人狼物語 三日月国


224 【R18G】海辺のフチラータ2【身内】

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視点:


【人】 陽光の元で ニーノ

>>a0 リヴィオ

「……あ、ねこ!」


そんな街中の見回り道中。
貴方の前髪を飾る黒猫ピンに突然声をあげたのは、本日は休日の新人巡査だ。
しかし上司の姿を見てまず真っ先にそこに反応するのは如何なものだろう。
本人もついの指摘をしてから気が付いたらしい、はっと慌てた様子で少し姿勢を正せば貴方へと近寄っていく。

「り……リヴィオせんぱい、お疲れ様です!
 
すみません、前髪の可愛くて声出ちゃいました……


「えっと、今日は眼鏡なんですね!
 その黒猫ピンと関係ありますか?」

#街中
(17) 2023/09/11(Mon) 22:48:30

【人】 陽光の元で ニーノ

>>24 リヴィオ

突然の大声に気を害していないだろうかと過ったのは一瞬のこと。
いつものように笑みを浮かべてくれた貴方の姿にほぅと息をこっそり吐いた。
そうして肩を軽く叩かれると瞬いたが、距離の近くなった黒猫には瞳の輝きが増して。
許されるかな、多分許されると思う。
ので、指先を伸ばしてつんと黒猫をつついた。

「新入りにゃんこだったんだ」

「かわいいけれどオレがつけたら笑われそう。
 リヴィオせんぱいだとこれでもかっこいいから流石ですね」

少しばかり署では奇人扱いされている貴方を、それでもこの男は素直に慕っている。
常に自信に溢れている姿を見ればこれもまた"かっこいいな"と感じているわけで。

「どこかで買ったんですか?」

#街中
(33) 2023/09/12(Tue) 7:43:44

【人】 陽光の元で ニーノ

>>50 リヴィオ

「オレが?……そっか」

「へへ、お揃いは嬉しいけどちょっとはずかし〜かも……
 でも最近のリヴィオせんぱい見てたら気になってきちゃったから、その内何か着けてみようかな」

思い浮かべているピンはシンプルなもの。
それでも手を出したことのないお洒落アイテムは、手に入れるだけでもまず背伸びしないといけなさそうだ。
向けられたウインクからは普段と変わらず貴方からの自信がひしひしと伝わってくる。
そんな上司の姿はやっぱり好ましく、近づいてみたいものだなと。

「へえ〜〜〜贈り物!すてきですね!
 誰から頂いたんですか?友達とか〜……」

そういえば最近のせんぱいは毎日つけてるな〜と思い返す。
それぐらいお気に入りということで、品自体もそうだが渡してくれた相手への好意もあるんだろう。
そう……毎日身に着けたくなるぐらい…………ハッ……

「…………こ、恋人……?」


スクープ…!?みたいな態度を見せては思春期のような反応をする19歳。

#街中
(52) 2023/09/12(Tue) 13:46:31

【人】 陽光の元で ニーノ

ふにゃふにゃと動く白い頭を見下ろしては時折指先で撫でる。
誰かに触れられたことも気にしない小さな猫は、紙皿に注がれたミルクを一生懸命飲んでいた。
スラムに近い路地の裏。休日に予定がなければこっそりとこの辺りに来てしまうのは常のこと。
足を運んでいると知られれば今の家族に良い顔をされないとはわかっているが、わかっているからこそ相手はこんなところに来やしない。バレはしないだろうのちょっとわるい魂胆だ。
今日は先客が居たのでお邪魔しますと貢物をしたわけだが。

「大きくなれよ〜……」

陽も暮れかけてきた時間帯、ぼんやりしてたらなんだか眠たくなってきてしまった。
行儀悪く座り込み薄汚れた壁に凭れながら、ちいさな生き物に語り掛けた声は微睡んでいる。
子猫はやっぱりミルクを飲むのに必死なので返事はしない、代わりにゆぅらりと短い尾が揺れていた。

