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【秘】 衝撃波 ポルクス → 白昼夢 アルレシャ呼吸の乱れ。心音の乱れ。 自分のが荒れると心臓に響いて酷く気持ちが悪くなる。 苦しそうな顔で胸を抑えて。息を吸って、吐いて。 それでもあなたが変わらずにいてくれるのだけは、安心できる。 「……、ン……、」 男は片割れの存在をずっと黙秘している。 "アイツ"なんて三人称すら出した事がない。 話をする事で、その存在に与えてしまう影響を恐れた。 こんな場所に来て欲しくないというエゴだ。 「…………、俺、には…… 双子の兄貴 が、いたんだ……」また大きく息を吸って、吐いて。震える涙声で。 「ずっと、一緒にいた、んだ……親に捨てられてから、も、盗みをするのも……ライブをする時も、ずっと一緒で……バカな俺のこと、見てくれてて……構ってくれてて……」 「あんな、優しかった、のに……俺のこと、見捨てるわけない、だろ……、でも……、」 分からなくなってしまった。 あの事件で離れ離れになってしまったから。 靄がかかったように、今はその人が分からない。 兄がずっと自分を羨み、妬んでいたと音で理解していたから。 力のせいで、嫌われたのかなと疑ってしまって。 (-297) 2022/02/27(Sun) 2:49:05 |
【秘】 『巫覡』 ロベリア → 衝撃波 ポルクス余裕が無さすぎた。お飯事のように仲良しこよし。 こんな場所でそんな楽しみを得ていいのかと。 誰かに票を委任するならば、こんなところにいる必要が。 ……でも、多分欲してた。 誰かの手を。誰かの熱を。…独りは、苦しい。 例え誰かとここから出たとて、ずっと傍にいてくれなんて言える気がしない。 自分だけの感情は酷く醜い。…でも、手離したくないと思ってしまう。 許されてはならない。…赦されたい、生きる希望を得て。 「…は? なんだよツンデレって。いい意味じゃないだろ。 ………彼等にとってボクはただの子犬なんだよ。 どれだけ吠えても、怖さが無い。哀れなやつ、ってこと」 子犬が吠えたってただ見守るだけだろ。 誰かみたいに暴れる事も出来ないんだし。 「…………………腹が立っただけだ。 あとボク、今なら何度でも自分で死ねる」 君から一歩遠のいて、懐の銃を自身の頭に突き付けた。 表情に変化は無く、何処か遠くを見ている。 「息をする方が、苦しい」 (-298) 2022/02/27(Sun) 2:55:16 |
【秘】 白昼夢 アルレシャ → 衝撃波 ポルクスあんまり苦しそうな顔見たくねぇな、と思う。 口には出さないし、勿論態度にも出さないけど。 自分にできるのはただ、『普通』にしていることだけ。 「………、うん」 聞いている。余計な口も挟まず。貴方の声が途切れるまで。 振動が分からなくても、今の貴方の声が震えていることはわかるのだ。 宥め方は、分からないが。 「俺はお前の兄じゃねーから、分からんが。 ……何がしたかった、とかもわかんねーが…」 なんと言えばいいのだろうか。 分からず、少し黙った。聞いたのは自分のくせに。 (-299) 2022/02/27(Sun) 3:13:05 |
