人狼物語 三日月国


113 【身内】頽廃のヨルムガンド【R18G】

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


ノアベルト花売り妖精 アイシャに投票した。
ミズチ花売り妖精 アイシャに投票した。
スカリオーネ花売り妖精 アイシャに投票した。
オーウェン花売り妖精 アイシャに投票した。
エドゥアルト花売り妖精 アイシャに投票した。
チェルシー花売り妖精 アイシャに投票した。
フランドル花売り妖精 アイシャに投票した。
エアハート花売り妖精 アイシャに投票した。
レイ花売り妖精 アイシャに投票した。
アイシャ花売り妖精 アイシャに投票した。
シュゼット花売り妖精 アイシャに投票した。

アイシャは村人の手により処刑された。

ノアベルトがこっそりお散歩したようだ。

チェルシーアイシャレイを誘い込んだ。

シュゼットがこっそりお散歩したようだ。

ミズチアンゼリカを糾問した。
アンゼリカ賢者/村人陣営のようだ。

エドゥアルトミズチを占った。
ミズチ骸糾問のようだ。

レイフランドルを占った。
フランドル擬狼のようだ。

ノアベルトは恐ろしいものを見てしまった!

月が姿を変え、新たな一日が始まった。村人は集まり、互いの姿を確認する。
ノアベルトが無残な姿で発見された。

幽界の歪み
突如として空間が歪み、この世とあの世の境界が曖昧になってしまった! 今日に限り、生者も死者の声や姿をハッキリと捉える事が出来るだろう。

現在の生存者は、ミズチ、スカリオーネ、オーウェン、エドゥアルト、チェルシー、フランドル、エアハート、レイ、シュゼットの9名

【独】 残氷 の エアハート

4日目!今日吊られる子はこの方!
 <<フランドル>>who
(-0) 2021/12/12(Sun) 21:00:31

【独】 残氷 の エアハート

・・・・・・・・・・・・・・
エアハートが呪い殺してしまったか・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・
(-1) 2021/12/12(Sun) 21:01:08

酒場のマスター(村建て人)

『政府からの御布令』(本日の吊り先)
 ・フランドル


 今日も新たな名の書かれた紙を衛兵が貼って行った。
(#0) 2021/12/12(Sun) 21:01:39

【独】 迷彩掃除屋 ノアベルト

/*
鼠人の能力使ったらビビって死ぬ=襲撃扱いか。
これ本来なら二人殺せたってことだよな。勉強になりました。
(-2) 2021/12/12(Sun) 21:01:57

【独】 灯屋 レイ

>レイはフランドルを占った。
>フランドルは擬狼のようだ。

おい おい おーい
お前そっち側やんけぇ〜〜〜〜〜〜???
(-3) 2021/12/12(Sun) 21:02:19

【独】 灯屋 レイ

>>#0
は?
(-4) 2021/12/12(Sun) 21:02:37

【独】 木偶の坊 エドゥアルト

ミズチは骸糾問のようだ。
アッ骨っこたべた人?
(-5) 2021/12/12(Sun) 21:02:44

【独】 錆鉄御納戸 ミズチ

/*
 ノアベルトか〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜あああああ生存者の一番上おれになっちゃったねぇノアベルトいなくな、うっっ
(-6) 2021/12/12(Sun) 21:02:49

【独】 木偶の坊 エドゥアルト

レイさん!!!!!レイさん!!!!レ
(-7) 2021/12/12(Sun) 21:03:15

【独】 木偶の坊 エドゥアルト

こんなことある?
(-8) 2021/12/12(Sun) 21:04:25

【独】 灯屋 レイ

待ってほしい

待ってほしい

三回連続でそんな事あります?
(-9) 2021/12/12(Sun) 21:04:36

【独】 木偶の坊 エドゥアルト

なあ、知ってるか?レイさんが占うと吊られるらしいぜ!
(-10) 2021/12/12(Sun) 21:05:43

【独】 錆鉄御納戸 ミズチ

/*
 PCはわからんけど、PL視点では革命軍が掃除屋消してったになるんよな。たまたま?
(-11) 2021/12/12(Sun) 21:07:28

【秘】 騎兵 リーゼロッテ → 残氷 の エアハート

「え〜!?あるよぉ〜〜〜キョーミ!
 あるけど聞くタイミングがあんま無いってゆーかぁ」

いくらも人間味のある表情に嬉しそうににこにこして、ふんふん、と相槌を打ちながら耳を傾けた。
その程度の無礼ではリーゼロッテの逆鱗には届かない。
エアハートについては好感度の貯金もある。

「貴族ギライがなければ騎士団似合ってたねぇー?
 戦い方も、性格も?適性ってあるじゃん?あと顔も♡
 なぁるほどぉー、だからスキキライで決めてる
 ロッテみたいなのがうらやましーってコトかぁ。
 そのキガイがあればだいじょーぶだいじょーぶ!
 冒険者でもやってけるよ♡
 エアハートさんがじぶんで選んだんだもんね♡」

狙撃手の彼ほどではないが、自我が薄い人間かと思っていた。
嫌いが理由になるのならむしろ逆である。
年上相手に先輩ぶって、機嫌良く笑った。

「キライになっちゃった理由はやっぱりぃ、
 なんにもしないクセにえらそーだから?
 それとも、おカネにモノ言わせて言う事聞かされたとか?
 ロッテもねぇー、飼ってやるって言われたコトあるよぉ。
 ちょぉ〜イケメンの貴族のお兄さんに!」

きゃぁ!なんて頬を両手で包む。
(-12) 2021/12/12(Sun) 21:09:06

【独】 錆鉄御納戸 ミズチ

/*
 フランドルがひどいめにあって役者としてでない反応するの見られたらえっちだよねということに思いを馳せて逃避をしていました。
(-13) 2021/12/12(Sun) 21:13:45

【人】 仮面の役者 フランドル

 
「へえ」

かつん、金属製の踵を鳴らして掲示板の前に立つ。

「──よそ者は何処でも煙たがられるらしい。
 …ツケが回って来たかな、色々と。

 まあいいさ、観客がそういった筋書きをお望みとあらば。
 この三文役者は絞首台にだって上がるのさ」

芝居がかった調子は常よりもやや静かなもの。
けれどある種の死刑宣告を受けてなお、
役者騙りは役者を気取るらしい。

「とはいえ顔は勘弁して欲しいものだなぁ…」
(0) 2021/12/12(Sun) 21:24:23
フランドルは、前日連行された死霊術師の事を思い返した。顔はまずい。
(a0) 2021/12/12(Sun) 21:24:58

【独】 騎兵 リーゼロッテ

/*
秘話ゼロッテじゃなくなったから世間話なげちゃお
<<ペトルーシャ>>allwho
<<シュゼット>>allwho
(-14) 2021/12/12(Sun) 21:25:16

【墓】 死霊術師 ペトルーシャ

「……『大切な商売道具です、それで稼いだものを、どうぞ』
 なんて、お衛兵様に懇願して見ればいいんじゃない……?」

件の死霊術師が現れて、皮肉気に言い放った。
これと同じようになるとすれば、まさしく役者にとっては死活問題だ。

「……あなたが私と同じようにされるかなんて、知らないけど」
(+0) 2021/12/12(Sun) 21:31:32

【人】 錆鉄御納戸 ミズチ

 どことなくぼんやりとしたままなことに変わりはないが、丸一日前よりかはずっと落ち着いた様子だ。掲示板の内容に目を通し、名前と人物を結び付ける。彼は確かに隠し事の気配は孕んでいたように思うが……。
(1) 2021/12/12(Sun) 21:31:50
ミズチは、そんなことを考えていたら、当人が現れていた。「……立派な姿勢だな」
(a1) 2021/12/12(Sun) 21:32:01

【独】 錆鉄御納戸 ミズチ

/* >>a0
 顔をやられる以外のことをめちゃくちゃ嫌がったら、矛先がそっちに行って顔は軽傷になるんやないかなっておもったけどミズチはそんな発想持たない(過激派
(-15) 2021/12/12(Sun) 21:33:04

【見】 騎兵 リーゼロッテ

「そーゆーのってぇ、言うと他のトコがひどい目に遭わない?
 ゲヘヘ、てめーは顔はいいからなァ…みたいな〜」

縁起でもない事をあまり遠回しでもなく宣う。
政府は女性に飽いたか。とはいえ綺麗どころである。

「フランドルさんツケとかあるのぉ?
 よっぽどありそぉなヒト、他にいると思うけどなぁー。
 けど最初がチェスティーノさんだったの考えるとぉ、
 やっぱ……ネタ切れ?」

記憶に残らないだけで、顔見知り以外にもいかにも怪しい者は連行されているのかもしれない。
それでいて尻尾を掴めずにいると。
そうであれば目立つあたりを見せしめに捕らえるもアリか。
(@0) 2021/12/12(Sun) 21:35:24
ミズチは、なんとなしに周囲に視線を向けた。赤いリボンや黄色い花が椅子に置かれている。>>3:c7>>3:a37
(a2) 2021/12/12(Sun) 21:37:50

【人】 錆鉄御納戸 ミズチ

>>a2

「……」

 花は、アイシャが普段座る席にある。彼女のことだ、皆に向けての何かしらのメッセージだろう。花占いの花が浮かんだ。

 けど、リボンの方は? あれはアンゼリカのものだ。昨日ぼんやりとしていた自分はともかく、ノアベルトが気付かないわけもない。──いい予感はしなかった。
(2) 2021/12/12(Sun) 21:42:10
ミズチは、忘れ物の赤いリボンを拾った。
(a3) 2021/12/12(Sun) 21:42:50

【念】 灯屋 レイ

「……」

「今回の御布令は。
我々にとってあまり良くない知らせです」

「根拠のないものだと良いのですが」
(!0) 2021/12/12(Sun) 21:45:58

【秘】 灯屋 レイ → 木偶の坊 エドゥアルト

「フランドルは、
『擬狼』


/*
三回連続、なんでですか?
(-16) 2021/12/12(Sun) 21:48:21
レイは、変な夢を見た気がする。
(a4) 2021/12/12(Sun) 21:48:58

【人】 仮面の役者 フランドル

 
「や、どう考えてもふんだくられるだけふんだくられて
 『約束はしていない』なんて言われるオチだろう、それは。
 どうせろくでもない目に遭わされるなら、
 せめて誰ぞの手くらいは噛んでやりたいものだなぁ」

与えられるかもわからないお慈悲を乞うよりも、
多少手傷を負ってでもやり返してやりたい質らしい。
政府の者に聞かれていれば自身の首を絞めそうな発言と共に
死霊術師の言に大仰に肩を竦めて見せた。

「まあ、"たまたま目に付いた"んだろう。
 嫌疑を掛けられる理由なんて、大抵はそんなものさ。
 しかしどうにもこの街の人間は
 人の顔を狙うのが好きらしいからなぁ…」

この役者、よくよく様子を見ていた者ならば
つい先日も顔に真新しい傷を拵えていたと知っているはず。
やっぱり顔は無事では済まないかも。
(3) 2021/12/12(Sun) 21:49:28

【秘】 残氷 の エアハート → 埃運び オーウェン

 
「まあ残念ではありますが……
 そもそも私、そこまでわかりにくい人間と思いませんが。
 良くも悪くも直情的な部類と思いますし」

言いながら店員を引き留めてエールとつまみを注文する。
重ねて何か頼んでも特に何も言わないだろう。

「好きじゃないですか?でも“万が一”を考えると、
 空気がお洒落だったり静かな場所よりは、
 何を聞かれても問題がない場所の方がいいでしょう?」

下手に口を滑らせても危険が無いのはそうだろう。
そも、この男も2回の部屋を“尋問”の際に使ったばかりだ。
幹部級の構成員ならば命の危機でも盗み聞きを試みる輩もいるだろうが、恐らく自分達はそこまで地位が高くもないだろう。きっと。

「そうなっても別に黙っておきますけどね。
 仲いい相手にはそこまで非情でもないですよ。私。

 じゃあ気が変わる前に聞くとしますか。
 
何で猫語だったんです?」


そこ?と言う点からいきなり始まった。
(-17) 2021/12/12(Sun) 21:55:41

【墓】 花売り妖精 アイシャ

アイシャは、予定通りに尋問を受けました。
アイシャは「何も知っている事はないのです」と答えました。

その声色も態度も、普段と遜色なく。
理不尽な拘束にも、暴言にも、等しく同じ温度を返しました。

「私はお仕事をしていただけなのです。
 怪しい人も、お店には来なかったのです。

 いえ、庇ってなど。分かっていたら、ちゃんとお話ししているのです」

花売り妖精にとっては、この騒動が膨れ上がって暴動にならないのであれば それでよいのです。
自分への尋問が行われることで、終着への足掛かりになるのであれば。
アイシャは、それを甘んじて受けるつもりでいたのです。
(+1) 2021/12/12(Sun) 22:04:06

【独】 大道芸人 チェルシー



すっごい嫌な予感がするわぁ・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(-18) 2021/12/12(Sun) 22:06:05

【独】 大道芸人 チェルシー

嫌な予感する人間になっちゃったな
(-19) 2021/12/12(Sun) 22:08:07

【秘】 騎兵 リーゼロッテ → 死霊術師 ペトルーシャ

「杖、とられちゃったのぉ?」

あなたが酒場を去るタイミングで、後ろから声が掛かる。
槍を担いだリーゼロッテが同じく席を立ち、並ぶようにして寄ってきていた。無遠慮に覗き込みながら。

「なんてゆーかぁ、損なとこばっか引くよねぇ。
 おカネもらって戦ってあげれば文句言われてぇ、
 フツーにお仕事してるだけで遠巻きにされてぇ。
 言うコト聞いて連行されたげなくてもよかったじゃん〜。
 ペトルーシャさんも、生きるのヘタ系?」

『も』とは、自分には掛かっていない。
話を聞いた誰かさんを指すようにして、立てたひとさし指を揺らす。どうにも、したたかなようでそうでない人間が――この街に留まるにはただ搾取されるだけになってしまいそうな者が、ちらほらいる気がしている。
(-20) 2021/12/12(Sun) 22:08:18

【秘】 錆鉄御納戸 ミズチ → 見習い少女 アンゼリカ

 ミズチはアンゼリカを探していた。忘れ物と思しきリボンを拾ったのだ。>>a3 気付かれずに放置されたままだった理由は杞憂であればいい。政府に連れて行かれたらしいアンゼリカのことを、ノアベルトは何らかの形で調査したはずだ。可能ならば、現状の緩和も試みただろう。

 ミズチはアンゼリカと目立った交流があったわけでないが、ノアベルトを慕うあなたの様子は日々目にしていたし、彼からあなたの話を聞くこともあった。アンゼリカのことを全く知らないわけではない。

 秘密裏にアンゼリカが連行されて以降姿は見ていなかったが、居場所や現状は聞こえてきた。薬や食料を衣嚢に収めて彼女のもとへ向かう。どんな状態でも不要にはなるまい。

 さて、あなたは今どこで何をしているだろう?
(-21) 2021/12/12(Sun) 22:09:18

【人】 残氷 の エアハート

 
「────」

男は椅子に座りながらも一切の表情が消え失せた顔で、
ただ貼られた紙にずっと視線をやっている。

               
もっと早く殺しておけばよかった。
(4) 2021/12/12(Sun) 22:16:37

【墓】 花売り妖精 アイシャ

だからアイシャは、真っ白なローブが捲りあげられて。
背中に生えている綺麗な羽に刃を当てられても
、ちっとも怖くなんてなかったのです。
しょうがない事なのです。

人間と妖精の合いの子は、妖精の何倍も大きい羽を持っているのですから、それを欲しがる人もいるだろうと知っていたのです。

嘘。我慢してるだけだ。
ヒペリカムの花言葉を思い出して、耐えていました。
(+2) 2021/12/12(Sun) 22:19:05
アイシャは、堪えきれなかった痛みの中で、ちょっとだけおかしな夢を見ました。
(c0) 2021/12/12(Sun) 22:20:42

【独】 錆鉄御納戸 ミズチ

/* >>c0
 笛吹きさんやっぱりせかいをやさしくしてくれてないか? アイシャチャン……( '-')
(-22) 2021/12/12(Sun) 22:22:33
アイシャは、酒場に戻ってきました。背面が赤く染まったローブの下の膨らみはなくなり、ぺとりと張り付いているよう。
(c1) 2021/12/12(Sun) 22:23:10

アイシャは、今日はしばらく、個室から出てこないでしょう。
(c2) 2021/12/12(Sun) 22:23:35

【人】 埃運び オーウェン


「……」

人間味の失せたようなツラの男を、横目で見て。
そして次に張り紙を見る。
つまらなさそうで、どうでもよさそうでいて、

だけどそれでも、心は揺れ動くもの。

「さて次は誰だろうな。
 俺か。それともお前か、あるいは他の誰かか。
 ああ面倒だ面倒だ……どうせこんなもん鬱憤溜まった政府の憂さ晴らしに違いねえってのに」

不平不満ばかり出てくる。威勢のいい罵言のひとつやふたつ、とっとと捻りだしたいのに出てこなかった。
(5) 2021/12/12(Sun) 22:26:36

【秘】 見習い少女 アンゼリカ → 錆鉄御納戸 ミズチ

「……!」

酒場から出てきたところで、あなたは鎧を着た衛兵に囲まれているアンゼリカを目撃するだろう。尋問を終えてまたどこかに連れられるところだろうか。
抵抗を試みているようだが、うまくいっていない。

アンゼリカはあなたを視認すると、はっと目を見開いてぱくぱくと口を開く。
「(た、す、け、て)」、と読み取れるだろう。
(-23) 2021/12/12(Sun) 22:26:57

【独】 大道芸人 チェルシー

あ〜あ〜あ〜
あ〜・・・・・・
(-24) 2021/12/12(Sun) 22:31:33

【念】 灯屋 レイ


―――聞こえた言葉に、ぴくりと眉を動かした。

「……」
何かがあったのか。何かが起きそうなのか。
それとも、そのような事も『当たり前』だと平然と語れる環境にいたのか。
ヘルは、知らない。

しませんよ


だからすぐに出たのは否定だ。

「構いません。私は貴方を信頼すると決めました。

私は貴方に望みをゆるせるようになって欲しいと願いました。
ならば私は、私も、貴方の行いをゆるします。
失敗なんていくらでもすればいい。誰だってするんですから、次は失敗しないように考えればいい。
どうすれば良いかわからないならば、私も一緒に考えましょう。

ヘルがガルムを見限る事は、ありません」

そう言い切るぐらいの情は、既にあるのだ。
(!1) 2021/12/12(Sun) 22:43:16

【人】 仮面の役者 フランドル

 
馬鹿な事をしたよ、お前は


ぽつり、呟いたのは誰に対してか。
この場に居る誰かに宛てたものとも限らないけれど。
そして、それが誰かに拾われるとも限らない。

「──『不幸せなのは我々だけではないようだ。
 この世界という広大な劇場は、我々が演じている場面より
 もっと悲惨な見世物を見せてくれる。』」

「願わくば、カーテンコールは笑顔で迎えられるよう。
 哀れな役者は、次の場面に期待するとしよう」

長台詞の後に、かつん、金属製の踵を一つ鳴らして。
役者騙りは一度部屋へと戻って行った。
(6) 2021/12/12(Sun) 22:58:42

【秘】 迷彩掃除屋 ノアベルト → 残氷 の エアハート

「中々込み入ってますね〜……
さっさと仲直りしてしまいなさいよ。
 同じ反乱軍にいるならとおもっちゃいますが。
 ……何か進展したら教えてください。ついでです、ついで」

人の噂を聞くのも、情勢を知るのも癖のようなものだ。
手の内はさっさと明かしている身。
笑い話のひとつでもおこぼれに預かりたい者だが……これは思ったよりもドロドロとした雰囲気なのだろうか、踏み入らない方がいいか少し悩むことになった。

「案は……ないですね。
 いっそのこと顔を出さない方がいいまであるぐらいです。
 平気な顔をするのが得意で困ることってあるんですね。
 チェスティーノは一体なにをされたらあんな風になったんだか……聞いてきた方が良いでしょうか?」

本当に困っているが本気で困っている様子では無い。
(-25) 2021/12/12(Sun) 22:58:43

【秘】 錆鉄御納戸 ミズチ → 見習い少女 アンゼリカ

 あなたのその動作を切っ掛けに衛兵に認識される前に、ミズチは姿を消した。それからすぐに何かがあるわけではなかったが、彼があなたを見捨てて去ったとは思わなかっただろう。

 もう少し酒場から離れた場所へ移動した頃、衛兵たちは一斉に意識を失った。神経毒だ。己に意識を向けていない相手の鎧の隙間に千本を刺し入れることは、ミズチにとって赤子の手をひねるようなものである。
(-26) 2021/12/12(Sun) 22:58:47

【秘】 錆鉄御納戸 ミズチ → 見習い少女 アンゼリカ

 手早く目覚めた後のための工作や証拠隠滅を済ませ、衣嚢から取り出した布をあなたに被せた。すっぽりと全身を覆う、フード付きの外套だ。

「認識をずらす系統の魔術のかかった品だ。歩けるか? 難しいなら持ち運ぶ」

 機動力は下がるが、少女一人を運べない程になるわけではない。兎角この場から去ることが最優先だった。
(-27) 2021/12/12(Sun) 22:59:09
フランドルは、悲劇のままで終わるつもりは無い。
(a5) 2021/12/12(Sun) 23:03:41

【独】 錆鉄御納戸 ミズチ

/*
 ミズチくん、思考に影響めっちゃ出そうなペトルーシャとのRPが確定していないこの状態でも政府くそだなってなってきたな……魔術師ならまだ革命軍寄りかもしらんけど賢者連れてくなよ政府……(※連れて行ったのは実質革命軍です
(-28) 2021/12/12(Sun) 23:09:11
大道芸人 チェルシー(匿名)は、メモを貼った。
2021/12/12(Sun) 23:16:57

【墓】 花売り妖精 アイシャ

>>3:16 3日目時空のチェルシー様

「ぜひ仲良くなって頂きたいのです。
 結果を信じることで、よりよい日々が送れると自負しているのです。
 と、お花も言っていたのです。

 はいなのです、チェルシー様に愛された花はその恩返しを絶対にしてくれるのです。
 陽気なチェルシー様がもっともっと元気で明るい存在になって、
 きっと素敵な大スター間違いなし!なのです」

体いっぱいで感情を表現する貴女を見て、花売り妖精もにこにこです。

「む、これは造花なのですけれど……
 実はチェルシー様にぴったりな色をしてるなと思っていたのです。
 ぜひプレゼントさせてほしいのですよ」

造花に意味は宿らない。きっと悪いことは起こらないはずです。
オレンジ色のユリに可愛らしい赤のリボンをつけて、貴女に差し出すことでしょう。
(+3) 2021/12/12(Sun) 23:17:50

【人】 百識眼 の シュゼット

「どこの誰が御上に告げ口するとも知れねぇ、オーウェンのの旦那も気ぃ付けなすって」

女はいつも通り此処にいる。いつも通りだ。
(7) 2021/12/12(Sun) 23:19:57

【人】 百識眼 の シュゼット

いつも通りの場所から、いつもと違う変化を感じ取る。

「ノアベルトの旦那、しくじりやがりましたかねぃ・・・」
 あぁ厭だ厭だ、こうも陰気クセェとまったく商売する気も起きゃしゃがらねぇ」
(8) 2021/12/12(Sun) 23:26:34
2021/12/12(Sun) 23:31:10

【人】 灯屋 レイ

灯屋の仕事は夕暮れ。
ソール太陽スコルに追い立てられて大地の向こうへ消える前。
夜闇がすっかり路地を飲み込んでしまうまでに灯りを点ける。
ゆらゆら揺れるカンテラの光が街灯に点っていく。

そうして戻り、御布令を視界に映した。

「―――」

何も言わず、酒場に入る。
今日は静かな端の方。カンテラの灯りに照らされながら静かに人々を眺めていた。
(9) 2021/12/12(Sun) 23:37:12

【秘】 百識眼 の シュゼット → 花売り妖精 アイシャ

──コンコン。

と、ノックする音に気付くだろうか。
次いで、ドア越しから声が届く。

「お嬢さん、チョイと良いですかぃ・・・
 あっしです、シュシュさんでさぁ。開けてもらっても?」
(-29) 2021/12/12(Sun) 23:37:31

【秘】 迷彩掃除屋 ノアベルト → 百識眼 の シュゼット

リンとなる音に、続いて銀貨が落ちる音。
貴方のそばに何やらメモが落ちていた。

そこに書かれていたのは

『エドゥアルト、レイ』
『野良猫のオーウェン、蝙蝠のフランドル、エアハート』


果たして何を示す名前だったかはさておき、なんとなく持っていては危険な気がする。
様々な商品を扱ったことがあれば、発火する魔法がかけられた紙であることがわかる。火傷をしたくなければ早く誰の目にもつかないところに捨てるべきだろう。
(-30) 2021/12/12(Sun) 23:41:21

【秘】 見習い少女 アンゼリカ → 錆鉄御納戸 ミズチ

「すっ…、すごい…あ、ありがとう、ございます……。
 歩けなくはないけど…少し、肩を貸してほしい、かも…。」

あなたの鮮やかな手さばきを目の当たりにして、思わす声が漏れる。見たことのない戦術、これがベテランか……。

「逃げ出したところを見つかって、捕まってしまって…。
 あ……あの、わたしは大丈夫なんです、
 でも……ノアベルトせんせは、無事ですか?」

アンゼリカの首には首輪が取り付けられており、身体のあちこちに痣と傷ができている。肩で息をしながら、早く酒場に戻らなくては……と呟く。
(-31) 2021/12/12(Sun) 23:45:00

【独】 仮面の役者 フランドル

/*

『不幸せなのは我々だけではないようだ。
 この世界という広大な劇場は、我々が演じている場面より
 もっと悲惨な見世物を見せてくれる。』

個人的引用メモ。言うまでもなく、シェイクスピア。
(-32) 2021/12/12(Sun) 23:51:43

【秘】 迷彩掃除屋 ノアベルト → 錆鉄御納戸 ミズチ

「……ありがとう、ございます。
 ほしい物ありますかカガチ。
 ストールにつけるアクセサリーでも。きらきらしますよ」

鎌首をもたげる貴方をひとなで。
実際つけるとこうして姿を表したときどうなるのだろう、跳ね除けてしまうのだろうか……。

「……なんとかします。
 いつまでもそばにいられるわけじゃありませんから。
 彼一人でも無事でいてもらいませんと。
 掃除屋ですからね、今は、また憂いなく月を見たいんです」

旦那も自分の部下がどんどん消えていくのは気に病むだろう。
せめて健康的な姿を見せてやったほうがいい。
そのまま見送りながら、ミズチが起きるのを待った。

嫌な予感がするんですよ、本当。
それは翌日に見せることになるが今このときは悟らせていない、その後もだ
(-33) 2021/12/12(Sun) 23:52:21

【置】 錆鉄御納戸 ミズチ

 ミズチは、夜に響く笛の音を聞いた。昨日にどうだったかは曖昧だが、確かチェスティーノが政府に連れられたらしい夜から同じ音を聞いているように思う。

 ミズチは>>3:L0で触れた通り、音に関して敏感な方だ。前日と違い、機能的には普段と変わらない程度に回復もしている。それなりに高度な隠蔽工作がなされていない限りは、その出所突き止めるだろう。
(L0) 2021/12/12(Sun) 23:55:25
公開: 2021/12/12(Sun) 23:50:00
錆鉄御納戸 ミズチは、メモを貼った。
(a6) 2021/12/12(Sun) 23:55:41

【秘】 錆鉄御納戸 ミズチ → 見習い少女 アンゼリカ

「……肩を貸すのは構わないが。お前は、身を隠した方が良いのではないか? 誰ぞに知らせたいことがあるのなら小生が代わりに言伝てよう」

「どうしてもアンゼリカが向かわなければならない理由があるのなら……酒場の近くまでは共にして、あとは小生は身を潜めて一時的に護衛をするという形で手を打ってはくれないか。短時間であれば小生でも真似事は可能だと思う」

 逆に言えば、姿を現すのが長時間になれば護衛と名乗るに足る働きをすることは難しくなるだろうと言っている。

「ノアベルトは姿がない」

 そう告げて、リボンを差し出した。あなたのものだ。あなたがリボンを失くした場所に心当たりがあるのなら、あなたのことを気にしなかったはずがないノアベルトが拾っていないわけがないとミズチは考えている。つまり、無事ではない可能性が高いと。
 人々の声からするに、それは可能性ではなく確定事項と言えるものだったが、それを言葉にすることは憚られた。
(-34) 2021/12/13(Mon) 0:25:38

【秘】 百識眼 の シュゼット → 迷彩掃除屋 ノアベルト

メモ紙に目を通す、くしゃりと丸めて灰皿に置いた。
暫くして静かに発火し灰になっていくそれを眺めながら呟く。

「ガルムにヘルと、あっしの情報網と相違ねぇたぁね。
 どうも、良い答え合わせになりやしたよ旦那・・・
 ほとぼりが冷めた頃に当店が残ってりゃあまたご贔屓に、幾らでもサービスさして戴きゃすよ・・・」
(-35) 2021/12/13(Mon) 0:27:27

【秘】 仮面の役者 フランドル → 残氷 の エアハート

「……ああそうだ、俺は俺だ
 この忌々しい血があって、あの家に見捨てられて
 あの息苦しい街で、暗い路地裏でそれでもお前と生きてきた」

瞼を下ろし、変わる事のない事実を苦々しく吐き捨てる。
結局の所は、互いに望まぬものだとしても、この血が無ければ。
皮肉な事に、きっと貴方と出会う事も無かったのだろう。

「どんなに認め難くても、
 
結局はそれら全ての上に今の俺がある。

 
事実は変えられない。その何れが欠けても今の俺は無い。


 …結局、消し去るなんて事はできやしないんだ。
 だからせめて、この血も生まれも関係の無い所に行きたかった
 ……そうでなくとも、他の誰が俺をどう扱おうと
 お前の中で変わらず在り続けるなら、俺は、…」

貴方の中で、"ただのフランドル"のままで居られたなら。
それが何処であろうと良かった。
自ら望む居場所はただ貴方の傍らだけだ。最初から最後まで。

「──ハーディ?」

不意に、ふつりと不自然に途切れた言葉に視線を上げて。
様子がおかしいとは初めから感じていたが、これは。
この豹変ぶりは、喩えるなら、何かに上書きされたような。

──フランドル・スキアーという騎士は。
貴方と並び立つ為なら、正道を外れたやり方も厭わなかった。
それはたとえば、幻術──精神に干渉する術も例外でなく。
(-36) 2021/12/13(Mon) 0:30:02

【秘】 仮面の役者 フランドル → 残氷 の エアハート


当然、"そういった手口"を使う側の思考は想像に難くない。
そして、外部から人を意のままに操ろうとする時。
完全なる上書き、まったく異なる意思を植え付けるよりも
元あるものを都合良く偏向させる方がずっと手っ取り早い。
何より合理的だ。誰だってそうするだろう。

つまりはそういう事なのだろうと予想は付く、が。

「…ああくそ、…
 そうだよ、俺はお前が居なきゃだめなんだ
 お前の意思決定に縋らなきゃ生きる事も死ぬ事もままならない
 昔からそうだった。お前だってよくわかってるだろ」

言葉のみで揺さぶりを掛けるには限度がある。
上から他の術を仕掛けてロジックエラーを引き起こしてやるか、
或いは一発ぶん殴るにはご丁寧に掛けられた枷が邪魔だ。
打つ手が無いわけではないが、急いて事を仕損じるくらいなら。

「だから、
"それがお前の意思なら"

 俺が受け入れない理由は、何も無いんだよ」

素肌に触れる外気と、それから。
ぶち撒けられる液体に内腿が僅かに震えて、けれど。
その後は、身体の力は抜いたまま。
(-37) 2021/12/13(Mon) 0:30:56

【独】 大道芸人 チェルシー

どうしよっかな♪(匂わせるぐらいにしてね〜って村説明に書いてあるからバレさせはしないが匂わせるぐらいは死体気持ち)
(-38) 2021/12/13(Mon) 0:37:43

【墓】 花売り妖精 アイシャ

>>3:24 3日目のミズチ様

その反応に、小首を傾げましたが。
そういえばおふたりはよく一緒におられるのです、と納得いった様子でした。
同じ結果の偶然とはいえ、お揃いのお花を渡すことが出来て少しばかり満足気です。

「とんでもないのです。
 ですけどローダンセは、小さくて可愛らしいお花なのです。
 そんなお花と同じ色で生まれて、幸せなのですよ」

「きっとお花も喜ぶのです。
 変わらぬことを、祈らせてほしいのですよ」

代金を受け取って、ぱちくりとしましたが。
チップのようなものだと分かれば、報酬袋の中に大事にしまい込みました。
(+4) 2021/12/13(Mon) 0:38:11

【独】 迷彩掃除屋 ノアベルト

/*
シュゼッッッッッッッッツ!!!!
わかる〜〜〜あと見づらいよね〜〜〜〜わかる〜〜〜〜〜〜〜〜
なんだよ、にゃんって、わからんかったよ。
まあ、くじ引きで?
オーウェンくじをはじくの見てなかったら、
わからなかったんですけど!?
エアハートわかんなかったよね〜〜〜。
フランドルはフランドルっぽかったんだけどさ〜〜〜〜〜〜。通じてる〜〜薬くださ〜い!!

