人狼物語 三日月国


185 【半突発R-18】La Costa in inverno【飛び入り募集】

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【人】 奏者 イルムヒルト

― フェス当日 ―

[フェスの当日は、午前中に仕事が1つ入っていた。
酒場ではなく、中央広場に拵えられたステージで
踊りや歌に合わせて望まれる曲を演奏する。

――昨日までなら、添え物の音を。
舞台の主人公達をより輝かせるだけのものを。
されど今は。彼らも輝かせながらも
奏でる私の音をも、目を、耳を惹くような深いものを。

其処には確かに、咲き始めた華があった。]
(6) 2022/11/24(Thu) 9:18:52

【人】 奏者 イルムヒルト

[演奏が終われば、女は一枚の名刺を持ちながら
ゆっくりした足取りで街を歩く。
知り合いにでもあえば、二言三言交わしたかもしれないし
少しの間共に過ごすこともあったやもしれない。

――女の足は、とある屋敷の前で止まる。
来客を告げれば、主の富豪まで知らせは届くだろうか。
女はリュートを抱きながら、其処で佇み**]
(7) 2022/11/24(Thu) 9:21:25
奏者 イルムヒルトは、メモを貼った。
(a7) 2022/11/24(Thu) 9:24:08

【人】 奏者 イルムヒルト

― 屋敷にて ―

[屋敷を訪ねた女に応対したのは、其処で働く従者なのだろう
対応1つ見ても、洗練された美を感じる。
従者という生き様1つとっても
あの方が、美しくないものを傍に置くはずもないかと、得心。

渡したものはフードや自宅に置いておけぬ幾許かの金銭の入った鞄
リュートを預かろうとされなかったことに
女は深く安堵していた。


案内されたのは、静かな場所。
富豪と呼ばれ、敷地内に美術品の数々を収めた施設があると
噂にもきいていたけれど、それと対極的にも思えるところ。

されど女は其処で見る。
それらに勝る、美しいものを>>13


 感嘆。


――これは私の音だ。
私の音に、応じた貴方が今、演じ、奏でているのだと。]
(18) 2022/11/24(Thu) 12:21:53

【人】 奏者 イルムヒルト

[鯉口の鳴る音に、はっと引き戻される現実。
凛とした声の主は壮年へとかわり。
元の静寂を取り戻す場所。されど

其処に佇むは決して静の男ではない]
(19) 2022/11/24(Thu) 12:22:57

【人】 奏者 イルムヒルト


 はい、参りました。

[――差し出された手に、己の手を重ねる。
迷いは、なかった**]
(20) 2022/11/24(Thu) 12:24:06
奏者 イルムヒルトは、メモを貼った。
(a11) 2022/11/24(Thu) 12:25:17

【人】 奏者 イルムヒルト

― 屋敷 ―

[重なった手の孕む熱に、女は息をのむ
乾いた、何度も豆が潰れ皮が捲れても振り続けられたのだろう
美しい剣筋を生み出す掌には。ただ、ただ熱があった。

重なる手はそのまま。女もまた握りもせず
導きに従って歩いて。

行く先を問う言葉はない
現在の場所を問う言葉も、ない

周囲の絢爛豪華な調度品も
窓から見えるであろう美しい風景も
今の己らにとっての必要なものでも、足を止めるものでもなかった。]
(32) 2022/11/24(Thu) 19:04:53

【赤】 奏者 イルムヒルト

― 寝室 ―

[広いその部屋は、華美ではないものの
整えられたもの1つ1つが美しく、部屋の主の審美眼を彷彿とさせる。

ベッドへと寝かせる際の手際は性急、とは申しますまい。
女もまた、普段はフードを被ったままのかんばせを晒し
自身の躰を柔らかく受け止めた寝具に背を預けたまま
男がジャケットを脱ぎ捨てる様を眺めていた

ベッドに倒れ込むように背を預けることになった際に
乱れたスカートの裾から覗く穢れもなき白の肌
半ば肌蹴た腿の上、見上げる女の黄昏色の眼差しには
恐怖も、怯えもなく

落とされた男の影をそのまま
調べを奏でながら触れられた夢のような、されど熱く
指の感覚を思い返し乍ら、女は再度吐息を零す。


待っていたのは、何方なのか。


熱が確かに其処に在ると示した手が重なり
其れを握る暇も惜しみながら案内されて
嗚呼、今の私の胸の内はどうすれば伝わるのでしょう。]
(*2) 2022/11/24(Thu) 19:05:20

