人狼物語 三日月国


250 【身内】冒険者たちとエロトラップダンジョン【R18】

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【人】 白魔導士 バド

 素直だろ?
 ほら、こんなに……

 ああいや、俺よりフィルのが素直か。

[押し付ける熱につられて、吐息が熱くなる姿。
今以上の刺激を求めて腰を揺らす様子に
くくっと喉の奥を鳴らす。

快楽に随分弱いのは元々なのか
それとも、自分と毎夜過ごすことで
そんなふうになってしまったのか。

どちらにせよ湧くのは愛しいという気持ちだけで。]
(10) 2024/02/17(Sat) 16:42:45

【人】 白魔導士 バド

 っふぅ……。
 ま、ちょっと経ってから出てこい。
 色々都合悪いだろうからな。

 また後でな?

[なにが、とは言うまい。
誰かの予想通り乳繰り合っていたわけだから。

飛空艇が目的地付近に到着すると
いったん備蓄庫にフィルを残し
アイテムの詰め込まれた鞄を手に部屋を出る*]
(11) 2024/02/17(Sat) 16:44:55

【人】 白魔導士 バド

─魔道研究所前─

[艇が降り立つ前、響く暴言を背に受けながら
さすがに意地悪がすぎたかと、それでもにやにやしながら歩く。
いやあ、これだから虐めたくなるんだよなぁ。
好きな子ほど何とやら、というやつだ。

一度自室に部屋に戻り(数十分ほど滞在し)
魔導書のアイテムの詰まった鞄を手に、のそのそと降り立てば
同じくクエストに向かう面々が揃いつつあったろうか。

──フィルはもしかしたら不機嫌かもしれないが


大きな廃れた建物の前で、ゼクスが索敵を始めるのを黙って見る。
次いで続けられた言葉には同じく軽く眉根を寄せて。]

 こういう場所で罠がねぇってのはおかしいな。
 サーチされないような造りかもしれん。
 研究所だったなら、有り得るな。
(17) 2024/02/17(Sat) 18:29:25

【人】 白魔導士 バド

[ちらと見たフィルはやはり少々機嫌が悪そうだ。>>15
緩みそうになる顔を故意にキリッと引き締める。

因みにだが淫気が漂っているとすれば今回は自分のものではなく
きっと相手方の方のものだろう。>>8
…なんて事が嗅ぎ分けられているだなんて、こちらは知る由もないのだけれど。]

 固まって動くにしろいくつかに別れるにしろ
 気を付けておかないとな。
 解毒はアイテムがあるが、解呪はさすがに俺がいないと難しいぞ。

[こういう所では怨念が溜まりやすいせいか
元々はそんなものでは無かったものにまで、呪いの力が篭もりやすい。
毒は薬でも治せるが、呪いとなれば話はまた別だ。

隊列的には後方になろうか。
いつもの位置で進み出す隊に続いていくことだろう **]
(18) 2024/02/17(Sat) 18:40:02

【人】 白魔導士 バド

─探索中─

[辺りの様子を見ながら歩いていれば
不意に警告音が鳴り響く。

なんだなんだと引き返せば、
なにやら扉が閉ざされてしまったようだ。
罠の類かとも思ったが、どうも違うようで。
ここはサーチャーの見解をと待機の姿勢をとる。]

 探索ならこういったこともつきものだ。
 床が抜けた底が針山だったとか
 上から岩が降ってきたとかじゃなくて
 よかったっつうことにしとけ。

[実際、ネスが石を拾ったせいなのかどうかも
今は見当がつかないのだし、と
申し訳なさそうにするネスの肩をぽんぽんと撫でておく。]
(25) 2024/02/17(Sat) 20:26:37

【人】 白魔導士 バド

 誰も怪我はしてねぇか?