はあ。シュシュ好き。中立仲間〜〜〜〜〜〜〜〜〜。
ドンドン遊んでいけ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜。
(-39) 2021/12/13(Mon) 0:50:53
大道芸人 チェルシー(匿名)は、メモを貼った。
2021/12/13(Mon) 1:23:43

【独】 大道芸人 チェルシー

「人体消失マジックです!!!!!!!!!!」

忍者VS奇術死!!!!!!!!!!!!
今から上映開始!!!!!!!!!!!
見逃すな!!!!!!!!!!!!!!!!
(-40) 2021/12/13(Mon) 1:24:27

【秘】 錆鉄御納戸 ミズチ → 迷彩掃除屋 ノアベルト

阿呆。要らんわンなもん。
隠密が強みの奴に目立つのをつけてどうする」

 布である内は着けていられるだろうが、変化が解けたらきっと弾く。留め具の類を壊さないのは多分がんばってくれます。

「……ワシの要りもんは、最初に言うた通りじゃ。ミズチに良うしてしてくれたらそれでワシに返る。こんな滅多に居らん屍もどきに何ぞ割くくらいなら、全部ミズチにくれてやれ」

 カガチも、いつまでもそばにいられる保障はどこにもない。時たま目覚めてはお節介染みた小言を押し付けていくなんてことも、いつかには出来なくなる。

「言葉を違えてくれるなよ、掃除屋」

 そんなことを投げ置いて、身を翻す。元の畳まれた状態の布に戻った。なんとかすると聞いたカガチを、それを告げたノアベルト自身を裏切るな。
(-41) 2021/12/13(Mon) 1:26:00

【秘】 錆鉄御納戸 ミズチ → 迷彩掃除屋 ノアベルト

 さて、先の話の主題にあったミズチはと言えば。そんな緊張した空気があったとは思えないすやっすや具合である。でもなんかうにゃうにゃ加減から見ると、当初の予想よりは早く目覚めそうに思えただろう。

「……、……?」

 実際、あなたをそう待たせずミズチは意識を取り戻す。まだ酔いの醒めきらない、とろんとした視線があなたをとらえた。

「…のあー?」

 間延びした声で愛称が呼ばれる。ミズチがあなたをそう呼んだことはない。

「旦那のまねっこ」

 ふ、と息を吐く音がした。隠すものがない顔はほころんでいる。満足げにそのままもう一度寝入った。すや……。
(-42) 2021/12/13(Mon) 1:26:43

【秘】 錆鉄御納戸 ミズチ → 迷彩掃除屋 ノアベルト

 それからまた程々にあなたを待たせ、ミズチは目覚めた。少々眠たげにした後、あなたを見て、窓の外を見て、首を傾けた。思ったよりは時間経ってないなの顔。
(-43) 2021/12/13(Mon) 1:27:19

【秘】 見習い少女 アンゼリカ → 錆鉄御納戸 ミズチ

「身を隠したい……。本当は、そうなんですけど……。」

あなたからリボンを差し出され、師匠の不在を察知する。
恐る恐る受け取って、小さな手でぎゅっと握り締めた。

「ああ…………せんせぇ、そんな……!
 やっぱりわたし、戻らなきゃ。わたし、革命派のひとに
『見せしめ』だ……って、そう言われたの。
 だから皆の前に出て行って…良い子のふりしなきゃ。」

徐々に涙声になっていく。

「護衛、ありがとうございます、でも……見せしめだから、
 むしろ石でも投げられてたほうがいいの……。
 私が皆の前で良い子にしてないと、せんせが……!
 ノアせんせが、もっとひどい目に遭うかもしれない……!
 わがまま言って、ごめんなさい……!」

両手で目を覆ってわっと泣き出す。
もちろん自分一人の振る舞いが他の者の処遇に影響する可能性なんてほぼ見込めないだろうことはアンゼリカにもよく分かっている。
それでも、師匠や酒場の顔馴染み達の被害が大きくなるのをどうしても避けたいのだ。
(-44) 2021/12/13(Mon) 1:29:03

【独】 錆鉄御納戸 ミズチ

/*
 あ〜〜〜〜〜〜笛吹きさん返してくれてるありがとう〜〜〜〜〜〜〜え? 地上人でこういうふうに隠しそうなの誰だよ、チェルシーとかシュシュさん?? 他の役職の不穏感の方が合うと思っているけど、フランドルもワンチャン。
 夢見てそうなのが、エアハートノアベルト、オーウェンペトルーシャ、レイアイシャあたりなんよな。エドゥアルトはキャラ的にあんまりしていなさそう。旦那だったら嘘だろ??ってなるけど、あんなに踊り狂わせて面白そうな人踊らせてないってなると本人だからが理由かも知らんってそろそろ思えてくるんけどどうなんですか旦那。旦那が笛吹きでも愉快が過ぎるんだよ。
(-45) 2021/12/13(Mon) 1:38:45

【独】 錆鉄御納戸 ミズチ

/* >>+4
 そう、これ、いっしょが、すごい、うれしかった。ありがとう(ありがとう
(-46) 2021/12/13(Mon) 1:42:51

【置】 錆鉄御納戸 ミズチ

>>L0 笛の音

「……」

 発生源と感じた場所には何もなかった。ミズチは己の探索能力を稚拙なものだとは思っていない。証拠を残さないために気を付けるべきことも心得ている。こうして現場に残ったものから得られたのは、相手の技術や意識が低いものでないという事実だった。

 わざわざ痕跡を断つのは、暴かれたくない何某かの理由を持っていることの証左だ。わかるのはそれだけで、その内容はミズチには見当付けられないが。

 音が聞こえてからでは、発見には至らないのだろう。見つけるのなら、こうした場所にアタリをつけておいてになるか。そんなことを考え、似た条件の場所をいくつか見繕うに一先ず調査は留めた。

 ──まさかそれが最近何人かが見て話題になっている妙竹林な夢の原因だとは欠片も思わなかった。タイミングがタイミングだからね、しかたないね。
(L1) 2021/12/13(Mon) 2:05:37
公開: 2021/12/13(Mon) 2:05:00
錆鉄御納戸 ミズチは、メモを貼った。
(a7) 2021/12/13(Mon) 2:07:32

【秘】 錆鉄御納戸 ミズチ → 見習い少女 アンゼリカ

 

「……革命派に? 政府ではないのか」

 ひやり、周囲の空気が底冷えしたようだった。
 
(-47) 2021/12/13(Mon) 2:30:37

【独】 迷彩掃除屋 ノアベルト

/*
の、のあー!?
ふざけるなよミズチ…!!!
可愛いことしてんじゃねえぞ!!
(-48) 2021/12/13(Mon) 2:32:07

【秘】 錆鉄御納戸 ミズチ → 見習い少女 アンゼリカ

 そんな気配はすぐに失せる。

「お前がそう言うのなら、それで構わない。そのつもりなら部屋に戻れはするな? 差し入れようと思っていた治療薬や食料はお前の部屋に置いておく」

 女の子の部屋に入りますよって言ったねぇミズチくん。やましい気持ちは一切ないです。本人はとても真剣です。

「お前の身は潔白であるが、そうだな、お前の相手を見極める力は確かに革命派から見れば厄介だろう。無力化に近い状態にしておくことは理にかなっている」
(-49) 2021/12/13(Mon) 2:32:22

【秘】 錆鉄御納戸 ミズチ → 見習い少女 アンゼリカ

 ふ、と息を吐く音がした。安心させるように、空気が緩むように。わらったつもりだ。

「酒場の近くまででいいな? その外套は好きにしてくれていい。小生にとっては使い捨ての品だ」

 そうしてあなたに肩を貸し、酒場への道を共にすることになっただろう。

/*
 御機嫌よう、骨噛み骸糾問です。死霊の声を聞いて、アンゼリカの役職が賢者であることがわかっています。PLはそれが特殊能力故かか飛び抜けた調査能力故かはわからないけど、ミズチは理解している感じです。

 外套に関しては、被っていると「人がそこにいることはわかるが、それが誰かということには意識が行かない」感じの品です。好きにしちゃってください!
(-50) 2021/12/13(Mon) 2:33:38

【秘】 仮面の役者 フランドル → 灯屋 レイ

 
「ま、何のかんのと皆上手くやってるようじゃないか。
 身軽な冒険者ゆえの余裕、というのもあるのだろうけど…」

そう、何だかんだと言いはしても。
ぱっと見、あの酒場の人々はそれなりに上手くやっている。

何かと世話を焼くのは勿論の事だけれども。
貴方のように、決して踏み込み過ぎない距離を保つ事も。
各々の気遣いの形は違う。心地良いと感じる距離感も。
それを互いに折り合い付け合って、その上にあの場がある。
しがない役者騙りはそんなふうに思っている。

「…ふむ。」

そうして、貴方の言葉に一つ。
納得とも何とも付かない息を零して。
揺れるカンテラの灯りに一度視線を遣って、それから。

「──ある者は、この街への憎悪から。
 ある者は、捻じ曲げられた思想の下に。
 そしてある者は、革命そのものに心は無い。」

「それが今この街の裏で動いている者達だ。
 勿論、彼らがその全てではないだろうが。
 …君の期待に適うかと言えば、少々難しいだろうなあ」

"科白"を読み上げれば、少々困ったように笑って。
貴方が降り掛かる火の粉を払う力を持たないように、
三文役者もまた、これくらいの事しかできはしないのだ。
(-51) 2021/12/13(Mon) 2:48:54

【秘】 錆鉄御納戸 ミズチ → 大道芸人 チェルシー

「チェルシー」

 日中、宿の廊下か街のどこかか、あなたの姿が見かけられたところで声が掛けられる。(芸をしていたのなら、その輪の中に彼の姿はあったが、声を掛けたのはあなたが一人になってからだった)

 ミズチが気配なく死角から近寄るのは、一種の職業病だ。何度か驚かせたことがあるかもしれないし、初めてのことかもしれない。

「芸を頼んでいいか? 数日前に出されていたシチューに興味がある。噛み砕けはしないと思う故、出されていた物よりもいくらか小さいと喜ばしい」

 あなたがシチューだと言った真鍮を、彼は本気でシチューの一種なのだと思っている。彼の好物はシチューだ。加えて、改めてあなたの技量を見極めたくもあった。
 都合が悪ければミズチは引き下がる心づもりだが、余程でない限りは芸人が芸を要求されて煙に撒くこともないだろう。
(-52) 2021/12/13(Mon) 2:56:31

【秘】 錆鉄御納戸 ミズチ → 百識眼 の シュゼット

「シュシュさん」

 日中、宿か街のどこかか、あなたの姿が見かけられたところで声が掛けられる。

 ミズチは他人に用向きを持ちかける時、気配なく死角から近寄ることが多いが、あなた相手には姿を見せて現れることがほとんどだ。商人とは商品とを挟んで向き合う意識がなんとなくあるらしい。

──が、今はあなたの死角から現れた。

「今、構わないだろうか。少し聞きたいことがある」
 
(-53) 2021/12/13(Mon) 3:11:15

【秘】 仮面の役者 フランドル → 埃運び オーウェン

 
「そうかい」

言葉を待つ、暫しの沈黙の後。
貴方の答えを聞き届けた後、かつん、もう一度踵を鳴らし。

「なら、やはりそう遠いものでもないらしいな。
 
お貴族様と下賤の民の合いの子。

 "不義の子"もまた、上には捨てられ下には疎まれる。
 君は君で私は私だ、何も同じというつもりも無いが。
 考えようによっては、同輩とも言えなくはないだろうさ」

声色は、変わらず世間話のようなもの。
同類への情を滲ませる事も、腫れ物に触るようにする事も無く。
ただ事実を事実であると提示しているだけ。

同情や仲間意識が欲しいわけでも、与えたいわけでもない、が。
知らないよりは、知っていた方が行く納得もあるだろう。
何より一方的に明かすというのもフェアではないと思うわけだ。

「まあ、そこらは仕事には持ち込まないけれどもね。
 結局私はよそ者、この街にも君にも大した思い入れは無い。
 こうして敢えて問うたのも、
 君がこんな危ない橋を渡るって事に納得が欲しかっただけ。」

「望むらくは。
 せめて君が生きている間にここが崩れる事を願っておくよ。
 その後に君が、こことは何の関係も無い
 何処か遠い所で生きていけたなら、もっと良い」
(-54) 2021/12/13(Mon) 3:30:41

【独】 仮面の役者 フランドル

/*
ねえ〜〜〜また優しい狼になってない?
なあフランドル〜もっと無情になってくれや〜

周りが良い子すぎて冷たくする理由が無いねんな。
こっち寄りならまあ仲良くしといた方がええやろし…
みたいな顔しよるねお前 墓下がそんなツラだよ 生意気だね
(-55) 2021/12/13(Mon) 3:36:18

【墓】 花売り妖精 アイシャ

>>3:28 3日目のフランドル様

受け取ってもらえたのを確認すると、一度スカートの端を掴んでカーテシーの仕草。

「期待しているのです、それこそがきっと貴方の生き方だと思っているのですよ」

そして口上と共に差し出されたカランコエの花に、目を瞬かせます。
カランコエの花がもつ意味を思い返し、妖精はふわりと微笑みました。

「はい、幸福のお花―――ですね。
 ありがとうなのです。大事に、お部屋に飾っておくのですよ」

差し出した時と同じように、両手で花を受け取ります。
(+5) 2021/12/13(Mon) 3:50:54

【秘】 迷彩掃除屋 ノアベルト → 錆鉄御納戸 ミズチ

霊の仕業だと? お前は、精神が弱っていると。
辛かっただろうと、慰めれば良いのか。
死者の声を聞いたからか、いいや、違うのだろう。

わかっている。
ミズチはただのからくりでは無いことぐらい。
まともに生きていた頃の人間の姿など知らない。
まともに生きていた頃すら無いのかもしれない。

だからなんだというのだ。
目の前に拾った彼の生まれを全て知る必要など無い。

ただ、拾ったものが壊れてしまえば後味が悪い。
居なくなるのが悲しいなんて考えたことが無い。
情をもたれる必要が無いのは、自分自身だ。
情を正しく抱けないのは、自分自身だ。


「ああ、起きましたか、ミズ……」

「は……?」

壊れた人形が、情をを持つことがあるものですか。


「……なんなんですか」

ただの物扱いをさせてくださいよ。
ただの物扱いをしてくださいよ。

だから、安心して傍に居られるのに。
(-56) 2021/12/13(Mon) 3:58:37

【秘】 迷彩掃除屋 ノアベルト → 錆鉄御納戸 ミズチ

 


「……調子はどうですか」

貴方が起きたとき男はなんとも言えなさそうな表情で。
自分の様子をうかがえば、膝枕。
わざわざ戻されたストールはよれて、妙に不器用そうに巻かれていた。
(-57) 2021/12/13(Mon) 4:01:05

【独】 大道芸人 チェルシー

バレてるのか?
それとも残る全員にメッセージ送ってんのかぁ〜〜〜〜!?!?!?!?!?
オ〜〜〜ン!?!?!
オオ〜ん((泣))
(-58) 2021/12/13(Mon) 4:06:59

【墓】 花売り妖精 アイシャ

>>3:38 3日目のレイ様

貴方の優しい手つきに、花売り妖精はまた笑います。
紫の色は、素敵な貴方によく似合うから。

「私は、レイ様を。
 そして、お花の声を信じているのです。だから、きっと大丈夫なのですよ」


「きっと、何事もない日常はいずれ戻ってくるのです。
 どんなことも、その日の為の必要経費なのですよ。

 帰ってきたらまた、皆さんにお花を売って。占いをするのです。
 もっともっと、素敵な事を届けたいのです」

だから、"大丈夫"。何度だって、アイシャはそう言うことでしょう。

まるで、そうあってほしいと願っているかのように。
(+6) 2021/12/13(Mon) 4:15:18

【独】 仮面の役者 フランドル

/*
そういや死神お嬢様がレイ殿なら
もしやもう既に狼バレしてる?秘話の時空内ではバレてないけど
わりい〜ッ オレ、狼〜ッ 諜報のはずがこんな事に
(-59) 2021/12/13(Mon) 4:30:35

【独】 仮面の役者 フランドル

/*
ん?いやまあ仮定の話ですね…
でもま秘話した相手を占うの みんなやるよね わかる〜
(-60) 2021/12/13(Mon) 4:32:02

【秘】 残氷 の エアハート → 仮面の役者 フランドル

 
「でも現実問題、もう私達出会ってるんですよ。
 確かにその血がないと私達は出会ってなかったし、
 今のフランドルではなかったでしょう。でもね?

 それ、全部“今”に至るまでに必要だっただけで、
 
別にその血、“今後”にはもう要りませんよね?」


『結局、消し去る事なんてできやしない』

貴方のその言葉を明確にこの男は否定する。
先程意識が変わる前も似たような事を言っていたし、
一度激昂していた時も主にこの話をしていた。

それほど気にしていた、は勿論あるだろう。
が、その場合この人格までそれを言い出すのは余程だ。

──裏を返せば、余程のこれを変える方法を。
現実的か否かは別に、何かを考えていたのかもしれない。

 ▽
(-61) 2021/12/13(Mon) 4:38:20

【秘】 残氷 の エアハート → 仮面の役者 フランドル

 
「……まあ、この件については、
 今は実は以前よりは乗り気じゃないんですよね。
 なので今は置いておきましょう」

軽く露出している足の付け根辺りをぺちりと叩く。
覚悟を決められたと言うか、受け入れられたというか。
それを求めていた筈なのに、実際にそう殊勝な態度を
取られると、つまらないなと思わずぼやいた。

「それでは契約書にサインをと、言いたいんですけども。
 私への情じゃなくて勧誘も受け入れちゃいましょうよ」

何を言おうが、精神状態がどうだろうが。
結局この男がエアハート本人な事には変わりなく。
そうして幾度も身体を重ねていた相手だ。

離れていた期間での“尋問慣れ”もあるだろうが、
それとは別に準備をせずとも諸々の準備もすぐに終わる。
久しぶりなら尚更、皮肉だろうが。

 ▽
(-62) 2021/12/13(Mon) 5:05:29

【秘】 残氷 の エアハート → 仮面の役者 フランドル


「って、言葉で言っても聞きませんよね?
 これでも尋問ではありますので痛くしますが」

確かに先程、多すぎるくらい乱雑に粘り気のある液体を掛けられていた。が、逆に言えば“それだけ”だ。
指を入れて慣らすと言う行為も一切行われないまま、まだ反応もしていないであろう貴方の陰茎に刺激を与えだす。

──当時より、随分と。ただ触れるだけなのにその手淫が妙にうまい事と、その意味に貴方は気づいただろうか。
いずれにせよ、イかせるまではせず先走りが指を汚した時点で手を止めて、汚れた指を丁寧に、見せつけるように舐めとる。

それから一度ベッドを降りて、そんな状態の貴方を放置したまま、悠長に鎧を脱いで、下に来ている薄い上下の衣服だけで戻ってまた上に乗る。ズボンを僅かにだけ降ろして、貴方の片足を持ち上げてから既に勃ち上がっている自身を貴方の後孔に当ててから、あ。と呟く。

「被虐趣味に目覚めて貰っても構いませんよ?」

言うや否や、そのまま一息に奥まで貫いた。中に注いでいた液体が、ごぽ、と音を立てて溢れるが、それ以外貴方の体内に異物が入る事を緩和してくれるものは何もない。
(-63) 2021/12/13(Mon) 5:05:45

【念】 木偶の坊 エドゥアルト

「…………そうか」

結果を聞き、いつものように、静かにうなずく。
我々は人の隠れた力を表面上知ることができるだけだ。
何を思い、行動をしているかまでは知りえない。
ましてやその御布令の名を変える力だってなかった。

「……では、おれも伝えよう。
 おれにできることがあれば、命令を」

命令を待つような姿勢は相変わらずだ。
(!2) 2021/12/13(Mon) 5:18:43

【秘】 花売り妖精 アイシャ → 迷彩掃除屋 ノアベルト

「そうなのです?きっと、皆さん刺激が欲しかったのではと考えていたのです。
 それに―――御布令を見て、同情したということも少なからずあるのだと思うのですよ。
 もちろん、それが嫌だとは思わないのですけど。

 はい、はい―――分かったのです。
 これは、好みの話になってくるので一応お尋ねするのですけど……
 濃い色と薄い色ならどちら、という希望はあるのです?
 ピンク一つとっても、印象が変わってくるのですよ」

銀貨を受け取り、報酬袋へとしまい。
古い万年筆でメモを取っていきます。なんとなくの構想は出来ているようで、ペンは止まらないでしょう。

感情に関しては花売り妖精がどう考えているかはともかく、そうあろうとしていることだけはわかるかもしれません。

「……はい。それでは、私のお部屋にブロワリアのお花を増やしておこうと思うのです。
 貴方の祈る気持ちがあれば、きっとそれは届くはずなのですよ」
(-64) 2021/12/13(Mon) 5:20:51

【秘】 木偶の坊 エドゥアルト → 灯屋 レイ

「……ミズチは
『骸糾問』



/* 二度あることは三度あるってこういうことなんですね。これ本当に偶然ですか?
(-65) 2021/12/13(Mon) 5:22:10

【秘】 花売り妖精 アイシャ → 残氷 の エアハート

「あ……ごめんなさいなのです。そう言えるなら、初めから言っていたに違いないのです。
 ちょっと、デリカシーに欠けていたかもしれないのですよ」

少しばかり失礼だったな、と反省の色を見せていました。
言葉一つで表せない関係などいくらでもある事を知っているはずなのです。

「……なるほど、なのです。
 長い間一緒にいて、その中でフランドル様は貴方に身分を明かさなかった…のでしょうか。
 それを、エアハート様は許せなかった―――もしくは」

妬んでしまったのか、と思ったが口には出さずに口を噤みました。

「私にも覚えがないわけではないのです。
 理解が出来ない、なんてことはないのですよ」
(-66) 2021/12/13(Mon) 5:50:01

【独】 残氷 の エアハート

すまねえ……フランドル……
いつもは愛撫なしなんて事しないんだ……Siri切れたら痛いしよ……ただこの流れ完全に痛い方面でべしべしするのと相手PLさんがリョナの民と聞いていたので合わせて行きます!!!!許せフランドル。ある意味3日目の時空でピンピンしてた(顔に傷跡はあるけど)のでここでどんだけボコっても平気という因果の逆転があるんだな……
(-67) 2021/12/13(Mon) 5:53:12

【独】 残氷 の エアハート

アイシャちゃんの可愛いレスが帰ってきていたのにこんな話をしていてすまない……
(-68) 2021/12/13(Mon) 5:55:02

【念】 木偶の坊 エドゥアルト

>>!1
『当たり前』だ。
己が誰かの所有物である人生のほうが長い男にとっては。
道具は人が使わなければただの置物。
そして、役に立たなければ捨てられるものだ。

「……貴方は。おれの隣に立とうとする」

上ではない。そこに戸惑うのは『当たり前』を崩されるからか。はっきりと言い切られた言葉に反論するすべもない。
(!3) 2021/12/13(Mon) 5:59:16

【念】 木偶の坊 エドゥアルト

ガルムは常々、誰かの味方でいたいとは思うが
誰かが己の味方である必要はないと思っている。

けれど、今抱いた戸惑いの他に感情があるとするならば

『──貴方が、此方の味方ある必要はない。だが、そうであるのなら、それは』


あの時にも感じたそれは
悪い感情では決して、なかった。
(!4) 2021/12/13(Mon) 6:13:04

【秘】 花売り妖精 アイシャ → 百識眼 の シュゼット

貴女が声を掛けてから、少しだけ間があって。
引きずるような物音と、返ってくる声がありました。

「……シュゼット、様」

貴女の名前だけを口にすると、扉は内側から少しだけ開くことでしょう。
隙間からは、濃い花の香りと鉄の匂いが流れてきます。
(-69) 2021/12/13(Mon) 6:19:13

【秘】 百識眼 の シュゼット → 錆鉄御納戸 ミズチ

「ひぁ・・・っ!?」
(-70) 2021/12/13(Mon) 7:01:22

【秘】 百識眼 の シュゼット → 錆鉄御納戸 ミズチ

「──あ」

「なんでぃ旦那ですかぃ、驚かしやすねぃ・・・
 んで、どうしやした? 急ぎの御用でしたらすぐ戻って店ん開けやすが」

不意に声をかけられ喫驚したのも束の間、いつもの調子に戻って応える。
(-71) 2021/12/13(Mon) 7:02:56

【人】 木偶の坊 エドゥアルト

「…………………………」

しばらく酒場から姿を消していたエドゥアルトが
次に現れたのは、まるで一悶着あったような、全身ボロボロになった状態だった。いつもどおり真顔のまま。
外套や服のあちこちに鳥の羽のようなものが刺さっていることから、狩りにでも出向いていたのだろう。

「飯」

片手にはエドゥアルトの身長の三分の二はある鶏にも鶴にも似た奇妙な鳥を携えて。捕まえてきたらしかった。
(10) 2021/12/13(Mon) 7:07:42
エドゥアルトは、鳥を持ったまま、掲示板に目を通した。特に何を言うこともない。
(a8) 2021/12/13(Mon) 7:13:07

エドゥアルトは、捕まえたはいいが、このあとどうするか具体的に考えていない。
(a9) 2021/12/13(Mon) 7:16:02

エドゥアルトは、端に座るレイを見ている。ジッ……
(a10) 2021/12/13(Mon) 7:16:42

【独】 木偶の坊 エドゥアルト

あと凶狼だけか……だれだろ。
エアハートなのでは……実はスパイで擬狼たち滅そうとしてんのでは。(偏見)
(-72) 2021/12/13(Mon) 7:23:05

【独】 仮面の役者 フランドル

/*
あれ?アッ……オレ擬狼だから占われてても
狼バレしてへ……あれ?人間人外判定を偽装するわけだから
役職がわかる系の占いには普通に狼バレするのか?
あれ?どうなってんだろうこれ わからんになってきた
(-73) 2021/12/13(Mon) 7:51:10

【秘】 仮面の役者 フランドル → 残氷 の エアハート


不要となった血筋を葬り去る方法。

殺す。絶つ。奪う。
様子が変わる前後に発していた、不穏な言葉。
推測や憶測は幾らでもする事ができた。

けれどその何れも望むものではなかった。
もしもそれができるほどの力を得たというのであれば。
しがらみとなるものは、何もかも、あの街に捨てて。
そうしてただ、何処か遠い所へと行きたかったのだ。

二人で、何のしがらみも無い所へ。
たったそれだけの事が、こんなにも難しい。
(-74) 2021/12/13(Mon) 9:05:03

【秘】 仮面の役者 フランドル → 残氷 の エアハート


そんなどうにもならない想いとは無関係に"尋問"は進む。

騎士だ何だと言っても結局は男なのだ。
そうして陰部に触れられれば嫌でも身体は熱を持っていく。
けれど貴方の様子に、その手付きに何も思わないわけがない。
だから素直に快楽ばかりは受け取れなくて。
蟠る遣る瀬無さにただ唇を噛み、顔を背けて快楽に耐えていた。

貴方が一度上を退き、戻って来てもそうしていたんだろう。
とはいえ、ぐ、と押し当てられたものには流石に戦慄した。
──ろくな前戯も無しに?冗談じゃない。
口答えをしようと口を開き、

「──は、 ぁ" あ、ぐ ぅ"っ、 」

無理矢理に押し入る圧迫感には堪らず苦痛の喘ぎを漏らす。

強引に、内側から内臓を押し上げられれば当然息が詰まる。
意に反して身体は強張って、冷や汗が滲む。
殆どえずくように浅く呼吸を繰り返せば、
それに合わせて露出した腹部が頻りに上下した。
熱いんだか寒いんだかもうわかりやしない。

「ッ……は、…くそ、しっかり興奮してんな、変態」

とはいえ悪態はしっかり吐いてやった。
お望み通りに«What You Will»。こっちの方が燃えるんだろう。
(-76) 2021/12/13(Mon) 9:06:09

【独】 仮面の役者 フランドル

/*
お望み通りに«What You Will»
『十二夜』の副題。もう一生シェイクスピア引用人間になろうかな
(-75) 2021/12/13(Mon) 9:08:53

【人】 仮面の役者 フランドル

>>+5 三日目 アイシャ

貴方が花を受け取ったなら、
こちらもカーテシーに応えるように恭しく一礼をして。

「……私の生き方、か。
 期待に応えられるよう努力はするが、さて…」

顔を上げて呟いたのは、何とも曖昧な言葉だったけれど。

貴方から受け取った花を確かに携えて、
そうしてその日は部屋へと戻って行ったはず。

──黄色のラナンキュラス。
それが持つ意味も、それそのものも。
"影"を名乗るこの役者には、少々眩しすぎるものだとしても。

今はまだ、私物の少ない役者騙りの部屋に。
この日、捨てられないものが一つ増えたんだろう。
それはきっと、確かな事。
(11) 2021/12/13(Mon) 9:58:01

【赤】 仮面の役者 フランドル

 
「さて、随分遅くなってしまったが…
 この分ならホドも上手くやったと見て良いな」

「問題は、次だ。
 俺は未だ取り立てて吊るし上げるべき輩を見付けてはいない。
 身動きも…正直なところ、取りづらいな、これじゃ。

 だから任せきりにはなるが、
 あんた達が出ると言うなら任せる。
 とはいえ行けと言われれば従うまで。それくらいだ」
(*0) 2021/12/13(Mon) 10:13:36

【墓】 迷彩掃除屋 ノアベルト

昔、もう十数年も前の話。
***としての暮らしを思い出すことで平静を保つ。

今響き渡る煩い心臓の音も、
目に滲む涙も、存在しないかのように。

ここでの話は見るに堪えない。
だから、昔の思い出に浸ることにする。


歳にして15。

幼い頃から
従者
としての人生を歩むようにしつけられた彼は、
幾つもの厳しい訓練を超え、一族の優等生となっていました。
しかし、影の中に潜む一族、彼らを敵視する存在もおり、
幼い芽は早めに摘むべしと、哀れ人さらいの餌食となってしまいました。
(+7) 2021/12/13(Mon) 10:39:43

【墓】 迷彩掃除屋 ノアベルト


青年が薄く目を開くと、シャツとズボンだけという
心もとない格好で拘束されていた。
口は汚らしい布で封じられ、ブーツに包まれた足は柱に固定されていたが、
痛んだり折れても居ないのが幸いだった。


『お前の持っている秘術が邪魔なんだ、ここで消えるか配下になって貰おう』



青年を襲った男はもうどんな名前だったか忘れられてしまったが、
気持ち悪く髪を伸ばしていて、それに隠されていた片目に傷があり。
成人しきっていない子供を捉え、愉しそうに笑っているそのドブのような瞳はどろりと濁っていた。


(冗談じゃ無い、誰がこんな小物の言いなりになるか。
 そんなことになるのなら、死んだ方がマシだ)


青年は、はじめは意識が無い振りをしようとした。だが、相手も上手だった。

気づかれているなら、大人しくしててもいいことなんてない。
少しでも縛られている縄が緩まないかと体をひねってたりを試した。

しかし、この首の輪が有ると力が抜けてしまう。
ああ、腕一本ぐらい折れてもいい。
せめて何とか抜けること、あるいは立ち上がることさえできたら。
逃げられる、そう思ったときだった。
(+8) 2021/12/13(Mon) 10:41:35

【墓】 迷彩掃除屋 ノアベルト


「ぎっ、あ”……ッ! うぁあああっ!!」

左の太ももに鋭く冷たい感覚、次いで我慢できない熱さが迸った。
噛み合わない歯の間から悲鳴が上がって、
声が途切れる前に次の熱が襲いかかってくる。

『いつまで意地をはっていられるか見物だな』


見えない人影から囁かれる言葉が頭に入ってくるこない。
ただ、この苦しみを感じないために必死で彼は意識を自ら切り取った。

(はやく、師の元に帰りたい。主人に会いたい)

この口を開かないために、死なないために、
そして――己を保つために。


片足の感覚が無い、片腕が捻られて歪んでいる。
背中がしびれて、どこの皮が残っているかも定かでは無い。
中身は無事だ、呼吸は出来る。
喉が詰まっている、泡のようで口の中が気持ち悪い。
何度打たれたか、腰が酷く重い。
このままじゃ走って逃げることも叶わない。


頬を、顎を、太ももを伝った体液も乾ききり、
文字通りに目に光が差し込まなくなった頃。

彼の耳元に、地から湧くような声がした。
(+9) 2021/12/13(Mon) 10:44:50

【墓】 迷彩掃除屋 ノアベルト


それは、目の前に居た厭らしい男の影であったが。
それは、気まぐれな祝福という名の呪いであったが。

影は青年に話しかけた。

―――世界の影に、闇に潜む者にならないか。


(この状況から逃れることができるのなら。)

―――見合う対価は、お前自身。


(***の?)

―――髪でも、爪でも、渡した対価は二度と戻らない。


(それならば、***の命以外の全部をあげます。)


目に入る世界の半分、片方の瞳を奪われた青年は姿を溶かす。
彼を探す慌てる声に耳も傾けず、腕を外し、
おぼつかない足取りで外へと出ればまぶしい薄暗い朝日が迎えた。


ここまでは、見事な生還劇と言えたのではないでしょうか。

青年は影を操りさえは出来ないものの、
見えない姿で悪さをしながら生き延びることが出来ました。
彼を襲った男の姿が見えたことから、
封じ込める魔術があると知り、アクセサリー、衣類を試し、最終的に帽子に影をいれることで落ち着いたそうです。
(+10) 2021/12/13(Mon) 10:46:47

【墓】 迷彩掃除屋 ノアベルト

さて、そんなノアベルト、と
掃除屋を名乗るようになった彼は。

その頃からうまく表情が作れなくなっていました。
辛いと嘘でも思えず、苦しげな表情も演技すらすることができません。

そんな男にとって尋問は、
後遺症もなく過ごしたかった環境に不都合であり、結果。
見るにも耐えない姿になるまで、―――というのは嘘であり。

そういう、ことにした
を流しました。


実際、オーウェンの部屋の前に、
いつかの予告通りの大量の血痕と、何故か猫じゃらし。


ノアベルトが借りていた酒場の一室の私物はなくなり、
どうしてか贈り物にしか見えない花の籠が置かれていたことから、

彼が大怪我を負い、
人前に出られない姿である噂が蔓延りました。


それは半分本当であり、半分偽りの噂でした。


男が尋問を免れたことも。
他の彼らと同じ拷問に合わなかったことも。
ほとんどの人物の耳には入らないことでしょう。
(+11) 2021/12/13(Mon) 10:48:13

【人】 埃運び オーウェン



「……」
(12) 2021/12/13(Mon) 11:26:16
オーウェンは、ノアベルトの名を力一杯壁にぶつけようとしましたが、
(a11) 2021/12/13(Mon) 11:26:45

オーウェンは、猫じゃらしを見て、忌々しげに舌打ちをしました。
(a12) 2021/12/13(Mon) 11:26:58

【秘】 錆鉄御納戸 ミズチ → 百識眼 の シュゼット

「いや、急ぎではない。ないが、いつかに購入したことがある、ホーンフロッグの肝臓に在庫があればほしいな」

 沼地のモンスターの採集品で、麻痺毒の塊のような素材だ。ついでの話なので、それはさして重要ではない。

 一拍、緩んだ空気を引き締める間。

「シュシュさん、差し支えなければ教えてほしい。あの原石の用途として、考えられるものは何だろう? どこに卸したかだとか、お前が自身で使ったかだとかはいい」

「一般的にどう使われるかも、小生は然程知らない」

 ミズチはその知識に大いに偏りがある。自身にその自覚があるため、知らないと思ったことはよく人に聞く。依頼当時には直接の用途を聞いて、商人としての信用にかかわることやらの何某かを理由に内密にされたことだろう。
 だが時折、こうして改めて話を持ち出すこともままあった。なにかしら切っ掛けがあり、再び疑問に思えばそれでまたミズチは動く。

 嘘を見抜く力はなく、言われたことそのままを素直に受けるという性質が変わったわけではない為、あなたが彼に返すことの真偽如何によらず、ミズチはあなたの発言を真ととらえるはずだ。
誰かの入れ知恵でもなければ。
(-77) 2021/12/13(Mon) 11:41:46

【秘】 見習い少女 アンゼリカ → 錆鉄御納戸 ミズチ

「ミズチさん…………!
 わたしの得意なことが分かるんですね?

