【人】 黒崎柚樹[数ヶ月前の冬の夜、武藤に言われたことがある。 "目の届かないとこにいる時はいつも心配にはなる"って。 それはあの美術館の一件での、後遺症のようなもの。 その言葉は偽りではなく、どころか私が思っていた以上の程度だったようで、共に夜を過ごして迎えた朝、目覚めた時に私の姿が見えないとなれば、武藤は血相変えて私を探そうとした。 同じ室内、数メートル離れた距離に居たとしても不安気に視線が揺れ、離れた部屋に居るとなると、建物内駆けずり回る勢いで私を探しに来る。 "一人でどこにもいかないで"、と。 強く抱き締めてくる、微かに震える腕に、ごめんね、と謝って。 "武藤の傍にいるよ。ずっと" 宥めるように告げれば、漸く、ほっとした笑顔を見せてくれるんだ。] (2) 2023/03/04(Sat) 22:04:54 |
【人】 黒崎柚樹………………。 [ここ、どこだっけ……と、丸太が組まれた風な、見慣れない天井を見上げ、何度か瞬く。 明け方は冷え込むのが常なのに、ぽかぽかと温かいことに違和感を覚えたら、武藤の腕が私の背に回っていた。 あれ?と考え……、] …………っ!?!?!? [驚きにがばりと身を起こした。 だって、この武藤は、"同級生の武藤"で、"恋人の武藤"じゃない。 私は昨夜、これ以上なく取り乱してしまい、武藤にしがみついて泣きじゃくったまま眠りこけてしまったようだった。] (3) 2023/03/04(Sat) 22:05:26 |
【神】 緑山 宗太朗「 ……朝? 」ベッドの中。もぞもぞと身じろき。 目を擦って、電気がついてなくても明るいのを確認する。 時計を見れば……6時ぐらいか。今日は自分の方が早めに目が覚めた様子。 隣で横たわっている人に、おはようと声をかけるか迷って…… "起こすにしても朝飯作ってからでいっか。" と、結論が出た。そうと決まれば動かねば。 (ごめんなぁ)と心の中で謝りながら腕をどかして、布団から出て来たら、もぬけの殻の腕の中に自分が使ってた枕を抱かせておいた。 湯たんぽから抱き枕へのクラスチェンジ。 これでよしとした男は、さっさと作るかと数歩歩き。 気づいたように小さく、後ろに声をかけた。 「 もうちょっと寝てていいからな〜 」これでさらによしとした男は、手を緩く降って仕切りを超えて台所の方へ消えていった。 (G0) 2023/03/04(Sat) 22:05:41 |
【人】 黒崎柚樹 …………ごめん、武藤……。 [疲れた風な顔をして眠っている武藤の頬に、手を伸ばす。 起こさなくて大丈夫だよね? 今の武藤は、私を探すことはしないよね?と、寝息を確かめるように指を輪郭に辿らせた後、私はそうっと起き上がった。 窓外はまだ薄暗く、でも朝の気配が感じられつつあるくらいの時間帯。 泣きながら眠ってしまったせいで腫れぼったい瞼に眉をひそめ、静かに顔を洗いに行って。その足でそっと着替えを手にして寝室を滑り出た。 半袖Tシャツに陸上部のロゴ入りジャージの上下。 頭ぐちゃぐちゃな時、悲しいことがあった時、叫びたいことがあった時、そんな時は、走るに限るんだ。私はいつもそうしてた。 ジャージのポケットにコテージの鍵を入れ、早朝特有のひんやりした空気の中を走り出す。 昨夜歩いたおかげで、道は頭に入っている。湖畔に行って戻ってくるのを3往復くらいすれば、いくらか気も晴れるだろう、と。 誰かから名を呼ばれた気がして立ち止まったのは、どのあたりだったんだろう。] (4) 2023/03/04(Sat) 22:06:06 |
【妖】 黒崎柚樹だから、代わってあげるって、言ったのに。 …………ぇ……、 [それは聞き覚えがある、聞き覚えしかない、自分の声。 でもそれは、己が知るそれよりもいくらか高く、舌っ足らずのような甘えた響きがあって。 振り返れば、自分によく似た、自分が立っていた。 けれどその姿は、間違い探しのように、あちこち、どこか、違っていて。] あの武藤に愛されたくはないんでしょう? 私が代わりを務めてあげる。 ちゃんと、女の子として愛してもらってあげるから。 うるさい……っ。 [唸るように奥歯から声を出し睨めつける私へ、その女は紅く艶めく、私には持ち得ない蠱惑的な唇をにい、と持ち上げた。] ($0) 2023/03/04(Sat) 22:06:35 |
【妖】 黒崎柚樹[この、もう1人の自分が現れたのは、あの美術館の絵画の中。 あの時は、"あの人の隣に居て、恥ずかしくない私に代わってあげようか"と、この女が現れて。 けれどあの時は、絵画の中から実体を伴って出てくることまでは無かった。 私と同じジャージ姿だけれど、でも、あきらか違う、身体の線。 薄く華奢な肩。 控えめに、けれど明らかに隆起している胸の膨らみ。 二の腕も太腿も。女らしいたおやかな曲線が隠れているのが見てとれて。 背が同じでも、体型が異なればこうも変わるのかというくらい、目の前の自分は正しく"女"だった。 今の己より数段艶やかで軽やかな黒髪が、傾げた頬にさらりとかかる。] 貴女の気持ちを楽にしてあげる。 "私"が愛されれば、解決。でしょう? ($1) 2023/03/04(Sat) 22:07:11 |
【人】 黒崎柚樹……ッ、そんなの、要らない! 私の武藤におかしなこと、しないで……! [叫んで眼前の"敵"に掴みかかろうとした刹那、その姿は最初から無かったもののようにかき消えていた。 あれの言うことが本当なら、私は急いでコテージに戻るべきではあったのだけど。 ────でも、だからと言って、どうすれば? 心も足も、鋼の板でも貼り付けたように重たく感じる。 だって私は、目覚めた武藤にどんな顔をして会えば良いのか、解らないままこうして走っていたのだから。 結局私は、自分たちの滞在コテージに至る曲がり角を曲がらないまま直進し、水音に誘われるままに川辺へ辿り着いていたのだった。*] (5) 2023/03/04(Sat) 22:07:40 |
【神】 緑山 宗太朗簡単なのでいっかとパンの袋を開けて、冷蔵庫からベーコンと菜の花とスライスチーズを取り出して。 パンの上に適量を載せたら、またパンで挟んで、ホットサンドメーカーに入れて蓋を閉める。 あとはガスコンロで火にかけて、両面焼ければ出来上がり。 そのまま出すと見栄えがイマイチなので、具がでろっと出ないように斜め切り。 こうやって綺麗に切れるようになったのも、パン屋で働き始めて少し経ってからだっただろうか?生前は料理をする機会もほぼ無かったものだから。 「 あっつ……あちっ! 」と四角形のあつあつと小声で格闘しつつ……。湯が沸いたら粉を入れて……。 出来次第、机の上にセッティング。 何かしらの絵が描かれているかもしれない、紙コップの花瓶の中にホトケノザがぽちっと1輪咲いている。 探すとアメニティのひとつらしい、ランチマットがあったのでこれも机に敷いておく。……へー、リナリアflower柄なんだな……。 (G1) 2023/03/04(Sat) 22:08:53 |
黒崎柚樹は、メモを貼った。 (a1) 2023/03/04(Sat) 22:10:46 |
【神】 緑山 宗太朗皿の上には季節の菜っ葉とベーコンのホットサンド(チーズ入り)に、紙コップに入ってるのはインスタントのたまねぎスープ。 家から持ってきたコーヒーの抽出待ちの間に、眠り姫を起こしてしまおうとベッドへ再度近づいた。 「美海〜!おはよ!」 朝だよと屈んで声を掛けて、朝食を作ったと報告すれば。 「旦那様におはようのちゅーは〜?」 ベッドのふちに手をかけて座って、朝っぱらから、この始末。 昨日は1回でお預けとした親愛の印を、昨日貴女が欲しがった所と同じ所に欲しがっている。 応えてくれるかどうかはそちら次第。断っても、ちょっとの間ぶぅぶぅとなくだけだ。 貰えたにせよ貰えなかったにせよ、コーヒー片手に朝食は始まって。食事の最中には、 「 今日はバーベキューするぜ! 」と、男の方から宣言が入ったとか。 「昨日の夜、肉漬けちゃったし……な! なっ!? 」と、朝から押しが強い男。 (G2) 2023/03/04(Sat) 22:11:36 |
緑山 宗太朗は、メモを貼った。 (a2) 2023/03/04(Sat) 22:15:14 |
【赤】 一匹狼 “楓”[彼女の復唱を聞いて、楓は黙り込んだ。 誰の命も奪わずに暮らせたなら、当然、それが最上だろう。 けれど誰の命も奪わないことを望んだがために、身近な人たちを殺す可能性こそ楓が最も恐れる出来事。 共に生きたい仲間と友達にとっての最大の“敵”、それは自分自身。 何故って、彼らは──] (*0) 2023/03/04(Sat) 22:18:39 |
【秘】 一匹狼 “楓” → 片連理 “椿”(“美味そう”なんだ、あいつらは。 どうしようもないぐらいに。 飢えたら絶対、抑えられない。 だからオレは……飢えるわけにはいかねェんだ) (-3) 2023/03/04(Sat) 22:19:03 |
【赤】 一匹狼 “楓”[──だからその“敵”を御するために、彼は人間の命を理性をもって奪う道を選んで、ここまで生きてきた。 その過程で自分がもう人間ではありえないと、何度も思い知りながら] ……椿は、どうなんだ。 いつから“そう”なんだ……、 どうやって、今まで……。 [彼女は自分がヒトではないと認めているようには思える。 その上で、それを悲しんでいるようにも。 彼女は生を楽しんでいるわけではあるまい。 そう思うからこそ、改めて尋ねてみたかったのだが……問う言葉は曖昧に途切れた。 赤が全体に混じったヨーグルトを口に運ぶ。 味を感じることはできなかった。]** (*1) 2023/03/04(Sat) 22:19:36 |
【雲】 月島 雅空[いつものように幻想的な空間だった。 恋人になる前は口にはしなかった。恋人になった後はよく口にした。 幻想的で綺麗だ。と、恋人としての時間に囁いてもいた。 だがそれが命懸けによる儚さ故だとしたら―― 手を振っていってくる。といった幼い仕草とは真逆に広がる光の粒子が、優しく暗い夜を照らす。 紡がれる祈りの言葉を聞きながら、不意に、とても、嫌な予感がした。] (D0) 2023/03/04(Sat) 22:23:58 |
【雲】 月島 雅空[バシャリと音をたてた。 気づいたときに自分が湖に足を踏み入れたときの水飛沫の音だ。 最後の瞬間、彼女が見たものは、俺が見たものは―――] ・・・・・・・・・・・・ [腰までの半身が浸かったところで止まる。 水に彼女の力を伝えていって、風が彼女を見失った。] (D1) 2023/03/04(Sat) 22:24:24 |
【雲】 月島 雅空 ・・・・・・なぁ・・・・・・ [息が苦しい。喉が渇き張り裂けそうに胸が痛い。 風がいつもより重く感じて、動くことさえ叶わないで、先程まで巫女が――ペルラがたっていたところを見つめる。 冷え切った体が幾時その姿勢のままでいたのかわからない。ただ、もう少しだったのに――もう少しだったのに―――] (D2) 2023/03/04(Sat) 22:24:52 |
【雲】 月島 雅空 ・・・がんばったな・・・・・・ペルラ。 [消えてしまった。役目のためにいきて、役目のために消えた。 否応もなく自覚した。 悲しみはあった。怒りもあっただろう。だが覚悟もした。 彼女は、俺は、満足いっただろうか。いいや、いったんだ。 全部が全部叶ったわけじゃなくても、今この時まで懸命に 手の中のイヤリングをぎゅっと握る。 振り返り庵を目指して歩いていく。 満足したのだといおう。思いっきり愛したのだといおう。だが今日だけは――*] (D3) 2023/03/04(Sat) 22:25:48 |
【秘】 大学生 寿 達也 → 大学生 要 薫[彼の探索に行くとしたら明日、という言葉にうなずく。2人で過ごすという何よりの時間に今日くらいは甘えたい。 自然の中で彼を撮影するという夢は明日までのお預けにすれば、もっと期待で待ちきれない気持ちが高まっていくだろう] 何言ってるんっ……ですか。 貴方の方が、よほど……やらしい……。 [美味しそうに自分のモノを舐める要に喉が鳴る。 自分の匂いなんてわからない。 ただ、遺伝子的に相性がいい相手は好ましい体臭を持つというから、自分が彼の香りがこ好ましいと思うのなら、彼も同じように自分を好ましいと思っているのも納得で] (-8) 2023/03/04(Sat) 22:31:51 |
【秘】 大学生 寿 達也 → 大学生 要 薫 へえ……。 貴方は、どこか爽やかな香りなんですよ―――。 柑橘類というより……ウリ科かな? ずっと嗅いでいたくなる…… [こんなこと言って変態ぽいかな、と思ったが、彼の悪戯な手が自分の行動をミラーリングするかのように宝珠を刺激して。そして喉奥で締め付けられて。 お掃除だった自分と違って自分は先ほどたっぷりと彼の中に白濁を吐き出していたのだ。 しかし、熱っぽい彼の口腔といやらしい音、なにより彼の手練手管に負けてしまい] (-9) 2023/03/04(Sat) 22:32:20 |
【秘】 大学生 寿 達也 → 大学生 要 薫 うぅっ!!! もう……っ [呻きと共に、軽く達してしまって。自分の口の中にも彼の慾が残っているとはいえ、量は自分の方が各段に多いし濃い。 それが自分の方が彼に気持ちよくしてもらっている証左の気がして、なんとなく淡い敗北感を感じてしまった。 いや、こんなことは比べるべくもないのだけれど。しかしこの負けている感覚が悪くないし心地よいのだ。そして負けていると感じるからこそ、彼をもっと大切にしようとする欲にもつながるのだから、これは大事な感覚だろう] 貴方には敵わないな……。 [そう嘆じてみせながら、要の指先に小さくキスを落とす] コテージの中にも風呂あるんですよね? 沸かしてきますから、ここで待っててくださいね。 [全裸の彼と違って自分の方の身じまいは楽だ。もっとも裸でも構わなかったのだけれど、告げるだけ告げて立ち上がった*] (-10) 2023/03/04(Sat) 22:32:53 |
【念】 大学生 寿 達也-風呂場- ……これはすごいな。 [風呂場を探しながら部屋の中を歩いていたが、コテージ内にもこんな立派な風呂があると思わなかった。 大の男が二人ゆったりと浸かれそうなくらいの大きさの湯舟を見つけた。 こういうところにお似合いな、ふるぼけたようなオレンジ色の光が出る照明がほほえましい。 中を軽く洗って埃を落とすと湯をためていく。五右衛門風呂やかまどなどでなくガスでよかったとほっとしながら、とりあえずは要のところにもどろうか*] (!0) 2023/03/04(Sat) 22:33:32 |
【人】 天原 珠月[デザートを楽しみ、片付けは手分けして行って。 いつの間にか完全に夜になっていた。 月がないって意外と変わるんだなぁ、と思う。 星がたくさん煌めいて綺麗だけれど少し暗い感じがした。 ちょっと涼しいより寒くなってきた気もする。 上着を変えるべきかお風呂に入るべきか、と考えていると、幼馴染から湖へのお散歩の誘いがあった。>>1] あ、行く行く。 [すぐさま頷いて、そのまま駆け寄った。 上着はまぁ震えるほどではないしこのままでいい。] お風呂上がりだと湯冷めしそうだもんね。 [散歩といってもコテージ自体が湖畔にあるのだ。 湖の周りにそれなりに設備や街灯があれば、夜でも怖くなさそう……いや、別に全く怖がりではないのだけれど。*] (7) 2023/03/04(Sat) 22:37:47 |
【人】 武藤景虎んん……、 [微かに聞こえてくる鳥の囀りと、カーテンの向こうから差し込む僅かな陽の光に薄く目を開ける。 ぼんやりとした視界の先には丸太のような壁が近くに見えて、横たわるベッドの半分側に人ひとり分の隙間が出来ていた。] ………ッ! [腕の中にあったはずの体温が消えていることに気づくと、反射的に体を跳ね起こして辺りを見渡す。 此処がどこだとか、何でいるんだっけとかを考えるより先、ベッドから落ちる勢いで降りると、そう多くはない扉という扉を開けて、室内をバタバタと駆けずり回って、“あるはず“の姿を探した。] (8) 2023/03/04(Sat) 22:43:36 |
【人】 武藤景虎[そこまで開くはない室内全体を回った後、鍵をかけるようにと告げて、うっかり開けないようにすると言っていたことも忘れてバスルームのドアを開けて、ユニットバスの中まで確認しても姿は見当たらず。 落ち着いて考えたら此処まで慌てる理由はどこにもない。 “朝走りに行ったりするならおかまいなく“と 寝る前に告げたのは自分だ。 実際ただ走りに出かけただけだろうと冷静に考えられるようになるより先、“還って来ないかもしれない“、“二度と会えないかもしれない“という焦燥感が体を突き動かしていた。 抱き締めた体温が一瞬で消える感覚と、一人で目を覚ました時の喪失感が頭の隅にチラつく。 それがいつのことだか、何のことだかも曖昧なまま、身支度も整えないままに外へと探しに出ようと玄関扉へと手をかけた。] (9) 2023/03/04(Sat) 22:44:42 |
【人】 武藤景虎あ……、 [力をかける前に扉が開くと、安堵の息を吐く。 無意識に入り口に立った人影を抱き締めようとして、伸ばした腕を寸前で手を止めた。]* (10) 2023/03/04(Sat) 22:45:33 |
【独】 天原 珠月/* 相方さんのロルが素晴らしすぎていつも悶えています。 そんなsoranoiroです、よろしくお願いします。 (今更過ぎる挨拶。そして初独り言。 (-12) 2023/03/04(Sat) 22:45:54 |
武藤景虎は、メモを貼った。 (a3) 2023/03/04(Sat) 22:46:29 |
天原 珠月は、メモを貼った。 (a4) 2023/03/04(Sat) 22:50:01 |
【独】 黒崎柚樹/* この武藤は、一人で起きてもそれほどにはパニックにはならないんじゃないかと、柚樹も中身も割と思ってた……んですよね……(だめじゃん(全然いつもの武藤じゃん…… (-13) 2023/03/04(Sat) 22:51:37 |
月島 雅空は、メモを貼った。 (a5) 2023/03/04(Sat) 22:53:48 |
【神】 緑山 美海うとうと、早朝の微睡みの中。 「···っ」 昨日は感じなかった寒風が布団の中を通っていく。 ぎゅっと湯たんぽを力強く握っても寒いまま、何だか触り心地も違う気がして。 「···ん?」 不思議に思いながら、ゆっくりと瞼を開けると。 そこには大好きな人の姿はなくて、抱き枕が自分の腕の中にすっぽりと入っていた。 「······宗太郎、どこ?」 (G3) 2023/03/04(Sat) 22:59:42 |
【神】 緑山 美海女が呼んで直ぐに、貴方の『おはよー』という声が聞こえた。 ゆっくりとそちらを向けば、へにゃりと笑い。 「···宗太郎、いた」 腕を広げて、戻っておいで、とまたベットに引き摺り込もうとするものの。 朝食が出来たと聞けば、広げた腕を元の位置に戻す。 「······ふわぁ」 小さな欠伸をして起き上がれば、言われるがままに、頬っぺたに手を伸ばして。 ちゅっ、触れるだけのものを貴方の唇へと。今日も好きだよ。 「···おはよう、宗太郎」 (G4) 2023/03/04(Sat) 23:00:54 |
【神】 緑山 美海と、いうのが、10分前の出来事。 「全部、全部、忘れてください」 先ほどまで甘えていた女は、苦いコーヒーを片手に持ってきっちりと椅子に座っている。 その顔は恥ずかしさで真っ赤になっていた。 完全に寝ぼけていたそうだ、貴方のお陰でそれはそれはぐっすり眠れたみたい。 「忘れてないよ、昨日頑張って肉浸けてたもんね。でも、野菜もちゃんと食べなきゃダメだよ?」 「···さて、バーベキューの前に、頂きます」 手を合わせれば、ホットサンドをぱくり。 少し時間は経ったけど、まだまだ熱々だ。 「美味しい、やっぱりベーコンにチーズって最高」 「料理上手になったよね、作ってくれてありがと」 (G5) 2023/03/04(Sat) 23:02:25 |
【妖】 ??? 黒崎柚樹[コテージに一歩一歩足を踏み入れながら"それ"は告げる。] "かわいい"って言ってくれたの、すごく嬉しかった。 武藤の"かわいい"は、"好き"、なんだよね? 私、知ってるよ。 私は、あの娘みたいに鈍感じゃない。 武藤が嫌だと思うこと、好きだと思うこと、 全部察してあげられるよ。 他の男たちにはちゃんと警戒するし、 自分を過信する無茶とかしない。 おしとやかにする。 ────ねえ。 理想の恋人だと、思わない? ($3) 2023/03/04(Sat) 23:05:43 |
【神】 緑山 宗太朗「居るよ。美海の傍から離れた事、そんなに無いだろ〜。」 戻っておいでと誘われれば、戻りたくなったのだけど。 戻る前に元の位置に戻っちゃったから、少し残念に思った。 朝ご飯か誘いに乗るかを天秤に掛けたら、間違いなく後者を選んでいた自信があった。 「ん!おはよ。」 望みの物 >>G4 が貰えて眉がきりりと上がってより元気になったとか。お返しに、身を乗り出して今あなたがやった事と同じことを同じ場所に。 俺だって好きだよ。 今日の朝はなんか、甘えただなぁ。なんかいい夢でも見たのかな。理由はともあれ、役得役得……。 と、ほこほことした顔で椅子に腰かけて……。 (G6) 2023/03/04(Sat) 23:36:54 |
【人】 月島 雅空[夜も更け、電灯が置かれているため完全な闇というわけにはならないがやはり暗く感じるのは住宅街との差というやつだろう。] そういうこと…まぁ、明日でもいいんだけどな。食後の運動がてらな。 [とはいうものの、単純に待ちきれない気持ちがあったというのは察されるかもしれないな。趣味が釣りとかだものな。] ん…やっぱりこの時間だとまだ寒いか。 [湖面を優しく揺らす風も、昼にはちょうどよくかんじたが、夜には寒い。 だが人の明かりが少ない分だけ湖に映える星もよく見える。] にしても月がないってのもなんか不思議だな。いや、二つ…あったか。 [普段意識して夜空を見上げているわけではないが、こうして夜空をよく見える状態だと意識してしまう。直後に二つ。といったのは珠月>>0:377の言葉遊びに乗って、ではある。あるいは何か胸騒ぎがあったのかもしれない。] (12) 2023/03/04(Sat) 23:37:02 |
【人】 月島 雅空[湖の近くまで二人で歩いた後、そのまま湖の端を沿うように歩く] 桟橋とかで二人きりで…なんていうのは恋人だったらあるんかね? [世間話をするように、湖に向かって湖上を散歩するように伸びる桟橋があったのを見ていて、思い付きのようにいう。当人は釣りスポットでもつかえそうだから見てたとかいう実情があったが] なぁ、珠月、そういえばなんだが聞いていいか? 高校になってから、色々と様変わりしたけど、何かあったのか? [様変わりとは髪とかピアスのこと。 思いつめていたようにも見えなかったのと、お互いに忙しくなったことから聞きそびれていたことを散歩がてら聞くのであった*] (13) 2023/03/04(Sat) 23:37:12 |
【神】 緑山 宗太朗「いいじゃん、俺美海のそういう所も好きだよ。」 赤い顔に素直な好意を告げてから、ふーっとコップに息をかけて珈琲を一口。 普段の感じも勿論好きだけど。 気が抜けるとふにゃっとして、後でふにゃっとしてた所を慌てて隠そうとする。そんな所もいじらしくて可愛いなと男は思っている。 「美海の事大好きだから美海に関することは忘れません!」 「以上っ!」 と、〆た。説得するのであれば、相応に時間をかける必要があるかもしれない。こういう時の男は往生際が悪いのだ。 (G8) 2023/03/04(Sat) 23:37:44 |
【秘】 大学生 要 薫 → 大学生 寿 達也[明日はどんな事して過ごそうか。と 含みを持った笑みは、彼が用意したカメラを一度チラ見した。互いのものを咥えて、甘い吐息を吐く。好ましいと思うほどにのめりこんで、彼の言葉にはそう?とわざと尋ねるのだ。やって、いやらしくしているもん。いやらしいと思ってくれらな、な。なんて、より彼の好みへと磨きをかけたい信条を持ち。 その上で、翻弄する側でいたいのが年上の恋人としての我儘だ。だって寿って恰好よすぎやもん。きっと彼は自分を追い抜く。そう思える程できた恋人の前、年上として翻弄していたが。] …ウリ科…ぁ?… [ただ、香りについてレビューする彼の言葉には少しばかり頬を染めてしまった。それは彼が変態っぽく見えたから、ではなく。そういう風に思われているんだ。という照れであり。 彼がずっと嗅いでいたくなるなんて言うのだから 恥ずかしくなったのだ。 其れを聞いたのが彼から顔が隠れる体勢でよかったと改めて思った。何かを言おうとして、これ以上言えば照れが混じりそうで。彼の熱源を育て、達する方向に進もうとし] (-18) 2023/03/04(Sat) 23:41:27 |
【秘】 大学生 要 薫 → 大学生 寿 達也……んっ ぁ はぁ [彼の熱源を育てた。 口内で滾る熱が漏れでるのを感じ、ふるっと肉体が震えた。彼の口内にも自分の熱が少し零れたのが分かる。はぁっと熱い息は、身体の奥、抱かれた場所がきゅんっと鳴いていることを知らせていた。ゆっくりと零れたものを喉の奥に運び、こくりと飲めば、そのまま彼の雄を離して、唇をなぞろう。 外はすっかり更けている。 けれど、まだ…] (-19) 2023/03/04(Sat) 23:41:49 |
【秘】 大学生 要 薫 → 大学生 寿 達也……ん? やー、まだ負けへんで? [くすっと笑った唇を指で押さえ。 舌を出して、彼の言葉にはそう返答する。指先に落ちたキスへは、甘い息を。敗北感を味わうことも悪くないと心地よいと思っているとまでは知らないものの。彼を翻弄することにも心地よさを感じる体は、上半身を起こし、ベッドの上に座り。 彼の言葉を聞けば薄い笑みを浮かべたまま] はーい♡ いい子で待ってるわ。 やから、あんま待たせんといてな? [手を振り。彼の背中を見送っただろう。 言葉通り、いい子で待っているかは別にして*] (-20) 2023/03/04(Sat) 23:42:45 |
【念】 大学生 要 薫[まだ風呂場がどれ程の大きさかは見ていないが。 このコテージの作りからして、それほど小さくはないだろう。いやぁ、中々に至れり尽くせりやな。と足をばたばた。ベッドの上で彼が来るまでの時間を過ごそうとして。 もぞっと足の先を合わせてしまう。 乱れた花が疼く感覚 抱く側だった頃は知らなかった この感覚に少しばかり囚われてしまうものの] (!1) 2023/03/04(Sat) 23:43:08 |
【念】 大学生 要 薫…そや、カメラ。 [むくっと起き上がり。 彼がおきっぱなしにしたカメラを見つければ、手に取りやすいよう棚の上に置きなおそう。一眼レフにデジカメ。スマートフォン。思えば色んなもので撮られたものだ。その中身を持ち主が居ない間に確かめるつもりはない。やって一緒に見た方が興奮するし。彼だけのものだからと見せてもらえない場合もあるけど、そこは仕方ない。 ――というか、正真正銘彼だけの自分が嬉しいて堪らない。 明日は、どないな写真撮るんやろ。とわくわく。 自分もカメラを持ってきてはいるが。 彼と一緒にいると被写体に回る事が多く。 ついつい撮られたがってしまう。] (!2) 2023/03/04(Sat) 23:43:25 |
【雲】 天原 珠月……。 [ここは何処か。 いつからここにいるのか。 深い湖の奥深く、水中をたゆたっているようでもあり。 空に放り出されたか、彼と一回転したときのように、自身の重さなんて感じずに雲と浮いているようでもあった。 あたりは、薄らと青かった。 ともに飛んだ空を、彼の瞳を思い出させる色。] (D4) 2023/03/04(Sat) 23:44:26 |
【念】 大学生 要 薫…やー、でもほんま上手なったなあ。 [自慢の恋人やとデレを口にした処で 彼のスマートフォンの画面、其処に送られたメッセージを見てしまう。ロック画面に乗った送り名は今年入ってきた後輩のもの。彼に、好意を持っているらしい可愛い系の男子学生のものだ。] …ふーん? [寿達也という男はとても魅力的だ。 その子も目の付け所がよい。とも思うが。 その名前が浮かぶスマートフォンを片手で掴み。 そのまま、ベッドに転がれば、仰向けになった。さてどないしようか。帰ってくる彼をえっちなポーズでお出迎えというのもええけど、まだまだ二人っきりの時間は長い、流石に飛ばし過ぎやろか。とスマートフォンをベッドの脇に置き。 戻ってきた彼を前にすれば] (!3) 2023/03/04(Sat) 23:45:11 |
【念】 大学生 要 薫…おかえり、ええ子にしてたで? …… もうちょい遅かったら オナニーしてたかもやけど [なんて揶揄い半分で手を伸ばし。 お湯が溜まったら、連れてってとオネダリをしただろう。お湯が溜まるまでは頭を摺り寄せ、彼の膝を枕にいちゃいちゃをして、運ばれれば、オレンジ色の古ぼけた光の中にある大きめの湯舟に、やぁ二人で入れるなあ。と嬉しそうにしただろう。 入ったら彼の上に座り、足を少しばたつかせる。 そんな遊びを試みるかも*] (!4) 2023/03/04(Sat) 23:47:07 |
【雲】 天原 珠月……アスル! [呼んでも返事はない。 ぼろぼろと涙が落ちて、空なのか水なのか、溶けていく。 片方だけの耳飾りが淡くあたたかい。] アスル、 アスル…………ありがとう、……っ [泣きながらでも微笑めた。 やりきった。巫女として。そして、彼と。 たくさん想い、想われてきた。 溢れるほどに愛され、温もりを分け合ってきた。 大丈夫。ずっと、ずっと。 私の中にはアスルが在り続けるから。] (D5) 2023/03/04(Sat) 23:47:18 |
【人】 天原 珠月[湖の端を沿うように歩いていく。>>12 幼馴染の少し斜め後ろから背中を眺めた後、ひょいっと足を踏み出して、いつものように隣に並んだ。 食後の運動なんていっているけど、半分くらいは明日やるつもりの釣りの下見なんじゃないだろうか。 なら自分はどうしようかなぁ。 テラスからその姿を眺めているのも悪くないけど、と考えていたら、幼馴染が恋人の例え話をしてくるではないか。] まぁ、恋人同士なら……。 おちそうでこわーい、とか言って抱きつくパターンもできるし、ふたりきりだねってキスのひとつやふたつ……。 あ、魚じゃないからね? [軽い世間話のひとつなのは伝わるので、今回は恋愛の話なんてしてると悪戯に茶化すでもなく。 ドラマや少女漫画を思い浮かべながら挙げていく。 最後はどうせ釣りのことを考えているに違いない幼馴染みへの突っ込みを兼ねつつ、冗談っぽく笑って。] ……へ? [あの星座なんだっけ、と夜空を見上げ、無意識に腕をさすっていたら、思いがけない質問がやってきた。>>13 きょとんとキツいと言われがちな瞳を丸くする。] (14) 2023/03/05(Sun) 1:03:20 |
【人】 天原 珠月[最初はまるで不思議そうに首を傾げてみせたが、すぐに思い至ったようにひとり頷いて、見た目のことね、と。 なんだ、とでも言いたげな軽い口調で続けた。] だって、美容専門学校に入学するんだもん。 ちょっとはオシャレっぽくしたいじゃない。 高校の時は校則破ってまでって黒いまま伸ばしてたけど、せっかくだから、一気に金色にでもしようかなって。 [舐められたくないしね、なんて。 冗談なのか本気なのかの良い笑顔を浮かべてから。] ま、元々私って、キツめに見られること多かったから。 目つきとか、黙ってたら機嫌悪そうとか。 [幼馴染にも愚痴を言ったことは多々あるだろう。 泣いて悲しむほど気が弱くないが、へこみはするのだ。] 金髪が似合う方だとは思ってたし、どうせなら近づきにくいくらいになっちゃえ、みたいな? 今の学校じゃ何にも浮かないから普通なんだけどね。 (15) 2023/03/05(Sun) 1:03:52 |
【人】 天原 珠月あ、ピアスは――、 [自らの片耳に触れる。 ピアスも専門学校に入る前に開けたのだ。 痛いかな、腫れたりしないかな、と散々ピアスを開けてるでもない幼馴染に零した挙げ句、とある日の夜、突然ピアッサー片手に窓から襲撃し、雅空兄ぃが開けて!と頼み込んだのだ。 病院で開けろと勧められたとしても泣きついた。 雅空兄ぃなら出来る!包丁扱えるし!は今考えても訳が分からない説得だったと思う。] ……耳に飾りをつけてみたかったというか。 元々、気になってたデザインのが、ピアスしかなくて。 [今着けているのがまさにそれでも、言わない。 普段からさまざまなピアスを持っていて、服装や髪型、場所によって付け替えているから、こういうのには疎いはずの幼馴染には分からないだろうと思っているからこそだった。] (16) 2023/03/05(Sun) 1:04:36 |
【人】 天原 珠月……っ、 [その時だった。 このキャンプ場を訪れたときに感じた不思議な何か。 森の中へと迷い込んだら違う世界に繋がってしまうような。 頭の中が一瞬、ふわ、とかすむ。 同時に耳の辺りが鋭く痛んだ気がして顔をしかめた。 ピアスの調子が悪いのだろうか。 洗面台の鏡で見たときは大丈夫だったのに。] 雅空兄ぃ、ちょっと待って。 ピアスの調子が悪いのかも……落としたら嫌だし、外しちゃうから……あ、少しの間持っててくれる? [片耳から、銀に青の光るピアス>>0:167を外し。 一旦ポケットにしまおうと、ハンカチを取り出すため、幼馴染が手を差し出してくれたらその上にピアスを乗せる。] (17) 2023/03/05(Sun) 1:05:33 |
【雲】 天原 珠月[どれほど長い時をここで過ごすのだろうと思っていた。 とうに覚悟はあった。 心は落ち着いてきていた。 耳飾りの温もりが、彼の手の温度を思い起こさせるから、彼に贈った片方と通じ合っているようで嬉しかった。 しかし、異変は突然。 悠久の時を過ごすまでもなく、訪れた。 アスルがおじいさんになるどころか、おじさんになる暇もない、とペルラの体感時間は言っていた。 まさか何かあったのか、と青ざめたのは一瞬。 これはそういうものじゃない。 元の世界にあった不思議な力が充満していたこの場所に、まるで種類の違うだろう、異質な力が混ざり込んできていて。 悪い意志は感じない、けれど。 なにかを引き起こそうとしている、と。] (D7) 2023/03/05(Sun) 1:06:16 |
【雲】 天原 珠月あなたは、だれ……? [目の前に揺らぐ空か水か。 そこに映ったのは、自分とそっくりな姿。 正確には、髪や瞳の色が変わる前の、若い頃の自分と。 でもすぐに分かる。 これは記憶や過去なんかじゃない。 別人だ、それも恐らく、別の世界を生きる――。 誰かの声が聞こえた気がする。 混ざり合った力が、何かを動かそうと、変えようとしている。 必死で止めようとしても今の自分はまだ空っぽで。 尽きたばかりの力は戻っていなくて。 あの子が、引き込まれてしまう――ここへと。] (D8) 2023/03/05(Sun) 1:07:07 |
【人】 天原 珠月[それは、あまりに突然だった。 湖から、パシャン、と音がした。 驚いて振り返ると何もおらず、湖面には波さえもたっていない。 幼馴染も同じところを見ていたか、どうか。 一瞬、そこにあるはずのない月の光が揺らいだ気がした。 光の粒が散ったような気がした。 幻想的な光景に息を飲んだ、その瞬間。] ……えっ、な、……なに!? [急に手を引かれた。見えない何かに。 幼馴染へ、彼へ、伸ばそうとしてもあと少し届かなくて。] ……雅空……っ [湖に落ちたのではない。不審者のせいなんかでもない。 まるで魔法のように、神隠しのように、天原珠月の姿は星が煌めくように消えていった。*] (18) 2023/03/05(Sun) 1:07:43 |
【赤】 片連理 “椿”わたくしは…… [どう答えれば良いのだろう。少し考える。 とても簡単なことではあるけれど、果たして信じられるかどうか。] “はじめから”です、楓様。 わたくしが人間だったことは、ただの一度もありません。 (*2) 2023/03/05(Sun) 1:33:01 |