【秘】 衝撃波 ポルクス → 『巫覡』 ロベリア熱を求める音も。苦しさの音も。 きっとこの男には伝わってしまっていて。 それでも、あなたの口から言われた訳では無いから葛藤の内容までは分からなくて。 「子犬って……、まあー……ウーン…… 戦えないって言ってたしなあ…… そういうの抜きにしても……アンタってなんか、人に甘いし」 コイツが人を遠ざけるのは優しさに由来するんじゃないか? 勝手な憶測、けれどあながち間違いでもない気がした。 ちょっと口が悪いだけで害意らしい害意、そんな感じないし。 「…………、は?」 そうしてあなたの話を聞いていれば銃を頭に当てていて。 音で"それ"を持っていると理解していたとはいえ。 ――死のうとするか? 今? ここで? 「――――お前ッ!!!!」 させるワケねェだろバカが!! 振動を操り銃を弾き飛ばす!! 操る振動は今出した己の声だけで十分だ。 目標は銃を持つあなたの手の僅かな隙間。 小さな空気の爆発――弾かれるくらいの感覚で痛みは無い――を起こし引き剥がそうとするだろう。 (-302) 2022/02/27(Sun) 3:22:44 |
【秘】 『巫覡』 ロベリア → 衝撃波 ポルクスパァンッ!! 引き剥がしは叶った。 が、引き剥がす直前に手早く安全装置を外し引き金を引いていたものだからその音は廊下に響いて。 床に落ちたピストルを眺める。やはり表情に変化は無い。 「…………冗談、だよ」 ここで他者であればどちらか分からないんだろうけれども。 ……その音は本気の色を含んでいた。 目を閉じる。 「…普通でありたかった。許されなかった。 ここに来ればそれを強く感じることが出来る気がした」 でも。 「………ここにいるなんて、普通じゃないって言われたよ」 その通りだとも、思った。 (-303) 2022/02/27(Sun) 3:41:02 |
【秘】 衝撃波 ポルクス → 白昼夢 アルレシャ机に両肘をついて。顔を覆うように両手を当てて。 長いため息。手の隙間からぽた、ぽた、と零れる。 出来損ないで泣き虫の弟がそこには居る。 「…………、利用される、な゛ら、利用されるで、別に、よかったんだ、俺、は……っ゛、だって、何をするのも゛、ずっと一緒だったから、一緒だった、の゛に、……俺え゛」 "金は盗んでも己の為に使ってはならない" "他人のステージを邪魔してはならない" "あらゆる命に害を与えてはならない" 全て兄の教えだった。 「ただ、言って、……欲しかったよ、……ずっと、俺、に……羨望と、嫉妬と、罪悪の音を向けてたのは、もう、いい゛っ……!! ひと、殺すなら、殺すで、俺、は……っ……」 一緒に居られるならそれで良かったんだ。 捨てられた俺らは 長く生きてたってどうしようもないからさ。 捨てられたオレらは長く生きてたってどうしようもないからね。 (-304) 2022/02/27(Sun) 3:43:39 |
【秘】 白昼夢 アルレシャ → 衝撃波 ポルクスーー感情の吐露を聞いた。 アルレシャは人の話が好きで、その人の口からその人の言葉で語られるそれらが好きだ、けど。 ティッシュやハンカチが必要か。 でも本物は出せない。 心落ち着く空間が必要か。 これ以上のものは知らない。 結局考えて、答えは出なくて。ティーカップをテーブルに置いて、少しだけ身を乗り出した。 撫でる、のは躊躇して。顔を覆う手に、片手の指の背をひたりと触れさせるくらいの。そんな算段で手を伸ばす。 「……大好きなんだなぁ」 だった、ではなく。今尚そうなんだろう。 感想が口からこぼれ落ちる。それだけだ。 (-305) 2022/02/27(Sun) 3:59:28 |
【秘】 衝撃波 ポルクス → 『巫覡』 ロベリア鳴り響く音。弾の挙動を変える必要がないと理解した。 走り出す。あなたの元まで駆け寄る際に、床に落ちていた"それ"を蹴飛ばして遠ざけてしまおう。 銃は軽い音を響かせ廊下を滑っていき。 「………… ッバカがよ!! 」拒まれなければ、あなたの両の手を掴む。 冗談でないと理解できる。 男の両の手は震えていて。 「……普通でありたいなら、死のうとするなよ、ばか」 吐き捨てるように絞り出された掠れ声も、震えていて。 「誰に普通じゃないって言われたんだよ…… 誰が許さないって、言ったんだよ……!!」 「そんなヤツら知らねえ、いないと思えばいねえよ!! お前にそんなコトいうヤツは俺が代わりにブン殴る」 下手な慰めのようにも聞こえるかもしれない。 そういう話じゃないことも理解しているが。 それでもこの男は本気だ。 「苦しいのは……アンタがちゃんとここで生きてるからだよ……」 (-306) 2022/02/27(Sun) 4:04:49 |