 本当に、ありがとう……。わたし、がんばります、
 この密告制度が終わるまで、負けません……!」 

外套の裾をぐっと握り締め、あなたに何度もお礼を言いながら、酒場への道を急いだ。

/*
骸糾問さんだ!そういうことだったのか!恩人……ありがとうございます……
薬や外套の効果のおかげでアンゼリカはなんとか持ちこたえられることでしょう……。
(-78) 2021/12/13(Mon) 12:10:46

【秘】 錆鉄御納戸 ミズチ → 迷彩掃除屋 ノアベルト

 上半身裸に首巻が巻かれていても絵面が少々愉快なため、きっと上着も着せられていただろう。

「音が、。……音は、変わらない、な? 聞こえな、いや、聞こえる。うん。わからない。音が変で、そのままだ」

 思考の境界が見えた気がした。明確に、ある種の逃避をしたように思える。

「機体の具合自体は良いと思う」

 起き上がって床の上へ。ぴょん、軽く宙返りしての着地は、衣擦れの音をわずかにさせた程度でほとんど無音だった。

「……? 着せたのはノアベルトか?」

 着衣を整えつつ、疑問を投げかけた。あなたに都合がとっていいのか悪いのか、ノアベルトのその胸の内を渦巻いていたものを欠片も察した様子はない。
(-79) 2021/12/13(Mon) 12:16:41

【秘】 錆鉄御納戸 ミズチ → 見習い少女 アンゼリカ

/* 
🐍(既読スタンプの蛇さん)
(-80) 2021/12/13(Mon) 12:22:36

【独】 骸狩り スカリオーネ

「――さて」

常なら葉巻の出番だが、今日は煙管に香草を詰めて。
焔を落とし、口をつけ。灼ける匂いに、煙をひと吐き。
――風の吹く方向とは真逆に、煙が流れていく。
屍人を探る、煙が路地を駆ける。その後を、巨漢が追っていく。

3つ目の路地を曲がった頃に、それは突然現れた。

「早いな」

言いながら、振り下ろされる腕を躱す。
……曲がり角に、1体の屍人と、その後ろの人影。

「当、当然だろ?ボボボクの、"ノート"は身体能力も……」
「違う」
「ん?」

煙をひと吐き。ノートと呼ばれた屍人に煙が纏わる。

「"早い"と言ったのは、お前が挑発に乗るのがだ。
 情報を聞いてから、部下を使って
 変態クソ野郎の使う術の噂を流してたったの2日。
 全員がお前ほどこらえ性のない間抜けなら、
 俺の仕事も楽なんだがな。そう思わないか〈人皮綴り〉?」

上等なコートの内、腰に吊った一対のトンファーを手の内に滑り込ませる。
右手に白木の杭、左手に聖別銀。不死者を破壊する為の装備。
(-81) 2021/12/13(Mon) 12:30:40

【独】 骸狩り スカリオーネ

返事の代わりに飛び掛かる屍人の爪を銀で弾き、
瞬時に屈んでから体のバネを一気に伸ばすようにアッパーカット。
杭の先端は屍人の胸に突き刺さり、その膂力は胸から上を千切り飛ばしていた。

「ひ……」
「……聞きたい事がある。情報の対価に、お前の命は取らずに置いてやろう」

手元でトンファーを一回転。死肉を振り落とし、軽く構え直し。
崩れ落ち砕けた屍人を踏まないように乗り越えて、死霊術師の前に立つ。

「まず、お前以外の死霊術師がこの街に居るか。
 ……ああ、〈泥〉と〈蜂〉は知っている。他に、だ。
 次に、反乱軍と政府軍。お前はどちらについているか。
 最後に、先の戦争で、略奪をしていたクズの首魁を知っているか。
 さあ……答えてもらおうか――」

腰を抜かして後ずさる死霊術師に一歩、一歩と近づいていく。
路地裏に悲鳴が響き渡った。
(-82) 2021/12/13(Mon) 12:30:56
スカリオーネは、仕事をしたようだった。路地裏から悲鳴が聞こえてくる。
(a13) 2021/12/13(Mon) 12:31:28

【人】 骸狩り スカリオーネ

「…………」

ぼろきれのような何かを引きずりながら、
男は酒場に現れた。
掲示板を見て、先に酒場に居た部下たちから
噂を聞き、懐刀の末を聞いた。

「そうか」

とそれだけ。いつもの通りに返して。
ふと、引き摺っていたぼろきれの……
気絶している男の死霊術師に今更気づいたように。

「……運び屋、オーウェンはいるか。
 こいつの首にかかった懸賞金の半分をやる。
 代わりに政府に突き出しておいてくれ」

その辺に男、〈人皮綴り〉を投げ捨て、
二階へと上がっていった。
ぼろきれになった男には魔女退治とまではいかないが、
小鬼退治よりは美味い懸賞金がかかっているだろう。
(13) 2021/12/13(Mon) 12:42:30

【墓】 見習い少女 アンゼリカ

首輪を付け、傷と痣が目立つ体で酒場に駆け込んできたアンゼリカは、酒場の群衆のざわつきとどこからか聞こえてくる噂から、師匠の身によくないことがあったのではないかと予感する。彼に何があったかは、知る由もない。

「せ……せんせ……。ノアせんせ、どこ……。」

必死に辺りを見回すも、当然その姿はない。
よろよろとその場にへたり込み、誰にも聞こえないような声で呟く。

「やめて……。もうこれ以上、わたしの……
 大切な人を、傷付けないで……。」
(+12) 2021/12/13(Mon) 12:43:14
スカリオーネは、オーウェンの部屋の前を見て立ち止まる。すぐに歩き出した。
(a14) 2021/12/13(Mon) 12:43:42

【人】 灯屋 レイ

>>10 エドゥアルト
酒場に入ってきた人物の悲惨な格好を見て、ぎょっとしたように目を丸くした。
次いで目に飛び込んできたのは1m以上ある鳥(らしきもの)。

「 ? 」


背景に星がいっぱい現れた気がします。きっと気の所為です。
とにかくすべてを理解しました。でもね、でかくないですか?
ちょっと、ちょっと待ってくださいね。確かにおいしいチキンを捕まえてくるとは言ってましたけどね。ちょーーーっと待ってくださいね……。
煙の魔女から『あれ早くどうにかしな』と言わんばかりの視線を浴びながら、エドゥアルトに近付く。

「…………
よくできました


花丸。予想外のデカさでしたが、えらい事に変わりはない。
嫌がられなければ頭を撫でましょう。爪先立ちしたら届くはず。
(14) 2021/12/13(Mon) 12:46:30
錆鉄御納戸 ミズチ(匿名)は、メモを貼った。
2021/12/13(Mon) 12:46:59

アンゼリカは、「わたし良い子にしてますから」、とお祈りをしている。その対象は神様ではないのだろう。
(c3) 2021/12/13(Mon) 12:47:09

【秘】 迷彩掃除屋 ノアベルト → 錆鉄御納戸 ミズチ

「着せましたし巻きました。
 さて―――なにか聞こえているんじゃないんですか、ミズチ」

ひと呼吸、普段なら大丈夫なはずなんだ、死人の言葉なぞ。
何を言われたらこうなるのだ、どれほどの量を聞いたのだろう。
意識一つで、変わるだろうか。

「原因がわかりました、
 あなたに迷惑をかけているのは死者の声です。
 あなたに向けた声でも、あなたが聞くべき声でもありません。
 死人に口はないのです、聞いてしまったのならば
 それは過去の記憶を読み取っているようなもの。

 治し方もわかります、だから……、安心しなさい。
 ここにはあたくししかいませんよ。

 落ち着いて聞きたい声を聞きなさい。
 できなければ、せめて今はあたくしの声に集中しなさい。
 聞きたくない言葉は聞かなくていいんです。
 できますか、ミズチ」
(-83) 2021/12/13(Mon) 12:53:09

【秘】 骸狩り スカリオーネ → 花売り妖精 アイシャ

重い軍靴を踏み鳴らすような足音が
貴女の部屋の前までやってくる。

二度の軽いノックの後、
ごとりと何かが部屋の前に置かれた音。
それから部屋の中に、扉の隙間から一枚の紙が滑り込む。

『ツケの支払い
 銀貨――5枚
 教会の治癒薬――塗り・飲み各2本
 花蜜の鎮痛剤――1日2錠まで 3日分』

ごつ、ごつ……足音は去っていく。
扉の前に麻袋が置かれているだろう。
中身は紙に書かれた通り。
いずれもそれなりに値のつく品。
好きなように扱えばいいだろう。
(-84) 2021/12/13(Mon) 12:54:08
スカリオーネは、二階から降りてきた。
(a15) 2021/12/13(Mon) 12:58:06

【人】 灯屋 レイ


灯屋はそのまま、料理を届けに来た給仕のひとりに声を掛ける。

「すみません。あれが先日頼んだものです。捌いておいしい料理にしてください」
「はァ!?あんなでかいって聞いてないんですけど!?ってかアレ魔物じゃないですか!?うちゲテモノ料理屋じゃ」

「金貨1枚上乗せします」
「5枚」

「2枚」
「5枚」

「……3枚」
「しょうがないなー。ま、うちの大将珍しいモン好きですからね。任せてくださいよ!」


話はついた。
3人がかりで鶏のような鶴のようななにかは運ばれていっただろう。
(15) 2021/12/13(Mon) 12:58:59

【独】 錆鉄御納戸 ミズチ

/*
 今日も旦那の一挙一動にどきどきしている。SUKI
(-85) 2021/12/13(Mon) 12:59:20
レイは、エドゥアルトに向かって手招きした。「手当しますから、座ってください」
(a16) 2021/12/13(Mon) 13:00:05

【秘】 骸狩り スカリオーネ → 見習い少女 アンゼリカ

階上から降りてきて、いつもの席に歩いていく。
その最中、貴女の周囲にさりげなく人垣が出来る。
いずれもスカリオーネの部下達。
そして近くを通る巨漢が立ち止まり呟いた。

「……起きた詳細は知らん。
 が、ノアはあの程度でどうにかなる男ではない。
 安心しろ、とは言わないが――」

聖なる薬草を漬けたポーションの瓶を
ポケットから取り出して祈る貴女の手元に忍ばせる。

「奴が戻ってきた時には、もう少しまともな顔で迎えてやれ」

そう言って、歩いていく。
人垣も少し様子を見て散って行くだろう。
(-86) 2021/12/13(Mon) 13:08:07

【人】 骸狩り スカリオーネ

「…………」

いつもの席について、テーブルを指先で叩いている。
この男がこうしている時は大抵、考え事をしている時だ。

ややあってから首を振り、酒とツマミを注文した。
……頼んだものとは別に、見慣れない鳥のツマミが出る。
なにも言わずに口にした。

「……火鼠の舌をくれ」

辛味が足りないようだった。
(16) 2021/12/13(Mon) 13:13:58
スカリオーネは、合間に部下達から報告を聞いている。
(a17) 2021/12/13(Mon) 13:17:16

【秘】 錆鉄御納戸 ミズチ → 灯屋 レイ

>>9

 あなたがこの時に酒場に足を踏み入れたのと、ミズチが去るのはほとんど同時だった。知人と街ですれ違う時程度の意識をお互い向けたことだろう。

 ミズチはそれ以上何もなかったが、あなたは違った。

 なんとなしに、彼の気質に変化があったように思う。詳しいことまではあの一瞬では察せなかったが、死者に触れることを生業としている者達特有のオーラ…とでも言えるようなものをほんの僅かに感じたのだった。

/*
 御機嫌よう、睦月です。そう言えば多分レイわかるのでは…?となり、ミズチ割としばらく酒場に戻らないけど、ここでならすれ違えたかな〜〜と思い、置くだけ置きに来た次第です。なんかあったんだな〜くらいのふわ〜っとした何かです。次回闇古戦場様のよきようにしていただければと存じます。かしこ!!!
(-87) 2021/12/13(Mon) 13:31:15

【秘】 残氷 の エアハート → 迷彩掃除屋 ノアベルト

 
「仲直りも何も。喧嘩なんてしてません。
 黙り続けていたのはあちらでしたし。
 ……報告するような事ができましたらね」

自分は悪くないとばかりに言う。相当根深いらしい。
これでも一度言葉を交わした後というのだから相当だ。
ただ、彼の話になった時だけ。
この男は年相応か、やや子供っぽい顔をする。
それの良し悪しは人によるだろうが。

「……つまり、平気な顔しかできなくて困ると」

本気ではないとは気づかない。
本当なのが見えたのだからそう見えた。

ところで場所は明言し忘れていたのだが、
ここは革命軍の息がかかった酒場と宿だ。
つまり、何が聞こえようが問題にならない。

どういう事かと言うと、

「では勧誘の責としてお手伝いしましょう」

あなたをベッドに唐突に突き飛ばそうとして。
隙でも見せれば一瞬で懐から魔法のかかった
気配がする手錠を取り出して、着けて。
つまりは、"そう言う事"がされようとする──
(-88) 2021/12/13(Mon) 13:57:59

【人】 木偶の坊 エドゥアルト

>>14 レイ

「     ? 」

煙の魔女からの視線も、貴方からの視線の意図も、絶妙に察することができない。怪我をしているせいかと結論付けた。
大きければ大きいほどお得だと思ってより大きいものを獲って来たまでのこと。

「……ああ。変な鳥だが、美味いと聞いた」

エドゥアルトはとっさに頭を垂れた。
撫でられている。相変わらず表情には出ないが
ゆれる尻尾がその感情を示していた。
(17) 2021/12/13(Mon) 14:05:02

【人】 埃運び オーウェン


>>13 スカリオーネ

「はいただいま。依頼ということなら問題なく。
 部屋の前を汚しやがったクソバカ掃除屋未満のせいで、
 一刻も早く婆さんに金叩きつけてやんなきゃならなくなったんでね、マジで助かる」

ミンチにされたくなきゃジッとしてろクズ野郎、
とひと蹴り入れながら担ぎ上げて。

「……こうしてる間にも、
 明日は来るもんだから……ままならねえな」

誰かが虐げられ、誰かが蜜を啜り。
街並みは変わらない顔を見せていることに、心底辟易した。
(18) 2021/12/13(Mon) 14:05:16
エドゥアルトは、レイに招かれるまま彼の前に座った。これくらい、放っておいてもすぐ治るが……。
(a18) 2021/12/13(Mon) 14:06:10

【秘】 見習い少女 アンゼリカ → 骸狩り スカリオーネ

気づかない内に出来ていた人垣に少しぎょっとするも、あなたの姿を認めるとほっと胸をなでおろす。

「は……っ、はい……。
 信じます、せんせはきっと帰ってくるって……。」

ポーションを渡されると、慌てた表情であなたを見つめた。

「そんな……。こないだのハンカチのお礼だって、
 まだ出来ていません……!
 な、何かお返しできること、ありませんか――」

去っていくあなたの背中に向かって声を掛ける。
無視してもいいし返答してやってもいいが、どちらにせよアンゼリカには、あなたを追いかけて引き止める度胸は無いようだった。
(-89) 2021/12/13(Mon) 14:22:59

【秘】 埃運び オーウェン → 木偶の坊 エドゥアルト


「……ハァ〜〜〜ッ……俺は!
 俺のより良い日々だけしか望んじゃあいない!
 この街のことが嫌いで!壊したくなっただけなんだよ!!

 少し優しくしてやったくらいで勘違いするなよ!?最初っからお前らのことはどうでもいいんだ、それは星歴が何億経ち、幾度変わっても変わらない……!!」

辛抱堪らないといった様子で、思わず声を荒げて、拒絶を露わにする。そう、拒絶だ。街に対する嫌悪は……今目の前には向いていない。

きりきりと胸が痛む。帽子を抑えてた右手は襟元を握って。

「俺は革命を望む奴らのことだって、本質的にゃどうだっていい……どうだっていいんだ」

歯を食いしばるようにして、声を絞り出す。数刻の沈黙を挟んで。

「……なあエドゥアルト。お前の言う誰かの『より良い日々』は……俺にとってのより良い日々になるのかよ?

 俺にとっての良い日々は、
 俺以外の誰が望んでくれるんだよ。

 それが、俺が今ここにいる¢Sてだ……違うか?」
(-90) 2021/12/13(Mon) 14:24:30

【秘】 骸狩り スカリオーネ → 見習い少女 アンゼリカ

遠くもない席に着いて視線をひとつ。
頑丈な木製椅子は軋みも上げない。

「傷ついた
子供
……人間を酷使する趣味はない。
 ……どうしても礼を、というなら貸しにしておく。
 いずれ何かで返して貰う」

そう残して届いた酒とツマミにひとり、目を向けた。
――今日は、懐刀の音がしないようだった。
(-91) 2021/12/13(Mon) 14:49:14

【人】 骸狩り スカリオーネ

>>18
「……その軽口、"未満"を重用する者には
 聞かれない方がいいだろうな」

呟いて酒を流し込む。
この都市でままなる事などそれほど多くはない。
蟹の祭騒ぎもどこへやら、
酒場の喧騒もうわべを残して、
下には多くのものが渦巻いているのだろう。

「……騒がしい事だ」
(19) 2021/12/13(Mon) 14:54:18
スカリオーネは、テーブルを指先で叩いている。
(a19) 2021/12/13(Mon) 14:54:54

【置】 錆鉄御納戸 ミズチ

──死人に、口はある。

一般的に聞く手段を持つ者の方が少ないことは事実だ。あれは、あれは、、これは? 死者の言葉を過去の記憶と言うなれば尚のこと、小生は聞かなければならない、そうあれかしと、のぞまれた、命を受けた、……どちらだった、どちらでもなかった? ああ、そうだった。きちんと全うしなければならない。

死霊共のこれらの言葉は小生に向けられたものではない、いや、いや、それは、そう、そうだ。小生に死にぞこないだの死体のくせにだのという言葉は当てはまらない。生きている者への怨み言は小生のものではない。小生は、イヤサカの技師の作った絡繰人形だ。そちらに宛てられた言葉はただの事実だ。何の隠し立てもなく、後ろ暗いこともない。


──ああいや、小生は死体になりたいのだった。

正しく言うなれば、死体になれるようになりたい。死ぬということは、生きていないとできない。小生は生きていると認められたい。こうして死者に怨み言を向けられるということは、ミズチは生者であることの証左ではなかろうか。

欲しがっていたものを聞かない理由もない。聞きたくない言葉だったから聞かなかったことにするというのは無責任だ。小生は、聞いている、聞こえている。それに、託された。少なくとも小生はそう認識している事案がある。故に聞かないことは選択肢に挙がらない。可能な限り、可能な限り、聞かなければならない。


──大事にする言葉は、きちんと持っている。

小生は思考しない生ける屍にはなりたくない。そうなりたくないのなら、考え続けろと言われた。故に、小生は思考し続けなければならない。耳を塞いだこの状態が続くことは、期待を裏切ることに繋がる。


──それは、いやだ。
 
(L2) 2021/12/13(Mon) 15:06:37
公開: 2021/12/13(Mon) 15:05:00
ミズチは、声を聞くことを選択した。昨日、太陽がまだ空にあった頃のこと。
(a20) 2021/12/13(Mon) 15:06:46

【秘】 残氷 の エアハート → 騎兵 リーゼロッテ

「酒場でだらけてる人はまだいいですけど、
 基本話しかけるなオーラ出してる人いますもんね」

と言いつつその手のタイプにも声を掛けに行ってる。
そんな様子が度々見受けられる男だ。むしろオーラに気付いていた事を知って驚く人がいるかもしれない。

「そう……なんですかね?私、結構思われてる性格と実際はかなり隔意がある男だと思うんですが……自分で言うのもあれですが、顔で誤魔化されてるだけですよ多分。

「リーゼロッテは『思われているのと違うのに』、
 そんな感じに思う事や悩む事はありました?」

あなたの『自分で選んだんだ』と言う言葉に一瞬、止まる。
何か“選んだ道”に関して思う事があったのか。
貴方の言葉を何度か反芻して、けれど力強く頷いた。

「──そうですね。ええ、“私が”選んできました。
 怒られる事は多々ありますが、後悔はありません。
 共に、ならまだしも他者に人生を預けられない性質で」

「それも不快な点ではありますが……
 ……リーゼロッテは言いふらしはしないか。
 私、“下級市民”の出です。一族は貴族に滅ぼされた。
 騎士団に血反吐を吐いて入っても、それらが横行。
 まあ、根に持つ所か全員殺してやろうかとは。
 
 ……飼ってやる、はさすがになかったというか、
 リーゼロッテはそれ、どうしたんです。解体しました?
 顔が良い男だっただけまだマシ、と私は言えませんが……
 そんなのでも嬉しいと思う物なんでしょうか……」
(-92) 2021/12/13(Mon) 15:06:47

【秘】 残氷 の エアハート → 花売り妖精 アイシャ

「いえ、お気になさらず。不快に思ったりもありません。
 単純に表す言葉に悩んだと言っただけですから。

申し訳なさそうにする彼女に、
気にしないでと言葉にする代わりに笑顔を見せる。
実際、彼と揉めまくっているのは事実だが、
他人に関係性を聞かれただけで怒るのはジャンル違いだ。

「……私が貴族嫌いな事を当然彼は知っていましたから。
 言えなかったのでしょう。私はそれが不快でしたが。

 ……さて、許せないのもあったし、単純に私が
 このような下級の境遇に生きる羽目になった元凶。
 それと同種だった事も不愉快でしたし……」

恐らく、言葉で表せられる程、その感情は足りない。
無理やり例えたとして、劣等感・隔離・憎悪──
きっと、キリがない。

それはそれとして、目の前の少女が発した言葉に瞬き。
てっきりそう言う差別や暗い事と無縁な子だと、
無意識に決めつけていた物ですから。
謝罪より先に、その真意を尋ねました。

「……覚えがあるのですか?アイシャにも?例えば、どんな」
(-93) 2021/12/13(Mon) 15:17:21

【独】 錆鉄御納戸 ミズチ

/* >>L2
 自身の内のみで思考していることで、結局解決していない点ってあるんですよね。なして死霊に死にぞこないやら言われて発狂したか。無意識下では一回死んでいると言っていいくらいのことがあったのを知っているから刺さってんよな。ぎりっぎり生命維持装置で生きながらえているくらいで〜〜〜〜す原型ほとんどないんだけど( ´ω`)
(-94) 2021/12/13(Mon) 15:37:58

【秘】 錆鉄御納戸 ミズチ → 迷彩掃除屋 ノアベルト

「死者の声」

 あなたの言葉を繰り返して、それから何やら考え込み出した。

 定まらない様子でいたのが暫く 
 何か得心がいったように頷いて、少し 
 口をぎゅっと引き結び、目を閉じ、そして開く 
 思考の末、ひとつの結論に辿り着いたらしかった 


「──ああ、そうだな。ノアベルトの声は聞きたい声だ 
 
(-95) 2021/12/13(Mon) 16:59:25

【秘】 錆鉄御納戸 ミズチ → 迷彩掃除屋 ノアベルト

「聞きたい声を聞ける。お前の声が聞こえる。随分と落ち着けた。ありがとうノアベルト」

「お前は聞きたくないことは聞かなくていいと言うが、様々な音を聞くことは、思考することは、小生は続けなければならない。小生は、スカリオーネ殿に返した言葉を違えたくない」

「…とは言え雑音は不要だ。常時聞くことのないようにはする」

 衣嚢を探ろうとしたところで、置かれた符が目についた。

「これもノアベルトか? ありがとう、探す手間が省けた」

 あ、着直したけどこの符使うなら脱がないとだ。ぬぎぬぎ。
(-96) 2021/12/13(Mon) 17:02:01

【秘】 大道芸人 チェルシー → 錆鉄御納戸 ミズチ

「う、うわぁ〜っ!!?!? っわああぁ〜〜ああ〜〜っドッシャンガラガラ!!」


チェルシーはビクリと肩を跳ねさせ、そのまま仰け反ってはスッテンコロリンと転んでいった。
四肢を空中に突き出した姿勢で目を白黒させて言う。

「お、脅かさないで下さいよぉ〜!ミズちゃん!
 ノックして下さいって前に言ったじゃないですか〜!」

言っていない。そもそもノックする場所がない。
毎回こんな感じで驚いてはいる。

ぱたぱたと服を払う仕草をしつつ、起き上がると、

「シチューですか? いいですよ!
 チェルちゃん、芸をねだられては応えないわけにはいきません! 早速出しましょう、秒でお出ししましょう!

 はい、シチューです!」

言うが早いか、宿の
支柱
に掴みかかったかと思うとボロボロとその部分が崩れ中の真鍮が露出。何の前触れもなく出てきた皿に細かくINされた。

「どうぞ!出来たてで美味しいですよ〜!」
(-97) 2021/12/13(Mon) 17:43:22

【秘】 残氷 の エアハート → 仮面の役者 フランドル

 
「……っ、きっつ、……もう少し緩められません?」

だってこれは"尋問"なのだ。貴方に快楽を拾わせる必要はない。本当はそのまま動いてやっても、と思うくらいなのだが、流石にこちらが苦しくない程度にと言うのがある。

「…ふは、サービスで言ってくれてます?それ。
 変態というなら、過去から今まで身体を重ねた回数分、
 抱き合いましょうか。何回か覚えてます?私はもう
 忘れましたけどつまりそれくらいすればいいですよね?」

己も無謀なのは理解して、貴方に向けてわざと大袈裟なため息をついた。ろくに息もできてない癖に、しっかり生意気な口を返してくれるサービスには笑ってしまったが。

それはそれとして完全に萎えてるだろう貴方の陰茎に手を伸ばして、再び擦り上げ、時に亀頭部分も親指でぐりぐりと緩急を与えて刺激する。先ほどの半端なものとは違い、焦らす素振りもない、確実な快楽だ。

……それと並行して、容赦なく空いてる片手は貴方の腰を引っ掴み、ギチギチの腹を押し上げるそれを無理矢理ゆっくりと抜き差しする動きもつけてくるのだが。こんな無理矢理な"慣らす“が何処にあるのか、言われても仕方ない。無論、意に関しないだろうが。
(-98) 2021/12/13(Mon) 18:26:55

【秘】 埃運び オーウェン → 残氷 の エアハート


「確かにな。リスクは最大限に減らすべきというところには頷いてやる。だがまあ……
 ……ま、断じて好きとは言ってやらないがな」

適当なつまみを追って頼んで。
どことなくピリピリとした警戒心を漂わせているのは、
やはり慣れない場所に居心地が悪いと思っているからか。

「あっそ。何だって構いやしないけど……
 
何で真っ先に聞くのがそれなんだよ!!

 
 いや別に……盗み聞きされた時俺だってバレなきゃなんでもよかったけど、それで思いついたのが猫だっただけ。
 悪いかよ。俺に猫とか全然似合わねえだろ」
(-99) 2021/12/13(Mon) 18:38:44

【秘】 残氷 の エアハート → 埃運び オーウェン


「二階に私が使ってる部屋がありますから、
 気が散るならそちらでも構いませんけど。

 オーウェン、それはそれで変に警戒するかなと、
 そう思ったからまず酒場の方に呼んだんですよ」

騒がしさ、と言う意味では大分減るだろうし、
別に料理も頼めば届けてくれるのだが。
何となく宅飲み系は好きではないと思っていたらしい。

「いえ、一番気になっていたので……
 今後どちらかに何かあっても、他の話ならまだしも、
 『何で猫口調だったの?』と聞く機会ないですよ」

どちらかが捕まったとして、必死に聞く台詞がそれでは
革命軍はただの馬鹿な組織と思われかねない。

「そうでもないですけどね。私と貴方は猫気質では?
 
アホンドルは蝙蝠とか言ってるけど犬ですし。

 何より普通嫌いな動物を騙りはしないかなと思って。
 つまり、
何らかの獣人
の可能性もあるのかな?と」
(-100) 2021/12/13(Mon) 19:17:42

【秘】 埃運び オーウェン → 仮面の役者 フランドル


「フゥ〜ン。私情を挟むような奴なら真っ先に斬り捨てるのを考えるところだった。
 ああそうだ。でも、おたくみたいな奴がいるってことも、俺がいま革命に与している理由にはなる。

 感情からくるものではあるけど、それは哀れみだとかそういう話じゃなくて……行動原理に基づいたものだ」

事実として提示したように、
その事実で突き動かされる者もいる。
決して情を挟んだわけではない。当たり前の話だ。

「普段なら踏み込むなだの言ってやるとこだけどな、
 信用に必要ってんならしかたない。いらない不信感が無くなるなら俺にとっても有益だし。

 ……お前の幸運や未来は祈ってやらない。
 だから勝手にしろ。俺は、そうするから」
(-101) 2021/12/13(Mon) 20:00:05

【秘】 埃運び オーウェン → 残氷 の エアハート


「クソ、まあ合ってるから腹立たしい。
 別にいいよここで。ここ以外無いんだし。
 気が散るっつってもいつもと足して変わらない」

「普通に一理あることも言うなよ……
 つっても猫には別に思い入れがあるわけじゃ、
 ……いや野良猫には結構絡まれるけどもよ」

もしかしたら無意識のうちに、
それを思い出して選んだりしたのかもしれない。

「犬と比べたらそれもそうか。……
 獣人、獣人ね。遠いモンじゃあない。
 隠してるつもりもないしひけらかしてもいない。

 仕事の邪魔にはなるから、
 見た目だけは隠してるとも言えるが──」

部屋の中だろうと押えてた帽子のつばを押し上げれば、
有鱗種独特の細い瞳孔と鮮やかな虹彩、
それを覆う鱗が、遮るものを無くして。

「つかフランドルとの確執は見えないとこでやってくれ。
 俺は人付き合いが好きじゃないのに痴話喧嘩ともなりゃ賭ける気すら起きねえ」
(-102) 2021/12/13(Mon) 20:11:02

【独】 仮面の役者 フランドル

/*
初日から気配は感じてましたけどもね。
こういう返しをしてくるのはもうお前なんだよな。
オレ達、またいつもの距離感だよ……
(-103) 2021/12/13(Mon) 20:25:14

【秘】 百識眼 の シュゼット → 花売り妖精 アイシャ

「・・・っ」

部屋に充満するニオイに、ノブを握る手に力が入る。
半ば強引に引き開けて入室すると、ドアを閉める。

「入るわよ」

いつものと違う口調、休み無しの客商売にあって、僅かなプライベートのときにだけみせる本来の顔。
以前に幾度か、貴女の花を受け取り心満たされた時に見せた事があったか。

それがいま、語気に怒りをはらませて。
貴女の姿を確かめる。
(-104) 2021/12/13(Mon) 20:59:09

【秘】 木偶の坊 エドゥアルト → 埃運び オーウェン

「…………そうか。それが、貴方の本音か?」

勘違いなどしていないと、エドゥアルトはゆっくりと首を振る。
貴方が声を荒げようとも、拒絶されようとも、動じる様子は全く見せなかった。まるでそれが当たり前かのように。

「……壊したいのなら、壊せばいい。
 それが貴方のより良い日々に繋がるのなら。
 それでこの街が少しでもマシになるのなら
 おれの知るひともきっと、否定はしない。
 おれは貴方を否定しにきたわけじゃない」

先の言葉通り、話を聞きたかっただけ。
誰かにとってのより良い日々が他の誰かにとってのより良い日々になるとは限らないことくらい、学がなくともわかっている。

「オーウェン。おれは、貴方にだって良い日々を
 送ってほしいと、そう思っている。
 言っただろう、邪魔をするつもりはない、と」

エドゥアルトは、誰かの役に立ちたい。
それがエドゥアルトの生き方だ。それ以外を知らない生活を送って来た。自分のことだけを考える貴方とは逆であっても『より良い日々』を革命に望むことに否定はない。

エドゥアルトは人の味方であろうと思っているが
そのひとがエドゥアルトの味方である必要はないと思っている。
(-105) 2021/12/13(Mon) 21:05:57

【独】 木偶の坊 エドゥアルト

おれたち魔術師!どっちかっていうと狼ちゃんたちの味方だよ!!!! いやエドゥアルトはレイさんがそうだからそうなので中立かもだが……
(-106) 2021/12/13(Mon) 21:07:30

【秘】 灯屋 レイ → 仮面の役者 フランドル

「そうかもしれません。
少なからず、『普通』からはみ出した者も多いですから」

根本や境遇が似ている者が多く、互いに見過ごせないのかもしれないのかもしれない。
互いに距離を測って近づいては、傷つかないようそっと離れる事を繰り返している。
この灯屋も、たぶん。ここのそんな雰囲気が心地よかったのだ。

「―――」

声を、言葉を、静かに聞く。
表情に浮かんだ感情は、落胆だ。勝手に期待して、勝手に失望した。ひとつ息を吐いて、浮かんでいた感情を消す。

「そのよう、ですね。
他ならぬ貴方がそう言うのならば、そうなのでしょう」

灯りが揺れる。陰影が濃くなる。月の瞳が貴方を見据える。

貴方はどれですか、フランドル。


憎悪するほどこの街に強い想いがあるでしょうか。
思想を捻じ曲げられたと自覚しているでしょうか。
革命ではない何かに心奪われているのでしょうか。

……答えずとも構いません。我々……私は、協力らしい協力もできないでしょうから」

―――その言葉の通り。
翌日貴方の名が貼られても、これには何もできないのだ。
(-107) 2021/12/13(Mon) 21:17:23

【秘】 百識眼 の シュゼット → 錆鉄御納戸 ミズチ

「へぇ、確か3日くれぇ前に仕入れたのが氷室に──」

「・・・そりゃあ、いつもの教えてクンですかぃ?
 なにか、不思議な事でもありやしたかね?」

「なに、簡単な術式で加工できるってんで、組織内部での情報伝達用の魔石やら、それに目をつけた若ぇもん共がペアリングにしたりと、その程度のもんでさぁ」

にしても、ここ最近は依頼の頻度が高く、貴方が受注した採取量だけでもバカにならない量がこの街の何処かへ流れていっている事は、考えを巡らせれば不可思議であると、そう思い至るであろうか。
(-108) 2021/12/13(Mon) 21:28:05