[アハトやトゥエルの方も見やり、怪我の確認をする。
何かあればすぐに治癒魔法はかけるつもりで。

落ち着けば、閉まった扉のある部屋の隅で
パーティメンバーがこれからどうするのかを聞くため
静かに壁にもたれている。
こういう時、ヒーラーはあまり主導権を握らないものだ。
(──と、俺は思っている。)


集中しているせいか
多少仏頂面なのは、仕様だ**]
(26) 2024/02/17(Sat) 20:37:24

【人】 白魔導士 バド

[ネスはともかく、フィルやトゥエルでも開かないのなら
物理でも魔法でも抉じ開けることは不可能なんだろう。
自分が身体を犠牲に黒魔法を放つ方法もあるが
この空間じゃ、全員道連れのゲームオーバーが見えている。

とりあえずゼクスの見解を大人しく聞いていると >>32>>33
システムの誤作動ということらしかった。
制御盤を探すために分散探索、というのも何の異もなく頷く。]

 まあ元より探索目的で来てるわけだし
 探し物が増えただけだ、やることは変わんねぇな。

[まさか同じような思考をしているとは思わず >>47
了解を示すとそんなことを誰にともなく話して。

トゥエルからの二人一組という提案にも異はない >>37
何か一瞬目が合った顔が、困惑というか
不思議な表情だった気もするが、
要因
(野暮だかどうか)
はわからない。]
(69) 2024/02/18(Sun) 0:41:47

【人】 白魔導士 バド

[各々誰と組むかと自然に分かれていく。
トゥエルはアハトと、ネスはゼクスと。
まあ当たり前のように自分はフィルと組む流れになる。
バランス的にも悪くはないだろう。
ゼクスネス組の戦力はやや気になるところだが。]

 地下な、了解。

 …………ん?

[いくか、と思ったところに向けられる視線はフィルのもので
何か窺うような、いつもとは少し違うものを感じた。

──が、今は揶揄うような場面でもない。

軽く首を傾げては見せたが深く追求することはなく。]
(70) 2024/02/18(Sun) 0:42:10

【人】 白魔導士 バド


 っと、そうだ。


 ネス。あとはそうだなアハトあたりか?
 使えそうなアイテム持って来てあるから適当にもってけ。

 後一応、携帯食もな。

[鞄の中に詰めておいた調合に使えそうな素材や
幻獣の魔力強化に使えそうな薬が数種類。
あとは干し肉が人数分。
鞄を扉の前に置くと自分とフィルに使えそうなものだけ取って
あとは各人に任せた。]
(71) 2024/02/18(Sun) 0:46:07

【人】 白魔導士 バド

─地下─

[促され、階段を警戒しながら降りていく。
サーチャーではないにしても、地下に進む度に
瘴気めいた空気の重さが少しずつ増していく気がする。
妙に喉が渇くような、そんな感覚を一段一段降りながら感じていた。

地下に伸びた廊下を歩く足音は二人分。
それ以外はしんとしていて、なにも音がないことが不気味だ。]

 研究所……何を研究してたんだかなぁ。

[似たような作りの部屋を覗く。
何かを調べていたのであろう書類や本の山は
もはや風化して文字など読めそうではない。
散乱する謎の機材、何かを図っていただろう天秤。
割れた建物の隙間から木々の根が伸びて
部屋の中まで一部苔生している。]
(72) 2024/02/18(Sun) 2:22:38

【赤】 白魔導士 バド

 
──、おい!!


[警戒はしていたはずだ。
しかし淀んだマナは魔法を使う者、
特に白魔導士にとっては厄介な瘴気だ。
いわゆる《デバフ》というものに近い。

魔剣が音を立てて床に転がり倒れる音と同時
フィルの足に蔓状のものが巻きついて
一瞬にしてその身体を宙吊りにした。
咄嗟に呪文を唱えようとするも
姿を露わにした魔物がフィルの身体を盾にするように動く。]

 ッく…、大丈夫か!?

[魔法での応戦は不適切と瞬時に判断した頃には
フィルの口の中に太い蔓が捻じ込まれていて
慌てて引き剥がそうと太い蔓に手を伸ばす。]
(*6) 2024/02/18(Sun) 2:24:20

【赤】 白魔導士 バド

[捻じ込まれた蔓を掴んだ瞬間。
その蔓の先端から苦い蜜が、ぶちゅりと音を立てて
フィルの咥内へ、そして喉の奥へと送られる。

なんとかその蔓を引き剥がし、引き千切れば
苦い蜜はこちらにまで飛び散って肌へ服へと付着した。]

 フィル、っ、今離してやるからな…!