【秘】 衝撃波 ポルクス → 白昼夢 アルレシャ漏れ出す嗚咽が心臓に変に響くから気持ちが悪い。 だからきっと、崩れないように、元気を繕う必要があったんだ。 でもアイツの話をするといつもこうだ。 だからこそ逃げていたのかもしれない。 「…………、…………、」 人を殺していいなんて思えはしない。 それでも兄と一緒ならそれすらも出来てしまえたんだ。 しゃくり上げたまま。 ああ、今でも大好きなんだな。 あなたの言葉には小さく頷き。涙がこぼれ落ち。 手に触れた熱を求めるように、片方の手の小指が微かに動き。 「――――……」 一度だけ、音のないままに口を開き。 涙声に邪魔されて名前が呼べない。 (-308) 2022/02/27(Sun) 4:28:38 |
【秘】 『巫覡』 ロベリア → 衝撃波 ポルクス拒まない。目を閉じたままその熱を感じて。 ゆっくりと、翡翠色の瞳は君を映す。 「君は、綺麗だね……」 眩しくて、輝いていて。…胸が苦しくなる。 「……少しだけ人と違う、それだけで十分だったんだ。 特別な器として置くには、十分だった」 言葉が止まらない。言うつもりなんてなかったのに。 「いっそ自分が死ねばと思ったのに。 …消えたのは他で、ボクは死ねなかった。 死に方が分からなくて、そうして骸を食らってここにいる」 泣きながら食べた特別な人はとても美味しかった。 彼を飲み込まなければ、息が出来なかった。 「………ここから出たら、何も無いなって思ってたんだ。 だから、いっそあの日消してしまった全てのように燃えて無くなれば、二度と生き返ることは出来ないって思った。 でも、ろくでもない約束が出来て、求めてしまった。 今この時だけでも、夢のような時間だとしても……」 きっと君には正しく理解が出来ない。 この無茶苦茶な告白は詳細が記されていないから。 「…そんな夢に浸ったから罰が当たったんだって思ったの。 クリアになった思考は、それを更に思わせた」 (-309) 2022/02/27(Sun) 4:31:58 |
【秘】 白昼夢 アルレシャ → 衝撃波 ポルクスしゃくりあげる音が聞こえる。聞こえるから、それだけを聞いている。 無理に言葉を挟もうとはしないし、無理矢理泣き止ませようなどとも思わない。 避けられなかった手は、貴方の手に触れている。涙で濡れても、払われたり避けられたりしない限りは触れていようと思っている。 小指の動きに気付けば、擦り寄るように一度軽く動かした。貴方の手に阻まれて、涙すら拭えはしないが。 「……お前が、何も言わないの、なんとなく分かったよ」 冤罪、だとしても。それを選んだとしても。 好きなものを犠牲にはできなかったんだろう、きっと。 そうして、冤罪を何より嫌うアルレシャは、納得した息を吐いた。 (-310) 2022/02/27(Sun) 4:38:28 |
