人狼物語 三日月国


242 『慰存』

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到着: 七海 聖奈

【人】 七海 聖奈



   『まさか復讐の手段が性病を感染すことなんて…
    読んでいて驚いてしまいました。
    甘い蜜を吸ったと思っていた人が
    地獄に落とされた瞬間の描き方が好きです。
    愛憎両方を併せ持つ魅力は
    普通の作品では味わえないので
    是非読んでみて欲しいなと思います。

          
…………とても人は選びますが。』



          ××出版 「ambivalence」
          ネタバレありレビュー

  
(5) 2024/01/06(Sat) 23:37:36

【人】 七海 聖奈


[私は小さい頃から本を読むのが大好きでした。
 書くことにも興味はありましたし、
 書いてみたこともあったのですが。
 文才がない、とすぐに思い知らされてからは
 書くことはせず、読書ばかりするようになって。

 ジャンルは選ばずに様々な本を読んでいるうちに
 読んだ本の記録を残しておきたいな、なんて考えて
 レビューサイトに感想文を投稿することが
 日課になっていきました。 ]
 
(6) 2024/01/06(Sat) 23:38:12

【人】 七海 聖奈


   ……やっぱり文才はないから。
   見た人の興味を引く感想は
   あんまり書けていないのだけれど。

 
(7) 2024/01/06(Sat) 23:39:05

【人】 七海 聖奈


[ミルクティー片手に書いてた感想が
 無事投稿されたのを見届けた後は
 好きな作家さんが新しい本を出すかとか
 今流行りの本は何か、とか情報収集の時間。

 普段はあまり収穫がないことも多いけど
 
今日はと言えば……。]

 
(8) 2024/01/06(Sat) 23:40:25

【人】 七海 聖奈



   
……えっ?!?!


  
(9) 2024/01/06(Sat) 23:42:43

【人】 七海 聖奈



   血腹先生のサイン会…!!!
   
ぜっっったいに行きたい!!!!


  
(10) 2024/01/06(Sat) 23:42:57

【人】 七海 聖奈


 
   どうしよ、バイトのシフト変更間に合うかな…
   いやいや、その前に服どうしよう、
   何にサイン書いてもらおう……


  
(11) 2024/01/06(Sat) 23:43:49

【人】 七海 聖奈


[立ち上がった勢いで空のカップがごとりと
 鈍い音を立てて落ちたのにも構わず。

 落ち着きなくうろうろと歩き回って
 本棚の方に目をやれば
 私の好きな作家さんの官能小説が並んでいた。]
 
(12) 2024/01/06(Sat) 23:44:13

【人】 七海 聖奈


[……言えません。もちろん友達には言えませんし
 こんな部屋には友達を呼ぶわけにはいきません。
 
だって恥ずかしいじゃないですか!

 
 私は性癖暴露大会なんてしたくありませんから。
 この作家さんが好きなんだ、とか
 友達と話すなんてことしたことありません。
 レビューサイトも本名ではないですし
 きっと私の趣味を知っている人なんていません。
 ……居たら困ります、色々と。]

  
(13) 2024/01/06(Sat) 23:44:55

【人】 七海 聖奈



   
……眠い、な。


   もうこんな時間か……
   休講で本当に助かった……。

   今日は16時から21時までのシフト……。
   うん、朝ごはん食べたら寝よう。

  
(14) 2024/01/06(Sat) 23:47:11

【人】 七海 聖奈


[本を読んでいたら夜が明けていた、なんていつものこと。
 暫くうろうろしてた私ですが
 時計を見てもう朝だと気づくと
 とたんに眠気と空腹感に襲われてしまって。
 何かないかな、と冷蔵庫を見てみても
 なんにも入っていません。

 …………やってしまいました。
 本ばかり読んで、肝心の生活は疎かになりがちで。
 流石に何もないのはまずいですよね。


 でも、こんな時間からやってるスーパーなんて……
 そういえば、少し離れたところにあるんだっけ。

 歩いていくには遠いけれど自転車なら
 ギリギリ許容範囲かな、とコートを羽織り
 マフラーをまいて外に出ることに。  ]
  
