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【人】 8435 黒塚 彰人>>137 迷彩 少年を見下ろして、「だろうな」と相槌を打つ。 それから平常の延長線上、嫌にあっさりと齎された誘いを同じように受け入れた。 「ああ、教えてやる。 ……お前、場所はどこがいい」 わざわざ日々を過ごしていた部屋でなくとも、解放された部屋はいくらでもあるのだろう。 一応は尋ねておくかと、そのくらいの気遣いは見せた。 (149) 2021/09/16(Thu) 20:02:56 |
【秘】 9949 普川 尚久 → 8435 黒塚 彰人 黒塚の幼子のような行動を気にするよりも、普川にとってはまず鍵を掛けることの方が重要だった。かちゃり、問題なくかかった。 名前を呼ばれ、そろ、と促された場所に腰掛けた。ぽすん。 「…………」 隣のあなたを一度みあげてから、明後日の方向に視線をやった。数度の深呼吸の後、口を開く。 「脱ぐ? 脱がせる? 黒塚さんの方もお世話要ります? 自分でする? 刺激だけでどうにかならんなら、もらったお薬飲んだら? 僕ん方挿れるんはできんて言うたのて勃たんからね。だから僕の方気持ちいくさせよとかは気にしんていいよ。施設側が知らんわけがないのにこういうのに入れるんから趣味よろしくないよな。趣味よかったらこんな企画そもそもしとらんから別にいいけど」 情緒不安定、コミュ障 /* 凍て星です。大爆笑しました。ありがとうございます。僕はなんもしとらん普川です。よろしくお願いします。 (-114) 2021/09/16(Thu) 20:42:58 |
【秘】 8435 黒塚 彰人 → 0043 榊 潤「俺たちは、人ではないんだろう。 これを越えれば、真っ当な人間に近づける」 代わりに下手をすれば、得られるのは人でなしの烙印。 ――これは真。選ばれた者たちの人権は軽視されている。 「……お前に興味が湧いた。 他人を唆す、悪い子。お前、なにを考えているんだろうな」 観客面した少年の耳元へ、片手を添える。親指が眼帯の上を滑り、薬指で紐を引っ掛けるように擽る。 ――これは偽。黒塚彰人は他人に特別な感情を抱かない。 「それで、どうだ?」 男は差し伸べられた手を引いて、舞台袖へと誘い込む。 少年の齎したそれは男にとって、どこまでも都合の良い呼び水に過ぎなかった。 (-118) 2021/09/16(Thu) 21:20:58 |
【秘】 8435 黒塚 彰人 → 9949 普川 尚久 促したままに隣へやってきた少年を見下ろす。一度視線がかち合うも、すぐに逸らされた。 何ぞ言いたいことでもあるかと沈黙し―― 「落ち着け」 ――手を伸ばして顎に添え、自身の方を向かせる。(深呼吸を挟んでようやく開かれた口から出る言葉が余りに膨大だったため、そうやって遮った。) 添えた手を滑らせる。 するり。擽るように輪郭や耳朶をなぞる。 「趣味はよくない。それが今の規則です。 で、勃たない、気持ちよくならない。不感症でしょうか」 /*PL サイコー。爆笑しました。おめでとうございます。 こちら狂学者さんから行使宣言を受けているため、狼引っかけRTAです。 (-126) 2021/09/16(Thu) 22:37:38 |
【独】 8435 黒塚 彰人/*俺、しがない笛吹き! このさき狂学者に狼窓へブチ込まれるし、凍て星には服従する定め! これからどうなっちゃうの〜〜〜〜〜!!? マジでどうなんの どうなってんの どんな確率だよ (-128) 2021/09/16(Thu) 23:01:15 |
【秘】 9949 普川 尚久 → 8435 黒塚 彰人 遮る前の横顔は焦ったり慌てたりしているように見えたが、向かされた途端無になった。スン……。 「……はぁ、だいたいそんなんよ。 嫌がってるだけでヨがらないのとか、 やる気ないマグロ受けとかがいい層でも居るんでしょ、多分」 面倒そうに息を吐く。そうして適当な、それっぽい理由を並べた。普川は嘘や誤魔化しに罪悪感を覚えない。 「規則は分かってるさ。つい口からこぼれる愚痴ですから。 ……これもあんまり気にしなくていいよ」 添えられた手に自身の手を重ねる。あなたの擽るような動作に目立った反応はなかった。 (-133) 2021/09/16(Thu) 23:43:16 |