#路地裏
(56) 2023/09/12(Tue) 16:07:16

【人】 陽光の元で ニーノ

>>63 カンターミネ

うと、うと、うと。
少しずつ船を漕いでいた男はもうちょっとで眠りの底に落ちてしまうところで──けれど唐突にぱっと顔を上げる。
重たい瞼に言うことを聞かせるように、何度か瞬きを繰り返してから。

「…………」

顔を向けた先には少々距離の開いた場所で立ち尽くす人影。
こちらは貴方に見覚えはない、ないので考えていた。
たまたまここを通った誰かか、それともスラムで生きる子どもか。
にしては服装が小綺麗なのでやはり前者か、というか子どもというには体付きが……いや、どちらにせよだ。

「……ごめん、猫苦手?
 でもこの子が先にここに居て、オレが邪魔しに来ちゃって。
 だから場所代支払ってて〜……ええと、そう……」

笑みを浮かべてくれてはいるが、自分に、というよりかは子猫を警戒しているようにも見える。
なので無害ですよを伝えようとして口を開くも、先ほどまで寝惚けていた頭は上手く働かない。

「…………だいじょうぶ。
 噛んだりしない、オレも……安心して、通っていいよ」

オレも……?それはそうだろ、何言ってんだ……。

チョイスミスに気が付いたのは言葉にしてから、適当に流してくれたらいいなとぼんやり思っていた。
ちなみに子猫はまだ元気にお食事中。

#路地裏
(67) 2023/09/12(Tue) 20:06:18

【人】 陽光の元で ニーノ

>>69 カンターミネ

今度は先程より重くない瞼を動かし何度も瞬きをしながら、ちょっと待てポーズの貴方を見つめていた。
じわりじわりと理解し始めたのは先ほどの言い間違いを流してもらえていないこと、それをはちゃめちゃに笑われていること。

「っち、ちが──言い間違え!
 寝惚けてたの! オレは噛みつきません!」

で、突然さっきまで隣に居た人間が声を大きくしたので、子猫がびくっと震えた。
それにすぐに気が付き「あっ、ごめん…」と声を小さくすると同時に、なでなで。
落ち着かせるように額を指先で擦ってやったが、続く貴方の言葉にはまた声が大きくなりそうになった。何とか堪えた。

「危機はないってば、も〜……
 ……オレはキミのこと見たことない。
 でもよく街うろついてるのは一緒だから、見られてたかも。
 というかオレくんじゃなくてニーノだかんな」

「あと子猫目当てじゃなくて、ただの里帰り……育ちがそこで。
 昼寝は確かに……ちょっと気が抜けてたのは認めるけど。
 っていうか、キミこそ猫は苦手じゃなくても『オレ』には苦手意識持ってた方がいいんじゃない、こんなところに座り込んでるやつ危ない人間かもしれないだろ」

『そこ』とスラムに続く道を指差しつつ、最後の言葉には「女の子だし」と付け加えた。いや勿論危機は無いんだけれども、意識としてこう……。
靡く白衣に関してオレくんは勿論怯えていないが、子猫は少し警戒したようで無害そうな大きいやつの後ろにぴゃっと隠れた。

#路地裏
(72) 2023/09/12(Tue) 21:56:31

【人】 陽光の元で ニーノ

>>70 リヴィオ

「……う、うん」


「あッいや、"はい"、です!」

目の前にいるのは黒猫ピンを付けていてもかっこいいなと思える顔がいい相手。
微笑んでそんな風に言われるとなんだか気恥ずかしさが湧いて、瞬時の声は小さく砕けたものになってしまった。
が、すぐさま上司への返事としては相応しくないと気が付き、謎の訂正を加えている。
流石せんぱいは無敵だ……とまた謎の感心を抱いていたところ、恐る恐るの問いに返ってきたのはとりあえずの否定と。
でもなんだかちょっと含みがあるかのような言葉と所作で……。

「フリーだけど、友人じゃなくて……?」

「……も、もしかして今から可能性がある、みたいな……
 それともえっと、なんか……ひみつのかんけ〜…」


なに、なんなのせんぱい、その反応と顎撫では……!