【秘】 衝撃波 ポルクス → 『巫覡』 ロベリア見られれば見返す。男はあなたを見据えて。 翡翠色に映るその顔は、涙を滲ませている。 「…………、」 綺麗なんかじゃない。首を振って。 これでも本当はボロボロなんだぜ。 あなたの告白を聞く。混乱の音が響いている気がした。 だから、一度離した片方の手を背にもっていって摩ってしまおう。優しく、ゆっくりと。 大丈夫だから。 「…………、ン」 正しく理解など出来ない。それでも頷きながら聞いている。 本音を話されたとして、すぐには理解出来ないものなんだなと新たに学び悟った。 「……アンタに何があって、何を思って、とか、バカな俺にはさ、よくわかんないけど」 「罰が当たった、なんてお前が抱いた幻想にしか過ぎねぇや」 ぽつ、ぽつ、と言葉をこぼし。 「俺が言えた立場じゃないけど……自分のこと決めるのは自分だ。 他人に何を言われようが、何を思われようがさ。関係ねえよ。 …………アンタはどうしていたい? どうありたい?」 (-311) 2022/02/27(Sun) 4:56:06 |
【秘】 衝撃波 ポルクス → 白昼夢 アルレシャ「…………、ン」 上手く呼吸ができない中で絞り出された返事。 泣いた顔を見られるのはなんとなく、嫌で。 だってカッコ悪いし。 だから隠していたけれど。退かしてしまおうか。 擦り寄せられた手を片方の手で力なく掴んで。 ぼろぼろと零れるこれの止め方はいつも分からない。 涙の滲む虚ろな瞳が、ぼんやりとティーカップを捉えていた。 「…………、あるれしゃ、」 吐息混じり。さっき呼べなかった名を音にして。 こうして名を呼べるくらいには呼吸はマシになってきた。 続くはずだった謝罪の言葉は言えなかったが。 (-312) 2022/02/27(Sun) 5:09:18 |
【秘】 白昼夢 アルレシャ → 衝撃波 ポルクス無理して返事をしなくていい、と言おうとも思ったが、それは少し違うなと思った。 返事をしようと思ってくれたんだろう。 掴まれた手を引きもしない。泣き顔を見られるのが嫌、とまではどうにも思考が辿り着けはしなかったが。 「なぁに、ポルクス」 名前を呼ばれた。 だからまた呼んだだけかと思ったんだ。謝られるようなこと、何もないから。 そして。 「………何して欲しい?何かしたいことあるか?」 どうしたらいいかわかんないので。 言わないよりは言ったほうが後悔、しない気もした。多分。 (-313) 2022/02/27(Sun) 5:22:55 |
【秘】 衝撃波 ポルクス → 白昼夢 アルレシャ相変わらず呼吸も心音もめちゃくちゃで。 目からぼろぼろと落ちるこれは止まってくれなくて。 本当はごめんじゃなくって。 話を聞いてくれてありがとうなのに、それすらも上手く音にできない。 黙秘していたことを肯定されたのは初めてだったんだ。 やっと理解されたようで嬉しかったんだよ。 「…………、んう゛」 名前を呼ばれればうめきに近い音で返して。 喋れないのも相変わらずみたいだ。 仕方ないから、掴んだ手を自分の方に数回引いて。 「……、……、 こっち 」来てほしいらしいです。結構、雑な甘え方かもしれない。 他人に何かあれば言ってほしいと願いはしても、今ばっかりはこちらが言葉の足りない状態になってしまっている。 (-314) 2022/02/27(Sun) 5:52:32 |
【秘】 白昼夢 アルレシャ → 衝撃波 ポルクス俺にすらできるこんな簡単な『理解』を、捜査課や刑事課の奴らは怠ったんだろうか。 一瞬だけ脳裏に過ぎる怒りはあったが、今重要なのはそこじゃない。 「うん?……あぁ、ハイハイ」 手を引かれて強請られて、一拍分だけ理解に時間が掛かった。 手を離さないようにしながら立ち上がり、テーブルの外周を辿るようにして貴方のそばまで。 分かったので、足りない分の言葉は問題にならなかった。 「背中さする?頭でも撫でる?」 隣にいるだけを望まれてるなら、きっと大人しく隣にいる。 (-315) 2022/02/27(Sun) 6:02:44 |
