人狼物語 三日月国


51 【完全RP】ポムペッシュ・フェーリンコロニー【R15】

情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


到着:受験生 雨宮 健斗

【人】 受験生 雨宮 健斗

  
 回想 
  


[鍵盤にそっと指を乗せる。
 もう数えきれないほど繰り返してきたこの動きも、
 ここのところ酷くぎこちない。
 習い始めたばかりの頃のように、
 何度も左手で繰り返すハノンの1番。

 鍵盤の上をのそりと這う指は、動き始めて
 たった5小節で耳障りな音を響かせて。

 大袈裟に顔を顰めて、苦笑いを浮かべる。
 そのまま、鍵盤に額を押し付けた。

 ぎゃーん、と汚れた音でピアノが泣いた。 ]
 
(5) 2020/11/21(Sat) 7:10:40

【人】 受験生 雨宮 健斗



      I'm losing my mind life of intersection
      Faith in my eyes with imperfection
      Poker face played in a form flexing
      All limitations
   



(6) 2020/11/21(Sat) 7:12:22

【人】 受験生 雨宮 健斗

  
 少し前 学園内食堂 
  



    …ねぇ…林間学校って、なに。


[B5のプリントが手の中で揺れる。
 見慣れたゴシック体の印字、
 二度見したタイトルは、  ]


 
【林間学校のお知らせ】



 
[いつの間にか暖房に変わった空気はカサついて、
 唇の端が痒い。
 学食のカレーが目の前で、ほわほわと
 白い湯気を立てている。

 少し椅子を引いて、隣の生徒に聞くために
 体を傾けた。   ]*
 
(7) 2020/11/21(Sat) 7:16:53
受験生 雨宮 健斗は、メモを貼った。
(a1) 2020/11/21(Sat) 7:22:54

【人】 受験生 雨宮 健斗


    いや、林間学校の定義を聞いてんじゃ
    ねぇんだけどよ…


[こちらから聞いておいてなんだが、
 流れるような解説>>8が聞こえれば
 少し目を見開いて、声の主を見やった。  ]


    …へぇ、すげぇ。


[そこにいた、紙ナプキンの鶴たち。
 ちょこんと鎮座するそれらは、それぞれ形も
 微妙に違うし、なんとなしの個性が見えるような
 気がして、ほーん、と思わず小さな感嘆が漏れた。

 咎められないならそっと、指で触れただろう。 ]


    そっか行くのか。
    あんま見ない気がするけど何年?

    つか行かないと卒業出来ないとかマジかよ…


[受験生なんだけど俺、とぼやいて机に突っ伏した。
 崖っぷちなのはまぁ、言わなくていいかと飲み込んで。]**
 
(9) 2020/11/21(Sat) 7:58:58

【人】 受験生 雨宮 健斗

  
    あ、わりぃ。
    俺あんま学校来てなかったから
    気ぃ悪くしたらすまん。


[私立の小中高一貫校、人の多さはなかなかのもの。

 高校から編入組で、おまけに
繊細で多感な

 2年間を過ごしていた己は、オリガミ部という存在も
 今初めて知ったくらい、希薄な人間関係の中に居た、

 
   
あの文化祭までは。


 だから目の前で名を伝えてくれる後輩に>>10
 あんまり見ない>>9 なんて安易に言ってしまった
 ことを反省して。

 どうぞ、の言葉に小さく礼を言って、
 鶴の嘴を遠慮なく摘み上げれば、
 強張った左の掌に乗せた。 ]
 
(22) 2020/11/21(Sat) 10:28:49

【人】 受験生 雨宮 健斗

  
    なっ…!
    ぜってぇいやだ、勉強道具持ってくとか。


[告げられた言葉>>11に目を向いて。 ]


    …今更一日二日足掻いたってもう
    どうにもならねーわな。
    楽しんでしまえば、いい>>11、か。
    そーだな。


[つん、と鶴を突いて、カレーのスプーンを手に取った。
 鶴は絶妙なバランスで、転ばずそこに立っていて、
 思い出したように、己の名を告げる。]


    あ、俺は3年の雨宮。
    林間学校、よろしくお願いします。
 

[大袈裟に頭を下げて、カレーを口に運んだ。 ]*
 
(23) 2020/11/21(Sat) 10:34:29
受験生 雨宮 健斗は、メモを貼った。
(a9) 2020/11/21(Sat) 10:39:50

【人】 受験生 雨宮 健斗


   あ、そうなの?
   俺も高校から編入組。
   ここは初等部からあるけど、出入りも
   少なくないみたいだな。


[くるくると繊細に動く指先をちらりと見やる。
 またひとつ、ただの紙が命を吹き込まれていた>>24

 積み重ねが圧倒的に少ない己は、
 告げられた無慈悲なセリフ>>24にぐぅ、と項垂れて。
 次いで聞こえた就活組、と言う言葉には
 ちょっと驚いて眉が動いて、改めて彼女の顔を
 つい、と見た。 ]
 
