人狼物語 三日月国


75 【身内】星仰ぎのギムナジウム【R18G】

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


レヴァティ暴食 スピカ(ランダム投票)
ブラキウム暴食 スピカ(ランダム投票)
メレフ水面に映る 歪まぬ愛を シェルタン(ランダム投票)
シェルタン小さな心 サルガス(ランダム投票)
ルヴァ暴食 スピカ(ランダム投票)
カストル御曹司 ブラキウム(ランダム投票)
ルヘナ水面に映る 歪まぬ愛を シェルタン(ランダム投票)
サルガス懐疑心 メレフ(ランダム投票)
スピカキミの ポルクス と カストル(ランダム投票)
イクリール貪欲 ルヘナ(ランダム投票)
シトゥラ御曹司 ブラキウム(ランダム投票)

処刑対象:スピカ、結果:成功

占い:ルヘナカストル
対象:カストル、判定:呪人

占い:イクリールカストル
対象:カストル、判定:呪人

【赤】 徒然 シトゥラ

シェルタン! 今日がお前の命日だ!
2021/05/28(Fri) 20:00:00
[犠牲者リスト]
シェルタン
ルヘナ
イクリール

パン屋の【死亡】を確認

事件:降霊会

本日の生存者:レヴァティ、ブラキウム、メレフ、ルヴァ、カストル、サルガス、シトゥラ以上7名

【独】 暴食 スピカ

「あ、死んだ」
(-0) 2021/05/28(Fri) 20:00:45

【独】 褐炭 レヴァティ

めっちゃもってかれたんやが(わろてる
(-1) 2021/05/28(Fri) 20:00:56

【墓】 水面に映る 歪まぬ愛を シェルタン


三日目の朝食。

あの少しお節介な彼の声はなかった。
(+0) 2021/05/28(Fri) 20:01:23

【独】 暴食 スピカ

/* でPL発言つけ忘れたっていうね
(-2) 2021/05/28(Fri) 20:01:30

【独】 貪欲 ルヘナ

/*
 あっはっは! イクリールもカストルを占ったのかな?
 ……ねえねえ、カストル、ポルクス。

 お前達が俺を――
(-3) 2021/05/28(Fri) 20:02:03

【独】 褐炭 レヴァティ

何がどうしてどうなったんだよ。有識者あとで解説ください。
(-4) 2021/05/28(Fri) 20:02:18

【人】 褐炭 レヴァティ

「ほい
ほほ〜

 まだ食事も
らっとらん
子は居らんです
いね〜?
 今
から
もらう子は
サァ
ビスで
俺ん皿
煎り豆さん
つけちゃる
よ〜」

 適当な誰かに煎り豆をプレゼントし、
 マイペースに朝食を取り始めた。

 
ひどく掠れた声。重たい動き。施設に来て数年以上の者は、

 
レヴァティがほんの時々、不調気味だったり、

 
酷い時は一日中部屋で休んでいることを思い出す。

 
理由はいつも、移らない風邪と言われる。

 
(知識のある者は、風邪よりも持病の方が近いように思えて良い)


 
昨日、肌寒い時間帯にも屋上にいたようだが、

 
また、その"風邪"でも引いたのだろうか。>>2:220>>2:L19
(0) 2021/05/28(Fri) 20:03:18
2021/05/28(Fri) 20:03:43

【独】 褐炭 レヴァティ

こえーよ?????(匿名メモ
(-5) 2021/05/28(Fri) 20:05:42

【独】 懐疑心 メレフ

スピカ………………………………………………
ルヘナ………………………………………………
シェルタン………………………………………………
イクリール………………………………………………
(-6) 2021/05/28(Fri) 20:05:52

【墓】 貪欲 ルヘナ


「……しくじった、かな」

 誰かが聞いたかもしれない言葉。
(+1) 2021/05/28(Fri) 20:06:05
2021/05/28(Fri) 20:06:58

【墓】 甘言 イクリール

今日も賑やかな朝食の席。

いつも『みんな』に、にこやかに挨拶をして回る
イクリールの姿は、そこには無い。

淡く脆い約束は、終ぞ果たされる事は無かった。
(+2) 2021/05/28(Fri) 20:07:04
イクリールは、何処にも居ない。
(c0) 2021/05/28(Fri) 20:07:17

【赤】 徒然 シトゥラ

*朝食に行く前ホワイトボードを一人で眺める*

「シェン」
「あんたのこと好きだったんだ」
「だから、許さないで欲しい」
「"ボク"はいい子にならないと」
「いい子にならないと、」


「なりたい、大人になれないんだよ」

「……ぁーぁ。
 ………結局、ボクたちを"暴ける子たち"は消えちゃったぁ」
(*0) 2021/05/28(Fri) 20:07:22

【人】 小さな心 サルガス

「――」

 あれ、だなんて。何もわかってないふりをしてみせるのさえ。
 できないほどに、寂しくて、しずかで、ああ、まだ夢をみているのだろうか?
 食堂に入った入り口で立ち尽くして、いつも座る席を遠くの風景のように見て。

 どん、と背中を押されて、食堂の入り口からよろけた。
 生徒の顔は見てないけれど、昨日もそんなことがあって、ああ。
 だれかが、それを咎めていたのを、それをどうしてと聞こうと思って、今みたいに、
 それどころではなくなってしまって、聞けずじまいでいちにちを過ごして、
 ああ、そのだれかが、ぼくのともだちは、もう、そのようにはしないのだろう。

 どうして、ぼくのともだちは、あそこにいないんですか?
(1) 2021/05/28(Fri) 20:07:48
メレフは、朝食の時間、食堂に顔を出さなかった。
(a0) 2021/05/28(Fri) 20:09:44

スピカは、殴られた。
(c1) 2021/05/28(Fri) 20:10:14

シェルタンは、洗いました。洗いました。洗いました。洗いました。身体も服も“身体の中”も。
(c2) 2021/05/28(Fri) 20:10:23

ルヘナは、『知らなかったこと』を教え込まれている。丁寧に、執拗に。
(c3) 2021/05/28(Fri) 20:11:57

(c4) 2021/05/28(Fri) 20:13:21

【秘】 星を仰ぐ メレフ → 水面に映る 歪まぬ愛を シェルタン

2日目の深夜。
薄く雲がかかっている空の隙間から、星が覗いている。

こぐま座が、顔を出していて。

「……星、見えるようになったな」

誰にともなく呟く。近くに来ていたのなら、聞こえているだろう。
(-8) 2021/05/28(Fri) 20:14:54

【人】 小さな心 サルガス

 スピカがいつも座る席を見た。
 いっぱいに陳列棚から持ち出して、まるいちにちぶんみたいな食事を詰め込む姿がない。
 シェルタンがいつも座る席を見た。
 そのまわりにたくさんの子たちが集まって、彼の話を聞きに来る小さな上背はない。
 ルヘナがいつも座る席を見た。
 すぐそばのいっぱいの食事を見ておなかいっぱいになって、ちょっと遠慮がちにする呆れ顔がない。
 イクリールがいつも座る席を見た。
 ひとりひとりを大事に育むみたいに、声をかけて、ようやくそこに座る小さなきみが、いない。

「どうして?」

 考えられない。考えたくない。
 不安を頭の中から取り払うと、頭は空っぽになってしまった。
 まだ、席にさえつかず、ひとりきりで立ち尽くしている。
(2) 2021/05/28(Fri) 20:15:02

【独】 貪欲 ルヘナ

/*
 明日無事だったら会おうね、が死亡フラグだったね。俺。
 ……気付くよなカストル。悪い。
(-7) 2021/05/28(Fri) 20:15:30

【人】 壊れかけの ルヴァ

サルガスの横で、静かに膝を付いた。
体重が軽すぎて、音も出ない。

食堂を。

その、二日前に比べて、伽藍とした食堂をみて。

「…………嘘」

とぽつりとこぼして、俯いた。
身体から、力が抜けて、だらりと、顔がしな垂れる。

「は。
 はは。
 あは……あは、は、はは、ははははは……。
 はははははは、ははははははははははははは」

ぼたぼた。
ぼたぼたぼたぼたと。
涙をこぼしながら、壊れた人形のように笑った。
何で泣いているかも、何で笑っているかもわからない。
何で泣いているかも、何で笑っているかも説明できない。

それはもう『言ってはいけないこと』だから。
『触れてはならないもの』だから。

誰もが、その壊れたように笑う子供の小さな背中を、
見ないようにして食堂へと急いでいる。
(3) 2021/05/28(Fri) 20:16:07
小さな心 サルガスは、メモを貼った。
(a1) 2021/05/28(Fri) 20:17:44

甘言 イクリールは、メモを貼った。
(c5) 2021/05/28(Fri) 20:19:45

幼い スピカは、メモを貼った。
(c6) 2021/05/28(Fri) 20:20:56

サルガスは、涙を流しました。
(a2) 2021/05/28(Fri) 20:21:13

星を仰ぐ メレフは、メモを貼った。
(a3) 2021/05/28(Fri) 20:21:56

貪欲 ルヘナは、メモを貼った。
(c7) 2021/05/28(Fri) 20:22:05

【人】 小さな心 サルガス

>>3 ルヴァ
「ルヴァ……」

 そばで、折れてしまった彼を見た。耐えきれなかったのかもしれない。
 でも、なら、ああ。まだ、自分は大丈夫なのではないか。耐えられるのではないか。
 耐えられるのならば、自分にはすべきことがあるのではないか?

 ぐ、と唇を噛み締めた。その拍子に瞼からはぼろぼろと涙は落ちたけれど。
 だめだ。ルヴァの周りに居たみんなが、シェルタンが、ルヘナが、イクリールが。
 いないのなら、彼を一人にしたくないのなら。

「ルヴァ、ごめん、ごめん、ごめんね。
 泣いていいよ、いいんだ。ねえ、いいんだよ。かなしいよ、くるしいよ。
 いいんだ、ぼくらは、彼らを覚えていて、いいの、それで、いいんだよ」

 そばに膝をついてしゃがみこんで、まだ年の近い彼からしても小さな腕を伸ばす。
(4) 2021/05/28(Fri) 20:25:59

【赤】 徒然 シトゥラ

/*
匿名呻きの連れて行って欲しい人へ。
狼陣営セキレイはぁ〜
いいよっていうけどぉ〜
最悪のメンツそろってるしぃ〜
優しさだったら残り二人でもいいかなぁっておもうから
おまかせするねぇ〜♡
(*1) 2021/05/28(Fri) 20:26:04
サルガスは、ルヴァを抱きしめようとしました。
(a4) 2021/05/28(Fri) 20:27:21

【秘】 貪欲 ルヘナ → 徒然 シトゥラ

/*
 俺を連れて行ってくれるのはお前だよな、とルヘナが申しております。
 というわけでご都合よければいかがかしら。
(-9) 2021/05/28(Fri) 20:28:52

【秘】 水面に映る 歪まぬ愛を シェルタン → 星を仰ぐ メレフ


 ────────!

思わず身動ぎをする。
秋空の下、手首を縛られたまま放り出されていて。

ボロ布しか纏っていない自分の姿がそこにあって。


助けを求めればいいのか、息を潜めてやり過ごすべきなのか、
こんな状況で冷静な判断を下せるわけがない。

草の擦れる音が、響く。
(-10) 2021/05/28(Fri) 20:29:08

【秘】 小さな心 サルガス → 壊れかけの ルヴァ

「ごめんね。ぼく、愚かなままではいたくないよ。
 ぼく、ちゃんとおぼえてる。おぼえてるよ。
 ヘイズも、スピカも、シェルタンも、ルヘナも、イクリールも。
 ぼくらは、ぼくらは。
 言っていけないなんてことはない、触れてはいけないなんてことはない。

 ねえ、ぼく、ぼくだけになっても。かれらのことを、さがしているから。
 どうか、ルヴァ。きみだけは。ひとりきりに、ならないで」
(-11) 2021/05/28(Fri) 20:29:09
シェルタンは、何を間違えたんだ。
(c8) 2021/05/28(Fri) 20:30:21

【人】 徒然 シトゥラ

「ああ、今日は配膳係がいない日か」

 自分が当番であったか見直して食べられない食事を見下ろし
 一瞬の迷いの後厨房へと向かえば、
 
あまりがあった
から
 おかわりをする生徒にあげて欲しいと頼んでおいた。
(5) 2021/05/28(Fri) 20:30:56
カストルは、うつむいているポルクスの手を、引っ張ってきました
(a5) 2021/05/28(Fri) 20:36:47

【赤】 壊れかけの ルヴァ

「はははははは、ははははははははははははは」

壊れたように狂ったように部屋でも嗤っていたが、
目元の涙をぬぐって。

「はぁ……。いやぁ。
 本当に、今『俺』は、最悪で、最高の気分だよ。
 『裏切者』冥利に尽きる。
 そこで見た景色を、迸る怨嗟を、
 重なる絶望を、抗いがたい恥辱を。
 ……俺はすでに知っている」

顔を袖で覆い。

「大好きだったよ。
 これは嘘じゃない。
 ……ありがとう。
 これも皮肉じゃない。
 ごめんなさい。
 ――これだけは偽りだった。

 もう俺は、手に掛ける誰一人に対しても、
 赦されようとも許されるとも思っていないからな」

セキレイ、赤ずきん、
共に終わりまで行こうと再び嗤った。
(*2) 2021/05/28(Fri) 20:37:14

【秘】 懐疑心 メレフ → 水面に映る愛を シェルタン

「――――誰かいるのか?」

草の擦れる音。静かな夜にそれはよく響くようで。

ポケットから、
使い古された
ナイフを取り出す。
警戒したまま、険しい顔でそちらへと歩を進め―――

(-12) 2021/05/28(Fri) 20:37:45

【人】 徒然 シトゥラ

「……サルガス? え”っルヴァ!?
 どうしたんだそんなに泣いて。

 昨日からやっぱり調子が悪いんじゃ無いか」

 二人の様子に慌てて駆けつければ傍でその様子を見守っている。
 仲良くしていた彼らがいなくなったことにあまりに異様に適応している姿は気持ち悪さを感じさせるかも知れないが、隠された前髪の向こう側からの表情は伺うことができない。

「喧嘩をしたンじゃないなら、落ち着ける場所にいくのはどうだ?
 点呼については先生たちに言っておいてあげるからさ」
(6) 2021/05/28(Fri) 20:38:34
イクリールは、大人達の手によって隠されている。それでもなおイクリールに恐れる事は無い。
(c9) 2021/05/28(Fri) 20:40:16

【墓】 水面に映る愛を シェルタン


中庭。
誰もが目を背けるなかで、

一人バイオリンを弾いている。

誰もが耳を傾けなくても構わないという風で。

バイオリンを弾いている人影がある。
周りには誰もいない。
(+3) 2021/05/28(Fri) 20:40:42
ルヘナは、笑っている。
(c10) 2021/05/28(Fri) 20:40:55

【墓】 幼い スピカ

「……やめてください」

        『―――――』
        
殴打音。

「っ……」

どうして自分があんなに食べなければいけないのか、わかっていた。
自分の身体だ。

――風紀委員の身体は、消耗も回復も、早い。
だから、多少乱暴に扱われても、平気だ。
身体は。
(+4) 2021/05/28(Fri) 20:41:39
スピカは、殴られた。
(c11) 2021/05/28(Fri) 20:42:24

【人】 小さな心 サルガス

>>3:6 シトゥラ
「――……そう、そうだね、ああ、ぼくら、調子がわるいのかも。
 ……しんらいできるひとのところで、ルヴァ、みてもらおうかな。
 おなかいたいのかもしれないから、ちょっとおやつ、もっていかなきゃ。

 ぼくは、ここに、残るから」

 涙で腫れたまぶたはじっと貴方を見る。
 それから、食堂にメレフがいないことに気づいた。彼も、いや。確かめないと。
 毅然とした表情で立ち上がると、陳列棚に目を向けた。
(7) 2021/05/28(Fri) 20:42:36

【秘】 懐疑心 メレフ → 水面に映る愛を シェルタン

「――――――は……?」


そこにあったのは、徘徊する裏切者でも 大人の姿でもなく。

布を纏っただけの、あられもない姿のクラスメイトで。

呆気に取られて、言葉が出ない。

何故?まだ、愛を受け取っていたのか?
それとも、これが、"かつて姉を傷付けた行為"なのか?

思考だけが、ぐるぐると、巡っていて。
(-13) 2021/05/28(Fri) 20:42:57
ブラキウムは、ここに居る。
(a6) 2021/05/28(Fri) 20:43:02

サルガスは、ヌガーにりんご、牛乳ポット、とにかくなんでも、ひっつかみました。
(a7) 2021/05/28(Fri) 20:43:30

【秘】 徒然 シトゥラ → 貪欲 ルヘナ

/*
わらえねえよお仲間さんよぉ〜
でもすみませぇん、PLのぉ〜リアル都合のため〜
朝からになってもいいですかぁ〜?
誠に申し訳ありません。

あ、プログラムといたしましてはぁ〜☆
大人に連れて行かれるまで≠フ道のりで
さっぱりコースと、なんかえろっちぃコースと、やべぇーコース用意していましたぁ〜♡
(-14) 2021/05/28(Fri) 20:43:47

【人】 御曹司 ブラキウム

「君は来てくれるかな」

いつもより早く朝食の席に付いている。
すっかり慣れた一人席だ。
(8) 2021/05/28(Fri) 20:44:46
サルガスは、一目散に食堂を飛び出しました。
(a8) 2021/05/28(Fri) 20:46:53

【墓】 幼い スピカ

殴打音。
      殴打音。
  布が擦れる音。
  
肉がぶつかる音。

もう風紀委員だなんだなんてことは、関係なかった。
多少無理をされてもすぐに"治る"病気。
今は、己の身体を、少し呪った。
(+5) 2021/05/28(Fri) 20:48:52

【秘】 小さな心 サルガス → 懐疑心 メレフ

 扉を叩く、扉を叩く。誰も、彼も。いなくなった皆。
 最後に叩いたのは、貴方の部屋の扉。

「メレフ! メレフ! おねがい、返事をして」

 奇異の目で見られはしても、見ないふりまではされていない。
 少年は、いなかったことにはされていないのだから。
 柔らかい拳が扉を叩く。まとめたケープにいっぱいの食事をまとめて。

「おねがい、ルヴァをかくまって。きみしか、信じられないの。
 ぼくが、みんなをさがしてる間に。きみに、彼をまもってほしいんだ」

 まだ、当人らの言葉は、聞けてさえいないのに。空回りは、まわりつづける。
(-15) 2021/05/28(Fri) 20:49:39

【秘】 貪欲 ルヘナ → 徒然 シトゥラ

/*
 あっはっはこっちもめっちゃびっくりした。
 でも俺としては苦しいけど愉悦の死に方したので満足でーす!

 そしてリアル都合については完全承知です、
 ぜーんぜん問題ありません。
 寧ろリアルを大事になさってくださいの気持ち。

 そしてそのコース選択はまーじでありがたいですね!
 えろっちぃコースかやべぇーコースでお願いしたいですね!!
 諸々フリーです。はじめてをおしえてあげてね。

 
(-16) 2021/05/28(Fri) 20:50:57

【人】 壊れかけの ルヴァ

>>4
差し伸べられた小さな腕にすら縋ってしまう。
身体は震え、涙が零れる。
居なくなってほしくなんてなかった。
誰一人欠けてほしくなかった。
その気持ちは本物で、本物だから悲しくて仕方がなかった。

同時に、今日を生きている自分に安堵している自分も見つけて
情けなくて情けなくて情けなくて情けなくて、
浅ましくて浅ましくて浅ましくて浅ましくて、
膝が笑って立っていられない。

「ごめん、ごめんなさい、サルガス、ごめんなさい。
 かなしい。悲しんでごめんなさい。悲しくてごめんなさい。
 おれさまは、ダメなやつで、覚えていることしかできなくて。
 おれさまが、別の誰かなら、良かったのに。
 おれさまが、最初に生きたいなんて思わなかったら良かったのに。
 ごめん、サルガス、ごめん……!」

支離滅裂な言葉を、涙と共に零して回る。
(9) 2021/05/28(Fri) 20:51:48

【秘】 懐疑心 メレフ → 小さな心 サルガス

「―――……サルガス?」

掠れた声が、扉の向こうから聞こえてくる。
ぼくしかいないなんてこと、ないだろうにと。
衣擦れの音、少しだけ近付く声。


「……悪い。今、それどころじゃ……シェル……
いや、あいつはだめだ
……ルヘナや、スピカは……いないのか……?」
(-17) 2021/05/28(Fri) 20:54:32

【秘】 水面に映る愛を シェルタン → 懐疑心 メレフ


馬鹿ッ
アンタ、何度ここに……!」

 胎児のように寝っ転がった姿勢から、
 肘をついて、上体を起こす。

「……早く逃げろ、大人たちが近くにいるから、
 見つかりでもしたら……ッ!」

 自分のことは気にするな、と暗に言う。
(-18) 2021/05/28(Fri) 20:55:52

【赤】 徒然 シトゥラ

*朝食の後*

「昨日みたいにミスはしないようにしないとぉ〜
 って、もうボクにならなくてもいいんだった。

 
『魔術師』
もここに来て欲しかったな
 ……ああ、仲間になってくれた子供の名前=B

 ちょっと大人から聞いたんだけど
 やけに調べるのが上手で普通なら知れないことまで
 わかってしまう才能がある子供がいるって言われてて
 欲しかったんだってさ。
 やっぱり、そういう才能のある子が大人に愛されるんだな」

「羨ましい」
(*3) 2021/05/28(Fri) 20:57:05

【人】 小さな心 サルガス

>>3:9 ルヴァ
「……よわむしなぼくで、ごめんね。きのう、きっときみと、もっと話していればよかった」

 人に囲まれているということは、満たされているということで。
 人がいなくなるということは、それが欠けてしまうこと。
 いつだってひとりぼっちの自分とは、きっと落ちる崖の高さも違うのだ。

「シトゥラの言うとおり、きっと、ここは、つらいでしょう。
 ぼく、おべんとうみたいに食事をもっていくよ。どこが、いいかな。
 高等部の子のへやがいい? それとも、ぼくのへや、なかにわ、なんでも、いいんだけど……」

 見ないふり、触れないふりを出来るものたちに囲まれて食事をするのはつらいことだろう。
 そして何より、彼を守らないといけない。そのために、何ができて、どこへ。
 自分よりも背の高いきみを、かばうように両腕をのばしたまま立ち上がる。
(10) 2021/05/28(Fri) 20:59:15

【秘】 壊れかけの ルヴァ → 小さな心 サルガス

「サルガス……サルガス……。
 ごめん、何もしてあげられなくて。
 おれさまは団長で、頼れる男で、皆の味方で、
 そんな男だったら、最初からそんな勇気が出せてたら。
 もしかしたら誰も居なくならずに済んだのに。

 サルガスが大事に思ってた人だって、
 今から探しに行く人たちのことだって、
 失わずに済んだかもしれないのに。
 
 サルガス、行かないで。
 きっとかれらは、見つからない。
 サルガスも、居なくなってしまう。
 それを、おれさまは、本当に、悲しいと、思う。
 これは……俺の、本当の気持ちなんだ」
(-19) 2021/05/28(Fri) 21:00:57

【墓】 籠絡 イクリール

イクリール。危ない事はしてはいけないよ。

イクリール。誰がそんな事をしたんだい。

イクリール。よく我慢したわね。

イクリール。もう近付いてはいけない。

イクリール。

イクリール。

イクリール。


「ええ。わたしは平気よ、『せんせい』。」

イクリールは『大人達のお気に入り』だ。
そんな噂を流す生徒も居ただろう。
今までも、そしてこれからも。
イクリールは、恐れる事など何も無い。

だって、それが悪い事だとは
ほんの少しも、思ってはいないのだ。
(+6) 2021/05/28(Fri) 21:02:07

【赤】 徒然 シトゥラ

「大人からの内通者だったら、いけないからぁ〜
 真面目にいい子のボクになってたんだけどぉ……

 わかんなくなってきちゃったぁ、あーあ。

 おかしい、本当におかしい。
 どうして、みんな大人におかしくされちゃうんだろう。
 そうしてさ、ボクのこと見なくなるんだ。

 ……ルヘナだって、イクリールだって。忘れるに決まってる

 大人に愛されて、大人に大切にされて、……気持ち悪い」

*今日の封筒を開ける人*
(1)1d2 赤ずきん、裏切者
(*4) 2021/05/28(Fri) 21:03:25

【秘】 小さな心 サルガス → 懐疑心 メレフ

「……そうか、まだ……ごめん、急に押しかけて。
 どう、しようかな……いや、ああ、でも。あそこで知るくらいなら」

 食堂の様子を知っている。見ないふりをされているものたちの姿を知っている。
 それを見たものがどれだけ心を締め付けられるか、よく、思い知っている。

「おちついて、聞いてね。
 シェルタンがいないんだ。ルヘナも、スピカも。それに、イクリールも。
 ルヴァを守ってあげられる人が、だれもいない。
 ――レヴァティとブラキウムと、シトゥラは、いつもどおりなんだ……」

 すりきれそうな喉から絞り出すように。ひとりひとり、大事そうに名前をあげる。
 それなのに、どうしてこうも、差ができてしまうのだろうか。
 たった一日で、どうしようもない壁ができてしまったかのようだ。

「でも、メレフも、つらいよね。いいよ、だいじょうぶ。
 つらくて、くるしいなら、むりには言わないから。
 ぼくのへやでも、どこでも。すこしこわいけど、ルヴァを匿っておくことはできる」
(-20) 2021/05/28(Fri) 21:05:25

【墓】 貪欲 ルヘナ

ルヘナが宿した病は
『知識に対する渇望』
もしくは『本の虫』。
正確に病の詳細を述べるのであれば、
三大欲求を『知識を得る』プロセスで代用できてしまう
病だ。

知識を吸収する際、直近で満たした三大欲求を満たしたのと同様の効果が得られる。
(睡眠欲なら眠気に微睡むような心地良さ、食欲なら何かしらの味覚とそれに対する満足感、性欲なら内股からふくらはぎを介して爪先まで走る快楽)
『三大欲求いずれかの行為』と『知識の吸収』を同時に行うと更に高揚感が生じることも分かっており、食事の際に読書を行っているのはそのためだ。



「……っあ、あは、ひ、っうあ、」

 首筋の赤い鬱血痕は、
大人のもとに来る"前"に刻まれた

 その誰かから"愛された"痕跡を、唇が、舌が、蹂躙して、

 いつまでも湧き上がる快楽と高揚にほのかに色付いた、
 あばらの浮き出た身体が、無邪気な笑い声とともに跳ねている。
(+7) 2021/05/28(Fri) 21:06:17

【墓】 幼い スピカ

模範的な子供であれと、言われたのはいつだっただろうか。
ここにきて、
『スピカ』が『風紀委員』になってから、
こんな目には合わなかった。

だから、ここはお家よりも好きだったし、
ひどい目にあいそうな子には目をかけてきた。つもりだ。

『風紀委員』は、ただの幼い『スピカ』だった。
(+8) 2021/05/28(Fri) 21:06:21
ブラキウムは、見たいものだけを見る。
(a9) 2021/05/28(Fri) 21:07:22

ブラキウムは、やっと人の顔を覚えようと思ったのに。
(a10) 2021/05/28(Fri) 21:07:45

ブラキウムは、これから有象無象扱いされる彼らを忘れるのだろうか。
(a11) 2021/05/28(Fri) 21:10:32

【秘】 懐疑心 メレフ → 水面に映る愛を シェルタン

「は―――それなら、都合良いだろ。
 お前こそ早く戻れよ。明るくなってから戻ったら目立つだろうが」

ナイフ――
乾いた血がこびりついている
――で、手首を戒める布を切る。

立たせるために、腕を掴む。 しっかりと腕を、掴んで 引いた。
(-21) 2021/05/28(Fri) 21:10:50

【墓】 水面に映る愛を シェルタン


大人から愛されることに対する執着からは逃れられた。

歪んだ性欲を愛と感じてしまうほどに、
心に空洞が多く。それ自体が病だったから。

だから、結果的に“治療”は正しい方向に働いている。

「まだできることはあるはず。
 まだ……やれることがあるはず。

 こうなったら、ただ探すだけだ」

 中庭に吹く風は、酷く冷たい。
 冬の訪れを予感させた。
(+9) 2021/05/28(Fri) 21:13:35
幼い スピカは、メモを貼った。
(c12) 2021/05/28(Fri) 21:18:14

【秘】 小さな心 サルガス → 壊れかけの ルヴァ

「……ルヴァは、きのうみんなを率いて、さがしものをしてくれたよね。
 もしかしたらルヴァはべつのことをしようとしてたのかもしれないけれど。
 でも、みんなに機会をあたえてくれていたよね。ぼく、きいてたよ。しってたよ。

 ルヴァは、いつもやさしいね。そばにいるひとを、大事にしてくれるよね。
 いまも、傷ついて、苦しんで。ぼくは、きみがそうあることを、守りたいとおもうよ。
 きみのほんとうのきもち。ぼくに、守らせてほしいんだ」

 それだけ悔やむことがあることを、悔やむ想いがあることを。
 サルガスはしっかりと受け止めて、抱きしめた。大事な、少年のともだち。
 守るために何が出来るか、必死に頭を巡らせて。

「メレフがもし、匿ってくれるなら。せめてちょうしょくだけでも、メレフのへやでいい?
 こわい、信頼していいかわからないなら、べつのところでもいいよ。
 ただ、ぼくが。メレフはきっと、力になってくれるって勝手におもってるだけだから」
(-22) 2021/05/28(Fri) 21:20:00

【墓】 籠絡 イクリール

イクリールが居なくなる少し前、ある生徒の事について
大人や生徒に尋ねて回る姿を見た生徒も居るかもしれない。

それが原因かは定かではない。けれど
イクリールは現状、寮の自室から出る事を許されていない。
治療を受ける必要は無い。

少なくとも、大人達の目がある間は。
それを不満に思う事は無い。
その必要があれば、抜け出す事は厭わないけれど。

イクリールは、大人達の事が好きだから。
大人達が、自分を心配してそうしていると
わかっているから。
本当にそれだけのはずがないのに。


イクリールは、それでも良かった。
(+10) 2021/05/28(Fri) 21:24:01

【墓】 幼い スピカ

ああ、『風紀委員』だけが、
私の居場所だと思ったのに!

結局、どうしたって世界は変わらないのだ。
こんなものが治療であるはずがない。

スピカは、判断を下した。

【――それでも風紀委員でいたほうがマシだ】

抵抗する。制止しようとする。
そんな態度だから、大人の治療は激しくなる。

平気だ。私は『風紀委員』だから。
そして、この体は多少の暴力を苦にしない――

でも、心は?
(+11) 2021/05/28(Fri) 21:24:05
スピカは、抵抗している。物音がする。
(c13) 2021/05/28(Fri) 21:25:05

【赤】 褐炭 レヴァティ

赤ずきんはすぐに来ない。

ボードの隅には黒白の丸が4つかかれていた。オセロかな。
開封済みの封筒が、ボードの後ろに隠されている。

*今日の襲撃先*
<<カストル>>who
(*5) 2021/05/28(Fri) 21:26:59
籠絡 イクリールは、メモを貼った。
(c14) 2021/05/28(Fri) 21:27:07

【墓】 幼い スピカ

治療(もしくは研究)は、
いつまで続くのだろうか―――
(+12) 2021/05/28(Fri) 21:27:13

【赤】 徒然 シトゥラ

「そういえば、こっちはボクだけの手紙だったような……」

 めくって、そしてそこに書かれている文字を読み上げた

 
 シェルタン : 水仙や古鏡の如く花をかかぐ


「?」

「あとで図書室行くか……」

 昔の人のたとえはわからない
(*6) 2021/05/28(Fri) 21:27:24

【秘】 懐疑心 メレフ → 小さな心 サルガス

「そう、か……そんなに……
 早く、早く……裏切者を、見つけないと……」

掠れた喉から、絞り出すように。

「……ぼくの、部屋は……あまり、落ち着けない、だろうから……ひとまず、お前の部屋に 連れていってやれ…」

あとで、行くから。と口にして。

「……悪い、な。色々、あって……今は、動けない。 
 だから……また、後でな」
(-23) 2021/05/28(Fri) 21:27:37

【赤】 徒然 シトゥラ

/*
うゎ
(*7) 2021/05/28(Fri) 21:27:53

【赤】 褐炭 レヴァティ

/*
ええ……wwwww
(*8) 2021/05/28(Fri) 21:27:57

【秘】 水面に映る愛を シェルタン → 懐疑心 メレフ


冷えた身体に、手のひらの熱が伝わる。
ああ、やっぱり、
ここにきてやっと。自分の間違いが何かに気付いて。

引かれるままに立ち上がる。

「……ああ、クソ」

 ─────足音が聞こえる。複数人の。


「オレを置いてった方がアンタは安全に逃げられる。
 いいよ、慣れてるから、問題無いから、だからッ……」
(-24) 2021/05/28(Fri) 21:29:33

【赤】 徒然 シトゥラ

/*
今日も二人襲撃――――☆
(*9) 2021/05/28(Fri) 21:29:42

【秘】 貪欲 ルヘナ → 御曹司 ブラキウム


「約束、か……それだけはっきりとした意志があるのなら
 疑いの持ちようがないな。ありがとう、ほっとした」

 それは本心なのだろう、胸をなでおろすしぐさを取った。

「メレフとシェルタンには個人的に協力の約束を取り付けた。
 ……『知る能力』に秀でていたつもりだったが、分かったことは
 『     』が俺と同じような能力を持つことだけだ」

 存外、動き回っていた。
 色んな人間に対して探りを入れ、活動していたのだろう。
(-25) 2021/05/28(Fri) 21:29:44

【人】 キミの ポルクス と カストル



なんかけっこう人が、いないきがする。


 ルヘナはぼーっとしているかもしれない、あんまご飯食べらんねし。夜の見張りに行ってたらしいからシェ……シェル、ああシェルタン。
お手紙
にあった!

まぁしかたない。
でも、スピカがいないのは〜……ちょっと妙だな、と。

 振り回しすぎてぶったおれたのか……
ついにキノコにあたって死んだのかもしれない


かわいそうに、あとで様子見てやろう。

責任の一端を感じなくもないし


な〜? ポルクス、今日の飯こう、あんま風味、しなくないかぁ……?


『……そうだね、うん。ご飯食べてからだね』

「肉と野菜くえよ〜」
『え〜……』


──そうカストルとポルクスは交友関係が少ない、
あの女子のヘイズですら碌に覚えていなかった。

この残酷な形質こそ
ギルナジウムで暮らすには、とても都合がよかった。
(11) 2021/05/28(Fri) 21:29:51

【赤】 壊れかけの ルヴァ

/*
ひえ……
(*10) 2021/05/28(Fri) 21:31:10
シェルタンは、“水面に映るような”彼の姿を、頭に浮かべている。
(c15) 2021/05/28(Fri) 21:31:42

【赤】 褐炭 レヴァティ

/*
コードネーム赤ずきんです。
匿名連れてってほしい墓下ちゃんは好きにナンパしなって気分〜
たらこスパまだ席外しているけど、打診はおいといてくれたら受けるわよ〜

PLの襲撃予告もとりあえず置いてきますね〜〜
(*11) 2021/05/28(Fri) 21:31:44

【秘】 小さな心 サルガス → 懐疑心 メレフ

「わかった。また、あとで……動けたら、だけど。おはなし、しようね。
 ぼくは。まだ、みんなをさがすから。
 ぼくだけなら、教員棟も入れるはず。
 こんなにたくさん、いなくなったのだもの。それに、ヘイズみたいに隠されてるわけじゃないかも」

 ぱた、と足音が少し離れたような気配がして。それから、もう一度だけ戻ってくる。
 すこしばかり声をひそめて、扉の向こうの貴方に聞こえるように。

「メレフ。むり、しなくていいんだ。
 きみがおもってるより、きっときみは弱っているし、
 きみがおもってるより、きっとぼくは、強いから」

 まっすぐな声の調子でそれだけ告げて。少年は、廊下を駆けていった。
(-26) 2021/05/28(Fri) 21:32:32
シェルタンは、彼が無事である限り、“貴方達”を恨まない。
(c16) 2021/05/28(Fri) 21:32:38

サルガスは、自分の部屋にいっぱいの食料を詰め込みました。
(a12) 2021/05/28(Fri) 21:33:59

【秘】 褐炭 レヴァティ → キミの ポルクス と カストル

/*
ハローハロー、たらこスパです。狼陣営からお知らせ役を賜りました。

お分かりですね? はい、本日の襲撃先はカストルです。
ポルクスも書かれていたかどうかも含め、
どのような運びになるかはまだ未定ですが、
一先ずこうしてPL連絡をさせていただきます。

おめでとうございます。
(-27) 2021/05/28(Fri) 21:34:28
サルガスは、食堂に駆け戻ってきました。
(a13) 2021/05/28(Fri) 21:35:19

【赤】 徒然 シトゥラ

カストルと、ポルクス……?


 当たり前のように二人の名前を呼びながら
 
もしかして骨が折れる作業≠カゃ無いかと

 若干冷や汗をかいたのは内緒だ

「ルヘナ……がいるといえばついてくるか?」
(*12) 2021/05/28(Fri) 21:35:41
シトゥラは、サルガスを心配そうに見守っている
(a14) 2021/05/28(Fri) 21:37:13

【赤】 壊れかけの ルヴァ

/*
コードネーム裏切者です。
私たちの職場は死の福利厚生充実しています。
気軽にお声掛けを。今なら指名料無料です。
引き続き愉快な墓下と地獄の表をお楽しみください。
(*13) 2021/05/28(Fri) 21:37:33

【墓】 幼い スピカ

/* 一方風紀委員はトラックに轢かれた。
(+13) 2021/05/28(Fri) 21:39:05

【秘】 懐疑心 メレフ → 水面に映る愛を シェルタン

「っ、は…逆だ、お前が逃げろよ……
 慣れてるとか、慣れてないとか……関係ないだろ」

息が上がる。人に触れて平気でいられるほどの余裕はまだないようで。
それでも、自身の為すべきことのためにナイフを構えている。

「早く行けよ、ぼくが何とかする」

―――自身の体では、それが無謀な行いであると 少年は気付いていないのだ。
(-28) 2021/05/28(Fri) 21:39:07

【赤】 壊れかけの ルヴァ

「……ここまでくると勘違いじゃなさそうだ。
 俺たちは試されている最中なのかもしれない。
 大人はこれを乗り越えさせようとしているのか、
 それとも乗り越えられないことを期待しているのか」

どちらでも、やることは変わらないがな、
小さくつぶやいた。
(*14) 2021/05/28(Fri) 21:39:21

【赤】 徒然 シトゥラ

/*
そしてごめぇ〜ん赤窓のみんな〜
PLタスク的にカスポル襲撃頼んでいい〜〜??
大変、大変関わりたいところだけれど、時間がちょっと……
お、おじさん、お手紙送るぐらいにしちゃおうカナ????
(*15) 2021/05/28(Fri) 21:40:57

【人】 小さな心 サルガス

>>3:7 >>3:10 再び、食堂
「ルヴァ、ぼくのへやに、食料いっぱい置いてきたから。
 なんでも、していいからね。ずっと、そこにいなくちゃいけないわけじゃないし。
 ほしいものがあるなら、もっていくから。お話したかったら、こえ、かけてね」

 ケープいっぱいにくるんだ食べ物を自分の部屋に詰め込んで、
 おもいきり振る舞える場所を用意した。
 いちおう、なるべく小声で彼にだけ囁いた。耳の良いものは聞いてしまうかもしれないが。
 小さな体をなんども、あちこち、ぱたぱたと急くように動かして。
 息を切らして、ともだちに寄り添おうとする。
(12) 2021/05/28(Fri) 21:41:21

【人】 キミの ポルクス と カストル

「……
あのルヴァ、ルヴァ


『まって、ちょっとねえ、カストル』


なにやら昨日より弱ってないか?

……何とかいい感じにあやまれるといいんだけどなぁ


『ボクら、邪魔にならないかな』


いままでだって、そうだっただろ。

邪魔者なのもしっていたから。
知っていたうえで図太く暮らせるのだから、彼の神経がろくな働きをしないのも当然だったのかもしれない。
(13) 2021/05/28(Fri) 21:41:43

【赤】 徒然 シトゥラ

「……」

 やっぱり、自分を迎えに来ないのかだけが胸にくすぶり続ける。
 この疑問は永遠に果たされないのだろうか。

「裏切者の気持ちわかるようになってきたかもぉ……
 あ、そうだ昨日いってたコト。
 赤ずきんにもわかるように教えてあげてよ。
 ボクたち、裏切者が欲しいものなんだってあげたいからさ」

 お金や地位や、名誉。全部が手に入らないのなら
 自分の褒美の権利を使ってでも手伝おうと言っている。
 形にできるものなら、だが
(*16) 2021/05/28(Fri) 21:46:07

【秘】 キミの ポルクス と カストル → 褐炭 レヴァティ

>/*あっ!わーい!わーいじゃないがはい。
 ありがとうございます,とてもマシ!!
一応死にざまは幾つか考えていたので
色々色々です!
何かこう、なにかあれば
いい感じに処理、頑張ります。
(-29) 2021/05/28(Fri) 21:49:16
カストルは、本と食事を手に、キミの部屋に行った。
2021/05/28(Fri) 21:55:14

【秘】 水面に映る愛を シェルタン → 懐疑心 メレフ


「……メレフをひとりぼっちにするなって言われてるから、
 それはできない。絶対に、だから、早く行ってくれよ……」

 ああ、もう手遅れだと溜息を吐く。
 子どもは“現実”に、“欲”に勝てるものでは無い。

 自分が一番よくわかっている。

「……本当に、もう」

 帰ってくる。散々自分を弄んで、休憩を挟んでいた彼らが。
 下卑た笑みを浮かべて、こちらを見ている。
(-30) 2021/05/28(Fri) 21:57:54
カストルは、ルヴァ当然ポルクスも、だ。
(a15) 2021/05/28(Fri) 22:01:44

【秘】 貪欲 ルヘナ → 褐炭 レヴァティ


「俺の得たいものは俺が勝手に決める。
 それに、俺が欲しいのは『レヴァティのこと』なんだから、
 お前を見て知って学ぶ以外の手段がないんだ」

 どこか満足げに。それでいて清々しく開き直って笑う。
 残り半年だろうが、
数十分だろうが、

 その限りであなたのことを知っていこうという意志表明。

「俺は『知る能力』に秀でているという自負がある。
 ありがとうレヴァティ、近くにいさせてくれて」

 もともと、この『病気』を治療するために入れられたのだ。
 結果として病気の緩和に繋がるかもしれない。
 それはきっと、とても有意義なことだと思っている。
(-31) 2021/05/28(Fri) 22:02:17

【人】 壊れかけの ルヴァ

>>12
サルガスの優しさに触れて、
動悸が、呼吸が、少しずつ落ち着いてくる。
子供のように泣きじゃくっていた自分に、
大人になりかけの自分が上書きされるように静かに、
感情が制御できるようになってくる。

「……ごめん。大丈夫。
 おれさま、ちゃんとできるよ。
 居なくなった人の分まで今日を生きないと、
 ダメだもんな、うん」

まだ少し意気消沈したまま、
シトゥラとカストルたちの方も向く。

「ごめん、心配かけたなー。おれさま。
 ちゃんとやれるから、大丈夫だよ。
 後で、サルガスの部屋とか、
 用意してくれた部屋とかにも、行ってみる」

にこ、と笑った。
(14) 2021/05/28(Fri) 22:02:41
カストルは、ルヴァに謝罪した。
(a16) 2021/05/28(Fri) 22:03:04

【墓】 籠絡 イクリール

>>+9 シェルタン

「……ごきげんよう、シェルタン」

ひと気のない、或いは局所的に、意図的に
生徒達に避けられている、とも取れる、寂しい中庭。
そのバイオリンの音色が一段落を迎えた頃
あなたに声を掛ける事を、
一人ぼっちのイクリール
は恐れない。

確かに彼の演奏をいつか聴いてみたいと
そう考えてはいたけれど。
まさかこんな形になってしまうとは、誰が想像しただろう?
(+14) 2021/05/28(Fri) 22:04:02
ルヘナは、自らの身体をかき抱いて震えた。
(c17) 2021/05/28(Fri) 22:05:21

【墓】 水面に映る愛を シェルタン

>>+14 イクリール

「……ごきげんよう」

 何故か、口調が妙に畏ってしまった。

 話しかけられるとは露ほども思っておらず、けれど一人の彼女が臆せずにここにいるということが何を意味するのか。

 無論、言うまでもない。
 わずかに悲痛を滲ませた表情でいる。

「アンタもか、イクリール。

 ……はァ〜ア、オレもこんな形で、
 伸び伸び休めるようになるとは思わなかった」

 皮肉げに笑った。
(+15) 2021/05/28(Fri) 22:08:05

【赤】 壊れかけの ルヴァ

「セキレイ……きっと赤ずきんにとっても他人事な、
 つまらない、重ねての身の上話になるが、
 それで構わないのか?
 ……退屈しなければいいが」

言いながら。
少しだけ、嘆息をして、語り始める。
何か声を挟まれれば答えるだろう。

セキレイにした話に、
己の抱えている"病"の話を足して、
赤ずきんに語り始める。
(*17) 2021/05/28(Fri) 22:09:49

【秘】 盲目 ブラキウム → 籠絡 イクリール

お母様はいつも誰かに好かれようとしていた。
相手の懐に入り込んで受け入れられるようにころころ表情を変える人だった。
ブラキウムにとっての初めて認識した女とはそういうもので、将来そんな風になってしまうことが耐えられなかった。
あなたは確かにそれを想起させた。
加えて、

「どう、だって?
無い。無いよ。無いんだよ。
お前の……イクリールの仮面<かお>は真っ白だ。
何も無い。何も見えない。何も分からない」

たとえ裏がないとしても、表も見えないのだ。
怖い。
またひとつ、深くあなたとふれあって体を強張らせた。

「お前みたいな女がさァ…!調子に乗ってるのか!?
自分の立場をわきまえたらどうだい!?
質問をしているのは、僕だっ!」


右手にもう一度力をこめる。
けれどうまく力が入らない。
左手もあなたに新たな痛みを与える。
けれど銀は少しだけ深く――とはならなかった。
小刻みに不安定に震える刃先が傷口を滑るだけだ。
余すところなく密着したあなたには全部筒抜けになっているだろうが、語気は弱まらない。
結果としてはあなたを抱きしめ返しただけだった。
(-32) 2021/05/28(Fri) 22:09:57
ルヴァは、カストルたちに、ぎこちなく微笑んだ。
(a17) 2021/05/28(Fri) 22:10:24

【秘】 盲目 ブラキウム → 籠絡 イクリール

「これから、仲良くなるだって?
まだ、まだそんな事を、おま、え……
バッカじゃないのっ……!?」

あなたのかおも
仮面をかぶせた
自分の気持ちも知ってしまったら、認識してしまったら、もう戻れなくなる。
それでも、まだ屈することは無い。

ブラキウムはまだ知らない。
軽いと一蹴したあなたの甘い毒はゆっくりとだが確実に全身に染み渡ろうとしていることを。
白い仮面と軽いと思い込んだ言葉だけに耐えている。
小柄で年下のあなたに比べてブラキウムはちっぽけだ。
おとなになりたがって背伸びをしているこどもだ。
すぐそばに広がる森はこんなに大きかっただろうか。
(-33) 2021/05/28(Fri) 22:11:09

【人】 小さな心 サルガス

>>3:14 ルヴァ
「いつもどおりに過ごすのって、むずかしいことだよ。
 ありのまま。きみのままでいいんだ。だって、ルヴァは、ルヴァだから。
 ……いつだって。ぼくは、話を訊くから。ひつようなときに、そばにいられるようにするから。
 きみのともだちで、いさせてね」

 柔らかく、包み込むように。そうあれるように、心がけて。
 最後にぎゅうと抱きしめて、少しだけ、弱りを振り払うようにすする声が聞こえたかも。
 まだ満面の笑みにはなれない。それでも、口元に笑みをつくって。
 じっと、瞳はシトゥラとカストルを見た。この場でどんな振る舞いをするのか見るように。

「また、あとでね」
(15) 2021/05/28(Fri) 22:15:39

【人】 キミの ポルクス と カストル

>>a17

ついとっさに下げてしまった頭!!どうしよう!!

「えっと、る、ルヴァ……『
昨日は本当にごめん
』」

わたわたと手を振りながら、頭を下げて正直に言うのだ。
もう疲弊しきっているルヴァに

「もう本当のこと言うとな、何で
  ルヴァを傷つけたのか、まだ分からない。」

カストル


「でもオレたちな、昔っからこういうのが
  本当に酷くて。えっと、
    
なんていえばいいんだ
(16) 2021/05/28(Fri) 22:16:16

【墓】 籠絡 イクリール

>>+15 シェルタン

「まあ、そうね。きっと、そういうことになるのね
 でもわたし、そうでなくたってきっと声を掛けたわ。」

シェルタンだって、そうなのではないかしら。
そう言って、イクリールはいつものように微笑んだ。
その首には、仰々しく病的なまでに白い包帯が巻かれている。
けれど、やはり恐れる事など何も無い。

「わたしだって、シェルタンが
 一人でこんな寂しいお休みをしているなんて思わなかったわ」

その自嘲的な笑いに返すように、一度だけ。
イクリールは、寂しげに微笑んだ。
(+16) 2021/05/28(Fri) 22:17:10

【秘】 仇を討つために メレフ → 水面に映る愛を シェルタン

「馬鹿野郎、言ってる場合かよ………っ
 気になるならだれか連れて戻ってくればいいだろ……!」

立て板に水。メレフにはもう、
"姉と友人の仇"
しか見えていない。

「なあ、お前らが……こいつをこんな目に遭わせたのか?姉さんと、同じように」

このクズ共。

憎悪の籠った瞳で睨み付け、ナイフを構えたまま 一人の胸に目掛けて駆けだした。
(-34) 2021/05/28(Fri) 22:19:07

【墓】 貪欲 ルヘナ

>>+15 >>+16 『いない』者達

 身体を引きずるように歩いているのだろう、
 不安定に揺れる身体がゆらゆらと二人に近づいてくる。

「……シェルタンと、イクリール?
 なるほど、そういう……不思議な縁もあったものだな」

 シェルタンのことは、予想はしていた。
 しかしまさかイクリールまでも同じだとは思っていなかった。
 そういう表情、思考を隠せないままにぎこちなく笑った。

「そして急なことで悪い、何か食べ物とか持っていないか?」
(+17) 2021/05/28(Fri) 22:23:04

【人】 壊れかけの ルヴァ

>>15 サルガス
「……うん、本当に、そう思う。
 いつも通り、当たり前に暮らすのが、
 一番難しいことも、おれさま知ってたはずなのに。

 そっか、ルヴァは、ルヴァなんだ。
 だったら……おれさまは、すごくうれしいよ」

それは心から。
心から嬉しい言葉で。
サルガスの胸の中で、また少しだけ泣いてしまった。
その胸の中は温かくて、
自分が居ていいのか不安になるほどで。
自分がこの温かさに包まれていることが、
泣きそうなくらいに切なくて。

泣き笑いのような笑顔で、
同じく、大切なものを失ったはずのサルガスの顔を見た。

「……うん、また後で」
(17) 2021/05/28(Fri) 22:28:12

【人】 小さな心 サルガス

>>3:a6 >>3:8 ブラキウム
 喧騒を終え、激励を終え。貴方の元に来たのは、時間が経ってからだった。
 朝にしては少し汗っぽくて、疲労の色が見えて。そんなことは、見えていないかもしれないが。

「ごめんね、ブラキウム。ばたばたしてて……。
 なにがすきかとか、わからなかったから。いっしょに食べれるものにしたの」

 いつもどおり、同年代の子供に比べるとすこしばかり足りない食事。
 そこに、白いマスカットを添えたトレーを抱えて、席の近くまでやってきた。
 ……返事があるまで、認識してもらえるかわからないから。座るまでは、いかないけれど。
(18) 2021/05/28(Fri) 22:28:19

【秘】 御曹司 ブラキウム → 寡欲 ルヘナ

「嘘は吐かないよ」

安心した様子のあなたに補足する。

「知る能力、か。それも病気の一種だったりするのか……聞いたことも無い。
で、集まった情報は……それだけ?
ま、動き出したのは昨日の今日だから仕方ないね」

メレフもシェルタンも正直信用できない。
特にシェルタンは歪な"仮面"をしていたから余計に。
(-35) 2021/05/28(Fri) 22:30:08

【墓】 水面に映る愛を シェルタン

>>+16 イクリール

 そうだろうか。
 昨日はヘイズを無視していた自分が、
 今日、すぐに変われるなんてことがあるのだろうか。

 変われている筈ではあるのだが。

 返す言葉に迷ううちに、ルヘナに声をかけられる。
 (>>+17)

「よう、その様子だと……いや、流石に多いな。
 一日のうちにこの数が大人のところに行ってるとか」

 自分だけだと思っていたから、酷く意外そうにして。

 問いに対しては、合間に食べようと思ってたパンなら、と、それを取り出して見せた。
 
(+18) 2021/05/28(Fri) 22:31:15

【秘】 小さな心 サルガス → 壊れかけの ルヴァ

 あなたをこわれものみたいに大事にして、ぎゅうと抱きしめていった小さい体。
 見上げて、見下さなくては目線の合わない体はすこしばかり温かい。
 とくとくと、小動物のように心臓は高鳴り、鼓動は疾く走っている。

 ネズミの心臓は、貴方から離れていきました。
(-36) 2021/05/28(Fri) 22:31:38
スピカは、―責め苦から解放され、部屋に戻された。
(c18) 2021/05/28(Fri) 22:33:16

【人】 壊れかけの ルヴァ

>>16 ポルクス と カストル

謝られて、少しだけ驚いたような表情をして、
その驚いたような表情のまま言葉を返す。

「ちっ……! 違う!!
 謝らなきゃならないのは、おれさまの方で。
 本当に、謝らなきゃならないのは、
 今は、おれさまなんだ……ごめん、カストル。ポルクス。

 傷つけられたのは、おれさまなんかじゃないんだ
 おれさま、きっと、カストルたちにも、
 酷いことしてしまってて……。

 先に、言わせて。カストル、ポルクス」
(19) 2021/05/28(Fri) 22:33:40
スピカは、放心している。
(c19) 2021/05/28(Fri) 22:34:01

【人】 壊れかけの ルヴァ

>>16 ポルクス と カストル
「……ごめんなさい。
 許してもらえなくてもいい。
 いや、許して、もらえないと思う。
 でも、二人は、ずっと、
 おれさまの騎士だ。これから何があっても。

 ……ポルクス、カストル。
 キミたちに、試験の合格をあげたいんだ。
 ……ルヴァ団の、団員に、なって、
 ほしい、んだ……」

いつもの少しばかり高い鼻は低くなり、
恥ずかし気に、でも固い決意を以て、
ルヴァは二人に向かって言った。
(20) 2021/05/28(Fri) 22:34:08

【秘】 困憊 メレフ → 小さな心 サルガス

「………ああ、少なくとも シェルタンは見つかるはずだ。…他は、分からない。
 見つかったら…その時は、教えてくれ」

ああ、こいつはどこまでも頑張るんだな。
少し、眩しく思う。

「……知ってるよ。
 ぼくはもう少しだけ休む。見せられる状態には、しておかないといけないからな……これ以上、心配はかけたくない」
(-37) 2021/05/28(Fri) 22:37:25

【墓】 籠絡 イクリール

>>+17 >>+18 なき者達

「あら……ごきげんよう、ルヘナ。
 そんなに不思議に見えるかしら。ううん、でも
 ルヘナがそう思うなら、きっとそうなのね。」

あまり直接話した事は無かったけれど
イクリールは、ちゃんとあなたの名前と顔を知っている。
どうやって知ったのかは、定かではないけれど。

「そうね、わたしは何も持ってきてはいないから
 シェルタンと一緒に食べるといいわ。」

ルヘナのぎこちない笑いと、シェルタンの迷い。
そのどちらにも、いつものように微笑んで見せた。
その理由を、今ここで追及するべきなのだろうか?
(+19) 2021/05/28(Fri) 22:39:29

【秘】 水面に映る愛を シェルタン → 困憊 メレフ


 空論だ。机から正に現実に飛び出して、
 淡く打ち壊される、幻想だ。

 今から誰かを呼んで帰ってきたところでどうにもならない。
 複数人の大人に対して、子どもは酷く無力だ。

「……、ぁ……」

 咄嗟の行動で、
 目掛けた男を刺すことくらいは容易いだろうか。

 だが、それを見てからの大人たちの行動は早い。

 一人がシェルタンの身柄を押さえ、
 殺気を放つ貴方にたじろぐ事すらなく、
 冷静に、取り押さえようと動く。

 暴力によるものかもしれない。
 或いは、敢えて傷つけないように拘束するかもしれない。
(-38) 2021/05/28(Fri) 22:41:22

【人】 御曹司 ブラキウム

>>18 サルガス

朝食には一切手を出さずにただじっと座っていた。
あなたに声が聞こえる前に、足音を聞いて顔をそちらに向けていた。

「……やぁ。おはよう。
良かった。もう、来てくれないのかと思ったよ」

あなたとブラキウムの関係は強いようで脆いものだと思っている。
だから、昨日もわざわざ重ねるように"お願い"をした。

「君はみんなのサルガスだからね。
今日も大忙しだったんだ。
何かするなら食事の後に、しようよ。
ほら、座って。ね」
(21) 2021/05/28(Fri) 22:45:08
ブラキウムは、遠く声の聞こえないところに居るルヴァを見た。
(a18) 2021/05/28(Fri) 22:45:50

【墓】 幼い スピカ

「私は……」

視界に映るのは天井。

「……どうして」

何をされたのか思い出そうとすると、
思考にノイズが走る。
『風紀委員』は、思い出すことを拒否した。

『風紀委員』として失敗した?
もしくは食べすぎ?

