人狼物語 三日月国


247 【身内】patience【R18】

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視点:


【人】 翼の魔術師 テレベルム

─ その日の夜中 ─

[ そして、プラチナとテレベルム、二人の意識が沈み
 とっぷりと闇だけが訪れたその日の夜。

 
(0) 2024/02/02(Fri) 15:42:07

【人】 翼の魔術師 テレベルム

[ プラチナを抱きしめて眠る私の体の中、
 ひとつの特殊な現象が起きていた。
 
 人間や他種族にはなんの影響もない、
 ただの星々の交差による影響。
 私の知識にも存在しない現象。

 
 何の変哲もない筈のそれが、
 私に巡る魔族の血に強い反応を与えて
 体内の魔力を不安定にさせていた。
 
 純粋な魔族であれば、
 星々の影響により魔力が強まった所で
 一日力が増す程度のものである為、
 わざわざ一族の外にまで口伝されなかったもの。
 
 しかし半分がヒトで出来た異物である私の体は、
 その力をうまく処理できずに、
 ぐるぐると定まらない魔力を持て余していた。]
 
 
 ……、……
 
[ 寝苦しさに身じろぐ。
 自分の体の違和感に瞼を開き、
 水を飲もうとサイドテーブルに手をやった。 ]
(1) 2024/02/02(Fri) 15:50:06

【人】 翼の魔術師 テレベルム

 
 なん、だこれは……
 
[ ひとくち水を口に含む。]
 
     
プラ、チナ

 
[ 冷たい感覚すらどこか遠くに思いながら、
 私はそのまま意識を失いシーツに倒れ込んだ。* ]
(2) 2024/02/02(Fri) 15:53:42
翼の魔術師 テレベルムは、メモを貼った。
(a1) 2024/02/02(Fri) 15:58:08

【人】 翼の魔術師 テレベルム

[ ベッドの下には、昨日テレベルムが口にした
 ”水”の瓶が転がっている。
 
 ──否、正確には
 体内の整った魔力を乱すという副作用を持った
 ささやかな回復薬が。
 
 普段はプラチナ用に作っていて、
 万一自分が飲んでも”何らかの別の影響”でも同時にない限り
 影響を受けることはない、
 薄いエナジードリンクにも似たそれ。
 
 副作用の効果は一日とはしてあるものの…
 まさかその作用と昨夜の偶然の魔力の乱れが重なって
 「こう」なるなんて
 
 ……流石にコレを作った私も予想してはいなかった。** ]
(18) 2024/02/02(Fri) 19:50:59