【雲】 天原 珠月……へ!? [最初に思ったのは、私湖に落ちたの!?だった。 目の前に広がる世界が、うつくしい青色をしていたからだ。 ――私のピアスの石みたいで。……つまり、は。 そして落ちてきた身体を支えてくれたのは、自分より小柄で細身で、自分より年上そうで、自分と、そっくりな人。] え、実は夢見てる? もう寝てたの私? [雅空兄ぃがいたら起こしてくれないかな。 多分今頃魘されているはずだから、と現実逃避しかけていれば、お姉さん(仮)が必死そうな顔で語りかけてくる。 これは真面目に聞かねばならないと思わせられるが、その前に、多分声まで自分とそっくりと知ることになった。] (D9) 2023/03/05(Sun) 1:38:39 |
【赤】 片連理 “椿”“狼”というのは人喰いの化け物の総称です。 獣の呪い、月の狂気、あるいは一種の病……なりかたは様々ございます。 わたくしはその中でも最も愚かな……自らの手でたましいを引き裂き、獣に堕ちた者。 旧い魔術でございます。ヒトのたましいを善と悪との二つに割り、悪を滅する。ある求道の者が、己を高みに至らせる道としてそれを行いました。 失敗だったのか、そもそも術が不完全だったのかはわかりません。ともかくそうして、その者はたましいを切り離すことができず、不完全に繋がった二人となりました。それが、わたくしとあの人です。 (*3) 2023/03/05(Sun) 1:38:48 |
【雲】 天原 珠月落ち着いて聞くのよ。 このままじゃ、貴女は変なところに飛ばされてしまうかもしれない。 今の私はまだ力を足りないから……ごめんなさいね、貴女が元いたところに送り返せないの。 ここに長く居るのは危険かもしれない。 私は……いいけれど、貴女は巻き込まれたんでしょう。 [自分のせいかもしれない。 よく似た彼女を見れば、そう思わずにはいられない。 何かが作用し、こうして彼女を引きずり込んでしまったなら、どうにかしてまず無事を確保しなければ……。] ……私が元いた世界なら、行かせられるかもしれない。 力の道筋がまだ残っている……そう、そうだわ。 [ほのかにあたたかな耳飾り。 触れればふわりと光の粒が集まり――道しるべが生まれた。] (D10) 2023/03/05(Sun) 1:39:24 |
【雲】 天原 珠月は? 何言って……? [訳が分からない。 でも仮に夢だとしても、真剣に聞かずには居られない雰囲気があったし、まだ幼馴染が起こしてくれる様子もなかった。] お姉さんの元いた世界って? え? アスルって誰!? 外国人!? [幻想的な光の道が現れる。 それを辿って行けとお姉さんは言い、時間さえあればどうにかしてみせるから、と自分の手を握りしめた。 ほぼ同じ顔をしていながら頼りになる表情で、優しさに溢れていて、淡い紫の瞳は強い意志を感じさせる。 アスル、という名前を口にしたときだけ。 切なげにも思える色が混じったのは気のせいだろうか。] (D11) 2023/03/05(Sun) 1:39:58 |
【雲】 天原 珠月ええい、行くしかないか。 [夢なら起きて幼馴染を揺さぶるしかない。 なんで早く起こさないのって。 それに、このまま本当にどこかに迷い込むことになったら、会えなくなる気がして、恐ろしくなったのだ。 前に進まなければいけない、と思った。 あのお姉さんはともに来ないのだろうか。 元いた世界なら、道しるべが生まれたなら、一緒に来るんじゃダメなのかなと思うけれど。 しかし、光は自分が通ると消えていった。 光の終着点が見えてくる。風の音がする。 あの森の中だったらいいのにと思いながら、幼馴染の姿があればと願いながら、深呼吸して飛び込んだ。*] (D12) 2023/03/05(Sun) 1:41:25 |
【雲】 天原 珠月……ええっと。 …………おかしなことになったわね。 [そっくりな少女を見送ったら。 今度は別の道が開けていた。 なんの意志なのか、悪戯心なのか、――ここにいても自分の力は吸収される一方で増える様子がないのは分かっていたから、何はともあれ、動いてみないと仕方がないのだけれど。 というか、そもそも巫女って消えたらどうなるのか。 なんていうのは、何も語られていないのだ。 歴代の巫女もこんな騒動に巻き込まれていたのかもしれない。 アスルにまた逢えたときは、そんな話もしよう。] ……あら、これも、なにかの道しるべ? [あの少女と繋がる何かが、この先にある。 そう感じながら、ゆっくりと歩み、知らぬ世界へと。*] (D13) 2023/03/05(Sun) 1:47:11 |
【妖】 武藤景虎…………、 っ、え、あ、うん? ゆず、……ッ…… [違和感を感じる肢体から目を逸らして、視線のやり場に困っていると、柚樹と呼んでと囁く声に息を詰まらせた。>>$2 そう呼んでみたくないわけじゃないけど、急に呼ぶのも恥ずかしいし。 それに、告白だってまともにしてない。 “かわいい“とは告げたものの、ひどく悲しそうな顔で“なんで“と返されたのは昨晩のことだ。 寝る前だって、泣くばかりだった理由も聞けないままでいて。 急に名前で呼び出すとか彼氏面し出したみたいで何なのこいつってならない? いや、呼んでって言うからにはその方がいいのか。 混乱したまま答えられずにいると、甘ったるい声で囁きが落ちるのを、呆気に取られたような表情で聞いていた。>>$3] ($6) 2023/03/05(Sun) 1:48:15 |
【妖】 武藤景虎[かわいいは好きって意味はそうだよ。 気になる女子に言えって言ったのはくっきーじゃん。 だから他の女子には言わないようにしたし、くっきーだから言ったわけで。 それでも伝わってないとは思ってなかったよ。 だから実際鈍感なんだろうな。 警戒心は持って欲しいし、無茶だってしてほしくない。 言ってること、殆ど合ってるよ。 オレの考えてること、察せられるっていうのも本当かもしれないな。] ……うん、そうだな。 オレは、くっきーが、 黒崎柚樹のことが好きだから……、 [嫣然と微笑む彼女の頬に手を伸ばす。>>$4 象の皮膚とは程遠い程に柔らかい肌に確かめるように触れると、一度目を伏せてひとつ深呼吸をして。] ($7) 2023/03/05(Sun) 1:50:00 |
【独】 緑山 宗太朗/*美海ちゃん、孤独は好きそうじゃないから宗太朗は離れる時(ごめんねぇ……)と思いながら、なんか自分の代わりになるものを探して持たせそう。 そのうちでっかい抱き枕とか買ってくるし、やっぱこの人の最期は自分が看取るべきだなって思ってる。健康に気を使う男。 (-21) 2023/03/05(Sun) 1:51:39 |
【赤】 片連理 “椿”わたくしは滅せられるべき側でした。 ですから、この身の内には怨嗟や、嫉妬や、嘘。そういった様々のものが渦を巻いております。今は静かにしておりますが……時折騒ぎ出すこともございます。 わたくしを無理に殺せばたましいの繋がったあの人も死ぬことになります。だからあの人はわたくしを殺せず、逆に憐れみを覚えて、自分のせいでわたくしが生まれてしまったのだと言ってわたくしを庇護してくださいました。 わたくしは、ヒトの世界に守るべきものなどございません。ですから、ヒトの世界の外から、ヒトを喰らい続けました。その度にあの人はかなしい顔をしました。 それに、ヒトではなくとも、ヒトの理がわからぬではないのです。わたくしが、ヒトであるべきでありながら、ヒトではありえないことくらいはわかります。ですから……わたくしは、世界に捨てられた身なのです。 (*4) 2023/03/05(Sun) 1:51:47 |
【人】 天原 珠月[ばっしゃーん!!] [夜の湖に今度は派手な水音と、水飛沫が上がった。 そこに彼がいたなら気付かざるを得ないだろう。 湖のほとりに、突然光に包まれるようにして現れる姿。 淡い月色の髪に、淡い紫にも青にも揺らぐ瞳。 白い踝まで隠れるゆったりしたワンピースに似た装束に、魔法使いかファンタジー漫画の登場人物が着ているような青いローブは繊細な銀の刺繍で彩られ、重厚でありながら軽やかで。 目が合えば、ゆったりとたおやかに微笑みを浮かべる。] ……なんだか派手な登場で、ごめんなさい。 [天原珠月にそっくりな女は申し訳なさそうに眉を下げてから、びしょ濡れのまま、綺麗な礼をした。*] (19) 2023/03/05(Sun) 1:59:08 |
【妖】 武藤景虎[そのまま手を浮かせて、思い切り頬を挟むように手のひらを打ち付けた。 バチン!!と大きな音が響いた後、同じ高さにある瞳を見据える。] お前に“かわいい“とは、言ってない。 言ったことない。 [そこは本当に大事なとこだから。 手のひらの痺れからは頬にかかった威力の程度が窺えたけれど。 オレが惚れてるのは、手加減をする方が許さないと言うような女なので。 脳裏に浮かんだ光景を、今はすんなりと受け入れられたから、慰めるように頬を撫でることもなく、手を離した。]* ($8) 2023/03/05(Sun) 2:09:40 |
【雲】 月島 雅空[それからアスルは、巫女は力を使い果たして消えた。と、長老衆へと告げて、そして工場へは前々から言っていたことを実行するために。といって飛行機を借りていった。 ――――そして三か月後。 アスルは現在とある小さな島にいた。別にここで暮らしているとかいうのではなく島から島へと移動中であり、その中継地点に浮いている小島で今日は休んでいたというだけである。 既に野営用のテントが張られ、簡素なスープをつくり乾パンと頂く。野営料理としてはこれに干し肉でもいれれば少し豪勢になるが、今日はいいかと、どこかやる気もなく無精して食べ終えた。] ………新月か [感傷に浸るように、パチパチと火が跳ねる音。自分以外は誰もいない静かな夜で――誰もいない夜を密かに求めていたのだろう。そんな夜のことだった―――] (D14) 2023/03/05(Sun) 2:10:54 |
【雲】 月島 雅空[空から女性が降ってくる、ゆっくりとゆっくりと誰かを待ち望むように淡く光を帯びて―――] いやいやいやいやまてっ! [ちっともよくはない、上から降ってくるのは移動中に落ちたとか。ゆっくり落ちてきたのはそういう力が、あるいは浮遊を宿した装飾品を身に着けているとか説明はつくが] このタイミングでかよっ! [それは新月だから、とかでもなくもっと切実な問題である。 ただただシンプルに、アスルが真っ裸だったのだ] (D15) 2023/03/05(Sun) 2:11:38 |
【赤】 片連理 “椿”[そこまで話して、息をついた。 喰わずにいられないことは重荷ではあるが、 はじめからヒトではないのだから諦めはつく。 そして、誰を守るでもなく、喰いたくなれば狩ればいい。 だが楓は違う。 そうせざるを得ずにそうなるのではなく、 自ら選んでヒトを喰っている。 かつては自身も確かにヒトであったというのに。] (*5) 2023/03/05(Sun) 2:12:36 |
【雲】 月島 雅空[なお、真っ裸だったのは別段変な意味はない。 お茶でも沸かして飲もうとしていたのだが、その前に水浴びをしていたのだ。水浴びのためにと当然脱いでいたアスル。 結果。振ってきた淡く光る人影は野営用のテントをぐちゃぐちゃに潰して――おかげでよいクッションにはなっただろう――なんかもうわやくちゃになったのだが、多少の怒りをぶつけてもいいだろう。等と思っていたが、着替えのズボンだけ履いてから近づき怒りの一つでもぶつけていいだろう。と思っていたのだが、倒れていた女性の顔を見た瞬間それも忘れた] ・・・・・・・・・ペルラ?・・・・・・ [そんな呟きは彼女の耳を揺らしただろうか。そして] (D16) 2023/03/05(Sun) 2:13:32 |
【雲】 月島 雅空 はぁ・・・目が覚めたか? [焚火の近くに布を敷いて、降ってきた女性が横たえさせていた。その女性が意識を取り戻したのはいつ頃だったか。 はす向かいに位置に座っていた男はそこで声をかけたのである。 ぐちゃぐちゃになったテントは荷物だけ出せるように一部取り払われ、ズボンだけは履いて上半身はローブを体に羽織っており前は開けたままの姿だ。 そんな男の顔は彼女にとってとても見覚えがあり、同時に差異を探せば多かっただろう。 彼女の幼馴染は身だしなみという点でしっかりしているため、目の前にいる彼のように無精ひげを生やしていることはほとんどない。 髪はより乱雑であった、が、そこは水浴びした後に色々あったからであるのだけど、違うのは何より年嵩が増しているように見えただろう。 体格も彼女の幼馴染のように平均的な男性的なものと違い、鋭利に引き絞られたものであった。 呼びかけた低い声も似ているものの、重さ渋みを増して聞こえていただろう―――と、他にもあったとしてもどこまでを認識していたかはわからない] (D17) 2023/03/05(Sun) 2:15:07 |
【雲】 月島 雅空 で、お前さんは何処行きの飛行船に乗ってたんだ? 拾っちまった以上は飛行士の倣いとしてそこまでは無理だったとしても…近くまで運んでやるよ。 [彼女は外界を移動中にやんちゃして落ちたのだろう。そういう風に思っていたアスルは名乗りもせず、やる気もなさそうに聞いたが、珠月にとってはちんぷんかんぷんだっただろう*] (D18) 2023/03/05(Sun) 2:15:53 |
【人】 片連理 “椿”[カップに茶を注いだ。 はじめの美しい黄金色が消え失せて、冷めて苦味を増した褐色の液体をひと息に呷る。 震えが来るほどの苦味に、椿は思わず眉を顰めた。]** (20) 2023/03/05(Sun) 2:26:28 |
【人】 月島 雅空[自分は湖側を歩きつつ、いつものように隣を歩く珠月を軽く視線だけ向けつつ] そういうスポットとしても利用できるのか。でもなんかあざといな。 [あまりにも明け透けな感想を口にしたり] そうやって男女二人で集まって釣るんだな。って流石にそれはないのはわかるぞ……なんせ時期も場所も違う。 [キスは湖では釣れないし季節も違うのだ。突っ込みは違う方向に向けられた。根本的にそういう知識が不足してるので、突っ込みそのものは理解しつつも、茶化すでもない言葉に頷きつつ、でもまぁ確かに、綺麗な光景で誰の目もなかったら――もう一度ちらりと珠月を見たりする。] (21) 2023/03/05(Sun) 2:28:03 |
【人】 月島 雅空[そのまま続けた質問に不思議そうだったが、見た目のことね。>>15といわれて頷いて] ああ、急だったんで驚いたしな。 [別に髪の色を変えることで今までの自分の脱却だー。とか、アピールしたい。とかいうものではなさそうに思えたのでその時はすんなり受け止めたが、珠月なりの苦労とが重なったからだろう。 確かに愚痴ってたなー。と、宥めたり褒めたり、お菓子を作ったりしていたのもあり覚えている。 真っ黒で伸ばしていたときは人形みたいに可愛いが冷たい印象を与えてやすくもあったのだろう。] まぁ、そこはな。黒髪も綺麗でよかったが、明るい色は珠月の性格とも合っていて似合ってるしな。 [金髪については最初こそ違和感があったが、それも長年との違いでの違和感というだけで今はすんなり受けとめられているのは彼女の言う通り似合ってるからだろう。と同意を返す] (22) 2023/03/05(Sun) 2:28:17 |
【人】 月島 雅空[そしてピアス>>16はというと、まぁ、自分にも思い出があるわけで、今思うと、どころか当時思ってもその理論は無茶苦茶だろう。と主張した。 病院で開けろと勧めもしたが、頑なに拒否し泣きつかれれば弱いのはこちらだ。 今日は待て、調べてからやるから。といってその日の当日は一旦取りやめてやりかたをしっかりと調べてからやったのだが、彫刻刀で野菜を掘るのとは違うのだ。非常に緊張したものだ。その理由とは] そういうことか。 そういえば…それよくつけてるやつだな。綺麗な造りしてる。 [好きなものを身に着けるため。と聞いて肩の力が抜けた。 そのデザインまでは知らないが、そういえばよくつけてるのを今日も身に着けてるとなんとはなしにいう。 ちなみに疎いのはその通りで、気づけたのは自分で開けた場所だったから時折心配もこめて見てしまうという事情なだけであった。そのため細かい差異については理解していないのも珠月の想像通りである。] (23) 2023/03/05(Sun) 2:28:33 |
【人】 月島 雅空 ん?なんだ?誰か落ちたか? [救命のためにと珠月から目を離して身を乗り出して、目を凝らすように湖をみたが、そのままばしゃばしゃと暴れるようなそんな音もないし、そもそも湖も静かで揺れていない。 月明かりが辺りに鱗粉を撒くような幻想的な光景に目を奪われて、目を離していた、身を乗り出したことで珠月の傍からも離れていた。 珠月の声が聞こえて咄嗟に振り返ったときには、何かに攫われるような姿に、ぞくりと嫌な汗が走り] 珠月っっっ! [自分の名前を呼び伸ばした手>>18を触れようと足を踏み出しながら伸ばし――そして目の前で、神隠しにあったかのように消えていった。] (25) 2023/03/05(Sun) 2:29:04 |
【人】 月島 雅空[誰かに攫われたのでもなければ、湖に落ちたとかでもない。 そんなあまりに現実離れした光景に脳が処理できない。ただ伸ばした手が届かなくて震えている。 反対の手でつかんで震えを抑えようとして、先程もらった銀の台座に青い石というデザインのピアスが手の中にあるのに気づく。潰したり壊したりしてはいけない。偶然とはいえ珠月が自分に渡してくれたものだ。 ポケットからハンカチを出して大切にしまったところで、再度響く音>>19がした。 そういえば先程もあったが、だがそれがどう繋がっているのか自分にはわからない。咄嗟に視線を向けた先には] ……は? [音がして、その音の発生源がいる。そこまでは先程までと比べてば普通だ。 普通だったが、目の前にいる人。その格好は今は気にもとめなかった。 だって、凄く似ていてでも違う。衣装がではなく細かい髪の色や瞳。そして醸し出す雰囲気、全くの別人というには違って、珠月が成長したらこうなるんじゃないかな。っていうような雰囲気で―――それも含めて先ほどからの不可解な状況と酷似もしている] (26) 2023/03/05(Sun) 2:29:32 |
【人】 月島 雅空 あんた……いや、貴女は何者だ? [綺麗な礼をする珠月に似た淑女。 敵意や警戒を向けるにはどうもこの姿の人にはしづらい。だから、貴女と言い直して問いかけて、綺麗な礼をして呼びかけた言葉を反芻する。] ……落ち着いてるな。 なぁ…貴女は俺の妹分にすごくそっくりなんだが、何か…関係あるのか? [見た目や不可解なこと、と共通点もあった。そして、そんな登場をしながらも驚くでもなく落ち着いて挨拶もしてきた。 だから問いを向けたが、それは縋るような気持ちもあった*] (27) 2023/03/05(Sun) 2:29:50 |
【雲】 天原 珠月……。 [足を踏み出したら、そこは空だったのだ。 悲鳴をあげる暇もなく真っ逆さま。 なんなのよこれー! こういう時ってペンダントが光って浮くんじゃないの!? と心の中で叫んでも仕方のないこと。 真下には確か誰かいた気がするし、何かをぐちゃぐちゃにしてしまった気もするが、でもおかげで柔らかく受け止めてもらって、ふわふわしていた意識が途切れたのだったが……。] ……。 [目が覚めてから数分か、数十分か。 ひたすらじっと目の前の男性を見つめ続けていた。 いや、どちらかというと睨んでるというべきか。 瞬きすらサボり気味で、焚き火に照らされ乾燥して痛くなってきたが、まだ逸らさずにあざやかな紫に映し続けて。] (D19) 2023/03/05(Sun) 2:49:21 |
【雲】 天原 珠月似てるけど……。 もしかして生き別れのお兄さんだったりしないよね……? ドッペルゲンガーなら会わせられないな……。 [半分以上、現実逃避なのは自覚していた。 でも少しの間くらい待ってほしい。 自分そっくりのお姉さんと変な場所で出会ったかと思うと、別の世界に行かされたところまではいい。良くないけど。 その上幼馴染そっくりさんと出会うのは聞いてない! これが映画なら要素詰め込みすぎでダメなやつではないか。 最初は髪の色と目の色に驚いて。 でも、本人と見間違えることはなかった。 それほど雰囲気が違ったからだ。 今語りかけてくる声も幼馴染とよく似ているけれど、低さや渋さだけでなく、含まれるものが違っているのが伝わってくる。] (D20) 2023/03/05(Sun) 2:50:03 |
【雲】 天原 珠月へ? 飛行船? 飛行機じゃなくて? いや飛行機から落ちたら普通死んじゃうと思う……。 [やる気なさそうな響きだ。 おそらく面倒ごとが舞い込んだと思っているのだろう。 このそっくりさんには申し訳ないが、こちらも色々とトラブルに巻き込まれて頭がぐるぐる状態なのである。 正直泣きたいし、わー!と叫びたいくらい。] あのー……うーん……。 ここって日本じゃないですよね? [一応聞いてみる。一応。] あとここって夢の世界でもないですよね? [さらに一応。どこか縋るように。 それから突然、自分の頬をパチンパチンと叩き始める。 夢じゃない、とポツリと呟き肩を落とした。*] (D21) 2023/03/05(Sun) 2:58:07 |
【妖】 ??? 武藤景虎柚樹の抱えてるつらいことは、忘れさせてあげるし、 その分の穴も埋めてあげられるから。 [つらいことは全部、忘れていいよ。 幸せな記憶ほど、覚えている方がつらいことがあるって知ってるはずだよね、と笑みを崩さないまま、頬へと手を伸ばした。]** ($10) 2023/03/05(Sun) 3:57:53 |
【独】 黒崎柚樹/* おはようございます。 ……また虫の知らせに起こされたぁ……。 (今起きたら偽武藤が見られますよという神の声がががが) (さすがに睡眠時間があれなのでお昼寝しよ……) (-22) 2023/03/05(Sun) 4:05:26 |
【独】 黒崎柚樹/* ところで幼馴染み組にも偽物登場……? このキャンプ場、もしかして、ものっそい危険なところだったのかな……??[登場タイミングとかも同じすぎて(いや時系列はこっちがもう翌朝だけれども)わらう] (-23) 2023/03/05(Sun) 4:10:57 |
【独】 武藤景虎/* 偽柚樹のロルを見た瞬間は、邪険にできるかなどうかな、 急に服の上からでも脂肪の感じられるようになったおっぱい見すぎたりしないかなという不安がありましたが、顔ぶっ叩くというぼうきに出てしまいましたね……。 記憶は戻りかけてる。 (-24) 2023/03/05(Sun) 4:12:12 |
【独】 武藤景虎/* ゔぁるきりさんが目覚めたのを簡易メモで確認しながらオレは寝ます(常にどっちか起きてる、この……) 偽武藤のうさんくささやばいな……。 (-25) 2023/03/05(Sun) 4:13:56 |
【妖】 ??? 黒崎柚樹ふ、フ、 ふフふ、フふ、アは、あハは! ねエ、誰ニ操を立テてるノ? "柚樹"ハ、あンたは要ラない、 あんタじャなイっテ、言ってルノに? ひドいなア。 ヒどイ。 ひドーイ。 ($12) 2023/03/05(Sun) 5:06:46 |
【妖】 ??? 黒崎柚樹[脳を揺らすような甘い腐臭をまき散らしながら、"柚樹だったもの"はけらけらと笑い続けている。 "ポンコツの武藤"の代わり、"完璧な武藤"が、彼女のところに行ってるよ、もう遅いよ、と耳障りな笑い声が不快極まりない臭気と共にコテージに満ちていた。*] ($13) 2023/03/05(Sun) 5:07:57 |
【人】 黒崎柚樹[きらきら、さらさら。 朝の光が川面を照らし、視線の先、そこそこのサイズの川魚がチャプンと小さな水音を立てて跳ねるのを、私はぼうっと眺め続けていた。 ここはきっと(いや、絶対)夢の世界で。 共に来ている武藤は、美術館での事故後の記憶を全部失っていた。 "美術館の悪夢からの使者"とも言えそうな"あれ"は、もしかしたら救世主なのかもしれないけれど。 "あれ"がこの世界を壊してくれたなら、私と武藤はあっさりと元の世界に戻れるのかもしれないけれど。] ……でも、あんなのに好き勝手されたくはないよね。 [そう結論づけて、ならやっぱりコテージに戻るべき────と、立ち上がりかけ、て。] (29) 2023/03/05(Sun) 6:04:05 |
【人】 黒崎柚樹……ッ!? …………む、とう……? [肩にぽん、と置かれた手。 囁かれた自分の名前に、大きく目を見開いた。 "柚樹"って。 ……いま、"ゆずき"って。*] (30) 2023/03/05(Sun) 6:04:35 |
【妖】 黒崎柚樹[まっすぐに私を見つめる目。 穏やかに微笑む表情は、私がよく知る、"恋人の武藤"の顔。] むとう……記憶、戻った……? [武藤は、私の武藤なの? 縋るように見つめる眼前、武藤は私を幾度も"柚樹"と呼んで、優しい言葉をかけてくれた。] …………ぅ、ふ、ぇ……むと……む、とう。 会いたかったよ……。 [なんだか信じられなくて。 抱きつくにも抱きつけなくて。 確かめるように、武藤の胸あたりのシャツを小さく掴んで、俯いた。] ($14) 2023/03/05(Sun) 6:05:40 |
【妖】 黒崎柚樹[いつだったかも、こんな感じで立ってお話したこと、あった気がする。 あの時は、思いが通じ合った後で。 でも、"恋人とか無理だよ"と私が言い出したんだっけ。 あの時はすごく武藤を困らせたな……なんて思い出す端から、視界が滲む。] むとう、武藤……会いたかった……っ。 [記憶、ぜんぶ戻ったの? 溢れる涙を隠そうともしないまま尋ねようとしたところで、頭がゆっくり回り出す。 今、武藤、何て言った?" 愛してる " >>$9 って。" つらいことは、忘れさせてあげる " >>$10 って。────"これ"は武藤じゃない。 気付いて、私はそっと武藤(のような何か)から身体を離した。] ($15) 2023/03/05(Sun) 6:06:50 |
【妖】 黒崎柚樹…………武藤、は。 "愛してる"なんて、そうそう口にできないんだよ。 [静かに、でもはっきりと、眼前の"武藤"へ告げる。 人への思いを口にするのが本当に苦手なあの人。 あんなにコミュ強で、いつだって人に囲まれているのに、こと、こういう事に関しては、笑ってしまうほどに不器用で。] ……それに武藤は、"忘れていいよ"みたいな事は、言わないよ。 ($16) 2023/03/05(Sun) 6:08:03 |
【妖】 黒崎柚樹[私が死んでしまう悪夢。思い出したくもない悪夢。 自分があの事故での唯一の死者だったのだと告げられたあの夢の中、私は"武藤から自分の記憶を消して欲しい"と切に願った。 武藤はその願いを口にする私の傍ら、「忘れたくない」「絶対忘れない」と吠えていたっけ。] 私たちは、辛いことは、分かち合う。 どんなに辛いことでも、無かったことにはしないし、忘れない。 [そもそも武藤がね、どんなにくだらないことでも片端から覚えてる人なんだよ。 私は武藤のそういうところも、大好きなんだけどね。] ($17) 2023/03/05(Sun) 6:09:10 |
【妖】 黒崎柚樹……というわけで、貴方は、誰……? ["あれ"の仲間なのかな。 私の眼前、あの女が現れたことからして、無関係とも思えないけれど、でもこの武藤はとても紳士的なものだから。 用心はしつつ、いつでも蹴り飛ばせるくらいの警戒心は抱きながら、私は眼前の愛しい顔へと問いかけた。*] ($18) 2023/03/05(Sun) 6:09:48 |
【神】 緑山 美海こういう時に勢いや冗談でも、『イヤ』とか『嫌い』とか言えない。 だって、宗太郎のそういう所も好きだから。 「···あ、ありがとう」 >>G8『好き』と言われれば、頬っぺたをつねる手を離した。痛かったのならごめんね。 「······忘れなくてもいいから、言いふらさないでね」 『大好き』とまで言われてしまえば、それ以上何も言えなくなる。 これだけ約束してくれれば〆だ。さっきお返しも貰ってしまったし、今回は許してあげよう。>>G6 何故か彼は私が絡むと往生際が悪くなる、ちょっと前にも『忘れない』と言って引き下がらなかったことがあった気がする。 ······少し困るときもあるけど、そういう所も大好きだよ。 (G12) 2023/03/05(Sun) 7:42:35 |
【人】 一匹狼 “楓”[ヨーグルトを食べ終え、空になった入れ物をテーブルに戻す。 窓の外はよく晴れて明るい。 まるで異世界だ。 そう思いながら、彼はぼんやりと陽を透かす木の葉を眺めていた]** (31) 2023/03/05(Sun) 8:30:26 |
【独】 緑山 宗太朗たまにこういう >>G4 彼女の中の幼さを見ると。 「……。」 なんともいえない感情が湧いてくる。庇護欲とか、性欲を抜きにした愛とか、そういうの。 成人した今でも。 やっぱりどうしても、まだ子供みたいに見ちゃうなぁって。 お母さんと離れたくないというのも、幼児性というか、そういうのを感じる。 彼女の経歴を鑑みるに、そうなっても仕方のないことだろうなとも、同時に思う。 母と話している時の彼女が見せる……少し背伸びしてるような、異性の俺では見れない、あどけない姿が好き。 「やっぱ背中トントンは続けてあげるべきかな?」 そんな事を思った。悪夢はもう見なくても、安心感は常にあった方がいいだろうから。 親にはなれなくても、親より近い存在にはなれるはず。そして、親より近いからこそ出来る、特別な事もある筈。 ……邪魔にならない程度に、続けようかな。 (-27) 2023/03/05(Sun) 8:55:29 |
【独】 緑山 宗太朗本当は布団の上から胸をとんとんとする方がより良いらしいんだけど、湯たんぽ兼抱き枕になると早々胸に手は当てられない。 なので、妥協して背中にしている。 あとは単純に、女性の胸に手をおくのはやっぱり……こう、問題がありそうというか。 夫婦だけど、そういう……一線はやっぱり?引かないとだし。 今後もなにか無い限りは……背中だろうなぁと思ったりした。 1年経って、そちらの方も少しだけ落ち着いた。無闇矢鱈と身体を貪るような真似も、最近は慎めるようになったとか。 (-28) 2023/03/05(Sun) 8:55:48 |
【神】 緑山 宗太朗「うん!」 離してもらった手を見送りつつ、>>G12 ちょっとだけひりっとする肌の痛みもまぁ、思い出のひとつとしていいものだから。 「そういうのはべらべら言いふらさないって。俺だけ知ってりゃいいだろ?」 愛する人に恋愛的な興味を持つ輩が出ては困る。自分だけが見れる景色の特等席は誰にも譲る気がない。 だからこれは独り占めする。お母さんにも話さない秘密の話だ。 忘れられない思い出は生前良くあれど、忘れたくない思い出ができたのは貴方と共に生き始めてから。 全部心のアルバムに入れてかざって、大切に保管する。 アルバムの中でへにゃと笑う女の子の顔は1番いいカメラで取られたそうだ。色鮮やかで、何時でも鮮明に思い出せる記憶のうちのひとつになった。 (G16) 2023/03/05(Sun) 9:14:16 |
大学生 寿 達也は、メモを貼った。 (a6) 2023/03/05(Sun) 9:21:52 |
【神】 緑山 宗太朗「ん〜……夢の中ねぇ。」 遠くの記憶を引っ張り出そうと別冊子に手を伸ばした。 そういえば、夢の中でも軽食と言ってサンドイッチを出したような。 半年経てば、煮炊き焼きは男でもできるようになった。1年経ったら、既存のものをアレンジしてみるような気概も生まれた。 新しもの好きで、案外凝り性だった男のせいか、最近は台所用品が増えていってるんだとか。 「うぃっす!」 返事をしてからのコップを回収した。ブラックコーヒーをもう一杯。 腕にも磨きをかけつつ、隠し味の愛情をどっさり入れて、マドラーでクルクルかき混ぜた。 はい、ブラックコーヒー。愛情たっぷり入りね。 (G17) 2023/03/05(Sun) 9:32:40 |
【神】 緑山 宗太朗「好きって言葉とか、思った事は口に出さないと伝わんないんだろ〜?」 不思議そうな顔でそちらを見て、お礼の言葉ににっこりと頷きを返した。うん! 焼きそばも野菜も肉もそれ以外も、貴方が作るなら全て、男にとっては絶品の品になる。 楽しみだな、今日の昼。焼きそばもあるみたいだし 🕚️ 残ったホットサンドをスープで流し込んで朝ごはんは終わり。 BBQコンロをふたつぐらい設置して、炭と火の準備もバッチリ。 使う荷物は保温バッグに入れてコンロの近くへ。 冷蔵庫からマリネ液に浸しておいた鶏肉を出しながら 「いいっすよ!」 と返事をした。 マリネしてら丸鶏にビール缶を着き刺せば……くたびれて座ったおじさんみたいなのができた。 カリカリに焼けて欲しいなぁと思っている* (G18) 2023/03/05(Sun) 9:33:06 |
【妖】 武藤景虎[室内に満ちた林檎の甘い香り、というには全く美味そうには感じない咽せ返るような臭気に頭がぐら、とする感覚がして。 手のひらを見下ろすと、べたりと肌色で濡れていて、そこからも果汁のような不快な香りが漂ってくるようだった。 目の前の顔は、不自然な形に引き攣れ、耳障りな聲を発している。>>$12] 何言ってんのか全然わかんねえんだが…… ["柚樹"ハ、あンたは要ラない、 あんタじャなイっテ、言ってルノに? その顔でそう言われると胸に刺さるものがあるな、とは。 確かに昨晩の様子はおかしかったし、オレのことを通して別の何かを見ているように思えたけれど。] ($19) 2023/03/05(Sun) 9:54:52 |
【妖】 武藤景虎“柚樹"にオレが必要ないわけないだろ。 [口からついて出た言葉に、ああ、と今まで感じていた違和感が消えていくのを感じる。 ──要らないって言ったでしょう。 ──余計なお世話。 ──武藤が好きになってくれたのは、私であって、 ── あんたじゃない。 頭の中に響いた声と、見たことのないはずの風景が広がっても、もう頭は痛くならなかった。] ($20) 2023/03/05(Sun) 9:57:00 |
【妖】 武藤景虎オレは柚樹に変わって欲しいとは一言も言ったことはないんだが……? [柚樹がオレのためにいろいろ努力してくれてることは知ってる。 そういうところがかわいいし、嬉しいと思う。 心配なとこはいっぱいあるけど、それはオレがどうにかしたらいいだけの話で。] オレが好きなのは、“柚樹“一人なので。 [“理想の恋人“はもういるから、とは、狂ったように笑い続けている“それ“に届くかはわからないが。 それより何より] 柚樹に会いに行かないとだから、 そこ、退いてくんねえ? [顔は歪んでいても仮にも柚樹と同じ顔な分、いくらか抵抗はあったけれど、よく知る身体とは異なるそれを思い切り突き飛ばせば、入り口の扉を開けた。] ($21) 2023/03/05(Sun) 9:57:45 |
【人】 武藤景虎柚樹!! [コテージから外へと駆け出すと、大声で名前を呼びながらその姿を探した。 何処にいるかもわからない以上、見つけるにはこれが一番早いはずなので。]* (32) 2023/03/05(Sun) 10:00:29 |
【妖】 武藤景虎[オレはオレの偽物に会ったことがないから“完璧なあの人“がどんなものなのか知らないし、柚樹が其方を選ぶとは欠片も思ってないが。 触れたりなんだりしていたら、と思うと気が気ではなかった、のと、あと何か腹立つので。]* ($22) 2023/03/05(Sun) 10:00:40 |
【妖】 ??? 黒崎柚樹あ、ハ。 ムだヨ? むダ。 イッてモ、ムだ。 ["そこ、退いて"の声 >>$21 に、縋るように"それ"の手が伸びる。 細く白い指。指先には甘く淡い春色のネイル。 伸ばされた手が当人のものだったなら、当人の力だったなら、武藤を止めることも叶ったのかもしれない。 けれど、"それ"の力は、平均的な女性と大差ないものでしかなかった。 あっさりと突き飛ばされるままよろけた"この世ならざるもの"と現実世界とを隔てるように、コテージ入口ドアが、開いて閉じる。 カチャリ。 硬質な音は、オートロックの施錠が常通りにかかったことを意味していた。] ($23) 2023/03/05(Sun) 10:30:25 |