そのどちらでもない、ただ彼女は不幸なだけだったが。


傷一つ残っていない体が、不気味で疎ましい。
暫く、声を殺して泣いていた。
(+20) 2021/05/28(Fri) 22:46:12

【秘】 寡欲 ルヘナ → 御曹司 ブラキウム

「俺の場合は、病気による副産物みたいなものだな。
 ……俺の病は【三大欲求を知識の吸収で満たせる】もので、
 上手く使えば飲まず食わず眠らずで数日過ごせるものだから」

 結果として情報収集能力が向上し、より多くの情報をもとに
 確信を導き出せる……というわけだ。

「まあ、これからどんどん『知識』を抜いていくことになる。
 なるべく早い解決になるよう善処はするが
 そちらでも情報が集められそうなら頼みたい」

 夜は長いとはいえ、一人でできることには限りがある。
(-39) 2021/05/28(Fri) 22:47:44

【秘】 空回る思い メレフ → 水面に映る愛を シェルタン

ナイフが、胸に吸い込まれるように差し込まれる。
ああ、その男が姉さんの仇だとも限らないのに。———
いや、友人の仇討ちだ。当然の報いだ。



ナイフを引き抜いて、少年は嗤った。
飛び散る鮮血が、こんなにも綺麗に見えるなんて!


っ、はは……ははは!
何だ、簡単だ!こんなに、楽ならもっと―――、っぐ……!?」

(-40) 2021/05/28(Fri) 22:57:16
御曹司 ブラキウムは、メモを貼った。
(a19) 2021/05/28(Fri) 22:57:21

【秘】 空回る思い メレフ → 水面に映る愛を シェルタン

言葉が止まった。
少年は、一人の大人の力で 簡単に地面にねじ伏せられる。
ぎし、と腕と胴が軋む音。

「っ、おまえ……ッ!」

離せ、と藻掻く。しかし、少年の体は同級生に比べても半分程の太さで、少し強い力でひねり上げられれば折れてしまいそうな脆いもので。
抵抗は、殆ど無意味だっただろうが。

ふと、友人の方に目を向ける。身柄を拘束されたその姿を見て。

「おまえ、何で逃げなかった……!?」
(-41) 2021/05/28(Fri) 22:58:10
スピカは、背負うつもりだったのに。
(c20) 2021/05/28(Fri) 23:00:51

【墓】 寡欲 ルヘナ

>>+18 シェルタン

「俺も知らなかったよ、こっち側になることなんて。
 俺達だけで済んでいるといいが……悪い、ありがとう。
 久し振りにお腹が空いていて……」

 シェルタンに笑い掛けながらも、パンを差し出されるのなら
 ほんのひと欠片だけをちぎりとって礼を言った。
 そうして口に放り込み、たっぷり味わってから飲み込んで。
 そこでようやくほっとしたように笑った。

 それからイクリールに視線を向ける。

>>+19 イクリール

「……思えばイクリールとはあまり話したことがなかったな。
 俺が一方的に認識しているだけかと思っていたが、そうか、
 少し不思議ではあるが嬉しいものだな」

 自分が見かけた時はすべて、同じように笑っていた少女の、
 ……『治療』を受けても変わっていないように見える笑顔。
 昨日までであれば問いかけてもいただろうが、
 今はそこまでの知識欲はない。
(+21) 2021/05/28(Fri) 23:00:53

【人】 小さな心 サルガス

>>3:21 ブラキウム
「……うん。おはよう。いっしょに食べよう」

 咎めは多くなく、覚えられていないわけでもなく。少しだけほっとしたようだった。
 昨日のように隣の席にのぼって、自分の食事を並べた。
 量には多少の差があるけれど、同じもの、それと、"お願い"の対象。
 張り詰めた空気の中で、いっときくらいは緊張を忘れるように。そろそろと、息を吐いた。

「いまはブラキウムといっしょだよ……。
 きのうはちょっと遅くまで起きてたから、おきてくるのもちょっと大変だったの。
 きょうも、じゅぎょうもあるし、医務室にもよらなきゃだから、うとうとしちゃだめなのに」

 まるで日常に帰ってきたような言葉。いいえ、今も、日常のはずではあるのだけど。
 これほどまでに、肌のすぐ近くで表面化しなかっただけ。
 それでもすこし表情には疲れが見え、貴方の顔を見て、落ち着いたようだった。
(22) 2021/05/28(Fri) 23:01:52

【秘】 籠絡 イクリール → 御曹司 ブラキウム

「ブラキウムが立場をわきまえろ、と言うのなら
 それをわたしに望むなら、そうするわ。
 でもね、ブラキウム。
 
本当に、見えないままでいい?わからないままでいい?

 見えないから、わからないから怖くなるの」

うわさ話も、森の外も。きっとそういうものなのよ。
イクリールは、震える刃をやはり恐れる事は無い。
痛みを感じないわけではない。けれど痛みは重要ではない。

わからないなら、これから知ればいいわ。
もう一度そう言って、より確りと、ブラキウムを抱き締めた。
ブラキウムよりも小さな手が、強張るその背をそっと撫でる。
(-42) 2021/05/28(Fri) 23:02:06

【秘】 籠絡 イクリール → 御曹司 ブラキウム

「知ってちょうだい、ブラキウム。
 わたしだって、理由もないのに人を好きになったりはしないわ。
 それに、なにも好きになってもらうことが目的ではないの」

イクリールは、物分りが良い方だと認識されている。
イクリールは、決して愚かなわけではない。
たとえバカと愚かと誹られようと、
それそのものはイクリールにとって重要ではないだけだ。

「あまり相手のことをよく知りもせずに、好きだとか嫌いとか
 そんな無責任なことを言いたくはないの。
 あなたのことを知って、その上で
 好きか嫌いか、わたしにもう一度答えさせて。」

イクリールは、ただの等身大の子どもだ。
周りよりも少し、大人びているだけで。

「お互いのことを知って、それでもわかりあえなかったら
 その時は、あなたに嫌われたって構わないわ。」

それでもイクリールは、知る事を恐れない。
それでもイクリールは、知られる事を恐れない。
それに、まだ。ブラキウムが自分に嫌厭を向けるその理由の
たったのひとかけらも、わかってはいないのだ。
(-43) 2021/05/28(Fri) 23:02:52

【秘】 御曹司 ブラキウム → 壊れかけの ルヴァ

/*
アタイPL!
2日目の秘話はどうしようかしら?
18時ごろにレスを返しているけれど、
区切る事も出来ると思うのよね。
そちらにお任せして待つことにするわ!
続けるなら何事もなく普通に返してもらって構わないわ!
(-44) 2021/05/28(Fri) 23:05:06

【秘】 壊れかけの ルヴァ → 御曹司 ブラキウム

/*
わぁい、あかりブラキウムPL大好き!
こちらPL的には綺麗に区切れたかなと思ってました
(日付をまたぐと状況変わるかなと思ってたので
 少し駆け足になってしまいましたが)
また話したいエピソードや状況変化あれば
その時系列踏まえたほうが楽しいかなって思いました!
(-45) 2021/05/28(Fri) 23:10:02
メレフは、深夜の森で、ナイフを使って大人を刺した。
(a20) 2021/05/28(Fri) 23:11:10

【墓】 水面に映る愛を シェルタン

>>+19 >>+21 ───

「いつも全然食べないのに、久しぶり、か」

 淡々と指摘する。
 別に、責めるとか、そんな意図ではないのだが。

 千切られたパンを、一口頬張る。

「……休めるのはいいが、
 考えることが多くて困るな。
 後悔しないように、いきたいもんだけど」

 横目でイクリールの表情をみる。

 彼女がの態度にも、検討がつかないこともない。
 他ならぬ自分が、それを警戒していたのだから。

 “大人の愛を望んでいた”自分。
 ……イクリールとシェルタンに違うところがあるとすれば、
 それはきっと、“知った上でそれを望んでいる”ことだ。

「難しいよ、本当に」
(+22) 2021/05/28(Fri) 23:11:16
シェルタンは、茫然と、友人が人を刺すのを見つめていた。
(c21) 2021/05/28(Fri) 23:11:56

【秘】 御曹司 ブラキウム → 寡欲 ルヘナ

「本当に奇妙な病気だね。
ここのこどもみんなそんなものを抱えているのか。
それはまぁ、大変だね。お互いに」

外の事ばかりで見ようとしなかった内の世界の解像度があがった。
表情は変わらない。

「できるだけ……あぁ、できるだけやってみるさ。
ほんの少しだけのコネしか無いから期待はしないでくれよ。
どちらかというと、君の情報の方が頼りなんだ」

「他にはまだあるかい?」
(-46) 2021/05/28(Fri) 23:14:45
メレフは、楽しそうに嗤った。
(a21) 2021/05/28(Fri) 23:17:06

【秘】 御曹司 ブラキウム → 壊れかけの ルヴァ

/*
OK!
それじゃ†最高の時†にまた!
そちらは大変な事になっているみたいだけど、無事に会えることを願っているわ……kiss
(-47) 2021/05/28(Fri) 23:17:21

【人】 キミの ポルクス と カストル

>>20
「わ〜やっぱりオレたち許されない!?
 やっぱり
結構、かな〜り悪くてヤバい奴だから!?


カストルお前



 自覚。視野狭窄。
自然に育ってしまった悪い子ら。
己が悪性にあるものだと知っていて。
また厄介なことに。良心、善というものを何となく知っていた。


『いや、ボクも、うん驚いたけど』

そういう意味じゃない?!



ああ、ぐだぐだがすごい。

カレらは驚くほどそのままで。
この双子は本当に、文字道理。見ない振りではなく。
最初からごく少数のものしか、見えていなかった。

だから、今日も団長の言葉で一喜一憂できるのだ。
(23) 2021/05/28(Fri) 23:17:39

【墓】 籠絡 イクリール

>>+21 >>+22 ルヘナ シェルタン

「ええ、そうね。
 わたし、いつかあなたともお話したいと思っていたのだけど
 こんな形でそれが叶うとは思わなかったわ。」

こんな形、とは言うものの
イクリールの表情に憂いや陰りの類は無く、
ただいたずらに笑っただけだった。

イクリールには、各々の事情を追及する意思はない。
少なくとも、今この場では。
誰かがそれに触れようとしない限りは。

「……そうね。
 わたしも、会いに行きたい子がたくさんよ。それに…
 …どうかしら。わたし、食堂には行かせてもらえなかったから
 他の子がどうなっているかは、わからないわね…」

それから、シェルタンへ向けた言葉と
それから彼自身の言葉に、それだけを呟いた。
そこにある意図に気付いているかは、定かではない。
(+23) 2021/05/28(Fri) 23:22:53

【秘】 水面に映る愛を シェルタン → 空回る思い メレフ


「……だから、言ってるじゃんか!
 オレは……メレフを、置いていけないって……!」

 涙が滲む。全てが無駄だ。

 何をしても無駄だという気持ちが、
 身体に染み付いてしまっている。

 笑われる。周りの大人たちが笑う。
 悲劇を指差して、嘲笑する奴らがいる。
やはりそうだ


「……オレだけでよかったのにッ!」

 自分を掴んでいる大人が、
 身に纏う僅かな布さえ奪おうと、手をかけた。
(-48) 2021/05/28(Fri) 23:28:19

【人】 キミの ポルクス と カストル

『あの、ルヴァ団長。
 お尋ねし損ねたんだけど試験って何だったんですか?』

「あとオレら園芸部だし。ちょっとだけなら融通するぞ。
  そのかわりちょっと手伝ってくれると助かる。」


二人の得体も知れない怪物性は、あなたの味方になるでしょう。
(24) 2021/05/28(Fri) 23:28:28
シェルタンは、身を守る僅かな盾すら奪われる。隠すものはもう何もない。
(c22) 2021/05/28(Fri) 23:30:07

【人】 御曹司 ブラキウム

>>22 サルガス

「いただきます」

あなたはブラキウムのいつもの尊大な臣下に向ける態度がだんだんと薄れていることに気付くだろうか。
ブラキウム自身はまだ気づいていない。
根拠のない当たり前に、疑いや不安を覚える事なんて無かったから。

「人気者は忙しいね。倒れたりしちゃだめだよ。
こんな時こそいつも通りご飯も食べないといけないし、授業にも出て、ちゃんと寝るんだ。
君が……いや、なんでもない」

有象無象のことは分からないから、口を噤んだ。

「ちゃんと"お願い"を聞いてくれたんだね。嬉しいよ。
僕は果物がだいたい何でも好きなんだ。
このマスカットも美味しそうだ」

ブラキウムが持ってきたのはまたりんごだ。
今日は青りんごである。
もちろん一緒に真っ白なナフキンに包まれた果物ナイフも取り出した。
マスカットを一粒ずつ、房から切り離して皮に切り目をいれて皿に盛って食べるように促した。
(25) 2021/05/28(Fri) 23:32:01

【墓】 寡欲 ルヘナ

>>+22 >>+23

「ああ、そういう病気なんだよ。
 知識を食っても腹が膨れるから食事が腹に入らなくて。
 ……上手く使えば飲まず食わず眠らずで数日は動けるし、
 夜の見回りに申し出たのもそれが理由だったんだけどな……」

 詳細を告げていないため、各所を曖昧にして語る。
 "食欲"を満たして安心した理由については
 問われない限り応えないだろう。

 そういえば、夜の見回りはもう、できないな。

「食堂、今の時間なら行ってもいい気がするけど。
 ……イクリールも何か食べるのなら今から取りに行こうか?
 俺もある程度の飲食を確保しておきたい、
 ついでにだったら持ってこれるさ」
(+24) 2021/05/28(Fri) 23:35:34
ルヘナは、首元の衣服を整えた。
(c23) 2021/05/28(Fri) 23:38:00

【墓】 水面に映る愛を シェルタン

>>+23 >>+24 ───

この立場になっても、まだ秘密がいくつもある。
隠しているつもりでなくとも。仕方がないことだ。

「オレは暫くは演奏してるつもり。
 無視されるんならいっそ、うんと騒がしてやるよ。
 石の一つでも投げられたら儲けもんだ」

自分から顔を合わせづらい相手だっていることだし。

「病気、な……それが良くなったら、
 このギムナジウムから出るってことになるんかな。

 ……今すぐ出るって運びになったら困るけど」
(+25) 2021/05/28(Fri) 23:41:40

【人】 小さな心 サルガス

>>3:25 ブラキウム
「にんきものなんかじゃないよ。ぼくが、みんなと……なかよくしたいだけ。
 ほんとは、ちょっと気が引けていたけれど。みんながぼくと同じにされるの、いやだから……」

 誰彼と構わず降りかかる頼み事。からかい、転ばせ、背中の張り紙。
 それらは、けれど、大人など関係ない。根拠のない。いたずら心。
 それは、貴方と話す朝食の時間からは廃絶されたものだから。今は、少し気が楽だった。

「そうなんだ? やっぱり、あまいものいつも食べられると、いろいろ知ってるね。
 ぼくはこっちに来てから食べるものばかりだから……。
 実は、ここに来てはじめて出てきたくだものが、このしろぶどうだったんだよ」

 干してもいない、絞ってもいない。まるのままの新鮮な果物!
 これがどれだけ珍しいものか、もともと育った土壌が違えば感覚も違うかもしれない。

 さりげない心遣いで食べやすくされたマスカットと、いつもの糖蜜パンを見比べて。
 遠慮とか行儀とか、色んなものと葛藤して。
 皿にころりと並んだマスカットを一粒大事そうに掴んで、口の中に入れた。
 皮だけつまんで、透き通った実を噛み潰して。わっと広がる甘みに目を輝かせる。

「おいしい!」
(26) 2021/05/28(Fri) 23:43:17

【秘】 寡欲 ルヘナ → 御曹司 ブラキウム

「そうだな、大変だな……お互いに。
 大変なことはこれから山積みだ、頑張っていかないと。
 情報に関しては多少の危険もできる立場のはずだから安心して、
 ……ダメだったら運が悪かったと思ってもらえれば」

 まるで今日連れて行かれる人間が分かっているかのような口調。

「他に、か。どちらを聞いてもあまりいい気分をされないかも、
 という危惧はしているが最後にひとつだけ。
 ふたつの質問をするから、ひとつだけ答えをくれ。

 ひとつめ、お前の病気について聞かせてもらえるか?
 ふたつめ、ブラキウムは俺のことを好きになれそうか?」
(-49) 2021/05/28(Fri) 23:48:57

【秘】 空回る思い メレフ → 寡欲 ルヘナ


「ああ、こちらこそ……、…悪いな、これで構わないか?」

握手を拒否するのも不自然だろうかと、意思表示のために一度握って すぐに離した。

「同じ能力を持つ者もいるのか…ん、悪い。聞き取れなかった。もう一度頼む」

聞く限りはかなり便利そうではあるが…1日かかるという点が少し気にかかった。
もし精査の前にいなくなってしまっては、活かすことも難しいのではないかと思ったのだ。
(-50) 2021/05/28(Fri) 23:49:52
スピカは、自分の手首をカッターナイフで切ってみた。
(c24) 2021/05/28(Fri) 23:53:40

【墓】 籠絡 イクリール

>>+24 >>+25          

「ううん、わたしは大丈夫よ。
 朝食は寮まで『せんせい』が運んでくれたもの」

至って当然の事のように、何でもない事のように
イクリールはそう言ってのけた。
大人を恐れる素振りを見せないのは、やはり変わる事は無い。
イクリールの噂は、二人は聞いた事があっただろうか。

「でも、そうね。
 それならわたし、暫くシェルタンと一緒に居るわ。
 だから、もしルヘナがよかったら
 あとで温かい飲み物を持ってきてくれるかしら。」

二人の分と、それからルヘナの分。
今日はなんだか冷えるから、と柔らかく微笑んだ。
『病気』に関しては、触れなかった。
(+26) 2021/05/28(Fri) 23:54:02
スピカは、痛みに顔を顰めた。
(c25) 2021/05/28(Fri) 23:55:39

スピカは、すぐに傷が塞がるのを見て、嫌悪を示した。
(c26) 2021/05/28(Fri) 23:56:39

【墓】 寡欲 ルヘナ

>>+25 >>+26

「そうか分かった。じゃあ行ってくるから二人とも気をつけて、
 ……飲み物の味については保証しないぞ」

 ほんの少しだけいたずらっぽく笑いかけて離れていく。
 それからくるっと振り向いて、夜を越えたこの場所で、

「俺はきっと卒業するまでここにい続けるから、
 お前達が出ていくまでは一緒にいられたら嬉しく思うよ」

 それだけを言い残して去って行った。
(+27) 2021/05/29(Sat) 0:02:54

【秘】 空回る思い メレフ → 水面に映る愛を シェルタン

「だから、大丈夫だって、言っただろ…っ…!お節介焼くのも、大概に……
 クソ、離せこの…、っが………!?」

気持ちが悪い。勢い任せに手を振りほどき まだ手に持っていたナイフを振り向きざまに振り上げる―――が、その隙だらけになった腹を思い切り踏みつけられた。
息が詰まり、手から武器が零れ落ちる。

「ぐ、げほ……!?ぁ……何……っ、てめえ、何を……」

腹を踏みつけられた"大人"は、そのままひざを折って体勢を低くしていく。
マフラーを手に取ると、少年の細い腕を頭上にまとめて縛り上げてしまうだろう。
苦痛に顔を歪めるメレフの顕になった首元には、首を絞められたような赤い痣が残されている。
(-51) 2021/05/29(Sat) 0:10:59

【置】 空回る思い メレフ

朝食時。

自室のベッドに身体を投げ出して、目を閉じている少年の姿がある。
その服は乱れ、土や乾いた赤黒い液体で汚れており シーツを少しばかり穢している。

外れた手袋の下は、傷だらけで肉がこそげ落ちているようだ。
意に介さず、時折寝返りを打っては体の痛みに顔を顰めている。


「姉さん、―――、こんな思いを、してたのか……?

 ……大丈夫だ、ぼくが、全て終わらせる……もう、こんな目には、誰も―――遭わないように」

誰かの台詞
が移ったような、そんなことを掠れた喉で呟いて。

朝食はおろか、今日は授業にも出てこないだろう。
(L0) 2021/05/29(Sat) 0:18:50
公開: 2021/05/29(Sat) 0:20:00

【置】 小さな心 サルガス

 新学期の空気。秋風。サルガスがここに来たのは、それからもう少し遅れた頃だった。
 サルガスの家は、多くの裕福な生徒達と比べるとずいぶん"ふつう"だった。
 平民の子で、小さな頃から仕事を手伝って。どちらかといえば窮していたかもしれない。
 高名なギムナジウム、そこから排出される医学の見地。それは薬学だけでは追いつけなかった。
 同じくらいの尺度の人々には評判はよかったけれど、高貴な人々の寵愛など、とても。

 小さな頃は、家に居た頃は。何もさせてはもらえなかった。
 動けば、叱られた。手伝おうとすれば、たしなめられた。
 病室のようなベッドから飛び出し、自分のことをしようとすれば、ひどく怒られた。
 家のことはさせてもらえなかった。わがままを言うたびに、嘆かせ、泣かせてしまった。
 父も、母も。弟達も。弱りきった小さな体を、ずっと大事にしてた。
 とくとくと、律動する鼓動。漲る血のままに動けば、体は消耗しすり減ることを。
 医を齧った父も、母も。わかっていたのだ。

 文字より先に数字を覚えて。遅れて読み書きを自分のものにして、本をたくさん読んだ。
 少しでも、父を楽にできますように。少しでも、母を楽にできますように。
 それがやくだつとき、自分が働けるときなど、訪れるかもわからないのに。

 だから。ギムナジウムの誘いは、天啓のように聞こえていたのだ。
 ひそやかにされた真の姿など、中流までは下りてこなかったのだから。
(L1) 2021/05/29(Sat) 0:21:04
公開: 2021/05/29(Sat) 2:00:00

【秘】 寡欲 ルヘナ → 空回る思い メレフ


「……ああ、悪い。嫌なことをさせたか。気が利かなかった。
 勉強させてもらったよ、次からは大丈夫だ」

 一度でも握って貰えたのなら充分。
 わざわざそうしてくれたことに意味がないとは思えない。

「――イクリール。あの子も俺と同じ力を持っていて……
 俺から見た立ち位置としては、
対立
になる。
 ……あんな子と敵対したくないんだがな……」

 彼女とは手を取り合えない、とそれだけを端的に告げる。
 
どちらがあなたにとっての味方だろうか。


「……少しでも情報を残せるように善処はするが、
 それより先に俺が連れて行かれるようなことがあったら、
 後のことは頼む。……色々と」
(-52) 2021/05/29(Sat) 0:22:55
メレフは、深夜の森で、マフラーを奪われた。
(a22) 2021/05/29(Sat) 0:23:08

【墓】 籠絡 イクリール

>>+27    

「あんまり変なものだったら、その時は
 シェルタンに頑張ってもらおうかしら」

いたずらな笑みにこれまた冗談めかして微笑んだ。
いつまでこの平穏を続ける事ができるのだろう。
大人には目を付けられ、生徒には居ないものとして扱われる。
それだけで済めば良い方だ。


「……わたしはきっと、『みんな』の事を
 その卒業を、見送ることになるから。
 大丈夫よ、ルヘナ、シェルタン。」

去り行く背に投げ掛ける。
それが何に対しての『大丈夫』なのかは、誰にもわからない。
(+28) 2021/05/29(Sat) 0:24:07
ルヘナは、人目を憚らず食堂へと向かう。
(c27) 2021/05/29(Sat) 0:26:33

ルヘナは、食堂に向かう途中、一度だけ園芸部のほうへ視線を投げかけた。
(c28) 2021/05/29(Sat) 0:27:38

【秘】 盲目 ブラキウム → 籠絡 イクリール

「はーっ……はーっ」

無意識に荒れた呼吸が漏れる。
いっそこの口を二度と聞けないようにしてやればマシになるだろうか?
いいや、でも殺すなんて。
殺すのは違う。
僕は人間だ。
こころのない怪物なんかじゃない。
そんなことがしたい訳じゃない。

「僕は」

背を伝うあなたの手の感覚が嫌というほどわかる。
神経を触れられたみたいに頭が痺れる。
言葉を聞くたびに見せかけの言葉が紡がれずにほどけていく。

「君が嫌いなのかもわからなくなってきたよ」

もはや右手はあなたの髪にしがみつく様に、左手の銀は空を切っていた。
あなたの腕の中で御曹司のブラキウムのかけらが零れ落ち始めた。
今度こそあなたの答えを聞くために。
もう何も知らない子どものままでは居られなかった。
(-53) 2021/05/29(Sat) 0:31:18

【秘】 盲目 ブラキウム → 籠絡 イクリール

「……お母様は誰にでも優しかったんだ。
僕はお母様が好きだった。
こんな人になりたいと思っていた」

けれど、金と権力の絡む家はそんな平穏なものではなかった。
たくさんの顔を使い分けて、ブラキウムの望む顔を望んでもいないのに見せていた。
誰にでも変わらずそうすることが気持ち悪かった。
いい人だと多くの人に言われるのも恐ろしかった。
自分はこの女の……娘なのだと思って何度も泣いた。
だから君は僕のなりたかった姿で、なりたくなかった姿なんだ。
そこまで語って息を吐いた。

結局はブラキウムの相反する印象があなたの仮面を白く染め上げていただけだ。
まさしく病的なフィルターにふさわしい。
もしかすると今は違うかもしれないが、今はあなたの顔はうかがい知れない。
(-54) 2021/05/29(Sat) 0:32:06

【秘】 寡欲 ルヘナ → 幼い スピカ


 本来なら授業を受けている時間、誰もいないはずの寮。
 自分やシェルタン達のように出歩いている者以外なら、
 恐らく『いなくなった子供』しか残っていないはずで。

 だから。人の気配には気付きやすく、
 足は自然と扉の前まで進み、止まってしまった。

「……スピカ?
 『いなくなった』ルヘナだ、俺の声は聞こえるか?」

/*
 実はお話チャンスを探っていたのでこそこそ。
 ツリー等に余裕があるようでしたらお付き合いいただけると嬉しいです。
(-55) 2021/05/29(Sat) 0:43:42

【秘】 空回る思い メレフ → 寡欲 ルヘナ

「言ってなかったぼくが悪い、気にするな……ちょっと苦手なんだ、人に触れるのが」

あの2人にはもう伝えたことだ。君には伝えてもいいだろうと、こともなげに。

「……イクリール…ハンカチを探してたあいつか。
 対立……そうか、大人と繋がっている可能性がある……ってことか。せんせいとやらを信用しているような言い草だったからな。ありうるだろうとは思っていたが」

覚えておく、と頷いて。

「……ああ、頼む。
 逆にぼくに何かあったら、お前やあのお節介焼きに頼むことになると思う。……お互いに何もなければいいけどな」
(-56) 2021/05/29(Sat) 0:43:57

【人】 御曹司 ブラキウム

>>26 サルガス

「そうなの?
僕はあまり君の事は知らないから」

きっと愚鈍なのはあなただけではない。
知ろうとしなかったのはブラキウムの方だ。

「なら、これからもっと食べればいい。
僕が美味しい果物を教えてあげる。
そのたびに、一緒に食べよう」

これがあるからね、と銀を閃かせる。
これがあれば今の関係を確かめられる気がして見せつけるように何度も。

「……やっぱり君は君のままがいいな」

おいしいと喜ぶあなたの声が心地いい。
嬉しそうなあなたの顔を思い浮かべられたらと。
嬉しいような悲しいような表情で見守っていた。
(27) 2021/05/29(Sat) 0:56:08

【秘】 寡欲 ルヘナ → 空回る思い メレフ


「なるほど、理解した。……理由については聞かないでおくよ」

 誰にだって触れられたくない一面はあるし、
 日常生活で当たり前に起こり得るそれが苦手ともなれば
 
自分以上に生き辛いはずだ。


「俺から進言するのもアレだし疑ってほしいわけではないけど。
 ……メレフ。お前は俺を疑うことも並行して行うべきだ。
 団結を阻止するために紛れ込んだ狼かもしれないんだぞ」

 まあ、別に、自分は貧弱な本の虫だし。
 彼の手にかかればすぐに
無力化
できてしまうけど。

「それとメレフに何かあるとか冗談でもやめてくれ、
 シェルタンもだし……サルガスもとても苦しむ。
 ……俺も嫌だからな、お前が連れて行かれるのも、死ぬのも」

 協力関係になったから、というだけではない。
 己の意見を主張できる能力は誰かを率いる際に上手く働く。
 そしてそれ以上に、見知った人間のことだから。
(-57) 2021/05/29(Sat) 0:59:57
サルガスは、お昼休みは教員棟の構造を調べるらしいです。
(a23) 2021/05/29(Sat) 1:01:32

【秘】 御曹司 ブラキウム → 寡欲 ルヘナ

「自分が巻き込まれたら元も子もないよ。
相手はこちらの事情なんて汲んでくれない。
まずは自分から、さ」

頼むよ、と釘を刺した。

「ひとつめにしよう。
ふたつめはまだわからないから、きっと期待に添えない」

あなたの質問には即答。

「僕は全ての人間の顔がぐちゃぐちゃに落書きをしたような仮面に見える。
こうして話している君の顔もそうだ」
(-58) 2021/05/29(Sat) 1:04:33

【秘】 籠絡 イクリール → 御曹司 ブラキウム

乱れた呼吸に上下する背を撫ぜる。
悪夢に、或いは他の何かに怯える子どもにそうするように。
どちらが上で、どちらが下だとか。そんな話ではない。
ここに居るのは、ただの二人の子どもなのだ。

「ブラキウム。」

あなたが話し終えて、一つ息を吐いて。その後に
イクリールは、変わらず優しく語り掛ける。

「話してくれて、ありがとう。
 そういうことならわたし、あなたに無理に
 わたしのこと、好きになってほしいとは言わないわ。」

ただ、訥々と。
あなたに最も正しく伝わる言葉を探すように。

「けれどね、もう一つだけ聞かせてほしいの
 ブラキウムは、『お母様』になぜそうするのか
 ちゃんと向き合って、聞いてみたことはある?」
(-59) 2021/05/29(Sat) 1:13:03

【秘】 空回る思い メレフ → 寡欲 ルヘナ

「助かる。楽しい話でもないからな」

ちょっとした気遣いに感謝するばかりだ。

「全員を全員、信じ切ってるわけじゃない。安心しろよ。
 ぼくはそんなに考えなしに見えるか?

 ま、仮に狼なら好都合だ。ぼくは
"その場で狼を地獄まで道連れにしてやる"
だけだからな」

むしろそうあってくれればどれだけ楽だろうかと思わなくもないのだ。
探すのだって、疑うのだって、労力がかかる。

「……ぼくより、お前達がいなくなる方が苦しむ人間が多いんじゃないのか。
 悪いけど、ぼくは―――自分のやるべきことのためなら、死ぬことだって選択肢の一つだ。……連れていかれるのは御免だけどな」

どいつもこいつも、どうして自分なんかの心配をするんだ?と、本当に困惑した様子でいる。
自分一人がいなくなったところで、世界がなくなるわけじゃないだろうに。
(-60) 2021/05/29(Sat) 1:14:02

【秘】 籠絡 イクリール → 御曹司 ブラキウム

「もしまだなら、聞けなくなってしまう前に一度だけ
 今すぐじゃなくていいの。聞いてみてあげて」

もしかしたら、本当は。
何処かにわかり合える理由があるのに、その機会が訪れなかった
それだけの話かもしれないから。

「たとえあなたが、わたしのことを嫌いでも。
 わたし、やっぱりあなたのことが好きよ。
 だから、かなしい思いはしてほしくないの」

既にちゃんと話をした上でわかりあえなかったとか、
それともブラキウムが嫌なら、それは仕方のないことだわ。
無理にそうしてほしいわけじゃない
ただの、わたしからの『お願い』よ。

そう言って、もう一度
慈しむようにブラキウムの背を撫でた。
(-61) 2021/05/29(Sat) 1:14:52

【秘】 寡欲 ルヘナ → 御曹司 ブラキウム

「ああ、確かにそうだな……ありがとう。
 ……夜の見回りはシェルタンも一緒だから大丈夫だと思うが、
 一応明日以降は相談してみるよ」

 協力者に頼まれたのならばできる限りそれに応えたい。
 そうしてあなたの告げる症状を聞くと、一度、瞳がきらめいて。
 けれどすぐに、舌がちらつきそうになるのをそっと抑えた。

「なるほど、……個人の認識が困難になるのは本当に、大変だ。
 俺の顔がせめて覚えやすいものだといいんだが」

 お互いに大変なんだな、と呟くように感想を漏らす。

「事件へのスタンス、今後の方針……
 これ以上は情報が集まり次第かな。
 有意義な時間をありがとう、ブラキウム。
 この礼は近いうちに返そうと思う、何か考えておいてくれ」
(-62) 2021/05/29(Sat) 1:16:12

【人】 小さな心 サルガス

>>3:27 ブラキウム
「うん。……明日も、ブラキウムといっしょに朝ごはん食べられたらいいね。
 くすりになるようなもののことはわかるけど、こういうのって、わからなくて。
 ぼく、すっぱいのより、とろとろ甘いやつのほうがいいなあ」

 マスカットを食べて、時折思い出したように元の食事に手を伸ばして。
 味の違いで新鮮に感じる果物を味わったり、いつもより甘く感じない牛乳にむうと唸ったり。
 こんな朝でなければ、いつもの風景。努めて、いつもどおりであることを確かめるようだ。

 聞こえた声に顔を上げて、けれど、その意図をうまく捉えきれなくて。
 悩みはてながらもちらりと目をうつした、つやつやの青りんごに目がいった。
 マスカットの皿を相手の方に少し返して、二人で手の届く位置に置いてみて。

「ブラキウムも、おいしい?」
(28) 2021/05/29(Sat) 1:21:00

【秘】 寡欲 ルヘナ → 空回る思い メレフ

「考えなしには見えないが、積極性と自制に難あり……かな。
 積極的に動きすぎるし抑えもきかないように見受けられる。
 まあそういう点があるからこそ声をかけたんだ、
 俺には長所に見えているから気にしないでほしい。

 ……お前に殺されるのは痛そうだ」

 結局、自分がどちらに属する人間なのかは口にしない。
 けれど、先程交わした握手の意味を踏みにじるつもりもない。

「苦しむ人間の大小は関係ないし、度合いの比較も無意味だ。
 他の誰もが特別気に留めることもなかった事柄で、
 たった一人
激しく苦しみ命を賭けて抗う人間の存在

 他ならぬお前自身がよくよく知っているはずだろう。

 ……誰が欠けようとも見える景色は変わる。
 それはとても痛くて苦しい事なんだよ」
(-63) 2021/05/29(Sat) 1:34:33

【秘】 幼い スピカ → 寡欲 ルヘナ

「……ルヘナさん?」

弱々しい返事。
いつも食堂などで聞いている声とは、
別物かと聞き間違えるほどだ。

「……そう、あなたもなのね。
 私達、どうすればいいんでしょうね。
 私が風紀委員であるうちに、
 もっといろんなことに
 気をつけていればよかったのかしら」

そして、扉を開く。
いつもより、彼女は、きっと小さく見える。



/* ⁽⁽꜀(:3꜂ ꜆)꜄⁾⁾
(-64) 2021/05/29(Sat) 1:57:25

【秘】 寡欲 ルヘナ → 幼い スピカ


 扉を開けて出てきたあなたを見て目を丸くしたかと思うと、
 そこから表情を一転させて静かに目を細める。
 痛みをこらえるような、どこか悲しむようなしぐさ。

「……これは、スピカの行いの良し悪しの結果じゃない。
 お前は何も悪くないよ、俺から見てもよくやっていたと思う」

 運が悪かっただけなのだ。あなたも、自分も。
 
今までに『いなくなった』大多数のように。


「お前の作った立て札は今も残っているはずだ。
 アレが残り続ける限り、お前は誰かの力になり続けられる。
 ……『いなくなって』からも誰かの力になれるんだ。誇れ」

 自分より目立つ立て札に思いを馳せ笑ってからはっとする。
 それから周囲を見渡して声を潜めて。

「このまま話していて大人に見つかるのも危険だな……
 上がらせてもらっても、いいか?」

/*
 ヤッタ〜〜〜〜〜〜!!!
(-65) 2021/05/29(Sat) 2:16:41
ルヘナは、スピカの声を聞くことができる。
(c29) 2021/05/29(Sat) 2:20:34

カストルは、スピカの気配を感じた。
(a24) 2021/05/29(Sat) 2:35:23

【秘】 幼い スピカ → 寡欲 ルヘナ

「そうね……
 神隠しでもなんでもなく、私自身は
 大人に酷いことをされたのが実情だけど。
 それでも、『本当に』森で迷子になるような子が
 減ってるといいわね」

自虐と嘆息。
己の行動の根幹が崩れた今、
何物にも自信が持てなくなってきている。

「……あら、ごめんなさいね、気が利かなくて。
 大したおもてなしもできないけれど」

あなたを部屋に招き入れる。
整理整頓が行き届いている部屋だ。
(-66) 2021/05/29(Sat) 2:40:28
スピカは、元気がない。
(c30) 2021/05/29(Sat) 2:42:27

【秘】 寡欲 ルヘナ → 幼い スピカ

「『いなくなる』子供については大人の指示がある限りは続くが。
 ……アレ(立て札)より目立たないと言われた俺が主張するぞ、
 アレは設置しないのと比較した時に明らかな差が生じるものだ」

 胸を張れとまでは言わないがそれだけは主張し、
 そこから招かれるままに入室する。
 ……元気の出ようもないだろうな、と思いながらも
 ローブの下から少しばかりの飲食物を取り出した。

「さっき食堂から持ってきた。
 ……つまらないものですが、とでも言っておくべきか?」

 あなたに向かってすっと差し出すしぐさ。
(-67) 2021/05/29(Sat) 2:57:13
ルヘナは、努めて普段通りであろうとしている。
(c31) 2021/05/29(Sat) 2:58:40

【秘】 救われたい スピカ → 寡欲 ルヘナ

「……ふふっ。ありがとう」

立て札以下の男が目の前にいる事実と、
自らの行いが救われた気がして、
少しだけ微笑んだ。

ありがとう、一緒に食べましょう、などと言いながら、
着席を促す。
二人用のテーブルセットだ。

「私、実は諦めてるわけじゃないの。
 ただ、少しだけ休みたかっただけ
 どうすればいいかは、思いつかないけど」
(-68) 2021/05/29(Sat) 3:22:02

【赤】 褐炭 レヴァティ

「遅れまし
たぁ
、うん?
 ……ああ、裏切
り者さん
のほしいものを
あげたい話
な」

遅れてやって来れば、丁度話題にのぼったところ。

罰された
いけどいい子でもい
たいみた
いだ、……って
 印
象は
受けましたけど、具体的に
どういうの
かって
 皆目見当つ
かないくらいでし ね〜


んん……
、咳払い。

「構いませんよ、退屈な話にはなりません。
 錯覚でも、理解を深めることはしたいからさ。
 君が僕に見せ
たいも
のを置いてくだ
さいな
(*18) 2021/05/29(Sat) 3:25:30
イクリールは、いつも通りだ。首元の包帯以外は、何も変わった所など無い。
(c32) 2021/05/29(Sat) 3:28:11

【赤】 褐炭 レヴァティ

/*
たらこスパです。カスポル襲撃について了解よ〜〜
表のログや併設病院追い切れていないのだけど、
裏切り者さんどかどか来ないから自分の方がいっちゃっていいかんじ?
それとも身の上話の後に決めるつもりだったりするかしら?
(*19) 2021/05/29(Sat) 3:31:29

【秘】 褐炭 レヴァティ → キシ の ポルクス と カストル

/*
 (既読スタンプのきのこ)
 (囁き窓での相談が進み次第、またお邪魔しますね)
(-69) 2021/05/29(Sat) 3:35:12

【秘】 褐炭 レヴァティ → 寡欲 ルヘナ

「俺がこう言っ
てそう言
いよるけん、
 
ほん
とうにそうなんですねぇ……」

 呆れた様子で呟く。
知ってもらえたなら、うれしいと思った。が、全部そのままを話さない

 
この捻くれ者の言葉の真実をルヘナが理解できるほどの時間は、少なくとも今はなかった
「考え
詰め足り
ないわけや
ないなら、よか
った
です〜」

 なァに
が知り
たいん?、彼が困らないと判断する範囲で、
 あなたが聞きたいことはいくらでも聞けただろう。
 
時間が許す限り。
(-71) 2021/05/29(Sat) 4:09:46

【独】 褐炭 レヴァティ

↑ここに隠し文字。@RPG風の人
(-70) 2021/05/29(Sat) 4:10:42

【独】 褐炭 レヴァティ

ははーん、標準スタイルの方がレスの横幅微妙に狭いんですね。覚えておきます。
(-72) 2021/05/29(Sat) 4:13:21

【独】 褐炭 レヴァティ

ところで全茶まだ追えていません。そしてたらこスパは流石に寝ます。外では雀が鳴いていますよ鴉も鳴いたよおしまいです。やっぱり日付変更付近は盛り上がりますね、皆がたのしそうで何よりです。
(-73) 2021/05/29(Sat) 4:16:34
到着:わるいおとなの ラサルハグ

【見】 わるいおとなの ラサルハグ

笑いなさい。

嗤いなさい。


泣きなさい。

啼きなさい。


よろこぶ姿も眩しい姿も。

くるしむ姿も壊れる姿も。



どうか全て診せてくれ。

どうか全て魅せてくれ。



「……デボラと言ったかな、私と入れ替わりで出て行ったあの女。
彼女の言う通り……私は、大人たちは、いつまでも貴方達の幸せを願っているよ」

私はしがないカウンセラーだから深く"治療"に携わることなど無いかもしれないけれど。
ああ──それでも。
素敵な素敵な愛しい子達。

レヴァティ。ブラキウム。メレフ。ルヴァ。カストル。サルガス。シトゥラ。

勿論、"呼ばれた"子達だって。

ヘイズ。シェルタン。ルヘナ。イクリール。スピカ。

どれだけ穢れようと、どれだけ傷つこうと。

「愛しているからね」
(@0) 2021/05/29(Sat) 4:46:04

【墓】 水面に映る愛を シェルタン

>>+27 >>+28 ───

「おいおい、押し付けるのは無しだからな」

 そう。こんな感じで、
 冗談を言い合うような関係でずっといられたら。
 
なのに自分に残された時間はあまりにも少ない。


「はあ、気付けばここに4〜5年は居るのな。
 シトゥラみたいにさ、
 出た後もここに帰りたいなって思うの、分かるなあ……」

 風で乱れたストールを巻き直す。
 秋空の下、今日もいつもと変わらず、肌の露出は酷く少ない。
(+29) 2021/05/29(Sat) 5:26:03

【秘】 水面に映る愛を シェルタン → 空回る思い メレフ


従順にしていれば、痛いことも、酷いこともされない。分かっている。だけど、彼の見ている前で。彼が踏み躙られるのを見ていることしかできない状況で。

居ても立ってもいられず、自分を拘束する大人を思い切り、振り払う。予想外の抵抗で、暫しの自由を取り戻すが、それだけ。

力で劣る相手に対して、
衣服すら取り払われた子どもに何ができるというのか?


それだけだ。

「ぐっ、な、にをッ……!?
 ……! あ、嫌だ、メレフッ──」

他の大人が呆気なくそれを捕らえて。

取り落とされたナイフは拾われ、メレフに対する見せしめのように、首筋に当てられる。
僅かに紅い筋が走り、琥珀色の瞳が恐怖に震えて。

───次はないぞ
、と、二人に伝えるように。

同じように手首を縛られ、立たされる金髪の彼の背後から、大人の一人が膝立ちで股下に潜り込んで。

「い、あ、ァあッ……!
 ……ッ……〜〜〜ッ!」

粘ついた水音。
その度に青年の身体は何かから逃れる様に揺らぐ。

何が行われているのか。性に疎い者でも、想像に難くはない。
(-74) 2021/05/29(Sat) 6:08:13

【恋】 空回る思い メレフ

うおお〜〜〜〜〜シェルタンのえっちを吸えるのは俺だけ!!!!!!
俺も描写しなきゃいけないんですが………………………………………………
(?0) 2021/05/29(Sat) 7:12:45

【秘】 小さな心 サルガス → 空回る思い メレフ

*/
お疲れさまです。
前日までの秘話に関しては、以降継続は無しの方向になりますでしょうか?
今後の身の振り方も考えたいので、回答いただければ幸いです。
(-75) 2021/05/29(Sat) 7:12:49

【置】 小さな心 サルガス

 昼刻。
 また、高等部の生徒に嘘の頼まれごとをしたような……ふりをして。
 教員棟の周りをちょろちょろと探し回っている。人目にはなるべくつかないように。
 ヘイズは、特に。ほかの皆も、噂さえ立たないのだからどこにいるのか、探しようもない。
 ひょっとしたら、自分の部屋にいるのかもしれない。けれども、今はまだわからない。
 せめてもいなくなった理由だけでも探そうと、足は隠されたさがしものへと向いた。
(L2) 2021/05/29(Sat) 7:19:21
公開: 2021/05/29(Sat) 7:20:00

【秘】 空回る思い メレフ → 小さな心 サルガス

/* 朝ごはんですわ!遅くなって申し訳ありませんわね、前日の分も締めに向かっておりましたし、返信する予定でしたので少々お待ちくださいませ!
(-76) 2021/05/29(Sat) 7:25:19

【秘】 小さな心 サルガス → 空回る思い メレフ

/*
了解しました。方針などあれば、一言添えていただけるとありがたいです。
ご迷惑をおかけしてしまい、大変申し訳ありませんでした。
(-77) 2021/05/29(Sat) 7:30:53

【秘】 空回る思い メレフ → 小さな心 サルガス

この程度の接触なら、今は大丈夫そうだと分かって 自分でも安心した。
喜んでいるようだと分かると、何だか柄にもない事をしたような気持ちになって照れが出そうになる。

「……ま、世話焼きに慣れてるだろうってのもあるな。
 
 知らない洗濯……?お前、また自分の仕事じゃないことしてたのか?
 っておい、高等部の宿題までやる必要はないだろ。

 そいつのことを思って受けたんだろうことはわかるが、それは誰のためにもならないぞ。
 その宿題どこだ?ぼくが代わりに持っていってやる」

鐘の音にはもうそんな時間か、と。
空になったカップをテーブルに置いて 代わりに宿題を受け取るために手を差し出す。
きっと渡すまで動かないだろう。何せ変なところで頑固なので。
(-78) 2021/05/29(Sat) 7:39:53

【独】 わるいおとなの ラサルハグ

ということで、見学席にお邪魔しましたラサルハグです

音水さんとーみんさんはじめ見学席への飛び込みを許してくれた参加者の皆さんには厚くお礼申し上げます。

ところで墓下予想以上に地獄なんですけど退職届出したくなっちゃったじゃないの
(-79) 2021/05/29(Sat) 7:48:47

【独】 わるいおとなの ラサルハグ

いやーーーしかし顔がいいねラサルハグ

この顔でバカなこと喋られんよ でも顔がいいからお出ししたい
前世の村、ゲイザー第一候補でそのまま通ったけど第二希望ラサルハグだったんですよね 使ってみたくて 夢叶ったな ふふ
(-80) 2021/05/29(Sat) 7:50:29

【秘】 徒然 シトゥラ → 空回る思い メレフ

「ヘイズ? ああ、あの裏切り者のコトか。
 同じ目、酷い目……ねぇメレフ

 本当にそんな目にあってる子達が多かったら
 とっくに問題になっていると思わない?
 メレフのお姉さんは運が無かった、
 彼らは大人に選ばれた特別で―――
 愛される存在だったとしたら?

 
すごく、気持ち悪いと思わないか?」


 姉の存在をされたことをけなすつもりもないが、
 擁護するつもりもない。
 連れて行かれた存在は等しく大人達が選んだ何かをされた存在だ。
 そこに優劣もあるものか。

「聞いてまた調子を悪くしたらちゃんと保健室にいくんだよ。

 ……子供を連れて行く当番が存在する。
 メレフ、それは―――毎回変わるんだ。
 そこに善悪なんて存在していない
 頼まれたから、手をつないで連れて行く。
 何が行われているなんて、
 ……あのとき≠フ自分は気づかなかった」
(-81) 2021/05/29(Sat) 8:00:00

【秘】 徒然 シトゥラ → 空回る思い メレフ

「昔頼まれたことがあってさ、そして―――
 彼らは大人達に呼ばれてイイコトをしているんだと思う。
 それが知ってることだ」

 役に立った? と悪びれずいう姿に
 寂しげな様子と、羨望の色が見える。
 そしてあなたを心配そうにいたわろうとして、
 ……触れられたくないと思い手を引っ込めた
 
(-82) 2021/05/29(Sat) 8:00:11

【秘】 空回る思い メレフ → 水面に映る愛を シェルタン

「ッ、シェル――が、ふ…っ!?」

取り落としたナイフで傷付けられる彼を見て、恐怖に怯えるその目を見て。
声を上げようとして、思い切り体を蹴り上げられる。
弱く脆い体は地面に転がり、強く咳き込んだ。

下卑た笑みを浮かべた大人たちが、メレフを取り囲んで手を伸ばす。
ある者は髪を掴んで―――
『顔は姉によく似ているな』
と言って。
ある者は、衣服を捲り上げ その下にある白い部分の方が少ないあばらの浮いた肌を月明かりの下に露出させ―――
『体つきは、姉の方がよかった』
と言った。

気持ちが悪い。放たれる言葉も、近付いてくる人間も、全てが"姉がここで同じ目に遭ったのだ"と嫌でも理解させてきて。
ただでさえ強かった精神的ストレスが、膨れ上がって 吐き気に変わっていくのを感じる。

「てめえ、ら……ッ!おい、ふざけるのも大概に―――」

隙間から見える、友人の姿に歯ぎしりをして それでも、威勢は崩さない。
(-83) 2021/05/29(Sat) 8:07:01
シトゥラは、誰かを探していた、見つかるはずもないのに
(a25) 2021/05/29(Sat) 8:16:41

【秘】 空回る思い メレフ → 徒然 シトゥラ

「問題にならないのは、この場所が異常だからだろ。
 気持ち悪いのはいつだって手を出した方だ、出された方じゃない……!
 知らなかったら許されるのか?知ろうともしなかっただけだろ」

メレフだって、シトゥラの気持ちは分からない。
分からないからこそ、君の気持ちを決めつけて吐き捨ててしまう。

「"いいこと"だと思うなら、お前が連れていってもらえばいいだろ。それで分かる事だ、なあ?違うか?
 ああ、それともあいつらに必要とされてないのか?お前が」
(-84) 2021/05/29(Sat) 8:21:46

【秘】 徒然 シトゥラ → 寡欲 ルヘナ

 あの別れ≠ゥら、数刻。
 明らかに消灯時間を過ぎた夜の帳が下りる頃。

 *こんこん*


 あなたの部屋をノックする音がした。

「ルヘナ、      」

 ようやく、わかりはじめてきた大人の目的が
 ねえ、ルヘナ。やっぱりボクには何も無いんだ。


 返事があろうと無かろうと、
 シトゥラは部屋へと入ってくるだろう。
 鍵をかけていたのならば、何故か開けられ
 あっという間にあなたの目の前にその影はやってくる

「ルヘナ、あなたを連れて行くことになった」


 告げられた言葉から滲み出る羨望と、嫉妬。
 そして、あなたへの  だ
(-85) 2021/05/29(Sat) 8:26:41

【秘】 徒然 シトゥラ → 寡欲 ルヘナ

「……よかったね? 魔術師。
 ボクも知ることができないその先を知ることができるんだ。
 そして、――もしかしたら欲しいものが手に入るかも知れない。
 子供達は悪いことだと思っている治療≠ヘ、
 本当はいいものかもしれない」

 決して正しい方法では無いかも知れないけれど


「それを、経験できる権利をあなたは手に入れた。
 大人は、あなたを欲している。
 抵抗しないでついてきてくれる?」

 熱がなくなった声は治療に対する誘いの文句を垂れ流し、
 聞こえのいい音だけを届かせる。
 あなたが興味がわくように、あなたが拒むことのないように。

 自分の本心を悟られぬように。すべてが台本通りだった
(-86) 2021/05/29(Sat) 8:27:22
シトゥラは、その言葉だけは聞きたくなかった、聞かなかった頃には戻れない
(a26) 2021/05/29(Sat) 8:32:31

シトゥラは、昨日          
(a27) 2021/05/29(Sat) 8:33:23

【秘】 空回る思い メレフ → 小さな心 サルガス

/* こちらこそお待たせいたしました申し訳ないです!
この後表新規ツリーにてサルガスくんのお部屋に向かおうと思っておりますがよろしいでしょうか?
(-87) 2021/05/29(Sat) 8:34:13

【秘】 寡欲 ルヘナ → 救われたい スピカ


 あなたの笑顔が見られたのならば、こちらも同様に微笑んで。
 それから促されるままに着席して飲食物をテーブルに。
 『いない』者仲間であるあなたと向き合いながら。

「そうか、ならよかった。
 壊れさえしなければいくらでも足掻けるからな、俺達は」

 子供の力で何ができるのかという点はあるが。
 子供だからこそ可能性を秘めている、と夢物語を滲ませて。

「……実のところ、俺も少しばかり途方にくれている。
 目的を果たせた気もするが、これでよかったのか分からなくて」
(-88) 2021/05/29(Sat) 8:38:10
メレフは、彼を挑発した。
(a28) 2021/05/29(Sat) 8:40:17

【秘】 寡欲 ルヘナ → 徒然 シトゥラ


 あなたが部屋に訪れた時、鍵はかかっていなかった。
 部屋の内側には窓際に立って外を眺めるルヘナの姿だけがある。
 『こんな時間』にあなたが訪れる理由など限られていて、
 眼前に訪れたあなたから逃げることなくそれらの言葉を聞いて、
 ――少しだけ眉を下げて笑った。

「大人に気に入られたいとは思っていたが、随分と早いんだな。
 ……目立つような動きをしすぎてしまっただろうか。
 いや、俺としてはある意味で計画通りかもしれんが」

 どこかおどけるように言う言葉はなんとも空虚で。

「お前相手に抵抗なんてしないよ、シトゥラ。
 ただ、少しでいいからゆっくり向かわせてもらえないか?
 お前に求めたい"特別な望み"をまだ決めかねているんだ」

 ベッド上に転がっていた水筒を手に取って呷る。
 全て飲み終えたかと思えば、それを無造作に床に転がした。
 抵抗の意志はこれっぽっちもない。
 
(-89) 2021/05/29(Sat) 8:51:12
空回る思い メレフは、メモを貼った。
(a29) 2021/05/29(Sat) 8:52:03

水面に映る愛を シェルタンは、メモを貼った。
(c33) 2021/05/29(Sat) 8:57:16

『使える人間』 ルヘナは、メモを貼った。
(c34) 2021/05/29(Sat) 9:25:04

【秘】 御曹司 ブラキウム → 籠絡 イクリール

/*
絶賛限界のアタイよ!PLよ!
占ったあなたに、役職の設定的なお話をロールの最中にお出しできるか分からないから先にざっくりとお伝えしておくわね。

・ブラキウムは調香師の家から秘密裏に持ち込んだ特性の香を隠し持っている。
・誰にも知られていないと思っているがおとなには筒抜け。
・効能は【忘れさせること】。起こったことは無くならず、永遠に続くこともない。けれど、誰かの一時凌ぎにはなる。
・香を使っただけでは本人にしか影響は無く、周囲からの扱いは変わらない。

という感じでふわっと考えているわ。
(-90) 2021/05/29(Sat) 9:32:02

【独】 『使える人間』 ルヘナ

/*
 ★えっちな秘話の間に滑り込むルヘナ――――――!!!

