人狼物語 三日月国


73 【誰歓突発RP】私設圖書館 うつぎ 其漆【R18】

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視点:


【人】 西園寺 飛鳥





   こーんにーちはっ


[いつもより少し跳ねた声は、
 綻んだ笑みと共に蔵と同じ匂いの空間に響く。

 また冷やかし客って言われるかな?
 なんて思いながら、足を踏み入れれば、
 にっこり笑って「颯介さん」って
 確認するみたいに呼んでみるの。

 あの日のことが、夢じゃなかったって
 ほんとに、恋人になったんだって、
 確かめるみたいに。]
 
(18) 2021/05/27(Thu) 20:04:46

【人】 西園寺 飛鳥




   今日は紅茶、持ってきたんだけど…


[そう言ってそちらに近づいて行って。
 いつもより、少しだけ近い位置。
 一度、あなたの隣に腰掛けて、微笑みかけ。
 それから、そっと目を閉じてみるの。
 口づけが降ってこないなら、薄く目を開けて、
 窺うように上目遣い。それから、
 「キス、しないの?」って聞いてみるの。

 してくれないなら、私ならするまでのこと。
 ぴったりくっついて、ぎゅ、と力を込めて
 「今日は遅くなるって言ってあるから、
  ゆっくりしていっていい?」と尋ねた。

 店が開いてるのはわかってる。
 それを邪魔するつもりはないから、
 ただあなたと過ごしたいだけ。
 大人しくしてるし、店番だってしたっていい。
 許可してくれるなら、にっこり笑って、
 紅茶をやっと、手渡すだろう。]
 
(19) 2021/05/27(Thu) 20:05:01

【人】 西園寺 飛鳥



[出てきたパウンドケーキに目が輝く。
 それを見つめて、おいしそう、と呟いて
 少しばかり気になっていたことを尋ねた。]



   …ね、颯介さん、このいつも出してくれる
   お菓子って………どこの、なの?
   貰い物って言ってたけど…まさか…


[とはいいつつも女の影に関しては気にしない。
 …まあ、全然気にならないわけではない。
 こんなふうに美味しいお菓子をくれるのが、
 ほんとに女性なら彼に気があるとしか思えないから。
 ───でも、愛してるって言われたし。
 わたしは、誰が相手でも負ける気はないから。
 だから、そこのところを気にしてくよくよ
 するようなことはしないのだ。

 尋ねながら、紅茶を一口啜る。
 こくりと飲み込んで、もう一度そちらを見た。]*

 
(20) 2021/05/27(Thu) 20:05:54

【人】 西園寺 飛鳥


[それはそれは小さな声で呼ばれた名前に、
 意地悪く笑って「ん?なんて言ったの?」
 と問い返してみたり。
 もう一回ちゃんと呼んでくれるまで、
 何度だって聞いてしまう。

 キスのおねだりは許可されない。
 わたしの方からしようとしたって、
 それは止められてしまった。

 ちょっとキスするくらいいいじゃんって
 紅だってちゃんと拭うからいいじゃんって
 そう言いたかったけれど、
 そういうわけにもいかないのが大人の世界と
 いうものなのだろう。
 面倒な女になりたくない。
 やっぱり合わないって拒絶されたくない。
 あなたに見合うためなら、少しの我慢くらい
 わたしはできるってところを見せるだろう。]

 
(33) 2021/05/28(Fri) 8:59:19

【人】 西園寺 飛鳥


[───ただ。
 出されたパウンドケーキがあまりに美味しそうで
 そういえばいつものW貰い物のお菓子Wの
 出所っていったいどこなのだろう、
 そう考え始めて仕舞えばだんだんと
 これがどういう意図で贈られたものなのか
 なんてところまで気になり始めて。

 甘いもの焼くタマじゃないから、
 あなたが、焼いたんじゃないから、
 だから余計に気になるんだってば!

