人狼物語 三日月国


81 【身内】三途病院連続殺人事件【R18G】

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


恋心:ニエカワセナハラ

[犠牲者リスト]
アユミ

二日目

事件:幽界の歪み

本日の生存者:ハルカゼ、メイジ、ニエカワ、フジノ、ロク、ミロク、セナハラ以上7名

【独】 焦爛 フジノ

激しくなる雨風を聞きながら。
少女は腹の前で祈るように手を組み、じっとしていた。
(-0) 2021/06/30(Wed) 21:00:34

【秘】 商人 ミロク → 発熱 ニエカワ

「確実な方法は治すことです。
 ですがこれは病院にいる方々と同じ意味ではありません。
 無駄死には褒められたことではない。
 その気持ちだけで動くにはあまりにも拙い。拙すぎる。

 薬で眠らせるという思考からでた理由としては、必死さが伝わりませんでした」

そう告げると、鞄の中から一つとりだす。
紙に包まれた"粉の薬"のようなものだ。

「熱は下がるかは知りません。
 身体の痛みやだるさが軽減される薬のようです。
 それは正気を一時的に失うことになりますが、
 次第に意識を眠りに誘わせることができます。
 あなたは、申し出どおりこの薬を取引することができますが…

 どうしますか?」

男が取り出すのは、ちまたでいう【阿片】だった。

もっともそれを田舎の少年が知っていると思わない。

それを使うことが正しいか正しくないか、"治療"であるかなんて考えていない。
一時の気の楽を与える薬として適している事を男は知っていただけだ。
(-1) 2021/06/30(Wed) 21:05:34

【人】 焦爛 フジノ

湿っている服を纏ったまま。
打ち付けられた雨戸の向こう側から漏れ聞こえる音を聞きながら、フジノは静かに座っていた。

家は残っているだろうか?
……川からは離れていた。
崖が崩れていなければ、残っているだろう。

結われた髪はまだ解かれず、櫛も通されていない。
まだ、触れる人はフジノの前に戻っていない。
(0) 2021/06/30(Wed) 21:20:26

【見】 流転 タマオ

「……」

 クレイシはまだ子どもを探しているのだろうか。己は既に別の大人に連れられ避難したものと考えているが、彼も分別のつかない子どもではない。やめ時は弁えているだろう。強いて懸念をあげるなら、精神が少々不安定な点か。
(@0) 2021/06/30(Wed) 21:23:01
タマオは、外に顔を向けて呟いた。「音が止まないな……」
(t0) 2021/06/30(Wed) 21:23:53

【秘】 遊惰 ロク → 療育 クレイシ

「だなァ」

 心を擦り減らした看護師に笑いかける。
 男が今、笑い顔の下に隠したのは怒りであり、憎悪であり。
 ハッキリとした侮蔑だった。
 
――笑わせる。大人はガキを守るモンだろうが。
嘗て守られなかった少年は胸中で吐き捨て、一つの決意をした。


「――可哀そうに」

 嗤う。その拍子、十字架が揺れた。▼
(-2) 2021/06/30(Wed) 21:40:05

【秘】 遊惰 ロク → 療育 クレイシ

「おっちんじまったかもなァ、チサチャン」
(-3) 2021/06/30(Wed) 21:40:11

【秘】 遊惰 ロク → 療育 クレイシ

「――ガキの好奇心はこえェよなァ。
 『あれナニこれナニどうなッてンダロ』、
 ちいさくてやわこい体でどこにでもいっちまう。

 お前サンもさぞかしタイヘンな思いをしてンだろォなァ。
 言うこと聞きゃァしねェガキの面倒みてやって、
 必死ンなってアチコチ駆けずり回ってやって。

 ビャクエの天使サマだもんなァ、
 ブジに見つかるまで気が気じゃねェわなァ」


「――ケレドモシカシ、探せど探せど見つからねェ。
 溢れかえった水の中は探したかい? 崩れた土の下は?

 あァア、お前サンのせいだねェ。
 ちいせェガキから目を離したお前サン。
 言うこときかせらんなかった大人のお前サン。

 齢七つのカワイイカワイイチサチャン、
 キット今ごろ賽の河原で泣いてらァ」


「――優しい優しい天使サマ、     
ハハ、フタをあけりゃァ鬼畜生ってか」
(-4) 2021/06/30(Wed) 21:41:35

【秘】 流転 タマオ → 遊惰 ロク

「勿論入ります。あなたも市民です」

 迷いは欠片もなかった。

「とは言え己は食料と言える物は所持していない。
 取引等々の土台にも立てません」

 駐在所にならこっそり自前の物を置いていたのだが、取りに行けるものでもない。無意味な仮定はすぐに形を失くした。

「明日明後日程度なら同じことを言えるでしょうね。
 七日を越えれば多少意志は弱るかと」

 彼はあなたの発言の意図がよくわからなかった。理想と現実が合致しないのは当然のことである。

「五日はもたせたいものです」

 揺れた十字架を眺めつつ。真に迫ったような、しみじみとしたような、妙な雰囲気で宣言した。
これはね、深く考えていないやつ。
(-5) 2021/06/30(Wed) 22:02:12

【秘】 温和 セナハラ → 技師 アユミ

真っ先に首を落とした。
薬の効きが甘かったのか、僅かに身じろいだ瞬間が忘れられない。

「……やっぱり僕だけじゃ無理ですよ、アユミさん」

死体は黙したまま、手術台に横たわっている。
(-6) 2021/06/30(Wed) 22:02:48

【秘】 温和 セナハラ → 技師 アユミ

あの時よりも、ずっと上手くなった。
場所も道具も揃っている。
手際だって良くなった。

関節にメスを入れ、靭帯を断つ。
皮膚を剥ぎ、骨から肉を外していく。
なるべく、細かくしなければならない。
身体の部位や大きさを悟られないために。
(-7) 2021/06/30(Wed) 22:03:26

【秘】 温和 セナハラ → 技師 アユミ

「……もう平和な筈なのに」

「どうしてなんですかね」

「ねえ」

「アユミさん」

死体は黙したまま、肉になる。
(-8) 2021/06/30(Wed) 22:03:56

【独】 流転 タマオ

実際どれくらいもたせられるのだろうな。大人になってからは飢えていないから。子どもの時に餓えていたような気がする(明確に記憶にない)のはそうなのよね。空腹も満腹も置いてきている。
(-9) 2021/06/30(Wed) 22:07:55

【神】 温和 セナハラ

>>ロク、ミロク【貯水槽】

各部屋に必要な物を届け、その流れで男手を呼び出した。
三人で屋上へ繋がる扉の前に集まっている。
足元には、ブリキのバケツやタライが幾つか置かれていた。

「……これから貯水槽の水を汲みます。
 砂や枝を濾過して、沸かせばまだ使える筈です。
 終わったら着替えて、交代で沸かしましょう。
 調理室のガスがまだ残ってますから、そちらで」
(G0) 2021/06/30(Wed) 22:18:31

【独】 遊惰 ロク

/*
糾問対象のところ、こういうふうになっています

糾問:アユミ(故人) [変更]


いやすぎる 名前の後ろに親切心という名の悪意がついてる
(-10) 2021/06/30(Wed) 22:39:54

【赤】 温和 セナハラ

トントン、控えめに扉を叩く音がする。
一階のとある部屋の前に、男は立っていた。

「……メイジくん、起きてますか。準備が整いました」

普段よりも強い消毒液の匂いを隠しもせず、
ただ笑みを張り付けている。
(*0) 2021/06/30(Wed) 22:42:22

【赤】 被虐 メイジ

「……はぁい」

若干の間のあと、気の抜けた返事が返ってきた。
扉を開けると、強い消毒液のにおいに思わず鼻をおさえた。

「わ。……どこでやるの?」

メイジはそっと扉を閉めて、あなたに着いていく。
(*1) 2021/06/30(Wed) 23:14:18

【秘】 遊惰 ロク → 焦爛 フジノ

「無理はしてねェなァ」

 顔を背けた少女には男の声だけが届く。
 声だけでは恐らく、本当とも嘘ともつき難い。

 その後に言葉をかける。

「それよかおれァお嬢サンの細さのが気になるねェ。
 針金みてェな腕しちまって。
 うちでちゃんと飯は食ってンのかい」
(-11) 2021/06/30(Wed) 23:17:20

【人】 被虐 メイジ

こっそり手当てしてもらい、包帯で覆われた個所が増えた。
腕を擦る。これでわざわざ手で隠す必要もなくなった。

「(勝手に救急箱持ってったの、センセーにバレたかな……)」

村に住んでいたころ、勝手に借りていこうとして
見つかったことが何度かあった。
不自然にできた傷から、事情を知られたくなかったからだ。
(1) 2021/06/30(Wed) 23:18:44

【独】 被虐 メイジ

とりあえず肩書被虐にしといたけど
もし誰か殺す時、加虐になろ
(-12) 2021/06/30(Wed) 23:21:01

【人】 被虐 メイジ

>>フジノ
「フジノ〜。さっきはハンカチありがとーね。
 なんもしないでただ座ってるの暇じゃない?」

メイジは、なにかカラフルなものを手に持ってきた。
ただでさえこの天気、閉鎖的な空間。気が滅入ってしまいそうだ。

「これであそぶ?」

手に持ったそれは、よくみればお花の形をしたおはじきだった。メイジはいつもひとりで遊べるように、こういったものを無駄に持ち歩いていた。
(2) 2021/06/30(Wed) 23:28:52

【独】 流転 タマオ

メイジ〜〜〜〜〜〜〜〜肩書〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
(-13) 2021/06/30(Wed) 23:39:06

【秘】 遊惰 ロク → 被虐 メイジ

 置いたまま動かせなかった手でそろりと白髪を撫ぜた。
 開いた片目、笑んだ表情にニカリと笑いかける。

「どォいたしまして、こンくれェ安いモンだ。
 ――必要になったらいつでも呼びゃァいい。
 “かすり傷”で死んじまったら浮かばれねェだろ」

 それから、暫く。二人で話でもしたかもしれない。
 その日、男はそれ以上、
 少年の傷について触れることは無かった。
(-14) 2021/06/30(Wed) 23:45:22

【秘】 商人 ミロク → 遊惰 ロク

「わかりませんか?」

既に"商人"としての顔をしているつもりはない。
顧客を平等に見て、金銭というわかりやすい単位で自分の商人の価値を示してきた。
何よりもわかりやくす、ミロクでいられるものですから。


「私、困っている人か悩んでいる人にしか興味がないんです」



「食べ物の供給、取引の内容に含まれます。」

「私が死ぬこと、取引の内容に含まれます。」

「あなたが死亡、それは価値になりません。」

「子供達の生存、それは価値になりません。」




「どれも、"今"の段階では、です」

「善いことか、正しいことかを判断する際の根拠を、
 あなたの言葉を使えば、そうですね、説得してください。
 面白ければ、それを対価として取引しましょう。

 普段は、既に一つぐらいなら良いのですが……。
 命までかかっていますと、今後の商売に関わりますから。
 ゆっくり、お話ししましょうか」
(-15) 2021/06/30(Wed) 23:45:25

【秘】 流転 タマオ → 技師 アユミ

 タマオは思考した。己に“誕生日”の概念は存在しない。が、この文化が広まり始めてから誕生日を作るようにしていた。訪れた日をそう定めたこともあったし、立ち去る日をそう定めたこともある。

 今回は本来であれば、“何でもない日常の中での、ほんの少しの特別な日”程度になる予定だったのだが。己の虚言を理由に無用はさせたくはない。大変手前勝手な思考でしかないが、これが己の気質だと開き直っている。
(-16) 2021/07/01(Thu) 0:14:07
タマオは、呟いた。「己は警官に向いていない」
(t1) 2021/07/01(Thu) 0:14:24

【秘】 流転 タマオ → 技師 アユミ

 生前のことをはっきりと覚えているわけではないが、己は警官ではなかったのだろうと考えている。この瞳を持っていて、公務に就けるわけがない。

 幾度姿を変えても、右目の青は変わらなかった。己はこの瞳を自慢に思っているが、付随する印象は少々疎ましく思わないでもない。御客人の青年に言ったことも、すべてが偽りというわけでもないのだ。
(-17) 2021/07/01(Thu) 0:14:57
タマオは、“警察官”に憧れを抱いている。
(t2) 2021/07/01(Thu) 0:15:39

【秘】 流転 タマオ → 技師 アユミ

 己は見様見真似でそれらしく振る舞っているだけでも、存外満足している。ただ、己の行いが誰かの生の妨げになることはいただけない。
  、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、
 彼らが理由で彼らが死にゆくことは全く構わないのだが。
(-18) 2021/07/01(Thu) 0:21:49

【秘】 流転 タマオ → 技師 アユミ

「……誠に、己は警官に向いていない」
(-19) 2021/07/01(Thu) 0:23:21
タマオは、考え事をしている。答えはまだ出ない。
(t3) 2021/07/01(Thu) 0:24:19

流転 タマオは、メモを貼った。
(t4) 2021/07/01(Thu) 0:30:22

【独】 流転 タマオ

タマオはお祝いで食料をわけられたり、働かなくていいよをされるのは本意ではないのだわ。それならどうすればいい? 答えが出るのは多分もうすぐ。
(-20) 2021/07/01(Thu) 0:33:10

【秘】 焦爛 フジノ → 遊惰 ロク

「なら、なんで……からかってる?」

立ち去る事はない。落ち着かなさそうに前髪を引っ張ったり、
腹の辺りを摩ったりするだけだ。

「……食べられる時は。ちゃんと、食べるように、してる」

満足に食べれない事の方が多いけれど。
わざわざ伝えるものでもないだろう。

手足の細さの割にやや膨れた腹は。
栄養失調時に見られるもののようにも、見える。
(-21) 2021/07/01(Thu) 0:36:26

【独】 温和 セナハラ

アアアアアアアアアアアアアア肩書

肩書

メイジ
(-22) 2021/07/01(Thu) 0:51:56

【秘】 遊惰 ロク → 商人 ミロク

 クルリクルリ、相変わらず人を指した儘。

「……弱いモンが好きってか。
 ハハ、人が悪いなァ。ンや、悪い人かねェ。
 どっちにしろ、ロクでもなさそうだ。
 おれァ、こえェひとに声をかけちまったかなァ」

 戯れる様にツラツラと言葉を並べ。
 突然止めた指先で、眉間をヒタリと指し示す。

「“面白ければ”ねェ……そういう喋りならまァ、
 まったくの門外漢ってわけでもねェが」

 パッと手を開く、掌を下にして。

「兄サン、その目で見たことはあるかい?
 ――よってらっしゃい、みてらっしゃい。
 決してソンはさせねェさ、奇跡をトックとご覧じろ――」

 ヒラリと黄の瞳の前で手を振る。
 白く光る小さな石は、影も形もなく。どこかに消えていた。

「“タネも仕掛けもごぜェやせん”」
(-23) 2021/07/01(Thu) 0:55:34

【人】 焦爛 フジノ

>>2 メイジ
ぼんやりと外に向けていた意識を貴方へ向ける。
自然と、場違いにも見えるカラフルな玩具に視線がとまる。

「……よく、そういうの、持ってたね」

既に都会に出て大人に混じって働いている貴方が可愛らしいおはじきを持ち、誘いに来るのはどこか不思議な気持ちにさせた。

黙って近くの小机の上にあるものを横にどかし、片付ける。
肯定の言葉は返していないが、おはじきをするための行動だというのは察する事ができるだろう。
(3) 2021/07/01(Thu) 0:56:14

【赤】 温和 セナハラ

「手術室ですよ。後は細かくするだけなんですが」

重い足取りを隠しながら進んでいく。
消毒液の中に、血や脂の臭いが混じっている。

「臭いが少しきついかもしれません。
 三角巾がありますから、そちらを使ってください」

……既に、食肉に見える段階までは処置を終えていた。
(*2) 2021/07/01(Thu) 0:59:12
焦爛 フジノは、メモを貼った。
(a0) 2021/07/01(Thu) 1:01:34

【独】 流転 タマオ

タマオ、肉体がない都合上己を肉として差し出せない点でも殺されたくはないんよな。徒労にさせてしまうから。本当に生きていても殺される気はさらさらないけどね。こいつ図太いのだわ。
(-24) 2021/07/01(Thu) 1:09:45

【秘】 温和 セナハラ → 被虐 メイジ


/*
ところでさ……アンタ、殺したい子いるかしら?
アタイ殺せそうな子がいなくて困ってるわ
恋未練の霊圧感じないのよ

ちなみにアタイは殺されに狼窓来たけど、アンタが殺されたいならアタイ…殺すわ……
(-25) 2021/07/01(Thu) 1:20:00
は、メモを貼った。
2021/07/01(Thu) 1:45:40

【秘】 遊惰 ロク → 焦爛 フジノ

「からかってもねェさ」

 チラリと少女の体を見て。
(――そいつは、食えねェときがあるってこったなァ)

 着地に迷った視線は、最終的には細い手首へ注がれた。
 右の指で飾りの十字架を弾く。

「そいつはいい。食えるときにたんと食わねェとなァ。

 ――と、ズイブン立ち話に引きとめちまった。
 おれァそろそろ仕事にいこうかな」
(-26) 2021/07/01(Thu) 1:51:32

【神】 遊惰 ロク

>>G0 【貯水槽】
「はいよ、大仕事だなァ」

 バケツの取手に手を掛けながら軽快に返事をする。
 濡れ汚れするのが明らかな為、上着は部屋に置いてきた。

「気張ろうや、おふたりサン。……三人しかいねェし、
 バケツリレーよかそれぞれ汲んだ方がはやいかねェ」
(G1) 2021/07/01(Thu) 3:06:42

【秘】 発熱 ニエカワ → 商人 ミロク

「睡眠薬とは……ちがうの?」

この粉は 元気になるが、一時正気を失う特殊な睡眠薬……という事でいいのだろうか?
自分が眠ってしまっては意味がない。
世間知らずの少年に麻薬の知識があるわけはないが、これを先生に飲ませていいものか少し悩んでいるようだ。
(-27) 2021/07/01(Thu) 3:25:07

【秘】 発熱 ニエカワ → 被虐 メイジ

「………、……──アキラ…?」

目が覚めるとそこはいつもの病室で、隣にいたはずの"友達"はいなかった。

夢だったのだろうかとしょげた様子で身支度を整える。

少年は貴方を探して病室を出るだろう。
(-28) 2021/07/01(Thu) 3:28:03

【秘】 商人 ミロク → 発熱 ニエカワ

「…………」

正しい"症状"はしってる。
正しい"効能"はしらない。

さて、どう説明しようか?
この男は対等に取引をしたいだけであり。
あなたを勘違いさせたいわけでは無かった。

「ええ、違います」

はっきりと告げる。

「身体が楽になったあと、
 正気を失うという効果にいくらか症例があります。
 それこそ、快楽を得る方も、
 心地よい眠気におそわれてそのまま落ちる方がいます。
 どちらにしろ、あなたを止める気が起こらなくなります。

 リスクのある"薬"ですね。

 あなたが服用するときは……楽になりたいときでしょう。
 気分が楽になって安眠したいとき。
 どこかに行くかなんて考えられない時。
 症状が治るとされているのも本当ですよ。
 途端健康になって安心をさせられる可能性もあるでしょう」

それに伴う、後遺症をしってる。
持続して使いすぎれば毒になる。
だが、―――――間違いだとは思わない。
(-29) 2021/07/01(Thu) 8:10:00

【秘】 商人 ミロク → 発熱 ニエカワ

「すみません、あなたに合いそうな薬は、
 こちらしか持ち合わせていませんでした。
 効能も目的に合うこともできないかもしれませんが、

 必要であれば。
 あなたの言い値でミロクが取引しましょう」

ここではじめて男の頬が緩んだ。
あなたとの取引を、会話を。
面白そうに感じた時に出る笑みだった。


/* マジレスふわっと阿片。
医療薬としては流通している。
一度飲むだけでは高揚感とほどよい倦怠感、一種の快楽を感じることが出来る。
高用量の摂取では昏睡や呼吸抑制を引き起こす。
つまり眠るだけもあれば、運が悪ければ死に至ることもある。
習慣性や、濫用による健康被害など、麻薬としての特性があり、複数の服薬で中毒死に至る。

以上副作用、この村での共通の確定ロールは。
【阿片がきいている間は、夢のような気分で、なにもしたくなくなります】

(-30) 2021/07/01(Thu) 8:12:14

【秘】 商人 ミロク → 遊惰 ロク

「弱い者、いいえ。それは違います。
 悩んでいる人のその考えと、理由と、心が好きなんです。
 人に寄り添う感情、我を通す信条。
 己の求める生活や生き方の中で障害にぶつかったとき。
 どのような選択をとるのか。
 倫理に則った行動をとることができるのか。

 私はそれを知ることが好きです。
 非人道的なことはあまり好みません。
 これでも平和主義ですから」

なんとも、表情に似合わない、文言。

面白ければ、などただの会話でいい。すべて"自分"が決める事。
他人が決める"自分"の価値がわかるのは、金銭のみ。
そう、思っている。


「? おや」

きょとんと、珍しいものをみるように。
猫のように手の動きににつられて視線を動かす。
しばらく眺めて、首を横に倒し、白い石を探そうとしたが見つからない。

「面白い奇術ですね、こんなに近くで見た覚えはありません。
 娯楽とは離れて生きていましたから」
(-31) 2021/07/01(Thu) 8:24:38

【神】 温和 セナハラ

>>G1 【貯水槽】

「その方が良さそうですね。
 どうせ壊れるので傘は使わずに。
 場所は僕が先に行くので、後ろをついて来てもらえれば」

バケツを二つ手に持った。
重い扉を開けた瞬間、強い雨と風が入り込んでくる。

「……行きますよ。足元には気をつけて!」

落ち葉や枝だらけの屋上を、足早に進んでいく。
向かう先には粗末な貯水槽がぽつんとある。
蓋を開ければ汲むこと自体は容易い筈だ。
(G2) 2021/07/01(Thu) 9:27:22

【憑】 技師 アユミ

ここ数時間、山口歩美の姿は見られていない。
何時から姿を消したのか、
どこへ行ったのか、どうしているのか。

少なくとも、彼女は約束を破るような人間ではない。
それは村人なら、誰もが知っている事だ。
(4) 2021/07/01(Thu) 9:59:53
警官 ハルカゼは、メモを貼った。
(a1) 2021/07/01(Thu) 10:12:32

【人】 商人 ミロク

>>2 >>3 おはじきだ。

乾いた上着は羽織らずシャツの姿で現れた男は、
この病院内では特段若いだろう二人に視線を移す。

おはじきなどいつの間見ていないだろう。

……。

いくつか近づき、それを眺めるなどをした。
そして一度どこかに離れたと思えば戻ってくる。

背の高い男が近づくことで机に影を作る。
その影は無言かと思いきや言葉をかけた。

「これでも、どうぞ」

古ぼけた紙で作られた、
少ししけっているからか歪んでい、、
おはじきをいれられるだろう小さな紙で折られた箱。

二つ置いて、そのままどこかへ離れていっただろう。
(5) 2021/07/01(Thu) 10:45:58

【人】 発熱 ニエカワ

>>セナハラ
「……セナハラさん」

いつの間にか貴方の後ろにいた少年は、いつものように服の裾を控えめに引いて貴方を止める。

「今、忙しい……?」
(6) 2021/07/01(Thu) 10:59:57

【人】 温和 セナハラ

>>6 ニエカワ

「……ん、どうしました?」

いつもより消毒液の臭いが強かった。
振り返れば、表情には疲れが滲んでいる。
それを隠すように笑いかけた。
(7) 2021/07/01(Thu) 11:09:18

【神】 商人 ミロク

>>G2 【貯水槽】

腕まくりをしながら首をならす。
既に準備がされている道具を掴んで、共にいる二人を見た。

声を聞き、外の惨状に。
わかりやすく、面倒くさそうなけだるそうな表情を見せて。

「早急に、片付けましょう」

表情を戻した。
(G3) 2021/07/01(Thu) 11:18:19

【神】 商人 ミロク

>>G3 【貯水槽】

バケツを持つ手は一つだ。
効率より、正確さと被害の少なさを案じての選択。

一歩、足を踏み出して、見つめるは先陣を切っている男。
なれている手つきや足取りを見ながら、落ち葉や枝を蹴り飛ばし目的地にたどり着く。

水の重さは想像以上にある。
悪天候の中の水くみなど、ひとしおに。

一度で終える事を考えず水を汲めば手のしびれを感じる。
あまり動かしてないな、最近。そんなことを考えた。
(G4) 2021/07/01(Thu) 11:19:50

【秘】 遊惰 ロク → 商人 ミロク

 フゥン、と鼻を鳴らす様な相槌。
 何にせよ趣味は悪いしロクでもねェなァ、と思っている。

「おれァこれで食ってたのさ」

 両手を重ね、一度軽く振ってから――片方の掌を向ける。
 そこには元通り、白が輝いていた。

「マ、稼いだ銭はぜんぶこいつらにしちまったし
 二度と人前で披露する気はねェ。
 シカシまァ、見せンのが手っ取りばやいからなァ」

 震え出した手を隠す様に、
 石ごと上着のポケットに突っ込んで薄く笑う。

「――あァ、そろそろ雨漏りを見にいかねェと。
 悪いが今はこれにて。続きは次回、乞うご期待。

 ……食いブチ減ンのもはやいに越したこたねェだろうし。
 近いうちにまた話そうや」
(-32) 2021/07/01(Thu) 11:29:51

【秘】 遊惰 ロク → 商人 ミロク

 ――過去形の言い回し、震える手とは裏腹に。

 消えた石を探す仕草を見る瞳はどこか楽しげ、満足気に。
 ついでに優しげな気配ものせて、柔く笑んでいた。
(-33) 2021/07/01(Thu) 11:46:46

【人】 発熱 ニエカワ

>>7 セナハラ
「アユミ先生見なかった……?
 いつもの薬が今日はおいてなかったから……」

いつもよりも消毒液の匂いが強いことに気付くと相手の顔をよく見る。

「大丈夫……?疲れてそうだけど……」

この状況で疲れていない方がおかしいかもしれないが、疲れを隠して笑う貴方を純粋に心配しているようだ。
(8) 2021/07/01(Thu) 12:16:12

【秘】 発熱 ニエカワ → 商人 ミロク

「そっか……」

これしかないのなら仕方がない。
正気を失うというのがどんな状態を指すのかぴんと来ないが、疲れが取れて、そのうち眠ってくれるなら目的に支障はないだろう。
むしろ普通の睡眠薬よりいいものかもしれない。

