人狼物語 三日月国


73 【誰歓突発RP】私設圖書館 うつぎ 其漆【R18】

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視点:


【人】 西園寺 飛鳥




   もし明日、江戸川さんよりいい人が
   見つかって、ここに来なくなれば、
   清々した!と思うんじゃないんだ?


[あ、そっか、寂しい?もちろん寂しいよね?と
 にこぉっと唇は弧を描き、うんうんと頷けば
 「だから、寂しくないようにまた来る」と
 伝えて、ぐいっとお茶を最後まで飲み干した。
 飲み口についたグロスを軽く拭って。

 聞き分けろ、なんてW大人の意見Wには
 「聞き分けは悪い方なの」とさらりとかわし]

 
(7) 2021/05/20(Thu) 0:27:22

【人】 西園寺 飛鳥




    そーゆー顔も好き


[渋い表情に笑顔を向けて、店をあとにする。

 強硬手段に出られないわけじゃない。
 だけど、迷惑をかけたいわけじゃない。
 その前にどうかこっちを向いてほしい。
 わたしの方を見てほしい。
 あの日はちゃんと合った、通じ合った。
 だから電流が走って、私は恋に落ちた。
 ここに通うようになってからも、
 目が合うことはあるのだけれど、
 あの時のように真っ直ぐじゃない。
 どこかできっと、一線引かれていて
 引いた線の上に透明の分厚い板が置かれてる。
 届かない。触れらない。きっと、今以上
 距離を詰めることを彼は怖がってる。]

 
(8) 2021/05/20(Thu) 0:27:40

【人】 西園寺 飛鳥



[───その理由が、わからない。
 私が彼より若いから?まだ大学生だから?
 だけど成人はしているし。
 家だって知ってるくせに。

 見た目が嫌?もっと可愛らしい、女の子らしい
 シフォンやフリルを使ったような服を
 着るほうが気に入ってもらえる?

 ───ううん、そんな事したくない。
 わたしはありのままの私を、知ってほしい。
 見つめてほしい。それで、好きになってほしい。
 それは、わがままなのかな。

 そんなことを考えながら、次の週。
 わたしはまた、彼の元を訪れる。]


   コーヒー、持ってきたよ、江戸川さん


[そう言ってにっこり微笑みながら、
 家の蔵と似た匂いのする店の中へと足を
 踏み入れるのだ。]
 
(9) 2021/05/20(Thu) 0:27:59

【人】 西園寺 飛鳥




   これ、ドリップにしてもらった。
   飲みやすいかなって思って。


[そう言って、父の行きつけの喫茶店で
 準備してもらった紙袋を手渡す。
 ちなみに、お茶菓子は用意していない。
 また美味しいお菓子、準備してくれてるかなって
 そんなささやかな期待を込めて。

 それからもうひとつ。
 カバンの中に忍ばせた、隣町の美術館で
 開かれている展示会のチケット。
 興味を持ってくれたらいいな、そうしたら、
 デートに応じてくれるかな、と
 ちらちらそちらを窺いながら。
 隙を見て切り出す算段で。]*

 
(10) 2021/05/20(Thu) 0:28:21

【人】 西園寺 飛鳥


[きっと、うまく伝わってない。
 江戸川さんは怖がりだから。
 私のことが嫌いなら、お茶菓子なんて用意しない
 だろうし、お茶なんて出してくれるわけない。
 悪態をつきながらも毎週毎週迎え入れてくれるのは
 女として、じゃなかったとしても。
 妹のよう、だったとしても
 少なからず好意を抱いてくれているからだと
 私は思っているのに。

 ならば、それをどうすればW異性Wとして
 見てもらえるようになるのか。恋人の候補として
 彼の人生の一部になることを許されるのか
 毎晩のように悩むのだ。

 友人に相談したとて、有益な情報や案は
 今のところ出てこない。
 強硬手段、も友人の軽口ではあったのだけれど
 できればそれはとりたくはなかった。]

 
(29) 2021/05/21(Fri) 21:01:01

【人】 西園寺 飛鳥


[心が欲しい。彼の。
 好きになってほしい。
 熱のこもった視線で見つめてほしい。
 別の誰かに私が行こうとしたら
 引き止めて、抱きしめてほしい。
 人生全てをくださいと口に出しているわけでは
 ないのだから、そこのところちょっとだけ
 くれたりしないかなって。
 控えめでしょって思うのだけれど、まあ
 もちろん現実はそううまくはいかないのだ。

 今日こそ、振り向いてもらえますようにと
 願掛けしながら開く扉。]

 
(30) 2021/05/21(Fri) 21:01:20

【人】 西園寺 飛鳥


[持ってきたコーヒーを手渡すと、緩んだ頬に、
 きゅん、と心根が掴まれるよう。
 愛おしさが溢れて、自然と表情は綻んだ。]


   今日も冷やかしって思ってる?