 になってたら面白いですね。はい。

 ……今日のログ見てたら(私の画面だと)
 シトゥラが「……気持ち悪い」って言った直後に
 ルヘナの教育セックスが挟まれていて、こう、こう。
 "最悪"で健康にいい絵面だなって……思った……
(-91) 2021/05/29(Sat) 9:46:27

【秘】 御曹司 ブラキウム → 『使える人間』 ルヘナ

「別に感謝されるような事じゃない。
味方が居なくなったら困るのは普通だろう」

当然の事だと、表情を変えない。
知識に引き寄せらるあなたの瞳の輝きは見えないけれど、その好奇を知ってか知らずか補足した。

「今まではそれで良かったんだけどね。
ここには親に連れてこられただけだし、病気だって治らなくても生きていけなくはない。
不都合もなかったんだ。それを証明できるとも、思っていたんだけど」

ここに至って何度もこの病気に足を引っ張られている。

「君の仮面<かお>は付箋のようなものがたくさん張り付いて膨らんでいるように見えるよ。
時折増えたり減ったりしているけど、表情のようなものはあまり見えないね。
ある意味で覚えやすくはあるかな」
(-92) 2021/05/29(Sat) 10:00:22

【秘】 御曹司 ブラキウム → 『使える人間』 ルヘナ

「わかった。僕からももう言う事は――いや、ひとつだけあるか。君になら教えておくとうまくやってくれるかも」

椅子から立ち上がって退室しようとして、思い出したように懐から一つの小瓶を取り出す。
どうやら香瓶らしい。

「僕の唯一のとっておきだ。
一時しのぎにしかならないとは思うけど……
居なくなった人間を連れ戻せる
かもしれない」
(-93) 2021/05/29(Sat) 10:02:47

【秘】 キシ の ポルクス と カストル → 褐炭 レヴァティ



双子は事故にあいました、カストルとポルクスという男の子二人です。

かなり酷い有様でした。

 しかし奇跡的に助かり(家庭環境にも大変恵まれていたことも強いと思います)身体のあちこちに当時の傷跡がありますが、そこまで凄惨なものではありません。

カストルは。

 以降、大変大事にされ『ポルクスがいる』と主張する不憫さに周囲の人間は涙ぐみました。
 かつては子供ながらに聡明でしっかり者のカストルは事故後、気が触れたようで。
 たしかに自然や草花を愛し、家族に対する愛情も、回転のいい頭も残っていましたが、どうにも狂気的な面がちらちらと付きまとい、それら以外に対して残忍でありました。
 もっとも、特別気に障ることでもなければ、害することもありませんでしたが、それを恐ろしいと思った人間は多数でした。

『ポルクスがいる』

 やや時が過ぎ、尚そう言いはるのはまだわかりますが、実際にポルクスが居るようなアクションをしてみせ、体の動き本人の五感もそれらしく動くのです。

 また痛みに鈍く(これは、事故の際の痛みに対してそれが最大値として計られるようになったせいです)タガの外れた身体も特徴的でした。

 そんなこんなで、裕福な家庭、治療と研究、本人の知的に優れた面も含めギルナジウムがでも、お大事にされました。いなくなるのとは、また別種の腫物扱い。事実そうです。

そして異を唱えた生徒に対して、悪辣にして外道で残虐な仕打ちをするので、皆近寄らなくなりました。正解です。

 大人も背景事情と本人の狂気を恐れ、それこそ手を出すならもっと安全な子を選んだらしいです。大正解でした。
(-94) 2021/05/29(Sat) 10:21:40

【秘】 『使える人間』 ルヘナ → 御曹司 ブラキウム


「なかなか思うようにいかないものだな、お互いに」

 お互いに。意識したわけでもなくまたこの言葉を重ねる。
 そして自分がどう見えているかについては興味深く聞いている。
 付箋がひとつ張り付く様が見えるかもしれない。

「そうか、ならきっとその付箋は俺の食った『知識』なんだろう。
 知識まみれというのもなるほど悪くない」

 そう言いながらくすくすと楽し気な笑いを零した後で、
 退室しようとするあなたの背を見送っていたのだが、

 ……取り出されたそれと、続くあなたの言葉に、
 ひゅっと息を飲んで。

「……とんでもないとっておきじゃないか……
 一時しのぎだろうとその一時でもたらされる情報もある。
 ブラキウム、使いどころを見誤るなよ」

 連れ戻す相手、使うタイミング。
 あなたなら問題なく判断を下せるのだろう、と思いつつも、
 一応それだけ伝えておく。
(-95) 2021/05/29(Sat) 10:22:02

【秘】 キシ の ポルクス と カストル → 褐炭 レヴァティ

そんな中でルヘナという少年は、唯一無二に近い大切な人になりました。

 植物に関心があったので入った、菜園部は人が減っていき。それらはガーデニング部として活動するようになりました。

 乗っ取るような形にはなってしまいましたが、園芸同好会となった二人は色々な草花を育てます。
 大人に提出する記録(これはとても出来がよく好評でした)
ついでに頼まれたのWなにかWも上手に育てられたようです。
それは有益でした。

 この二人が危険物を所持してしまう問題はもう解決できなくなりましたが、元々触らぬ二人になんとやら。危険物の問題児だったので、さして変わりもありません。

 一部の人物は、ポルクスが居るものとしてを認め、尊重し、そういう風に振る舞っていれば、それなりに便利だったはずです。

『カストルとポルクス』は互いと一部以外に対する執着があまりなかったので、のびのびとすくすくと育っていきました。

──かつて、ちょっとした騒ぎがありました。昔一度だけ。


血濡れのカストルは、こういいました


『ボクはカストルじゃない』


その後、何日か寝込みましたがそれだけでした。
類似した事件はそれ以来、起きていません。


 弟のポルクスは所謂『植物人間』という状態のまま
今も病院にあります。
(-96) 2021/05/29(Sat) 10:24:20

【秘】 救われたい スピカ → 『使える人間』 ルヘナ

「へえ、メレフさんの目的って、
 気になりますね。
 ……あ、ごめんなさいね。
 詮索するようなことをして。
 『普段』はこんなじゃないんですけど。
 行動指針の一つにでもなったら
 いいなとは思いますが」

同じ身分だから気になるのかもしれませんね、
と言い訳もして。
(-97) 2021/05/29(Sat) 10:30:04

【秘】 『使える人間』 ルヘナ → わるいおとなの ラサルハグ


 『いなくなった』のをいいことに堂々とあちこちを歩きまわる。
 誰にも見られない以上、大人にだけ気を付ければいいのだから。
 ……そう、大人に"だけ"気をつければよかったはずなのに。

 授業中、人気のすっかりなくなった廊下。
 警戒を怠ってやってきたそこで、大人であるあなたを見つけて、
 見つけてしまって、僅かに肩を震わせる。

「……こんにちは」

 それでも素知らぬ振りをしてすれ違おうと、
 微笑みだけを張り付けてあなたに近づく。

/*
 大人が来たーとはしゃぎつつご挨拶がてらお邪魔します。
 えっちなことでも単純な語らいでも、お時間が許すようでしたらお付き合いいただけると嬉しいです。
(-98) 2021/05/29(Sat) 10:31:53

【秘】 キシ の ポルクス と カストル → 褐炭 レヴァティ

そして、今日。ひとりのこどもがいなくなります。

カストルという、少年でした。



【呪】
かつての カストル
(-99) 2021/05/29(Sat) 10:34:01

【秘】 キシ の ポルクス と カストル → 救われたい スピカ

『「!」』


「スピカ……やっぱりキノコじゃねぇかな」
『どうだろう、
きのこかもしれない……


二人は何事も考えない、普段通り何事もなく語り掛ける。


で、どんなの食ったんだ?
(-100) 2021/05/29(Sat) 10:41:52

【秘】 『使える人間』 ルヘナ → 救われたい スピカ

「……俺の目的は、【大人が持つ知識を手に入れる】ことだった。
 大人に見つかっていなかったのか気にいられていなかったのか、
 俺自身は大人の『指示』を受け取れる立場になかったけど。
 指示を受けている子供達が誰か、については
 
ある程度見える立ち位置にはいたんだよ


 ある種の罪の告白だ。
 
今回の件で誰が動いているのかをある程度知った上で、

 
噂の解決を掲げて各所に働きかけを行っていたのだから。


「スピカが連れて行かれたのは俺としても想定外だった。
 俺自身も大人達に色々『教え込まれた』今、
 これがここまでして欲するべき知識だったかも分からない。
 ……悪い。回り回って、間接的にお前を苦しめた」
(-101) 2021/05/29(Sat) 10:43:59

【秘】 剥離 ブラキウム → 籠絡 イクリール

「……ない。
僕はそれからお母様の事は見ていない。
だから……うん。僕はずっとお父様みたいになろうとしたんだ。
何者にも囚われずに堂々と、上に立つ者として振舞うまっすぐなおとなになれば、立派な凄い人間になれると思ったんだ。
選ばれようとする人間じゃなくて、選ぶ人間になれば逃げられると思ったんだ。
言葉も、振る舞いも……体も全部そうしてきた」

あなたの優しい手に撫ぜられるたびにブラキウムの表面に塗り固められた殻が剥がれ落ちていく。
歪んで病に侵された彼女の素顔をようやく覗かせた。

「だけどそんな風に人の顔ばかり見ていたからかな。
いつの間にか全部わからなくなったんだ。
きっと僕が聞いて感じたようにしか仮面は見えないんだろうね。
今までは無機質な情報としてだけ見えればそれで良かった」
(-102) 2021/05/29(Sat) 10:52:41
カストルは、は、今日は蝶々の鱗粉を取り去るようです。
(a30) 2021/05/29(Sat) 10:52:54

ルヘナは、罪の告白をした。
(c35) 2021/05/29(Sat) 10:53:43

カストルは、ポルクスは、二人のいつも通りを過ごしています
(a31) 2021/05/29(Sat) 10:54:01

【秘】 盲目 ブラキウム → 籠絡 イクリール

「イクリール」

腕に力を入れる。
今度は本当にあなたを抱き返すように。

「君の在り方はお母様に似ている。だけど、全部一緒じゃない。
お母様の仮面はうんざりするほど剥がれ落ちていたけど、君の仮面がずっと変わらないままだ」

ブラキウムにとっては決定的な違い。
けれど有象無象の誰かとして見ているだけでは気付かなかった違い。

「"お願い"ね……あぁ、聞いてもいい。
その代わりに、今度はちゃんと君の事を教えて欲しい。
言葉と行動で示してほしい」

お互いだと言ったのは君だ。
見えない仮面の向こうをはっきりと分かるように。
包み隠さないありのままのあなたに触れたい。
仮面を隔ててしか人と関われなくなったブラキウムは素顔
<ひかり>
に飢えていた。
(-103) 2021/05/29(Sat) 10:55:56
ブラキウムは、昨日訪れた誰かの部屋の前を通り過ぎた。今は無いらしい。
(a32) 2021/05/29(Sat) 11:08:43

【独】 小さな心 サルガス

 無謀にも教員棟の裏手に回って、ひとけの様子を確かめてみた。
 授業の準備をしているからか、よくみる先生は中にこもってしまっているよう。
 時々、知らない大人と出くわしそうになっては、小さい体をさっと隠した。
 危うげな探索を続けていて、ふと見上げた目線に映るもの。
 鍵もかけず、窓戸を締めてもしまわずに。白いカーテンが揺れている窓。

「ひょっとして入ってしまえる、かな?」

 思い立ったら試してみずにはいられなかった。落ち着いて、考え直せなかった。
 それは幼い浅慮のためではなく、巡る血の急く思いのため。
 毛細血管をはじけさせるような圧を逃がすように、体はいつもじっとしていられない。

 一階の窓……から、姿が見えてしまわないように、その脇を通って。
 雨樋をのぼって、絹をはためかせる二階の窓に向かって、懸命に手を伸ばす。
 腕の力だけでなんとかとりついて、空いた窓の中を見る。

 なにか、うごめくようなものがあって。暗くて、中は見えなくて。
 誰で、何が、なんにもわかりはしないけど。頭の中に危険を知らせる鐘の音がなる。
 これは見てはいけないもので、何かどうしようもなく悪辣な何かで。
 ほとんど影しか見えやしないのに、なぜだか背筋を寒気が伝い。

 冷や汗で滑った指先が、雨樋をつるりと取り落し。
 小さい体は、落下して。
(-104) 2021/05/29(Sat) 11:16:13
サルガスは、窓から落ちました。
(a33) 2021/05/29(Sat) 11:16:21

【秘】 小さな心 サルガス → 空回る思い メレフ

*/
はい、大丈夫です。よろしくお願いいたします。
(-105) 2021/05/29(Sat) 11:16:57

【人】 御曹司 ブラキウム

>>28 サルガス

「君だってここではみんなと同じこどもなんだから、もっと遊んだりすればいいのに。
好きな事ややりたい事、無いのかい?
もちろんお手伝い以外で、だよ」

次はもっと甘いものを持って来よう、と笑って差し出されたマスカットを口にする。
渇いていた喉を果汁が潤す。
いつも通りの光景。
いつも通りのあなた。
ブラキウムはいつも通りで居られているだろうか。

「――え。あ、うん。おいしいよ。
君が選んだだけはあるね」

そんな考え事をしていたら返事に少しだけ時間がかかった。
(29) 2021/05/29(Sat) 11:20:56

【秘】 救われたい スピカ → 『使える人間』 ルヘナ

「……へえ、なるほどね。
 ………いえ、いいのよ。
 個人の目的や病気の治療を優先するのは
 当然なんだから。自主性、自主性」

ギムナジウムのモットーたる自主性を掲げる。
明らかに本心ではないが……。
告白を、赦すでもなく、激昂するでもなく、
ただ事実として受け入れる。
努力をした。


「そりゃあ私だって、
 こんな目には合いたくなかったけどね。
 頼まれたこともあるし……あ」

そして、気づく。

「誰が"繋がってる"かわかるんでしょ?
 じゃあ、そもそもコレは無効なのかもしれない」


 
(-106) 2021/05/29(Sat) 11:21:23

【秘】 救われたい スピカ → 『使える人間』 ルヘナ

「一体、誰なの?
 私達の家を荒らしている子は」


「教えて」
(-107) 2021/05/29(Sat) 11:23:08

【秘】 救われたい スピカ → キシ の ポルクス と カストル

「あなたたちはいつも通りね」

救いなのか、何なのか。

「……別に食あたりじゃないわ。
 ちょっとひどい目にあっただけ」

そうはいっても、まともな人間なら
『いなくなった』大まかな理由を察せられるだろう。
あなたがまともかは別の話だが。

ともかく、この双子に正直に説明してもしょうがないなと、
彼女は判断したようだ。
事実をぼかして言う。
(-108) 2021/05/29(Sat) 11:25:33
スピカは、告白を受けた。受けただけだ。
(c36) 2021/05/29(Sat) 11:27:30

【秘】 『使える人間』 ルヘナ → 救われたい スピカ


「……意外だな。
 お前には俺を罵倒する権利も、殴る権利もあるはずだ。
 どういう類の『治療』だったかは分からないが、
 お互い碌な思いはしていないだろ」

 それを行わないのはあなたの持つ"善性"なのか、
 それとも他の理由があるのか。言葉の本心が読めない。

「コレは無効……?
 どういう意味だスピカ、俺にも分かるように、」

 ――あなたの問いかけに、分かりやすく肩を震わせた。
 コレを伝えることによって生じるリスクは、あまりにも大きい。
 あなたの『声』が誰かに届く可能性を、危惧して。

「……聞いてどうする?」


 俺を。お前を。悪い子供を。
(-109) 2021/05/29(Sat) 11:36:19

【秘】 御曹司 ブラキウム → 『使える人間』 ルヘナ

「やっぱり変な奴だね」

つられて心なしか笑った。

「有象無象以外になら迷うことなく使うけど」

忠告を聞いてから小瓶をすぐに仕舞って天井を仰ぐ。
少なくとも今はまだ、そこまでの相手は多くない。

「何かが変わるのならその時はきっと」

誰かに使うのかもしれないね。
独り言のように零した。

「今度こそお暇させてもらうよ。
それじゃあまた。ルヘナ」
(-110) 2021/05/29(Sat) 11:42:04

【人】 小さな心 サルガス

>>3:29 ブラキウム
「やっぱり、そんな感じに見えちゃうのかな……ぼくね、やりたいこと、むずかしくて。
 ぼく、だれかの役にたてるのが、うれしいんだ。ここは、何にもしちゃだめって、言われないから。
 それ以外ってなると……ううん、なんだろう」

 ひとよりは少しすくない食事、それを少しだけ時間をかけて食べる。
 ゆっくりと食べているようには見えない。スピカのように健啖家らしいのに、一口は小さい。
 自分の姿に、変わらぬものを求められていることなどつゆ知らず。
 小さい頬にゆで卵のクロケッタをいっぱいに詰めて、じっと見つめて。
 そればかりはお行儀よく、ちゃんと飲み込んでからからっぽの口で問いかける。

「ブラキウムは、好きなことややりたいことって、なあに?」
(30) 2021/05/29(Sat) 11:42:09
ブラキウムは、失われた保険をどうしようかと悩んでいる。
(a34) 2021/05/29(Sat) 11:42:58

【秘】 救われたい スピカ → 『使える人間』 ルヘナ

「……権利があっても、行使する理由がない。
 それをしても何の解決にもならない」

首を振る。
ま、それはいいのよ、と座り直した。
……真意かどうかはともかく、
彼女には罪を清算させる気はなさそうだ。

「さて、じゃあ私の話をしますか。
 
ブラキウム
さんに頼まれたのよ。
 自分がいなくなったら、
 
ルヴァ
さんの面倒を見て、ってね。
 だから、私には裏切者を知る理由がある。
 そう思わない?」

個人を強調するように。
あなたの動揺や反応を見逃さないように見ている。
(-111) 2021/05/29(Sat) 11:50:42

【秘】 『使える人間』 ルヘナ → 御曹司 ブラキウム


「ああ、ありがとうブラキウム。
 調査の結果は明日の朝食の際にでも報告させてもらうよ、
 その時にまた声をかけさせてくれ」

 穏やかな声音で言いながら、軽く手を振ってあなたを見送った。
 明日になればまたひとつ前進できる、
 自分の知識はあなたのなすべきことに貢献できるだろう、
 そういう想定を重ねながら。

 
全ては、夢物語に過ぎなかったのだが。
(-112) 2021/05/29(Sat) 12:00:37

【秘】 籠絡 イクリール → 御曹司 ブラキウム

/*

委細承知したわ。気張りなさいよアンタこれからまだ長いわよ

イクリールの占いについては、ロールで仄めかした通り
大人に聞いた、或いは大人とのコネを使って生徒から聞き出した
という想定でいるわ。
だからブラキウムの事に関しては普通に聞き出せそうね。
(-113) 2021/05/29(Sat) 12:05:35

【人】 振子 ブラキウム

>>30 サルガス

「きっと君は知らないだけだよ。
探せば何か見つかるはず。その手伝いくらいはできる」

あなたの自由を奪う者。
根拠のない、相手はすぐに忘れてしまう様ないたずら。
それらをブラキウムは知らない訳ではない。
同時に煩わしいと思っている。
自分が同じように利用していることには目を瞑ったまま。

都合のいい関係のままで居たい気持ちと、いつの間にか湧いたよりよく変わって欲しいという気持ちを認識しないまま揺れ動く。

「僕のやりたい事?」

正直な所、このギムナジウムに期待するものは何一つなかった。
それは数日前までのブラキウムなら即答できた。
今は少しだけ間を置いてから口にする。

「ルヴァやサルガス……一緒に居たい人間と一緒に居る事かな」
(31) 2021/05/29(Sat) 12:06:35

【秘】 『使える人間』 ルヘナ → 救われたい スピカ


「それもそうか。理性的で助かるよ」

 本当にその行動が理性によるものなのかについては読めず、
 ただ、皮肉として用いられたわけではない言葉で応えて。

 そうしてあなたから告げられた二つの名前のうち、
 前者には肩を震わせて、唇だけで「なるほど」と呟いた。
 
ブラキウムのとっておきについては、自分も知っている。


「全面的に同意するし、ブラキウムが頼んだのであれば
 俺にとってもお前は協力者にあたる。
 お前に協力することでブラキウムへ協力したことにもなるし、
 協力者に対してなら俺の知る範囲の知識を渡してもいい、か」
(-114) 2021/05/29(Sat) 12:30:06

【人】 小さな心 サルガス

>>3:31 ブラキウム
「……ブラキウムは。やさしいね」

 彼の言葉に宿るもの。ここで、育っていくにあたって、そしてここを卒業してから。
 うまくこのギムナジウムを渡りきって、その先につなぐものを、ずっと考えているのだろう。
 "サルガス"がいなくなってほしくないから、いなくなると思いたくないから。
 その先に、未来があるように見つめてくるのだ。

「そっか。……じゃあ、ぼく、がんばるね。
 同じクラスの、ふたりだもん。ぼくも、ずっといっしょにいたいな。
 思い出たくさんつくれると、いいね。ふふ」

 無垢にも思えるような返答に、自然と頬がほころんだ。同じ気持ちであることが嬉しい。
 少しばかり年は違って、追いつくまでに時間はかかってしまうけれど。
 みんなで、そして三人で。いっしょに過ごせたらと。少しだけ、声に出して笑った。
 
そのためにも、解決のために頑張らないと。
(32) 2021/05/29(Sat) 12:35:23

【秘】 『使える人間』 ルヘナ → 救われたい スピカ


「俺は先程『ある程度見えている』と言った。
 個人的に確認を取って特定できた人間もいるが、
 ――俺は語れない。
 これは俺個人の、相手への誠意と、守りたい約束によるものだ。
 言わせたければ手段を選ばず俺に吐かせろ」

 その権利があなたにはあるし、自分は逃げるつもりもない。
 前置きに前置きを重ねて、そうしてやっと口を開いた。

「……大人に従っている子供は三人、
 
赤ずきん
セキレイ
裏切り者

 俺が個人的に知っているのは裏切り者以外の二人で、
 イクリール・カストル・ポルクスはお前達側の人間だよ」

 『いなくなった』者達の中で大人側なのは自分だけ。
 己の知っている範囲で『いなくなっていない』者達を語るなら、
 カストル・ポルクス・ブラキウムがあなたの味方だ。
(-115) 2021/05/29(Sat) 12:36:16

【秘】 籠絡 イクリール → 振子 ブラキウム

「ありがとう、ブラキウム。」

「自分がどんなひとになるかは、自分が決めることだわ。
 ブラキウムがそれでいいのなら、きっとそれでいいのよ。
 でも、ブラキウムが何かをそれでは嫌だと思ったなら
 その気持ちは、きっと大事にしてね。」

子どもの世界に、正当性や正しさはあまり重要ではないのだ。
少なくとも、子ども同士の間では。
もう一つだけ、お願いよ。
そう言って、イクリールは屈託無く微笑んだ。
その気配は、今度こそあなたに正しく伝わるだろうか。

「たとえこれから嫌いになるとしたって
 嫌いなものに、同じになりたくないのなら。
 それがどんなもので、どうしてそうなってしまうのかは
 ちゃんと知らないと、間違えてしまうものね。」

それから、わかったわ、と言って
イクリールはもう一度笑った。

ブラキウムとは、ちゃんと話がしてみたかったから。
イクリールだって、強か
なように見えるだけ

それからいつも忙しそうなブラキウムには
少しだけ、近寄り難さを覚えてしまっていた。
だから単純に、ちゃんと向き合って話す事ができるという
たったそれだけのことが嬉しかったのだ。

「──でも、今日はもう帰りましょう。もう、こんな時間だもの
 もう少し時間のある時に、ゆっくりお話がしたいわ。それと…」
(-116) 2021/05/29(Sat) 12:42:18

【秘】 籠絡 イクリール → 振子 ブラキウム

「ブラキウム。おともだちからもらったものは、大事にしてね
 こんなことに使ったら、サルガスはきっとかなしいわ」

イクリールは、『みんな』の事を知っている。
『それ』が誰によって、そして誰の手で
誂えられたものなのかなど、とうに知っていた。

ブラキウムの左手にそっと温かな手を重ねて、
許されるのであれば、震える手に握られた銀色を抜き取って。

それから、
名残惜しげにブラキウムの背を一つ撫でて腕の中から開放して
身体を離して、自分の袖口で、刃に付いた紅を丁寧に拭って。

そうして、サルガスからの贈り物を
もう一度、ブラキウムの手に握らせるだろう。
今度こそ、使い方を間違えてしまう事の無いように。
優しいあの子の贈り物は、
こんな事に使って良いものではないはずだ。
(-117) 2021/05/29(Sat) 12:43:48

【秘】 キシ の ポルクス と カストル → 救われたい スピカ

『スピカ、死んじゃったかもって……』
「うん、食える草でもそなえとこ〜かな〜って」

『カストルおまえ』

いなくなった?いない?
理由を知っている?知っていない?

いらないひとはさいしょからいない。

カストルには何人の影が見えている?
ポルクスには何人の影がなくなったか気にする?

ある意味この二人はこの中で
一番「
おとな
」に近くあるのかもしれない。

最悪で最低だった。


二人は決してまともじゃない。
ざわつくこころ?そんなのあったか?
皮肉なことに外では双子のような対応が、普通らしいというなんて。
こんなところに来る前から、来た後も。
本当におかしい。狂っている。
ざわつく声、いつものことだ。
まともだなんて変な話だ。
昨日メレフが言っていたように、
言って聞くようなものでもない。

イクリールよりもずっとずっと
ずーっと小さな世界に居る。


「ひどいめ」『ひどい目』
(-118) 2021/05/29(Sat) 12:59:11
カストルは、ポルクスと、スピカを見て、疲れていそうだと思った
(a35) 2021/05/29(Sat) 13:00:46

ルヘナは、自分の部屋"だった"場所で水筒を拾い上げた。
(c37) 2021/05/29(Sat) 13:13:37

【人】 振子 ブラキウム

>>32 サルガス

本当に?


やさしさなんかじゃ、きっとない。
やさしいだけなら贈り物をあんなことにも使わなかった。
薄れてもなお御曹司のブラキウムはむくりを頭ももたげる。

「ね。サルガス。約束して。
一人で勝手に居なくならないで。
僕の傍に居て

全部やろうとしないで。
僕のお願いだけ聞いて

無茶をしないで。
僕の為に


あなたのかおが動く。
南京とざくろの奥に見たことのないものが見えた気がして。
前のめりにあなたの手を取ろうとする。

「僕は君が心配なんだ」
(33) 2021/05/29(Sat) 13:20:05
サルガスは、誰かに運ばれています。
(a36) 2021/05/29(Sat) 13:22:14

【秘】 わるいおとなの ラサルハグ → 『使える人間』 ルヘナ

カッ、とヒールの鳴る音。

「おや」

赤々と燃える髪が微かに揺れる。堂々とした振る舞いに一瞬瞠目したのち、ほんの少しだけ柔らかく細めながら水色の瞳を貴方へ向けた。

「こんにちは。調子はどうかな、ルヘナ」

貴方の胸中を知ってか知らずか、この大人は何食わぬ顔で問いかける。ひどく、酷く優しげな色を滲ませて。
大人がこの箱庭の中でどのような印象を受けているか分からない筈がないのに。

/*
こちらこそやった〜話しかけてくれたルヘナ〜!!と思いながら小躍りしつつ起きました。
PLは夜勤の人間なのでともすれば置きレスが多くなりそうですが、よろしければ是非えっちでもお話でも付き合っていただけると幸いです。
(-119) 2021/05/29(Sat) 13:23:09

【独】 わるいおとなの ラサルハグ

ルヘナ〜♡♡♡
(-120) 2021/05/29(Sat) 13:27:06

【独】 わるいおとなの ラサルハグ

ところで朝あまりの地獄っぷりに退職届出したいと言いましたが寝て起きたらでぃすこ鯖も地獄だしサルガスは窓から落ちてるし更に治安がおしまいになってて顔を覆いました大人のラサルハグです、この村やばいわよ!
(-121) 2021/05/29(Sat) 13:30:03

【墓】 籠絡 イクリール

>>+29      

「………そうね。
 わたしはきっと、ここを出たあとも
 いつか、ここに帰ってくるわ。」

ギムナジウムは、わたしのもう一つのおうちだもの。
イクリールは、遠い秋空を見上げて微笑んだ。

寂しい中庭の片隅で。
冷たく乾いた秋風に吹かれながら。
冬の訪れは、思ったよりも早いのかもしれない。
(+30) 2021/05/29(Sat) 13:31:32

【人】 空回る思い メレフ

昼頃、体を引きずるように歩いて サルガスの部屋の前に向かうメレフの姿があった。

服の汚れこそそのままだが、乱れていた箇所はいくらかマシになっている。

部屋の前に立つと、3度ノックをした。
(34) 2021/05/29(Sat) 13:32:01
イクリールは、掃除用具の点検をしている。たった一人で。
(c38) 2021/05/29(Sat) 13:32:58

【独】 わるいおとなの ラサルハグ

子供たち!およしなさい子供たち!早まるのはやめなさい!待ちなさい!ストップ!死ぬな!やめろ!聞いているのか!子供たち!およしなさい!アアアアアア
(-122) 2021/05/29(Sat) 13:33:59

【独】 小さな心 サルガス

 痛い。痛い。背中の真芯を打ってしまうのは、体をねじって避けたけど。
 首や脊髄を守ろうとして、半身に重みがかかってしまった。呼吸が苦しく、ひゅうひゅうする。
 大きな怪我になっていなければいい。そう冷静に考えるのも厳しいくらいに、痛い。痛い。
 心臓はいつも以上に高鳴っている。怯えたような鼓動が耳の裏まで響く。

 騒ぎを聞きつけた誰かが、転がっている体をかかえあげた。
 けれども少年の視界はちかちかとして、それが誰であるのかもわからない。
 痛みが視覚にまざりこむように、黒と赤に明滅するのばかりが見えて。
 どこを、どのように通ったのかも、よくわからない。
(-123) 2021/05/29(Sat) 13:34:23

【秘】 救われたい スピカ → 『使える人間』 ルヘナ

「……あなた、殴られたいの?
 そういうのは、私のことが
 好きな大人に頼むといいわ」

なんて、笑えない冗談を。

「うーん……ルヴァさんのことが、
 わからないのが辛いですね。
 彼が大人に付き従ってるのなら、
 私はこの約束を気に病む必要もないんですけど」

『いない』立場から話が通じそうなのは
イクリールさんだけかぁ……
とも言った。
唸りながら考えてはいるが、妙案は浮かばない。
そもそも浮かぶのならば、立て札なんて使っていないのだ。
(-125) 2021/05/29(Sat) 13:34:23

【独】 わるいおとなの ラサルハグ

最近の子供たちったらやんちゃなんだから〜〜〜んも〜〜〜〜(顔を覆う)(誰か助けて)(私ではなく子供たちを)
(-124) 2021/05/29(Sat) 13:36:15

【秘】 水面に映る愛を シェルタン → 空回る思い メレフ

 思えば大人からの─を、
 拒んだのは最初の一回目だけだ。

 嫌がっても、身体を揺らしても我関せずに、
 舌は窄まりを割り開いて、思わずに腰を前に引けば、
 淫猥な手つきが敏感な所を責め立て続ける。

 変わらない。
 思えば最初に気付くべきだった。
 あの時点で、自分は酷く歪まされたのだ。

「は、ァッ嫌だ、嫌だって、……ッ!」

 苦しい。
 
快楽では打ち
消せない苦しみ
が、
 涙になって、頬を伝う。

彼が“自分と同じ目に遭う”今、胸を強く締めるのは、
決して大人の─が自分だけに注がれないからではない。

 ああ、他ならぬ、メレフ、
   ───オレはアンタを、守りたかったんだ!

「“治療”を受けるのはオレだけだろ、
 メレフ、メレフはァッ、離せぇッ……!」

 人を刺した者に対して、どんなに言葉を尽くしても、
 ただ打ち砕かれるための余興にしかなり得なくて。

 嬌声と嗚咽の入り混じる声を漏らす。
(-126) 2021/05/29(Sat) 13:37:32

【秘】 『使える人間』 ルヘナ → わるいおとなの ラサルハグ


 自分がどう見られているのかを知っていて、
 『いなくなった』自分のことを視認して、
 それでも優しげな色と言葉を紡ぐあなたの前で足を止める。
 
 ……その表情は『いい子』の微笑みだ。
 大人に気に入られようと動く『使い勝手のいい子』の。

「おかげさまで元気です、俺の身体も正常に機能しています。
 さっきはパンとスープを食べることができました」

 常であれば二日分の食事をたった一食で済ますことができた。
 それは正常に食欲が機能していることの証で。

「先生はこんな時間にどちらに?」


/*
 ふふふ、おはようございます!
 リアルをぜひ大事にしていただいて、お手隙の際にお付き合いいただけると幸いです。
 大人に対しては気に入られるように動きますのでいい感じに扱っていただけたらと。
(-128) 2021/05/29(Sat) 13:40:29

【独】 わるいおとなの ラサルハグ

でも私悪い大人だからな〜救うつもりないんだよな〜


ここあまりにも闇が深すぎてもはや深淵だから見学席行けるなら光の大人になろうと思ってたけど、見学者として一線引いた立場にいるなら世界観に乗っかって悪い大人やりたいよね〜〜〜〜〜
(-127) 2021/05/29(Sat) 13:41:02
空回る思い メレフは、メモを貼った。
(a37) 2021/05/29(Sat) 13:41:17

【人】 小さな心 サルガス

>>33 ブラキウム
「ブラキウムは、――ブラキウムは、いつも、上に立つ人らしく、してるよね。
 じぶんはつよくて、こわくて、だれにもばかにされちゃいけないと思ってるよね。
 でも、こころのいちばんしたからぜんぶほんとうにそうだったら。きっと、ぼくに声をかけない」

 それは真ではないかもしれない。少年の善性が、そう思い込んでいるだけかもしれないだろう。
 人の心の何もかもを水鏡のように見透かすことなど出来はしないのだ。
 ましてや、まだ未熟な子供にそんな芸当など。そう思いたいだけなのかもしれない。
 それでも、少年は貴方の中に厳しさも強さも、何もかもが育まれていることを信じている。

「ブラキウム、ぼくのともだちの、ブラキウム。
 ぼくも、きみが心配なの。きみも、きっと知らないところで、危険なことをしてるでしょう。
 でも、だいじょうぶだから。
 ぼくが、きみをだれにも連れて行かせない。ぼくがきみを、守るから」

 ああでも、だからこそ。約束は結ばれない。
(35) 2021/05/29(Sat) 13:41:36
水面に映る愛を シェルタンは、メモを貼った。
(c39) 2021/05/29(Sat) 13:43:18

【秘】 籠絡 イクリール → 振子 ブラキウム

/*

よく考えたら時限爆弾でナフキン赤く汚れてた描写あったのに
こっちで勝手に血拭っちゃった。

辻褄優先する場合はそもそもナイフを渡さないか、
或いはブラキウムが手に付いた血を拭いた
とかにでもしておくのがよいかと存じますわ。
ご自由になさってね。
(-129) 2021/05/29(Sat) 13:47:21

【秘】 『使える人間』 ルヘナ → 救われたい スピカ


「愚問だな、殴られたいやつなんていないだろ。
 だからといって抱かれるのも結構キツかった、
 ……もう少しまともな『治療』はないのかここは?」

 大人の『治療』に対して文句を言い始める。
 大人たちに聞かれでもしたら殴られそうなぶっちゃけだ。

「……ああ、そうか。スピカ、イクリールのところに行くといい。
 俺が知っているのは『俺が調査した』内容でしかない。
 イクリールが別の情報を持っている可能性は高いんじゃないか」
(-130) 2021/05/29(Sat) 13:47:39

【秘】 救われたい スピカ → キシ の ポルクス と カストル

「生きてます生きてます。草も食べてます」

草は食べないほうがいいらしい。

大人に近いあなた。
そして、治療された人間にも別け隔てがない
(もしくは)そもそも人間に興味がないあなた。
だが、話ができるだけ、
今の彼女にはマシなのかもしれない。

「そう、酷い目よ。
 ……説明はしなくてもいいわよね?
 お願いよ」

お願い。
そう、スピカはこのことについてあまり語りたくない。
(-131) 2021/05/29(Sat) 13:48:42
2021/05/29(Sat) 13:48:56

【人】 小さな心 サルガス

>>34 メレフ 昼頃、昼休みは過ぎ去って
「はい!」

 まるで授業中に指されでもしたかのような、大人しいながら元気いっぱいの声。
 けれども扉が開くまでには、少しだけ時間がかかってしまった。
 尋ね人が誰かもわからないのに、重いものでも運ぶように両手で頑張って扉を開けて。
 見上げた顔が貴方であるのを見て。ほっとしたかと思えば、すぐに眉を下げた。

「メレフ! たいちょう、だいじょうぶ? しんどそうだったでしょう。
 どうしようかな、まだ、朝のたべもののこってるんだけど……」

 気遣わしげに部屋の中をちらりと振り返る。
 隙間から見える風景には、ちょろりと残ったクッキーやヌガー、お茶のポットが置きっぱなし。
 朝、人を匿おうとして積み上げた食料をまだ消費しきれていないのだろう。
 少しだけ、青い草と土の匂いがする。
(36) 2021/05/29(Sat) 13:49:32

【秘】 空回る思い メレフ → 水面に映る愛を シェルタン

「はッ…く、そ さわる、な…!」

非力な腕では、腕の拘束を外せない。
体を弄る手が、複数の手、這って、摘んで。

顔が、白くなる。気持ち悪さは晴れるどころか積み重なる一方で。

吐きたいのに。吐くものがなくて。喉の奥がひたすらに胃液に傷付けられる。

「は、く…シェル、タン…」

聞こえてくる、嬌声と嗚咽に胸が苦しくなる。
お前にそんな声をあげて欲しかったわけじゃなかったのに。

こいつらがいなければ。こんな場所がなければ…
(-132) 2021/05/29(Sat) 13:54:31

【秘】 振子 ブラキウム → 籠絡 イクリール

「…………うん。
僕のなりたいものを、やりたい事をちゃんと考えてみようかな。
今はなんだか一つの間違いでも取り返しのつかない事になりそうな気がするんだ。
気付いてからじゃ遅いような、そんな予感」

体の震えはすっかり収まっていた。
あなたのすべてに包まれている気がする。
それでも時間は止まってはくれない。

「あ、あぁ。そうだ。ナイフ。ええと……傷を」

温もりに名残惜しさを覚えると同時に気付く。
あなたが銀色の輝きを取り戻した後に、真っ白なナフキンをあなたの首の傷にそっと添えた。
じっとりとした仄かな熱と脈動を布越しに感じながら、穢れを拭き取れれば今度こそを身を引く。

あなたからナイフを返してもらう時にあなたの仮面を改めて見つめる。
――それは一本の蝋燭の灯のような静かで柔らかい色をしていた。
ほっと気の抜けた表情で口を開く。

「わかった。もう誰かを傷つけるためには使わない。
危なくなった時はイクリールの事を思い出すようにするよ。
さ、夜は何があるかわからない。
君も気を付けて。また今度聞かせてもらうから、忘れないでよ?」
(-133) 2021/05/29(Sat) 13:58:09

【秘】 徒然 シトゥラ → 空回る思い メレフ

「…………ああ」

 そうだよ

 そうだよ、メレフ。



 この子攫いが誰のせいか、大人の陰謀か子供の裏切りか、
 そんなのどうだっていい

 大人が必要としてる人間を連れ去っている、
 それがあなたに言われてわかって≠オまったからどうでもいい

「必要と、されていないんだ」
(-134) 2021/05/29(Sat) 13:58:28

【秘】 振子 ブラキウム → 籠絡 イクリール

/*
アタイの答えはこれよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ナフキンの赤は変わらずイクリールのものよ!!!!!!!!!!!!!!!!

(大丈夫です。それはそれとして、また今度ってなんですかまた今度って)(返信不要です)
(-135) 2021/05/29(Sat) 14:03:28

【秘】 徒然 シトゥラ → 空回る思い メレフ

「裏を知った、あのときの自分を
 どうして大人は放置している?
 都合がいい存在だからだ。子供たちにばらすと思っていない。
 何でも言うことが聞く意思疎通のできる人形だから」

「いい子と呼ばれて嬉しかった
 悪いことをせずに全部大人の言うことを聞いてきた
 それでできあがったのはなんだ。
 ただの鳥かごに閉じ込められた一羽の人間だ

 自分から逃げ出すこともできない
 反抗したら死にゆくだけの弱い存在

 連れて行ってもらえるのならば、連れて行かれたかった
 たとえなにをされるとしても必要とされたかった!
 治療? 知らない、
 なんで他の子たちと違う扱いをしてもらえるんだ。
 どうしてボクには何もくれないんだ!!!


 連れて行かれてよかった≠ネんて言葉を
 あの子から聞いてしまってから全部がおかしくなった!
(-136) 2021/05/29(Sat) 14:04:36

【秘】 救われたい スピカ → 『使える人間』 ルヘナ

「あらそう?
 さっきから誘ってるのかと思ったけど……
 待って、抱く?……サラリと言うわね」

まあ、それに比べたら私は暴力で済んだだけ
マシかもしれないわね、と内心では思った。
口には出さないし、『治療』を掘り下げもしないが。

「……うん、そうね。
 いろいろな人に話を聞いたほうがよさそう……」

そして、閃く。

「……そもそも治療された人を集めるべきなのでは?
 みんな、孤独に苛まれているでしょうに。
 だったら、これを救うのは、みんなで集まることだと思うの」
(-137) 2021/05/29(Sat) 14:11:30

【秘】 徒然 シトゥラ → 空回る思い メレフ

「メレフはその世界は本当に、
 狭くて苦しくて醜いものだったのかもしれないな。
 でもそれならなにをしても終わらない、終われないさ。

 その復讐は何をしたって終わらない、
 大人を一人二人殺しただけですまない
 一生苦しませてやればいい、本当に恨む存在には。

 死んで逃がしなんて、してやるな……
 死んで楽になんてさせない」

 ねぇメレフ、
 ボクだって、考えたことがあるんだよ


「何人、殺せばシェンのいったとおりに
 誰も連れて行かれなくなるんだ?

 大人を何人殺す? 子供も何人殺す?
 
 昔攫った、
自分も殺す?
 教えてくれ

 協力者はいらないっていったね、協力をするんじゃない
 どうやったらこの気持ち悪い治療は終わるの?
 
 メレフ、本当にその復讐が成し遂げられるの?
 ねぇ、教えて」

……必要とされない場所なんて、……
            なくなってしまえばいいんだ
(-138) 2021/05/29(Sat) 14:11:39

【秘】 わるいおとなの ラサルハグ → 『使える人間』 ルヘナ

「そう。それは何より。子供はよく食べよく遊びよく学び、よく眠るのが仕事だもの」

返ってきた模範的な態度と回答を穏やかな空気を湛えたまま受け止めた。

「私?私は愛しい子供達の観察と、あと学び舎の構造をきちんと覚えなおそうと思って見て回っているよ。ギムナジウムにはずっといたけれど、今日異動で仕事が変わるまで愛しい子達とは離れたところで活動していたからね」

そこまで説明して何か閃いたように瞬きを数回行った。

「そうだ。ルヘナ、案内をしてくれるかい。貴方の好きな場所とか教えてくれないか。子供達がどのように感じながら此処で過ごしているか知りたいからね」

優しげにお願いを口にする。大人といる子供なんて、周りからどんな視線を向けられるか容易く想像つくのを知りながら。
だって貴方は"呼ばれた子"だ。誰も見向きしてくれない。
それなら、いいように扱っていいだろう?ねえ、愛しい『使える』ルヘナ。
(-139) 2021/05/29(Sat) 14:14:26

【人】 振子 ブラキウム

>>35 サルガス

「サル、ガス?
違うよ。僕は嘘は吐いていない」

言っていない事はあるけれど、それはあなたとの関係にはきっと持ち込まない方が良くて。

「やめて、サルガス。
君からそんな事、あぁ……サルガス、大丈夫なんかじゃないよ。
僕が上に立つから。ね?
君たちを守るのは僕が、僕の役目だろう?」

いつのまにか大きくなったあなたはブラキウムの小さな腕の中には納まりきらない。
焦りは言葉を濁らせる。
無理に繋ぎとめようとすれば出てくるのは独りよがりばかりだというのに。

「そうだ。
君はもっと僕を頼るんだ


越えてはいけない一線を越えてしまう。
それはもう"お願い"ではなかった。
(37) 2021/05/29(Sat) 14:21:33

【独】 わるいおとなの ラサルハグ

許(きょ)さん、さくっとツッコミしてくれるからボケる側の多い身としては気持ちよくなっちゃうわね(でぃすこ雑談を見ながら)(でぃすこの話をここでするな)
(-140) 2021/05/29(Sat) 14:22:58

【独】 わるいおとなの ラサルハグ

ふふふ ブラキウムかわいいね
(-141) 2021/05/29(Sat) 14:25:07

【秘】 『使える人間』 ルヘナ → 救われたい スピカ


「嫌だろうが、そうされるだけの行いをした自覚はあるんだよ。
 ……俺の病気が三大欲求に関わるものだから、
 そのあたりに恥じらいを持つのはやめたんだ。
 
でもデリカシーがなかったかもしれないな、悪い


 実際の経験について知ったのはごく直近のことではあるが、
 それはまた別の話なのでノーコメントとする。
 けれど謝るべきところは謝って、それから、
 彼女の見出した救いに、目を輝かせて。

「――スピカ、
そうだ、それだよ。

 孤独を救うのは他の誰かの存在だ、
 『いなくなった』者達は孤独だけど同じ視点を持つ他者がいる。
 集団になることができれば、きっと――

 ……他者を救うことも、
お前自身が救われることもできる
(-142) 2021/05/29(Sat) 14:25:28

【赤】 壊れかけの ルヴァ

訥々と、光のない瞳で語り始める。

「最初に俺がこのシステムに加担したのは、
 他でもない……『命乞い』のためだ。

 偶然、このギムナジウムにある、
 "大人"たちのこのシステムを知ってしまった俺は、
 なぜか処分を免れた。
 何もされることなく、どこに連れていかれるでもなく、
 そして何かを命令されることすらなかった。
 ただ放置され、放免され、口止めすら行われず、
 野放しにされた。……それは、俺にとって、
 本当に耐えがたいくらいの恐怖と絶望だった」

当時のことを思い出すと、手指の先が震える。
――今でも、震える。
そのとき、大人がしたことを思い出すと。
(*20) 2021/05/29(Sat) 14:29:56

【秘】 籠絡 イクリール → 振子 ブラキウム

「………あら。
 ありがとう、ブラキウム。
 ええ、わかったわ。きっと、約束よ。」

その手によって傷付けられたのは、
昨日の今日、どころかつい先程の事。
それでもブラキウムがその頸に触れようとする事を、
やはりイクリールが恐れる様子は無い。

約束には、約束を。
気を付けて、には あなたも気をつけてね。
また今度、には ええ、また今度。
ブラキウムの凶行に、善悪や正しさというものに
イクリールは決して無関心なわけではない。
けれど、やはりいつものように、何事も無かったように
ただその体温のようにあたたかく微笑んで、言葉を返す。

「わたしは思うの、ブラキウム。
 きっと、取りかえしのつかないことなんてないわ。
 そのやりかたが、まだわからないだけよ。いつだってね」

時は残酷にも流れて行く。
秋口の冷たく乾いた風と、暖かな黄昏の陽。
相反する、けれど矛盾する事無く両立した景色の中
イクリールは いつものように、ごきげんようと微笑んだ。

────その次の朝、イクリールは食堂に姿を現さなかった。
(-143) 2021/05/29(Sat) 14:30:24

【赤】 壊れかけの ルヴァ

「だから、俺はこのシステムを知った者として、
 システムに加担する者にずっと力を添えてきた。
 誰でもない、自分の意思で、だ。
 そうすることを決めたのは、間違いなく俺で、
 その理由は、仲間を売ってでも助かりたいという、
 『命乞い』という理由の延長線だ。
 そうすることで見逃され、生きながらえる一日を、
 惨めな犬のように啜りながら、ありがとうありがとうと、
 浅ましく生を繋いでいるのが俺なんだよ」

だから、自分は誰にとっても裏切者だ。
狼になり切れず、子羊にも距離を置く。
そんな中途半端な存在が、ルヴァという存在だ。

「だからかな。
 その時から、罰も背負っている。
 俺の胸の中で、ずっと泣く子供がいるんだ」
(*21) 2021/05/29(Sat) 14:30:53

【赤】 壊れかけの ルヴァ

壊れたような、ひび割れたような笑顔を見せる。
泣き笑いのような表情にも見える。

「悪人になって、連れ去ることを正当化して、
 ただそれだけなら、裏切者の矜持も沸いただろうな。
 でも、同時に、あの時システムから逃げ出すときに、
 そのシステムの中に俺は"子供"を置いてきたんだ。
 『子供の自分』を、な。

 表の、ルヴァの存在は、
 俺が被っている仮面なんかじゃない。
 あれはその時の子供の頃の、何も知らないおれさまで。
 そいつは友達が大好きで、仲間がいなくなると悲しくて、
 人に嫌われるのが怖くて、ずっと皆と居れればいいなって
 そう、心の底から思っているんだ。
 バカだろう。その友達を奪う手は、自分の手なのに」

小さく、息を吐き、嗤った。

「医者は、ギムナジウムに俺が連れてこられた疾病を
 その俺の病気に、"解離性障害"という名を与えた。
 俺は、俺と乖離しながらおれさまと同一で。
 人を攫う悲しみも、それで生きながらえる喜びも。
 残酷なことに、"本物の感情"だそうだ。

 人は多分、残酷にもその病気を持つ者を、
 "狂人"とでも呼ぶんだろうな」
(*22) 2021/05/29(Sat) 14:32:02

【赤】 壊れかけの ルヴァ

二人の顔を、交互に見る。

「だから。
 俺の願いは、おれさまの願いは。
 ずっと、この歪な狂人のまま、
 果てを知るまでここで苦しみ続けたい。
 偽物の生活を偽物で行うことが辛く、
 そして楽しくて仕方ない。
 お友達を地獄に連れ去ることが辛く、
 そして嬉しくて仕方ない。

 この歪なルヴァを、一日でも長く、永く。
 地獄のような毎日を続けさせてもらえることが。
 俺の、おれさまの、願いであり、野望なんだ。
 
 ……壊れてるだろ。
 シェルタンを、そしてこれからカストルを送り込むことが、
 俺でなくてよかったと安堵して、
 おれさまの友達を奪われることが辛くてしょうがない。
 大人に立ち向かえるほど強くなく、
 泣き崩れて手を汚すこともできないほど弱くもない。

 壊れた人間なんだよ、俺は。
 与えられる願いなんて、幸せなんて。
 やっぱり、一日考えても思いつかなかったよ、セキレイ」
(*23) 2021/05/29(Sat) 14:32:57

【秘】 『使える人間』 ルヘナ → わるいおとなの ラサルハグ


 受け答えは間違っていなかった、そう確信して笑みが深まる。
 それからあなたの勤務姿勢を僅かでも慮ることのできる言葉に
 ひとつひとつ、しっかりと相槌を打って、

「え、」

 一瞬、ほんの一瞬だが、思わずといった様子で声が漏れて。

「……はい、喜んで。とはいえ俺は大体図書室にいましたから、
 先生からしたらあまり面白くないかもしれませんが」

 分かってはいたのだ。自分がどのような立場に置かれるかは。
 その上で、知識を得られるのならば問題ないと、
 ずっと知識を追い求めてもいいと思っていたはずなのに。


 
今は誰か一人にでも、見ていてほしくて。
(-144) 2021/05/29(Sat) 14:41:31

【人】 壊れかけの ルヴァ

>>24 ポルクスとカストル
「許すよ!?許す許す!
 今日はカストルが何しても、
 許してあげるからポルクスも怒らないで!?
 おれさま、今日はとても寛大です、はっはっは」

いつものドタバタ。
いつもの会話。
それが、自分にとっては、ルヴァにとっては
この状況においても嬉しく感じられて。

「……なんか度胸試しみたいなことしようとしてた。
 夜の森に、ピャッと行って、何か行ってきた証拠持って、
 ピャッっと帰ってくる、みたいな。
 でも、もういいんだ……もう、いいんだ」

少しだけ嬉しそうな、泣きそうな顔で言う。

「居なくならないでいてくれるだけで、
 ……もう、おれさまは、それだけでいいから」
(38) 2021/05/29(Sat) 14:43:31

【人】 小さな心 サルガス

>>3:37 ブラキウム
「ブラキウム……」

 脅迫に近い言葉なのだろう。命令に近い言葉なのだろう。
 それでも、それそのものには恐怖は感じられなかった。
 もっと怖いのは、自分が手を振り払ったことで、彼がなにかになってしまうこと。

「……わかった。ブラキウムに、頼めそうなことがあったら、ぼく、おはなししにいくね。
 まだ、急にいろんなことになっちゃったから……まとまってないんだ。
 わからないことばかりだから。わかったことがあったら、あとで相談しにいっても、いい?」

 確約できてしまわないことは言及を避けておきながらも、ようやく、頷いた。
 きゅうと、指先が貴方の指を包むように一瞬だけ動いて、そうっと離れた。
 食器は、ほとんどカラになっている。
(39) 2021/05/29(Sat) 14:50:37