「えっと、これじゃ足りないかな……?」

ポケットから子供の小遣い程度の金額の硬貨が差し出される。
(-34) 2021/07/01(Thu) 12:20:26

【神】 遊惰 ロク

>>G4 【貯水槽】
「だよなァ、一度やってみたかったンだがなァ。
 マ、またの機会にするか。こねェのがイチバンだけども」

 緊張した風でもなく、手に提げた空のバケツを揺らす。
 ひょろりと細い腕で二つ目も手に取ろうとしていたが、
 商人が一つきりなのを見てそれに倣う。

「ハハ、風神サマが怒ってらァ。
 ンじゃァ雨除けヨロシクなァ、おふたりサン」

 この天候だ、雨除けになどなる筈もない。
 軽口を叩いて、二人の後ろを着いていった。
(G5) 2021/07/01(Thu) 12:39:04

【神】 遊惰 ロク

>>G5 【貯水槽】
 中身の入って重くなったバケツを抱えて戻る。
 容赦なく吹き付ける雨が目に入り、一度強く瞑った。

 その瞬間、一際強い風が吹く。

 ――フラリと傾いだ体。済んでのところで立て直す。
 バケツの中身を確認する。水は零れていない。
 再び足を動かす。水を運ぶこと以外、何も考えなかった。
(G6) 2021/07/01(Thu) 12:41:19

【人】 温和 セナハラ

>>8 ニエカワ

「……実は僕も手術室で作業をした後、見ていないんです。
 今日のお薬は僕が用意しておきます」

カルテを見ればどの薬か書いてあるだろう。
ナ行のカルテはどの辺りだったか、
そう考え込んだ意識が貴方の声で浮上した。

「すみません、慣れない仕事をしたものですから。
 アユミさんに麻酔の使い方を叩き込まれてですね……」

一人で執刀できるようにと、
急拵えであるが麻酔の扱いを教え込まれていたようだ。
(9) 2021/07/01(Thu) 13:31:04

【神】 温和 セナハラ

>>G6 【貯水槽】

力仕事には慣れているのか、
水の入った二つのバケツを難なく運んでいく。

「傷む前に飲む事を考えれば、これくらいで良いでしょう。
 一階に降りましょうか。鍋は出してあります」

屋内に入ればバケツを床に置き、額の雨粒を手で拭った。
それらを両手で持ち直し、再び進んでいく。
向かう先には、小さな調理室がある。
(G7) 2021/07/01(Thu) 13:41:57

【秘】 商人 ミロク → 発熱 ニエカワ

「構いませんよ、あなたが差しだそうとしてくれた金銭に価値がありますから」

この男は、一度も金額に価値があるとは言わない。

「"次"に取引ができたのならば、睡眠薬も取り揃えましょう。
 もっとも、治ってほしいのが本心ですよ。
 いかに、治らない病気と言われていても。
 望むだけならタダでしょう」

そう告げて、小銭をありがたそうに受け取り。
広げれば手のひらに収まる程度の薄い紙に包まれた"薬"をあなたに手渡す。

こうしてミロクは顧客を記録した。
あなたを、頭の中に刻み込んだ。

「ニエカワさん、
『人生において重要なのは生きることであって、生きた結果ではない。』
 お大事に、してください」
(-35) 2021/07/01(Thu) 14:41:41

【秘】 遊惰 ロク → 流転 タマオ

「…………アハ。お前サン、生真面目だなァ」

 五日。馬鹿正直そうな返答に、思わず素の笑いが漏れた。
 ――そういや、この男。
 おれにまでタオルをくれたんだったなァ。と思った。

「入れてくれンのかい、そいつは太っ腹。
 あーァ、今ならタカれたのに持ってねェのか。残念だなァ」

 結構かなり本気でそう言った。
 男の軽薄さからそうとは見えないかもしれないし、
 状況が状況なので本気と伝わったかもしれない。

「ンでもう一丁、カンタンな問答があるんだが。
 太っ腹なお前サンなら相手してくれるかねェ」

 笑顔を浮かべた儘、是も否も待たずに問いを口にする。

「――余所モンのおれと、七つのチサチャンと、お前サン。
 誰がイチバン先に飢えるべきで、誰が食うべきだろ?」
(-36) 2021/07/01(Thu) 15:11:15

【秘】 流転 タマオ → 遊惰 ロク

「べきで語るなれば、
 餓えるべきはチサチャンで、食うべきは本官ですね」

 緊張感のない空気、その延長のままにそう答えた。

「村の地理に明るく、力もある。
 動けない子どもを運ぶことも出来れば、
 その体力を別へ使うことも出来る」

「子どもを満腹にさせて、満足に動けない大人らと
 状況を正しく判断できない子どもとで、
 全員が命を落としかねない状況に陥る方がいただけない」

 言葉は淀むことなくさらさらと流れてゆく。

「己の手前勝手な思考で語るなれば、一番に餓えるのは
 市民を守る警察官の本官で、食うのはあなた。
 あなたが食う理由はべきで語った時と同様」

「分けられる量があるのなら、
 あなた、チサチャン、本官で、2:1:0の割合でしょうか」

「これらは己に食料分配の権限があった場合の話で、
 己は現在の状況であれば医師らに任せます。
 己の判断は己の思想に基づいたもので、
 智者の知識に基づいた判断が如何様になるかを己は知らない」
(-37) 2021/07/01(Thu) 16:25:22

【秘】 流転 タマオ → 遊惰 ロク


「回答に不足はありますか?」

(-38) 2021/07/01(Thu) 16:25:47
タマオは、無機質な両の瞳をロクに向けた。
(t5) 2021/07/01(Thu) 16:27:11

【独】 流転 タマオ

>>ロク秘匿
前までの流れぶった切ったけど、そこまでの内容に関してはどう? そっかーとかそうだねーとか以上のものないわねぇっ!!!!!!!!!
(-39) 2021/07/01(Thu) 16:39:10

【神】 遊惰 ロク

>>G7 【貯水槽】
 膝に手をついて息をつく。

「あのまま吹き飛んじまうとこだったァ……」

 強風でチョット体が浮いたのだ、モヤシ過ぎて。
 冗談みたいな話だが冗談どころではない。

 「はいよ」と返事をしてバケツを手に提げ、
 医者の後ろをダラダラと着いていく。
 流石に堪えたのか言葉数がメッキリ減っている。

 調理室に着けば水を置き、一度部屋に戻る。
 直に、検査服に着替え上着を羽織った姿で戻ってきた。
(G8) 2021/07/01(Thu) 17:23:29

【秘】 被虐 メイジ → 温和 セナハラ

/* 返事が遅れてごめんなさいね。役職は誰のもさっぱりわからないんだけど、ニエカワくんを……殺したいカモ……と思っているわ。アタイ、どっちかっていうと殺したい気分できたのでアンタが殺されに来たなら、やってやるわよ……。

あとアユミさん、事故でもいいけどでも殺して殺人犯がいる!!って騒ぎにしたい気持ちもあるのよね……
(-41) 2021/07/01(Thu) 18:06:48

【独】 流転 タマオ

クレイシさんがタマオの思想を聞いたら食って掛かってくるかもなぁとかは呑気に考えている。アユミさんやセナハラとは話せる。ミロクも話せる。未成年にも同じことを言うけど、彼らはどう反応するのかしらね。
(-40) 2021/07/01(Thu) 18:07:54

【赤】 被虐 メイジ

「…………」

どことなく疲れていそうな背中を眺めながら、思案する。
そして、ふいに異臭が鼻を刺激した。

これは血の匂いだ。

顔を顰める。メイジは知っている。
ほとんどからっぽの胃から、何かがこみ上げてきそうになる。

「ねえ」
「……これって、猿の肉、なんだよね」

布で口元を覆う。でも意外と平気だ。

「でもさ」

「オレ、この村の山に猿なんてみたことないんだ」

「そんなに遠くから流れてきたのかな?」
(*3) 2021/07/01(Thu) 18:42:19

【秘】 被虐 メイジ → 発熱 ニエカワ

「…………」

探すまでもなく、部屋を出れば
メイジはぼけっと窓の外を見ている。
あなたの姿を見つければ、いつものように笑った。

「あ。リョウ、起きた? おはよ、よく寝れた?」

昨晩──もっとも、嵐で時間帯はよくわからないが──のことは、夢ではない。
(-42) 2021/07/01(Thu) 18:51:58

【秘】 温和 セナハラ → 被虐 メイジ

/*
アユミさんに関しては任せて頂戴。このお肉はそういうことよ

ちなみにニエカワくんなら共犯になれるかもしれないわ。
アンタ……今日殺る?
だったら狼窓の会話をお手伝いする流れにしていくわ!
(-43) 2021/07/01(Thu) 19:26:32

【赤】 温和 セナハラ

「……きっと」

職業柄慣れているのだろう、布で口元を覆うことはしなかった。

「隣村に、住んでたんでしょうね」

隣村まで足を運んでも猿はいない。
この村を知る人間に通用する嘘ではないと知っていながら、
猪や鹿ではなく、猿だと言ったのだ。

「もしもこの肉が猿ではなかったら、」

「きみはどうしますか?」

男は、自分から言い出す勇気が無かったから。
気付いてほしいと願った、情けない大人だ。
(*4) 2021/07/01(Thu) 19:40:59

【秘】 被虐 メイジ → 温和 セナハラ

/*
やっぱりそういうことなのね……まかせたわ。
アンタの墓下チップこわいわ
今日殺れるかしら 殺りたいわね
共犯になってくれるならおねがいするわよ!!!
(-45) 2021/07/01(Thu) 20:06:18

【独】 被虐 メイジ

まじで役職だれがどれだかわからんちんなんだけど
連れ星、ロクさんだといいなってなってるし
恋未練は好きそうな人ふたりくらいいる
ニエカワくん恋未練かなっていったけどわからねえな

友達になってくれたので殺したいです。カス!

わからないね♪♪♪
(-44) 2021/07/01(Thu) 20:07:40

【秘】 温和 セナハラ → 被虐 メイジ

/*
よしきた、共犯していくわよ
じゃ今日の襲撃先はニエカワくんにしましょうか。

アンタの方からニエカワくんに襲撃予告してもらってよいかしら?
意外とこの首なし汎用性が高いわ
(-46) 2021/07/01(Thu) 20:16:36

【秘】 被虐 メイジ → 温和 セナハラ

/*
了解よ!!がんばるわ。予告もしておくわね!!!
(-47) 2021/07/01(Thu) 20:32:35

【人】 被虐 メイジ

>>3 フジノ

「……へへ、好きなんだ、こういうの!」

社会にでていても、どうやらまだ少年の心が大半らしい。
他にもあるよー!と、懐からも出てくる、駒とか、紙風船とか
駄菓子のオマケっぽいブリキの車とか、いろいろ。

「これはねー女の子好きそうだなと思って! 遊び方知ってる?」

おはじきを机の上に乱雑に並べ、近くの椅子を引き寄せて座った。


>>5 ミロク

先程から視線を感じてはいた。
なんだろう、おはじきで遊びたいのかな……。

突然机にできた影に、跳ねるように顔を上げる。
……確か、商人と言っていた大人の人だ。

「あ、えっと、ミロクさんだっけ……
 使っていいの? ありがと……」

箱を置いていくなり、離れて行く背中に
ぽかんとしつつ言葉を投げる。

「ミロクさんもおはじきやりたかった?」
(10) 2021/07/01(Thu) 20:37:14
温和 セナハラ(匿名)は、メモを貼った。
2021/07/01(Thu) 21:12:09

【神】 温和 セナハラ

>>G8 【貯水槽】

「あ、そこにあるタオル使ってください」

こちらは貴方たちに渡した物よりも古い検査着だ。
普段から寝巻き代わりに使っているらしい。
手際よくマッチを擦り、コンロに火を灯す。
直に調理室全体が暖かくなるだろう。

「せっかくですし、温まっていきませんか。
 こんな状況ですけど、これぐらいの贅沢は許されるでしょう」

漏斗にフィルターを仕込み、濾過した水を鍋に入れていく。
コンロの前に粗末な椅子を二つ運んでくる。
自身は調理台に腰掛け、コンロの火に目を向けた。
(G9) 2021/07/01(Thu) 21:29:58

【独】 温和 セナハラ

匿名にしろ自作自演してるのすげーウケるな
もうバレてんだろうけど
(-48) 2021/07/01(Thu) 22:05:31

【秘】 焦爛 フジノ → 遊惰 ロク

「……どう、だか」

真意は読めない。……読めたところで。フジノがなにかできるようなものなんて、フジノの世界にはそうないのだけれど。

「お互い、ね。……仕事?
……いいよ。私も、暇だったから。
何するか知らないけど、気をつけて、ね」

あの警官のように外で作業でもするのだろうかと、推測した。
外の様子を思い浮かべてそんな言葉をかけ、貴方を見送るだろう。
(-49) 2021/07/01(Thu) 22:22:58
タマオは、クレイシはまだあの子を探しているのだろうかと考えた。
(t6) 2021/07/01(Thu) 22:25:43

【見】 流転 タマオ

「あ」
(@1) 2021/07/01(Thu) 22:26:55
タマオは、ひらめいた。
(t7) 2021/07/01(Thu) 22:27:18

【人】 焦爛 フジノ

>>10 メイジ
広げられる玩具に目を白黒させる。
こんなにたくさんの玩具を前にする事なんて、なかったから。

「う、ううん……並べたり、弾いてるとこは、見たけれど……」

……確か、あの子達はこうやって遊んでいたはずだ。
恐る恐るといった様子で人差し指を伸ばし、弾く。
ぱちんと、おはじき同士がぶつかる軽やかな音が響いた。
―――そして、ふと影ができる。

「っ、ぇ、え?
あ……ありがとう、ございます……?」

隣の少年と同じくびくりと顔を上げたと同時に、置かれた箱。
>>5 ミロクの背中に混乱したままお礼を投げかけ……どうやって使うのだろうと、少年の問い掛けを横で聞きながら箱とおはじきを順番に見ていた。
(11) 2021/07/01(Thu) 22:49:41

【人】 被虐 メイジ

>>11 フジノ
「実はオレも、人とやったことはない!
 なんとなく綺麗だから持ってた。
 ……この箱は、おはじき入れろってことじゃない?」

メイジは聞いた限りのおはじきのルールを説明した。
とりあえず、はじいて狙った先のおはじきがもらえて
最終的に数が多いほうの勝ち、という遊びだ。

「ほしけりゃ己の手でうばいとれ!って感じだね!」

「とりあえずやってみよっか! よし、じゃあ
 オレからやるよ〜……これ狙おっかな」

狙いを定めて、ぱちん、と指ではじいた。
狙ったおはじきには当たった
(12) 2021/07/01(Thu) 23:41:43

【秘】 被虐 メイジ → 遊惰 ロク

「(──ロクさんは、オレにやさしくしてくれるけど)」

何故だろう、丸い瞳が見つめる。
撫でられた髪がくしゃりと跳ねる。

包帯が綺麗に巻かれた腕をぼんやりと見ながら
この傷ができた原因を知ったら、どう思うだろうと考えていた。

──軽蔑するかもしれない。いや、怒るだろうか。
けれどそれについて触れられることはなかった。
それは幸か不幸か、いつか話す時は来るだろうか。

今のメイジには何もわからなかった。
(-50) 2021/07/02(Fri) 0:13:09

【独】 被虐 メイジ

人肉 におい 検索
人肉 味 検索
(-51) 2021/07/02(Fri) 0:17:22

【秘】 遊惰 ロク → 流転 タマオ

「ねェなァ。――ねェンだよなァ……」

 ぼやく様にそう溢して。
 向けられた両の目を恨めし気に見据える。

「ご丁寧にマァ、二つも答えてくれちまって。
 “全員が命を落としかねない状況に陥る方がいただけない”。
 そりゃァごもっとも。もっともらしい建前だ。
 ハハ、大人ってのはごリッパな言い訳並べてつくろって。
 ちいせェガキから殺すんだよなァ。

 ――シカシお前サンはリッパな建前用意しながら。
 そうはしねェって言うじゃねェか」

 右頬についた手、
 その指先で耳飾りを触りながらツラツラと述べる。

「動ける人間つくるためにおれに食わせて、
 手前はちっとも食わねェで。
 さらにはガキに食わせてやるときた。
 酔狂モンだなァ、“警察官”ってのはみんなこうなのかい?

 ――ちげェよなァ。
 そうだったら汚職もなにもねェもんなァ。
 アハ、お前サン、ちっとばかし変わってら」

「ここで会ったのがお前サンみてェな変わりモンで助かった。
 頼みごとのひとつもしやすくなるってモンだ。

 ……そ、頼みごとがあンだ、ほかでもねェお前サンに」▼
(-53) 2021/07/02(Fri) 1:22:59
ロクは、左右で色の違う瞳へ笑いかける。
(a2) 2021/07/02(Fri) 1:23:58

【秘】 遊惰 ロク → 流転 タマオ

 
おれら

「市民のために飢えてくれや、駐在サン」
(-54) 2021/07/02(Fri) 1:24:23

【人】 焦爛 フジノ

>>12 メイジ
「……そう。かわいい、ものね」

おはじきを見つめながら静かに説明を聞く。
箱を渡された意味も理解できた。
……言ってくれればよかったのに、と少し思いもした。おはじきの遊び方をどちらも知らないなんて、思っていなかったのだろうか?

「うばいとれ、か。
……うん。誰もくれたりなんか、しないもの、ね」

ぱちぱち、と小さく手を叩いて。同じように狙いを定め、近くのおはじきを弾いた。
おはじきは狙い通りに
当たらなかった
(13) 2021/07/02(Fri) 1:42:57
フジノは、スーーーッと外れたおはじきを黙って目で追った。ノーコンかも……
(a3) 2021/07/02(Fri) 1:44:44

【秘】 流転 タマオ → 遊惰 ロク

 
「はい、勿論」
 
(-55) 2021/07/02(Fri) 1:50:58

【秘】 流転 タマオ → 遊惰 ロク

 恨めしげな視線に対して思うことも、なんか機嫌悪そう……だなんて、やはり能天気なものだった。すぐに三日月に歪められた口に、目の前の相手は秋空のような心を持っているのやもしれないと考える。

「本官は警察官に見えているでしょうか?
 あなたの描く彼らのことは知らないが……
 ……そうであるのなら、己は少し救われるかもしれない」

 ああ、と一呼吸おいて。

「深い意味はない。
 変わり者でも、らしく見えているのなら何よりだ」
(-56) 2021/07/02(Fri) 1:52:39
タマオは、なんだか少し満足げだ。
(t8) 2021/07/02(Fri) 1:53:00

【秘】 遊惰 ロク → 焦爛 フジノ

 『お互い』に「だなァ」と頷いて。
 その後に続いた、気遣う様な言葉にキョトンとした顔になる。

 その顔はこれまでより幼い印象を与えるかもしれない。▼
(-57) 2021/07/02(Fri) 2:00:44

【秘】 遊惰 ロク → 焦爛 フジノ

 直ぐにニカリといつもの笑い顔を浮かべる。
 ヒラリと手を振り、別れの挨拶を告げて踵を返した。

「ンじゃァこれにてご免。
 お嬢サン、次は座って話そうや」
(-58) 2021/07/02(Fri) 2:01:04

【赤】 被虐 メイジ

「……猿じゃ、なかったら……?」

──猿じゃなかったら?
脳内で、反芻する。台に置かれた肉の塊をぼんやりと見る。

猿じゃなかったら、何だ?

鹿だったとして、嘘をつく意味なんてない。
他の動物でなく、猿と言った理由。
わざわざ後から呼ばれた理由。
思い返す、今までのあなたの言葉。

「(猿じゃなかったら──誰だ?)」


消毒液の匂い、むせ返る、血と脂の臭い。
本当は気づいているんだ。

メイジは、胸が痛くなった。
それなのに、笑いがこみ上げてきた。→
(*5) 2021/07/02(Fri) 2:21:16

【赤】 被虐 メイジ

「オレは、どうもしないよ、今は」

薄く笑みを貼り付けながら
思ったよりも淡々とした言葉が出た。

「それってさ、もしもじゃ……ないんでしょ。
 でも、生きる為にやってることなんでしょ。
 はっきり言わないの、ずるいな」

ここにあるのが、ただの食肉にしか見えないからだろうか。

それとも、これが生きる為にやっていることだからだろうか。
別に、恐怖も、怒りも、そこにはない。

「……オレには、どうしようも、ないよ。
 手伝うって言ったんだからやめもしない」

だって、ここまでするくらいだ。食料は確実に足りない。
こんなところで死にたくない。
あんなことをしてまで生き延びようとしたのだ

メイジは、近くにあるであろう刃物を手に取った。
肉を、ひたすら切り分けて、切り分ける。
血で汚れる手。あまり上手ではなかった。
(*6) 2021/07/02(Fri) 2:29:20

【秘】 被虐 メイジ → 発熱 ニエカワ

──メイジは、ひとつ決意したことがあった。

この閉鎖的で、逃げ場もない、
いつ助けが来るかもわからない状況下
そして確実に足りない、食料。
もし、友達が"苦しむ"ようなことがあったら
そして、もし"それ"を強いるような時がきてしまうとしたら
他のだれかにもし"それ"をされる時が来てしまうなら

己の手で"助けて"あげたかった。

/*
★☆★アキラの"友達"のリョウへ☆★☆
ハァイ!
アタイが殺人犯よ!

今回の襲撃はアンタに決まったわ。
死ぬ時の心の準備をしていてちょうだいね。という予告でした。
(-59) 2021/07/02(Fri) 2:36:13

【独】 遊惰 ロク

/*
タマオ、こんなのに救われるな
(-60) 2021/07/02(Fri) 2:49:16

【秘】 商人 ミロク → 遊惰 ロク

『ぜんぶこいつらに』、『人前で披露する気』。
たった二つの言動を不思議に思って口を開こうとして。
また話せるかと、少し残念だと思いながら。
全く残念そうでは無い表情で頷く。

「また話しましょう。
 あなたからの"価値"をまだ、私はいただいていませんから」

聞く人間からすれば、奇術を面白く思っていなかったと捉えられてもおかしくは無いかも知れない。
だがこの男にとっては――――目の前に価値があるのにもらえない、そんな子供のようなお預けを食らっているに過ぎなかった。
(-61) 2021/07/02(Fri) 3:10:35

【神】 商人 ミロク

>>G9 【貯水槽】

「怪我はしていませんか、手の感覚がなくなると思いました」

弱音を吐いただろうか、初夏の台風。
湿気を含む暑さに参るか、吹き荒れる雨に体温を奪われるか。
検査服に袖を通して不満そうな顔を隠さない男は、
招かれるように椅子へと向かった。
身体よりも髪を先に。体調面は慎重に扱う。

「お言葉に甘えましょう。
 病にでもかかってこれ以上お世話になりたくないですから。
 これだけの人数が来るにはあまりに拙い施設ですし。
 早めにここを出ていきたいです」

遠慮もなにもない。
元より部外者に与える食事も無いのに技師は社会を気にした。
それぞれの立ち位置で優先する事柄が違うのを常々感じる。
目の前の男達はどうなのだろうか。
(G10) 2021/07/02(Fri) 3:24:33

【秘】 遊惰 ロク → 流転 タマオ

「ン? ハハ、そいつを被っといてそりゃねェよ。
 どっからどう見ても警察官だなァ。
 ……マ、おれが知ってンのとはちっとばかしちげェが」
          
官帽

 男の被る、頭の上の象徴を目線で示し乍らそう返す。
 頼み事の答えには満足げに目を細めたきり一つも触れず、
 その代わり、青い石の耳飾りを指で叩く。

「ところでお前サン。『瑠璃』の、り」
(-62) 2021/07/02(Fri) 3:29:34

【秘】 流転 タマオ → 遊惰 ロク

 そうですよね、こっくり頷いて。起立すれば工具箱を回収する。休憩は終わりらしい。

「『りいんかぁねいしょん』」

 言い慣れない響き。新しい言葉を話したがる子どものような声音。こんな田舎のどこで聞いたものか。

「……茶飲み話にはなりましたか? それでは」

 ビシッと敬礼をし、二つ分の工具箱を少し重たげに運んで行くだろう。
(-63) 2021/07/02(Fri) 3:49:50

【人】 商人 ミロク


「いいえ、その手の類いは私得意じゃありませんから。
 負けてしまうのが悔しいのでやりません」

一瞬だけ、頬を緩ませ、瞳に慈愛を含ませ。
そして子供のような本心を言って立ち去った。

>>10 >>11
(14) 2021/07/02(Fri) 4:06:18

【神】 遊惰 ロク

>>G9 >>G10 【貯水槽】
「ンじゃァありがたく」

 椅子を引き、少し離したところで腰掛けた。
 タオルでガシガシと頭を掻き乍ら耳を傾け、
 商人の言葉に吹き出す。

「ッフ、ハハ、商人の兄サンは容赦がねェなァ。
 ……マ、言ってることにちがいはねェが。
 おれも長居するつもりはねェから安心してくれや」

 最後の言葉はインターン生の男に向けて。
(G11) 2021/07/02(Fri) 4:06:57

【人】 商人 ミロク

その日、技師の女性を探し院内を回ったが見つからない。
以前に交わした、"薬品"や"備品"の取引の話をしようと、顧客の名簿を改めて見直した。

中々姿が見えず、時間潰しにどこかにでもいくかと足を止める。
持った鞄を握りなおし、また一歩廊下を歩き出した。
(15) 2021/07/02(Fri) 4:10:59

【秘】 遊惰 ロク → 流転 タマオ

「ハハ、つまらねェハナシよかこっちのが面白かったろ」

 椅子に腰掛けた儘、ヒラリと手を振って背を見送り。
 ――耳慣れぬ単語の意味を聞きそびれたと思い当たる。

「『りぃんかぁねいしょん』、ねェ……」

 そう、口先で転がして。
 次に顔を合わせたらこの話をしようかと考えた。
(-64) 2021/07/02(Fri) 4:17:50
タマオは、工具箱をひとつ、元の場所へ片付けた。
(t9) 2021/07/02(Fri) 4:20:30

【独】 流転 タマオ

次に顔合わせるの、死んだ後かな……😌
(-65) 2021/07/02(Fri) 4:24:32

【秘】 商人 ミロク → 流転 タマオ

コツン。革靴の音が響き、あなたの視線の先には一人の商人が。

『入り用なものはありますか』


物言わぬ口より、目が良く喋る。
"困り事"でも探すように、じっとあなたを見つめていた。
(-66) 2021/07/02(Fri) 4:29:04
ミロクは、    と、取引をした
(a4) 2021/07/02(Fri) 4:33:09