(15) 2024/01/06(Sat) 23:47:45

【人】 七海 聖奈



   さむい……
   でも行かないとなんにもない……。



[寒さにUターンしたくなったものの
 戻ったところで何もないし。

 しかたないな、とため息をついて
 アパートの自転車置き場へと歩き出すのでした。]*
  
(16) 2024/01/06(Sat) 23:48:24

【人】 七海 聖奈


[人よりは色々な本を読んできたと思います。
 小説、随筆、評論、詩……とにかく読むことが好きで
 図書館は宝物の山だと小さい頃から思っていました。

 特に好きなものはミステリー……だけでした、前は。

 あんまり知られていないけれど好きな作家さんを
 推しているのですが……やっぱり有名な人たちの影に
 隠れてしまうのか、本屋大賞受賞、みたいな
 分かりやすいヒットは出ないまま。
 魅力を知ってもらえないのはファンとしては
 残念でなりません。]

 
(23) 2024/01/07(Sun) 16:23:52

【人】 七海 聖奈

 

[まさか、推している二人の作家さんが
 同一人物だとは思いもしないまま。]


 
(24) 2024/01/07(Sun) 16:25:08

【人】 七海 聖奈


[ともかく……以前は好きなジャンルは?と聞かれれば
 ミステリーかな、と答えていました。

 血腹妖の官能小説を読んでからは魅力に気づいて
 色々…そう、本当に色々読み漁って。
 
少々人には言えない嗜好になった自覚はありますけれど。


 
でも、結局私の中での一番は血腹先生なんです!

  
(25) 2024/01/07(Sun) 16:26:14

【人】 七海 聖奈


[もちろんSNSだってフォローしています!
 通知をオンにして毎日欠かさず見ているんです。
 以前の推し性癖の企画だって参加しました!

 あの時の私は確か―――――。]
  
(26) 2024/01/07(Sun) 16:26:44

【人】 七海 聖奈


[そんな、W推しWのサイン会、
 行かないなんて選択肢は有り得ません!

 以前もあったようですが、
 私が血腹先生を知る前だったり
 バイトの都合がつかなかったり。

 巡り合わせが悪かったのか
 今までのサイン会は行けていませんでした。
 今回こそは、絶対に行きたい。
          
行かなければ。]

  
(27) 2024/01/07(Sun) 16:30:39

【人】 七海 聖奈


[頭の中はサイン会のことでいっぱい。
 前なんてろくに見ていないのに事故を起こさなかったのは
 この人が少ない時間だったからでしょう。

 誰かが見ていたら嫌な顔をされそうなくらいのスピードで
 自転車を走らせて、ようやくスーパーに到着。
 ……帰ったら寝よう、本当に。

 若干ふらつきながらも店内に入って
 カゴをカートに乗せて売り場を回っていくのです。

 普段の食生活は……
 ずぼらでお金のない大学生を体現したような感じ。
 もやしとかよく食べるし朝は食パン1枚で
 済ませてしまうような、そんな生活です。

 とはいえ、お米だって食べますし
 あんまり食費を削ろうとしても
 いいことなんてないですから
 ほどほどにはしていますけれど、ね。
 
 買った荷物を送ってくれるサービスを当てにして
 お米なんかも入れて。
 紅茶のティーバッグも忘れずに。
 あと何か忘れてるものないかな……。]
 
(28) 2024/01/07(Sun) 16:33:29

【人】 七海 聖奈



   あ、卵忘れてた!


[卵を買えばあとは帰るだけ。
 早くご飯食べて寝よう、なんて
 それしか考えていなかったものですから。
 注意力散漫になっていた私は
 誰かにぶつかりそうになってしまうのです。]*
  
(29) 2024/01/07(Sun) 16:34:07

【人】 七海 聖奈


[あの時は本当にうれしかったな。
 だって、応募者が多くて自分なんか選ばれるはずないって
 そう思ってたのに、私が書いたシチュエーションが
 採用されたんですから!

