人狼物語 三日月国


36 【R18】海の上のひみつ【完全RP】

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視点:

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【赤】 天野 時雨

[
  
はぁと乱れた呼吸で、動けぬまま。
 一度だけの交わりにしては疲労感がひどく纏わり付く。
 けれど同時に、長いこと感じることのなかった
 じんわりとした温かさにも包まれて。

 どさり、と彼女の上に倒れ込みたかったけれど、
 最後の意地で身体を起こしたまま。
 
 髪を撫でたい。
 口付けをしたい。
 そんな思いが湧き上がり、身体を動かす。]


   
  
い、ッ……!!


 [ 瞬間、ギリッと焼けつくような痛みが走って、
 思わず小さく唸った。
 彼女の口からそっと、己の指を外せば>>*3
 皮膚が破れて、赤い血が流れていて、ぽつり、落ちる。

 はっとして、手の中に閉じ込めた裸体を見つめる。
 その涙のあとも痛々しい瞳が、徐々に光を失っていく
 様にどきりとして、慌てて中のものをずるりと
 引き抜いて、その顔を覗き込んで、頬に触れた。]
(*6) 2020/07/15(Wed) 6:11:22

【赤】 天野 時雨


[ すぅ、という、吐息とも寝息とも取れぬ呼気が
 確認出来ればどっと安堵に肩を下ろして。

 意外なことに、まだ萎えきることのない屹立から
 避妊具を外す。
 シーツに咲いた赤い印が目に入れば、>>*4
 胸に刺さる気がしてつと目を逸らした。

 意識のない吹雪の髪を撫で、口付けを降らせる。
 手近に見えたタオルに手を伸ばして取り
 壊れ物に触れるようにそっと、その身体や顔を拭った。]
(*7) 2020/07/15(Wed) 6:16:09

【赤】 天野 時雨


[ 初めてだという女と寝るのは、これが初めて
 ではなかった。
 前の時は、やはり一度貫いたあとも滾った
 欲望のまま、二度、三度と強引に貪ったものだった
 というのに、目の前で意識を失ったように眠る
 吹雪にはとてもそんな気にはならない。
 安らぎを邪魔したくなくて、もう触れることも
 憚られてしまって、年のせいかなと笑う。]


    ゆっくり、休んでね。


[ 耳元で囁くのが、やっと。]*
(*8) 2020/07/15(Wed) 6:22:41

【人】 天野 時雨

  
過去の話・曳山さんと
  


   引き摺ってるんですか。
   ごめんなさい、ちょっと意外。


[ 大きな肩を竦めるように話す言葉に>>1:154
 返すのは素直な感想。

 そして彼が静かに落とした言葉>>1:155に、
 目を少し見開いて、]


   …そう、なんですかね。
   彼女が何を求めているのか、いたのか、
   今もわかんないままです。
(4) 2020/07/15(Wed) 6:45:05

【人】 天野 時雨


[ もう何杯目かも分からないまま、ショットグラスを煽る。]


   …俺は。
   彼女の前だけ、どうしていいかわかんなかったんです。
   セックスの時も、戸惑うばっかりで。
   別に初めてじゃないのにさ。


[ 俺が求めた、何か>>1:155、か
  



   もしかしたら、多分。
   全部、ほしかったのかも。


[ それを言えていたら、何か変わっていたかな、と
 曳山さんを見ながらぽつりと溢した。]*
(5) 2020/07/15(Wed) 6:45:45

【人】 天野 時雨

  
過去の話・曳山さんと
  



   曳山さんの話も聞きたいです。

[ 視線を上げてそう言えば、彼は自分の話をしてくれたの
 だろうか。
 それとも初対面の年下のバーテンに詳細は伏せたまま
 たわいも無い話を肴に酒の杯を重ねたのだったか。

 いずれにしても、曳山さんの声は穏やかに響いて、
 その会話は貴重な時間だった。

 注文されるままに酒を差し出したが、
 さほど顔の色も様子も変わらないように見えた気がした。
 実際のところはどうだったのかはわからなかったけど。

 反対にこちらはだんだんとぼんやりとして。
 決してアルコールに弱い訳ではないはずの自分が
 酔いを自覚するのは簡単では無かったが。

 オーダーされた酒を作る手つきもだんだんと覚束なくなる。
 煽り続けたテキーラのせいで、舌が縺れて敬語が薄れる。]