【秘】 流転 タマオ → 商人 ミロク

 外から来たこの男。働いていたのを少し見たような気がする。

「お疲れ様です」

 敬礼をし、工具箱を提げたまま通りすぎて行く。いりようなものisなさそう……………………………………。
(-67) 2021/07/02(Fri) 4:34:31

【秘】 商人 ミロク → 流転 タマオ

なさそう。では取引相手ではないということ。
興味をなくす。
会話もせず終わってしまう、

「お疲れ様です、お尋ねしたいことが」

こともなく。ひとついいですか。

「あなたは、生きる以上に必要なことがあると思いますか?」
(-68) 2021/07/02(Fri) 4:43:25

【秘】 流転 タマオ → 商人 ミロク

「・・・・・・?」

 宗教勧誘かな。恐らく見当違いな考えが浮かんで消えた。

「生きるの定義によります。
 自身の生命活動の持続は、必ずしも最優先とされません」

 一先ず足は止められた。
(-69) 2021/07/02(Fri) 4:51:12

【秘】 商人 ミロク → 流転 タマオ

「……?」

はて。

「生命活動の持続以外の、生きる定義を教えていただいてもいいですか」

わかりやすく首を傾げている。
いまいちピンときていないようで、先程の質問も同じような問いかけであると思い付けばたどり着く。
(-70) 2021/07/02(Fri) 4:55:00

【秘】 流転 タマオ → 商人 ミロク

「自身の矜持に則った行いを通すこと。
 これが出来ねば生ける屍と同じと誰ぞかが言う」

「誰かの記憶に残ること。
 こちらは生きた証とされるものだろうか」

「その他の事物を生きることの定義とする者もあるでしょう。
 共通して、個々人の価値観に則します」

「これらは、概ね誰でも等しく『生きる』と表現するもの
 であろう生命活動の持続よりも、時折優先される。
 万人に言えるものではない」

 つらつらと言葉を並べて。

「あなたは、生きる以上に必要なことがあると思いますか?」
(-71) 2021/07/02(Fri) 5:08:26

【秘】 商人 ミロク → 流転 タマオ

「『私たちは、いわば二回この世に生まれる。
 一回目は存在するために、二回目は生きるために。』」

「『死んだとき忘れられたくなかったら、
 読まれるにたる物を書くか、
 書かれるにたることをしろ。』」

「彼らは言いました。
 あなたの答えと重なるものがあると思いました。
 個々人の価値観の中に、
 "正しい"と"善い"行動を元に選んだ答があるのならば。
 それが倫理というものなのでしょう」

同じ問いを返され。笑った。

「私は、思いません。
 見つけることができていません、ですが。
 説得をされる予定があり楽しみです。
 あなたはどんな"理由"をお持ちですか?」
(-72) 2021/07/02(Fri) 5:28:56

【秘】 流転 タマオ → 商人 ミロク

「倫理。己は終戦以前に多くを置いてきたように思います」

 元々の気質も少なからずあるが。原因の多くが幼少期にあることも確かである。

「まず、現在の本官にとって生命活動の持続は些末なことです。
 故に、個々人の価値観に則した行いの方が大よそ優先されます。
 それが可能な程度の体力諸々は必要としています」

「本官は警察官です。本官は己の思う警察官の責務を果たそうと
 動いています。全てを明確に言語化することは難しいですが、
 少なくとも、『市民の安全のため』とはよく述べます」

「己は人の記憶に残りたいです。
 先に述べたものに帰ってきますね。
 良き働きは人々に多く話されるものです」

 命の価値をさておけば、ヒーローになって覚えていてもらいたい、少し目立ちたがりの人間とでもいえるだろうか。
(-73) 2021/07/02(Fri) 6:19:43

【赤】 温和 セナハラ

「御免なさい」


小さく、ただ一言呟いた。肉を薄く切り続ける。
慣れた手つきだが、こんな事の為に身に付けた技術ではなかった。

「……過食部が少ないんです、牛や豚と違って」

これは食肉の為に改良された動物ではない。
当然の事だった。

「まだ、足りません」

「……でも。
 アユミさんは、こんな事許さないですから」

山口歩美は正義感が強く誠実だが、箱入り娘でもある。
飢えた事など無く、それ故飢えに対する考え方が甘かった。
だから。
邪魔になると考えて、真っ先に殺したのだ。
(*7) 2021/07/02(Fri) 8:18:56

【赤】 温和 セナハラ

「もし疑われたら、僕に脅されたと言ってください」

手を洗い、用意していた塩や胡椒を取り出す。
調味料を塗して、糸を通して、繋げていく。
干し肉にするらしい。

「……きみ達が生きる為なら、僕は協力を惜しみません」
(*8) 2021/07/02(Fri) 8:19:33
遊惰 ロク(匿名)は、メモを貼った。
2021/07/02(Fri) 9:30:31

【秘】 発熱 ニエカワ → 被虐 メイジ

貴方を見つければほっとした様子で早歩きほどの速度で駆け寄った。
しかしその足取りは昨夜よりおぼつかない。

「おはよ……起きたらいないから、びっくりした」

そんなに歩き回ったわけでもないのに、ふう、ふう、と息を切らしている。
熱が上がっているようだ。

「うん、ぐっすり……アキラは?狭かったけど寝れた?」

それでも熱で体が重いのは慣れているのか、何でもないように笑う。
しかしグウ……とタイミング悪く腹が鳴り、恥ずかしそうに俯いた。

「あっ……、せ、セナハラさんもう食料配ってるのかな?」



/*
なんて奴と友達になってしまったんだ!w
でもアキラ君に殺されるのうれしいな〜♡
襲撃了解!これから殺されフラグ立てさせてもらうね!
(-74) 2021/07/02(Fri) 10:23:39

【秘】 発熱 ニエカワ → 商人 ミロク

「ありがとう……」

治ってほしいのは本心だといわれると少しはにかんで頷き、薬を受け取ると、ポケットへと忍ばせた。

「つぎ会えるまでに、もっとお小遣い……ためておくから」

格言のようなものを口にする相手に不思議な魅力を感じながらも、そんな相手と形ばかりでも“取引”をできたのがなんだか嬉しかった。
子供相手ではなく、一人の人間として対応してもらえたようで。

「じゃあ、またね」

大人で忙しそうな貴方をこれ以上拘束するのも難だろう。
(-75) 2021/07/02(Fri) 10:32:18

【人】 発熱 ニエカワ

>>9 セナハラ

「そうなんだ……」

いつもならば薬の時間になっても起きなければ優しく起こしてくれる先生も、今は自分を忘れてしまうぐらい忙しいのだなと思うと、可哀想と思いながらも少々寂しい気持ちもあった。

「セナハラさん、こんな時にまで勉強してたの……?
 えらいね……」

食料探しや治療などでも忙しいだろうに、へらへら怠惰な外見イメージとは裏腹に頑張り屋さんだなぁなどと思い、ひそかに尊敬の念を抱いた。

「そうだ、昨日より、少し熱……上がってるかも……」

そういって昨日より少し高めの数値を示す体温計をあなたへ差し出した。
呼吸が昨夜よりも荒い。
(16) 2021/07/02(Fri) 10:42:41
被虐 メイジ(匿名)は、メモを貼った。
2021/07/02(Fri) 11:22:41

【神】 温和 セナハラ

>>G11 【貯水槽】【調理室】

「その辺りについては本当に申し訳ない。
 食糧の配達が昨日の予定だったんですよ」

背中を丸め苦笑した。
男はいつも、こんな笑い方ばかりしている。

「我々は飢えなら慣れてるでしょうが、子供達はそうもいかない。
 ……皆さんはどこにお住まいなんです?」

丁度戦時中、もしくは戦後に生まれただろうと考えての言葉だ。
どちらにせよ、等しく飢えていた時代を生きたことには違いない。
現状を嘆く無意味さを知っていた男は、話題を逸らした。
(G12) 2021/07/02(Fri) 11:29:51
温和 セナハラ(匿名)は、メモを貼った。
2021/07/02(Fri) 11:37:25

【独】 被虐 メイジ

ニエカワくん、ごめんな
そこにいるセナハラもな

アユミセンセー殺った殺人犯なんだ。ごめんな
(-76) 2021/07/02(Fri) 11:38:49

【独】 被虐 メイジ

なに食わぬ顔して死体見つけてえけど
メイジそこまでサイコパスではない……カモ
(-77) 2021/07/02(Fri) 11:41:18

【人】 温和 セナハラ

>>16 ニエカワ

「……、僕にできることはこれぐらいですから。
 すみません、早めに薬を飲みましょうか」

背中に軽く触れ、部屋へ戻るように促す。
そして一度周囲を見渡してから、声を潜めて呟いた。
(17) 2021/07/02(Fri) 11:45:46

【秘】 温和 セナハラ → 発熱 ニエカワ

「固い肉なら見つかりました。今食べられるように仕込んでます」

どうやら干し肉にしているらしい。
加えて、念を押すような抑揚で続けた。

「ただ、これを大々的に言うと諍いが起きるかもしれません。
 調理が終わったら皆さんに配りますので、暫くは内緒にしててください」
(-78) 2021/07/02(Fri) 11:46:17

【秘】 商人 ミロク → 流転 タマオ

「……、なにか、取引をしませんか?

 私が求める対価は、
 あなたの"目的"と、"言い値"になります」

「すでに片方はいただきました。
 どうぞ私に、商品に"価値"をください。
 そうすればあなたのことを刻みつけて、忘れることがないでしょう」

万人には通じないだろう、これは等価交換なのだ。
ミロクの商人としての価値と、あなたの存在した価値。
取引をすることで生まれるのだ。
(-79) 2021/07/02(Fri) 11:54:17

【秘】 流転 タマオ → 商人 ミロク

「・・・・・・?」

 タマオには正直よく分からんかった。

「おめでとうと本官に言ってください。聞く予定がない故」

 それでも価値は定めた。
(-80) 2021/07/02(Fri) 12:09:54

【独】 流転 タマオ

アンタ本当に自認通りさみしがり屋ねタマオ……
(-81) 2021/07/02(Fri) 12:15:34

【人】 焦爛 フジノ

>>14 ミロク
慈愛のようなものが浮かんだ貴方を、見た。
そんな目で見られる事に慣れていない。逸らした視線は宙を彷徨う。
腹を擦り、黙って貴方が去る音を聞いていただろう。
(18) 2021/07/02(Fri) 12:37:37

【神】 遊惰 ロク

>>G12 【調理室】
「そういう話ならお前サンが謝ることでもなかろ」

 タオルを頭に被った儘、足を組み、その上で頬杖をつき。
 男の笑い顔にニカリと笑みを向けてそう口にした。

「ガキどもにはちっと堪えるだろうなァ。
 ――ン? おれァ自由きままに一人旅の真っ最中。
 つまるところの宿無モン、根無草だなァ」

 言外に飢えには慣れていると同意を返したのち、
 話題を逸らすための問いに答えた。
(G13) 2021/07/02(Fri) 12:45:44

【人】 焦爛 フジノ

廊下を歩き、通りすがった部屋をちらりと覗き見る。
探し人の姿が見えないことを確認すれば再び歩き始める。

結われた髪は所々ほつれている。
滅多に手入れなんてできない、伸びるがままに伸びた髪だ。
自分で直すことはできたけど……そうしてしまうとあの約束がずっと、果たされない気がして。
そう広くはないこの病院の中、アユミを探して歩き回っていた。

雨風は依然、止む気配はない。
(19) 2021/07/02(Fri) 12:56:12

【人】 遊惰 ロク

 空のタライを持って二階をふらつく。
 雨戸を叩く音混じり、滴る雫の音がチラホラと聞こえる。
 大凡覚えてしまった間取りと容器の配置を頭の中で描き、
 次に満杯になるのは何処だったか……と考えた。

(この作業も、あのガキどもには堪えるかねェ)

 ここで言葉を交わした子どもは三人。
 細っこい女子、熱のある患者、腕に包帯を巻いた怪我人。
 誰もかも肉体労働には向かなそうだった。

 ……引き換え大人は割りかし元気なものだが。
 そんな、益体のあって無い様なことをツラツラ考える。

(駐在サンやら男の方の医者は言やァやってくれるか?
 女の医者と看護師はそれどころじゃねェかもなァ。
 商人の兄サンはどうだろ。
 はたらくのもシッカリ売りモンかねェ)

 出会った者たちを順に思い浮かべる。その中には、
 暫く姿を目にしていない、女の医者の姿もあった。

(――どこにいンだか。聞きてェことがあったんだがなァ)
(20) 2021/07/02(Fri) 13:24:50

【神】 商人 ミロク

>>G13
「……。
 転々としています、今は東京に短い期間ではなく滞在を。
 親がわからないので育ててもらった主人の指示で、
 各地を訪問しています。
 山中の暮らしも海辺の暮らしも僅かですがありますね」

根無し草ではなさそうだが、商人としては各地に向かっている様子が見受けられる。
特定の顧客に固執せず、ところ構わず訪問する商売根性もなかなかに無い。よほど商品に自信があるか、はたまた、買う人間がいないかだ。

世間知らずではないようで、基本的に話の否定はしない。
納得しているかは別問題として。

(この悪天候じゃ自給自足もままならないか)

病院でこんなことを言えるはずもなく。
患者はもしかしたら、死を待つためにいるのでは。なんて。
(G14) 2021/07/02(Fri) 14:22:28

【秘】 商人 ミロク → 流転 タマオ

つい今しがたの発言を顧みて、意味は通じなくとも、何かを与える問いかけをしたのは伝わって欲しい思いはしたが。

かえってきた要求に、面食らった表情を浮かべてしまう。

「何に、対してでしょうか。
 すみません、教えていただかないと。
 正しくあなたにお渡しすることができなくて、そうですね。
 祝わ、れたいのですか。
 特別な日でもありましたか?」

商品として必要とされた価値に、昔、  があったことを思い出した。
(-82) 2021/07/02(Fri) 14:41:04

【秘】 遊惰 ロク → 警官 ハルカゼ

/*
GM太郎!おれおれおれおれ!!

骸糾問!!!!
(威勢のよい役職CO)

糾問:アユミ(故人)にセットしてるのだけど、
死体蹴りロールするの明日まで待たずともよいでしょうか?

今日は
吊りがNPC固定
人魂生存中
糾問失敗が起こらない(※)
ので、
問題なければ日付変わる前にやっちゃいたいな〜と考えています
参加PCの死で慌ただしくなる前に手をつけておこうかなって…


※処理順が吊り→能力行使→噛みのため、
 吊られると糾問の行使できない気がしますが、今回は大丈夫ということ
 ついでに人魂とどっちがDEX高いか分からないけど、それも今回は無問題

ちなみに無自覚霊感バリ高野郎なのでアユミ(故人)さんとの会話可能ですが、
そうなるとGMの負担マッハだと思うので…
アユミさん宛秘話か神窓でソロールする方向で考えています
(-83) 2021/07/02(Fri) 15:49:08

【神】 温和 セナハラ

>>G14 【調理室】

「意外と皆さん転々とされてるんですね。
 実は僕も似たようなものです」

薄らと上り始めた湯気を見ながら指を組む。

「引き揚げて来てから、親戚の家を回ってきました。
 医者をやってた親から色々教わってたので、
 結局は上野の病院でこっそり働いたんですが……。
 その時のツテでこちらを紹介して頂いたんです」

既に無免許で医者として働いていた経験があるらしい。
生きる為なら手段を選ばない人種であるようだ。
(G15) 2021/07/02(Fri) 15:52:32

【人】 発熱 ニエカワ

>>17 セナハラ
「………うん…苦くないのにして。ミルキーみたいな味がいいな」

じゃれるように無茶をいいながらも、背中に触れられると安堵したように表情を緩ませた。

「わかった。ちゃんと秘密にしてる」

大した内容ではないけれど、内緒話のように伝えらえるとなんだか協力者になれたような錯覚を覚えうれしい気持ちになった。

「ねぇ、横で見ててもいい?」

体調的には横になっていた方がいいのかもしれないが、また一人の病室へ戻るのはいやだった。
(21) 2021/07/02(Fri) 16:10:10

【秘】 警官 ハルカゼ → 遊惰 ロク

/*
アンタだったのね、お任せにした良い子は……

良いわよ、その可能性は考えていたわ。
秘話あんまり抱えてないから会話余裕太郎なんだけど、そうなると表でやることになっちゃうのよね〜……

アンタが表でやっても構わないなら表でやるし、
秘話でやりたいならソロールか、
この墓下チップのハルカゼとやるか、、、ね!

でもさ…死者と知らずに対話するの絶対面白いわよこれ
アユミを常に発言色を透明にして反転で見えるようにしたらそれっぽいかも
(-84) 2021/07/02(Fri) 16:16:58

【人】 被虐 メイジ

>>13 フジノ

先程もらった箱におはじきをひとつ入れた。

「そうだよー。オレは今一個うばいとった!
 今んとこオレのほうが有利だね」

スーッとはずれていくおはじきを
頬杖をついて眺めながらにへりと笑う。
意外とはじく強さとか、コツがいるのかもしれない。

ぺちんとおはじきをはじいて、当たったり、はずしたり
箱に入れたりひたすら繰り返す。意外と器用に当てていく。

「このおはじき、飴みたいでおいしそうだよね」

ふいに、大きめにお腹が鳴った。
(22) 2021/07/02(Fri) 16:29:09

【人】 被虐 メイジ

>>15 ミロク
「え、……なんか変な人だなあ」

思わず変な人で済ませたが、こちらを見る目が
なんだか優しげだった気がして、目を丸くしながら見送る。
変な人だったね、とフジノに同意を求めるなどしていた。
(23) 2021/07/02(Fri) 16:40:31

【秘】 遊惰 ロク → 警官 ハルカゼ

/*
ご確認とご提案ありがとう〜〜!!

>死者と知らずに対話
>アユミを常に発言色を透明に

ひょっとして、天才太郎さん…?
(死んでるの知った後に幻覚扱いする…くらいしか思いついていなかった)
やりたいやりたい絶対楽しい!!表会話で大丈夫です!!!!
(-85) 2021/07/02(Fri) 16:41:36

【秘】 警官 ハルカゼ → 遊惰 ロク

/*
あとさっき他の人に聞いたんだけど、文字色を透明にすると
環境によって見えない場合もあるらしいの。
だから薄い灰色とかで対応するわ。
ちなみにそろそろ休憩終わるから、19時あたりに浮上しますわよ!
(-86) 2021/07/02(Fri) 16:48:55

【秘】 流転 タマオ → 商人 ミロク

 あなたの言葉に、ゆっくりゆるぅく首を傾けて。

「『誕生日、というものが世間で意識され出した』
 ……という意識はあなたにありますか?」

 そのまま淡々と語り出す。
(-87) 2021/07/02(Fri) 16:52:48

【秘】 流転 タマオ → 商人 ミロク

「数え年でなく満年齢で歳を数えるようになってから
 暫く経ちますが、それ以前もお国は満年齢で
 数えさせる法を施行しておりました。
 明治の頃からあるのだから驚きだ。
 己の周囲では殆ど浸透していなかった故」

「『年齢のとなえ方に関する法律』の施行以前、
 特に終戦以前の生まれの者は、自身や親族の記憶する限り
 出生日に近い日付を申請しています。

 施行以前でも出生記録が病院側で記録されている場合も
 ありますし、己より若い世代は終戦以前の生まれでも程々に
 正確な出生日が申請されているのではなかろうかと
 己は考えています。正確なことは知りません」

 傾いていた首が戻った。
(-88) 2021/07/02(Fri) 16:53:24

【秘】 流転 タマオ → 商人 ミロク

「己の出生日は記憶する限り近い日付です。
 正確には昨日だったかもしれないし、明後日だったやも
 しれないが、少なくともこの夏の頃だ」

「己は己の存在の肯定を誕生日祝いという行為に見出し、
 それを求めている。このひっ迫した状況で知己の者には
 改めて言い出し辛く、気遣われたくもない。
 己は祝いにかこつけて物品が欲しいわけではないのです。
 この状況でなければまた違ったが」

 平和な状況なら駄菓子程度は欲しかったかもしれない。

「現在の状況で出される何かがあれば、
 それは最初から己の為に用意されたものではない。
 彼らの物であるはずだった物だ。
 己は市民の財産を不必要に減らしたくはない」
(-89) 2021/07/02(Fri) 16:54:12

【秘】 流転 タマオ → 商人 ミロク

「取引と言うのならこれ幸い。
 玉青 博の満29歳の誕生日を今、祝ってほしい」

 長々と述べた後、ようやく問いに対する返答がされた。
(-90) 2021/07/02(Fri) 16:55:18

【秘】 遊惰 ロク → 警官 ハルカゼ

/*
はいよ! 文字色も時間も了解です!
それではのちほど、よろしくお願いしまーす!!
(-91) 2021/07/02(Fri) 16:59:19
タマオは、存外お喋りだ。
(t10) 2021/07/02(Fri) 17:01:55

【赤】 被虐 メイジ

「オレももう知ってて手伝ってるから、共犯ってやつだ」

メイジは、やはり淡々と言葉を紡ぐ。
感情の出し方がわからない。
感情の矛先がわからなかった。
目の前の大人を責めることはできない。

「セナさんのせいにするのは気が進まないけど
 イイコじゃ生き残れない、そういうことだよね」

もう頭を撫でられて、可愛がられるような子供でもない。
尤も、そんなことされた記憶もあまりないが。
利用できるものなら、してやろうと思った。
それはどこか自棄染みた感情だったかもしれない。

「やっぱり足りないんだ。
 ……じゃあ、やるしかないよね」

いびつな形の肉を、糸につなげるのを手伝う。
これが誰の肉なのかは、聞くことをしなかった。

メイジにはひとつ、決意したことがある。
(*9) 2021/07/02(Fri) 17:06:25

【独】 遊惰 ロク

/*
>>t10
『口が軽い』という意味じゃなけりゃいいけども
(-92) 2021/07/02(Fri) 17:08:24

【独】 流転 タマオ

タマオあんた、真面目なPCのテンションでお喋りなPCのすることをしているわね……罪悪感を落としてきている分尚のことタチが悪い部類だわ??
(-93) 2021/07/02(Fri) 17:10:18

【独】 流転 タマオ

赤窓が赤窓ぉ…………………
(-94) 2021/07/02(Fri) 17:13:22

【赤】 被虐 メイジ

「オレさ、ここで友達ができたんだ。
 ……素直で純粋で"イイコ" 病気が治ったらさ
 一緒にトーキョーに行きたいなんて言ってくれて──」

そう語る瞳はとても嬉しそうで

「なんにも知らないで。バカだよね」

覆い隠すように、ぴしゃりと言い放つ。

「オレ、ああいうヤツ大ッ嫌いなんだ。
 親に大事にされて、甘ちゃんで」

嘘だ。

「オレのこときっと信用してるし。
 それに病人なんて、足手まといでしょ。
 だから、やるならあいつかなって」

ひたすら、心にもないことを言った。
友達を助けたいではない、殺そうと言うのだ。
けれどその決意はゆるぎない。
(*10) 2021/07/02(Fri) 17:15:02

【独】 被虐 メイジ

そういえば囁きって見学人、見えるんだっけ?

いえ〜〜〜い見てる〜〜〜〜????????
(-95) 2021/07/02(Fri) 17:16:06

【独】 被虐 メイジ

墓下チップ、遺影風だから

死んだらイエ〜〜〜〜〜〜〜イって言いたい。
(-96) 2021/07/02(Fri) 17:17:13

【独】 流転 タマオ

え、ニエカワ? ニエカワ??????
(-97) 2021/07/02(Fri) 17:18:15

【独】 流転 タマオ

ニエカワorフジノだけど、フジノは病気が治ったらではない。ああああああああああああああニエカワだああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
(-98) 2021/07/02(Fri) 17:20:37

【独】 被虐 メイジ

オレこのまま突っ走って生き残ったらどうしよう
最後殺されたいんだけど………………
いやでも生きるのが地獄ってこともあるしな…………
(-99) 2021/07/02(Fri) 17:25:53

【秘】 被虐 メイジ → 発熱 ニエカワ

「うん、寝れたよ。早めに目覚めちゃっただけ」

嘘だ。目の下にはうっすらと隈が浮かんでいる。

「それより、いつもより顔赤いけど……大丈夫?
 お腹減ったなら、オレが代わりにもらってきてあげようか」

あなたの額に手を伸ばして、触れようとする。
素人でもわかるくらい熱いのがわかれば
病室へ戻るように促す。
(-100) 2021/07/02(Fri) 18:15:43

【秘】 療育 クレイシ → 遊惰 ロク

まるで一つの石が水溜りの中に落とされたかのように。

「──。」

いっそ、いなくなってしまえばいいのに。


投げかけられた言葉にかき回され、胸の底に沈んでいた本音が、必死に抑えていた怒りや苦悩ごと浮き上がる。

「──、……い。……さい。
うるさい
うるさい
うるさい!


君に……余所者の君に、一体何がわかるッ!」


(-101) 2021/07/02(Fri) 18:21:15

【秘】 療育 クレイシ → 遊惰 ロク

「鬼か?畜生か?俺をそう罵るのなら、人を不必要に煽る君はとんだ悪魔じゃあないか!

どうして君なんかが来てしまったんだ、アユミはやはり馬鹿なのか!?もう食料の備蓄だって底がつきそうなんだぞ!この穀潰しが!」

病院側の人間しか知らない事情を、葛藤を、躊躇いもなく吐き散らす。
さながらそれは外の川の如く。氾濫してごぼりごぼりと溢れかえって。濁りきった感情が、周囲を侵蝕し始める。

(-102) 2021/07/02(Fri) 18:21:44
クレイシは、ロクの胸ぐらを掴み上げた。
(t11) 2021/07/02(Fri) 18:21:53

【秘】 療育 クレイシ → 遊惰 ロク

あまりに細く軽い青年の体をそのまま壁に押し付ける。
憤怒に満ちているようで、けれど少しつつけば崩壊して泣きじゃくってしまいそうな頼りない顔を近づけ、震える声をぶつけていく。

「チサが見つからないのは俺のせい?この状況は俺のせい?なあ、俺が悪いのか?必死に頑張った人間は、結果を出せなかったら悪だと罵られるしかないのか?