とまでは流石に言葉にしないが、ぐっと握った拳には堪えた何かが現れている。
ぐるぐると深く突っ込むか葛藤して思考を働かせる中──気が付いたのはそうじゃないことで、そしてかなり今更の気付きだ。

「──はっ、リヴィオせんぱい仕事中じゃん!
 ごめんなさい!オレと話してたら平和を守れないですよね…!」

#街中
(73) 2023/09/12(Tue) 22:07:44

【人】 陽光の元で ニーノ

>>77 カンターミネ

からかうと面白そう、などと考えられていることも勿論知らず。

「──────……」

貴方の態度に何がしかの反応を示してビュンッと顔を逸らしていた男は、それでも。
唐突な早口には目を瞠って驚いたかのようにそちらを見上げた。
え、なんて?ついていけてません。

「ちょっ、……あの……???」

口を挟む隙がこれっぽっちも見当たらないから。
目の前を大股で歩いて行く姿にぱくぱくと唇を動かしながらも、言葉をただただ受け取るばかり。
とりあえずは最後教えてもらえた名を記憶し、それから、おまわりさんって。

「なんで知ってんの……?」

残されたウインクと投げキッスにはげえ〜の顔をしつつ、既に貴方は去った後。
零した疑問を拾い上げてくれそうな誰かは今のところちいさな毛玉しかいない。
危機、去りました…?と言わんばかりに顔を出した子猫を、そうっと抱きかかえてはその後頭部にほんの少し鼻先をくっつける。

「ぐ〜…………」

「…………苦手なタイプだ……」


情けない声をあげる大きな生き物に擦り寄られながら、子猫はようやく「みゃぁ」と鳴いていた。

#路地裏
(100) 2023/09/13(Wed) 9:52:37

【人】 陽光の元で ニーノ

>>82 リヴィオ

反応は予想出来ていたものだった。
滅多なことで怒ったりもせずにいつも微笑みを返してくれる。
そんな寛大さだって男が貴方を憧れている要素のひとつ。
それでも礼儀というのは大切だから、訂正は自分の意識を正すための儀式だ。
……とはいえ。

「かっ、からかってたんですか!?
 っていうか後輩かあ、そっか、なるほど、な〜んだ……」

正したところですぐにまた崩れるのだが。
勝手に変な想像しちゃったな、なんて肩を落とす。
にしても誰だろうなと考えて、なんとなくわかるような、わからないような。

「でもそうやって毎日着けてくれたら渡した相手もうれしいだろうな。
 オレもせんぱいに何か渡したくなったら、渡しますね!」

サプライズにならないような言葉を添えて、今度握り直した拳はやる気から。
仕事を邪魔してしまっていることに関しては気にしなくてもよいみたいだけれど。

「あ、そういえばリヴィオせんぱいに話したいことがあって……
 またえっと、ご飯とか行ってくれたらうれし〜んですけど……」

それでもやっぱり引き留め続けるのは悪い。あんまり約束を取り付けられるタイミングも多いわけではないから、最後にそれだけ、と。男はちらり、貴方を見上げていた。

#街中
(101) 2023/09/13(Wed) 10:24:07

【人】 陽光の元で ニーノ

>>103 リヴィオ

「好ましいとかそういうんじゃないんですけど、えっと……
 そゆ話あんまり知らないから……あったらどきどきしたなって感じです」

とはいえ人の色恋話題でそわつくのも失礼な話かもしれない。
反省からか頬を掻きながらも苦笑して、次には瞬きを二度。
そしてすぐ苦味の伴った笑みをいつもの微笑みに変える。
どれだけ自信に溢れていたとして、人の想いまでを決めつけることはしない。
あくまでも自信を抱き胸を張るのは己の手の届く範疇であると示す、貴方の態度がやっぱり好ましかったから。

