ネイブ！ 今日がお前の命日だ！

だからその間にボク、になっちゃったっ
表向きは短針のお守り役、ハロウィーンのロアはいたずら大好きナイトメア
毎夜、ファングと一緒に狙ったあいつのお部屋に入って、あらさがし・さだまさし！でも、ばけるの得意なおきつねさん、ウロコがかたいよ龍のひと、お声がうるさいサイレンさんが相手だと、すぐにおうちに帰っちゃう。
そうそう、燃える鏡は青い底を映すんだ　きらきら・ちかちか・いろんなひととお話出来るのさっ

[ファングにはいつもの顔で、応えたけれど
それでもいっちょまえ、わるいこロアの内心は
むかむかいらいら　いっぱいさっ！

これまでの　せんせき――
ありすのおぼうし（噛み痕つけたっ
くるくるさんのおりぼ……んは
わぁ！おみみがうるさい！って　いたずら中止にさせられた！
ぽっきゃぽきゃはぷるぷるきつねで　お月見様もさじなげた！
だからいたずらハロウィンせんりひん　一番最初の一個だけ…
せっかくわるいこなれたのに、わるいこしてても散々だぁ

だから今日のボク　むしゃくしゃしたまま走り出し
お顔の隠れたひらひらさん、研究室^roomのマルメロ^flowerごと薙いで壊して　憂さを晴らせとおおあばれ！]

きみは　いいよねっ
ゆらゆらひらひら　好きに遊べて好きに休めて
じゆうきままにどこでもいけるっ

それ、いいなあ！ずるいなぁ！ボクにも分けてよ！！

[だからボクは　気付かない
そう吐き捨てて少し経つまで、きみが違うツノ持つおにっこさんだったこと]

……わぁっ！

[そしてその次　過ち気付く
きみの目に、オバケが嫌いなお星さまが宿ったの！]

やだ！やだ！はなしてぇ

[いくそしす　と。いわゆるひとつの
きみはボクとおんなじで、よいことわるいこ半分半分
ほうたい巻いた左手が　がっしりとボクの足首
にぎってつかんで逃がさない！]

ﾌｧﾝｸﾞーーー、ケイトォ！たすけてぇぇ……
うわああああん…

[床が青^colorに染まってく
大きな穴がぽっかり空いて　開いて
きみごとボクを飲み込んだ

鈍い声が　さいごに言った「おしおきすむまで帰さない！」って]

[こうやって、頭がパンクした　まま
しびれもプライドも切らした声で　ロアと一緒に咆哮いたの]

ごめんなさい！もうわるいこと　しないから
おうちにかえしてぇぇぇ〜〜〜〜〜〜……

[もうかろうししちゃうよ！って情けなく情状酌量、請いて乞いて
こけて倒れて　伏してふて寝
すねたこどもみたいに　大の字象り投げ出したっ]