 知り合いの店だと言われたから、
 目をすう、と細めて「どこ?」と聞いたのに
 そのうちな、なんて雑に流されていくんだもの。
 一層目は細まって、細まって。]
 
(34) 2021/05/28(Fri) 8:59:35

【人】 西園寺 飛鳥




   女のひと?


[と今度ははっきりと尋ねた。
 女のひとなら、恋人がいるって言ってね、
 ちゃんと伝えておいてよ、って続けて。
 彼がそっちにふらふら行ってしまう心配を
 してるわけじゃない。ただ、教えてくれないのは
 ちょっとだけ不満だったから、そんなふうに
 牽制をしてしまうのだ。]

 
(35) 2021/05/28(Fri) 8:59:57

【人】 西園寺 飛鳥



[───まあ、それが、男の人で、
 彼の友人で、しかもわたしとの仲を応援
 してくれていた、なんて知ったら
 驚いて、それからくしゃっと笑うだろう。
 ちょっと、照れ隠しみたいに。]
 
(36) 2021/05/28(Fri) 9:00:15

【人】 西園寺 飛鳥




   言ってないけど…


[お付き合いの話もまだしてないのに、そんなこと
 言ったらおばあさまが卒倒しそうだな、と
 頷いて、また一口紅茶を啜る。
 そう、まだ話してない。
 彼が、話してくれると思ったから。
 …でもそれってつまり、わたしと一生もう
 離れる気がないってことだよね。
 …つまり、結婚も考えてくれてるってことだよね。
 そう思えば、みるみるうちに体が
 喜びとときめきに溢れるのがわかった。

 ちなみに、遅くなる、といっておいて
 なにか詮索されたり問い詰められたりするのは
 とうの昔になくなった。
 たまに兄が半泣きで「何時に帰ってくる?」と連絡を
 寄越すときがあるけれど、あまり言うと
 わたしに嫌われるかもしれない、と
 理解しているらしく、10回中9回は我慢していると
 母が言っていたっけ。]

 
(37) 2021/05/28(Fri) 9:00:33

【人】 西園寺 飛鳥



[彼の言葉が聞こえて、そちらに目をやる。
 それからふ、と噴き出して。]


   商売人とは思えないセリフ。


[と笑いながら少し彼の方によって、
 だけどくっつきすぎだからやっぱり離れて。
 もどかしい距離感に、どこまでなら許されるのか
 わからないこの線引きに]


   …ほんと、はやく閉店時間にならないかな


[って彼に倣ってついこぼしてしまうの。]*
 
 
(38) 2021/05/28(Fri) 9:00:58

【人】 西園寺 飛鳥


 
[嬉しい、だって。
 やきもち、焼いたって認めたら。
 突かれた頬をそっと覆って、にっこり笑って
 だけど、我慢できなくてにへら、と緩んだ。]


   ん。だいじょーぶ、信じてるから。


[そう、もしもね、お菓子くれてたのが女の人でも
 心配してるわけじゃなくて、
 信頼してないんじゃなくて、
 ただ、彼に気があるなら、諦めてもらわなきゃ
 だってわたしがいるんだからって、
 そういう意味だったんだけど───まあいっか。
 額に落とされた口づけに、視線を向けて、
 それからそっと背を伸ばして、その頬に
 触れるだけの口づけを送る。]



   がまん、 ね


[と目を細めて、少しだけ距離を取ったのに
 今度はまた彼から引き寄せられるから、
 ここまではいいんだ、と笑んで体を預けた。]
 
(55) 2021/05/28(Fri) 22:27:21

【人】 西園寺 飛鳥




   先生?


[提案にきょと、とそちらを見つめて、
 それから指さされた場所に目を移す。
 そうして始まるのは、プロポーズの歴史。
 え?どういうこと?って疑問符を浮かべる
 頭の中とは裏腹に、心はひどく躍ってやまない。
 だって、プロポーズの話だよ?
 ───わたしと、結婚してくれるの?
 