(50) 2020/11/21(Sat) 17:14:04

【人】 受験生 雨宮 健斗


[図らずも、こちらを見ている彼女と視線が合って、
 消えた敬語で発せられる仰々しいセリフにぶは、と
 吹き出した。 ]


   ありがたき幸せ、って返すとこか。

   まぁよかった、知った顔が出来て。
   さんきゅーな。


[笑いながらそう言えばまたカレーを口に運ぶ。
 無造作に机に置いたプリントが、
 風に煽られて角がぴらぴらと舞って、
 慌てて水の入ったグラスで抑えた。 ]*
 
(51) 2020/11/21(Sat) 17:15:44

【人】 受験生 雨宮 健斗

  
 いつかの雨の日 
  


[ぽつんと残されたピアノと、少々カビ臭いカーテン。
 なのになんでか居心地の良い旧音楽室。

 秘密基地と言うよりは寝ぐらのようにしていた
 ここに来ることも、友人と呼べるやつらが
 出来てからは少なくなっていて。

 それでも折に触れふらりとその重い扉を開ければ、
 いつだって暖かく迎えてくれるここが好きだった。 ]
 
(57) 2020/11/21(Sat) 18:00:27

【人】 受験生 雨宮 健斗


[あの文化祭のあと、ものすごく心を入れ替えて
 両親に頭を下げて、再び向かい合う
 ピアノだったけれど、まじめにやればやるほど、
 熱心に練習を重ねれば重なるほど、
 己の左手はその動きを鈍くしていく。

 酷使し過ぎなのは分かっていて、目を背ける。
 せめて試験が終わるまで。
 常にある痛みにも、硬って固まる指にも、
 痺れる掌にも。

 はー、と溜息をついて頭を上げる。
 ポケットの中に右手を突っ込んで、
 あるはずの煙草を探った。

 椅子から立ち上がって何気なく入り口に
 目を向ければ、廊下を行き過ぎる生徒>>39
 視線が合った気がして。
 クソのような音を聞かれていないことを祈りつつ、
 軽く会釈した。

 扉を開ける。
 彼が音楽室に用がある様子ならば
 邪魔をしないよう早々に退散しようと。 ]*
 
(58) 2020/11/21(Sat) 18:02:49

【人】 受験生 雨宮 健斗

  
 いつかの雨の日 
  


[どうやら音楽室に用がある様子でも無さげな
 その生徒に会釈して歩き出す。
 が、ふ、と視線を感じて振り返れば>>64
 こちらを追っていたのか、彼とは目が合って。

 なんとなく、黙ってすれ違うのもなんだしと、 ]


   あー、音楽室、用があったりしたか?
   もう出るわ、わりぃな。


[なんて、声をかけた。
 本当は、酷く拙いピアノを聞かれていたかも
 知れないという居た堪れなさを、
 隠したい気持ちが有ったような気もして。 ]*
 
(68) 2020/11/21(Sat) 19:43:17
受験生 雨宮 健斗は、メモを貼った。
(a22) 2020/11/21(Sat) 19:47:19

【人】 受験生 雨宮 健斗

  
 雨の日の廊下 
  


[図書館に行くところだと言うその生徒>>73
 顔を合わせれば、穏やかに落ち着いた様子の彼に、
 同じ学年にこんなやついたっけな?と
 素早く頭が回転したけど、記憶には無くて。
 
 彼が、年下でデリカシーに欠けていたかも、などと
 考えていた>>73とは知る由もないままに、
 けれど己は全くそう言う事を気にしないタチで、
 むしろ自分にこそ足りていないものだろうから。
 
 向けられる視線をじぃと受け止めていれば、
 眼鏡の奥の瞳が、左右で僅かに色が異なることに気付く。
 僅かだけ目を見開いて、けれど特に
 言葉にしたりはせずにいた。

 そうして問いかけられる言葉には
 今度こそぱちりと瞬いて。  ]


   ん、いや、別に何もないんだけどよ。
   ここ、旧音楽室だから普段あんま人通んねぇし、
   珍しいなと思って。
 
(95) 2020/11/21(Sat) 22:24:53

【人】 受験生 雨宮 健斗


 …本当は、下手な音だと笑われるのが怖くて。
 ましてや自虐でも、へったくそなピアノ聞いてなかったか、
 なんて聞けなくて。
 


 言いながら、少し彼の方に身体を向けて
 近寄ろうと足を踏み出した、その時。 ]


   (
   
あ、やべぇ。)