【秘】 小さな心 サルガス → わるいおとなの ラサルハグ

/*
先生こんにちは!
教員棟の二階の窓から背中から落ちたので、もしお手すきだったら部屋まで運んでくれませんか?
エッチな展開にするつもりはあまりないので、めちゃくちゃ注力して頂く必要はないです。
主に名前がチラ見することで人間がハラハラする事を狙いとしています。

内蔵破裂してるか、打撲で済んでいるかは考え中です!
(-145) 2021/05/29(Sat) 15:00:20

【秘】 わるいおとなの ラサルハグ → 『使える人間』 ルヘナ

よかった、と溢した大人はほんの僅かに口元を緩めてはにかむ。
そこに嘘偽りなど欠片もなく。

「ありがとう。いいや、子供達のいる学び舎には殆ど来れなかったから嬉しいよ。

……それに、ね」

かつん、とヒールの鳴る音が一つ。
貴方と距離をほんの少しだけ縮めて。

「見慣れた景色も読み慣れた本も。関わる人や交わす話次第で新たな側面を見せてくれる時がある。
先人達の遺産だけが眠る図書室も、貴方となら何か違った面白さを齎してくれるかもしれないから。

……さあ、ルヘナ。行こう。私と一緒に」

水色の瞳には貴方の顔が映っている。
間違いなく、貴方だけを見つめている。
(-146) 2021/05/29(Sat) 15:02:34

【秘】 わるいおとなの ラサルハグ → 小さな心 サルガス

元気な挨拶ありがとうサルガス。ラサルハグ先生です。

生徒が危ない目に遭うのは先生も悲しいですから、喜んで運びます。notエッチも把握です。ハラハラが目的なんていけない子ですねサルガスは。愉しそうなので先生そういうの大好きです。

このまま秘話進行にしますか?あと、もしかしたら先生もアクションログを使用するかもしれません。もし先生側は何もしないで〜!という感じでしたらアクションは控えるのでお手数ですが連絡くださいね。
(-147) 2021/05/29(Sat) 15:08:00

【秘】 『使える人間』 ルヘナ → わるいおとなの ラサルハグ

 距離を詰められても離れることはないだろう。
 寧ろルヘナからも一歩近づいて、あなたに触れそうな距離感で、
 あなたの瞳に映る己の表情は安堵に満ちていた。
 
ああ、なんて気持ち悪い。


「はい、一緒に。それではご案内しますね。
 先生とでしたら良い時間を過ごせると俺も思いますし、
 先生にとってもそうなるように努力します」

 一歩、二歩、図書室のほうに向かって歩いて。
 あなたがついてくるのであればそのまま図書室へと向かう。

自分が長い時間を過ごしてきた馴染みの場所。
友達であるカストルやポルクスと色んな本を読んだ、
興味を持ったレヴァティと歪な形ではあるが語り合った、
求められるままに己を与えたシトゥラから多くを学び教わった、
そんな大切な場所に
穢れた身体と崩れた心で。
(-148) 2021/05/29(Sat) 15:14:21
ルヴァは、カストルに謝罪した。
(a38) 2021/05/29(Sat) 15:15:19

わるいおとなの ラサルハグは、メモを貼った。
(t0) 2021/05/29(Sat) 15:16:32

【秘】 救われたい スピカ → 『使える人間』 ルヘナ

「……私に関しては気にしなくていいわ。
 そういうの、遠慮するのめんどくさいでしょ?
 会話も冗長になるしね」

ルヘナの反応が良いので、スピカも喜んだ。

「……そう、そうよね。
 こうなる前に『いない』子に声をかけておけって話だけども。
 うん、まだやれる気がするわ、私」

両手で自分の頬を叩いて、気合を入れた。
(-149) 2021/05/29(Sat) 15:20:22
スピカは、気合を入れた。
(c40) 2021/05/29(Sat) 15:20:27

【秘】 徒然 シトゥラ → 『使える人間』 ルヘナ

「それはいいよ」

 ゆっくりの言葉に肯定を示せばあなたに近づき
 その水滴が残る唇に指を添えながら
 もう片方の手で腕を引いて抱き寄せた

「……ルヘナにとって嫌なことでは無いんだろうな。
 新しい知識もこの行為も―――大人からの干渉も」

 この歳まで連れて行かれないボクはいったいなんなんだ

 特別な望みの言葉にとくんと好奇心がざわめいて
 目の前の彼といい子の自分≠ヘ
 もう話せなくなることにめまいを覚えた
 否、いい子をしていない自分まで、
 彼らを見たくないと思いはじめてしまった
(-150) 2021/05/29(Sat) 15:21:06
わるいおとなの ラサルハグは、メモを貼った。
(t1) 2021/05/29(Sat) 15:21:11

スピカは、頑張れる気がした。
(c41) 2021/05/29(Sat) 15:21:30

【人】 振子 ブラキウム

>>39 サルガス

「――ぁ」

名前を呼ばれて熱が霧散した。
次いで寒気が背を駆ける。
けれど、続く言葉で平静を取り戻す。

「うん、うん。いつでもいいよ。
待ってるから。
僕も解決のためにできることをするつもりなんだ。
協力すればできるようになることもあるよ」

ちいさく触れたあなたの感触を嬉しそうに確かめてから「そろそろ片付けようか」と、自分の食器を片付け始めた。
ゆっくりと黙ったまま手を動かす。
つるつるの青りんごは朝日に照らされてぽつんと転がったまま。
(40) 2021/05/29(Sat) 15:21:36

【秘】 徒然 シトゥラ → 『使える人間』 ルヘナ


「ルヘナ」

 ルヘナが欲しい、でもルヘナに
 思い通りになる従順な人間になって欲しいわけじゃない。
 飼いたいなんて思ったこともない。
 だれかと仲良くなって幸せになる姿を見るのだって嫌じゃない。

 でも大人のものになってしまったら――――
 大人のものになってしまったルヘナはどうやったら取り戻せるんだ。
 大人のことが好きになってしまったら?
 何もないいい子の自分はどうやって彼を手に入れられるんだ


「……」

 大人の物をほしがったら罰せられる、
 ああ、それでもいいんじゃないか

 自分で彼本人に言ったことなのに忘れてしまっていたな。
 慣れている、欲しがったことを罪だといわれるのは

「大人に渡したくない、
 ……大人のものになるぐらいならボクのものになって」

 
大人から本≠欲しがったあのときと同じことだ
(-151) 2021/05/29(Sat) 15:22:31

【秘】 籠絡 イクリール → 世捨人 デボラ

/*

そういえばなんですけど、連行絡みのPL間の認識の擦り合せの為に
占った呪人に対してテメー占ったら墓下ブチ込まれたぜ!
って(PL連絡で)明かすのは大丈夫なんでしょうか。
お暇な時にでもお答え頂けたら幸いですわ。

いや、別に呪人占って墓下ブチ込まれたりなんか
してないんですけどね。
してないんですけども。
(-152) 2021/05/29(Sat) 15:23:12

【秘】 『使える人間』 ルヘナ → 救われたい スピカ

「……ああ、本当。こうなる前にもっとお前と話すんだったよ。
 これだけ色々話しやすい人間は珍しい」

 ルヘナがそう思うのは、あなたを除けばシトゥラくらいだ。
 そうして、あなたが気合いを入れているしぐさを見ると
 眩しいものを見たかのように目を細めて席を立った。
 そうして背を向け歩き出す。

「その意気だ。『やれる気がする』んじゃない、
 
お前なら『やれる』。
お前にはたくさんの仲間がいるんだから。

 ……そうだ、シェルタンやイクリールのところに行くのなら、
 あたたかい飲み物や食料を持って行ってやってほしい。
 頼んだよ」
(-153) 2021/05/29(Sat) 15:29:08
ルヘナは、スピカの行く末に少しでも幸があるよう願う。
(c42) 2021/05/29(Sat) 15:32:40

シェルタンは、皆の未来を、ただ願った。
(c43) 2021/05/29(Sat) 15:33:08

ブラキウムは、空き時間に居なくなった人間を探すことにした。
(a39) 2021/05/29(Sat) 15:33:43

【秘】 振子 ブラキウム → 籠絡 イクリール

/*
工事完了したばかりでアレなのだけれど反魂に興味あるかしら?
(-154) 2021/05/29(Sat) 15:36:06
振子 ブラキウムは、メモを貼った。
(a40) 2021/05/29(Sat) 15:38:43

【秘】 小さな心 サルガス → わるいおとなの ラサルハグ

/*
ボンカレーです。
特に運営的に問題はなさそうなご様子だったので、アクション使用していただいて大丈夫かと。
秘話進行で、時々誤解を招くアクションが漏れる感じでいこうと思います。よろしくお願いします。
(-155) 2021/05/29(Sat) 15:40:09

【秘】 籠絡 イクリール → 振子 ブラキウム

/*

アホ野郎 他三人にしろ
(-156) 2021/05/29(Sat) 15:41:02

【秘】 振子 ブラキウム → 籠絡 イクリール

/*
え〜一番有象無象じゃないのが君なんだよね。ダメ?
動機も消去法じゃなくてちゃんとあるし。
(-157) 2021/05/29(Sat) 15:44:24

【秘】 わるいおとなの ラサルハグ → 『使える人間』 ルヘナ

安堵した表情を見つめながらゆうるりと水色を細めて。くす、と。吐息だけの笑い声を小さく溢れおちた。

……

隣に並んで貴方についていく。大人しく案内のままに図書室へ向かうだろう。

「図書室は主に本を読む場所ではあるけれど……勉強をする事だって出来るし、小さな子の読み聞かせの集会を開いたり会議を行ったりする事もある。
ルヘナ、貴方はどのように図書室で過ごしたのかな。思い出とかあったら聞いてもいい?」

思いついたように口にした。
崩れてしまった貴方自身の手で、かつての思い出を引っ張り出し口にさせようとする。


勿論、大人の言うことは皆ただの軽いお願い事だ。どこまで応えるか、何を拒むか……全ての自由は貴方に委ねられている。
(-158) 2021/05/29(Sat) 15:46:04

【秘】 籠絡 イクリール → 振子 ブラキウム

/*

ルヘナと仲良くしろよ
ルヘナと仲良くしろよ、おい
ルヘナと仲良くしろよ

まあPC的にはこうする!と思ったならそれに従ってほしいん
ですけども。
え?でもマジ?
墓下で余裕ぶっこいてたのにこれから罪を清算させられるの?
一番今の表の空気どうにかできそうな他三人じゃなくて
敢えてこっち来るの?

いいですけども。
『ブラキウムが』そうすると言うのならいいんですけども。
でも本当にイクリールでいいんですか?(心理戦)
(-159) 2021/05/29(Sat) 15:50:22

【秘】 わるいおとなの ラサルハグ → 小さな心 サルガス

匿名外野席です。進め方についても把握しました!
怪我の具合もそちらに全てお任せしますので、ゆっくり考えていただければと思います。それではどうぞよろしくお願い致します。

(-160) 2021/05/29(Sat) 15:54:21

【秘】 わるいおとなの ラサルハグ → 小さな心 サルガス

教員棟某所。
何やら遠くがざわついているのに気がつくと、この大人もまた顔を上げて他の大人たちの声がする方へ視線を投げるだろう。

「…………」

逡巡し、少しだけ歩幅を広げて他の大人たち数名と何かが起きた付近へと移動する。

窓から落ちた貴方の様子はどうなっているだろうか。
(-161) 2021/05/29(Sat) 15:54:47

【人】 徒然 シトゥラ

 人が来ることが減った図書室で一人本を探している
 昔の詩人の言葉、格言、そして教育について

 欲しい本はほとんど無かった

 同じ事ばかりかかれている教えの本
 それは大事なことだから、同じような本が多いと思っていた
 だがそれは、――――
 他の本が淘汰されていたからだとようやくわかってしまった。

 ここにあるすべての本を知り尽くしているからわかる、
 意図的に知識が足りないのだ。

 昔、ここにない本を大人に頼んで折檻をうけたことがある。
 あれは大人が正しくて、
 自分が本をねだったことが
悪いと思っていた

 自分が悪かったに違いない。
 
ただ、それが子供たちからすべてを隠すことだったら?


「みんなに必要な知識はなんだ、
 本当に与えられるべきものはなんだ?」
 与えられないものに焦がれることは疲れてしまった。
 それでも大人にとっていい子でいつづけなければいけないのか
(41) 2021/05/29(Sat) 15:59:58

【秘】 振子 ブラキウム → 籠絡 イクリール

/*
地上含めて一番ブラキウムの情報を握ってるのって君だよ。
感情のままに動くならそうだし。
イクリールに付いてもうちょっと知ってれば……という感じではあるんですが……が……
ルヘナと迷っているのはありますね。
ただ本当にちょろっと話しただけなのでううん。難しいですね。
(-162) 2021/05/29(Sat) 15:59:58

【秘】 崩れかけの ルヘナ → 徒然 シトゥラ


 触れられることがこんなに心地いいなんて知らなかった。
 抱き寄せられることがこんなに心地いいなんて知らなかった。
 それらの知ることができたのは、あなたがくれたからなのに。

「少なくとも今、シトゥラがしてくれたことは心地いい。
 大人からどう干渉されるのかは分からないから、
 そちらについては答えを出せそうにないな」

 
本当は、どう干渉されるかの予測はついている。

 
三大欲求に関わる病気を持つ人間がどう『治療』されるかは想像に難くない。


 
きっと自分は、
かわって
よろこんでしまう。


 今の自分があなたとともに在れるのは、いつまでなのだろう。
(-163) 2021/05/29(Sat) 16:02:33

【秘】 崩れかけの ルヘナ → 徒然 シトゥラ

「……シトゥラ、」

 欲しがっていいといったはずの俺がなくなってしまう。
 与えたいと思っていたはずの俺が奪われてしまうよ。

 お前と話す度に沸き上がっていた情、
というものが、
 
俺に知ることの恐ろしさを教えてしまった。


 あなたに縋りつくように指先をあなたの衣服に食い込ませ、
 『らしくない』と分かっているにも関わらず――
 声には自然と懇願の色が宿る。

「お前の望むように求めてくれ、と言ったが、少し訂正する。
 お前のものになりたいから俺のすべてを求めてくれ、
 俺からもお前のことを求めさせてくれ、

 
……お前に『見られなく』なるのは、いやだよ……
(-164) 2021/05/29(Sat) 16:06:34

【秘】 籠絡 イクリール → 振子 ブラキウム

/*

はえ〜そうなんだ
PC的にはこうするぜ!っていうのがあるのなら
そっちを尊重したい気持ちはありますね。
罪の事後処理は考えたくないですけど。

現状イクリールは別に傷心という事も無いので
この後三日目時空に突入した体での秘話で
中庭か自室かでもう一度会って話して、それから決める
とかでもいいんじゃないかと思います。
ルヘナも結構あちこち出歩いてるようですしね。
シェルタンというルドマンを選んでもいいですよ。
(-165) 2021/05/29(Sat) 16:07:24

【独】 崩れかけの ルヘナ

/*
 シトゥラと時系列をずらさないとはちあわせるー☆
 いやまあね、うん、授業中って言ってるしね俺。

 大丈夫だよ。
(-166) 2021/05/29(Sat) 16:09:16

【赤】 みんなが大好き ルヴァ

/*
だいじょぶです赤ずきんさん
お気遣いありがとうございます。
基本的にダイスに従った方が、
残酷性あっていいかなと思いますので
大丈夫ですです。
(*24) 2021/05/29(Sat) 16:10:02

【秘】 救われたい スピカ → 『使える人間』 ルヘナ

「ええ、私もあなたと話せて嬉しい。
 なんにもする気が起きなかったもの」

「頑張るわ、私……っと」

席を立とうとするあなたの服を咄嗟に掴んでしまったが、
すぐに離した。

「あ、ごめんなさい、なんで?
 えーっと……また、話せたら嬉しいわ」

どうして手が出たのかわからない。
……今は、素直に見送ろうとしている。
(-167) 2021/05/29(Sat) 16:10:21

【秘】 振子 ブラキウム → 籠絡 イクリール

/*
それもそうね!
それじゃあ頑張って会いに行くわね。
ブラキウムはそういうの気にしないでしょうし。
表で少しだけ発言するわ。
たぶんやりにくいのでなるはやで秘話に行くのがいいかしらね。
(-169) 2021/05/29(Sat) 16:13:18

【独】 徒然 シトゥラ

基本つみが見えている狼陣営のシトゥラです、皆様ごきげんよう。
当方ハピエン厨なのですが、
この設定にハピエンなんてありませんよね

それなのでここまで考えてできそうなことを考えてみました、どこまでできるかな〜☆

1、全員を治療させる
2、彼らを救える大人になる

2が、未来にしか救いがないのが欠点ですね。
かつ狼陣営以外を救える気がしません。
1はもう、みんな死んだら怖くないと思うんですよ。
ね? ね。
誰かが仲間はずれになるのが行けないんだ、この世界は

以上現場からでした
(-168) 2021/05/29(Sat) 16:13:26

【人】 振子 ブラキウム

>> 中庭

「イクリール」

誰もが見ないふりをするひとの名を呼ぶ。
見えないことなんてなくて、そこに居る。
けれどブラキウムにははっきりといつも通りの仮面が見える。
傍にはまだ他に誰か居るだろうか?
(42) 2021/05/29(Sat) 16:18:02

【独】 徒然 シトゥラ

まあつまり、全力で間違った思想から結果的に幸せそうに見える展開に持って行こうとしているんですけど。
どこまで上手くいくでしょうねえ!!!
(-170) 2021/05/29(Sat) 16:18:09

【人】 小さな心 サルガス

>>3:40 ブラキウム
「ありがとう。ブラキウムも、むりしないでね。
 あしたは、ルヴァと、ブラキウムと、ぼくで、ごはん食べようね。
 ルヴァ、最近カストルと仲がいいから。つれておいでっていったら、くるかな……」

 他愛ない話をしながら、ゆっくりとした時間を終えて。
 机を離れるとき、あなたの食器をあなたが自分で片付けていることにあれ、と声をあげた。
 けれどそれ以上に言及はなく、先にも行かず、見守って。
 並んで歩いて返却場所まで行って、ささやき、笑い合っていたことだろう。
(43) 2021/05/29(Sat) 16:19:08

【秘】 籠絡 イクリール → 振子 ブラキウム

/*

OKよ、了解したわ。

生存者はたとえ見えてても墓下発言には
アンカー付けられないんだったかしらね。
適当に秘話投げてくれたらいい感じにするわ。
(-171) 2021/05/29(Sat) 16:20:37

【赤】 褐炭 レヴァティ

/*
OK〜 このままたらこスパが襲撃してきま〜〜〜す♡
(*25) 2021/05/29(Sat) 16:22:06

【赤】 褐炭 レヴァティ

「なんだ。やっ
ぱり
考えていたので
体間違ってい
なさそ
う」

さして驚いたふうもなく、そう言った。

「裏切り者
さんは
、置いてき
ちゃった子
どもの自分に
 や
さしくな
いだけだろ?
子どもの
君も、自分にやさしくない。
 でもそうする
ことが望
みなんでしょ〜?」

「望みが叶う
ことはうれしい
ねぇ。苦しい
道を選ぶ
ことが、
 どうして幸福
じゃないって
言える?
 
そりゃあ
、余所様から見たら不幸
だって

 
言われるものかもしれないけ さぁ


んん……
、咳払い。

「天国こそ至上って思う人と、地獄こそ自分の天国って
 思う人がいて、後者の方が少ないだけですよ〜」

「君の言ってることは、結構スッと入って来た
なぁ

 雨に打たれるっていう事実は
欲し
いけど、
 濡れると切り傷が痛むだから
いやだな
ぁ、
 でも
雨に打た
れたいの方が優先されるから雨に打
たれ
よう!
 っていうのの、
容が変わった
けじゃない?」

ね? 首を傾けて裏切り者を見やる。
(*26) 2021/05/29(Sat) 16:22:44

【赤】 褐炭 レヴァティ

「自
罰的なこと
の何がいけないんだ?
 君はそれ
を行使し
た結果、自他ともに
どんな影
響を
 及ぼすかを知っている。
マイナスが発
生することを
 わかっていてやっているし、それ
を求めているんで ょ?


んん……
これからもその幸福は続きますね。
 僕もうんとお手伝いしてあげますよぉ」

「とりあえずは大人たちから
 君が連れて
いの指定が来ないといいな?
 きっとそれも、
くるし
いしうれしいことになる
から

 それはそれでい
いん
だろうけどね〜」

今日の子
、どうや
って
連れて行こ
うか
なぁ……
、ちょっと困った声の、
特に返答を求めていない呟きが零れた。
(*27) 2021/05/29(Sat) 16:23:47

【秘】 小さな心 サルガス → わるいおとなの ラサルハグ

 昼休み。遊び、駆け回る子供の声が残響となってあるからか、
 案外その場に人はそれほど集まっていなかった。或いは、興味もないのかもしれない。
 子供は浅く呼吸をし、真っ青な顔で草の上に横たわっていた。
 全くの更地ではなかったからわずかに下生えはクッションになっていたものの、
 衝撃を受け止めきるほどではなかった。

「ぁぁぁ、ぁぁぁ ぁぁぁ、ぁぁぁ」


 大人は。あんがい、焦っているようだった。
 隠蔽し難い怪我だったからだ。病気、怪我。虐めの痕ならばまだしも、死は隠しえない。
 ましてや手術でもなく、広範囲の打撲。それに、事故じゃ"金にも愉悦にもならない"。

「ぁぁぁ、ぁぁぁ ぁぁぁ、ぁぁぁ」


 低い笛の音のような異常な音が、喉から漏れている。痛いのだ。
 既に対処にあたっている大人の調べでは、幸い脊髄の損傷には至ってなさそうだということだ。
 様子を見るにしても何にしても、砂地の上では何も出来ない。

「ぁぁぁ、ぁぁぁ ぁぁぁ、ぁぁぁ」
(-172) 2021/05/29(Sat) 16:27:03

【墓】 籠絡 イクリール

>>42 中庭

「…あら…ごきげんよう、ブラキウム。」

誰もが見ないふりをする。
けれど何処にも居ないなんて訳はない。
イクリールは、確かにそこに居る。

確かにそこに居て、いつものように
にこやかに、道行く『みんな』に挨拶をしている。
自室を抜け出してからずっと。

確かにそこに居て、生きている。
それは他の『いない子』も同じ事。
それがどちらの側だって、声を上げれば、届かない筈はない。
イクリールは、そう信じている。
(+31) 2021/05/29(Sat) 16:29:03

【秘】 『使える人間』 ルヘナ → わるいおとなの ラサルハグ


「図書室での、思い出は」

 ああ、まだ痛い。変わってしまった自分にまだ慣れていない。
 それでも変な間が空かないように言葉を並べる。
 思い出の欠片を拾い上げる手からは絶えず、血が零れて、

「同じクラスにカストルとポルクスという双子がいるんですが、
 彼らもよく俺と一緒に本を読んでくれました。
 レヴァティについて興味を持って調べようと思ったのもここで、
 ……シトゥラからは同じ図書委員同士ということもあって
 たくさんのことを学び、幾度となく語り合いました。
 お互いに知識を追求できる、そんな貴重な仲間なんです」

 ひとつ以外、本当だ。
 
シトゥラについての見解以外は。


 語る言葉に、少しだけ痛みが滲む。
(-173) 2021/05/29(Sat) 16:29:48

【秘】 徒然 シトゥラ → 水面に映る愛を シェルタン

「シェン」

 その日、シトゥラは
 
何事も無かったかのように

 大人の元から帰ってきたあなたに声をかけた。

 その瞳は以前とは違って
 あなたを見ているようには見えなかったが、
 確かに名前を呼んで、そして普段通りに接するのだ。

 『二人っきりの時だけ』

「……裏切者の
セキレイ
、ボクに会いたかったんだよね。シェン。
 迎えに行ってあげられなくてごめんね
 シェンが
羨ましくなって。
行かせたくないって思ったんだ」

 あのとき伝えた言葉に嘘は無い。


「知れて、嬉しい? 役に立った?
 秘密にしておいて欲しくなかったんだよな。

 それでも大人に頼まれたことは辞められないから、
 そのことに関しては謝れない」
(-174) 2021/05/29(Sat) 16:29:56

【秘】 褐炭 レヴァティ → キシ の ポルクス と カストル

 ずっとずっと、このギムナジウムで過ごしてきた
 レヴァティは、当時のことを知っています。

『その時のカストルがちょっとおかしかった』

 周りのみんなはそう言っていたけれど、
 レヴァティの所感は違いました。

『ああ、そうなんだなァ』

 それ以上のものもありませんでした。
(-175) 2021/05/29(Sat) 16:31:52

【秘】 水面に映る愛を シェルタン → 空回る思い メレフ


『勿論、彼にも治療は必要だ』
と、
 手首を掴み、己の身体を吊り下げる男は言う。

『だけどこれは君の為なんだ、シェルタン』

 と、続けて、男は笑いながらほざく。

 欺瞞だ。結果的に歪みが正されているだけ。
 彼らは己の
欲望
を、
 都合よくぶつけているに過ぎない。

「う、ぁ、ッぐず、嫌───……!」

 ほぐれた後孔に、熱をもったソレが、押し当てられて、
 思わずメレフの視線を意識してしまい、
 顔を必死に逸らす。

 最初から誰でもよかった。
 華奢だった自分も、今の自分も等しく同じだ。
 都合のいい玩具だった。


 愛じゃない。
     愛なんかじゃない。
           
こんなもの愛なんかじゃない!


 ▼
(-176) 2021/05/29(Sat) 16:34:20

【秘】 『使える人間』 ルヘナ → がんばる スピカ

 あなたがルヘナの服を掴み、離すまでのほんのわずかな間に、
 あなたの耳にはひゅ、と息を飲む音が聞こえたことだろう。
 ほんの少しだけ怯えが滲み出ていたことには気付くだろうか。

「ああ、大丈夫だし寧ろ少し気分がいい。
 俺なんかを引き留めたいと思ってくれたのかと自惚れておくよ。

 ……俺も、許されるならまた話したい。
 それまではどうか無事で」

 それだけ告げて、今度こそあなたの部屋から去って行った。
(-177) 2021/05/29(Sat) 16:36:39

【人】 振子 ブラキウム

>>43 サルガス

「もちろん!
ルヴァも、その……カストルも呼んでもいいよ。
僕は寛大だからね」

並んで食器を片付けに行く。
昨日までのブラキウムからは想像出来ない光景だけれど、それが新しいやりたい事だから進んでできる。
他愛もなく笑いあってあなたとの朝食の時間は終わりを告げた。
(44) 2021/05/29(Sat) 16:37:53

【秘】 褐炭 レヴァティ → キシ の ポルクス と カストル

/*
 このままお迎えに上がることになりました、たらこスパです。
 ここからは俺とお前のバトルよ〜!

 雰囲気的に、大人たちからの指定は、
 片方だけ連れてこいだったの方が自然かなァ?

 時系列としては、特になければ深夜にレヴァティが君を探す形のつもり。
 でももっと早い時間帯にやっていても全然大丈夫!

 脱兎さん的にはどう〜?
(-178) 2021/05/29(Sat) 16:40:22

【秘】 わるいおとなの ラサルハグ → 小さな心 サルガス

「……」

痛ましい音にカウンセラーの大人は顔をくしゃりと歪めた。まるで自分もまた痛みを受けているかのように。
大人たちの玩具として使われず、自分も愛を注ぐことができず。勝手に壊れられても困りものだ。

「……サルガス、サルガス。私たちの愛しい子。聞こえるかな」

砂地にコートが汚れることも一切躊躇わずに跪き、手短に言葉をかける。

「手を尽くそう。気をしっかり持って。早く手当てをしようね」

(-179) 2021/05/29(Sat) 16:45:55
ラサルハグは、連れていた大人たちに合図を出した。
(t2) 2021/05/29(Sat) 16:46:12

ラサルハグは、大人たちと共に窓から落ちたサルガスを取り囲む。
(t3) 2021/05/29(Sat) 16:46:27

ラサルハグは、指示を出す。「サルガスを連れて行きなさい」
(t4) 2021/05/29(Sat) 16:46:39

【人】 振子 ブラキウム

>> 中庭 イクリール

「ごきげんよう」

ブラキウムはあなたの事情を知らない。
もちろん居なくなったことは知っている。
しかしそんな事は知った事ではない。
だからこうして当たり前のように挨拶をする。

「今なら時間はたっぷりあるんじゃないかい?」
(45) 2021/05/29(Sat) 16:46:40

【赤】 徒然 シトゥラ

 魔術師は聞こえているだろうか

 やっぱり、赤ずきんは親切≠セと思う

 ボク達は、不満のある世界を享受した上でどちらにとっても
 ごまかしていけるほどのいい子でいられなかったんだ

「具体的なものにならないのならぁ、シカタナイね。
 裏切者がそれで幸せならそれでいい。
 これからもギムナジウムにいるあなたたちが
 幸せに過ごせるのならそれがいいさ」

 ……幸せ
 きっとボクも、これ以上知って考えようとしてはいけない
 知らなかったあのときまでが何よりも幸せだったなんて
(*28) 2021/05/29(Sat) 16:46:55

【秘】 わるいおとなの ラサルハグ → 小さな心 サルガス

「私も手伝います」

対処に当たっている大人たちに混じり、サルガスを然るべき場所へと運ぶだろう。
カウンセラーは結局カウンセラーでしかなく、医学に関する知識量は本業の者と比べて当然劣る。
どこに運ぶか、その後の対応はどうするかなど、全て自分より詳しい者へ判断を任せるようだ。
(-180) 2021/05/29(Sat) 16:47:07
サルガスは、痛みに呻いています。
(a41) 2021/05/29(Sat) 16:49:22

【秘】 褐炭 レヴァティ → わるいおとなの ラサルハグ

/*
 御機嫌ようたらこスパです!
 ラサルハグは「レヴァティが9歳の時から大人たちのサンドバッグで肉便器」で
 あることを既知情報とし、他のPCにその内容を伝えても問題ありません!

 凸るまではたらこスパが余裕出るかわからんところですけん、
 けど興味はあるんだけは言うとくねぇ〜〜〜〜
(-181) 2021/05/29(Sat) 16:52:02

【秘】 わるいおとなの ラサルハグ → 『使える人間』 ルヘナ

にこにこ。にこにこ。
それは子供の報告を嬉しそうに聞く母親のように。
それは子供の成長を楽しそうに望む父親のように。

大人は柔らかく微笑んで耳を傾ける。
貴方が痛みに耐えながら言葉を紡ぐことを知らずに。否、知っていて気付かぬふりをしているのかもしれない。

「そう。ルヘナは良き仲間に恵まれたんだね。それはとても喜ばしい事だ。人の縁は尊いものだからね。
カストルとポルクス、レヴァティ、シトゥラ……ふうん、成る程、成る程。

彼らのことはどう思ってる?好きかい?」

穏やかに問いを重ねた。にこにこと笑顔を浮かべたまま。
(-182) 2021/05/29(Sat) 16:54:04

【秘】 がんばる スピカ → 『使える人間』 ルヘナ

あなたの反応に気づいたが、
しかし、何も言わなかった。
それを言うことが、そして謝ることが、
余計に傷を広げることぐらいはわかったから。

……またね


小さい声。
さて、行動しなければ。
彼にもらった小さな燃料が、己の中で燃え尽き、
諦観に変わる前に。
(-183) 2021/05/29(Sat) 16:54:26
サルガスは、嘔吐しました。
(a42) 2021/05/29(Sat) 16:55:36

【独】 『使える人間』 ルヘナ


 ……ああ、聞こえているよ、セキレイ。
 赤ずきんに聞いても分からなかったことが、
 今こうしてそばで関われなくなってから少しだけ分かった。

 俺が求めていたものの先にはきっと、
 "幸せ"が用意されていなかった。
(-184) 2021/05/29(Sat) 16:55:48
スピカは、お腹を鳴らした。
(c44) 2021/05/29(Sat) 16:55:50

【墓】 籠絡 イクリール

>>45 ブラキウム

「ええ、そうね。ブラキウムさえいいのなら
 ちょうど、お部屋でいい子にしているのにも
 少し退屈していたところだわ」

そう言って、イクリールはいたずらっぽく笑って見せた。
何も恐れる事など無いように。

それから、そっとブラキウムに手招きをした。
寂しい中庭の片隅へ。
(+32) 2021/05/29(Sat) 16:58:13

【秘】 小さな心 サルガス → わるいおとなの ラサルハグ

 まだ丸みを帯びた面は紙のように白くなっていた。
 薄く開くばかりがやっとの瞼の内側は、目玉が白目を向きかけている。
 苦しみに耐えかね、昼餉混じりの吐瀉が地面に垂れ流される。勢いもない嘔吐だった。
 気胸の危険性がないようにと、大人の一人がガーゼを充てがう。危険な状態だった。

 それでも。人の声を聞くと、まだ顔合わせも子供たちとしきれていない貴方の声を聞くと。
 ほっと肩からを抜いて、真っ白い唇に、大丈夫だとでも言うように薄く笑みを乗せた。

 その後、経過を見てひとまず肺や心臓、内臓の破裂はないことが判明した。
 それでも未だ神経の損傷の可能性は疑われている。落ち方が落ち方だからだ。
 最悪麻痺や呼吸障害の可能性もあるが、まだ様子を見る必要がある、と結論は出された。
 肋骨や打った内臓をしっかりと固定し、包帯やガーゼで正しい位置に合わせる。
 しばらくすれば、少年は自室へと帰されるだろう。

 少年の処遇がどうなるのかは、明日の犠牲者の数が示している。
(-185) 2021/05/29(Sat) 16:59:59
サルガスは、自室に返却されました。
(a43) 2021/05/29(Sat) 17:07:46

【秘】 わるいおとなの ラサルハグ → 褐炭 レヴァティ

ごきげんよう外野席です!
なんだかとんでもない情報ぶち込まれてしまったわ。

了解です、情報ありがたく受け取らせてもらうわね〜〜〜
(-186) 2021/05/29(Sat) 17:07:53
ルヴァは、深呼吸をしている。
(a44) 2021/05/29(Sat) 17:08:33

【人】 振子 ブラキウム

>> イクリール

「君も変わっていないようで何よりだよ。
今なら大丈夫。やるべきことはちゃんとやっているからね」

居なくなったこどもは、何かがあったのだろうという予想ぐらいはできる。
あなたを見て目立つのは首の包帯くらいで、後は変化を見つけられなかった。
気にしないとは言っても、その事に安堵する自分も居た。

あなたの手とかおが揺れるのに導かれて片隅へと足を向けた。
(46) 2021/05/29(Sat) 17:11:38

【赤】 みんなが大好き ルヴァ

「そうか……」

この狂いも、壊れも、ここでは受け入れられる。
皆それくらいひび割れて、朽ちているのだとしたら、
自分にとっての本当の楽園は、
この部屋なのかもしれない。

「出来ることがあれば、
 いくらでも言ってくれ。
 俺にも……もちろん、おれさまにも」

自嘲ぎみに笑った。
(*29) 2021/05/29(Sat) 17:12:21

【秘】 水面に映る愛を シェルタン → 空回る思い メレフ


「うッ、ぅう、ああ゛ッ───!!」

 肛を押し開かれる鈍い痛み
に、纏わりつく快楽。

 抵抗をする体力も気力も全部削がれて、
 少年でも持ち上げるみたいに、膝下から抱えあげられる。

 意識とは真逆に、反応してしまう自身の股座も、
 わざとゆっくりと、深いストロークで抽挿を受けるところも、
 全部が衆目に。メレフに、晒されて。

「き、た゛ッ、〜〜ッ!メレぇ、っふ、
 見な、ッえぅッ
、嫌だぁ゛……!」

 何かを懇願するように頭を横に振る。
 涙と唾液が混ざった、透明な糸が顎から引いている。
 
 正常な反応だ。
 もう、愛を求める彼の姿は何処にもない。
(-187) 2021/05/29(Sat) 17:15:00
シェルタンは、『正常』になった。
(c45) 2021/05/29(Sat) 17:15:19

シェルタンは、愛を求めていた自分が、消えていくのを感じる。
(c46) 2021/05/29(Sat) 17:16:11

【秘】 『使える人間』 ルヘナ → わるいおとなの ラサルハグ


「カストルとポルクスは俺にたくさん好意を伝えてくれました。
 愛だなんて、大袈裟な言葉を使って表現してくれて。
 レヴァティは……俺がどうしても納得できなくてぶつかって、
 でもそばにいていいって言ってくれたから
 理解していきたかった」

 もうきっと、彼らの知っている自分はいないのだ。
 彼らが自分を仮に『見て』くれたとしても、
 変わってしまった自分と変わらずに接してくれる保証はない。
 そして、願っていた未来はもう叶わない。

「シトゥラは、」

 
すきです。


 それ以上何も言えずに、袖口で目元を隠した。
(-188) 2021/05/29(Sat) 17:17:14

【独】 褐炭 レヴァティ

ルヘナが魔術師、シェルタンは水仙鏡のはず。
パン屋が吊られていない場合、現状が起こるケースはなさそう…?
崩れ星が吊られていたら巻き込めないし、
呪い人が吊られていたら占えないからやっぱり巻き込めないし。
おおよそスピカがパン屋。だよね?

イクリールが賢者とすると。
この時、占い職は二人とも呪人を占った。

イクリールが崩れ星とすると。
この時、ルヘナはイクリールか呪い人を占った。

こんなくらいかァ。誰が残っているんでしょうね。
(-189) 2021/05/29(Sat) 17:20:40

【秘】 徒然 シトゥラ → 『使える人間』 ルヘナ

「ルヘナ、ボクは大人≠ノなろうと思っているんだ。
 ……いい子を続けて、そして

 欲しいものを欲しい子にあげられる大人になる。
 それなら、みんなにまた会えて―――――――

 何をされてもみてあげられるし、見てもらえる」


 子供のような、願いだった。
 矛盾を抱えた歪んで壊れそうな器に芽生えてしまった欲は
 大人に対する愛情と子供に対する愛情を
 割り切る事なんてできなかった。

「きっと、酷いことをされる。
 きっと、辛い思いをする。
 きっと、……わかってもらえない人だっている。

 だけどルヘナにだけは、許されたい」

 今だけでもいい、
 どうかこの感情を異常だったと思わないで欲しい。
 病に犯されねじ曲がった真実をねじ曲がった場所から見て、
 苦し紛れにつかむことができそうな最後の糸だったから
(-190) 2021/05/29(Sat) 17:24:45
振子 ブラキウムは、メモを貼った。
(a45) 2021/05/29(Sat) 17:24:47

【秘】 徒然 シトゥラ → 『使える人間』 ルヘナ


―――――――――


 あなたを窓際に押しつけ性急に唇を奪った。
 深く唾液を絡ませ呼吸をも飲み込み、
 息継ぎをしようものなら数度、食むような口づけにかえたあと
 碧の双眸が再びのぞき込んだ

「どっち≠ェイイ? 食べて欲しいか、……食べたいか。
 それとも―――
これも愚問?


 服の上から焦らす様に、ゆっくりと体を撫でまわし問いかける。
 食事をするシトゥラは、小鳥では無く捕食者の目をしていた
(-191) 2021/05/29(Sat) 17:26:07

【独】 褐炭 レヴァティ

村人:ヘイズ
賢者:イクリール?
呪人:(カストルの
【呪】
主張)
病人:(サルガスが雰囲気)
反魂師:(多分生きてる)(消去法でブラキウム)
パン屋:スピカ
囁き狂人:ルヴァ
魔術師:ルヘナ
崩れ星:(メレフがお星さまを見ている)
皇狼:レヴァティ
智狼:シトゥラ
水仙鏡:シェルタン

こう。
(-192) 2021/05/29(Sat) 17:27:38

【秘】 水面に映る愛を シェルタン → 徒然 シトゥラ


「……よう。そんなことだろうと思ってたよ」

 憑き物がとれたような顔をして。
 僅かに嘆息をしながら、向き合っている。

「嬉しくない。役立たず。ばか。
 ……でもシトゥラ、謝らなくていいよ。
 オレは分かってる。全部に“意味”があることを」

 ちゃんと考えて。色々なことを知って。
 自分が与えられた役割は、きっとそれだ。

羨ましい?
ならちょうどよかった。
 ……本当の愛のことはまだわからないけどさ。
 
 少なくとも、もう大人の愛は要らなくなった。

 大人の愛が欲しいならやるよ。
 オレと遊びたいならそれでもいい。

 シトゥラ。オレはアンタのこと嫌いじゃないから」
(-193) 2021/05/29(Sat) 17:33:19

【赤】 徒然 シトゥラ

 裏切者の幸せを違うと叱ることができるとするのなら
 それは真の意味での治療≠ノなるのかもしれない

 その手段と思想と、方法をこの手は持っていない
 それができるのは大人≠セけだ。
 壊れきったいい子のシトゥラは、祈ることしかできない

 ――――もし
 もし本当に、大人に連れて行かれることが幸せだったとしたら
 ボク達は知らないだけなのではないのか?

 シュレディンガーの猫のような気分だ。
 連れて行かれないことはボク達の褒美になり、
 連れて行かれたものはそれぞれ褒美をもらっている。

 ……うまくまわりすぎている、のかな。
 カストルの行ったとおり夢を見すぎているのか

 まだ、わからない。わかりたくない。
 知ってしまったら押しつぶされてしまいそうになるから
(*30) 2021/05/29(Sat) 17:38:02

【墓】 水面に映る愛を シェルタン

 >>中庭の片隅

 横目で、二人を見ている。
 『いなくなった』ものと、まだいるもの。
 何が違うのだろう、と見ている。

 見てわかるところに差がある訳がなくて。

 『いなくなった』ものは確かに変わったが、
 そうでなくとも変わりはするから。

 声は出ない。考える時間が欲しかった。
 だから、今は、考えてるだけ。
(+33) 2021/05/29(Sat) 17:40:36

【秘】 籠絡 イクリール → 振子 ブラキウム

「そう、ならよかった。
 このごろみんな、どこか思いつめてるようだから…
 ブラキウムも、無理をしているんじゃないかって。
 あなたには、余計な心配だったかしら。」

変わっていないようで何より、という言葉には
わたしは平気よ、と返していつも通りに微笑んだ。
『大人に呼び出された』と噂される生徒は、その大半が
多かれ少なかれ、それまでとは違う表情を見せるものだ。
それは噂が理由なのか、或いは呼び出された事が理由なのか。

けれど、イクリールに変わった様子は無い。

それから、手招きに応じて近くへとやってきたブラキウムに
嬉しそうに笑い掛けて、口を開く。

「今度は、わたしのことを話すって。約束だったわね
 なにから話せばいいかしら。
 ブラキウムは、なにか聞きたいことはある?」
(-194) 2021/05/29(Sat) 17:43:06

【独】 がんばる スピカ

「と言ってもね」

ずっと腹ぺこなので保存食をかじりながら、
横たわる。

ルヘナの姿が頭から消えないのは、何故だろう。

結局、自分に踏み込んで来てくれる人がいなかったから、
かもしれない。
この来客用の椅子ははじめて使ったのだ。
(-195) 2021/05/29(Sat) 17:52:58
スピカは、立ち去っていった人の姿を思い返している。
(c47) 2021/05/29(Sat) 17:53:20

【赤】 褐炭 レヴァティ

「出来ること〜? んー。
 明
、君の分の朝食の何
かを

 
カスト
ルにプレゼントしてあげな


回収した封筒の中身を眺めながら、ただの思い付きを言う。

「ま〜〜君とカスト

 ふたりとも
が朝食の時に食堂にいた
らね。
 いな
かった
ら、それはそ
れで
持って行ってやりな」

「これ
出来る
ことで
しょ?」

平坦な声から、意図は読み切れない。
(*31) 2021/05/29(Sat) 17:54:12

【秘】 徒然 シトゥラ → 水面に映る愛を シェルタン

「……欲しいなら、やる。
 何度も選ばれているシェンには言われたくないなぁ」

 甘い口調に漏れる欲、そして、
 泣きそうな声と喜んでいるような口元が見えた

「役立たずなんて酷い、シェンが嫌がると思ったから
 イイコトがあったあとに知らせに来たんだ。
 これでもずっと悩んで……気分よく行ってもらおうとした。

 それにいらない、なんて手に入ったから言えることだろ。
 触ったことすらもないボクになんのつもり?
 ああ、八つ当たりだよねぇ……ごめんねシェン」

 でも、でもね
 ボクも頑張ってきたんだ、シェン


「みんながいい顔で、魅力的で、愛嬌があって
 だから大人に選ばれて愛されて大事にされて
 ……治療なんて言葉だけだと思っていたのに。

 このままじゃみんなのこと嫌いになりそうだ、
 どうしてくれるんだよ。
 シェンが
そんな風
に帰ってくるから余計にだ」

 あなたにとって、連れて行かれたことはイイコトだった。
 その方法が正しかったにしろ、間違っていたにしろ―――
 あのときよりよっぽど好きな表情で帰ってきた
(-196) 2021/05/29(Sat) 17:55:29

【独】 がんばる スピカ

「実際、難しい問題よ」

どうにでもなる、それはそうだろう。
しかし、現実的に、
この立場で人間を扱うのは難しい。

風紀委員には、
『いない』人間と関わるのにそこまで抵抗しない者もいる。
それにしても、スピカ程度の、
つまり、積極的に声を上げて保護しようとまでは
思い浮かばなかった(もしくは避けていた)
者だけだ。
(-197) 2021/05/29(Sat) 17:56:25
スピカは、身の振り方について考えた。
(c48) 2021/05/29(Sat) 17:57:27

【独】 がんばる スピカ

「一人で……か」

話を聞いた限り、
特に親しいものはいなかった……
もとい、そもそも親しい人間というものに
縁はなかった。そんなものだ。『風紀委員』は。

「助けがほしいな」

これは独り言。
今の立場でも、前の立場でも、
人に聞かせるわけにはいかないだろう。

堂々と立ち振る舞う?
それとも、陰で仕事を進める?
その指針すら、立たなかった。

漠然とした目標が見えた気がして、
気合を入れたけど、それだけだ。

何のビジョンもない。
『風紀委員』がしてきたことは、場当たり的な対応で。
今まで問題がなかったことが奇跡だった。
(-198) 2021/05/29(Sat) 18:00:15
スピカは、泣き言を言いながら、誰かに助けを求めようとして、それはやめた。
(c49) 2021/05/29(Sat) 18:01:00

【独】 がんばる スピカ

「どうすればいい?助けて」

誰でもいい。
でも、できればルヘナがいい。
(-199) 2021/05/29(Sat) 18:05:18

【秘】 振子 ブラキウム → 籠絡 イクリール

「僕は大丈夫だよ。
まだ僕は僕のままだ。
でもその気持ちだけ受け取っておくね」

変わらない。優しい甘く染み込む声音。
それは脱皮途中のように不安定なブラキウムを覆うヴェールとなり得る。

「忘れていなくて助かったよ。まさか居なくなるなんて予想できなかったけどね!
はぁ。いろいろと聞きたい事はあったけど……何よりはこの状況に決まってる。
君自身の話とも関係があるんだろう?」

大きくため息をついてからいきなり核心に踏み込んだ。
(-200) 2021/05/29(Sat) 18:05:29
ブラキウムは、有象無象に指さされて馬鹿にされた。
(a46) 2021/05/29(Sat) 18:09:22

シェルタンは、彼は、揶揄する子らを睨む。そこにあるのはお節介などではなく、“決意”だ。
(c50) 2021/05/29(Sat) 18:11:38

【秘】 徒然 シトゥラ → 籠絡 イクリール

「イクリール、
 ……あなたは変わってしまった?」


 イクリールの部屋の前でノックもならさず、
 小さな翠色の声が廊下に響いた。 
 皆に連れて行かれた人間の噂は小さく静かに流され続けている
 それはシトゥラからはじまったものもいくつか存在していた。

「……噂だけなら、羨むことも無かったのに」


 
シトゥラは大人に愛される子供に嫉妬をしてしまった。


「約束を必ず守ろうと思ったのにな」


 どんなことがあっても、この体は動かそうとしていた。
 大人に怒られて、誰かに会うのを拒まれたとしてもだ。


「あなたはこれから幸せでいられる…?」


 ここにイクリールがいるか等知らない。
 返事が返ってくることを望んでもいない。
 ただ、会いに行きたくなってしまって、
 ――向かわなければば永遠にあなたを見れないような気がして。

また来るね


 何を言いに来るのだろう、
 それでもわずかに藁をつかむことはできた気がする。
 こんなあがきができるのも、ほんのわずかな間だけだと思うから
(-201) 2021/05/29(Sat) 18:13:40
ルヴァは、無理やり笑っている。
(a47) 2021/05/29(Sat) 18:15:48

【独】 がんばる スピカ

「バカね。一回ちゃんと話しただけじゃない」
(-202) 2021/05/29(Sat) 18:16:40
スピカは、自分の軽薄さと心やすさ
(c51) 2021/05/29(Sat) 18:17:11

ブラキウムは、ルヴァやサルガスが同じことをされなければ構わない。
(a48) 2021/05/29(Sat) 18:17:54

スピカは、自分の軽薄さと心安さに呆れた。
(c52) 2021/05/29(Sat) 18:17:55

イクリールは、ただそこに居る。揶揄いも抗拒も、今は重要ではない。
(c53) 2021/05/29(Sat) 18:24:10

ブラキウムは、ずっと泣いているあなたを救うために出来る事をした。
(a49) 2021/05/29(Sat) 18:26:33

【秘】 水面に映る愛を シェルタン → 徒然 シトゥラ

「アンタはオレにべたべた触って来るだろ」

 そういう意味ではないと理解しつつも、皮肉をひとつ。

「何のつもり、だって?
 
シトゥラこそ何のつもりだ?

 
 オレが“選んでもらうため”に、
 どれだけ、
哀れな
努力をしたと思ってるんだ。

 
開けられた
ピアス穴の手入れは欠かさなかった。
 成長する身体に合わせて相応しい装いを学んだ。
 踊りや歌、楽器も。全部大人に─されるためだ。
 
無駄だったんだよ。

 全部……全部ッ!!
それを!?

 
そんな軽い風に言われてたまるもんか!!


 ……オレは……
 オレは。治療されたんじゃない。
 自分の意思で。考えを直したんだ」

 激昂する。目を見開く。
 心は脆くなり、ともすれば泣きだしそうなくらいに。
(-203) 2021/05/29(Sat) 18:26:50

【独】 スピカになりたい スピカ


「ああ、そう。
 私、こんな人間だったんだ」
(-204) 2021/05/29(Sat) 18:28:44
スピカは、己に呆れた。
(c54) 2021/05/29(Sat) 18:28:52

【秘】 キシ の ポルクス と カストル → 褐炭 レヴァティ

脱兎/*あの!!申し訳ないのですが!!
 夜までに精神崩壊しそうなので、そのタイミングで連れていかれて(アイツ?)(マジかよ……)っておもったら
他の子は酷い目にあってるのに、自分だけ治療(ガチ)を受けた、結果立場は逆転するもののの治ってしまい!!転校系の書類も父母からの抱擁も受けた中!!区切りとして寝ている自分にバイバイして「カストル(マジ幻覚)(カストルはそんなこといわない!)ルヘナ、ルヘナ(鳴き声)」みたいな感じで、ああ、団長。ねえ草木は?ってなりたいです!!(強欲)
いままでかんぜんに自分のペースですみません。これかなって……
(-205) 2021/05/29(Sat) 18:29:57

【墓】 スピカになりたい スピカ

「やっぱり、

         私一人には、

     荷が重い     」
(+34) 2021/05/29(Sat) 18:31:08

【秘】 『使える人間』 ルヘナ → 徒然 シトゥラ

 あなたの語るそれが夢物語であることを、ルヘナは知っている。
 ひどく歪な願いであることも、彼なりの希望であることも。
 そんな彼の行く道は困難ばかりなのだろう。
 誰もに許されるようなものでもないし、
 これからもこの地獄を続けていく意志表明でもある。
 決して幸せにはなれやしない、地獄ではあるけれど――

「お前のことだ、思い付きのような軽い気持ちではないんだろ?
 それなら俺はその願いを支持するし応援したいと思う。
 それに俺はお前に言ったはずだ、
 俺とお前の仲で罰もなにもない、と。
 ……その気持ちに嘘偽りはないんだよ」

 優しく語り掛けるルヘナは穏やかに微笑んでいる。

 
レヴァティから話を聞いた時に感じたもどかしさも真実だ。

 
こんな地獄に在り続ける意味が理解できなかったのも本心だ。


 
――俺はまだ、この地獄を受け入れられないだろうけど――


「誰に何を言われても、俺自身が俺に罪があると考えても。
 
俺がお前のことを許し続けるよ、シトゥラ
(-206) 2021/05/29(Sat) 18:32:32

【秘】 褐炭 レヴァティ → キシ の ポルクス と カストル

/*
 いいよwwww(反射の承諾)(ちゃんと考えるからちょっと待ってね)
(-207) 2021/05/29(Sat) 18:33:08
スピカは、足を止めたくなった。
(c55) 2021/05/29(Sat) 18:33:51

【秘】 『使える人間』 ルヘナ → 徒然 シトゥラ

……


「ん、……っ」

 何度目かも分からない
、けれどすべてあなたから与えられた
口付けに
 年相応の少年特有の鼻にかかった声が漏れる。
 あなたが咥内を撫でる度、舌に触れる度、
 面白いほどにルヘナの肩が跳ねる。

 こんな姿が他の誰にも見られないようにか、
 あるいは芽生え始めた愛情への飢餓ゆえか、
 あなたに己の身体を押し付けるように抱き締め返して。

 ……覚えたての情欲と酸素不足に小さく喘ぎながら
 あなたを見つめる若草色には
 歳不相応な熱がじわりと宿っている。
 
「目は口程に物を言う、みたい……だな、……食べて、
 
俺が最初に知るのは、お前がいい
……っ」
(-208) 2021/05/29(Sat) 18:34:06
ルヘナは、スピカに背を向けた。
(c56) 2021/05/29(Sat) 18:35:20

シェルタンは、スピカを見ている。一人で全てを背負う、なんて、絵空事だと知っているから。
(c57) 2021/05/29(Sat) 18:36:32

ルヘナは、スピカにある種の憧れを感じていた。
(c58) 2021/05/29(Sat) 18:36:46

【秘】 キシ の ポルクス と カストル → 褐炭 レヴァティ

>/*ルヘナとカストルを森に捜しに行こうとして保護(確保)
そのまま「どうして(残虐性0)」で治ってしまい泣いているところがみたい。他の子はあんな感じでいつもどうり一緒に居られるのに、ねえってなっているポルクス、みてぇなっておもってしまいました。

れで、ギムナジウムってすごい、あらためてうおもったみたいに、もとにもどったら
ハッピーエンドです!!ハピエン厨ですみません……!!