【妖】 ??? 黒崎柚樹フ、ふフ。 むダ、ナのに? ムーだ、なノに? [甘ったるい腐臭をまき散らしながら歌うような声を垂れ流し、"それ"はダイニングテーブルの椅子に腰掛け、ゆらゆらと身体を揺らし続けている。*] ($24) 2023/03/05(Sun) 10:30:54 |
【赤】 片連理 “椿”……ありがとうございます。 あの人も、同じことを言いました。 [一人になったことのない自分に一人で生きろなどと 随分無理を言うものだ、と今更になって思いながら。 月はもう昇っているだろうか。 太陽に少し遅れてついていく、 糸のように細い月は。] (*9) 2023/03/05(Sun) 10:38:19 |
【妖】 ??? 武藤景虎オレは“武藤“だよ。“武藤景虎“。 柚樹のことをすっかり忘れてる誰かとは違うし。 今頃何してるんだろうね? [柚樹のことを忘れて他の女に気を取られてるかも、童貞だし。 あんな薄情者よりオレの方が柚樹を幸せにしてあげられるよ。 身体を傷つけたりもしないし、ひどいこともしない。 醜い嫉妬もしないし、束縛もしない。 あれより余程中身だってあるし、毎日だって愛を囁ける。 だから、オレのことを選んで?と、歩み寄ると背中に腕を回して抱き寄せた。]* ($27) 2023/03/05(Sun) 10:49:13 |
【独】 黒崎柚樹/* ふ、偽武藤氏が大変にうさんくさい、です……っ。 うん、やっぱり好きなのはあんたじゃないわ。あっちの、混乱文学紡いじゃうみたいな武藤だわ……。(わらう) (-32) 2023/03/05(Sun) 10:50:15 |
【人】 片連理 “椿”召し上がったら、お皿を持ってきてくださいね [半分以上残ったままの皿を取り上げて、椿はキッチンへと向かう。片付けたら、何をしようか。とりあえず、着替えてしまおう。 改めて自分の姿を見下ろして、そういえばこんなものを着るのは初めてだったなと思い出す。同時に、普段着ているものなんて記憶にもないことも知る。 自分は本当に生きているのだろうか? もしかしたら、もう死んでいるのではないか。 あるいはこれは死の間際に見る夢なのかもしれない。 冗談まじりにそんなこと思い、しかしあながち冗談でもないような気もして。]** (33) 2023/03/05(Sun) 10:59:55 |
【独】 武藤景虎/* 一人二役同時に回してるのウケるな…… 偽武藤氏のばら撒いた非とら要素、ちゃんと柚樹が拾ってくれてて嬉しいです、ね……。はー……かわいい。 >>$16>>$17 うっうっ……すき…… しかし偽柚樹こわいな……たのしい(たのしい (-34) 2023/03/05(Sun) 11:02:09 |
【独】 武藤景虎/* 自分で書いといてなんだが、偽武藤腹立つな……うさんくさすぎるだろう、とは。 あれを容赦無くボコるかっこいい柚樹を見られると思えば、うん(ボコるかは知らない) (-35) 2023/03/05(Sun) 11:15:04 |
【神】 緑山 美海『いてて!!!』という反応が返ってくれば。>>G15 意地悪な笑みを浮かべた、心がすかっとしたみたい。 「···うん、約束ね」>>G16 また頬に手を伸ばして。 つねった頬っぺたを頬で優しく撫でようとしてみる、許してね。 あり得ないと思うけど、もし私のことが好きな人がいたとしても。 私の恋心も愛も、貴方が独り占めしてるんだから安心して欲しい。 どうせなら、そんな情けない姿じゃなくて。 もっと綺麗だったり、カッコいい写真を記録して欲しかったな。 ······でも 「······宗太郎だけの特別だから」 恥ずかしいけれど、貴方にだけなら見せてもいいよ。 (G19) 2023/03/05(Sun) 11:21:35 |
【神】 緑山 美海🕚️ 火の準備をする前に、2人で野菜を切ったりする幕間があったとか。お嫁さんはキャベツや玉ねぎを多めに切っていたそう。 これは貴方の健康を思う優しさと、ちょっとした嫌がらせだ。 「お、鶏肉上手に出来てるじゃん」 「焼き上がるのが楽しみ」 まずは鶏肉を焼いてみようかな、鉄板の上に牛脂を転がして。 皮面を下にして並べる、こうすることで皮がパリパリに焼き上がるのだ。 暫くすると、香ばしい匂いが漂ってくるだろう。 「匂いだけで美味しそう、そろそろかな」 くるりとトングでひっくり返せば、こんがりとついた焼き目。 「おー」なんて楽しげな声が響いた。 (G21) 2023/03/05(Sun) 11:23:55 |
【神】 緑山 美海「飲むのはいいけど、ほどほどにね」 「バーベキューが終わったら出掛けるんだからさ」 ビール缶を取り出した旦那様をみて、そう声を掛ける。 お酒に弱いが、紙コップにほんのちょっと、乾杯くらいなら付き合えるだろう。 どうする、乾杯する? (G22) 2023/03/05(Sun) 11:24:51 |
【赤】 一匹狼 “楓”[彼女の生を望むことは、彼女にとってはどのような意味を持つのだろう。>>*9 昨日の彼には思い至らなかったことだ。 人間でないかもしれないと思っても、その確証までは無かったから。 けれど、彼女もまた“狼”であると知った今は…… 生きていてほしいと望むことはすなわち、“喰い続けろ”という願いになる。 あるいは“喰いたいのを耐えろ”になるだろうか? どちらにせよ過酷な道だ。 それはわかる。わかるのに。 それでも彼女には死んでほしくないと思う。 なんと身勝手なのだろう、と彼女の礼を聞いてからやっと思い至ったのだった。無責任に彼女一人ででも生きてほしいと願ったその人と、やっていることは変わらない] (*10) 2023/03/05(Sun) 11:29:56 |
【秘】 一匹狼 “楓” → 片連理 “椿”[これが互いの願いが揃った結果だとするなら、 椿は生きていてもいい理由を……あるいは終わりを望み、 ──楓が望むものとは?] (-36) 2023/03/05(Sun) 11:30:18 |
【独】 一匹狼 “楓”/* >>*11 lucentするかしないか悩んでしたけど しなくてもよかったかもしれなくて 悩ましいなここ…… 煉瓦道赤ログの色綺麗だからlucent見てみたかったのはある (-37) 2023/03/05(Sun) 11:32:42 |
【独】 一匹狼 “楓”/* ゆるってなんだろうね 一応……発言に気付いてすぐはゲーム中だったんでそれが終わってから……って一段落させてからだったんだが…… (-38) 2023/03/05(Sun) 11:34:10 |
【妖】 黒崎柚樹[武藤の記憶が仮に戻らないとしても、あんな女に武藤がうつつを抜かすとかは考えられない。 傷つけるって?……ああ、噛みつかれたりとか?それも私、嫌ではないし。時々は噛みつき返してるから、あんまり人のことも言えない気がするし。 嫉妬や束縛だって、別に直して欲しいとは思わない。 武藤が抱える不安はいずれ解消できれば良いとは思ってるけれど、それ含めての武藤だもの。 中身?あんたの方がよっぽど無い風に見えるけどね?] ………………。 [饒舌につらつら語る武藤のような何かは、口を開けば開くほど、"武藤とは違うもの"だと思い知らされる。 武藤の笑顔は、堂々としてる風ではあるけど、あんたと違ってちょっとだけ臆病さが滲んでて。 私には、はにかむみたいな、照れくさそうな瞳を向けてくるんだよ。 それは私だけが知ってる、武藤の顔。] ($29) 2023/03/05(Sun) 11:55:32 |
【独】 武藤景虎/* うっ……_(:3 」∠)_ >たとえ武藤が今のままの状態で現実へ戻ることになっても構わない。 →そうなの……??いや、思い出してはいるけどね、そうか…… (-39) 2023/03/05(Sun) 11:55:57 |
【妖】 黒崎柚樹[数歩離れたところに居た"それ"が、その距離を詰めてきて。 背に腕が回ろうとした瞬間、私は大きく身をかがめ、その腕をすり抜けていた。 あんたなんかに抱き寄せられてたら、武藤をまた心配させてしまうもの。] ────私を幸せにできるのは、武藤だけだ。 [川辺の砂利に片手をつき、腹を丸めて力を込めながら、唸るみたいな低い声でそう告げて。 私は容赦なく全力の蹴りを繰り出していた。 場所?そんなの股間一択に決まってる。] ($30) 2023/03/05(Sun) 11:56:05 |
【神】 緑山 宗太朗「約束〜……」>>G19 意地悪な笑みに両頬の餅が膨らんで口がへの字になった。撫でられて萎んで口も緩める、これだけで許せる。単純なお餅だった。 貴女から貰う愛も恋心も全て、今後も大きい顔で占有しているらしい。これは俺のもの。 代わりに自分の全てをあげる。俺は貴女の物って、いつかの日に言ったから。 にんまりと大きな笑顔を見せて。 「" 俺だけの特別 "!」復唱した。俺だけってのも好きだし、特別って言葉も好き。 かっこいいところも可愛い所も綺麗な所も素敵な所も全て保存してある。付箋をつけて整理してるから、何時でも記憶を取り出して貴女の良い所をしゃべる事が出来る。 それもこれも、被写体の貴女が見せていいと思ってくれてるから。 お嫁さんさまさまだなぁと改めて。 (G23) 2023/03/05(Sun) 12:16:14 |
【神】 緑山 宗太朗ビア缶チキンは蒸し焼きにするといいらしいから、最初は蓋をして、皮目から焼ける鶏肉を見ながらBBQ串を並べる。雑誌でもよく見たやつだ。下味をつけた牛肉の間にはとうもろこしとか、くし切りの玉ねぎとかピーマンとかが挟まっている。 香ばしい匂いに鼻を動かした。……腹減ったな〜……。 上手く焼けているところを見て、一緒になって「おぉ〜」と声を出した。 (G26) 2023/03/05(Sun) 12:18:09 |
【人】 片連理 “椿”[屋根裏のクローゼットには、様々な衣服が掛けられている。扉の裏の姿見に映しながら灰色のロングシャツと黒のワイドパンツを選んで、手早く着替えた。 ついでに、薄紫のショールを羽織る。鏡の中の自分は、昨日よりも幾分か顔色がよくない。 階下で何か物音がした。椿は梯子の降り口のそばに猫のように丸くなって、荷物を開けて何かしている楓の様子を窺う。声のひとつもかければ良いのに、なんとなくただ黙って見ているだけで。楓がこちらに気づけばにこりとするし、気づかなければそのまま様子を見ているつもりだ。 外に垂れ下がった髪は不気味に映るだろうか。椿はそんなことは気にしていないのだが。]** (37) 2023/03/05(Sun) 12:56:13 |
【独】 緑山 宗太朗/* 今日みたいな幼児性というか、幼さを見る所があった日のどこかで (俺、この"子"とそういう関係なんだ……) と改めて考える日があって欲しい。 改めて考えた日も風呂一緒に入ろうと誘えるけど、入っても悪戯する確率が下がる下がる。 じゃあ頭洗うだけね〜 にも なんで? とか文句を言わずに「はーい」と答えるらしい。なんか微笑ましい気持ちになる宗太朗。 本人には"子供っぽい"とはどんな状況でも面と向かって言わなさそう。気にしてそうなのは分かるため。 (-46) 2023/03/05(Sun) 13:35:51 |
【人】 一匹狼 “楓”[僅かな躊躇いの後、恐る恐る弾丸に触れた瞬間、彼の手は痺れたように強張った。 数秒の後、手をゆっくりと握って、開く。 疑いの余地はない。 指が触れたものが銀製であることに。 忌々しい銀の弾丸。 実弾が効く種々の存在のほか、亡霊のような実態の無い存在にまで撃ち込める。ゆえに護身用ならまさしく最適であると同時、自分に撃てば確実に死ねると信じられる弾でもあった。 もっとも、そんなことをする気は彼には無いのだが] (39) 2023/03/05(Sun) 13:41:29 |
【人】 一匹狼 “楓”[気を取り直してベッドに落としてみれば、弾の見た目は6発全て同じ。 今度は布越しに弾を掴んで、装填し直し、弾倉を元通り閉じる。 ここは夢の中のように思われる場所だけれど、現実そのままのこともいくつもある。 銃に銀の弾丸を装填しているのも、そのひとつだ。 この場所に危険は感じない。 銃を持ち歩くかどうか、彼は少し悩んだが──誰かに奪われて自分に向けられる可能性を考えたら、持ち歩く以外の選択は無かった] (40) 2023/03/05(Sun) 13:41:52 |
【独】 緑山 宗太朗/* でも子供っぽい所を持っている部分に引け目を感じて欲しくなくて、可愛いを多用するんだろうなぁと。 可愛いって言ってる時の気持ち、庇護欲8割ぐらいらしい。 残り2割は異性として意識してる時(小文字で可愛いって言ってる時は2割に当たる) ちなみに宗太朗は(PLの視点だと)でっかくなった16歳ぐらいのガキみたいな存在ですが…… 宗太朗自身から見ると精神年齢は20歳ぐらいかな〜と思ってるらしい。乖離。 やれる事が増えて、ちゃんと仕事も継続して続けられているので、やっと大人のスタートラインに立てたかなと思ってる所。 まだまだ挽回しなきゃなぁと心のどこかで考えている。 (-48) 2023/03/05(Sun) 13:48:32 |
【独】 緑山 宗太朗/* 宗太朗の前職は確か林業、現場系だった気がする。ツナギ着て働いてたんだっけ。 そこでもちゃんと働いてはいたらしいです。その時は無趣味に近かったから気の知れた仲の先輩の誘い→パチに嵌ったけど。 今は他の趣味あるし、家族も居るしで金の使い所に気を配っているからやらないらしい。 あとは怖さを身をもって知ったので近寄りたくないらしい。 宗太朗の中でパチスロ屋は怖いお兄さんが来た時と現実逃避したい時に行く逃げ場所だったので。 そもそも近場に誘ってきそうな人も居ないらしい。パン屋さんって女の人多いよね。(偏見)たまに近況を聞かれてお嫁さんの話をする宗太朗の顔はいっつも照れた笑みを浮かべてるらしい。 「自分にはもったいないぐらい出来た家内です」とか言ってそう。 祝い事の前とか「女の人ってどんなことされんのが好きなんすかねぇ」とかご助言いただいてそう。 だいたい『自分で聞くのが1番手っ取り早い』と言われて背中を押されたりしている。 (-49) 2023/03/05(Sun) 13:57:33 |
【神】 緑山 美海文字通り、本当に全部くれるのは勘弁して欲しい。>>G23 かっこいいところも可愛い所も素敵な所も、全部を私にくれるから、こんなに欲張りになってしまったんだよ。 ···我慢するのも大変なんだから。 「······うん、特別だよ」 この一途な愛情は貴方だけのもの。 いつも私を大事にしてくれてありがと。でも、もっと自分を大事にしてあげてね。 「誰かと一緒に食べるご飯は贅沢だよ、それが宗太郎なら尚更」>>G24 目尻の下がった顔を見て、幸せを噛みしめる。 こっちに来るまで一人暮らしが長かったから余計にそう感じる、家族と温かなご飯を食べる時間が好きなんだ。 (G28) 2023/03/05(Sun) 14:00:57 |
【独】 緑山 宗太朗/* お弁当食べながら奥様方とお話する宗太朗。飴ちゃんをもらう宗太朗。お土産のお菓子お嫁さんにも渡してとふたつ貰って家帰って美海ちゃんに一緒に食べよって誘う宗太朗。様々な宗太朗。 キャンプの終わり際も差し入れ買うんだと思います。甘いパン多めに作ってるからしょっぱい系がいいかな〜でせんべいとか買いそう。 そしてキャンプの土産話は職場の人にもちょっとだけ共有される。可愛いでしょってスマホに向かって小さくピースするお嫁さんの写真を見せる男。 なお職場に男が居ると写真を見せる下りが全カットされる。 それでも男性からお嫁さんの写真見せてくださいみたいなノリが来たら 「え〜、人の写真はだいたい嫁さんの携帯の方にあんだよね〜」 みたいなこと言ってかわしつつお嫁さんが作った紙コップ花瓶の方を見せるらしい。 (-50) 2023/03/05(Sun) 14:08:25 |
一匹狼 “楓”は、メモを貼った。 (a7) 2023/03/05(Sun) 14:09:05 |
【念】 大学生 寿 達也 それって、足りなかったということですか? でも、あんまりすると動けなくなっちゃうでしょう? [彼にからかわれているというのはわかりつつ、苦笑しながら彼の隣に座る。 放置されていたスマートフォンを見れば、メールが届いていた。 相手は自分になついてくれている部活の後輩だ。つまり要の後輩でもあって。 彼からの好意は感じるけれどそれが同性の先輩としての単なる憧れか、はたまたそれが恋愛感情かは計りにくい。 しかし好きなものは好きと、それを態度に出せる後輩は偉いと思う。 自分なんて気になって仕方なかった先輩の要に素直になることができなかった。 もっとも、それは所かまわず裸になる彼のせいでもあったけれど。 彼を意識しすぎて……ありていに言えばいやらしいことがしたすぎて、どこかぶっきらぼうで可愛げがない態度をとっていたと思う。そんな自分だったのに彼はよく面倒を見て構っていてくれていた。 自分も要を見習って後輩の面倒をみてやろうと何くれとなく相談にのったりしていたりもするのだが] (!5) 2023/03/05(Sun) 14:11:18 |
【念】 大学生 寿 達也 あ、ちょっと待ってくださいね。 メール来てたから返事しますね……。 [もう一つ、自分が後輩の面倒を見るのは、要にちょっかいを出されてはかなわないという防波堤の意味もある。 自分と付き合うようになってから要は人前で脱いだりしなくなったのだけれど、どこか服を透かして見えるような色っぽさは増したような気がする。 そんな要に悪い虫がついてたまるものか。 自分は悪い虫ではないのかということをさくっと無視した。 後輩のことを意識してないからこそ、要の目の前でも堂々とメールをチェックをして返信を済ませてしまうのだけれど。 膝の上に要の頭をのせて、片手でスマホをいじるのはだいぶ慣れたものだ。 愛し気に彼の髪を指で撫で。 そして、十秒もかからず用事を済ませると、視線を彼に落としてもう離れない] (!6) 2023/03/05(Sun) 14:11:35 |
【念】 大学生 寿 達也 そろそろお湯が溜まったみたいですね。 行きますか。 [お姫様のご要望通りに要を浴室まで運んで案内すると、全裸な彼はすぐに入れるけれど、自分は洋服を脱ぐ手間がある。 彼と付き合うようになってから、こっそりと筋トレを始めたのが懐かしい。 彼の騎士として自分があるべき姿で釣り合いたいと思ったからだ。もっとも見た目ではなく本質として筋力を鍛えたいだけなので、ボディービルダーのようにマッチョを目指しているわけではなく。自分の裸を見ている要でも「なんか引き締まった?」くらいの違いでしか分からないとは思うが。 軽く汚れを落として浴槽に入れば、彼が自分の上に乗り上げてくる。 そんな要を当たり前のように迎え入れて抱きしめた] (!7) 2023/03/05(Sun) 14:11:49 |
【念】 大学生 寿 達也 ここも風情ありますよね。 ちょっと光量が足りないけど、露出長めにしたらいい感じの写真が撮れそう。 それこそ、温泉旅館の宣伝みたいな。 [そう言って写真に紛らわせているけれど、赤味が強い光のせいで、目の前の要はいつもよりムードたっぷりに見える。 人間は視覚に相当左右されるし、そして赤い色は相手を“色っぽく”“美味しそう”に魅せる色だ] いい子していて、洗われてくださいね。 [囁きながらつん、と彼の淫花をつつく。 今日は自分の熱で彼の中を汚しきっていないのだから処理は不要なはずなのだけれど。ムードに流されているのは自分の方だろうか*] (!8) 2023/03/05(Sun) 14:12:06 |
【人】 武藤景虎[問いかけに>>36目を瞬かせ、視線を柚樹のすぐ近くに巡らせれば一瞬眉を顰めた。 それから、昨日された質問を思い返して、ああ、と納得すると] ……柚樹が追試くらったので、当日は大学でサンタみたいなでかい袋に詰めた市販のチョコ貰って、週末にチョコスイーツが食える店行って、それから手作りのやつ貰った……美味かったです。 [ほぼ一息でそう答えると、もう動いていい?と視線で窺って。 手が下ろされるようなら、抱き締めに行ったかな。] ……ごめん、ちゃんと全部、思い出したから。 [背中に手を回して肩口に鼻先をすり寄せる。 視界の端に見える自分の肩から、寝間着じゃんって今更気づいたけど、朝起きてすぐに慌てて探し回るのは見慣れた光景だろうから、まあいいかなって。]* (43) 2023/03/05(Sun) 14:16:49 |
【妖】 武藤景虎あっ……、なんかされてない?! [思い出したように顔を上げると、瞳を覗き込んだ。 それから傍らに疼くまってる見慣れた金髪に目をやって。 さすがに少し同情……、は、いや、この状態になるようなことを“それ“はしたんだろうとわかれば、抱き締めていた腕を解くと、初めて会う“完璧な人“らしい自分とよく似た姿の方に歩み寄る。] ($33) 2023/03/05(Sun) 14:17:22 |
【妖】 武藤景虎…………ッ、 [ワイシャツの襟元を掴んで身体を引き起こすと、まるで鏡写しのように同じ顔の中心を思い切り殴りつけた。 ゴツ、と鈍い音がした気がしたけれど、拳に伝わる感触は、グシャ、ともつかない果実の潰れるものに似ている。 蹈鞴を踏んだ足が川辺の砂利を踏んで、バシャリと川の中に倒れると、ドロドロと身体から滲んだ油のような色が水に流れ出して。 恨めしげな視線と目が合うと、その姿も溶け出した色彩も、跡形もなく掻き消えていく。 僅かに残った林檎の甘い香りも、春の陽気を含んだ風が浚っていけば、ひとつ大きく息を吐いた。 “完璧なオレ“ってどうだった?とは、柚樹に聞くのはちょっと怖い気がした。 見た目には殆ど、違いはわからなかったし。]* ($34) 2023/03/05(Sun) 14:21:46 |
【雲】 月島 雅空[話しかけたはいいものの、じっと見られていた。 まぁそれはそれでこっちも都合がいい。自分からも見ていても、顔立ちやらがペルラの若い頃に似ている。だが雰囲気はやはり違う] それはどういうことをいってるかわからないが、俺は一人っ子だな。 [急な問いかけにわからないまでも律義に応えながら、何かを納得するまでをしばらくまちつつ、こちらもわからないが、あちらも俺の言いたいことが伝わっていない様子だ] だいたい上等な服を着てるやつってのは飛行船に乗ってるからな。 飛行機乗りはもうちょっと粗末なもの着てるのが多いし、オイルの匂いがするもんだ。 [服をぱっとみたところ、そうだと思ったからだ。といってみたが、どうにも要領を得ないことだけ理解しつつ、ニホンという言葉に首を傾ぐ] (D22) 2023/03/05(Sun) 14:33:11 |
【雲】 月島 雅空 悪いが聞いたことない…さっき運ぶっていったが力になれんかもしれん。 [まいったな。と内心で口にしつつ] 夢の世界かぁ…さぁそんなの…… [と皮肉気に口を開こうとしたが、途中でやめた。どうにも会話が成り立っていないというのもあれば、見た目のこともあって調子が狂う。ため息を一つついて言葉をとめて言い直す。] (D23) 2023/03/05(Sun) 14:33:43 |
【雲】 月島 雅空 現実だって俺は認識してるが、どうにもどういう事情があったのかはよくわからんな。 一つずついってくからよく聞け。 俺は飛行士のアスル・ラーゴ。 今は島から島への移動中に休むために小島に停泊中だ。 乗ってきた飛行機はそいつだ。 んで、野営中にそっちが降ってきた。上から降ってくるなんて飛行機か飛行船かのどっちかにでも乗ってないとおかしいって俺は思ったんだが… ひとまず、ここまでで何かわかることはあるか? [めんどう。というよりはどこかやる気がないのは変わらないものの、その割りに丁寧に一つ一つ言っていく男。 名前を告げることから始まり、現状はどこにいるのかなどの説明。自分が乗っていたトンボ型の飛行機も指し示したり、そして落ちてきた様子を口にしたりとして一連の流れを説明していった後、どうだ?と聞いてみて] 俺はそこそここの辺りを旅してたが、少なくとも近くにニホンって島があるのは聞いたことないんで連れて行けそうにないんだが、なんか特徴とか教えてくれるか? [後は噂とかを手繰ればどうにかなるだろうと。おかしい状況は理解しつつも流石に世界をまたいでやってきたとまでは思っていないアスルは届け先のことを知るために聞くのであった*] (D24) 2023/03/05(Sun) 14:34:48 |
【神】 緑山 宗太朗もっと欲張りになればいいのに、と思う。 我慢なんかせず、今日の朝みたいに。>>G4 この男にとっては、自分以外の人を大事にする事が自分を大事にする事にも繋がってくるから、 自分をもっと大事にするためにお嫁さんを大事にする…… という思考回路になる。すっかり、馬鹿になってしまった様だった。 元から馬鹿だし、今はバカは馬鹿でも、昔と比べればいい方の馬鹿になれた気がする。 だから、これでいい。むしろ、このままがいいんだと思っている。 「それは……確かにな?」 一人暮らしの経験はあって、孤独の経験もある。 今日も一緒に食えてよかったね、なんて言って笑った。 これからもきっと、食卓の賑わいは増す事ばかりで減ることはないだろうから。>>G28 (G32) 2023/03/05(Sun) 14:47:20 |
【独】 武藤景虎/* もうちょっと偽物と戦った方がよかっただろうかとは思いつつ、とらは偽物になんか言われたとこで響かないんだよな……というのもあり…… (-54) 2023/03/05(Sun) 14:49:37 |
【神】 緑山 宗太朗「そうそう。こうやって…… ボコっと。 」見た目のインパクトだけでなく、味もいいらしいと最近流行りのビア缶チキン。1回やって見たかったんだよなと上機嫌にしていた。 先程の牛脂のおかげで >>G30 皮はパリッと。 「キャンプっつったらさぁ……やっぱこれじゃね!?」 BBQ串をノリノリで焼いてひっくり返してまたひっくり返して。 こんな感じのノリで、店でもややはしゃいでいたらしい。今日は奮発、散財の日。 カチンッ!とグラスのぶつかる音はならなかったけど、それはそれでいいものがある。>>G31 ごくごくと飲んだ缶の中身は既に半分まで減った。うん、うまい。 肉を口に運べば「あっつ、あつっ、うまっ、あっち」といつかの再放送のような事を言っている。 とうもろこしもはふはふしている。バーベキューソース味だ。 玉ねぎは……合間に食べる。 (G35) 2023/03/05(Sun) 14:50:10 |
【神】 緑山 宗太朗あーん待ちをするか迷って、結局自分で食べている。でも、何となく小口でスローペース。ぱくり……。 「切り分けないなら……かぶりつく?」 行く?ワイルドに。と首を傾げた。軍手で持てばそれ程暑くは無いはずだけど。肉汁をダイレクトに堪能出来るかもしれない。* とりあえずナイフはあるから、ご要望に応じて切り分けられる。切り分けるなら、適当に足の太い部分と胴の部分を切り落としてはいと手渡すだろう。 (G36) 2023/03/05(Sun) 14:51:48 |
【人】 片連理 “椿” はい。見ておりました。 [悪戯を見つかった子供のような笑みを浮かべて、椿はもそもそと起き上がり、さっきまで着ていた部屋着を抱えて梯子を降りてきた。] 銃ですか? そういえば、職人なのでしたっけ。 [裸足のままぺたぺたと近づいてきた椿は、楓のすぐそばに立つ。横に並ぶと背丈は大人と子供ほども違っていた。] (44) 2023/03/05(Sun) 14:58:42 |
【独】 緑山 宗太朗/*ちなみにスマホで打ってると前の文章とか確認するのがちょっと手間だったりするので、1回相手様の返信を書き込み欄に全文コピペしてその下に書いてます。 さっきの自分のを例に再現すると↓ [あーん待ちをするか迷って、結局自分で食べている。でも、何となく小口でスローペース。ぱくり……] ちらっとお嫁さんを見た。またちらっと見た。1口ごとにちらっ……と見ている。 [「切り分けないなら……かぶりつく?」 行く?ワイルドに。と首を傾げた。軍手で持てばそれ程暑くは無いはずだけど。肉汁をダイレクトに堪能出来るかもしれない。] イメージがなかなか湧かないけど、湧かないからこそそういう所も、ちょっとだけ見てみたい男心も。 みたいな感じでした。返信とより向き合う形になるので情緒が終わるんですねぇ(おわる!)↑ (-55) 2023/03/05(Sun) 15:02:18 |
【赤】 片連理 “椿”ここでは、危ないこともそうそうないでしょうけど。 [椿は楓を見上げた。 もしそんなことがあるとすれば、それは互いに牙を剥くときだろう。そう思うと、ほんの少しだけ、心の底がちりつくような感じを覚える。] (*12) 2023/03/05(Sun) 15:06:27 |
緑山 美海は、メモを貼った。 (a8) 2023/03/05(Sun) 15:10:47 |
【妖】 黒崎柚樹[クソアマ結構。 敵を倒すには最短距離で最大の効果を狙うのが最善らしいので。 以前、にせものの私と対峙した時、私は彼女の頭……というか顔を握り潰そうとした。 まるで熟れた林檎を潰したみたいな感触で、想像もしていなかったその気色悪さに総毛立ったのだけど、今、蹴り飛ばした足先にも似た感触が伝わってきて。 身を起こした私は、"敵からは目を逸らさない"とばかりに、蹲る"それ"を見下ろし、睨み続けていた。] ($35) 2023/03/05(Sun) 15:11:29 |
【妖】 黒崎柚樹全然、何も。 [武藤に心配される >>$33 ようなことは何もされてないよと、数瞬だけ武藤と視線を合わせて微かに笑う。 さて"あれ"をどうしようかなと、未だ継続中だった臨戦状態な心持ちのまま、拳を改めて握りしめる前に、武藤が素早く動き出していた。] …………ぁ……、 [私も大概だと思うけど、武藤も容赦ない男だ。 自分と寸分違わず同じ顔を躊躇なく殴り抜けば、川に倒れ込んだ"武藤のような何か"はそのまま流れて消えていってしまった。 蹴り飛ばした時から周囲に漂っていた、あの忌々しい林檎の香も、ざあ、と強めに吹いた風が一気に浚っていってくれて。] …………容赦ないね、武藤。 [ぽつりと呟いた言葉は、賞賛7割不満3割。 私がとどめを刺したかったのにと、ぽつりと呟いた。] ($36) 2023/03/05(Sun) 15:13:03 |
【人】 黒崎柚樹────……おかえり。武藤。 [全部の緊張を解いて、改めて武藤を見つめ、どちらからともなく抱き締め合って。 もう、なんで武藤が実家で飲んでるココアを再現できるのかとか、なんで温泉に行くのを嫌がったのかとか、小さな嘘や言い訳を積み重ねなくて良いんだなと、そんな、愚にもつかないことがまず頭を過った。 あんなものが出てきたくらいだ、武藤の記憶喪失もきっと不可抗力なものだったんだろう。 戻ったならそれでよし、と、もちろん武藤を責めるつもりはなく。] (46) 2023/03/05(Sun) 15:13:54 |
【妖】 黒崎柚樹[────って、そういえば。] ねえ、武藤のところにも、"あれ"、現れた……? [私のところに武藤が来たということは、武藤のところにも行っているだろうことは想像に難くなく。そもそも私は宣戦布告までされてたわけで。 来てかつ今もいる、なんて言われた日には、ここで抱き合ってる場合じゃないでしょう、と急ぎ戻ることになっただろう。 ああ、でもこれだけは言わせてよ。] 今度は私がとどめ刺す。 [さっき、振り上げた拳の行き先を武藤に奪われちゃったんだからと真顔で告げる。] ($37) 2023/03/05(Sun) 15:14:37 |
【人】 黒崎柚樹コテージ帰ろう、武藤。 [半ば駆け足で帰れば、並んで走る武藤は、あっちへ走りこっちへ走りと、朝から良い運動になったんじゃないかなと思うよ。*] (47) 2023/03/05(Sun) 15:14:56 |
【赤】 片連理 “椿”[椿は無意識に、楓のシャツの裾を掴んでいた。] ……わかりません。あるのかしら、 いつも、突然だから—— でももし、そんなことが起こったら [少し怯えたような顔をして、椿は楓を見上げる。 あり得るだろうか、この人を食べたいと思うことが。] (*13) 2023/03/05(Sun) 15:20:32 |
【独】 緑山 宗太朗/* とはいいつつ(独り言なのでアンカーが弾けない!) 美海ちゃんのことは可愛い子供と思うことは今もあるけれど、それでも異性として見る機会のが絶対多くはある宗太朗。 料理をする時に髪縛ってたら、うなじ見て色っぽいな〜と思っただろうし、耳に髪がかけられてたら耳たぶ触りたいとか思っただろうし、髪が垂れてたらかきあげてちゅっとして悪戯したいとか思っただろうし。 なんやかんや風呂も一緒に入りたがるだろうし、やっぱ魅力的な女性として見てますね基本は (-56) 2023/03/05(Sun) 15:22:42 |
【赤】 片連理 “椿”その時は、迷わず撃ってくださいまし。 [逆も考えないではなかったが。 その時は素直に喰われて仕舞えばいいと、この時の椿は考えていた。]** (*14) 2023/03/05(Sun) 15:23:54 |
【独】 緑山 宗太朗>>G28 誰かと食べるご飯を贅沢と呼ぶのであれば。 貴女はきっと、これからずっと、贅沢な暮らしが出来ると思う。 男の未来予想図の中には必ず貴女の姿があって、貴女と一緒にご飯を食べる姿もあるのが理由の一つ。 そして、先も述べたように…… これから先、人が増えることはあっても、減ることは無いからだ。 減ったとしても、自分だけは最期まで貴女の傍に居るからだ。 これを有言実行をするためにも、絶対に貴女より後に死んでやると思っている所は……ある これに関しては確か、貴女も同じ思想を抱えているかもしれないから、老後にはどちらが長生きするかで競走が始まるかもしれない。 若くして死のうとした2人が、今こうやって未来を生きようと前を見据えているのは、奇跡とも呼べるし、それ以上に尊いもののように思えた。 (-58) 2023/03/05(Sun) 15:56:13 |
【妖】 武藤景虎あっ、え?ごめん、とどめ刺したかった……? [どの辺りが“完璧“だったかは結局確かめることなく殴りつけてしまった“自分とよく似た何か“が水に溶けて消えていくのを見届けた後、呟かれた言葉>>$36に、目を丸くする。] っふ……、でも柚樹が容赦なく攻撃したのはわかったので……。 [自分の彼女が自分の顔したものの股間を蹴り飛ばすところは見たかったような、ヒュンってなりそうだから見なくてよかったような気はするよ……? それに、既に攻撃してたってことは何かされたかされかかったってことだし、柚樹の前にわざわざ現れたなら目的は明白で。 考える間もなく手が出てしまっていたのだから許して欲しい。] ($38) 2023/03/05(Sun) 16:02:40 |
【妖】 武藤景虎あっ、うん、来てた……、 つーか今もコテージにいる、多分。 置いてきちゃったし……。 [柚樹の偽物。>>$37 服の上からでも胸の膨らみが視認できたり柔らかそうだったりする“女らしい“姿のそれ。 突き飛ばす前、縋るように伸びた手の爪に春めいた色の乗った手を思い出して頷いた。 押し退けただけだし、おそらく崩れ去ったりはしていないだろうことを思えば、確かに早く戻った方がいいのかもしれない。] とどめは、うん、譲るので。 [柚樹があれの言葉に惑わされることはもうないのだろうとはわかっていても、柚樹の手で倒した方がいいような気もするし。] ($39) 2023/03/05(Sun) 16:03:22 |
【人】 武藤景虎[怒ってはいないらしい、とは此方を見つめる表情にわかってはいたけれど。 “合格“を告げられれば、柚樹の元に歩み寄った。>>45 なんとなく、実家の犬に餌やるのを任せた時より随分スムーズだなとか思ってしまったが。 オレのが犬より賢いから仕方ないな? なんて、明後日な方向のことを考えてしまうのは相当焦ってたせいだ。 今はそれどころじゃなかったってことにも、少し遅れて気づくくらいには。] ん……、ただいま。柚樹。 [場の緊張感が去って漸く、改めて抱き締めると、いろいろ話したいことはあったし、離れてる間に起きたことだとか、聞いてみたいことも多々あった。 でも、そうだな。 まだ全部終わったわけではないから。 コテージに戻ろうと駆け出す柚樹の後を追って来た道を戻れば、朝起きてからほぼずっと走り回っている気がする。]* (48) 2023/03/05(Sun) 16:03:58 |