   今日、曳山さんと会えて、
   話が出来て、良かったなぁ。

[ 子供のようにニカッと笑って、そんなことを言った。]
(7) 2020/07/15(Wed) 8:45:31

【人】 天野 時雨

[ …と、記憶があったのはこの辺までで。
 ふと気がついたら、ボックス席のソファで倒れ込んでいた。
 あとからオーナーに聞けば、


    べっろべろに酔っ払って、
    舌ったらずな声で


   『曳山さんカッコいいなー』
   『身体鍛えてるんですか??』
   『すげー、ちょーいいカラダっすねー!』
   『やっぱあっちもデカいんですかー!?』


 …なんて初対面の曳山さんに絡みまくっていたそうで。

 声が聞こえて慌てて飛び出したオーナーが
 頭を叩いてひっぺがしたらそのまま潰れて。]


   『お前を運んでくれたのはあの人だぞ。』


[ との為体。
 頭を抱えて、あぁぁぁあ…と唸ったのだった。]**
(8) 2020/07/15(Wed) 8:49:07
天野 時雨は、メモを貼った。
(a6) 2020/07/15(Wed) 9:38:41

天野 時雨は、メモを貼った。
(a7) 2020/07/15(Wed) 9:40:01

【人】 天野 時雨

  
現在・自室で
  


[ ふわりとかけられるタオルケットの風を感じて
 は、と我に返る。

 雪菜が、姉に柔らかなそれを掛けている所だった。
 吹雪をちらと見やる視線は穏やかなように見えて、
 なんとなく笑む。]


   ありがとう。
   …寝ちゃった。
   無理、させてないといいんだけど。


[ へにゃりと笑って、ベッドを降りようと。
 そっと動けば、差し出されるのは絆創膏。>>9

 わりと普通に驚きながら重ねて礼を言って受け取れば、
 さらにきちんと洗うよう告げられて、また意外だなと
 軽く目を見開いて。


 
  
雪菜は何を考えているのだろう。
 瞳を見つめてもその思考が透けるはずもないが、
 その心に浮かぶものは、穏やかなものであれば
 いいなと思いながら、彼女の指示に従うべく、
 手を洗いにバスルームへ向かおうか。]*
(11) 2020/07/15(Wed) 10:54:00

【人】 天野 時雨

[ 水を流せば、指はひりひりと染みた。
 吹雪の痛みはこんなものではなかっただろうと思えば
 なんてこともない。


 背後で、ガチャリと>>12音が聞こえた気がして。
 
 慌ててバスルームを出れば、雪菜の姿はすでになく。

 タオルだけを引っ掴んで、ドアを開ける。
 離れていこうとする後ろ姿>>12を見つけて。]*
(13) 2020/07/15(Wed) 12:15:53

【人】 天野 時雨

[ 掛けた声は、届いたか。
 振り向かないならそれで構わない。
 背中を見ながら、部屋に戻ろう。


 わざとなのかうっかりなのか、
 忘れられた下着に気付いてぎょっとするのは、
 部屋に戻ってから。]*
(14) 2020/07/15(Wed) 12:22:20
天野 時雨は、メモを貼った。
(a11) 2020/07/15(Wed) 14:35:02

【人】 天野 時雨

  
1日目
  


[ すぅと寝息を立てる吹雪の隣に、そっと胡座をかいて座る。

 眠っている身体を弄って、あわよくばもう一度…とか、
 彼女を起こしてキャッキャと二人でお風呂♡
 とか、邪なことも、思わ…なくも、ないこともない、
 かも知れないが。]
(20) 2020/07/15(Wed) 15:50:25

【人】 天野 時雨


[ 徐に内線電話を取り、連絡を。
 
  
吹雪は、残念がってくれるのだろうか。
 それとも怒るだろうか。]


   『あ、すみません。
    Aの
204
です。』

   『知人の忘れ物を届けたいんですが、
    連れが眠ってしまっていて。』


   『
  
えぇ。僕が戻るまで、しばらく
    居てやってくれませんか。
    なにせ彼女
  
初めてだったもので、
    ぐっすり寝入ってしまって。』

   『
  
あ、はい。ありがとうございます。
    え?あ、そうですね』


[ ちらりと、吹雪を見て。]
(21) 2020/07/15(Wed) 15:54:21

【人】 天野 時雨


   『…あはは。彼女が望めば、ええ。
    でももし、嫌がったら、』


   
『             』



[ くすりと笑って電話を終える。
 スタッフの名前はなんと言ったか>>1:91
 確か4文字の名前を名乗ったように聞こえたのだけれど。

 眠り続ける彼女にそっと口付けをして。
 皺がついたスーツはそのままに、新しく着替えを出して
 手早く身なりを整えた。

 ソファにぽつり佇む雪菜の下着を、丁寧に畳んで
 ポケットにしまって。

 部屋を出て、船内を彷徨くことにしたのだった。]**
(22) 2020/07/15(Wed) 15:56:34
天野 時雨は、メモを貼った。
(a13) 2020/07/15(Wed) 16:50:01