[刃物を持たない自分は、魔法が使えないのなら素手でどうにかするしかない。
足首に絡みついた蔓を引き千切るように掴み
少しでも緩まるようにと懸命に引っ張る*]
(*7) 2024/02/18(Sun) 2:24:40

【赤】 白魔導士 バド

[懸命に、フィルの身体を拘束する蔓を引き剥がそうとするが
大柄な成人男性とはいえ魔法職の自分ではどうしようもない力で。
フィルの咥内にもぐりこんだ蔓を引き千切った時飛び散った
甘ったるい匂いの蜜がぬるぬると邪魔をしてびくともしない。

焦りと共に、地下に満ちる瘴気と
そのくらくらするほど甘い蜜の香りを
無意識に吸い込んでいた。]

 ッ、…!!

[なんとか攻撃を試みるフィルの口が呪文を紡ぐ。
火の魔法と共に蹴られた蔓は焼け焦げ
一瞬怯み、フィルの右手を離した。]

(剣、そうだ、剣を!)

[伸ばされた手に、落ちた剣を咄嗟に]
(*21) 2024/02/18(Sun) 19:01:18

【赤】 白魔導士 バド

 
 
 
(──身体が、動かねえ…ッ!)



[粘液に濡れた手は自分の理性いしとは逆に
神経が痺れたように熱く、動かない。
おかしい、と理解する頃にはもう
吐き出す息が熱い興奮したそれに代わっていた。

熱が下腹部にどんどんと集まっていく。
服に押し込められたそれが主張して、痛い。

剣を取るはずの手はよろよろと
何かに操作されるように、伸ばされた手を取る。

何よりも、意識が侵食されていく。]
(*23) 2024/02/18(Sun) 19:02:12

【赤】 白魔導士 バド

 
 

    ──犯したい。


        ──種付けしたい。



 
[重なった手がぬちょりと水音を立てて
指と指を絡めて繋ぐ。]
(*24) 2024/02/18(Sun) 19:03:31

【人】 白魔導士 バド

 ……ッ、こ、れは …!

 
tothebond!!


[まだ、どうにか残った意識りせい
通信用の魔石を繋ぐ。
誰でもいい、誰かに届くようにと願えば
魔石は光り、今の声を届けてくれるだろう。]

 バドだ、フィルと魔物に応戦している…ッ!
 これはッ、……
性交の為だけに、作られた…魔物だ!


[それはゼクスがこの施設や魔物達について理解したのとほぼ同時。
自分も退治する魔物について、
自分達の身に起こっていることについて、
現状を理解したが、時すでに遅い。

強い催淫効果のある粘液はフィルの体内へ。
そして皮膚からも吸収されて、自分の身を熱く焦がしている。
更には瘴気が理性と意識を奪っていく。

自分自身と魔物が混濁する。
本能的で、更に攻撃的な一部を増幅させ、
脳の奥で生殖のためにと言葉を繰り返す。

「犯せ」「犯せ」「孕ませろ」「種付けしろ」
 と──]
(83) 2024/02/18(Sun) 19:05:32

【赤】 白魔導士 バド

 っは…、…フィル…

[魔石が繋がったままだなんて
もう意識の片隅にさえない。

見下ろす瞳は淀んだ赤に色付き何かに憑りつかれたように
熱く、それでいて獲物を狙うような鋭さを持ち。
指は繋いだ手をぐちゅりと鳴らし、指先の間を撫でまわす。

その間も蔓はフィルの背筋から服の隙間を探し出し
胸元へとのびていく。
その先の尖りを探すように、先から粘液を塗布しながら
肌の上をなぞりあげて。]

 ──今朝の、続きだ。

[魔物を使役しているのか、魔物に支配されているのか。
自分の言葉に従うように新たな蔓が伸び、
掴んでいたフィルの足を離すかわりに両腕を拘束する。
宙吊りからは解放されたものの、フィルに自由はないだろう。

淀んだ瞳を向けると、蔓から甘い蜜を吸い上げ
口に含んだそれを口移しするために、唇を無理矢理重ねた*]
(*25) 2024/02/18(Sun) 19:07:34

【赤】 白魔導士 バド

[強引に重ねた唇は咥内に甘く苦い蜜を送り
舌をぐちゅぐちゅと水音を鳴らして絡める。

絡みあう舌の熱が気持ちいい。
たったそれだけのことが、加速装置になり
瘴気に当てられた理性は欲望で塗り潰されていく。

甘い匂いの蜜と涎を口端から垂らしながら
弱弱しく抵抗を紡ぐフィルの唇に
こちらの口角は上がり、意地悪な笑みが浮かび。]

 やめて、いいのか?
 今朝もあのままで、辛かったんだろ?

