人狼物語 三日月国


72 【R18RP】エロトラップダンジョン村【誰歓】

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視点:


【人】 騎士見習い テンガン

 メス……♡
 オレはメス、です……っ♡

[ギュルセルの言葉>>2:206に頷き、自ら認める言葉を発する。
それだけで脳髄まで甘い快楽で満たされ、充足感が増す。]
(0) 2021/05/07(Fri) 11:06:14

【人】 騎士見習い テンガン

 おく、一番奥まで……あっ、あぁぁぁぁぁっ♡♡♡

[ニヤリと獣の表情を浮かべる男。
剛直を根元まで一気に咥え込まされる。
その狂暴な先端が最奥を穿つ。
その衝撃だけでテンガンは一度達してしまう。]

 あぁッ♡ あっ、あッ♡
 おチンポっ♡ ヨすぎる……ッ♡♡♡

[達しているにも関わらず連続して何度も剛直を叩き込まれる。
それでも苦しいどころか善がり狂ってしまう。
いつの間にか臭いはずの雄の匂いが甘く芳しく感じるようになっていた。
テンガンはそれを自分がメスになってしまったからなんだと思った。]
(1) 2021/05/07(Fri) 11:06:40

【人】 騎士見習い テンガン

 イクっ♡ イクイク……っ♡
 あぁッ、イク……ッ♡♡♡

[一突きごとに達し、連続でメスイキしてしまう。
もうイってない瞬間などなかった。
一部の隙もなくテンガンの身体はすべて快楽で満たされていた。]

 ――――〜っ♡♡♡♡♡

[そして男の精をたっぷりナカに注ぎ込まれた瞬間、テンガンは一番深い絶頂に達し、そこで意識がトんだのだった。]**
(2) 2021/05/07(Fri) 11:07:02

【人】 騎士見習い テンガン

──ダンジョン内──

[テンガンが目覚めると、もう肉体は変質し終わった後だった。
鋭く伸びた犬歯、悪魔のように伸びた耳、尻から伸びた細い尾…………]

 ひっ!

[テンガンが自らの姿に慄くと、それらはシュルシュルと縮んでいって、テンガンは元の人間の姿に戻った。
それでテンガンは自分の姿を好きなように変えられるようになったのだと悟った。

人間ではないものに変じてしまった……。

そのことに打ちのめされていると、ヒタリと足音が響く。
振り向くとそこにいたのは、>>23男にも女にも見える美しきものであった。
この者こそがこのダンジョンに潜んでいた淫魔なる者なのだとテンガンは思った。]
(24) 2021/05/08(Sat) 12:49:52

【人】 騎士見習い テンガン

 あ、あの、

[テンガンは"彼"に自ら声をかけた。]

 オレはいなかったことにしてもらえませんか。

[真っ先に頭に浮かんだのがそのことだった。]

 このダンジョンから出ていくので、
 スピカとイクリールという名の二人には、
 オレがこうなってしまった事は
 伝えないでもらえますか?

 二人には、
 オレが無事だったと思ってもらいたいのです。
 オレは人間のまま
 何処かで生きているのだと……。

[人間ではないものに頼み事など通じるか分からない。テンガンは駄目元で頼み込んだ。]**
(25) 2021/05/08(Sat) 12:50:07

【人】 騎士見習い テンガン

 同族の気配が、感じ取れる……?

[言われてみると、テンガンにも近くに気配>>17が感じられた。
あの鬣犬の匂いがする。
やはりあの男も同族と化していたらしい。

ふと、あの男に言われたこと>>2:133を思い出す。

お前にはないのか、
それだけは譲れないってものが――――

譲れないものなんて、今でも分からない。
オレは喰らいたいものを喰らいたいだけだ。]
(30) 2021/05/08(Sat) 15:45:41

【人】 騎士見習い テンガン

 確かに、感じ取れます……。

[それでは二人に隠し通せるかは運次第なのかと項垂れると、>>29淫魔が思いついたように提案する。]

 是非、お願いします!
 その気配を隠す魔法をお願いします。

 ダンジョンの外に出た後は自力で何とかしますので。
 ずっとずっと遠くまで行って、そして――――

[そして――――テンガンの頭に閃くものがあった。]

 ――――それから、オレは自分のしたいことをします。

[その顔には獣の笑みが浮かんでいた。]**
(31) 2021/05/08(Sat) 15:46:11

【人】 騎士見習い テンガン

 ご心配なく。
 そう簡単に殺されはしません。

[>>33隠密の魔術を施してもらったテンガンは、静かに空間転移の魔術を起動させる。目標はもちろんダンジョンの出入り口。

流れるように身体の中を魔力が巡るのを感じて思う。
淫魔の魔力を流し込まれ、大量の魔力が体内を巡る今ならばその他の魔術も慣れれば使えるようになるのかもしれない……という気がした。

魔物の一種と化してしまった今、人間にとって自分は討伐対象になってしまったのだと>>33彼の言葉からも理解している。

だがそれでも、テンガンは魔物にとって最も殺される可能性が高い場所の一つへと乗り込もうとしていた。

――――やりたいことを成し遂げるために。]*
(34) 2021/05/08(Sat) 17:54:33

【人】 騎士見習い テンガン

――三年後・その1――

 お父様、お母様。
 テンガン・ケッセルリング、
 ただいま旅路より帰還いたしました。

[定められた三年間を終えて生家に帰り着いたテンガンは家族らの歓待をもって迎えられた。
一家揃って全員魔術テクノロジー音痴である彼らは誰もマギカメラを視聴していなかったようである。

