人狼物語 三日月国


180 【R15RP村】月影のさやけさ、 秘めたる願い

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白瀬 秋緒は、メモを貼った。
(a3) 2022/10/17(Mon) 0:47:36

【人】 白瀬 秋緒

 
[ 己が言葉を切るまで、絵音はそこから動かず、黙って聞いてくれていた ]


  え……


[ 最初に聞こえたのは共感の言葉>>1:636
 簡単に、分かるとは言ってほしくなかった
 ……と、いうか、……絵音は、共感する側ではないと思っていた
 ピアノに関しては、絵音の方が姉よりも上であったと思うし
 けれど、姉を避けているという現実、それから惨めになるという言葉
 たぶん、同じ気持ちなのは、本当で
 そして――その言葉によって、
 ピアノを自分から辞めたのではなく、辞めざるを得なかったことを、察してしまった ]


  …………そう


[ もしかしたら、今のあたし達は似てるのかもしれない>>1:637
 似た道を辿って、行き着いたのがここなのかもしれない
 置いてかれたんじゃなくて、似てしまった結果がこれなのかもしれない

 だから、
 ……だから、その共感は、素直に受け取っておく ]
 
(120) 2022/10/17(Mon) 14:30:42

【人】 白瀬 秋緒

 
[ あたしは、やっぱりそこから動かなかったから
 絵音くんが立ち上がって近付くなら、そのまま距離が詰まる>>1:638
 取られた手が、包み込まれる
 幼い頃、手を繋いでいた事を思い出すけれど、
 その手はその時よりも大きくて、
 でも、ピアノに触れていない手だと思った

 でもさ、暖かいのは、変わらないね ]


  ……………


[ ……絵音の言う事は、
 普通に考えれば正しい道で、ひどく真っ当な答えだ
 でも、分からない
 己がそこに辿り着けるかどうか、辿り着いたとしてどうなるか
 ……そこに賭ける程の気力はもうない
 いきぐるしいだけの人生に意味なんて見出だせない ]
 
(121) 2022/10/17(Mon) 14:31:19

【人】 白瀬 秋緒

 
[ だからといって、自分で終わらせる気力もなくて
 だから、これはチャンスだと思った

 ただ■ぬだけじゃなくて、
 存在ごと■す事が出来るなら

 そうすれば、■■■は ――――― ]
 
(122) 2022/10/17(Mon) 14:31:57

【人】 白瀬 秋緒

 

  っ、


[ だけど、その言葉は刺さるな>>1:640
 誰かに聞いてほしかったのかもしれないと、思った事
 結局吐き出した相手が、ずっと距離を置いていた相手だった事

 「何に縋ってるのか」と、自嘲するということは、>>0:155
 まだ何かを求めているということで、
 結局絵音との外見の違いが、そのまま、似ていても違う部分なのだろう
 ]


  ……勝手だな


[ だけど、その言葉は素直には受け取れないな 

 望む何かを与えてくれる人は、……今でも、何人か、居るんじゃないかなって思うけど
 でもそれは、期間限定、己に対する“普通”の扱いではない>>1:167 ]
 
(123) 2022/10/17(Mon) 14:32:35

【人】 白瀬 秋緒

 
[ 一時的じゃダメなんだよ>>1:638
 自分がそれになれない癖に、幸せだけ願うなんて勝手すぎる

 絵音くんの“願い”が何であったとしても

 もうあたしたちの距離が戻ることはないんでしょ ]
 
(124) 2022/10/17(Mon) 14:33:12

【人】 白瀬 秋緒

 
[ この短時間で、今の「絵音くん」が酷い奴だって事はよく分かったよ
 だけど、どうしても昔と重ねてしまう事も

 顔見知り以上幼馴染未満みたいなそんな関係で、
 過ごした時間が決して長かった訳じゃない

 だけどそれ以上に、離れていた時間が長すぎて、

 だから、絵音くんの言葉は、素直には受け取れないし、
 逆に言えば、あたしに絵音くんの“願い”を聞く権利はない
 ]
 
(125) 2022/10/17(Mon) 14:33:47

【人】 白瀬 秋緒

 
[ 姉のことが好きだったと言われても、別に驚かない>>1:636
 そりゃ誰だって、姉の事は好きになるでしょ
 姉と絵音くん、お似合いだよね、分かるよ

 だけどあたしはそれでも、
 自分に向けられる兄のような視線が
きだったよ
 ……そんなの、もう望まないけど
 遠ざかった人間に、望む権利なんてないだろ
 だから、もう要らない
 ]