【人】 8435 黒塚 彰人>>159 迷彩 「――――」 汚れたシーツの手触りと、鼻をつく匂い。思い浮かべようとする。思いのほか遠くにあるそれを手繰り寄せるのに、少しの時を要した。 「――そうだな。……風呂に近い部屋か」 ……少年の示す理解は的を射ておらず、何がしか、モラルの基準値があるとすればそこに届いてもいないのだろう。 しかし、蒸し返して説くほどの重要性もない。 心当たりはあるか?などと場所について問いながら、少年と共に出入り口をくぐった。 (165) 2021/09/17(Fri) 0:09:23 |
【秘】 7734 迷彩 リョウ → 8435 黒塚 彰人/* そういえばなんだけど、 同室だしリョウが表で話してたこと(家庭環境や夢があること)は全部知ってても良いと思うわ! 隠してるわけじゃないから、普通に世間話で喋ったことあるはず (-141) 2021/09/17(Fri) 1:04:27 |
【秘】 7734 迷彩 リョウ → 8435 黒塚 彰人>>165 浴場がある階に上がり、目的の部屋の前に向かう。ドアノブを回す。鍵は開いていた。 「お、誰もいない。 こういうのは早いもん勝ちだよな〜」 扉を開けて中に入れば、直ぐに鞄をベッドに放り投げた。 ニット帽を脱ぎ、制服のボタンに手をかけて、ふと顔を上げる。 「……風呂先に入るんだっけ」 母親は仕事の前に入る時もあれば、後に入る時もあったし、前にも後にも入ることがあった。 だから世間的にどうなのかと、自分よりも知っていそうな貴方に問いかける。 実際にどうか、などは知らない。 貴方はあまり自分について話さないから。 (-145) 2021/09/17(Fri) 1:24:16 |
【秘】 3839 南波 靖史 → 8435 黒塚 彰人「俺さ」 「みんなの事を幸せにしたい」 「それができるなら、してあげないとだろ?」 だから誰かから何か言われるとか関係がない。己が好きでやってるから疲れるっていう発想がない。 それを異常な献身性と取るか、押し付けがましいと取るか、或いは別の何かとあなたがどう捉えるのかも、想像がつかない程度には『当然』と言った言い方だ。 (-154) 2021/09/17(Fri) 5:11:45 |
【秘】 8435 黒塚 彰人 → 9949 普川 尚久「そうですか」 手持ち無沙汰に少年の肌を指のはらで擦りながら、述べられるそれらしい理由を聞き流す。 真偽の程はさほど問題ではなかった。いっしょくたに他人という箱に放り込む。 「……どうしましょうか」 ぼそりと呟く。笑んだ少年の唇を、かさついた親指がむに、と弄る。 脳は否定を理解しない。どこかで得た知識が過ぎる。積み重なった不必要、不許可、不道徳が男の首を絞めている。 (-161) 2021/09/17(Fri) 13:06:35 |
【秘】 8435 黒塚 彰人 → 9949 普川 尚久「――――、」 親指越し、静かに唇を押し当てる。 それを合図とし、少年の身体をやんわりと横たえた。 (-162) 2021/09/17(Fri) 13:07:42 |
【秘】 8435 黒塚 彰人 → 9949 普川 尚久 ――…… ぐち、ぐち、ぐち。 敷いたタオルの上、潤滑剤を足しながら少年の後孔を解す。三本がスムーズに出入りするのを確認しながら、空いた片手で数度己の陰茎を扱く。 服薬の助けを借りていたそれは容易に勃ちあがり、硬度を得た。ぴっ、と歯でスキンの包装を破り、くるくると器用に被せていく。 「挿れますよ」 ぬるつく手を抜きさり、軽く手首を振った。 (-163) 2021/09/17(Fri) 13:10:28 |
【秘】 9949 普川 尚久 → 8435 黒塚 彰人 彼の方は薬を飲まなかった。性欲がないわけではないので、持て余すだけになるらしい。 行為が始まればやりやすいように動きはしたし、声をかれば反応はあった。が、心ここに在らずといったふうで、どこか遠くをずっと見ていた。 耐え忍ぶような短い呼吸を続けて。指を抜かれれば息を詰めることになった。快楽がないだけで、感覚がないわけではない。 「別に、生でも。……どうぞ?」 卑猥な音を立てていたそこに、ちらとだけ視線をやって。緩慢な動きで、脱いでいた上着を抱き寄せる。カン、細い手首に不釣り合いな金属の輪が合わさって音を響かせた。足首にも取り付けられたそれらは、彼の抑制装置だ。 「……ああ、後ろ向いた方がいい? 顔見てたい?」 また顔を背けて、聞いていた。普川にとってどうでもいいことだ。言えばその通りにしたし、あなたにとってもどうでもいいならそのままの体勢だっただろう。 (-170) 2021/09/17(Fri) 14:05:48 |