【妖】 武藤景虎[そうして、コテージへと戻れば柚樹に持ってる鍵で出入り口を開けてもらって。 咽せかえるような甘い香りに、う、と胸が悪くなる感覚がして。 中にはまだあれがいる証左だと思えば、いくらか緊張した心持ちで室内へと足を踏み入れた。 ムダじゃなかっただろ、とは、二人で戻ったことがわかれば“それ“にも伝わるだろうけど。]* ($40) 2023/03/05(Sun) 16:04:38 |
【人】 黒崎柚樹[────カチャ。 コテージ入口で武藤と一瞬視線を交わした後、持っていた鍵でコテージの扉を開ければ、鼻に馴染んだ──実際のところ、こんなものに馴染みたくもない──甘い匂い。 思った通り、"それ"はまだ室内に居た。] (49) 2023/03/05(Sun) 16:37:19 |
【妖】 黒崎柚樹あーア。 アーあ。 アーア。 ナんデ、コワしちャッた、ノ? [私がビール飲んでオムライス食べて、ココアを飲んでいた席で。 私と同じジャージ姿、同じ髪色、同じ背丈で。 けれど体型や表情や声の高さは異なる"それ"が、椅子に座ったままゆらゆらと身体を揺らしていた。 " ナんデ、コワしちャッた、ノ? "は、当然、武藤が殴り潰した"武藤もどき"の事を言ってるのだろう。ぐりん、と人ならざる不自然な動きでこちらに顔が向く。 武藤からは"押し退けただけ"とは聞いていたけれど。 手を伸ばせば触れる位置まで近づいた私は、顔の輪郭が不自然にズレている風に、質の悪い変装の皮膚のように顔の表面に皺が寄っていることに気付いて目を眇めた。] ($41) 2023/03/05(Sun) 16:38:37 |
【妖】 黒崎柚樹一つ、聞きたい。 あんた……いや、"あんた達"の目的って、何……? [問うたら、ケタケタと"それ"は笑い出す。] ワたシハ、あナタのりソうダよ? アナたでハ、かナエらレナい、ゆメ。 せッカく、ヤってアゲヨうト、おモッた、のニい? [なるほど?と首を傾げるも、納得できるものではなかった。 私の理想はそんなんじゃない。叶えられない夢でもない。 偽武藤にしたって、あんなの、ちっとも理想じゃない。 私の理想の恋人は、今ここにいる武藤だもの。] ($42) 2023/03/05(Sun) 16:39:12 |
【妖】 黒崎柚樹……そう。ありがと。 [" どウいタシましテ? "と笑いかけてきたことには、ほんのひと欠片くらいは躊躇する気持ちが沸いたけど。でもやっぱり、そんな厚意は要らないし、お呼びじゃないし、余計なお世話以上のなにものでもない。 私の武藤に何してくれたのよという怒りも上乗せして、私は"私"の髪を引っ掴み、引き寄せるようにしながら容赦なく右膝で顔面を砕きに行った。] ギャっ!!!!! あァアアぁああァあアアあぁァ ひドイ……ヒ、どォ、い……ィ、 [床に"それ"が崩れ落ちるるに任せ、私は一歩後ろに下がる。 ぶわりと部屋中に広がる腐敗臭はいっそ死臭にも似ていた気がした。] ($43) 2023/03/05(Sun) 16:40:26 |
【妖】 黒崎柚樹────さよなら。 [一言告げて、俯せになっていた後頭部をスニーカーで思い切りぐしゃりと踏みつけたところで、あ、そういえば武藤がずっと傍らで見てたんだっけ……なんて今更の事に気付いてしまったわけだけど。 あの、大丈夫だから。 武藤と喧嘩とかになったとしても、踏み潰すとか膝蹴りとかは、その、しないつもりなので。 あくまで相手が"これ"だから出来たこと、なので。 そんな風におかしな方向に焦りを感じているうちに、断末魔に似た言葉を漏らしていた"私もどき"は溶けた絵の具のようになった後、端から蒸発するように消えていった。 あの甘ったるい匂いはいくらかは残ったけれど、頭が痛くなるほどの気持ち悪さでは無くなっていたかな。] ($44) 2023/03/05(Sun) 16:42:17 |
【人】 黒崎柚樹終わった……、かな。 [傍らの武藤に視線を投げたら、頷いてくれるだろうか。 とりあえず私、めちゃめちゃお腹空いてるんだよね。 朝御飯……ていうか、もはやブランチの時間帯になるんだろうかこれは。 ホットサンド作ったら食べる?と問いかけて、あ、そういえば、と。] 武藤は、"あれ"に何かされた? [まあそのあたりの話も、ホットサンド食べながらかな。*] (50) 2023/03/05(Sun) 16:43:04 |
【独】 黒崎柚樹/* ちなみに、 1dのめあて:リアル月曜の朝までに偽物話に決着つけて、爽やかな気持ちで週の頭を迎えましょう なんて言い合ってる中身達でした。 なんとかなるものだなあ……と……。 さ、障害はお片付けしたり、武藤の記憶もめでたく戻ったし、いちゃいちゃしようー( ᐛ) (-60) 2023/03/05(Sun) 17:07:04 |
【赤】 一匹狼 “楓”[彼女はこちらを見上げてきたかと思えば>>*12、不意にシャツの裾を掴んできた。>>*13 怯えるような表情も相まって抱き締めたい衝動に駆られつつ、それを抑え込んで彼女の言葉に耳を傾ける。 『いつも突然』……それは食人衝動のことなのだろうと、楓には自然と感じ取れた。 尋ねそびれた問いの答えが自然と得られた形である。 迷わず撃ってとリクエストはされたが>>*14、彼はそれを一笑に付した] 馬鹿言うな。オレが何だか忘れたか? 通らねェんだよ、おまえの可愛い牙や爪じゃ。 [楓は“堅狼”。牙や爪どころか、銀弾の銃撃を除くさまざまな物理攻撃を防ぐことができる。 かつて彼女と出会った場では、二人を含む大勢で遊戯に興じていたのだけれど──その中で狼を選んだ者たちの一部が本当に狼で、そのうえ彼の場合は種まで同じ……などという、冗談のような本当の話。] (*15) 2023/03/05(Sun) 17:17:14 |
【赤】 一匹狼 “楓”撃つまでもねェんだよ。 おまえにオレは殺せない。 [そう告げるとき、自然と視線は逸れた。 楓が意図的に伏せた事実があるのだ。 彼が鋼鉄の防御力を得られるのは人狼の姿に転じたときだけ。人間の姿でいる限り、負傷は防げない。 その上、姿を変えていられる時間は月齢に応じた。 満月の日なら半日程度だが、新月の日は1秒たりとも不可能。半月なら満月の更に半分ぐらいといったところ。 時間帯には不思議と制限は無いのだが。 彼の言動は、彼女を殺す気が無いという意思の現れではある。 一方で、もしそのような局面になったときには彼が一方的に殺す側になりえるということでもあった] (*16) 2023/03/05(Sun) 17:17:29 |
【赤】 一匹狼 “楓”[彼にはひとつ、長い間気になり続けていることがある。 “美味しそうに見えるものは、本当に美味しいのか” もしそれが見た目だけの話で、味に差異が無いのなら、美味しそうなヒトを襲う可能性を極端に恐れる必要は無くなる。 けれどもし、実際に美味しいのなら── 知ったが最後、二度と戻れない道に足を踏み入れることになるだろう。 確かめずにいることが幸福なのか、確かめてみたほうがいいのか。彼は前者と思い続けているが、果たして]** (*17) 2023/03/05(Sun) 17:18:10 |
【独】 一匹狼 “楓”/* >>*15 なんか赤チップも違うんだけど 通常はもっと違うし 墓は目を逸らしてるから違うし みたいな苦悩の選択(割とよくある) (-61) 2023/03/05(Sun) 17:20:04 |
【妖】 武藤景虎なんでって……、なんか腹立ったので。 いや、柚樹になんかしそうだったから……? [律儀に答える必要はないと思いながら、“それ“の言葉に返してしまう。 こうして偽物と並んでるところを見ると明らかに別物ではあるなとは思いつつ、それでもベースは同じだから不思議な感じはする。>>$41 近づいてみると、そういえば顔は叩いてしまったのだったと思い出して。 それは本人にもやったことがあるから、こんなことになるとは思ってなかったのはあるけど。 傍にはいたものの、近づいていく柚樹の邪魔はしなかった。 とどめを刺すとは聞いていたし、水に弱いらしいのは美術館の時に教えてもらってはいたが、どうするんだろうとは思って見ていた。] ($45) 2023/03/05(Sun) 17:49:31 |
【妖】 武藤景虎…………、 [柚樹の攻撃は思った以上に容赦なくて、傍らで一連の流れを眺めながら、喧嘩になったら大変そうだなとは思ってしまった。 そんな取っ組み合いの喧嘩にはならないと思っているけども。 おそらく表面的には絵画のそれで、内側は林檎のような何かが素材であることを差し引いても、元の柚樹より非力であろう“それ“は抵抗らしい抵抗をすることなく、膝で頭を砕かれる。>>$43 広がった腐臭に似たにおいに、胃酸が込み上げそうになりながらも、とどめに足が振り下ろされるところまでを見届けて。>>$44] うん……、柚樹も容赦ないとは、思うよ……? [オレと喧嘩になってもここまでしないのはありがたいのだけど、急所を思い切り蹴るのも遠慮はしたいかな。 床に広がっていたグロテスクな物体が消えて漸く、安堵の息を吐いて。] 今度はちゃんと、とどめさせてよかったな。 [“今度は“の意味は、偽物のオレの話じゃなくて、美術館の時に現れた柚樹の偽物のことだけど。] ($47) 2023/03/05(Sun) 17:50:22 |
【人】 武藤景虎ん……、終わったと思う。 [“あの時“も思ったけど、やっぱりオレの惚れた女はいい女だなと思ったよ、なんて。 問いかけには安堵の笑みを返した。] 起きてからずっと走り回ってたし、腹は減ったな……。 ホットサンド?食いたい。 [安心したら急に空腹感を思い出したのもあって、朝食には既に遅い時間だったし食事の提案には一も二もなく頷いた。] 何もされてないよ? オレの方が手を出してしまったくらいで……。 [あっ、変な意味じゃなく、とは付け足さなくてもわかると思うけど。 詳しくは飯食いながらというのには同意した。 なんか手伝うことある?とは聞きつつ、その前に手を洗ったり着替えたりしてくるとバタバタ荷物の方に移動して。] (52) 2023/03/05(Sun) 17:51:32 |
【人】 武藤景虎[洗面台の鏡の前、装飾品をひとつひとつ付けながら、左耳のヘリックスピアスの内側を覗き込んで、あ、と声を上げた。 柚樹から誕生日に貰った太陽みたいな石と刻印の入ったそれは、昨日とは違うものだ。 オレの記憶がおかしかったせいでこの辺の物も巻き戻っていたのだろうか。 左手を見下ろすと、いつの間にか戻っていた薬指の金色ベースの金属の輪の重みに目を細めた。 足早に台所の方へと戻れば、柚樹の元へ駆け寄って、まず先に耳元や左手を確認することにはなったかな。]* (53) 2023/03/05(Sun) 17:53:05 |
【独】 武藤景虎/* 思った以上に柚樹が容赦なくて笑ってしまった。 柚樹と殴り合いの喧嘩はさすがにしたくない……(しません) 漸くごはん食べられるね……。 (-63) 2023/03/05(Sun) 18:04:38 |
【赤】 片連理 “椿”まあ。 それなら、安心ですわね? [椿は“狼”どうしの争いには関知したことがない。ゆえに、自分以外の“狼”がどういうものであるのかについては無知だった。都市部では熾烈な縄張り争いがあるとも聞くが、それを避けるために椿らは田舎ばかりを選んで住処を転々とさせていた。 楓の言葉は、単純に「お前では勝てない」という意味に受け取った。確かに、小柄な女の力で楓ほどの大柄の男にまともに当たって勝てるとは思えない。殺すだけならいくらでも方法はありそうだが、彼を殺したいわけでは、決してない。 本当に彼を喰べたいと思ってしまったなら、その時には我を忘れているのだからそんなことにはお構いなしだろう。返り討ちにあうならば、それでも構わない。] (*18) 2023/03/05(Sun) 18:06:26 |
【赤】 片連理 “椿” であれば—— [椿はシャツの裾を掴んでいた手を離し、楓の頬へと差し伸べた。しかし触れることを迷って、その手は萎れるように自身の胸元へと帰っていった。一瞬だけ悲壮な表情を浮かべかけたが、すぐにまた笑みを取り戻した。] その時は、我らが王に牙を向けた罪を、償いましょう。 [冗談めかしはしたが、半ば事実で、椿は本気でもあった。 以前ともに過ごしたとき、彼はまさに王であった。 気高き王と、力ある王とに率いられ、椿はその気高さに、あるいは力に、素直に憧れを抱いたものだった。彼らのように生きられていたならば。そんな嫉妬に近いような感情すらも秘めていた。] (*19) 2023/03/05(Sun) 18:07:32 |
【人】 片連理 “椿” ふふ。安心できそうですし、 わたくし、少しお散歩に行ってきますわね。 [そう言って、椿は兎のように一歩後ろに跳ね、長い髪を揺らしながらくるりと回って、ぺたりぺたりと裸足の足音を残して駆けていった。]** (54) 2023/03/05(Sun) 18:07:57 |
【念】 大学生 要 薫[動けなくなったら困るなあ。やなんて分かっていて言う。 苦笑する彼も分かっているのだろう。だから、今度するな。と軽く転がして、彼がスマートフォンの中身に気づけば、何も気づかぬふりをするだろう。 別に彼の不実を疑っている訳じゃない、彼が自分にメロメロなのはよく知っているし、そうやってモテる彼が恋人だというのも誇らしい。ただ、好きなものを好きと態度に出せるその素直さが自分にはない。今さら素直で無邪気な自分。など想像できないが、それでも少し思う処はある。 ちょっと待ってくださいと言われ 膝の上に頭を乗せたまま、彼が返信を打つのを眺めて] (!9) 2023/03/05(Sun) 18:27:11 |
【念】 大学生 要 薫……ん。面倒見いいやん? [いい子やね。と髪の毛を撫でる手に目を細めた。 面倒見の良さも彼の美点だ。後輩は可愛がるものだ。思うところはあるにせよ、彼が可愛がっているのを見るのは微笑ましい。自分だって、こうなる前だって寿のことを可愛がっていたのだから。…可愛がられていた方がどんな気持ちを抱いていたかは詳しくは知らないが。あの頃の関係も悪くなかったと自分は思うのだ。それに、寿は特別だった。 彼が後輩の面倒を見る事は自然な事だし。 良い事だ。だから、まさか悪い虫がつかぬようにと行動しているなんて思いもよらぬ事だ。もしそれを知ったら、笑うだろうし、僕は自分で自分の身は守れるで。と言っただろうし、それなら自分の身を案じるべきだと、鼻を突いただろう。 もっとも、そうやって独占欲を見せてくれるのはきっと嬉しいことなのだろうけど。用事をすませた彼が、此方にと視線を戻せば、微笑みを向けてそのまま手を伸ばし頬を撫で。 おかえり。と迎えようか] (!10) 2023/03/05(Sun) 18:27:28 |
【念】 大学生 要 薫そうやね。 やー楽しみやわ。 [どんなお風呂やろか。 なんて、言い。彼に運んでもらっただろう。思ったよりも広い浴槽につかり彼を待つ。その間に少しばかりばしゃりと湯を波だたせる遊びも忘れずに。服を脱がずに抱いていた彼の裸体を見れば、少し目を細め。やぁ、いい男やな。ところころ笑いかけた。彼がこっそりと筋トレをしているとはしらないが、というか自分は彼のことで知らないことだらけなのだが。 それもこれも、自分との繋がりに直結することなのだとしたら、隠す姿をあえて暴くことはしない。暴かなくても良いと思う。やって、こうして彼は男前の、自分だけの寿達也を見せてくれるのだから。当たり前のように上に乗り上げれば、抱きしめてくれる。その腕の太さに甘えるように寄り添い] (!11) 2023/03/05(Sun) 18:27:45 |
【念】 大学生 要 薫風情ええし、ほかほかするし気持ちええし って、なんやここでも写真撮りたいん? …綺麗にとってや? [赤味の強い光の下。 両手でお湯を掬い、落とす。首筋には汗を流し、見上げる彼を見る目を彩る睫毛は湯気で濡れている。彼が見る事を好んでいるのは知っていたから唇に浮かべるのは艶めく笑みで。 囁く声には、少しばかり低く啼く声で頷き] ……やぁ そこ、今日は…… まだ飲んでないで [食べはしたけど。と甘く。 突かれた箇所ではくり息をして、指先は彼の顎をなぞった。細い指は輪郭を確かめて、下唇に触れる。彼の指が中にと入り込み、洗い始めるのなら此方は指で下唇をそっと捲り。歯列をなぞって] (!12) 2023/03/05(Sun) 18:31:04 |
【念】 大学生 要 薫……ぁ んっ こっちでは飲んだけどな? [甘い声で身を少しばかり震わせて。 舌を覗かせる唇を近づけ、背のびするような姿勢で彼にキスをした。そうして、そのまま猥ら花を開くように足を、動かせば指を奥に奥にと誘っていこうか*] (!13) 2023/03/05(Sun) 18:32:25 |
【人】 大学生 要 薫- コテージ内 - [寝室のベッドの上で目を覚ませば、スマホの時計を見たうえで後一時間。とまた眠ろうとした。やって、折角の休みやし、彼以外誰もおれへんやもん。時計なんて気にせずゆっくりまったりしたいやん。とばかりうとうと二度寝。**] (55) 2023/03/05(Sun) 18:34:37 |
大学生 要 薫は、メモを貼った。 (a9) 2023/03/05(Sun) 18:36:13 |
【赤】 一匹狼 “楓”[楓もまた“狼”たちの群れからは離れて暮らす身。狼たちが囁き交わす声を聞いたことは何度もあるが、その全てに答えずにいる。 縄張り争いらしきものに巻き込まれかけたことはあるが、関わる意志が楓に無いことに気付けば、向こうも深追いはしないものだった。 当然、狼としての名もない──いや、今は“楓”がそれに相当するのだろうか? 遊戯の中で使った名なのだが。 ゆえに楓の狼としての戦闘経験はそのまま、食事を兼ねて人間を襲った経験に直結する。その過程で自分の能力も知るに至ったのだ。種の名前を知ったのは奇しくも遊戯でだったが。 そして、不意打ちで即死なんてことさえなければどんな相手も恐れるに足らない……と、楓は思っていた。銃使い以外なら、の話だが] (*20) 2023/03/05(Sun) 18:46:56 |
【神】 緑山 宗太朗「そうそう。ガブッとな?」>>G39 やったことない?と疑問口調。聞いてはいるけど、答えはNOかなと見当をつけている。 「やってみやってみ!映えるぜ!」 軍手をつけたらひゅーひゅーと囃し立てた。何事も挑戦!と言いたげだ。 はふはふと熱さと格闘しているところを見て 「うまそ〜」と感想を漏らした。 「食ってるとこ写真撮る?」と聞いたりも。 「上手く焼けてた?良かった〜。」 「じゃあ2番手!宗太朗行きまーす」 と代打で出陣して軍手で受け取って。別の足に勢いよくかぶりついて、 「 あっふ!!! 」と呻いた。はふはふ。皮目パリッと、中はじゅわっとふんわりとしていて美味しい。 中の方はよりビールっぽい味がするかも、と、一段落したら切り分け始めた。* (G42) 2023/03/05(Sun) 18:53:05 |
【独】 片連理 “椿”/*使う習慣がなさすぎて今の今まで忘れていたなどと 事前情報から闇に走らせていいと今のところ判断している しているけども ううむ できればどうにかなって欲しくありつつ、本人に考えさせたら一緒に死んでしか発想が出ないのでPLの舵取り必須 (-66) 2023/03/05(Sun) 19:09:14 |
【独】 緑山 宗太朗/*窓だけにするとオレンジで視界が埋め尽くされて精神衛生に良いですね(悲鳴は上げる) さっきの選択肢は [[男らしく(?)自分で食べる事に。 オア あーんの催促をした。]] でした。 (-67) 2023/03/05(Sun) 19:11:30 |
【神】 緑山 美海切り分けられたチキンをパクパクと。 いい経験だったけど、やはりこっちの方が食べやすい。 「お肉にビールって合うんだね、家でも浸けたりしたら美味しいかな」 ビール煮とか聞いたことあるし。今度試してみよう、何事も挑戦だ。 「よしっ、そろそろ焼きそば作ろっか」 席を離れれば、調理に始めるだろう。 油を引いて野菜とお肉を炒め火が通れば、中華麺を投入。 勢いよく混ぜ、味付けをすれば、あっという間に焼きそばの出来上がり。 「はい、美海さん特製の焼きそばです。熱いうちに召し上がれ」* (G45) 2023/03/05(Sun) 19:49:12 |
【人】 天原 珠月[湖の畔から、こちらを見つめる姿。>>26 街灯からは逆光になっていたが不思議なほど鮮明に目に映る。 星の光を映すような銀白色の髪。 レンズ越しでも何故か分かる、瞳の青。 ああ、と息が零れそうになった。 胸の内がいっぱいになり、溢れそうに苦しい。 ――、と、心が名前を呼ぶ。 予感はしていたのかもしれない。 自分とそっくりな少女が現れたときから。 その少女と強い縁で結ばれている相手なら、並んだ番はと思えば、目の前の彼の姿は泣きたいほど理解できた。 しかしそれも此方からの勝手な見方だとも分かっていた。 昔ならいざ知らず、驚きも動揺も今は覆い隠せるし、長年の巫女として身につけてきた表情と仕草も使いこなせる。 優雅ともいえる挨拶はそうして出てきたものだった。] (57) 2023/03/05(Sun) 19:59:40 |
【人】 天原 珠月[きっと彼は事態が分からず、少女のことを心配している。 少しでも落ち着いてもらうのが先決だった。 自分でもよく分からないことだらけではあるが、ここは心を強く持ってしっかり者らしくせねばならない。 堂々とした豪胆さなどは『彼』の方が上手だったのだけれど。 ふっと思い浮かべた姿に内心で緩く首を振る。] 多分、その私にそっくりな女の子に会っているわ。 ついさっきね。私のいた場所に迷い込んできたの。 [引きずり込まれてきた、が正しい気もするが。] 関係は確実にある……から、ゆっくり説明させてくれる? [ほんのり困ったように首を傾げたのは、湖から上がって、彼と同じ場所にとりあえず行きたかったから。 ここがどんな世界のどんな場所か分からないが、周りに関係のない巻き込みかねない人がいなさそうなのは幸いだった。] (59) 2023/03/05(Sun) 20:03:12 |
【人】 天原 珠月まず、何から説明しましょうか。 そうね……私はこの世界とは別の世界の人間なの。 お伽噺みたいだけれど、ね。 [此処の世界のことは何も知らないけれど、と前置きした上で。 自らの世界では、遠い昔に大地や海というものは滅び、点在する空に浮かぶ島に人々は暮らしていること。 人々の一部には不思議な力を生まれつき持つ者がいて、自分はそれであり、島では『巫女』の役目を担っていたこと。 巫女とは島そのものが浮遊するための力を補助する者であり――自分はつい先日力を使い切り、役目を終えたこと。 正直3行で説明する方が難しい情報量ではある。 どうにか頑張ってはみたが、彼の反応はどうだったろう。 質問があればその都度、言葉を尽くすつもりだけれど。] (60) 2023/03/05(Sun) 20:04:22 |
【人】 天原 珠月[しかし一番彼が気になるのはここだろう、と。 一際真剣な表情に変わると、まっすぐに彼の瞳を見つめた。] あなたの探している女の子は、役目を終えた私がいた、狭間の世界のようなところに突然やってきたの。 正直、理由は分からない。 私は急いで元の世界に帰してあげようとしたのだけれど……ごめんなさい、まだ力が戻っていなくて、無理だった。 [自分の力さえあればどうにかなったはず、と。 静かに語る声には、強がりではない、誇張でもない、長年連れ添った、長年修行により磨いてきた、自分の一部である能力に対する確固たる自信が表われていることだろう。] あのままだと、全く知らない世界に飛ばされる可能性があったから、私の独断で……私が元いた世界に行ってもらったわ。 その時に唯一、行く道の分かる世界がそこだった。 [ゆっくりと落ち着いた声音を心がける。 どんな反応をされようと、視線は逸らさずにいよう。] (61) 2023/03/05(Sun) 20:05:18 |
【人】 天原 珠月私のいた世界には……、 [片方の耳に艶めく真珠の耳飾り。 もう片方を持つのは――誰よりも大切なひと。 役目を終えた自分が置いてきてしまった、愛するひと。] 誰よりも、一番、信頼している人がいて。 女の子には彼の元へ行くようにと背を押したから。 だから身の危険はないわ。大丈夫。 彼なら絶対に……彼女を守ってくれる。 [はっきりと言い切った。 それでも完全に安心できるものではないだろう。 しかし正直に話すと、これしか言葉にならないのだ。*] (62) 2023/03/05(Sun) 20:06:24 |
【神】 緑山 宗太朗顔にありありと どうして と書いてある。 皿の上にあるものを じっ………………。 と見ている。見ても無くならないし、あるし。 でも、食べさせて貰えるなら食べる。 あ〜、と箸に食いついた。もぐっ…… 「美味い……」 ぱりぱりのキャベツとちょっとだけ塩味のある玉ねぎは美味しい。 「美海の切ってくれた野菜、おいしい〜……」 食べちゃえば平気らしい。食べる前に難が、あるだけで。 甘えているだけという説もあるし、BBQなら肉を腹に詰めたい!と駄々を捏ねている可能性もある。さっき細切りにした人参は単純にあんまり好きじゃない。 「っていうか、笑うなよぉ!」 と今更になって突っ込んだ。 口に肉が入ると大人しくなったらしい。もぐもぐ。やっぱBBQって肉が1番じゃね?そう思っている。野菜が美味しいのは、本当だけど。 この辺は宗太朗自身のキャンプの拘りの問題であるので、あまり気にしないで欲しい。 (G46) 2023/03/05(Sun) 20:19:27 |
【人】 片連理 “椿”[裸足のまま、ウッドデッキから外に出た。 外は相変わらず気持ちの良い天気だ。 どこへ行こうか考えて、湖とは反対の方を選ぶ。 歩けども歩けども、他のロッジには辿りつかない。 途中に似たような建物が他にもあるのは見ていたし、夜には明かりも見えていた。しかしそれも、そういうものだと受け入れられている。] (63) 2023/03/05(Sun) 20:20:35 |
【神】 緑山 宗太朗切り分けた肉をつまみに飲んでいる。 からになった缶を適当な場所において、次はジュースにすることに。サイダー……いや、コーヒーdrinkかな。 まだ飲めるけど、いい感じに温まってきたし。控えめにするって決めたし、もう十分。 「飲み物で煮るやつ多いよな〜、手軽だからかな?」 酵素とかがいい感じになるんだろうか……家に帰ったら妻の料理のレパートリーが増えるかもしれない事を、この男はまだ知らない。 「お!期待してまっす!」 そろそろ炭水化物が欲しい頃。焼きそばができるのを座りながら待機している。 じゅうじゅうじゅわじゅわと焼ける音は景気が良くて好きだ。天気もいいし、焼きそば日和。 皿に取り分けてもらったのを受け取って 「やっぱこれだよな!頂きま〜す!」 肉と同じぐらい楽しみにしていたんだ、と箸でするっと。 適度に歯ごたえのある野菜と麺、味の塩梅もいい感じ。 「うまいっす!」とか言いながら皿の中身を減らしている。残った鶏肉をそいで麺の中に入れれば、なお美味しい。* (G48) 2023/03/05(Sun) 20:21:31 |
【妖】 黒崎柚樹[武藤は(武藤も?)、まあまあ自分に容赦ないなとは思ったよ。 私に"なんかしそうだった"はともかく(その理由が大きかったのだろうなとは思いつつ)、会話の一つもしないままに、"なんか腹立ったので" >>$45 で出会い頭に自分と同じ顔をもつものを全力で殴り抜ける人はそう多くはないと思う。 私も、人のことは言えないくらいには容赦ないことをした自覚はそれなりにはあるけれど。 全力で踏み抜くように"偽の私"の後頭部を踏み抜いた時、嫌悪感よりもむしろぞくりとした快感を覚えたことは、とりあえず忘れておこうと思った。] …………ん、とりあえず"仕返し"、できたかな。 [武藤の言う"とどめ" >>$47 の意味を正確には把握しないまま。 でも武藤が私しか知り得ないはずの、美術館でのやりとり全てを知っていたとしても、私は特段驚くことも怒ることもしなかったんじゃないかな。] ($48) 2023/03/05(Sun) 20:26:28 |
【雲】 天原 珠月[なるほど、この人はひとりっ子と。 そんな情報から得ることになったのは、幼馴染そっくりさんが意外なほど律儀に呟きにも答えてくれるからだった。 最初の印象は幼馴染に似ている!ばかりがあるせいで良いも悪いもなかったが、悪い人ではなさそうな気がする。 ……いや、まだ判断が早いか。 自分はそれなりに警戒心はあるほうだと思う。 高校までは長い黒髪が人形のようだったのか変な絡まれ方をされたり、髪を染めてからは軽くて遊んでいると勘違いされたり、面倒ごとに巻き込まれかけることがそれなりにあったからだ。 その全てが未遂であり、あまり嫌な思いもせずにすんだのは、気付いたらそばにいて話を聞いてくれる――幼馴染がいたから。 だから、自覚するようになり、今も気を張っている。 最近はそうでなくとも、いつまでも幼馴染を心配させてはいられないと意識しているところだったのだ。] ……。 [だが目の前の男性に失礼な態度をしたいわけでもない。 最低限の礼儀はかかさないつもりだが――毛を逆立てている野良猫みたいな有様ではあるかもしれなかった。] (D25) 2023/03/05(Sun) 20:28:00 |
【人】 黒崎柚樹[台所の棚にあった直火式のホットサンド型を取り出して、冷蔵庫内のマーガリンを出していたところで、どこか慌てふためいた武藤に、手を取られ、耳に触れられ。 言われて初めて、自分の左手指に銀色の輝きが、両の耳朶にも同系色の銀の光が戻っていたことに気がついた。] …………あ……、 [武藤も戻ったの?と左手で左手を掴めば、私とは色の異なる金色の、でも同じデザインの光る輪が指先に触れてきて。 お互い、相手に金色が似合うから、銀色が似合うからと相手に合わせたいと選んだ指輪。 金と銀が絶妙に入り混じるデザインが、私たちらしいと選んだ品だった。 将来の約束を誓ったものとかではないけれど、互いの名前が刻まれている、大事な指輪。] ……そ、か…………。 [耳に触れれば、無い方がもはや不自然に感じられていた銀の輪がついていて。] (65) 2023/03/05(Sun) 20:30:16 |
【雲】 天原 珠月上等な服? これ、普通のキャンプ用の服だけど。 [白のジャンパーにシャツに春用ニット。 デニムのスキニーパンツに、バイクに乗る幼馴染が履くのに憧れてこっそり真似した革製のアウトドアブーツ。 とても安物は選んではいないけれど、この年齢の学生が買いそろえられるものなのでそれなりだろう。] オイル……なるほど? [さすがにヘアオイルの話ではないのは分かった。] ええっ、日本、聞いたことないの……ですか……。 [最後に頑張って敬語に直してはみる。 どう見ても年上だ――幼馴染よりプラス5歳はいってそう。] (D26) 2023/03/05(Sun) 20:30:19 |
【人】 黒崎柚樹[両耳の穴は誕生日の朝、武藤に開けてもらった。 武藤のくれた青色のファーストピアスを1ヶ月弱つけ続け、武藤の誕生日、武藤がくれた銀のピアスに替えたもの。 武藤とお揃い、輪の形をしているもので。] …………戻った、ね。 [良かったね武藤、と囁いて。 でもね。とりあえず。 私は(きっと武藤も)、とにかくお腹が空いていますので!?] (66) 2023/03/05(Sun) 20:31:18 |
【人】 黒崎柚樹[鉄板に当たる側の食パンに、マーガリンを全面しっかり塗って。 ツナにみじん切り玉ねぎとマヨネーズを和えたもの、スライスしたゆで卵、たっぷりチーズを層にしてホットサンドメーカーにしっかりセットしたら、あとは焼くだけ。 "たま"は結局、卵と玉ねぎ、両方にすることにした。 自宅にあるものは電気式のだけど、まあ直火でもなんとかなるよとコンロにかけてみたら、実際、なんとかなるもので、きつね色に美味しく焼けたホットサンドが出来上がり。 牛乳多めのミルクティーと、オレンジジュース、果物は簡単に苺を山盛り、ボウルによそってテーブルの真ん中に置いた。] …………いただきます。 [空腹極まりの中、温かいサンドイッチを口にしたら、漸く、強張っていた心も頭も動き出した気がする。 色々話したいことも聞きたいこともあった気がするけれど、武藤が"柚樹"って呼んでくれるだけで、なんだか充分な気もしていた。*] (67) 2023/03/05(Sun) 20:32:42 |
【雲】 天原 珠月アスル・ラーゴ、アスル……アスル……? [名前を教えて貰う。 頭の中になにか引っかかり、何度か繰り返す声が、目の前の男性にとってどんな風に聞こえるか知る由はない。 ただ先ほど出会った女性と自分の声はよく似ていた。] わぁ、こんな飛行機あるんだ……。 [飛行士であること。 あれが乗っている飛行機であること。 まるで小さい頃に見たアニメ映画みたいで、これは外国に飛ばされたという次元ではないのは肌で感じつつ。 野営という単語に落ちてきたときの状況が頭を過り、気を失う前に見てしまったあれこれが、] って、その前に! あなたが、アスルなの? [やっと思い出した。そうだ、アスル。 この名前をあの女性が言っていたではないか。] (D27) 2023/03/05(Sun) 20:38:49 |
【赤】 片連理 “椿”[湖も、川も、海も苦手だ。 ついでに、井戸も。 時折見るひどい悪夢を思い出してしまう。 突然水の中に落ちて、絡まった水草に底へ底へと引き摺り込まれていく。 呼吸ができなくて、どれだけもがいても水面の光は遠くなるばかり。しまいにはどちらが底かもわからなくなって、ただ暗がりに落ちていく。 やがて、ふと足元を見ると、そこには見慣れたひとがなんの表情もなくしがみついていて。 飛び起きて子供のように泣く彼女を慰める彼のことも、恐ろしくて仕方がなかった。] (*22) 2023/03/05(Sun) 20:38:55 |
【雲】 天原 珠月私、少し前に変なところに飛ばされたというか……。 信じられないとは思うんですけど……その、此処とは違う湖を幼馴染と散歩してたら、急に、神隠しされたのかな……? [自分で言っていて混乱しそうだ。 軽く身を乗り出しながら、必死で言葉を探して。] 着いたのは、一面が青い不思議な場所で。 水の中に落ちたみたいな、空の真ん中みたいな感じで。 そ、そこで、女の人に会ったんです。 私よりきっと少し年上で。 ――そのひと、私と、本当にそっくりだった。 [顔立ちは鏡を覗いたのかと思うほどに。] (D28) 2023/03/05(Sun) 20:46:58 |
【雲】 天原 珠月その女の人が、言ってました。 私がどうにかするから。 ……あなたはアスルのところに、行っていなさいって。 そこなら絶対に安全だからって。 あの人が耳飾りに触れたら、なんか光る道が出来て……それを辿って、穴から踏み出したら、落ちちゃったの。 [ニホンがどこか考えてくれようとしている姿。 話を遮ってしまう形になっているが、これは先に伝えておかねばと、アスルさんがそのアスルなの?と首を傾げた。*] (D29) 2023/03/05(Sun) 20:53:11 |
【人】 片連理 “椿”[ロッジの周りを大きく一周回ってみる。よくよく見れば、生い茂る木々は見慣れないもので、季節も場所もよくわからない。 奇妙な場所だが、景色は美しく、気候は穏やか。例えば、ずっとここで過ごすのも、悪くはない。] (68) 2023/03/05(Sun) 20:56:33 |