【人】 灯屋 レイ

>>+6 3日目、アイシャ
唇を噛む。
それでもいつものように振舞う貴女に、どうにか……少しだけ歪な笑みを返した。

「……はい。私も信じています。
何事もない日常。より良き日々が訪れる事を。
貴女が戻ってきて笑顔で花を売り、言葉を届ける事を」

「心から願っています」

大丈夫。大丈夫。
貴女の繰り返した言葉をレイもまた、繰り返したでしょう。

そんな事、叶うはずもなかったのに。
(20) 2021/12/13(Mon) 21:30:16

【念】 灯屋 レイ


「その方が見やすいし、声も聞きやすいでしょう」

貴方の当たり前に自身の当たり前を突きつけて崩している気もする。それはそれで良くない事でもあるのだろう。
けれど、やっぱり見限ったり切り捨てたりなんて事はできないだろうなと思うのだ。

「私は意外と寂しがり屋なものでして。
だから隣にいて頂けると、助かります」

視線を下ろした時に誰もいないと、寂しいじゃないですか。
命令のようにもお願いのようにもとれる言葉と共に、そんな言葉を零した。
(!5) 2021/12/13(Mon) 22:02:38

【秘】 灯屋 レイ → 木偶の坊 エドゥアルト

「なるほど……恐らく、『骨を噛んだ』のでしょうね」

/*
そんな三度目や偶然欲しくなかった。
知り合いや言葉を交わした人を主に占っていたため、どんどん連れて行かれて順調にSAN値が擦り切れております。どうして♪どうして♪(たすけて♪)
(-109) 2021/12/13(Mon) 22:08:30

【秘】 仮面の役者 フランドル → 残氷 の エアハート

 
「だ、れの せいだよ、ッ……」

はくはくと浅い呼吸を繰り返し、その合間に減らず口を叩く。
被虐趣味は無いし、自分で自分を痛め付ける趣味も無い。
つまりは身体を力ませるだけ損なわけで、とは言っても。
理屈では理解していても身体が言う事を聞くとは限らない。

「はッ、は …最ッ悪、だ
 ぅ"、…罵られて善がるなよ、救 えない、やつ」

強姦じみた、というより事実殆ど強姦ではあるものの。
そのように扱われ、当然というべきか萎えていた自身も、
明確な快楽を与えられれば再び芯を取り戻して。
それと同時に腰を掴まれ、無理な抽送に腹の中を嬲られる。
ずり、と中で動く度に内臓を引き摺られるような心地がする。

「なんだ、っぁ"、えらく目に 掛けてくれる、じゃないか
 そ、んなにするほど、ハ、俺の事好きか、よ
 そうでもなきゃ、 革命軍ってのは、っ 随分、暇らしい…」

少々底意地の悪い事をされる事はあれど、
こうまで乱暴にされる事は以前は一度としてなかった。
その差が溝が、どうしようもなく昏いものとして胸の内に蟠る。

それでも性感帯を擦られれば身体は嫌でも快楽を拾う。
減らず口を叩く中に、徐々に上擦った吐息が混じり始めた頃。
(-110) 2021/12/13(Mon) 22:10:58

【独】 木偶の坊 エドゥアルト

レイさん、おれが余計なことして噛まれたらごめんな……(だいじょうぶか?)
(-111) 2021/12/13(Mon) 22:15:30

【秘】 仮面の役者 フランドル → 埃運び オーウェン


「私情だけじゃあ生きていけないし仕事も成り立たない。
 けれど私情抜きでは前にも後ろにも進めない。
 一貫した信念の根底にあるのは結局は私情なんだろう。
 それが悪い事とも思いやしないが、なあ。

 まったくもって、この世というものは生き辛い
 この街に居ると、どうにもそう思わされる。」

誰に言うでもなく、殆ど独白のように長台詞を咏んで。

「──言われずとも。
 どっち付かずの
"卑怯な蝙蝠"
は、自由にやらせてもらうさ」

これもきっと、貴方のそれとそう変わりない。
たとえ、その結末が寓話的なものであったとしても。
互いに"勝手にする"だけだ。初めから、ずっと。

「さて、長話も何だしそろそろ招かれざる客はお暇しよう。
 君がこうして幾らか腹の底を明かしてくれた分、
 これからは──仕事の上では、君の事を信用できそうだ。

 ではね、未知なるオーウェン«Unknown»。
 "野良猫"に宜しく頼むよ」

役者騙りはいつも通り、堂々とした笑みのまま。
席を立ち、一度、ひらりと手を振って。
そのまま貴方の部屋を後にして行くだろう。
(-112) 2021/12/13(Mon) 22:35:41

【念】 木偶の坊 エドゥアルト

>>!5
「…………。寂しがり屋。そうか……」

ふ、と笑い声のような吐息。

「貴方が、そう望むのなら、いなければ、ならないな……」

となりに。やはりどこか居心地のわるさのような、戸惑いが
なくなったわけではないけれど。そう命令されてしまっては、従うほかない。
(!6) 2021/12/13(Mon) 22:39:01

【念】 木偶の坊 エドゥアルト

「……ヘルの望む『より良き日々』とはなんだろうか」

ふいに浮かんだ疑問を投げかける。

「もしこの街がきらいで、壊してしまいたいと、自分の良い日々だけを願う人が革命軍にいたとしたら、どう思う?」

貴方はそれでもあちら側の味方でいようと思うのだろうか。
(!7) 2021/12/13(Mon) 22:40:25

【人】 灯屋 レイ

>>17 >>a18 エドゥアルト
爪先立ちせずとも届くようになった頭をよしよしと撫でる。
口や目以上にものを言う尻尾を微笑ましく感じた。
……ちょっとだけ触りたくなったが、それより至る所にできた傷が気になるので我慢する。

「ほう。見た目は驚きましたが……それは、とても楽しみです。

少しの傷が致命傷になる事だってあるでしょう?
ほら、まずは腕を出して。……服は繕うか、新調する必要がありそうですね」

どんな戦いをしたんですかと呟きながら治療薬と包帯を出し、順番に手当していく。
終わる頃にはできあがった料理が届き始めている頃だろう。
きっと二人分には多い量の肉だ。酒場にいる他の者にも振舞われていくのだろう。
(21) 2021/12/13(Mon) 23:09:48

【秘】 仮面の役者 フランドル → 灯屋 レイ

 
「──ああ、ようくご存知頂き……残念だ。」

陰が差す。
貴方と同じに息を吐くように、ぽつり、一人科白を零し。
陰を名乗る男は、真っ直ぐに見据える月と相対する。

「改めて自己紹介させて頂くとしよう。
 私は路地裏の陰のフランドル«フランドル・スキアー»。
 内部告発を行うつもりも無く、けれど革命に乗る気も無い
 けれど革命軍に身を置く、どっち付かずの
"卑怯な蝙蝠"
だ」

「革命に心は無い。あの立場は都合が良かったというだけだ。
 …ああ、君にとっては最も忌むべきものかもしれないな」

革命に心は無く、自らの利益の為に属しているのなら。
それは、この街を良い方へ向かわせるどころか。

「他ならぬ自分の目的の為に、他者を踏み台にしている。
 この街の構造とそう変わりないのだからね」

強い灯りを灯せば、陰もまた色濃いものとなる。
逆もまた然り。
この陰もまた、この街の底に揺蕩う薄闇を形作る一つだった。

一つ違うのは、決してこの街に帰属する事は無いという事だ。

これでは寓話的な末路も頷けるというものだ。
そんな事は承知の上で、それでも。
全てを擲ってでも、追い求めてやまないものがあったのだ。
(-113) 2021/12/13(Mon) 23:12:09

【念】 灯屋 レイ

「そうですとも」

大真面目に頷く。
―――投げられた質問に、緩んでいた口元が微かに歪んだ。

「飢えない事。寒さに震えない事。
病に怯えない事。太陽の下で歩める事。
……皆平等にとは言いません。けれど下層市民が、もう少しマシな生き方ができればいいと思うのです」

『──ある者は、この街への憎悪から。』

誰かの言葉を思い出す。この街はそんなにも憎まれていたか。

「私、この街は意外と嫌いではないのです。
だから、壊されるのは困りますね。自分にとっての良い日々というのも、きっと破壊した上で行われるものでしょう。

……革命軍全体がそう考えるようになったなら。
私はあちらの味方ではいられなくなるでしょう」

政府側にもなれず、革命軍側にもなれず。
そんな立場でやれる事なんて高が知れている。

「まぁ、足掻いてみますよ」

それでも黙って見ている事は、きっとできないだろうから。
(!8) 2021/12/13(Mon) 23:36:22

【秘】 残氷 の エアハート → 埃運び オーウェン

「いいですね、懐かれるのは。
 私はどちらかと言うと競争相手でしたから、
 貰った名じゃなく名乗るとしても猫や鼠は避けましたね。

 ……こっそり餌あげたりしてません?」

猫に囲まれた時のオーウェンを想像して思わず問うた。
何となくそんな妄想が脳裏をよぎったので。

「──有鱗種?」

やや気の抜けた声色が返ってきた。
別段不快や嫌悪はなく、かといって喜びでもなく。
要するに見慣れない為どう反応していいか分かっていない。

「失礼、どう反応すべきか迷っていたら固まりました。
 いえ、別段気にする性質ではないんですが、
 『仕事の邪魔』と仰ったので、なんらかのこう、
 不都合でもあるのかな、と内心で唸ってました」

「……それに関してはすみません。
 余計に貴方を人間嫌いにさせたくありませんし」

一応は自覚があったらしい。素直に謝った。
しかしながら、有鱗種については腕を組んで考えている。

「有鱗種なら尚更。何故、革命軍に?
 この国の政府、異種族への差別政策を敷いていたとか?」
(-114) 2021/12/13(Mon) 23:52:28

【独】 錆鉄御納戸 ミズチ

/*
 「真鍮 味」って検索しても色味の方しか出ないんよな。
(-115) 2021/12/14(Tue) 0:06:33

【秘】 残氷 の エアハート → 仮面の役者 フランドル

「……は、ッ、……救われますよ、
 貴方が救ってくれないなら、
 きっと革命軍が救ってくれる。貴方も」

それを幸せそうに語る目に生気はない。
その目は正常に何もかもを認識していない。
今こうなったのも、ただ救うと言う単語に反射的に反応したからにすぎない。

「貴方が好きなのは私でしょう?」

「残念ですが"私の時と違って"随分と忙しいんですよ。だから、すみませんね?あの時は何週間も構ってもらっていたんですけど、今は酒場の人員と御布令もあって今日一日中くらいです」

貴方なら気づいてしまうだろうか。
何の手本もなしに、本来のこの男がこのような行為を行える訳がない。つまり、"当時されたことをそのままなぞっている"のだと。意味する事なんて、そこまで辿り着けば簡単に解けると。

そんな、自身の事情など知ったことではない男は、少しずつ時間をかけるにつれて抜き差しがキツくても広範囲までできるようになった頃、散々勝手知った貴方の体内の性感帯を念入りに擦り上げ始める。

手で行う手淫もやめやしない。ただ、貴方が達しそうになるなら、それは行われない。快楽を直に与えている手自身が、もどかしさで止まる位置で手を離す。──あくまで中の動きを良くする為であり、貴方が男として達するのはこれ以降もひたすら焦らされ続ける事になる。 ▽
(-116) 2021/12/14(Tue) 0:56:47

【秘】 残氷 の エアハート → 仮面の役者 フランドル

 
「私の時は貴方がいませんでしたけど、
 今は私がいますから。ね、フランドル。
 寂しくないようにしてあげますね」

言葉と行動が支離滅裂だ。
それでも精神干渉に造詣があるなら、本来の感情の歪んだ発露であり、今もこの男はこれが本当に革命軍と貴方の為になると信じている。それを嫌でも理解するだろう。

献身的な言葉。欠片も笑わない目。
笑うのに放つ言葉と行為は暴虐でしかない口。

その日、貴方がいたらその一つでも変わったのかは、
もう永遠にわからない話だ。

性感帯を虐め続け、更に前立腺まで当たる位置まで動くようになると、そこを狙って何度も小刻みに揺らして突き立てる。抉ろうとし続ける。前ではいかせてくれないのに、後ろならば許すと言ったように、記憶で何度も貪った身体を、今も食い散らかしていく。

貴方が達するまで、いや、貴方が達した後も、貴方が根を上げるか、今日が終わり朝が来て昼を過ぎるくらいまで、ずっと繰り返されるだろう。
(-117) 2021/12/14(Tue) 0:58:10

【独】 大道芸人 チェルシー

リーゼロッテちゃん好きだったからやっぱ最初夜這いに来ました〜〜〜!!!って凸する案(別に夜這いはしない)を決行しておけばよかったな・・・・・・・・・・・・という後悔、思ったより強い ちゃんとロールできるかな!?!?になって秘話凸控えめ人間になってたけど 割と後悔が来てる 表の流れに乗るにも結構穏やかな感じだ・・・・・・・・・・・
(-118) 2021/12/14(Tue) 1:25:47

【秘】 灯屋 レイ → 錆鉄御納戸 ミズチ

すれ違う際、カンテラの中の灯りが揺らいだ。

「―――」

貴方へ視線を向ける。
覚え
のある気配だった。
これは鼠が連れて行かれた日、死霊術師の名が御布令に出された日。同じ気配を探りとったのだ。

―――『噛んだ』のか。
そう当たりをつけた。それが貴方にどのような変化をもたらしたのか、まだ灯屋の知るところではない。
思い返せば先日、貴方の様子がどこかおかしかったような気もする。手に余るようならば手を貸そうと、貴方の様子を頭の片隅に入れて。
これは酒場の隅へと歩み去っただろう。

/*
ご機嫌よう。死神に改名した方が良いのではないかと思い始めた次回闇古戦場です。調子悪そうなところに突撃したかったんですがタイミングを逃していたため、ご連絡嬉しいですわありがとうございますですわ!!
つまりそういう事なんだを織り交ぜた、ふわ〜っとした何か返しをしました。ふわっふわっ。
そしてこれはファンレターです。
置き手紙見ましたわ解釈最高でしたわ〜〜〜!!
(-120) 2021/12/14(Tue) 1:27:28

【独】 大道芸人 チェルシー

VSカニさんの流れに 盗賊タイプ寄り対モンスター能力なさ目のPCだから乗れなかったのもちょっと寂しかった お〜 後悔!後悔かい? オレはもう貝 ハッ・・・・その声はうに山うに太郎!!!!生きていたのか!?
(-119) 2021/12/14(Tue) 1:28:02

【独】 大道芸人 チェルシー

聴いてくれるか?
初日、合わせのフェリックスさんとリーゼちゃんを笛吹きしよ♪って思ってた時があって
どっちも見学なことに気付き、泣いたんだったね
多分これもうひとりごとしたわ
(-121) 2021/12/14(Tue) 1:29:19

【独】 大道芸人 チェルシー

受け身スタイルでやっても後悔しなかったらええねんなって思ってるけど 今回はやっぱ後悔してる ウワーーーッ 夜這いしとけばよかった!!!!いやしないけど イケナイコトしに来ました!!!!みたいなこと言ってみるやつ やっておけばよかった!!!!! エーーーーン
(-122) 2021/12/14(Tue) 1:30:19

【独】 大道芸人 チェルシー

R-18しないけどしておけばよかった・・・・
しておけばよかった
ア〜〜〜〜イ(梅木箱に投げ入れる)
(-123) 2021/12/14(Tue) 1:34:05

【人】 木偶の坊 エドゥアルト

>>21 レイ
「……あいつは……足がはやい……。
 ……突っ込んでこられると、銃で狙う暇が、ない……
 殴り合うしか、なくなる……」

また銃使いのくせに、肉弾戦をやったらしい。
服に刺さった羽をはらって、大人しく手当をされてはいるが、どこか居心地が悪そうだった。こんなに丁寧に手当てされたことなどあまりない。

「……服はあとでいい………。
 それより、食べるといい、そのために獲ったのだから」

できあがった料理が、運ばれてくる。
シンプルに、ローストされたもの。
(22) 2021/12/14(Tue) 1:43:10

【念】 木偶の坊 エドゥアルト

「…………そうか。
 貴方は、この街が、きらいじゃない、と」

ガルムはこの街が好きかと言えば、わからなかったものだから、同意をすることはなかった。今日のメシも満足に選べないような男は、人の役に立ちたいのだって、それ以外の生き方を知らないから。

「おれも、下層市民が、誰かが、救われることはきっと喜ばしいことなのだろう」

「……けど、同時に、壊されようが、それで救われる誰かがいるなら、それでもいいと思っているおれは、どこか、おかしいのだろう」

政府側でもない、革命側でもない、うつろな存在。
番犬は、はじめてあなたとは明確に違う意見を言った。
(!9) 2021/12/14(Tue) 2:09:51

【秘】 灯屋 レイ → 仮面の役者 フランドル

「擬態がお上手ですね。……では、こちらも。
冥府の主の名ヘルを騙る者。
護るべきものを失った最後の守人ウォード
墓守改め灯屋、レイ・ウォードの名で通っています。
―――ならば私は、蝙蝠にもなれないナニカでしょうかね」

告発するつもりはない。されど革命に直接手を貸すわけでもない。自身の手を汚さぬまま、自身の望みを『彼ら』に託した。
卑怯にもなれなかった傍観者。

「えぇ、私も残念です。
わざわざ事を起こすぐらいですから、ひとりぐらいは……この街を憂いてくれていればと思っていたのですがね」

どうもそうではないようだ。
そればかりか街の惨状には頓着がないらしい。
灯りの見えない先を見ようとするように、目を細める。

「貴方の心はこの街ではなく、何処にあるのですか?」

―――ふと、元騎士の顔が浮かんだ。
あの日、貴方が声を荒らげた相手。
なにかを隠していた様子の青年。
彼と、関係はあるのだろうか?
(-124) 2021/12/14(Tue) 2:09:54

【独】 木偶の坊 エドゥアルト

この村、めっちゃ静かじゃない?
みんな秘話で盛り上がってんのかな……
おれまじゅちゅしやってるが話してる人そんなおらんからなんもできてへん枠……メシなにたべるか選べない男…………
(-125) 2021/12/14(Tue) 2:36:09

【独】 残氷 の エアハート

噛みなあ……
<<シュゼット>>who
(-126) 2021/12/14(Tue) 3:03:11

【独】 残氷 の エアハート

ひたすら戦闘職を避ける人になってるよ政府も革命軍も!!!まあ普通に狼窓で相談するか…
(-127) 2021/12/14(Tue) 3:04:17

【秘】 吟遊詩人 フェリックス → 埃運び オーウェン

「買ってるさ。ま、俺はどんな酒でも別に構わんのだが」

からからと笑いながら、不機嫌そうなあなたの顔を見ながらも、少し意外そうな顔。そして、楽しげな笑みを深めた。

「そう。まァ、楽しいところだったが、いよいよ”清く”なりそうだ。良くも悪くも、ずっと夢に揺蕩うことはできない。

逆に、黄金と夢を得るものも最終的には少なくなるだろうさ。
ここは肥え過ぎたんだろうよ。貴族か、悪党か……。
どちらにしろ、楽しいだけの日々はもう終わりそうだ。
俺はここで、底の底まで落ちる奴を見るのも、
夢を掴んだ奴を見るのも好きだったのだよ、逆にな。

……そういうお前は?ここが好きそうには見えんが。何故残る?」

興味本位なのかもしれない。
が、目を細めて尋ねる表情は、愉快なだけではないのだろう。
尋ねるのは情報だ。
なら、この男はそれで飯を食っている。


その表情の意味を、はたして、この男が知っていたかどうか。
(-128) 2021/12/14(Tue) 3:40:43

【秘】 吟遊詩人 フェリックス → 迷彩掃除屋 ノアベルト

酒場での会話から、少し時が経った頃。

あなたが夜、この酒場にて姿を見せた時に、
この男が声をかけた。

「や、掃除屋」

いつものように、気だるく上機嫌な様子でひらひらと手を振って、眦を下げて。緩慢な余裕をたたえて、だ。

「元気でやってるかい。最近は、どうも巷の流行は物掃除というよりヒト掃除のようだけど」


――ところで、この男は、他人のゴシップで飯を食っている。飄々とした掃除屋の男についても、勿論。酒場にいる連中の口の端からそれが消えたとして、その噂を多少、調べていたかもしれない。


/* ということで、ノアベルトさんの事をちょっと調べさせていただいたかもしれない演出のINTロールをば…… 

(4)1d10 + 8 (INT)
(-129) 2021/12/14(Tue) 3:43:00

【秘】 吟遊詩人 フェリックス → 木偶の坊 エドゥアルト

「家族かあ。いいなあ…………。」

目を少し細めて、舌の上で味わうように復唱した。
あなたの得物の話。
「ファミリア」。


して、あなたが酒に顔を顰める様子にくっく、と笑って。

「無理強いはしたくないが、一方で、まだ食べたことがないものならば挑戦はしてみてほしいものだ。美味とゲテモノは紙一重……。」

それらの酒は甘い割には強いもの。黒みがかったチョコレートリキュールと、
爽やかだがこちらも度が強いものだ。淡い桃色の桃のリキュール。

恐らく、酔った貴方の様子を見てみたくなったのだ――
というところはあなたに伝わるべくもない気がする。
吟遊詩人の良くない好奇心だ。
(-130) 2021/12/14(Tue) 3:43:16

【秘】 吟遊詩人 フェリックス → 死霊術師 ペトルーシャ

「そうかい。まあ、そんなこともないとは思うがね。多少値が張るのは確かだが。牢番の担当者の機嫌は伺っておくにこしたことはない気がするが……。」

あなたの様子は予想外というわけではなかったらしい。
喉を鳴らして笑う。喜んでいるのだ。

「そういう人間を足場にして生きているのだから、
崩れれば、困るのは自分たちの方だろうがね。ま、そんなことは気にしていない連中さ。

……フム。聞かせて進ぜよう。
恋物語と、英雄の物語。
どちらがお好みかな?」

片目を瞑り、ウィンクして応えた。
男が何処からともなくリュートを取り出して、
その指先は繊細にり、と静かに音を鳴らして、あなたの選択を誘う。
(-131) 2021/12/14(Tue) 3:43:26
残氷 の エアハートは、メモを貼った。
(a21) 2021/12/14(Tue) 4:50:46

【秘】 仮面の役者 フランドル → 残氷 の エアハート

 
「っあ、くっ、そ ああ、そうだよ
 俺が好きなのはお前だけ、
 俺を救えるのは、ッ ぁ、あ──」

出掛かった反論は、上擦った喘ぎに呑まれて。
けれど達するには至らず、蟠る。
与えられる熱も、遣る瀬無い気持ちも、蟠り続けるばかり。
ただ只管に、行き場を無くしたものが自らを苛み続ける。
貴方が居なくなってから、そんな事ばかり。

薄々勘付いてはいた。
これまでの言葉の端々から。
"そういう事"をされていたのだろうとは、わかっていた。
わかっていて、だから何ができたというのだろう。
できる事と言えば、悔恨と無力感に苛まれる事ばかり。

結局は無力、今は為されるままに嬲られる事しかできはしない。
多少強引であろうと体内を暴き、粘膜と粘膜を擦り合わせれば
次第に貴方をよくよく覚えている身体は態度を変え、
突き入れられる度に内壁は歓喜し媚びるように打ち震えた。
反対に、引き抜く動きには追い縋るようにわなないて。

どんなに唇を噛んで堪えても、これだけは隠す事ができない。
自分の身体の浅ましさに反吐が出る。
(-132) 2021/12/14(Tue) 5:24:46

【秘】 仮面の役者 フランドル → 残氷 の エアハート

 
もう何もかもぐちゃぐちゃだ。
遣る瀬無い感情も陵辱し尽くされる身体も、
きっと貴方の内面も。
何もかも、今更な話かもしれないが。

そうして抽送が随分と滑らかになった頃。
一点を執拗に責め立てられれば堪える事もままならない。
暴力的なまでの快楽を叩き込まれ身体を貪られ、
減らず口を叩く口も身体も反抗心もぐずぐずに蕩けていく。
後ろでばかり達する事を強いられて、女のように啼かされる。

それでも、いつまで経っても、音を上げる事は無い。
時折縋るように嬌声を漏らし、
その合間に、熱に浮かされたように貴方の名前を呼ぶだけ。

そうして、長い夜が更けていく。
(-133) 2021/12/14(Tue) 5:25:50

【秘】 仮面の役者 フランドル → 残氷 の エアハート

 
──そして、三度目の御布令が出た日。

「……エアハート」

役者騙りの騎士、"卑怯な蝙蝠"は再び貴方の元を訪れた。

「次に"消える"のが誰か、忘れたとは言わないだろう」

いつも通りに衛兵が立ち去って行った後。
張り出された紙切れを、睨むように見ていた姿を知っている。
そこにあった感情が如何なるものかは、定かではないが。

預かっておいてくれ。

 しくじったのは俺だが、お前以外の誰かに折られる気は無い。
 お前以外の人間に預けるのも、気が進まなくてな…」

そう告げて、そちらに差し出したのは。
この役者騙りが常に提げている細剣と短杖。
貴方と別れるずっと以前から使い続けているもの。

「気が向かなきゃ、返さなくたって構わないさ
 "首輪付き"にそんなものを渡せば当然目を付けられるだろう。
 何より、…それはある意味、"お前のもの"だからな」
(-134) 2021/12/14(Tue) 5:49:17

【秘】 残氷 の エアハート → 仮面の役者 フランドル

 
「忘れましたよ」

だがあの紙が貼られた時。
そんなすぐに忘れるようなら、あんな殺意は漏れ出ない。
それでも素直に認めるのが悔しいのか、或いは貴方が失敗したと言う事実から目を逸らしたかったのか。

それでも、『預かる』と言う言葉を聞けば、
不思議そうな顔でそれを受け取る。
思考を過去に巡らせる。
……最近、思い出すのに時間がかかるのは伏せて。


彼が騎士団時代から持っていた。それは覚えがある。
それ以上の曰くや思い出は、自分達に何かあっただろうか。

「気が向く向かないで返すのを決めませんよさすがに。
 これを私に渡すと貴方、全裸も同然でしょう。
 ……?これ、私の物だった時期、ありましたっけ」

貴方の意図をわかってないようにそう返す。
それだけならまだ察しが悪いだけだ。…そうだろう?
(-135) 2021/12/14(Tue) 6:05:23

【秘】 仮面の役者 フランドル → 残氷 の エアハート

 
「…なら、安心して消えられる」

ぽつりと呟いたのは、『忘れた』という言葉に対して。
或いは預かる事を受託した事についてかも、しれないけど。
何れにせよ、この陰の気質を思えば、答えは明白だ。

「流石に丸腰じゃない。却って怪しいだろうからな
 左手«マインゴーシュ»は手土産としてくれてやるつもりだ」

貴方の手にそれら二つの得物を預け、手放せば
幻術を利用して隠し持っていた短剣が露わになる。
見る人によってその色を変える、薔薇の意匠のそれは
果たして今の貴方には何色に見えているのか。

「──
最初からそうだった。

 俺が剣を執ったのは、そも、お前と共にある為だ。
 最初から最後まで、この剣を捧げる先は、お前だけ。
 だからそれは、
確かにお前の剣だよ


きっと、覚えが無くたって仕方ない事だと思う。
貴方に掛けられた細工に関わらず。誓いは遠い昔からのもの。
だから声を荒げる事はせず、けれど確かにそう告げた。

剣、というものが指すものは。
何もこの細剣だけに限ったものではない。
剣、杖、この身、貴方と共にある為の力の全て。
たとえ独り善がりだとしても、
(-136) 2021/12/14(Tue) 6:50:56
フランドルは、貴方の剣だ。
(a22) 2021/12/14(Tue) 6:51:07

【秘】 仮面の役者 フランドル → 灯屋 レイ

 
「…何処も彼処も行き場を失ったものばかりだ。」

ほんの一瞬、静かに目を伏せて、ぽつり。
遣る瀬無い想いを乗せて、また一つ呟いた後。
寄る辺の無い剣、陰を落とすものを失った陰は語る。

「外征騎士フランドル・スキアー。
 私の心は、この剣は唯一人の友の為に。
 この国もこの街も、そこに住まう者達も、それ以外も。
 決して私が信じ、この剣を捧げるものではない。」

よそ者の騎士。
役者騙りの"卑怯な蝙蝠"、そのもう一つの貌が、これだ。
騎士を名乗るものが、元騎士を詰問していたという事実。
そして友に剣を捧ぐと言うならば、その心の在り処は。

「──いつだって同じ事だ。
 私達はいつだって、犠牲の上に立っている。
 生きていくには、誰かを犠牲にしなければならない。

 路地裏では、誰かが食事を分け与えさえすれば
 その日を生き延びる事ができる人間が山程居る。
 けれどその日の食事を分け与えれば明日死ぬのは私達だ。

 この街もこの革命も、政府の粛清も全体を俯瞰すれば皆同じだ
 
きっと誰もが明日を生きる為に藻掻いているだけだ。

 それを変えようなんて大それた事は、私には考えられないよ」
(-137) 2021/12/14(Tue) 8:22:30

【秘】 仮面の役者 フランドル → 灯屋 レイ

 
少々長台詞を吐いた後に、深く溜息を吐いて。
そして、役者騙りの騎士はもう一度口を開く。

「……私が卑怯者を演じる"哀れな役者"であるならば。
 君は差し詰め"観客"と言ったところかな。
 ──如何なる舞台も観客無しには成立しない。
 私はそれを悪とは思わない、けれどね」

"卑怯な蝙蝠"の役は、そろそろ下りる事になるだろうけど。
まだ、この街という舞台を下りたつもりは無い。

「もしも君に舞台に上がる気があるのならば。
 この三文役者は、少々手を貸す事もできなくはない。

 『──この世界はすべてこれ一つの舞台、
  人間は男女を問わずすべてこれ役者にすぎぬ』。

 
何でもないという事は、何にでもなれるという事だ。

 君は現状を知ってもなお、観客、或いは傍観者を気取るかい?
 革命の本来の目的も見失った馬鹿共の
 横っ面張り倒す千載一遇の機会はご不要かな?」

──曰く、"卑怯な蝙蝠"とは、誰にでも良い顔をするもの。
今はまだ、そんな役を演じている途中。
信じる事は、難しい。そんな役者の差し伸べる手だ。
(-138) 2021/12/14(Tue) 8:24:07

【独】 仮面の役者 フランドル

/*
『この世界はすべてこれ一つの舞台、
 人間は男女を問わずすべてこれ役者にすぎぬ』

デイリーシェイクスピア(As You Like It)……
(-139) 2021/12/14(Tue) 8:25:51

【神】 仮面の役者 フランドル

 
かつん、かつ、かつん、…

いつものように、金属製の踵を鳴らし。
明日、また明日、また明日、と。

上がる階段は十三階段、行き着く先は絞首台──
(G0) 2021/12/14(Tue) 8:53:16

【神】 仮面の役者 フランドル

 
では、ない。

ヨルムガンドの街の何処か。
それなりに高く、それなりに見晴らしも良く
それなりにこの街が一望できる場所。

「『──さあ、牢屋へゆこう。
 ふたりきりになって、籠の中の鳥のように歌おう』。」


役者騙りは一人、そんな何処かの手摺にでも凭れ掛かって。
暫くの間は、茫と街並みを見下ろしているつもり。

「…………」

今はもう、細剣も短杖も引っ提げてはいない。
それだけで、随分と身軽に感じるものだった。
(G1) 2021/12/14(Tue) 8:53:45

【独】 仮面の役者 フランドル

/*
「『──さあ、牢屋へゆこう。
  ふたりきりになって、籠の中の鳥のように歌おう』。」

『リア王』。本当にただの個人的メモなので、気にしないでね。
(-140) 2021/12/14(Tue) 9:09:41

【念】 灯屋 レイ

「……」

「検討は、ついてきましたが。
今日は
エアハート
を調べてきます」

/* 
先に占い先相談失礼します。そろそろフラグを圧し折りたいPLより
(!10) 2021/12/14(Tue) 10:19:26
ミズチは、出されたシチューに疑問を持たなかった。それは支柱では?とツッコむ者はその場にいない。
(a23) 2021/12/14(Tue) 10:19:43

【秘】 錆鉄御納戸 ミズチ → 大道芸人 チェルシー

 派手にすっ飛んでいく様は普段通りな為、特に心配はしなかった。観察していての身のこなしも、怪我をするようなものではない。

「それは言われていないが。次回以降善処する」

 多分チェルシーが建物内にいるのを確認してから、手近な侵入口に戻ってノックの後に同じように現れることになると思う。

「……」

 あなたの一挙一動を観察するも、タネや仕掛けの種類にそれほど心当たりもないミズチは、見たままのことしかわからなかった。

 宿は新しいわけではないが、管理は一応きちんとなされている。固められた砂か何かのようにこんな簡単に崩れることもそうないはずだ。
 リーゼロッテのように筋力に任せてグシャッとする時には、もっと破片が周囲に飛び散るものである。考えられるとすれば、振動波等で補助をしたか、柱の材質を変化させたか。後者ならば錬金術師の分野だ。
(-141) 2021/12/14(Tue) 10:20:06

【秘】 錆鉄御納戸 ミズチ → 大道芸人 チェルシー

「…成程。ありがとう」

 思考する間の後、皿を受け取った。

 砕かれて新しく露出した面は酸化しておらず、キラキラと照明の光を反射している。ともすれば美味しそうには見える…かも…!? 鋭くなった部分で舌を切らないようには気を付けなければならないだろう。

 比較的小さなひとかけらを手に取り、軽く齧ってみるが予想通りまるで歯が立たない。舌で触れれば、ひんやりとした金属の冷たさが伝わってくる。

 味自体はほとんどないと言ってもいい。ゆっくり、飴のように転がしていて時折、わずかに塩味が感じられるのは気のせいだろうか? 唾液(ミズチのそれは役割を似せた化合物だが)とシチューが何某かの反応を起こしているのかもしれない。金物特有の風味が、飲み込んだ液体にほんのりと感じられた。

 味わうのは…もういいかな。皿を傾け中身を飲みこんでいく。切らないように気を付ければ、このごつごつとした喉越しは少し面白いかもしれない。
(-142) 2021/12/14(Tue) 10:20:29

【秘】 錆鉄御納戸 ミズチ → 大道芸人 チェルシー

「……小生は魔力供給の為に鉱石を摂取することがあるのだが、それらよりは薄味で癖がないな。比較的食べ易い味だと思う」

「残念ながら好みの味というわけではなかったし、含有魔力もほとんどないため、今この時以外に口にしようと思うことはないだろう。食べたくなった際、都度チェルシーに頼むのも忍びない為ある意味幸いだったと言える」