 
(126) 2022/10/17(Mon) 14:34:43

【人】 白瀬 秋緒

 

  ……その“願い”は、叶えてあげられないな 
ごめんね



[ 身勝手すぎる願いの言葉は突っぱねた
 口調も、表情も、未だしおらしいまま
 手を暖かさから引き抜いた
 
 それでももし、そんな道があるのなら、と
 そう心が揺らいだのも、事実だ
 その時なら、その言葉をきっと受け取れる
 ]
 
(127) 2022/10/17(Mon) 14:35:51

【人】 白瀬 秋緒

 

  ……ひとつだけ

  ……絵音くんは、
  あたしに言ったみたいな、
それ
じゃダメなの?


[ これ聞いたらもう出ていくし、
 それでも答えがなかったら諦めるけど、
 最後に、これだけ

 絵音くんの願いが、またピアノに復帰したいって事なら、的外れってことでそれでいい
 ただ、そうでなかった場合
 あたしたちが似てるなら、願いの内容も似てるんじゃ、とか、思って
 「遠くの大学へ行く」みたいな現実的な解決策じゃ、もうダメなのか、と

 返ってくるのが「ダメ」でも何も言わないし、
 「ダメじゃない」だとしても、干渉なんて出来ないけど* ]
 
(128) 2022/10/17(Mon) 14:36:46

【人】 白瀬 秋緒

 
[ ――――今更、幸せなんて願わない

 何故なら、特別不幸でもないからだ
 己の環境は、別に、よくある話だ>>0:620

 ありふれた話である故に、
 そんな環境にありながら普通に生きてる人の方が多くて
 特筆すべき事でもないと断ぜられる

 ……だから、悪いのはあたしだ
 それに耐えられないあたしが悪いだけ
 逃げ出したのも、>>0:616
 逃げ出そうとしてるのも、

 全部、自分自身のせい
 ……ただ、それだけ ]
 
(129) 2022/10/17(Mon) 14:58:04

【人】 白瀬 秋緒

 
[ だから、
 ■■■■■■■なんて願わないし
 ■■■■■■■■■■■■■■と願う ]

 
(130) 2022/10/17(Mon) 14:58:29

【人】 白瀬 秋緒

 

[ ……だけど、 ――――――― * ]


 
(131) 2022/10/17(Mon) 14:58:54

【人】 白瀬 秋緒

 
[ ……結局その日は、調理室には行かなかった
 「禁断のバターサンド」がどういう出来だったとか、
 保健室行った先輩がいたとか>>30

 何も知らないまま、適当な時間に学校を出た

 だけど帰る気にはならなくて、
 ……だけど今更、非行への走り方も曖昧で、
 適当に繁華街をふらふらしたり、
 公園でぼんやりしていた事だろう ]
 
(132) 2022/10/17(Mon) 15:37:03

【人】 白瀬 秋緒

 
[ ずっと、心ここにあらず、って感じで、
 ぼんやりしたまま、時間の感覚もなかった
 気が付いたら随分遅い時間で、
 家へと帰ったら、親に怒鳴り散らされた

 これはあたしが悪い
 両親が許容出来る帰宅時間や両親の機嫌を見誤ったあたしが

 ミスったなと、
それだけを
考えながら、
 だけど頭は別のことでいっぱいだった ]
 
(133) 2022/10/17(Mon) 15:38:13

【人】 白瀬 秋緒

 
[ 差し伸べられた選択肢は不完全で>>1:640
 ……一度考え直して、
 考えて、考えて、>>0:421
 だけど、上手い願い手段を見つける事は出来ない ]
 
(134) 2022/10/17(Mon) 15:38:57

【人】 白瀬 秋緒

 
[ 泣き言を言っていいのは、やることをやった奴だけだから
 勝手に折れたあたしに、冗談ですら言う資格はない>>1:165  
 だから、言えない>>1:614

 正常に働かない思考回路、
 やがて止まってしまう思考処理 ]
 
(135) 2022/10/17(Mon) 15:39:27

【人】 白瀬 秋緒

 

[ ―――――――――― ]


 
(136) 2022/10/17(Mon) 15:39:59

【人】 白瀬 秋緒

― 2nd day ―

[ 二日目の朝は……恐らく昨日よりも更に目覚めが悪かった
 なんか頭も痛い気がする。クソが
 怒鳴られたせいか、慣れないことを考えたせいか
 ]