【秘】 8435 黒塚 彰人 → 7734 迷彩 リョウ 少年に続いて立ち入る。 早い者勝ち、二人きりの部屋。無断で入ってきかねない人間を思い浮かべ、内鍵を回す。己の鞄をベッド脇に置き、脱いだ制服の上着をばさりとその上に投げた。 「風呂――」 問われれば、答えを探す間が置かれる。 じきに選び取り、自身を見上げる少年へ手を伸ばし、キャップを脱いだ頭に手を置いた。 「……入りたければ入ってこい。 俺も、お前が気になるのなら入るが」 (-178) 2021/09/17(Fri) 15:09:27 |
【秘】 8435 黒塚 彰人 → 7734 迷彩 リョウ/*ありがとう〜〜! ほどよく表層を知っている感じにさせてもらいますね! (今のところ表で出てることはだいたい知ってるけど、それ以上は踏み込んでない程度の…) 黒塚はプロフィールカード以上は話してないかも… 同室甲斐のねー男ですみません…(なにか出てくればまた言うね…!) (-179) 2021/09/17(Fri) 15:16:29 |
【秘】 0043 榊 潤 → 8435 黒塚 彰人「随分と大根役者に見えるが、どうした? 舞台に上がるのなら、少しぐらい楽しそうにするといい。 誘った側として、俺はお前に付くのだから」 普段なら拒むその指をあなたの思うがままに委ね、誘われてやる。 彼らが言うことが本当であるのなら、どうせ。 この時期にこんな企画が立ち上がったのは。 この役が己にあてがわれたのは。 罪人としての役目を期待されているのだろう。 それなら望むふりを、望まれるふりをしよう。 ▼ (-182) 2021/09/17(Fri) 15:30:43 |
【秘】 0043 榊 潤 → 8435 黒塚 彰人「だが」 世界から外された、髪の色と同じ色をした瞳が薄く開かれ。 「その答えは気に入った」 他人を唆す、悪い子に誘われたお前は、なにを考えているんだ? ――これは真。興味が湧いた。 (-183) 2021/09/17(Fri) 15:31:28 |
【秘】 0043 榊 潤 → 8435 黒塚 彰人▼ 「また、お前のところに、俺が行こう。 次の投票が始まる日、向かう場所はここにある。 そこで、お前は同じ役者と好きに語らうといいさ」 そう言って、メモを手に握らせ。 その手に眼帯を落として近づく。 そのまま、流れる仕草で共演者の左眼に口付けた。 (-184) 2021/09/17(Fri) 15:32:44 |
【秘】 7734 迷彩 リョウ → 8435 黒塚 彰人自分よりもずっと大きな手が頭に触れる。 親に殴られたことも無いこの少年は、特に何の抵抗もせず受け入れる。 「別に気になんないよ。めんどいし、ヤった後でいいや」 ボタンを半分程外せば、そのままワイシャツをベッド下に脱ぎ捨てた。 下半身も脱ぎ方は似たようなものだ。ベルトを差したままのズボンが、やはり床に置かれている。 全裸になると、普段のようにベッドへ飛び乗った。 どうやら少年の中で、性行為は全裸で行うものだと刷り込まれているらしい。 「え〜っとお……男同士でも突っ込めるんだよな? セックスしたことねーから、とりあえずしたいだけなんだよね。 アキちゃんはどっちがいい?オレどっちでもいいよ」 その言葉は本心なのだろう。というよりは、興味が無いのかもしれない。 (-185) 2021/09/17(Fri) 15:43:36 |
【人】 8435 黒塚 彰人>>56 >>173 南波 「……で? だからなんだ」 呆れたように言いながら手を伸ばし、寂しいなどと宣う少年の頬をひと撫で。 そのまま顔を寄せ、反対側の耳に囁きを吹き込む。 「――――……」 すぐに離して、席を立つ。そのまま誰に目をくれるでもなく、食堂を出て行った。 (206) 2021/09/17(Fri) 16:47:55 |
【秘】 8435 黒塚 彰人 → 3839 南波 靖史>>206 「好かないよ」 短く、感情の希薄な声。音になった無関心。 ……もし仮に嫌いかと問われていれば、嫌いではないと答えただろう。 そう察せられるかもしれないし、ただ額面通りに受け取られるのかもしれない。どちらでもよいことだった。 (-193) 2021/09/17(Fri) 16:48:59 |