 だから、彼がこちらを見たとき、わたしの目は
 きっときらっきらに輝いていたに違いない。
 江戸時代のプロポーズ。
 古代ギリシアのプロポーズ。
 それぞれを私と彼で想像してみるけれど、
 なんだってロマンチックでとっても素敵。
 平安時代の和歌を介してのプロポーズもいい。]

 
(56) 2021/05/28(Fri) 22:27:36

【人】 西園寺 飛鳥



[わたしは歌は詠めないけれど、
 知ってる中から彼に送るのならば、
 「筑波嶺の 峰より落つる 男女川
  恋ぞ積もりて 淵となりぬる」がいいな、
 と思いながらまっすぐ見つめる。

 すると、問題、と置かれて。
 少しだけ腰を立たせて背筋を伸ばした。]



   古墳時代…なんだろ…


[獲物を献上するとか。…いやそれって昔すぎ?
 歌を歌う!とか…平安時代に引っ張られすぎか。
 だけど、スマートフォンで調べてしまうのは
 あまりに味気ないから嫌で。
 ヒントは?なんて言いながら、彼と共に、
 時間を過ごしていた。]
 
(57) 2021/05/28(Fri) 22:27:55

【人】 西園寺 飛鳥


[閉店時間まであと10分、というところで
 彼の腰がゆっくり上がる。
 どこかにいくのかな、と思ってその背を
 一度見送ろうとすると、そのまま閉店準備に
 入ってしまうものだから、面食らった。]


   悪い大人だ


[と口端を上げて近づいていけば、裏手に回るように
 言われるから、その通り、そちらまで歩いていく。
 するとそこには彼の愛機が佇んでいた。

 素敵な誘いにふわ、と綻んだ顔。
 こくこくと数度頷いて、ヘルメットを被れば、
 あの人同じように彼の背中にぴったり寄り添って
 風を受けながら、夕焼けに染まる街の中を
 駆け抜けていくだろう。

 ぎゅ、と力を込めた腕。
 なんとなく、あの日よりも彼のことが
 近く感じられる気がして、愛おしさが増した。]*

 
(58) 2021/05/28(Fri) 22:28:09

【人】 西園寺 飛鳥


[出してみる答えは全然当たらなくて
 普通にしてること…って言われて]


   あ、キス、とか!


[といったら違うって顔をされてしまっただろうか。
 そうしたら唇を尖らせて、「うーん」ってまた
 唸って困ったように首を傾げるのだ。
 そうしたら彼が、答えを教えてくれるから。
 キョトンとして、それから、じゃあもう、
 私たち結婚の約束してるみたいなこと?って
 微笑みかけてみたら、彼の言葉に、また、
 呼ばれた名前に、触れた指先に───]

 
(71) 2021/05/29(Sat) 18:07:23

【人】 西園寺 飛鳥



[バイクで街を抜けていけば、
 髪が靡いてふわふわ、宙に浮く。
 ぎゅっと力を込めた腕。
 高台の公園に滑り込んだ車体が止まれば、
 そっと緩めて、乱れた髪を手櫛で直した。
 
 ヘルメットを外して手渡したあとは、
 彼の隣にそっと寄り添い、その手を握る。
 ちら、と見あげて口許を緩めれば]


   …うん、でも、クラブに颯介さん
   連れてくのはやだなあ…
   ナンパされそうだもん。


[彼に連れられて、紫陽花の小路を歩いていく。
 夕暮れに染まった空に、薄く紫がかかって
 星が瞬くのがみえる。]

 
(72) 2021/05/29(Sat) 18:08:00

【人】 西園寺 飛鳥


[腕を絡めてまたくっついて、見上げて、
 キスしたいなあってその唇に目を落とす。
 けど、今そんなおねだりをしたら、
 呆れられないだろうかと思うわたしは、
 きっと前よりもずっと臆病になってる。]



   ──颯介さん


[名前を呼ぶ。]



   颯介さん


[もう一回。
 別に、なにか言いたいことがあるわけじゃない。
 ただ、呼びたいだけ。
 さっきの話を聞いて、もっともっと
 特別に思えるようになったあなたの名前を。]