【人】 片連理 “椿”[同じようにウッドデッキから戻ってきて、今度はリビングではなく玄関から中に入った。土に塗れた足を軽くはたいて、バスルームへ。 足を洗って、キッチンで紅茶を見つけて湯を沸かす。冷たい水は苦手だ。] (69) 2023/03/05(Sun) 21:13:47 |
【人】 月島 雅空[それからされた説明は、なんとも現実味のないものであった。 漫画とかアニメや小説などだとありそうなものだが、そういう特殊な環境>>60で育ったらしい。今にしてペルラの姿を見てみれば、深い青の生地に銀色の糸で彩られた衣装は、着物とも違ってどこか神聖でエキゾチックなものであった。 ただ、気になった点があったとしても後でまとめてしたほうがいいだろう。彼女が違う場所からやってきた―――というのを信じる信じないは一旦置いても、本題に対する前情報として受け止める。 そして一番気になること、というのだがそれそのものはペルラ>>61にもわからないということだ。ただなんで攫われたかは別として、、珠月の行き先というのにはわかっているということらしい。それが能力というものであり親切によるものであるとのことだ。] (71) 2023/03/05(Sun) 21:17:10 |
【人】 月島 雅空[そして珠月はペルラが信頼している人の元に送った。とのことだ。 不安は消えないものの、なんら情報がない状態よりはマシだろう] …ちょっと……ちょっとだけ整理するから待ってもらっていいかな? [もちろんそれを信じられれば。という前提が着く話しだ。 謎の事象により珠月は消えてしまった。 そして同じく謎の事象により彼女、ペルラが現れた。 だから共通点はないだろうか?と思った。思った以上の情報量だし、そんな不思議な存在、あるいは力をもっている彼女の言うことを信じる――といっていいのかは懐疑的で楽観的に思える。 でも――じっと自分を見ていて、落ち着いて切々と訴えるように、そしてどこか申し訳なさそうに説明を受けた。 年齢も雰囲気も色々と違うけれども、ただそうやって嘘も虚勢も張らずに愚痴ったり訴えたり甘えたりする。そんな雰囲気だけは珠月と似ているのだ。 少なくともこれを話してるのが珠月だったら、こんな荒唐無稽な話をされても自分は信じただろうと思えてしまうだろう] (72) 2023/03/05(Sun) 21:17:32 |
【人】 月島 雅空[それに現実的な問題もある。 今回の事柄を説明して誰が信じてくれるだろうか。 父と天原母には説明したら信じてくれるとは思う、ただそれは長年の家族としての付き合いという信頼があってのものであり、その二人以外には通用しないものだ。 警察にいったところで、理解を得られる気がしない。よって解決の糸口がそちらにはない。] 質問、いいか? ペルラの世界についてってことじゃないんだが… [口調は違えども、呼ぶ声は、彼女にとってとても馴れ親しんだ声にも聞こえただろうか。そうとは知れずに] 話が真実だとして、ペルラに力があれば珠月…貴女に似た見た目の女の子の名前だな。 その珠月を帰せた。っていってたが、力を回復させれば、こっちに連れ戻すってことは…できそうかな? [彼女が安全を保障していたが帰還についてはわからない。そして現実的な問題としても解決の糸口がないのなら、それを頼れるのだろうか。と聞くのであった*] (73) 2023/03/05(Sun) 21:17:56 |
【赤】 片連理 “椿”[あたたかい茶を一口だけ飲んでから、カップを持って二階のホールへ向かう。ここのソファは一階のよりも柔らかくて座り心地が良い。 銀の弾丸について考える。 椿は楓とは多少出自が違うから、性質も大きく異なっている。彼女にとって、銀の弾丸、というのはものの例え以上のものではなく、触れても全く平気ではあるのだが、その代わり、当たり前に、銀であろうが鉛であろうが、撃たれれば死ぬ。 弾丸を打ち込まれるのはどんな感じだろう。あるいは、牙に貫かれるのは。 今まで自分がしてきた所業が、この身に返ってくるのを想像すると、なんとも言い難い感情に襲われる。 激しい拒否と、当然の諦観と、胸がすくような清々しさと、それらが全てひとつになったような。微かな不快を押し流すように、まだ熱い紅茶をひと息に飲んだ。] (*23) 2023/03/05(Sun) 21:26:16 |
【赤】 片連理 “椿”[楓はどこにいるだろう、とぼんやり思う。まだ寝室にいるだろうか。 今はただひとり、互いに理解できるかもしれないひと。近いような、遠いような、どちらもを感じている。時には傅き、時には慈しみ、時には気安い友のようにも思う。自分の心さえよくわからないのは、いつものことだ。 ふと思考が逸れる。夕食は何を作ろうか。しかしまだ、空腹感はまだない。 ないはずなのだが。] お腹が空いたな。 [自分でも気づかないうちに、ぽつりと呟いていた。]** (*24) 2023/03/05(Sun) 21:39:22 |
【人】 武藤景虎じゃあツナがいいな。 [聞かれた二択に答えると、呪文みたいな単語を言われて首を傾げたが、組み合わせのことかと合点がいった。 つなたまちーのたまは卵かなと思って聞いてたけど、玉ねぎのこともあるようだ。>>64 卵も玉ねぎも合うと思うからどっちにしても好きなのだけど。 柚樹はいつも朝起きるのが早いし多分さっき合流する前には走っていたのだと思う。 その分朝食も早いからかなり腹は減ってるんだろうな、とは。 オレも朝から走り回ったりしたので空腹だったとのの、消えていたはずのこの半年で増えた思い出の品が戻っていたことが嬉しくて、急いで確認しにはいってしまった。] (74) 2023/03/05(Sun) 21:57:04 |
【人】 武藤景虎[飯の準備をしているところに悪い気はしつつも、柚樹のところへバスルームから一直線に向かえば、左手と耳元を確認する。 指輪を受け取ったのは正月明けすぐで、ピアスを付け替えたのはオレの誕生日だからどちらもこの二ヶ月程度、見慣れてきた銀の装飾を目と指で確かめれば安堵の息を吐いた。>>65] ……うん、良かった。 [半年間のことを思い出したのがほんの少し前のオレがこれだけ安心するのだから、昨日から今までの間、柚樹はどれ程不安だっただろうと思うと申し訳ない気持ちになってくる。 記憶をなくしていた間のこともきっちり覚えてはいるので、後で改めて謝らないとな、とは。 とはいえ、柚樹が空腹だと元気がなくなるのも確かなので、掴んでいた左手を離すと、ホットサンド作りは再開してもらった。] (75) 2023/03/05(Sun) 21:57:26 |
【人】 武藤景虎いただきます。 あ、卵と玉ねぎはどっちも入ってるんだ? 嬉しい。 [牛乳多めのミルクティーも好きなやつだし、此処にいる間は柚樹の手料理が食べられるんだなと思うと、気分が上向きになった。 冬休みに黒崎家に数日滞在した時のことを思い出して、あの後しばらくはかなり寂しかったな、とか。 少し懐かしい気持ちにもなりながら、美味しそうな香りの湯気を立てているこんがりと焼けた狐色のパンに齧り付いた。] うん、美味いよ。 [温まったツナとゆで卵、とろりとしたチーズの組み合わせは鉄板で美味いものだし、空腹も合間ってさくさくと食べ終わってしまいそうだった。 昨日のココアも美味しかった、とミルクティーに口をつけるのは、実家に呼んだ時にミルクティー好きなんだ?と聞かれたのを思い出して。 オムライスも、オムレツ乗せるやつを作れるようになってた理由は今ならわかるので。 こういう些細なことを柚樹が覚えててくれるのは嬉しい反面で、オレも柚樹のことなら何でも覚えてるつもりだったんだけどな、とは思ってしまう。] (76) 2023/03/05(Sun) 21:57:51 |
【人】 武藤景虎……柚樹、ほんとに、ごめんな。 [ホットサンドの最後の一口の端っこを食べ終えると、ミルクティーのカップを傾けてひと心地ついてから口を開く。 昨日から今朝までの間、どれほどに不安だったかは想像に難くない。 オレが無邪気に男だと思いながらもベタベタと触り出したり、手を差し出したり、挙句に裸を見るという最悪な気付き方をしたこととか、全部。 柚樹が結構よく泣くことをオレは知ってはいるが、極力人前で、というか、オレの前で泣かないようにしてるのも知ってるし、泣いた理由も今なら検討がつく。 でも、あの事故が起きる前からずっと違和感はあったんだよって言ったら信じるだろうか。 そっと手を伸ばすと対面にある手の甲に触れた。] (77) 2023/03/05(Sun) 21:58:27 |
【人】 武藤景虎……オレの偽物ってどんなだった? [美術館で遭遇することがなかったのは、オレが早々に現実へ還ったせいもあるが、何で今更あれが出て来たんだろうとは不思議ではある。 多分、柚樹が泣いている理由もわからず、かといって胸の内を伝えられる状況でもなく。 柚樹がオレを通して見ていた何か(それが何かは今ならわかるが)への複雑な感情が現れたのだと思うのだけど。 “あれ“がオレの半年間の記憶を知っていたなら、柚樹を柚樹と呼んでいたなら、そっちの方に縋りたくなってもおかしくないんじゃないかとは思うので。]* (78) 2023/03/05(Sun) 21:59:35 |
【人】 一匹狼 “楓”[しばらく窓からぼんやりと外を見ていたが、ふと、なんとなく寝室から出て螺旋階段を降りる。 そのまま玄関から出て、改めて日差しの眩しさに目を細めた。 正面に生える木に目を留め、歩み寄って木陰に入ってみると、広く伸びた枝葉が日差しをほどよく遮ってくれる。 しばらくはそのまま芝生に座り込み、幹に凭れかかっていた。けれどもう少しその場にいたい気がして、芝生に寝転がる。 組んだ両腕を枕代わりにして、枝葉の隙間から空を見上げた。 夜に窓の外を見たときにはすっぽり闇に包み込まれたかのように思えたロッジの周囲も>>0:372、昼間は特に違和感が無い] (79) 2023/03/05(Sun) 22:01:14 |
【念】 大学生 寿 達也 写真撮りたい気もしますけど、後で、ですね [とりあえずは腕の中の要を堪能したいから。 彼の足を開かせて、指でなぞると弱弱しい要の反論のようなものが聞こえる。 しかしそれが反論でないのはわかっている。 彼の指は自分の指と対照的に自分の唇の中に入ってくる。 それを迎え入れながら、軽くその指を歯で噛む。 中のジェルがまだ残っていて、そのぬめりを利用して指を進める。 湯の温かさが彼の緊張を緩め、そして容易に媚肉をかき分けて奥へと指がすすむ。 唇が寂しくて彼の指を吸って。 そのままそれだけでは足りず、指ごと彼の唇にキスを仕掛ける] (!14) 2023/03/05(Sun) 22:08:19 |
【念】 大学生 寿 達也 前もどっかで言ったかもしれないですけど、要さんとおふろ入るの好きなんですよね。 [肌が白くてきめ細かい要が風呂に入ると色づいてほんのり桜色になる。 その色彩がたまらなく好きだ。 肌を叩いて痕をその肌にのせた時の色もたまらないし、縛り上げた時のその痕が肌に残る様の対比も色っぽい。 嗜虐性をそそるようでいて、支配されたいという屈折した気持ちにさせられる。 唇を離して、そしてその唇にキスをして痕をつけそうになって慌てて止める。 その代わりにぺろっと舐めて。 身体をずらして彼の頭を浴槽のヘリに押しつけると、向かい合わせになるように自分の身体を移動させた。 奥の奥まで押し込んだ指と手のひらを利用して彼の腰を片手で浮かせ。 水面より上まで浮き上がった彼の胸元に顔を埋め、胸の飾りに吸い付いた。 光や影、その視覚効果もそそられるけれど、今は風呂場に響き渡る驚きの声や嬌声の聴覚効果が自分を楽しませてくれる。 中指が彼の中をかきまぜ彼の雌スイッチを押して、ただ、善がる彼を見るのが楽しいなんて。 ゆだらない程度の時間の楽しみだ*] (!15) 2023/03/05(Sun) 22:08:35 |
【人】 大学生 寿 達也― コテージ内 ― [要は一度、目を覚ましたようだ。 自分の腕の中で身じろぎをし、スマホを見ているようなので、きっと時間を確認したのだろう。 自分が寝ていると思ったのか、また布団に入りなおして目を閉じている。 その寝顔を自分が堪能しているのにも気づかず。 可愛い。目を閉じると切れ長だけれど二重な瞼から伸びる長いまつ毛が印象的だ。 綺麗だなぁ。 その口元のホクロの妖艶さがなりを潜めて印象が変わるのが不思議だ。 彼が起きてくる前に、とそっとベッドから抜け出して。 昨日は開くことすらしなかった、持ってきた大荷物を取り出しておく。 彼が起きてくる前に、少し周囲を散歩しておこう。 彼を撮影するのにふさわしい場所の候補を今のうちに選んでおかないと。 時間は有限だから、最大限使うためには事前の準備が大事*] (81) 2023/03/05(Sun) 22:08:58 |
【人】 天原 珠月あの女の子はミツキというのね……。 [ひとつ頷いて。] できると思う。 いえ、どうにかしてみせる。 私の力は元いた世界の島の力ともう結びついているし……ミツキはもう島に着いてはずだから、より都合がいいわ。 この世界から私が力を使って、一気に連れてくる。 [水のある場所の方が有り難いから、力が貯まって儀式をするなら此処がいいかしら、とまで口にしてから。] ……此処の湖って、何か特別な場所だったりする? なんだか不思議な気配があるような……。 [じっと自分が現れた湖面を見据える。 今はもうあるはずのない月光の揺らぎも、星の光も散っておらず、穏やかに時折風に波立つばかり。] (83) 2023/03/05(Sun) 22:10:53 |
【人】 片連理 “椿”[目覚めると日が暮れかけていた。 いつの間にか眠ってしまったようだ。 寝室を覗いてみたが、楓はそこにはいない。カップをキッチンのシンクに置いてから一階を見て回ったが、そこにも気配はなかった。 外に出ているのだろうか、と、サンダルをつっかけて外に出てみる。 ウッドデッキの方には誰もいない。少し風がひんやりとし始めて、薄紫のショールをぎゅっと握りしめる。 玄関の方へ回ってみると、すぐ正面の芝生に横たわる楓が見えた。どこかで行き違ったのだろう、椿は階段を下りて、楓のもとへと歩み寄る。] (84) 2023/03/05(Sun) 22:17:27 |
【雲】 月島 雅空[警戒心も露わのままこちらを伺う女性だが、そこについてどうこう言わない。 無理に信頼を得ようとも思わないが、態度が気に入らないというでもない。そこまでの熱がなかったといえた。] ああ、よく見えてるわけじゃないし専門家でもないからわからんが細かい縫い目に均等に誂えてるように見える…後は、その服からなにをしてるかよくわからないからな。 農夫だったら手足や袖が土に汚れてる。工場で働いているやつはオイルが染みついてる。そういう気配がなかったからな。 [疑問に応えながらも] 喋りやすい喋りかたでいいぞ。 [敬語はいらない。とはいわずに喋りやすいように、と苦笑を浮かべていった] (D30) 2023/03/05(Sun) 22:18:38 |
【雲】 月島 雅空 別に珍しい名前でもなんでもないだろ。 [家名なんていうのも、どこに生まれたか。とか職業からつくようがせいぜいだ。 森の近くで生まれてたらセルバだったり、鍛冶屋ならスミスだっただろう、名前も安直なものである] 飛行機をみて素直に驚く様子をみて微笑みを浮かべつつ、自分の名前に改めて反応するのに内心首を傾ぐ。] ほう…いってみろ。 [信じられないと思うけれど、という言葉に気にせずに言え。と言う。続く言葉を聞きながら、どうにもそれは自分が想像していた飛行船から落ちた訳ありの客人だとかそういうものではないらしい。 それどころか多くの気になる文言が連なる。 湖、神隠し。そして今目の前にいる女性よりも少し年上のそっくりな女性。 心当たりがいくつも重なれば、そしてアスルのところにいって。という言葉を聞けば流石にそれは偶然だと片付けられるものではない] (D31) 2023/03/05(Sun) 22:19:10 |
【雲】 月島 雅空[彼女は……俺のペルラはどこかに囚われてる、あるいは消えた先でこの娘とあって、そしてこちらに誘導したのだろう。 真珠のイヤリングはさっきまでテントの中に置いていたのでそのせいでそこに降ってきたというところか。よいクッションになるところに置いていてよかった。と思いつつ] そいつは……君そっくりな女性がいったアスルなら…ほぼ間違いなく俺だろうな。 [どうやら彼女は消えた後ですら、俺にお願いをするらしい。少しだけ可笑しそうに一瞬だけ柔らかい笑みを浮かべて、すぐに表情が改まる] なぁ、そっちの名前は? [名前を聞く。おい。とかでいいなら名乗らなくていいけどな。などといいつつも] 俺が思うに君は壮大な迷子のようだ。 おそらくそのニホンって場所も相当遠くか、そもそもここには存在しないんだろう。 可能な限り安全に過ごせるようにするが、無条件にってわけじゃない彼女は説明不足だったみたいだ。 [ふっとため息をつく。疲れたというよりは仕方ないか。というように、だってペルラは最初から、飛べ。といって自分を信じて飛んでくれていた。それが当たり前だったから意識もしていなかったんだろう] (D32) 2023/03/05(Sun) 22:19:46 |
【雲】 月島 雅空 それは俺に身を任せられるかどうか。だ。 [じっと神妙に見据える。そこに例えば男女としての何か不埒な様子というのは見えないだろう。] 君がいたところでは知らないがこっちでは島から島への移動というのは安全じゃない。飛行機に乗って行われるものだ。 …そこの飛行機、飛ばすのは俺だが、その俺を信じれなかったら君は乗れないだろう? [その点においてペルラは自分を信じてくれたからペルラにとって安全だっただろうが。この娘についてはなんともいえない] そういう心構えを持ってもらう必要があるぞ。なにせ飛んだ後にじたばたされたら事故るからな。 [あまりにも警戒心を持たれ過ぎたら危ういだろうから、と自分なりにわかりやすく問いを向けて] (D33) 2023/03/05(Sun) 22:20:38 |
【赤】 片連理 “椿”[……揺らした、つもりだった。 不意に視界が揺れて、一瞬重力を失ったように方向がわからなくなる。楓がいる。眠っている。指先が冷たい。頬を撫ぜる。目の前の、無防備に曝された首筋に顔を埋める。 そして。] (*25) 2023/03/05(Sun) 22:31:20 |
【赤】 片連理 “椿”[そこで、我に返った。椿は眠っている楓のそばに膝をついて、その頬に触れていた。呼吸は浅く、心臓が早鐘を打つ。 楓が目覚めるまで、椿はそこで呆然としたまま座っている。]** (*26) 2023/03/05(Sun) 22:31:55 |
【人】 天原 珠月というか、この辺り全体……? [ふと何かを感じ取ったかのように振り返る。 しかしそこには何もいない。 ――その更に先の先、木々を抜けた向こうには朧な人影>>0があると今は知ることはなく。] これも不思議なのだけれど、私の力は尽きたはずなのに、此処にいると、少しずつ戻ってくるのを感じるの。 [ガクからも見えるように両手のひらを上にして。 彼からは何語かも分からないだろう祈りの言葉の最初を紡ぐ。 すると、最初はしんと静まりかえっていた湖畔に。 かすかな滴の落ちるような音が響いてくるだろう。 湖からでもなく、小川からでもない、まして雨が降り出したわけでもなく――ふわり、手のひらの上に光の波紋が広がった。 そのまままるく形作ろうとするように集まろうとして、ふいにぱちん、と泡が弾ける音とともに光が消える。] (86) 2023/03/05(Sun) 22:32:20 |
【人】 天原 珠月……さすがにすぐは無理みたい。 ごめんなさい。 [これだけでどっと身体が重くなる。 空っぽの身体にはまだほとんど力が貯まっていなかった。 目の前の彼の力に早くなりたかったのだが、さすがに無茶をしかけたと苦笑してしまう。] これでも、信じてもらえる要素になった? [少し疲れを滲ませながらも、微笑んで首を傾げた。*] (87) 2023/03/05(Sun) 22:32:55 |
【人】 黒崎柚樹[牛乳は……というか、乳製品全般は大好物。 だからミルクティーは元より好きだし、牛乳の割合とかを武藤の好みにちょっと寄せてるとかは、多少はあるものの。 ココアとかオムライスとか、そのあたりも私の元々の好物だしというのも大きいので……うん。 オムライスに関しては練習は多少したけれど、でも全体、努力というほど努力じゃない。 好きな人が喜んでくれたら嬉しいなと、いう。ただ、それだけのこと。] うん。ちゃんと焼けて良かった。 ちょこちょこ確認はしたけどね。 [直火のホットサンドメーカーは初めて触ったからどうなることかと思ったけれど、火の当たりは思っていたよりも柔らかいものだったらしくて、初めてにしては上出来の焼き上がりだった。 むしろ電気式のより耳のところがカリッとおいしく焼けたくらい。 ぶっちゃけ、マヨネーズ味のものとチーズ入れておけば大概のホットサンドは美味しくできるという雑な頭もあったりするけれど、玉ねぎと卵と両方入れてもちゃんと美味しくできた。良かった。] (88) 2023/03/05(Sun) 22:49:51 |
【人】 黒崎柚樹────……うん。 戻ってくれなかったらどうしようかとは思ったけど。 [武藤の謝罪の言葉 >>77 には、小さく頷いた。 でも武藤がずっと武藤だったからけっこう大丈夫だったよ……とは、武藤本人が聞いたところで不思議に思われてしまうかもしれないけれど。 触れないように気を張っていた手。 あえてそっけなく見つめるようにしていた瞳。 全部戻ってきたのだと改めて思うと、やっぱり泣きそうにはなるのだけど。 つ、と触れられた >>77 手の甲が、その瞬間、熱を持った風に感じてしまった。 ────で。うん。武藤の偽物。 やっぱり気になるよね、とは。] (89) 2023/03/05(Sun) 22:50:42 |
【人】 黒崎柚樹だったらお話してみたら良かったのに。 [告げたところで、武藤には難しかったんだろうなあ、と。 えっと、まずね……、と、どこから話そうかなと私は首を傾げる。 順序立てて話すことはあんまり得意ではなくて、いつも、心に浮かぶまま話すから聞く側は解りづらいかもしれないのだけれど、ぽつぽつと口を開いた。] 偽物の私は、確かに"こうだったら良かったのにな"というのは、あったよ。 [でもそれは、あの美術館での事故があった時点の思いでね……と言えば伝わるだろうか。 武藤に、見た目まんま男な恋人が出来て、それが実は女だとなったら、刺激的な話題に何かと飢えてる大学生たちの間で、どんな尾鰭のついた噂になるかは想像に難くなかった。 背の高さは今更変われないけれど、せめてもう少し見た目、女の子らしかったら、と。 肩の線、胸の膨らみ、低い声、いかつい手足、きつく見えがちな眼差し。 どれか1つでも、2つでも、女の子っぽかったら……て。] (90) 2023/03/05(Sun) 22:51:20 |
【人】 黒崎柚樹今はもう、ね。 そこまでの思いはないけど。 私は私だって……思えてるけど。 [でもやっぱり、心のどこか、武藤の隣で微笑む"絵に描いたようなかわいらしいお嫁さん"を夢見てるところはあるかもしれない。今も。] そんな感じでね。 武藤のも、多分……、 "こうだったら、もっとくっきーに好かれてたのに"みたいな感じ、した。 …………ふふ、顔合わせて早々、"愛してる"だって。 [武藤が素面の状態で、そこまで甘い雰囲気でもない雰囲気の中、その言葉を囁いてくる筈ないのにね?……と言ってしまうと、武藤に失礼かもだけど。 そして案外と狭量な武藤は、私の反応どうあれ、私に"愛してる"などと愛の言葉を告げてくる存在自体、許せないものであるのかもしれないけれど。] (91) 2023/03/05(Sun) 22:52:24 |
【人】 黒崎柚樹でもそれより、"嫌なことは忘れればいい、忘れさせてやる"みたいなこと、言われて。 [ああ、これ、武藤じゃないなって思ったよ……と。 他にもいろいろ。 "身体を傷つけない"とか"嫉妬しない""束縛しない"とか。] ……ああ。 武藤より、"中身がある"って胸張ってた。 [つまり武藤は本当、そういうところ気にしてたんだなあ、って。] えっと、ねえ……正直、普段の武藤より、全然、薄っぺらく感じたよ。 [だから、うん、"あっち"に縋るは無いです。10000%くらい、無い。] 武藤も、"そのままの柚樹が好き"ってずっと言ってくれてるのに、ね。 だから、"あれ"を呼んだのは、私だったのかもしれない……なんて。 (92) 2023/03/05(Sun) 22:53:20 |
【人】 黒崎柚樹[紅茶もうちょっと飲む?と、まだいくらか中身が残っているミルクパンと茶こしを持って互いのカップに注ぎ入れ。] なので、"ごめん"はもうおしまい。 それじゃあ気が済まないとか言うなら、帰ったらケーキでも奢ってもらおうかな。 [状況は全然違えど、前にも似たことあったよね。スーパーモンブラン。 あいにく今はモンブランの季節ではないけれど、幸い(?)今は"新エクストラスーパーあまおうショートケーキ"という舌噛みそうな名前のケーキがあるみたいだよ? くすくす笑いながら告げたら、いくらか残る武藤の眉間の皺もすっかり綺麗に消えてくれるかな。*] (93) 2023/03/05(Sun) 22:54:19 |
【人】 月島 雅空 じゃあ…お願いします。 他人任せになるのは嫌ですが…それしか俺にはないので。 [出来ると思う、どうにかしてみせる。という言葉>>83にほっとして、そしたらもう自分からは頼むだけだ。背中を曲げ頭を深く下げる。 神隠しされた先から珠月を探してくれ。なんていってやってくれる人間はいないだろう。 頼るだけなのは歯痒い気持ちもあるが、自分の気持ちよりも珠月が無事に帰ってくることが一番の望みだ。] この湖が? [特別な場所?といわれたのに首を傾ぐ、自分にとっては特別とは言い難いが] …前から不思議だったのかは知らないけれども…少なくとも今夜からは不思議なのは間違いない。…かな [皮肉気にいいながら、湖か…と今は美しさよりも底知れなさを感じる湖を見つめて] (94) 2023/03/05(Sun) 22:59:20 |
【人】 月島 雅空 あ、そうだった。 [力を使い果たした。といっていた、でも戻ってきてる。というのに安堵>>86も抱いたところで、音が響く。 水が滴るような音。本来なら聞き逃してもいいはずなのに耳に届くそれに警戒するように周りを見渡して、それはペルラが呼び出した力だと認識したのはすぐのこと 光の波紋が何かを作り出そうとするようにまとまろうとして霧散する光景を目を丸くして見つめて] いや、大丈夫。それに信じれた。 ぁーっと…力を見たからじゃなくて…ペルラもいってたけど、珠月と似てるから嘘をついているって見えなかったからってのはあるんだけど… [わざわざ能力を見せてまで自分を信じてもらおうとしてくれたこと>>87に申し訳なさと、ありがたさと。だがそれ以外にも彼女に頼んだ理由としては、似てるから。とそこだけは少し照れくさそうにいって] 今はゆっくり休んでもらうのが一番かな・・・。 [直前まで力を使ったといっていたし、今も表情には隠せない疲労感がにじみ出ているのが見てとれる。] (95) 2023/03/05(Sun) 23:00:12 |
【人】 月島 雅空 とりあえず濡れて身体も冷えるだろうし来てもらっていいかな。 しばらく一緒に暮らすことになるけど、食べ物や寝る場所とかもあるからさ。 [まぁ、来てもらうといっても、自分の後ろにあるコテージのほうなんだけどもね。 そうして休んでもらうためにとコテージへと誘導するが、まずはシャワーかな。ひとまず備え付けの服を一旦着てもらって、それからは…珠月のを借りるか。食事や睡眠はどちらを望むだろうか。コテージについた電灯から始まり文明の機器を教える時間がはじまるのだろう*] (97) 2023/03/05(Sun) 23:00:30 |
【赤】 一匹狼 “楓”[頬を撫でられた。>>*25 されたことは、おそらくそれだけ……だと、思う。>>*26 髪らしき感触を首のあたりで感じた気はしても、髪の長い彼女のこと、正確な姿勢まで推測するのは難しい。 重い瞼を持ち上げてみると、そこには呆然とする彼女がいて] どうした……椿。大丈夫か……? [努めて冷静に声をかけたつもりだったが、彼の声音には幾分か焦りや不安が滲んでいた。 彼女が何をしようとしていたかなんて、正確なところはわからない。 けれど眠っている間に頬に触れられるというのは、意味合いが何であるにしろ、自然と心臓が暴れ出すような出来事だった。 それでも彼女の表情を見れば、楓は自分のことよりもまず、彼女を気遣いたくなった。そういう性分なのだろう。かつて共に過ごした日々でも基本的には周りの人たちの心情のほうを優先していたから]** (*27) 2023/03/05(Sun) 23:02:17 |
【念】 大学生 要 薫[あとで。という言葉に分かったと頷き。 そして手は彼の唇へと向かった。 堪能したいのなら、もっと暴いてやと願うように、指は唇の中へ。反論ばかりの自分の口と違い、行動は正直だ。彼に暴かれ、愛されたがっている。指を噛まれ、吐息が溢れて中を進む指の動きにも、甘く快感を零した。彼の指が進む程、湯が漏れ入るのが分かる。湯舟という特殊な場所の独特な快感に苛まれ、吸われた指ごとキスを受ければ、身は悶えた。 其れに呼応して指を飲む中が締まり。 媚肉は彼の指の形へと添い] (!16) 2023/03/05(Sun) 23:13:19 |
【念】 大学生 要 薫…… ん。 僕も好きやで…っ 寿がいっぱい触れてくれるから [桜色に染まった肌に乗せる赤は、本音を口にする照れの色。 彼が自分を染めるのを好んでいることは知っているから、こうして触れられるのが愛されていると感じて堪らないのだ。普段彼を振り回しているのが、こうやって翻弄されるの事に興奮を覚えている。縛られたときにも感じた背徳。 支配したいし、…支配されたい。 彼に抱く思いは特別で。 キスが離れれば、もの寂し気に痕はつけへんの。と小さく唇を動かしただろう。写真を撮るのなら、その赤が写るのは彼からすれば困るものだろう。けど、ついつい彼の所有になりたがり。舐める舌を追いかけて、此方からも舌を絡ませ。 身体が動く程に奥で感じ、声を零して] (!17) 2023/03/05(Sun) 23:15:02 |
【念】 大学生 要 薫……あ ぁ っ ん 寿っ ……まってや [向かい合わせ。 彼の指が押し上げる体はびくっと震えて水滴を流す。水滴が髪から落ちていく。そんな中、浮かんだ身体にと与えられる新たな快感に悶え、目を閉じてしまう。胸元に触れる口はまだ少し慣れない。いや、此処で感じてしまうのは分かっているんやけど。彼の雌なんやと自覚しても其処は] ……ぁ はずかし…ぃねんっ [彼に抱かれるまで自分が其処で感じるなんて知らなかった。 だから、余裕がなくなってしまう。湯の熱さにより桃色になった肌の中でぷっくりと膨らんだ胸の粒は水滴に濡れて、赤く見える。彼に愛されたいと自己主張をしているようで恥ずかしくて、両手で思わず顔を覆ってしまう。それでも、彼の指がいく中はびくびくと感じている事を教えて、もっと良い処を押してとばかり自然と腰を揺らし、上下に。 彼の熱を欲するように、揺れ] (!18) 2023/03/05(Sun) 23:15:22 |
【念】 大学生 要 薫……はぁ…ん イッちゃう こんなのっ ……堪忍っ [堪忍。と快楽の涙を落とし。 甘い声を響かせて、ふるふると彼の楽しみを増長させるように普段とは違う顏を見せ、寿。寿と自分の雄に甘えて媚びる声を発するだろう*] (!19) 2023/03/05(Sun) 23:16:01 |
【秘】 大学生 要 薫 → 大学生 寿 達也[――彼の事だから、自分を置いていなくなる。ということはない。ということは散歩か何かをしているんやろうと当たりを付けた全裸のまま、ベッドから抜け出せば、そのまま自分のカバンに向かい、下着を身につけよう。 その際、無くなっている大荷物にも気づいたが あえてそれに対して深く考えることはせず] やっぱり裸のが楽やでな。 [ただ下着といっても、ほぼ紐であり。 申し分程度に前を隠す部分は、透けてもいて。 其れを着たのち、蚊取り線香を取りかえれば、上には背中が大きく開いた薄いセーターを羽織ろう。大きめの服だから微妙に下着は隠れるのだが、それでも玉袋はちらりと見える。どう見てもエッチな用途で使われそうな服を着たのは彼を煽る為以外にない。彼が喜んでくれるのならどんな恰好でもしてしまいそうな本音は隠し、そのまま、用意されたパンでもやこうかとキッチンの方へ向かおう。 此処から自分を料理するかは彼次第*] (-75) 2023/03/05(Sun) 23:21:26 |
【神】 緑山 美海「相変わらずいい食べっぷりだね、嬉しくなっちゃう」 取り分けた自分の焼きそばを、もぐもぐと。 「うん、味はいつものだけど」 「火力がある分、少し美味しいかも」 麺も具材もカリッとしてる気がする。 そこに先ほどのお肉を混ぜ合わせれば、特別な焼きそばの出来上がりだ。美味しい。 隣を見て、もしお皿に人参が残ってるようなら、「人参もちゃんと食べてね」とお節介の言葉が飛んだみたい。 箸が進まないなら、優しいお嫁さんの『ぁーん』も飛んでくるようだ。** (G52) 2023/03/05(Sun) 23:34:09 |
【独】 大学生 寿 達也/* いやぁ、見事にリードとってもらって申し訳なく💦 起きぬけの要見なくて寿いいのか!? 可愛いのに! なんでお前いないんや!!( (-76) 2023/03/05(Sun) 23:35:11 |
【雲】 天原 珠月……。 [あ、なんだか。表情の感じが変わった。 幼馴染とよく似て、でも違う顔が、やわらかな色を湛える。 自分とそっくりの女性の話をしたときのこと。 一瞬でも逃さずに目に留めてしまってから。] (D35) 2023/03/05(Sun) 23:50:38 |
【雲】 天原 珠月[名前を聞かれてハッとした顔をする。 そうだ、名乗り忘れていたと今になって気付いたのだ。 ……だって、顔が似てるんだもの。 自分の名前を知られている気がなんとなくしてしまって、そのせいだって心の中だけで言い訳しておく。] 私の名前は、天原珠月っていいます。 [喋りやすいようにと言われたが一先ず敬語で。 座ったまま背筋を伸ばし、膝に置いた手をぎゅっとして。] アスルさんの名前からすると……ミツキ・アマハラって言った方が分かりやすいのかも。 [どんな呼び方をされても気にしない、と此方は返しつつ。] おいって名前じゃないから、それは嫌。 [そういうところはキッパリと言う性格。 まだ知り合って間もない男性と、見知らぬ場所で、他に人も居なさそうで――強い態度に出すぎるのは普通なら控えるところだが、アスルという人には自然と出てしまう。 やはり幼馴染とそっくりだから、か。] (D36) 2023/03/05(Sun) 23:50:49 |
【雲】 天原 珠月……えっ、私のこと……受け入れてくれるの? 結構な面倒ごとだとは思うけど……。 [ぱちぱちと目を瞬かせる。 受け入れてくれないと完全に路頭に迷うから困るけれども、出会った当初から彼の様子はどこかやる気がなさそうというか、気力がなさそうというか、正直に言うと、何か悲しいことでもあった後なのかなーという感じがしていたから。 自分の拙い説明がどう伝わったのかイマイチ分からないが、アスルにはなにか納得がいったのだろうか。 あの女性の存在が大きそうには思える……かな。] 身を任せる……? [何がどうしてそうなるんだ、とはまず思った。 けれどアスルの神妙で真っ直ぐな眼差しに、変な考えは見えず、レンズ越しでもないその色はなかなか心臓に悪い。 知らず知らず息を詰めたせいで首や顔が熱くなる。] (D37) 2023/03/05(Sun) 23:51:43 |