【秘】 衝撃波 ポルクス → 白昼夢 アルレシャ涙の零れたままの目で移動してくるあなたを眺め。 それでも離れない手を少しだけ親指でなぞって。 我儘に応えそばに来てくれたあなたの問いかけにはどちらにも首を横に振って、立ち上がり、一度手を放して。 「…………、ン」 ゆるく両手を広げました。ご所望はハグらしい。 ……が、自分から強引に、は今回はしないご様子。 雑な甘え方のままだ。言わずして伝わるかはあなたにかかっているが。 ひとまずは何も言わずじ……と目線を投げかけ。 (-316) 2022/02/27(Sun) 6:16:51 |
【秘】 白昼夢 アルレシャ → 衝撃波 ポルクス多分、今手を離したら、 寂しいんじゃないか、と思った。 立ち上がれば、少しだけ上にある貴方の顔。 じ、と眺め見る。表情も空気も変えないようにして。 けれど心臓は跳ねる。……息苦しさも、なくはないが。 「……お前、俺に抱き締めさせようなんてなぁ…」 人を見ている。見ることが多い。だから、大体の動作と表情で、ざっくりした要求はわかる。 細く長く息を吐き、貴方から視線を外し。 貴方に一歩近付いて、背に手を回した。 ハグの仕方なんざ分からないから、雑で、荒くて、素っ気無いが。 息苦しさもあるが。 貴方が甘えることを、よしとした。 (-317) 2022/02/27(Sun) 6:35:08 |
【秘】 衝撃波 ポルクス → 白昼夢 アルレシャ眺め見られた男の顔はどこか虚ろなままで。 涙の跡が頬に線を引いている。止まってはいないからまた片目からそれは零れて。 跳ねる心音と、息苦しい感じの音を聞く。 言葉を聞き。視線を外され。 そうして心配そうに顔を覗き込もうとしたら距離が詰まった。 「……あは、は……だって、アンタ……俺からだと、なんか、凄い……焦る、じゃん、?」 あなたのタイミングでの方が負担が少ないかな?と思ったのだ。たぶんもうちょい早く気付いた方がよかったやつだが。 男もまたあなたの背に手を回しゆるい力で抱きしめて。いいなら、いっか、と擦り寄るような動作をする。 息は未だに整っていないから、抱きしめた身体の震えは伝わるのだろう。たまにひっく、と喉が鳴って。 それでも口角は自然に上がっていた。 「…………、ン……おちつく……」 雑で、荒くて、素っ気無くても、だいすきなあなたのそばはやっぱり落ち着くものだった。 (-318) 2022/02/27(Sun) 6:54:25 |
【秘】 白昼夢 アルレシャ → 衝撃波 ポルクス抱き締め返され擦り寄られると、少しばかり身体に力が入るものだから、自分のタイミングのほうが楽なのはあながち間違ってないかもしれない。 嫌というよりは、ただただ心臓が跳ねて息苦しいだけだ。 これがどんな感情かはよく分からない。 「そりゃ、焦る。お前が俺のこと なんか好き なの、分かってるし俺。慣れねぇ。息が詰まる」 でもこの状況で貴方の要望を跳ね除けるほどじゃない。 苦しいのはいずれ楽になる。 ……なるか?本当に?一晩全く冷めなかったくせに? ……見ないフリだ。 喉が鳴るたびに軽く首の後ろあたりをぽんぽん叩く。泣きたいだけ泣けばいいけど、息が辛そうだから。 (-319) 2022/02/27(Sun) 7:07:05 |
【秘】 衝撃波 ポルクス → 白昼夢 アルレシャ「…………ンー……」 どこかぼんやり。 近くにあるあなたの音を噛み締めるように。 抱きしめる力を強くして数度、身体を左右にゆらり、揺らし。 「ンー……? ンー……これくらいは……いい加減に、慣れたり、しないか?」 くすくす、からから、ひっく。喉の音も大忙しだ。 まあそんな様子も。 どこか愛おしいのだが。 言うのは、今は勘弁しておいてあげようか。 これは無意識の動き、回した片方の手をあなたの後頭部に添えて、自分の方に寄せ撫でた。 「…………ンー…………ンー、 待ってこれ俺 、寝そう……? 」泣くのに疲れた+落ち着く人のそば=眠気!! 叩かれる振動も優しくて心地が良いから尚更だ。普段は眠気があまり来ないから少し戸惑いつつ。 (-320) 2022/02/27(Sun) 7:25:58 |