【赤】 奏者 イルムヒルト

[熱い指先を、視線が追う
肌に触れながら、撫でながら
音と重なったものと遜色ないどころか、ずっと熱いもの
食んで、喰らって啜り上げてしまいたいとまで思うたものは
最早幻ではないのだ。

耳を擽ったものも覚えている
奥まで嬲るようなものも
肌に触れて、首筋に触れて、双丘を揉みしだくものを
命すら、奪わんとするような鋭くも熱いもの

或いは、優しくも激しい、ものを]


 ―― ……  ぁ。


[漏れた吐息に混じる音は、
最前席にて捉えたものよりもより近く、鮮明に
貴方の耳に奏でられる、ことでしょう。

指先の優しい愛撫と触れる熱のアンバランスさ
其れに焦れるかのように、再び灯された情欲が身を巡る。

女の手は、己に跨る男の腿へと伸び
その逞しい筋肉を服越しに撫でる。
それは男という楽器を奏で、鳴らさんとするかのように。
或いは、其処にある熱が現であるということを
確かめ、自身に知らしめるかのように。]
(*3) 2022/11/24(Thu) 19:06:22

【赤】 奏者 イルムヒルト

[何度か其れを撫でながら、女の唇は弧を描き
あやすかのような男の指に目を細める
男に、昨夜の一幕忘れておらじと、教えて

――幻とは違う実に、期待を孕ませて。
*]
(*4) 2022/11/24(Thu) 19:06:45
奏者 イルムヒルトは、メモを貼った。
(a18) 2022/11/24(Thu) 19:07:48

【赤】 奏者 イルムヒルト

[何時も手に持っていたリュートは、
半ば倒れ込むように沈んだ褥の端にある

――今の私の、奏でる音は私自身なのでしょう。
或いは、彼の熱なのでしょう。

確かめるための拙い触れ方は、やがて
其処に在ると理解すれば柔らかくもどこか焦がれるように
硬く、逞しいそれをなぞりて、熱をまた女の胎に生まれさせる]


 お待ちして、いましたの。
 ――……耐え症のないと、思われるかもですが。


[女は肯定する。
其れに再びまみえるを待っていたのだと。
幻ではないのだと知りたかった。喰らいたかった。

男の待ちかねたという言葉と、触れる指先の戯れさ
女の眼差しと、触れる手の動き
其々が、互いに待っていたのだと知らしめる。]
(*8) 2022/11/24(Thu) 20:09:01

【赤】 奏者 イルムヒルト

 ぁ、 
あ。


[感嘆。

―――啄まれた唇は濡れてはいないのに艶めき。
なぞる指に邂逅の終を思い出させて、また1つ
奏でる音に混じる、色。

なぞる指に期待を孕んで、甘く食む仕草。
無作法とお思いかしら。とばかりの双眸は
何処か甘やかに、されど激しさを湛えたままに

緩やかだからこそ、それはゆっくり、ゆっくりと
私に灯った熱を全身に巡らせ、また熱さを増させるもの。

ゴブレットよりも強く酩酊させる。
貴方の

        欲]
(*12) 2022/11/24(Thu) 20:09:59

【赤】 奏者 イルムヒルト

 聞かずとも。
 
 わかって、いらっしゃるの、でしょう?


[なぞる指が触れる肌は、あの日よりも熱を孕み
染まる薄紅はしっとりと吸い付くような感触を男に伝え
されど若さを示す弾力と、柔らかさを併せ持ったもの。

味わうような指の動きに、
素直にはい、ではなく。触れることで奏で、
そして知って欲しいと女は言葉ではなく視線で訴える。

焦れて、疼いて。それでも
それすら己の最上の美を得られるピースの1つになると
確信めいたものがあった。

もっと。貴方の欲を伝えて。その獣性を。
理性という絡められた鎖の鳴る音で。或いは

此れから私に刻む、貴方だけの「美」で。*]
(*13) 2022/11/24(Thu) 20:11:06

【赤】 奏者 イルムヒルト

[互いに持ち得る己の「美」を交合した瞬間から
情動を、情欲へと変化し。なおも一層燃え広がる火種

体を熱く、昂らせていきながらも
其処には果てしない飢餓がある。
後から後から湧き出るであろう希求を。
互いに孕んでいるのだと知らせる視線が混ざり合い
浮かべた笑みは鏡合わせのよう。