天野 時雨は、メモを貼った。
(a15) 2020/07/15(Wed) 16:51:20

天野 時雨は、メモを貼った。
(a20) 2020/07/15(Wed) 19:00:32

【人】 天野 時雨

  
いつだかの時間
  


[ 船内を歩く。
 酒が飲みたいな、と思っていた。

 さすがの防音性能のおかげか、楽しむような声は
 聞こえてはこない代わりに妙にしん、としていて。

 部屋から出て来た男性とすれ違えば、>*18
 軽く会釈する。
 目が合ったか、合わなかったか。

 どちらにしてもこの客船では異質に思える雰囲気を
 感じれば、ん、と軽く眉根を寄せた。

 職業柄、人を観察してしまうのはクセのような物で。
 その人の何というか、ギラついている、というような言葉が
 相応しいような印象に一瞬目が離せなくなる。

 がすぐにつ、と視線を外し。
 まぁ、世の中には色々な人が居るのだし、仮にも
 この客船に乗っているのだから、身元に不審なことは
 ないよなぁ、と、なんとなく自分に言い聞かせた。]*
(33) 2020/07/15(Wed) 22:32:15

【人】 天野 時雨

[ 駆け寄る足音が近づいてくる。
 次の瞬間ガシッと掴まれた感触>>36に心臓が跳ねた。
 先程すれ違った男性がやはり殺人鬼かなにかで、
 襲い掛かられたのかと思う程には。

 んなわけないだろ、と自分で呆れつつ振り返れば、
 己の名前ではない何かを呼びかけながら、
 腕に手をかける、ワンピース姿の女性。

 自分と目が合えば慌てた様子でその手を離し詫びる様子に
 人違いをしたのだと理解するには数秒もかからなかった。]


   いえ。
   綺麗な女性に触れて頂いてラッキーでした。


[ にこりと笑顔を浮かべて、そう返す。]


   どなたかと、お間違えでしたか?
   道に迷った迷子さんでしたら、どちらかまで
   ご一緒しましょうか。


[ 彼女の返事を待ちながら、
 左手薬指にちらりと視線を落として。]*
(42) 2020/07/15(Wed) 23:50:00
天野 時雨は、メモを貼った。
(a25) 2020/07/15(Wed) 23:53:43

【人】 天野 時雨

  
一日目のどこか・涼風さんと
  


[ 驚いた表情をすぐに落ち着いたものに変え、
 それでもやや頬を赤らめながら、目の前の女性は
 その頬に左手を添えて笑う。>>43

 探していたのは連れではない、と言う言葉と、
 きらりと光る指輪>>1:101を見比べれば、
 へぇ、と小さく意外な気もするけれど、何しろここは
 そんな場だから 顔に出すような事はしない。]


   あぁ、そうでしたか。
   俺は、


[ 少し言葉を止める。]
 

   今は、一人ですかね。
   知人の忘れ物を届けに行こうと思って。


[ いやそれが下着なんですよ奥さん、なんて言えば
 この人はどんな顔をするだろうと下衆なことを考えて
 少し笑った。
 もちろん言うはずはない。]
(53) 2020/07/16(Thu) 8:20:23

【人】 天野 時雨

[ 目の前の女性からの誘いを耳にすれば>>44
 じんわりと感じる、この客船のレゾンデートル。

 
 この船に乗ってから己はやはり少し狂っているのだろうか。
 普段ならきっと。
 残念に思いながらも丁寧に断り雪菜のもとに急ぐだろうし、
 そもそも女を一人、部屋に残すことなど、
 しないはずなのに。]


   俺も丁度酒が飲みたかったんです。
   ただ、せっかくのお誘いなのですが、
   今あんまり時間が無くて。
(54) 2020/07/16(Thu) 8:25:05