【秘】 白昼夢 アルレシャ → 衝撃波 ポルクスどく、どく、と。近くで鳴っているのに。 慣れたようになんて見えやしないだろうに! 「慣れん」 一言。 さっきまで泣いていた貴方の笑う声が聞こえる。まだ完全に泣き止んだわけじゃなさそうなしゃくりあげも聞こえるけど。 今はこっちが撫でる側だと思っていたので、撫でられれば余計に困惑が滲みもした。 「あ?……あー、寝るならお前の部屋、」 ぽんぽんはやめないままなのだが。 ……貴方は、気付くだろうか。花々で埋められたこの部屋は、寝具のひとつも見当たらない。 この部屋で目立つ家具はこのテーブルセットくらいだ。 だから、この部屋で寝るのはお勧めできない。 (-321) 2022/02/27(Sun) 7:37:23 |
【秘】 衝撃波 ポルクス → 白昼夢 アルレシャ「……ッハハ、慣れんかー……」 簡潔な一言にはまた笑い。 呼吸は確かに苦しいまま、しゃくり上げる音も止まないが、目から溢れていた涙だけは収まりつつある。 一度身体を引き剥がし、あなたの方を見て。 「ンーン……じゃあアンタは、俺の部屋……来てくれるの?」 態々こんな問いをするのは、あなたが近くに居ないとまともに眠れないと自覚しているからだ。 部屋に入る前に中を見渡したからきっと気付いているのだろう。 やはり眠ることをしないのだろうか、と思いはしたが。 憶測でしかない。その辺の話は未だに聞けていないし。 断られたら 寝ないように無理やり振動で脳を揺さぶり起こして ワンモアハグするだけだが。 (-323) 2022/02/27(Sun) 7:55:58 |
【秘】 白昼夢 アルレシャ → 衝撃波 ポルクス「……お前が俺のこと好きな間は慣れんだろうよ」 それがいつまでかは分からないが。 そうじゃなくなったときにどうなるのかは知らないが。 身体が離れると、自然と、なんの気無しに貴方の顔を見る。よかった、涙は止まりつつあるな。 「……………お前が寝れるならいいよ、行ってやるよ」 前に添い寝…というか抱き枕になったときにも思ったが、貴方は寝つきが悪かったし。 自分ほどじゃないが。 「今日俺も寝るかもだけど」 寝れるかどうかは毎日のギャンブルみたいなもの。 今日は、……大人しくしていたし、多分寝れるはずだ。貴方が寝るなと言わなければ、だが。 (-325) 2022/02/27(Sun) 8:05:39 |
【秘】 衝撃波 ポルクス → 白昼夢 アルレシャ「……ンーンン、じゃあずっとだな」 なんて、平然と言いのける。たまに喉が鳴って、涙の跡が顔にある以外はもうすっかりいつもの調子。 ならしょうがないな、諦めてくれ、とあなたの頭をぽんぽんし。 「…………、いい? …… やった 」控えめに喜びを呟いた後は、テーブルの上のティーカップを掴み、自分のために注がれた紅茶を飲んだ。一気に。ガッと。 味わうなんて欠片も無かったが、せっかく用意して貰ったので。 「アルレシャも寝る? じゃあ一緒に寝るかー……」 寝付きが悪くなったのは、兄の振動が傍に無くなってからだ。 自然に眠る時はもはや気絶に近い。 自分の脳に無理やり信号を送り眠ることも可能だが快眠とは言えない。 いつしか睡眠は苦痛になっていた。 寝るななんて鬼みたいな事は言いはしない。 部屋に来てくれるのなら、また前みたいに手を取って一緒に歩いて行くだろうか。 (-327) 2022/02/27(Sun) 8:24:07 |