[目の前が、ぐらりと一瞬回る。
 慣れたくもないまま慣れたこの感覚は、
 最近、よく起こる立ち眩み。
 原因は多分、貧血と、寝不足。

 そのまま廊下の壁にずるずると背中を預けて、
 座り込もうと。
 咄嗟に抱え込む左手がズキンと痛んだ。

 自分から呼び止めといて、名前も知らない
 多分後輩に、カッコ悪いとこ見せるなぁ、なんて
 暗くなる視界の片隅でぼんやり考えていた。 ]*
 
(96) 2020/11/21(Sat) 22:31:47

【人】 受験生 雨宮 健斗

  
 少し前の食堂 
  


[教えを乞う、と言う彼女>>54に真顔で即答する。 ]


   無理。
   俺は真面目だけど勉強出来ない。
   崖っぷちだから。
   あ、音楽だけならまだなんとか。


[点数一桁か…俺こないだの数学何点だったかな…と
 遠い目をする己に届く彼女の笑い声はからからと
 心地良く響いた。

 綺麗にスープまで飲み干された>>8器を持って
 立ち上がり、林間学校でもよろしく、と
 器用にこちらに手を振って去っていく彼女に、
 よきにはからえ、と、さっきの言葉を重ねて返して。
 こちらもスプーンを持ったままの手を
 小さく上げてその背を見送った。

 残された小さな鶴が、風に吹かれて
 プリントの上でくるりと回っていた。 ]**
 
(97) 2020/11/21(Sat) 22:48:08
受験生 雨宮 健斗は、メモを貼った。
(a23) 2020/11/21(Sat) 22:48:52

【人】 受験生 雨宮 健斗


[ 
   
雨が降っていたから。>>98

        
あの日も、雨だった。


 上手く弾けないピアノの音が、雨音に溶けて
 透明な不協和音で頭の中で鳴っていて。

 そんな中どうした、と問うてくれる声>>98が、
 遠くから耳に届いて、大きく息を吐いた。 ]


   わり、大丈夫、ちょっと立ち眩み…


[目を閉じたまま、座り込む。
 廊下の床も、壁も、しっとりと冷たかった。

 どうにか僅かに瞼を上げれば、同じように
 座りこんでこちらを覗き込んでくれている、
 異なる色の瞳が揺れる。

 しばらくすれば大丈夫だと、伝える前に彼は
 足早に場を後にしていた。>>99
 
(105) 2020/11/21(Sat) 23:50:38

【人】 受験生 雨宮 健斗


   
(…本当に色々、情け無ぇ。)



[顔を伏せたまま、どれくらい経ったのか。
 聞き慣れた先生の声が聞こえた頃には、
 随分と回復していて、ふらりと自分の足で
 歩けるようになっていた。

 己のせいで図書室の用を済ませられなかったこと
 >>99は知るはずもなかったけれど、
 彼はまだこの場に居ただろうか。

 もしまだ近くに居てくれたのなら礼を言って、
 名前や学年も聞いただろう。

 もうその印象的な瞳が見当たらないようなら
 少し残念に思いながら、またどっかで会った時は
 ちゃんと礼を言おうと決めて。
 先生に聞いて知るその名前を頭に叩き込んだ。 ]**
 
(106) 2020/11/21(Sat) 23:54:15

【人】 受験生 雨宮 健斗

  
 掲示板前 
  


[オリガミ部の近藤を見送ったあと、少し冷めた
 カレーを食いながら、同じスプーンを持った右手で
 スマホを弄りながら、水を飲もうと反対の手を
 伸ばしたら案の定グラスをひっくり返して、
 見事にお知らせプリントを水没させてしまった。

 行儀の悪さ故の事の顛末の目撃者である小さな鶴は
 危機一髪で救出したが、プリントはふやけて
 もう使い物にならない。
 舌打ちしながら顔を顰めて、学食のおばちゃんに
 ダスターを借りた。
 机を拭いて片付ける。


 とりあえず林間学校は必ず行かないと卒業出来ない、
 かも知れない、と言う事は分かった。
 持ち物などの詳細を確認する前に処分された
 哀れなプリントの代わりを求めて、
 学園の掲示板前へ向かった。

 ちょっとだけカレーの滲みが黄色く撥ねた鶴は、
 ポケットに忍ばせて。 ]
 
(123) 2020/11/22(Sun) 8:15:45

【人】 受験生 雨宮 健斗


   あれ、赤羽じゃん。


[タピオカドリンクを手に、掲示板の前に立つ
 見慣れた姿>>@2に、よ、と手を挙げた。 ]


   赤羽、林間学校行くの?
   あのさ、あれって私服?指定ジャージ?
   プリント水没させたから写メ撮ろうと思ってよ。


[図らずも近藤が先生に尋ねていた質問>>90を、
 次期生徒会長に問う。
 今日は隣に、ちびっこい相方が居ないようで、
 揶揄ってやりたい気持ちで口元を緩ませて。 ]**
 
(124) 2020/11/22(Sun) 8:18:07

【人】 受験生 雨宮 健斗


[差し出してくれたタピオカ>>@7にふ、と表情は崩れて。]


   まじ?
   でもあれだろ、これちあにあげるやつだろ?
   気持ちだけもらっとくー、サンキューな。


[…多分、きっと。
 この甘ったるい思い出の飲み物は、
 いつもちょこんと赤羽の隣にいる、
 ちっこい兎みたいな、ちあの分なんだろな、
 って気がして。 ]


   いーですねぇ…青春!


