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【人】 黒眼鏡>>0:179 イレネオ ぎらぎらと研ぎ澄まされ、突きつけられる牙に視線が合う。 柔らかく緩みすらする黒眼鏡の奥の目が、 どこか楽しさを抱えている。 若者と話すと楽しい。 その言葉通りなら、そういう感情で。 「好き嫌いはよくないね」 指は渋面を一度、くるりと空中でなぞるように回ってから 再び膝の上へと戻る。 視線は奥へ──祈りをささげる神父のほうへと向けながら、 「今夜には仕事があるよ」 「きちんと税関を通ってきた、 法律上何の問題も無いコンテナを受け取るのさ」 海。 黒眼鏡の部署は、"港"とも呼ばれている。 ファミリーの密輸・流通、流れるものの大半を牛耳るその中核は、 船。 海に囲まれた三日月島における海運には、 黒眼鏡の息がかかった会社がそれはもう、浜の真砂のようにある。 #教会 (5) 2023/09/11(Mon) 21:29:20 |
【赤】 黒眼鏡――反社会組織取締法成立のため、 さる資産家が多額の融資を行った。 そいつは『アリソン・カンパネッロ』という女性だという。 署長代理を強力に支援したという、 けれど正体不明の彼女の存在は、 この法案において独特な立ち位置を持っていた。 そんな彼女から、あなたたちへと連絡が入る。 あなたたちは、警官として秘密裏に摘発チームにアサインされただろうか。 それとも、全く別の理由で関わるのだろうか? /*改めて、皇狼です。 皆さまよろしくお願いいたします。 もしよろしければですが、所属組織の関係もあり私から皆様にお声をかけるシーンなどやらせていただければと思います。 皆さんはどういう立場で摘発チームに参加しているかなど、 開示できる情報がありましたらお伺いできれば幸いです! (*1) 2023/09/11(Mon) 21:57:30 |
【赤】 黒眼鏡――理由など聞かれることはない。 警察の関係しない、だが恐らくは誰かの息がかかった雑居ビル。 打ちっぱなしのコンクリートで覆われたそこの一階に、 狂犬が二人集められた。 無機質な机と椅子が三脚。 それだけの部屋に、 「『Albero』、『N.N.』だな。 アリソン・カンパネッロだ。 アリソンと呼べ」 とても『女史』とは呼べない風体の者が、 ドアを押し開け、靴音高く入ってくる。 /*ありがとうございます! よき狼ライフを送りましょう。 ちなみにこちらはこの通り、 法案の成立を強力に後押ししたある意味での仕掛人、クロマクです。 立場上偉そうにふるまい、指示をくだすことも多いかと思いますが、基本的に行動は相談して決めて行ければと思っておりますのでよろしくお願いいたします! (*4) 2023/09/11(Mon) 22:56:39 |
【赤】 黒眼鏡「女王でもなんでもない。 ただのオフィス・レディくらいに扱え」 OLは、法案に莫大な寄付などしない。 「部下でいいのか? チームではあるが、組織上の上下などないが」 低いテーブルに腰かけながら、笑みすら浮かべずに返して。 「おれは昔からこうだ。 眼鏡を外しただけさ」 文字通りだ。 (*7) 2023/09/11(Mon) 23:29:33 |
【赤】 黒眼鏡「エヌか。 お前も頼む」 かつ、かつ、かつ。 靴音がまた響いて、『アリソン』が二人の目の前までやってくる。 差し出されたのは――古びた携帯電話と、口座番号とパスワードが書かれた紙。 「連絡用だ。 普段は使うな。 カモフラージュでbotからスパムが延々と届くから、着信音もつかないようになっている」 「こっちはチーム活動用の予算だ。 好きに使え。領収書なんか出さなくてもいいが、無駄には使うな」 てきぱきと指示してから、他に質問は? と。 (*8) 2023/09/11(Mon) 23:35:06 |
【赤】 黒眼鏡「無理はしなくてもいいが。 ああ、もちろん――"アリソン"がどんな女だったかなど、 上司にも漏らすなよ。 女について語ることほど無粋なことはない」 確認については、どうぞ、と手をやる。 (*11) 2023/09/12(Tue) 0:10:20 |