  ………………


[ その頭で、どうしてそれを思い付いたのか分からない
 もしかしたら……常の学校、日常の中の居心地の良い場所に、無意識に手を伸ばしたのかもしれない ]
 
(137) 2022/10/17(Mon) 15:41:07

【人】 白瀬 秋緒

 
[ 相変わらず姉とも、両親とも顔を合わせないままそのまま家を出た
 ……今更、学校なんて行かなくてもいいのに、とも思う
 まあでも、ほら。秘密の共有者たちが、どうなっているかも気になるし
 それについて、言葉を交わしたい気持ちも、なくはない


 早い時間に家を出たことで、結局、当番の風紀委員の混ざって、
 校門で朝の挨拶をしているだろうが
 ……昨日よりは、無愛想に
 余所行きの剥がれた常の気怠げな顔で** ]
 
(138) 2022/10/17(Mon) 15:42:03
白瀬 秋緒は、メモを貼った。
(a20) 2022/10/17(Mon) 15:47:31

【人】 白瀬 秋緒

 
[ 風紀委員の活動をするにあたって、
 ほら、振る舞いは大事だということは、知っていたけれど
 もしも「風紀委員余所行きの白瀬」のみを知っている人が居るのなら
 今日の己はどこかが違うと気付いただろうと思う

 とはいえ、風紀委員の活動以外は大抵常にこのような感じであり、
 このような感じ故、多少上の空でも気付かれにくいはず>>1:468

 ……さて、目の前のこの人が、どちらかは分からない
 何せ、顔を合わせたのは、あの夜のみだから ]


  ……大木先輩


[ 声を掛けられ、姿を捉えた時>>139
 先程までしていた挨拶運動の欠片もなく、名前だけを呼んだ
 それから、昨日の自分の思考を思い出す>>1:528
 実際、それが杞憂だったことは知らず、>>1:594
 うっわ……と思った
 姉に言われて来てたらどうしよう、と

 でも、無視も逃げもしない
 多少表情は苦々しくなったかもしれないが、足はそこで止まった* ]
 
(142) 2022/10/17(Mon) 17:40:14

【人】 白瀬 秋緒

 

  ……はよーございます

  ……えっ


[ 風紀委員の時の影も形もない雑な挨拶
 大木の声が普段よりも抑えめな事は、あまり引っ掛からない程度には、大木との直接の関わりはない
 ……ないはず、なのだけど、
 「聞いてみたいことがある」と言われて虚をつかれた
 大木にそう言われる心当たりがない事と、
 ということはやはり姉経由なのではという、両方

 ただ……大木のことは確かに気に食わないが、
 嫌いと断じて避ける程、知る訳でない
 オタクというだけでは嫌いにならないのと同じで

 それに、慣れないことを考えた朝だ
 “真っ当”な人間の話を聞くのも悪くない、と、傾いた ]


  別に……いーっすけど


[ 始業までそんなに時間がある訳ではなく、
 己はともかく、大木は授業をサボるタイプでもなさそうに思える
 いざとなったら、立ち去る言い訳にしよう、うん、と考えながら、
 中庭までついていく ]
 
(145) 2022/10/17(Mon) 19:20:27

【人】 白瀬 秋緒

 
[ 「白瀬」と呼ばれた事にはちょっと驚いた
 同学年というだけならともかく、大木は姉と関わりの深い人間だ
 姉の印象が強い人間が、己を名字で呼ぶのは、珍しい

 そういうところが、本当に――
* ]
 
(146) 2022/10/17(Mon) 19:21:18

【人】 白瀬 秋緒

 
[ 中庭のベンチ
 距離を空けつつ、同じベンチの端に座る>>151
 先程の微笑みとは打って変わって、悩むような表情に、言い淀んだ言葉
 この人の多くを知る訳では決してない
 精々生徒会の活動で見る程度
 だけど、その様子が珍しいなと感じた
 大木をじっと見ながら、大人しく言葉を待つ ]


  ……………………………………………は?


[ が、大木の「聞きたかったこと」、その内容を聞いても、暫く声が出なかった>>152
 ややあって、呆れの交じる息を吐いて、
 それから、怪訝そうな顔で大木を睨む

 そう、確かにあの夜、己の“願い”を口には出した
 誰に聞かせるでもなかったから、誰が聞いていたかも把握出来ていない
 大木が知っていても可笑しくないし、
その
願いを知られても別にそれはどうでもいい

 ……不可解なのは、その願いを知った上で、
 己に聞きたかったことの内容だ ]
 
(185) 2022/10/17(Mon) 21:18:40

【人】 白瀬 秋緒

 

  はあ゛????



