人狼物語 三日月国


159 【身内RP】旧三途国民学校の怪【R18G】

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視点:


【赤】 陽葉 シロマ

カナイ! 今日がお前の命日だ!
2022/07/10(Sun) 21:00:00

【人】 陽葉 シロマ

>>2:62 >>2:63 マユミ

「き……ら、き、ら、ひ、か、る……」

目を伏せ、うろ覚えの歌詞でオタマジャクシの後を追う。
演奏が終わり、ややあって目蓋を開けた。

「ありがと。
 やっぱりきらきら星は弾ける人が多いんだねえ」

水筒を隣の椅子に置き、ゆっくりと立ち上がる。
壁に貼られたまま朽ちた掲示物を見ながら、美術館の中を回るように歩き出す。

「……あと、牧夫が見つかった時もありがとね。
 私はああいうの、わからなかったから助かったよ」

知っていれば、現場の保存をしたのだろうが……白間は、指摘されるまで気付かなかったから。
暫く歩くと、ピアノ側に置かれていた専用の椅子に腰を下ろす。

「多分弓道部で色々あったから、知ってたんでしょ?
 思い出したい記憶でも無いだろうにさ。
 辛いこと、思い出させちゃったんじゃないかって……」
(1) 2022/07/10(Sun) 21:58:06

【赤】 陽葉 シロマ

 
 
出席を取ります。

 
(*0) 2022/07/10(Sun) 22:11:33

【赤】 陽葉 シロマ

どこかの教室で、少女が教鞭を執っていた。

鳥飼
。」

夢川
。」

「……
司馬
。」

名前の増えた出席簿を満足気に読み上げ、閉じる。
前回との違いは、更に名前が増えたことと──窓から見える夜空が、白み始めてきたことだろうか。

「学校って感じ、出てきたな〜。良い調子!」

笑顔で頷けば、窓へ視線を向ける。
その横顔には僅かに哀愁が漂っていた。

「……急がないとね」
(*1) 2022/07/10(Sun) 22:12:28

【人】 陽葉 シロマ

>>2 マユミ

「私は……う〜ん……」

尋ねられれば、こちらも歯切れを悪くする。
どう言ったものかと、言葉を選んでいた。

「まだ実感が湧かない、って感じ?
 自分より気が動転してる人がいると逆に冷静になれる、みたいなこともあるだろ?」

それにさ、と言い辛そうに口を開く。
貴方の横顔へ、伺うように視線を向ける。

「……外に出られないってことは、多分外からも入れないんじゃないかと思う。
 ってことは、だよ。
 犯人がこの中にいるってわけだから。
 そっちの方が気掛かりでね」

嘆息と共に、鍵盤へ指を伸ばす。
……偶然、鳴らない箇所だった。

「牧夫と誰かと揉めてるなんて、聞いたことも無いし。
 あいついじめとか、家同士の諍いとか、そういうのとも無縁じゃないか。
 揉め事なら私の方が有り得るよ」
(17) 2022/07/11(Mon) 10:50:08

【赤】 陽葉 シロマ

少女は真剣に、時折相槌を挟みながらその話を聞いていた。
生徒の悩みを解決しようと、真摯に努める教師の様に。

「……ふぅむ。同意の上でも、となれば。
 原因は単純だ、只怖かったんだろうね。
 人間は本能で死ぬのが怖いのさ。だって、死んだことが無いんだから」

最初に感じたのは冷たさにも近い熱さだった。
脚が燃えるように熱くて、次に喉を焼く痛みにのたうち回った。

焼けた肉の臭いがする。


「御国の為に命を捧げよう、なんて教わって。
 そう思っていたけれど──実際死ぬ時は、本当に恐ろしかった。
 理由なんて無いんだ、
 とにかく苦しくて……
、」

「…………、……」

教卓が視界に入る。そこで自分が俯いていることに気が付いた。
嗚呼いけない。先生なのだから、前を、生徒を見ていなければ。
(*4) 2022/07/11(Mon) 15:42:02