 魔力源としても食事としても、チェルシーのシチューではなく普通のシチューを食べた方が良さそうだ。ミズチはそう結論付けた。

「こうしてシチューと聞いて機会を持たなければ知ることはなかったな、ありがとうチェルシー。お前は時折、店売りでは見ないような食事をとっているが、こうした味を好むのか?」

 銀一枚を指で弾いてあなたに寄越しながら問いかけた。
(-143) 2021/12/14(Tue) 10:21:18

【独】 錆鉄御納戸 ミズチ

/*

文字が多すぎます(2213バイト)。2000バイト以内に収めないと正しく書き込まれません。

 
 ふふ。いや前部分もあっての文字数ですけど、真鍮の味への割合が多いんよ。
(-144) 2021/12/14(Tue) 10:26:22
ミズチは、このシチューよりも、店売りのシチューの方が好みだった。それはそう。
(a24) 2021/12/14(Tue) 10:35:03

【見】 吟遊詩人 フェリックス

酒場に少し姿を見せなかった詩人は、
眠たげに瞼を半ば閉じながら、味気のない告知を読んでいる。

「我々は風評には気を使う生業なのだがなあ。……ま、奴さんなら拍になるやもしれん」
(@1) 2021/12/14(Tue) 11:10:06
スカリオーネは、政府発行の新聞を読んでいる。『人皮綴』の逮捕に関する記事が出ていた。
(a25) 2021/12/14(Tue) 11:42:17

ミズチは、チェスティーノに会った。
(a26) 2021/12/14(Tue) 11:49:59

【独】 灯屋 レイ

/*
今更誤字に気付く 殺せ ザシュッ
(-145) 2021/12/14(Tue) 12:12:32

【秘】 錆鉄御納戸 ミズチ → 百識眼 の シュゼット

「成程。いや何、小生が収めた物そのものではないやも知れないが、少なからず性質がそう遠くない品に触れたもので。加工された品も見ておくべきだったとは考えたな」

 あれ〜これ〜あの石〜使ってる〜〜? 似てるだけかも〜〜わかんないにゃん…をプレイしましたって言っています。

/*
 首輪周りを調査中のミズチです。『術者の思念を遠隔で受け取る事ができる魔石』、やり方次第では、吊り噛み後につけられる首輪の加工にも使われていそうな石ですよね。政府側が監視対象の呼び出しのために使っていたり、革命派が狼窓を見せる用にしていたり。
 提出最終版最新(4)におかれましては、どんな感じで考えていたでしょう? 全く無関係なようならミズチの発言の通り、似てるかも〜ってミズチが思っただけになります。

 あと! 石の名前って考えていますか? なければ適当に考えます。
(-146) 2021/12/14(Tue) 12:27:51

【人】 灯屋 レイ

>>22 エドゥアルト
「……今度狩りに向かう時は声を掛けてください。
近付けないように手伝う事はできますから」

前に立つとは言えない紙装甲。それでもひとりよりはマシでしょう。たぶん。
どこか居心地の悪そうな様子は無視して手当を一通り終えた頃、料理は運ばれてきただろう。

「流石に仕事が早い。
冷めてしまう前にいただきましょう」

手を合わせていただきます。
味がどうだったかは、頬をゆるっゆるに緩めた顔が全てを物語っていた。
(23) 2021/12/14(Tue) 12:43:41

【秘】 錆鉄御納戸 ミズチ → 灯屋 レイ

/*
 闇の名を冠するにふさわしい所業を為していらっしゃる……?? ふわ、ふわ〜ありがとうございます、つまりそういうことです。骨噛み骸糾問ミズチです。死者の声が聞こえるようになって色々噛み合った結果、三日目時空では発狂していました。
 タイミングのあれそれは本当あるよね。私も私でそこの鳥のところに思いっきり凸りたかったですにゃん…( ˘ω˘) どういたしましてなのだわ〜〜

 そしてファンレターありがとうございます。4:L2の話なら別の人の秘話へのレスを含んでいるので、あれはお相手さんがあっての最の高ですね。エピ後のいつかに、何を言われてミズチがああ思ったか是非ご覧ください。

 もう半分以上終わってるんよな村期間。マジかよ。残りの期間もよろしくお願いします〜( ´▽`)ノシ
(-147) 2021/12/14(Tue) 12:50:02

【秘】 騎兵 リーゼロッテ → 残氷 の エアハート

「そぉー。べつにいーんだけどぉ、
 関係なんてふだんから良い方がいーじゃん?
 コネのコーチク的な意味でもぉ。損だよねぇ〜」

喧しいリーゼロッテに関わりたくないオーラはひしひしと感じる。
前線に出て共に戦う機会がある――あるいは敵対して手の内を知っていれば得もある相手には、寄って行ってみることもあるけれど。
それこそ、この彼のように。

「カクイ〜…違うってコトかな?
 まぁ確かにぃ、エアハートさんは見た目より柔軟な感じかな?
 空気読めなさそぉで読んでないだけっぽいとこもあるしぃ。
 よく考えるとそーかもぉ? おもしろいねぇ〜♡
 ロッテ? ロッテは見たまんま、カワイくて
 そこそこ強くてぇ、ってジカクあるからぁー。
 でも『狂ってる』はダメ! 狂ってないですぅ!」

両手でバッテンの形を作る。
一撃で頭蓋を砕く戦闘スタイルをどう捉えるかはあなた次第である。おおむね普段通りのテンションでそれを貫くギャップが、多くの人々にはグロテスクに見えるのであろう。

「後悔ないならいーじゃぁ〜ん♡
 苦しんで生きても死んでもぉ。ジコセキニン!
 それで誰かに文句言われるスジアイないもんねぇー。
 てか誰かと共に生きるのもおっけーなんだ!?
 それってぇー……コイバナの、よ、か、ん…♡」

エアハートを見つめる瞳が輝いた。
地雷かもしれない、なんて考える理性は少女には無い。
(-148) 2021/12/14(Tue) 12:53:13

【秘】 騎兵 リーゼロッテ → 残氷 の エアハート

「あ〜、ミブンが低いってヤツ?
 よく貴族にいじめられてるっていんしょー、
 ロッテでもあるもんねぇ。 うっそぉ〜さいあく!
 家族とか殺されたってコトでしょぉ?
 貴族っておカネあるんだから、守ってくれればいーのにねぇ。
 なんで逆のコトするんだろ? 意味わかんなぁ〜い」

『一族を滅ぼされる』気持ちに思いを馳せてみる。
家族も大切な人もいない少女には実感の伴わない想像しか出来ないが、殺してやりたいと思うのならそうなのだろう。
それを我慢できる精神を大したものだと思う。

「解体しないよぉ〜、え〜どうしよぉ♡って迷ってるうちに
 そのヒト殺されちゃった。
 態度デカいけどいいヒトだったんだよぉ?
 なんかケンリ争いみたいなので暗殺されちゃったの。
 あれだねぇー? いい人ほど早く死んじゃうから、
 トータされた結果ヤなヤツばっか生き残ってるのかも?」

リーゼロッテの言葉は真実である。
飼う、との言葉は悪いが、市民を苦しめる事無く統治していた。その庇護下に入れとの意味であった。
ひとり槍を振るう年端もいかぬ少女に思う所があったのかもしれない。死んだ今となっては、真意を尋ねることは叶わない。
(-149) 2021/12/14(Tue) 13:04:35

【見】 騎兵 リーゼロッテ

「詩人さん、まっさきにボコられそぉなのに無事だねぇ?
 知ってる情報吐け!みたいなのはしないんだねぇ。
 ロッテ政府くんの考えるコトよくわかんなぁ〜い」

カウンター席に腰掛け、つまらなそうに足を揺らす。

酒場に姿を現さない者もいれば、いかにも痛めつけられた様子の者もいる。同情はするし、誰が同じ目に遭えば良いとも思わないけれど、やり口は理解できなかった。
統治とはこのようなものでもそこそこ成り立つのか、と感心すらしなくもない。

「どんどんイキショーチンしてくし、なんかヒマぁ〜。
 カニさんでも狩りに行ってこようかなぁ?」
(@2) 2021/12/14(Tue) 13:16:17

【見】 吟遊詩人 フェリックス

「俺はま、役人の弱みを掴んでいるからして」

カカカ、と闊達に笑ってからリュートを小さく鳴らした。喜劇の音。

「俺も見物しに行くかなぁ。蟹狩り。英雄譚とはいかないが」
(@3) 2021/12/14(Tue) 13:23:48

【秘】 騎兵 リーゼロッテ → 百識眼 の シュゼット

「シュシュさぁ〜ん、…は、無事なんだねぇ?」

仕事に励んでいるだろうか、あなたにすすすと近寄って、その手元を眺めてから顔を覗き込む。
この街に滞在してひと月ばかり。
あなたに世話になったこともあるだろう少女は人懐っこく――あるいは馴れ馴れしく、あなたが痛い目に遭っていないらしいことに安堵した。

「なんかみんなタイヘンそぉだねぇー?
 ロッテ元気にしたげよぉかなって思ってぇ。
 いくつか討伐行ってくるからぁ、えっとぉー。
 イチジテキに攻撃がつよくなるお薬とぉ、
 走ってもしばらく疲れないお薬くださいな〜」
(-150) 2021/12/14(Tue) 13:28:01

【見】 騎兵 リーゼロッテ

「きゃー、やらし〜い♡
 上が腐ってるならショクムタイマンとかはイミないし、
 コジンテキな弱味ってヤツ?
マゾとか〜


この話題できゃっきゃとはしゃいでも衛兵に睨まれることがないのは、少女の物々しい実績によるのだろう。
結局そんなものだ。

「あ、来るぅ〜? ケガとかしないよーにねぇ♡
 シキを上げるお歌とかあったら歌ってほしいなぁー」

椅子を降りて隣の席を占有していたランスを担ぐ。
先日の新聞記事の切り抜きは更新されていた。一日で帰還できるであろう距離まで、ヒュージキャンサーは近づいているようだ。
(@4) 2021/12/14(Tue) 13:35:45

【秘】 大道芸人 チェルシー → 錆鉄御納戸 ミズチ

「あらら!ミズちゃんの好みではなかったですか〜!
 でもそれもまた一つの発見ですね!
 もし好みでしたら、この宿の全てのシチューが剥がれ……
 ぺしゃんこになっちゃいませんからね!
 はっそうだ、直しておきましょう……」

真鍮を取り出した支柱に、綿をわさわさと押し込む。
溢れていた破片を掻き集めて一撫でしたら、
壊れた跡はなく、以前の通りになった。
ふうー。大げさに額の汗を拭う仕草。

「うーん!チェルちゃんは雲のわたあめさんから
 洗濯の泡のわたあめさんまで色々食べますが……
 みんな平等に好きなので、特別な好みもないかもしれません!チェルちゃんは何でも好きに食べますからね〜!
 ただ恋しくなりがちなのはお店さんで売っているものかも……しれませんね!恋的に!!!」

銀貨はわわわ……!と、何回か手のひらの上で跳ねさせてから捕まえて受け取る。ペコリと笑顔で礼は忘れずに。
(-151) 2021/12/14(Tue) 14:09:44
ミズチは、やはり見た通りのことしか分からなかった。どうなっているのだろう…( '-')
(a27) 2021/12/14(Tue) 14:14:51

【人】 大道芸人 チェルシー

「カニさん行くんですか〜?そういえばチェルちゃんも、カニさんについて気になってることがあるんですね〜……
 カニさんの脳みそがカニミソさんじゃないなら、本当のカニさんの脳みそは一体何なんでしょうか!?!?
 チェルちゃん、好奇心が爆発しそう!カニさんは可愛そうですが……リーゼちゃんに脳刺してみて欲しいですね、脳!」

ひょっこりと宿に顔を出している少女は、やんややんやと口を出す。
役人の話題には触れない。自分は狙われる側だとわかっているから。


「というわけでチェルちゃんも見に行きたいですね、見に!出来ることはと言えばフェリちゃんの曲に合わせた芸とか、囮とかですけれど!」
(24) 2021/12/14(Tue) 14:26:31

【秘】 錆鉄御納戸 ミズチ → 大道芸人 チェルシー

 首を捻りつつ、元通りになる様を眺めていた。うーん、不思議。>>a27

「そうか。……お前は平等をよく謳っているように思うが。お前が何か事を為すとしたら、平等に人々が笑える世を作るためといったものが理由になるのだろうか」

 はっきりとは言わなかったが、あなたが革命派に与するとしたらの仮定の話をしていることは理解できるだろう。
…できるよね?
(-152) 2021/12/14(Tue) 14:28:05

【秘】 迷彩掃除屋 ノアベルト → 吟遊詩人 フェリックス

「っ、……あ、あぁ……。
 フェリックスでしたか……ちょうどよかった」

男は貴方に話しかけられると異常なほど肩をはねさせ、目を泳がしながら手首を擦っている。
その姿は挙動不審なのを除けば、目立つ外傷は見えないだろう。

「……、生憎元気ではないです。
 ですが憂いてはいられません。
 少々仕事で政府を崩すことにしまして。
 いいゴシップ、教えてくれません?
 ヒト掃除は、あたくしの専売特許で結構なんですよ」

気分と合わないような作り笑いを浮かべるこの男は、
この魔女狩りのような政策を潰す計画を立てていた。

反乱ではなく、ただただ彼らに不都合な情報をばら撒き、監視の目という仕組みの不利益を増やす魂胆なのだ。


ノアベルトという男について調べると、湯水のように情報が出てきた。


掃除以外にも便利屋のようなことをしている。
誰も選ばなかった仕事の片付け、
お偉い様の鬱憤を晴らす為に奉仕をする。
人殺しも聞くが己の立場を不利にせず、気安く受けない。
男のバックには誰かついているとまことしやかに囁かれている。
金欠を見せてるが、報酬はかなりの額が溜まっているらしい。
アンゼリカとは時折戦闘の訓練をしており、
スカリオーネとは仕事の取引を良くしている。

隠していないのか、誰に聞いても同じ事柄ばかり。
貴方は意図的にノアベルトという男の情報が作られていると感じられた。
(-153) 2021/12/14(Tue) 14:39:29

【秘】 大道芸人 チェルシー → 錆鉄御納戸 ミズチ

「平等に笑える世界ですか!う〜ん!どうでしょう〜〜〜!?そもそも事を成すと言っても、このチェルちゃんめは……そんなに大層な道化ではないですからね〜〜〜!!!
 人一人を笑わすことにさえ難儀し続ける、一介の道化ですよ!」

にこり、変わらない笑顔で応える。
けれど、その中に聞かれたことへの答えは含まれていない。


「皆さんに笑ってて欲しいのは、事実ですけれどね!」
(-154) 2021/12/14(Tue) 14:41:38

【独】 大道芸人 チェルシー

処刑されたかったな……
処刑されたかったな
なんで生き残っちまうんだ!?
ボロボロになりながら笑いたかったし
ボロボロになりすぎて表情なくなっても良かったのに……!?
(-155) 2021/12/14(Tue) 14:47:29

【見】 騎兵 リーゼロッテ

「脳みそ…会えばロッテのカンにピーンとくる…かも!?
 チェルちゃんのチテキコーキシン、尊重しちゃお♡
 囮は危ないからダメだよぉー、って言いたいトコだけどぉ。
 じっさい気を引いてもらったら助かっちゃうんだよねぇ」

慣れた様子で馬を借りる手配をしながら、指で自分の頬をつつく。
考え事をする時の癖。あまり見られない。考えないため。

「それじゃぁ、ヒマそーな人に声掛けて
 てきとーにパーティ組んどこーっと。
 もーちょっとしたらしゅっぱつ〜!
 ついて来る人はついて来ていーよぉ♡」

/*
システムが思いつかないので普通にサクサクめに戦闘ロールします。
#蟹討伐」とかタグをつけて合流等ご自由にどうぞ。
時間が時間なので5日目に跨ぐと思いますが、タグ付きの発言は4日目時空として扱っていただけると幸いです。
(@5) 2021/12/14(Tue) 14:50:17

【秘】 迷彩掃除屋 ノアベルト → 吟遊詩人 フェリックス

少々仄暗いことがあるとするならば。

遠い国で、有名な貴族を殺めた指名手配犯であるという噂。
ノアベルトという名は偽名で、前はロアンと名乗っていたこと。

それ以外は依頼の話には出るが、
その手で一切人殺しはしていないらしいと言うことだ。


すべて噂に過ぎない、だが事実男は他国から逃げてきて、
名を変え過ごし、ここの国ではまだ、人を
直接殺めてはいなかった。
(-156) 2021/12/14(Tue) 14:50:19
村の更新日が延長されました。

【秘】 埃運び オーウェン → 木偶の坊 エドゥアルト


「……ッチ、クソが」

感情を吐き出せば、後に残るのは、
もう何もない。ひたすらな、無力感。

「だったらそれでいい。邪魔する気がないなら、
 俺も、おたくにどうこうする気なんかない。
 好きにどっかいっちまえばいい、んで……」

憑き物が落ちたように。顔からは険しさが抜け、
胸元を握りしめていた手の強張りもいくらか軽くなった。
自分が革命に望んでいたものは、きっと。

「お前は馬鹿みたいに、飯を選ぶのに悩んでたらいい。
 悩んで、考えて、その上で動くのは、
 それができるやつらに任せてたらいいさ。

 いつ俺が見てられなくなるかわかんねえから、
 そっから先自分で考える努力をするための頭と。
 人に頼る、頼れる相手を選ぶための目。

 それくらいは鍛えて置け。今のうちにな」

どのみち今ここで停滞しては、手に入らないものだ。
(-157) 2021/12/14(Tue) 15:22:47

【秘】 錆鉄御納戸 ミズチ → 大道芸人 チェルシー

「そうか」

 ふ、と息を吐く音がした。聞かれない為の多弁の気配を感じたのだ。ミズチは多弁というわけではないが、ミズチが頻繁に用いる手法と目的はきっと変わらない。一方的に共感を覚えた。

「そうだな。手の届く範囲の狭い世界だけでも、己一人で変化を起こすことは容易ではない。数は力だとは様々な場所で聞く。1と100とが違うのは勿論だが、99と100とでも差異はあると」

「小生は今、己の在り方に悩んでいるところでな。参考になった、ありがとうチェルシー。お前も、お前が目指したいと思える場所へ至れると良いな」

 聞かれない為の先手の回答を置いて。引き留められなければそのまま姿を消すだろう。
(-158) 2021/12/14(Tue) 15:25:53

【独】 錆鉄御納戸 ミズチ

/*
 うやむやの仕方って個性出るよね。
(-159) 2021/12/14(Tue) 15:28:24

【秘】 木偶の坊 エドゥアルト → 吟遊詩人 フェリックス

「………そう、家族…………おれの家族がここにいる……………」

やがて蟹の話に静かにうなずくだけにとどまったのは、おそらく酔いはじめたせいだ。匂いだけではよくわからず、飲んでみようかと気になったチョコレートリキュールの入ったグラスを持ち上げようとした手が一瞬ふらりと宙をさまよった。

「どちらも、においが強い酒だ………」

それぞれ一口飲んでみる。このみ、と言われるとやはりよくわからない。エドゥアルトは、ほんのりと赤みが指した顔を押さえて、ひとつため息を吐いた。見るからに酔っているということがわかる。

「味はふたつとも、悪くはないが………少し熱いな………」
(-160) 2021/12/14(Tue) 15:35:23

【秘】 残氷 の エアハート → 仮面の役者 フランドル

「…………は?」

一通り聞き終えて、ゴスッ、と容赦なく手甲付きの右手で頭を小突いた。他者に行っているのは滅多に見かけないが、貴方は幼少期からしょっちゅう怒られる時はされていた。

「今、……よくわからないですが、酷く腹が立ったので。
 ……くれてやる、じゃなく、預けるですよね?

 じゃあ何、安心して消えようとしてるんですか。
 無意味に重たいのを持たせたなら、…ちゃんと戻って」

ぽつぽつ、普段饒舌に──こっちで再開してからは尚更そう見えがちであった男が、随分と珍しく言葉に詰まっている。

傍からだと相手の発言に動揺したが故に見えるだろう。
それが無い訳ではないが、これは構成員としての取る対応と、
上書きされている自我とが非常に反発しあってる状態だ。

それくらい、揺れている。否、揺れたかった。
本来の気質を思えば政府に突撃してもおかしくない男だ。
必要と与えられた静と、元来の動が、引っ張り反発しあう。
情緒不安定、と見えるのもそれはそうだろう。
今この瞬間も貴方の言葉に揺さぶられて不安定なのだから。

「……
私の剣
と、名乗るのであれば。
 
容易に折れるのなんて、許しませんからね」


貴方の薔薇の意匠の短剣は、男には
に見えた。
心が葛藤状態にあるとき、両方の性質を持つ紫色が
バランスを整えてくれるというが、さてどうだろうか。

──高貴な身分の色としても有名なそれが薔薇に見える。それが、貴方に何の感情を抱いてのものか。男にもわからない。
(-161) 2021/12/14(Tue) 15:46:38

【秘】 埃運び オーウェン → 残氷 の エアハート


「バッ……だ、誰がそんなことするかよ!
 大体ンなことしたら糞尿で街が汚れるだろうが。
 …………………… ……………………」

何かを思い返して、苦々し気に顔を歪める。
断じて餌をやってはいないが、
それは苦渋の決断によるもの……といった様子。

「焼け爛れた傷とかに比べたら可愛いものだろうが、
 大まかはヒトだというのに、目立つ所の鱗を曝け出して配達なんかしてたら……余計な奴に絡まれたり、あるいは怪訝な目で見られたり。そういうの、全部面倒だ。

 だから隠してる。それだけ。

 何だかんだ言って種族だけの差別は、俺色んな街見てきたなかじゃあまりないしな……種族だけ、ならだが。
 合いの子はその点不便なんだよ、半端なトカゲ野郎とか何度言われてきたことか」

最終的には埃運びに落ち着いたが。
結局人は貧富だけでなく、何らかの理由をつけて蔑んだり優劣をつけたりせずにはいられないものだ。

「まあ慣れ切っちまって部屋ん中でまで隠してるけどな……視る力の衰えには敵わん」
(-162) 2021/12/14(Tue) 15:47:32

【念】 木偶の坊 エドゥアルト

「ああ……わかった。では、おれは
チェルシー
を探ろう」

さて、これもいつまでつづくのか、次は誰が連れていかれてしまうのか。せめてそれが、貴方ではないことを、祈る。
(!11) 2021/12/14(Tue) 15:48:10

【秘】 迷彩掃除屋 ノアベルト → 残氷 の エアハート

「……? はぁ、え?
 ……エアハート
これ
はなんですか」

ひくっと、引きつった表情。
目の前の存在を認識していればあまりにそぐわない空気に、呼吸を浅く繰り返す。
腕に当たる冷たさ。あなたを信じられないといった表情で睨みけ、下手な抵抗をしつつ"その痕"が刻まれていった。

――――――――
―――――


エアハート……!?

 なにをしてくれたんですか、なんで。
 なんでこんなものを取り出したんですか!
 早く外してくださいよもういいでしょう。
 ……いや触らないでください、けだもの。
 壊しますから、一人で壊せます。
手首折ります


これは感情の涙ではない。
生理的に仕方なく流れ出した涙だ。
貴方の体をどつきながら喚く姿は普段の姿よりは随分とくだけた態度だと思えるだろう。
決して素ではないのだが。
(-163) 2021/12/14(Tue) 15:52:26

【秘】 埃運び オーウェン → 吟遊詩人 フェリックス


「ああ勿論嫌いだ、殴ってブチ壊してえくらい。
 でもまだ仕事が残ってる。それが終わるまでは残るさ。

 ここよりよっぽど上等な酒場も娼館もある街は、
 正直?そんな珍しいもんでもねえしな?」

帽子の鍔を押し下げて、
睨みつけるような表情で情報屋≠フ顔を捉える。

「清く≠ネるから出る、ね。
 悪趣味だな。おたくみてえなのは、
 確かに今のヨルムンガンドによっぽど相応しい。

 ……お前の配達先には興味が出てきた。
 覚えておいてやるよ。運ぶ日、その時は」
(-164) 2021/12/14(Tue) 15:59:36

【独】 木偶の坊 エドゥアルト

オーウェン、とーみんさんとかいったけどなんか違う気もしてきたな。とーみんさんのキャラそんな感情的なイメージないんだけど どっちかっていうとポルティだよな え、あんた、ポルティなの? わからないわ
(-165) 2021/12/14(Tue) 16:18:07

【秘】 残氷 の エアハート → 迷彩掃除屋 ノアベルト

 
“色々"終えた後、色々を整えながらどつかれている男。
よしよし、と宥めようにもケダモノ扱いだ。
自分は獣人ではないけどな……とか見当違いなことを考え、
ついでにノアベルトは面白いな……ともぼんやり思った。

「と言うか、行為より手錠の方に反応してません?」


首を傾げた。罪悪感、ゼロである。最も本当にこれでも説明不足すぎるが善意なのは間違いない。

「いや手首まで折らなくて良くないですか?
 折りたいなら止めませんけど……

 あと誤解されてますが、これで演技しやすくなれば、
 そう思ってやったんですよ。普通より動揺したでしょう?
 もう終わりましたから普通に外しますよ。ほらじっとしてて」

叩かれ暴れられているが落ち着いた様子で外そうとする。
なお、もちろん突き飛ばすなり何なりもできる。
普通に油断も隙もありまくりだからだ。
(-166) 2021/12/14(Tue) 16:32:07
錆鉄御納戸 ミズチは、メモを貼った。
(a28) 2021/12/14(Tue) 16:57:35

【秘】 花売り妖精 アイシャ → 残氷 の エアハート

貴方の笑顔に、少女はホッとしたような顔を見せました。
時折相槌を挟みながらあなたの言葉を聞いて。

「それは、割り切るに割り切れなかったでしょう。
 近くにいたからこそ、何も言われなかった事で余計に感情が膨らんでしまった…ということなのかもしれないのです。

 エアハート様……そこまで言うほどの事を、されたのですね」

元凶、というからには決定的な何かが貴族との間にあったのでしょう。
それを尋ねるには、やはり躊躇われて。貴方が話してくれるならという姿勢を取り続けるでしょう。

貴方の問いには、纏っていたローブを下げて答えます。
白い布の下から、光を受けて輝く羽が顔を出しました。

「私は、妖精と人間の合いの子なのです。
 ですから、どちらからも半端者として扱われていたのです。

 人間からは気味悪がられ、妖精からは魔法が使えない事を揶揄われて過ごしてきたのです。
 昔は、それで傷付いてしまうことも多かったのですよ」
(-167) 2021/12/14(Tue) 16:58:16
錆鉄御納戸 ミズチは、メモを貼った。
(a29) 2021/12/14(Tue) 16:58:18

【独】 錆鉄御納戸 ミズチ

/* >>a29
 それではまた、じゃねぇんだよなぁ??みたいに思われていたと思う。ミズチはミズチの台詞だけで状況をあらわすのに困らんくて助かるなぁ( ´ω`)
(-168) 2021/12/14(Tue) 17:02:34

【秘】 花売り妖精 アイシャ → 百識眼 の シュゼット

扉を開けた少女は、貴女の姿を見て笑顔を向けます。
しかしそれは いつものような、明るいものではなく。
眉を下げ、額に玉のような汗を浮かべていました。

部屋の中には、小瓶がいくつか転がっており ベッドのシーツも強く掴んだようにくしゃりと歪んで半分床に落ちているでしょう。

「あ……あの お片付け、できて…なくて」

貴女が入って来るのを止める事はないでしょう。
申し訳なさそうに、そう言うだけ。
(-169) 2021/12/14(Tue) 17:04:01

【秘】 大道芸人 チェルシー → 錆鉄御納戸 ミズチ

「そうですねえ〜!チェルちゃんも、チェルちゃんが100人ぐらいいたらなあと思うことはあります!そしたらきっと一人ぐらいはチェルちゃんの中に取り込めますからね!なんて冗談ですが!」

「ミズちゃん、随分難しいことを考えているんですね〜!チェルちゃんだったら頭がフットーしちゃいそうですよ!
 それで、チェルちゃんで参考になりましたか?でしたらチェルちゃんも、チェルちゃん冥利に尽きますとも!
 ええ!お互い楽しく嬉しく、愉快に頑張っていきましょうね〜〜〜!!!」

ひらひらと両の手を振って、あなたを見送る。
多弁を放って、変わらない笑顔を浮かべて。
(-170) 2021/12/14(Tue) 17:26:02

【独】 錆鉄御納戸 ミズチ

/*
 ちぇるたん、ただの道化やなくて睦月がようやるタイプの多弁さんなんな思う。まともに相手するだけ無駄と思わせたら勝ちというか、つっこまれんて済ませてもらえたら安心するね。
(-171) 2021/12/14(Tue) 17:53:27

【秘】 百識眼 の シュゼット → 錆鉄御納戸 ミズチ

と、言う事は、今挙げた品物とは違う物を彼が見かけたと判断。

「・・・へぇ、そいつぁいったいどんなシロモノで?」

/*

バリバリに首輪に仕込んだ物を想定しております!
 彼女なら加工品でも鑑定によって産地を割り出し、自身が関わっている事を看破するでしょう。

 また、石の名前は特に考えていなかったので、お任せ致します。
(-172) 2021/12/14(Tue) 17:53:53

【人】 大道芸人 チェルシー

「わぁ〜いさすがリーゼちゃん度量がBIG!
 そこしびれあこがれついていくっ!