【秘】 白昼夢 アルレシャ → 衝撃波 ポルクス「わかんねぇだろうが………」 なんかすごい釈然としない気持ちだ。やっぱり全然納得できない。 全然納得できない顔を向けはしたが、ぽんぽんは払い除けはしなかった。 ガッと飲まれる紅茶は冷めかけていただろう。火傷しなくてよかったといえば、そう。わざわざ飲まなくても、とも思うが、片付けのためには空になってる方がいいか。 「魘されてても起こさなくていいからな」 多分今日はそこまででもないだろうし。 少なくともきっと、貴方を起こしてしまうほど酷くはならないし。 悪夢は悪夢で安心するものだから。 慣れない慣れないと言いつつ、手を繋ぐのくらいは平気なので。 貴方の手を握ったまま、ついていったことだろう。 起き次第部屋を出る。きっと。寝れるはずだ、浅くとも。 (-328) 2022/02/27(Sun) 8:38:03 |
【秘】 衝撃波 ポルクス → 白昼夢 アルレシャ一人の人間をずっと想い続けているような男だ。平然と放たれた言葉はあれでもちゃんと本気のもので。 そうして『魘されてても』の言葉を聞けば少し心配そうな顔をする。 たぶん、心配が強くて起きてしまう。 それか自分は寝たフリでもして見守ってるか。 どの道、あなたが眠って魘されるような事があれば。 起こさないようにあなたの額へ、髪の上からそっとキスを落とすつもり。 以前と同じく薄く開けっ放しの扉に、アンティーク調の部屋に、振り子時計。ベッドの上に二人で寝そべって……以前と違うのはちょっとした我儘であなたに腕枕をしたがるかもしれないくらいだろうか。その状態でも抱きしめるのは変わらないけれど。 あなたが起きて部屋を出るまで。 きっとずっと。寄り添っていただろう。 (-329) 2022/02/27(Sun) 9:02:25 |
【秘】 『巫覡』 ロベリア → 衝撃波 ポルクス「……………分からない。分からないよ。 自分で考えるのは想像以上に難しい」 ろくな結果を招かない、そんな気がして。 「……どうしたいんだろうな、ボクは」 俯き、黒髪がさらりと揺れる。 君の動作にまだ振り払う様子は無い。 「選択しながら、迷い続けているんだよ」 ずっとだ。ずっと迷い続けている。 こんな考えのせいで揺れ続けている。 だから許容範囲をすぐに超えて辛くなる。 「……でも、もう普通じゃなくてもいいって、思いもした。 彼が外に連れてってくれるなら……それでいいんだって」 それと同時に普通でありたいとも思っていたから。 こうして今君の前で無様な姿を見せている。 「………………なんてね」 (-330) 2022/02/27(Sun) 9:10:39 |
【秘】 白昼夢 アルレシャ → 衝撃波 ポルクス貴方が冗談や軽々しくそう言ってるのではないことは、なんとなく分かるのだ。 わかるからこそ、だ。 心配そうな顔に、繋いだのとは逆の手をひらひら揺らす。心配ない、気にするなと。 辿り着いた部屋、腕枕にはとても怪訝な顔をしたが、したいというならさせた。今度はこっちが貴方の心音を聞くかのように、胸元に頭を寄せることとなっただろう。 そうして訪れる眠りは、やっぱり穏やかなものではなくて。 小さな身体をより小さく丸めるようにして、眉間に皺を寄せながら、静かに静かに魘される。 そんな静けさの中でも貴方が起きるなら、避けようのないそのキスは受け取ることになるのだろう。知らぬ間に。 好かれることも安らぎも普段は遠ざけておきながら、眠っている間の無意識は近くにある体温に『安心』してしまって。 おそらく普段よりは、ずっとずっと眠れてしまう。 起きて、貴方の部屋を出るときには、きっとまたいつも通りだ。 (-334) 2022/02/27(Sun) 14:35:34 |
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