【赤】 陽葉 シロマ

「…………苦しむ、時間が……長ければ、それだけ恐ろしく思う時間も長くなる。
 即死とか、それに近い死に方ならきっと怖がらせないんじゃないかな」

ゆらり、顔を上げた。
額に汗が滲んだ気がして、手の甲で拭う。
当然、何も付かなかった。

「ただ、即死は見た目が酷くなりがちだ。
 綺麗なままにしたいなら、足を縛っておくか、高い所から……
あ。


自身の髪を指し示す。

「そのリボンで小指と小指繋いでみたらどうだろう、
 それに……一緒なら、飛び降りても怖く無いかも」

きっと生者がいれば、そんなことはないと反論するであろう提案をした。
(*5) 2022/07/11(Mon) 15:43:11

【人】 陽葉 シロマ

>>21 マユミ

否定する言葉に貴方らしいな、と思う。
異議を申し立てる言葉もまた、貴方らしい。

「私達以外にいないじゃないか。
 もし他の誰かがいたとしたら……こんなに歩き回ってるのに、誰も見かけてないなんておかしい」

隣の鍵盤を押す。調子外れの音が響いた。

「私だって疑いたくないけどさ……」

更に隣の鍵盤は、正しい音階で鳴った。

「……いや、マユちゃんが言いたいのは」

更に隣は────鍵盤が、欠けていた。

「幽霊とか、そういうのに殺されたってこと?」
(25) 2022/07/11(Mon) 19:34:52

【人】 陽葉 シロマ

「あ、」

硝子の割れた音の方へ向かっていると、見覚えのある帽子が落ちていた。
硝子を踏み、拾おうとして──永瀬の言葉を思い出した。

そっと離れて、窓の方を見る。
破片で怪我をしないように気を付けつつ、窓から下も覗き込んだ。

「……ま、君はそんな死に方しないよね」

姿勢を戻し、スマートフォンを取り出す。
さて、どうしたものか。
少女は暫し考えていた。
(29) 2022/07/12(Tue) 7:46:54

【人】 陽葉 シロマ

>>31 マユミ

「まさか。マユちゃんの言ってたことを疑ってるわけじゃない。
 でも、だったら幽霊がそうした理由っていうか動機?がわからないだろう」

普段感情を表に出さない貴方が、唇を震わせている。
……友人が死んで、何も感じない人間などいるわけがないのだ。

珍しい姿を見つめた後、こちらも淡々と告げる。

「これまで、肝試しや廃墟探索でこの校舎を訪れた人達はいた筈だ。
 だけど死者が出たって話は聞いたことがない」

しかも市の所有する敷地だ。もしそうなれば、市役所が動くだろう。
しかし、現実にはこうして容易く侵入できている。

「生きた人間への怨みとかがあるんなら、前の人達も死んでないとおかしいよ。
 ……マユちゃんは何か思い当たる理由、ある?」
(32) 2022/07/12(Tue) 18:51:12

【赤】 陽炎 シロマ

気遣われなかったことに安堵しつつも、生徒に助けられたことには違いない。
先生の道は険しいな、なんて思いながらセーラー服の背中を見送った。

「ああ、……いってらっしゃい」

そうして、教室を再び静寂が支配する。
短いチョークを指で摘めば、黒板に大きく『自習』の二文字を書いた。
チョークを摘んだまま、思う。

「……、…………」

夢川と違って、自分は無理矢理連れて来たようなものだ。本音を言えば、やはり自ら此方側に来て欲しかった。
しかし結果的には、変わらない。
彼なら……匠介造なら、もっと上手くやれただろう。
彼に憧れて、彼のような人になりたくて、共に教師になろうと約束を交わしたのだ。


「……ま、時間だけなら気が遠くなる程あるからね」

これから、理解してもらえば良い。

自分は自分なりのやり方で、先生になれば良い。違う人間なのだから、全く同じようにできるわけがないのだ。
そう自分を納得させて、チョークを置いた。

永い刻は人を狂わせる。
それは、死者も同じこと。
(*8) 2022/07/12(Tue) 19:33:41

【人】 陽葉 シロマ

>>35 マユミ

囁かれた言葉へ、目を閉じて聞き入って。
満足そうに頷いた。
挙げられた名前を、頭の片隅に書き留める。

「もしそうだとすれば、私と同じ予想だね」

一度視線を鍵盤に落とし、再び顔を上げた。

「ま、死者だとすればそれしか考えられないよ。
 じゃあ、これは確認なんだけど」

感情の見えない眼差しが、貴方の瞳を覗き返す。
真意を決して見逃さないように。
嘘や偽りは求めていないと、言わんばかりに。

(37) 2022/07/13(Wed) 17:29:06
シロマは、内緒話二者面談を始めた。
(a78) 2022/07/13(Wed) 17:29:27

シロマは、負けたから、欲しがることにした。
(a80) 2022/07/13(Wed) 22:54:58