【神】 緑山 宗太朗サイダーの横にあった黒い液体に、一直線に手が伸びて指摘されて、確かになと自分に苦笑いする。>>G51 実際好きだから、飲みたくなるのかもしれない。 もしくは貴女と居る時は、だいたいコーヒー片手にだから、それが癖となっているのかも。 「見かけるとつい手が伸びちゃうんだよ。……美海も好きっしょ?」 同じくコーヒーへと手を伸ばす相手を見て笑った。いつもの微糖なのに、いつもより味わい深くて美味しい気がする。 「カレーの隠し味にコーヒー!とかもあるよな〜」 深みが出るとか何とか……とテレビの知識を披露している。 今後のご飯がより楽しみになってきた。キャンプから帰ってからも、楽しみがあるのは素敵な事だ。 (G55) 2023/03/06(Mon) 0:02:47 |
【雲】 天原 珠月えっ、私もあの飛行機に乗っていいの? [しまった。 こんな事態なのに声が弾んでしまった。 なにはしゃいでいるんだと冷めた目で見られないだろうかと、決まり悪そうに首をすくめて。] そっか、アスルさんが運転するんだ……。 これは映画やアニメの中じゃないんだもんね。 …………。 [信じられるか、と問われているのだろうし、信じられないなら危険だ、と前もって教えてくれているのだろう。 彼自身に危険が及ぶのがあるとしても親切で丁寧だ。 飛行機を見て、アスルを見て、空を見上げて、握り拳で深呼吸をし始める時点で乗ろうという気持ちは固まっていた。 助けが来るまでじっとしているわけにもいかない、だろう。 何日かかるか分からないのだ、ここで野営しているアスルをずっと引き止めるわけにはいかないのは分かる。 ならば信じる信じないよりも覚悟せねばに意識がいっていた。] (D38) 2023/03/06(Mon) 0:03:58 |
【雲】 天原 珠月[だって、絶対に帰らなきゃいけないのだ。 何があっても、何に耐えてでも、諦めないで、あの女の人が無理でも自分で方法を探して、元の場所に戻らないと。 ――幼馴染のとなりに。] ……っ、大丈夫って。 [実はよく覚えている、出会ったときの幼馴染の台詞。 言い方だって少し違うし、あの頃の幼馴染も今考えるとまだまだ小さな子供で、きっと必死で言ってくれた言葉で。 アスルのようにあやすような響きではなかったと思う。 なのに、やっぱり声が似ていて。幼馴染に、会いたくて。 似ているから安心しかける自分が、何だか嫌で。 こみ上げる泣きたくなる衝動に耐えるため、しかめっ面をしてしまえば、アスルはどう受け取ることだろう。] 信頼って、そんな簡単にできるのか分かんない、です。 ……でも今、一緒に飛行機に乗るの怖いとか嫌とか思ってないから、……そりゃいざとなったら怖い気持ちは湧くかもしれないけど我慢は頑張るし、迷惑はかけないようにできるだけするから……よろしくお願いします。 [自分なりに誠実に答えたつもりだった。] (D39) 2023/03/06(Mon) 0:21:43 |
【雲】 天原 珠月あと、そのー……。 [ちらっと見て、逸らして。] 信頼される要素がないってことはない、と思うので。 アスルさんはそんな風に言わないで良いです。 ちゃんと私の話を聞いてくれるし、真っ直ぐ目を見てくれるし……おかげで、私は少し落ち着けているから。 ありがとうございます。 [微妙に照れくさくなってきて、地面に足先を擦る。 お礼はちゃんと言わないといけないのに。] (D40) 2023/03/06(Mon) 0:25:53 |
【雲】 天原 珠月それと、えっと。 ちゃんと覚えてないんですけど、そのテントをぐしゃぐしゃにしちゃったの、落ちてきた私ですよね? ごめんなさ……あ、ああ!? [急に一緒になって思い出してしまった光景があった。 近づいてくる地面、テント、近くの人影、ピントが合った瞬間に見てしまったのは――いやいやまだぼけてたけど!] な、ななな、なにも他は見てないんで! とりあえずその! 上着の前! 閉めてください! [急に立ち上がると、勢いよく後ろを向いた。 幼馴染とあれだけ一緒に過ごしてきて、部屋着もパジャマ姿も嫌というほど見てきたが、下着姿もない、はずで。 なにかに絶望したかのように頭を抱えるのだった。*] (D41) 2023/03/06(Mon) 0:34:03 |
【雲】 月島 雅空 ならミツキで。 [おい。というのは名乗らかなかったらの場合で教えてもらえれば違うのだ。 ただ彼女がアスルさんと呼ぶ声は、親しんだ声なのに他人行儀で、ほっとするような居心地の悪いような感覚はある] 受け入れるも何も、そもそもこうして旅の最中に遭難したやつがいたら助けるってのは倣いでもあるからな。嫌がらない限りは近くの島にまでは送るつもりだったぞ。 [その手を跳ねのけるならば別だが、そうでなければ誰かの頼み関係なく近くには送っただろう。ただ全部面倒をみるかというと話は別だが。とまでは言わずに驚いた様子のミツキに苦笑交じりに返す。] (D42) 2023/03/06(Mon) 1:28:00 |
【雲】 月島 雅空 いや、乗っていいっていうか…ああ、そういう感じか。 [困ったようにいいかけた言葉は途中でとめて、少し納得する。自分が壮大な迷子といってみたのは気取ってみたつもりだったが、案外本当にそういうもののようだ。 俺が運転するという言葉には鷹揚に頷いて、それで待つ。 もしも彼女が嫌だというならば――と考えつつも、ミツキがどう判断するか慌てることなく焚火の土台の上にヤカンを置いた。 そうして少し待っている間、ミツキの目が―――ペルラのようにとらえるならば覚悟を持ったようなものへと変わっていくのが見て取れる。] (D43) 2023/03/06(Mon) 1:28:52 |
【雲】 月島 雅空 ほどほどに自信とやる気があるなら十分だ。それに素直なのもいい。 [変に自信満々のやる気満々でも、逆にまったく自信なくて嘆かれても困る。ペルラからのように無償の信頼を得られるほうが稀なのだ。 途中表情がおかしかった気がするが、自分が大丈夫。なんていうのは似合わなかっただろうと自己納得することにして、強気なようでちゃんと礼儀正しい態度をとるミツキを見て頷いて] いきなりやれ。なんていわないしやりかたは教えるから任せておけ。 [実際二人で乗るなら彼女にも協力してもらうときが出てくるだろう。まぁそれは二人乗りだから仕方なしにというのはありつつ、おそらくもっと色々必要なことがあるのだろうなぁ。などと思う。あくまで想像が合っていればだけど、と思たところで次の言葉には、予想外で少しの間固まった。] (D44) 2023/03/06(Mon) 1:29:18 |
【雲】 月島 雅空 …………そんなもんか。 [自分の対応で落ち着けたらしい。自分でも自覚しているが、投げやりな態度であったとは思ってもいる。 だから納得しているとはいわないが、ミツキにとってはそういうものなのか。という風に受け止めて] 礼は、色々上手くいったらな。 [自覚がない事柄なので、まぁ後でな。というようにお礼の言葉は保留するような言葉を口にした。] (D45) 2023/03/06(Mon) 1:29:40 |
【雲】 月島 雅空 ああ、最初はテント潰したことに腹立ったがどうしてそうなったのかわかったから気にするな。怒っていない。 [水浴びしていた時だ。当然ながら裸だった。 そして大切なイヤリングをなくすわけにはいかない。テントにいれていたのだが、それが呼び水となったのだとミツキの話からわかったんだが、なんか思った以上に狼狽しており、首を傾ぐ] いや、こんだけしてりゃ十分だし、いちいち気にするなよ。 [だらしないようで実はしっかりしていたミツキの幼馴染と違って、この辺りだいぶ大雑把なアスルなのであった。 後ろを振り返り頭を抱えるのをみて、これからしばらく大変そうだな。などとは思いつつ、開けていた前を閉じた後に、もういいぞ。と声をかける。] (D46) 2023/03/06(Mon) 1:31:32 |
【雲】 月島 雅空[その後は、気にしていたようなのでミツキも誘ってテントを元に戻す。 一人だと手間な作業だが、真ん中がぐしゃっとなっただけなので紐を引き直して整えるのも二人がかりだとすぐに終わる。 そして荷物からコップをもう一つ取り出した。沸いたお茶――少しだけ懐かしく蜂蜜を少しだけいれたお茶をミツキへと渡してお茶を飲みながら] 眠たいかもしれないが少しだけ話をさせてもらうぞ。 おそらくだが…ミツキは俺たち風にいうと御伽噺の世界の人間とかそういう類のやつだ。 意味わからんかと思うが実際そういうのだと思うぞ。 ミツキは飛行機に自分も乗っていいんだ。っていってただろ?この辺りでの移動は全て飛行機ってのが常識だからな。乗らないならここで暮らす以外の選択肢はないって感じだ。 [どれだけ遠くても恐らくそれだけは常識だろう。と確信をもっていいつつ] 昔色々あったらしくてな。大地で住めなくなって、俺たちは浮遊する島に移り住んで暮らすようになった……って古い本にのってた。 [大雑把ながらその辺りを成り立ちといわれているものを説明する。 それからは浮遊都市で人は暮らしている。地続きで都市と都市は繋がっておらず移動は飛行機でいくもので危険がつきものなのだ。とか。 だからミツキが上から落ちてきたときに飛行船とか飛行機から落ちてきたと思った。等と付け加えたりしつつ、何か質問があればいくつか応えはしただろう。] (D47) 2023/03/06(Mon) 1:32:53 |
【雲】 月島 雅空 それと、当面だが向かう先は決めてある。 不思議な空間で、ミツキに似たそいつに、なんとかする。って言われたんだろ? ……そいつの力が通いやすい場所を知っている。 [安全確保、もあるが、そこに導いてほしい。というのもあったんだろう。とは内心だけで呟きつつ] もしミツキが戻れるとしたら、正直いって今のところそこ以外浮かばないからな。だからそこに向かうがそれでいいな? [そいつ。とペルラの名を頑なに口には出さないまま、方針を伝えた後は、寝るときはテントを使え、俺は外で寝る。というのであった*] (D48) 2023/03/06(Mon) 1:34:33 |
【雲】 月島 雅空[そうして翌朝。 火を起こし―――その仕事をミツキが上手だったのに少し驚きながら、保存食の乾パンとドライフルーツ。それに簡素なスープを食べた。 そしてテントを片付けて荷物を纏めたところで] じゃあ、飛ぶ前に色々教えるからな。 俺はここで操縦する。他の空いてるスペースならどこにいても基本的にはいいが、離陸と着陸のときだけは手摺に捕まるなりしてくれ。安定したら離していい。 最初は怖いかもしれないが慣れれば腰掛けて寛げるぐらいになれるぞ。 ただこの機体は左右に大きく動くときは乗ってる人間も身体を傾ける必要があるからその時だけ協力してもらう。 [ミツキにとっては雅空とバイクを二人乗りしてるときにそういうことを教わったかもしれない。] だから事前に曲がるときは言うから俺の背中にしがみついて身体を傾けるか、黙って抱き寄せられるかになるんでその時だけ協力してくれ。 [それはつまり、緊急時や、ミツキの動きが鈍かったら強制的に抱き寄せる。ということである。年頃の女性がどうだとかもそういった思惑もなく。必要なことだからとあっさりというし、反論も聞かないという態度で説明した後に、荷物はフックをかましサイドに縄で固定する。] (D49) 2023/03/06(Mon) 2:06:46 |
【雲】 月島 雅空 んじゃ、いくぞ。 [ミツキが手摺なりに手を伸ばしたところで頷いて、スイッチを押すと折り畳まれていた翼が側面から現れる。 油圧式のポンプを手作業で何度も引いては押して圧力をかけることで内部では駆動音が響き、翼が動き出したところでエンジンをかけたところで、そろそろ動くぞ。とミツキへと声をかける。 風が肌をうち、髪が後ろに流されるように揺れる。 最初は草原の地面をすれすれで滑空するようにしながら徐々に高度をあげていく] ほら、繋がってないだろ。 [小島の端までいけばそこは絶壁であり、海の変わりに空が広がっている光景がミツキには映るだろう。そうして彼らは空へと飛びあがった。] (D50) 2023/03/06(Mon) 2:07:46 |
【雲】 月島 雅空 もう手を離していいぞ。 [飛行が安定したところで声をかける。 風圧や冷たさを想像していたかもしれないが、思ったよりもそのどちらも穏やかで、ミツキにとっては電車に軽く揺れているぐらいの感覚だっただろうか。それがより異世界だと思えたかもしれない。 実際、そういう空中においての守りがこの飛行機には備わっているのがこの世界の文明だ。と小難しい説明は退けて、ミツキに聞かれたら簡単に応えただろう。] じゃ、このまましばらく飛行して一旦浮遊都市があるからそこに立ち寄る。一人旅分しか物資もなかったし、色々補給しないといけないからな。 目的地はその次の島だ。 [空から見える大地は霧のようなものに覆われており不気味に見えただろう。反面空は清々しい群青色を背景にしており、小さな岩場が浮いていたり、自分たちが止まっていたような小さい島もいくつか見えたかもしれない。そんな光景を楽しんだりしていただろうか。その間は邪魔せずにいつつ、一段落したところで声をかける。] (D51) 2023/03/06(Mon) 2:09:12 |
【雲】 月島 雅空 そういや聞いていいか? 最初あったときに俺をみて、生き別れの兄。とかいってたが、俺にそっくりなやつでもそっちにいるのか? [少し気になっていたことを聞く。いるならばどんなやつ?と聞くのは単に気になったからであり、飛行中の世間話でもあった**] (D52) 2023/03/06(Mon) 2:11:32 |
【人】 武藤景虎冷静におしゃべりは無理……、だったかな。 [それがわかっていたからこそ、“あれ“はオレの前には現れなかったのだろうし。 偽物の柚樹については、美術館の中で柚樹が遭遇していたものと同じだと考えれば、柚樹の説明>>90は納得がいった。 柚樹に好きだと告げた時、同じ気持ちだと答えたすぐ後に、“でもダメだよ“と、恋人にはなれないと言われた理由を思えば、あの時の柚樹が抱えていた思いをそのまま表しているのだろう、とは。 柚樹と付き合ったらオレが変に思われるからとか、そういう。] まあでも、偽物の柚樹には全く心は動かされなかったよ。 [何も心配してなかったと思うけど。 だから、オレの方も似たような感じで自分の深層心理的なものが反映されていたのだろうと思うと、若干聞くのが怖くはあったが、気になってはしまう。 一言目の説明でもう、「は?」とは不機嫌な声が漏れてはしまったが。>>91 やっぱり“あれ“と冷静に話すのは無理だったと思う。] (100) 2023/03/06(Mon) 2:59:57 |
【人】 武藤景虎いや、オレだって素面でもそれくらいは言え……、いや、続けて……。 [愛してると言ってきたからオレじゃないって判断されるのはどうかと思うと反論しようとしたものの、事実なので先を促した。] ああ……、それは確実に言わないかな。 [次に挙げられたことは、柚樹がオレではないと気づいても納得のものだったけど。 柚樹が忘れろと言ってくるようなことも、全部覚えているところはあるし。 なんでもかんでも覚えておこうとするのは、以前繰り返し見ていた“柚樹が最後の一人になる悪夢“のせいだと思う。 あの夢の中で、柚樹が天使にオレの記憶を消して欲しいと願った時、絶対に忘れないと叫んで、仮令神様の力とかで記憶を消されるようなことがあっても、忘れないつもりだった。 だから、“忘れる“ということを無意識下で避けているのかもしれない。 その分、ごっそり記憶を失くしたことのショックは大きかったのだが。] (101) 2023/03/06(Mon) 3:00:21 |
【人】 武藤景虎[その他挙げられたものは、改める気がないか改められる気がしないものばかりだったから、柚樹が改めて欲しいわけではないならそれでいいかと思って。] 中身がある……って自分で言うのすげえアホみたいだな……。 [そんなこと言う奴がオレの理想だったらやだなとは思いつつ、まあ、コンプレックスの最たるものなのは確かだったので。] ん……、でもそれも、柚樹がそんなことないって言ってくれたから、もう気にしてないよ。 [柚樹があれに縋ることは無いとはよく理解できたから、聞いておいてよかったなとは思う。] (102) 2023/03/06(Mon) 3:02:26 |
【人】 武藤景虎お互いにもうあれが出て来ても何の問題もなさそうだとはわかったから、大丈夫。 あ、紅茶ありがと。 [“あれを呼んだのは私かも“と言うのに緩く首を振って、新たにカップに注がれた紅茶に口をつける。] わかった、その必殺技みたいな名前のケーキは帰ったら奢るよ。 [“新エクストラスーパーあまおうショートケーキ“ってどんなんだろうと思いながら、ボウルに入った苺を口に放り込んで。>>93 オレもスーパーモンブランのことは思い出してはいたよ。 その時も、ケーキで手打ちにしてもらったんだった。 あの時初めて柚樹を部屋に呼んだんだったなと懐かしい気持ちになる。 ほんとにケーキ食べに来るだけのつもりだと思ってなかった、と笑って。] ……ありがとな。 [こうして思い出が語れることが嬉しいと改めて実感すれば、謝る代わりにお礼を告げて笑みを返した。]** (103) 2023/03/06(Mon) 3:02:52 |
【妖】 武藤景虎一応言っとくけど、昨夜の時点でもオレは柚樹のこと、女子として意識はしてたよ……? じゃなきゃあんな、ベッド離したりしないし。 [半年前のオレが柚樹に恋情がなかったと思ってたなら違うよ、とは言っておかないとな、と思って。 うっかり見てしまった胸や下着も、まるで気にしてないみたいだったから。 いや、女だと知られたことの方に意識が行ってたのはわかるんだが。] あれもあの時点のオレには、刺激が強くはあったので……。 [告白もしてない状態で手を出したりはしない(できない)のはあるとはいえ、何かあったら困るわけで。 いや、あの場合オレはオレだからいいのかな。 でも経験の記憶がない状態では、またもたつくかもしれないし、それはちょっとカッコ悪いから。 柚樹の心情を思えば、そんな状況でもなかったのはわかってるんだけど。] ($49) 2023/03/06(Mon) 3:05:33 |
【妖】 武藤景虎でも、こうしてちゃんと触れるようになってよかったな。 [指を絡めて握ると、身を乗り出して軽く口付けた。 丸一日くらい一緒にいて、キスのひとつもしなかったことなんてそうそうなかったから、随分久しぶりに感じられた。]** ($50) 2023/03/06(Mon) 3:05:44 |
【人】 田中 天美は、食えんでかわいそうにのお。 [からからとした笑いの軽さと振る舞いは、何度となく繰り返した軽口のひとつだと察するに容易い。本心から哀れんでいる訳もない。 飯も食うし眠りもする、大太刀を振るうだけの力はあるがそれも常人で手の届く範囲。化けもしなければ宙に浮けもしないし空を操れもしない。老いも死にもしない以外はただの人間だ。 違いはそれ“だけ”だが、人においては決定的な差だ。生まれた地を、妻子を、真っ当な一生を手放さざるを得ない差だ。老いぬ所為で一所に留まることもかなわず、放浪を余儀なくされ、そして何より死を許されない。 深江がどれほどまで終わりを希ったものか。長命といえど命に限りある化生では分かってやれない。多くの死を見て別れを知る立場は同じでも、やがては死ぬ狐とは違う] (104) 2023/03/06(Mon) 3:14:04 |
【人】 田中 天美[そも、人喰いの化け狐と、それを討ちにきた退治屋が最初の関係だ。紛れもなく敵であったが、いくら食い破ろうが裂こうが物ともせず大太刀を振るい、息の根を止めようとする姿の異常さに気付いた時、剥き出していた牙を収めて代わりに声を掛けたのが、次の関係に至るきっかけ。 生きるには肉であれ生気であれ人を喰らう必要がある自分と、いずれも喰らったところで無限に再生する不死。山に入る人も減り、狩りに難儀していた時分に深江の存在はあまりにも都合が良かった。代わりに他の人間を食ってはならないという約束も有って無いに等しい条件だ。ただ傍にいりゃいいだけなのだから。 互いに利があると見込んで成った関係だ。数奇にも三桁を超えても破綻せず、そして自らが終わりを迎える瞬間まで続くのだろうという予感がある。 今更他の道を選ぶ気も、別の誰かを伴って生きる気も起きやしない。それを人は惰性と呼ぶのかもしれないし、執着と呼ぶのかもしれないし、もっと他の名をあてるのかもしれない。無論、そんなの自分たちにとってはどうでもいいことだ] (105) 2023/03/06(Mon) 3:14:41 |
【人】 田中 天美[どうしたって違う生き物で全てを理解できずとも、こうして縁あって共に生きている。 それ以上でも以下でもない。 唯一無二と過ごす現在に安穏とした満足を得ていることだけが事実だった] (106) 2023/03/06(Mon) 3:15:06 |
【人】 田中 天美んじゃ具考えなきゃの。 いや巻きたすぎか??? 餅は明日バーベキューの時んでも焼くかあ。 砂糖醤油作って……きなこもええな。小屋行ったら無いかの。 魚は次だなあ。 貝はあるし煮付けにでもして具にせんか? [コテージの橙の明かりに照らされながら、色んな匂いが混じり合うキッチンで、やいのやいのと騒いで笑う。 貝の煮付けの甘ったるそうな醤油、きんぴらの味付けに使ったごま油の香り、炊けたばかりの飯の仄かな甘さ。フライパンで作った卵焼きはちょいと歪だが香ばしそうなきつね色で美味かろう。おむすびの具も何種か作って海苔で包み、できたおかずと一緒に弁当へぎゅっと詰め込めば完成だ。沸かした茶を水筒に移してる間に、リュックの荷詰めは深江が済ませたようで、明かりを受け取ると経つ準備は終い] (107) 2023/03/06(Mon) 3:15:36 |
【人】 田中 天美[肌を撫でる夜気は心地よい涼しさを連れてくる。じぃいと羽を鳴らす虫の音、ひょうひょうと細く鳴く鳥の声、葉土を踏みしめる音と二人の会話が夜に混じり合う] うっかりコケても知らんぞお。 [実際のところ夜目は利く。この程度の山なら明かりなど持たずとも影に足を取られることもない。それでも繋いだ手の先には暗闇を覗けない男がいるのだから、先導して照らしてやらねばなるまい。 まあ、気配を読める人間でもあるから、心配なんてものはしてないが] (108) 2023/03/06(Mon) 3:15:57 |
【人】 田中 天美ああ。 最近じゃあ、一等かもしれんの。 [深江が天を仰いで足取りが緩んだのに合わせ、同じように空を見上げた。木々の空隙を冴え冴えと星が瞬いている。 思わず見惚れて足を止めるほどの豊かな情緒は持ち合わせていないが、美しさだけは分かち合える。いいものだと共感し、それでいて更に奥へと進んで行く] しかし、天辺となるとどんぐらいかかるもんかの。 適当なとこで弁当広げてもええかもしれんな。 [そんな会話を交わして暫く、開けた一帯を見かけて足を止めた。 人の手で十分手入れされているようで、地表を覆って陽光を遮る木々をいくらか間伐したのか、雑草や蔓が雑多に生い茂ることもなく、陽光に照らされて緑に包まれている。 近くの切り株も芽吹いており、あちこちに小さく花も咲いていた] (109) 2023/03/06(Mon) 3:16:12 |
【赤】 片連理 “椿” 大丈夫……はい、大丈夫です。 [辛うじて答える。 気分が悪い。 今のは、やはり“そう”だろうか? こんなに短時間で波がひくことは、今まではなかったはずだが。楓が同類であることが理由だろうか。 ついさっきそれでも構わないと思ったはずなのに、実際に起こると暗澹たる気分になる。 それは、椿に生きていてほしい、と言った楓にわざわざ殺させたくないのだ、と気がつく。 ならば自害すべきだろうか。 それにも、頭の奥でNOが響く。 『ヒトでないものが生きようとして、何が悪い』 楓の言葉が繰り返される。 そう、そうだ。どこかでずっと、そう思っていなかったか。 認められなかった。それを認めてしまえば、あの人が悲しむ。同時に、やはり彼こそが椿を最も拒絶していたのだと知ることになる。あれほど愛してくれたというのに。] (*28) 2023/03/06(Mon) 3:16:15 |
【人】 田中 天美お、ここらでどうだ? 弁当も冷めきるよりよかろ。 うん、昼に来ても悪くなさそうなとこだの。 [休憩には丁度いい箇所を見つけ、一旦ここで弁当を広げることに決めた。どっしと地面に座ってあぐらをかき、持っていた懐中電灯のボタンをぽちと押す。行きの道で深江に教えられたが、先が消える代わりに持ち手全体が光ってランタン代わりになる機能付きのやつらしい。便利なもんもあるもんだ。 互いの間に置き、はようとリュックから出すよう促しつつ、どちらともなく空を仰いだ] (110) 2023/03/06(Mon) 3:16:29 |
【人】 田中 天美……ああ。 [盆いっぱいの銀砂を撒き散らかしたかのような星々が、夜に燦めいている。 それは先の一等を素直に上回る景色に違いなく、ただ嘆息した]* (111) 2023/03/06(Mon) 3:16:46 |
【独】 田中 天美/* 深江が秘話でばかばかばかかわいいこといってきたからこっちも一言刺したい気持ちがあったというのは事実 狐テーマパークだろうが猫カフェだろうが可愛がってるとこ見たら多分拗ねるだろうな 自分が一番なので……(でかくてふかふかだし……) (-79) 2023/03/06(Mon) 3:22:47 |
【独】 一匹狼 “楓”/* >>*28 続きあるよなこれ 待ってよ…… 愛してくれた人に拒絶されてたのしんどすぎでは 辛い事実に気付かせてしまった…… (-80) 2023/03/06(Mon) 6:02:43 |
【独】 黒崎柚樹/* おはよう、ございま……。 え、窓?窓なんですか?でもちゅーだけですよね? (柚樹さんは熱烈にバーベキューしたいよ) (ホットサンドくらいじゃ足りないよ絶対お腹空いちゃうよ) などと困惑していた朝、でした。 えろ……うん、えろ、る……(まだ心構えできてません) (-82) 2023/03/06(Mon) 6:44:53 |
【人】 黒崎柚樹["ひとめ?ふため?惚れ"だったとは、聞いている。 美術館へと向かうバスに乗る前。 同じ研究室に所属して半年後、初めてまともに雑談らしい雑談をしたあの時。 笑った私を"かわいい"と思って、もっと笑ってるところを見たいと思ったんだって。 武藤を疑うわけではないけれど、でもあの時の私はまだ男としか見られていなかったのだから、そういうものかなと不思議には思っていた。 このキャンプに来て、私を女と認識していない"あの時の武藤"と沢山おしゃべりして。 女と知っても知らなくても武藤は良い奴で、優しくて、楽しくて。 性別を知って、これは女の子に対する"好き"だったんだ、と気付いた風なのがあちこち見てとれてしまったのは、きっと自惚れではないと思う。] ……うん。それは、そうと思う。 [武藤の言葉 >>99 には、だから私も頷いた。 性別を知って、さして不思議とも思っていない風だったし、むしろとても腑に落ちた風な言動になったのもそういうことなのだろうし。] (112) 2023/03/06(Mon) 6:45:45 |
【人】 黒崎柚樹私のこと忘れちゃってても、男だと思ってても、武藤のこと、好きだなあ……って、思ったよ。 [だから武藤の記憶がこのまま戻らなくても、この武藤ともう一回日々を重ねていくのでも良いやとは、覚悟決めつつあった、とまで言ったら、表情を曇らせてしまうかな。言ったけど。] ………………。 [あ、やっぱり、偽の自分にも嫉妬、するんだ。するんですね。 不機嫌になったり怒ったりした武藤が漏らす「は?」 >>100 が繰り出され、やっぱり"あれ"と会話の成立とかは望めないことだったんだねと肩を竦める。 "忘れる"ことに対して、武藤がそこまで脅迫観念レベルに私のことを覚えていようとしているとまでは知らぬまま、でも本当に、武藤は私のちょっとした言動や出来事を覚えているから、そんな彼が「嫌なことは忘れろ」と告げてくるのは何よりの違和感だったかもしれない。 色々全部、"あれ"の言ってくることは薄っぺらかったよと頷いて。] こうすれば"好かれるオレ"のできあがり!って感じで。 ものすごく、うさんくさかった……。 [思い返しながら、渋いみかんを口にした時みたいな顔になってしまう。ああ美味しいミルクティーで口直ししよう、と立ち上がり。] (113) 2023/03/06(Mon) 6:46:18 |
【人】 黒崎柚樹なら、武藤の分の必殺技は私が御馳走しようかな。 [それで手打ちになるのならと口にはしたものの、今回、武藤は何も悪くないのだし。] "新エクストラスーパーメロンショートケーキ"もあるらしいよ? [あと"エクストラスーパーイスパハンショートケーキ"って……必殺技いっぱいだね?と、くすくす笑う。 でもお店に行って食べるのなら、いざメニュー見たらパフェ食べたいとかパンケーキの方が良いとかはなりそうだけど……まあ、それならそれで。つまりは、それを口実にデートしたいなという、ただそれだけのことなんだけど。 前回のスーパーモンブランは、武藤が買ってきてくれて、武藤の家で一緒に食べた。 私は純粋にケーキをいただきに(だけ、と言うと語弊があるけれど……でも、まあ)あがったのだけど、流れで私もいただかれてしまった……という、気恥ずかしい思い出。 いつかしようね、という意思疎通というか認識摺り合わせというかみたいなものは事前にあったのだけど、そこまで武藤が、私としたいと思ってくれているとは、あんまり思っていなかったんだ。 色々芋蔓式に思い出してしまって、頬がいくらか熱くなり。 武藤の「ありがとな」 >>103 には、こくこくと頷くことしかできなくなった。*] (114) 2023/03/06(Mon) 6:47:12 |
【妖】 黒崎柚樹う……。 意識されてたのは、……うん、わかってはいた、けど。 [寝室の隅に座り込んで。顔を覆って。ベッドは左右に思い切り、離されて。 でも、意識するしないとは別のところで、"私の身体に興奮するのなんて、私の武藤しかいないのだし"くらいのことは、思ってしまっていた。 女と知ってしまったショックとかはあれど、興奮材料になんてならないでしょう?みたいな感じ……だったのかな。 男として振る舞おうとし続けていて、そのあたりの回路の電源がぜんぶ、落ちていた────みたいな。 再び武藤の手が伸びてきて、今度は指ごと絡められ。 寄せられる唇に、こちらから首を伸ばす風なことが、なんだか、まだ出来なくて。 おずおずと少しだけ顔を傾けたところに、唇がごく軽く触れあった。] ($51) 2023/03/06(Mon) 6:48:13 |
【妖】 黒崎柚樹………………っ。 [なんだろ、なん、か。 無視していた感覚が、一気に押し寄せてきた、みたいな。 ぶわりと顔が、熱くなる。きっと今の私、耳まで真っ赤だ。 キスなんて、"今の私たち"には挨拶みたいなもので、こんなことに顔を赤らめるとか、もう、全然、大丈夫なはずなのに。] …………うう……。 [にげても、いいですか?みたいな感じに指を引っ張ったら、あっさり繋がった指は解かれるんだろうか。そうはならない気しかしないよ。*] ($52) 2023/03/06(Mon) 6:48:48 |
【独】 武藤景虎/* バーベキューしたいとか話してはいたんだが、どうしよう。 いちゃいちゃもしたい…… 手を出したら日付超える可能性ががが_(:3 」∠)_ (-84) 2023/03/06(Mon) 7:15:58 |
【独】 黒崎柚樹/* うう、狐さんのお弁当がおいしそう…… (朝から食欲ぜっこうちょう) 御飯ロルほぼ確で出てくるキャンプ場村最高ではないでしょうか……っ。 つなたまちー、は中身が実際に使ってる呼び名で、他にもこんたまちー、はむたまちー、たまちー、あたりが存在しますよ。 コンビーフ+卵サラダ+チーズのこんたまちーが味でもカロリーでも最強と思ってる……。 (-85) 2023/03/06(Mon) 7:27:49 |
【人】 片連理 “椿”おはようございます。 ここは冷えるわ、戻りましょう [少し青ざめた顔で、椿は微笑んだ。 楓の手を取り、その身を起こさせようと]** (115) 2023/03/06(Mon) 7:28:10 |
【赤】 一匹狼 “楓”[立ち上がった直後、楓は彼女の頭に手を伸ばして、ぽんと軽く触れた。 何か声をかけようかとも思ったのだが、言葉は出て来なかった。 何をしようとしたにしろ、望まないことをやりかけたのだろう。 彼女の表情を見ていれば、簡単に推測できることだった。 けれど負傷もせず未遂に終わった以上、咎める気は起きなかったのだ。 それが今の仕草だけで通じるものかはわからなかったが。 伝わらないからといって楓が気に病むことこそないだろうけれど、伝わったなら安堵するだろう]** (*29) 2023/03/06(Mon) 8:20:05 |
【赤】 片連理 “椿”[楓の手が、椿の頭に触れる。 振り返り、彼の表情を窺う。 目を伏せて、また歩き出す。 すぐそばに見えているはずの扉がやけに遠く感じられる。] (*30) 2023/03/06(Mon) 9:53:30 |
片連理 “椿”は、メモを貼った。 (a10) 2023/03/06(Mon) 9:56:55 |
一匹狼 “楓”は、メモを貼った。 (a11) 2023/03/06(Mon) 10:01:05 |
【人】 武藤景虎[女子とわかった途端に明らか挙動不審には半年前にもなってたんだけど、あの時の柚樹は全く気づいてなかったよね、とは。 あの時は無意識下で否定してたのはあるんだろうなってことは今ならわかるんだけど。 オレはオレで、“気になる“+“女子“だから、かわいいって言っても許されると思って実際言ったというのは半年前も昨日も変わらなかったから。] もしあのまま記憶が戻らなくても、似たような行動を取ってた気はするから……そう言って貰えるのは嬉しいよ。 その度に柚樹を泣かせることになりそうだから、そうならなくてよかったけど。 [昨夜時点、はっきりとはわからないものの柚樹の中にある“半年後の自分“に嫉妬してた心境は今のオレの中にあるものだから、もしオレの記憶が戻らなくても>>113というのに救われる気持ちがあるのも本当だ。 勿論、この半年がなかったことになるのは絶対嫌なんだけど。 それはそれとして、半年後の自分に戻ったら戻ったで“昨夜の自分“が柚樹となんかあったとしたら(それどころじゃないし、なかったけど)、複雑な気持ちになってた気はする。 自分に対して謎の嫉妬するくらいなんだから、偽物の自分って最早他人(あれは厳密には人ではない何かではあるが)だし、顔を見た瞬間に排除する方向に向かっても仕方のないことだと思う。] (117) 2023/03/06(Mon) 10:05:13 |
【人】 武藤景虎聞いててやっぱりなんか腹立つので……、うさんくさくて助かったまである。 [偽物が本当に“完璧な人“だったらそれはそれでやだし、わかりやすくてよかったのかもしれない。 美術館で見た後輩女子の偽物は正しく彼女の理想の姿だったのは明白だったが、オレとしてはオリジナルの方が親しみやすかったことを思えば、完璧だったら良いというわけでもないのはわかるし、オレの偽物がどんなのであれ柚樹がそっちを選ぶとも思ってはないのだけど。] じゃあオレは柚樹に別のやつ奢ってもらって分けて食う……。 [それだといつもと変わらないな?と笑って返せるくらいには気が楽になれたと思うよ。 夕飯とか風呂とか、居候かなというくらいに柚樹の実家で世話になってる分、外食はオレ持ちにしてるのに奢ってもらうのはなっていう気持ちはあるから、その分手打ちとは別として飯とか奢るし。 って結局単にデートの予定立ててる感じにはなってしまったけど、他愛のない“いつも通り“が今は常以上にありがたく感じるからまあいいかなって。 イスパハンって何……?っていうのも気になるし。] (118) 2023/03/06(Mon) 10:05:48 |