【赤】 黒眼鏡「勿論、構わない」 何もためらうことなく頷いて。 「ただ、基本の方針として―― どちらでもいいならマフィアだ。 いいな、と確認をとりながら。 ばさり。 机の上に資料を投げる。 「読んだら捨てろ。 最初のターゲットだ」 ガイオという名のマフィアだ。 観光案内所の役付きで、観光客相手に"仕事"をしている。 …あえて狙う必要はなさそうだが、 「"うまく"やっているやつだ。 そういうやつも叩けると示せば、今後やりやすくなる」 「直接の執行は任せる。人手が必要なら、警察から要求があれば連絡しろ」 (*14) 2023/09/12(Tue) 0:48:54 |
【赤】 黒眼鏡「他」 ――質問は? ファミリーへの明白な敵対行為。 血の掟の上に腰を下ろしてどっかと座るようにふてぶてしく、 男はチームの指揮を執る。 (*15) 2023/09/12(Tue) 0:50:14 |
【赤】 黒眼鏡「任せる。やり方もな。 ああ、部下も逃がすな。 名簿にあるやつは全員引っ張っていい。 なるべく殺すなよ。死者はリスクで、俺はリスクが嫌いだ」 殺さなければいいということだろう。 「それと――……別に摘発チームが編成されているらしい。 そっちについて何か分かったら教えろ。 警察内部の情報は、さすがにわからん」 (*17) 2023/09/12(Tue) 10:53:31 |
【赤】 黒眼鏡「分っているならいい。 大分強引な仕組みだ、無理をしすぎず実績だけ積み上げて、動きやすくしてやろう」 続く言葉にも、ああ、と頷く。 「これは"アリソン"のプランだ。 俺の目が届かないチームは要らん。 潰せ」 淡々と告げる。いらないものをゴミ箱にすてるのは当然のことだと、そういっているだけのよう。 (*20) 2023/09/12(Tue) 11:30:08 |
【赤】 黒眼鏡「分っているならいい。 大分強引な仕組みだ、無理をしすぎず実績だけ積み上げて、動きやすくしてやろう」 続く言葉にも、ああ、と頷く。 「これは"アリソン"のプランだ。 俺の目が届かないチームは要らん。 潰せ」 「話がスムーズでなによりだ。 できるチームを持ててうれしい」 N.N.の言葉にも頷く。 …どういう姿勢か、なぜ参画したのか、そういうことは一切問わない。 ただ話がまとまったという事実だけで十分と、手を鳴らす。 「では、解散。 ここはもう使わん。 次の場所は、また連絡する」 (*21) 2023/09/12(Tue) 11:32:27 |
【人】 黒眼鏡>>48 エルヴィーノ 「珈琲をきちんと飲んでくれるやつは、皆上客だ」 自動車修理業のほうと喫茶店、店の内装はそれを半々につなぎ合わせたようで妙なものだ。 なんともハードルが低いことを口にしながら、代金を受け取る。 ついでに、と包みに入ったものをいくつか、一緒に渡す。 「ついでにこれとこれ。 あー、正真正銘ただの菓子だ。 そっちは飴で、そっちが焼き菓子だったかな」 ここで買い物をすると、たまにこうして何かを押し付けられることがある。 別に断っても、「そう?」と引き下がるだけだ。 「ちゃんと寝るのは大事だからな。 体には気を付けろよ」 ついでに、お節介もひとつ。 #Mazzetto (49) 2023/09/12(Tue) 12:45:15 |
【人】 黒眼鏡>>65 エルヴィーノ 「そうだろうそうだろ、 持ちつ持たれつというやつ」 なんとも楽しそうに笑う。 若者と話すと楽しい、などと前にこぼしたことがあるが、 本気だったのだろうか。 「万が一俺がいなくなっても、 引き継げるようにはするがね。 そこは…アフターサービスだ」 物騒なことを口に出しつつ、 無害をアピールするように両手を挙げて。 店の扉をからん、と空ける。 「そうしてくれ。 情報もうちの商いだが、これはいつ入るかわからない。 気長に待っていてくれ」 よほど暇なのか、店の外まで出てあなたの車を見送る。 手を振るでもなく声をかけるでもなく、 あなたの姿が見えなくなるまで見送っていた。 #Mazzetto (71) 2023/09/12(Tue) 21:44:21 |
【人】 黒眼鏡カウンターで暇そうにタブレットを叩いている。 すると、メールが一通ポン、と鳴った。 「ん。おー……」 かたかた。返信を打ち込むと、立ち上がる。 壁際に張ったボードにかけてあった車のキーを手に取って、 ガレージへと向かった。 ついでに、カウンターに一枚のボードをかける。 『ちょっとドライブ』 ……営業中なのにドライブに行く男だ。 /*来客の方は気にせずいらしてください あなたが来る頃には戻ります (76) 2023/09/12(Tue) 22:36:16 |