 チェルちゃんも一応冒険者ですからね〜!
 切った刺した張った張ったは不得意ですが……
 身体を使わねばならない時がありますとも!
 それに最近全身を輝かせる芸を習得しまして……」

そんな感じでカニパ(本人呼び)に付いていくのであった……
(25) 2021/12/14(Tue) 18:06:39

【独】 錆鉄御納戸 ミズチ

/*
 ミズチは、誰が怪しいとかはあんまりわからんやんな。だから接触図ったり調査したりをするのって、事実確認と言うか、雰囲気を見に行っているところがあると思います。

 とか打ってたらシュシュさんからレス来てる〜〜これ反応的にあんまり狼じゃない?、かな!!!(役職当ての正答率ヤバ低PL並感
(-173) 2021/12/14(Tue) 18:09:14

【秘】 花売り妖精 アイシャ → 骸狩り スカリオーネ

貴方の置いていった品は、暫くして扉の前からなくなっていることでしょう。

そして翌日の夜頃、貴方の部屋を控えめにノックする音が聞こえます。
出てきてもらえるのであれば、または外から帰ってくるところであれば 扉の前に花籠を持った少女の姿がある事がわかります。
(-174) 2021/12/14(Tue) 18:09:44
アイシャは、戻ってきた次の日のお昼ごろ、酒場に姿を見せました。
(c4) 2021/12/14(Tue) 18:10:16

【独】 大道芸人 チェルシー

このベルトが今更ディスコードで話すの恥ずかしいな♪って黙ってるだけでロールはまあ・・・・している?のに一体何人が気付いてやがるだろうな・・・・ククク・・・・・いやみんな結構気付いてるかもしれん。恥ず・・・・・・
(-175) 2021/12/14(Tue) 18:12:31

【秘】 花売り妖精 アイシャ → 仮面の役者 フランドル

酒場に戻ってきた翌日頃、貴方の姿を見かけた際に声を掛ける事でしょう。
それは、お部屋の前だったかもしれないし酒場の中だったかもしれません。

「フランドル様……今、大丈夫なのです?」

白かったローブが赤黒くなったままの少女は、張り紙を見て心配だったようで。
少しばかり眉を下げたような顔を見せています。
(-176) 2021/12/14(Tue) 18:19:49

【秘】 百識眼 の シュゼット → 花売り妖精 アイシャ

貴女を見て。部屋を見て。やるせなさに顔を歪めて。
ごちゃり、と持ち込んだ大風呂敷を床に置く。

拒否されなければ、貴方の頭を撫でて優しく抱くでしょう。

「無事・・・とは言えないわね・・・いいのよ、無理しなくて」
「庇ってあげられなくてごめんね、アイシャが層じゃないって分かってたのにね・・・」

辛かったでしょう、怖かったでしょうと、自分に慰めの言葉をかける権利があるかも分からず。

暫くして荷物を解いて、中から様々な医療器具を取り出す。

「必要そうなのは粗方持ってきたわ、変に跡になる前に処置させて頂戴、放っておいて良い事なんてないんだから」
(-177) 2021/12/14(Tue) 18:33:59

【秘】 骸狩り スカリオーネ → 花売り妖精 アイシャ

夜。仕事の計画を立てながら過ごしていると、
控えめなノックが聞こえた。

深夜に窓をノックする者はいる。
昼夜問わず乱暴に扉を叩く者もいる。
それらには決まって「入れ」と促す。
日頃からノック音すらさせずに入る者も、
まあ、いるのだが。それはさておき。

夜に、部屋のドアを、それも控えめにノックする。
そんな者は……部下は、そういない。
書き物をしていた机を指先で2回叩いて僅かに考え、
ペンを置くと「今行く」と声を返した。

間もなく、巨漢が外開きの扉をゆっくりと開け、
視線がゆっくり降りて行った。

「…………」

あまり予想していなかった来客なのだろう。
男は無言で貴女を見下ろしている。
室内から、僅かに煙が頭上を抜けていった。
(-178) 2021/12/14(Tue) 18:38:41

【秘】 錆鉄御納戸 ミズチ → 百識眼 の シュゼット

「…………。…実物は手元にないのだが」

 考える間がややあってから、通常の声よりも広がりのない音があなたの耳に届いた。指向性を持ったもので、音を伝えたい対象以外にミズチの発言を聞かれるリスクを大きく下げる。

「要観察対象に取り付けられる首輪に──」

 ミズチは事実から真実を導くことは不得意だが、事実を正確に伝える能力は高い。あなたが正しい鑑定結果を出すに至る、詳細な情報を報告した。

/*
 わ〜〜〜バリバリに仕込まれてやがるぜ!!! 珠響玉(たまゆらだま)でいきます!!
(-179) 2021/12/14(Tue) 18:43:47

【独】 錆鉄御納戸 ミズチ

/*
 ミズチくんチェスティーノにはあんなふうに言うてたけど、シュシュさんは聞いた事実を作ってしまってもいいの? ちょっと考えはしたけど、シュシュさんの能力を買っているからその点で言えば伝えても問題ないになったらしいです。

 革命派であるかもも少し考えたけど、それでミズチに何かあるのはミズチの失敗やからなぁ。自分だけならその失敗もどうにか問題なくする気でいる。がんばる…!( '-')
(-180) 2021/12/14(Tue) 18:54:56

【秘】 迷彩掃除屋 ノアベルト → 錆鉄御納戸 ミズチ

「なるほど、わかりました。
 
もとより聞こえなくなればいいんですね


貴方は今までの自分ではいけないのか。
何かをなさなければならないのだろう。
聞かなければいけないのなら、
聞かないふりをするのができないのならば、
自分がその原因を断てばいい。

「その符は……カガチが持ってきたものです。
 あなたが寝ていたときに偶然。
 もしかしてあたくしの声を聞いてくれたのかもしれませんね。

 マシになると言っていましたが、それで何が起こりますか?
 返答によってはやることが増えますから」

服を脱ぐのを再び手伝いながらそれについて尋ねる。
気分が悪いわけではない、あなたの具合が悪いままが困るだけ。
なんだか言い訳をしている気分になってきました。
(-181) 2021/12/14(Tue) 19:04:09

【秘】 百識眼 の シュゼット → 錆鉄御納戸 ミズチ

口に手を当て暫しの思案、状況判断から答えを導く。

「・・・そいつぁ、十中八九ウチで卸したもんでしょうなぁ。
 大旦那が強請るから仕方なくやっとりやしたが、御上とベッタリたぁね、下司張りな野郎でぇ」

大旦那スチュアート、組合のコアメンバーであり、自身の名を冠する商会はこの街のトップシェアを誇る豪商、古株でありながら小規模なシュラール商店は吸収されないよう時折タダ同然で物品を卸している。

「ん、でも待てよ、大旦那はどのツラ下げてか威光尽くな連中を大層けじきに(軽視する)しとった筈、余りに面白くねぇコトになってそうですなぁ」
(-182) 2021/12/14(Tue) 19:29:59

【赤】 残氷 の エアハート

 
「ああ、問題ない。
 穏便に済んだ。報告する内容も特段ない。

 むしろ穏便じゃないのはお前の方だろう。
 下手にお前が動いても半端になってしまいだと思うが。
 上手くやれる相手を見つけていると言うなら別だ。

 野良猫、お前はどうだ。
 正直な所、俺は少々気分がすぐれない。
 それこそ穏便に終えたのを滅茶苦茶にしかねない。

 ……誰でも良いと言うなら動けるがな」

/*
噛みに悩む狼窓ですわ。私、凶狼なので仲間噛みもできますけど、噛む理由がまだ思いついてないので、何か提案あればそれも選択肢として使える、とお書きしておきますわ。担当者も悩みますわね。
(*1) 2021/12/14(Tue) 20:08:43

【独】 迷彩掃除屋 ノアベルト

/*
>>*1
穏便の意味をググってくるといいですわ。
(-183) 2021/12/14(Tue) 20:15:39

【秘】 百識眼 の シュゼット → 騎兵 リーゼロッテ

「ん、お陰さんで、ロッテ嬢も変わらず何よりで」

声を掛けられても顔を覗かれても一瞥もする事なく、先程冒険者が持ってきた素人目にはクズ石にしか見えない鑑定品を選別していが、商売の話となれば話は別だ、顔をあげ営業スマイルで貴女に向き合う。

「丁度どっちにも効くお誂向きなぁヤツを用意できやすぜ。
 轟来人参と尺貫草のパウダーとを仙人ナメクジで効果を高めた『遮二無二ドリンク』、コイツぁひと舐めするだけ箸より重いもんを持ったことねぇ箱入り娘でも山ひとつ押してなんともねぇ程の力が湧き出るってぇ評判でさあ」

いくら出せる?と瓶をふりふり。
(-184) 2021/12/14(Tue) 20:21:24

【独】 仮面の役者 フランドル

/*
おまえモチャモチャになっとってかわいいね。
わり!一足先にこの役下りるわ!
(-185) 2021/12/14(Tue) 20:23:35

【赤】 埃運び オーウェン

「本音を言うと、吟遊詩人をいきたいんだけど……
 奴はコネで護られてるフシがあるからにゃあ。
 全く、好きに尋問もできないなんて。
 中間管理職はいっつも貧乏クジばかり引くにゃ。

 ……接点があるところからいくならミズチでいく。
 でも、それは積極的な理由じゃないにゃ。
 だから誰か浮かんだらそれでいい、にゃん」

「……この後の身の振り方は、考えなければな。
 ここから連鎖して、とかお話にもならない」

/*
こちらも似たようなもんです。一日延長して助かった……と思いつつ、暫定の相手は↑言っておきますね。
(*2) 2021/12/14(Tue) 20:24:30

【独】 残氷 の エアハート

【文字フォント変更テスト!】

 例文:「ABC……俺が悪かったって……」

■ magic </magic>
「ABC……俺が悪かったって……」


■ lnv </lnv>
「ABC……俺が悪かったって……」


■ minamo </minamo>
「ABC……俺が悪かったって……」


■ aoyagi </aoyagi>
「ABC……俺が悪かったって……」


■ akabara </akabara>
「ABC……俺が悪かったって……」


■ windsong </windsong>
「ABC……俺が悪かったって……」


■ aa </aa>
「ABC……俺が悪かったって……」


※全部見やすいようにlargeタグを入れてます
(-186) 2021/12/14(Tue) 20:29:57

【独】 残氷 の エアハート

うおおおおあああんんんんん
オーウェンくん(あどちゃんでしょこれ)噛みたいのに理由が〜〜〜〜〜〜浮かばない〜〜〜〜〜〜馬鹿凶狼〜〜〜〜〜〜ああん洗脳なんかされてるからだよ馬鹿!!!!!!!!
(-187) 2021/12/14(Tue) 20:39:55

【秘】 迷彩掃除屋 ノアベルト → 残氷 の エアハート

「今どき処女育ちがいるものですか……!
 身体なんて……なんでこんなに気分が塞ぎこむんですかね。
 こんなことで傷ついたら心臓がいくつあっても足りな、
 ……見知った顔にされるのってこんなに辛いことありますか?」

いつの間に自分は目の前の彼を気に入っていたのだろう。
全く気づいていなかった、害されてようやく自覚をした。
嫌だと思うことは、されたくないという期待をしていたということだ。
お陰で気分は下がったどころか脆弱性みつけてしまい散々である。

「きらいなんですよ〜……手首折りたくなるほど!
 あと……ああもう、目にも入れたくない。
 やり返、いや……ちょっと……ああ駄目ですね、
 エアハートのこと嫌いになりそうです。殺していいですか……」

あなたから感じられなかった殺意に、狂気に、愉悦。
どんな感情かがわからず、不気味で仕方なかった。
他人ならばどうでもいい、まさかそれが善意だったとでもいうのか?
本気ではないが次第に突然苛ついてやってしまうかもしれない。
なんだか落ち込みながら、あなたの胸元を叩いた。
(-188) 2021/12/14(Tue) 20:46:49
ノアベルトは、外れた手錠を壁に投げつけた。
(c5) 2021/12/14(Tue) 20:47:30

【秘】 花売り妖精 アイシャ → 百識眼 の シュゼット

無理しなくていい、と言われると。
素直に体を預け、貴女の胸元に顔をうずめています。
少しだけ、布が濡れてしまうような感触があるかもしれません。

「っ……いえ、いえ…これが、必要なことであるのは、わかっていたのです……
 だから、大丈夫、で。私は、大丈夫……なのです」

赤黒く染まったローブと、衣服の下 肩甲骨の辺りに刃物で抉られたような傷跡が残っていることがわかるでしょう。
見ているだけでも痛々しいもので。
ろくに手当てもされておらず、傷口は塞がりきっていないようです。
(-189) 2021/12/14(Tue) 20:57:28

【念】 灯屋 レイ

「このような場所でも、故郷というものなので」

ロクな場所じゃないとわかりながら残り続け、愛想を尽かして出て行くのではなく変えていけたらと願った程度には。思うところがあったようだ。

「……いいえ。おかしくはありません。
皆救われるおとぎ話なんて、現実で起こりうる事はないんですから。
どちらにも救われる者がいて、どちらにも傷つく者がいるでしょう。
私が片方を選択したように、貴方はどちらでも構わないという選択を行っただけです。

……ガルムの意見が聞けて良かった。
私の選んだ道が誤っていても、貴方を巻き込まずに済みそうだ」
(!12) 2021/12/14(Tue) 21:02:22

【独】 錆鉄御納戸 ミズチ

/* ノアベルト秘話
 そこの太字、何かがすれ違った音していません???
(-190) 2021/12/14(Tue) 21:13:08

【秘】 錆鉄御納戸 ミズチ → 百識眼 の シュゼット

「成程。……小生はそちらの立場を問わないのだが。政府にしても革命派にしても、シュシュさんのような人が、相手方の利益に大きく貢献しているとなれば目の上の瘤だろうと思う」

「単純に腕の立つ者よりも、どうにも別の者たちが目をつけられているだろう? 基準は派閥で当然違っている。革命派は掃除屋が嫌いらしい」

 静かに、つとめて静かに。ミズチは述べたつもりだ。とりわけ、掃除屋について述べる時は意識をしていたのだが、そこはどうにも怒りが滲んでいるようにあなたには聞こえただろう。

「シュシュさんに目をつけるのは、どちらの側だろうな。小生は、シュシュさんを敵にはしたくないものだ」

 ふ、と息を吐く音がした。
(-191) 2021/12/14(Tue) 21:25:30

【秘】 貴方の剣 フランドル → 残氷 の エアハート

 
い"っっっ


右拳はもろに喰らった。当然身構えていなかったため。

きっと昔からそうだったんだろう。
貴方の友は、貴方のする事だけは何も拒まなかった。
拒むつもりがなかった。

「…気が向く向かないで返すかどうかは決めないくせに
 『腹が立ったから』で人をどつくのか。」

さりとて文句を言うかどうかは別の問題だ。
不平不満を垂れながら片手を小突かれた箇所へとやって。
血が出ていなければいいけど。手甲の角はえぐい。

「折れやしないさ。
 言っただろう、
俺はお前が居なきゃだめなんだ。

 お前の許しを得なければ、折れる事も死ぬ事もできやしない。
 お前が居る限り、そしてお前がこの剣を折らない限りは」

フランドル・スキアーは、決して心折れる事はない。
己に立てた誓いがある限り、剣に寄る辺のある限り。
これまでも、そしてこれからも。
(-192) 2021/12/14(Tue) 21:32:05

【秘】 貴方の剣 フランドル → 残氷 の エアハート

 
託すものを託し終えれば、徐に踵を返し、貴方に背を向けて。

「そいつは確かにお前に預けた。
 政府にくれてやるのは、俺のものでも、お前のものでもない。
 ただの"哀れな役者"を演じる為の小道具だ」

今は貴方に預けたものは、剣と杖と、誓いだけ。
薔薇の意匠の短剣は、政府の元に、この街に捨てて行く。
それが今どのような色彩を呈していようとも。

「じゃあな、ハーディ。
 預けたものは、俺が戻って来た時に
 まだお前の剣と認めてくれるなら…
 認めても良いと思えたなら、返してくれればいい」

揺れ動く貴方を一人残し、かつん。
陰は"哀れな役者"を演じるべく、踵を鳴らして去って行く。

動揺はすれど、職務を優先とするさまに。
今は少しだけ、安堵を覚えるものだった。
だって、本来の貴方であればきっと
それこそ形振り構わずに行動していただろうから。
(-193) 2021/12/14(Tue) 21:34:18

【秘】 百識眼 の シュゼット → 花売り妖精 アイシャ

自身が何で濡れようと構わず。

「ばか、あんたみたいな娘傷付けて良い道理があるわけないじゃない。いい子すぎるのよ。
 こんなになって大丈夫なわけないじゃない、背中のはぜったいに取り返すから安心しなさい」

長い付き合いだ、ある程度察していたのだろう。
ただそれを明かすわけでも、冗談でも羽をくれなどと言う事は無かった、言わず見守る事が互いの為としていたから。

「それじゃ服、脱がすわよ」

服越しでもその凄惨さは伝わってくるものがあるが、処置をするならば直に容態を観察しなければいけないだろう。

「医療系じゃないにしても自分とトコで売ってる道具の使い方くらいマスターしてるわ、だから安心して。
 ちなみに薬が効きすぎたり効かなすぎたりしないわよね?」
(-194) 2021/12/14(Tue) 21:46:23

【秘】 仮面の役者 フランドル → 花売り妖精 アイシャ

 
「……おや、アイシャ君」

視界の外、随分下から掛かる声。
心当たりは一つしかないし、それに声は聞き覚えのあるものだ。

「君の方が…いや、無粋だな。
 いいとも、話があるなら入ると良い」

──そこまでやるか、と。
赤黒く染まったローブに一度眉を顰めて。
そう願うように、"大丈夫"と繰り返し口にしていた貴方の姿。
何より自身の立場に、出掛かった余計な言葉を引っ込めて。

場所はきっと、役者騙りの部屋の前。
貴方に一つ了承を返し、扉を開いて室内へと招いた。
(-195) 2021/12/14(Tue) 21:53:09

【秘】 残氷 の エアハート → 迷彩掃除屋 ノアベルト

 
「いや普通にいると思いますよ、処女育ち。
 それはさておき、貴方非処女だったなら、
 余計にそんな怒る理由、特にないじゃないですか。

 ……とは言え、狙ったのはそうです。
 貴方、下手に敵対側の人間より身近な多少心許した相手に
 こう言う事されると堪えるかな、と考えたもので。
 これを貴方に明かしてしまえば貴方堪えないでしょうし」

最低最悪のカスの様な発言をしているが、やっぱり悪意は無い。殺意も狂気も愉悦ももっとない。何度見ても、悪感情ではない。それが善意100%だったなんて、貴方に伝わるかは不明だが。

「ははは。落ち着いて。
 どれの事言ってるのかさっぱりわからないです。
 何でそんな手錠嫌いで?過去になにかありました?

 私を嫌いになるのは構いませんが、殺されるのは困ります。
 普通に抵抗しますし返り討ちにしかねませんよ。

 あ、強姦をやり返されるのもちょっと。
 精一杯殴り返します。被虐趣味、特にないもので」

シレッっとした澄まし顔でそう言っている。
ここまで堂々と開き直る暴虐があるだろうか。あった。
最もこの男も無意味にこんな事をする男ではない。
それは貴方もご存じだろうから、述べた通りの意図だろう。
とは言え、叩く程度は素直に受け入れている。あ痛っ。
(-196) 2021/12/14(Tue) 22:04:18

【秘】 百識眼 の シュゼット → 錆鉄御納戸 ミズチ

「あいや旦那のお陰さんでだいぶあっしの立場ってぇんがわかってきた。
 しかも大旦那の所業次第ってこって、まったくしょうもねぇハナシでさぁ」

つまり、首輪の製造に関わっていると知られれば革命派の、大旦那が珠響玉に仕込みをしている一派だとすれば政府に、両方にとて都合が悪く、体よくトカゲのしっぽ切りに使われかねないと言うこと。

「聞かせてくれてありがとうごぜぇやした」

「・・・」

「旦那は・・・潜んでやがる革命派が誰か存じてるんで?」
(-197) 2021/12/14(Tue) 22:05:27
エアハートは、いくらなんでも酒場の男全員が非処女はないだろう……と、さすがに考えた。
(a30) 2021/12/14(Tue) 22:06:37

【独】 百識眼 の シュゼット

人狼サイドの野郎ども爛れとるんかぁ!?!?!?!?!?ええぇ!?こら!!!!!!
(-198) 2021/12/14(Tue) 22:13:41

【独】 百識眼 の シュゼット

はじめての独り言がコレとかおハーブ生えますわよ
(-199) 2021/12/14(Tue) 22:16:40

【独】 木偶の坊 エドゥアルト

なるほど

エドゥアルトは処女です。
(-200) 2021/12/14(Tue) 22:18:15

【独】 木偶の坊 エドゥアルト

なるほどね 元奴隷なのに童貞処女らしいよ。
貞操は保護されていたらしい。
(-201) 2021/12/14(Tue) 22:20:08
オーウェンは、何だか酒が不味くなった。部屋の前のクリーニングが済んでないからか。
(a31) 2021/12/14(Tue) 22:31:08

【秘】 残氷 の エアハート → 仮面の役者 フランドル

 
さすがに手甲と己の腕力の威力の自覚はある。
血が出ない程度にちゃんと手加減済みだ。
それにしたって痛いだろうけども。

「すみません、今何処かの誰かがミスをしたせいで、
 すこぶる手が暴れ足りないらしくて。
 ついこうしないとやっていけなかったらしいですよ」

ああ言えばこう言う。腹が立っただけで手を上げたのも事実。
ただ、そんな突発的な衝動を起こすくらい感情が揺さぶられて
いるのを、貴方はどう思うだろうか。嬉しいと感じるだろうか。

「──許しなんて、絶対出しませんよ」

随分な独占欲を、任務用の顔の癖に含み、滲ませて。この男は独占欲も劣等感も嫉妬もあらゆる感情を常に向けている。

それでも、いつも貴方がずっとこちらを見てくれていたから
安心できたから、その顔を見せなかっただけだ。

「何があっても、他人に折られるのを許しませんから。

 ……折る位なら、私がこの手で直々に折ってやります」

暗にそれはもう、貴方を剣と認めているのと同じ事。
去っていく貴方を引き留めたい気持ちと、それに反して全く動かない身体に、ただ目を伏せるしかなかった。

心は、去る貴方を引き留めて抱きしめてしまいたいのに。
遠くに行きたいどころか、傍にすら、在れなかった。
(-202) 2021/12/14(Tue) 22:44:50
フランドルは、どつかれた所は地味に痛むし寒気はするし。
(a32) 2021/12/14(Tue) 22:50:53

【秘】 残氷 の エアハート → 埃運び オーウェン


「こんな汚い街で今更そこは気にするんですね。
 それこそ掃除屋やその見習いのお仕事でしょう。
 案外雇用が生まれていいかも知れませんよ」

猫、可愛いですよね。と同意している。
苦渋の決断で餌を渡せないのを想像して微笑ましい目。

「……半分だけ、流れている、か。
 それは、大変でしょうね。……分かるとは言えませんが、
 同じく別の血が流れている子の苦労は聞いた事があります」

自分はひたすら貴族を憎み呪っていたけれど、
彼ら「半分」の者にとっては、現在も進行している話で。
そう思うと、苦労を偲んで溜息の一つだって出てしまう。

「苦労の形も、その重さも比較にならないでしょう。
 私もこの国で言う“下級市民”の出ですから、
 他人にどうにもならない生まれで何か言われる──
 その鬱陶しさは、少しは理解できる部類と思います。

 でも、やはり不思議ですよ。ねえオーウェン。
 貴方は私ほど、何かを恨んでいるように感じられない。
 確かに人付き合いを避けていますが、
 逆に言えばこの世界の差別と上手く付き合っている。

 ……革命軍に入る理由が、見当たらなく思えます。
 一体どうして?」
(-203) 2021/12/14(Tue) 22:54:29

【独】 木偶の坊 エドゥアルト

しょうもない独り言してないでレスをしろ はい
もうすこしまってくださいワン……
(-204) 2021/12/14(Tue) 22:59:29
ミズチは、何某かの意識を向けられたような気がしたが、その正体は分からずじまいになったのだった。
(a33) 2021/12/14(Tue) 23:47:30

【独】 錆鉄御納戸 ミズチ

/*
 聞かれない限りはシュレディンガーの猫と同じです。
(-205) 2021/12/14(Tue) 23:47:50

【秘】 灯屋 レイ → 仮面の役者 フランドル

「ここは特別そうでしょう
大蛇の腹の中。吹き溜まりのヨルムガンド。
英雄になれない者達の、犠牲の上に立つ街です」

墓守だった者はそう認識している。
それでもこの街を嫌うことはできない。

「剣と心を捧げる先は彼の者に、と」

彼の『隠し事』はこれだったのだと、理解した。
この騎士は守るものを失わなっていないのだと、羨ましくも思った。


誰も彼もが明日を見ている。明日しか見ることができない。
より良き日々を得ようと足掻いている。
―――だから。
親しい者達が連れて行かれる事がわかっていながら、傍観を選んだ。
ほんの少し耐えればなにかが、変えられるのだと。そう思ったから。
(-206) 2021/12/14(Tue) 23:56:05

【独】 錆鉄御納戸 ミズチ

/*
 あのですね、スカリオーネの旦那がさぁ、旦那が。旦那が、旦那が。可能性の話をした時に「過去」ってワード使ったの思い出しちゃって、どうしよう睦月は同人誌の可能性におののいているのに、ミズチは単純に好きな人たちの過去の話を気にしてしんみりしていておれのなかで感情がねじれの関係。今日も残機が。
(-207) 2021/12/14(Tue) 23:56:56

【秘】 灯屋 レイ → 仮面の役者 フランドル

「私は観客の立場に甘んじていました。
彼女達が傷つく事は、仕方がないと。
貴方達の活動にそう思える理由が欲しかった。
納得できる理由が欲しかったんです」

そんなもの、与えられはしない。
薄々わかっていた事だ。

「……それはまた、都合の良いものを提示してくれますね」

差し伸べられた手。酷く魅力的な提案だと思う。
この騒動の前ならすぐに握り返していただろう。

「ですが、内容次第です」

脳裏を掠めたのは、番犬ガルムの名を与えた者。
彼をひとりにはできない。それだけは悩む必要もない。
(-208) 2021/12/14(Tue) 23:57:28
スカリオーネは、新聞から興味を失ったので窓の外を見ている。
(a34) 2021/12/14(Tue) 23:59:00

【秘】 灯屋 レイ → 錆鉄御納戸 ミズチ

/*
闇はしてないんですけど、してないと思うんですけど、人を占うとすぐその人が吊り先指定されるんですわ。
三回続けてってそんな事あります?どうして??

鳥はいつでもカモンですわよ。アクションで食べてってもいいのですわ。まだまだあるので食べて。チキンはいいぞ。

エピ後楽しみにしてますわ〜〜〜!!半分終わってるってほんとに?震えながら待ちます。こちらこそまだまだよろしくお願いします〜〜!
(-209) 2021/12/15(Wed) 0:02:13

【秘】 騎兵 リーゼロッテ → 百識眼 の シュゼット

鑑識眼など持ち合わせていない為に当然石ころにしか見えないそれを不思議そうに眺めてから、瓶に視線を移す。
愛想があるんだか無いんだか分からない女性である。
話が早くて助かるのだけれど。

「あっ、そーゆーのそーゆーのぉ♡
 スッゴイまずそーだけど効果は期待しちゃうよねぇ♡
 ロッテが舐めたらカニさん砕けちゃうかもだけどぉー。
 ん〜〜……どのくらいなんだろー?
 金貨1枚とかってテキセー価格?」

大きな声では言わないが、正直金には困っていない。
荷物から無造作に金貨を1枚取り出すと、ひとまず見せて小首を傾げた。様子見。
しょうもないブツを押しつけてくる事は無いとの信頼の上で。
(-210) 2021/12/15(Wed) 0:02:38
レイは、チキンがおいしい。これチキンなんですかね?チキンみたいな味がするのできっとチキンです。
(a35) 2021/12/15(Wed) 0:02:50

【秘】 死霊術師 ペトルーシャ → 錆鉄御納戸 ミズチ

こちらのことを気にするのも意に介さないように、
死霊術師は席を立ち、自らの工房にへと向かおうとしている。

今まで様子を見ていた限り、昼食を食べたような気配はない。

……というより、元よりそれほど食べる質ではないのだろう。
普段の様子からしても、この死霊術師の女は菜食中心の食生活だ。

下層街の、あまり目立たぬ路地裏の、さらに奥まって埃っぽい処。
隠れ家のようにある場所へとあなたを案内する、そこが工房だった。
(-211) 2021/12/15(Wed) 0:08:23

【秘】 死霊術師 ペトルーシャ → 錆鉄御納戸 ミズチ


「……置いてあるものは、勝手に動かさないで」

一見して乱雑なように見える内装。
こだわりがあるのか、真っ先に口にしたのはこの一言だけ。
何かの巨大な生き物の遺骨のようなものを指して、
あなたに座るように促した……これが椅子代わりらしい。

「……それで?」

とだけあなたに問う。何を聞きたいのか、と。

/*
おまたせしてしまい申し訳ございませ〜ん!
(-212) 2021/12/15(Wed) 0:08:40
フェリックスは、ノアベルトへと、不透明な笑みを向けた。
(t0) 2021/12/15(Wed) 0:09:04

チェルシーは、今日の風さん………………………騒がしいですね…………………………と言った。
(a36) 2021/12/15(Wed) 0:12:54

【見】 騎兵 リーゼロッテ

#蟹討伐

―《黄金の海》近辺―


ヨルムガンドは砂漠と海の境界に立つ。
豊かなる海を背に砂上船で砂漠を数刻泳げば、金色の岩肌を敷く《黄金の海》と呼ばれる地帯に辿り着く。
普段は体の大きい砂蜥蜴の類や気性の荒い大怪鳥などが闊歩し、隊商も冒険初心者も基本的には避けて通る場所である。

そのモンスター達が今はどこぞに身を潜めている。

“原因”は巨大な図体をゆっくりと――とはいえ、巨体ゆえの尺で決して油断できる速度ではないが――遠く海へと向かわせている。
砂色の発達した甲殻、ひと振りで塔でも崩しそうな鋏。
不意に見上げただけではそのフォルムの正体を掴めないだろう。

ひたすらに巨大な、蟹である。
それが、今ここには2体。
(@6) 2021/12/15(Wed) 0:22:01
アイシャは、ぼうっとお花を並べています。
(c6) 2021/12/15(Wed) 0:28:30

【見】 騎兵 リーゼロッテ

#蟹討伐

腕に覚えのある冒険者達が砂上船を次々に降りて行く。
リーゼロッテもまた、地上に下ろされた馬に飛び乗った。

「ひゃー、でっかいねぇー!
 これはお鍋には入りきんないなぁー」

船上を振り返って暢気に手を振って、槍を構えて手綱を引く。

―――さて、蟹のほうはといえば。
渡りの時期で気が立っているらしく、向けられている敵意に応じんと早くも鋏を振り上げていた。

       
ン!!


落とされた鉄槌は地面を文字通り砕き、辺り一帯を揺らす。
流石にこれが直撃する者はいないようだったが、地割れに一人ばかり足を取られていた。

一瞥し、それがヒーラーでないことを確かめると馬を走らせる。
非常にざっくりしたものだったが、作戦は聞いていた。

「んー、やっぱ足辿って走るのはムリだねぇ」

あわよくば、と言われていた考えを捨てて足元へ。
(@7) 2021/12/15(Wed) 0:32:21

【秘】 迷彩掃除屋 ノアベルト → 残氷 の エアハート

「被虐趣味があったらこんなところにもいないでしょうし。
 反乱もしないでしょうよ!!
 ぁ〜……最悪、もう誰にも会いたくない」

引きこもりそう…、布団に潜って顔を隠す。
ふと言い忘れたことはだけ放つ、本当は帰ってほしい。
今は顔を見るのも、なんか、嫌だ。

「そうだ、例の監視の首輪、あるじゃないですか……。
 この後それつけてお偉いさんのところ行ってくるつもりです。
 実際あたくしはまだ無実ですし、なんなら、
 記録されたらまずいもんの方が知ってるんですよ。
 適当に悪いもん見まくって、内部崩壊させて。
 まずはこの魔女狩りみたいな炙り出し政策から消しましょう、異論あります?」
(-213) 2021/12/15(Wed) 0:33:25

【秘】 埃運び オーウェン → 残氷 の エアハート

           ・・・・・
「ああ──そいつの話は知っている。
 苦労の共有もした。俺達革命軍は……
 ある程度息苦しさを抱えているものだな。
 同情してはやらないけど、………」

猫の話も、考えて。
ああそうだ。この街には、と。

「……確かに、誰を強く恨んだことはないな。
 おたくの言う通り、俺は最大限にこの街に順応してるさ。
 仕事さえしてりゃそれなりに蜜は吸える。

 酒場で馬鹿どもとバカ騒ぎするのも……
 何だかんだ言って、悪くないとさえ思ってやる」

良いものだ、と思えるものは沢山あったりする。
どれだけクソッタレた世の中でヒーコラ働いても、
それでもいいかな、と思えることは、ある。

「だが俺は……それでも、この街のことが嫌いなんだ。
 黄金と夢に魅せられた貴族や下賤の民は、厄介事ばかり起こしやがる。

 上が肥え、下が絞られ、そのしわ寄せは……辿っていけば、その先にあるのは、俺ら冒険者だ。
 悪党どもが暴れればケツを拭き、稼いでる奴らは紙一つでコキ使って来る。俺達は……真の意味で蔑ろにされているのは俺達なんじゃないか?そう思ったら──」

(-214) 2021/12/15(Wed) 0:38:52

【秘】 百識眼 の シュゼット → 騎兵 リーゼロッテ

ポンと金貨が出てくる気前の良さ、正直適正価格ではないがここで恩を売っておけば後々の利益になると判断。

「よし売った!
 あとふたっつほど足りゃしやせんが、折角わざわざ出向いて『ハク付き』をやろうってんだ、特価でお手伝いさせて頂きやすよ。
 そのかわり、今後ともシュシュさんをご贔屓にどうも」

ひと舐めで、は流石にセールストークだが効果は確かなもの。
貴方のシュラール商店はこの街には珍しく客に優しく堅実な商売をモットーとしている。

コト、っと瓶をそちらに置き差し出す。

「他にも回復薬に補助魔法スクロールとあって嬉しい品々もご一緒にどうですかぃね?」

サイドメニュー。こちからは欲しい物を欲しいぶんだけ適正価格で取引しただろう。
(-215) 2021/12/15(Wed) 0:40:14

【秘】 死霊術師 ペトルーシャ → 吟遊詩人 フェリックス

「死んでもお断りよ、そんなもの」

死霊の術を持てど、処世の術を持たず。

多くの術師の中にはそういった偏屈な人間も少なくはないだろうが、
死霊術師と呼ばれる者から、それを見つけるのに事欠くこともない。

この〈泥掬い〉の異名を持つ女も、そんな死霊術師のひとりだった。

「そうね、そのまま這い上がれないほどに足が沈んでからでないと、
 何にも気付けない愚か者ばかりなんだわ、この上の連中は。

 ……持ちきれない財宝を抱えたまま、地の底に沈んでしまえ」


「……それなら、恋物語をお聞かせ願おうかしら」
(-216) 2021/12/15(Wed) 0:40:41

【秘】 錆鉄御納戸 ミズチ → 百識眼 の シュゼット

「いや? 幸いなことに、見つけられていないな」

 残念ながら、ではないらしい。無意識に出た言葉だった。
 この絡繰りもどきは昨日と比べれば随分と落ち着き、
 平時に近いように見えているが、その実まだどこか思考回路が狂ったままだ。


「己の力不足が歯痒く、口惜しい。その程度だ」

 本当に、ただそれだけのことだった。
ミズチにとっては。


「……礼の言葉は受け取った。こちらこそ礼を言う、話をありがとうシュシュさん。肝臓はそちらが店にいる時に取りに行く」

 普通のものに戻った声でそう告げられた。内緒の話は一先ず終いの構えだ。引き留められなければ、このまま姿を消すだろう。
(-217) 2021/12/15(Wed) 0:44:35

【秘】 埃運び オーウェン → 残氷 の エアハート


「ここにある、誰かの誇りを──四方に運んでた。
 ……俺はどうでもいいんだよ、黄金と夢の為に犠牲になる下層市民なんか。

 この街が壊れたら、冒険者はもっと遠くへ羽搏ける。
 ひっくり返るなり、あるいはより締め上げがひどくなって都市が立ちいかなくなりゃ……俺はそれでいい」

顔を近づけて、目を細めて、そう囁く。
嗤っていた。けれどそれは、どことなく疲れのある笑み。
まるでその勘定に。羽搏く者に自分を含めるのを、とうに諦めたような。

「反感を抱くならそれでいい。付き合いきれねえってんならそれだって別に構いやしない。
 俺もなんでここまで話しちまったもんだか……酒の席の気紛れ、ってことでひとつ、勘弁してくれ」
(-218) 2021/12/15(Wed) 0:47:28

【秘】 残氷 の エアハート → 迷彩掃除屋 ノアベルト

 
「あはは。その気持ちにさせる為に行いましたからね。
 実際政府に暴行されれば『誰にも会いたくない……』
 そう思うのも自然でしょうから。ほら違和感が消えた」

めちゃくちゃだ。と言いたくなるが、一理無いこともない。
貴方はどうだろうか。
なお、布団を被っている貴方は物凄く視線を感じる。
とても、見ている。着替えながら貴方を。
顔を見るのも嫌と思われてるなんて考えてすらいない顔だ。

「着けることも内容も構いませんよ。
 革命軍内でも意見が分かれるでしょうが……
 私はこの馬鹿な施策を先に終わらせるのに賛成です。

 ああ。
首輪、私が着けるので少し身体起こせます?」


顔を隠してる相手にえらいこと言ってきた。
(-219) 2021/12/15(Wed) 0:48:16
ペトルーシャは、『人皮綴』が逮捕された事を知った。
(c7) 2021/12/15(Wed) 0:50:47

【見】 騎兵 リーゼロッテ

#蟹討伐

魔法使いの詠唱が終わり、リーゼロッテが向かう足の1本に弾丸めいて雷撃が撃ち込まれた。
凄まじい音にも動揺しない“当たり”の馬をひと撫でして、

「いっくよぉ〜〜〜、
 ちゃんとひっくり返してねぇ〜〜」

ただ槍を振りかぶり、
脚の節めがけて突きを放った。

「あ」


流石の《脳刺し》にも規格外の巨体をなぎ倒す膂力は無い、
―――筈であった。

本人もそう思っていたから、はじけるように砕け、衝撃波で開いた穴から見える景色にぱちくり目を瞬いた。

「あちゃ〜、まぁいっか?身はぶじだよねぇ?」

柱をひとつ失った形になり、頭胸部がぐらりと傾いていく。
(@8) 2021/12/15(Wed) 0:50:48
リーゼロッテは、出発前に小瓶の中身を舐めて、にが〜い!と騒いでいた。
(t1) 2021/12/15(Wed) 0:55:16

【墓】 死霊術師 ペトルーシャ

「流石は〈骸狩り〉……仕事が早いのね」

同じ死霊術師である〈人皮綴〉が逮捕されたことに、にべもなく。
むしろ、あんな輩はそうなってくれて清々すると言わんばかりに。

「……何があなたをそうさせるんだか、ご苦労なことだわ」
(+13) 2021/12/15(Wed) 0:58:22

【秘】 百識眼 の シュゼット → 錆鉄御納戸 ミズチ

「左様で」

「旦那も、気ぃ付けておくんなまし、特に野良猫にぁね。
 客としても依頼先としても、あんた程のはそう居ねぇもんでね・・・」

それだけ言って見送った。

(幸い、ねえ。誰にとってだか)
(-220) 2021/12/15(Wed) 0:58:59

【人】 灯屋 レイ

>>c6 アイシャ
「花を。ひとつ頂けますか」

ぼんやりとした様子の貴女に以前のように声をかけた。
これが貴女へ与えられる日常は、これぐらいだ。
(26) 2021/12/15(Wed) 1:01:38

【見】 騎兵 リーゼロッテ

#蟹討伐

砂塵を巻き上げ、裏返される前に地上に降りてきたあたまの正面へ馬を走らせるのを見て。
盾役が退いてもう1体の方へ向かい、
魔法使いは次の詠唱を切り替えて、
先ほど地割れに巻き込まれたひとりは慌てた。



      「えい♡」




蟹の『脳味噌』がどこにあるのか。
もちろんリーゼロッテだって知らなかった。
チェルシーは見ているだろうか。
振り抜かれたたった一人の少女の槍は、

目と口のあいだ、集まる神経節を一撃で破壊した。
(@9) 2021/12/15(Wed) 1:02:35
ミズチは、彼女に野菜や調味料を差し入れるのは余計な世話だろうか、と思い浮かべた。
(a37) 2021/12/15(Wed) 1:03:34

シュゼットは、「どのクチが言うんだかねぇ・・・」
(a38) 2021/12/15(Wed) 1:03:40

【人】 埃運び オーウェン

#蟹討伐

「バッカデカ。」

ストレートな感想が出てしまった。
ポーションもマジックアイテムも、
鞄に入るだけ持って来たが……足りるものなのか。

足りるかどうかじゃない、ド迫力のスケールが、
今まさに目の前にある。
それこそ詩とかで聞いた歩く大陸か何かだ。

すう───と息を吸って、ホイッスルを吹くと、
まるで怪鳥の鳴き声を思わせるような金切り音が、
《黄金の海》に響き渡る───!