[絶頂寸前でお預けをくらわせた
今も張りつめている性器へと指先を伸ばす。
服の上からでももうわかるほどに興奮したそれを
脱がすことなく上下に擦り、耳元に囁く。

それもこれもすべて、魔石を切らなければ
仲間の元へと届くだろう。]
(*38) 2024/02/18(Sun) 20:27:58

【赤】 白魔導士 バド

 イきたいんだろ、こんなに勃起させて。
 フィルも興奮してるじゃねぇか。

 ここなら……声も我慢しなくていいぞ。

[熱い吐息を耳にかけながら、自分の熱もまた
フィルの太腿へぐりぐりと押し付けて。

その間も快楽を与えるために
魔物の蔓はフィルの胸をまさぐり
尖りを見つけると先端を吸盤のように変化させた。

胸の飾りを覆うように吸いついた吸盤は
内側に凹凸があり、粘液でぬるぬると濡れている。
その凹凸で刺激を与えるように、内側が尖りを両方擦りあげて。]
(*39) 2024/02/18(Sun) 20:28:51

【赤】 白魔導士 バド

 フィル…、ほら。

[毎夜の甘い囁きのような声を落としたかと思うと
耳朶を甘噛みする。

  もっと欲しい、もっと喘がせたい、犯したい。

  種付けしたい、孕ませたい、絶頂したい。


意識はもう欲望に支配されていて。]



 
イけ、フィル ──…




[それは、命令。
普段の情事では落ちることのない支配的な声が
愛しい相手の耳に囁かれる*]
(*40) 2024/02/18(Sun) 20:30:02

【赤】 白魔導士 バド

[離れた舌先を繋ぐ糸が煌めき
重力に逆らえず雫を垂らして、ふつりと切れる。
否定しながらも甘い嬌声が否応なしに上がり
頬を赤く染め上げる表情は情欲を煽った。]

 さっきも欲しそうな顔で見てたもんなぁ。

[きっと違う、そんなはずはない。
頭のどこかでそう思っているはずなのに
その‟どこか”はとても遠く。
靄がかり、まともな思考には至れない。

休む間もなく熱を扱いていれば
やがてフィルの身体はぶるりと大きく震えて。]
(*55) 2024/02/18(Sun) 22:44:32

【赤】 白魔導士 バド

 っふ、イッたのにまだガチガチだな。
 そんなに溜まってたのか。

[この身体を、この口を使って喋っているのは誰だろう。
自分であるのに、自分じゃあない。
口端が歪に上がり射精したばかりのフィルの熱を
暴くように、曝け出すように衣服を手早く脱がしてしまえば
張りつめたままの熱に粘液塗れの手を覆う。

ぬちゅっ、と蜜と愛液を混ぜたくって
その手が容赦なく性器を扱き始めて。]

 ぐちょぐちょだ。
 戦闘の最中に、こんなにして…

 胸だけでも気持ちよさそうじゃねぇか。

[勃ち上がった艶めかしい粒を触手の突起がぞりぞりと撫でまわす。
時に転がすように、時に吸い上げるように吸引し
それと同時に下肢へも新たな蔓がのびていく。]
(*56) 2024/02/18(Sun) 22:44:56

【赤】 白魔導士 バド

[蔓は足にも絡みつき、徐々に肌を上り詰め
一本は扱かれている肉棒の亀頭へと辿り付いて
先端からあふれる蜜を養分にしようと吸い付いて。

やがてもう一本は後方へと向い
秘所を探すようにうぞうぞと肌の上を這う。]

 いっぱい出していいぞ?
 声も、精液も。

 ああ、それとも……

[耳朶を甘噛みした唇がゆるりと開かれ
その耳の奥を犯すように舌先が侵入する。
脳内へ響かせるように水音を立てて舐めまわし
意識させるように、密着し押し付けた自分の熱を
太腿にこすりつけてゆっくりと腰を揺らす。]

 出すより、挿れられたいか?