こいつほんと他者のこと顧みねえな。
(-209) 2021/05/29(Sat) 18:37:00

【秘】 籠絡 イクリール → 振子 ブラキウム

「あら。じゃあ全部受け取ってくれるのね」

元より心ばかりの心配だ。
ブラキウムがその気持ちを受け取ってくれるのであれば、
それは当然、そういう事になるだろう。

「……この状況、うぅん、そうね…
 …ブラキウムには、すごく言いづらいのだけれど。
 昨日、あのあとに医務室に行ったのよ。」

そんなにたいしたことではなかったけど、
それでも怪我は怪我だから。
イクリールは、そう言って少し困ったように微笑んだ。

「そうしたら、『せんせい』たちみんな大あわてで…
 しばらくは、お部屋でおとなしくしていなさいって。」

『イクリールは大人達のお気に入り』。
そんな噂は、何も今に始まったわけではない。
有象無象に気に掛けない
今までの
ブラキウムであれば、
聞いた事が無くとも、或いは覚えていなくとも不思議ではない。
記憶の片隅で埃を被っていないとも限らないけれど。
(-210) 2021/05/29(Sat) 18:37:19
ルヘナは、スピカのことを真に見てはいなかったのかもしれない。
(c59) 2021/05/29(Sat) 18:37:27

ルヘナは、それでも、彼女ならと思わずにはいられないのだ。
(c60) 2021/05/29(Sat) 18:38:31

ルヘナは、   の手をきっと、取ることができない。
(c61) 2021/05/29(Sat) 18:39:20

【墓】 水面に映る愛を シェルタン



      また、バイオリンの弦を弾いた。

   皆が心に自分たちを置いてくれることを信じて。

       彼に、手が届くことを信じて。


                 
まだ、遠いな。
(+35) 2021/05/29(Sat) 18:42:14

【秘】 キシ の ポルクス と カストル → スピカになりたい スピカ

「ん、そうだ。今日の飯、
味気なかったけど余ってたみたいでさ」

『はい、もってくるよ』
ポルクスもそこの感性はイカレたのか、ただ愚かなだけか。

「あと俺たち
ルヴァ団騎士
に正式になった。」
試験の内容、度胸だめしだったんだよ。スピカ。


なんて心無い、なんて、狂っていて。
ああ、間違いなく紛れもなく疑いもなく。

ポルクスとカストルは狂っていた。
(-211) 2021/05/29(Sat) 18:49:01

【墓】 『使える人間』 ルヘナ


「――……俺は、何をしたいんだ」

途方に暮れている。
(+36) 2021/05/29(Sat) 18:50:46

【秘】 振子 ブラキウム → 籠絡 イクリール

「……そういうことでいいよ」

変な発言には突っ込まないのが無難だとわかった。

え、
何だいそれ。
つまりこんな事になっているのは僕の所為って事?
待ってくれ、冗談じゃないよ……」

頭を抱えた。
想像通り、ブラキウムはあなたが特別な事を知らなかった。
それを知っていても行動は変わらなかっただろうけど。

「ごめん、本当に全然、これっぽっちも知らない」

因果応報だった。
(-212) 2021/05/29(Sat) 18:52:25

【秘】 籠絡 イクリール → 徒然 シトゥラ

「…………シトゥラ。」

寂しい一人きりの部屋の中、ぽつりと呼んだその声は
立ち去るあなたの耳に届いただろうか?

イクリールは、『みんな』の事を知っている。
シトゥラの事だって、『せんせい』に聞こうとして
そうしたら強く止められて、それきりだっただけだ。

イクリールは知っている。
誰が居なくなったのかも、誰が噂を流しているのかも。
それが今に始まった事ではない事も。


でも、イクリールは、それでも良かった。

イクリールには、恐れる事など何も無い。
たとえ生徒達に遠巻きにされ噂を流されたって、それでも好きだ
たとえ大人達に行動を制限されたって、それでも好きだ
たとえその頸にナイフを突き付けられたって、それでも好きだ

イクリールは、いつまでも変わる事は無い。

たとえ、いつか大人からの愛を受け取れなくなったとしても。


「ねえ、今度はきっと、二人で向き合って話をしましょう。
 もちろん、シトゥラがよければ、ね…」

また明日、そんなささやかな約束さえも
イクリールは、果たす事はできなかった。
だから、返答に期待していないのは、お互い様だ。
(-213) 2021/05/29(Sat) 18:52:25

【秘】 空回る思い メレフ → 『使える人間』 ルヘナ

「…当然だ。それだけの思いがある。
 復讐のために殺すのに、痛くしない理由があるか?」

当然のように、口にして。

「そうだなぼくの気質についてはそれで合ってる。顧みるような生き方はしてないからな

 …ルヘナ。あいつらと違って、お前なら大丈夫だと思うから話しておく。

 ーーーーぼくは、
死にたい
んだ。生まれた時からずっと」

目を伏せて。
(-214) 2021/05/29(Sat) 18:55:54

【秘】 褐炭 レヴァティ → キシ の ポルクス と カストル

/*
 面白いから全部いいよ、ふふふ、ハピエンですね。
 レヴァティのスケジュールも総合したら、
 「門限後の夜時間帯に森で保護→大人へ引き渡し」
 になりますかね? おっけ〜〜〜〜

 引き渡し以降の部分は、
 「とりあえず誰かに見てほしい!!誰かの反応がほしい!!」
 っていうんがあったら、俺ァ付き合いますけん。

 システム的な吊られ後までは、村人PLは誰が連れて行かれるんか
 わからんくらいやけんね〜〜でも早く見てほしいね〜〜〜
 できて仄めかしまでなんもどかしいね〜〜〜〜〜あはは

 勿論、「日付変更付近の置き手紙等まで力をためておくぜ……!」の形でも
 全然構いませんよぉ。俺は引き渡してあとはお前の爆発を
 たのしみにしていることになります。
 たらこスパはカストルポルクス好きよ。
(-215) 2021/05/29(Sat) 18:56:20
イクリールは、スピカの力になりたかった。イクリールは一人ではないから、だからそんな事が言えるだけかもしれない。
(c62) 2021/05/29(Sat) 19:02:14

【秘】 空回る思い メレフ → わるいおとなの ラサルハグ

/* ご機嫌よう、突撃!隣の朝ごはんと申しますわ!

この度、「大人をナイフで刺して怪我を負わせた」生徒となりましたので、体のいいサンドバッグにしてもよろしくてよとご連絡に来た次第ですわ!

余裕があればよろしくしていただけると嬉しいですわ、kiss
(-216) 2021/05/29(Sat) 19:04:04

【秘】 籠絡 イクリール → 振子 ブラキウム

「ええと……違うの、ブラキウムが悪いって
 わたし、そう言いたいわけじゃないのよ。
 でも、それで『みんな』をびっくりさせてしまったのは
 たしかだから…」

柔らかな唇を白い指先でなぞりながら、
イクリールには珍しく、うんと考え込むように言い澱んだ。

「うん……でも、そうね
 ごめん、と言われたのだから、わたしはいいのよと
 そう言って、仲直りをするのがいいのよね。」

イクリールは『治療』を受けていない。

生徒達に遠巻きにされているのも、
以前のブラキウムのように、イクリールの言動が気に食わない
そんな生徒を警戒してか、大人がそうさせているのだろう。

わたし、もうちっとも気にしていないわ。
そう言って、イクリールは少し困ったように微笑んで見せた。
(-217) 2021/05/29(Sat) 19:12:17

【人】 キシ の ポルクス と カストル

>>a47 敬愛なるルヴァ団長!!

『準備……』


 真面目に試験内容について考えこっそり考えて対策になりそうな本(正義や平和)に目星をつけていたが、無意味でした。この悲しみ。

ルヴ
ァ=
ルー
ヴァ
だんちょ〜!」
『ルヴァ団長、すこし助力していただきたいことがあります』

それは実
益とボクらのオレらの団長

余計なことを考えないようにするための

タダ働きさせるために

園芸部の説明、紹介を改めてさせて欲しいといった。

「後あっちのほうで、
スピカいた、生存確認。草食ってるって

『なんか、元気なかったかな』

あぁ、そういえば彼らは年下で、精神性はもっと幼くて
すごいバカだ!!


『「それと』なぁ、『
探偵ルヴァ団長
」』

急に番外編に入った小説のようなことを言い出した二人。
団長の方に任務が追加されたようです。
(47) 2021/05/29(Sat) 19:19:28

【秘】 『使える人間』 ルヘナ → 空回る思い メレフ


「生まれた時から、ずっと?」

 姉の自殺の真相を知ったからこそ、
 死を厭わず復讐心を燃やしているのだと思っていた。
 しかし、そうではなく、
 もっと前から
死を願っている
というのなら。

「――……それは、お前の持つ病気が原因か?
 それとももっと根本的なところ、精神性に……」

 声が少しずつ小さくなり、何度か頭を振る。

「悪い、お前の知識を『食いたい』んじゃなくて、
 メレフ、お前という個人を知りたいんだ」

 あなたが答え難いのであれば無理に求めはしないだろう。
(-218) 2021/05/29(Sat) 19:20:54

【秘】 キシ の ポルクス と カストル → 褐炭 レヴァティ

ちゅうもんのおおい脱兎

だれかのはんのうほしーーーっていうよりかは……

少しでもロルりやすいように……
だれかのロールの足場になれればなっておい時間おい

あとポルクスいぅたやつはぜって〜突っ込んでやるからなになってた。

【みんなが作ってる】 たらこスパのレシピ 【ポルクスダウト】

お主さあ〜〜〜〜ありがとうございます……
なにもかんがえず初志貫徹のふたごしま〜す……! 
(-219) 2021/05/29(Sat) 19:29:30

【秘】 空回る思い メレフ → 徒然 シトゥラ

「…………」

わざと焚きつけたようなものだった。
思い当たる節があったようで、少しだけ悪い気持ちになる。

「……一生苦しむ方法を探してる余裕なんかない。

 ああ、でも―――そうだな。
 ここの子供達の目を覚まさせて、何人かが先に脱出して告発―――それが出来るなら、復讐は完遂できる。
 それで、この施設が終わってくれるなら」

どうだろう、と口にして。
これが夢に近い理想論だったとしても、希望は捨てたくない。
姉の無念は、晴らさずにはいられない。
(-220) 2021/05/29(Sat) 19:32:51

【置】 キシ の ポルクス と カストル

★緊急Quest!!

ルヴァ団の菜園を荒らす悪い虫をなんとかして!!
(L3) 2021/05/29(Sat) 19:36:23
公開: 2021/05/29(Sat) 19:40:00

【置】 褐炭 レヴァティ

≪所感≫
 

ブラキウム:尊大だけど真面目ぇ〜な御曹司〜〜
      同類なのは俺も思うちょるよ
メレフ  :あ、こわがりの過激派。
シェルタン:あーあ。
後悔ないところに辿り着けるとええですね。

ルヴァ  :よっ! 正義の味方ァ〜っ! ……応援しちょるんですよ?
カストル :前にああ言うてたし、そうなんでしょうね。
ポルクス :そう言えば、俺ちょっとだけ困ることあったなァ?
ルヘナ  :あー……あーあ。
まァ、期待なんて最初から。

サルガス :みんなみんな元気やとええけんね〜、ほんとう。ほんとう。
スピカ  :あーあ。
ご飯はまだおいしい?

イクリール:あーあ。
書記さんのお世話できんくなりましたね。

シトゥラ :顔馴染み〜 色んなとこで会いますね
ヘイズ  :あーあ。
でも仲間がいっぱいの時期でよかったね〜〜

デボラ  :お外で元気でねぇ? 帰ってこんてええですよ
ラサルハグ:大人ですね。
(L4) 2021/05/29(Sat) 19:40:43
公開: 2021/05/29(Sat) 19:35:00

【秘】 スピカになりたい スピカ → キシ の ポルクス と カストル

「ああ、どうもね、ご飯は実際助かるわ。
 表に出るのも難しいから」

団員になれた、という言葉には頷いて。

「おめでとう、カストル、ポルクス。
 ……大事よ、人のつながりは」

あなたのその狂った態度は、
かえって救いなのかもしれない。
(-222) 2021/05/29(Sat) 19:40:54

【独】 褐炭 レヴァティ

↑ここに隠し文字。@RPG風の人
(-221) 2021/05/29(Sat) 19:41:11
褐炭 レヴァティは、メモを貼った。
(a50) 2021/05/29(Sat) 19:42:32

褐炭 レヴァティは、メモを貼った。
(a51) 2021/05/29(Sat) 19:44:01

【人】 キシ の ポルクス と カストル

じゃあ、オレは
スピカに余りをもってっから
さ」

『そのあとで
ルヘナ
の様子みてきますよ!』

ニッコニコでお部屋訪問に行くらしい。


『えへへ「ははは」ふふふ


ちょっと、いや大分、きもちわるい!!
が、しかたない。まだマシである。
(48) 2021/05/29(Sat) 19:45:33

【秘】 空回る思い メレフ → 『使える人間』 ルヘナ

「……ぼくは、
"ウェンディゴ症候群"
を患ってる―――といっても、原種のものじゃあないらしいけどな」

知識の多い君なら、聞いたことがあるだろうか。
端的に言えば、
"人肉が食べたくなる病気"
の一つだ。

「ぼくは特にひどいらしくてな、"人の肉を食べ続けないと生きていけない"そして"人の肉でないと、体が受け付けない"。
 朝食をあれだけ摂っているのも……慣れるため、だったんだけど。体がどうしても受け付けなくて、栄養にならないんだ」

何を食べても、どれだけ食べても、全て戻してしまうほど。
人の肉を食べる人間なんて、この世の中をどう生きていけばいいというのか、少年には分からなかった。

「……ここから出ても、普通には暮らせない。いつ、誰を襲うかも分からない。

 だから―――ずっと、死にたいと思ってる」
(-223) 2021/05/29(Sat) 19:51:44

【秘】 キシ の ポルクス と カストル → スピカになりたい スピカ

まあ、茸チャレンジするレベルだからな

……茸図鑑、面白いですよ


これに関しては双子の方がただしいと思われる。

スピカにこっそりおご飯をお出ししました。


こっそり!
(-224) 2021/05/29(Sat) 19:53:21

【秘】 徒然 シトゥラ → 空回る思い メレフ

「そんなたった数人の声で変わったとして
 
……この施設の終わらせる?

 それなら本当にたくさんの子供が死んでしまうと思うよ」

「ここの大人が全員まともじゃないと思っているのなら大違いだ。
 でも、殺したりするよりはよっぽどいいかも

 あのね、メレフ……自分は
大人
になりたいんだ。そして、
 
二度とお姉さんみたいな人を出さないようにする


「知らないなら教えてあげる、いくらでも。
 ここの暮らしをよく思ってもいない子供たち。
 辛くて苦しくて悲しい思いをして、
 泣くどころか笑えない子たちがいる」

 それが自分だなんて気付いていない


「それと同時に、
 ここがなかったら救われなかった子供もいるんだ。

 メレフは自分だけでいいのか。
 大人を責めたって子供を責めたって変わらない、
 変えようとするのは、変わるのはボク達だ」

「届く範囲なんて限られている、だから…一緒に目指さないか。
 彼らの幸せとメレフの納得するこの施設の在り方を」
(-225) 2021/05/29(Sat) 19:54:17
カストルは、その後スピカの目につかないところで、多めのスープを堂々とだれかにわたしました。
(a52) 2021/05/29(Sat) 19:55:23

【人】 病院の ポルクス カストル

パンと本、植物の記録、自分たちで書いてみた小話をもって

ルヘナ
に会いに行きます。


エンジョイ勢。
(49) 2021/05/29(Sat) 19:59:47
カストルは、ポルクスと図書館に行きました。
(a53) 2021/05/29(Sat) 20:03:10

【秘】 スピカになりたい スピカ → 病院の ポルクス カストル

「……多少あたっても、私は大丈夫だからいいのよ」

良くはないのだが。
同定が難しくても食えばわかるという思考を持つらしい。

ご飯を受け取りました。
なんか少ないような気がするが、気のせいでしょう。
(-226) 2021/05/29(Sat) 20:04:17
カストルは、菜園部の様子を。ポルクスは適当に探索しました。
(a54) 2021/05/29(Sat) 20:04:43

スピカは、ご飯を食べました。
(c63) 2021/05/29(Sat) 20:05:31

ルヘナは、図書室で友人達と再会する。
(c64) 2021/05/29(Sat) 20:05:57

【秘】 褐炭 レヴァティ → 病院の ポルクス カストル

/*
 どういたしまして〜〜初志貫徹応援しています。

 それじゃあ一先ず夜の森のロールをして、
 その後はまたその時に決めましょうかくらいの。

 俺もスローペース参加ですけん、
 よく考えたら森のロールまでで日付変更時間きよるかもわかりませんから。
 時間はいくらでもほしいなァ〜〜〜〜〜!!!!

 たらこスパが生活をプレイ後に夜の森ロール打ち始めますね〜
 かなり後やけん、先に森にポップしといてもええですよぉ。
 お好きにどうぞでへーきですけんね〜〜〜
(-228) 2021/05/29(Sat) 20:07:10

【独】 病院の ポルクス カストル

『どこだろ』
(-227) 2021/05/29(Sat) 20:07:32

【墓】 『使える人間』 ルヘナ

>>49 カストル・ポルクス

 本の上を滑る視線は常のものとは異なりどこか気だるげで。
 聞き慣れた足音が二人分聞こえたのならば顔を上げ、
 二人にとって自分が『見えて』いるのかを伺う。

 ――……話しかけられるまでは、何も言えない。
 彼らにとっても『いない』存在になってしまうのか、
 その一点を気にかけている。
(+37) 2021/05/29(Sat) 20:08:33

【秘】 病院の ポルクス カストル → 褐炭 レヴァティ

/*
ぽるパスタ先生
つりと噛み、しめきりあしたですか?
(ねぼうであせってた)
(-229) 2021/05/29(Sat) 20:11:28

【秘】 褐炭 レヴァティ → 病院の ポルクス カストル

/*
 30日20時更新ですよぉ。約24時間後です。
(-230) 2021/05/29(Sat) 20:13:47

【秘】 病院の ポルクス カストル → 『使える人間』 ルヘナ

『「!‼‼‼‼」』


ルヘナぁ〜

 
今日の飯あんま、うまく『なかった」よ』


見えないものがみえているのがこのふたりでした。


何年もの
唯一無二の感情

大分、手遅れです。
(-231) 2021/05/29(Sat) 20:18:24

【秘】 『使える人間』 ルヘナ → 空回る思い メレフ


「……読んだことがある。気分の落ち込み等の初期症状を経て
 最終的に周囲の人間が食べ物に見えてしまう、だったか」

 精霊『ウェンディゴ』の名を持つその病気は、
 概要的にはその程度のものだ。
後天的なものであれば。


「なるほど、合点が言った。あの量はお前の努力の証だったのか。
 普通に生きられるわけもない、人を襲うことも肯定できない、
 ……死にたくもなるわけだ。
 俺の病気のほんのひと欠片でもお前に譲れたならいいのにな」

 たらればの話をしても意味はないが、言わずにはいられない。

 
知識を食えば腹を満たせる自分。

 
人を食わねば腹を満たせないあなた。 

 
なんともまあ悲しい噛み合い方だ。


「どうして俺に話してくれたんだ?
 俺に恐れられたり、
 他の方法を探そうと希望を持たされそうになったり、
 そういう不快なことになる可能性もあっただろ」
(-232) 2021/05/29(Sat) 20:20:18
ルヘナは、カストルとポルクスに認識された。
(c65) 2021/05/29(Sat) 20:20:51

【秘】 『使える人間』 ルヘナ → 双子の カストル


「カストル、ポルクス……悪い、迎えに来てもらったみたいで」

 いつも通りに二人の感情を受け止める。
 二人の接し方はそういうものであるという認識のもと、
 少し安心したように笑った。

「今日は何を食べたんだ?
 まだ空腹なようなら食堂に取りに行ってもいいけど」
(-233) 2021/05/29(Sat) 20:23:33

【独】 小さな心 サルガス

 痛い。痛い。それでも、しばらく固定すれば多少は楽にはなった。
 あばらにひびは入っているかも、ということだけど、手術の必要はないらしい。
 正しく安静にしていれば問題はない……らしいけれど。安静にすることこそが至難というもの。
 やらなければいけないことがあるのに。ままならない気持ちだけが膨らみ続ける。

 レヴァティは、どうしてああもけろりとしていられるのだろう。
 ブラキウム、ぼくの優しい友達。普段のようにいられないゆらぎを、守ってあげたい。
 メレフ、見た目よりもずっと脆く、情深い貴方。彼の為に何をしてあげられるだろう。
 ルヴァ、ほんとうはそばを離れてしまいたくない。危うげな、小さいきみ。
 カストルは。ああ、本当は、彼が何を見ているのか、全くわからない。恐ろしいのだ。
 シトゥラ。どうして、イクリールがいないのに。本当は、想っていると信じたい。

 たった一日で、こんなにも誰かを疑っている己が恐ろしい。それ以上考えたくないのだ。
 どうして、こんなにも急いてだれかを探しているのか、理由は自分でわかっている。
 見つけたなら、話をしたなら。もう、"居る人間"を疑わなくて済む。
 ごめん。ぼくは、犯人探しなどしたくない。
 誰とも知らぬ人間ばかりが関わっているのならばいい。
 ぼくは。本当は、いい人間でなくなってしまうことを、恐れているのだろう。

 痛みに耐え、痛みに耐え。
 幸い怪我のせいで、午後の授業への出席は免れた。
 今のうちに、誰かを、居なくなった彼らを、探さなくては。
 彼らを、僕らを。ぼく自身を、守ってやるために。
(-234) 2021/05/29(Sat) 20:51:26
ルヘナは、スピカの力になる手段を持っているだろうか。
(c66) 2021/05/29(Sat) 20:54:20

シェルタンは、自分だって、スピカの力になれるなら、と思った。任せっきりにしてしまっていたのは自分でもあるから。
(c67) 2021/05/29(Sat) 20:58:05

【秘】 徒然 シトゥラ → 水面に映る愛を シェルタン

「人を軽い風に扱ってるのはどっちだよ、
 知っているからこんなに叫んでみっともなく求めているんだ!


 あなたと違う形だったけどボクだってたくさん努力をした、
 足りなかったんだろうな、きっと!
 ……だから何もないんだ。自分には。

 係をやったって、委員を務めたって、
 大人の手伝いをしても何も報われない。

 だけどさシェン自身は誇ってくれよ、
 今までのことは無駄なんかじゃないって。
 大人に愛されたくて頑張ったシェンも、
 今前を向いているシェンも何も間違ってないだろう!?」

 それでいい、怒ってくれていいんだ。
 その努力は認められるべきで、子供らしくていいじゃないか


「馬鹿なボクに教えてくれないか。
 呼ばれて、何をしてもらったんだ。
大人は正しくなかった?

 本当に、大人の愛はもういらないの?」


 何もしてこなかったのなら、
 今までここで暮らしていた自分の時間は全部無駄だったことになるんだ
 そんなのは認めたくない。

 裏切り者だと言われようと――――
 いい子≠ナあった自分が努力していなかったなんて絶対に認めない
(-235) 2021/05/29(Sat) 21:02:11

【秘】 双子の カストル → 『使える人間』 ルヘナ

物理的にいても、見えないものは見えない。

この狂った認識は、ギルナジウムの狂気で相殺され。

一見は世間の普通に近しくなる。


「……」

たぶん、にく、とー……くさ、かな?


お前もか…ポルクス……


『今日は
全てにおいて情報量が多い
んだよね』
「ああ、
調べなきゃいけないことも多い……

『あ、パン食べたんだ余ってたらしくてね、
          幾つかもらってきたよ〜!』
「あと
スピカ死んでなかった。
茸も草も食ってたってさ」

「『ルヴァに謝れた!」』

本当に多い、まって、多いぞ


とりあえず二人でカストルは食器、ポルクスは茶葉選び。
スマートにお茶を用意。

それと、読みかけの本とパンを幾つか。

……下の方に何枚かの折りたたんだ紙もあった。
(-236) 2021/05/29(Sat) 21:03:07

【人】 徒然 シトゥラ

「またか」

 見えない
ことにしている
子供たちの名前を聞けば小さくため息をついた。
 悪いことではないが、シカタナイか。
 あれほど交流が広かった彼らが呼ばれたのだから。

 彼らの代わりなんて務まらないんだよな

「普段と違うことをするもんでもないけど、様子は見るか」

 またルヴァ団も始まるのなら、見張り役は必要だろう
(50) 2021/05/29(Sat) 21:05:45
シトゥラは、子供たちに声をかけている
(a55) 2021/05/29(Sat) 21:06:01

シトゥラは、どうして悲しんでいるのか聞いてみた
(a56) 2021/05/29(Sat) 21:06:07

シトゥラは、彼らが欲しいものを与えてみた
(a57) 2021/05/29(Sat) 21:06:14

シトゥラは、彼らが喜ぶ姿をみて嬉しかった
(a58) 2021/05/29(Sat) 21:06:21

シトゥラは、他に何ができる?
(a59) 2021/05/29(Sat) 21:06:28

【秘】 空回る思い メレフ → 『使える人間』 ルヘナ

「そのせいで家族からも疎まれて…姉さんだってそうだ。
 症状はぼくほど酷くなかったとはいえ、惨い生活環境の中で育つ羽目になった」

当然だ。人肉を食べるような人間が身内にいれば、よほどの聖人でない限りそうもなるだろう。
生かしてもらっていただけマシだとすら思える。

「はは……そうだな、お前の病気が少し羨ましいよ。
 ……本当に」


「どうして、か。そうだな……お前ならそういうことを言わないと思ったから、だな。
 サルガスやあのお節介焼きに話せば、解決法を山ほど提示してくるだろ。……お前も、あの2人には黙っててくれよ」

騙すようで、申し訳ないけれど。
あの2人にだけは、自分からは話せないと思って。

眉を下げて、頼むよ、とルヘナの目を見て呟いた。
(-237) 2021/05/29(Sat) 21:06:41
双子の カストル(匿名)は、メモを貼った。
2021/05/29(Sat) 21:06:53

【秘】 『使える人間』 ルヘナ → 双子の カストル


「俺が言えたことではないけど。
 二人とも、ちゃんとご飯は食べよう」

 見たいものをしっかり見ることができるその姿勢は、
 自分が『こう』なってしまった今、正直有難かった。
 こちらもいつも通りに図書室の一角にあるテーブル上を整えて、
 何度も行ってきたお茶会の準備を進めていく。

 その途中、二人が語る様子を穏やかに聞きながら、
 相槌を打ったりあなたたちを褒めたりした。

 ……本はわかる、パンもまあ分かる、
 折りたたまれた紙については思いつくことがなかった

「情報量が多いってどういう……ん、これは?
 読んでもいいのか?」
(-238) 2021/05/29(Sat) 21:09:30

【秘】 わるいおとなの ラサルハグ → 空回る思い メレフ

ごきげんよう、突撃!隣の朝ごはん!に突撃!隣の晩御飯する外野席です。

あら〜メレフったらいけない子!ということでよろしくされたので色々考えたんですけれど、
よかったらメレフをお仕置きしにいってもいいかしら?


勿論今ちょっと精神的にしんどいとか色々予定立て込んでいるのであればそっとしておいたり、優しく事情聴取するルートへと切り替えたりするわ。

朝ごはんちゃんはどうしたいかしら。ちなみに晩御飯はなにかしら。
(-239) 2021/05/29(Sat) 21:16:20

【秘】 わるいおとなの ラサルハグ → 『使える人間』 ルヘナ

"……シトゥラからは同じ図書委員同士ということもあって…………"

前の質問の、唯一間を置いて返ってきた回答。そして今返ってきた好意の話の返事。それらで同じ図書委員の彼との間に何かあることを読み取ってしまった。
わざわざ踏み入れるものではないと判断した大人は「成る程」と相槌を打ち、シトゥラについては触れずに更に話を広げていく。

「彼らとは気持ちを素直にぶつけられる間柄なのかな。素敵だ。
……でも、"理解していきたかった"。これはどういうことだろう。まるでもう叶わないと思っているように聞こえるけれど。

好意的な彼らともうお話はしたくない?」

事情が事情だ。大人としてここにいる自分なら過去形で言葉を締め括る理由も少なからず察しがつく。
それでも、貴方の口から引き摺り出そうとするだろう。
(-240) 2021/05/29(Sat) 21:28:04

【秘】 空回る思い メレフ → 小さな心 サルガス

>>36 サルガス

「ん。……もう大丈…いや、少しまだしんどいはしんどいか。
 動けるくらいにはなった…食欲はないから、食べはしないけど 置いてある分には気にしない」

扉からのぞいた顔に手を挙げて。
少年の顔を見て、メレフも少し気が落ち着いたように表情が穏やかになる。

「ルヴァは大丈夫だったか?あの時は、すぐ通せなくて悪かった」

部屋の方は気にした様子もなく。
入れるなら入るぞ、という顔をしている。
(-241) 2021/05/29(Sat) 21:48:30

【人】 徒然 シトゥラ

「(……何も無い。
 何もない、いい子なだけの存在が喜ばれるのは大人にだけ)」

 なんとも簡単なことだった

「(子供に好かれる子供ってなんだったんだろうな。
 カストルのような愛嬌? あの子のような芸術センス?

 今更変えられたら苦労はしないんだが)」

 あれならできるかな

 シトゥラは放課後、美術室に向かった
(51) 2021/05/29(Sat) 21:52:32

【秘】 空回る思い メレフ → わるいおとなの ラサルハグ

/* もちろん大歓迎ですわ!
その為にお声掛けしたんですのよ!


めちゃくちゃ楽しみにしておりますため存分に、お仕置きしてもらって構いませんわ!

ちなみに晩御飯はおうどんでしてよ!
(-242) 2021/05/29(Sat) 21:53:36

【人】 空回る思い メレフ

>>36 サルガス

「ん。……もう大丈…いや、少しまだしんどいはしんどいか。
 動けるくらいにはなった…食欲はないから、食べはしないけど 置いてある分には気にしない」

扉からのぞいた顔に手を挙げて。
少年の顔を見て、メレフも少し気が落ち着いたように表情が穏やかになる。

「ルヴァは大丈夫だったか?あの時は、すぐ通せなくて悪かった」

部屋の方は気にした様子もなく。
入れるなら入るぞ、という顔をしている。
(52) 2021/05/29(Sat) 21:54:07

【秘】 『使える人間』 ルヘナ → 空回る思い メレフ


「事情を話すか話さないかは相手への信頼度と直結しない。
 その線引き事態も別に騙すことではないし、
 そもそもそれはお前自身を守るための行動なんだから、
 俺は当然それに協力する。……協力者だからな」

 協力に関してはこの件の調査の話だったはずだが、
 そんなことは素知らぬ様子でしれっと言う。
 そうして視線を受け取ったまま数秒、
 若草色の瞳が真っ直ぐあなたを見つめた。

「まあ、協力者じゃなくてもお前の頼みなら聞くし約束は守る。
 俺にとってお前はもう他人じゃないし、
 そうだな……あの二人なら『友達』と表現しそうだ」
(-243) 2021/05/29(Sat) 21:54:28

【秘】 空回る思い メレフ → 小さな心 サルガス

/* 間違えて秘話を送ってしまいましたわ………………………………………………通常発言に発言し直しましたので、そちらで続けて頂けたらと思います………………………………………………!
(-244) 2021/05/29(Sat) 21:55:09

【人】 褐炭 レヴァティ

 昼休み、昼食後の屋上。

 前夜にほとんど眠らなかったためか、
 コートを抱きしめ、すやすやと寝息を立てる彼の姿があった。

 傍らには手帳がぽつり。時折風でページがめくれている。

 何事もなければ、
 レヴァティはこの後の授業はサボることになっただろう。
(53) 2021/05/29(Sat) 21:56:07

【秘】 褐炭 レヴァティ → 双子の カストル

 門限の放送も終わって暫く。

「(んー……寮にも校舎周りにも居らんかったし、
  菜園も違いよったけん、
  もうここかなァて気分なんですけど)」

「(連続で夜中に探し回ることになりよるんは
  考えちょらんかったなァ?
  昼間少しでも寝られてよかった〜〜)」

 ぼんやりと思考しながら、夜の森で足を進める。
 明かりは木々の合間から差す月明りだけ。
 探し人の気配がしないか、耳を傾けながら静かに歩いて行く。
(-245) 2021/05/29(Sat) 21:57:49

【秘】 『使える人間』 ルヘナ → わるいおとなの ラサルハグ


「気持ちをぶつけられる間柄、というよりは、
 相手によってぶつけてぶつけられて……な関係はしますが、」

 ぼそっと言いつつ、眼鏡を直すような素振りで目元を拭う。
 それだけの間に僅かでも気持ちを落ち着けられる程度には
 自制心というものが備わっていたらしい。

「先生もご存知の通り、俺は『いなくなった』子供です。
 俺がいくら好意を持っていようとも
 この場が彼らと語り合うのを許しません。
 ……もちろん、彼らがそれを望んでくれるのなら話は別です。
 話すかどうかは俺が決められる話ではないかと」
(-246) 2021/05/29(Sat) 22:02:54

【秘】 振子 ブラキウム → 籠絡 イクリール

「そう言ってもらえるといくらか気は楽だけど……はぁ」

あなたとはそれでいいかもしれない。
衝動のままに振るった狼藉が苦々しく残るくらい。
それはそれとして、ブラキウムの知らないあなたの知り合いのことまで考え始めると頭が痛い。
ひとまずあなたの事に意識を戻した。

「じゃあ君は、本当にそのままなんだね。
次に会ったときイクリールが別人みたいになってたらどうしようかと、不安で」

あなたからもらった安心が余計にそう思わせた。

「――そもそも君の病気って何なんだい?」
(-247) 2021/05/29(Sat) 22:05:59
シェルタンは、中庭の隅で、ひたすら音色を奏でる。
(c68) 2021/05/29(Sat) 22:06:52

シェルタンは、石を投げられた。自分はまだここにいる。
(c69) 2021/05/29(Sat) 22:07:14

シェルタンは、ヘイズの姿をちゃんと、認識した。
(c70) 2021/05/29(Sat) 22:12:22

イクリールは、彼が石を投げられても、それでもまだシェルタンの傍に居る。
(c71) 2021/05/29(Sat) 22:12:38

【墓】 水面に映る愛を シェルタン


「………皆が皆、
 ギムナジウムの悪い風習に囚われてるわけじゃない」

 投石でこさえた、軽い擦り傷を撫でて。

 見てみぬ振りをしてしまった彼女のことを想う。
 謝らないと。心から、心の底から。

 無視することに心を痛める生徒の姿を想う。
 変えていける筈だ。自分だけじゃない何かを。

 大人たちを、頭に思い浮かべる。
 ……本当に皆が皆。“悪い”ものなのか?
 
 知るべきだ。この場所のことを。
 オレは、余りにも、自分だけを見過ぎていた。
(+38) 2021/05/29(Sat) 22:16:31
ブラキウムは、中庭の彼らを認識していた。まだ、名前を憶えていない人も居るけれど。
(a60) 2021/05/29(Sat) 22:17:35

ルヘナは、適当に歩き回っている。
(c72) 2021/05/29(Sat) 22:20:11

【秘】 徒然 シトゥラ → 『使える人間』 ルヘナ

「教えてあげる―――怒られてしまう時間まで」

 いい子で居なければいけないから。
 また見ないふりをしなければなくなる時間まで

 特別な願い≠ヘいつになってもいいから――
 シトゥラが役に立てたことがあればそれでいい




 
 ベッドに沈んだ二人の体重は軽いもので、
 わずかなきしみの音だけが響いて消えていった。

 あなたの服の裾を引っ張り上げられ、中へ片手が潜り込ませる。
 胸の突起を掠めた後、脇腹を這い下り、
 くびれた腰を撫でて、服の上から臀部へ触れる。
 流れるような仕草で性急に身体をまさぐれば
 あなたがくすぐったい場所を探そうと楽しげに指が躍った

 小さな呻きを漏らして、甘い吐息を耳朶にかける。

「     」
 
(-248) 2021/05/29(Sat) 22:20:47

【秘】 徒然 シトゥラ → 『使える人間』 ルヘナ


 きっと間違ってる子供のアソビ。
 実は大人にここまで教わったことは無い
 されたこともない、だけど、
 してあげたいと思ったとき体は勝手に動いていた

 邪魔な衣類を剥ぎ取り
 手慣れた仕草で下着までも、あっという間に奪い取る。

 その目的の為に、淡々と身体をまさぐる挙動。
 作業のようにみえる冷たい行為は
 碧の双眸から注がれる視線と吐息で熱を帯びていく

 ふいに身体全体で覆い被されば、上半身を押さえ付ける
 片膝を両脚の間に入り込ませあなたの動きを閉じ込めた

「(……ああ、そういえば
 はじめては痛いらしい)」

 それでも、いいか。知ることができるのだから。
(-249) 2021/05/29(Sat) 22:22:38

【人】 振子 ブラキウム

>> 中庭

「本当にそう思うかい?
あの子の、ヘイズの時の君も、そう思ってたのかな」

独り言であろう言葉に投げかけた。

/*
時系列はいい感じのタイミングですたぶん。
(54) 2021/05/29(Sat) 22:24:47

【墓】 水面に映る愛を シェルタン


 自分が変わったのなら。
 自分以外を変えられない道理はない。

 昨日に今日、変わらなければ、
 明日変えたらいい。それを何度も続けるだけだ。

 ぱん、と頬を叩く。

 傍らでただ寄り添う少女に笑いかけ、
 そこらを歩き回る少年に緩く手を振り。

 ────観てくれるアンタ(>>a60 >>54)に、
     恥じないようにするためにも。

「思ってなかったよ。だから、“思わせる”んだ。
 オレ達は被害者なんかじゃない、てね。

 暗い顔してるから下に見られる。哀れまれる。
 でも、少なくともオレは……

 
昔よりずっと、良いものになれた
から。
 それは、胸に張りたいんだ」
(+39) 2021/05/29(Sat) 22:28:14

【墓】 重荷 スピカ

「さて、集まってるならここかしら」

何のあても、
解決の手立ても、
そして一緒に歩んでくれそうな相手も

思い浮かばなかったが、

ただ、彼の行動パターンを考えればここかな、と。
そう思い、中庭にやってきた。
(+40) 2021/05/29(Sat) 22:29:24

【秘】 籠絡 イクリール → 振子 ブラキウム

「……他の子は、違うのかしら。
 わからないけれど、わたしは見てのとおりよ。
 少しだけ、門限がきびしくなったようなものだわ。」

ヘイズには、会えずじまい。
シェルタンやルヘナとは会ったけれど、互いに何が起こったか
それを問い質す事は無かった。

言葉の通り、イクリールに変化は見て取れない。
何かを隠しているような様子も無い。
いつものように、冗談めかして笑って見せた。

「病気……ええと、そうね。そうだったわね
 ここではほとんどみんな、
 なにか困ったことがあるのだものね。」

『病気』の話を振られれば、予想外と言うように瞠目した。
或いは、『みんな』の中に
自分は含まれていないかのような口振りで。

「わたし、どこも悪いところなんてないわ。
 ただ、父さまと、母さまの知り合いのひとが、ここのひとで…
 その紹介で、入学させてもらったの。」

小等部に入る前に、一度だけ。
見学に連れてきてもらったことだってあるのよ。
イクリールは、なんてこと無い事のようにそう言った。
その表情に、その言葉に嘘や含みは見て取れない。

少なくとも、イクリールにとってはそれが真実だ。
(-250) 2021/05/29(Sat) 22:32:31

【秘】 水底はやがて煌めく シェルタン → 徒然 シトゥラ


「ッ! ────……………」

 言葉に詰まる。
 数年の間、見てきた彼の努力。
 それを知らないはずがないから。

「……なんだ」

 自分の努力は、他ならぬ生徒に認められて。
 報われた。今、報われている。
 目の前の彼は、─────

「シトゥラも。
 愛されたかった、だけなんだな」

 ▼
(-251) 2021/05/29(Sat) 22:40:38

【人】 振子 ブラキウム

>> 中庭

「……
僕たち
にできるのかな。
投げられる心無い言葉も、石ころも、止められる、そんな方法があって。
一緒に居たい人と一緒に居られる場所にできるかい?
僕は、僕に出来ることなら、彼らを守るために繋がるなら協力してもいい」

見定めるように問いを続ける。
(55) 2021/05/29(Sat) 22:41:12

【墓】 籠絡 イクリール

>>+40 中庭

「────あら。ごきげんよう、スピカ。」

正しいやり方はわからなくたって
声を上げる事は、何か行動を起こす事は
たとえ誰に届かずとも、決して無駄な事ではない。

少なくとも、イクリールはそう信じている。
これまで通りだ。何も変わらない。
だって、これまでもずっと、そうして来たのだから。

寂しい中庭も、少しだけ賑やかになって来た。
(+41) 2021/05/29(Sat) 22:41:27

【秘】 空回る思い メレフ → 水底はやがて煌めく シェルタン

少年が足をばたつかせると、殴打の音が響く。
足を抑えつけられれば、つかまされたものに爪を立て、また殴打される。

口の中が切れたのか、唇の端から血を流して。

少年に与えられているものは、どうみても
"治療"
ではなく。
歯向かった事を罰するための、苦痛を与えるためだけの
"暴力"


「っ、ぐ……くそ、触るな―――ッ!」

ずらされたボトムからは、火傷と青痣が覗き、無遠慮な大人の手が後孔を乱暴に弄るたび眉を寄せる。

快楽など感じられない、痛みと苦しさだけが体に伝わってくる。

(-252) 2021/05/29(Sat) 22:43:37

【秘】 空回る思い メレフ → 水底はやがて煌めく シェルタン

大人達の隙間から、シェルタンの姿が見える。

性行為には疎いメレフにも、彼が大人の手で犯されていることだけは分かって。
それが、聞いていたとは違う―――望んでいないものだということも。

「ッ……、…」

気分が悪い。それが、人と触れていることによる生理的なものなのか、別の感情なのか。
少年には、分からない。

ただ、その泣き顔は見たくない
 と思った。
(-253) 2021/05/29(Sat) 22:45:45

【秘】 『使える人間』 ルヘナ → 徒然 シトゥラ


 一人分の体重ですらあまり乗せられたことのないベッドに、
 二人分の体重が乗り、シーツにじわじわと熱が滲み始めた。

 他者との接触が極限まで減らされるローブの内、
 引っ張り上げられたことで外気に触れた腹が僅かに震える。
 ここに来てから誰にも触れられることのなかった肌が
 自分のものとは異なるあなたの手を覚えていく。
 意識していなかった快楽の火が小さく灯って小さく声が漏れる。

「ん、っあ、」

 胸の突起に触れた指にはきっと柔らかさが届く、
 脇腹を這う手から逃れるように僅かに身をよじり、
 腰を撫でられるのならば分かりやすく腰を震わせ、
 臀部に触れられた際にはほんの少しだけ身体がこわばった。
(-254) 2021/05/29(Sat) 22:52:16

【墓】 水底はやがて煌めく シェルタン

 >>中庭の片隅

「ようスピカ。
 アンタくらいなら、オレが食堂に居なかった時点で気付──いや、スピカも行かなかったんだよな、すまん」

 揃踏みだな、と皮肉げに笑う。

「これ以上、『いなくなる』子たちが増えるんだったら。
 そうでない子との比率が縮まるなら。

 きっと、段々と、無視できなくなっていくはず……

 そう。声は聞こえる。姿は見える。
 何も幽霊になったワケじゃないからな?

 だから───」

 すぅ、と息を吸う。吐いて、もう一度吸って。

「───“いつも通り以上”の
オレ達
で。
 時間は……短くても一年。長けりゃ数倍。
 出来ない話じゃないって、信じてる」
(+42) 2021/05/29(Sat) 22:53:26

【秘】 『使える人間』 ルヘナ → 徒然 シトゥラ

 ベッドシーツの上に散らばる衣服の中に
 あばらが浮き出た少年特有の身体が転がり、
 月明かりをほんの少しだけ纏う。

 今までろくに存在しなかった情欲の引き出しの中に、
 あなたに与えられる刺激のひとつひとつが入っていく。
 触れれば触れるほどに、
あなたの少年
は色付く。

 最初は抑えられていた吐息にもすっかり熱が宿って、
 あなたに覆いかぶさられる頃には
 どこかこの先を促すようにあなたに吐息が吹きかけられた。

 あなたが何を思っているかまで思考が至らない様子だ。

「シトゥラ、これ、嬉しい……ぞくぞく、する」
(-255) 2021/05/29(Sat) 22:54:04

【墓】 水底はやがて煌めく シェルタン

 >>中庭の片隅

「心無い言葉だって。石だって。
 それは、“オレ達を認識する”って前提がある。

 オレたちは、ここにいる。生きている。

 ───爪弾き者にされる理由なんて、ないじゃないか」

 そう、言い放った。
(+43) 2021/05/29(Sat) 22:55:56

【秘】 振子 ブラキウム → 籠絡 イクリール

「さぁ、知らないけど。
でもここまでの扱いをされるならそうなんだと思うけどね。
都合の悪い事には目を塞いで見えないようにする、大人たちのやり方だ」

先日ルヴァと森を探検したときに外についてのほとんどの記憶が思い出せなかったことを思い出して苦い顔をした。

「な……特別も特別。秘蔵っ子じゃないか。
当たり前のように一緒に居るからてっきり……
そんなのアリ?どこまでここは大人の都合まみれなんだよ」

また大きなため息を吐いて。

「本当に困った事が一つも無いのならこんなところによく居られるね。
僕にとってはずっと鳥籠に閉じ込められたようなもので、外に出たくて仕方がないのに」

事実がどうであれ、イクリールの口から語られる言葉がブラキウムにとっての真実になる。
大人でも、神様でもなくただのこどもなのだからそれ以上はどうにもならない。
(-256) 2021/05/29(Sat) 22:59:12

【墓】 『使える人間』 ルヘナ

>>中庭……?

 ある程度時間を置いたのだ、もう流石に誰もいないだろう。
 ……と思っていた思考が浅はかだったことを知る。

 一応は持っておこうと先程食堂から拝借してきた食料と
 温かい飲み物を抱えたままで、
 中庭から聞こえる会話に耳を澄ませる。

 
「……そんな方法、」


 それ以上は続けられない。
 盗み聞きになってしまっていることは分かっていても、
 なかなかその場から離れられない。
(+44) 2021/05/29(Sat) 22:59:13

【秘】 水底はやがて煌めく シェルタン → 徒然 シトゥラ

 ▼

「……オモチャみたいに犯された。
 愛なんて、そこにはなかった。
 
 オレの見た大人たちは───誰でも、よかったんだよ」

 彼らは、シェルタンを見ていなかった。
 都合のいいものに付け入って、

 ただ、己の欲求を満たす道具を作ることしか、
 考えていなかったのだ。

「でも。
 何が正しいか、間違いかは、まだわからない。

 なあ。オレにもう少しだけ時間をくれないか?
 出来る気がするんだ。
 自分たちの望む何かを、手に入れられるような場所。

 それを作るための、何かが」

 真剣な表情で紡ぐ言葉は。
 のちに、中庭での宣言に繋がる、決意。
(-257) 2021/05/29(Sat) 23:00:03

【墓】 重荷 スピカ

>>中庭

「ああ、揃い踏みね……
 で、言おうとしたことも全部言われちゃった。
 考えてることは同じよね」

「そう。みんなで集まればいい。
 簡単な話よ」


「ルヘナが教えてくれたわ」
(+45) 2021/05/29(Sat) 23:04:58

【独】 重荷 スピカ

ブラキウムがいることは予想外だったけど。
顔合わせづらいったらありゃしない。
責任とは思いたくないけどね。
(-258) 2021/05/29(Sat) 23:07:03
スピカは、全てを受け止める覚悟を内心固めた。
(c73) 2021/05/29(Sat) 23:11:58

【秘】 籠絡 イクリール → 振子 ブラキウム

「……そう。ううん、でも…
 やっぱり、直接聞いて、知りたいわ。
 少なくともわたしはそう思うの…」

イクリールは、大人が善いものだと信じている。
それは大人の悪性に触れて来なかったからかもしれない。
けれど、大人が悪いものばかりという事も
今はまだ、誰に証明する術も無いのだ。

「特別……そうかしら?
 たしかにここは、そういった困りごとのある子が多いわ。
 でも、そうでなければ来られない場所だなんて
 そんなことも無いのではないかしら。」

イクリールの考えは、やはり誰も
そうだとも、そうでないとも、断言できはしないものだ。
知る為には、大人達と直接向き合うしかないだろう。

「わたしは、このギムナジウムが好きよ。
 もちろん、ここにいるみんなもね。
 ここはもう一つのおうちで、みんながもう一つの家族
 わたしにとっては、そうだもの。」

イクリールは、決して森の外への関心が無い訳ではない。
覚えていないわけでもない。
ただそれ以上に、このギムナジウムの中にあるものを
ただ、愛しているだけなのだ。
(-259) 2021/05/29(Sat) 23:14:39
がんばれる スピカは、メモを貼った。
(c74) 2021/05/29(Sat) 23:16:47

(c75) 2021/05/29(Sat) 23:20:01

2021/05/29(Sat) 23:20:34

【墓】 籠絡 イクリール

>>中庭

「……そう。
 よかったわ。みんながわたしと同じ考えで。
 それに、わたしたちなら『こうなってしまった』子にだって、
 堂々と会いにいけるものね。」

イクリールは、そう言っていたずらっぽく笑って見せた。
いつものように。
これからも、誰に対してだって、同じように。

「わたしもそれに、賛成よ。
 シェルタンやスピカが卒業したって続けるわ。
 でも今は、わたしたちだけではきっと手が足りないの
 だから、手伝ってくれるとうれしいのだけど。」

──ねえ、ルヘナ。
イクリールは、遠くこちらを窺う視線の事だって、知っている。
(+46) 2021/05/29(Sat) 23:22:45
空回る思い メレフは、メモを貼った。
(a61) 2021/05/29(Sat) 23:23:52

【人】 振子 ブラキウム

>> 中庭

「なるほどね。筋は通っているように見える」

上から目線の尊大な言葉。
そう語るブラキウムにもあなたほどの考えは無かった。
だからその言葉を元に、この数日で覚えようとした人の言葉を借りながら口を動かす。

「みんな理由もなく従って、嫌われ者にしているだけって訳だ。
君も、誰かを理由もなく嫌うことなんて無いと、そう言うんだね。
……きっとみんな理由を探しているんだ。
理由がなければきちんと嫌うことはできない。
有象無象の誰かでは無くて、君達なんだと認識してしまえば無視できなくなる。
……まぁ、これは僕の経験則なんだけど」

視界にフィルターのかかったブラキウムですらそうなのだ。
ここに居る子どもたちははっきりと見えるものを理由もなく嫌って、無視することは難しいのではないだろうか。

「だけどまだ、机上の空論だ。
具体的にはどうするんだい?君達はまだ
居ない
ままだよ。
亡霊として認識されたまま、どれだけ触れる事ができるかな」
(56) 2021/05/29(Sat) 23:25:30

【独】 がんばれる スピカ

「簡単な話。
 殴ればいい。叩けばいい。
 危害を加えられたものは、
 無視はかなわない。
 弱者と強者の立場が逆転する」
(-260) 2021/05/29(Sat) 23:28:41

【独】 がんばれる スピカ

「ま、これは『無視ができなくなる』というだけで、
 適切な解法じゃないわよねえ。
 冗談冗談」
(-261) 2021/05/29(Sat) 23:29:22
スピカは、野草を食べている。
(c76) 2021/05/29(Sat) 23:32:10

イクリールは、野草を食べるスピカを見て困ったように微笑んだ。
(c77) 2021/05/29(Sat) 23:33:32

【独】 がんばれる スピカ

「野草パクパクですわ!!!
 永久コンボですわ!!!
 野草しか勝ちませんわ!!!!」
(-262) 2021/05/29(Sat) 23:34:47

【墓】 『使える人間』 ルヘナ

>>+45 >>+46 中庭

「──……っ、」

 自分の名前が出されていたこと、
 そうしてその後に名を呼ばれたこと、
 そのどちらにも驚いて渋々といった様子で皆のもとに歩く。

「気付かれていたのか。悪い、途中から盗み聞きした。
 食事と飲み物だけ置いて行くつもりだったんだが」
(+47) 2021/05/29(Sat) 23:35:46
ルヘナは、あなたたちの前に姿を現した。
(c78) 2021/05/29(Sat) 23:36:03

ブラキウムは、大集合だね、と呆れた。この賑やかさも久しぶりだ。
(a62) 2021/05/29(Sat) 23:40:27

【墓】 水底はやがて煌めく シェルタン


「こうして隅っこで慎ましくしてるのも、
 そういう、”一つの理由”なんだよな」

 逃げるように食堂から離れて。
 当てもなく、ただふらふらと動いている。

 身体まで亡霊になったつもりはない。だから。

「……それでも。
 オレは。シェルタンはここにいる。
 それを知るのは、ブラキウム、アンタだけじゃない。

 それぞれに絆があって。
 んで、それは簡単に掻き消えるようなもんじゃない」

「幾らでも聞かせてやるよ。

 楽しい談笑の声か?歌声の方がいいか。
 楽器の音色も、とっておきがたくさんある。
 踊りも。大体の雰囲気は伝わるかな?