チサが死んだのが見つかったら、それは、俺は、俺が…………、っぁあ、あぁあ、糞っ、畜生……ッ」

一方的に吐き捨てて、手を呆気なく離す。それから濁りきった瞳は青年に向けられることなどなく、看護師は頭を掻きむしりながら踵を返してその場を後にしようとするだろう。
(-103) 2021/07/02(Fri) 18:23:36
クレイシは、血の気の引いた顔をしながら病院内を彷徨う。子供の名前より、呪詛を吐く数が増えていく。
(t12) 2021/07/02(Fri) 18:28:51

タマオは、クレイシを見かけた。見かけただけだ。
(t13) 2021/07/02(Fri) 18:30:31

メイジは、アユミを探している。
(a5) 2021/07/02(Fri) 18:39:40

メイジは、無意味に、机の下や、ゴミ箱の中身を見ている。 そんなところにいるはずもないのに。
(a6) 2021/07/02(Fri) 18:41:18

メイジは、見つからない人を探していても、お腹がすくだけだと思った。
(a7) 2021/07/02(Fri) 18:45:34

【秘】 流転 タマオ → 技師 アユミ

>>t12>>t13
 え、こわ。近寄らんとこ。みたいなことを考えた。

「……」

 閉鎖的な環境では、往々にして気が滅入る人間は出るものである。己は彼らを逆上させる言葉は持っていても、彼らを落ち着ける言葉は持っていない。どうにも無味乾燥で、自己中心的な思想が滲み出るのだ。

 そしてその全てを繕う気も持たなかった。己はとても我儘だ。
(-104) 2021/07/02(Fri) 18:47:20

【憑】 技師 アユミ

※以下、霊感太郎向けの幽霊アユミさんです。
 霊感ある奴はかかってきなさい
 「誰かいたような…」みたいなロールは自由よ
(24) 2021/07/02(Fri) 19:22:59

【憑】 技師 アユミ

廊下を慌ただしく、小走りで進んでいく。
最初に避難者を出迎えた時と変わらない姿の技師だった。

違いがあるとすれば──、
足音が一切しない
ことだろうか。
(25) 2021/07/02(Fri) 19:24:27

【人】 遊惰 ロク

>>25 アユミ
「お医者サン、ちっと――と、」

 慌ただしく走る医者を呼び止め、不意に言葉を切り。
 少しばかり思案したのちに尋ねかける。▼
(26) 2021/07/02(Fri) 19:39:08

【人】 温和 セナハラ

>>21 ニエカワ

「……、ええ。いいですよ。
 ミルキーはちょっと、難しいですが」

返事をするまでに、僅かな間があった。
何かを悩み、何かを振り切るような、時間だった。

「薬を取りたいので、寄り道をして行きましょう。
 冷えると良くないですから、膝掛けも持って来ます」

数歩歩けば振り返り、貴方を見遣る。
後ろをついて行けば、目的の場所へ辿り着けるだろう。
(27) 2021/07/02(Fri) 19:40:55

【人】 遊惰 ロク

>>25 >>26 アユミ
「――そんなに急いでどうしたってんだい」

 男は医師の姿が見えなかった理由を知らず、
 足音の無いことにも気がつかぬ儘。

 これまでと何一つ違わぬ調子で軽快に笑うのだった。
(28) 2021/07/02(Fri) 19:42:29

【秘】 遊惰 ロク → 療育 クレイシ

 ――あァ、やっぱり食いモンは足りねェンだなァ。
 吐き散らす目の前の看護師を眺めながら、
 男が考えていたのはそんなことだった。

「ッ、…………グ、」

 手を伸ばされた一瞬、ビクリと肩が跳ねる。
 掴まれ浮かされるより僅かに早く爪先立った様子からして、
 男にとってその行為は不意打ちでは無く、
 さらに言えば慣れたものだったのにも関わらず。
 クロスグリ色の瞳に滲んだのは間違いなく怯えで、
 それは意識の外、身に染みつく恐怖が招いた反応だった。

 けれども一つ瞬いて直ぐ様消してしまう。
 運が良ければ見間違いで片づけられる程度には素早く、
 然し運が無ければシッカリ伝わる程度には顕著な感情を。

 壁に叩きつけられた頃には、スッカリと消え失せ――▼
(-105) 2021/07/02(Fri) 19:50:58
ロクは、嗤った。
(a8) 2021/07/02(Fri) 19:58:22

【秘】 遊惰 ロク → 療育 クレイシ

 嗤って、男からぶつけられる言葉をアッサリ聞き流した。

 ――――そののち。
 自由になった喉でケホ、と一つ咳き込んで。
 直ぐにも立ち去ろうとする看護師の背中に問い掛ける。

「ン? ハハ、お前サン。
 どうしてそンなに怒ることがあンだ?
 なンの謂れもなく罵られちまったからかい?
 心にもねェことをわかったように騙られたからかい?

 ――それとも図星つかれちまったからかい」

 その背が遠のいてしまわぬうち、矢継ぎ早に畳み掛ける。

「死んでほしくねェのは誰のためなんだろ。
 ブジに見つかってほしいのは?
 怪我のヒトツもしねェでいてほしいのは?
 ちいせェやわこい、チットモ可愛げのねェメンドウな子。
 おっちんじまったら困るのはイッタイ全体誰なンだろ」▼
(-106) 2021/07/02(Fri) 19:59:19

【秘】 遊惰 ロク → 療育 クレイシ

「――ぜェんぶ、お前サンじゃねェのかい」▼
(-107) 2021/07/02(Fri) 20:00:31

【秘】 遊惰 ロク → 療育 クレイシ

 ――不意に、ふ、と表情を和らげてみせる。
 背を向けた男にはこの顔が見えぬかもしれない。
 声の調子を穏やかに整えて、上っ面の同情を語りかける。

 ここまで聞かせにゃ、煽りに煽った意味が無い。

「なァんて――お前サン、カワイソウになァ。
 このままじゃァこんなひでェことばっかし言われちまう」

「誰にも罵られねェ、たったひとつのやり方。 
――教えてやろうか」

其れはきっと、蛇の声。
(-108) 2021/07/02(Fri) 20:08:11

【秘】 流転 タマオ → 技師 アユミ

>>25
「あ」

 あの人死んでる。穏やかでない内容を呑気に考えながら、忙しない様子で先を行く彼女を見送っていた。
(-109) 2021/07/02(Fri) 20:20:43

【独】 被虐 メイジ


セナハラ、狼同士襲撃やらんとも吊られそう
(-110) 2021/07/02(Fri) 20:28:42

【秘】 商人 ミロク → 療育 クレイシ

習慣というものは、いつの間にか身についている者ですから。
あなたが意識してもしなくとも、脳の中には残っています。

たとえば、そう。
よく遊びに来ていた猫だって。
あなたに懐いていたわけではありません。
ただ、ここにくると、食事がもらえました。

もらえない日もありましたが、暖かい部屋がもらえました。
寝床がもらえて、やっぱりたまに、食事がもらえました。

だから、来るんです。
期待を、するんです。

だから来ない日は、習慣でなくなってしまったか。
新しい習慣がついたのでしょう。

(-111) 2021/07/02(Fri) 20:34:53

【秘】 商人 ミロク → 療育 クレイシ


何日も、何日も、来ませんでした。
嵐がやってきました。
その日も来ませんでした。
あなたが子供を探している間にも、現れず、
例の場所をあなたは訪れたでしょう。


その日の、その時間、その場所で。
黒猫の代わりに立っていたのは私[一人の男]でした。

そこは、私が立つには違和感のあるような場所でしょうか。
裏口なら他人が来るような場所ではありませんね。
田んぼの近くなら雨の中で何をしているのでしょうね。


私の足下には猫の亡骸がありました。
黒い猫でした。よく見なくとも、脚が欠けていてました。

私はそれを見ていました。あなたがやってくるまで。
(-112) 2021/07/02(Fri) 20:37:59

【神】 商人 ミロク

>>G15

「才能があるのはいいですね。
 私は薬品を取り扱う事もありますが、
 名前と効能などが一致しません。
 教養を別の場所に割いてしまったようです。
 野草や、花、様々なものが薬として扱うことが出来る。
 それを薬とするにも技術が必要で、
 さらに治療にも手際がとなれば。
 傍で見続けでもしないと真似が出来なさそうですね」

器用な人間だと思った、既に技術を持ち得てそして病院にくるというのだから。

「別の仕事をやりたいと思わなかったんですか?
 職に出来る才や選択肢が狭まっていることは承知でお聞きしています」
(G16) 2021/07/02(Fri) 20:45:19

【秘】 発熱 ニエカワ → 被虐 メイジ

「早く目覚めてたなら、起こしてくれてもよかったのに……」

少し不貞腐れた様子だ。

「うーん……今日は昨日よりちょっと調子悪いかも……、まだ薬飲んでないからかな……」

ぱたぱたと自信を仰ぐ。
豪雨で湿気もあり、妙に暑いきがする。

「大丈夫、たぶん薬と一緒に先生がもってきてくれるんじゃないかな……」

いつも飲んでる薬はもともと食後に飲むものだ。
食料を見つけてきてくれたなら、きっと薬と一緒に持ってきてくれるはずだ。

「アキラも大丈夫……?早く目覚めすぎたんじゃない?」

目の下のクマに気付くと友達を心配そうに見やった。
(-113) 2021/07/02(Fri) 20:59:34

【人】 発熱 ニエカワ

>>27 セナハラ
「やっぱり?もっと頑張っておいしい薬開発してよ〜」

インターン相手に無理難題だ。
そもそもその辺は薬剤師とか研究者とかの仕事だろう。
わかっていてわざと困らせるようなことを言っている。

「どうせならもっと楽しいところに出かけたいな……
 ねぇねぇ、雨やんだら一緒にピクニック行こうよ」

トウキョウへいこうなんて誘っても外出許可が出ないのはわかりきっている。けれど病院の近くの広場ぐらいなら許可してくれるかもしれない。
そんな淡い期待を抱きながら貴方の後ろをついて歩く。
(29) 2021/07/02(Fri) 21:04:50

【秘】 遊惰 ロク → 商人 ミロク

「どォも、商人の兄サン」

 いつかの何処か。
 一人きりになった頃合いを見計らって、声を掛ける。
 先日と丸きりおんなじ、軽快な調子で。

「話の続きをしにきたンだが。聞く気はあるかい?」
(-114) 2021/07/02(Fri) 21:33:52

【秘】 被虐 メイジ → 発熱 ニエカワ

不貞腐れた様子を見ると、少し眉を下げて
「ごめん」と一言だけ伝える。
メイジはどことなくぼんやりと窓の外を眺めていた。

「そっか」

「まあ、こんな状況だし眠り浅かったかも。
 ……雨、全然止まないね」

雨音と強い風の音、タライに落ちる雨漏りの音。
じめじめとした空気。薄暗い空間。今何時だろう。

「リョウってさ、いつもそんななの。
 ……生まれつき身体がよわかったの?」

そういえばトーキョーのことはたくさん話したけれど
あなたのことはあまり知らないな、と思いなんとなく尋ねた。
(-115) 2021/07/02(Fri) 21:52:35

【赤】 温和 セナハラ

その様子を、真っ暗な瞳でじっと見つめている。
嘘をついているのか、強がっているのかはわからなかった。
それを判断できる程、付き合いが長い訳ではない。
だから、

「彼が救助まで生き延びるには、
 きっと全員分の食糧を掻き集める必要があるでしょう」

事実だけを述べた。

「医師を目指す立場で、こんなことを言うべきではないと分かってはいるんですが。
 ……いえ、もう辞めるべきですね」

その瞳はどこか遠く、諦念を映している。
(*11) 2021/07/02(Fri) 22:35:16

【赤】 諦念 セナハラ

糸で繋がった肉を干していく。
人を救う為の知識を使って殺し、作った糧だ。

「……もしもきみが、生きたいと強く願うなら」

「殺し方と食べ方。両方を教えます」

その為の教材として、男は自分を信頼する少年を選んだ。
  
(*12) 2021/07/02(Fri) 22:37:08

【秘】 諦念 セナハラ → 被虐 メイジ

/*
ところで、どうやって殺すのかしら?
ニエカワくんが干しアユミさん見たがってる(いいえ)から、
手術室には連れて行くんだけども…
殺人HOW TO教室やる?
(-116) 2021/07/02(Fri) 22:45:35

【独】 流転 タマオ

赤窓〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
(-117) 2021/07/02(Fri) 22:50:48

【人】 焦爛 フジノ

>>22 メイジ
「変わった、人だよね。
……まだ、始めたばかりでしょ。次は、とるから」

むぅ、と意地になったような……微かに年相応の反応を見せて。
暫し、おはじきの音だけがその場に響いていただろう。
呟かれた言葉と、お腹の音が聞こえるまでは。

「……でも、食べられないし。口に入れちゃダメ、だからね」

どうして思い出させるのか、と抗議するような視線を送った直後、小さくはないお腹の音が鳴る。
腹に手を当て、黙って顔を背けた。……髪の隙間から見える耳はちょっとだけ、赤い。
(30) 2021/07/03(Sat) 1:17:47

【独】 流転 タマオ

>>30 KAWAII(KAWAII
(-118) 2021/07/03(Sat) 1:19:56

【秘】 商人 ミロク → 遊惰 ロク

「ええ、聞きたいことがたくさん。
 おかげさまで。部屋でゆっくりしませんか?
 しばらく労働はいらないようですし」

そう手招きしながらあなたを借りている部屋に誘った。
もっとも、余所者に与えられる場所が同じ部屋の可能性はいくらでもあるのだが。
(-119) 2021/07/03(Sat) 1:25:02

【憑】 技師 アユミ

>>28 ロク

「……え?」

振り返り足を止めれば、拍子抜けした声が返って来る
気がした


「……、どうしてかしら。
 何処かに向かっていた筈なんですけれど。
 嫌ね、物忘れしたみたいです」

首を傾げ、自分の目的を思い出そうとする。
が、上手くいかない。
霞がかかったように、頭がよく働かなかった。

「ええと、ロクさんですよね。何か御用でしたか?」

女は元々商人の名前を知っていた為、貴方と名前が混じることは無いようだ。
(31) 2021/07/03(Sat) 1:48:28

【独】 流転 タマオ

>>31 ああああああああああああああああ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
(-120) 2021/07/03(Sat) 1:50:11

【秘】 発熱 ニエカワ → 被虐 メイジ

「雨……今日の夜にはやむってセナハラさんいってたから
 そしたらきっとすぐみんな助けに来てくれるよ」

きっと、と希望的観測を付け加えた。
不安がぬぐい切れたわけではない、でも信頼している人の言葉を縋るように信じている。

「うん……生まれた時から体が弱くて、心臓とか気管支とか……色々ダメな感じ」

具体的な病名は聞かされていない。
親に聞いても先生に聞いても教えてもらえなかった。

「でも……何の病気かって教えてもらえないってことはさ……
 多分"そういうこと"なんじゃないかなって……」

笑い話のように話しながら胸元のシャツをぎゅっと握りしめるその手は震えている。

「アキラは……?いっぱい包帯とか巻いてるけど……」
(-121) 2021/07/03(Sat) 1:57:32

【神】 諦念 セナハラ

>>G16

「才能というよりは、幼い頃から仕込まれていたんですよ。
 外地ですし、両親も危機感があったんだと思います」

終戦間近の外地など、どこも似た様相であった。
尤もその有り様は意図的に情報を遮断され、あまり本土に広まっていないのが現状だ。
勿論、伝聞の広まりは止められないが。

「別の仕事は……うーん、そうだな…。

 『自分の力が及ばず助けられなかった経験があって、
 今後そんな思いをしない為に医師を志した』

 ──と、言うことにさせてください」

明らかに考え込んだ後、本心ではないと後付けした上で答える。
理由としては真っ当で、想像し易く、立派なものだった。
(G17) 2021/07/03(Sat) 2:03:46

【赤】 被虐 メイジ

「そっか」

うまく言葉が紡げず、茫然とその事実を受け止める。
メイジは"友達"を殺してまで生きたいと強く願っている。

生きたい? いや──
ぼんやりしていた意識を覚ますように頭を振る。

「死にたくないんだ、オレ……こんなところで……
 やっと、やっと、解放されたのに……」

息苦しくなり、口元につけっぱなしだった布を取った。
俯き、ひそかに拳を握って、呟く。息を吐く。
自分が小さかったら、泣いていたかもしれない。
涙は出ない。顔を上げる。

「教えてよ。もうなんでもいい
 なんだってやってやる……決めたからね」

その瞳は、決意というには濁っていて
自棄というにはまだ意思があった。

人を救うための知識を、人を殺すために教わる。
確実に誰かを生かすために。
(*13) 2021/07/03(Sat) 2:11:18

【秘】 被虐 メイジ → 諦念 セナハラ

/* 殺し方、まだ考えてなかったわ。
この世の終わりみたいな教室ね。
楽しい人間調理実習始めましょうか…………。
(-122) 2021/07/03(Sat) 2:16:16

【独】 被虐 メイジ

セナハラァ・・・・おまえ・・・・・・・温和が・・・
ニエカワァ・・・・・おまえ・・・・・しぬのか・・・・?

いや・・・・オレが殺すんだが・・・・・・・・
(-123) 2021/07/03(Sat) 2:24:44

【独】 被虐 メイジ

医者目指してる人の知識を人殺しに使うの、鬼
鬼わざきさんよ 鬼よ

今表のフジノちゃんが癒しだよ
(-124) 2021/07/03(Sat) 2:37:57

【秘】 商人 ミロク → 流転 タマオ



「……聞きかじったことは、あります」

"誕生日"を祝う。
聞いたことは勿論あった、同時に。
自分に当てはまらないことだろうとも、思って。
興味を、    。
(-125) 2021/07/03(Sat) 4:04:48

【秘】 商人 ミロク → 流転 タマオ

長々と連ねられた言葉に、酷く落ち着いて納得した。
すべて理論づけられた、自分に言い聞かせるような。
他人を思いやる、善い望みだと、
考えたこともなかった、新しい、見識を得た。

「おめでとう、ございます」

どこか、完全に祝いきれてはいないかも知れないですが、
(-126) 2021/07/03(Sat) 4:05:37

【秘】 商人 ミロク → 流転 タマオ

「あなたが、今生きていて。
 今日という日に誕生したことを嬉しく思います」

だから、今持ちうる限りの言葉と想いを伝えましょう。
これが取引で、私の中に記録されていきます。


「玉青博さん、誕生日おめでとうございます……?
 私は、寒い、冬の、いつかでしょう。
 歳を数えてみたくなりましたね、いつかになるでしょうが」

少しだけ、私に祝われたあなたが羨ましくなりました。
(-127) 2021/07/03(Sat) 4:10:10

【独】 流転 タマオ

笑うな………………………………
(-128) 2021/07/03(Sat) 7:12:32

【独】 流転 タマオ

かおがよいのだ……………………………
(-129) 2021/07/03(Sat) 7:22:18

【秘】 遊惰 ロク → 商人 ミロク

「“たくさん”かァ。ハハ、そいつは上々。
 ……、ンじゃァエンリョなく。お邪魔しようかね」

 半ばに僅か、躊躇う様な空白があったものの。
 ヘラリと笑って是と答え、商人の部屋へと招かれた。
 男が間借りしているのとはまた別の場所だろう。
(-130) 2021/07/03(Sat) 7:53:55

【秘】 商人 ミロク → 遊惰 ロク

男の借りている病室にいけば、上着ができるだけ皺を伸ばすようにハンガーのようなものでかけられており、荷物が水気にやられなように鞄の上に布がかけられていた。

「聞きたいです、あなたがその"はじめに渡そうとした対価"。
 何故あれを手に入れようとしたか」

空いているベッドにでも腰掛ける。固くきしむ音が響いた。

男は幾分か声色が変わったと思う。あなたに興味を示している声。
そしてほんの、ほんの僅かだが、纏う空気が変わった。
愛想が良くなったと言えば良いのだろうか。
猫が懐いたとでも言えば良いのだろうか。
(-131) 2021/07/03(Sat) 8:23:00

【人】 商人 ミロク

>>フジノ

おはじきの一件から数刻、湿気が籠もっている部屋よりも広間の方に男はいた。
鞄の中身を一つ取り出しては、中身を確認して戻す。
一つ取り出して、また戻す。その繰り返しだ。

しばらく。

商品の中に片手に収まるぐらいの大きさのお茶の缶があった。
それが手元から滑ったのか、ころころと転がれば。
今し方やってきたフジノの足にぶつかって停止する。

「……。」

「すみません、取っていただけますか?」

男は女学生の姿を確認すれば席こそ立たないが、比較的穏やかに、丁寧に話しかけた。
(32) 2021/07/03(Sat) 9:13:10

【人】 諦念 セナハラ

>>29 ニエカワ

「まあまあ。
 良薬は口に苦し、と言いますから……」

その笑顔はどこか苦しそうなものだった。
心ここに在らず、といった様子が正しいかもしれない。

「……気が滅入っては治るものも治りませんからね。
 卵焼きを入れたお弁当を作りましょうか」

果たせるかわからない約束をしながら、二人で廊下の奥へ消えていった。
(33) 2021/07/03(Sat) 9:46:38

【秘】 諦念 セナハラ → 発熱 ニエカワ

白湯と薄い毛布を用意し、やって来たのは手術室だった。

「すみません、ニエカワくん。
 両手が塞がってるので、
 そこの扉を開けてもらえませんか?」

手術室からは強い消毒液の臭いがする。
そして、
血と脂の臭い
。肉があると言う話は事実のようだ。

さて、この病院には調理室がある。
そちらの方が調理道具もあり、作業には便利だろう。
その上で何故手術室なのか──、
違和感を抱くのは何らおかしいことではない。
(-132) 2021/07/03(Sat) 9:47:45

【人】 発熱 ニエカワ

>>33 セナハラ
「その良薬、全然効かないけどね……」

真に良薬ならば、この病気だってすぐに治ってくれてもいいのに。
そんな思いが込められていた。
現実はそんな簡単に済むものではないのはわかっているけれど。

「ポパイみたいに食べたら一瞬で効いたらいいのに」

小さくため息をついてボヤキながらも、小さな外出許可にパッと顔を上げた。

「ほんと?絶対…!約束だから…!」

思わず白衣を掴んだ。
グレードアップした約束に、楽しみが2倍だ。

「〜♪」

すっかり機嫌をよくした少年は熱で足取りがおぼつかないにもかかわらずご機嫌で彼の後をついていくのだった。
(34) 2021/07/03(Sat) 10:04:56

【秘】 発熱 ニエカワ → 諦念 セナハラ

「はいは……。!」

相手の言う通り扉を開ける。
しかし慣れ親しんだ消毒液の香りとむせ返るような血と脂の匂いに、ウッ と眉間にしわを寄せた。
そういえば昨日麻酔の勉強をしていたという話をしていた。
その片づけをまだしていないのだろうか。
貴方が通る間はそのにこやかな顔を見つめていたが、扉から手を放すと、その奇妙な光景に気付く。
ここは手術室だ。
自分も幾度も入った覚えがあるが、なぜこんなところに調理器具が……?

違和感を感じつつも貴方について部屋の奥へと進んでいく。
(-133) 2021/07/03(Sat) 10:13:01
村の更新日が延長されました。

【秘】 諦念 セナハラ → 被虐 メイジ

/*
じゃあ手術室連れて来ちゃうので、その後準備をしに部屋を出たセナハラと入れ替わりでメイジくんがやってくる体で…
メイジくんがニエカワくんとお話ししてから狼窓で授業しようかしらね?
流れとしては

・手術室に招待(イマココ)

・セナハラ一時退出、メイジくんに秘話パス。
 メイジくんとニエカワくんでロール
 (やっぱ…殺す前に会話、したいべ?)
 (キリの良いタイミングで
 「あ、先生来た」するとスムーズかも)

・セナハラに秘話パスして貰って気絶ロール、以降は授業

かしら。秘話でやるとややこしいけど…
更新まで時間あるし、もう殺害ロール始めちゃおうかと思ってるわ。

オッケーならニエカワくんにもこれ投げちゃうわよ〜っ
(-134) 2021/07/03(Sat) 10:58:09

【人】 焦爛 フジノ

>>32 ミロク
綺麗なタオルをひとつ、受け取って部屋に戻る途中だった。
自分の事を自分でする事には、慣れていた。
仄かな期待を裏切られる事にだって。

なにかが当たった感覚と貴方の声に、足は止まる。
ちらと貴方を見た後、しゃがんで缶を拾い上げ手渡すために近づく。

「はい。
……荷物、乾かしてるの?」

出されたままの商品を見て、そんな言葉が出た。
(35) 2021/07/03(Sat) 11:14:22

【赤】 諦念 セナハラ

その瞳に見覚えがある。
戦場に生きる者は、大凡がこんな瞳をしていた。
室内に吊るされた干し肉を一瞥すれば、手を洗う様に促した。

「……死にたくないと思う事は、何らおかしな事ではありません。
 限りある幸いを、みんなで奪い合って生きていくんです」

自身も血と脂で汚れた手を洗っていく。
口振りから、貴方の父親が既にこの世を発ったことを察していた。
しかし、それを指摘する事はない。
(*14) 2021/07/03(Sat) 11:24:42

【赤】 諦念 セナハラ

 
「もしきみを否定する人がいたら、
 僕の言葉を思い出してください。

 僕は、たとえ死んでもきみに賛同し続けます」
 
(*15) 2021/07/03(Sat) 11:25:29

【人】 商人 ミロク

>>35 フジノ
「どちらかといえば、確認をしています。」
 商品の在庫と、状態について。
 みておかないといけませんから」

ありがとうございます、と缶を受け取り。
しばらくの間、筒を眺める。

「欲しいものがあれば。
 目的、理由さえ有れば、金銭は言い値でお受けしております。
 入り用は、ありますか……?」

つまり、何か欲しいものがありますか。
かなりかみ砕いて、あなたに問いかけた。
特に唐突なつもりも無く、商人として、伺うのは癖です。
(36) 2021/07/03(Sat) 11:33:36

【人】 遊惰 ロク

>>31 アユミ
「そンだけ急いといてかァ……?」

 半信半疑、呆れ混じりに。深くは問わない。
(――マ、余所者には言えねェこともあらァな)

「あァ、お医者サンに聞きてェことがあったんだが。
 どれから聞いたモンかなァ……」

 尋ね事は幾つかあるが、長く引き留める訳にもいくまい。
 チラリと周りを見、声を潜めて。

「薬だのは足りてンのかい。
 ……ホラ、ニエカワクンだっけか、熱のある子もいたろ」
(37) 2021/07/03(Sat) 12:01:30

【人】 遊惰 ロク

>>メイジ
「坊チャン、具合はどうだい」

 腕に包帯を巻いた少年を見かければ、
 ニカリと笑って歩み寄り。
 自分の腕をトントンと指で示して、そう話し掛ける。
(38) 2021/07/03(Sat) 12:07:59

【人】 遊惰 ロク

>>フジノ
「お嬢サン、オハヨウ」

 時計の針が何時を指していようとも。
 男は細っこい少女を見かければ、そう挨拶をするだろう。
(39) 2021/07/03(Sat) 12:08:36

【秘】 被虐 メイジ → 諦念 セナハラ

/* オッケー!!!!その流れで大丈夫だと思う
たぶん……ありがとう……kiss
(-135) 2021/07/03(Sat) 12:11:34

【秘】 流転 タマオ → 商人 ミロク

 嬉しそうに、困ったように。ほう…と息を漏らした。本当に、おめでとうの言葉だけでよかったのに。

「ありがとうございます。大変喜ばしく思います」

 礼を返す頃にはこれまでと変わらない鉄面皮がそこにある。

「冬か。なれば己は初雪の日にあなたを祝おう。
 あなたがこの村に在らずとも、祝いの言葉を空に投げよう」

「これは己の自己満足が発露故、
 取引と置かれずともであるのだが……」

「いつかに祝うので、あなたの名を教えてほしい。
 これは如何様に扱われるでしょう?」

 タマオはあなたの通称すら認識していない。
(-136) 2021/07/03(Sat) 13:01:08

【人】 被虐 メイジ

>>38 ロク
「……あ。ロクさんだ」

メイジは、確かめるように包帯で包まれた腕を擦った。

「前よりは痛くないよ、ありがとう。
 ……オレもなんか手伝えることないかな」

ここにきてから何もしていない気がして、そう申し出た。
そこまでひどい怪我ではない、と思う。
(40) 2021/07/03(Sat) 13:05:49

【独】 諦念 セナハラ

>>34

めっちゃしんどい約束、しちゃったな……
あの世でピクニックしようね…
(-137) 2021/07/03(Sat) 13:07:14

【神】 遊惰 ロク

>>G17 【調理室】
 フゥン、ヘェと中身の薄い相槌を挟み乍ら、
 両手で耳元を弄っている。
 作業の間外していた、揺れる耳飾りを付け直そうとして。

「……ア゛ー、ダメだ。刺さンねェや」
 

 小声でぼやき、手の中で飾りを弄び始め。
 医者――素人からすれば医者も見習いも同じ様なものだ。
 既に働いた経験があるのなら尚の事――の方へ、
 揶揄う様な視線と、それに見合った声色を投げる。

「リッパな建前だねェ、お前サン。
 ホントのとこは教えてくンねェのかい」
(G18) 2021/07/03(Sat) 13:08:14

【独】 流転 タマオ

生きていないし、きっと今日に生まれたわけではないから、だからおめでとうだけされたかったのだけれども。ね、タマオよ。
(-138) 2021/07/03(Sat) 13:16:17

【人】 焦爛 フジノ

>>36 ミロク
「……湿気ったら、売り物にならないものね」

今しがた返したお茶のように、保管に気を付けないといけないものがあるのだろうと推測し。
問われた言葉に厚い前髪の下でぱちりと目を瞬かせた。

「……私、お金持ってるように、見える?
残念だけど、お客さんには、なれないよ」

両手でタオルを握って、ボソボソと返す。嘘ではない。
自分の欲しいものと聞かれて咄嗟に思い浮かべられるものも、なかった。
(41) 2021/07/03(Sat) 13:25:50

【独】 被虐 メイジ

これってダイスどういう表示なる?
(32)1d100
(-139) 2021/07/03(Sat) 13:31:28

【独】 流転 タマオ

いつも適当に誕生日を定めるって言っても、きっといつも夏に近かったと思うわ。七夕生まれっぽいわねって思ったから七夕生まれよ。いつかに思い出すのかしら。その前に消えるのかしらね。
(-140) 2021/07/03(Sat) 13:32:04

【人】 焦爛 フジノ

>>39 ロク
「おはよう、ございます」

おはようと言われたらそう返す。
どうせ時間なんて、この状況では大して重要でもない。

「……雨、まだ止んでないの」

答えを聞かずとも聞こえる音でわかる。
問い掛けというよりは、つい溢れてしまった呟きのようだ。
(42) 2021/07/03(Sat) 13:36:00

【人】 被虐 メイジ

>>30 フジノ
「それはどうかな」

対して、挑戦的にいたずらっぽく歯を剥いて笑う。
メイジは最終的に(4)1d10
(数値が大きいほどつよい)

ほどのおはじきを手にしただろう。
さて、どちらが勝ったかな?