【秘】 8435 黒塚 彰人 → 9949 普川 尚久「…………後ろで」 慣らした孔を躊躇いなく背後から穿ち、揺さぶる。 覆いかぶさるような姿勢で腰を動かせば、互いの黒髪がぱさりと揺れた。 痛くないかと時おり確認するほかに声はなく、断続的な息遣いと肉のぶつかる鈍い音が響く。 途中、片手で少年の性器へ刺激を与えたものの、反応がないと分かれば却って酷かと手を離した。反対側の手でぐしゃりと少年の頭髪をかき混ぜる。 そのまま後頭部を掴んで一度強くマットへ押し付けかけ――すぐに離される。その瞬間に中のものがひときわ膨張した。特筆すべきことといえばその程度だ。 ――――始めてからどのくらい経った頃だろうか、じきにぴたりと動きを止め、薄い膜越しに精を吐き出す。萎えた陰茎をずるりと引き抜く。 そういうふうにして概ね淡々と、この作業のような性交はさしたる滞りもなく終えられた。 (-199) 2021/09/17(Fri) 17:25:36 |
【秘】 8435 黒塚 彰人 → 9949 普川 尚久 脱いだ上着だけはそのままに(制服の上着を脱ぎ、スラックスの前をくつろげていたほかに男は着衣を乱さなかった)、軽く身なりを整える。 勝手に鞄を漁り、タオルと水のボトルを差し出した。 「……どうぞ」 (-202) 2021/09/17(Fri) 17:26:58 |
【秘】 8435 黒塚 彰人 → 7734 迷彩 リョウ はぁ、と溜息をついてベッドに片膝を乗せる。マットレスが一人分、さらに沈む。 外したネックレスをコトリとサイドテーブルに置く。 ヘッドボードに背を預けて片膝を立て、もう片方の脚は投げ出すように座り込むと、一糸纏わぬ姿の少年を呼びよせた。 「リョウ、おいで」 彼がそれに従えば、また頭に手を置く。その手を滑らせ、耳を、首を、後頭部を擽る。 向かい合わせも背を預けるも、姿勢は好きにさせた。 じわじわと触れながら、不意にもう片方の手でするりと下肢を撫ぜ、後孔へとん、と指先を当てる。 そうして、「いいな?」と腕のうちに収まる少年へ問うた。 (-211) 2021/09/17(Fri) 18:10:59 |
【秘】 9949 普川 尚久 → 8435 黒塚 彰人 へいき。返る言葉は他になかった。是非以外を求められてもいないはずだ。 髪に触れたあたりで、彼の身体が強張るのがわかった。押し付けかけた際、想像していたよりも抵抗を感じただろう。恐らく、それを警戒していた。 特筆すべきことといえばその程度だ。 (-213) 2021/09/17(Fri) 19:02:59 |
【秘】 9949 普川 尚久 → 8435 黒塚 彰人 行為が終えられれば大きく息を吐き、上着を抱いて横になった。見るからに虚無。 どうぞと言われればようやく視線をやって。たっぷり間を置いて起き上がった。 「おおきに。……ああ、生でもいいって言ったけど、 後処理が楽なのはこっちのがいいな」 濡れタオルを作り、ローションや体液を拭き取る。こちらもこちらで余韻なく、脱いでいた下着やスラックスを身に着け直した。 緩めたシャツはそのままに、鞄を抱いてマットの濡れていない部分にまた倒れ込む。普段もだが、何かを抱いているのが好きなのだろうか。 「お付き合いありがとうございました、あとは何かある? ……続ける気はないよな、もう着直したし」 (-214) 2021/09/17(Fri) 19:04:40 |
【秘】 8435 黒塚 彰人 → 0043 榊 潤「そうか」 相変わらずの単調な声。大根役者というのは案外、的を射た表現だった。 握らされた紙切れに一度目をやり、無言のうちにスラックスのポケットへ突っ込む。そうして空けた手を少年の後頭部へ伸ばし、髪の隙間に差し入れる。 「……ああ、待ってる」 引き寄せて同じように口づけを落とし、すぐに手離した。 (-222) 2021/09/17(Fri) 20:13:29 |
黒塚 彰人は、少年の一人と、廊下で偶然すれ違った。 (a73) 2021/09/17(Fri) 20:15:57 |
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