「ッ〜〜っと。注意忘れた。まあいいか、大した音でもないしこんくらい。
 あんなんにできることといったらサポートだか、ら!」

地割れに巻き込まれる間一髪のところで鈍臭く飛び退き、
何処からともなく飛んできた大鷲に片腕を掴ませて、
冒険者達の群れから斜め横に逸れたほうへ行く。

「いやあいつ
バカどころか大馬鹿力過ぎるだろ。

 本当に必要かなあ他の有象無象……」
(27) 2021/12/15(Wed) 1:04:45

【秘】 錆鉄御納戸 ミズチ → 死霊術師 ペトルーシャ

 物を動かすなと言われ、そのまま立ったままでいそうだったが促されれば素直に座った。ちょん。なんとなく動きが鈍いことも変わらない。有難い申し出に思えた。

「ああ。革命等の、虐げられている弱者側が寄り集まって蜂起し、事を為そうとすることに意味はあると思うか?」

 もったいぶる余計な間もなかった。前置きは既に済んでいる。あなたの思想についての話だ。

/*
 お気になさらず〜〜 あ〜〜〜〜ペトラちゃんだ〜〜〜〜〜〜ってペンラ振ってる。Foo〜〜〜〜〜〜↑↑↑
(-221) 2021/12/15(Wed) 1:05:16
2021/12/15(Wed) 1:08:10

2021/12/15(Wed) 1:08:43

【人】 大道芸人 チェルシー

#蟹討伐

「………今日のカニさん………………
          騒がしいですね…………………」

今日のも昨日のも無いわけだが。
小娘は首を0度に曲げ、天を衝くと言わんばかりの"壁"を前に、ぽつりと呟いていた。

「お二人組なんて言ってましたっけ?
 複数人でご来場の際は言って欲しいですね〜!
 心臓が口からまろびでるかと思っちゃいましたよ〜!」

普段ならそのまま後ろにゴチーンと倒れては一回転する芸をしている所だったが、もはやそれを見る誰かもいないだろう。目線は皆が皆、前だ。

「流石にヤバいなあと思ったので、チェルちゃん見守ります!
 フレーッ、フレーッ、リーゼちゃんーーーっ!!!!」
(28) 2021/12/15(Wed) 1:10:49

【人】 大道芸人 チェルシー

大怪鳥程度なら相手が出来た。砂上船での露払いも担っていたかも知れない。
けれどこれは無理だろうと思って。一介の芸人風情なら、戦いを見守り、勝利の跡に芸を披露するぐらいでいいかと思って。
でも、


「あ、……」


鋏が振り上げられた時の、冒険者らの動作で、
”ああ、あの人はダメだな” ”避けられても、あれじゃ”
そう勘付いてしまって、気付いた時には、空に踊っていた。

誰も見ていない間に、溜め息だけ零す。ごく短い間のことだ。

(29) 2021/12/15(Wed) 1:12:08

【秘】 仮面の役者 フランドル → 灯屋 レイ

 
「この街が、かの大蛇の名を冠するのならば。
 いつかは神の鎚に打たれ、相討つ事になるのだろうな」

遅かれ早かれ、何れこの街は変わる事になる。

それが良い事か悪い事かはわからない。
ともすれば、その黄昏を越えた後に
より良い明日、新たな時代が待ち受けるのかもしれない。
或いは何もかも、単なる終幕でしかないのかもしれないが。

「自分を納得させる事ができるのは、自分だけだ。
 他者の言葉はその切っ掛けには成り得るが、
 結局、それに納得する事を選ぶのはいつだって自分なのさ」

自分達さえ口を噤み耐えていれば、いつかは何かが変わる。
その為には、あのように傷付けられる事も仕方ない事だ。

そうして納得できたなら、ともかくとして。
それでは納得が行かない、納得の行く理由が無いのであれば。
自分を納得させるには、自ら動くほかないのだ。
(-222) 2021/12/15(Wed) 1:13:30

【墓】 花売り妖精 アイシャ

>>26 レイ様
貴方に声を掛けられて、少し遅れて反応を返します。
ふわり、と笑顔にはまだ疲れが残るものの 以前のように振舞おうと努めている様子です。

「あ……は、はいなのです。
 ごめんなさい、ぼーっとしてたのです。

 えっと、どのようなお花をお求めなのです?」

勿論、希望がなければお任せでも構わないようです。
(+14) 2021/12/15(Wed) 1:13:36

【秘】 仮面の役者 フランドル → 灯屋 レイ

 
そして、その為に今、動く事を選ぶなら。

「さて、内容次第、か。
 君を"勧誘"して来ると一芝居打ってもいいが…
 まあ、当然私としても勧めはしない。
 手を組んでいる…共に在る者が居るなら、尚の事。
 内側から変えるには、それが手っ取り早くはあるとしても」

「…なら、"君達"は既に掴んでいるかもしれないけれど。
 "卑怯な蝙蝠"、潜り込んだ天の鼠らしく
 内通者として、"ご同輩"に関する情報を売るしかないな。」

たとえ、革命に心は無いとしても。
そう遠くない内に沈むとわかりきっている泥舟に、
それに縋り付く者達に、何も思わないという事も無いのだ。

「或いは、
"野良猫"に化けたヨルムガンド。

 或いは、
"盲目のアース"の名を冠する者。

 彼らはこの半端者の蝙蝠ほど聞き分けが良くはない。
 もしも正面切って接触を図るなら、よくよく注意する事だ」

彼らがこの街の薄闇に囚われ続けるという事は。
この"卑怯な蝙蝠"とて、決して望む所ではない。それだけだ。
(-223) 2021/12/15(Wed) 1:15:04

【秘】 死霊術師 ペトルーシャ → 騎兵 リーゼロッテ

「……ええ、〈焔喰らい〉も、ね」

無遠慮に覗きこむあなたに視線を返す。
焼け爛れた顔の事を気にしている様子も、特にはなかった。
ただ、取られたもののことを語る分には、少しだけ声色が暗い。

……そんな風にも思えるか。

「どうして私が、あんな奴らから逃げなきゃいけないの?」

痛めつけられ、焼け爛れたような顔になっても、そう言った。

知識はあれど、世渡りがヘタな人間は術師には珍しくはない。
そしてペトルーシャも、おおよそそういった類の人間である。

つまり、あなたの言葉を借りるのならば、生きるのヘタ系だ。
(-224) 2021/12/15(Wed) 1:22:37

【人】 大道芸人 チェルシー

「〜〜〜〜なんて言いましたがやっぱ我慢できません!
 チェルちゃんもやりま〜〜〜す!!!!!!!!!!」

倒れ込むように。
空を舞って、一回転。着地。駆ける。
馬はいらない。馬術は知らないし、速さが一番の取り柄だ。

音が響く。揺れで跳ねる。
駆けて、地割れにもつれた一人の元へ。
種も仕掛けもある速度。

「躓いちゃいましたか?人間誰しも躓くものですね〜!
 でも立ち上がるのが人間の資質なんで、すよっ、と……」

そしてチェルシーは、なけなしの力と器用さで手早く、
手早く……

「抜けませんね!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

抜けませんでした。
(30) 2021/12/15(Wed) 1:27:32

【人】 大道芸人 チェルシー

雷鳴の音が響く。あと近くですっげえ貫通音聞こえた気がする。ついでに早く抜け!って言われてる。

「お太りのお友達ですね〜!
 ちょっとダイエットとかしませんか?ダメですかっ?
 いやこれちょっとほんと……」

やっぱこんなこと、やるもんじゃないな、と思う。
今もすごい罵倒されてるし。小娘がふざけんな速くとか。


──でも。良かったことがあった。
力を込めて抜こうとする、その時に、見上げた光景で。目の前の人物が慌てている所で──
チェルシーは見た。一番の特等席で。
一際大きい破砕音と、良く知る声。


ああ、あれが──カニさんの脳みそなんだぁ……
チェルシーは、呆然とそう思った。
(31) 2021/12/15(Wed) 1:28:24

【人】 骸狩り スカリオーネ

>>+13 ペトルーシャ
花売りがいるからだろう、煙はない。
不意に部屋に訪ねられでもしない限り、
子供に煙は浴びせない。
この男は一定のルールに則って動く。

「あれが愚かだっただけだ」

いつも通りに。興味を失ったように。
しかし、続く言葉に目を伏せる。

「……多くの者が何かを為すのには、目的がある。
 お前は何故死霊術を修めた?
 騎士が剣や槍を持って戦う理由はどうだ?
 政府の連中が今頃躍起になって炙り出しを始めたのは?
 理由は様々あれど、最終的に行きつく先……
 真理はひとつ――」

「――必要だったから。」


「それ以上の理由や説明など、要るまい」

二度、テーブルを指で叩いた。
(32) 2021/12/15(Wed) 1:31:00

【秘】 花売り妖精 アイシャ → 骸狩り スカリオーネ

「あ……こんばんは、なのです。スカリオーネ様」

ぺこりと頭を下げて、小さな少女が貴方を見上げています。
まだ本調子ではないようで、いつもよりも元気のない声をしていますが へら、と小さく笑みを浮かべました。

「あの、…お薬、ありがとうございました。なのです。
 ツケにされるって、言ってたので。そうかなって、思ったのです。

 だから、お礼に来たのです。大した物じゃ、ないのですけど」

花籠の中には、厨房を少しだけ借りて作ったお花の蜜を使ったクッキーと、薬のような液体が入った瓶が2本ほど。こちらからも、花の香りがするようだ。
(-226) 2021/12/15(Wed) 1:33:54

【独】 大道芸人 チェルシー

死ぬ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
(-225) 2021/12/15(Wed) 1:34:47

【独】 大道芸人 チェルシー

長い分書く 書き始める あーーーー ネコチャンになりますわ さようなら!さようなら!さようなら!実家に帰らせて頂きます!!!!!!!!!!!
(-227) 2021/12/15(Wed) 1:35:12

【墓】 死霊術師 ペトルーシャ

>>3:45 レイ【3日目時空】

「……ええ、舌は変わってないわ。今も」

旧知の仲には、ほんの少しだけでも皮肉気な態度もなりを潜める。
傷口に沁みるのだろう、注文された飲み物はゆっくりと口にする。

「……でしょうね。構わない、これは……少し零したくなっただけ。

 けれど、騒ぎが収まるまでなんて、待っていられないわ……」
(+15) 2021/12/15(Wed) 1:39:27

【独】 大道芸人 チェルシー

死ぬもん!!!!!!!!!!!!!!!!!11111111111234567890
(-228) 2021/12/15(Wed) 1:43:38

【独】 錆鉄御納戸 ミズチ

/* >>32
 推しと推しが話していてテンション上がる。あ〜〜〜〜余計な言葉いらない人々〜〜〜〜〜
(-229) 2021/12/15(Wed) 1:44:18

【秘】 死霊術師 ペトルーシャ → 仮面の役者 フランドル

「ごきげんよう、役者さん……
 怪盗と呼んだほうがいいかしら? ……それとも〈蝙蝠〉?」

あなたが連れていかれる前の、どこかの時間。
他の誰かに聞かれないように、死霊術師が声を掛けてくる。

「……まあ、なんでもいいわ、革命軍。
 どう?首輪にあんな細工までして、順調に進んでいるのかしら?」
(-230) 2021/12/15(Wed) 1:50:06

【秘】 骸狩り スカリオーネ → 花売り妖精 アイシャ

「…………」

かける言葉が出ないのか、声もなく。
ただ小さく頷くだろう。
相変わらず、何にも興味のなさそうな顔。

「………………気にするな」

少女の言葉に対して、焦れるほどの沈黙。
それからやっと出てきた言葉は、たったの5文字。
これではまるで――。

「――ツケの支払いに礼は不要だ。精々安静にしていろ。
 煙も、夜歩きも、……身体に障る」

瞑目し、小さく首を振る。
煙が身体と扉の合間から振り落ちる。
花とは程遠い、苦味のあるにおい。

不要だ、と言いながら、しかし扉を閉じてしまうでもなく。
だからと言って、花籠に手を伸ばす訳でもなく。
金属の指輪がいくつも嵌った指は、
所在なさげに扉と、首元のネクタイにかけられている。

「…………その瓶は?」

絞り出すような言葉が降りかかるだろう。
(-231) 2021/12/15(Wed) 1:56:02

【墓】 死霊術師 ペトルーシャ

>>32 スカリオーネ

「必要だったから、ね……」

ふぅん、とその言葉の奥にあるものに想いを馳せながら、反芻する。
テーブルを指で叩く姿を一瞥してから、視線を宙に浮かせて。

「……教えたふたりは"はずれ"だったのかしら?」
(+16) 2021/12/15(Wed) 1:57:34

【独】 大道芸人 チェルシー

いやだぁ〜〜〜〜〜うわぁぁぁ〜〜〜〜あぁぁぁぁなんか矛盾がある気がする!殺せ!殺してくれ!確定ロールしてくれーーーー!!!!!!!!死にます
ザシュ!
さよなら
(-232) 2021/12/15(Wed) 1:58:12

【独】 大道芸人 チェルシー

そういえば結局何にもしてなくない????
はず!!!!!!!!!!!!!!
出てきただけになっちゃったじゃん!!!!!!!!!!
(-233) 2021/12/15(Wed) 2:00:43

【秘】 死霊術師 ペトルーシャ → 花売り妖精 アイシャ

「……借りは返す主義なの、私」

「何か依頼があれば、いつでも力になる。……いつでも」
(-234) 2021/12/15(Wed) 2:02:44

【秘】 仮面の役者 フランドル → 死霊術師 ペトルーシャ

 
「──然りだとも。
 何れも私を指す呼び名だ、何だって構わない。この街ではね」

不意に掛けられた声に、振り向いて。
役者騙りは、今この場では尚も役者を気取るらしい。

「順調であれば、こうはなっていないだろうさ。
 君は
今までずっと見聞きしていた
んだ、わかるだろう?
 "私達"は結局烏合の衆。何が上手く行く道理も無いのさ」

きっと引っ提げていた武器は何処かへとやってしまった頃。
そうでなくとも、仮に貴方が皮肉めいた物言いをしても。
この半端者が貴方をどうこうするつもりは無い。

「よそ者の
"卑怯な蝙蝠"
が紛れているとなれば尚の事。
 …さて、この蝙蝠にどのような御用かな?」
(-235) 2021/12/15(Wed) 2:09:38

【秘】 死霊術師 ペトルーシャ → 錆鉄御納戸 ミズチ

「────」


単刀直入に問われたことに対して、じっ、とあなたの方を凝視して。


「……意味なんて感じない。
 ただ、在るべきだから、そうなるだけ……私はそう思っている」


「陽の気は陰に、陰の気は陽に流れる、そうして均衡は保たれる。
 さしずめ、この国の政府が陽、革命を起こす弱者が陰、なのよ」
(-236) 2021/12/15(Wed) 2:13:47

【人】 骸狩り スカリオーネ

>>+16 ペトルーシャ

「…………」

もう、2回。

「……少なくとも片方は。もう片方もじきにわかる。
 お前ほど利口な奴は存外少ないものだ。
 ……間抜けなら、そろそろ掛かるな」

言って、男は立ち上がる。それから、4歩。
出口に向けて歩いた時点で、窓の外が明るくなった。
一瞬後に、爆発音。幸い窓が壊れる事はなかった。

「行ってくる」

スイングドアが音を立てた。
(33) 2021/12/15(Wed) 2:15:01

【秘】 錆鉄御納戸 ミズチ → 迷彩掃除屋 ノアベルト

「そうだな? 火元が断たれれば、それで済むことがほとんどだ」

 今までの自分であり続けるための姿勢だった。何かを為さなければならない。その為に作られた存在だ。意義を証明し続けなければならない。ねばならないねばらない。はて、これほどその文言は使われていただろうか。


「…カガチが? それはまた絶妙なタイミングで現れたものだ。今度に礼と多少の文句を言ってやりたいな。言ったところで、そんなことを言う暇があれば、と言われるのだろうが」

 ふ、と息を吐く音がした。

「羨ましいな、ノアベルト。あー……」

「この機体は、平時であれば死霊の類の影響は受け辛い。彼らから殆ど注目を浴びないので。だが時折何某かを切っ掛けに影響を受けた場合や、死霊の蔓延る地へ向かう際などには、防護と浄化を兼ねたこの符を使うことになる」

「小生の機体は、一般的な浄化の呪文等々とは相性が良くないらしく、頼れるのはこうした事前準備程度になる」

 胸に符を一枚。魔力を込めれば燃え上がった。青い炎が、書かれていた呪言を白く焼き焦がす。炎が消えれば、白く残ったそれはほどなくして真っ黒に染まり、そして宙にとけ消えていった。

 腹にも一枚。同じように青い炎が白を残し、黒く染まってとけ消える。少々考えて、もう一枚胸に貼った。青、白、黒が同じように。
(-237) 2021/12/15(Wed) 2:32:31

【秘】 死霊術師 ペトルーシャ → 仮面の役者 フランドル

「さあ……あなたたちの全部を見聞きしてるわけでもないもの」

そっけない態度で役者気取りに対面する、付き合う気はなかった。
見聞きしていても、さほど理解もできていなかったかもしれないが。

いわば、自分はあなたたちの企みに巻き込まれたようなものだから。
憐憫を抱くことはあれど、どこかに恨み節がないとも言い切れない。

……では、彼女はどうしてあなたに、と問えば。
(-238) 2021/12/15(Wed) 2:35:28

【秘】 死霊術師 ペトルーシャ → 仮面の役者 フランドル

「取引をしたいと思って、あなたたちと」


「要求は政府に奪われた〈匙〉と〈焔喰らい〉の奪還」


「掲示するものは、革命勢力への部分的協力。
 連行されるあなたへの援助、〈焔喰らい〉の情報提供……」


「……最後のは【ホド】に向けたもの」
(-239) 2021/12/15(Wed) 2:36:13

【神】 骸狩り スカリオーネ

ヨルムガンドの夕暮れに、もうひとつの朱が差した。
都市の果てで燃えているのは廃屋の連なる場所で、
今や住む者もおらず、近寄る者もおらず。

「……やはり隠密も工作も及ばんな」

溜息交じりにそう呟いて、
昼間から酒に溺れる消防組織よりも遥かに早く現場に着いた男が一人。
野次馬すらもいやしない場所で、炎と煙に包まれて踊る影が、3つ、4つ。

「本来なら小火で煙を焚くつもりだったんだがな。
 得意な部下が今は少々場を外している。
 恨むなら都市の現状を恨め、〈屍蜂繰り〉」

倒れては炭と一緒くたに砕けていく死体と、
その内から湧き出る寄生蜂。
幾つものコロニーが火葬の憂き目に遭い、
羽音は炎の弾ける音に呑み込まれていった。

そんなとき、幾らか無事な中央の廃屋から
焼け出されるように転がり出てくる影がひとつ――
死霊術師〈屍蜂繰り〉は、悲鳴とも、
罵声ともつかない叫びをあげながら地面を転がって……いた。
今しがた、その頭を骸狩りが踏みつけるまで。

「死んでもらっては困る。
 ――"先に"吐いてもらおう、洗いざらい」

そうして未だに酷い臭いの漂う煤と泥だらけの男の胸倉を、
片手で軽々掴み上げて、火事の現場から二つの影が去っていった。
(G2) 2021/12/15(Wed) 2:37:58

【秘】 死霊術師 ペトルーシャ → 仮面の役者 フランドル

「……あなたたちの事情が変わって、
 私の掲示するものがもう必要ないと言うのなら……

 ……それでも構わないけれど」


「どう? 私としては、悪い話ではないと思うのだけれど。
 それとも、もうお仲間の所に持ち帰ることもできないのかしら」
(-240) 2021/12/15(Wed) 2:39:25

【独】 錆鉄御納戸 ミズチ

/* >>G2
 テンション上がって窓に即貼りしちゃった。
(-241) 2021/12/15(Wed) 2:41:32
スカリオーネは、下層区域に姿を消した。
(a39) 2021/12/15(Wed) 2:53:06

【秘】 灯屋 レイ → 仮面の役者 フランドル

「彼の予言の通りなら、世界も沈むでしょう。
……変わる事を黄昏と称されるならば、より良きものになる事を祈るばかりです」

滅びが訪れるのなら?それはその時に考えればいい。
カンテラの揺らぐ光が眉間の影を濃く映す。

「こちらが認識しているのは貴方と同じく『擬』態する者。
これまでの会話でもうひとりの見当もつきました。
たしかに、貴方が一番話が通じたでしょう」

どちらも腹に様々を抱えているように見える。
なんとも厄介な者達が残ったものだ。

「どう転ぶかはしれませんが、気を付ける事にします。
売るのは最後の手段にしたいんですが。
―――それで、貴方は本当にいいんですね?」

私達に告発する権が回ってくるとも限りませんと前置きをして問う。
元々これは貴方達に近しい立場だ。既に裏切っているに等しい。ならば更に裏切りを重ねるのだって。彼に手伝わせる事になるのは申し訳ないが、そう難しくはない。

ただ、貴方は彼らと親しいはずだ。それで本当に良いのかと。
(-242) 2021/12/15(Wed) 3:04:05

【人】 灯屋 レイ

>>+14 アイシャ
「いいんですよ。まだお疲れでしょう?
では、先日選んでいただいたラベンダーの花はまだありますか?香りも気に入ったので、もう少し欲しくなりました」

今日はその場で代金を支払うだろう。先日の分も合わせてしっかりと。
花を受け取ってもすぐには離れようとしなかった。

「……お腹が空いていたら、チキンはどうですか。
エドゥアルトが大きな鳥を獲ってきてくれたんです。
しっかり焼いたものもほろほろになるまで煮込んだものも、なんでもありますよ」

出てきたのはそんな言葉たち。
灯屋なりの気遣いのようだ。
(34) 2021/12/15(Wed) 3:04:55

【秘】 錆鉄御納戸 ミズチ → 死霊術師 ペトルーシャ

「では、為そうと、ではなく事を為せたとしたら。そうであれば、意味を持つとは思うだろうか?」

「陰陽思想については、小生の知るものと遠からずと思う。……お前自身は、少陰または少陽にはならないのか」

 少陰に少陽。太極図の小さな丸だ。位相を変化させる動力を持ったものたち。

「自身が何某かを為すこと、為そうとすることに意味はあると思うか? それすらにも意味はなく、在るべき故にそうなるのものと。思うだろうのか?」

「お前は今、均衡のどこにある? ペトルーシャ」

 あなたは何かを目指したいと思ってそこに在る人ですか? そう聞いている。
(-243) 2021/12/15(Wed) 3:11:20

【人】 灯屋 レイ

>>+15 ペトルーシャ【3日目】
「それはよかった。
後でこちらを舐めておくといい。口の中の傷によく効きます」

貴女の前にコロンと置かれたのは包み紙に入った飴が数個。傷に効く薬草が含まれているらしい。ちなみにミルク風味。

「いいえ。相棒がないと心細いのはよくわかります。
……あちらが押収したものをどう扱ってるかによっては、取れる手段もあります。なんとか探ってみますよ」
(35) 2021/12/15(Wed) 3:15:03

【秘】 花売り妖精 アイシャ → 百識眼 の シュゼット

すん、と鼻を鳴らす音。

「取り返す、なんて……いいのです。
 時間が経てば、いずれまた……新しいものにかわるのです。

 それに、私が犠牲になって この町が平和になるのなら……それで、いいのです」

そう思って、そう信じて。
少女は、この尋問を切り抜けてきたのです。

それでも貴女の言葉が優しくて、鼻の奥がツンと痛みます。
信頼を寄せる貴女にだけは、本音が漏れてしまいそうになって。


「はい、なのです。……っ、ぅ…」

服を脱ぐために、腕を上げるのもつらくて 小さく呻きが漏れました。
貴女のような、彼女と取引のあった人間には 部屋に転がる小瓶から薬草の匂い、それも冒険者用に効果の強くなっている鎮痛薬であることが伺えるでしょう。
今のところは、見た目より痛みが多少緩和されているようです。

「シュゼット様、の腕を……疑うことは、ないのです。
 はい、今は痛み止めを飲んでいるので……そういうものは、効きが悪いかも、くらいなのです」
(-244) 2021/12/15(Wed) 3:25:53

【秘】 残氷 の エアハート → 花売り妖精 アイシャ

 
「……そうですね」

思いを馳せるように目を閉じる。

「言って欲しかった。でも知りたくなかった。
 私の、少々特殊な異能が使える一族は、
 貴族の顰蹙を買って殺され、私は下級市民に。
 そんな奴らの血なんて、流れていて欲しくなかった。

 ……理解していますよ。彼には何の咎も無い事も。
 それでは嫌う貴族と同類、むしろそれ以上の悪だと。

 それでも、それじゃあ。と割り切れなかった。
 ……私は、私は、善人にはなれなかった。
 なにより、それを本音では悪い事と思っていない。
 そんな自分がいる事すら、もう嫌になりますよ」

理屈で理解していても、それでも割り切れない。
それができる模範的な人間もいるが、己は違った。
理不尽と自己矛盾に常に振り回されて来ている。

「……妖精?ハーフ、のようなものでしょうか」

光り輝く羽根を初めて見るような目で見つめる。
こうして対話する存在でそれを見かけるのは初めてだ。

「妖精側からはともかく、人間側からと言う事は……
 年を取るか、成長する速度が遅いのでしょうか。
 ……でも、昔は?今は、傷付かないのですか?」
(-245) 2021/12/15(Wed) 3:26:34

【秘】 仮面の役者 フランドル → 死霊術師 ペトルーシャ

 
「……取引、か」

そう、貴方達は謂わば自分達の行いの被害者だ。故に。
怨み言や報復の類か、という推測が無かったとは言わない。
貴方がそんな事に時間を割くように見えるか、と問われれば
その答えは否、ではあるのだけど。

「私個人の返答としては、構わない。
 どうせ大人しく連行されてやるのも癪だったところだ。
 ついでにあちこち探りを入れるくらいはしてもいい」

ともあれ、先ずは"蝙蝠"としての取引への返答を。
あの時、誰ぞの手を噛んでやると嘯いたのは。
あれだけは、強ち"演技"でもなかったらしい。

「さりとて、あてのない探しものなど一つで十分だ。
 君、奪われたものの行方に見当は?
 目星が付いているなら、話が早くて助かるのだけど」

奪われたもの、つまりは〈泥掬いの匙〉と〈焔喰らい〉の行方。
持ち去られたものを手掛かりも無しに探すなど無謀も良い所。
できる事なら遠慮したいものだ、とはいえ。

この蝙蝠はその無謀をやっていたのだけど、それはさておき。
(-246) 2021/12/15(Wed) 3:46:39

【秘】 仮面の役者 フランドル → 死霊術師 ペトルーシャ

 
「それから、……
 他の二人には…伝えはするが、あまり期待しない方が良い

 "野良猫"は慎重だ。又聞きの話は信用しないだろう
 "ホド"は…何を考えてるんだか、
 …いや、考えさせられているのか。
 ともあれ私にも少々測り兼ねる節がある」

二人の"共犯者"の話になれば、
淀みない語調にも少々考えあぐねるような間があった。

結局は、革命に与する者達の実態は。
きっと貴方が見聞きしたものとそう乖離したものではない。

良く言えば互いに深入りしない、悪く言えば互いに理解が無い。
そうなれば当然仕事以外、つまりは個人的な信用も薄い。
そんな烏合の衆でしかない。

「あの二人が君の提示した条件を飲むかはわからない。
 それでもいいなら、伝えるだけ伝えておこう。
 初めから、私にできる事と言えばそれくらいのものだ」

未だうわべを取り繕えど、言葉に嘘の気配は無く。
最後の言葉には、少々遣る瀬無い思いが滲んだかもしれないが。
(-247) 2021/12/15(Wed) 3:49:33

【秘】 仮面の役者 フランドル → 灯屋 レイ

 
「その程度で止まるようなら、止めてやった方が良い」

静かに、けれど明確に、淀みなく。
カンテラの光に照らされ、陰はその輪郭を確かなものにする。
或いは、不確かなものが追い遣られ、確かなものだけが残る。

──この"蝙蝠"が、彼ら共犯者と親しいのか。
それは彼らにも問わねばわからない事だ。
そして、きっと"蝙蝠"も自ら語る事は無い。


「"野良猫"は、随分な破滅願望を抱えている。
 これで少しでもこの街の崩壊が早まればそれでいいんだと。
 "ホド"は…あれは、先も言った通り
 どうにも思考や記憶に何か手を加えられているらしい」

二人の"同輩"の抱えるものには、少々思う所があるようで。
垣間見える表情は、どこか苦々しげなものだった。

「どちらも、この行いの果てに望むものがあるとは思えない。
 本来は、望みはもう少し違う形だったように思える。
 止めてやる奴が居ないというのも、残酷な話だろう」

それでも迷いは無い。きっと、ここが岐路なのだ。
少々妨げられた程度で揺らぐような信念なら、尚の事。
揺らがぬ陰は、折られる事も時には慈悲とさえ思うのだ。
(-248) 2021/12/15(Wed) 4:43:55

【人】 木偶の坊 エドゥアルト

>>23 レイ
「……貴方の手を煩わせるわけには」

「…………………そもそも、おれが
 気づかれずに狙わなければ、いけなかった」

居場所がバレてしまう狙撃手など、格好の餌食だ。
人にものを頼む身分ではないと言わんばかりに首を横に振り。
料理を目の前にフードの下の耳ごと、頭を垂れた。尻尾も。

「……うまいか…………?」

頭を垂れたまま、見上げ、尋ねる。その表情が物語っていても、いや、物語っているからか、聞いてみたくなった。

エドゥアルトも、やがておもむろにチキンを掴み食べ始める。
相変わらず無表情だったが、やはり尻尾は正直だったろう。
(36) 2021/12/15(Wed) 5:14:08

【独】 木偶の坊 エドゥアルト

寡黙なキャラ、むずかしくない?
言葉足らずを地の文で補足する必要あるし
あとお相手レス返しづらくないですか? 言葉すくないから

とおもってわりとしゃべるマンになっとる気がする
オ〜〜ン オンオン
(-249) 2021/12/15(Wed) 5:59:53

【独】 木偶の坊 エドゥアルト

あと地の文の一人称 男は 彼は じゃなくて
エドゥアルトって名詞にしちゃってるから
念窓でそのままに誤爆しそうになる
いやもう多分夜遊びの民にはバレバレだと思うんだけど

雰囲気だいじじゃん
(-250) 2021/12/15(Wed) 6:02:15

【赤】 仮面の役者 フランドル

 
「……随分、…いや…
 …俺は現状無理に動く理由は無い。
 後のことはあんた達に任せる事としよう。
 任せきりにはなるが、新参者らしいと言えばらしい有り様だ」

「言うまでもないが、向こうにあんた達の事は吐かないさ
 こっちに構わず為すべきを為すといい。
 口を噤んだところで、バレる時はバレるだろうがな…」

/*
たいへんおそくなりました。
わたくしグチャグチャお嬢様、襲撃先も襲撃もお二方にお任せ致しますわ。
正直延長が無ければ終末(オワ)ってましたわ。
ギリギリでいつも生きていましてよ…
(*3) 2021/12/15(Wed) 6:24:24

【独】 仮面の役者 フランドル

 
「……あの二人を残して大丈夫なのか?」

あの場、ものすごい空気になるんじゃなかろうか。
蝙蝠はけっこう本気で心配しています。
(-251) 2021/12/15(Wed) 6:27:46

【秘】 錆鉄御納戸 ミズチ → 灯屋 レイ

/* 🐍
(既読スタンプ)(どうして…どうしてでしょうね…)(アクションで食べには行きますありがとう〜〜チキンはいいぞ)
(-252) 2021/12/15(Wed) 8:19:30
ミズチは、一度酒場に戻った時に、彼らのやり取りを耳にした。>>36 少々思うことがあった。
(a40) 2021/12/15(Wed) 8:36:44

ミズチは、あまり酒場で姿が見られていない。昨日とはまた違った理由で。
(a41) 2021/12/15(Wed) 8:37:12

ミズチは、食事をとる頃にエドゥアルトの狩りの成果が残っているといいなと思った。杞憂で済みます。
(a42) 2021/12/15(Wed) 8:37:14

【秘】 錆鉄御納戸 ミズチ → 骸狩り スカリオーネ

「報告をすることがある」

 あなたに話を聞く程度の暇がある時、ミズチが姿を現しそう切り出した。聞く姿勢が取られれば、ミズチはそのまま言葉を続ける。通常の声よりも広がりのない音が耳に届くだろう。つまり、そういう話だ。