「えー。オレそんなすぐ口に入れるように見える?」

話し方や雰囲気の問題か、軽率そうには見える。
直後に響く大きめのお腹の音には、ぱちぱちと瞬き。

「あはは。ごめんね……おなかすいたよね……」

あ! ふと、思い出したようにメイジは懐を漁る。
取り出したのはキャラメルの箱。
わずかに入っていたはずだ。

「あげる」

その中のひとつを、そっぽを向いたあなたに差し出した。
(43) 2021/07/03(Sat) 13:37:17

【秘】 諦念 セナハラ → 発熱 ニエカワ

/*
Hi!知ってただろうけど狼の片割れよ。
これからアナタを殺すロールを…するわ!
狼×2の共同作業という形になっているわよ。
流れとしては、

・手術室に招待(イマココ)

・セナハラが準備の為に一時退出する。
 手術室に来たメイジくんとニエカワくんで秘話
 (やっぱ…死ぬ前に会話、したいわよね)
 (キリの良いタイミングで
 「あ、先生来た」するとスムーズかも)

・セナハラとニエカワくんで秘話。気絶させるロールするわね
 以降は人間調理実習を狼窓で行います

概ねこんなカンジよ。
相方には伝えてあるわ!
(-141) 2021/07/03(Sat) 13:42:19

【人】 焦爛 フジノ

>>43 メイジ
真剣な面持ちで向かい。
最終的に(9)1d10
(数値が大きいほどつよい)

ほどのおはじきが紙の箱に収まった。
結果ははたして。

「見える。……気になった植物とか、すぐ、口に入れそう」

花の蜜とか吸ってそう。

雰囲気のせいか、おはじきをして緊張が解けたのか。
いくらか遠慮のない物言いになっている。

「……いいの?
お腹すいてるのは、そっちも同じ、でしょ」

迷うように貴方とキャラメルを交互に見ている。
(44) 2021/07/03(Sat) 14:29:20
メイジは、おはじきの箱の中を二度見した。
(a9) 2021/07/03(Sat) 14:51:38

【人】 被虐 メイジ

>>44 フジノ
「え……。負けた……上手だね、フジノ。
 やっぱりこれは、女の子の遊びということ……?」

あなたの初手で油断したのだろうか。
箱の中身はわざわざ数えるまでもなく、一目瞭然。

「そこまで野生児じゃないよー……
 
やったことないって言ったら嘘になるけど


口に入れたことはあるし、それで腹を壊したこともある。
小さい頃に。恥ずかしいので、それは秘密だ。

「いいよ。まだ少しあるし
 でも、早く食べちゃったほうがいいかもね!
 あとでお腹を空かせたオレが強奪しにくるかも!」

冗談っぽく言って、キャラメルを押し付けた。
(45) 2021/07/03(Sat) 14:52:22

【憑】 技師 アユミ

>>37 ロク

「薬は足りてるんです。でも、薬だけじゃ病は治りません。
 体力を付けない限り、快方に向かう事は無……難しいです」


無い、と断言しかけた。
現状を理解していながら、女は取捨選択に踏み切れていないのだ。
軍隊ならばともかく、まだトリアージという概念が普及していない時代である。

「あ、そうだ。
 確か食べ物がどこかにあるって話になって……」

食糧について考えたからだろうか。
少し思い出してきたらしい。
(46) 2021/07/03(Sat) 15:19:02

【神】 諦念 セナハラ

>>G18 【調理室】

医師不足の社会だからといって、彼らは食い扶持に困らないわけでない。
むしろその逆、使い潰される事が殆どである。
そんな環境でも医師を志したのは、自分の為だった。

「あまり気持ちの良い話ではありませんから。
 お二人だって、空襲のことはあまり思い出したくないでしょう?
 それと同……」

ふと、そういえば貴方達は幾つなのだろうと思い至る。
漠然と近しいつもりでいたが、ひょっとすれば当時まだ乳飲み子だったのではないか。
そう問いかけようとして、ロクの耳飾りに目を留めた。

「あ。付けましょうか、それ。ピアスですよね?」

どうやらピアスの仕組みを知っているらしい。
荒れた手を差し出した。
(G19) 2021/07/03(Sat) 15:38:59

【秘】 諦念 セナハラ → 発熱 ニエカワ

手術室の中は異臭が残っている。
塩や胡椒といった、保存食を作る際に使う調味料。
脂がべっとりとついた包丁とメス。
手術台には血を拭った様な跡があった。

「今片付けますので、ここの椅子に座っててください。
 臭いがきつかったら、三角巾で口元を覆ってください」

簡素な椅子に薄い毛布を置き、小さな机に白湯の入った湯呑みを置いた。新品の三角巾もそばにある。
調理器具と医療器具を流しに持っていき、
タライに溜めた水で洗っていく。
大人達で汲み取り、沸かした貯水槽の水だ。
(-142) 2021/07/03(Sat) 15:50:16

【秘】 諦念 セナハラ → 発熱 ニエカワ

 
そして。
手術室の最奥には、
糸を通された肉切れが幾つも干されていた。
 
(-143) 2021/07/03(Sat) 15:51:14

【赤】 被虐 メイジ

齢17の少年は本物の戦場を知らない。

今わかるのは、誰かを犠牲にしなければ生きられないこと。
そしてそれをこれから自らの手で行うことだけ。

けれどあなたの行動、今までのその言葉から
経験を物語っていることはなんとなく、わかっていた。

「うん、オレ……もう奪ったことあるから。
 だから……もう怖くないや」

血で汚れた手を洗う。洗って、きれいにする。
──自ら犯した罪は綺麗にはならない。

もう意識して隠す気もないのだろう。
メイジは己の手で父親を殺している。
(*16) 2021/07/03(Sat) 15:51:54

【秘】 遊惰 ロク → 商人 ミロク

 どこか以前とは変わりのある様に思える声色を聞き乍ら、
 無遠慮に室内を見回す。
 吊られた上着、布の掛けられた鞄。
 移ろった視線は軋む音に遅れてベッドに向けられる。

「あァ、こいつのことか」

 トントンと右の耳介を指で叩く。
 正確には、幾つも開けた穴を埋める飾りを。

「本筋にゃ関係ねェんだが……
 マ、聞かれたからには答えるかァ」

 立った儘、其れを聞かせる。
 
因みに、関係無いというのはこの男の主観に過ぎない。
(-144) 2021/07/03(Sat) 15:53:01

【独】 諦念 セナハラ

過去の俺、聞いてるか?
やっぱり父ちゃん死んでたよ ありがとう、好き
(-145) 2021/07/03(Sat) 15:57:36

【秘】 遊惰 ロク → 商人 ミロク

「ホトホトいやになっちまったからだよ。

 ――おれの十八番はもう見せたろ。
 十二のころだったか、外に売られちまってなァ。
 それからはマァ、奇術を生業に生きてきた。

 ……おれを買ったヤツも一緒に仕事するヤツも、
 ロクなのはいなかったがねェ。

 銭を稼ぎゃァ持ってかれ、それが消えりゃァおれのせい。
 半分くらいはカネよか殴ンの目的だったンだろうが、
 それでもジッとけなげに耐え忍んだモンさ。
 ハハ、たまァにホントに盗ってやったけども」

 空笑いと共に、至極どうでも良さそうにそこまで話して。
 ホントにこの話聞きたいか?と、
 目で訴えながらサッサと切り上げようとする。

「マ、我慢する理由もなくなっちまったンで、
 稼いだ分だけキッチリ“貰って”店じまい。

 いけ好かねェ銭を捨てちまうかわり、
 高くてキレーで洒落たモンにしたのさ」▼
(-146) 2021/07/03(Sat) 15:57:50

【赤】 被虐 メイジ

「……ありがとう」

口元をわずかに吊り上げる。
たとえ世間から許されることではなくとも
あなたの言葉が背中を押している。

「……セナさんは、すごいね。
 でも、セナさんだって死にたくは、ないでしょ」

自分は死にたくはない、だけど
本当は誰かに死んでほしくないのも事実で
自らを助けてくれている人ならなおさらだ。
(*17) 2021/07/03(Sat) 15:58:23

【秘】 遊惰 ロク → 商人 ミロク

 逡巡の間があって、理由を一つ付け加える。
 その響きはどこか言い訳めいていて、
 建前なのだと察せられるかもしれない。

「……文ナシじゃアどこにもいけねェからなァ」

 口を閉ざし、これでどうかと出来を問う様に、
 ベッドに腰掛けている相手の顔を窺い見る。
(-148) 2021/07/03(Sat) 15:59:38

【独】 被虐 メイジ

囁きと表の温度差で風邪引く!!!!!!!!!!!!
!!!!!!!!!!!!!!
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
(-147) 2021/07/03(Sat) 15:59:58

【独】 被虐 メイジ

セナハラ……もしお前がしんだらオレまた
一人窓になるんだけど……踊ったらいい?
(-149) 2021/07/03(Sat) 16:06:32

【赤】 諦念 セナハラ

明言はしてこなかったが、
かつての自分の行いはもう察しがついているのだろう。
聡い子供だ。
それ故に危ういとも、思った。

「すごいかどうかは……、わからないですけれど。
 あの時は死にたくないというより、
 ……ただ単に飢えて、見境が無くなっていました」

裸足で逃げながら考える事は、渇きや飢えばかりだった。
生きたい、死にたくないと意識したことはあまり無かったように思う。
知性のない動物に等しく、本能のまま彷徨っていた。

「死にたくないか、と聞かれると。
 それも、わかりません。
 ……ただ逃げ続けた結果が今、といいますか」
(*18) 2021/07/03(Sat) 16:17:54

【赤】 諦念 セナハラ

綺麗になった手を見つめてから、時計を見た。

「……少し休憩しましょう。
 証拠の消し方も教えたいですから、また来てください」

指定された時刻は約一時間後。
誰にも見られない様に、手術室へ来るように。
共犯者は、小さく囁いた。
(*19) 2021/07/03(Sat) 16:18:23

【人】 遊惰 ロク

>>40 メイジ
「はいよ、ロクサンだなァ。
 おぼえが良くてありがてェかぎり」

 ヒラリと手を振って。
 それからあしらう様に受け答える。

「そうだなァ、そいつが痛まなくなるまではねェなァ。
 ――マ、おとなしく治すこった」

 話乍ら伸ばしかけた手を、自分の耳元に持っていく。
 その動作はギリギリ不自然に見えるかどうか。
 
大方、頭に置こうとでもしたのだろう。
(47) 2021/07/03(Sat) 17:03:25

【秘】 発熱 ニエカワ → 諦念 セナハラ

言われるままに椅子に腰かけ、三角巾で口元を覆った。
においがきつい。いつも使用後は麻酔で意識を失っているため見たことはなかったが、こんなものなのだろうか。
生々しい鮮血が拭われた跡とぶら下がる肉に、思わず目をそらして。

「……う、うん……」

肉が見つかったと聞いたときは、缶詰の肉の塊とかが見つかって、それを干し肉にしているものだと思っていたが、どうやらそうではないらしい。
この豪雨で弱ったイノシシでも迷い込んだのだろうか。
そんな事があれば、みんなが話題にしていそうなものだが……

「………っ……」

持病故の動悸か、精神的なものか、鼓動が早まって息苦しい。
座っているだけなのに、全力疾走してきたかのように肩で呼吸しながら、チラリと片付け作業をしている背中を見た。

(……大丈夫、心配ない……。セナハラさんが、いる…から…)

漠然とした不安感を振り払おうと頭を緩く振るった。
(-150) 2021/07/03(Sat) 17:46:11

【赤】 被虐 メイジ

「オレにはまだそんな状況、全然想像つかないな。
 ……悪い夢みたいだ」

メイジの家は、貧乏ではあったが
見境がなくなるほどまで飢えてはいなかったからだ。
まだ死にたくないと言える今は、余裕があるのだろうか。

「でもオレは、セナさんに生きて欲しいけど。
 オレが生き延びることができたら、もっとすごいって言うよ」

それだけを告げ、囁きに静かに頷くと。

「また後でね」

メイジは、手術室を後にする。
その足取りは来るときより重たい。
できるだけ誰かに感づかれないように、しっかりと歩いた。
(*20) 2021/07/03(Sat) 18:08:00

【人】 遊惰 ロク

>>42 フジノ
「だなァ、いつになったら機嫌がなおンだか」

 井戸端じみた調子で返す。
 この男、取り立てて用があるという訳でもなく。
 見かけたので話でもするかなァ、と。その程度だ。

「雨の音もソロソロききなれちまうなァ。
 雨が好きなお嬢サン。この音はどうだろ」
(48) 2021/07/03(Sat) 18:16:58

【人】 遊惰 ロク

>>46 アユミ
「そうかい。そンなら散歩くれェさせてやんな。
 監禁だのとふて腐れてたからなァ、ニエカワクン」

 人知れず取捨選択を終えた男は、変わらず笑う。
 それから医師の言葉に首を傾げた。

「食いモンが? そいつがホントウなら吉報だけども。
 そンじゃお前サン、そいつを探して走り回ってンのか」
(49) 2021/07/03(Sat) 18:22:22

【秘】 被虐 メイジ → 発熱 ニエカワ

「そういえば、前よりはちょっと風弱まってる気がする。
 止まない雨なんて、ないもんね!」

あなたを安心させるため、希望的観測につけ加える。
そして、病気のことを黙って聞いていた。
どこか遠くのことのように。

「そう。そうなんだ」

"そういうこと"
ただその事実だけを受け止めるように短く返事する。
震えるあなたの手を見て、そっとその手を握った。

「大丈夫」
(-151) 2021/07/03(Sat) 18:34:16

【秘】 被虐 メイジ → 発熱 ニエカワ

「もし、」
「リョウが苦しい時、オレがなんとかしてあげるから」

そう、やさしく囁いた。

「オレの怪我なんてなんでもないよ。
 ……おなかすいたんだったよね。
 今は早くセナさんのとこに行ってきなよ」

あなたの背をそっと押す。

「薬飲んだらさ、また後でゆっくり話そ」

メイジは笑った。
(-152) 2021/07/03(Sat) 18:35:51
メイジは、うまく笑えているか自信がなかった。
(a10) 2021/07/03(Sat) 18:41:36

【独】 被虐 メイジ

オレはサイコパスじゃないよの歌

オレはサイコパスじゃないよ
オレはサイコパスじゃないよ

人の心はあるんだよ 苦しんでるんだよ
本当にそうか? でも自分優先なんだろ?
心はあるけどお前のことは殺すよ!(ザシュッ)
(-153) 2021/07/03(Sat) 18:49:08

【人】 被虐 メイジ

>>47 ロク

あなたの手の動きを目で追ってから、一歩離れた。
ふわりと香る、消毒液のにおい。

「……えー。大したことないんだけどな。
 男は働くモンでしょ……」

どこかつまらなそうに膨れるが
疲れているのか、腹が減っているのか
自分から積極的になにかをする気はなさそうだった。

その辺の椅子に座り、机に顎を乗せ
へたれた犬のようになった。
(50) 2021/07/03(Sat) 19:07:24

【人】 焦爛 フジノ

>>45 メイジ
「力加減は、わかったから。
それに私はどっちも見えてるから……距離が掴みやすかった、だけだよ」

歪な跡の残る目の付近を指でとん、と示す。片目ではどうしても掴みにくい所はあるだろう。

「あるんじゃない。

……そう。えっと、ありがとう。
どうしようかなって、思ってたから、助かった」

押し付けられたキャラメルに、小さく頭を下げて。
もたつきながら包みを開いて、茶色い塊を口に入れる。
……こういうお菓子を食べたのはいつぶりだったか。
しっかりと味わうように、口の中で転がした。
(51) 2021/07/03(Sat) 19:56:59

【人】 焦爛 フジノ

>>48 ロク
「どう、だろう。
いつもより強いって、聞いたけど……」

二日、三日……ともすればもっと、かかるだろうか?
くぅ、と小さく鳴ったお腹の音を誤魔化すように腕で抱くように腹を隠す。

「……いつもよりちょっと怖いけど、好きだよ。
山の音が聞こえにくいのは、困るけど」

外を見ようとするように、しっかりと雨戸で閉じられた窓の方へ視線を向ける。

「こういう時って、よく、山が崩れたり、するから」

私の家、ここの下の方なの。
ぽつんと呟くように告げた。
(52) 2021/07/03(Sat) 20:03:15

【人】 被虐 メイジ

>>51 フジノ

「ああ、」

あなたの指の先を見、思い出したように頭の包帯に触る。
片目でいることが当たり前になってきた頃だった。

「次は負けないよ。片目でも、手加減なしね」

言葉の裏にまた遊ぼうね、という意味を込めて軽快に笑う。
おはじきをまとめて箱に入れて置いておくことにした。

「食べ物、贅沢できるほどないって聞いたんだ」
「だからさ、……」

一拍の間に、ふと遠い目をした。
それは瞬き一瞬で元に戻る。

「協力し合えたらいいよねって思っただけ」

頬杖をついて、あなたが食べる様子を
「おいしい?」と眺めていた。
贅沢できるほどないと知りながら譲ったのは
ただ女の子の前でかっこつけたかっただけだ。男なので。
(53) 2021/07/03(Sat) 20:42:38

【秘】 流転 タマオ → 技師 アユミ

 タマオは思考した。己の眼前に横たわる、その事実を今一度組み立てよう。

 暮石 誠はチサチャンがここにいると思っているから探している。己は彼女がここにいないと思っているから探していない。

 子ども達は山口 歩美が生きていると思っているから探している。己は彼女が死んだと知っているから探していない。
(-154) 2021/07/03(Sat) 20:46:42
タマオは、至極当然のことを呟いた。「行方が知れている人間は探されない」
(t14) 2021/07/03(Sat) 20:47:13

【秘】 流転 タマオ → 技師 アユミ

 己が消えても探されないようにするには? 自身がもう帰らぬ人である事が共通認識となれば良い。いつもやっていることのやり方を、少し変えるだけじゃないか。
(-155) 2021/07/03(Sat) 20:47:54
タマオは、考え事をしている。ひとつの答えを出した。
(t15) 2021/07/03(Sat) 20:49:04

【見】 流転 タマオ

 さて、考える事はまだあった。己はアユミサンは十中八九誰かに殺されたものと考えている。彼女はこの状況で自死を選ぶような者ではない。彼女は自身が子どもらを守れるように在ろうとするだろう。

「……もう数日経てば分からなかったが」

 恐らく不意を打たれたのではなかろうか。“最初の犠牲者”は特に、身内を警戒する思考がない。食料の残量を把握しているだろう職員ら……クレイシは外すか。衝動的に殺害をしかねない様子ではあったが、己がこうして歩いていて痕跡を見ない程度に証拠を消せる状態と思えない。

 となるとセナハラだろうか? 外の者も候補である。何にせよ、アユミサンを殺したのは大人だ。子どもらにはその発想が出る土台がない。戦前戦後の生まれの差は、大きな壁とも溝とも言える。
(@2) 2021/07/03(Sat) 20:52:13
タマオは、もうひとつ、考え事をしている。答えはすぐに出た。
(t16) 2021/07/03(Sat) 20:55:44

【秘】 流転 タマオ → 技師 アユミ

 己は皆等しく、自身が害される可能性を浮かべられるべきではなかろうかと考える。“べき”で語るにしては矢張り、己の自己満足の範囲でしかないのだが。

「さて、誰の前に転がそうか」
 
(-156) 2021/07/03(Sat) 21:11:22

【独】 諦念 セナハラ

>>@2

最高だな……
戦前戦後の違いとか、発想の土台とか

どうして死んじゃうん……?
(-157) 2021/07/03(Sat) 21:14:52

【独】 諦念 セナハラ

ア〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ニエカワくん ニエカワくん
ごめんな…ごめんな……美味しく頂きます 物理的に…
(-158) 2021/07/03(Sat) 21:17:11

【独】 流転 タマオ

全員の前に目玉を転がす心霊現象を考えていたのですが、タマオの思考を出力したところ子ども達だけに見せるかという考えに移行しました。

その上で子ども達の内訳(メイジ:狼 ニエカワ:これから死ぬ フジノ:特になし)から、フジノの前に転がそうとPL当方が今考えているところなのですが、結局全員の前に転がすかも……さてどうしてくれましょう。
(-159) 2021/07/03(Sat) 21:17:54

【神】 遊惰 ロク

>>G19 【調理室】
「アー、空襲。マ、そうかもなァ」

 薄味の同調を示しつつ、右へ左へ手中で飾りを転がして。

「いンや……アー、や。そンなら、まァ。
 ひとつ頼むとするかねェ」

 突っ撥ねンのは感じがよろしくないかなァ、と。
 そう思って、差し出された手にポトリと十字架を落とす。

 それから靴を投げ出して椅子の上に素足を引き上げ、
 中途半端に胡坐をかく様な姿勢になって。
 横髪を耳に掛け、飾りを手渡した男の方へ耳朶を晒した。
(G20) 2021/07/03(Sat) 21:29:53

【独】 流転 タマオ

フジノ以外は心霊現象に遭ってもらおうかしら。ニエカワにはPL文で心霊現象です強調して、「こわかった〜」程度で済ませれば殺害に疑いを持たないままでいてくれると思うのだけれど……持たせるようなことをしても問題ないかしら?