牙と爪。ひとたび振るえばどこまで魂を抉るものになるのかしら。
ひとたび噛みつけば、止められない程啜りあげてしまいそう。

だがそれも美を探求する者のもつ、
喪えばそこで潰えてしまう輝きなれば。
それが望むに任せるもまた、正しいことだと
女は本能で、理解していた。

きっと、あなたも。]
(*17) 2022/11/24(Thu) 21:05:21

【赤】 奏者 イルムヒルト

[即座に欲のまま求めてしまうには孕む熱は激しすぎる。
それでも決して、唯焦らしているだけではないのだと
触れる指が教えてくれる。

1つ1つ、確かめるように私に触れる貴方。
私の手も、逞しい腿からゆるりと上に遡り。
ジャケットを脱ぎ捨てた腰へ。そして背筋へと触れて。]

 ――ええ。

    私も。そう。

[そうなのです。と
あの日の幻よりずっと実を伴い、己の胸に服越しに触れる手に
女は燻る熱が燃え広がる前兆を潜ませた言葉を紡ぐ。

下着と、胸を覆う布で隔てているというのに。
その手管1つ1つ1つが体を疼かせ、より官能を刺激していく
形をかえる双丘に、あがる声はリュートの弦が爪弾かれるよう。

己にはないものを堪能するのは女も同じ。
鍛えられ、刃を降りぬく芸術的な躰に触れて。
熱を帯びた男の指に、揉みしだかれて。
また1つ。艶という名の美を女に教えてくれるのだ。

鼓膜を響かせる。肌を吸う水音。
何度も触れる唇の感触が、背筋に甘い痺れを齎す]
(*18) 2022/11/24(Thu) 21:05:49

【赤】 奏者 イルムヒルト

 は、 ぁ。

  ――― ぁん、 そ、れ。

[やがて唇ではなく、触れるは舌へとかわる。
その動きはあの日に耳の奥を。肌を嬲られたときのよう。
実際は受け取ったイメージ、ではあったのだけど
その日斬り結んだものと同じか、それ以上の感覚が
女の雌の部分を煽ってやまない。

刺激にびく、と組み敷く女の腿が震える。
回した腕、背筋に触れる指先に力が入る

身を僅かに捩れば、さらりと長い髪がシーツに散らばり波となり
されどそれは拒絶ではなく。誘い水であることを
貴方なら、理解してくださるでしょう?*]
(*19) 2022/11/24(Thu) 21:06:05

【赤】 奏者 イルムヒルト

[貴方なら毒すら美酒に変えてしまうでしょう。
――毒よりも激しい熱を灯させ、燃えさせた男が
口元へ運ぶ己の髪

それもまた、彼の熱を燃やす薪となったのでしょうか

力に任せ破られる服は、まるで先日喪った雛の殻のよう
外気に触れた其れが寒さを感じないのは、
より熱い口に、舌に触れられているから。]


 ぁ。―― ぁ。
 んん、っ…… ―― 、


[零れ落ちる音は、甘露よりも艶やかなもの
そこには痛みはない。乱暴ななかの細やかさ。
数多の美を喰らった男の指と舌が、女の柔らかな胸を蹂躙する。

無意識に揺れる腰は、強弱に合わせてシーツに皴を作り
唇に吸われ、舌で捏ねられた頂きは。指で弄ばれるものと合わせ
芯を持ちながら赤く色づいていく。
染めてゆく官能が、女の淫らを花開かせんとするかのように。

それに応える己もまた、敏感に反応しながらそれを受け入れ
蕩け始めた瞳は、匂いたつ色香を孕む。]
(*27) 2022/11/24(Thu) 22:10:32

【赤】 奏者 イルムヒルト

[弄ばれながら、喰らわれる。
私を今、喰らう男をも喰らいたい。

―――与えられる快楽を享受しながら、
育まれる悦びに、淫らさと艶やかさを持つ音を奏でながら

逃れるなと男が昂らせるがまま、爪弾かれて響かせる嬌声。
男を知らぬ癖に、あの日知ってしまった快楽を
より深まらせてとばかりの乱らさも相まって
貴方の欲を呼び起こしながら、それをまた音へと還元し

私はまた1つ、欲という名の美を見て、
それを取り込んでゆく。*]
(*28) 2022/11/24(Thu) 22:11:03

【人】 奏者 イルムヒルト

― 数刻前の>>53 ―

[彼女が遠目から、己を見かけたことには気づきはしなかった
己が気づいたのは、ふと振り返った時

その忙しそうに去り行く後ろ姿で>>54


幸運を祈られたことは、知らぬまま。
確かあの姿は、どこかで。と記憶を辿り。]