「政府が執り行っているはずのことに、革命派が一枚も二枚も噛んでいる。掃除屋らとチェスティーノに監視の輪を取り付ける理由を作ったのは奴らだ」

「御布令に出される者らと傾向違いがあるのも当然の話だ。政府と視点が違う者共が行っているのだから」

 ふ、と息を吐く音がした。奴らだの者共だの、ミズチが普段使わない荒っぽい言葉を使っている辺り、彼も思うことはあるのだろう。
(-253) 2021/12/15(Wed) 11:18:11

【秘】 錆鉄御納戸 ミズチ → 骸狩り スカリオーネ

「首輪には珠響玉が使われていた。魔道具は日々研究が進み進化するものだが、少なくとも以前の監視用のそれには使用されていなかった」

 珠響玉(たまゆらだま)とは、加工すると術者の思念を遠隔で受け取ることができるようになる魔石だ。簡単な術式で加工が可能で、組織内部での情報伝達用の道具に使われるのが主だが、ロマンチックな若者たちがペアリングに使用することもある程度には手が出し易い品である。


「最近、シュシュさんがスチュアート商会に大量に珠響玉の原石を卸したらしい。大旦那にやたらと要求されたとのことだ。新しく何某かを大量生産することは可能だった土台がある」

 スチュアート商会は、この街のトップシェアを誇る豪商だ。トップのスチュアートは商人組合のコアメンバーで、商人たちには大旦那と呼ばれている。彼はこの国の政府の威張った態度が気に入らないらしいという話は、スカリオーネもどこぞかから聞いたことがあるだろう。


「また、これは全く違う話になるが。狼牙亭周りで夜な夜な笛の音を響かせる者がある。複数犯の可能性はない」

「小生に全く証拠を探らせない程度に自身の痕跡を断つ意識と能力のある相手が存在する。目的は現状不明だ」
(-254) 2021/12/15(Wed) 11:20:57

【神】 斜日の夢 フランドル

 
──高所。

ふと、ヨルムガンドの街並みを、遠景を眺める事をやめて。

手摺の真下、直下を覗き込む。

近いようで遠い所に地面が見える。
地に足は付けたまま、けれど足元が不安定になるような錯覚。
吸い込まれるような、目眩くような、現実感の遠退くような。
得も言われぬ、そんな感覚。

子どもの頃から、高い所が好きだった。

二人連れ立って、街の外まで行った時の事。
小高い丘から街を見下ろした時の事を、今でも覚えている。

煙霧の晴れるような実感だった。

あの息苦しい街が、随分とちっぽけに思えたものだ。
あの路地裏だけが自分達の世界の全てではないと思えたのだ。
世界も案外捨てたものではないのかもしれないと。

だから二人で何処か遠い所へ行きたかった。
何のしがらみも無い、自分達とは何の関係も無い所に。
あの頃からずっと、望む事はそれだけだ。
(G3) 2021/12/15(Wed) 11:26:32

【秘】 錆鉄御納戸 ミズチ → 骸狩り スカリオーネ

「以上。補足を要する点はあるだろうか?」

 さて、ミズチがあなたの前に姿を現したのは、明らかに不調が見て取れたあの時以来だ。当時にはミズチがあまりに不安定でそれに埋もれてしまっていたが、今のあなたは彼の気質に変化があったように思うだろう。
 死者に触れることを生業としている者達特有のオーラ、とでも言えるようなものを僅かに感じる。そんな干渉を出来る者は限られている。タイミングとしても、ペトルーシャと何某かがあったことは察せられた。

 ミズチが特に触れる気配がないあたりは、ミズチの判断としては今回の報告に列挙することではなかったらしい。つまり、彼女は革命派とは無関係なのだろう。
(-255) 2021/12/15(Wed) 11:27:07

【秘】 迷彩掃除屋 ノアベルト → 残氷 の エアハート

あなたが付けるんですか、嫌ですやめてください。

 外れるような仕掛けにしてください、なんなら自分でつけられます」

警戒するように距離を取ろうとするがなんとも無様で。
すぐに戻ってやろうと、自分が表に出ない理由は大怪我だ、ということにしようとしながら思考を巡らせる。
おしゃべり鼠の仲間ぐらい酒場には溢れている、すぐに情報は回るだろう。

「……はあ、エアハートがとんだサイコパス野郎だなんて知りませんでした。拷問に向いてます。
 仲良くならなきゃよかった、他人ならたまにいるんですよ。
 そういう―――合理主義な人」
(-256) 2021/12/15(Wed) 11:31:37

【秘】 残氷 の エアハート → 迷彩掃除屋 ノアベルト

 
「逆ですよノアベルト。任意の際に外せるようにするため、
 多少操作してつけないと半端にロックがかかって
 逆に外し辛くなるんです。はい、いいから後ろ向いて」

仮にも政府側の首輪だから、変に弄ると怖いのもある。
そういう意味で着けるのに慣れてる奴がする方がいいと。

つまり、やはり首輪は着けようと迫られる。

「サイコパスかはともかく拷問は慣れですよ。
 その人の苦痛と思うラインを読み取ればあとは……
 まあ流れ作業です。時間をかけられない時は困りますが」

末恐ろしいことを言っている。
明らかに拷問経験のあった者の発言だ。
最も首輪は着けようとしてくるが拷問な気配はない。
いや、何か行ったが拷問までは……行ってない?
さておき、無意味に行う人間ではないのは伝わる筈だ。

「おや、今から嫌いになってもらっても?
 私は好きになってくれると喜びますよ。
 好意があるのに無関心ほど悲しい事はありませんからね」
(-257) 2021/12/15(Wed) 11:51:26

【秘】 骸狩り スカリオーネ → 錆鉄御納戸 ミズチ

「聞こう」

男は変わりなく。静かな口調で報告を待つ。
語られる事を前に、葉巻を吹かす。吸って、吐いて。

「だろうな」

と、前半の報告には知っていたというような言葉。

「珠響玉……ああ。それを商会の"大旦那"様がご所望か。
 大方政府依頼で首輪を作ったんだろう。
 だが政府連中は珠響玉に見向きもするまい。
 それに監視される側の思念など、いちいち受け取っていたら
 誰であれ脳が破裂するだろうな。
 つまりこれは"後付けの仕掛け"だ。
 ……両方から依頼を受け、気に入らん側を刺したか。
 商売の上手い事だ、大旦那様は」

また、煙を吐き出す。

「笛の音に関しては初耳だ。覚えておくとしよう」
(-258) 2021/12/15(Wed) 12:10:58

【秘】 骸狩り スカリオーネ → 錆鉄御納戸 ミズチ

そうして、ミズチをじっと見る。

「補足の必要はない。が、聞く事はある。
 ……部下のプライベートに立ち入る気は毛頭ない。
 だがお前の質が随分変化したように思えてならない。
 もっと言えば、『俺がここ数日追いかけている連中』に
 随分と似てきている。諸々の情報源は鼠だろうが、
 あれにそこまでの機微はあるまい。
 潜伏している死霊術師の仕業とも考えたが、
 そいつらが出てお前が俺に報告しないとも思っていない。
 ……ペトルーシャ辺りと取引でもしたか?というのが
 ひとつ目の質問だ」

吸って、吐いて。興味の薄げな瞳は変わらないまま。

「ふたつ目。
 革命側が監視の輪を取り付ける理由を作ったと言っていたな。
 掃除屋、見習いも含めて2名。それに取り付けた奴がいる。
 お前も知っての通り、ノアは俺の配下なワケだが――
 さて、誰がそれを指示したのか、お前は知っているか?
 わかりやすく言えば、お前は革命側の人員について
 掴んでいる情報はあるか?」

男は、大概の事に興味なさげに過ごしている。
あなたも知っての通りだ。
だが、今日は少々その瞳に苛立ちが見える。珍しい事に。
無論、それでも答えがないならないで簡単にあなたを解放するだろう。
平等に、情報に対価を。これはそういう男だと、あなたは知っている。
(-259) 2021/12/15(Wed) 12:13:37

【秘】 木偶の坊 エドゥアルト → 埃運び オーウェン

「そうか──信じるのか、おれのことばを。
 けど……貴方がなぜ、あんなに苦しそうだったのかは、わからない……」

じ、と。胸元を押さえる手を見て、でかいくせに下から覗き込むように屈んで見上げる。自分で考える頭があったって、それは想像しかできない。

「どうでもいいのでは、なかったのか。
 ……貴方は、むずかしいひとだ」

ふ、と短く息を吐く。

エドゥアルトは、自由が苦手だ。
飯を選ぶのに苦労をするのも、それに近しい。

あなたがどんなつもりで言っていようと
きっと、その助言に対する抱く感情は、感謝だった。
(-260) 2021/12/15(Wed) 12:18:14

【独】 錆鉄御納戸 ミズチ

/*
 旦那〜〜〜〜〜〜〜!!!!!
 は〜〜〜〜〜〜〜旦那〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
(-261) 2021/12/15(Wed) 12:24:22
エドゥアルトは、狩りの成果がツマミに出るくらいには、余っていそうだから皆も食べるとよいと、思った。
(a43) 2021/12/15(Wed) 12:31:00

【人】 灯屋 レイ

>>36 エドゥアルト
「それぐらい構いはしませんよ。
気付かれずに狙えるようになるまで、手を借りるのだと思いなさい。
……そもそも、動けないような怪我をしていたらどうするつもりだったんですか」

貴方が構わなくても私が構うのですと。
頭をもう一度、ぽんぽんと軽く撫でただろう。

「もいひ…… むぐ 
……すごく、おいしいです。今まで食べた中で一番かもしれません。
ほら、貴方も食べましょう」

目を細めて左右に揺れる尻尾を見て、再びチキンを口に入れた。
(37) 2021/12/15(Wed) 12:55:03

【秘】 錆鉄御納戸 ミズチ → 骸狩り スカリオーネ

「取引……? いや、話はしたが。スカリオーネ殿がそう感じたのなら、それは……
ああ、そう言えば原因は結局わからずじまいだった


「死者の声が聞こえるようにはなっている。力を貸してくれる声はまだわずかだが。聞ける者として、小生は此度の騒乱に当たらねばならない。小生は停滞していてはならない」

 ミズチは昨日と比べれば随分と落ち着き、平時に近いように見えているが──その実まだ何かが狂ったままだ。
そうしていなければ、動けていない。

「ふたつ目に関しては、知れていれば先の報告にあげている。己の力不足を不甲斐なく思うばかりだ」

 それでもスカリオーネのもとへ報告に参上したのは、足掛かりになるものが聞ければと考えたからだろう。なければないで、あなたに情報を提供することは意味のないことではない。

「遠くない内に、次の報告に参上したく思う」

/*
 骨噛み骸糾問ミズチです。ペトラちゃんとのやりとりに確定していない事柄があるため、三日目のふわっふわ状態(聞きたくない声を聞かないという逃避方向の発狂)からは種類を変えて発狂継続という形で、どう転んでもいいようにしています。
 ミズチが原因を考えるターンはありましたが、原因を深く追求するよりも兎角知らなければ考えなければで動き続けている形です。健忘症+強迫観念あたりでその辺りを深掘りする思考に至らない形かな…( ˘ω˘)
(-262) 2021/12/15(Wed) 13:31:29
ノアベルトは、その夕方に『いる』。たしかにそこにいて鈴の音を鳴らしている。だが姿を現さない。
(c8) 2021/12/15(Wed) 14:05:23

ノアベルトは、姿を現したくない。
(c9) 2021/12/15(Wed) 14:05:34

【秘】 百識眼 の シュゼット → 花売り妖精 アイシャ

希少な採取品の依頼主として、冒険者のパーティに加わるのはままある女、その中では稀に重症者が出てしまう事もあり、慣れてるとは言い難いまでも傷跡を確かめていった。

「それなら、新しく生えくるのを邪魔しないようにするわね。
 腕を信じてくれるなら尚の事」

生え直すとしても、大切な取引相手で大切な友人から理不尽に奪われたものを、そのまま黙って放っておく事など、この女には我慢ならないことだから。
女はきっと取り返すだろう、その時これがつらい事を思い起こさせるようなら、手元で大切に保管して置いて。

それからベッドメイクし直して縁に座る様に促す。

種族によっては薬や毒に対して人と違う効力や効能を得たりする。
ハーフの貴女がそうでないと分かれば鎮痛剤の薬効と邪魔し合わない麻酔を選び、準備を進めると。

「ほんと、いい子すぎるのよアイシャは・・・
 そんなだから、何度も救われてるのよね、あたし」

そんな言葉をこぼし始めた。

/*

質問いいでしょうか?
シュラール商店は三代前から続くお店でシュゼットはこの街で生まれ育っています、アイシャちゃんは外見年齢10代後半との事ですが、昔からこの街で花売りをしていたのでしょうか?
(-263) 2021/12/15(Wed) 14:07:12

【置】 錆鉄御納戸 ミズチ

錆鉄御納戸
 

 錆鉄御納戸(さびてつおなんど)とは、緑みの暗く鈍い青色のことです。錆鉄は錆びた鉄のことでなく、「侘び寂び」に通じ、暗くくすんだという意味がこめられました。
 納戸色は江戸時代に流行した藍染めの一つで その色が納戸のうす暗い感じに似ているため、また納戸の入り口の垂れ幕に使われていた色からついた色名といわれています。


-「伝統色のいろは」錆鉄御納戸とは?のページより引用-

わび・さび
 

 わび・さび(侘《び》・寂《び》)は、日本の美意識の1つ。貧困と孤独のなかに心の充足をみいだそうとする意識。閑寂ななかに、奥深いものや豊かなものがおのずと感じられる美しさをいう。一般的に、陰性、質素で静かなものを基調とする。
 本来は侘(わび)と寂(さび)は別の意味だが、現代ではひとまとめにして語られることが多い。人の世の儚なさ、無常であることを美しいと感じる美意識であり、悟りの概念に近い、日本文化の中心思想であると云われている。



 本来、侘とは厭うべき心身の状態を表すことばだったが、中世に近づくにつれて、いとうべき不十分なあり方に美が見出されるようになり、不足の美を表現する新しい美意識へと変化していった。



 本来は時間の経過によって劣化した様子を意味している。漢字の「寂」が当てられ、転じて「寂れる」というように人がいなくなって静かな状態も表すようになった。


-Wikipediaより引用-
(L3) 2021/12/15(Wed) 14:21:59
公開: 2021/12/15(Wed) 14:25:00

【独】 錆鉄御納戸 ミズチ

/* >>L3
 肩書き何にしよ〜って思って、なんとなく浮かんだのが錆鉄御納戸でした。御納戸は名字になりそうだな〜、納戸や蔵の番をしていた子にするか。っていうのからミズチの設定を考え出しました。
 錆鉄は色名としての「暗くくすんだ〜」ではなく、ひとつ戻って「侘び寂び」の方を採用している形。古い時代の遺物で劣化した存在(寂)だけど、そんな昔のモノだったりで欠けている点があるからこその価値(侘)がありますよ。

 御納戸を任され、その名を冠した家の、寂びて侘ぶような存在。過去か未来かなら、過去の方を向いている。過去はないけれど、過去という概念に憧憬の念を持っている。

 たくさんのものが欠けてしまっているけど、この不完全がミズチ=オナンドとしては完成した形。この状態からは欠けないでありたいものですね。
(-264) 2021/12/15(Wed) 14:25:50

【独】 錆鉄御納戸 ミズチ

/* >>c8>>c9 
糾問:ノアベルト(故人)


 気が変わって鈴を鳴らさなくなったとしてもおれはわかりますをします。
 対戦よろしくお願いします。
(-265) 2021/12/15(Wed) 14:30:32

【秘】 迷彩掃除屋 ノアベルト → 錆鉄御納戸 ミズチ

「あなたは断とうとしなくて結構ですよ、聞きたいものを聞いて聞こえたものを享受して考えることを続けたら良いです。
 ですがそれに伴って不調が起こると言うなら、あたくしが断ってあげますと言ったんです。これに文句はないと思いますが、……」

あなたの貼られていく符を一枚一枚見る。

めちゃくちゃ燃えてませんかそれ、効いてるんですか??


いまいち効果がわからない、それどころかなんだか焼け石に水に見える。大丈夫ですか??
(-266) 2021/12/15(Wed) 15:10:38

【独】 木偶の坊 エドゥアルト

おれにッ優しくッッするな〜2021年〜
(-267) 2021/12/15(Wed) 15:13:36

【念】 木偶の坊 エドゥアルト

「そうか、……。だが、おれは、貴方の味方だ
 それは今も変わっていない。
 何が正しくて、何が誤っているかなど、わかりはしないが」

「──故郷、だから?」

よほど思い入れが強い場所なのか、と。
(!13) 2021/12/15(Wed) 15:48:45

【人】 木偶の坊 エドゥアルト

>>37 レイ

「……………………………」

エドゥアルトは、反論する言葉を持ち合わせていなかった。
手を借りると言うのも、もし動けないような怪我をした時のことも。どこか誤魔化すようにチキンを口に頬張る。

「そうか、よかった。……たしかに……うまい」

貴方の顔を見て、わずかに目を細める。
そうして、しばらくチキンの味に舌鼓を打つ時を過ごした。
(38) 2021/12/15(Wed) 16:04:08
エドゥアルトは、誰も姿の見えない場所を見つめている。
(a44) 2021/12/15(Wed) 16:17:18

【秘】 錆鉄御納戸 ミズチ → 迷彩掃除屋 ノアベルト

「ん。正しく作用している。問題ない。魔力の炎が文字を対象に焼き付けることで効果をおこす。…ああ、これは意味を持った文字だ。線のようにしか見えないやもしれないが」

 たぶんそこじゃないよミズチくん。原理はさて置いて、兎角あれで大丈夫らしい。

「効果は永続的ではないが、暫くの間は備えている枚数で足りる。この調子が続くようなら早めにストックを増やしておきたいものだ。素材の収集を含めて、それなりに生成に手間のかかる品が故」

 ノアベルトに頼れる過程を浮かべて。一先ず、後の話にした。少なくともこの騒乱の間は、そちらを気にかけずとも問題ない。

「お前のすることに文句はない。情報や行動を絞ることは一人であれば愚かだが、そうでなければ効率の向上に繋がる。立場がかわれば小生がノアベルトにそうする。ありがとう」
(-268) 2021/12/15(Wed) 16:25:49
ノアベルトは、「なんですか……」そのへんから声が聞こえる。
(c10) 2021/12/15(Wed) 17:02:26

【赤】 残氷 の エアハート

 
/*
時間が 時間が足りませんわ!!
暁月卿オーウェンお嬢様に噛みをお願いしてもよろしいかしら…!?
(*4) 2021/12/15(Wed) 18:24:20

【人】 木偶の坊 エドゥアルト

「…………ノアベルト?」

姿を現さない理由はエドゥアルトにはわからない──
何か彼の噂が流れていた記憶はかすかに覚えてはいるが。

「……いたのだな」

何か用があったわけではない、気配がしたから見ていただけのことだ。だからエドゥアルトは、特に何も聞くことはしなかった。
(39) 2021/12/15(Wed) 18:34:06
アイシャは、ノアベルトの声に顔を上げた。
(c11) 2021/12/15(Wed) 18:37:22

【秘】 迷彩掃除屋 ノアベルト → 残氷 の エアハート

「好意がある人間に無関心になんかなりませんよ。
 ああもうこの時間が拷問なのがわかってないんですか?」

スラングを吐きつつおとなしく首輪をされた。
これが残り続けるのは本当に嫌だ、でもここまでされたのだ。
反乱軍のリストでも全部もらって、その彼らに迷惑をかけない範囲で偽の情報でも政府側に入れに行こう。
この酒場にこの政策を送り込んだことを恨むんですね……。

「はぁ……もういいですか。
 このベッドすぐに破壊して帰り……いや、ううん、一人になりたいです……。エアハートが困りごとがあったら助けてあげますが、顔を見たくないので背中に話しかけてください」
(-269) 2021/12/15(Wed) 18:48:14
レイは、ノアベルトの声がした辺りにチキンを置いた。元気がない時はおいしいものを食べた方がいいですよ。
(a45) 2021/12/15(Wed) 18:55:35

【人】 木偶の坊 エドゥアルト

#蟹討伐

──これはエドゥアルトが蟹討伐の噂を聞き『黄金の海』へ出向いた頃の時。


馬を操り前線を走る者、地割れに足を取られる者
仲間を鼓舞する声、耳を劈く笛の音、迸る魔法の光。

蟹討伐に群がる冒険者から少し離れた砂上の
スコープ越しに、もう一体の巨大な蟹を狙う者がひとり。

……でかい。心中で呟きながら
前衛に気をとられている隙に得物のトリガーを引く
得た情報を頼りに、防御が疎かとなった足の根元を狙い撃つ。
やや砂埃が邪魔をするが、一発、二発と的確に当てていく。
エドゥアルトは"当てる"ことだけは得意だった。

他の冒険者の力も相まって、
ふいにぐらついた巨体ごと鋏が振りおろされる。
目のまえのものを倒すことだけに集中していた故か
それに気付くのに一歩、遅れてしまった。

「────」

声も出ぬ間に砂塵が舞い上がり、避けるべくとっさに転がった
エドゥアルトの姿が遠くの砂中に消えていった。
(40) 2021/12/15(Wed) 19:00:29

【人】 木偶の坊 エドゥアルト

>>40

#蟹討伐

それからどのくらい時が経ったのかは定かではないが
盛り上がっていた砂の中から、のそりと這い出る男がひとり。
ずれたフードの隙間から獣の耳が飛び出し、ぶんぶんと頭を振って砂を吹き飛ばした。

「……生きてる……」

エドゥアルトは、はっと顔を上げ砂の中から
自身の得物を慌てて探し当てて大事そうに抱える。

「……」

ひとつ、安堵のような息を吐いた。
砂埃に目を眇めた先には、ひっくり返った巨大蟹が遠くにぼやけて見えた。多少は役に立てたのだろうか。
(41) 2021/12/15(Wed) 19:01:34

【赤】 埃運び オーウェン

/*
構いませんわ。参りましてよ〜
(*5) 2021/12/15(Wed) 19:09:09

【独】 木偶の坊 エドゥアルト

時空歪め芸人しちゃったけど
せっかく前に蟹の話に乗ったので行きたくて……
(-270) 2021/12/15(Wed) 19:11:06

【秘】 埃運び オーウェン → 錆鉄御納戸 ミズチ

/*襲撃予告です〜 お忙しいようなら返事なりなんなりでもいただければ。でも無くても大丈夫みたいです。


「……ミズチ。いるかミズチ」

冷淡な声で、酒場か部屋の近くでその名前を呼ぶ。
悪い夢を見た文句を言いに来たのか、それとも。

今度は自分が探す側になるとは、と独りごちた。
(-271) 2021/12/15(Wed) 19:12:47
オーウェンは、あえて何も触れない。
(a46) 2021/12/15(Wed) 19:13:12

【秘】 迷彩掃除屋 ノアベルト → 羽無し妖精 アイシャ

「そうですね〜……。
 こんな寒い冬だからこそアイシャの花が一層映えますし。
 笑顔で花を送ってくれる妖精さんに、情をかけない奴はいませんよ」

いつもありがとうございます、と追加で告げながら。
色を悩んでいるのか顎に指をあて、考える仕草をする。
誰かを思い浮かべているようで、少し時間を要してから口を開いた。

「薄い、色でしょうか。春のようなイメージで。
 色はカラフルの方が嬉しいです。
 まあ、なんとも……あたくしが持ってると随分と似合わないものになりそうですが贈り物なので仕方ないです」

ゴミが入ったズタ袋を運ぶことが常な男が花籠を持つ姿を想像する、なかなか目を引くものにはなりそうだと苦笑した。

「アイシャまで笑顔が曇るとあたくしが何をし始めるかわかりませんよ。
 ともかく、……例の首輪だけは外せるように策を巡らせていますから。窮屈な思いだけはし続けないでしょう、"お互い"苦労することになりそうですね」
(-272) 2021/12/15(Wed) 20:02:20

【秘】 骸狩り スカリオーネ → 錆鉄御納戸 ミズチ

「……死者の声が聞こえるが原因不明」

溜息と共に首を振る。

「よくわかった……原因究明を優先しろ。
 ……それと、人体は完全なる機械ではない。
 生身の部分が存在するのなら、休息を挟むようにしろ」

明らかに以前からおかしくなっている。
そして今もそれは表面上なりを潜めただけで、
続いているというのが端々から伝わってくる。

しかし男は精神科の医師ではない。
他人を落ち着かせる術など持ち合わせていない。
せいぜいが指示を飛ばす程度。

これを自由に動かすのは、逆に危ない。
手持ちの情報はしまいこんだまま、
次回の報告とその間の出来事次第だな……と
思考するに落ち着いて、次の報告を待ってあなたを見送るだろう。
(-273) 2021/12/15(Wed) 20:12:38

【独】 錆鉄御納戸 ミズチ

/* >>襲撃予告
 ??????????????????(完全に油断しきっていた顔
(-274) 2021/12/15(Wed) 20:18:12

【墓】 迷彩掃除屋 ノアベルト

>>39 エドゥアルト

「……あ〜、エドゥアルトは目がいいですね〜……。
 敵にしたくもなりたくもありません。
 これでもモンスターにはほぼ見つからない奇襲100%の姿なんですよ」


気配がするから見ていただけだ、とすぐに判断すれば気が抜けたように机にへばりつく。
やってきたチキンの皿が手に当たり、おもむろに手を伸ばせば、握った手元からその肉が周りには見えなくなっていく。
あとから投げられたのはきれいにしゃぶり尽くされた骨だけだ。

カラン。
  
「ありがたいことに足と腕、その上首までつながっています。嬉しい温情ですね本当に……」


声が小さい。
見るからに、見えないが、元気がない。
(+17) 2021/12/15(Wed) 20:19:09
ノアベルトは、>>a45 レイに銅貨を一枚投げた。「ありがとうございます……」
(c12) 2021/12/15(Wed) 20:20:19

【秘】 死霊術師 ペトルーシャ → 仮面の役者 フランドル

「……契約成立、ね。
 助かったわ、無用な脅迫をしなくてもよさそうで……

 あなたたち、詰めが甘いんじゃないかしら
 こんなことして理解者が得られると思っているのなら……」


つまり、そう言った手段で訴えかけることも考えていたということ。


「……まあ、いいわ。それほど切羽詰まっているということで。

 私の手を離れたと言っても、あんな奴らの手には余るもの。
 取り上げたものとして一緒くたに仕舞ってるんじゃないかしら。

 ……そんな扱いをされていると思うと、腹立たしい限りだわ」
(-275) 2021/12/15(Wed) 20:22:57

【秘】 錆鉄御納戸 ミズチ → 埃運び オーウェン

「ここに」

 部屋の扉に向けて声を掛けたあなたの視界の外から現れた。丁度戻ったところだったらしい。

「どうした、オーウェン」

 夢見の文句にしては妙なタイミングだ。別の用事だろうかと考えている。

/*
おはようございます、目ん玉飛び出ました。大丈夫です。おはようございます。
(-276) 2021/12/15(Wed) 20:27:32

【秘】 死霊術師 ペトルーシャ → 仮面の役者 フランドル

「……私としては、〈匙〉と〈焔喰らい〉が戻ってくるなら、別に」


「どうでもいいのよ、あなたがひとりで何でもできると言うなら」


「……自信がないのなら、ちゃんとお仲間とも協力することね。


 わざわざ、恨みを買うようなことした上で尻尾を見せているのよ。
 『拷問に音を上げて仲間を売った』なんて筋書、簡単に作れるわ」


「……わかるでしょう? 私の言ってることも」
(-277) 2021/12/15(Wed) 20:31:20

【置】 残影の フランドル

 
託すべきものは託した。
託されたものは、可能な限りを。
あとは時を待つだけだ。

自分のものも、誰かの為に在る自分も。
他人には、何一つとしてくれてやるつもりはない。
くれてやるのは、"哀れな役者"の道化芝居だけだ。

何があろうとも、他人に折られる事は許されていない。

だからフランドル・スキアーは折れる事ができない。
生かすも殺すも委ねる先は一人だけ。
己に立てた誓いがある限り、剣に寄る辺のある限り。
これまでも、そしてこれからも。
(L4) 2021/12/15(Wed) 20:44:15
公開: 2021/12/15(Wed) 20:50:00

【秘】 灯屋 レイ → 哀れな役者 フランドル

「これは随分手厳しい。
ですが、そういう顔をする程度には情もあるようだ」

ゆら、ゆら。
灯屋の陰はまだ微かに揺れている。

「"野良猫"も"ホド"も、厄介なものを抱えている。
破滅願望は件の蟹退治でどうにか発散してもらいたいものですが……思想と記憶が実に厄介だ。
誰がどうして手を加えたのか、解除する方法はあるのか。"蝙蝠"である貴方にもわからないと見ていいのですか?」

元に戻したとして元の"ホド"がどのような思想を持っていたのかはわからない。けれど彼らは以前から知っている者達だ。それが誰かのいいようにされているのは……なんだか癪に障る。
これは案外、感情で動くタイプである。

「……ともかく、"番犬"にも伝えてみましょう。
少しでも救いのある終幕になるように」

私、ただの灯屋なんですけどねぇ……等と呟きながら再度、溜息を吐いた。それでも乗りかかった舟だ。
裏切りに裏切りを重ねる事になろうとも、これは選択をするだろう。
(-279) 2021/12/15(Wed) 20:46:07

【独】 哀れな役者 フランドル

/*
オレ天才かもしれん。
自分では折れる事も死ぬ事も選べないド依存人間らしく
投票委任してやったぜ!ギャハハハハ!
(-278) 2021/12/15(Wed) 20:46:30

【独】 哀れな役者 フランドル

/*
普通にテロだからやめた方がいいと思う(急に良識が出てくる)
人、びっくりするよ でもやるっきゃねえよなあ
(-280) 2021/12/15(Wed) 20:48:55

【秘】 埃運び オーウェン → 錆鉄御納戸 ミズチ


歩み寄って、寄って……すれ違う寸前まできて。
耳元に唇を近づけて、言う。

「……お前に尋問をしに来たんだ。
 悪いなミズチ、ただ、甘ったれた考えを否定しに来たわけじゃない。
 妙な真似をしなきゃ手荒な真似もする気はない」

それはどこか困っているような、迷っているような。
それでも何かを成さなければならない人の、追い詰められた顔を、配達屋はしていた。
(-282) 2021/12/15(Wed) 20:50:09

【独】 哀れな役者 フランドル

/*
あぁ〜秘話が返る返るタイムだ がんばるぞ〜
(-281) 2021/12/15(Wed) 20:51:16
レイは、明らかに低いテンションと囁くような声に眉を寄せ、シチューも置いておいた。暖まりますから。 >>c12
(a47) 2021/12/15(Wed) 20:51:49

【秘】 死霊術師 ペトルーシャ → 錆鉄御納戸 ミズチ

「……みんなで塵芥掃除をすれば、この世界は綺麗になると思う?」


あなたの問いかけには、たとえ話を交えて、こう返し。


「……まあ、あるんじゃないかしら。
 ある一部を切り取ればって、限定すれば、だけど」


どうでもよさそうな口ぶりで、限定的にあるかもしれない、と。
ペトルーシャの導き出す結論は、そんなものだった。
(-283) 2021/12/15(Wed) 20:56:50
ミズチは、エドゥアルトの成果の鳥さんをおいしくいただいた。後で感想とちょっとした話をしに行くつもりだ。
(a48) 2021/12/15(Wed) 20:57:27

【秘】 死霊術師 ペトルーシャ → 錆鉄御納戸 ミズチ

「盛る者は必ず衰える。命は生まれ、やがて朽ちていく……
 この世界から見れば、私たちが何を為そうと意味はないでしょう。


 それでも何か意味を求めるのなら……
 自ずから、意味があると狂気でいるしかないんじゃない?」
(-284) 2021/12/15(Wed) 20:57:33

【念】 灯屋 レイ

「……そうであってくれると、嬉しい。
私の味方はたぶん貴方だけだから」

『大蛇の腹の中。吹き溜まりのヨルムガンド。
英雄になれない者達の、犠牲の上に立つ街』

自身を"蝙蝠"と称する役者に言った言葉。
この街への認識はこれだ。
巨大な墓のような街。―――だからこそ、ふと見えた光が酷く眩しくも感じる。

「えぇ。生まれ育った地。私はここ以外を知らない。
それでも、他を知ってもきっと私はこの街を嫌いにはなれないでしょう。
だから、そう簡単に壊されたくはありません。
そこに自身の心が無いのなら尚の事。
だから……革命軍の方々には少しばかり、目を覚ましてもらう必要がありそうです」

"蝙蝠"は果たしてどちらだっただろう。
貴方を巻き込むだろう事が、一番心苦しい。
(!14) 2021/12/15(Wed) 20:59:21

【秘】 錆鉄御納戸 ミズチ → 骸狩り スカリオーネ

「…? 小生は絡繰だが。それでも休みなく働けるわけではない、休息は元々挟んでいる。小生は問題ない。アイシャの花に込められた言葉を持って、在ろうと思う」

 そうである
と思い込んでいる
から、今の状態に至っている。いつかに触れるべき真実は、誰かの思いやりから覆い隠されてそのままにされていた。

「気を向けてくれてありがとう、スカリオーネ殿。では」

 ふ、と息を吐く音がした。そうしてミズチは姿を消したのだった。
(-285) 2021/12/15(Wed) 20:59:41
 




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生存者 (5)

エドゥアルト
0回 残 たくさん

 

チェルシー
1回 残 たくさん

夢を見ましょう!

エアハート
0回 残 たくさん

だから始めに行く

レイ
0回 残 たくさん

傍にいますよ

シュゼット
0回 残 たくさん

ヤレヤレでさぁ

犠牲者 (5)

チェスティーノ(2d)
0回 残 たくさん

 

アンゼリカ(3d)
0回 残 たくさん

PL事情で低浮上

ノアベルト(4d)
1回 残 たくさん

月が綺麗ですねえ

ミズチ(5d)
0回 残 たくさん

ああ、そうだな

オーウェン(6d)
5回 残 たくさん

踏み入れた

処刑者 (4)

ペトルーシャ(3d)
0回 残 たくさん

さようなら

アイシャ(4d)
1回 残 たくさん

わたしのひかり

フランドル(5d)
0回 残 たくさん

人生は続いていく

スカリオーネ(6d)
3回 残 たくさん

まだ終わらない

突然死者 (0)

舞台 (2)

フェリックス
16回 残 たくさん

 

リーゼロッテ
0回 残 たくさん

置きだよ〜

発言種別

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