GMにロール始めているかとかの確認取った方が良いかもなのだわ。でもPL当方、GMにもサプライズを提供したく思うのよね。悩むのだわ。
(-160) 2021/07/03(Sat) 21:37:14

【人】 焦爛 フジノ

>>53 メイジ
「……うん。次も、負けないから」

次があればいい。甘い塊を転がしながらそう思えば、するりと言葉は紡がれた。
遠く水の流れる音を聞きながら腹を擦る。

「そう、なんだ。……そうだろう、ね。普段も、余裕がある訳じゃ、ないんだから」

どこを見たのだろう。何を考えたのだろう。
フジノには、わからない。

「……うん。協力、できたらいいな。
私も、なにか……役に、立たないと」

できる事は少なかったとしても、荷物にはなりたくはなかった。

おいしい?という問いに、貴方を見てこくりと頷く。
口の端は、微かに持ち上がっていた。
(54) 2021/07/03(Sat) 21:49:24

【人】 遊惰 ロク

>>50 メイジ
「そンでガキは遊ぶモンだなァ」

 そう付け加え乍ら椅子を引き、斜め向かいに腰掛け。
 頬杖を付いて、ヘたれたワンコと化した少年を
 ぼけーっと眺めている。

「……そういやお前サン、いくつだっけか」
(55) 2021/07/03(Sat) 22:15:32

【人】 遊惰 ロク

>>52 フジノ
 細い腕と、隠された腹をジッと見て。
 
「……おれァ、この音はちっとばかしこええェかなァ」

 半ば独り言のようにそんなことを口にしてから、
 話す少女の視線を追って、それから戻って顔を見て。

「おっと、そいつは心配だなァ。
 何事もなきゃァいいが。

 ――そういやお前サン、ひとりでここに来たンだろ。
 家のひととははぐれちまったのかい」
(56) 2021/07/03(Sat) 22:17:42

【独】 被虐 メイジ


──手術室の帰り。
借りている一階の病室へと足早に駆け込んだ。
全身の力が抜けたように膝から崩れ落ちて
ベッドに顔を伏せた。

「──っ……うぇ……げほっ……」

気分が悪い。胃からなにかがこみ上げてくるのを我慢した。
誰かに聞こえないように、声を潜めた。

「…………」

「……オレは、まだ、大丈夫」

そう、言い聞かせて自分を奮い立たせた。
そうだ、いつもこうやって部屋の隅で、我慢してきたんだ。

この程度、どうってことない。
(-161) 2021/07/03(Sat) 22:34:18

【秘】 諦念 セナハラ → 発熱 ニエカワ

「見ていて気持ちの良いものではありませんでしたね。
 どうも僕自身慣れてしまったみたいで。
 気が回らなくて、すみません」

布巾の水を絞る。手術台を拭き直せば、血の跡は消えた。
貴方の心境を知りながら、気付かないふりをする。

「……あ。
足りないか


車輪の付いた作業台に近付き、小さく呟く。
注射器が並んでおり、アユミと練習をした形跡が見える。
立ち寄った際に調達した薬だけでは足りなかったようだ。

「ちょっと薬を取って来ます。待っててもらえますか」

貴方が頷くと知りながら、男は頼んだ。
返答があれば、手術室を後にするだろう。
(-162) 2021/07/03(Sat) 22:41:38
セナハラは、どこか悲しそうに笑った。
(a11) 2021/07/03(Sat) 22:43:59

【人】 被虐 メイジ

>>55 ロク
「オレ、ガキじゃないよ、もう17だよ……。
 それに一応都会に行って、働いてるんだよ……」

未成年なものは未成年だった。
それに言動はやや子供っぽい自覚もある。

ここにいる大人からすれば断然子供だった。

「ロクさんこそ何歳なの? オレよりは年上なのかな」
(57) 2021/07/03(Sat) 22:45:35

【秘】 流転 タマオ → 被虐 メイジ

 何処かの廊下。ころん、あなたの足は何かを蹴って転がした。大きなびぃ玉よりも一回り二回り大きな球体が、ぽつぽつと赤い跡を床につけてゆき、そして見えなくなった。

 
──それは、人間の眼球だった。


 ほんの一瞬だけ視界に入った翡翠は、血に濡れてなお現実離れした鮮やかさを保っていた。誰のものかはすぐに思い当たるだろう。

 何処を探しても翡翠を閉じ込めたそれは見つからない。血の跡も気付けば綺麗さっぱりなくなっていた。怪奇現象に遇ったか、狐に化かされでもしたかのようだ。
(-163) 2021/07/03(Sat) 22:51:08

【秘】 流転 タマオ → 発熱 ニエカワ

 何処かの廊下。ころん、あなたの足は何かを蹴って転がした。大きなびぃ玉よりも一回り二回り大きな球体が、ぽつぽつと赤い跡を床につけてゆき、そして見えなくなった。

 
──それは、人間の眼球だった。


 ほんの一瞬だけ視界に入った翡翠は、血に濡れてなお現実離れした鮮やかさを保っていた。誰のものかはすぐに思い当たるだろう。

 何処を探しても翡翠を閉じ込めたそれは見つからない。血の跡も気付けば綺麗さっぱりなくなっていた。怪奇現象に遇ったか、狐に化かされでもしたかのようだ。この状況と引かない熱が見せた幻覚かもしれない。

 ともあれこの出来事は、あなたの不安を煽るだけで終わったことだろう。
(-164) 2021/07/03(Sat) 22:51:22

【秘】 流転 タマオ → 焦爛 フジノ

 何処かの廊下。ころん、あなたの足は何かを蹴って転がした。大きなびぃ玉よりも一回り二回り大きな球体が、ぽつぽつと赤い跡を床につけてゆく。

 
──それは、人間の眼球だった。


 視界に入った翡翠は、血に濡れてなお現実離れした鮮やかさを保っている。誰のものかはすぐに思い当たるだろう。

 血の跡は不自然に途切れていた。想像を巡らすのなら、彼の身体の大部分を運ぶ“誰か”の存在が過るだろう。まさか本人が目玉を落とすわけもない。

 あなたは目玉を拾うことも、放っておくことも出来る。
(-165) 2021/07/03(Sat) 22:51:25

【秘】 流転 タマオ → 遊惰 ロク

 何処かの廊下。ころん、あなたの足は何かを蹴って転がした。大きなびぃ玉よりも一回り二回り大きな球体が、ぽつぽつと赤い跡を床につけてゆき、そして見えなくなった。

 
──それは、人間の眼球だった。


 ほんの一瞬だけ視界に入った翡翠は、血に濡れてなお現実離れした鮮やかさを保っていた。誰のものかはすぐに思い当たるだろう。

 何処を探しても翡翠を閉じ込めたそれは見つからない。血の跡も気付けば綺麗さっぱりなくなっていた。怪奇現象に遇ったか、狐に化かされでもしたかのようだ。
(-166) 2021/07/03(Sat) 22:51:27

【秘】 流転 タマオ → 商人 ミロク

 特別な日について話して、それから暫く後の何処かの廊下。ころん、あなたの足は何かを蹴って転がした。大きなびぃ玉よりも一回り二回り大きな球体が、ぽつぽつと赤い跡を床につけてゆき、そして見えなくなった。

 
──それは、人間の眼球だった。


 ほんの一瞬だけ視界に入った翡翠は、血に濡れてなお現実離れした鮮やかさを保っていた。誰のものかはすぐに思い当たるだろう。

 何処を探しても翡翠を閉じ込めたそれは見つからない。血の跡も気付けば綺麗さっぱりなくなっていた。怪奇現象に遇ったか、狐に化かされでもしたかのようだ。
(-167) 2021/07/03(Sat) 22:51:30

【秘】 流転 タマオ → 諦念 セナハラ

 何処かの廊下。ころん、あなたの足は何かを蹴って転がした。大きなびぃ玉よりも一回り二回り大きな球体が、ぽつぽつと赤い跡を床につけてゆき、そして見えなくなった。

 
──それは、人間の眼球だった。


 ほんの一瞬だけ視界に入った翡翠は、血に濡れてなお現実離れした鮮やかさを保っていた。誰のものかはすぐに思い当たるだろう。

 何処を探しても翡翠を閉じ込めたそれは見つからない。血の跡も気付けば綺麗さっぱりなくなっていた。怪奇現象に遇ったか、狐に化かされでもしたかのようだ。
(-168) 2021/07/03(Sat) 22:51:34

【秘】 流転 タマオ → 療育 クレイシ

 何処かの廊下。ころん、あなたの足は何かを蹴って転がした。大きなびぃ玉よりも一回り二回り大きな球体が、ぽつぽつと赤い跡を床につけてゆき、そして見えなくなった。

 
──それは、人間の眼球だった。


 ほんの一瞬だけ視界に入った翡翠は、血に濡れてなお現実離れした鮮やかさを保っていた。誰のものかはすぐに思い当たるだろう。

 何処を探しても翡翠を閉じ込めたそれは見つからない。血の跡も気付けば綺麗さっぱりなくなっていた。怪奇現象に遇ったか、狐に化かされでもしたかのようだ。
(-169) 2021/07/03(Sat) 22:51:38
タマオは、以降、生者の視界に映ることはなくなった。
(t17) 2021/07/03(Sat) 22:52:22

タマオは、それでもここにいる。
(t18) 2021/07/03(Sat) 22:52:33

流転 タマオは、メモを貼った。
(t19) 2021/07/03(Sat) 22:53:11

【独】 焦爛 フジノ

/*
WHY???????????????
タマオ 秘話 ナンデ????????ア????????
みんなに送ってるんですか?
個人宛に送ってるんですか?

エッ……ウォ……オア……????
(-170) 2021/07/03(Sat) 22:59:24

【神】 諦念 セナハラ

>>G20 【調理室】

手中の耳飾りを見下ろし、持ち直す。
ささくれ立つ指が耳朶に触れる。

「何か異変があれば、すぐに言ってくださいね。
 この季節は膿み易いですから」

馴れているのか、手間取ることもなく装着した。

「はい、御終い。
 ……しかし、十字架も久しぶりに見ました」
(G21) 2021/07/03(Sat) 23:01:42

【独】 遊惰 ロク

/*
〜〜〜〜〜〜〜〜ッッッッ!!!!!!!
(声にならない悲鳴)
(-171) 2021/07/03(Sat) 23:08:19

【憑】 技師 アユミ

>>49 ロク

「……そうだ。
 その事についてセナハラくんに聞こうと……。
 いや、ううん、それはもう聞いた……?」

混濁した記憶が徐々に鮮明になっていく。
約束。櫛。食糧。薬。
様々な記憶が断片的に浮上しては沈んでいった。
どうも思い出す事が難しくなっているらしい。
それについて思案する事もまた、難しかった。

「フジノちゃんに……いえ、まずはリョウくんに薬を持って行かなきゃ、そうしたら櫛を取りに行って、不安なことは無いか聞いて、麻酔を用意して、容量を教えて、」
(58) 2021/07/03(Sat) 23:14:50

【憑】 技師 アユミ

>>58
 
「────あ、」

 
(59) 2021/07/03(Sat) 23:17:11

【秘】 発熱 ニエカワ → 被虐 メイジ

「……アキラって頼りになるんだね……ありがとう」

苦しい時お見舞いに来てくれたり、励ましてくれたりするのだろうか。
友達が自分を想って声をかけてくれる……きっとそれだけで気持ちが落ち着くに違いない。

「初めてできた友達が、アキラでよかった」

ニコリとほほ笑んで、握り返した。

「わかった……薬飲まないとゆっくりできないしね」

手を放して頷くと踵を返して

「セナハラさんのところいってくる。またあとでね」

ひらりと手を振って別れた。
(-172) 2021/07/03(Sat) 23:40:09
ロクは、こつん、ころん。
(a12) 2021/07/03(Sat) 23:45:19

【秘】 遊惰 ロク → 流転 タマオ

 どこぞの誰かか或いは場所に、用が有ったか無かったか。
 兎にも角にも院内を歩き回っていた時のことだった。

 ――何かを蹴り転がした。
 自然と視線を下げて、転がしたものをその目で捉える。

  
――翡翠でしょうか。あの青を好みます。


 覚えのある色が、それ以外を失って。
 あってはならない形でそこに転がっていた。

「――――ッ!?」


 バクンと心臓が跳ねる。
 ヒュッ、空気を吸い込み損ねた喉が鳴る。 

  
――己はこの目が好きだ。


 転がっていく一瞬、目が合ったそれは紛う事無く。
 “茶飲み話”をした、あの警察官の瞳だった。▼
(-173) 2021/07/03(Sat) 23:45:44

【秘】 遊惰 ロク → 流転 タマオ

 ……暫く立ち呆けてから。
 突き飛ばされるように正気に返り、慌てて赤い跡を追う。

 それは歩を進める毎、背後から順に消えていく。
 一歩、二歩、靴で擦った筈の跡も残りはしない。

 男は、翡翠を探す。
(-174) 2021/07/03(Sat) 23:46:10
ロクは、翡翠を見つけられなかった。
(a13) 2021/07/03(Sat) 23:46:34

【独】 流転 タマオ

>>a12>>a13 😉
(-175) 2021/07/03(Sat) 23:47:22

【独】 流転 タマオ

秘話が遅れてきたわ。いえ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜⤴⤴⤴⤴ キスした。 @ありがとう
(-176) 2021/07/03(Sat) 23:49:28
遊惰 ロクは、メモを貼った。
(a14) 2021/07/03(Sat) 23:49:54

【秘】 発熱 ニエカワ → 諦念 セナハラ

「………うん…」

背もたれに体を預けて荒い呼吸を整えようと必死だった少年は、相手の言葉に生返事を返した。
ぼんやりと手術台を見ると注射器やら医療機器がみえる。
イノシシの解体に注射が必要だろうか。
しかしそんな事を考えてる余裕はなかった。
熱が、ますます上がってきているようで体が熱い。
早く、薬を飲まなければ……
(-177) 2021/07/03(Sat) 23:55:16

【人】 遊惰 ロク

>>57 メイジ
「……十七かァ」

 しみじみとそう言ったのち、クツクツと笑って。

「そンでもおれよりゃガキだなァ。
 ガキじゃねェってのはおれのトシ超してから言いな」

 そんな、無茶振りと言っていい発言。
 この男は割かし大人げが無い。
(60) 2021/07/04(Sun) 0:01:03

【人】 遊惰 ロク

>>58 >>59 アユミ
「……? お前サン、具合でも――」

 ブツブツと呟き乍ら考え込む女の顔を窺う。
 医者の不養生、なんて悪ふざけみたいな言葉が過る。

 その時――不意に。
 医者は顔を上げてたった一音を漏らした。

「……どうしたってんだい、お医者サン」

 その一音がどうしてか、
 えらく不吉に響いた気がしてならなかった。
(61) 2021/07/04(Sun) 0:21:34

【秘】 諦念 セナハラ → 被虐 メイジ

「……メイジくん、丁度良かった」

手術室から出て、調剤室から睡眠薬を持ち出した帰り道。
手術室に向かっているであろう貴方を呼び止めた。

「今、ニエカワくんがいます。これを飲ませてください。
 僕はもう少し強めの麻酔を持って来てから向かいます」

小さな包みに入った粉薬だった。
麻酔を打つにしても突然注射をさせてくれる人間はいない。
下準備ということらしい。
(-178) 2021/07/04(Sun) 0:27:08

【秘】 発熱 ニエカワ → 流転 タマオ

セナハラに会いに行く途中、何かを蹴飛ばしたきがして床を見る。
血痕を残しながら転がっていく目玉。

「……?!」

しかし、改めて見渡した限り何もない。

「…………」

今日は昨日より熱が高い。
きっと見間違いをしたのだろう。
深くため息をついて目的地へと歩みを進めた。
(-179) 2021/07/04(Sun) 0:28:19

【秘】 諦念 セナハラ → 被虐 メイジ

/*

というわけでニエカワくんと最期のロールを……頼むわ…
存分になさい……
(-180) 2021/07/04(Sun) 0:28:58

【秘】 諦念 セナハラ → 被虐 メイジ

/*
うっかり殺しても良いわよ
(-181) 2021/07/04(Sun) 0:31:11

【秘】 諦念 セナハラ → 流転 タマオ

見慣れた物だ。
その翡翠が誰のどこにあった物か、すぐに思い当たる。
何の感傷もなく拾い上げようとして、見失った。

「……まさか、ね」

怪奇など存在しないはずだ。
もしも在るのなら、
自分はとっくに呪い殺されているだろう

きっと、気のせいだ。
そう自らを納得させ、廊下の奥へ進んでいった。
(-183) 2021/07/04(Sun) 0:37:31
セナハラは、非科学的なものを信じない。
(a15) 2021/07/04(Sun) 0:37:55

【独】 流転 タマオ

会いに行く途中だ〜〜〜〜〜〜〜〜 @ありがとう
(-182) 2021/07/04(Sun) 0:38:27
セナハラは、自分が生きている事こそ、その証拠だと考えている。
(a16) 2021/07/04(Sun) 0:38:31

【独】 流転 タマオ

>>a15 😉
(-184) 2021/07/04(Sun) 0:39:00

【独】 流転 タマオ

非科学的な存在をプレイしに来ました。よろしくね☆彡
(-185) 2021/07/04(Sun) 0:41:05

【独】 流転 タマオ

タマオ、銃殺されているけど別に撃った人怨んでもいないなぁ。今はそれを覚えていないけれど、思い出しても、相手が生きていても、呪う気はないわね……食われていても変わらないだろうなぁ、殺され方によらない。逆にタマオあんた何に怒るの???????
(-186) 2021/07/04(Sun) 0:54:17

【憑】 技師 アユミ

>>61 ロク

「……、…………」

指を鳴らす。無音だった。
女が単に下手なのか、それとも。

「……いえ。大丈夫ですよ」

何かを理解したのか、その声は落ち着いていた。
憐憫の混じった目線が、廊下を映す。

「ロクさん。お願いがあるんですが、良いでしょうか」
(62) 2021/07/04(Sun) 0:59:25

【神】 遊惰 ロク

>>G21 【調理室】
 耳飾りは一つ一つに宝石があしらわれている。
 それが、近くで見ればよく分かる。
 黄、青、緑、白。
 小さな石たちは灯りを反射して取り取りに光った。

 
――指で触れられる一瞬、小さく体が揺れる。
  それは男の意識の外にある反応だった。


「……ン」

 『何か異変があれば、』という言葉に、
 頭を揺らさぬ様、短い声だけで頷いてみせる。

「はいよ、助かった」

 装着が終われば、穴が埋まったのを確認しがてら、
 指で弾いて。付け直されたばかりのそれを示す。

「医者の兄サン、こいつに縁があンのかい」
(G22) 2021/07/04(Sun) 1:14:56

【人】 焦爛 フジノ

>>56 ロク
「……その気持ちも、わかるよ。
強いのは、きっと、なんでもこわいから」

ぴくり、と肩を揺らした。
頭が貴方の方へ向く。前髪がずるりと顔の前に下がった。

「うん。ううん。
お父さんは、お酒を飲んで、動いてくれなくて。そういう時、起こしたら、怖い顔、するから。
だから、私、先にここへ来たの。
……お父さんだって、子供じゃないもの。起きたら、自分で避難すると思ったから」

でも来ていないし、別の所へ行っているのかも、と腹を摩りながら零す。
―――父以外の、言及はなかった。
(63) 2021/07/04(Sun) 1:26:53

【人】 被虐 メイジ

>>54 フジノ
「──あ」

ふと、あなたの口許に描かれたゆるやかな弧を見て
メイジも少しだけ表情を緩めた。
きっと、その表情を見るのは初めてだ。
学校ではあまり顔を見る機会もなかったから。

「フジノ、笑った?」

「そのほうがいいよ」

ぼんやりと少し不安定な心の奥底が
ほんのりあたたかくなる。
かっこうつけた甲斐があった。
(64) 2021/07/04(Sun) 1:39:35

【人】 遊惰 ロク

>>62 アユミ
「――、……はいよ、なんだろ。
 叶えられるかは内容によるだろうがなァ」

 様子のおかしい女の口にする『大丈夫』を、
 そう簡単に鵜吞みには出来ないが。
 一先ずは“お願い”とやらに耳を貸すことにする。
(65) 2021/07/04(Sun) 1:43:16

【秘】 焦爛 フジノ → 流転 タマオ

ゆら、ゆら、と歩いていた。
歩いて、歩いて、歩いて……そしてこつんとなにかを蹴飛ばした。

……なにを?
視線を向ける。
赤黒い跡がそれの向かった先を教えてくれた。


建物を包む雨の匂いの中に、鉄の匂いが混じる。
微かに震える足で、なにかに突き動かされるように跡の先。足に触れたものを探す。

そして、見つけた。
鮮やかな翡翠色が。こちらをじぃと見上げている。

片手を悲鳴を上げかけた口にやり、もう片方の手は咄嗟にやや膨らみかけた腹へと伸びた。
ここ最近感じ続けていたのとはまた別種の吐き気を、飲み込む。
大丈夫。飲み込む事には、慣れた。

「……タマオ、さん」

恐る恐る名前を囁き、周囲を見渡す。
……翡翠色以外に、彼を示すものは残っているのだろうか?
(-187) 2021/07/04(Sun) 1:49:52

【独】 流転 タマオ

あああああああああああああ妊娠なさってる〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
(-188) 2021/07/04(Sun) 1:55:09

【秘】 被虐 メイジ → 諦念 セナハラ

ぼんやりと廊下を歩いていたメイジは、はっと顔を上げた。
先ほどよりやや悪い顔色は、時間のせいか、場所のせいか。
言われるがまま、小さな包みを受け取った。

「……うん、わかった」

淡々とそれだけ返信をして、あなたの横を通り過ぎた。
(-189) 2021/07/04(Sun) 1:59:34

【秘】 商人 ミロク → 流転 タマオ

「……出生記録に残されていない赤子。
 今の主人に運良く拾われ商人の肩書として付けていただいたものが『未録-ミロク-』です」

偽名は、ありますが、正しいものではありません。
まともな治療も、お抱えの医師や商人としての地位がなければ受けられません。

「空へ、ですか。
 そうですね、次に会える機会がいつかわかりませんから。
 私もまたこの日が来たら。
 空へとあなたの誕生を祝うことにしましょう」

今日の食い扶持すら困っているのに、再びここに来る日が来るとは到底思えず。
ほんのすこし、ここから生きて帰れないのではないかという懸念がある。

だがそれをすべて呑み込んで今は、確かに、柔らかに微笑んだ。

―――数刻後。
翡翠と琥珀は再びかち合い、その"予定"が生きて交わされる未来が潰えたことを知らせた。
(-190) 2021/07/04(Sun) 2:15:31

【人】 被虐 メイジ

>>60 ロク
「……何歳かは教えてくれないんだ。オレは教えたのに」

「ずるいなー」
「実はさ、オレも本当は十七じゃないけどね」

へたれた犬の体勢のまま、にへっと悪戯っぽく笑う。
その言い草はなかなか子供っぽかったが
そこまで知りたいとも思っていない、軽い調子だった。
(66) 2021/07/04(Sun) 2:24:53

【秘】 商人 ミロク → 遊惰 ロク

「盗品ですか」

一言、それだけ返す。事実であると思ったので。
目の前の青年がそれを憐れんで欲しいというのならば相応の態度が見えただろうと解釈をした。

「話は、続けてください。
 半分以上の疑問は解決しました」
(-191) 2021/07/04(Sun) 2:34:12

【独】 流転 タマオ

今度勝手に祝うね、よろぴく〜〜〜〜くらいのはちゃめちゃにゆるい思考で傷を与えていくからダメ。タマオ本人は元々死んでいるから、最初からお互い生きてお祝いできると思っていないのよね……こいつよ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
(-192) 2021/07/04(Sun) 2:48:23

【人】 商人 ミロク

>>41 フジノ

「言い値というのは、あなたが私に対して払える価値です。
 それがゼロ円であったからといって咎めることは無いでしょう。
 ―――ただ、あなたの取引のことをそう記憶してしまうのは、
 あなたにとって好ましくないかも知れなせんが」

0円の価値で取引をした。
それを商売では無く施しと受け取り尊厳を損ねる存在はいるかもしれない。

「目的は、大切な価値になります。
 例えば、あなたが『雨に濡れた黒猫の命を助けるため』に
 『タオルが欲しい』といえば、私が納得する『倫理』に沿った価値だと判断して取引をするでしょう。

 わかりますか?
 私は、その目的が聞きたくて取引をしています。

 他にも、私が『理解をしない内容でも』とりひきはします。
 つまり、あなたの話がきければそれで構わないのです」
(67) 2021/07/04(Sun) 2:51:29

【独】 流転 タマオ

>>67
めちゃくちゃわかりやすく言うじゃん…………(正直よく分からんかったをプレイしたタマオ
(-193) 2021/07/04(Sun) 2:58:49

【独】 流転 タマオ

>>翡翠と琥珀は再びかち合い、
ところでここ好き(好き
(-194) 2021/07/04(Sun) 2:59:46

【人】 商人 ミロク

>>メイジ

「すみません、お聞きしたいことが。
 あなたは、"痛み止めの薬"は入り用ですか?」

突然、男はすれ違いざまにあなたへ話しかけた。
他の人の目もあるかも知れない場所での、
商人としてはおかしくない態度。
どこか初めて会ったときよりも柔らかく、
おはじきのときに見せた表情のようだった。

あなたの様々なところに見える"怪我"を心配して告げているのだろうか? と思うだろう。
(68) 2021/07/04(Sun) 3:00:16

【秘】 被虐 メイジ → 発熱 ニエカワ

──メイジは、手術室にいるあなたの元へやってくる。
雨と風の音にかき消されるくらい、静かな足取りで。

先ほど別れてから、割かし時間が経っている。
上がった熱は大丈夫だろうか。

"友達"は今どんな表情をしていて
どんな気持ちでいるのだろうか。

「リョウ」

あなたの姿を認めれば、どういう状態であれ
つとめて、いつもの調子で声を掛ける。

けれど、少しその声に緊張が混じっていた。
(-195) 2021/07/04(Sun) 3:04:40

【秘】 遊惰 ロク → 商人 ミロク

「アー、盗品。マ、そうなンだろなァ」

 アッサリ肯定してみせる。表情も声も乾ききっていて、
 ただ問いに答えるための答えを並べただけの様に見える。

「はいよ、どこから話しゃァいいかねェ。
 ……――あァそうだ、盗ったモンの話。そいつでいいか。

 イチバン最初は握り飯。たしか四つのころかなァ。
 兄サン、ガキが飯くすねる理由。それってなンだろ?」

 ツラツラ並べて、唐突に投げかけた。
(-196) 2021/07/04(Sun) 3:13:40

【秘】 商人 ミロク → 遊惰 ロク

「お腹がすきましたか?」

簡潔に思いつく理由。
それ以外にも多々流派あると思ったが、間違いを言えば青年が補足をすると思い足りない言葉を投げかけた。
(-197) 2021/07/04(Sun) 3:19:08

【秘】 被虐 メイジ → 流転 タマオ

確かに、何かを蹴った気配がした。
まあるくて、ころころと転がっていったのも見た。
綺麗な翡翠色に、赤い染みがちらついた。

「…………………」

メイジは思わず見えている片目をこする。
自分の眼が落ちていったわけではないし
ついにこっちの目もおかしくなったのかと思った。

「今の、なに?」

なぜ見えたのか、消えたのか、どうして、
さまざまな疑問が込められた問い。
きっと、その問いに答えてくれる者はいないのだろう。

そこにいたとしても、メイジには見えない、聞こえない。
(-198) 2021/07/04(Sun) 3:28:43

【秘】 発熱 ニエカワ → 被虐 メイジ

少年は手術台の前に置かれた椅子に座っていたが、ぐったりとした様子で背もたれに身を預けている。

あらかじめ病気の事を聞いていた貴方なら、熱が上がっていることと、胸を押さえていることから心臓に何か異常を感じていることぐらいはわかるかもしれない。

「……っはぁ……、は…ぁ………アキラ……?」

心音の速さに合わせるように呼吸が荒い。
しかし貴方に名を呼ばれれば僅かに顔を傾けてそちらを見ようとする。
(-199) 2021/07/04(Sun) 3:32:17
メイジは、ついに、幻覚でも見え始めたかと思った。
(a17) 2021/07/04(Sun) 3:35:54