「きっとそうですよ!
 そういうの直接確認してみるのもいいって、この前聞きました。
 オレは恥ずかしくてまだできないけど……」

「……わ、ほんとうですか?
 ありがとうございます!
 じゃあまた連絡しますね!」

貴方にだから聞いてみたいことがあったけれど、中々機の得ることができなかったもの。
ようやく尋ねる一歩を踏めたことにもそれを快諾してもらえたことにも笑みを深め、感謝を言葉に載せた。

「仕事中に話してくれてありがとうございます!
 見回り、がんばってください!」

そして最後にはそう声を掛けて、見送る姿勢だ。
ついでにぶんぶんと手だって振っていることだろう。

#街中
(106) 2023/09/13(Wed) 14:04:19

【人】 陽光の元で ニーノ

>>105 エルヴィーノ

じゃあな〜、と遠くから聞こえてくる声。
誰かに手を振りながら駆ける人影は元気に前方不注意状態。
ようやく進行方向に顔を向けた頃には──貴方の姿がそこにあった。

「あっ、」

立ち止まるには時すでに遅し。
ひらりと躱されることさえなければどんとぶつかることだろう。軽くではあるが。
そして直後貴方を見上げはちゃめちゃに慌てながら口を開くはずだ。

「わ〜〜〜っ!
 ごめんなさい!大丈夫ですか!?怒んないで!!!」


突撃した、或いは突撃しかけた相手が職場の上司と知るのは、そこまでを伝えきってからだ。

#スラム
(107) 2023/09/13(Wed) 14:22:55

【人】 陽光の元で ニーノ

>>108 エルヴィーノ

衝撃の後と謝罪の後。
罵声も暴力も飛んでくることはなく、身体を支えてもらえたので目を丸くした。
更にぶつかった相手が見知った上司だったので、瞳はさらにまあるくなる。

「エルせんぱい……!?
 わっ、えっとすみません前方不注意気を付けます!
 せんぱいこそなんで──あ、見回り中か……」

答えを聞くでもなく解は導き出された、記憶していたシフト的に。
チェスを教えてくれるときと様子としては変わらない、ので怒っていなさそうだと判断すれば息を吐いてちゃんと立った。

「えっと、オレ今日は休みで。
 この前来たとき調子が悪そうな子が居たから、大丈夫かなって。
 里帰りついでの様子見、みたいな……そう、あ〜」

「……ここで育ったんです、ある程度まで」

特別必死に隠していることではないので告げてみる。
それでも毎度少しだけ緊張するのは事実だ、見上げる瞳は花浅葱の色が変わるだろうかと少し、窺うように。

#スラム
(111) 2023/09/13(Wed) 18:30:51

【人】 陽光の元で ニーノ

>>117 エルヴィーノ

シエスタの時間になればよくチェス勝負を挑み惨敗してはまたやってくるわけだが、流石の休日にまで突撃はしに来ない。
そんな男は出自を伝えても貴方の瞳の色が変わらなかったことに安堵し、息を吐いた。

「そ〜です、ここから養育院に拾ってもらって、そこから養子に。
 警察になるまでは……頑張って詰め込みました。
 恩返しできるの、それぐらいしかなかったから」

詰め込み勉強を頑張ったと胸を張るのも変な話だが、実際そうなのでそれ以外伝え方がなかった。
頬を掻きつつもつい苦笑する、頑張りはしたが記憶としては"大変だった"が真っ先に来るので。

「っていっても、なれただけで全然なんですけどね。
 報告書も文章纏めるの時間かかるし、資料渡されても読むの遅いし理解も〜……
 ……あ、だから評価甘くしてくださいって言ってるわけじゃないですよ!
 いつか追いつけるように頑張るし、ちゃんと!」

「でも……へへ。
 エルせんぱいに褒めてもらえてうれしいです。
 あんまり、出身とかでの偏見、ないんだなって」

#スラム
(124) 2023/09/13(Wed) 22:05:47