   律儀な冷やかし客だなーって?


[と首を傾げて見せながら、いつもの席につけば、
 小皿に乗った可愛らしいカップケーキが
 テーブルをすべって出てきただろうか。

 そうしたら、わたしはそれを見つめて、
 ぱちくりと目を瞬かせてから、
 江戸川さんの方を見上げるだろう。]
 
(31) 2021/05/21(Fri) 21:01:36

【人】 西園寺 飛鳥




   ───すっごいかわいいんだけど!
   え!なにこれ!写真撮っていい?


[とあからさまに一つ声のトーンが上がる。
 はしゃいでスマホを取り出せば、
 回答よりも先に一枚パシャリと納めた。
 それから、にへ、とした笑みを向けて
 ちょいちょい、と手招き。
 こちらにきてくれないなら仕方ない。
 立ち上がってそちらに歩いて行き、
 左手の手指で器用にスマートフォンを持って
 くいっと彼の腕を引きながら軽く背伸びすれば
 長押しで連写。そうすれば、1枚くらいは
 ブレていないツーショットを
 納めることができただろうか。
 その距離にすぐに頬は緩んで。]
 
(32) 2021/05/21(Fri) 21:01:51

【人】 西園寺 飛鳥




    隙だらけですよ、お兄さん

    そういうとこも好きだけど


[と、悪戯の成功した子供みたいな笑みを浮かべて
 そそくさと席へと戻ろうか。
 先程の写真は消せと言われても絶対に消さないし、
 むしろ「ロック画面にしよ」と鼻歌混じりに
 スマホを操作し始めるだろう。
 ちなみになぜ急に写真なのかと問われれば、
 「今めっちゃ好きだなって思って、この瞬間を
 撮りたいって思ったから!」と肩をすくめる。]


    えーでもほんとかわいくて、
    なんか食べるのもったいないな


[そうはしゃぎなから。
 コーヒーのいい香りを鼻腔に吸い込み、
 ティータイム…もといコーヒータイムをはじめよう。]
 
(33) 2021/05/21(Fri) 21:02:22

【人】 西園寺 飛鳥



[相変わらずつれない江戸川さんに、
 今日はとっておきのお誘いがある。
 カバンの中に忍ばせた、2枚のチケット。]


   あ、そうだ


[と前置きしてそれを取り出せば、
 す、と2枚、差し出して。
 そうしたら、びっくりしたように問いかけが
 されるから、目を柔く細めて。]


   綺麗なものは好きだから。
   香水も、結構好きだし。


[…で。]
 
(34) 2021/05/21(Fri) 21:02:37

【人】 西園寺 飛鳥




   わたしとデート、しませんか?


[そう言って、差し出したチケットを引き寄せ、
 その影からちらりと顔を覗かせて、
 そちらをじいっと見つめよう。

 唇を噛み締めながらこちらを見ているのが
 わかれば、眉尻をそっと下げて。]
 
(35) 2021/05/21(Fri) 21:02:52

【人】 西園寺 飛鳥




   …そんなに気負わなくても。


[唇をとがらせて、少しばかり
 困ったように笑ってみせる。
 それでも彼が手に取ってくれないなら、
 ふぅ、とひとつ息を吐いて、チケットを
 一度膝の上に下げるだろう。]


   ───展示に興味がないわけでは
   ないよね、そのリアクション的に。

   つまり、今引っかかってるのは、
   私とお出かけするってとこだよね。


[唇を結んで、ゆらゆら、今度はこちらが迷う番。
 私も2人じゃまずいなにかがあるのか。
 それとも、この隔たりを超えることになる、と
 彼は思っているのか。
 あくまで冷やかし客と店主の位置付けを
 崩したくない、のだろうか。

 ふぅ、と息を吐いて、また、眉尻を下げて笑って]
 
(36) 2021/05/21(Fri) 21:03:07

【人】 西園寺 飛鳥




    ───あげる。


[膝の上に置いたチケットをテーブルに
 そっとのせて、そちらへスライド。
 パッと手を離して、コーヒーカップをとり、
 一口飲んだ。さっきより少し苦いかも。]


   江戸川さんの好きな人と行って。

   もちろん、わたしでもいいけど。
   お誘いはいつでも待ってるから。


[と肩をすくめてもう一口。
 ゆらゆら、揺れる水面に視線を落として]
 
(37) 2021/05/21(Fri) 21:03:23

【人】 西園寺 飛鳥



   まだ、お客さんでいてあげる。


[そう、茶目っ気を含んで微笑んだ。]*
 
(38) 2021/05/21(Fri) 21:03:44