[ぶはは、と笑いながら、背中を小突いてやった。]
 
(133) 2020/11/22(Sun) 9:52:54

【人】 受験生 雨宮 健斗


   え、去年も行って、今年も行くのかよ。


[言いながら掲示板に貼られてひらひら揺れる
 プリント>>@2を、どうにか押さえて
 スマホで撮影する。
 割と四苦八苦して、何度もブレた。  ]


   おー、服装自由ね。
   良かった。

   そーなの、ほら
1年2年あたり、
   ちょっと多感な時期を過ごしていたじゃない?


[3年まで行かなかったのかと問う赤羽に頷いて、
 小首を傾げてふざけて見せる。 ]


   つか山奥だよなぁ…
   虫とかいる?…よなぁ… *
 
(135) 2020/11/22(Sun) 9:54:51

【人】 受験生 雨宮 健斗

  
 掲示板前 赤羽とちあと 
  


[背中から届いた声>>134に振り返れば、
 噂をすればの彼女の姿が見えた。

 ぴょんぴょんと跳ねるように駆け寄る様子は
 やっぱり子うさぎみてぇだな、なんて思いながら、
 きらきら輝く瞳に、おう、と手を上げた。 ]


   久しぶり。
   元気そうじゃん。

   …あれ、もしかしてお前も行くの?
   林間学校。


[ちらちらと2人を交互に見やりながら、そんなことを。]*
 
(138) 2020/11/22(Sun) 10:30:15
受験生 雨宮 健斗は、メモを貼った。
(a31) 2020/11/22(Sun) 10:32:56

【人】 受験生 雨宮 健斗

  
 自宅 
  


[あったばかりの後輩に、あまりに酷い紹介>>182
 されているとはつゆ知らず。

 珍しくまっすぐ帰宅して、やり始める準備は
 なんやかんやと面倒で。
 それでもどこかわくわくしながら、何度も

 『寒いからダウンの方がいいんじゃないかしら』


 とか、

 『カイロは多めに入れた?』


 なんていちいち口を挟む母親に苦笑いしてやり過ごす。

 過保護だなぁ、と溜息混じりに呟いてみれば、
 だって、と口籠る母親をちらりと見やった。 ]
 
(190) 2020/11/22(Sun) 22:34:17

【人】 受験生 雨宮 健斗


   
   
大丈夫だよ。皆いるし。


[それだけ言って、バッグのジッパーを閉めた。
 ジジジ、と言う音が意外に大きく響いて、
 それを合図にしたようにまだなんか言いたそうだった
 母親は笑って、楽しんできてね、と言った。

 小さな声で、
手、冷やしてはダメよ
、とも。]


   はいはい。


[いちいちうるせーよばばあ、とかなんとか、
 言わなくなっただけ大人になったのだと思う。

 例え普段の言動が
厨二病
っぽい、などと>>182
 誰かに評されていたとしても。 ]*
 
(191) 2020/11/22(Sun) 22:38:03

【人】 受験生 雨宮 健斗

  
 掲示板前 
  


   まじか、ちあも一緒か。


[ガッツポーズの彼女>>145はいつだって素直で、
 一生懸命で、なんか眩しいなぁと目を細めた。
 妹って居たらこんな感じなのかも知れない。
 いないけど。

 なにやらメモを書いては掲示板に固定する>>145
 彼女を見ながら、楽しみだと言ってくれた言葉には
 ゆるゆると口角が上がって。 ]


   
赤羽と2人部屋だといーな。



[ちょっとからかいたくなって、そっと耳元で
 そんなことを囁いた。 ]


   んじゃ、またな。


[赤羽は内緒にしているようだが、多分生徒の
 ほとんどが知っている。
 そんな2人の仲を邪魔しないように、
 早々にその場を立ち去ろうとして。 ]**
 
(196) 2020/11/22(Sun) 22:46:22
受験生 雨宮 健斗は、メモを貼った。
(a42) 2020/11/22(Sun) 22:53:48

受験生 雨宮 健斗は、メモを貼った。
(a45) 2020/11/22(Sun) 23:32:22