[これが、と服越しの熱を押し付け
歪に微笑む。]
(*57) 2024/02/18(Sun) 22:45:18

【赤】 白魔導士 バド

 
 (助けなくちゃ、ならねぇのに)

 (身体も意識も勝手に)


[遠く遠くどこかでそう思っているのに。
酷くしたい、犯したいという意識が勝る。
めちゃくちゃにして、突き上げて、種を植え付けたい。
優しくも甘くもない嗜虐心だけが快楽を求めている。]
(*58) 2024/02/18(Sun) 22:46:19

【赤】 白魔導士 バド

 
 
 良い子だろ、フィル。
 どうして欲しいか言えるよな?

 ──
「いつもみたいに、そのチンポで犯してください」
って。



[唯一、小刻みに震える指が繋いだ片手は離さないまま*]
(*59) 2024/02/18(Sun) 22:47:57

【赤】 白魔導士 バド

[手のひらの上で転がるように
手中に収めた相手が甘い声を上げ表情を
蕩けさせていくことに、愉悦めいた笑みが浮かぶ。

こうなるために生み出され
こうすることが使命なのだ


蔓から吸収する精液の力で瘴気を漂わせ
嬌声を聞くことで力さえも増す。]
(*71) 2024/02/19(Mon) 0:19:28

【赤】 白魔導士 バド

[──そのはずだった。

先程まで甘い声を上げていた相手は
反抗的に喚き散らす。
この男バドがそんなにも重要なのか。
同じ身だというのに、簡単には折れないらしい。

面白い。
それならそれで屈服させるだけだ。]

 健気だなぁ?
 こんな淫らな姿になっても
 この男が重要とは。


[その口を黙らせるように乱暴な口付けを強制する。
舌を差し込み、咥内をゆっくりと舐めまわし
絡みつかせては吸い上げるその口付けの仕方は

朝の口付けと同じ。]
(*72) 2024/02/19(Mon) 0:21:08

【赤】 白魔導士 バド

 
 
[唇を重ねたまま、痛いくらいに繋がれた指が
皮膚に爪が食い込むほどに繋がった手が

ぎゅっと優しく、確かに握り返された。]
 
 
(*73) 2024/02/19(Mon) 0:21:54

【赤】 白魔導士 バド

 
whirlwindblows away



 …──今のは、効いた。


[唇が離れた瞬間唱えられた呪文で、旋風が舞う。
一帯の瘴気が一気に祓われ、淀んでいた瞳に光がさした。
フィルの熱を撫でていた手を魔物へと押しやり
また間髪入れずに呪文を綴る。]

 
bladeofwind!!


 今だ、フィル!!

[巻き起こる風が魔物だけを的確に捉え
フィルの自由を奪っていた蔓を切り裂いたと同時。
繋いでいた手を離すと、魔剣に飛びつきそれを投げ渡した*]
(*74) 2024/02/19(Mon) 0:24:06

【人】 白魔導士 バド

[意識を取り戻してからは早かった。
四肢の自由と魔剣を取り戻したフィルが
息を飲むような速さで本体へと飛びかかり、
魔法と共に撃ち込んだ一撃で、魔物は動きを止めた。

旋風で瘴気を飛ばしたおかげか、魔物の本体を退治したせいか
先程まで乗っ取られてぼんやりとしていた意識は
今はハッキリと明瞭だ。]

 はぁ…、…おつかれ。
 助かった。

[親のようなものとしても過ごしてきた身だ。
白魔導士としてもかくも簡単に意識を乗っ取られるなど、
恥でしかない。]

 っと、大丈夫か!

[戦闘を終えズルズルと座り込んでしまったフィルに駆け寄る。
身体的な傷のつきそうな攻撃はされていなかったと思うが
もしや何か怪我でも負ったのかと──]
(92) 2024/02/19(Mon) 14:03:41