【人】 天野 時雨


[ 目を伏せて、その人の手を取る。
 抵抗されないようならそっと引き寄せて耳元で。
 嫌がるようならそのままの距離で。]


   こんな綺麗な女性の誘いを断って、
   俺バチが当たりますね。


[ と囁いた。
 彼女の表情はわからないが、明日を約束して
 くれる声を聞けば>>44、ほっと笑って頷いて。]


   本当にすみません。
   また、明日…楽しみにしてます。


[ そう伝えて、彼女を見送るだろう。]*
(55) 2020/07/16(Thu) 8:25:30
天野 時雨は、メモを貼った。
(a31) 2020/07/16(Thu) 8:28:06

【人】 天野 時雨


  
いつかの時間・通路で
  


[ ごく微かに聴こえたのは、確かに
 …人が泣く声だった、と思って。

 呼びかけには、応答は、ない。
 が、少しドアは隙間を見せて開いたまま>>52

 ここが特殊な空間だけに、躊躇する。
 そういうプレイ中だったりする可能性もある訳で。
 それでもやはり気になって、そっと扉を開いて中を覗く。


 もしそのような最中に遭遇すれば、
 平謝りして脱兎の如く駆け出して逃げようと思っていた。

 しかし、目にした物は、
 そんな愛欲に塗れたものではなく。]
(56) 2020/07/16(Thu) 11:52:34

【人】 天野 時雨


   えっ…


[ 壁伝いに歩く、女性。>>52
 こちらには気づかない様子で、バスルームに
 向かっているようだが、
 明らかに、情事のあとだとわかる白濁液が
 身体には纏わり付き、下半身を伝わり床にすら落ちて。

 ぎょっとして顔を見れば、腫れた目元と
  

 …これは、殴られたような痕が、頬にも。]


   ちょ、ちょっと!
   大丈夫ですか!?


[ SMのようなプレイを愉しんだのかもしれないと
 片隅では思いながらも、思わず駆け寄って支えたのは、
 彼女が本当に憔悴している様子だったから。
 愛のないSMはただの暴力だと言ったのは、
 過去に知る誰だったか。

 そんなことはどうでもいいのだから彼女を支えて応答を待つ。
 いきなり触れてしまい驚かせてしまっただろうか。
 彼女が希望するならなんでも手伝いたい、と思いながら、
 その女性を支えていた。]*
(57) 2020/07/16(Thu) 11:54:57
天野 時雨は、メモを貼った。
(a32) 2020/07/16(Thu) 12:14:08

【人】 天野 時雨

  
一日目と二日目の狭間あたり
  


[ とっとと部屋に戻らなくては。
 吹雪が目覚めているかも知れない。

 自分で決めたくせに、
 おまけにスタッフにまで頼んでおいたくせに、
 今更そんな思いも頭には確かにあって。
 彼女を一人残して、見知らぬスタッフにその場を託して、
 自分は違う女に向かう。
 なんて酷いと分かっていて。
 狂った気持ちに向き合えば、吐きそうになる。

 それでも。
 ここは、サンライズ・クイーン。
 恋愛をする場所としては、不似合いだから。

 恋愛は、ここではしてはいけない。
 したくない。
 ただ、自分の欲望に、忠実に。

 ここを出れば、皆が見知らぬ人に戻るのだろう。
 だとすれば、今自分が向かうところは。]*
(61) 2020/07/16(Thu) 19:37:35

【人】 天野 時雨

  
暴行の痕が見える女性と
  


[ 小さな声が、二文字だけ、聞こえた。>>66

 虚ろな視線でこちらを確認して、しかし頭を上げることも
 難しそうにこちらに項垂れもたれかかる女性。]


   しっかりしてください!


[ 支えの腕を伸ばして抱き抱える。
 意識は辛うじてあるようだが>>66
 視線は落ちていく。

 バスルームに連れて行くほうがいいのか
 ひとまずベッドまで運ぼうか、瞬間的に悩み。
 しかしこの人がどこから這うようにここまで来たのかを
 認識すればベッドはマズいのか。

 抱え上げたまま、浴室のバスタオルを片手で取る。
 そのままタオルは落として、そこへ彼女を下ろす。
 壁にもたれさせてからバスローブを前から羽織らせた。]
(74) 2020/07/16(Thu) 22:14:18

【人】 天野 時雨

   
   わかりますか、大丈夫ですか。


[ 囁くように、声をかける。
 反応はあるのだろうか。

 救急車を呼びますか、と言いかけて、ここが船上だと
 思い出せばちっ、と小さな舌打ちが出て。]


