に高くなっていく。 「 もしもこういう風な声なら喧騒の中でもある程度通るし…… あ、あー…… 」次はどんどん低くなり、声が太くなる。 「 こんな声なら女性が入る服飾店では怖がられそうだよね。 こほん、だから声も重要な情報だよ。店員を目当てに来る客だっているんだから」 なんて言ってから、あなたの化粧品選びを眺めている。 時折、この色なんてどう? と提案をしつつ。 ……こうして化粧品を眺めて選ぶのはいつ振りだろう。 「はは、無理して大人っぽい感じにならなくてもいいんだよ。 でも何事も経験だし、いいと思う。 一番大事なのは、自分に似合うものを選ぶことだからね。 あとは自分の気分を上げるようなのとか。 お洒落って、自分のテンション上げるためにするようなところもあるしさ」 店員はすぐにやってくるだろう。 購入の時は当然のように財布を出して、改めて支払いはこちらが持つと言った。 これも経費に入れられる。簡単だ。 (-109) 2024/02/08(Thu) 2:47:48 |
【秘】 宝石集め カリナ → 仕立て屋 エリー「……ええ。そうね、できるだけ変わらずにいて欲しいと思っているわよ」 「シミュ……? 一応自分のことよ。 ただ小さい頃ってどうしても世界がキラキラに見えていたから、今とギャップがあるのは否めないわね。 ものの見方は変わったわ」 それこそ女の子は白馬に乗った王子様が迎えに来てくれるだとか。危ない目にあったらヒーローが迎えに来てくれるだとか、そんな感じで夢を見るのをやめたのだと。 遅すぎているかもしれないけれど。 「あ、うん、色んな情報は集めてる方。 そう、あんまり事情をわかったつもりになる気もないけど、今が楽に過ごせてるのが一番ね」 「ステータス? うーん……教えてあげてもいいけど。 別にあなたの分は言わなくていいよ、代わりに私から聞いたランクは内緒にして頂戴」 あなたの質問の意図はすぐに思い当たらなかったが、困ることでもないので答えることにすれば、いつか教会から教えてもらった数値>>0:a1を教えただろう。 (-117) 2024/02/08(Thu) 15:20:21 |
【秘】 飄乎 シヴァ → 仕立て屋 エリー「もう一度云々ってこの人の思い込みなだけだから知らね。 俺ちゃんも現にお告げで一度きりとかどうとかは 言われンかったしやっぱわかんなかったなって感じ」 「てか穢れた私とかすげェコト言うね、宗教上の理由? ああこの宗教って神様云々じゃなくて、こだわりとか、 単純に信じているモノとか、そんなくらいのヤツね」 「あ、これ中身聞いているわけじゃなくて 反射で口から出ただけの言葉だから全然流してていいよ」 若干オーバーに両手を動かして、一呼吸の間が置かれた。 「…何、俺ちゃん知り合いが目の前で自傷行為していても 結局止めンし事情も別に聞いてやらン薄情者だけどサァ、 可能な限り望む通りになればいいとは思うワケ、 聞こえた小さなコトくらいはね」 すい、と右手を伸ばしつつ、そんなことを言う。何が言いたいのだろう、なんて思ったかもしれない。 痣を削いでも試しても無駄だと思うとか、そうしたことは彼は言わない。どんなに見込みが低くても実際にするまでは分からないし、成果がなくてもその行いに意味はあると思うので。 → (-120) 2024/02/08(Thu) 16:17:02 |
【秘】 飄乎 シヴァ → 仕立て屋 エリー/* 御機嫌よう、お付き合いありがとうございます。いけるかなと思ってやりました。PL文にて補足をさせていただきます。 銃弾は普通に急所狙いのダメージを与える弾だったことにしてサッと目覚めても構いません。 銃弾はマヒや睡眠の弾だったことにして、夢で意識を取り戻して情報を得てから改めて現実で目覚めても構いません。 この夢で得なくても、普通に起きた時に妙な光景を見たとか、そういうことをされてもOKです。 そもそも別に情報とかなくていいならスルーでいいですしね! シヴァの方はエリー嬢を撃った後に自分を撃ってさっさと目覚めました。(別に可能性を消し切れるわけではないけど、)女の子だと思ったエリー嬢の意識がない間に何かをした時間なんてなかったという事実を自分の中で作りたくて。 そんなところでしょうか。ぶん投げが過ぎる点は申し訳なく思いますが、どうぞ良きように調理してくだされば幸いです。 (-122) 2024/02/08(Thu) 16:20:58 |