 
(73) 2021/05/29(Sat) 18:08:20

【人】 西園寺 飛鳥



   颯介さんっ


[にっこり笑って、噛み締めるの。
 この喜びを、幸せを。]*

 
(74) 2021/05/29(Sat) 18:08:55

【人】 西園寺 飛鳥


[わたしにとっての好きをもっと知りたい、
 そう言ってくれるのが嬉しい。
 彼にとってわたしが、必要な存在として
 どんどん大きくなっていくような気がして。
 
 もっともっと、好きになって欲しい。
 わたしの中があなたで埋め尽くされているのと
 同じくらい、もっと。
 そう願いを込めて、もう一回。もう一回。
 繰り返していくW愛の言葉Wが受け取られると、
 わたしは柔らかく微笑みを向けるのだ。]

 
(95) 2021/05/30(Sun) 6:49:43

【人】 西園寺 飛鳥



[やがて、紫陽花のゲートを抜けていった先に
 広がる広場の向こう側。]



    わ、 夜景…!


[そう思わず声を上げて、駆けて行く。
 きらきら、夜空の星々が落ちてきたみたいに、
 輝く地上を見渡していると、
 隣に来てくれた彼の手をまた取った。
 ね、きれい、と落とすとその指先が手のひらを
 滑るから、びく、っとまた肩を跳ねさせて。]


   っ…びっくり、  …した…


[引き寄せられて、抱きしめられる。
 その体温に包まれて、思わず互いの間に
 置いていた腕を抜いて、背に回せば
 体がピッタリとくっついた。
 全身から響いて伝わってくる言葉。]

 
(96) 2021/05/30(Sun) 6:50:00

【人】 西園寺 飛鳥


[聞いてくれ、と言われればこくりと一つ
 頷いて、黙ってその胸板に顔を埋める、
 そうしたら、届く愛の言葉は───
 私がずっと、夢見ていた事柄で。
 共に生きたいと、2人で手を取り合って、
 未来を歩んでいきたいと、そう言われることが
 こんなにも嬉しいなんて。

 じわ、と心に沁みる。
 顔を、体を、あなたとの距離を、
 今、もうあと1ミリでも近づけたくて
 ぎゅうっと腕の力を強めた。]


   ───うん


[こく、と頷けば、もう一回。
 更にもう一回、と何度だってうなずく。
 だって、それ以外の返事はない。
 あなたと共に生きていけるならば、
 この先どんな困難が立ち塞がろうと絶対に
 離すことはしないと誓った。]

 
(97) 2021/05/30(Sun) 6:50:20

【人】 西園寺 飛鳥



[電撃がね、びりびりって通ったの。
 あなたに初めて会ったあの日に。
 目があった瞬間に、あなたに決めたの。
 どれだけ臆病だったとしても、怖がりだったとしても
 わたしにとってあなたは絶対で、
 あなた以外はいらない、っていえる。

 あなたを振り向かせてみせるって
 そう決めてたのに、どこかで少しだけ
 わたしも臆病になってしまっていた。
 でもね、歩み寄ってくれたから。
 それがたまらなく嬉しかったの。

 わたしの道を汚してしまうだとか
 狭めてしまうだとか、暗くしてしまうだとか、
 ほんとは今も彼は怖がってるのかもしれない。

 それでも、その恐怖よりもわたしを
 選んでくれた、それが事実だから。]

 
(98) 2021/05/30(Sun) 6:50:35

【人】 西園寺 飛鳥


[そう彼の服に吸わせて、力を込める。

 あなたの道もわたしが一緒に照らす。

 だから、怖がらないでほしい。
 わたしは、わたしの好きなものを、
 好きな人を、生涯を共にする人を、
 すべてを、捧げる人を

 自分自身の目で選んで、手を取った。
 それを、わたしを、信じてほしい。
 少しだけ離れて、見上げる。
 微笑みを浮かべて、背伸びをしたら、
 触れるだけの口づけを、誓いにかえて。]


   ───愛してる


[甘い声で、柔く微笑むのだ。]**
(99) 2021/05/30(Sun) 6:51:42