 それを観る、まだ『いる』アンタたちが。
 他ならない、『いなくなった』オレたちが、でも、『そこにある』証明になる」

 今もそうだ。と、辺りを見渡した。
(+48) 2021/05/29(Sat) 23:40:54

【墓】 がんばれる スピカ

>>中庭

「盗み聞きも何も、あなたが言い出したことなんだし、
 それに、どのみちあなたも一緒になるんだから」

「私には、正直まだアイデアもないけど、
 同じ境遇の人間の慰めになればそれでいいと思ってるわ」

そして、笑いながらこう言った。

「振るわれる暴力については、考えなくてもいいわ。
 私が全て受け止めてあげる。
 
そういう身体
だもの。有効活用しなくちゃね」
(+49) 2021/05/29(Sat) 23:44:22

【墓】 水底はやがて煌めく シェルタン

「……──ルヘナ居ないのに揃踏みって言ったな今」

 こら!カッコが付かない!
(+50) 2021/05/29(Sat) 23:45:18

【秘】 空回る思い メレフ → 『使える人間』 ルヘナ

「ぼくの話ばかり聞いてもらっている気がするな…お前も、何かあれば言えよ。
 協力者っていうならぼくも話は聞きたいからな」

調査の話でなくとも、協力してくれるというのであれば 願ってもない事だ。

「……友達、よりは 何だ もっと別の――名前の方が、後腐れがなくて、良いんじゃないか」

死ぬ予定なので、何と言うか。そういう気持ちになってしまった。
(-263) 2021/05/29(Sat) 23:46:15

【秘】 振子 ブラキウム → 籠絡 イクリール

/*

あの、えっと あのあのあの……
シェルタンですか?これ…?
(-264) 2021/05/29(Sat) 23:46:47
スピカは、病気の活用方法を見出した。
(c79) 2021/05/29(Sat) 23:47:21

【墓】 がんばれる スピカ

「出てくると思わなくて……」
(+51) 2021/05/29(Sat) 23:49:12

【墓】 『使える人間』 ルヘナ

>>+50 >>+51
「ちょっと悩んだんだけどな……来ちゃった……
 別に気にするな」
(+52) 2021/05/29(Sat) 23:50:59

【独】 がんばれる スピカ

「嫌だ」

      
「だが、風紀委員だろう?」


「今はもう違う」

      
「いい子でいたいのではないか?」


「いい子でいたって報われないのよ!」

      
「だが、そうでないお前は何ができる?」


「……」

      
「そうだろう?お前の価値はいい子であることと、
          その特異な身体にしかない」


「……」
(-265) 2021/05/29(Sat) 23:52:29

【墓】 『使える人間』 ルヘナ

>>中庭

「俺もいていいなら時間の許す範囲でいさせてもらうよ。
 アイデアなんてものは人が集まれば集まるだけ湧いてくる、
 これからいくらでも考えて行けばいい。
 だけど、」

 じ、っとスピカを見つめる。

「どういう身体だろうが関係ない、痛いものは痛いんだ。
 無理はするなと主張して行くからな。
 お前が傷付くことを厭う人間がいるんだ」

 そしてそれは俺だけじゃない。
(+53) 2021/05/29(Sat) 23:55:10

【独】 がんばれる スピカ

「でも、痛いのは嫌」

    
「ルヘナに暴力が振るわれてもいいのか?」


「駄目!」

    
「なら、こうするしかないだろう」


「でも、彼は抱かれた、と言った。
 私がそうなったら、そうなったら――!」

    
「傷が残るわけでもない。
        誰に愛されるわけでもない」


「……」
(-266) 2021/05/29(Sat) 23:55:45

【墓】 籠絡 イクリール

>>中庭

「あら、隠れていたルヘナが悪いのよ。
 仲間はずれがいやなら、ちゃんと仲間に入れてと言うべきだわ」

イクリールは、そう言ってまた笑った。
他の生徒から向けられる、揶揄するようなものではない
至って普通の、日常の一コマのように。
それから、『経験則』を語るブラキウムを見て
心の底から嬉しそうに、その表情を綻ばせた。

「いいわ、みんなが妬いてしまうくらいに楽しくやりましょう
 それに、ひとりぼっちでいるよりは、誰かと一緒に居た方が
 できることって多いもの。」
(+54) 2021/05/29(Sat) 23:58:09

【墓】 水底はやがて煌めく シェルタン

「ま、生憎。オレも、
病気レベル

 ”人の視線惹きたがり”なもんでね?
 だからギムナジウムにまだいるんだし」

 あんま誇れたもんじゃないけど……
 でも、これからは誇らなきゃな、と笑う。

「身体張らなくとも、盾でもなんでも用意しようぜ。
 やるなら派手に色々したほうがいいだろ」
(+55) 2021/05/29(Sat) 23:58:10

【独】 がんばれる スピカ

今一番かけてほしい言葉が、

かけてほしい人から、

飛び出した。
(-267) 2021/05/29(Sat) 23:59:19

【秘】 籠絡 イクリール → 振子 ブラキウム

/*

正直誰が墓上に居ても誰が墓下に居ても
この連中のやる事って多分何も変わらないので。
RP的な整合性とか、『ブラキウムはこうする』を
優先するのが一番綺麗じゃないかなって思います。

それはそれとして、イクリールは他の人にしてほしいと
言うと中澤は思いますけどね!
(-268) 2021/05/30(Sun) 0:00:20
メレフは、寮の窓から、中庭を見下ろしている。
(a63) 2021/05/30(Sun) 0:00:22

シェルタンは、星空を仰ぐように、見上げている。
(c80) 2021/05/30(Sun) 0:01:44

【墓】 『使える人間』 ルヘナ

「仲間外れが嫌とかではなくてだな、……まあいいか。
 そういうことにしておくよ」

 イクリールに何かしら返答をしようとして、やめる。

「色々用意するのなら案をいくつか出そうか。
 俺自体はこの通りの非力だからな、
 実働はお前達に任せることになるが……まあ、
 適材適所という言葉もある。役割分担は大事だろ」
(+56) 2021/05/30(Sun) 0:05:22

【置】 空回る思い メレフ

中庭の喧騒を聞いて、複雑な気持ちを抱いている。

希望に向かう事は、良いことであるはずなのに。

「………ぼくは、………」


目を伏せて、二の句を次ぐことが出来ないでいた。
(L5) 2021/05/30(Sun) 0:05:35
公開: 2021/05/30(Sun) 0:10:00

【秘】 双子の カストル → 『使える人間』 ルヘナ

『たべたよ?たべたけどおぼえてなかった」


「それに、皆いつもどおりっぽかった〜……かな?」

それは明らかな異常であった。

ルヘナの前では、ぼやんとした言動が多くなりがちな彼らであったが、
彼らが異常なのは通常だ。

何もかもおかしい人のことが正しいなんて。

 それでも狂気はいまだ纏わりついている。ここ数日きっと何人かは最初からわかっていない。

「なんだっけ、あの森で
エクスカリー(
さがしてた連中。ルヴァ団一時結成の団員、とえらそうなやつ?『ブラキウム』がうろちょろしてた」

 うん、ツッコミどころが多いが。
むしろこれほど覚えていれば凄い、といってしまうほど、人格が壊滅的で破綻しているのが、この双子だった。勉強ができればいいのかどうか、という話が良く分かる例だった。

少しという名のとんでもない雑談で。頷かれたり誉められて喜んだり、照れたりと忙しかったが……

置かれたのは植物のレポート纏めと
文字の書いてあるもの(?)
そして
二人は、恥ずかしそうに言った。 
(-269) 2021/05/30(Sun) 0:06:06

【秘】 振子 ブラキウム → 籠絡 イクリール

/*

そうですね。そうですね。RP的に真を選びます。
ありがとうございます。
イクリール……!
(-270) 2021/05/30(Sun) 0:06:27

【秘】 振子 ブラキウム → 籠絡 イクリール

「ちゃんとした理由の為に、だよね」

目の前の少女はどこまで大きいのだろう。

「でも、そんな可能性、あり得ない。
まさか、いや。君が何も知らないだけだろう。
箱入り娘に余計な物を与えないで育てるなんて、よくある話だ。
信じられないよ……」

真実との乖離が一番の違和感だった。
けれど、ブラキウムだって真実は知らない。
知らず知らずそういう場所だとフィルターをかけていたのだ。
彼女の無垢な体で見て触れてきた世界が本当にあるのだとしたら。

「だけど、あぁ。君の好きも、少しわかったかもしれない」
(-271) 2021/05/30(Sun) 0:07:03
ルヘナは、自分にできる範囲であなた達の力になろうとする。
(c81) 2021/05/30(Sun) 0:07:59

【墓】 がんばれる スピカ

「ルヘナさん……ありがとう」

「私……」

何かを言いかけて、やめた。

「大丈夫よ。意味なく傷つくようなことはしない。
 『保険』よ、『保険』」
(+57) 2021/05/30(Sun) 0:08:55
ルヴァは、ブラキウムを、遠くから窺っている。
(a64) 2021/05/30(Sun) 0:10:50

スピカは、心の中の本音を飲み込んだ。
(c82) 2021/05/30(Sun) 0:11:21

メレフは、自分のやるべきことを変えられない。
(a65) 2021/05/30(Sun) 0:14:12

【独】 がんばれる スピカ

「その言葉が欲しかった」

とは、言えなかった。
(-272) 2021/05/30(Sun) 0:14:14

【秘】 双子の カストル → 『使える人間』 ルヘナ


*カストルとポルクスについて

・もう一度、考えてみますか?

・彼らの悪性を知ってい、ますか?

・過去の事件を、おぼえていますか?

・それでも、好きでいてくれましたか?
(-273) 2021/05/30(Sun) 0:18:30
メレフは、水面から目を背け、窓から離れた。
(a66) 2021/05/30(Sun) 0:18:55

【置】 みんなが大好き ルヴァ

中庭で、存在しないものと話すブラキウムを、
ただ、見ている。

自分は勝手に、何もかも終わったように感じていて、
でもそれは、彼にとっては始まりにしか過ぎなくて、
ブラキウム。本当にキミは、凄い人間だって、
その雄姿を誰かに伝えたくなるくらいの友人なんだって
心から思った。

心から思ったから。

「……ブラキウム。俺は。
 ……キミのことが大好きだよ」

だから、彼に居なくなってほしくないなと。
……おれさまも、そう、思った。
(L6) 2021/05/30(Sun) 0:20:18
公開: 2021/05/30(Sun) 0:30:00
カストルは、と ポルクスは、悪だ。
(a67) 2021/05/30(Sun) 0:20:57

【人】 振子 ブラキウム

>>  中庭

「スピカもルヘナも、居るんだね」

風紀委員の名前は伝手から聞いていた。
今はもう覚えている。

「……それじゃあ僕が『教えられること』を言おう」

少しだけ迷って。
外の記憶の事もある。隠す事にこだわる必要もない気がしてきた。

「僕は――」

中庭に居るあなた達へ。
まだ伝えていない者に聞こえるように告げた。
(57) 2021/05/30(Sun) 0:21:02

【秘】 振子 ブラキウム → がんばれる スピカ

「僕は――
居なくなった人を連れ戻せる


それは一時しのぎにしかならないかもしれないけれど。
確かに何かを変える手助けにはなるかもしれない。
(-274) 2021/05/30(Sun) 0:22:23

【秘】 振子 ブラキウム → 水底はやがて煌めく シェルタン

「僕は――
居なくなった人を連れ戻せる


それは一時しのぎにしかならないかもしれないけれど。
確かに何かを変える手助けにはなるかもしれない。
(-275) 2021/05/30(Sun) 0:22:38

【秘】 籠絡 イクリール → 振子 ブラキウム

「ええ、そうよ。
 本当の事を、直接聞きもしないで決めつけてしまったら
 『うわさ』だけを理由に、誰かをいないもの扱いをするのと
 何も変わらないものね。」

イクリールは、ただの等身大の子どもだ。
人よりほんの少し、人の気持ちを慮る事ができるだけで。

「…ブラキウムがそう思うなら、そうかもしれないわ。
 あなたはきっと、わたしより
 ずっと多くのことを知っているもの。
 でもね。わたしはやっぱり、病気や不便なことがあるなんて
 このギムナジウムに来て、ひとつも感じたことはないの。」

それは、幼い子ども特有の適応力ゆえかもしれない。
或いは、イクリールがそれを病気や不便と認識していないだけで
本当は、他の子どもと何一つ変わらないのかもしれない。
確かなのは、イクリールは『みんな』の事が、
このギムナジウムの全てが好きだという事だ。

そして、そこには確かにそれに至る個々の理由があるという事も。


「……そう、そうだわ。
 わたし、よく考えたらブラキウムの好きなものを
 ただの一つも知らないのね。」

わかったかもしれない。そう零すブラキウムに微笑んで、
それからはたと思い当たったようにそう続けた。
(-276) 2021/05/30(Sun) 0:28:55

【秘】 『使える人間』 ルヘナ → 空回る思い メレフ


「俺が話を聞きがちなのは俺の性質みたいなものだ。
 お前のことを聞かせてもらった時点で
 十分俺自身は満足できている。
 ただそうだな、友達……じゃないなら、ええと?
 仲間? 親友?
 親友は流石にメレフに失礼か……うーん……?」

 少し悩んでから一旦その問題はあなたに投げておいて、
 
(判断はあなたに丸投げして)

 口を開く。

「さておき。お前に伝えよう。
 ……俺の病気は、端的に言うと
 【三大欲求を知識を得ることで満たせる】性質を持っている。
 上手く使えば飲まず食わず眠らずで過ごせるんだよ。
 ……知ることで腹が膨れてしまうからあまり食えなくなる分
 栄養失調の可能性も付き纏うから、ここにいるんだ」
(-277) 2021/05/30(Sun) 0:29:12

【人】 振子 ブラキウム

>> 中庭

「それだけだ。ルヘナには伝えたし、イクリールは……知っているんじゃないかな?
みんなのことをよく見ている君なら、ね」

ふたたび視線を戻す。

「僕は協力してもいいよ。シェルタン。
何もせずに手をこまねいているよりは、ずっとマシだ。
これが約束を守る為にできる事だよ」
(58) 2021/05/30(Sun) 0:32:28
ブラキウムは、余すことなく、あなた達の顔を覚えた。
(a68) 2021/05/30(Sun) 0:32:48

【墓】 『使える人間』 ルヘナ

>>スピカ

「俺は寧ろお前に礼を言いたいと思っているよ、スピカ。
 誰かしらが思い至って動かなければこの流れは起きず、
 お前がいなければきっと俺は引き返していただろう」

 
だから、ありがとう。


 小さく伝えて、それから何かを言いかけたスピカに首を傾げる。
 聞き直そうとしたが、続く言葉を聞けば頷いた。

「それがわかっているならいい。どんどん周囲に頼れ」
(+58) 2021/05/30(Sun) 0:34:01
ブラキウムは、その為に努力をした。
(a69) 2021/05/30(Sun) 0:34:08

【秘】 振子 ブラキウム → 水底はやがて煌めく シェルタン

/*
アタイPL!
お元気かしらァ!?

モブレは済ませたか?
おとなにお祈りは?
中庭のスミでガタガタ震えて
反魂される準備はOK?
(-278) 2021/05/30(Sun) 0:37:50

【墓】 『使える人間』 ルヘナ

>>中庭

「悪いなブラキウム、結局朝の報告は行けずじまいだった」

 改めて小さく謝罪を乗せてから、
 ブラキウムが周囲に語り掛けるのを遮らないよう口を閉じる。
 彼が語る内容は直接聞いていたものだ、自分は知っていた。

 そうして聞いているうちに、
 顔と名前を覚えていてくれたことに思い至り、
 少し喜ばしく思う。


 そして、話題がシェルタンへと投げかければ
 そちらに視線を移し、
 ……目を逸らさぬよう、意識して見つめた。
(+59) 2021/05/30(Sun) 0:38:35

【独】 がんばれる スピカ

/* まあそれ知ってるんだけど……(明言はなかったけどね)
(-279) 2021/05/30(Sun) 0:39:08

【秘】 水底はやがて煌めく シェルタン → 振子 ブラキウム

/* ハァああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア(恐怖)

 どうして〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜?(サカナクション)
(-280) 2021/05/30(Sun) 0:40:24
イクリールは、ブラキウムの事を知っている。重要な事、些細な事、そのどちらも。
(c83) 2021/05/30(Sun) 0:44:27

【墓】 がんばれる スピカ

「……へえ」

無関心、というわけではない。
だが、人目がないとは言えないので、
リアクションを抑えただけだ。

「まあ、そちらはシェルタンさんに任せるとして。
 親交もあるようですしね」
(+60) 2021/05/30(Sun) 0:47:49

【秘】 『使える人間』 ルヘナ → 双子の カストル


「そうか、いつも通りならよかった。
 まあ色々あったのなら覚えていないこともあるだろうよ」

 特に気にした様子もなく、彼らが語る今日一日の様子を聞く。
 自分では得られなかった情報を彼らが与えてくれる、
 その知識で……腹が膨れることはない。

 彼らから与えられる情報はいつでも不思議なものだ。
 歪かもしれないが、それでも、興味をそそられる。

 しばらくして。
 植物のレポートまとめに目を通してから、
 文字の書いてあるそれを手に取って目を通す。
(-281) 2021/05/30(Sun) 0:48:36

【秘】 『使える人間』 ルヘナ → 双子の カストル

> *カストルとポルクスについて
>
> ・もう一度、考えてみますか? →YES
>
> ・彼らの悪性を知ってい、ますか? →
>
> ・過去の事件を、おぼえていますか? →
>
>
・それでも、好きでいてくれましたか?
 →YES
(-282) 2021/05/30(Sun) 0:49:12
スピカは、ルヘナに頷いた。
(c84) 2021/05/30(Sun) 0:50:33

【墓】 水底はやがて煌めく シェルタン


「……なるほど、な」

 受け止める。隠し事も視線も全部。
 今更怖気づいてたまるものか。

「うん、”最高”じゃん?
 そもそも『なかったこと』にするってことだろ。

 ……ンな大役、オレが任されていいのかわかんないけど」
(+61) 2021/05/30(Sun) 0:51:14
スピカは、ルヘナに感謝した。
(c85) 2021/05/30(Sun) 0:51:20

ルヘナは、スピカに頷き返す。微笑みを乗せて。
(c86) 2021/05/30(Sun) 0:51:49

【秘】 目明き ブラキウム → 水底はやがて煌めく シェルタン

/*
これで吊られたら悲しすぎるけど、ロール的にだけやっても良いって言われたしこの路線で行くわよ!

OKそうなら演出を考えたいわ。

事前に考えてたふわっとした案はこれなのよね。

・ブラキウムは調香師の家から秘密裏に持ち込んだ特性の香を隠し持っている。
・誰にも知られていないと思っているがおとなには筒抜け。
・効能は【忘れさせること】。起こったことは無くならず、永遠に続くこともない。けれど、誰かの一時凌ぎにはなる。
・香を使っただけでは本人にしか影響は無く、周囲からの扱いは変わらない。

だけど、これだといろいろ不都合がありそうだからいい感じにしたいわね。運営Tの言うみたいに大人にどうこうするのもいいのかもね。
ちなみにアタイはこれで本人の治療を忘れさせて、周囲の人間には原始的に言いくるめて回るつもりだったわ。今回はちょっと違うわよね。
(-283) 2021/05/30(Sun) 0:51:58

【人】 目明き ブラキウム

「……はー。慣れない事はするものじゃないな」
(59) 2021/05/30(Sun) 0:54:46
ブラキウムは、シェルタンを"見た"のはこれが初めてだ。
(a70) 2021/05/30(Sun) 0:55:53

【人】 小さな心 サルガス

>>3:52 昼過ぎ メレフ
「前、たべものの匂いも、やだったから……でも、だいじょうぶなら、よかった。
 ルヴァは、とりあえず立ち直ったみたいだったよ。まだそれからは会えてないけれど」

 少し動くのが億劫そうなのは眠気のせいだろうか。緩慢な動作で、扉を開く。
 いま寝坊して置き出したみたいに、ベッドシーツがもこもことトンネルを作っている。
 隣を過ぎる時に少し香るのは、普段の匂いに加えて少しの土の匂い、消毒液の匂い。

「なにか、あったっけ。見つけたものとか、あった?
 のみもの飲むの、たいへんじゃなかったら、昨日とおんなじの淹れるけど……」

 見上げる視線は貴方のことばかりを気遣って、鶏と雛のようにそばをちょろちょろとしている。
 いつものケープは土と青草で少し汚れて、ベッドのそばにかけられていた。
(60) 2021/05/30(Sun) 0:57:40
メレフは、手袋を外した。
(a71) 2021/05/30(Sun) 0:58:37

メレフは、少しだけ  を満たした
(a72) 2021/05/30(Sun) 0:59:42

カストルは、ルヴァに微笑んだ。
(a73) 2021/05/30(Sun) 1:00:10

ルヘナは、スピカに感謝した。
(c87) 2021/05/30(Sun) 1:01:03

【墓】 籠絡 イクリール

「わたしも……あまり手伝えることはないかもしれないし、
 抜け出すのにだって限度はあるわ。
 それでも、できることはあるはずよ。」

早く抜け出さずとも出歩けるようになるといいのだけど。
そう言って、少しだけ寂しげに微笑んだ。

「相談……というほどのことじゃなくてもいいの。
 わたしに話せることだったら、いつでも聞くわ。
 だから、シェルタン、スピカ、ルヘナ。
 それに、ブラキウム。
 どうか、一人で抱えこまないでね。」

わたし、みんなのことが好きよ。
だから、少しでも力になりたいの。
そう言って、イクリールはやはり『みんな』に微笑み掛けた。
恐れるものなど、何も無い。
(+62) 2021/05/30(Sun) 1:01:17

【独】 がんばれる スピカ

「どうして私がやりたいと言わないの?」


     「それは模範的ではないから」

「あなたが言う『いい子』は、
    こういう時に真っ先に候補になるんじゃないの?」


     「ブラキウムだって人間だ」

「嘘つき」

「結局、私と『本当に』仲がいい人なんて、いない」
(-284) 2021/05/30(Sun) 1:02:00
ルヴァは、カストルを見て赤くなった。
(a74) 2021/05/30(Sun) 1:02:21

【秘】 『使える人間』 ルヘナ → がんばれる スピカ


 あなたの近くまでそっと歩いてきたルヘナが、
 本当に、本当に小さな声で言う。
 他の誰にも聞かれないような、
 あなたですら聞き洩らしてしまいそうな声で。

 
「――ありがとう。俺の手を取ってくれて」
(-285) 2021/05/30(Sun) 1:02:54
サルガスは、中庭に顔を出した。
(a75) 2021/05/30(Sun) 1:02:56

【秘】 と きせきの カストル → 『使える人間』 ルヘナ



双子は事故にあいました、カストルとポルクスという男の子二人です。

かなり酷い有様でした。

 しかし奇跡的に助かり(家庭環境にも大変恵まれていたことも強いと思います)身体のあちこちに当時の傷跡がありますが、そこまで凄惨なものではありません。

カストルは。

 以降、大変大事にされ『ポルクスがいる』と主張する不憫さに周囲の人間は涙ぐみました。
 かつては子供ながらに聡明でしっかり者のカストルは事故後、気が触れたようで。

 たしかに自然や草花を愛し、家族に対する愛情も、回転のいい頭も残っていましたが、どうにも狂気的な面がちらちらと付きまとい、それら以外に対して残忍でありました。

 もっとも、特別気に障ることでもなければ、害することもありませんでしたが、それを恐ろしいと思った人間は多数でした。

『ポルクスがいる』

 やや時が過ぎ、尚そう言いはるのはまだわかりますが、実際にポルクスが居るようなアクションをしてみせ、体の動き本人の五感もそれらしく動くのです。

 また痛みに鈍く(これは、事故の際の痛みに対してそれが最大値として計られるようになったせいです)タガの外れた身体も特徴的でした。

 そんなこんなで、裕福な家庭、治療と研究、本人の知的に優れた面も含めギルナジウムがでも、お大事にされました。いなくなるのとは、また別種の腫物扱い。事実そうです。

そして異を唱えた生徒に対して、悪辣にして外道で残虐な仕打ちをするので、皆近寄らなくなりました。正解です。
()
 大人も背景事情と本人の狂気を恐れ、それこそ手を出すならもっと安全な子を選んだらしいです。大正解でした。
(-286) 2021/05/30(Sun) 1:04:04

【置】 目明き ブラキウム

ルヴァ。
君が最初に僕の隣に立ってくれたから。
かおを見ようと思わせてくれたらこうなれたんだよ。

ひとりじゃ、決してできなかったことだ。
ふたりならきっと。
約束は呪いにならないと信じられる。

僕だってルヴァが、好きだ。
(L7) 2021/05/30(Sun) 1:04:39
公開: 2021/05/30(Sun) 1:10:00

【人】 小さな心 サルガス

>>3:a75 中庭
「……」

 いなくなった人々を探して、のろい足を動かして。
 青い鳥のように、中庭に集まる人たちを探してぱあっと顔を輝かせた。
 小さな少年は、たしかにそこにいるみんなを認識している。
 ああ、と声をかけて駆け寄ろうとしたけれど、どうにもみな、大事な話をしているようだから。
 ぎゅっと耳をふさぎながら、それでも見えるところに姿を現した。

「き、きいてよくなったらおしえてね」
(61) 2021/05/30(Sun) 1:06:29
ブラキウムは、そう思える理由がある。
(a76) 2021/05/30(Sun) 1:07:33

【人】 目明き ブラキウム

>>61 サルガス 中庭

「君もおいでよ。
ここに居るのは、居もしない人間じゃない。
君は君のまま、やりたい事をやっていいんだよ」

それともまだ見つからないだろうか?
(62) 2021/05/30(Sun) 1:10:35

【墓】 『使える人間』 ルヘナ

>> 俺の小さな友達

「……サルガス、」

 昨日背に抱えた友人が、自分達を認識している。
 そのことが嬉しいし声をかけもしたいのに、
 どうしても足が動かなくて。

 ただあなたを見つめている。
(+63) 2021/05/30(Sun) 1:12:23

【秘】 寄生木の ポルクスと カストル → 『使える人間』 ルヘナ


そんな中で
ルヘナ
という少年は、唯一無二に近い大切な人になりました。

どうして仲良くなったのかは、
あなたのほうが詳しい
はずです。



 植物に関心があったので入った、菜園部は人が減っていき。それらはガーデニング部として活動するようになりました。

 乗っ取るような形にはなってしまいましたが、園芸同好会となった二人は色々な草花を育てます。
 大人に提出する記録(これはとても出来がよく好評でした)
ついでに頼まれたのWなにかWも上手に育てられたようです。
それは有益でした。

 この二人が危険物を所持してしまう問題はもう解決できなくなりましたが、元々触らぬ二人になんとやら。危険物の問題児だったので、さして変わりもありません。

 一部の人物は、ポルクスが居るものとしてを認め、尊重し、そういう風に振る舞っていれば、それなりに便利だったはずです。

『カストルとポルクス』は互いと一部以外に対する執着があまりなかったので、のびのびとすくすくと育っていきました。
(-287) 2021/05/30(Sun) 1:14:03
シェルタンは、サルガスに「いっぱい楽しいこと、してやるぜ」と笑った。
(c88) 2021/05/30(Sun) 1:14:23

【人】 小さな心 サルガス

>>3:62 中庭 ブラキウム
「……ああ、うん。本当に……」

 自分が見ている風景と、貴方は見ている風景は。同じなのだ。
 それはただ単純に己が間違っていないことの証明でもあるし、
 貴方が前を見ていることを証明することでもあるし、
 なにより、ここは、食堂のような場所ではなく。多くが受け入れられる場所だと。
 ホッとした途端に喉がぐっと狭まって、鼻がつんと痛くなって。

「みんな。スピカも、シェルタンも、ルヘナも、イクリールも。
 ああ、いるって、言っていいんだ。言って、いいんだ……」
(63) 2021/05/30(Sun) 1:17:14

【秘】 寄生木の ポルクスと カストル → 『使える人間』 ルヘナ


──かつて、ちょっとした騒ぎがありました。昔一度だけ。



血濡れのカストルは、こういいました


『ボクはカストルじゃない』


その後、何日か寝込みましたがそれだけでした。
類似した事件はそれ以来、起きていません。


 弟のポルクスは所謂『植物人間』という状態のまま
今も病院にあります。
(-288) 2021/05/30(Sun) 1:17:38

【人】 小さな心 サルガス

>> 中庭 ルヘナ
「るへな、」

 しゃくりあげてしまいそうな声が、ようやく喉から音を押し出した。
 少しのろい足取りがそちらに歩んでいって。なんて、声をかければいいだろう?
 遅くまで一緒にいて、離れてからはそう時間など経ってはいないのだ。
 なのに、とても長い時間離れていたような、そんな気さえする。

「、……き、のうは。ありがとう、ね……」

 いっぱいの感情で占められた頭の中から、いちばん確かな言葉を選び取る。
(64) 2021/05/30(Sun) 1:20:38
イクリールは、いつものようにサルガスに笑い掛けた。彼等は確かにそこに居る。
(c89) 2021/05/30(Sun) 1:21:22

【秘】 空回る思い メレフ → 小さな心 サルガス

>>60 サルガス
「今は大分とな…また、ダメな時は言うようにする。安心しろ。

 そうか、ルヴァも団長と言うだけあって 抱え込みがちだろうからな。
 なにかあった時はちゃんと見てやれよ。中等部は、お前の方が目が届くだろ」


サルガスの様子を見て、怪訝そうな顔をした後 椅子ではなくベッドの方へ向かう。
傍をちょろちょろしている様子の少年の肩をとん、と指先で押して。
ベッドに倒れこませる。ぽふん。

「…全く、人のこと心配する前に自分のことを……何だってお前達は同じことを言わせるんだか。

 それ、どうしたんだ?転びでもしたのか」

消毒液の匂いと、顎で指したケープの汚れから 何となく想像をしてみて。
(-290) 2021/05/30(Sun) 1:21:33

【独】 『使える人間』 ルヘナ

/*
 協力していいわけがない(俺はどこにいると思っている?)
 手を取れるわけがない(俺は誰のものだと思っている?)
 彼らに協力することは、将来的に、
 彼の望みを妨げることになると分かっていて、

 なのに。

 己の罪を告白しても己とともにいようとしてくれて、
 真相に至れる情報を持っていると知った上で
 俺の誠意や約束を壊さずにいてくれて、
 ……俺を必要としてくれて。

 そんなスピカのために、何かしら力になりたいと、
 少しだけ情報を渡してしまった。

 (俺の罪を、お前は許してくれるかな)



 (俺の持ち主、は)
(-289) 2021/05/30(Sun) 1:22:31

【人】 小さな心 サルガス

>> 中庭 シェルタン
「うん。……うん。また、いっしょに、たくさんいろんなこと。
 いろんな、音楽のこと……話したいなって、おもて、」

 ひとり、ふたり。話しかけられた頃には、もう涙声になって、鼻が湿っていた。
 あまり小綺麗ではない音を起てて鼻をすすって、こくこくと頷いている。
(65) 2021/05/30(Sun) 1:22:37

【人】 目明き ブラキウム

>>63 中庭 サルガス

「……もう、そのことを"お願い"しなくていいみたいだね。
なら、僕も嬉しい」

良かったね、とあなたの手をきゅっと握った。
(66) 2021/05/30(Sun) 1:23:10

【人】 空回る思い メレフ

>>60 サルガス
「今は大分とな…また、ダメな時は言うようにする。安心しろ。

 そうか、ルヴァも団長と言うだけあって 抱え込みがちだろうからな。
 なにかあった時はちゃんと見てやれよ。中等部は、お前の方が目が届くだろ」


サルガスの様子を見て、怪訝そうな顔をした後 椅子ではなくベッドの方へ向かう。
傍をちょろちょろしている様子の少年の肩をとん、と指先で押して。
ベッドに倒れこませる。ぽふん。

「…全く、人のこと心配する前に自分のことを……何だってお前達は同じことを言わせるんだか。

 それ、どうしたんだ?転びでもしたのか」

消毒液の匂いと、顎で指したケープの汚れから 何となく想像をしてみて。
(67) 2021/05/30(Sun) 1:23:21
サルガスは、ブラキウムに対して力強く頷き、ぎゅっと手を握り返した。
(a77) 2021/05/30(Sun) 1:26:26

【墓】 『使える人間』 ルヘナ

>>中庭 サルガス

 そんな顔をしなくていいのに。
 そんな声をしなくていいし、
 お前にそんな思いをさせたかったわけでもないはずなのに。

 
今でも正直分からないが、きっとそのはずで。


「いや、いいんだ。俺が好きでやったことだし、
 メレフやシェルタンにもお前を頼まれていたんだから。

 ……悪い。秘密会議、できなかったな」
(+64) 2021/05/30(Sun) 1:27:38

【秘】 がんばれる スピカ → 『使える人間』 ルヘナ

「っ……」


固まるスピカ。
嬉しい。でも、私の気持ちは、
きっと正しいものじゃないから。

あなたの身体に触れようとしても、
先程の様子がちらついて。
だから、こちらも、ただ小さく告げるだけだ。

「お城から連れ出してくれたのは、あなただから」
(-291) 2021/05/30(Sun) 1:27:55

【秘】 キミの ポルクスと カストル → 『使える人間』 ルヘナ

無論、双子のことを何処まで知っているかは、分かりません。

「あのな、えーと……」

「ちょっと』
な、『うん。』オ
レら、あたまいい
からさ」』

お話の一つや二つくらい、作れるんじゃないかなって


「おかしとってくる!!
カストルお前!!
」』


短い短編の物語が記されている
原稿用紙、と便箋に入った
お手紙



たったそれだけ。
(-292) 2021/05/30(Sun) 1:30:58

【人】 小さな心 サルガス

>>3:67 昼過ぎ メレフ
「ぼく、探し回ってばかりだものね。ブラキウムにも、ひとりでうごくなって言われちゃった。
 ブラキウムもルヴァのことしんぱいしてたから、きっと、うまくやってけるんじゃないかな……」

 互いに人のことばかり、自分のことを発信しないのはお互い様だろうか。
 思うところを理解しているから余計には追及せず。
 それから昨日のように椅子を用意して、保存食で散らかっている机の上をちょっと避けて。
 飲み物を用意しようとしたところで、軽い体はころんとシーツの上に簡単に転がされた。
(68) 2021/05/30(Sun) 1:31:29

【独】 『使える人間』 ルヘナ

/*
 俺の手を取らないで。
 俺を必要としないで。

 お前達にそういう顔で見られると、俺は、
 利用するために近づいたはずの俺は、
 最初から裏切るつもりで近づいたはずの俺は、

 ……すごく、くるしくなるんだ。


 知識を求めて動いたはずが、気付けば情に囲まれていた。
 ああ、そうだ、お前もそう言っていたな、
 情は飢えているものを満たすんだと。

 ……たすけて。
 地獄をともに歩く覚悟をしたはずなのに、
 まだこんなに苦しいよ。
(-293) 2021/05/30(Sun) 1:32:20

【独】 『使える人間』 ルヘナ

/*
 ……さっきの発言、「/*」いらないね?
(-294) 2021/05/30(Sun) 1:33:52
カストルは、今朝、多めの朝食を よくしらない、どうだっていいひとに渡しました。
(a78) 2021/05/30(Sun) 1:34:09

【人】 小さな心 サルガス

>>3:67 >>3:68 昼過ぎ
「い゛、」


 苦悶の声だった。マットレスが跳ね返した体は引き伸ばされたようにぴんと背を張り、
 首は引き抜けそうなほどに後ろに添って後ろ髪をシーツにこすりつけた。
 ひゅうひゅうと細い呼吸をして、隠すように口に手を当てて。
 どうみたって不自然な様子であるのに、なかったことにするようによろよろと身を起こそうとする。

「きょ、うは……どう、した、の?」
(69) 2021/05/30(Sun) 1:34:20

【赤】 大好き ルヴァ

一人、体を搔き抱く。

ブラキウムとした、約束があった。
ここを無事に出たら、また二人で会おうって約束が。
そんな未来が来ないことを知っていて、
そんな未来を他ならぬこの手が奪うことを知っていて。
そうやってブラキウムが足掻けば足掻くほど、
大人たちは彼を"見つけやすくなるだろう"という
打算でした約束があった。

ふたりならきっと。
その約束は絶対に、呪いになると思っている。

でも、彼を大切に思う気持ちも本物で、
だからこそ、その大好きな気高さも、大好きな尊厳も、
大好きな笑顔も、大好きな声も。
何もかも、この手で壊すかもしれなくて。

――この手で、ブラキウムに終わりを与えるかもしれないと
知っていてもなお、胸が、恋慕親愛の焦熱で焼ける。

「う……ううううう……」

木に寄りかかるようにして、体を抱いたまま、
ずるずるとへたり込んだ。
(*32) 2021/05/30(Sun) 1:34:52
ルヘナは、スピカに微笑んだ。
(c90) 2021/05/30(Sun) 1:35:26

【赤】 大好き ルヴァ

ごめんなさい、ごめんなさい。
キミが刃を向けようとしている"相手"で、ごめんなさい。

刃を向けられたらきっと、
自分の浅ましい明日を繋ぐために、
君を喜んで殺せる自分で、ごめんなさい。

――なのに、キミのことが大好きで。
……本当にごめんなさい。

表情は、泣いていたのに、嗤っていた。
(*33) 2021/05/30(Sun) 1:36:12
カストルは、は、スピカが酷い目に合わないように。
(a79) 2021/05/30(Sun) 1:37:28

ルヘナは、スピカに手を差し出した。
(c91) 2021/05/30(Sun) 1:38:00

【人】 空回る思い メレフ

>>69
「………、おい。サルガス」

背中がマットレスに当たらないように、
サルガスの体に触れながら
体勢を横向きに変えさせる。
起きなくてもいい、と続けて。

「悪い、寝不足なんじゃないかと休ませるつもりだったんだが………何があった?どう見ても、普通じゃないだろ」
(70) 2021/05/30(Sun) 1:40:14

【人】 小さな心 サルガス

>> 中庭 ルヘナ
「そんなこと、ないよ。まだ、できるよ、ううん、ぼく、まだ、なにもできてやしないけど……。
 でも、でも。ねえ、ルヘナ。まだ、ぼくはきみに、きみたちに。
 なにかできると、おもってもいいだろうか」

 涙声だと言うには、もう震えてかたちもなしていない。聞こえはひどく悪い声だ。
 それは貴方にとっては手遅れのことであり、手抜かりの末のことであるかもしれない。
 それでも、まだ。少年は諦めていなかった。
 そしてあなた達を見つけたいま、目的は人探しから、変わりつつある。
(71) 2021/05/30(Sun) 1:40:28
スピカは、ルヘナの顔を見た。
(c92) 2021/05/30(Sun) 1:43:21

スピカは、ルヘナの手をおずおずと握った。
(c93) 2021/05/30(Sun) 1:43:48

小さな心 サルガスは、メモを貼った。
(a80) 2021/05/30(Sun) 1:45:14

【秘】 水底はやがて煌めく シェルタン → 空回る思い メレフ


「が、──ッあ、ァあっ、は゛………!
 けほ゛ッ、ん、はァ、〜〜ッ……」

 内壁の全て、その奥まで熱が埋め尽くし、擦られて、
 抜ける寸前まで、腰を一気に引き戻され。

 その一連の間隔がどんどん縮まってくるたび、
 思考が快楽一色に染め上げられていく。

「ん、お゛、んぅッ、〜〜!
   っ、
くはぁ゛ッ……────♡


 鈍痛はもうない。
 この身体は、彼らに抱かれるために、
 作り替えられてしまっているから。

 比較的屈強に育った肉体も、
 教え込まれてしまった感覚も、
 そのすべてが、心に牙をむいて犯し尽す。
 
 諦観を抱き、無力を悔やむことすら奪われてしまう。

 ▼
(-295) 2021/05/30(Sun) 1:46:12

【独】 がんばれる スピカ

/* 関係性がなくてみんな見つかった瞬間メモから名前消えて面白かった。
↑この発言には悪意ないです。
もともとそういう造形なので。
むしろなんかいい感じにLikeになってる今が想定外なんだよぉ〜
(-296) 2021/05/30(Sun) 1:47:30

【秘】 目明き ブラキウム → 籠絡 イクリール

「……なんだか僕の考えが全部が君の言う通りみたいで癪だな。
とても小等部とは思えない。
どんな生き方をして来たら君みたいな人間が出来上がるんだろうね」

そこにあるのはもう、嫌悪でもなんでもなくて驚嘆だった。

「知らないだけだろうから、知らせてやろうと思ってたんだけどね。
そういう次元の話じゃ無かったし、本当に……はぁ〜〜〜〜」

完全敗北だった。
もはや人間の領分を超えているじゃないかとすら思った。
結局、大それたことは関係ないままふたりのこどものじゃれ合いだったのだろうか……。

「あれだけいろいろ知ってて好きなものを知らないってどうなの……まぁいいや。
好きなもの、好きなもの……ん、甘いものは好きだよ」
(-297) 2021/05/30(Sun) 1:48:37

【人】 小さな心 サルガス

>>70 昼過ぎ メレフ
「だいじょうぶ、だいじょうぶだ。ああでも午後、おやすみ、もらったんだ。
 だからね、へいき。うごけるよ。みんなのこと、それに、解決のほうほう、さがさなきゃ」

 声は濁り、喉の裏側をえぐるように低く鳴らす。普段のようにアルトは通らない。
 横倒しになった顔は痛みのせいかみるみる紙のように白く青ざめる。
 襟首を広げてみるならば、よくよく見れば白い包帯が覗いていた。

「メレフ、むりに、触らなくていいよ……ころんだ、だけだもの。へいきだよ。
 ねえ、メレフ、あれから、なにかあったんでしょう。きみのほうが、ずっと心配だ」

 それでも。案じ、思い起こすのは朝方の貴方のひどく弱った様子のほうで。
 ななふしのように細い腕に力をかけて、体を起こそうとする。
 なにか、話したいことが、或いはこれからについて、相談したいことがあるのだろうと、
 そればかり気にしているのだ。
(72) 2021/05/30(Sun) 1:54:20

【秘】 『使える人間』 ルヘナ → キミの ポルクスと カストル


「え、あ……うん……いってらっしゃい……」

 呆気にとられたまま、とりあえずは返事をして。
 それから、今思い出した全てに対して思考を重ねるために、
 重く口を閉ざす。

 過去の自分は、あなたたちの知性を気に入った。
 過去の自分は、あなたたちの性質が気になった。
 そうして、あなたからこぶしを向けられない位置に収まって、
 あなたたちとともに毎日を過ごしていった。
 クラスの中で、三人きりになったのもその頃だったはずだ。

 彼らが行っていた事実を、自分は見ようとしなかった。
 それがいずれ自分にも牙をむくかもしれないという可能性に、
 これっぽっちも至れなかった。

 そして。
 彼が、どちらであるかについても、
 究明する手段がないことを理由に、気にも留めなかった。


 そうして、彼に『触れる』知性を持っていたからこそ、
 大人に連れて行かれることとなってしまって。

 けれど、それでも。
 嫌いにはなれないのだ。
(-298) 2021/05/30(Sun) 1:55:04

【秘】 『使える人間』 ルヘナ → キミの ポルクスと カストル

*カストルとポルクスについて

・もう一度、考えた。

・彼らの悪性を理解した。

・過去の事件を、思い出して。

・それでも、好きだよ。俺の友達。
(-299) 2021/05/30(Sun) 2:00:44

【秘】 水底はやがて煌めく シェルタン → 空回る思い メレフ


 体液に濡れ、ぎゅ、と縮こまっていた顔が、
 与えられる快感で蕩け始めたのを皮切りに、

 青年の全身に、また大人たちの手が這いまわる。
 辱めるために抱え上げていた体位は、
残酷なことに、

 余すところなく責めを与えるのにも適していて。 

「あ゛ッ、あ、うぅ゛うッ、〜〜ッ♡
 く、るッ、”また”、イッ、は、っ──」

 撫でて、摘んで、擦って、弾いて。
 抽挿は緩まるどころか、より激しさを増して。

 晒された身体の至る所に、刺激が走って──

「────っ!ン゛、───……ッ゛!」

 メレフが来るまで散々弄られた身体は、
 耐えきれずに、昂ぶりを迎える。

 弛緩して、僅かに痙攣する身体に我関せず、
 犯していた男は何度か腰を動かして。

 道具でも扱うかの様に、シェルタンの腸内に吐精した。

 ▼
(-300) 2021/05/30(Sun) 2:01:27

【墓】 『使える人間』 ルヘナ

>>中庭 サルガス

「サルガス、お前が望むのならきっとできる。俺にも、俺達にも。
 ……現に今、こうして俺達を見て『くれている』だろ?」

 こうして言葉を語り合うことができる時点で、
 『いなくなった』子供達の救いになるのだと。
 そう、笑って見せる。
 自分が返せる答えはこれしかないけれど。

 そばに行く資格があるのか、躊躇っているけれど。

 小さな友達が、少しずつ成長して行っている姿を、
 とても眩しそうに見ている。
(+65) 2021/05/30(Sun) 2:03:28

【秘】 水底はやがて煌めく シェルタン → 空回る思い メレフ


 青年の後孔から、栓が引き抜かれて。
 
こぽり、と、白濁が漏れる。


 そして。大人たちは、そのまま
 シェルタンの身体を、メレフ。

 貴方と、それを囲む男達のすぐ側に、
 力なく横たわらせた。

 
 嘲笑うように。
 まだ終わってないことを伝えるように。
(-301) 2021/05/30(Sun) 2:06:25

【人】 空回る思い メレフ

>>72 サルガス
「大丈夫なものか。顔色も悪くなってきた、転んだだけじゃすまない怪我をしたんじゃないのか。
 ……急がなくてもいい、今は休んでいろ」

白い包帯、青白い肌。それに、濁った声。
―――今日の自分を見ているようで。


「……ぼくの話より、お前の話が先だ。
 ベッドに倒れるだけでそれだけの痛みがあるんだ、相当のことがあったんだろう。
 …………今日ばっかりは、聞くまで動かないからな」

無理をしているわけじゃない、と体を起こそうとする腕に触れて。
優しく体を横たわらせる。
ここで自分のことを話してしまえば、口を閉ざし切ってしまう気がして。
(73) 2021/05/30(Sun) 2:06:44
スピカは、自分の名前を考えた。
(c94) 2021/05/30(Sun) 2:07:34

【独】 徒然 シトゥラ

まじで思うんですけど、
この世界俺たちがおしまいなだけでみんなは救われるべきQED

何が起こってるのか狼が一番わかんねぇよ。
そして価値観救えないのは狼が一番だよ
(-302) 2021/05/30(Sun) 2:07:46
スピカは、「乙女座」の名を冠している。
(c95) 2021/05/30(Sun) 2:09:20

【秘】 『使える人間』 ルヘナ → がんばれる スピカ


 あなたの手を握るルヘナの手は少し震えている。

 
大人に従う子供達の協力者、"魔術師"は、本来であれば力を貸してはならなかった。

 
それはある種の裏切り行為。許されない行い。

 
だからこそ、あなたに背を向けたのに。


 ……大人達に『教え込まれた』身体は、
 まだ他者と触れることへの恐れをもたらしている。

 けれど、それでも。

 
あなたが俺を仲間と思ってくれたから。

 
あなたに少しでも応えたかったんだ。


 
「……城から踏み出す覚悟を決めたのは、お前だよ」
(-303) 2021/05/30(Sun) 2:11:19

【秘】 甘夢 イクリール → 目明き ブラキウム

「あら、ごめんなさいね。
 でも、わたしはわたしよ。
 ブラキウムがブラキウムであるようにね。」

形ばかりの謝罪と共に、冗談めかして笑う。
ブラキウムがイクリールの歩んできた道を知らないように、
イクリールもブラキウムの歩んできた道を知らないのだ。
その口から明かされた事以外は。

「案外、知れば考えも変わるかもしれないわ。
 試してみる前から諦めてしまうのは
 もったいないと思わない?ブラキウム。」

考えは変わるかもしれない。
けれどやっぱり、イクリールは変わらないのだろう。
これからもずっと。

「……じゃあ、いつか…
 今やらなければならないことが、落ちついたら。
 好きなお茶請けを持ちよって、みんなでお茶をしましょう。」

いつも言葉を交わす『みんな』で、和やかな一時を。
そんな淡く、脆く、甘い夢。
この約束は、守る事ができるだろうか。
わからない。けれど、イクリールは信じている。
(-304) 2021/05/30(Sun) 2:12:30

【独】 褐炭 レヴァティ

>>*32 恋慕親愛の焦熱、好き。
(-305) 2021/05/30(Sun) 2:15:07

【置】 褐炭 レヴァティ

(──Wikipediaより)
 


 
「子どもたちが屠殺ごっこをした話」
は、『グリム童話』に収録されていた童話の一編。初版には収録されていたが、あまりにも残酷な内容かつ、教訓性もほとんど感じられない話のため評判が悪く、第二版以降は削除されている。

【第1話】
 

 昔、フリースラントのフリェンチャルという町で、子供たちがそれぞれ役割を分担して"屠殺ごっこ"を始め、"屠殺屋"役の子供が"豚"役の子供の喉(のど)をナイフで刺して殺してしまうという事件が起こった。
 この事件は町の議会にかけられたが、当事者がまだ幼い子供であるため、この子供を死刑にするべきか否かで話し合いは難航した。
 そこで、長老の一人が赤々と熟したリンゴと高価な金貨を左右の手に持ち、「この2つのうち、どちらか1つを子供に取らせてみよう。もし子供がリンゴを選んだら全くの無知無分別ゆえの事故であったと見なして無罪、金貨を選んだら価値判断の分別が備わっていた上での事件と見なして死刑にすればよい」と提案した。
 果たして判定の当日、"屠殺屋"役の子供は笑いながら当然のようにリンゴを取り、子供は無罪放免となった。

【第2話】
 

 父親が食用のために豚を屠殺する様を見た兄弟が、父親の真似をして"屠殺ごっこ"を始め、"屠殺屋"役の兄が"豚"役の弟の喉をナイフで刺して殺してしまった。
 まだ赤ん坊の末子を風呂に入れていた母親は、弟の悲鳴を聞いて駆け付けると激情にかられ、弟の喉に刺さっていたナイフで兄の心臓を刺して殺した。
 さらに、そうして目を離した隙に末子が浴槽で溺れ死んでしまったのに気づき、母親は悲しみのあまり首を吊って死んだ。
 しばらくして畑仕事から戻って来た父親はこれらの惨劇を目の当たりにし、あまりの衝撃に気が狂って間もなく死んでしまった。

 結局、その家族は誰一人生き残らなかった。
(L8) 2021/05/30(Sun) 2:20:02
公開: 2021/05/30(Sun) 2:20:00

【人】 小さな心 サルガス

>> 中庭 ルヘナ
「……うん。きっと、できるよね。ぼく、がんばるよ。がんばらせてほしい。
 そのために、ここへ来たんだもの」

 貴方の方へも、歩み寄って手を伸ばして。握り返してくるものがあると信じている。
 少しだけ笑顔を作ったけれど、それはすぐに真剣な表情に置き換えられた。

「ルヘナ。ぼくも、きみも。ここにいるよ。きみの傍に、ぼくはいるよ」
(74) 2021/05/30(Sun) 2:21:14

【独】 『使える人間』 ルヘナ


 お願いだ、俺の友達、
 小さい小さい俺の友達、

 俺はお前の隣に立てないのに、
 どうして俺のそばに、お前が、

 ……お前だけじゃない、
 どうして皆、俺のそばにいてくれるの。
(-306) 2021/05/30(Sun) 2:26:45

【秘】 空回る思い メレフ → 徒然 シトゥラ

「…………ぼくは、それでも。
 …それでも、ここがある限り変わらないことばかりだと思う。

 
じゃあまともな大人に話を聞いてもらう?まともじゃない大人に聞かれて、もみ消されて終わりだ。
 

 ああ……姉さんみたいな被害が出ないなら、それもいいのか?」

この数年――――おおよそ人生の半分以上を復讐に執着していた少年は。
ぶつぶつと、浮ついたように呟いている。

「ぼくは、ぼくがどうなっても 悪いやつを 罪を犯したやつらを………
 それから、
死ぬつもり
で ずっと

 …………そういうなら、お前は、幸せな終わりを考えてるのかよ、ちゃんと」
(-307) 2021/05/30(Sun) 2:29:15
カストルは、クッキーの缶を抱えて自室の前でしゃがみこみ悶えました。
(a81) 2021/05/30(Sun) 2:30:53

【人】 小さな心 サルガス

>>73 昼過ぎ メレフ
「……がんこ、なんだもんな。ぼくも、そうみえるのかもしれないけれど。
 ぼく、あんまりだれかに話すの、とくいじゃないんだ。……お兄ちゃんだもの」

 いつでも、一人きりで頑張ろうとしていたのは、それが自分が立っていられる理由だから。
 口にしてしまえばそこから瓦解してしまいそうで。
 話し始めるまではさらに随分時間が掛かった。どうしても、誤魔化してしまいたいように。
 黙りこくっていれば背中に隠していられるのではないかと、状況は拮抗していた。
 それがずいぶんと続いて、埒が明かなくなってしまってから、ようやく口を開いた。

「……教員棟を、さがしてみてたんだ。
 こんなにたくさんいなくなったから、一人くらいは見つかるかもしれないと思って。
 森の中にひとをかくすのは、たいへんだから、そっちじゃないかなってかんがえたんだ」
(75) 2021/05/30(Sun) 2:33:35

【秘】 徒然 シトゥラ → 水底はやがて煌めく シェルタン

「愛なんてなかった、……そう。
 そうか。……大人で違うのかないや、わからないか。
 ありがとう教えてくれて、……そして、辛かったのならごめん。
 気づいてあげられなかったから、『悪い大人』のもとに連れて行かれることを」

 盲目的な大人への信頼、
 全てが消えるものではないが一つ一つにほころびができて。
 自分のしたことに悔いはないとも
 あなたには辛い思いはさせたくなかった本心が揺れている

「時間……?
 好きにすればいいさ、
 いい子のボクは子供たちが好きで、大人が好きなんだから。

 そういえば夢ができてね。
 そのために、ボクは大人の言うことを聞き続けることにしたんだ。
 だから止まることはできない。
 もし止められることができたらそのときは、
 本当に正しいことがわかるときだ」
(-308) 2021/05/30(Sun) 2:41:30

【秘】 徒然 シトゥラ → 水底はやがて煌めく シェルタン

「壊れているんだよ、今のボクは。
 それでも、みんなに会いたい。そして"救いたい"。
 子供の力だけでできやしない。
 だから……"大人"になろうと思っている」

「みんなを見ても責められない、手を差し伸べられる大人になる。
 その為になら、愛されなくたって構わないんだ。
 だから、シェン。
 あなたには止められない、その代わりあなたも止めない。
 ……なにかほしいものがあったら教えて」

「できる限り、用意するから。
 それか……ボクたちがうまく行けばご褒美をもらえるんだ。
 なにをしたいのか、納得させてくれたら手伝ってあげる」

「ボクは、まだ、あいされたい」
(-309) 2021/05/30(Sun) 2:43:07

【墓】 『使える人間』 ルヘナ

>>中庭 サルガス

 差し出された手を取ろうとして、一度止まる。
 昨日は自然とルヘナ自身から差し出されていたはずの、
 
震えた手が一瞬躊躇って、

 ……ほんの数秒だけではあるが、そっと握り返して。

「……俺には、もったいない言葉だよ……ありがとう」

 なんとか、絞り出すようにそれだけ。
 感謝の言葉を絞り出した。
(+66) 2021/05/30(Sun) 2:46:03

【秘】 がんばれる スピカ → 『使える人間』 ルヘナ

あなたの震えが、伝わってくる。
無理させているのはわかる。
でも、だからこそ、安心させたい。
そう思って、あなたの手を強く、
ぎゅっと握った。

食堂のパン作りに少し関わっていただけの、風紀委員。
『悪い大人』にも全く関わりのなかった彼女には、
あなたの背負ってきたものも、
あなたの受けた仕打ちも、何ら軽くすることはできないけれど。

「私、もっと頑張れるのよ。
 もちろん、あなたのためにもね。
 だから、頼ってほしいわ」
(-310) 2021/05/30(Sun) 2:47:28
スピカは、ルヘナの手を、しっかりと握った。
(c96) 2021/05/30(Sun) 2:49:29

スピカは、ルヘナのためならもっともっと頑張れる。
(c97) 2021/05/30(Sun) 2:51:17

【秘】 徒然 シトゥラ → 空回る思い メレフ

「……ボクが壊れない限りやってみせるよ。
 それ以上にきっといい案はあると思う、
 この施設を変えようとする子どもたちや
 メレフが言ったような"大人"はいる」

「気の長い話で待てないのならば、また考え直すから。
 ……メレフ。どうか死んだり、無茶をしないで。

 子供のボクができることができなくてごめんね。
 頼れる大人を知らなくてごめんね。
 幸せは、もうわからないから……
 ボクは大人に都合のいい存在として
 早くみんなに手を差し伸べられるようになることだけを目指すよ」

 それしか、できることがないんだ。
 弱い子供一人で、できることなんて限られている
(-311) 2021/05/30(Sun) 2:54:05
がんばれる スピカは、メモを貼った。
(c98) 2021/05/30(Sun) 2:55:33

【独】 『使える人間』 ルヘナ

 カストルとポルクスはずっと近くにいた。
 メレフに近づいた。たまたまそばにいたから。
 ルヴァに近づいた。守ってくれるといったから。
 レヴァティに近づいた。心が乱されたから。
 シトゥラに近づいた。ずっと前から近かった。
 シェルタンに近づいた。連れて行かれると知ったから。
 ブラキウムに近づいた。たまたま興味が湧いたから。
 サルガスに近づいた。小さくてあたたかかったから。
 イクリールに近づいた。近しいものを持つ子だから。
 スピカに近づいた。報われてほしいと願ったから。

 ……他の誰が『いなくなって』もいいと思っていた。
 知識さえ満たされれば関係ないと思っていた。
 俺自身が『いなくなる』ことだって気に留めていなかった。
 『いなくなった』ところで特に問題がないと思っていた。

 なのに、ただ知識欲のままに関わったはずの人達が、
 もたらしてくれた情の眩しさとあたたかさに震えている。

 こころがいたい。
 いきがくるしい。

 俺だけは、お前たちのそばにいちゃいけないんだよ。
(-312) 2021/05/30(Sun) 3:00:24

【人】 小さな心 サルガス

>> 中庭 ルヘナ
 握り返された手を取る。少し体温の高い指が、柔らかく力を込めた。

「ああ、……なんだろう。ゆるしてくれるんだなって、思ったかもしれない。
 これからのことが。いまここにいる君がどこにもいってしまわないよう。
 がんばるよ、ぼく。もうだれも、なんかいも、だれかをとられてしまったりしないよ」

 触れ合うことができるのか、不安に思っていたのは少年も同じだった。
 何も出来ず、連れて行かれるのを是としてしまった有象無象の一人に過ぎない自分を。
 また手をとってくれたことを、とてもとても大事なものだとして。
 手繰った手は、そこにある形を確かめるようにきゅうと握った。
(76) 2021/05/30(Sun) 3:03:08

【秘】 水底はやがて煌めく シェルタン → 目明き ブラキウム

/*

どうやら腹を括るしかないようね・・・歓迎するわ。

大まかな骨組みはそちらの案で大体大丈夫よ。でも確かに、”受けたことを丸っきり忘れる”と不都合なことが多くて(治療で好転したタイプの子だから)、そのあたりは弄らなくてはいけないわね。

だから運営Tの意見そのままでもいいし、そう、発展させるなら、もう一歩大人に働きかけて”シェルタン君が朝食の席で出し物をするらしいから見てあげるように”まで言わせたり。

そこに原始的な働きかけも併用して、シェルタンの潔白か『いない』生徒の強度を足す、どっちかを通す感じで・・・回していくとか・・・

この案、事前に仕込むことが多すぎて爆裂しそうだわ。全体チャットで転がしてけばいけるかしら(何も4日目なったらすぐやるってわけでもないしネ)
(-313) 2021/05/30(Sun) 3:03:41

【秘】 『使える人間』 ルヘナ → がんばれる スピカ

 強く握られた手のおかげか、手の震えは止まって。
 ……震えは、肩に。身体に。
 ほとんど身長が変わらないあなたを盾にするように
 ほんの少しだけ移動して俯いたルヘナの眼鏡に、
 ぱた、ぱた、と雫が落ちていく。

 
笑顔を向けられる度、必要だと言われる度、気にかけられる度、

 
彼らを『捨てて』『裏切って』まで知識を求めようとした罪が、

 
この地獄が続くことを願う『彼』を支持し許し続けると誓った決意が、


 
苦しくても自らの立ち位置を変えるつもりがない自分のこころをぎりぎりと締め付けて、

 
ころしそうになる。


 
「……すこし、いたいんだよ、スピカ

 
 くるしいよ、ごめん、ごめんなさい……」
(-314) 2021/05/30(Sun) 3:20:50

【独】 わるいおとなの ラサルハグ

え!?!?白チャ、というか子供たちめちゃくちゃ熱くないですか!?!?!?