【独】 流転 タマオ

実際幻覚なのはそう(現実離れした鮮やかさ
(-200) 2021/07/04(Sun) 3:44:00

【独】 被虐 メイジ

タマオさん、大人+警官だからという理由で(殺人したばっかだから……)
タオルも受け取らず全く話さなかった侍になっちゃった
どうやって死んだの? 実はもう死んでるパーティーン!?
(-201) 2021/07/04(Sun) 3:46:18

【独】 被虐 メイジ

気が狂ってきたので

やあ!オレは霊感ない太郎!
ごく普通の被虐待児さ☆ミ

ってアクションしたろかとおもったけどやめた。
(-202) 2021/07/04(Sun) 3:47:10

【独】 流転 タマオ

何故見えたのか、消えたのか。
みんな幻覚だと心霊現象で終わるから、みんな見た上で一人が現物を持っていたら「あれは心霊現象だったにしても死んだのはマジかも」って思ってもらえると思ったなどと供述しており・・・・・・😌

・行方が知れている(死んでいる)から探されない。
・死体を食料のアテにされない。
・殺した誰かの存在が想像される。
(殺意を持った誰かがいることの提起)

タマオ本人的にはすごい名案らしいわ。実際はうまくいっていないところはいっていないけど!!!!!!!!!
(-203) 2021/07/04(Sun) 3:52:30

【秘】 遊惰 ロク → 商人 ミロク

 だなァ、と笑って頷く。
 花丸満点の回答。それに補足をするならば。

「ついでに言えば、他にも腹すかしたガキどもがいて、
 大人はシッカリ飯食ってたから。
 おれが育ったところのハナシだよ。

 はじめは握り飯、次もそうだったかなァ。
 そンでくすりだの包帯だの。
 しまいにゃ銭まで手をつけて」

 手持無沙汰、上着のポケットに手を突っ込み体を揺らす。
 えらく子供染みた仕草をして、ヘラリと笑い顔で締め括る。

「おれのハナシはこれで終い。
 あとはもうだいたいわかンだろ。

 ――ああはなりたかねェし、
 あいつらみたく死なせたかねェって、そンだけだよ」
(-204) 2021/07/04(Sun) 3:52:59

【秘】 商人 ミロク → 遊惰 ロク

「『一生の最もすぐれた使い方は、
 それより長く残るもののために費やすことだ。』
 とある人が言いました。

 あなたの、倫理観はこの間よりは理解が出来ます。
 だからあともう一つだけ質問をさせてください。

 何故あなたが死ぬ必要があるのですか?」


「あなたは、生きる以上に必要なことがあると思いますか?」
(-205) 2021/07/04(Sun) 4:12:40

【秘】 被虐 メイジ → 発熱 ニエカワ

あなたの様子がおかしい事に今しがた気づいたように
はっとして、駆け寄り、目の前にしゃがみこむ。

揺れる緑の眼が、覗き込んだ。

「…………リョウ、……苦しいの?」

そんなもの、見ればわかるというのに、思わず、問う。
これからあなたを殺すというのに、心配をしている。

頬に手を伸ばして、その体温を確かめるように触れた。

セナハラから飲ませてほしいと頼まれた睡眠薬が
果たしてこの状態で効くのだろうかと
知識のないメイジは思考を巡らせた。
(-206) 2021/07/04(Sun) 4:19:17
ミロクは、名前が似ている青年と技師が会話しているところを見かけた。
(a18) 2021/07/04(Sun) 4:20:43

ミロクは、とある場所で、天気の悪い空を見上げて、次の"予定"を考えていた。
(a19) 2021/07/04(Sun) 4:22:55

商人 ミロクは、メモを貼った。
(a20) 2021/07/04(Sun) 4:35:40

【人】 被虐 メイジ

>>68 ミロク
「…………あ。商人のおじさん……ミロクさん」

考えごとでもしていたらしい。
数歩ほど通り過ぎたあとに、あなたへ振り返った。
初対面の印象は、なんとなく近寄りがたい大人だった。
それに反した、柔らかな表情。
機嫌がよいのだろうか、と思っている。

痛み止め。怪我人であれば、欲しいものだろうが
うーん、と少し思案したのちに尋ねる。

「それって"どこの"痛みを止めてくれるの?」

痛いのは、なにも怪我だけではない。
そんな意を込めたような問いだった。
(69) 2021/07/04(Sun) 4:53:24

【人】 商人 ミロク

>>69 メイジ

数歩過ぎて、おや。と首をかしげていた。
どう呼ばれても咎める気にもならないので様子を見やる。
あなたの内情も気にせず、問われた質問に、
とても答えやすい質問をされたと、こう返した

「              」

あなたに告げた効果は、満足してもらえただろうか。

「あまり病院内でおおっぴらに話すことではありませんから、
 詳しくはお部屋で話させて貰いたいのですが」
(70) 2021/07/04(Sun) 5:00:01

【秘】 商人 ミロク → 被虐 メイジ


「"一時的"におおよそ、"すべて"です」



あなたに告げた効果は、満足してもらえただろうか。
冗談を言っているような表情でも、声色では無かった。
万能薬とはいわず、一時的というものが酷く引っかかる。
(-207) 2021/07/04(Sun) 5:00:20

【秘】 流転 タマオ → 焦爛 フジノ

 沈黙以外に返るものはなかった。

 あなたの胸中に渦巻くおもいとは関係なしに、目の前にあの警察官の眼球が存在するという事実だけが横たわっている。緑と白と赤以外に、彼を示すものはない。湿った血や粘膜は、この球体が彼の身体から外されて間もないことを意味している。

 これはあなたが手に取っても別に消えたりはしないし、触れないのなら鉄錆の臭いと共にそこにあるままだ。人に見せたのなら、彼らはあなたと同じものを見ることになるだろう。
(-208) 2021/07/04(Sun) 5:01:04
タマオは、工具箱を片手に提げて歩いている。足音はしない。
(t20) 2021/07/04(Sun) 5:09:28

【見】 流転 タマオ

「あ」

 ぴちょん、と雫の落ちる先。そこは床だった。つまりこれは新しい雨漏りが発生したことを意味する。
 タマオは地から足を離し、天井に可能な限り顔を近づける。修理には8くらいの技量が要りそうだ。
(@3) 2021/07/04(Sun) 5:10:17

【秘】 遊惰 ロク → 商人 ミロク

「生きてノウノウとあの子らの骸漁るよか、
 死んじまうほうがよっぽど良いに決まってらァな」

 アハ、と笑い声を零して目を細める。
 長々と語った青年の、結局のところの“理由”と“倫理”は。
 恐らくきっと、これ一つに集約される。
 青年にとっては奇跡に等しく、他の何より価値あるもの。

「大人は子どもを守るモンなんだろ」
(-209) 2021/07/04(Sun) 5:12:50
ミロクは、タマオに手を振った。
(a21) 2021/07/04(Sun) 5:13:10

【人】 被虐 メイジ

>>70 ミロク
「…………え〜っ!?」

意外な返答だったのだろう。メイジは目を丸くして
まるで嘘でも聞いたかのような気の抜けた反応をした。

「どういうこと? そんなのあるの? 聞く聞く〜」

けど、それが興味を引いたらしかった。
お部屋で、ということなら遠慮なくついていくだろう。
(71) 2021/07/04(Sun) 5:13:36
タマオは、この程度ならお手の物のはずだ24
(t21) 2021/07/04(Sun) 5:14:15

【見】 流転 タマオ

>>@3>>t21
 慣れないやり方をしたからだろうか、少し手間取った。トンテンカン、すぐに直して床に降りる。そしてそれまでと同じく、再び歩き出した。
(@4) 2021/07/04(Sun) 5:15:22
タマオは、「  ?  」ミロクに首を傾げた。>>a21
(t22) 2021/07/04(Sun) 5:16:38

タマオは、ミロクに向けて明確に首を横に振り、それから点検作業に戻った。
(t23) 2021/07/04(Sun) 5:17:38

【秘】 商人 ミロク → 遊惰 ロク


「あなたのことは誰が守るんですか、私ですか?」

行間はシンプルであればあるほど。
(-210) 2021/07/04(Sun) 5:24:23

【独】 被虐 メイジ

独り言、普通のロールとPLがうるさいやつ混じってて混沌だわ。PL記号つける?いまさら????
(-211) 2021/07/04(Sun) 5:26:11

【独】 被虐 メイジ

ところでニエカワくん殺さなくても死にそうなんやけど
セナハラなんかした? 干しアユミさんですよした?

いや、オレが苦しい時助けてあげるってロールしたから
苦しむロールしてくれてんのかも……さすがことりかも……
(-212) 2021/07/04(Sun) 5:29:05

【秘】 商人 ミロク → 被虐 メイジ

「あるんですよ」

そう言いながら二人で廊下を歩き。空き病室へ。
扉を閉めて、電灯がつくのかわからないが部屋に灯りを灯せば、
鞄の中身からお茶の缶詰のような物を取り出した。

「正しい効能をお伝えします。
 私は医者でも無ければ、専門家でもありませんので
 ……商品として確認されている事柄のみしかお伝えすることしか出来ませんが」



お約束をしてください。

「お医者さまの方々にはどうか知らせないでくださいね」


そんな前置きを置いた。
(-213) 2021/07/04(Sun) 5:48:21

【秘】 商人 ミロク → 被虐 メイジ

「身体の痛みやだるさが軽減される薬のようです。
 服用直後、正気を一時的に失うことになります。
 正気を失うという効果にいくらか症例があります。

 快楽を得る方も、心地よい眠気におそわれて
 そのまま意識を落とす方もいます。

 振れ幅の大きなある"薬"ですね。

 成分的に症状が治るとされています。
 ですが長続きしないらしく、完治するまで定期的に接種をしなければならないでしょう」



男が取り出すのは、ちまたでいう【阿片】だった。

もっともそれを田舎の少年が知っていると思わない。

それを使うことが正しいか正しくないか、"治療"であるかなんて考えていない。
一時の気の楽を与える薬として適している事を男は知っていただけだ。
(-214) 2021/07/04(Sun) 5:50:17

【秘】 遊惰 ロク → 商人 ミロク

 キョトン、首を傾げる。

「ちげェけども。あの子ら守って死んでくれ」
(-216) 2021/07/04(Sun) 5:52:14

【独】 被虐 メイジ

おじさんお前それ……ヤクか?
(-215) 2021/07/04(Sun) 5:52:34

【独】 被虐 メイジ

やっぱりヤクじゃん!!!!!!!!!
(-217) 2021/07/04(Sun) 5:53:23

【秘】 商人 ミロク → 遊惰 ロク

「そうですか。
 それなら、最後に、いま浮かんだ疑問点を証明してください。

 いつかあの子達が助かって、すべてが恵まれたとき。
 もし、あなたがまだ、生きていたら。

 未来のために、あなたは、大人だから、
 私以外と死のうとしますか?」
(-218) 2021/07/04(Sun) 6:08:37

【秘】 遊惰 ロク → 商人 ミロク

「しねェなァ」

 最後の問いを頭の中で並べて揃えて整理して。
 男にとっての単純明快な答えを口にした。

「食いモンが足りねェわけでも、
 食い扶持減るわけでもねェんだろ。

 ――そンときゃァ、そうだな。
 土産話でも持って遊びにいきてェかなァ」
(-219) 2021/07/04(Sun) 6:35:25

【秘】 商人 ミロク → 遊惰 ロク

「なんだ、それなら良かった」

ひどく安心したように笑って。


「取引、いたしましょうか」

たった一つ、あなたに隠し事をしています。


「あなたの名前は、なんですか」

たった一つ、あなたに伝えたかったことがあります。


「共に餓える予定のある人のことぐらい、知りたいですよね」

たった一つ、様々なたった一つがこの取引で生まれました。


「忘れることもないですから、本名があれば教えて下さい。
 断ってくれても構いません」
(-220) 2021/07/04(Sun) 7:04:39

【秘】 遊惰 ロク → 商人 ミロク

 商人がそんな風に笑う理由が見当も付かず、
 その相好をただキョトンと見つめるばかり。

「いいのかい」

 念を押す様にそう言って、
 青年は漸く、ほんの少しだけ肩の力を抜く。
            
リク

「おれの名前かい? ……六。
 シカシまァ、覚えてくれンならロクのがいいや」

 それから同じ問い掛けを。

「――ミロクサンだっけか。ハハ、似てンなァ。
 他に名があンなら知りてェんだが、どうだろ」
(-221) 2021/07/04(Sun) 7:41:16

【人】 焦爛 フジノ

>>64 メイジ
はっと口元を隠す。
反射的に動いた後で、続いた言葉が耳に届く。

「え、えっと……」

いつもならそんな事ないと言い切る口はもごもごと動く。

「そう、かな。……ありがとう」

礼の言葉を代わりに口にさして、少し赤みのさした顔を再び逸らした。
(72) 2021/07/04(Sun) 10:56:07

【秘】 発熱 ニエカワ → 被虐 メイジ

「う、ん……苦し………」

体温が高いからか、頬に触れた手が冷たい。
その心地よさと、友達が心配してくれてることがうれしくて、苦しいながらも僅かに表情が和らぐ。

「ありがと……でも、……大丈、夫……薬、飲めば……」

自分が苦しい時、何とかするといった言葉を守ってくれた彼に礼を述べた。

「はぁ………はぁ……」

荒い呼吸を繰り返し、ぼんやりと貴方の瞳を見つめるた。
体調が悪化しているが、こんな風になったことは初めてではない。
むしろ、夜にはよくこんな風に体調を崩していた。
そんな時はセナハラさんか先生が薬を持ってきてくれて、それで……

「……セナハラ、さん……は……?」

薬を取りに行くといってここを去ったまま帰ってこない。
早く帰ってきてくれるといいのだが
(-222) 2021/07/04(Sun) 11:16:15

【独】 諦念 セナハラ

今ニエカワくんとメイジくんが戦ってるんだな……
(-223) 2021/07/04(Sun) 11:29:25

【秘】 商人 ミロク → 遊惰 ロク

「……、ありませんよ」

「残っているのは偽名だけですね」

また何か言おうとして口を閉じる。

「もう、お話は大丈夫です。
 食べ物の件ですが、増やすと不公平が生まれますから。
 気をつけて配布することにしましょう」

「……、……」

「六さん、記録しました。
 対価をいただきありがとうございます、またのご利用を。
 最初は興味もなく、今もそこまで、かなり、一部に気乗りではないですが」

「楽しかったです」
(-224) 2021/07/04(Sun) 12:27:45

【秘】 被虐 メイジ → 発熱 ニエカワ

「……………」
「…………………ああ、」

ふいに、手が離れた。
メイジは、おもむろに小さな包みを取り出す。
中身は、粉薬。あなたにはいつもの薬に見えるのだろうか。

「さっき、セナさんとすれ違って……
 これ、飲ませてくれ……って、頼まれてたんだ」

ところどころ、言葉が、詰まる。

「きっと、これを飲めば──」

声が、震える。

「苦しくなくなるよ」

つとめて、優しい友達を演じる。

「飲める?」と薬を差し出す。中身は、睡眠薬だ。
飲めないと言っても、きっと、飲ませる。

メイジは、もう後には引けなかった。
(-225) 2021/07/04(Sun) 12:37:11

【神】 商人 ミロク

>>G22

「……」

空襲、医療、思い出されること、想定されること。
話を聞ける日はあるだろうか、少なくともあまり明るくなく。
こんな場で気持ちが良いものにならないのは明白。
口を閉じた。取引をしているわけでもないので。

「十字架……。ああ、その宝石は本当にきれいですよね。
 質屋がまともに働いて流通が盛んであれば金持ちに高く売れそうです」

十字架は。馴染みが薄いので。
ただじっと僅かに見えた色を眺めてやり取りを聞いていた。
(G23) 2021/07/04(Sun) 12:51:05

【憑】 技師 アユミ

>>65 ロク

「あくまでお願い、ですから。
 優先度はきっと、他の何よりも低いでしょう」

何より、単純だからこそ難しい類の内容だ。
割り切ることができる人間がいるなら、きっとこうはならなかったのだから。

「覚えていて欲しい事があるんです。
 わかっていても、人は忘れやすい生き物ですから」

かつて貧者も富者も、等しく飢えた時代があった。
平和が訪れて、空を睨む必要が無くなってから、
どこか忘れていたのかもしれない。

「今の状況と、これから起こるであろう事」
「それらは全て、」
(73) 2021/07/04(Sun) 12:58:09

【憑】 技師 アユミ

>>73

「──誰の罪でもありません」
(74) 2021/07/04(Sun) 12:59:54

【独】 諦念 セナハラ

子供たちの死早く見たい!!!!!!!!!!!!!!!
早く秘話見せて!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
(-226) 2021/07/04(Sun) 13:02:17

【秘】 発熱 ニエカワ → 被虐 メイジ

「そう、なんだ……」

いつもなら直接手渡してくれるのに、やはり忙しいのだろうか。
背もたれに預けていた体をゆっくりと起こす。

「………ありがとう、アキラ……」

友達の貴方を信用しきっているので疑いもせずに薬を受け取った。
ふらふらしながらもゆっくりと包みを開けて慣れた様子で口の中へ。
セナハラさんがおいて行ってくれた白湯を手に取り薬を飲み込んだ。

「ふう……、……」

息をついて、再び背もたれに体重を預けた。
きっとこれで、ましになってくるはず。

「なんか……ごめん。……みんな忙しそう、なのに……俺……」

本当は自分も、食料を探したりして手助けをしたいというのに、役立たずの体は自分の意思に反して人に迷惑をかけるばかり。
(-227) 2021/07/04(Sun) 13:08:00

【神】 諦念 セナハラ

>>G23

医療行為をする立場上、小さな反応に何の違和感も抱かない。
名前のわからない美しい石を見て推測する。

「……確かカトリックでしたかね、煌びやかなのは。
 収容所にいた時、米兵さんに教わった事があるんですよ」

改宗はしませんでしたけど、と付け加える。
沸かし終えた鍋をコンロから移動させ、もう一つ空の鍋を上に置いた。
そこに濾した水を加え、汲んできた水は全て鍋に注がれた。

「そこで膿んだピアス穴の手当をした事がありまして。
 初めて見た時は驚きましたけど、手伝うとこっそりお菓子をくれるので覚えたんです」
(G24) 2021/07/04(Sun) 13:28:52

【人】 被虐 メイジ

>>72 フジノ

「へへ、どういたしまして」

思ったことを言っただけだとばかりに笑う。

「……こっちこそ遊んでくれてありがと。
 だいぶん気は紛れたよ!
 でもオレがおはじき食い始めたら止めてほしい」

冗談の後"またね"とひとこと添えて
その日は、一度別れただろう。
(75) 2021/07/04(Sun) 13:43:53

【人】 諦念 セナハラ

雨粒で濡れる窓から、暗い空を見上げている。

次に、茶色く濁った川を見下ろした。
知った人間が沈んでいるかもしれないと思い至っても、
眉一つ動かない。

人は死ぬものだ。それも呆気なく、何の物語もなく。
特別なことではない。
懐かしい日常の足音が、少しずつ大きくなっていた。
(76) 2021/07/04(Sun) 14:10:25

【独】 流転 タマオ

>>76
眉一つ動かないじゃないんだよ動く眉がないのわよその顔
(-228) 2021/07/04(Sun) 14:14:17

【秘】 被虐 メイジ → 発熱 ニエカワ

あなたが薬を飲み終わるまで、真っすぐ見つめていた。
伸ばしかけた手に、密かに拳をつくる。

ごめんと謝るあなたに、ぶんぶんと首を横に振る。

「君は何も悪くないよ」

ここに悪がいるとするならきっと、自分だ。

「だから、謝らなくていいんだ」

薬が効くまでまだ時間はある。
その間に何が話せるだろうか。

「なんか、楽しい話しよっか。
 一緒にトーキョー言ったら何するかとか!」

メイジは、笑った。
(-229) 2021/07/04(Sun) 14:15:35

【人】 商人 ミロク

男は、ここに来たときにはあまり行われないかと思った取引を、いくつかすることができた。
一度前もって告げたあの言葉が効いているのだろう。
得られた対価は、男にとっては大きいものばかりだ。

一つは。
少しだけ。名残惜しさを感じさせるものだったが。

技師の女性は先程、名前が似た青年と話していたように思えたが何処にいるのだろう。
また受付に戻っているだろうか、男は病院内を歩き回った。
(77) 2021/07/04(Sun) 14:17:09

【人】 遊惰 ロク

>>63 フジノ
「…………。親父サンとふたり暮らしかねェ」

 思案する間ののち。
 のんびりとした口調で返しながら、
 下がった前髪を払ってやる為に手を伸ばす。

「起こしてやってンのに
 こわい顔されちゃァたまらねェよなァ。
 マ、大人は自分でどうにかするさ」
(78) 2021/07/04(Sun) 14:33:27

【憑】 技師 アユミ

>>77 ミロク

「ミロクさん」

見知った背中を見た瞬間、思い出したことがあった。
いつのまにか持ってい
ると思い込んでい
た明細を片手に声をかける。

「少々よろしいですか?ここの欄なんですけど……」

差し出された
気がした
用紙は、
日本語とドイツ語が入り混じる薬品の一覧だった。

「ひとつ足りなかったんです。
 もし手持ちがあれば、頂きたいのですが」
(79) 2021/07/04(Sun) 14:38:31

【秘】 被虐 メイジ → 商人 ミロク

灯りをともしても、部屋は薄暗い気がした。
ぴょんと病室のベッドの上に乗り、膝を抱える。
ぼんやりと照らされた缶詰を首を傾げて眺めた。

「……お医者さまに話しちゃだめな薬って
 あぶない薬なんじゃないの?」

その言葉は、知恵があるから出たものではなかった。
メイジは田舎で生まれ育ったが、数年、都会に出ている。
しかし稼ぐことに忙しくて、他人よりは知らないことが多い。

その効能を、メイジは黙って聞いていた。
どうやら、万能薬でも、妖しい術でも
どちらでもないことは、理解ができた。

「ああ、でも。それずっと飲んでたら
 どんなに苦しいことがあっても辛くても

 大丈夫になれるってことだよね」

いいかもね、と。薄く笑う。

「おじさんってそういうのたくさん売ってるの?」
(-230) 2021/07/04(Sun) 14:40:18
諦念 セナハラは、メモを貼った。
(a22) 2021/07/04(Sun) 14:51:07

【人】 遊惰 ロク

>>66 メイジ
 パチ、と驚いた様に大きく瞬きをする。
 それから、ヘラリと笑い返して。

「ハハ、お前サンもホントのトシ、
 教えてくれねえってンならお相子だなァ。

 ――そンなら二十と四つ。
 そういうことにしようかねェ」

 ひぃふぅみぃと指折り数えてそう答える。
 真剣に知る気も答える気も無さそうな、軽薄な調子で。
(80) 2021/07/04(Sun) 15:01:19
タマオは、屋上への扉の前に工具箱を置いた。
(t24) 2021/07/04(Sun) 15:19:17

【見】 流転 タマオ

「……」

すい、屋上に足を運んでみた。土砂降りの雨が滅茶苦茶にすり抜けていく。全く回復しそうにない空を呑気に見上げた。
(@5) 2021/07/04(Sun) 15:20:45
タマオは、ひとり呟いた。「痛そうだな……」
(t25) 2021/07/04(Sun) 15:21:10

【見】 流転 タマオ

 降り注ぐ矢の如き雨粒に見舞われた時のことを想像し、それから屋内に引き返す。何事もなかったかのように点検へ戻った。
(@6) 2021/07/04(Sun) 15:23:27
タマオは、雨に濡れていない。
(t26) 2021/07/04(Sun) 15:24:02

【人】 商人 ミロク

>>79 アユミ

「……? はい」

技師の女性に対して妙な感覚を覚える。
男がこういった気分になるのは、はじめてではない。

ついでに言えば、霊感的なものに批難をされたことがないため、
すべからく人間はこのような体験をすると思っているが、
この事実は語られることは無いだろう。


「わかりました、……探しますので少しお待ちください。

 その間に、と、お聞きしたいことがあります。
 ここに私とやってきた青年が言っていました。
 『大人は子どもを守るもの』だと。

 私はすべてに同意をできたわけではありませんが、
 その思想に似たものを持っていました。
 子供は、好きですから。特に学徒が。

 でも一つ疑問が残っていまして。
 技師のあなたは大人とは何を指すと思っていますか?」
(81) 2021/07/04(Sun) 15:33:08

【秘】 遊惰 ロク → 商人 ミロク

「そうかい」

 名前についての受け答えはそれだけ。
 どうせ呼ぶことも少ない。

「はいよ。食わずで何日もつかねェ。
 おれァいよいよもってダメんなる前には首括ろうかなァ」

 話し乍ら何やら耳元を弄っている。
 軽い調子でそんな予定を立てた。

「――そいつはどうも。
 ハハ、おれァ楽しかねェがなァ」

 言葉と裏腹、口元は三日月を模る。
 正直なのは恐らく話す言葉の方。
 浮かべ慣れた笑い顔の儘で問い掛ける。

「正直だなァ、兄サン。
 ンで、気乗りしねェってのはどこのことだろ?」
(-231) 2021/07/04(Sun) 15:39:49

【独】 被虐 メイジ

セナハラの墓下チップ怖いよお

これたとえば「おはようございます」ってだけのセリフでも
怖くなるからこわいよお〜〜〜
(-232) 2021/07/04(Sun) 15:55:50

【秘】 商人 ミロク → 被虐 メイジ

「危ない薬とは私は思いませんよ。
 医療的に試験的に使われている薬で、
 ちまたに流通していないのは確かでしょう。
 ですが、病院のような施設や薬師がという職業がある中。
 このようにほぼ無償で配ることは経済の破綻を起こします。
 だから大声で商売ができない薬となっていますね」

この言葉に偽りは無い。
すべて、そう聞かされてこの取引をしているから。
男は善悪をそこに求めていないだけ。
今更――人の娯楽というものに倫理を求めてはいないのだ。

「富裕層の方々に特に好まれています。
 海外から取り寄せた薬品になりますので、
 取引をすることで相応の金銭を得られます。
 たくさんではないですが、この種類に関しては、よく。
 私の主人が扱っていますから、商品として売らせてもらってます」