   スタッフに連絡しますね。
   医務室に行ったほうがいい。


[ そう言って、内線電話に手を伸ばそうと。]*
(75) 2020/07/16(Thu) 22:16:37

【人】 天野 時雨

  
日付けが変わったあたり
  


[ ほんの一途期だけ足を止めて、酒を。

 電話の先のスタッフは、きちんと吹雪を扱ってくれた
 だろうか。
 今更ながらそんなことを思う。
 まさかバスローブを着せてもらっているとは
 思ってもいないけれど。>>65

 手っ取り早く酔いたい。
 そう言うと、同じ職業のその人に差し出されたのは、
 ゴッドファーザー。

 ベースのウィスキーはラフロイグ。
 いい酒で、もちろん腕も良いのだろう。
 ピートの効いた香りがアマレットと重なり合い、
 喉を焼き尽くすように流れて、落ちる。

 思い出したように煙草を取り出そうとポケットを探れば、
 雪菜の忘れ物に手が触れる。

 琥珀色の酒を煽るように飲み干して、煙草に火を点けた。
 深く吸い込んで吐き出せば、紫煙が細く棚引いて。
 また口にしようと手を動かすと、指先の絆創膏が
 目に入って頭がぐらりとした。]

 
(76) 2020/07/16(Thu) 22:30:52

【人】 天野 時雨


[ 腕の良いバーテンダーに礼を言って。
 灰皿にぐにと押しつけて煙草の火を消すとまた歩き出す。

 目指すSランクの客室。
 301号室に、彼女はいるだろうか。

 呼び鈴を押す。
 応答が無くともしばらくはそのままで。]*
(77) 2020/07/16(Thu) 22:31:32
天野 時雨は、メモを貼った。
(a37) 2020/07/16(Thu) 22:34:45

【人】 天野 時雨


[ 受話器を持つ手を掴まれる。>>83
 驚いて、振り返れば、溢れ落ちる小さな声。

 事を大きくしたくない>>84
 そう言う女性に目を見開いて。

 なぜ、と問うより先に伝えられた彼女の言葉は>>85
 一言一言がこの豪華な客船にはあまりにも
 似つかわしくないものばかりで。]
(88) 2020/07/16(Thu) 23:42:35

【人】 天野 時雨

   
  
最期。


[ その言葉がより、冷たい雨のように刺さる。
 受話器ごとその胸に運ばれて行く腕を、
 どうしても抵抗出来ず。

 そっと、反対の手を添えた。
 いつもはペラペラと薄い言葉が出る己の口から、
 彼女にかける言葉は出ない。]


   …シャワー、浴びましょうか。
   汚れてはいないですよ。
   身体が冷えたでしょう。
   立てますか。 


[ ようやく絞り出せばそう聞くけれど、やはり抱き上げて。
 彼女が嫌がらなければバスルームに入ろうか。]*
(90) 2020/07/16(Thu) 23:44:47

【人】 天野 時雨

[ 後ろからかけられた声にびくりと背中が跳ねる。>>80

 どうして置いていったのか、と言う言葉から
 咄嗟に吹雪だと思った。
 けれど慌てて振り返れば、楽しげに笑う、
   
  
雪菜。

 ふぅ、と息を吐いた。
 己の吐息は酒の匂いがした。]
(92) 2020/07/16(Thu) 23:52:04

【人】 天野 時雨


   …よかった、会えました。
   忘れ物、気付いて。


[ そう言って、一歩。
 彼女に近づいて。]
(94) 2020/07/16(Thu) 23:54:29

【人】 天野 時雨


   … 会いたくて。
   それとも雪菜さんは、俺が吹雪ちゃん抱いてるの見て
   下手クソでおまけに早いなぁって萎えた?


[ くつくつと笑って。]


   嫌なら、止めて。
   今なら帰るよ。

   吹雪ちゃんはスタッフに見張り頼んだ。
   起きた時、一人だとちょっとかわいそうだなって
   思ったから。
   手は出されてないと、思うけどね。

   やっぱり早く帰ったほうがいい?


[ 酒の力を借りて挑戦的な気持ちで、
 彼女を見下ろす。

 怒りをぶつけられれば嬉しいとさえ思うくらいに、
 
その瞳が欲しいと思って。
]*
(96) 2020/07/17(Fri) 0:02:37