【人】 武藤景虎帰ってからの楽しみもできたし、せっかく柚樹とキャンプに来れたんだから今はそっちを楽しむことにする。 [朝からあった諸々でさすがに今は、此処が夢らしいというのはわかっていて。 あの時から何度か経験している共通の夢も、こういうのならありがたいなと思えるくらいには気持ちも回復したと思う。 昨日までのことも悪夢とまでは思わないでいられそうなのは柚樹のおかげだから。 スーパーモンブランのことを思い出すついで、余計なこと言ったせいでいろいろと思い出したらしい柚樹が恥ずかしそうにしているのを見て、照れが伝染しそうにはなってしまったのを誤魔化すように、夜バーベキューする?とか温泉も気兼ねなく行けるなとか、何しようかと言うのに早口にはなってしまった。]* (119) 2023/03/06(Mon) 10:06:37 |
【妖】 武藤景虎……そういうとこ、警戒心……って心配になる、ていうかなってた。 [男として振る舞うのが久しぶりすぎたせいもあるのはわかるんだけどね。 昨晩からずっと触りたかったし、キスもしたかったよ。 半年前に戻ってた感覚のおかげで何もせずには済んだだけで。] ……柚樹、かわいい。 [赤くなった顔を覗き込めば、キスひとつで照れているのがなんだか懐かしい気がして目を細める。 軽く口付けた先、絡めた指が離れていきそうになるのを引き留めて手を握り直せば、鼻先に唇を落として。 再び唇を重ねると舌で唇をなぞって、隙間に舌を差し入れる。 舌を絡めると、さっきまで飲んでいた紅茶の味が微かに感じられた。] ($53) 2023/03/06(Mon) 10:07:22 |
【独】 一匹狼 “楓”/* 今思えば楓の肩書、一匹狼には後で変えてもよかったのかもしれないけど 他に思いつかなかったんだよな、この村の設定というか相手が椿さんという時点で 銃工って言うのもなんか……変だし…… (-87) 2023/03/06(Mon) 10:08:10 |
【妖】 武藤景虎っは……、抱きしめてもいい? [吐息に熱いものが混じると、テーブルを挟んだ距離が遠いなとはどうしても思ってしまって、絡めた指先で手の甲を撫でながら問いかけた。 したいこともいろいろあるんだけど、今は柚樹に触れたいなと思ってしまった。]* ($54) 2023/03/06(Mon) 10:14:55 |
【独】 緑山 宗太朗/*独白と秘話のポイントって共通なんだ(ほへ〜) 何か宗太朗小話を置こうかなって思ったけどネタが思いつかないね…… [[友人 オア 家 オア ちっちゃい頃の宗太朗]] ちっちゃい頃の宗太朗 (-89) 2023/03/06(Mon) 10:40:06 |
【人】 黒崎柚樹[半年前は、気付いていなかった >>117 というのも多分にあるけれど、気付かないようにしていたし、気付いてはいけないと思っていた────というのが多分にあったかも。 自分はどう足掻いても"かわいい女の子"にはなれないし、だから男の人を好きになっても不毛だし、そもそも男の人にそういう意味で好いて貰えるはずがない、って。思い込んでいた。 武藤と"友達"として仲良くなれたことが本当に嬉しくて、その関係を崩したくないと強く思っていたのもあったんじゃないだろうか。多分。] そうだね……記憶が戻らなくても良いとは覚悟したけど。 何かというと泣いて、武藤を困らせてたかもしれない。 [今の武藤は半年前の武藤なんだよ、と、真実を告げれば理解はしてくれたかもしれない。 でも武藤のことだから嫉妬が"消えた自分"に向かうのもなんとなく想像できてしまったし。 本当、"めでたしめでたし"で済んで良かったなと、心から思うよ。] (120) 2023/03/06(Mon) 10:47:08 |
【人】 黒崎柚樹うん。分けっこ、しよ。 [別に必殺技的呪文ケーキに拘らなくても良いし、私の好物の苺の季節だから、それ系のスイーツがいっぱいあるだろうし。 なんだか結局デートだね?と笑ってしまえば、もう日常は手の届くところまで戻ってきていた。 とはいえ、ここは夢の世界に違いないというのは、武藤と私の共通認識。キャンプに来る約束はしていないし、約束を忘れただけにしても、現実の私たちとは齟齬がありすぎる。 泊まりがけで遠出できるほどの軍資金は無いし、近場と仮定したら、これほどに心地よい気候はまだまだ先のお話という感覚があるし。 "偽物"が眼前に出てきたというのが何よりあり得ない事象だし。 それならそれで楽しめば良いよねとは、そろそろこの不思議な現象に慣れつつある、私たちならではの余裕だったと思う。 バーベキューもしたいし、温泉も入りたい。 あと川にね、魚がいたんだよ?捕まえて焼いて食べても良いのかなあ、なんて。 ごく当たり前な、恋人同士のキャンプ休暇。それはそれで、気恥ずかしくなる……わけで。*] (121) 2023/03/06(Mon) 10:48:11 |
【妖】 黒崎柚樹…………っ……。 ………………ふ……、む、と……。 [ちょっと待って、という風に引いた手はむしろ引き返されて、また顔が寄ってきて。 深く合わせた唇も、忍び込む舌も、全部、全然、覚えがあるものばかりなのに、なんだかひどく久しぶりのことのようで戸惑ってしまうし、薄く開いた瞳が困った風に彷徨ってしまう。 武藤のこと、昨日今日とずっと、雄だと思わないようにしてた。 自分が雌であることも、否定してた。 触れる指の熱さや、少しだけ強引な挙動、常より低い声で囁かれる"かわいい"に、見ないようにしていたことが、全部、引きずり出されていくような気がして。] ($55) 2023/03/06(Mon) 10:48:50 |
【妖】 黒崎柚樹…………、……うん。 ["抱きしめてもいい?"の言葉 >>$54 に、抗えるはずもなく。 え、と、どうしよう……ともたもたと立ち上がってる間、武藤の側が数段早く、近づいてきていたと思う。 性急に椅子が動く、ガタリという音も、どこか現実から遠く感じるまま、私は武藤に抱き締められていた。 同じ背丈だから、胸元に顔を埋めるとかはできなくて。 武藤の耳下に自分のこめかみを擦り付けるようにしてしまうのは、馴染んだ仕草。 すん、と鼻を鳴らすように呼吸すれば、見知った武藤のにおいがして、ああ、私の武藤だ────って、今更ながらに実感した。] ($56) 2023/03/06(Mon) 10:49:32 |
【妖】 黒崎柚樹────おかえり。 おかえり、武藤。 [一度は告げた言葉だけれど、あの時はまだ気を張っていたから。 やっと気持ち全部で"おかえり"を口にすることができて、じわりと滲んだ涙は見せないよう、肩口に顔を擦り付けた。 逢いたかったよ。ずっと。*] ($57) 2023/03/06(Mon) 10:50:02 |
【独】 緑山 宗太朗/*(or文ってクリックすると詳細出るんだ……。) 宗太朗の小さい頃は 活発!お外大好き!庭走る! です。実家の裏に山があったので走り回ってました。 緑山の苗字の所以ともなった山だったりするかもしれない。 友達を家に呼ぶし呼ばれるし遊びに行くしの男。家に呼ぶよりはよそんちに行くのが好きだったとか(家にいる間引け目を感じてそう?) 習い事は野球のみ。父親に進められるがままやったら面白かった。 打つより投げる方が得意だったらしい。小中高全部野球に打ち込んでそう。 算数より体育で活躍するし、先生の一言欄には『元気でいいけどもうちょと静かに出来るとさらによいですね』と書かれてる。 夏の時期になるとどっかから取ってきた昆虫を育てたりしてたらしい。自分のと友達の家のとどっちが大きいか比べる為に学校にカブトムシ籠ごと持ってきて叱られてそう。 小学校の頃は毎年、実家の裏にはアイスの棒が立てられたカブトムシの墓が立つとか。 (-90) 2023/03/06(Mon) 11:10:59 |
【独】 緑山 宗太朗/* ほかは受験勉強のために一瞬だけ塾に短期通いしてたことはありそう(缶詰になって知恵熱を出す宗太朗) クリスマスプレゼントはだいたい親の検閲が入って本が着いてきたのでよそんちが羨ましかったとか。ゲーム機はあったけど自分の小遣いで買ってそう。 こんな感じかしら。子供の頃は絆創膏が絶えない子供だった事でしょう。中学高校の校則は顧問の手前半分守って半分チキレ……みたいな。 (-91) 2023/03/06(Mon) 11:13:05 |
【独】 黒崎柚樹/* ほんとは「とら」と呼びたかった柚樹さんと、とら呼びしたら武藤に火がつくのは明確なので「ちょっと待って私バーベキューしたいんだけどおおおおお!?」ってなってる柚樹さんが脳内で喧嘩しつつ、30分で書けたらお出かけ前にお返しできるななどと頑張った結果という直近ロルでございました……というあれそれ。 (-92) 2023/03/06(Mon) 11:14:55 |
【独】 片連理 “椿”/* (2)は明日の状況次第では有り得る、今のところまだフラグが見えてない (3)だと何も起こらないに等しいし椿ロストは既定路線として共有されているのであんまり選びたくない ここで完結させることができない (-93) 2023/03/06(Mon) 11:41:19 |
【独】 片連理 “椿”/*色窓では表情のデフォルトが変わってほしいな…… こう 灰で呻くタイプじゃなくて大変申し訳ないのだが 楓くんへのあれそれは わりと言語化できない類のものであるのが大きいかもしれない わかるか 感情はあっても手出しできないみたいなあれがある(それじゃわからないよ (-94) 2023/03/06(Mon) 11:47:16 |
【独】 一匹狼 “楓”/* 楓処刑死は決まってるから、巻き添えで敗北つくのなんとなく気の毒に感じて裏切り陣営にしたんだったような 勝敗度外視だから関係ないんだけどさ (-96) 2023/03/06(Mon) 12:03:12 |
【赤】 片連理 “椿”[踏み締める地面の感触が薄れていく。 もう死ぬべきだ、と誰かが言う。 否、殺すべきだ、と誰かが言う。 人として生きろ、と誰かが言う。 生きて何が悪い、と誰かが言う。] 私は。 (*31) 2023/03/06(Mon) 13:28:05 |
【人】 武藤景虎……うん、悲しくて泣かせたくはないので。>>120 [半年前のオレと接していたら、柚樹の意識の方も“男友達だった時の武藤“との距離感に引き摺られそうだし、半年かけて伝えて来たことがまた1からスタートになっていたような気もする。 あの事故のような出来事もなければ(あんなことはもう起きなくていいのだけど)、想いを伝えるのも時間がかかりそうだし、何より、あのつらい思い出も忘れたりはしたくない大事なものだから。] でもずっと忘れてるってことはなかったとは思うよ。 今朝も柚樹のことは探したし……、あ、偽物とは関係なく、あれ、いつものやつ……。 [忘れていた癖、後遺症だけ残ってたのはそれだけ無意識下でも残っているのは確かかなって。 だから、切っ掛けさえあれば思い出せるものだったとは何となく確信していた。] ああでも、早々に思い出せたのは偽物のおかげかも。 [柚樹の偽物と話したことで思い出したんだと話せば、確かに“あれ“は柚樹が呼んだのかも、なんて。 結構な荒療治だとは思うけど。] (122) 2023/03/06(Mon) 13:48:51 |
【妖】 武藤景虎[抱きしめてもいいかの問いかけに肯定が返ると同時に席を立っていて。>>$56 どこか戸惑ったように歩み寄るのを迎えに行くように近づけば、背に腕を回して抱き寄せた。] ただいま、柚樹。 ……好きだよ。 [肩口に擦り寄せられた頭を撫でて、顔のすぐ近くにきた首筋へと唇を押し当てる。 腕の中にある温もりを確かめながら背を辿った片手を上着の中に差し入れると、肌をそっと指先でなぞった。] …………、 [抱きしめた体の感触や匂いは全て覚えのあるもので、やけに懐かしく感じる。 背中のラインを確かめていた指を脇腹から前面へと滑らせれば、胸元の布地の上から手のひらで押し上げるように触れて。] ($58) 2023/03/06(Mon) 13:49:45 |
【妖】 武藤景虎触られたりしなくてよかった。 ……全部、オレのだから。 [首筋へと押し当てていた唇を薄く開いて囁くと熱い吐息が漏れて、甘く肌を噛んだ。 胸元をまさぐっていた手で下着を上方へとずらそうと布地に下から親指をかけたところで手を止めた。 このまま流れに任せると止まれないことはよくよく知っているし、一回や二回で終わりにできないこともままあるから。] ごめん、つい……また後でね。 [服に突っ込んでいた腕を引き抜くと、頬へと口付けてから背に腕を回し直すと、緩く体を離した。] ($59) 2023/03/06(Mon) 13:50:08 |
【人】 武藤景虎ん、とりあえず、ごちそうさま。 [ありがとう、と正面にある顔に微笑むと手を解く。 テーブルの上の皿やカップを手に取って流しへと運んで、洗っとくねと蛇口を捻った。] バーベキューするなら下味とか?の準備した方がいいんだよね? [夕方前くらいから出来るように準備はしとくか、とスポンジを手にとった。 下ごしらえは柚樹に任せるので、皿を洗い終わったらオレは焼くための一式は出しとこうかな。 必要なのはグリル台や木炭、着火剤あたりかと思えば、まとめて小さい物置スペースの扉でも開けば出てくるだろう。 あ、野菜切るくらいはオレも手伝えるよ、とは、もう腕前は未知数ではなくなってるので。 林檎の皮剥きでもなければ体が傾ぐこともないし、バーベキュー用の野菜くらいなら切れると思うよ、多分。]* (123) 2023/03/06(Mon) 13:51:02 |
【人】 天原 珠月[ガク>>94からするとこの湖は何か特別ではないらしい。 首を傾ぐ彼をそっと見つめてから。] 私も不思議のひとつでしょうからね。 [同じように湖へ、真剣な視線を向ける。 夜の湖面は静けさが漂い、底知れない雰囲気もある。 自らの世界では数え切れないほど様々な湖に出向き、祈りを捧げる儀式を行ってきたが、勿論そのどことも違っていた。 ちらりとガクを横目にうかがう。 鼻の高さ、口元から顎のライン、何かを見つめ細まる瞳。 自分が10代の頃いつも見上げていた『彼』の横顔の記憶と重なってから、差異が心に痛みと安堵をもたらす。] そう、なら良かったわ。 ……ミツキはガクにとってとても信じられる人なのね。 [照れくさそうにしている気配を感じ取って。>>95 ガクの年の頃は自分の世界と違って服装から職業を読み取りにくいのもありよく分からないけれど、今の姿はより年若くも見え、心の内に柔らかなものが湧いた。] (124) 2023/03/06(Mon) 13:59:25 |
【人】 天原 珠月やっぱりガクから見ても、私とミツキは似てる? こちらも出会ったとき驚いたものね。 [でも髪と瞳の色は違うだろう。 パッとしか見られていないが、ミツキの髪は夏の向日葵を思わせるような金色で、瞳は濃くあざやかな紫だった。 まるで力で溢れていた頃の自分のようだとは言わないが。 昔の自分の方がさらに似ていたかもと呟けば、ガクには年齢の方の話と受け取られたのかもしれない。] ありがとう、……お言葉に甘えて、休ませて貰うわ。 それ以外に方法も思いつかないし。 [元の世界でも特効薬のような便利なものはなかった。 儀式の後で消耗したときは睡眠と食事が大事と教えられていたし――自分としてはちゃんと特効薬があったのだが、ガクの前で口に出来るものではないので、しまっておく。 『彼』は儀式の後、絶対にともにいる存在だった。] (125) 2023/03/06(Mon) 14:01:32 |
【人】 天原 珠月[湖から離れ、濡れたローブと服の裾を引きずらないように両手で持ち上げながら、ガク>>97に案内されて歩を進めていく。 新月の夜は暗いはずなのにところどころ明るいのは街灯のおかげなのだろうが、元の世界との違いはデザインより何より中で灯が揺れていない気がするのが不思議だった。] わぁ、大きなお家。 [木製のしっかりした作りの家だ。] 湖の本当にすぐそば……昼間は景色が良いでしょうね。 [何かを思い出すように柔らかく目尻が下がる。] ここにミツキと住んでいるの? [当然のように普通の住居として受け止めていた。 コテージがどんなものか説明して貰えたかもしれないが、物珍しげにきょろきょろ見回す瞳がだんだんと眠気に潤み、堪えるように目を擦る姿が分かりやすくなってくるだろう。] (126) 2023/03/06(Mon) 14:02:23 |
【人】 天原 珠月……しゃわー? 水浴びをする機械があるの? [こてんと首を傾げる。] この小さな部屋で服を脱いで入るのね。 [脱衣所でそう頷くが、さすがに説明してくれているガクが居るままで脱ごうとはしないから安心して欲しい。 『彼』以外の異性の前でそうしない礼節は弁えている。 すでにびしょ濡れの装束の薄い布地が手足に張りつき、ローブに隠れない手足を透かしているが、そこは仕方ないのだ。] で、これを、こう……きゃっ、水が出てきた! [最初は冷たかったのに、すぐに温かくなり、湯気がもうもうとたっていくのに目がまん丸になってしまう。 この管の先で火が温めているということか。 全て理解するのは難しそうだが、それなりに好奇心と探究心はあるほうで、まじまじと色んなものを眺めている。 ガクに最低限だけでも説明してもらえれば、どうにかこうにか、身体を清め、温めることはできるだろう。] (127) 2023/03/06(Mon) 14:04:03 |
【人】 天原 珠月驚くものばかりで、目が回りそうだったわ。 お湯を貸してくれてありがとう。 [シャワー室に入って暫く。 物を落としたり軽い悲鳴は聞こえていたかもしれない。 でも怪我や火傷はした様子なく、ガクに渡された、柔らかな生地の膝下丈のワンピース型パジャマにスリッパを履いて、ぺたぺた歩く音を立てながら出てきたのだった。 腰まである髪は湿ったまま結ばれてすらいない。] この世界の人は、髪や身体に色々つけて洗うのね。 とても良い香りがする……。 [ガクが使うよう教えたのはどれだっただろうか。 それからまた、眠たげに目を擦った。*] (128) 2023/03/06(Mon) 14:14:50 |
【神】 緑山 美海「調理人ってそんな大したことしてないよ」>>G56 「ほら、まだまだ焼きそばあるから良かったらどうぞ」 褒められれば嬉しいもので、お代わりを進めた。 自分も少しだけお代わりを、人参を多めに皿によそって自分で食べてあげた。 「ご馳走さまでした」 焼きそばを食べ終えれば、手を合わせてお辞儀を。 お腹辺りを抑えて、ふぅ、と息を吐いた。 「···食べ過ぎた、大満足」 「”お出かけ”するのは、ちょっと休憩してからにしよっか?」 まだ時間は昼下がり、暗くなるまで余裕はある。 ······それに、ほら、お腹がぽっこりしてたら、せっかく持って来たワンピース着られないかもしれないし。 ** (G59) 2023/03/06(Mon) 14:32:38 |
【赤】 片連理 “椿”[扉の把手に手をかける。 そこで、ひとつ大きく溜息をついた。] 私、どこへも行けないのですね だから、ここなのかもしれない [もう普段の芝居がかった口調はやめていた。 何でもいいから仮面を被っておきたくて現味のない芝居を続けてきたけれど、それはもう、どうでも良かった。] 外に出ても何もなくて 何も選ばないまま、居心地のいい部屋に座っているしかなくて。 [己の無力を恥じる。 どれだけの間、そうしてただ生きてきたのか。 このまま扉を開ければ、きっと死ぬまで同じ無為な日々が続く。そんな気がした。] (*32) 2023/03/06(Mon) 15:14:20 |
【人】 黒崎柚樹今朝も、私のこと探してたの? [いや、探してくれたのは勿論知っているし、武藤が私の名を叫びまくってくれたから合流できたのだけれど、それはあの偽物云々ゆえだとばかり思っていたから。 武藤から"いつものやつ" >>122 と言われて、心底、驚いた。 だって、つまりそれって、] じゃあ、あの武藤は、巻き戻ってしまった"過去の武藤"じゃなくて、"半年分の記憶を失くした武藤"だったんだね……。 [かつて言われた事、された事をなぞらえるような事が何度かあったから、その度、もしかしたら、とは思っていたけれど。 ならやっぱり、"絶対忘れない"と豪語した武藤のことだから、いずれ自力で思い出したに違いないなと、改めて思った。 本当、武藤の記憶力は、それはそれはすごいんだから。] (129) 2023/03/06(Mon) 15:17:00 |
【妖】 黒崎柚樹……っ、ぅ…………、 [首筋を辿る唇と、柔く立てられる歯の感触と。 ぞくりと背を駆け上がるのは疑いようもなく快感だったのだけれど、でも、胸に手がかかったところでひくりと身体が硬直してしまった。 ────や、だ。それは、嫌だ。 浮かんだ思いに自分に自分で驚いて。 意識せず逃げるように身を捩りかけた寸前、"ごめん"の声 >>$59 と共に武藤の手指も身体も離れていった。 なんだったのかな、今の感覚……と、内心首を傾げるも、武藤の告げた"バーベキュー"の単語1つが思考全部が奪われてしまうくらいには、私はバーベキューをしたかったみたいだ。] ($60) 2023/03/06(Mon) 15:17:23 |
【人】 黒崎柚樹ん、きっと夕方前にはお腹空いちゃうだろうしね。 [ごちそうさま、と手を合わせたものの、急ぎ空腹を満たせるものをと作ったホットサンドは、昼食には物足りなく思うくらいのボリュームだった。 ましてや朝昼兼用の食事となれば、武藤も私もきっとあっという間にお腹が空いてしまうだろうな、とは。] うん、今の武藤には包丁も頼めるね。 [隣で見ていたいと、私が台所仕事をする傍らに居ることもままあるし、これはどう切っても失敗になりようがないからと、鍋用の白菜や長ねぎのカットくらいはお願いしたこともある。 だからバーベキュー用の野菜を切るのも、きっと大丈夫大丈夫。 でもとりあえず、私は肉の下ごしらえからだよねと、冷蔵庫内、肉満載の引き出しをガラリと引いた。] (131) 2023/03/06(Mon) 15:17:50 |
【人】 黒崎柚樹[バーベキューと言えば、私の大好物はスペアリブ。 さすが夢、と、冷蔵庫内、冷蔵庫の端から端までありそうなほどの巨大な平べったい肉塊が入っているのを見て、私はにんまり笑った。 バーベキュー用のパウダースパイスと、オニオンパウダー、ガーリックパウダーあたりをぱさぱさと肉の表面に振って、いくらか置いてから、半分くらいの長さに切って、蒸し器に入れて。 バーベキューじゃないの?と武藤が覗いたら不思議がるかな。] うん、スペアリブって焼くの時間かかるし焦げやすいから。 [下茹で代わりに蒸してるんだよ、と言いつつ、焼き肉用にカットされてる牛カルビとかは、そのままで良いかなと皿に盛り。 オムライスに使った残りの鶏肉も食べてしまいたいなと、カレー粉とヨーグルトとおろしにんにく、おろし生姜、レモン汁と塩胡椒をしっかり揉み込んでおいた。 焼いて食べたら、タンドーリチキンっぽくなって美味しいよ。ビールのお供に、きっとぴったり。 野菜もね、と、玉ねぎ、人参、かぼちゃ、ピーマン……あ、私、茄子も好きだな、とがさがさと食料庫から色々出して。] (132) 2023/03/06(Mon) 15:18:38 |
【秘】 片連理 “椿” → 一匹狼 “楓”貴方はなぜ、生きることを選んだのですか。 何が貴方を、そこまでさせるの。 どうして、生きていられるの。 私には、それがわからない。 (-98) 2023/03/06(Mon) 15:19:09 |
【人】 黒崎柚樹[そうそう、あとね、にんにくのオイル焼き。 アルミホイルを何重か重ねて丈夫めに作ったお皿に、マーガリンと剥いたにんにくたっぷり詰めて。揚げ焼きしてほくほくになったにんにくも、お酒のお供にすごくいい。 でね、にんにく食べた後のオイルに卵割り落としてぐるぐる混ぜて、最後、オムレツみたいにして食べるんだ。 これは武藤と食べたことのなかったやつだよね?と一緒に焼き肉屋さんに行った時とかのことを思い出しつつ、にんにく1株分の薄皮をちまちま剥いていたら、コテージ脇のテラスで色々してくれていた武藤も戻って来る頃かな。] この半割にした玉ねぎの、上から爪楊枝まっすぐ刺す。 んで、まっすぐ切る。 [がんばれ、と告げて、一緒に野菜を切った。 ピーマンとかより難易度高いけど、玉ねぎ切るのって、こう、攻略感があって楽しくない?なんて。 切ったにんにくの匂いとか、スペアリブが蒸されるいかにもな肉っぽい香りが台所に広がって、否応なしに食欲がそそられてしまう。 もう昼御飯とか夕御飯とか、時間どうでもいいから、準備できたらすぐ食べちゃおうか。 もう、お腹が空いてきた気がするよ?*] (133) 2023/03/06(Mon) 15:20:06 |
【赤】 片連理 “椿”[俯き、振り返ることもしないまま。 人であることを諦めながら人であることに縋り続けた女は、人として生きるために人ではない道を選んだ男に、人のものではない言葉で問うた。]** (*33) 2023/03/06(Mon) 15:20:39 |
片連理 “椿”は、メモを貼った。 (a12) 2023/03/06(Mon) 15:23:14 |
一匹狼 “楓”は、メモを貼った。 (a13) 2023/03/06(Mon) 15:28:25 |
【念】 大学生 寿 達也[ああ、たまらない。嗜虐心が沸き立っていく。 自分の指では彼が一番気持ちのいい場所には届かない。 そこの質量を求めて自然と動く彼の腰。それがねだるものの意味を自分は知っている。 なんていけないコなのだろう。 そう、年上の恋人に対して笑みを浮かべる。 彼の目の端に浮かぶ涙を唇で吸ってあげよう。 視覚効果に煽られている、かもしれない。 自分はこんなに我慢が利かない子だっただろうか。 この旅行は、自分の慾を満たすことより写真とか、理性を優先しようと思っていた。 でも自分の克己心に自信なんかなかったから、彼の負担が最低限になるようにできるだけ準備もしていたのだけれど] (!20) 2023/03/06(Mon) 15:30:21 |
【念】 大学生 寿 達也 ―――すこしだけ [例えば浮気でも最初はハグだけ。それから裸を見るだけ、とかそういう制限は先っぽだけ、入れるだけ。そういう風に際限がなくなっていくのを知っている。 別に自分と彼は恋人同士で浮気相手ではないのだけれど、彼に囁いたそれは自分がつけていた心のセーブを取り払うのと同じだっただろう。 彼の尻に擦り付けるようにして、熱をごまかしてた自分の屹立をすりすりと押し付ける。 入れるだけ。 中で出さないから。 そう言い訳しながらも、彼の媚びる声に応えるように、甘くほぐれている箇所に熱を押し込んでいった*] (!21) 2023/03/06(Mon) 15:30:37 |
【秘】 大学生 寿 達也 → 大学生 要 薫[今日もいい天気だ。 日差しと影のコントラストに満足しながら少し歩いて撮影スポットをいくつか心に留めておいた。 自分が要を撮影することばかりだけれど、彼だって写真を撮る人なのだ。なんていったって自分たちは写真部なのだから。 要に付き合わせてばかりのようで申し訳ないなぁと思いつつレフ板代わりテントの設営をざっくりした。 ざっくりというのはハーケンの打ち込みなどを甘くしているという意味だ。 ここで過ごすのではないのだから、時間がかかるようなことをするつもりはなく、単に地面の上にテントをのせるくらいなもので。 コテージに帰りながらも湯殿はあちらの方だろうか、と昨日彼が言っていた温泉の方に目をやるが、あまりよくわからない。 あんまり遠出してしまうと要が目覚めてしまうだろうから、後で彼と探した方がいいだろう。 コテージの中に入ると、やはり要はもう起きていたようだ。 パンを焼くいい匂いがする。朝食の支度を始める前までには戻ろうと思っていたのだが。 申し訳なく思いながら、ただいま、と言おうとして目が点になった] (-101) 2023/03/06(Mon) 15:31:05 |
【秘】 大学生 寿 達也 → 大学生 要 薫…………。 [いっそ脱いでいる方がいやらしくないのではないか、というような要の恰好。 彼の白い肌が映えるような色彩のセレクションと、彼の美しい肌が露わになっている恰好。 下着がちらちらと大き目セーターの隙間から見えるのがいやらしい。 下着の隙間から覗く彼の陰部もいやらしい。いや、存在全てがいやらしい。 無言のまま彼の隣を通りすぎて寝室に入る。 そして、おもむろにバッグを漁る。 持ってきたカメラの中で一番高感度で性能がいいものを取り出し、レンズを組み立てると、まるで銃を構えたハンターが獲物に向きあうように彼の方を向き、レンズを構えた] (-102) 2023/03/06(Mon) 15:31:21 |
【秘】 大学生 寿 達也 → 大学生 要 薫…………。 [かしゃ、かしゃ、と撮影をしていく。 先ほどの自分ばかりが彼を撮影して申し訳ない、とかいう申し訳なさはどこいった? 手を伸ばし、セーターの隙間に自分の指を這わせたり、下着をひっぱり、太腿までずらして撮影したり。 ああ、いいAVのカメラマンは絶対女優に欲情しているだろう。 そう思いながら、ただただ無言で、彼を視線で犯していった*] (-103) 2023/03/06(Mon) 15:31:41 |
【秘】 一匹狼 “楓” → 片連理 “椿” 怖いんだ。人間だった頃よりずっと。 可能性が浮かぶだけで恐ろしい。 そんな道、絶対に選べない…… 何度も考えた。 死ぬ方法だってすぐ傍にある。 けど……できない、怖くて……できない…… [人ならざる声で囁き返す間、吐き出す息が細く震える。 たったそれだけの理由で何人もの命を奪い続けてきて、これからも奪うつもりでいる] (-108) 2023/03/06(Mon) 16:33:49 |
【赤】 一匹狼 “楓”[それが正しいと思う自分もいた。 人間として生きていても、他の生命を犠牲にするのだから。人間でなくなった以上、犠牲にする生命が人間であっても構わないはず。 それに、人間でなくなったとしたって生きる権利はあるはずなのだ。 でなければおかしなことになる。 人間として生きる間に生命の危機が訪れ、必死に抵抗した結果、危機は去り、彼は人狼となった。 人狼となっては生きてならないのなら、危機に抵抗しなければよかったことになる。 だが、それでは、人間であっても命を奪われかけたとき無抵抗に死ぬのが正しいことになってしまう。 生きようとした選択が誤りになってしまう。 おかしいではないか。 人間でなくなったら生きてはいけないというなら、人間ならば生きていていいはず、生きようとすることが正しいはずなのに。 どうしても納得ができない。 それだって、大きな思いなのだけれど] (*35) 2023/03/06(Mon) 16:34:40 |
【独】 一匹狼 “楓”/* 色探し、プレビューでやると大変じゃん やっぱ実際に書き込みながら探したいんだけど 村参加してるとそうそう好き勝手書き込めないし、雑談村なのかなあ、やっぱり…… CSSをローカル保存して色テストする手もあるか……? (-112) 2023/03/06(Mon) 16:44:15 |
【独】 一匹狼 “楓”/* 椿さんの隣にいることにしようか悩んだんだけど 扉隔てたほうが楓は話しやすそうだったのと ログの整合性的にもそれがよかったんだ…… 顔が見える位置関係だったら言えない気がする (-114) 2023/03/06(Mon) 16:47:21 |
【人】 武藤景虎うん……、なので明日は走りに行くなら起こしてくれると助かる。 [記憶が戻った以上は起こしてくれるだろうとは思ってるんだけど、念のため。 蹴り起こしてもいいので、とは笑って言ったものの、そんな起こし方をされたことは今のところない。] まあ、昨日の記憶も全部あるしな。 ずっと変な違和感ある感じだったし。 [それは柚樹の性別だったり、距離感だったり、ないはずの記憶だったりの全部に対してだと思えば、そういうことだったんだろうな、とは。 だから、あの時点に戻りたかったとかそういう何かがオレの中にあったわけでは断じてないというのは多分もう、心配してはいないとはわかるので、わざわざ口にはしなかったけど。] (135) 2023/03/06(Mon) 17:46:01 |
【妖】 武藤景虎…………? [胸元に触れた瞬間、体が強張る感覚が伝わってきたのは気のせいだろうか。>>$60 最初の頃、他の部位より殊更に胸を見たり触れたりすることは気づいていたから、この半年くらいかけて漸くその辺りのコンプレックスはなくなりかけてたと思っていたのだが。 確かめるのは怖い気もして、聞くことはしないままに体を離した。 バーベキューの話をしたら一気に元気になったようにも見えたから、せっかくキャンプに来るという貴重な夢を見られてるわけだし、楽しいことを優先しようと頭を切り替えることにする。 幸い現実では春休みに入っていることだし、“また後で“がいつになるかはわからなくても、正月明け程待たされるわけもないのだから、あの時開いた期間に比べたら我慢はできる、はずなので。] ($61) 2023/03/06(Mon) 17:46:29 |
【人】 武藤景虎腹減ってから準備すると時間かかった時しんどそうだからな。 [早めに準備しといていつでも食えるようにするのに越したことはないかな。 柚樹は腹が減ると元気がなくなるし、と言ったら何だと思ってるのかと思われそうだけど。 なんか食べたら元気になるとこも合わせてかわいいと思ってるよ。 昨日と違って野菜切るやつは手伝っていいと承諾は得た>>131ので、切り方こうした方がいいみたいなのがあればその時教えてと言いつつ、肉の準備を始めるのは焼き場の準備をする前に少し見させてもらうことにした。] すごい、骨がついてる肉だ。 [柚樹が取り出した肉の塊にテンションが上がってしまうのも仕方ない。 仲間内でやるバーベキューの時は大体カットされてる後は焼くだけみたいな肉くらいだったし、スペアリブを焼くみたいなのは経験がなかったから。 調味料かけて焼くだけでも美味そうに思えるんだけどと安直に思ったものの、蒸しといた方が良いのだと聞いて、ほんとにいろいろ知ってるなと感心する。 オレが知らなすぎなのかもしれないが。 昨日の鶏肉にいろいろ味付けて揉み込み始めた辺りで既に腹が減ってきそうだったから、火の準備だけしとくと言い残してテラスの方に出た。] (136) 2023/03/06(Mon) 17:46:51 |
【人】 武藤景虎[いかにも焼き場ですよって感じの、二人なら充分くらいのスペースにテーブルとグリル台、あれは火消し壺かな?が置いてあって。 テラスに出てすぐ、晴れた空が頭上に広がっていたし、風も特にないから火起こしもそんなに大変ではなさそうだ。 屋根とかないから天気崩れたら困るだろうけど、空の感じからして流れて来そうな雨雲も見当たらないし、絵に描いたようなキャンプ日和な気候と空の様子に気分が上がる。 鳥の囀りや虫の音、木々のざわめきはあの時の止まった美術館にはなかったもので、そんな当たり前に感慨深くなってしまうのは久しぶりだった。 此処があそこと似たような山の中だからかもしれない、と一面に広がる森を見渡して、朝外に出た時はそんな余裕もなかったな、と思い出したように新鮮な空気を吸い込んだ。 軍手をはめるとグリル台の下に火おこし器を置いて、中に着火剤を置いたら木炭を隙間を開ける感じで積んでいく。 基本的に料理周りの準備をしたことない分、こっちの方がまだ馴染みはあるので、こんな感じだったかなって感覚ではあるけど。 あとは火を入れるだけって状態にしてから、室内へと戻った。] (137) 2023/03/06(Mon) 17:47:22 |
【人】 武藤景虎ただいまー、火の方はいけそう。 [台所に立った柚樹の方に近寄ると、にんにくを剥いてるとこだった。 柚樹と焼肉屋行った時はほとんど肉しか食ってなかったからにんにくのホイル焼きは食べてなかったな。 それに、オムレツみたいにして食べるのはやったことないけど、絶対美味いやつなのはわかるので。] そのまっすぐっていうのが難しいんだが…… [玉ねぎの切り方を教わりながら、まっすぐになってんのか確認するために体が傾ぎそうにはなる。 それやると斜めになりそうだから傾きそうになるのに気づいては姿勢を正し直した。 そんな感じだったから、あまり手際良くはなかったかもしれないけど、多分おかしなことにはならなかった、はず。] 火は5分くらいで回ると思うから、腹減ってきたしもう始めるか。 [一通り、準備が完了する頃には台所内の匂いとかで空腹を覚えていたし、早く焼こうと具材の乗った皿を持ってテラスへと出て。] (138) 2023/03/06(Mon) 17:47:57 |