見えなくなった子たちと、生存者としている子たち、手を取り合って前に進もうとしてる!!

すごい!!地獄に光が差してきた!!!!最高!!えっ、熱い展開じゃないですか!?!?!?

先生嬉しいわ!!!

先生、嬉しくて

嬉しくて
(-315) 2021/05/30(Sun) 3:48:49

【独】 わるいおとなの ラサルハグ

虐めて盛り上げたくなるよ
(-316) 2021/05/30(Sun) 3:49:29

【秘】 徒然 シトゥラ → 『使える人間』 ルヘナ

「……嬉しい?」

 自分も嬉しい、ルヘナが喜んでくれるから。
 
 …初めてなのは同じ、だ、
 初めて嬉しいと思った、だからこそ……忘れないで刻みつけたい。
 この感情に当てはまる言葉を壊れたボクはわからないんだ。
 ただ、あいしてほしいと泣き叫びたくなるような子供の声をどこかで聞こえた気がして耳をふさいだ。


 白く瑞々しい肌を思いのままに堪能する。
 身を捩らせるルヘナを見ながら、下腹部を目指して指を這わせていく。

 最初は優しく、徐々に強く揉みこんで。
 親指で裏筋をゆっくりとなぞり、焦らすように。
 押さえつけながら撫でるように愛撫をし、上下に動かす。
 滴の滲む先端を、指先を添えるように軽く握り、指の腹で撫で回した。
 呼吸を奪うように再び口付けをしながら、執拗に扱いていると
 痙攣し出すからだを満足そうに眺めた。
(-317) 2021/05/30(Sun) 3:49:54

【独】 わるいおとなの ラサルハグ

前に進むためには障害が必要であり

壁を越える感動を得るには乗り越える壁が必要であり

子供達が成長するためには大人という敵が必要だろう
(-318) 2021/05/30(Sun) 3:51:41

【独】 わるいおとなの ラサルハグ

この度は私ラサルハグをお招きいただき誠に恐悦至極

このラサルハグ、誠心誠意快く迎え入れてくださった愛しき子供達の宴を盛り上げるべく

悪い大人を演じる事を誓いましょう
(-319) 2021/05/30(Sun) 3:53:38

【独】 わるいおとなの ラサルハグ

子供達、愛しているよ
(-320) 2021/05/30(Sun) 3:54:05

【秘】 徒然 シトゥラ → いたがる ルヘナ

 ―――達しようとしまいと、関係はなく

 迸りを指先へ絡めて、双丘の間へ滑り込ませ
 中指をゆっくりと差し込む。

 怯えたように窄まる蕾が指を圧搾した。
 少しも躊躇しながらも、指の腹で円を描くように旋回させる。
 二本の指が入るようになるまで丹念な愛撫を繰り返し、
 身体を優しく開いていった。

 
すべて本の知識であるが。


「(こんなに楽しい≠アと、早く大人はボク達に教えるべきだ)」

シトゥラは勤勉で真面目で、そして好奇心旺盛な真に正しい教育と知識を求めるものである


 機嫌はよさそうに、
 漏れる声と本能で抵抗する力をすべて押さえつけて
 快楽と共にその身体を解していき昂ぶりをあてがうのはすぐであった
(-321) 2021/05/30(Sun) 3:58:45

【独】 徒然 シトゥラ

そう気づいてしまったんですが。
大人に従順なRPをするとですね、中庭の彼らと会話ができないんですよ。
話が本当に盛り上がらなくて申し訳ないです。
高等部沈没って感じ。
次の世代、盛り上がってください、よろしくお願いします。
(-322) 2021/05/30(Sun) 4:00:35

【置】 徒然 シトゥラ

 ――――こっそりはいった美術室の中にある
 生徒会である権限を少しだけ℃gって入った準備室。

 画板と紙があれば、あとは鉛筆だけでいい

 いつも引っ張ってくれた風紀委員の少女を
 優しさと温かさを与えてくれた幼い少女を
 知識を与え、与えられる仲間である少年を
 愛を求める姿に尊敬をした、友人の少年を
 一枚一枚大切に描いた。

 そして皆の食堂へ、誰も居ない時間に置いておく

 だれにもしられていない、大人も知らない特技。
 彼らの求めたいい子に、個性は必要なかったのだから

「……会いたいな」

 たとえ自分が卒業したとしても

「会えるようにならないと」

 そのためには、
(L9) 2021/05/30(Sun) 4:47:17
公開: 2021/05/30(Sun) 7:45:00

【秘】 わるいおとなの ラサルハグ → いたがる ルヘナ

"この場が彼らと語り合うのを許しません。"

その言葉にただ黙って目を伏せた。言外から貴方を肯定している。

「随分冷静な判断だ。確かに君一人で決められる話ではないだろうけれど……」

……けれど。
身も世もなく泣いて吐露して「貴方と話したい」と、好きな子達に助けを求めてもいいんじゃないか?
貴方はまだその行為を糾弾される程育ちきっていない。大人の自分とは違う。子供らしく我儘を言ってもいいだろうに。

そんな願いを飲み込み喉奥へ無理やり追いやった。目の前の子供は既に極めて現実的な視点で物事を見ることが出来るのだから、自分の願いのような甘ったれた事などしないだろう。

「……。……けれど、貴方は多くの子供達の視界からほんの少し『いなくなった』だけ。
忘れ去られたわけでも死んだわけでもない。それをどうか覚えていてね」

代わりの言葉を吐き出す。

(-323) 2021/05/30(Sun) 5:46:13

【秘】 わるいおとなの ラサルハグ → いたがる ルヘナ

「諦めて考える事を放棄するのだけはしてはいけないよ。全てを捨てて動かなくなってしまえば、それこそ他人の世界から『いなくなってしまう』だろうから。

……貴方は賢い子のようだから心配は要らないかもしれないけれど」

困ったような顔をしてそう語りかける。自分は貴方よりも年上で、大人の筈なのに。貴方の痛みを払拭できるような具体的な助言を述べてやる事ができない。
当然だ。自分はカウンセラーではなく、ただの"狼"たちの使い走りでしかないのだから。


苦し紛れの代わりの言葉を吐き出し終えると、困った顔をした大人は少し躊躇う素振りを見せてからゆっくりと貴方へ手を伸ばす──。
(-324) 2021/05/30(Sun) 5:47:58
ラサルハグは、ルヘナの頭を撫でた。
(t5) 2021/05/30(Sun) 5:48:18

ラサルハグは、ルヘナの頭をそれはもうすっごくすごーーーく撫でた。
(t6) 2021/05/30(Sun) 5:48:41

ラサルハグは、ルヘナの頭をわしゃわしゃわしゃーーーっ!!!
(t7) 2021/05/30(Sun) 5:49:03

【秘】 わるいおとなの ラサルハグ → 空回る思い メレフ


晩御飯はおうどん!お腹に優しくていいじゃないの!

それじゃあ遠慮なくお仕置きしにいくけれど、一つ朝ごはんちゃんに質問があるわ。

白チャ進行によるオーディエンスへの見せつけプレイって興味あるかしら???


もし興味があるなら……秘話ではなく白チャにして
メレフの公開お仕置きプレイを皆に見てもらうとフロアが盛り上がりそうな気がするのだわ、アタイ。


生存組と墓下組がついに接触し、固い絆が生まれようとしているのを退勤後に見て私……感動しちゃったの。帰宅中泣きそうになったわ。
そこに貴方の公開処刑をぶち込むの。 有象無象の子供達に大人は怖い人間だと再認識させるように刷り込むの。貴方と仲のいいサルガスはじめお友達のPLに見せつけるの。
きっと刺激的よ。


……以上が私からの提案だけど、勿論無理強いはしないわ。キツかったら遠慮なく断ってね。私は朝ごはんちゃんの心身を最優先したいので、そちらの希望を第一に動く予定です。 かしこ。
(-325) 2021/05/30(Sun) 6:01:16

【秘】 空回る思い メレフ → わるいおとなの ラサルハグ

/* とっても素敵な提案ですわね!
表がかなりシンとしておりますし、中庭の喧騒から離れたところですから、スムーズに導入も行えて最高でしてよ!

暴力性暴力オールフリーですから、
"大人に逆らったクソガキ"
に相応しいお仕置き、楽しみにしておりますわね kiss

ちなみにおうどんは讃岐でしてよ
(-326) 2021/05/30(Sun) 6:47:10

【秘】 空回る思い メレフ → 水底はやがて煌めく シェルタン

「う、ぐ……あ゛……っ」

シェルタンの甘い嬌声をBGMに、男達はメレフの身体を"使えるように"各々動いている。
少年は後ろを乱暴に解されながら、別の手によって前を強く握って擦られる。
痛みと、気持ち悪さと 
ほんの少しの快楽


また他の手によって痣を強く押され痛みを与えられれば、無意識に体を丸めて防御態勢に入ろうとするが 肩を抑えつけられそれも叶わず。

「いっ、ぅ…………や、くそ、も、はな…………っ、―――!」

込み上げる射精感。全く経験がないわけではない。
けれど、他人の手によって導かれるそれは、ほんとうに気持ちが悪くて。

真っ白な顔を横に振り、唇を噛みしめて。
男の手の中に精を放った。 屈辱と、絶頂の余波で体が震える。

(-327) 2021/05/30(Sun) 7:14:51

【秘】 空回る思い メレフ → 水底はやがて煌めく シェルタン

くったりと、地面に弛緩した体を預けている。

程なくして、傍に横たえられた友人の体液にまみれた姿を見て 大人への怒りと、何も出来ない自分への情けなさが湧き上がってくる。

「……」

作り変えられた体で、快楽に溺れる声を聴いた。
本当に、クソどもが。

「――――な……」

そうしていると、まだずり下ろされただけの状態だったズボンが取り払われる。
このまま終わるだろうかと思っていた少年は、目を見開いて体を起こそうとする。 
痛い。
(-328) 2021/05/30(Sun) 7:23:48

【独】 キミの ポルクスと カストル


>>t7

『「……」』


(-329) 2021/05/30(Sun) 7:36:02

【人】 空回る思い メレフ

>>75 サルガス
「家ではそうかもしれないが、ぼくたちの前じゃあどっちかっていえば弟だろ。
 どんなことだって支えてやるから」

本当に、一人で抱え込む癖は自分とよく似ていて。
他人事だとはもう思えなくて。

このまま何も言わなかったら、とまで考えたが、口を開いてくれてひとまずほっとする。

「教員、棟…………そうか。ぼくの部屋の前で、言っていたな…
 おまえは、シェルタンやルヘナを探すために 大人に見つかるかもしれないのに、向かっていたのか」

あの時、引き留めるべきだったのか。余裕がなかった自分を悔やんで。
ベッドの端に浅く腰掛けて、話の続きを聞く。
(77) 2021/05/30(Sun) 8:26:07

【秘】 いたがる ルヘナ → 徒然 シトゥラ

「ああ、……なん、だろ、勘違いしそう、」

 
自分に与えられているものがあなたから与えられる無償の愛だと。

 
(そもそも愛ってなんだろう)

 
自分はあなたに愛されるくらいいい人間なんだと。

 
(いいや、俺はそんなかわいいものじゃない)

 
自分はあなたを愛していい人間なのだと。

 
(『いなく』なる人間からの愛をお前は受け取ってくれるのだろうか)


 そう思考を巡らせる間にも、
 すっかり兆しを見せていた下腹と主張をする熱は
 あなたの与える刺激に分かりやすく震えている。
 何かしらを返し与えたいと願った手は
 たどたどしいながらもあなたの衣服を寛げていくだろう。

 そうして、自分でただ処理するだけだった精の吐き出し方を、
 
他者からもたらされる吐精に繋がる快楽を覚えた身体

 あなたの咥内だけで収まらない甘い鳴き声とともに
 その知識の定着を示すかのように白濁を吐き出した。
 

「あ、っ――……あは、」

 情欲にすっかりとらわれた少年は、体内に侵入する違和をも
 快楽だと認識してしまい、笑いを零す。
 肉体のほうがまだ正常に動いていようとも言える状態で、
 固く閉ざされたその窄まりに己自身がもどかしく焦れている。
 丁寧に開かれていく間に漏れるうわ言のような声は
 「すき」「いい」「もっと」を幾度となく呟いた。
(-330) 2021/05/30(Sun) 8:47:42

【秘】 いたがる ルヘナ → 徒然 シトゥラ

 その中で、自分のものとは異なる肉体をしたあなたの
 機嫌のよさに気付き、こちらもまた喜びを抱いていたからこそ、
 
すぐに与えられたソレへの反応が遅れて。


「っう、――あ……?」


 一瞬、何も分からなくて。
 その直後に指と明らかに異なる圧迫感への異常と
 開かれたことで生じた痛みに喉からは呻きが漏れる。
 苦痛を耐えるために何かに縋ろうとした指先は、
 苦痛を与える張本人であるあなたに爪を立てた。

いだ
、っ、や、いたい、待って、
 苦しい痛い、
たすけて
、シトゥラ、
 ……いま、まだ、」


 動けない。動いてほしくない。痛い。苦しい。
 怯えたように紡がれる声に高揚の色はなく、
 それでも瞳にはあなたを求める熱と被虐欲求が滲む。

 
落ち着くまで待つか、その"楽しみ"のままに蹂躙するか、

 
その判断はあなたに委ねられる。
(-331) 2021/05/30(Sun) 8:49:29
ルヘナは、ラサルハグに撫でられた。
(c99) 2021/05/30(Sun) 8:51:03

ルヘナは、にそれはもうすっごくすごーーーく撫でられた。
(c100) 2021/05/30(Sun) 8:51:11

ルヘナは、ラサルハグにそれはもうすっごくすごーーーく撫でられた。
(c101) 2021/05/30(Sun) 8:51:23

ルヘナは、ラサルハグに頭をわしゃわしゃわしゃーーーっ!!!
(c102) 2021/05/30(Sun) 8:51:33

ルヘナは、ラサルハグを文句を言いたげに見ている。
(c103) 2021/05/30(Sun) 8:51:47

【独】 いたがる ルヘナ

/*
 えっちなロールってどのくらいの進行速度で
 やり取りするか悩むよね!
 結構じっくりねっとりずっぽり打ち合うことが多いから、
 こういう速度でいいんだなーって知見を得られて嬉しい。
(-332) 2021/05/30(Sun) 8:55:27

【秘】 いたがる ルヘナ → わるいおとなの ラサルハグ

「――何するんですか先生。髪ぐちゃぐちゃになったんですけど」

 端的にあなたに抗議した。
 諸々隠しても仕方ないと思い始めた可能性がある。

「諦めて考える事を放棄できたら、こんなに痛くないでしょうね。
 元々『知識』以外を捨ててきた人間です、
 そこに他人の存在を求めていたわけではなかったんですけど」

 知識以外を捨てた。つまり、ルヘナは既に友人や仲間を
 『捨てて』『利用して』『裏切る』ものとして
 認識し振る舞っているのだと、あなたは分かるかもしれない。
 『大人に従う子供達』の協力者として、
 "魔術師"を名乗っていた少年。
 たまたま『今』大人に欲されたから呼ばれただけで、
 『いなくなる』前から友人達と一線を画していた少年は、
 あなたにとってある意味同類なのかもしれない。


「彼らから向けられる優しさが痛いんですよ。
 自分はそちら側にいられないから手を伸ばさないでくれ、って」
(-333) 2021/05/30(Sun) 9:10:02

【人】 小さな心 サルガス

>>3:77 昼頃 メレフ
「そんなことは、ないよ。メレフだって、みっつしか違わないもの。
 このなかで、きみたちは忘れがちかもしれないけれど……ここにいる子は、みんなこどもなんだ」

 年長者が年少のこどもの面倒をみるような環境では、それが一つの社会になる。
 けれどもここの子供たちがどれほど功を成しても、外で一人前と見做されるのは難しい。
 店は持てないだろう。剣は勝てないだろう。屋号を受け継ぐなら家の事から始めなければ。
 ここがとても特殊な空間だということを、市井のこどもは知っている。

「うん、それで。あいている窓があったから、雨樋をのぼってのぞいてみたんだ。
 中はまっくらでよく見えなかったけど、ひとかなにかがいるみたいにみえた。
 こんなひるまに、暗くしてるのに。

 ……そしたら指をすべらせて、落ちちゃったんだ。なんとか、なったけど」

 シャツのボタンを少し動きの滞る指で外す。本当は普段の動きをするのも大変だ。
 横倒しのまま肩をはだけると、肩から胸にかけて巻かれた包帯が見えた。
 右肩から背中にかけては、薄皮一枚剝いたかのように赤と、青との入り交じる痣ができている。
 疲労骨折や気胸を危惧して、強く固定しているのだろう。
 それから、それとは関係なく。鎖骨から胸の下部までかけて、定着しきった傷が一本。
 けれどもそれ以外に目立った傷はない。転ばされ、けつまずいたものはあるかもしれないけれど。
(78) 2021/05/30(Sun) 9:28:44
いたがる ルヘナは、メモを貼った。
(c104) 2021/05/30(Sun) 9:33:13

空回る思い メレフは、メモを貼った。
(a82) 2021/05/30(Sun) 9:37:20

【秘】 いたがる ルヘナ → 水底はやがて煌めく シェルタン

 ルヘナが持ってきた飲食物の中に、
 あなた宛ての手紙が紛れ込んでいる。

   『二人でだったらどこでもいい、少し時間をくれ。
    お前に伝えなければいけないことがある』


 話す場所については特に指定がない。
 盗み聞きされてしまう分には仕方ないが、
 皆の前では話したくないことなのだろうと伺える。

/*
 反魂を受けるであろうあなたに伝えておきたいことがありまーす!
 他の人から聞いたことがあるかもしれませんが、まあ、まあ。
 イベントにしても秘話にしてもオッケーなのでツリーに余裕があるようでしたらなにとぞ。
(-334) 2021/05/30(Sun) 9:51:31

【秘】 空回る思い メレフ → わるいおとなの ラサルハグ

/* 大人のあなたなら知っている情報を置いておきますわね。
・"治療"を受けた姉が11年前に自殺している
・メレフは『人肉以外を体が受け付けない病気』を抱えており、普段から栄養がほとんどとれていない
・入学当初からおとなを目の仇にしている

以上になりますわ!よかったらお使いくださいましね
(-335) 2021/05/30(Sun) 9:52:28

【秘】 わるいおとなの ラサルハグ → 空回る思い メレフ

おうどんは讃岐!あら〜〜〜本格的じゃないの〜〜〜(?)

乗ってくれてありがとう!!最高よ朝ごはんちゃん!!
では白チャで始めるとして、何時から始めようかしら。
大変申し訳ないのだけど夜勤明けでちょっとまだ眠いのであと1時間半ほど睡眠取らせてほしいのだわ…sorry…

こちらは本日休みでオールフリーなので、起き次第いくらでも付き合えるのだわ。

多分またてんやわんやになると思うので遅くても日付更新の20時までには終わらせる予定よ。

(あとえっちなお仕置き期待してたら申し訳ないので先に謝っておくわね。メレフを傷つける方向で行くのでえっちではないわ)
(-336) 2021/05/30(Sun) 10:09:42

【秘】 わるいおとなの ラサルハグ → 空回る思い メレフ

とか言ってたらなんだか物凄い爆弾ぶちこまれたわ。

情報ありがとう。話のフックとかに利用させてもらうわ!
機械的にご飯を大量に食べていたのはそういうことだったのね。メレフ……………………
(-337) 2021/05/30(Sun) 10:10:07

【独】 わるいおとなの ラサルハグ

大人だから子供たちのほうから情報開示してくれるのだけど非常に興奮しますね!大人という立場、サイコーーーー!!!
(-338) 2021/05/30(Sun) 10:11:13

【独】 わるいおとなの ラサルハグ

ところでサルガスの人のロール、特に地の文いいなあ
これ絶対頭のいい人が書いてるんだと思う 現実味がある
(-339) 2021/05/30(Sun) 10:13:47

【独】 わるいおとなの ラサルハグ

ところでルヘナも喋れば喋るほど好きになっちゃうよ〜〜〜賢い子だね〜〜〜対する先生がこんなにも頭悪くてごめんね〜〜〜俺の顔に免じて許してくれ〜〜〜
(-340) 2021/05/30(Sun) 10:15:42

【独】 わるいおとなの ラサルハグ

ところでラサルハグは何歳?

(29)26n32
(-341) 2021/05/30(Sun) 10:25:59

【独】 わるいおとなの ラサルハグ

29歳

うーーーん本当にギリギリアラサー
(-342) 2021/05/30(Sun) 10:26:33

【独】 キミの ポルクスと カストル

(⦅……道連れ、かぁ)⦆
(-343) 2021/05/30(Sun) 10:46:43

【秘】 あなたの盾 スピカ → いたがる ルヘナ

何か、とても大事で重いものを抱えている、
とスピカは思った。

スピカが頼りたかった彼は、
ずっと年下で。
だから、本当は守るべき相手なのだ。

もしも、この一連の事件の責めの一端が
あなたにあろうとも。


スピカは絶対にあなたを責めない。


いたがるあなたを見て、
そっと手を握る力を緩めた。

「ごめんなさいね、加減がわからなくて。
 ……苦しみは、吐き出せるなら吐き出したほうがいい。
 あなたは、もっと人に甘えてもいい」
(-344) 2021/05/30(Sun) 11:07:20
スピカは、ルヘナを庇うつもりだ。
(c105) 2021/05/30(Sun) 11:09:09

スピカは、ルヘナを支えようとした。
(c106) 2021/05/30(Sun) 11:09:19

【秘】 空回る思い メレフ → わるいおとなの ラサルハグ

/* 何と私がお仕事のため置きレスになるのですけれど、13時から休憩なので置いといていただければ良い感じにお返事いたしますわ!

傷付ける方向のお仕置き so えっちで最高でしてよ

(-345) 2021/05/30(Sun) 11:55:45

【独】 いたがる ルヘナ


 
やさしくしないで。


 ……お前だよ。
(-346) 2021/05/30(Sun) 11:58:27

【秘】 水底はやがて煌めく シェルタン → いたがる ルヘナ


 よく手紙が来るな……と独りごちて、
 喉を潤しながら文面を読んでいた。

 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

「で。有り余る時間を割きに来たわけなんだけど。

 どうした?隠し事の一つや二つ、
 今更もう驚きやしないから何でも言ってみろ」

 適当な時間、場所。

 顔を見かけたらすぐに声を掛けて、
 人目につきづらい物陰にでも誘うだろう。
(-347) 2021/05/30(Sun) 11:58:56

【秘】 いたがる ルヘナ → 水底はやがて煌めく シェルタン


「俺達、時間だけは有り余ってるからな」

 ある意味、『いなくなった』者の強みかもしれない。
 孤独じゃなくなったのなら、
 膨大な時間もある意味余裕へと変わってしまうのだろう。

 だから二人がこうして語らう時間は特筆すべきことではなくて。
 周囲を一度見渡してから口を開く。

「端的に言うよ、
俺はお前達の味方になれない。

 お前に近づいたのも『連れて行かれる』と分かっていたからで
 他のヤツに対して協力を持ち掛けたのも紛れ込むためだ。
 ……騙して悪かった」
(-348) 2021/05/30(Sun) 12:12:16

【人】 褐炭 レヴァティ

>>53 夕方の屋上

 レヴァティは結局、授業の間もずっと寝ていた。
 夢見が悪いのだろうか、うなされている。>>L8
(79) 2021/05/30(Sun) 12:17:48

【秘】 いたがる ルヘナ → あなたの盾 スピカ


 
「……ありがとう」


 本当に、本当に小さな声がした。
 あなたに痛いと訴えかけたくせに、
 あなたの手を先程よりも強く握る。

 
あなたの力になりたい自分と。

 
あなたの力になれない自分と。

 
強くなりたいと願う、自分と。


 ……しばらくして、隣から聞こえてくる嗚咽が収まった頃。
 小さく笑う声の後に今更ながらツッコミが投げかけられた。

 
「その言葉、そっくりそのまま返してやるよ」
(-349) 2021/05/30(Sun) 12:20:00

【秘】 目明き ブラキウム → 水底はやがて煌めく シェルタン

/*
そうなのよね。
こども側に忘れていい理由がないし。
それじゃ、お偉いさんの大人に忘れてもらって出し物のことを指示するように言いくるめた、みたいなのをさらっと置き手紙で描写しちゃおうかしら。それならそんなに手間もかからないし、具体的なことは想像にお任せする感じで…!

原始的な方もやった方がいいならこちらがするけれど、強度を増す案はそちら側で計画してたみたいだしお任せしたほうがいいかしらね。折角だし!
(-350) 2021/05/30(Sun) 12:21:14

【秘】 水底はやがて煌めく シェルタン → 目明き ブラキウム

/*
助かるわ。反魂に関してはその段取りで。
原始的な方も全体チャットを賑やかす感じにはなるし、お願いしちゃうわね。

強度の方の案は計画、と言っても結構行き当たりばったりなもので、普段通りに、楽しそうに過ごす以上のことはないのだけれど……まあそう、結局、お話の筋書とかあまり関係なしに”通常発言が賑やかになれ”ば、それ以上の事はないわ!

じゃああとは覚悟がキマるまでひたすら精神統一してるわね・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(-351) 2021/05/30(Sun) 13:00:56

【秘】 わるいおとなの ラサルハグ → 空回る思い メレフ

あらお仕事お疲れ様だわ。私も今起きたから始めていくわね。

ところで大事なことに気づいたのだけどお仕置きする場所、希望はあるかしら。止められる可能性考慮すると中庭以外がいいかなと思うのだけど……
(-352) 2021/05/30(Sun) 13:08:46

【秘】 空回る思い メレフ → わるいおとなの ラサルハグ

/* よく行く場所は屋上か自室になりますわね
 中庭は和気藹々としておりますから、屋上から彼らを見下ろしながらできるのも素敵かと思いましてよ!
(-353) 2021/05/30(Sun) 13:19:42

【秘】 わるいおとなの ラサルハグ → いたがる ルヘナ

「ふふふ。ごめん。貴方みたいに上手く言葉を紡げないけど、でもどうにか気持ちを伝えたくて。つい」

我慢できないと言わんばかりに小さく笑い声を溢す。
拒まれないのなら水色の瞳を細めながらぐちゃぐちゃになった髪を指で梳いて整えようとするだろう。拒まれてもけろりとしているが。

「……そう。知識以外捨てられるのなら。
彼らの為に真実を白状してしまえば互いに楽になると思わない?時に手を振り払ってやるのも優しさだと思わない?

──欲するもの以外捨てられるというのなら。
その優しさも捨ててしまえる筈だよね?


貴方に降りかかる声は酷く淡々としている。

きっと全て捨てる事が初めから出来たのなら。
触れてしまいそうなほどに距離を詰めたあの時、眼に映る貴方が安堵の表情を浮かべる事もなかったのだろうけど。
(-354) 2021/05/30(Sun) 13:23:09

【秘】 わるいおとなの ラサルハグ → 空回る思い メレフ

あら〜!!素敵!屋上で楽しそうにする彼らを見ながらお仕置き!朝ごはんちゃんえげつないじゃないの!先生楽しくなってきちゃった!

分かったわ、それじゃあ支度してくるわね。貴方宛の白チャを投げたらはじめましょう。リアル等々あるし無理せず楽しみましょうね。よろしくお願いします。
(-355) 2021/05/30(Sun) 13:25:54
ラサルハグは、メレフのとある話を耳にした。とある時間帯のことだった。
(t8) 2021/05/30(Sun) 13:27:03

ラサルハグは、考え込んだ後、子供達についてまとめられた情報を隈なく洗い始めた。
(t9) 2021/05/30(Sun) 13:28:18

【秘】 空回る思い メレフ → わるいおとなの ラサルハグ

/* こちらこそよろしくお願いいたしますわ〜!
また何かあればいつでも聞いてくださいましね!
(-356) 2021/05/30(Sun) 13:28:44
ラサルハグは、有象無象の中から"口の軽い子供"を見繕った。
(t10) 2021/05/30(Sun) 13:29:02

ラサルハグは、席を立つ。どこかへ移動する。ヒールが、廊下で高らかに唄っている。
(t11) 2021/05/30(Sun) 13:30:02

シェルタンは、ラサルハグの横を通り過ぎた。少なくとも、お目当てではないだろうから。
(c107) 2021/05/30(Sun) 13:32:03

【独】 いたがる ルヘナ

/*
 ……なうぷれ、『心做し』。
 嫌だな……『心做し』の似合う人間……
(-357) 2021/05/30(Sun) 13:34:02

【秘】 目明き ブラキウム → 甘夢 イクリール

「そういうところが、本心なのかはぐらかされてるのかわからないんだ。
それが真っ白な仮面から出てきた時の恐怖はなかなかだったよ」

もちろん恐怖も既にないけれど。
盲目には少し刺激が強かった。
これから段々と慣らしながら隣を歩めば触れられるかもしれない。

「僕もたった数日で随分と変わった気がする。
はじまりは一人だったけど、少しずつ増えてきた。
それくらい、ここはもったいない場所だと思える。
いつか君みたいに……みんなを好きになれるかな。」

この手であなたを変えてしまうことが無くて、こちらばかりが負けてしまったようなほんのちょっぴり残念な気持ちはあるけれど。
変わってしまったあなたはきっと好きじゃない。
だからこれで良かった。
変わらない方がいいものもある。

「そうしよう。
みんなが集まったら賑やかでそれはそれは、楽しそうだね」

みんなのかおを思い浮かべる。
僕の好きなもののために。
なりたい自分になるために。
ふたりのこどもは同じ夢を見る。
(-358) 2021/05/30(Sun) 13:37:02
メレフは、少し体の調子が良くなってきたようだ。
(a83) 2021/05/30(Sun) 13:43:03

【秘】 いたがる ルヘナ → わるいおとなの ラサルハグ


「……お心遣い感謝します」

 あまり納得できていない様子でも感謝は告げて、
 整えられるがままに任せている。
 が、続く言葉の数々を聞けば次第に俯いていく。

「それ、は、」

 そのはずなのに。
 自分を欲しがってくれた人がいる。
 友達だと手を取ってくれた人がいる。
 白状してもなお、手を伸ばしてくれた人がいる。

 
その中には"大人"に従う子供もいるけれど。


「捨てる、ためには。俺はどうしたら」
(-359) 2021/05/30(Sun) 13:48:33
ラサルハグは、横を通り過ぎる時にシェルタンを一瞥した。私は貴方も見守っているよ。
(t12) 2021/05/30(Sun) 13:49:23

【見】 わるいおとなの ラサルハグ

>>メレフ

カウンセラーとして異動してきた大人は屋上にいた。
片手には何かを入れた紙袋を持ち、空いたもう一方の手は
有象無象の子供達の中から声をかけて連れ出した"比較的口の軽い子"の小さな手を握っている。


腫れ物扱いされる自分達大人ではあるが、幼い子供一人言うことを聞かせて連れてくるなど非常に容易い。
忌避していた大人に手を引かれてやってきた子供は忙しなく視線を、空いた手を、歩くのを止めた足を動かして居心地を悪そうにしている。

「ごめんね。急に呼び出して。貴方の力がどうしても必要だったんだ。

……メレフって子を知っているかな?高等部Bクラスのお兄ちゃん。
その子がね、『宿題』をしなくちゃいけないのだけれど、貴方にも手伝ってもらいたいんだ。×××、貴方は良い子だから。きっとお兄ちゃんお姉ちゃんたちの力になれる。大丈夫。

それにメレフが頑張ればすぐ終わるさ。きっとね


コートが地につくのも躊躇わず膝をつき、子供と目線を合わせて柔らかく言葉を紡ぐ。
(@1) 2021/05/30(Sun) 13:50:29

【見】 わるいおとなの ラサルハグ

>>メレフ >>@1

その一方で、大人はメレフの自室に手紙を出していた。
ほっそりとした文字が簡潔に並べられている。


やんちゃさんのメレフへ

『宿題』を出します。
他の子に迷惑をかけたくないのなら屋上まで来るように。


愛を込めて カウンセラー・ラサルハグ
(@2) 2021/05/30(Sun) 13:51:44

【人】 空回る思い メレフ

>>@2

「ーーーーカウンセラー」

手紙を受け取った少年は、眉を顰め 一度はそれを見なかったことにしようとする。

…しかし、これを無視することよりも 何かあったら始末できると考えて。

衣服を整えた少年は、屋上へ足を運ぶだろう。
(80) 2021/05/30(Sun) 13:56:23

【置】 キミの ポルクスと カストル

兄さん
【弟】
双子の ポルクス


『ねぇ、兄さん』「…‥あ、あ?」
『ボクたちさ、狂ってるよね』「まぁな」

「 『 
気にはなって る、
気に障る
」 』

「アレさ〜」『うん』

凄い嫌だごめん急に今更オマエらどこから湧いて出たうるさいどうしてだよごめんよいやルヘナは魅力的にみえるだろう。見えてなかったら目が悪いと思う。かわいくないとか。そういうやつらをカワイクしても良いくらいだ。仕方ない。あのシェルタン、サルガスとかいうごめんなさい二人は特に嫌いだ。アレを見聞きして、ると。シトゥラはオヒメサマと仲いいしな分からないんだよメレフって結構ボクらのこと理解しちゃってごめんねてなんか恥ずかしいねだからいいんじゃないかな。ルヘナも困るだろ?そうかも。なあ音が聞こえるんだよキースピカに飯やりに行くのちょっと楽しいよな。やっぱり人間は、ここでは?キーいってて、ずっと嫌いごめんな?だ。ルヴァはムリしてるけど、どうしようもないからオレらが出来るだけ、まあボクらが怖いのは……ごめんね時間が解決してくれたりとか?ごめんでもそうだ、ルヴァ団長はサルガスと仲良かったから緊急クエストはったんだった。ボクらじゃなくて、オレさまらよりかはサルガスと話、できんじゃねぇの?だろ?いっつも人がいっぱいいるしあんまり興味なかったけど、かわいいな。ルヴァ団長、守ろうぜ。ムリじゃないかなぁ。なんでだよ。一番怖いのはボクらでしょ?それにいい子で平和をまもるって確かに。なぞなぞ、なんとかなるといいんだけど。まぁルヴァ団長ファンクラブごめん、ごめん。みたいな感じだし、カリスマってあるよな。かわいく見えない奴には視力検査をさせろ。そうだね。


ダレが一番いらないとおもう?



元気そうで、楽しそうで、なぁ。
どうしてだ?ごめん、ごめんね。

やっぱり
分からない
んだよ。
(L10) 2021/05/30(Sun) 14:00:56
公開: 2021/05/30(Sun) 14:25:00
カストルは、ポルクスと共に、改めて決心した。
(a84) 2021/05/30(Sun) 14:02:27

カストルは、ルヴァのために、一部の草花の管理体制をより強固にした。
(a85) 2021/05/30(Sun) 14:04:14

【秘】 わるいおとなの ラサルハグ → 空回る思い メレフ

親愛なる朝ごはんちゃんへ

殴り込み来たい人が病院に殺到してるけどどうしようか?
私としてはやりたい事終えた後なら歓迎するけど、朝ごはんちゃん的にはどう?
(-360) 2021/05/30(Sun) 14:04:27

【秘】 あなたの盾 スピカ → いたがる ルヘナ

あなたの心に応えるように、
手を握り返す。
この握った手から、私の気持ちが伝わればいいのにと願いながら。
嘘。伝わって何もかも壊れるのは怖い。


「じゃあ……そういうなら……
 お互いに甘えればいいんじゃない?」

私は、本当は一人じゃ何もできないのよ。
とも呟いた。
(-361) 2021/05/30(Sun) 14:07:33
スピカは、ルヘナの手を握っている。
(c108) 2021/05/30(Sun) 14:12:29

【独】 わるいおとなの ラサルハグ

さてどうしようかな

ルヘナ可愛くて大好きだけど、こんな悪い大人に負けてほしくないんだよね

こちらに本当に落ちてこられても困っちゃうな そうなったら全力で愛するけど

私、子供達が成長するための踏み台になりたいんだよねーーーーーーーーー!!!!!
(-362) 2021/05/30(Sun) 14:14:39
シェルタンは、水面に手を伸ばす。
(c109) 2021/05/30(Sun) 14:15:27

【人】 目明き ブラキウム

>> 中庭

「大役かどうかは知らないけど、君は"いつも通り"にやればいいんじゃない?」

「そういうことなら、さっそく動かせてもらうよ。
大人がこのギムナジウムで子どもを利用しているなら、今度は子どもがギムナジウムを利用する番だ」

あなたが出会えた場所で。
あなたがやりたい事をやれる場所で。
あなたがみんなを守れる場所で。
あなたが多くを知れる場所で。
あなたがみんなを好きな場所で。

あなたがこれから変える場所だ。
(81) 2021/05/30(Sun) 14:17:03

【秘】 水底はやがて煌めく シェルタン → いたがる ルヘナ


「うん。……それで?」

 なんてことのない話を聞いたかのように、問う。
 許す、とも、許さないとも言わない。

 ただただ、”話の続き”を、待っている。

「騙してたのは、そうだな、良くないことだ。

 でもオレがひどい目にあったのは結構自業自得だし、
 ……それに、味方になれないって言いきる理由もわからない

 ま、例え、『心情的に絶対味方できない』なら。

 ルヘナ。アンタはこれから何をするんだ?」

 なんてことない日に、
 友人にこれからの予定を聞く、ように。

 琥珀色の瞳は、ただ、貴方を見ている。
(-363) 2021/05/30(Sun) 14:20:29

【秘】 キミの ポルクスと カストル → いたがる ルヘナ

あっヒンヒン言いながら二人が戻ってきました。

台風の目、義理堅く友人としては、いい奴でアホ。
身内に大変甘く、大変弱い二人


クッキー缶を抱えています。
『……「遅れた、ちょっと草とかみて』
ルヴァ団長が、普通にたのしめるくらいの処理
」ん、あー……
そう
あと、花収穫してきたし」折角だから。久々に花まとめてみたよ』
花瓶も、てきとうなのえらんだ
(-364) 2021/05/30(Sun) 14:21:19

【墓】 甘夢 イクリール

>>79 夕方の屋上

「……レヴァティ。」

ぽつり、『いない子』の声が転がった。
イクリールは、レヴァティの事だって知っている。
直接話した事こそ無いけれど、
周囲の所感を聞き、その行動を見てきた。

魘される子どもには、その声は届かないかもしれない。
けれど、傍に居る事はできる。
それが許されるなら。

たとえそうでなかったとしても、或いは。
たとえ立場が違えども、同じ事をしただろう。
(+67) 2021/05/30(Sun) 14:23:52
カストルは、ポルクスと相談して、ルヘナに花束を贈った。
(a86) 2021/05/30(Sun) 14:24:51

【秘】 わるいおとなの ラサルハグ → いたがる ルヘナ

「そうだなあ」

慈しむように髪を梳く指はゆっくりと下へ流れていく。
大人の細く長い指が、大きな両手が、貴方の形のいい頬をそっと挟み込む。

「同じことをするのはどう?
貴方もあちらを『見なかったことにする』といい。


呼ばれなかった子達が貴方を『見なかったことにする』のと同じように。
貴方も彼らの優しさを、言葉を、姿を『見なかったことにする』。

それなら嫌でも捨てられる……そう思わない?」

吐息が肌を撫ぜるくらいに顔をぐいと近づけて。
大人は囁く。
甘く、甘く。
蕩かすようにそっと耳へと吹き込んでいく。

「ねえ、ルヘナ。私の可愛い子。
もし本当に言葉に乗って、苦しくなってしまったら。ううん、そうじゃなかったとしても。

いつでもこちらにいらっしゃい。


優しく抱きしめてあげる。
貴方をずっと見てあげる。

どんな貴方も、わたし[おとな]は見捨てないからね
(-366) 2021/05/30(Sun) 14:26:43

【独】 あなたの盾 スピカ

あなたのことが好きと言いたかった。
(-365) 2021/05/30(Sun) 14:26:54

【秘】 いたがる ルヘナ → あなたの盾 スピカ


「そうだな、今は……
 今だけはそれも許されるだろう。

 ……時間はある、ゆっくりやっていこうか」


 自分の身の振り方を決めかねている。
 より正しくいうならば、迷っている。

 皆のそばにいたがる俺が、
 『彼』のそばにいたがる俺が、
 いたがりながらも立てる場所は。

 ……悩みの渦中にはあるが、それでもどこか心は穏やかで。
 いつしか手の震えもすっかり収まっていた。
(-367) 2021/05/30(Sun) 14:29:21

【秘】 水底はやがて煌めく シェルタン → 徒然 シトゥラ


「……シトゥラ」

 名前を、寂し気に呼ぶ。

「そう、だから……そうだ。
 嫌いな子、好きな子、そんなのはあって当然だけど。

 せめて、”理由無し”に、
 誰かが無視されて、爪弾きにされないような場所で。
 シトゥラには、大人になって、居てほしいから」

 独りぼっちである必要は誰にもないから。

「オレは変えるよ。
 自分の次は、自分以外の、変えられるものを。

 それが上手く行ったとき。
 オレは、シトゥラに心から笑ってほしい」

「子どもが全力を尽くして変えた場所を、代わりにやるよ」
(-368) 2021/05/30(Sun) 14:31:18
ルヘナは、ルヘナもまた、スピカの手を握っていた。
(c110) 2021/05/30(Sun) 14:31:50

【秘】 目明き ブラキウム → わるいおとなの ラサルハグ

/*
ハローハロー!アタイPL!お楽しみの所失礼するわよ!

ぶっちゃけると今夜に反魂するわ。
演出としては
お偉いさんの大人にシェルタンが居なくなったこと忘れてもらって”シェルタン君が朝食の席で出し物をするらしいから見てあげるように”と指示するように言いくるめた
という風にやろうって話になっているわ。
だから、アクション程度でも良いのだけれど大人たちがそういう方針になぜか変わった風なロールをしてもらえないかしら?
(-369) 2021/05/30(Sun) 14:39:31

【人】 褐炭 レヴァティ

>>夕方の屋上
 イクリール
 

「う……」

 誰かの声に、人の気配に。彼は目を覚ました。
 微睡みからは抜け切れず、
 そばにいる人物をはっきりと認識しているかもわからない。

 それでも、空の色が眠りに落ちる前と
 ずいぶん変わってしまっているのは見て取れたらしく。

「……あー……お呼び出
?」

 寝転んだまま問いかけた。
 喉の調子は、朝よりはマシになっている。
(82) 2021/05/30(Sun) 14:44:52
サルガスは、知らない生徒に声をかけられました。
(a87) 2021/05/30(Sun) 14:44:53

【置】 キセキの ポルクスと 止まり木の カストル

【弟】
埋まりたい ポルクス
【兄】
消えたい カストル


ルヘナ
が幸せそうなら、オレさまら
ボク……さま?ら?なら、だって。

他のダレよりも
ルヘナ
のことを
愛しているんだから。


あいしてる


キミがどんな動機で仲良くしていたんだとしても。
(L11) 2021/05/30(Sun) 14:46:19
公開: 2021/05/30(Sun) 15:30:00

【秘】 目明き ブラキウム → 大好き ルヴァ

中庭の会議が終わってから。

ブラキウムはあなたを探している。
(-370) 2021/05/30(Sun) 14:51:05

【独】 小さな心 サルガス

 いなくなった彼らが何をされたのかは、わからない。
 けれども噂だけは漏れ伝ってきた。少年は、よく益体もない話を聞かされていたから。
 とっ捕まえて、脅しのような言葉を浴びせられながら、見ないふりの生徒の噂をされる。
 見ないふり、触れないふりをされてはいるけれど。
 それらの噂が広まるということは、口さがない人々の舌先にのぼるということ。

「そこで、みたの? うん、いいよ。しゅくだい、もっていってあげるね」

 自分を便利に使う者は多い。だからそれを逆手に取るのも、容易いことだ。
 両手いっぱいの紙束は、知らない誰かの者。その中に何があっても、みなわからない。
 だれかが彼らを罰するならば、だれかが彼らを傷つけるならば。
 自分が、自分だけが。彼らを、弟たちの如き子供たちを守らなくてはならない。
(-371) 2021/05/30(Sun) 14:52:14
サルガスは、ひなたを抜け、日の落ちかける教員棟へと入っていきました。
(a88) 2021/05/30(Sun) 14:52:42

【秘】 キセキの ポルクスと 止まり木の カストル → いたがる ルヘナ

「えっと」
『それ』

自然と冒険を主軸にした短編の物語


驚くほど柔らかく、心温まるお話だった。



国語は勉強で、作文も正しい言葉を書き記すだけ。

文章としても一応形にはなっているそれは
怪物からの紛れもない愛と狂気の産物だ。


『言い忘れていたけれど、
手紙
は読んじゃだめだからな』

マイペースもここまでくると、どうしようもない。
(-372) 2021/05/30(Sun) 14:58:56

【独】 あなたの盾 スピカ

「これ私妥協案じゃない?」

「いいけどね」

「あなたがどう思っていようと、
 私にとってはあなたが大事なんだから」
(-373) 2021/05/30(Sun) 15:00:24
カストルは、?ポルクスも ルヘナか団長がいるなら、ストーk……見に行くだろう。
(a89) 2021/05/30(Sun) 15:01:00

ブラキウムは、探している。
(a90) 2021/05/30(Sun) 15:02:51

【秘】 甘夢 イクリール → 目明き ブラキウム

「そういう子も居るって、わたし知っているわ。
 だから、しかたないことよ。でも…
 ブラキウムは、それがわたしの『ほんとう』でも
 きっと、もう怖くはないでしょう?」

言葉にできるような根拠なんて、何処にも無いけれど。
それでもイクリールは、あなたがもう恐れない事を
ただ、心から信じている。

「たった数日……そうね、たったの数日なのね
 いろんなことがあって、みんな疲れてしまっているけど…
 でも、悪いことばっかりじゃなかった。」

そうでしょう?
そう言って、ブラキウムに笑い掛けた。
この数日で変わってしまったものは、きっと少なくはないだろう。
それでも、変わらない日常もまた、確かにそこにある。
願わくば、それがブラキウムの愛せるものであるように。

「きっと、できるわ。
 ブラキウムはもう、みんなのことを
 こうして確かに、好きになりたいと思えるのだもの。」

答え合わせは、その時に。
夢の続きは、その目で見れば良い。

指きりをしましょう、ブラキウム。
そう言って、イクリールは変わらず微笑んだ。
(-374) 2021/05/30(Sun) 15:04:25

【秘】 わるいおとなの ラサルハグ → 目明き ブラキウム

/*
あら〜おぺぺもっけちゃん!元気?大回転してる?
アタイどんどん光溢れてきてるブラキウム様の成長を楽しく見守らせてもらっているわ。万物に負けないでねブラキウム様………………

反魂についても了解よ。ロールやっちゃうわ!
上からそう言う指示があったとモブ大人たちも動かして連絡を受ける時の描写するわね!(汲み取れてなかったらごめんなさいね)

あとロールぶん回すタイミングどうしましょ。日付更新の20時前から匂わせた方がいい?それとも更新後にしておく?
(-375) 2021/05/30(Sun) 15:10:34

【墓】 甘夢 イクリール

>>82 夕方の屋上 レヴァティ

「あら……ごめんなさい、レヴァティ。
 無理に起こしてしまったかしら。うなされていたものだから」

未だ微睡みの中にはあるけれど、
確かに自身の声を認識していた彼に、声の主は僅かに瞠目した。
いつかの朝食の席では、『見えないもの』を
『見えないもの』として、扱っていたように見えたから。

「それからもうひとつ、ごめんなさいね。用はないの
 ただ……こんなところで寝ていたら、
 風邪をひいてしまうと思って。」

既に、陽はとっぷりと暮れている。
まだ冬は遠いけれど、秋風はやっぱり冷たくて。
或いは既に手遅れなのだろうが。
(+68) 2021/05/30(Sun) 15:10:35

【秘】 いたがる ルヘナ → 水底はやがて煌めく シェルタン


「え、……うん、」

 表情に明らかに困惑が滲んだ。
 そんな当たり前の顔で言われることが、
 そうしてなんてことないように言葉を続けることが、
 ……そうして琥珀色に収められることが、理解できなくて。

「俺はお前を連れて行った
セキレイ

 俺だけはあいつを許し続けると約束した。
 その上で、お前達が俺に、そうやって『普通』に
 変わらず話してくれることに……痛みを抱えている。

 立ち位置は変えられない。痛みにも耐えられない。

 だから、俺が何をするかは……分からない。
 情が湧きすぎて冷静さを欠いている……」

 若草色の瞳は不安定に揺れるばかり。
(-376) 2021/05/30(Sun) 15:12:05

【置】 キセキの ポルクスと 止まり木の カストル

中庭の様子を覗いて



「あそこに行っていい、気はしない……」

『でも、何かできれば』


 

  ん
  な
 都
  合
   よ
  く

       」


  

 が
   で
  き
   る
 ?

      』

すきなんだよ。
(L12) 2021/05/30(Sun) 15:14:58
公開: 2021/05/30(Sun) 15:40:00

【秘】 目明き ブラキウム → わるいおとなの ラサルハグ

/*
それでばっちりよ!
バンバン動かしてくれると助かるわ!
おとななんかに負けないんだから!!!!

タイミングはそうね〜
見学は置手紙も使えないだろうから、更新後にやってもいいし、更新時間前にやってしまってざわつかせるのもアリだと思うわ!
ラサルハグ先生のやりやすいようにやって頂戴ね!kiss……
(-377) 2021/05/30(Sun) 15:19:19

【秘】 あなたの盾 スピカ → いたがる ルヘナ

「今だけと言わず、
 ずっと甘えたっていいのよ。
 ……私、高等部だし」


そんなものが物差しにならないことは、
スピカ含めてみんなわかっている。
それでも、あなたが寄りかかれる根拠を増やしたかったから。

あなたの震えが止まったのを感じて、
役に立てたのかな、などと考えた。
嬉しかった。顔には出さないだろうが。
(-378) 2021/05/30(Sun) 15:24:00
スピカは、握った手を離そうとしない。
(c111) 2021/05/30(Sun) 15:25:27

【秘】 空回る思い メレフ → わるいおとなの ラサルハグ

/* 私もやりたいことを終えた後でなら良いとおもうわ!
みんな友達想いなのですわね それまで屋上の鍵を閉めておくのはいかがかしら!
(-380) 2021/05/30(Sun) 15:26:48

【独】 あなたの盾 スピカ

ルヘナ。
私に道を示して。
私に頼って。
私がやれることを教えて。
(-379) 2021/05/30(Sun) 15:27:11

【人】 空回る思い メレフ

>>80 ラサルハグ
少年は屋上に姿を表した。

そこにいる誰かには見えないよう
後ろ手に彫刻刀を持って。


「…来てやったぞ」
(83) 2021/05/30(Sun) 15:29:16
小さな心 サルガスは、メモを貼った。
(a91) 2021/05/30(Sun) 15:30:33

【秘】 わるいおとなの ラサルハグ → 目明き ブラキウム

/*
その調子よブラキウム様!!最高!!!更に好きになっちゃう!!!

分かったわ。
じゃあ更新前と更新後どっちもやりましょう。

とはいえ、更新前は反魂の相手が誰なのかは私からは伏せておくわね。名前隠しておいたほうが楽しいかなと思ったので(?)

ということで20時付近で動く予定なので、もし不手際とかあったら遠慮なく叱って頂戴ね。愛してるわブラキウム……kiss……
(-381) 2021/05/30(Sun) 15:31:44

【独】 わるいおとなの ラサルハグ

この村、アタイたちの村のオネエ口調のkiss〆ご存知なの???