妹は感極まって兄に抱き着き、長兄は無事に帰ってきた弟を褒め称えた。
「長男と比べて大人しい子だから心配だったけど、立派な顔つきになった」と両親は涙した。
そういえば兄に比べて大人しいなんて評されていたな、と家にいたのが何百年も前のことだったかのようにぼんやり想起する。

家訓を無事達成したテンガンはその後兄の所属する騎士団に仕官し、騎士になることができた。]
(48) 2021/05/08(Sat) 20:55:45

【人】 騎士……? テンガン

[騎士になったテンガンは真面目に鍛錬に励み、実によく任務をこなした。
以前はほとんど使えなかったはずの魔術を使いこなすテンガンを訝しむ者もいたが、三年の冒険生活の間に才能が開花したのだと言えばそんなものかと皆納得した。

そんなテンガンはある日上官である団長の部屋に呼び出されてこう告げられた。
「三年前にマギカメラで凌辱姿を配信された冒険者の顔がとても君に似ているのだが……」と。
そして団長はひらりと一枚の紙をテンガンの前に差し出す。
それはマギカメラでの映像を焼き増しした写し絵だった。
リザードマンのヘミペニスに貫かれている瞬間のテンガンの姿が克明に描かれている。

テンガンはたちまち顔を青くさせて
「この事は誰にも言わないで下さい、何でもします」と訴えた。

そんなテンガンに団長は「なら分かっているね」とばかりにベッドを顎でしゃくって示すのだった……相手がまんまと騎士団に潜り込んだ淫魔であるとも知らずに。]
(49) 2021/05/08(Sat) 20:56:42

【人】 騎士……? テンガン

 ……ふふっ。

[俯いた淫魔がニヤリとほくそ笑む。

淫魔テンガンはある目的を抱いている。
騎士団長を篭絡するのはそのための第一歩だった。]*
(50) 2021/05/08(Sat) 20:56:54

【人】 騎士? テンガン

――三年後・その2――

[テンガンは出世街道を駆け登り、あっという間に副団長の座にまで昇り詰めていた。
兄をも追い越す早すぎる出世に誰もが疑問を抱いた。
だが団長のお気に入りであるテンガンには誰も物申すことができなかった。]

 団長……♡
 今日もオレをメスにして下さい……♡

[テンガンは夜な夜な上官の部屋に通って、彼に"奉仕"を行っていた。
団長がいやらしい笑みを浮かべて寛げた衣服の間から現れた肉棒を口の中に含む。
その間に団長はテンガンの服を脱がせ、尻を直接揉みしだき、後ろの入口を太い指先で弄るのだった。]
(63) 2021/05/09(Sun) 9:37:40

【人】 騎士? テンガン

[だがその晩は闖入者がいた。
バタンと派手な音がして扉が開くと、そこには鬼のような形相をしたテンガンの兄が立っていた。

兄は団長と弟の姿を視界に捉えるなり、「オレの弟に何をするッ!」と叫んで剣の柄に手をかけた。
団長が一方的に弟に強制しているのだと疑わない、熱血漢で身内に甘い兄らしい判断だった。

兄が踏み込んできた理由は分かる。
最近兄は団長がテンガンに何かしているのではないかと疑い始めていた。
――――だって、そう気付くようにテンガンが仕向けたのだから。]
(64) 2021/05/09(Sun) 9:38:02

【人】 騎士? テンガン

[暗闇からぬっと現れた手が兄の口をハンカチで押さえ込む。
そのハンカチには淫魔の体液から精製された媚薬が染み込ませてある。
あっという間に兄の下半身は昂りを示し始めた。

今夜兄が現れると分かっていた。
だから部屋に魅了し籠絡し下僕化させた団員たちを潜ませていたのだった。

団員たちに羽交い絞めにされ捕らえられた兄に、団長が告げる。
「愛しい弟を助けたくばこの場で自ら弟を犯すか、自分がその他全員を相手にするか選べ」と。]

 お兄様、オレはお兄様が相手なら平気です……っ、
 だから…………

[テンガンは被害者になりきって健気に涙を浮かべてみせる。]
(65) 2021/05/09(Sun) 9:38:19

【人】 騎士? テンガン

[これこそがテンガンの目的だった。

大好きな大好きな兄を自分が堕とされたのと同じ方法で堕落させること。
理不尽な二択を突き付け、心を嬲り、快楽を教えてあげること。
その為だけにテンガンは生家に舞い戻ってきたのだ。
その為だけに危険を冒して騎士団の中に潜り込んだ。

兄こそが考え得る限り最も自分に似ている人間だったから。
兄とならきっと"再演"が楽しめる。
たった一人の為だけに地道な仕込みを今日まで繰り返した舞台だった。
「適当に襲って食べるだけ」なんて雑な味付けは極上の獲物に対しては許されないから。
むしろ時間をかければかけただけ、それを味わった時の快楽は計り知れないだろう。

テンガンがどうしても喰らいたかった最上の獲物とは、鏡に映った過去の自分────]*
(66) 2021/05/09(Sun) 9:39:01