[ あからさまに苛立った声が出る
 尽くされた言葉に、説教したい訳でも、咎めようとしている訳でも、
 恐らく、何も知らぬまま干渉しようとしている訳でもないことは理解出来た
 だけど……その純粋な「知りたい」という願いが、
 「想像がつかないから聞きたい」という真っ直ぐな思いが、
 ――あたしの反発心を沸かしてしまう

 苦々しい顔をして舌打ちする
 目線を大木から逸らした ]
 
(186) 2022/10/17(Mon) 21:19:25

【人】 白瀬 秋緒

 

  ……………大木先輩は、兄弟はいるんすか

  ……もしくは、身内にめちゃくちゃすげー人とか


[ だけど、逃げもしなければ暴れもしなかった
 声だけは刺々しく、目線も合わせないが、
 言葉だけはまだ、理性的な形をしていた

 そういえば、この人は上のきょうだいのようだと思っていたことを思い出す>>0:245
 下のきょうだいの気持ちは絶対理解出来ない……というのは、今は一旦置いて
 なるべく、なるべく一般化した話をする ] 

  
  ……いねーんなら、
  こんな気持ち、感じたことねーなら、
  一生知らなくていーっすよ


[ 聞くということは、大木の周りには、己の姉のような人間はいないということだ
 ……否、いない、というよりは、恐らく大木という人間がそもそもそういう気持ちを抱かない人間ではないかと思う
 だって、己の姉がそういう人間であるから

 普通……と、いうのは可笑しいかもしれないが、
 誰でも嫉妬したり悔しがったり憎んだりしたり、そういう思いは少なからずあるはずで、
 それを想像つかない、というならば、説明しても意味はないのではないか?と思った ]
 
(187) 2022/10/17(Mon) 21:20:36

【人】 白瀬 秋緒

 
[ こんなの、知らなくていい
 誰かを■したくなる程の思い
 自分を■したくなる程の思い ]

 
(188) 2022/10/17(Mon) 21:21:16

【人】 白瀬 秋緒

 
[ そんな美しい人間性の奴は、
 ずっと知らずに幸せでいればいい

 これは皮肉ではなく、本心だ
 大木に対して、でもあるし、――――
 ]
 
(189) 2022/10/17(Mon) 21:21:50

【人】 白瀬 秋緒

 
[ でも、本当は、なんとなく分かってはいる
 説明して、共感が出来なくても、
 それでも、己の言葉で聞きたがっているということ* ]
 
(190) 2022/10/17(Mon) 21:22:11

【人】 白瀬 秋緒

― 朝・中庭にて・大木と ―


  ……っ、じゃあ……


[ 運動が得意な弟>>195
 大木が意外と
運動が苦手ということまでは知らなかったし、
 大木と弟との間に、どれ程の差があるかも分からない
 だけどそんな存在がいるのなら、どうして、
 どうして分からないのか、と思う
 己は、きょうだいというものを、姉と己でしか実感出来ない故に
 そこを一般化することが難しい


 大木が今まで抱えてきた思いは知る由もない>>196
 己にとっては、副、であっても前に立つ人間ということに変わりはない誤差の範囲であるし
 何より、今、納得をしたり折り合いを付けられているなら、
 深く拗らせることがないのなら、
 役割分担、と割り切れるなら、
 己にとっては、大木は姉と同じようなそういう人間でしかない ]
 
(306) 2022/10/18(Tue) 3:41:29

【人】 白瀬 秋緒

 

  ………………そー、すか


[ 弟との関係
 どうして分からないのか、と思ったけれど、
 度合いの違いということで、一応、腑には落ちた ]


   ……………うっわ


[ けれど、続いた言葉に、思わずドン引いた声が出た
 もしも自分の気持ちを聞けたなら
 友人であっても消えるのが仕方ないと、納得出来るかもしれない、と思う

 もちろん、願いの権利は己にあることで、
 願いの決定権は自分にある話だけど
 人一人消える、
それは殺されると同義なのでは――
そのことに納得が行くかも、なんて

 そんなところまで、人を尊重しようと思えるものかよ、と
 妙な真っ直ぐさにドン引いたのは、
 己にまだ倫理感というものが存在していたからかもしれないし、
 本当の願いが、少し違うからかもしれない
 

 はあ…………………と大きな溜息を吐く ]
 
(307) 2022/10/18(Tue) 3:42:46