ブラキウムアンタ誰よ!!教えなさいよ!!好き……チュッ……
(-382) 2021/05/30(Sun) 15:33:34

【人】 褐炭 レヴァティ

>>夕方の屋上
 イクリール
 

「んー……? んーんー、嫌ァな夢見ちょったけん、ありが
と〜


 起き上がろうとする気配はなく、むしろコートを抱き込み、
 イクリールを背にする形で転がった。
 あなたの傍には風で捲れる手帳が落ちている。

「風邪は、ああ、引
けた
から大丈夫です。
 お呼び出しと違うんなら、
 もう晩までここ居ってええかもしれ
ません
ね、俺は」

 喋りながらコートを探る。
 探し物は見つかったのか、程なくして手は止まった。

も、風邪引かん内にあったかい所
行くんですよ〜」
(84) 2021/05/30(Sun) 15:33:49

【秘】 いたがる ルヘナ → キセキの ポルクスと 止まり木の カストル

 ヒンヒン言いながら戻ってくるのかわいいね。かわいい。
 彼らの身内だからこそこうして穏やかに過ごせているのだろう。
 
狂気に対しては否定しようがないが。


「おかえり、……そういえばたまに見に行った程度で
 あまり詳しく聞いたことがなかったな。
 二人はどういう草花を育てているんだったかな」

 二人から受け取った花束も、
 二人が綴った物語も、
 どちらも受け取るべきものであると思っている。
 狂気に対しては否定しようがないし、
 愛を受け取る資格もないけれど。


 彼らから受け取った花のひとつひとつを確認しながら
 ふと手紙のほうを見て。

「なあ、どうして手紙は読んだらいけないんだ?
 書き途中だから? 別の人宛てのものだから?」
(-383) 2021/05/30(Sun) 15:38:07
ルヘナは、カストルとポルクスから花束を受け取った。
(c112) 2021/05/30(Sun) 15:40:34

ルヘナは、屋上には行けない。
(c113) 2021/05/30(Sun) 15:40:55

【見】 わるいおとなの ラサルハグ

>>83 メレフ

「来てくれたんだね、嬉しいよ」

少年の姿を捉えると大人の水色の瞳がゆうるり細くなった。

呼びつけた生徒が何を隠し持っているか気づいているのか、そうでないのか。カウンセラーは穏やかに言葉を続ける。昼休みに教師と生徒が楽しげに雑談をするかの如く。

「メレフ。貴方の事は他の先生から聞いているよ。
他の先生によくない事をしたそうだね。


……ああ、責めている訳じゃない。心配なんだよ。どうしてそんな事をしてしまったのかと」

微笑みながら続ける。
罪なき部外者の子供の手を握ったまま。
(@3) 2021/05/30(Sun) 15:41:42

【秘】 目明き ブラキウム → 甘夢 イクリール

「……その言い方はずるくない?
僕は君みたいに何でも受け入れららえる訳じゃないんだよ。
期待には応えられるように努力するけど……僕みたいな人間には気を付ける事だね」

暖簾に腕押しなのは確実だがせめてものな抵抗を見せた。
根拠がなく信じられたり、理由がないと嫌いになれなかったり人間の感情は一枚の仮面では納まらないほど複雑だ。

「あぁ同感だね。
それじゃあお言葉に甘えて頑張ってみますよっと」

冗談めかす。
それからあなたの指とブラキウムの指を絡ませて指切り。
仮面の灯が柔らかく揺れたから応えるように微笑んで。

「ね、イクリール。
僕も君のこと好きになれたよ」

だから、また今度。
ギムナジウムで会いましょう。
(-384) 2021/05/30(Sun) 15:43:09

【墓】 甘夢 イクリール

>>84 夕方の屋上 レヴァティ

「そう。
 なら、よかったわ。嫌な夢、忘れたいなら聞くけれど…
 …うぅん、でも、そうね。おだいじにね」

イクリールは、向けられた背を覗き込む事は無い。
話したくない事を無理に暴き立てようとはしない。
本当に話したくないのなら。

「……そうね。夜になる前には戻らないと
 『みんな』に…『せんせい』に心配をかけてしまうもの。」

それでもまだ、暫くは その場に留まっている。
何をするでもなく。
(+69) 2021/05/30(Sun) 15:45:32

【秘】 いたがる ルヘナ → わるいおとなの ラサルハグ


 頬を挟まれて、流し込まれる甘い声が。
 吐息に乗せられた言葉が、肌をなぞる。

 大人からもたらされた『知識』を得て、
 学んだ結果がきっと正しいと
 
思い込みたい。

 思い込む。

「皆を……『見なかったことに』、」

 姿はきっと、難しい。言葉もきっと困難だ。
 でも、優しさであれば捨てられるはずだ。
 彼らの優しさを拒んで、真に彼らの敵になれたのなら、
 何も『見えなくなる』はずだから。

「はい、せんせい」

 目的を見誤り迷うこどもは、とても優しく微笑んだ。
(-385) 2021/05/30(Sun) 16:03:39

【独】 わるいおとなの ラサルハグ

ルヘナ♡♡♡♡♡♡♡♡
(-386) 2021/05/30(Sun) 16:11:01
いたがる ルヘナ(匿名)は、メモを貼った。
2021/05/30(Sun) 16:13:40

【人】 褐炭 レヴァティ

>>夕方の屋上
 イクリール
 

 んー、やら、あー、やら。生返事を投げ置いて。
 話は終わったものに思えていたけど、
 それでもあなたが去らないものだから。

「……ひとことで言
った
ら、
 子どもたちが屠
ごっこをした話?」

 起き上がって、「あ」という顔をした。
 話し相手がイクリールであったことを、
 レヴァティはここで初めて認識した。

「……まァ、ええか」

「屠殺ー…鶏やら豚やらをお肉にす
る為
に殺すことね?
 その屠殺屋さん役の子が、
 ごっこ遊びで
役の子を本当に殺しよるん」

「殺人が死刑の町で、それでもその子が
 
子ども
だからで許されるか許されないか、って
〜」

「君はどう思います?」

 コートの下から本を取り出し、パラパラとめくり出す。
 ん? 何か違和感を感じたようだったのが見て取れた。
(85) 2021/05/30(Sun) 16:22:49
ルヘナは、暫くその場にいる皆の様子を眺めてから、中庭を離れていく。
(c114) 2021/05/30(Sun) 16:35:25

【秘】 甘夢 イクリール → 目明き ブラキウム

「そうね、今まではそうだったかもしれないわ。
 でも、ブラキウムは変われたのだもの。
 きっともう、大丈夫よ。」

やっぱり抵抗しても手応えらしい手応えは無い。
そんな事は今に始まった事ではない。
あなたにはもう、イクリールはそういうものだとわかったはずだ。

「わたしのことを好きになってくれて
 ありがとう、大好きなブラキウム。」

ブラキウムの言葉に心の底からにっこりと笑って、
絡めた指は、やはりあたたかかった。
(-388) 2021/05/30(Sun) 16:35:47

【独】 小さな心 サルガス

 夕刻のうちに入り込んで、そのまま空いた部屋の中にこっそりと忍び込んで。
 夜になるまで、じっとちぢこまって、待っていた。月がすっかり上がるのを。
 明かりがついて、それが消えるまで。人が寝静まってしまうまで。
 部屋に運び込んだ食べ物をいっぱい食べて、お腹がすかないようにした。
 今度は、今日は、夜まで動けるようにした。

 友達を守るため、彼らの力になるため。
 もう、一人では動かない、彼らと手をつなぐために。
その矛盾には気づいていない。

 自分が、彼らを守ろう。また、みんなで食卓を囲む明日の朝を見るために。
(-387) 2021/05/30(Sun) 16:36:17

【秘】 わるいおとなの ラサルハグ → いたがる ルヘナ

優しい微笑みに呼応するように大人もまた笑みを深める。

「ふふ……ルヘナ。嗚呼、可愛いルヘナ」

愛おしそうに名前を舌の上で転がして。
嬉しそうに腕を背に回して抱きしめる。
それは迷い子を救うためのものではなく、捕まえるための柔らかな檻。

この大人は貴方がどのような道に進んでも微笑んで見送るが、決して導くことなどない。抜け出すには誰かの力が必要だ。
貴方が誰かの手を取り光差す道へ歩むことも願って
いた
いるが、墜ちることもまた是としていた。

「『良い子』だね」

友達であるカストルやポルクスと色んな本を読んだ、
興味を持ったレヴァティと歪な形ではあるが語り合った、
求められるままに己を与えたシトゥラから多くを学び教わった、
ルヘナが長い時間を過ごしてきた馴染みの場所。


──その大切な領域を大人は容赦なく侵していく。


大人はそれから満足するまで貴方を優しく抱きしめ、慈しむように名前を呼んでからその身を離すだろう。
その後離れて別行動するか、図書室に暫くいるか……それはきっと貴方の結果次第で変わるけれど。
何にせよ、この大人は無責任に貴方を甘やかすのだった。
(-389) 2021/05/30(Sun) 16:36:18
サルガスは、深夜の教員棟を走り出しました。
(a92) 2021/05/30(Sun) 16:36:39

【独】 わるいおとなの ラサルハグ

誰かルヘナを助けて
(-390) 2021/05/30(Sun) 16:38:12

【秘】 キセキの ポルクスと 止まり木の カストル → いたがる ルヘナ

お手紙
きてたから、
お返事?

なんで描きかけの手紙もってくると思ってたんだよ……


急にまっとうな意見を言いだすな。
台風の目に飛び込む、というのは外から攻撃されない代わりに。そこに居るしかなく、外も見えない。

だけど、最近は、ああ。

どうにも様子はおかしい。

『「お茶会、外でやろうか?」』
(-391) 2021/05/30(Sun) 16:39:01

【独】 わるいおとなの ラサルハグ

おかしいな…………ルヘナと軽くお話して仲良くするはずだったんだけどな………………どうしてこうなっちゃったんだろ………………
(-392) 2021/05/30(Sun) 16:45:52

【独】 わるいおとなの ラサルハグ

まあ堕ちたら責任とるから一緒に愛し合おうな、ルヘナ
(-393) 2021/05/30(Sun) 16:46:33

【墓】 甘夢 イクリール

>>85 夕方の屋上 レヴァティ

「とさつごっこ?」

ただ何となくそこに居て、
ただ何となく、夕暮れの空を眺めていたイクリールは
唐突なレヴァティの言葉をなぞり、首を傾げた。

「………うぅん…むずかしい話はあまり、得意ではないけれど…
 殺してしまった子は…悪気はなかったのかもしれないわ。
 殺してしまったのは、どうしてかしら。
 ただ間違えてしまっただけではないのかしら。
 それとも、その子のことを嫌いだったの?
 嫌いなら、どうして嫌いだと思ったのかしら」

イクリールにしては珍しく、うんと悩み
少しずつ、訥々と言葉を返していった。

「それもわからないのに、許すとか、許さないとか
 そんなことを決めてはいけないわ。
 他のみんなは違うかもしれないけれど、
 わたしはそう思うのよ。」

悩み考えるイクリールは、レヴァティの様子には気付かない。
(+70) 2021/05/30(Sun) 16:46:54

【秘】 キセキの ポルクスと 止まり木の カストル → 褐炭 レヴァティ

/*ごめんなさい……やっぱり完全にに離れ離れにするとロールが難しいのと。パフォーマンスで『普通に出られる子もいるよ〜』(なお)(は?)(お前……?)ってなった方がそれっぽいかも?あ、のあくまでもその。はい、ご無理をぶち込みすぎて申し訳ございませんので、これは……そこはかとない案だと、思っていただければ。
 さあカストルくん荷物纏めてねって数日墓下で絶望していたいかも!

うーん、最低。
(-394) 2021/05/30(Sun) 16:47:32

【秘】 褐炭 レヴァティ → キセキの ポルクスと 止まり木の カストル

/*
 大丈夫ですよ〜 俺の方に無理はありませんから。
 つまり俺の方は、具体的にはどうしたらええ感じなんでしょう?

 森でカストルを見つけて、快くついて来てもらいました?
 森でポルクスを見つけて、抵抗されたから気絶させて持ち運びました?
 そもそも森でなくどこどこで二人を見つけて、
 ポルクスと協力してカストルを連行しました?

 上記は適当〜に考えた例なので、勿論その限りではないです。

 レヴァティが関わる部分(最低限、どちらかが大人の方に連れて行かれる)
 で、脱兎さんが欲しい事実はどんなものでしょうか?
  ロールが追っつかなくても、
 「こうだったことにしてもらえると〜」でおっけ〜〜
(-395) 2021/05/30(Sun) 16:59:15

【人】 キセキの ポルクスと 止まり木の カストル

『う〜ん、ここいら
ルヘナ
不足起こしてたから、かなぁ』
絶対そう


「なんていえばいいんだろう」
わからない



双子は自身等の命を惜しいと、思ったことなどない。
他の人間も一部を除いて、あまり深くかんがえていなかった。

けれど、一部が増えたことと、嫌いじゃない好きなほうの一部、の枠が少し大きくなったのかもしれない。

とてもこどもらしい。些細な変化だ。

『ん〜……』「なんかさ」

気味が悪い。
(86) 2021/05/30(Sun) 17:07:31
スピカは、ルヘナを見送った。名残惜しそうに。
(c115) 2021/05/30(Sun) 17:10:33

【独】 あなたの盾 スピカ

「だって、ついていく理由を、
 作り出すことができないんだもの」
(-396) 2021/05/30(Sun) 17:10:48

【秘】 いたがる ルヘナ → キセキの ポルクスと 止まり木の カストル

「ああなるほど、返事か。
 ……っふふ、続きは会ってから書いて直接渡す、なんてことも
 ないとは言い切れないだろ」

 突然真っ当な意見を投げかけられたので思わず笑ってしまう。
 この不自然なほど穏やかな時間は、一度出ようとしてしまえば
 容易く蹂躙されてしまうものなのだろう。

 だが、今の自分はどこにいる?

「いいよ、お茶会。中庭がいい? それとも園芸部?」

 準備が必要だな、とあまり意味のない思考を巡らせて。


/*
 PL相談なのですが、そちら暴力行う予定ありますか?
 こちら仮に暴力になっても大歓迎だし、日付更新後に非力ながら暴れてもいいかなとも思っているので、
 そちらのやりたいことに合わせようかな?の気持ちでいます。
(-397) 2021/05/30(Sun) 17:10:57

【独】 あなたの盾 スピカ

「それに、迷惑はかけたくない」
(-398) 2021/05/30(Sun) 17:13:57

【人】 空回る思い メレフ

>>@3

「良くないこと?さあ、何のことやら…ああ、夜に出歩いた時うっかりぶつかったりはしたかもなあ」

間違ってはいない。
が、そばに居る小さな子供の前で具体的に話すことでもない。

「それが何か。謝らなかったことで文句言われたりしてるのか?
 ぼくはあんたらみたいな大人が好きじゃないからな」
(87) 2021/05/30(Sun) 17:14:15

【独】 あなたの盾 スピカ

「嘘」

「迷惑をかけたい」

「頼りたい」

「支えてほしい」

「お前を支えると言ってほしい」

「一緒にいてくれと言ってほしい」
(-399) 2021/05/30(Sun) 17:14:47

【独】 あなたの盾 スピカ

「でも」

「それを言ったら、おしまいだ」
(-400) 2021/05/30(Sun) 17:16:04

【秘】 キセキの ポルクスと 止まり木の カストル → 褐炭 レヴァティ

/*すこし前くらいにカストルをポルクスが吸いきってしまう予定なので。みんなに泣きついてから森ダッシュしますね。

そのどこでもいいですが、
「確保ー!」『助けてレヴァレヴァーー!!』
び゛ゃあぁ゛ぁああ゛かすとるがいないー!!(鏡見ろ)
っておとなしくついてくので、引きわたし。
診療、治療(本来の意味で)

ポルクス「そういうんじゃねえんだよ!!!!!」

荷物を数日位で纏めな!!

ポルクス(ポルクス)だけ連れて行っても汚染されていない大人から見ると、パントマイム上手になりますよ。
(-401) 2021/05/30(Sun) 17:17:06

【人】 褐炭 レヴァティ

>>夕方の屋上
 イクリール
 

「そっか。君はよう考え
られ
る子ですねぇ」

「そうですそうです、判断し得るに足
る情
報って、
 今俺が言った中には全然ないんよ〜。
 誰かに命令されたとか、
 他の
場合
もいっぱい考えられますけん」

「君はそおやって、考え
られ
る頭がなくならんとええ、あっ」

 本の中身をちゃんと読んでギョッとする。
 忙しなく周囲を見て、イクリールの傍の手帳に気付けば
 慌てた様子で手帳を拾った。

 コートから出した本……
 ──童話集と手帳は、サイズは似てはいるが、
 中身は勿論、表紙の質なども大きく違う。

 あなたがイクリールだとも気付くのも遅れたし、
 こんなことも間違えていたのだから、
 彼は本当に、そうとう寝ぼけていたのだろう。
(88) 2021/05/30(Sun) 17:19:02

【秘】 徒然 シトゥラ → いたがる ルヘナ

 溢したわずかな液体で潤んだ襞は、
 つっかえながらシトゥラを咥え込む。
 悲鳴のような声を恍惚な表情で眺めれば、
 舌なめずりをして前を揉み込み扱き始める。
 隙間なく密着した襞の中で、
 昂りが徹底的に奥を苛め抜いただろう。
 休ませはしなかったので。


「……ルヘナ。
 大丈夫、すぐに気持ちよくなるよ」

 快楽と痛み、両方与え続けていれば壊れてしまうだろうか?
 知的好奇心よりは、欲したあなたがどうなるのかだけが気になって

 壊れてしまえばこのままどこかに行かないのではないかと、小さくなにか燻って。

「……ボクにしがみついて、怖いことを考えないで。
 ――――
大好き、愛している


 甘やかすように、優しく抱き込む。
 あなたを引き裂く痛みを離さず、貫きながら
 聞こえなくとも、誰にとどくでもないような気持ちで
 自分が誰からか欲しい言葉を漏らしていた
(-402) 2021/05/30(Sun) 17:20:47
メレフは、連れられた子供のを、見ている。
(a93) 2021/05/30(Sun) 17:28:04

メレフは、連れられた子供を、見ている。
(a94) 2021/05/30(Sun) 17:28:23

【見】 わるいおとなの ラサルハグ

>>87 メレフ

「そう。でも私は子供達が好きだよ。勿論メレフもね」

間髪入れずにそう答える。その表情は微塵も変わらず涼やかなもの。

「文句はどうだったかな。きっと言っていたかもしれない。

……ねえ、メレフ。
"人を傷つけてはいけない"って教わらなかった?
何を考えて動いたのか私は分からないけれど、それはいけない事だよ」

やるにしても、もっと上手くやらなくては。
(@4) 2021/05/30(Sun) 17:28:31

【秘】 キセキの ポルクスと 止まり木の カストル → いたがる ルヘナ

『園芸部は団長の方に頼んだし、ていうか手入れのほうはさっきしたよ』

ルヴァ団長……

「さいきん、
ルナへ
人と遊ぶの好きそう
、だから」

「『なかにわ」』


/*愛情の鈍器以外ないです。重たい。
 物理的に手を出すのは、よほどじゃないと無いと思います。双子泣いちゃうので、ぺっちんです。
 急にぎゅーって抱きしめたりするかもしれませんがその程度ですね。

他の人には手を出さな……ださない……と思いますが、圧はかけるかも。

かいじゅうのたずなを握れるのはルヘナとルヴァくらいです。
(-403) 2021/05/30(Sun) 17:29:58

【墓】 甘夢 イクリール

>>88 夕方の屋上 レヴァティ

「……そうかしら。
 ううん、レヴァティがそういうなら、きっとそうなのね。」

その声色は、自分に言い聞かせるようなものではなく
ただ純粋に、そう納得しただけのようで。
それから、慌てた様子のレヴァティに目を瞬かせた。

「…ねえ、レヴァティ。
 たとえ悪気がなくとも、よくないことはよくないことよ。
 殺してしまったことも、『なかったこと』にはできないわ。
 それはきっと、たしかなことよ。
 それでも、それがよくないことだと、正しいやりかたを
 知らなかったことが悪いことなんて」

そんなの、あんまりよ。
きっと、誰も教えてくれなかっただけなのに。

「一度許されないことをしてしまったひとは、
 いつまでもずっと、
 許されないままでなければならないのかしら」

昏くなりつつある空は遠く、暮れる夕陽を眺めてぽつりと零す。
その手帳はきっと、レヴァティにとって大切なものなのだろう。
ただそれだけの事だ。イクリールはそう結論付けた。
(+71) 2021/05/30(Sun) 17:30:25
ラサルハグは、小さな子供の手を握り続けている。子供は酷く戸惑っている。
(t13) 2021/05/30(Sun) 17:30:25

カストルは、ポルクスとルヘナの笑顔が大好きだ。
(a95) 2021/05/30(Sun) 17:31:43

カストルは、とポルクスは 、ルヴァ団長が無理をしないか心配だ。
(a96) 2021/05/30(Sun) 17:33:17

【人】 空回る思い メレフ

>>@4
「おまえはそう言うんだな。
 だったら
先に人を傷付けたのはあいつの方だ。
あいつを、おまえらが罰しないからぼくがやった。
 何か文句があるのか?」

友人が、そして姉が傷付けられた後だ。
その理屈で言うのであれば、メレフは納得の意を示さないだろう。

「ぼくに『宿題』があって呼んだんじゃないのか?そいつはなんか関係があるのか」

戸惑う子供の姿を見ながら、怪訝そうに問う。
(89) 2021/05/30(Sun) 17:34:37

【見】 わるいおとなの ラサルハグ

>>89 メレフ

「おとな[わたし]が貴方を傷付けたとしたら、それはきっと愛なんだよ」


何の疑いもなく答える。まるでそれは枝から離れたリンゴが地面へ落ちるのと同じくらい、常識であるのだと言う口ぶりで。

「わたし[おとな]は子供達を愛している。だからどれだけ穢れても、どれだけ傷ついても、どんな道に進んでも。支え、教え、癒し、守り、子供達を見守るよ。全ては貴方たちを愛しているが故に」


ええ、そう。他の大人も、きっとそう。
何の疑いもなく答える。頷いた拍子に髪に留められた星の冠が歪に輝いた。

(@5) 2021/05/30(Sun) 17:53:27

【見】 わるいおとなの ラサルハグ

>>@5 >>89 いけない子

「そう、『宿題』をしなければいけないね。
人を傷つけてはいけないと、きちんと理解してもらう為に」


コツン、コツンと。ヒールを響かせ。
小さな子供の手を引き、ぐいと前へ差し出した。続くようにもう片方の手で握っていた紙袋も少年の目の前へ。

「紙袋の中には鞭が入っている。他の先生から借りたんだ。

今からこの子を
貴方の手で
三度打ちなさい。


この子は私が後ろから捕まえておくから。
終わるまで、人を傷つけることが悪い事だと反省するまで帰らせないよ。

逃げてもいいけど、そういう素振りを見せたなら反省する気がないと判断して
メレフが他の先生にしたことをこの子に刻む事にする。貴方の目の前で」
(@6) 2021/05/30(Sun) 17:57:12

【秘】 空回る思い メレフ → 徒然 シトゥラ

「……ダメだ。まともなやつと、そうじゃないやつの 区別がつかない」

「それに…ぼくにはあまり、時間がない。気の長い話になるなら、ぼくより他のやつに話を持ちかけた方がいい。
 …悪いけど、ぼくはぼく以外を気にかける余裕がない」

話自体は、魅力的なのに。
どうしたって少年は、それを振り払ってしまう。

目を伏せて、諦めるように。
(-404) 2021/05/30(Sun) 17:57:23
ラサルハグは、小さな子を掴む手に力を込めた。
(t14) 2021/05/30(Sun) 17:58:48

【独】 小さな心 サルガス

 暗闇の中の教員棟は、けれどもまだ明るかったり、監視の目があった。
 だから、見つからないように動くのはひどく大変で。シーツを被ってわからなくはしていたが。
 それが、一切を防ぎきれるかはわからない。泳がされているだけかもしれない。
 それでも、小さな影は探している。

「(これだけ多くの人に手を下すことができるなら、痕跡は残っているはずだ。
  それがなにかまではわからなくとも、うごめいている兆候ならば、或いは)」

 細い望みを託しながらも廊下を下って、音のない部屋を覗き込んで。
 奇妙なものを見つけはした。医療器具のようで、そうではない、いびつなもの。
 けれど。どんなに聡い子供であれど、医に長けてはあれど。
 ビルゼンの子供はその違和感をはっきりとわかってやることができない。
 それを、確かめようとしたところで。

『お前、何をしている!』

「――!」
(-405) 2021/05/30(Sun) 18:01:09
サルガスは、深夜の教員棟で知らない大人に見つかりました。
(a97) 2021/05/30(Sun) 18:01:59

サルガスは、走り回って逃げています。
(a98) 2021/05/30(Sun) 18:02:15

【置】 キセキの ポルクスと 止まり木の カストル

大好きなルヘナへ

お手紙ありがとう、とっても嬉しかったので
ずっと大事にしようと思いました。

こういうのもらうことって多分、なかった。
実は、ルヘナがどっか行っちゃうんじゃないかなって心配にも、なって。でもちゃんといました。

一緒に居られいてなかったら、
そろそろダメになりそうでした。


 ボクらはきっと何かが起こったとき、そうならないようにしていたけれど……出来るだけ、汚名が広がらないように頑張るから。

ずっと一緒にいてくれてありがとう、これからもそのあともずーーーーっと一緒に居られたらうれしいなぁ。

 ルヘナの友達が増えたのは嬉しくないけど、たのしそうなはも〜〜〜っといいと思うので、きをつけてね。
オレらとも遊んでくれないと、あばれます。
ご存じでしょうが、カストルもポルクスも、貴方のことが大好きです。

またね。ふたりから愛をこめて。
(L13) 2021/05/30(Sun) 18:13:35
公開: 2021/05/30(Sun) 20:10:00

【置】 懐に ブラキウム

(1/3)
夜の教員棟。
人気の少ない廊下の向こう。
面談室にブラキウムと大人が向かい合っていた。

「キミが私達と話がしたいだなんて珍しい。
ここも、大人のことも嫌っていた筈だが。
――あぁ、見えないのだったかな。
人の顔が分からないだなんて苦労するだろう」


「僕の病気の話は関係ないだろう。
余計な話はするつもりもないからね。
お互い無駄な時間は省こうじゃないか」

「キミはここに来てから何も変わらないね。
それで何の用だ。
あれだけ奔放にやっておきながらまだ不満があるのか。
外に出たくて仕方がなくなったのか。
空気を読むことをを覚えたらどうだ。
その気になればどうにだってできる立場だと理解できない程馬鹿とは思わないがね」


「……僕はあの調香師の御曹司だ。
迂闊に手を出したら困るのはそちらも同じなんじゃないかい?」
(L14) 2021/05/30(Sun) 18:15:13
公開: 2021/05/30(Sun) 19:30:00
スピカは、森でキノコを食べている。
(c116) 2021/05/30(Sun) 18:15:56

【置】 懐に ブラキウム

(2/3)
「本当にそう思っているのか?
だとしたらなんとも哀れな事だ。
かわいいブラキウム。
キミは正真正銘、ただの子どもでしかないんだ」


「だからどうしたって言うんだ。
ただの見せかけの脅し文句だ。
他の子どもにはそれで通じるかもしれないけど僕には無駄。
僕は僕だ。できる事をやるだけだね。
少なくともお前達よりは上なのは確かで――」

「それは困った。
私達もひとりの子どもを贔屓なんてできない。
このままじゃいつまでも平行線のまま時間を浪費するだけになったしまう。
……良い事を思いついた。"お願い"するなら聞いてやってもいい。
対価はキミ自身だ」


「嫌だと言ったら?」

「さて。気分次第だ。
例えばの話をしよう。
ここには誰も来ない。小さな子どもが少しくらい居なくなっても誰も気づかないだろうな」


「……いい趣味してるよ」
(L15) 2021/05/30(Sun) 18:16:25
公開: 2021/05/30(Sun) 19:30:00

【置】 懐に ブラキウム

(3/3)
「私達はキミのようなお転婆娘も受け入れて自由にさせてやれるんだ。
ここらでそろそろ誠意を見せてくれればもっと融通してやれることもあるかもしれない。
さぁ。どうする?
答えるんだブラキウム」


取られた手を強く握られる。
言葉も行動も全部気持ち悪い。
加えて仮面で見えないはずの顔が見えるような気もする。
あぁ、僕をそんな目で見るな。
大好きなあの人達以外に心も体も絶対にくれてやらない。
約束だからだ。

「いいよ」

これは賭けだ。

「取引成立」

手を引く。
体を寄せる。
大きなからだに腕を回す。
あの時と同じようにやれば、きっとうまくいく。
全ては懐に入っている。

あとは僕が僕のままで居られることを祈るだけだ。
(L16) 2021/05/30(Sun) 18:17:44
公開: 2021/05/30(Sun) 19:30:00
2021/05/30(Sun) 18:18:08

(c117) 2021/05/30(Sun) 18:25:52

【人】 空回る思い メレフ

>>@6
「…………は」

何を言っているんだ、こいつは。
唖然とした顔で、少年はカウンセラーの方を見る。

目の前の子供は、どう考えても 
内通している裏切者
ではない。戸惑い、ただ連れてこられたという様子の子供を打つことは―――

だけれど、打たなければ。
この子供は、ナイフで。

「…………クソ……クソ野郎………ッ!!」

思わず、駆けだしていた。
痛む体に鞭打って、近くまで寄って 手に持った彫刻刀でラサルハグに傷を負わせようとするだろう。

あまりにも、あまりにも愚かな行為。それは、自分の首を締めるだけだというのに。
(90) 2021/05/30(Sun) 18:39:19

【秘】 いたがる ルヘナ → 徒然 シトゥラ


「ひ、っぐ、いた、
いたいっ、
あ、いっ、
やだ、
う、いや、
 だめ、おねがい、
あく、
ふ―――……
あ、は、


 内壁が強引に引きつられ、柔い襞は裂けもするだろう。
 あなたの昂りにそれでも吸い付き締め上げる肉体は
 下腹に与えられ始めた刺激と噛み合って、
 幸か不幸か、その窄まりに生じた苦痛も違和感も、
 すべてを
快楽
と認識したらしい。

 苦痛から逃げる行為だったはずの強張った身のよじりは、
 徐々に奥の奥までを
愛される
ことに
 歓喜し、幼子のように笑いとともに跳ねるものとなった。

 与えられたものは愛なのだから、
 その声音は間違いなく
幸福に満ちたもの
になっただろう。

「好き、シトゥラ、大好き、あは、
愛してる
……
 ずっと愛してる、俺のこと、ちゃんと見てて?
 
とくべつ、だから、
ふふ、きいて」

 あなたの腕の中で微笑む姿は痛みなど感じていないかのようで。
 高揚と快楽に溺れ、深く深く食事を行う中、
 
"特別な望み"
はごく当たり前に伝えられた。
(-406) 2021/05/30(Sun) 18:46:57

【置】 懐に ブラキウム

――果たして、一人の子どもがギムナジウムに帰ってくる。
彼は何事も無かったかのように朝食の場に姿を現すはずだ。
"いつも通り"の朝が。
"いつも通り以上"のこれからが。
きっと始まると信じている。

ほんものの悪い大人は彼が居なくなったことを忘れた。
不整合は是正されなければならない。
大人たちから指示が出る。
子どもたちの見る目が変わる。
朝になれば出し物が始まる。

「後は任せたよ」
(L17) 2021/05/30(Sun) 18:53:34
公開: 2021/05/30(Sun) 20:00:00

【秘】 目明き ブラキウム → 水底はやがて煌めく シェルタン

/*
改めて連絡よ!

お偉いさんの大人にシェルタンが居なくなったこと忘れてもらって”シェルタン君が朝食の席で出し物をするらしいから見てあげるように”と指示するように言いくるめた

という方向で朝の出し物までの演出を仕込んだわ。
後はお任せするわね。
(-407) 2021/05/30(Sun) 18:57:01

【独】 小さな心 サルガス

 駆ける。駆ける。捕まってしまわないように。
 逃げる。逃げる。告げられてしまわないように。
 子供の足は大人には勝てないけれど、小回りは利くし、体力もある。
 それに、とくとくと高鳴る小さな心臓は、いっぱいの血を全身に送る。
 運動は、苦手ではなかった。やらせてもらえないだけだ。
 それは家でもここでも、変わらなかった。
 貴重な検体の一つであることに変わりはなかったかもしれないが、丁重には扱われた。
 それも、だれそれに比べて特別にだなんて、しっかりとした基準ではなかったけれど。

 走って、走って。袋小路に行ってしまわないよう、撒ける場所を必死で探して。
 とうとう、逃げのびきれずに棟の外までも飛び出してしまった。
 裏手の道を走って、ひとけのない広場まで出て。
 真ん中まで走ってきたところで、しかしとうとう、大人の手は届いてしまった。
(-408) 2021/05/30(Sun) 19:01:30
サルガスは、大人に追いつかれてしまいました。
(a99) 2021/05/30(Sun) 19:01:58

【秘】 小さな心 サルガス → 空回る思い メレフ

>>3:78
/*
ボンカレーです。お忙しいところすみません!
こちらの会話について、いかがいたしましょうか?
秘匿で継続するか、それともこちらで中断かけて終わらせた方がよろしいでしょうか?
一応方針についてだけでも、せめてお教えいただけるとありがたいです……!
(-409) 2021/05/30(Sun) 19:03:49

【秘】 いたがる ルヘナ → キセキの ポルクスと 止まり木の カストル


 なるほど、そういえばルヴァと一緒によくいたな、と。
 納得とともに数度頷いてからこちらも微笑む。

「分かった、じゃあ中庭へ行こう。
 ……カストル、ポルクス。一緒にたくさんいたずらしないか?

 
やりたいことがあるんだ


 あなたたちに告げる表情は暗く、狂気とも悲哀ともつかない。
 それでも口元だけは微笑んであなたたちを見ていた。


/*
 なるほど承知であります! その重さ、好きだぞ。
 割と現在の思考が「皆にひどいことしたらちゃんと皆の優しさも『見えなくなる』だろう」という感じでして、
 そういった意味で皆にとって大切な中庭を荒そうと思っています。
 落とし穴掘りをお手伝いいただけるなら幸いですし、それを止めようとしてもいいですし、お任せです。

 たづな……握れるかな……
(-410) 2021/05/30(Sun) 19:04:44

【置】 キセキの ポルクスと 止まり木の カストル

敬愛なるルヴァ団長、ルヴァへ

名探偵にはなれましたか?
 見つけられたら、そいつと一緒にお花食べていいですよ。
 ただ滅茶苦茶怒ってたって伝えてあげてください。
 サルビアはウマい。
ほかの植物が気になるなら、ルヘナを頼ればいいと思う。
あと、嘘というか普通に言ってたことなんですけれど。

オレもボクも悪い子なので
ルヴァ団長は何も間違っていません。

それでも、おそばに居られるように、精進いたします。


ルヴァ団の刃、ルヴァ団の盾 
ルヴァの友より。
(L18) 2021/05/30(Sun) 19:05:04
公開: 2021/05/30(Sun) 20:15:00

【秘】 褐炭 レヴァティ → キセキの ポルクスと 止まり木の カストル

/*
 失礼、たらこスパ本体の方がちょっと立て込んどりました、
 お待たせしましたね!!

 パントマイム上手なのはとても面白そう〜〜〜
 けどそうは問屋が卸さないのでまたの機会があればですねぇ!!!!

「放送聞いとらんかった?(※していない)
 君のもう一人さんこっち居りますけんね〜」

 …みたいな感じで、へいわァ〜に連れて行ったことでしょう!
 この後好きに荷物をまとめていても
 他のことをしていても大丈夫ですけんね〜〜!!!
(-411) 2021/05/30(Sun) 19:06:55
カストルは、ポルクスと、ルヘナの髪を整えました。
(a100) 2021/05/30(Sun) 19:07:00

ルヘナは、ラサルハグに別れを告げた。
(c118) 2021/05/30(Sun) 19:08:16

【秘】 空回る思い メレフ → 小さな心 サルガス

/* 個人会話時間使うマンなので帰宅してパソコン前に座ったら返そうと思うておりました…!
返す順序はちゃめちゃになっており申し訳ないです!(このまま表で継続でも大丈夫ですかね…!?秘匿行った方がいいですか!?
(-412) 2021/05/30(Sun) 19:08:46
ルヘナは、カストルとポルクスの好きなように、自分の髪を触らせた。
(c119) 2021/05/30(Sun) 19:09:07

ブラキウムは、賭けに出た。
(a101) 2021/05/30(Sun) 19:10:40

ブラキウムは、『保険』がまだ有効だと思っている。
(a102) 2021/05/30(Sun) 19:12:49

【人】 どこにいるの カストル

「きょうはさ、楽しかったけど、疲れた、ねぇ?」
『そうだな』

『なぁ……』


あれ?


カストル
どこにいったの?
(91) 2021/05/30(Sun) 19:15:53

【秘】 小さな心 サルガス → 空回る思い メレフ

/*
了解です! こちらも確認入れずにほっときぱなしだったので送らせていただいた次第です!
表で20時切断ということでしょうか、こちらはそれでも大丈夫です。
了解です、よろしくおねがいします!
(-413) 2021/05/30(Sun) 19:17:19
ラサルハグは、愛おしそうにメレフを見た。
(t15) 2021/05/30(Sun) 19:17:55

ラサルハグは、唄うように言葉を紡いだ。「おいで」
(t16) 2021/05/30(Sun) 19:18:23

【見】 わるいおとなの ラサルハグ

>>90 メレフ

鞭の入った紙袋を手放し、小さな子供の真後ろへ。
両肩を抱いてただ微笑んでいる。子供が逃げぬよう確かにその手に力を込めながら。

そう、ただ微笑んでいるだけ。
笑みの形に口元を歪めながら唇を震わせる。

「いいよ」

大人は動かない。
少年はカウンセラーの顔を狙えばいとも容易く傷をつけることが出来るだろう。

「でも、それが浅はかだと言うしかない。
一人でいったい何が出来る?ボロボロのその体で?
体を動かす前に。少し待って、考えて、周りを見て、上手く立ち回る事を覚えなさい」

(@7) 2021/05/30(Sun) 19:18:45
ラサルハグは、微笑んでいる。
(t17) 2021/05/30(Sun) 19:18:56

【見】 わるいおとなの ラサルハグ

>>90 メレフ

この状況下でも、大人は変わらず穏やかに言葉を紡ぐ。

「さあメレフ、選ぶんだ。

感情のまま私を傷つける?
反省して『宿題』をする?

どちらでもいいよ。だから、ほら──」

(@8) 2021/05/30(Sun) 19:19:20

【人】 どこにいるの カストル

「おい……なああアァ?」


「ねえ、カストル。見なかった?」

ねぇ、ボクのカストル

どこ?


おい、だれかしってないかな。


ポルクスは走り出しました。
(92) 2021/05/30(Sun) 19:19:26

【見】 わるいおとなの ラサルハグ




「メレフ。早くしなさい」



 
(@9) 2021/05/30(Sun) 19:21:01

【独】 いたがる ルヘナ

/*
 これ多分あとでここまでログを見た人に気付いてほしいから流しておく発言なんですけど。
 実は双子座組、ほとんど話してません!!!!!

 俺が忙しくてね、話しかけに行く時間がなくてね。

 今日になってからやっとまともに話せた、という感覚です。
(-414) 2021/05/30(Sun) 19:21:26
スピカは、約束を忘れていない。
(c120) 2021/05/30(Sun) 19:22:17

【人】 空回る思い メレフ

>>78 サルガス
「……忘れた事はない。ここにいるやつらはどれだけ年を取ったって子供だ。
 それでも、積んできた年数は兄貴面したくもなるんだろ。…まあ、お前は見た目より随分と大人な考えを持っているとは思うけどな」

きっとそれは自分もそうで。
下の兄弟がいなかったから、姉の真似事をしているだけなのかもしれないけれど。

「…危ないだろ。それで、怪我したのか…はあ、誰かに怪我させられたわけじゃないならひとまずは安心だが………
 ……痛むはずだ、今日一日はちゃんと大人しくしていろよ。ぼくが言うのもなんだが、それは無理に活動していいレベルじゃあないからな。

 ………こっちの傷は?これは前からあったのか?」

胸の傷を指して。定着しきっているのなら、古い傷なのだろうとはわかるけれど。
(93) 2021/05/30(Sun) 19:23:16

【独】 小さな心 サルガス

「いや……いやだ、いやです、やめてください!」

 大人の力には敵わない。掴まれた腕を、うまく振りほどくことも出来ない。
 必死になって振り払おうとするにも、シーツをしっかりと掴まれてどうともできない。
 そうこうしているうちに引き剥がされた白の下から、丸みのある面が顕になった。

『……お前は、中等部の……! 不審な動きがあったと聞いていたが……。
 こちらへ来なさい、先生達の元へ連れて行ってやる。
 大人に逆らい、探りを入れること。それが何を招くのかを、教えてやる!』

 獣面を表し、歪んだ優越感が手を伸べる。それから逃れるように身を捩った。
 暴れて、手をつねって、絶え絶えの息で必死に抵抗する。
 ここで捕まったら何もかもが終わってしまうということを、よくよくわかってしまっている。
 そうしたら、誰が彼らを守れるというのだろう?
 自分だけではない。多くが、信じてくれているのに。それを落胆させてしまいたくない。
 自分は、兄なのだ。このギムナジウムにおいて誰の兄でもなくても。
 見上げ、助けを求めるものがいるのに。そこでくじけてしまうことなど、許されない。
(-415) 2021/05/30(Sun) 19:24:38

【人】 どこにいるの カストル

図書室、いない。自室いない、菜園、いない。そこらへん、いない。食堂、いない、いるわけがない。

カストル。どこ?

どうして返事がないんだ?
ねぇ、助けてくれ助けてよ


どうして?
そんな理由知っている。因果応報、なんとやら。

カストルは
ボクが、食いつぶしちゃったんだろうな。
(94) 2021/05/30(Sun) 19:26:02
ルヘナは、そっと目を伏せた。ああ、ついに。
(c121) 2021/05/30(Sun) 19:27:54

【独】 わるいおとなの ラサルハグ

ということでご注文いただいていた悪い大人一人前です。

たんと召し上がって頂戴ね
(-416) 2021/05/30(Sun) 19:28:08
カストルは、いない。
(a103) 2021/05/30(Sun) 19:29:00

【独】 わるいおとなの ラサルハグ

朝ごはんちゃん、思ったより強度が高そうだったからやっちゃったわ。ごめんなさいね、愛しているわ
(-417) 2021/05/30(Sun) 19:30:46

【人】 どこにいるの カストル

もりのなか、かも
(95) 2021/05/30(Sun) 19:30:50

【人】 空回る思い メレフ

>>@9 ラサルハグ
「ッ、―――」

彫刻刀は、寸前でぴたりと止まった。
そうだ、ナイフとは違う。
自分の力では、これで致命傷を与えることは出来ない。

他人に危害を与えられるものを、ただ、振り回していれば。
少年は、変えられると思っていた。

「クソ………」

逃げる事はできない。

いっそ、自分が傷付けられれば良かったのに。
子供に傷付けられる宿題だったなら、こんなにも苦しまなくて良かったのに。

少年は、自分のことだけを考えて生きていると思っていた。
そんなことは、決してなかったのに。


少年は、紙袋に手を伸ばし 鞭を、手に取った。
ひどく、重たく感じる。
(96) 2021/05/30(Sun) 19:31:14

【人】 小さな心 サルガス

>>93 昼過ぎ メレフ
「……けれど、いちにち、いちにちと状況が変わっていくのだもの。耐えられないよ。
 メレフだって、ぼくの立場だったなら、そうするのじゃないかな。
 ぼくは……メレフになにがあったのか、知らない。話したいとおもうまで、聞かないよ。
 けれど、ぼくだったなら。やはりきみと同じように、多くに働きかけようとするだろう」

 見えないもの、聞いていないこと。互いに、秘匿していること。
 それを程度問題で比較することなどできやしないが、それでも、漠然とわかるのは。
 自身がくじけそうになっても、手折られても、自分たちは止まらないだろうということ。

「これは、ぼくの病気のほう。ほら、ここにきた子たちは、なにかしら抱えているでしょう。
 ぼくは、これ。生まれつき、心臓が人よりもずっと小さいんだって。
 だからそれを治すために、なんどか手術をしているんだ。ほかにも、投薬や検査とか。
 ……そのおかげで、むかしに言われていたよりもたくさん生きれてるのも、ほんとうなんだ」

 ギムナジウムへの不信を抱えきれてしまえない理由。
 それは、確かな成果だった。小さな体に、確かに真の意味での恩恵は果たされている。
 逆に言えば、それがなかったらもっとたやすく、不信を武器に敵意を抱えられていただろうか?
(97) 2021/05/30(Sun) 19:32:28

【人】 褐炭 レヴァティ

>>夕方の屋上
 イクリール
 

「そうですよ〜 考えられん子も結構いよるけんねぇ」

「『悪いことは悪い、だから罰さ
れる
べきだ』
 って考えしか、一にも二にも出来ん子もいて。
 けどそれ自体も悪いことってわけでなく


「『悪い
って
知らんことをしてしまいました』
 『事情次第で許される悪いこと
あるって知らんです』」

「言いよることん根本は、
まァ
同じよね〜
 知らんことは知らん。思いつきもしない
です」

「俺は
、みんなみんなが許すこと
って
ない
と思いますよ、
イクリール」

 片手で開いた手帳を見つめながら、
 放り捨てていたコートと童話集を回収する。

「でも、誰かは許してくれるとも思うちょります」

「君が許せないことは、
…まァあればですけど
許せんくて
ええです
し、
 君が、誰かを許せる
誰かに
なってあげてもええし」

 あなたの場合は、大よそ後者をするだろうと
 レヴァティは思っている。
(98) 2021/05/30(Sun) 19:32:46
サルガスは、ネズミのような心臓をとくとくと鳴らしている。
(a104) 2021/05/30(Sun) 19:35:03

【人】 褐炭 レヴァティ

>>98 
夕方の屋上
 イクリール
 

「……
あーあ
、転がりよる気分やなくなった
なァ
?」

 
けほ
、わざとらしく声を出せば、少し咳き込んだ。

「……もう話かけんでくださいね、俺が困ります
けん

 
はよ
う卒業しよってなァ〜〜?」

 そう言って、レヴァティは屋上を後にしていった。
(99) 2021/05/30(Sun) 19:35:18

【置】 小さな心 サルガス

"明日、また明日、また明日と、
時は小きざみな足どりで一日一日を歩み、ついには歴史の最後の一瞬にたどりつく、
昨日という日はすべて愚かな人間が塵と化す死への道を照らしてきた。"

「いやだ――いやだ!」

 手を振り払う。叩き落とす。無我夢中になって、必死の力で振り払った。
 ここで捕まるわけにはいかない。いかないのだ。かれらに何もしてやれていないのに。
 連れて行かれることに怯るかれら、連れて行かれ傷ついたかれら。
 その手、その腕に、託すものひとつなしに、終わってしまいわけにはいかない。
 暴れた腕は、足は。夢中になって、大人の体を打ち払い。とうとうバランスを崩させた。
(L19) 2021/05/30(Sun) 19:37:57
公開: 2021/05/30(Sun) 19:50:00

【独】 あなたの盾 スピカ

どうすればいい?
(-418) 2021/05/30(Sun) 19:38:51

【置】 小さな心 サルガス

「、」

『あ、』

"その祈りは上天に達し、
慈悲のお耳にあらしとなって吹き荒れて、
すべての罪のお許しを。
皆みな様がよろず罪からの許しを願われるように、
ご寛容のほど願います。"
(L20) 2021/05/30(Sun) 19:40:15
公開: 2021/05/30(Sun) 19:55:00
スピカは、どうすればいいのかわからない。
(c122) 2021/05/30(Sun) 19:40:50

【見】 わるいおとなの ラサルハグ

>>96 メレフ

「良い子だね、メレフ」

大人は微笑みながら見守っている。
小さな子供の真後ろにいる為子供の表情を窺い知る事はできない。

けれど選んだ子供は"口が軽いだけのさして目立った点などない一般的な感性を持つ子供"だ。
大の大人に拘束され、今から傷つけられると宣告されている子供の反応など簡単に予想がつく。

「三度打ったら、すぐに解放しよう。貴方も、この子も。
その頃には分かってくれる筈だよね」

"いっそ、自分が傷付けられれば良かったのに"?
だからこそ大人はこの仕置きを考えたのだ。

覚悟の決まった者は自分のことなど顧みないでしょう?
この方がより心に響くでしょう?
(@10) 2021/05/30(Sun) 19:41:18
レヴァティは、
『ぴんぽんぱんぽーん♪』
夕食後、門限の放送を滞りなく行った。少し掠れた声で。
(a105) 2021/05/30(Sun) 19:43:03

【墓】 甘夢 イクリール

>>98 >>99 夕方の屋上 レヴァティ

「……そう。レヴァティがそう言うなら、そうするわ。
 ごきげんよう、レヴァティ。どうか元気でね。」

立ち去る背中を追う事は無い。
寂しくなった屋上に、びゅうと一つ、冷たい風が吹いた。

「…わたしにだって、ゆるせないことはきっとあるわ。
 まだ知らないか、それがとっても少ないだけで。
 だれにだって、ゆるせないこと、ゆるしたいことがあって
 きっと、それだけでいいのにね。」

一人ぼっちのイクリールは、寂しげに微笑んだ。
この世界は、どうにも上手く行かない事ばかりだ。
きっと、誰が悪いわけでもないのに。
(+72) 2021/05/30(Sun) 19:43:11

【独】 あなたの盾 スピカ

「カストルのことを見てみぬフリはできない」
(-419) 2021/05/30(Sun) 19:43:26

【人】 空回る思い メレフ

>>97 サルガス

「それは………、…その通り、だな。同じ立場だったとしたら、無理してでも、這ってでも動いていただろうな…
 ぼくにあったことは、ぼくからは…とてもじゃないけど
、気持ち悪くて話せない。

 ………シェルタンに、聞いたら 答えてはくれると思うが」

それでも、心配な気持ちはやはりあるけれど。一旦、口を噤んだ。
自分のことを棚に上げて、サルガスにばかり休むように言うのも よくない話だろうと思ったのだ。

「…病気。
 そうか シトゥラの言っていた………この場所があって、助けられた子供…
 お前も、そうなんだな………」

この場所がなければ、この場所は悪だと信じていた。
目の前に、確かに正しい治療を施された痕跡を見てしまえば。もう何も言えなくて。

自分は、どうするべきなのか。
それを知って、果たして。やるべきことを変えられるのか。
少年には、まだ。

ただ、苦しそうに顔を歪ませて。サルガスの傷跡を見ているだろう。
(100) 2021/05/30(Sun) 19:43:54
レヴァティは、投げかけられた言葉を背中に受けるだけだった。
(a106) 2021/05/30(Sun) 19:47:04

【独】 甘夢 イクリール

消灯時間の少し前、寮の自室。
変わらず机へ向かって、両親へ宛てた手紙を綴る。
ブラキウムとの些細な『喧嘩』で、大騒ぎになってしまった事は
手紙に書く事は無かったけれど。
恐らくは、大人達によって両親へと伝えられているのだろう。

「……次は…ああ、そうだったわ。
 もう、聞いてはいけないのだものね。」

大人達から、もう深く生徒の事を詮索してはいけないと
そう言われていた事を思い出した。
それでもイクリールのする事は変わらない。

大人達から聞く事ができないなら、本人の口から聞くだけだ。

『こうなって』しまう少し前、ブラキウムにそうしたように。
(-420) 2021/05/30(Sun) 19:49:46

【置】 褐炭 レヴァティ

≪所感≫
 

ブラキウム:良い成長と悪い依存両方してない?
      拠り所なくなったらあかんそう〜
メレフ  :朝から居らんのキツそう。早う治してもらえるとええですね。
シェルタン:あーあ。
後悔ないところに辿り着けるとええですね。

ルヴァ  :無力な正義の味方って大変ですけん。応援しちょるんよ。
カストル :前にああ言うてたし、そうなんでしょうね。
ポルクス :そう言えば、俺ちょっとだけ困ることあったなァ?
ルヘナ  :あー……あーあ。
まァ、期待なんて最初から。

サルガス :みんなみんな元気やとええけんね〜、ほんとう。ほんとう。
スピカ  :あーあ。
ご飯はまだおいしい?

イクリール:あーあ。
考えられる頭、なくさんてねぇ〜

シトゥラ :知らない分からないで気付けん時代の方がしあわせよ。
      君はきっとそう。
ヘイズ  :あーあ。
でも仲間がいっぱいの時期でよかったね〜〜

デボラ  :お外で元気でねぇ? 帰ってこんてええですよ
ラサルハグ:大人ですね。ハン。
(L21) 2021/05/30(Sun) 19:50:13
公開: 2021/05/30(Sun) 19:50:00
ルヘナは、中庭を掘り返す。
(c123) 2021/05/30(Sun) 19:50:31

【人】 空回る思い メレフ

>>@10
「…………」

子供の前に立つ。
ああ、きっと酷く怯えているんだろう。
幼い頃に両親から躾をされた時の自分と、同じ顔をしているのだろう。

メレフは、子供の胴に目を向けている。
顔なんて、見られるわけがなくて。

耳も、塞いでしまいたくて。

重い、重い腕を上げて。

1度。

2度。



3度。


多少は加減したものの、それでも、バチン、と音が鳴る。

「…………すまない。全部、ぼくのせいだ」


掠れた声は、子供に届いただろうか。
(101) 2021/05/30(Sun) 19:51:55
ルヘナは、彼らから貰った花束を、さっき掘ったばかりの穴に放り込む。
(c124) 2021/05/30(Sun) 19:53:08

イクリールは、レヴァティを見送った。たとえそれが届かずとも
(c125) 2021/05/30(Sun) 19:54:03

【墓】 あなたの盾 スピカ

「カストル」

スピカは、
カストル
に見えるもの

探して歩き回っている。

様子がおかしいのはもともとだが、
これは話が違う。
自分の手に負えないものだろうと、
見て見ぬふりはできないと思っていた。

だって、全てを受け止めるって決意をしたから。
(+73) 2021/05/30(Sun) 19:54:05

【人】 小さな心 サルガス

>>100 昼過ぎ メレフ
「……シェルタンに? ……それは、ぼくは……聞いていいこと?
 きみが、だれかに知られたくないとおもうのなら。それは、むりしなくていいんだよ。
 きみからみたらぼくはきっとちいさい年少者だろうけれど……ときどき、わがままを言っていいんだ」

 絞り出すような言い様に、単純にわかったと返すことはできなかった。
 いいかな、と一言だけ確認をとって、横顔に手を伸ばす。
 相手がそうしたように、ほとんど触れるかどうかもわからない手が、ぽんと叩いた。

「ぼくがびょうきのこどもでなければ、もっと激情のままにうごけたかもしれない。
 でも、だからって、ぼくは苦しんでいるこどもたちに、がまんしろなんて、言わないよ。
 だいじょうぶ。きみが戦うなら、ううん、きみが立ち止まっても。
 そのさきで、ぼくはまだだれかを守るために、たたかっているだろうから。

 だから、いいんだ。きみは、きみの思うように、やるべきだ。
 立ち止まってもいい。振り返ってもいい。それでも、きみは、きみだから」

 薫風は窓から薄っすらとそそぎこみ、曇天を透かした陽光が差し込む。
 転げたままの体は、言葉ほどには強かではなく、たよりないと笑ってしまえるかもしれないが。
 それでも。少年の瞳は、折れた様子ではなかった。
 触れた皮膚から、静脈から。とくとくと小動物のような鼓動が、血の流れを伝えている。

 それはまだ、多くが起こる前。昼の陽光の下の、はなしだった。
(102) 2021/05/30(Sun) 19:54:08
サルガスは、知らない大人を教員用の井戸に突き落としました。
(a107) 2021/05/30(Sun) 19:55:25

サルガスは、浮かび上がってくることのない体を、見えなくなるまで見つめていました。
(a108) 2021/05/30(Sun) 19:55:48

ルヘナは、それを手向けとした。
(c126) 2021/05/30(Sun) 19:56:04

サルガスは、          。
(a109) 2021/05/30(Sun) 19:56:07

【独】 褐炭 レヴァティ

(-421) 2021/05/30(Sun) 19:56:47
シェルタンは、教員棟に足を運んだ。何度も。
(c127) 2021/05/30(Sun) 19:56:51

シェルタンは、信じている。悪意に満ちた世界の中でも。
(c128) 2021/05/30(Sun) 19:57:15

シェルタンは、一筋の光明を見つけ出すのは、そう難しくないことを。
(c129) 2021/05/30(Sun) 19:57:33

シトゥラは、食事に向かわなかった
(a110) 2021/05/30(Sun) 19:59:14

【見】 わるいおとなの ラサルハグ

きっと、メレフとのやりとりがどのような形であれ終わった後。

教員棟の一室で、大人である自分もまた"とある連絡"を受けていた。

"×××を見てあげるように?"

……その子は確か…………」

星の冠に触れて、小さく頷く。

「分かった。私に出来ることはないけど、子供達はきっと"見るようになる"のだろうね」
(@11) 2021/05/30(Sun) 19:59:15
小さな心 サルガスは、メモを貼った。
(a111) 2021/05/30(Sun) 19:59:20

メレフは、罪のない子供を、3度叩いた。
(a112) 2021/05/30(Sun) 19:59:28

【墓】 いたがる ルヘナ


「――……悪い、カストル」

 
俺には何もできなかったよ。
(+74) 2021/05/30(Sun) 19:59:31
 




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