肯定、悪びれもなく告げる。
目の前の少年に"必要"な薬であることを疑っていない。
(-233) 2021/07/04(Sun) 16:17:08

【秘】 商人 ミロク → 被虐 メイジ

「大丈夫にはなるでしょうが――、
 運がよければでもあると言えるでしょう」

本当に"治る"ケースを知っています。
本当に"やめられる"ケースを知っています。
本当に"死んでしまうほど苦しむ"ケースを知っています。


語るべきかは悩みました。

「大量摂取で、意識の混濁、
 呼吸困難があるのはどの薬も一緒です。
 用法用量を守って正しく扱うことが必要ですね。

 取引、しますか?」
(-234) 2021/07/04(Sun) 16:18:52

【憑】 技師 アユミ

>>81 ミロク

「私も同じ意見ですよ。子供は守るべきです。
 でなければ、余裕の無い大人になってしまいますから」

守られて育った女は、常々思っていた。
何故周囲の大人達はあんなに忙しないのだろうかと。
理由に気付いたのは、育児を始めてからだった。

「……大人とは、与える人の事だと思います。
 与えるものは人や時代によって変わるでしょうけれど」
(82) 2021/07/04(Sun) 16:24:58

【秘】 発熱 ニエカワ → 被虐 メイジ

「あは……いいね」

元気よく返事をしたいところだが、体のだるさから、ゆるく笑う事しかできなかった。

「秋に、なったらさぁ……新幹線にのって……五輪……みにいきたいなぁ……」

急激に落ちてくる瞼に、抵抗するように目をこすって

「まずは、あいすくりん……でしょ…?
 アキラは何食べたい……?
 やっぱりぱふぇ…かな…。
 セナハラさんと先生にも、たべさせてあげたいなぁ……お土産って、できるかな……」

うとうとと、舟をこぐ。
それでもあなたの顔を見ようと顔を上げて。

「友達と旅行、……楽しいだろうなぁ……。できれば、……みんな……一緒に――………………………」

ついに瞼が落ちてしまう。
(-235) 2021/07/04(Sun) 16:27:30

【人】 被虐 メイジ

>>80 ロク
「そういうことにしようって、ウソって
 言ってるようなモンじゃん〜」

しかし、それすらもハッタリかもしれない。
メイジは曖昧にする理由をふと考えた。

「実は自分でも何歳かわかってない、とか」

へらりと笑った。適当を言っただけだ。

「でも、オレが十七なのは嘘じゃないよ。
 どうせウソつくならもっと上にするもん

 お酒飲める年とかにしてさ」

まあ、そんなことしないけど、と呟く。
(83) 2021/07/04(Sun) 16:32:10

【秘】 商人 ミロク → 遊惰 ロク

「何度も告げているとおり、あなたが死ぬことですよ。
 私は殺意を向けられる対象であると自負しておりますが。

 あなたが死を選ばなければいけない理由がわかりません。
 健常者であり、一番活力に溢れ、将来有望なのに、何故終わろうとするのだろうと思っただけです」

男はそう言うが直球で何度も告げたかはわからない。
伝わっているかもわからない。

先程にも聞いたとおり、死にたいわけでは無いのに、
その選択肢をとる必要がわからないのだ。
(-236) 2021/07/04(Sun) 16:44:06

【神】 遊惰 ロク

>>G23 >>G24 【調理室】
「そいつはどうも。高くてキレーなモンなんだけども、
 銭の代わりにならねェか?」

 商人の方を見て、そう言って。
 肯定を期待していない様子で直ぐに視線を逸らした。

「あァ、カトリック。だったかねェ。
 違いもろくろくわからねェが」

 椅子の上で膝を折り畳んだ儘、首を傾げる。
 手際の良さを見てか横着したか、
 新たに水を沸かす作業は任せっきりにしていた。

「収容所ってどんなとこだろ。
 ……米兵サンがいンのはたしかなんだろけども」
(G25) 2021/07/04(Sun) 16:58:49

【人】 焦爛 フジノ

>>67 ミロク
貴方を、見ている。
賢くはないが、全てを鵜呑みにするほど馬鹿でもない。
しかし。そっと腹を擦る。
……施しを受けたい訳では、ないけれど。

「目的が、あればいいの。
……ミロクさんは、『物』しか、扱ってない?」

つと、視線は外へ向いた。
未だ雨が降り続け、風は雨もそれ以外も建物へ叩きつけている。

「……私、外で仕事がしたいの。
でも、外の事、全然知らないしツテもなくて」

そこで、言葉を区切った。
フジノが欲しいものは、働き口だ。
傷持ちの女が働いて、金銭を稼げる。
此処ではない場所だった。
(84) 2021/07/04(Sun) 17:05:15

【人】 商人 ミロク

>>82 アユミ

「なるほど……? わかりやすいですね。ですが。
 "いつまで"、与えられることを望んでいいのでしょうか。
 それは生きてきた年数で決まりますか?

 病を患い、一生床に伏せることになった壮年の方は、
 食い扶持を減らす為に死んだ方が良いと思いますか?

 どちらにしろ、そうですね。
大人であり続けるのならば。

 体が動かなくなっても与え続けられるような存在になりたいと思いました。
 聞かせていただきありがとうございます」

技師に投げ方問いを答えられる前に礼を告げる。
少し、得心がいった。
同時に――私が見てきた多くの人間に当てはまるような大人の定義とは"違うのだろう"と。
男は考えを改めていた。
(85) 2021/07/04(Sun) 17:16:49

【秘】 焦爛 フジノ → 流転 タマオ

少なくとも、目に見える場所に。
警官の大部分も他の欠片も見つかりはしなかった。

―――誰がこんな事を?
わざわざ外された?なにか強い衝撃を受けた?
……まだ、こんなにも鮮やかなら。
近くに、そうした誰かがいるのではないか?

短く息を吐き、守るように身を抱きしめる。
決して栄養失調の症状などではない、膨らみを宿した腹を。

そのまま踵を返そうとして、

「…………」

床に転がる翡翠色を見下ろした。
貴方が補強した窓は雨風にぶつかり不吉な音を立てているが、しっかりと仕事をしている。
まだ通っているぼんやりとした光が無ければ、ここは夜のように真っ暗で何も見えなかっただろう。
それこそ、自分がうっかり足に当てたように。誰かに踏まれてしまうかもしれない。

ポケットから小さなタオルを取り出してそっと、翡翠を包んだ。
そして踏まれない場所に移す。

「……ごめんなさい」

小さな声で謝って。逃げるようにその場から去っていくだろう。
(-237) 2021/07/04(Sun) 17:25:44

【人】 遊惰 ロク

>>73 >>74 アユミ
「状況ってのはまァ、そうなんだろうなァ」

 男は笑い顔でそう答える。

「折よくおれァ覚えンのは苦手じゃねェし、
 マ、覚えてはおくが。――、……――」

 何事かを言いかけ、それをやめて。
 独り言のような、問い掛けのような言葉を零す。

「……これからなにが起こるってンだろ」
(86) 2021/07/04(Sun) 17:28:35

【人】 焦爛 フジノ

>>75 メイジ
「遊んでもらったのは、私もだから。
……うん。吐き出させなきゃいけないし、背中叩いて、あげる」

冗談にも本気にも取れる言葉を紡ぎ、"またね"を返しただろう。
まだ、雨は止まないのだから。明日もきっと、会うだろうと。
(87) 2021/07/04(Sun) 17:28:57

【秘】 被虐 メイジ → 発熱 ニエカワ

「……うん、」


「…………うん。そうだね」
「きっと、できるよ。約束だ」

あなたの口から語られる『夢』にメイジはただただ頷く。
晴れた日の空に、豊かな都会に、想いを馳せる。

きっと"友達"とはそういうものだ。
それが叶う筈のない未来の話だろうとも。

思えば、メイジは友達に嘘ばかりついていた。
本当はなりたかった駄菓子屋でもなんでもなくて
この怪我のことだって言えなかった、そして今だって。

このわずかな時の中、いい友達でいれただろうか。

(-238) 2021/07/04(Sun) 17:52:19

【神】 諦念 セナハラ

>>G25 【調理室】

神を信仰しているのかと思っていたが、どうやら違うらしい。
コンロの火を少し強くした。

「立場は捕虜ですけど、衣食の面倒は見てくれますよ。
 土産物を作り米兵さんに売ったりして、お金を稼ぐこともできます。

 井戸水を汲んだり、畑を耕したり、炊き出しをしたり……割と自活してましたから、あまり当時の内地と変わらなかったかもしれません。
有刺鉄線に囲まれている事以外は、ね」

こういった質問は初めてではない。
内地の人間が外地に詳しくない事は知っていた。
不快になることもなく、淡々と答えていく。
(G26) 2021/07/04(Sun) 17:53:51

【見】 流転 タマオ

「あ」

 タマオは逃げるように去る背中を見送った。謝罪されるようなことなぞ何もないのに。締まりのない空気を纏ったまま、端に寄せられた布の塊を見やる。なかなか思い通りにいかないものだ。
(@7) 2021/07/04(Sun) 17:56:29
タマオは、タオルを拾った。
(t27) 2021/07/04(Sun) 17:56:42

【秘】 加虐 メイジ → 発熱 ニエカワ

──んなワケあるか。

今から、その友達を殺して、きっと、喰うというのに。
──あなたが姉のように慕う先生のように。


「───……して」

「どうして、オレが……」

まん丸に見開かれた目が、瞼を閉じたあなたを見つめる。

「こんなことしなくちゃ、いけないんだろう」

迷子の子供のようにぽつりと、つぶやいた。
その声には感情の色はない。
ゆらりとあなたの首へと手を伸ばす。

はやく、楽にしてあげよう。
冷たい手が、掴んで、──わずかに、力が込められる。

あなたの熱が、鼓動が伝わる。まだ、生きている。

きっとこの先、もっと自分は人を殺める。
そうしなければ生きられないからだ。

その姿を友達に見られたくはなかったし。
これ以上、長く、苦しめたくもなかった。

ただの自分勝手な都合だった。

(-239) 2021/07/04(Sun) 17:59:13

【秘】 被虐 メイジ → 発熱 ニエカワ

首を絞めていた手は、すぐに力なくずるずると落ちて
あなたの肩を縋るように掴んだ。震えていた。

俯いて、今にも消え入りそうな声を絞り出す。

「…………ごめんなさい」


自分で選んだことなのに、行き場のない感情が心を支配していた。うつろな目で、しばらく、あなたの顔を上げる。

やがてメイジは、立ち上がった。

──共犯者の足音が近づいてくる。
(-240) 2021/07/04(Sun) 18:03:16

【人】 焦爛 フジノ

>>78 ロク
「祖父は顔を見た事も、なくて。祖母は半年前に亡くなって
……お母さんもずっと前に出て行ったから」

だから、今はふたり暮らしだと肯定する。
村の人間……噂話に敏感な人々なら知っている話だ。隠す事でも、なかった。

「そう、でしょう?
……もし、心配させてたら。後で謝ればいいもの」

生きてさえいれば、どうにでもなる。
伸ばされた手に、怯えるように固まった。ぎゅ、と自分の身を抱きすくめる。

前髪を払えば、様子を伺うような目が貴方を見据えていただろう。
(88) 2021/07/04(Sun) 18:05:54

【秘】 被虐 メイジ → 発熱 ニエカワ


「ごめんね、リョウ……、」
(-241) 2021/07/04(Sun) 18:06:56
メイジは、呟いた「おやすみ」
(a23) 2021/07/04(Sun) 18:10:45

【秘】 流転 タマオ → 技師 アユミ

 謝罪をするような非があるのは己の側である。この後の行動も、彼女の心配りをフイにするようなものだ。

 が、己はそれを理解した上で結局行使する程度にはそれを悪と考えていない。悪戯に驚かせる、他者を気遣わない、その他難点を挙げるなればキリのない思想を己は持っている。
(-242) 2021/07/04(Sun) 18:11:11

【独】 被虐 メイジ

/* 一瞬加虐にしたんだけど みんなにバレとらんかな?
まあ、殺してはいないんだけど……
(-243) 2021/07/04(Sun) 18:32:22

【人】 遊惰 ロク

>>83 メイジ
「おっと、こいつは一本とられた」

 予定調和の様にそう言って。
 どうだろなァ、とこれまた適当な相槌を打つ。

「酒が飲めるっつーと、ハタチかァ。
 ……。……マ、正直モンなのはいいこった」

 頬杖をついた儘ゆるりと目を閉じる。
 これ以上、話を振るつもりは無いらしかった。
(89) 2021/07/04(Sun) 18:34:53

【独】 諦念 セナハラ

>>@23

殺した!?
殺した!?
殺した!?
(-244) 2021/07/04(Sun) 18:46:02

【人】 商人 ミロク

>>84 フジノ

「……、……」

「確約は、できません」

「伝を紹介しましょう」

鞄から取り出したのは、手帳。
一枚の紙を破り、万年筆のインクを落とす。
男は文字を書き綴りはじめた。

「取引にするには少し理由が足りません。
 もう少しだけ教えてください。
 どんな夢を持っていますか。
 あなたは将来、どこにいて、どんなことをしたいですか。
 私に、教えてくれませんか」

あなたがその未来を話せば"取引"は"成立"する。
渡されたのは、どこかの住所だった。
(90) 2021/07/04(Sun) 18:53:27

【人】 商人 ミロク

>>84 >>90 フジノ

「私を雇ってくれた主人の住所です。
 裕福な家庭で生まれ育っていると聞き及んでいます。
 脚を悪くしていて、私や他の人間が品物を売りに、
 外に出かけることが多いです。人を使うことが、得意です。
 雇われている私は恵まれていないとは、思いません。

 『ミロクと、取引をしたことがある』と。
 それできっかけは得られるでしょう。
 少なくとも体が動かせる健常な状態、
 または身を離れられる環境になった未来に、
 連絡をすることを推奨します。
 私が手段を持ち得ているわけではありませんから、
 このような形ですが。

 なにか手助けになるかも知れませんし。
 あっさり断られるかも知れません。
 こちらでよければ、いかがですか?」

男の口から告げて、手に入れる手段では無いこと。
男が約束をすることでは無く、あなたが伝える必要があること。
その条件をつけて、あなたその商品を提示した。
(91) 2021/07/04(Sun) 18:56:57

【憑】 技師 アユミ

>>85 ミロク

「私は哲学に明るくないので、“いつまで”かわかりません。
 しかし病で寝たきりになった方に関しては、断言できますよ」

前を見据える。
医者としての面構えだった。

「“絶対に生きるべき”です。
 病は患者がいなければ調べる事ができません。
 永遠に不治の病のままでしょう。
 生きる事こそが、世の為になります」

それは当人の意思を無視した、大多数側の言葉。
この言葉を救いとするか罰とするかは、貴方次第だ。
(92) 2021/07/04(Sun) 18:58:21

【神】 遊惰 ロク

>>G26 【調理室】
 ヘェ、と少し前のよりは中身のある相槌。

「自由に外に出れねェのか。
 ……そいつはちっとばかし息が詰まりそうだなァ」

 中の様子は医者の説明からの想像でしか無く。
 張り巡らされた有刺鉄線を思い描き乍ら、
 そんな感想を口にした。
(G27) 2021/07/04(Sun) 19:08:50

【人】 商人 ミロク

>>92 アユミ

「ああ」

「あなたは、
医者
、なのですね」

なるほど。と呟いて薬を渡そうとして。

「……」

ふと、薄ら寒い違和感と、指に伝わる震えが、
己の感情の流れと行動を阻害した。

一度目を閉じ、また開けたとき、あなたはいただろうか。


「お待たせいたしました、お伝えいただいた薬になります。
 以前は大変ご迷惑をおかけしました。
 これで取引は完了となります。対価は、いただきました。
 また、ご利用ください。
 今度は―――不備がないように務めさせていただきます」

商人の挨拶を連ねながら、緩く笑みを浮かべ顧客の目を見る。
一つ薬瓶をその場に置けば、男は、技師との取引を終えた。
(93) 2021/07/04(Sun) 19:12:07

【憑】 技師 アユミ

>>86 ロク

「さあ、わかりません。
 何が起こってもおかしくありませんから」

窓へ目を向ける。
まだ雨足は強く、止みそうになかった。
……手術室へ向かわなければならない。

「では、これにて失礼します。
 
……何が大切か、予め選んでおくといいですよ


すれ違いざま、小さく呟いた。
尤も、聞き返そうとした所で──、
振り返った先には、薄暗い廊下があるだけだ。
(94) 2021/07/04(Sun) 19:18:42

【神】 商人 ミロク

>>G27 【調理室】

「都会に出れば、金銭の代わりにはなるでしょう。
 申し訳ありませんが、
 このような田舎ではあまり価値にもなりません。
 個人への贈り物か、金銭のかわりにつかわないような、
 慈善活動や集客のような事例になら活用できるのでは無いでしょうか」

宝石の扱い方など、限られている。
裕福層には必要とされるかもしれない。
女子供に見せる、ということだけでも、
一種の勧誘になるのではないかと続けた。

「自由と不自由は紙一重だと思わされますね」

有刺鉄線の内側の彼らは"不自由"だが、生きている。
外の人間達は"自由"だが、
明日生きることもできるかわからない生活を強いられている。

何が、生きると言うことだろうと。
飲めるように濾過されていく水を眺めながら、
少しの眠気で、瞳を閉じた。
(G28) 2021/07/04(Sun) 19:22:00

【人】 被虐 メイジ

>>89 ロク

「ウソついてもしょうがないとこでつかないだけだよ。
 だって、ウソつくのってすごい頭が疲れるからねー……

 頭がつかれるとね、お腹もすくんだよ」

それ以上話を振られないとなると
相変わらずの体勢のまま大人しくなった。

雨の音を聞きながら、ただただ時が過ぎるのを待っていた。
(95) 2021/07/04(Sun) 19:29:49

【人】 遊惰 ロク

>>88 フジノ
「そうだなァ。謝りゃァそれでいいだろうよ」

 軽い調子で同意を返す。
 軽やかな手つきで前髪を払って、直ぐに手を離す。
 露わになった瞳に笑いかける。常より少し、柔らに。

「取って食いやしねェよ、お嬢サン。
 なにをそんなに怖がってンだい」
(96) 2021/07/04(Sun) 19:36:08

【憑】 技師 アユミ

>>93 ミロク

貴方が目を開けた時、まだ女は立っていた。

「ええ、医者です。
 ……一人でも多く救う事が、我々の仕事ですから」

時として、その手段は一つではない。誤る事さえある。
しかし。
正誤など後の世で明かされることであり、
現場の人間が選べる事など殆どありはしない。
薬瓶を手に取れば、小さく一礼する。

「こちらこそ、今後もよろしくお願いし
ガシャン
 
(97) 2021/07/04(Sun) 20:00:23

【憑】 技師 アユミ

>>97

女の手から瓶が落ちる。
落ちた瓶は床に触れると高い音を立てて割れた。
それを目で追った貴方が顔を上げれば、
そこには誰もいない。
(98) 2021/07/04(Sun) 20:01:46

【独】 流転 タマオ

あ〜〜〜〜アユミさん見えなくなった〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
(-245) 2021/07/04(Sun) 20:04:09

【神】 諦念 セナハラ

>>G28 【調理室】

そんな様子を疲れたのだろう、と受け取り。
ピアスの男に視線を移した。

「……起こさないようにしましょうか」


この病院は、内側も外側も不自由だ。
限られた自由さえ存在しない。
だからせめて微睡むくらいはと、思うのだ。

「そろそろ終わりますから、ね」


人差し指を立て、口元に当てる。
(G29) 2021/07/04(Sun) 20:16:48

【人】 遊惰 ロク

>>94 アユミ
「お前サンは――」

 もう選んでいるのか、と。
 尋ねようとして、過ぎ去った女の方を振り返る。
 そこには、誰の姿も無かった。

「…………。まァた、例のヤツかァ……?
 おもったより参っちまってンのかねェ……」


 ――それにしては、耳障りのいいことのひとつも
 聞かせねェで消えちまったモンだ。

 ぼやき乍らそんなことを思って。
 フラリと、女の消えたのとは反対方向へ歩いて行った。
(99) 2021/07/04(Sun) 20:18:40

【秘】 被虐 メイジ → 商人 ミロク

つらつらと語られる薬の説明をぼんやりと聞く。
時々へえと相槌を打つが、全部は頭に入ってなさそうだった。
高く売れて、まだ医師に認められてない薬という解釈をした。

「……そっか。どんな薬でも同じか。
 オレってそんな薬いりそうなくらい辛そうに見えた?
 買ってくれるなら誰でもいいのかな」

こんな有様だし、仕方ないかなと包帯を巻かれた腕を見る。

「でも、運が良ければか」

すこしだけ、思案する。
嵐も止まない、閉鎖的な、いつ何が起こるかもわからない
そんな状況で用法容量を守れるともかぎらない。

「……あはは、おもしろいね。取引しよっか!
 お代はなにがいい? おはじきやる?」

けれど、メイジはそれに手を伸ばした。
お金は持っていない。でもそれは想定しているのだろうと
そう尋ねた。
(-246) 2021/07/04(Sun) 20:25:21

【憑】 技師 アユミ

>>76

窓の外、豪雨の中。
女が一人、立っている。
雨に打たれているはずの髪や衣服は乾いていた。

ふと、笑みを零す。

男を憐れむようにただ見つめて──
いつのまにか、跡形もなく消えていた。
(100) 2021/07/04(Sun) 20:29:41

【独】 被虐 メイジ

更新が来てしまう更新が♪♪♪♪

はやさが足りない♪♪♪
(-247) 2021/07/04(Sun) 20:29:48

【独】 流転 タマオ

霊感太郎たち自覚ないの面白いね……
(-248) 2021/07/04(Sun) 20:30:07

【人】 諦念 セナハラ

>>100

何も見出そうとしない者の元には、何も表れない。
男の瞳には、ただ雨粒が映っている。
 
(101) 2021/07/04(Sun) 20:34:21
被虐 メイジは、メモを貼った。
(a24) 2021/07/04(Sun) 20:34:46

【秘】 流転 タマオ → 技師 アユミ

>>76>>100
 しんみりとした空気も何もなく「あ、いるなー」程度の事実を浮かべながら廊下を歩いて行った。
(-249) 2021/07/04(Sun) 20:34:50
タマオは、空を見上げるセナハラの背後を、音もなく通り過ぎた。
(t28) 2021/07/04(Sun) 20:35:46

【神】 遊惰 ロク

>>G29 【調理室】
 クツリと笑って、医者の男に同じ仕草を返す。
 右耳に下がった十字架が小さく揺れた。

 それから、汲んで濾した水が煮立つまでの時間。
 交わす言葉が途絶えた室内、椅子の上で膝を抱えて。

 只、ザアザアと降り続く雨の音を聞いていた。
(G30) 2021/07/04(Sun) 20:36:54

【人】 焦爛 フジノ

>>90 >>91 ミロク
「……いいの?」

最初の言葉に目を伏せ、続いた言葉にぱっと顔を上げた。
さらさらと書かれていく文字に、ついそんな言葉が溢れた。
夢。将来。どこで、どんなことを。

口を開き、閉じ……やがて貴方に近づき、貴方だけに聞こえるようにそれを、話す。
(102) 2021/07/04(Sun) 20:41:39

【秘】 焦爛 フジノ → 商人 ミロク

「生きて、子供を、産むこと」

「父親にこの子を、殺されないこと」

手足の細さに比べると幾分膨らんで見える腹を、撫でた。
栄養失調の病状などではない、膨らみを。

「そのためのお金を半年以内に、集めること」

「優しい人がいるところで、空いたお腹を抱えないで、自分の好きなように生きられること」

「……私ができなかったことを、望みたい」

『フジノ』の未来では、ない。
けれど、それが『フジノ』の理由であり、目的だった。
(-250) 2021/07/04(Sun) 20:43:09

【秘】 商人 ミロク → 被虐 メイジ

「名前は……メイジさんでしたか。
 記録しました、ええ、対価はそうですね。

 これから聞かせてください。
 何が痛くて、何が辛くて、何から逃れたいですか。

 あなたがこの薬をほしいと思った理由、それだけを求めます。

 辛そうに見えたからは、はい、とお答えします。
 私は、あまりあなたのような見た目の方と、
 話したことがありませんでしたから」

嘘を述べられても、満足の得ない言葉でも。
それでも、男は"薬"を少年と取引をした。

「おはじきは得意ではないので。お断りしますね」

そう笑う彼は、なんとも、純粋に。
あなたのためを思っていた。


/* マジレスふわっと阿片。
医療薬としては違法に流通している。
一度飲むだけでは高揚感とほどよい倦怠感、一種の快楽を感じることが出来る。
高用量の摂取では昏睡や呼吸抑制を引き起こす。
つまり眠るだけもあれば、運が悪ければ死に至ることもある。
習慣性や、濫用による健康被害など、麻薬としての特性があり、複数の服薬で中毒死に至る。

以上副作用、この村での共通の確定ロールは。
【阿片がきいている間は、夢のような気分で、なにもしたくなくなります】
(-251) 2021/07/04(Sun) 20:48:29

【人】 焦爛 フジノ

>>91 >>102
そっと離れて貴方の差し出した住所を、受け取った。
果たして話した事は取引を成立させるに値するものだっただろうか?

「……それで、いい。
全部お世話になるつもりは、ないから。
あとは私が、頑張って……頑張らないと、いけないこと、でしょう?」

大事そうに、紙を両手で包んだ。

「……ありがとう、ございます。
もし、外で会えたら……その時はまた、お礼をします」

そうして頭を下げ。
それ以上の話がなければ、この日の会話は終わっただろう。
(103) 2021/07/04(Sun) 20:49:11
ミロクは、フジノと、取引をした。
(a25) 2021/07/04(Sun) 20:53:07

ミロクは、    と、取引をした。
(a26) 2021/07/04(Sun) 20:54:26

ミロクは、アユミと、取引をした。
(a27) 2021/07/04(Sun) 20:54:51

ミロクは、    と、取引をした。
(a28) 2021/07/04(Sun) 20:55:47

ミロクは、    と、取引をした。
(a29) 2021/07/04(Sun) 20:56:36

【人】 焦爛 フジノ

>>96 ロク
「……人は、怖く見えるものでしょう?」

先日も似たような事を言ったな、と思った。
ここに集まった人々はフジノを嗤わない。
変に憐れむような目で見ることもない。
その事実は少しだけ調子を狂わせ、フジノの知っていた世界をあっという間に壊そうとする。

「……人は怖いし、痛いのが嫌。それだけ。
……それだけだよ」

片手で前髪をそっと戻す。
その後、なにか言葉を交わしたかもしれないが……そうしない内に、フジノは貴方に別れを告げてその場から立ち去っていっただろう。
(104) 2021/07/04(Sun) 20:58:22

【独】 流転 タマオ

ミロクは、†ロク†と、取引をした。

Discord鯖から魚拓(文字数からのあれそれの胡乱発言
(-252) 2021/07/04(Sun) 20:59:45
 




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