【赤】 黒眼鏡/*襲撃まわりの描写について、いかがいたしましょうか。 アリソンからは初回は特にありません。 運営ちゃんさんには、寄付者の名前としてアリソン・カンパネッロ女史を伝えてあります。お二方から描写などありましたら投げて頂きましたら! (*24) 2023/09/13(Wed) 21:11:37 |
【人】 黒眼鏡>>120 >>121 「おう、喰え喰え」 黒眼鏡の生態として、 若いのが飯を食っていると嬉しそうにする。 もしかしたらおじさん全体の生態かもしれないが。 片付けに関しては「気にするな」と手をふって、 ダヴィードに座るよう促した。 「いつも通りが一番だ、商売も人生もなんもかも」 含蓄があるんだかないんだか、わからないことをいいながら。 「アマラントか、最近行ってないな。 行ってみるか」 自分の分の珈琲も準備し終わって、カウンターに肘をつく。 「俺も……特にはねえな。 なんだか騒がしくなりそうだが、 デキる男の俺は仕事に常に余裕を持っている。 つまりは問題なしってコト」 ず、と珈琲を傾けて。 「まぁそんな忙しさに向けて、お前らの様子を見たかっただけだ」 #Mazzetto (122) 2023/09/13(Wed) 21:38:54 |
【赤】 黒眼鏡/*それで大丈夫と思います! お二人は現場にいくということでよいですよね? (名前は出しませんが) それで大丈夫そうなら運営ちゃんにいっておきます! (*26) 2023/09/13(Wed) 23:45:22 |
【人】 黒眼鏡>>123 >>127 カフェ 「そーかそーか。 なんもねえなら、それでいい」 …もう用件は終わったのだろうか? うんうんと頷くと、ふたりの話に耳を傾ける。 「ああ、なんかあったら呼ぶよ。 クソ重たいガソリン缶が届いた時とかな」 ダヴィードにはそう、軽口で――けれど頼もしげに頷いて。 「お前は変なことに首を突っ込みそうだからな。 そもそもマジで通るのかわからんが、 どちらにせよ何か動きはあるだろう。 しばらくは大人しくしておけ」 珈琲についても、いつも通り。 良くも悪くも特に何か変わったことがないのは、いいことなのかどうなのか。 「そうだお前ら。 レストア終わった車が一台あるんだが? どっちか要るか? 足が多くて困ることはないだろ」 ……なくはなさそうだが。 #Mazzetto (138) 2023/09/14(Thu) 2:13:46 |
【赤】 黒眼鏡/*確認ありがとうございます! それではそのように運営ちゃんに良い感じにしてもらいますね! 二日目以降もよろしくおねがいしますーーー! (*29) 2023/09/14(Thu) 2:25:08 |
【人】 黒眼鏡>>139 >>140 カフェ 「このトシで運ぶのキツくなってきてな〜〜。 おーしおし、偉いぞダヴィード。体を鍛えて悪いことはない」 ダヴィードの腕を見て、ぱんぱんと嬉しそうに手を叩く。 「ああ、ふたりともそうしてくれ。 ……いうまでもないと思うが、情報共有もしっかりな」 やっとカポらしいことを言ってから、 壁のボードにかけられたキーを指先でひっかける。 「いざという時エンジンくらいはかけられるようになっとけよ? 俺は14の時にもう運転してたぞ」 おっさんのヤンチャ自慢が始まりつつ、キーを投げ渡す。 「じゃあペネロペ、お前持ってけ。 で、どこでもいいから停めとけ」 どうやら、逃走手段みたいな話のようだ…。 #Mazzetto (144) 2023/09/14(Thu) 10:43:57 |
【人】 黒眼鏡>>145 ペネロペ 「行けるうちに行っとけよ。 俺なんか腰が重くなっちまってもう」 ここ以外ではほとんど見かけることがない男は、 のんびりとカウンターに肘をつく。 君たちを見送る構えのようだ。 短いやりとりで、"仕事"上必要なことが含まれていたようには思えない。 となればやはり、顔を見たかったというのが本音なのだろう。 そのくせ、来たら来たでこの調子なのだから、 なんとも放任主義がサンダルを履いて歩いているような男である。 「ああ、知ってるよ。必要なことは言うだろう」 お前ならな、と付け加えながら…お代と言われて、手のひらを突き出す。 「いくらだっけな? 忘れたな。 次もちゃんと顔だしたら、その時払ってもらおうか」 …おごり癖が出た。 #Mazzetto (146) 2023/09/14(Thu) 14:24:30 |