【人】 武藤景虎ん、そろそろ大丈夫そう。 [着火剤に火をつけてから、団扇で扇いで風を送りながら幾らか待てば、炭が赤く燻って火が回り始めるとパチパチと音が鳴りだす。 いくつか炭を足して、鉄板を置けば程なくして温まってきたら焼き初められそうだ。 蒸されてスパイスの良い香りを立てているスペアリブは既に美味そうなんだけど、焼いてからバーベキューソースつけて食うのが美味いらしい。 野菜と肉を乗せた鉄板を見ているとなんとなくじりじりしてしまう。 バーベキューだったらやっぱビールだよね。 冷蔵庫から取り出してきた500缶を柚樹に渡すと、開けた缶を軽く掲げて] 討伐記念……?いや、思い出した記念? 初めてキャンプきた記念……全部でいいか。 [昨日と違って乾杯の理由がいろいろあるなと笑うと、お疲れ様、と付け加えて缶を合わせた。]* (139) 2023/03/06(Mon) 17:48:22 |
【独】 緑山 宗太朗野菜に渋い顔をしたのも最初ぐらい。 抵抗が無くなれば貴女の手ずから手ずから、差し出される度口に入れて >>G57 「好きな人の作ったもんをさ、好きなだけさ?好きな人に食わせて貰えるのってさぁ……」 「すっげ〜贅沢なんだよな。」 ぽつりと呟いた。改めて、ありがたいなって思って。 こうやって穏やかな気持ちで、一緒にコーヒーを飲めているのだって奇跡みたいなもんだ。 生前はツキを寄越さないからと嫌っていた神に少しだけ、感謝する。巡り合わせとか、この人とまだ緑山宗太朗として話せた事とか、そういうのの数々に。 (死んじゃったら皆天国に行くってのは本当だけど、死んだら皆消えちゃうってのは嘘だな……) と、思ったり。それを証明する"死に証人"になった気がした。 (-115) 2023/03/06(Mon) 18:03:42 |
【独】 緑山 宗太朗そうだ。 いつも甘えている分、明日は張り切ってかっこいい所見せなきゃな……。と、スーツに思いを馳せた。 さて、指輪にちょうどいい大きさの 花 は見つかるだろうか。昼下がりの"おでかけ"は。>>G59 散歩の続きも兼ねているから、余裕があれば、少し遊んで行ってもいいかもしれない。 野草遊びなんか何時ぶりだ?と振り返ってみた……うーん…… 直近だと、去年の今頃ぶりかな?その時も確か、 指輪 を見繕ったんだったかな。 (-116) 2023/03/06(Mon) 18:04:54 |
【独】 緑山 宗太朗/*このペアの窓はいつだって夕日色ですね………………………………………………………………………………………………………………………………………………ァ…………………………(呻く) (-117) 2023/03/06(Mon) 18:06:27 |
【独】 一匹狼 “楓”/* >>*33 後ろに楓いるつもりだったよなこれ? ごめん椿さん 後ろから言える気がしなかった なんか 息遣いが聞こえる距離感だと無理だと思う(よわい (-120) 2023/03/06(Mon) 18:12:45 |
【人】 黒崎柚樹[戻った武藤の記憶。 私をまっすぐ見つめてくる瞳の輝きも、抱き締めてくる腕の強さも、体温も。 全部元通りになった筈なのに、私の心の一部がどこかに置きっぱなしになっているようだった。 理由も解決法も、どころかその自覚も淡いまま、でもまずは目の前のバーベキューを楽しもうと、私はキッチンで手を動かし続けていた。 "腹が減ると元気がなくなる" >>136 のは本当のことで、武藤は過剰なまでに、"柚樹には食べ物を与えておかねばならない"と思っている節はある。] 骨付きの肉って、"肉食べてるぞー"って感じ、しない? [実際のところは可食部が少なくて見た目ほどお腹は膨れない感もあるけれど、こう、心の充足度が?違うので? それに骨際の肉って特に美味しいものだし。 ────と、料理に関しては色々出来ても、私はバーベキュー台に炭火を熾すとかは文字で読んだことがあるくらいの知識しかなかったから、武藤が手分けしてあちらをしてくれた事には、心の底から感謝した。 武藤が解らなかったら、首を捻った挙げ句、普通にキッチンで料理したものをテラスで食べる、みたいな風になっていたかもしれないし。] (140) 2023/03/06(Mon) 18:41:10 |
【人】 黒崎柚樹うん、こっちもあとは野菜切るくらいかな。 ["ただいまー"の声 >>138 に目を細める。 うちか武藤の家かにお互い泊まった時くらいにしか聞けない挨拶。 いつか、毎日聞けて毎日言えるようになったら良いなとは思う。 並んで料理するのもね。 いつか、毎週末の昼食夕食は一緒に作ろうみたいな日が来るのかな。来ると良いな。] 爪楊枝の間を、まっすぐだよ、まっすぐ。 [そのまっすぐが難しいのは、わかる。何故だか包丁を持つ手諸共に身体が傾いていく、端から見ると愉快な仕草は、武藤的には大真面目というのもよくよく知っていることで。] 肩、力入れない。 首と肩の距離離して、リラックス。 [武藤は自分が不器用と信じて疑ってないようだけど、その根っこのところは緊張で身体が強張ってる所為だよね?とは。 基本、私よりも色々器用な武藤だもの、リラックスして取り組めるようになったら、苦手にしていることは大体全部解消できるような気がしているよ。] (141) 2023/03/06(Mon) 18:41:38 |
【人】 黒崎柚樹わあ……。良いね。良い雰囲気。 [このコテージのテラスって屋根つきじゃなかったんだね、むしろ素敵、と。 朝走った時にちらちら見えた他の棟は色々様々違っていて、高く尖った三角屋根は二階建てっぽいのもあったし、併設テラスに屋根がかかっている風なのもあった。 てっきりこの部屋のテラスも屋根があるのだろうと思っていたのだけど、無くて良かったねと見上げて声を上げてしまう。 青空の下でお肉焼いて食べるのは最高オブ最高以外の何物でもないことで。 武藤が着火剤に火を付けてくれたりしている間に、肉と野菜とソースとお皿とお箸……と、支度した食べ物全部と食器を次々運んでいく。 最後の最後、そうだと思い至ってコールスローも作っておいた。 武藤はサラダにセロリ入ってても大丈夫だよね?マヨネーズベースのコールスローは、セロリ入りだよ。] (142) 2023/03/06(Mon) 18:41:54 |
【人】 黒崎柚樹[……で、忘れちゃいけない冷え冷えの。] ふ、ふふ。ビール。 ありがとう、武藤。 [とりあえず、時間がかかりそうなものから鉄板に乗せていき、じゅうじゅうと良い音がしてきたところで、武藤がビールを持ってきてくれた。 ビールだよね、ビール。ビール一択。] やっぱり"討伐記念"、じゃない? [ほら、お肉焼いてるし。なんだっけ、"ウルトラ上手に焼けましたー!"だっけ。 秋に武藤と行ったテーマパークで、ゴーグルつけて、刀とか、なんとかアックスって武器で大きな獣を退治した。 称号も貰ったよね、私が"脅威の破壊王"、武藤が"無傷の生還者"。それは、今の状況にもなんだかとてもぴったりだし。] というわけで、討伐おめでとう。 [おつかれさま、と、コン、と缶と缶を触れあわせ。その後はもう、食べるだけ。] (143) 2023/03/06(Mon) 18:42:19 |
【人】 黒崎柚樹ん、美味しい……。 武藤、あっちの端焦げそうだから切るよ、食べて? [骨付き肉を切ってかぶりつきつつ、定番の牛肉も焼きつつ、焦げないようにタンドーリチキンもひっくり返しつつ。 けっこうバーベキューってせわしないよね?と思うのは、お互い食べるペースが早いからだと思う。 お店の焼き肉とかもそうだけど、食べる時って、なんか、必死に食べてしまうよね。美味しいうちに食べなきゃ……!って、前のめりになってしまう。 頃合いに焼けるまでせっせと裏返してたかぼちゃやピーマンも新鮮で美味しかったし、うん、ばっちり。] あ、炭水化物食べたくなったら、サンドイッチおすすめ。 スペアリブのお肉ほぐしてね、コールスローと一緒にサンドイッチにするの。 [本当はハンバーガー用のパンを使うんだったかな。 看護師している母さんが、同僚や患者さんからいろいろ"おいしいもの"を聞いてきて、スペアリブの食べ方もそうして教わったことの一つ。 なんだったっけな。アメリカ南部地方の料理らしいよ?名前とかは知らないけど。*] (144) 2023/03/06(Mon) 18:43:15 |
【人】 月島 雅空 いや…ペルラさんが悪いわけじゃないです。 [私も不思議なものの一つ>>124といわれて、咎めているように聞こえたかもしれない。と謝るように頭を軽く下げて、珠月の話題となると] そりゃーー…長く一緒にいたからね。 似てるよ。ペルラ…さんが珠月の姉だって言われたらあっさり信じそうになるぐらいにね。 [金髪の珠月よりペルラさんのほうが色素が薄いし、紫色の瞳の珠月と違ってペルラさんの瞳は空色のような青だが、それでも顔立ちや声など似ている。 ただ、珠月ほどわからないことだってあるのも短い間に自覚する。それはおそらく自分より年上だからか、そういう差は感じている。だから別人だと認識できるが、それはそれとして心臓によろしくない。] (145) 2023/03/06(Mon) 19:37:12 |
【人】 月島 雅空[その後はというと、確かに異世界から来たというならば色んな常識が違うのは当たり前だ。] えっと、ここに住んでるんじゃなくて旅行先で借りている家というやつかな。 [と、コテージ>>126については応えたり、中のことも説明する。 電気のつけかたから、目立つところでいえばこたつのことであったり、水道であったり] シャワーも説明するから一旦こっちきてもらっていいかな。 [と、脱衣所の説明>>128から、濡れた服は乾かそうといい、変わりの服も用意する。と忙しくすることで、できるだけ透けて見えるその肌を意識しないようにしながら、こっちの栓を引けば水がでて、こっちだと暖かいのがでるから自分の好みに調整して欲しい。 身体を拭うものは、と、フルーツと花の香りが混ざったシャンプーやリンス。ボディーソープのことも教えていった] (146) 2023/03/06(Mon) 19:37:56 |
【人】 月島 雅空[何かあったら呼んで。といっていたので小さな悲鳴や音に関しては、信じて待つことにして、小鍋で温めたホットミルク蜂蜜入りを作っていた雅空] いやいや、本当に異世界から来たんだなって色々こっちも実感したよ。 はい、これ、ホットミルク。 [ワンピース型パジャマにスリッパを身に着けたペルラさんの姿>>128は日常的に見えて違和感を感じないのは、似た人としょっちゅう生活していたせいだろう。 キッチンカウンター前の席に促すようにホットミルクをいれたマグカップを置いて] 清潔にするのが国民性みたいなとこあるからな。そっちにこだわりすぎたせい・・・になるのかな。こういうのは珠月のほうが詳しいんだけど、あまり珍しくはないかな。 [良い香りがするというシャンプーなどについて説明を軽くしつつ] (147) 2023/03/06(Mon) 19:38:20 |
【人】 月島 雅空 そこの階段から上がった先に寝るところがあるから、そこで眠ってくれ。俺からしたら回復してもらいたい。ってのもあるけど疲れてるのが目に見えてわかるからね。 [珠月を助けてもらうため、というのを差し引いても実際疲れていそうだ。] でもその前に…苦手な食べ物とか食べれないものとかあったら教えてくれるかな? 一応料理人を目指してるから食事はしっかり用意できるしな。 [回復していく。についてはどうしたらいいかよくわかっていない雅空は、シャワーを浴びている間に考えて、シンプルに休んで美味しいものを食べる。という思考になったため、食事の好みやそもそも食べてはいけないものなどを聞いた。 他にも珠月が安全な場所にいるというのをいっていたのはどういうところなのかと聞きたくはあったが、それは後日にしよう。ペルラさんはとても眠たそうだったからだ*] (148) 2023/03/06(Mon) 19:38:45 |
【赤】 片連理 “椿” 死ぬのが、怖い…… [人の声で、繰り返す。それは思ってもみない答えだった。 椿は扉を開け、楓の顔を見上げた。 彼は椿の知らない顔をしていた。] (*37) 2023/03/06(Mon) 20:57:58 |
【赤】 片連理 “椿”[初めて、彼と自分は似ている、と感じたかもしれない。 同じような存在であることは知っていた。しかし、何かが決定的に違う、と感じていた。彼には失いたくないものがあり、自分にはない。それが自分の空虚を、彼の強さを示すものだと思っていた。 彼は与えられる死を恐れ、己は死を与えることを恐れている。真逆のように見えて、その実、どちらも自分のあるべき世界から“弾かれる”ことを恐れているのかもしれない。] (*38) 2023/03/06(Mon) 20:58:33 |
【赤】 片連理 “椿”私たち、少し似ているのかもしれない。 貴方は、自分が自分の在るべき場所に居られなくなることを怖がってる……そんな、気がする。 私は……あの人がいない以上、もう、居られなくなってしまったけれど。 似ていても、そうじゃなくても、何も変わらない、けど [彼と共に生きられるわけではない。 生きられたとして、何も変わらない。 一人と一人、それ以上のものにはならない。 わかっていても、どこか共通点を見出したいのかもしれない。それもあさましい心のように思えて、やっぱり出口はない。]** (*39) 2023/03/06(Mon) 20:59:42 |
【人】 天原 珠月[キッチンカウンターの前の席に腰掛ける。>>147 ほんのりミルクの香りがすると思っていたら、湯気のたつマグカップが差し出され、つい顔が綻んでしまった。 こんな状況でも空腹には正直なのが自分らしい。 ガクの前でお腹を鳴らさなかっただけ良かった。] あ、……蜂蜜入り、ね? ……ふふ。 [この甘さはミルクだけのものじゃない。 『彼』はよくお茶に蜂蜜を垂らしてくれたっけ。 身体が温まるし、美味しい、とシャワーだけでなく温まる身体に頬をふんわり染めながら、少しずつ飲んでいく。] なるほど、国民性はこだわりに繋がるものね。 だからお風呂にあんなに色々設備がある……。 あちらの空にかける情熱とも似ているのかしら。 [飛ぶのは絶対に必要だから……と呟いたところで。 気が緩んだのだろう、欠伸が我慢できなくて、慌てて口に手は当てたものの眠たそうなのは伝わってしまった様子。] (149) 2023/03/06(Mon) 21:02:50 |
【人】 天原 珠月はーい。 [寝床の場所までちゃんと教えて貰って。>>148 自分の方が年上だと思うのに、ほんのり気恥ずかしい――ガクが『彼』に似ているのは別にしても、である。 有り難く今夜はもう寝かせてもらうことにしよう。 何より睡眠を身体が欲しているのは事実だった。] 苦手な食べ物は、特にない……と思う。 私のいた世界の基準だけれど。 あら、料理人さん志望なのね。 [それは楽しみ、と眠気に頭を半分くらい支配されている故の、巫女らしくない子供のような期待の瞳を覗かせて。] おやすみなさい,ぁ……、――ガク。 [急な階段を上り、屋根裏部屋にやってくる。 ふたつ並んだベッドとその近い距離にぱちぱちと瞬きをする。 ここにガクとミツキは眠るつもりだったのか、と。] (150) 2023/03/06(Mon) 21:18:10 |
【人】 武藤景虎[柚樹の様子の変化は些細なことでも気づけるとは思っている、多分本人よりも。 昨日までのような大きな違和感はもうないものの、気づいてしまった些細な違和感は心労をかけたせいが大きいのだろうと思えば、解消はしてやりたいのだけど。 美味しいものいっぱい食べてぐっすり寝れば元気になってくれるだろうか。 昨日は寝付きはしたけど穏やかに眠れたってわけではないだろうし。 いや、食べ物だけ与えておけばいいとは思ってないよ?] 手で持って齧る系の肉は満足感あるよね。 [可食部が少くても心の充足度が違うというのはわかると頷いて。>>140 でかい肉の塊ってだけで嬉しくはなるし。 丸鶏も見たらテンションあがるけど、スペアリブでもあがるのは同じような原理だろう。 割と動物的なとこあるよね、とは既に知ってることだったしお互い様なので。] (151) 2023/03/06(Mon) 21:19:44 |
【人】 武藤景虎[火起こしの準備をしてただいまと戻れば、台所に柚樹がいて、多分同じようなことを考えてたと思う。>>141 冬休みの間毎日のように一緒にいて、離れる前に“早く一緒に住みたい“と切実に思ったことは記憶に遠くない。 その頃には料理も少しは出来るようにはなっておきたいかな。 柚樹が作れない時とかもあるだろうし。 それに、柚樹が料理してるとこ見てるのも好きだけど、一緒に作るのも楽しいので。] う……、力入ってた? [リラックスと言われて肩に力が入っていたことに気付いて、小さく息を吐く。 やっぱ慣れるしかないんだよな、とは。 今のところは切るのも焼くのも横について貰わないといけない手間はかけているけど、一緒にやるうちに覚えてはいけると思うよ。] (152) 2023/03/06(Mon) 21:19:53 |
【人】 武藤景虎空が見える範囲多いし開放的だよね。 晴れててよかった。 [テラスに出ると見える景色に感嘆の声を上げる柚樹を見て顔を綻ばせた。 外で飯食うのってなんか楽しいし美味い気がするよな、って前にも何度か言った覚えがある。 クリスマスで出されてた外国っぽい屋台だったり、年越しの屋台とかお祭感のある時もそうだけど、こうして自分たちで焼いて食べるのはまた格別なものがあるよね。 手分けして準備が整えば、テーブルには並べられた野菜と肉、セロリ入りのコールスローのサラダも増えていて。>>142 鉄板の上からいい音と匂いが漂ってくる中、そこにビールが加われば文句のつけようがない幸せな休日だなと、手にした缶を掲げた。] はは、そうだな。骨付き肉もあるし。 [確かにテーマパークで遊んだゲームコラボのアトラクションの称号は合ってるかも、と笑って。 じゃあ討伐記念で、と缶を合わせれば、ぐい、と喉にビールを流し込んだ。] (153) 2023/03/06(Mon) 21:20:14 |
【人】 武藤景虎ん、ありがと、食べる。 んん……、やば、肉めっちゃ美味い。 [切ってもらったスペアリブを受け取って齧りつくと香ばしい香りが鼻に抜ける。 たっぷり塗られたソースと肉に染み込んだガーリックとオニオンパウダーが良い感じで顔を綻ばせた。 つい前のめりに食べてしまうのは、焼肉行った時も似たような感じだったなって。 程よく焼けた野菜は甘いし、定番の玉ねぎ、人参、かぼちゃやピーマンは勿論のこと、茄子があったのも嬉しかったな。] タンドリーチキンも味付けがすごいビールに合うし美味いな。 [なるほどちゃんと下準備したいと言ってた理由がよくわかる、とはいろいろ作ってくれた柚樹には感謝しかない。] (154) 2023/03/06(Mon) 21:21:15 |
【人】 武藤景虎[最後に作ってたコールスローはサンドイッチ用も兼ねてたのかな。 おすすめされた通りに食パンにコールスローとスペアリブから剥がした肉を解して挟んでみる。 マヨネーズベースだからパンに合うし、スペアリブとコールスローの組み合わせも満足感あって、食べたことない組み合わせだけど好きな味だった。 にんにくのオイル焼きも良い感じにグツグツしてきたやつが食欲をそそるし、息で軽く冷ましてから口に入れるとホクホクした食感と一緒に旨みが広がってビールが進んだ。] 追加のビールとってくるね。 [鉄板の上をお任せしつつ、何度かビールを取りに戻ることにはなっただろうか。 まとめて持っていっておけばいいんだけど、火を焚いてはいるし温くならない方がいいかなって。] このオイルって絶対美味いのに捨てるのもったいないなと思ってたけど卵焼けばよかったんだな…… [にんにくがなくなった後のオイルや欠片の残ったアルミホイルで作ったオムレツは想像通りに美味しかった。 二人で肉と野菜をせっせと焼いては食べて、飲んでを繰り返してたら陽が落ちていくらか肌寒くなってきても、焚き火もあれば少し暑いくらいでちょうどよかったかな。]* (155) 2023/03/06(Mon) 21:21:39 |
【念】 大学生 要 薫[涙が浮かぶ顔を隠した手は落ち。 彼の唇により、雫を吸われてしまう。ぁと小さく啼いた声と、惑う瞳で彼を見つめた。指を食べる淫花は奥まで来てほしがり。変わる体勢に、ふるっと震えた。このキャンプを提案したのは自分の方だ、彼と過ごす時間が増えれば、いい。そう思ったし、二人っきりで過ごしたいと思っていたから。けど] ……寿? んっぁ [ほんの少しだけ戸惑ってしまった。 彼が自分の身体を気遣ってくれているのは知っている。知っていても堪えの利かぬ身は、悶え、性を欲しがるのだけど。少しだけ。という言葉とともに、屹立が臀部に擦りつく。 それは、以前彼と交わったときのことを思い出させた。 性行為の途中でコンドームが破けたときの事を] (!22) 2023/03/06(Mon) 21:26:50 |
【念】 大学生 要 薫……はぁ…ん 少し、だけなん? [少しじゃなくて沢山が欲しい。 そう雌の本能がいう。やぁやぁ、沢山ちょうだい。と啼いてしまいたくなる唇を指で押さえ、すりすりと懐く刀身の形を意識して、彼の熱を多く味わおうとしてその肩に片手を乗せた。甘くほぐれた箇所が、彼の雄を飲んでいく。] ……ぁ あぅ [薄皮一枚。それが無い。 直に感じる熱に震え、悶えて支える手は彼の肩を強く掴む。指で解かされていた媚肉は大きな質量を喜ぶように添う。彼の形を覚えた場所が開いていく。最初は少しだけ、いれるだけ。中で出さないから。彼はそういった。腰を揺らめかせ、自然と上下に揺れて彼の熱を出し入れしようとして] (!23) 2023/03/06(Mon) 21:28:59 |
【人】 鈴木 深江[永い時を経てやり取りはお互いに一番心地の良い距離に落ち着いている。──いや、このやり取りが一番心地よくなっているのか。 不快さはない。 強い快さがある訳でもない。 ただ穏やかに過ごす時間。 幾通りの自死を試したか等もう覚えてない。 痛みを感じない訳ではなかったが、死ぬほどの痛みなど死ぬことでの救いに比べたら些細であると思っていただけだ。勿論今もそう思っている。 どうして俺なんだと嘆いた夜もある。 不老不死を望む人間へこそこの罰のような時間を与えるべきだろうとも。 人間では行えない死に方を望み様々な化生へ挑めど死ねず、けれど他者の命を救え、役にはたてる。死にたくないと泣く"人間"に羨ましさがなかったとも言えず。もし何かが違えば自分も退治される側になっていたかもしれない。人間はすぐに死んでしまうし、少しの間姿が変わらなければ怪しまれ、仲良くなっても感謝されても、その場に留まる事などできぬ放浪はただ精神をすり減らしていく。そんな生活を繰り返していた時分に出会った狐は本当に、タイミングが良かったのだろう。] (156) 2023/03/06(Mon) 21:29:22 |
【人】 天原 珠月長く一緒にいた……。 私とアスルもそうだったな……。 [どちらのベッドを借りて良いのかまでは聞いていなかったが、女性ものらしい荷物が枕元にあるほうを選んだ。 荷物には勝手に触れず、落とさないようにだけ気をつけて。 そろりとベッドに寝転がり、天窓から空を見上げる。] ……ここも、今夜は新月なのね。 [自分がいた世界で自分が消えた夜もそうだった。 もう遠い昔のようにも、ついさっきのことのようにも感じる。 ミツキは今頃どうしているだろうか。 無事に『彼』に出会えただろうか。 あちらは、消えたあとにもお願いごとか、とか。 思ってそうだなぁ。どうだろう。 『彼』によく似たガクは、自分によく似たミツキを大切に思っているらしい――なんの運命か、だからこそ起こった何かなのか分からないけれど、どうにか元に戻さないといけない。] (157) 2023/03/06(Mon) 21:29:28 |
【人】 鈴木 深江[永く共に在ってくれるというただそれだけが、自分にとって最大の利であり、救いだった。たとえこの安寧に期限があるとしても。 この関係性に名は必要なく、ただこうしているのが良い。お互いがそう思っているからこその唯一無二だ。] (158) 2023/03/06(Mon) 21:29:37 |
【鳴】 鈴木 深江[置いて行かれるのは辛いだろうなあと思う。 だけど、天美が不死になるのも嫌だなあと思う。 俺が死ねれば、本当は一番良い。] (=1) 2023/03/06(Mon) 21:29:49 |
【人】 鈴木 深江ふふふふふ、 海苔にまかれる狐というやつが 思ったよりも面白くてなぁ。 いいな、きなこも探せばありそうだ。 餅があるくらいだし。 [謎理論だがおそらくあるだろう。明日見つけて喜ぼう。 貝の煮つけという案には喜んで頷いて準備をする。薄暗くなり少し冷えてきただろう外の空気と裏腹にあたたかく甘いかおりがコテージ内に漂う。きつね色の卵焼きがおむすびの具になって包まれたときに、「狐が巻かれたな」と笑った。 飲み物の準備も万端。金銭に余裕がある訳でもなかったからお互い自炊は必須技術である。手際よく弁当を作っていくその手の主が狐だなんて、もう気にする事はないが、改めて思うと笑えてしまいそうだ。] (159) 2023/03/06(Mon) 21:30:13 |
【人】 鈴木 深江[虫の音、鳥の声、風の音、土を踏みしめる音、 自然の中にいる気がして心地いい。] そん時は怪我が治るまで待とうか。 [笑いながら言う。きっとすぐだ。 つないだ手で狐を巻き込むことにも触れず。 こういう時に夜目が利くのは便利で少し羨ましい。永き研鑽は平和ボケに霞かけているし、そもそもどんなに鍛えたとて所詮は人の身だ。] (160) 2023/03/06(Mon) 21:30:29 |
【人】 鈴木 深江[共感を受け、奥へと進み、天辺の話にまた空を仰ぐ。確かに先も解らないしそろそろ夜も深い。適当な場所が見つかるかすらも解らないため、良い場所を見つけたらそこで休憩するのは合理的だ。 結構その場はすぐ見つかったわけだが。] ほお、 [人の手の入った広場に思わずもれたのは感嘆だ。 拒否する理由はなく胡坐をかいたそのすぐ傍に腰を下ろした。ランタン機能へ変更するボタンを押してる狐に何となく和む。どことなく得意げに見えたためだ。 あたりがほんのり照らされ、リュックを置いて布を敷き弁当を広げる。] (161) 2023/03/06(Mon) 21:30:50 |
【人】 鈴木 深江……… きれいだ。 [素直に感想がもれる。ため息交じりに見惚れていたら、今度こそ本当に弁当が冷えてしまうか。その前に天美を促した。] (162) 2023/03/06(Mon) 21:30:58 |
【人】 鈴木 深江[弁当を食べ終えるとそのまま天辺を目指すかコテージに戻るかで迷ったが、せっかくだからいけるところまで行こうかとなる。 共に歩いて、話をしたり、沈黙を楽しんだり、景色を楽しむ。 天辺にたどり着いた時にはまた空の色が変わってきていた。お互いに笑って帰るかと話し、コテージに辿り着いたのはもう陽が昇ってから。] (164) 2023/03/06(Mon) 21:32:01 |
【人】 天原 珠月[しかしまぁ、それにしても。] ……。 …………このベッド、柔らかさ具合が良すぎる……。 [この世界、もしや寝具にもこだわりがありすぎるのではないか。 恐れおののきながら、いつしかぐっすり眠りの中へ。*] (165) 2023/03/06(Mon) 21:32:06 |
【人】 鈴木 深江[泥のように眠るならベッドより、ということで。 ロフトでの狐布団の確保に成功したのだった。 お互い汚れているなら何の問題もない。 ここにある布団類には問題があるかもしれないが…。 疲労のまま風呂は危ない 起きたら風呂に入ろうという話をして、…] (166) 2023/03/06(Mon) 21:32:17 |
【鳴】 鈴木 深江[山の天辺や、帰ってきた後。 自分の空腹は弁当でだいぶん満たされていたけれど、 天美の方はそうではなかっただろうから。 ちょいちょいと相手にも飯を食わせた。 どれくらい食われるかは天美次第であったが。] (=3) 2023/03/06(Mon) 21:32:27 |
【人】 鈴木 深江[まあいいかと思うものの腹は減る。 しかしすぐ起きるのも何となく勿体なくて、 デカい狐のモフに顔を押し付ける。 命助かる…。(ブラックジョーク) ゆるゆると毛を撫でていると、 思わず浮かぶのは笑みだ。ふふ。 天美が起きるまではモフを堪能する気持である。 あ、前足。 持ち上げる。 ぱたん。 落とした。 ふふ。(※素面) このサイズの狐を見るのは久々だ。 住んでいる場所では狭いし目立つため。 なので久々を堪能している。] (168) 2023/03/06(Mon) 21:33:00 |
【念】 大学生 要 薫…はぁ …ん 少しだけ…なんて無理やんっ 搾りとったるっから ! [唇は妖艶に笑い。 そのまま、彼の熱源を扱くように腰を振りだそう 卑猥な音が波うつ湯船の中から溢れだす。彼の精を搾りだそうと動く腰は彼の雄を咥えては上下に揺れて。そのまま絶頂まで我儘に蹂躙しようとするが。] (!24) 2023/03/06(Mon) 21:33:07 |
【人】 鈴木 深江[もう一度前足を持ち上げる。 手のひらをよく眺めた。 肉球はとても硬い。野生動物のそれだ。 爪も別段手入れをしているわけではないためごつごつしている。…爪の先を指でなぞる。親指の腹にあてた。力を入れると穴が開くかもしれないなと思う。*] (169) 2023/03/06(Mon) 21:33:13 |
【念】 大学生 要 薫…… [そう、本来なら煽って煽り倒して 際限なく求めさせたかった。けど、彼に抱かれる事を覚えた身体はこらえ性がきかなくて、先ほど一度抱かれたせいか、奥が精液を、彼を欲しがってやまず。足りなかったのだとばかり、揺れる腰の奥で啼いた。湯舟が波打ち、浴槽からお湯が溢れでる。 そんな中、涙を零し。堪忍をまた自分は綴り。 哀願を見せる唇は] ……達也……ぅ …奥に きて … [彼の唇へ噛みつき。 奥に彼の熱を迎え入れようと腰を浮かす。 自分で良い処を当てるよりも彼に抱かれる方が気持ち良いと覚えた身体は1人善がりより彼との性交を求めて、抱かれたがり・ 最奥で鈴口とキスをしようとした*] (!25) 2023/03/06(Mon) 21:33:50 |
【独】 鈴木 深江/* 当たり前のようにたまごおむすびはおいしくいただきました もぐ 天美の文章がずるすぎてずるい あまみ〜〜〜〜〜すきだ〜〜〜 泣いちゃうんだよなあ 愛であふれている… (-124) 2023/03/06(Mon) 21:36:18 |
【秘】 大学生 要 薫 → 大学生 寿 達也ん?ああ、寿おかえりやで……? [何かがおかしい。 パンが焼けた頃、ドアが開く音がして彼がかえってきた。トーストと冷蔵庫にあった牛乳にハム、後は野菜でええやろか。と思っていたときだったか。外に出かけていた彼を笑顔で迎えようとして、固まった彼に出会った。 いや、恰好的には驚かせたかったから。 いいんやけど。……ええんか] ……え [何故か無言で寝室に入っていった彼を見送り。 目をぱちくりさせた。もっとこう違う反応を期待していたというか、どういう反応なんやという戸惑いがひとつ。とりあえず、トーストが焦げないようにお皿の上に置いたところで、シャッター音に気付いた。] (-125) 2023/03/06(Mon) 21:36:32 |
【秘】 大学生 要 薫 → 大学生 寿 達也…えっと……? [え、どういう状況。 なんで喋らへんの。彼が写真を撮るのは不思議な事ではない。昨日だって撮っていたし。やけど、かえってから一言もしゃべらず写真を撮るってどういう状況とただ戸惑っていたが。 彼の手が伸びて、セーターの隙間を指が這えば] ……やっ、ぁ まって…ぁぅ [撮影会なのだと何となく理解した。 いやそれにしても、何で喋れへんの。が先にくるけど。彼を煽るのはお手の物だが、それは対話というやり取りがあるからこそで、全く喋らない彼に対して何を言えばいいのかもわからずにいたが、ふと思いつき] (-126) 2023/03/06(Mon) 21:37:45 |
【秘】 大学生 要 薫 → 大学生 寿 達也寿…ぃ 何か喋ってや。 しらん人に …撮られているみたいで [戸惑う。と不安げを装う声音でそう告げた。 そして手はセーターの裾を引っ張り、太腿までずらされた下着を戻そうとした。其れは、彼からすればきっと珍しい行動だっただろう。抱かれたときに見せる姿によく似たそれを覗かせ、彼の視線に犯された肌は火照り、少しばかり大きくなった熱源のせいでうまく下着を戻せないでいる。 そう装って。 レンズ越しの彼を見た*] (-127) 2023/03/06(Mon) 21:38:08 |
【赤】 一匹狼 “楓”[開くとは思っていなかった扉が開いて、楓は戸惑って顔を背けた。>>*37 似ている。>>*39 そう表現されて横目で彼女を見て、少し考え込んで、また目を逸らす] 在るべき場所、…… [人間だった頃なら、疑いの余地もなくそうだっただろう。 けれど人間でなくなった今は? そこに留まりたいがために多数の人間を犠牲にしてきた今は? それでもそこは在るべき場所なのだろうか。 そうではなくなったとわかっているからこそ、自分が変わってしまったことを隠し、重ね続ける罪を隠し、必死にしがみついている。 それこそが現実なのではないか] (*40) 2023/03/06(Mon) 21:44:46 |
【赤】 一匹狼 “楓”……椿……、オレはさ。 夢を見たんだ。 人狼殺して生き延びた、その夜に。 [楓はおもむろに口を開き、吐息のような声で語った。視線は逸らしたまま] 狼になって、身近な人たちを喰う夢だ。 友達も、惚れた女も、親方も、仕事仲間も。 誰喰っても美味くて、こんな美味いものは初めてだって、 一人も残さないぐらいの勢いで喰い続ける夢。 それで夢中になってるうちに銃声が聞こえて、 目の前が真っ暗になって……目が覚めた。 (*41) 2023/03/06(Mon) 21:45:00 |
【赤】 一匹狼 “楓”最悪な夢だった。……けど、 [一度言葉を切って、息を小さく吸い、ゆっくり吐き出す。それから静かに言葉を続けた] 本当に最悪だったのはその後…… 故郷に帰って、実際にみんなに会ってからだ。 誰を見ても食欲しか感じられなかった。 みんな本当に美味そうだったよ、 すぐにでも食べたいぐらいに。 それで確信した。いつかオレは“やる”んだ、って…… [悪夢はただの夢ではなくて、予知夢にも近いもの。>>0:431 身近な人たちに抱いていたどんな感情も全て“食べたい”に侵蝕されていた。 あの瞬間に何もかも失った気がしたのに、なぜ、まだそこにしがみついているのだろう] (*42) 2023/03/06(Mon) 21:45:22 |
【赤】 一匹狼 “楓”……誰も食べたくなかった。 そんなことしたらオレも死ぬ、って 思ったのもあるし…… みんな、殺したくない人たちだったから。 だからせめて、腹が減ってなけりゃ 喰いたい気持ちも落ち着くんじゃないかって…… ……それが最初なんだよ。 [人狼から受けた傷の治療を理由に休暇をもらって、そのまま旅に出た。そして旅先で飢えを満たして、もう一度故郷へ戻り──その方法で御せると知ったのだ。 それからずっと続けている生活は、本当に……“在るべき場所”に留まるためのものなのか? 自分の正体が、やってきたことが知られたら殺される。>>*11 そうまで思っていて、本当にそこが在るべき場所なのか。]** (*43) 2023/03/06(Mon) 21:45:41 |
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