【秘】 仕立て屋 エリー → 宝石集め カリナ「でしょ? だから僕がそういう男なら、カリナのことずっと大切にするのになって。 あ、もちろん何か特別な事情がない限りね。 ……まぁ、わかるよ。普通はそうなんだろうなって。僕はほら、生まれがアレだから夢も何もだけど」 目を一瞬細めて、先程までと変わらない表情に。 見方が変わったのは、別の理由なのだろうと思ったのは顔に出さない。 きっと彼女も仲間なのだろう。勝手に思っておく。 「うん、今はかなり楽だよ。楽しいしね。 こうしてカリナと仲良く話せてるし」 「……普通そうだよね。もちろん内緒にするよ、二人だけの秘密っていうには教会も知ってるけど。 で、言わなくていいって言ってくれたけど、僕のは……まぁふたつだけでいいか。 AGIがA、DEXがS なんだ。ほんとはあそこ、女子供は出られないように色々細工があるんだけど、全部バラして、見つかっても逃げきれた。 ……で、何もできない金も持ってない子供が一人で生き残るには、このステータスを悪用するしかなくて。 言ってる意味、わかる?」 酒を飲んでいるわけではない。 ただ、恐らく仲間であろう人を見つけた喜びで口が軽くなっている。 ……全員、同じ境遇だろうとは勝手に推察していたけれど。 (-124) 2024/02/08(Thu) 16:33:29 |
【秘】 仕立て屋 エリー → 飄乎 シヴァ銃声が聞こえた。 普段なら避けることなど他愛もない。 銃口と指の動きさえ見ていれば弾をナイフで弾くこともできる。 けれど、これで楽になれるなら。 そう思ってしまった。夢の世界で撃たれても、楽になるはずがないのに。 寧ろ、ここが安息の地だったのかもしれない。 曖昧になっていく意識の中、このまま全ての夢が覚めればいいのに。そんな都合のいいことを思っていた。 (-127) 2024/02/08(Thu) 17:23:32 |
【独】 仕立て屋 エリー夢から覚めた後、最初に見たのは周りの景色だった。 日本に帰れていたら。そんな都合のいい夢を望みながら。 当然、そんなことはなく、今となっては見慣れた部屋だ。 「……そんな都合よくはないか。 ナイフ、どこにあったっけ」 就寝時にまでナイフは携帯しない。 針さえあれば身は守れるし。 起き上がり、ナイトスタンドから適当なナイフを取り出す。 こだわりはないが、中でも切れ味の良さそうなものを。 服を脱いで、窮屈なサラシを解いて。 品質の悪いタオルを噛んで、左胸に浮かぶ光った痣を睨みつけた。 (-129) 2024/02/08(Thu) 18:39:11 |
エリーは、胸にナイフを突き立てた。 (c2) 2024/02/08(Thu) 18:49:33 |
【独】 仕立て屋 エリーナイフで痣を抉る。抉る。抉る。 血が流れ、皮膚が、脂肪が剥ぎ取られていく。 痣が取れるまで。見えなくなるまで。 ぐちゃり。ぐちゃり。 鮮血で紅く染まっても、痣は光り続ける。 皮膚も、肉も、削ぎ落としたのに、そこに痣は"ある"のだ。 どうしようもない。これは呪いだ。 解呪のできない呪い。そんなものが物理的に剥がせるはずがない。 流れる血もそのままに再びベッドへ倒れ込んだ。 願わくば、このまま夢へと落ちて……二度と覚めませんように。 (-130) 2024/02/08(Thu) 19:18:04 |
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