 いいようにも悪いようも解釈できるもので
 応募したつもりでしたが
 書いてもらった作品は私の予想を超えていて。]
  
(34) 2024/01/08(Mon) 0:14:24

【人】 七海 聖奈


[コメント欄に残せばいいのに
 感想をわざわざSNSのDMに直接送ってしまうほど
 あの時は夢中になってしまって。

 恥ずかしい、でもどうしても直接お礼が言いたくて。
 鬱陶しいファンだと思われてしまったでしょうか?
 心の内は分からないまま、
 何度もその作品を読み返していました。]
 
(35) 2024/01/08(Mon) 0:15:45

【人】 七海 聖奈


[ぼーっとしてたせいで、
 男の人とぶつかってしまいました。
 ぶつかった拍子に落としてしまった
 スマホには気づかないまま、]


  わっ……ごめんなさい…!
  ぼーっとしちゃって、……
すみません……。



[ふらつく身体を支えてもらって
 謝罪を繰り返し、ペコペコと頭を下げます。
 だって悪いのは私ですから。

 ―――――地面に目を向けると
 落としてしまったスマホが目に入って
 慌てて拾おうと手をのばすのでした。]
 
(36) 2024/01/08(Mon) 0:18:10

【人】 七海 聖奈


[画面がついたままのスマホ。
 開きっぱなしのページには
 以前の企画で書いてもらった血腹妖の作品。

 血腹先生には男性ファンもいるとは聞いてますが
 いくら何でも見られたら恥ずかしすぎます。

 
 見られる前にスマホを拾おうとした私ですが……。]*
 
(37) 2024/01/08(Mon) 0:18:33

【人】 七海 聖奈


***


[そわそわしつつ、1週間を過ごしてサイン会当日。
 
 あの後、バイトのシフトは他の人に
 変わってもらうことに成功したし、
 着ていくものだってちょっと背伸びして。
 ピンクのふわっとしたブラウスに
 レースの黒いスカートにブーツ。
 膝丈のそれは普段の格好を考えると
 ちょっと恥ずかしいな、なんて思うのですが
 こんな機会だから、服装にはこだわりたくて。

 受け取ってもらえるかは分からないけれど
 差し入れだって用意したし、
 サインを書いてもらいたい本……
 血腹妖のデビュー作、初版のそれも
 しっかり鞄に入れて、準備は完璧です!]


  
早く着き過ぎちゃったな……



[会場となる駅前の本屋に
 2時間以上早くついてしまった私は
 暫くは暇つぶしに店内を歩きまわるのでした。]*
  
(38) 2024/01/08(Mon) 0:38:47

【人】 七海 聖奈


[執筆活動でお忙しいと思っていましたし
 DMなんて、読まれていなくても不思議はない。
 不特定多数から色々なメッセージを貰うだろう人なら
 なおのこと読まれてなくても仕方ない、
 お返事がもらえるなんて思ってもみなかったので]
 
(49) 2024/01/08(Mon) 23:12:08

【人】 七海 聖奈



   …………!?!?
   血腹先生からお返事来てる……!!!!

 
(50) 2024/01/08(Mon) 23:12:46

【人】 七海 聖奈


[思わず持っていたスマホを落とす程度には驚きました。
 えっ、どうしたらいいのでしょう?
 もしかして明日大雪だったりしますか?
 嬉しすぎて反射的にお返事をスクショしちゃいました。
 これって応援してます、とかお返ししても
 ご迷惑にはならないでしょうか???]

 
(51) 2024/01/08(Mon) 23:13:39

【人】 七海 聖奈



[……結局お返事は書いてしまったんですけれど。
 勿論、これ以上のやり取りはあると思ってませんし
 完全に自己満足です。]


 
(52) 2024/01/08(Mon) 23:15:21

【人】 七海 聖奈


[このやり取りをきっかけに、新作が出る度
 かなり長い感想文を勝手に送り付けるようになりました。
 迷惑だと言われれば控えたかもしれませんが
 そうでなければ、返信の有無など気にも留めず
 感想を送るのはやめなかったでしょう。]
 
(53) 2024/01/08(Mon) 23:16:34