 ああ。確かよくバーに来てくれる。


[名無しの絵画の贈り人とは知らぬまま
あんなに急いで向かう先があるのなら
きっとそこには、素敵な演目があるのだろうなと得心する
実際は少し違うわけではあるのだけど。]
(55) 2022/11/24(Thu) 22:14:02

【人】 奏者 イルムヒルト

 ――女神さまの。幸運を。

[奇しくも思ったことは、同じ*]
(56) 2022/11/24(Thu) 22:14:17
奏者 イルムヒルトは、メモを貼った。
(a23) 2022/11/24(Thu) 22:22:43

【赤】 奏者 イルムヒルト

[注いだ油が、譬え彼を己ごと焼き尽くすとしても
留まることなどできはしない。
する必要も、ない。

――奏でられる2つの美の饗宴に
魅入られたのはあなたか。それとも私なのか。

喰らい、喰らわれ。どこまでも煽られ燃えながらも
決して堕ちぬ双方の矜持。

そこにはただ、希求するものがあるから。]
(*37) 2022/11/24(Thu) 22:58:15

【赤】 奏者 イルムヒルト

[触れて。灯して、燃え広がった熱を遮る布は
もはや女の側にはない。
舌で、手で嬲られればより色づく肌は
より与えられた官能を吸収し、露わになる雌性で男を誘う

白に咲く花は赤く
男により散らされる花たちは、
女が零す艶やかさをより魅せつけることになろうか

執拗でありながらも丹念に
丁寧でありながら荒々しく

それこそが、心地よい。
より貴方の美を堪能し、喰らうことができるのだから。

舐られ、喰われ。付け根へ近づくそれの齎す予感は
女にあの日の続きを脳裏に描かせた。

されど。漣はよせては返す
まだ、焦らすのだろう。
まだ、早いのだろうか。

それとももっと、熟れて、熟れて
一番潤い実った頃に喰らわんとしているのだろうか。

焦らされても女は甘やかに笑う。
其処に婀娜めいたものはなく、唯、燻る熱を蕩かせた目で滲ませて。
貴方の牙が、唇が、指が、
次にどこにかかるのかを、待ち望む。]
(*38) 2022/11/24(Thu) 22:59:08

【赤】 奏者 イルムヒルト

[その指は、期待を裏切ることを知らず。
私を高みに導くものであるのでしょう。

なればこそ。女は求める。
自らの秘する花に触れ、愛撫し、吸い付く舌先と唇に。
乱れる様を抑えることができなくなりそうで。

悶える様を見てか、刺された釘に。
女は湛える熱に潤んだ瞳を、向けた。
ああ、そうだ。もっと。もっとを。

踏み留まる若駒は喰われるがまま消えるだけ。
そこにいるのは愛玩の雛ではなく。己の内の美を
開花させ始めた若鷲なのだから。


頂を、望む。
鮮やかに微笑み。女は快楽の波に感性を総て張り巡らせて。]
(*48) 2022/11/24(Thu) 23:44:04

【赤】 奏者 イルムヒルト


……っ、あ、はぁ あっ!

[痛みにすら思える程に感じる官能は、激しくも深く。
未だ知らぬものを教え込む男の顔を股で挟んで、
艶声を奏でよう。

溢れ始めた愛液と。あげる声が、
それを更に求めていることは、男に伝わったろうか。

貪欲に。されど初々しさも残しながらも鮮やかに。
花は男の欲を、更にねだる。*]
(*49) 2022/11/24(Thu) 23:45:02
奏者 イルムヒルトは、メモを貼った。
(a31) 2022/11/24(Thu) 23:46:28

【赤】 奏者 イルムヒルト

[円環のように、互いの美を喰らいあう。
絡み、睦みながらもその牙を魂へと突き立てて
啜り、飲み込まんとするのを待ち構えるよう。

私の飢餓が、貴方に伝わり
貴方の欲が、私に伝わる。

――そのことに、歓びを感じる私は
正気ではないのかもしれない。否、
本能のまま、何よりも己の美を求道する時点で、最早。


自身の躰の上より退き、彼が衣類を脱ぎ捨てる様を
少しだけ体を起こして眺める。
少し汗ばむ肢体と、常より深くなった呼気。
薄っすら上気する肌のまま。

貴方を、見ている。]
(*57) 2022/11/25(Fri) 7:13:06

【赤】 奏者 イルムヒルト

 綺麗。

[思わずそう、漏らしたのは
貴方の鍛えられた体があまりにも美しかったから。
年齢に似合わぬ程に確りと筋肉に覆われたもの。
若さ故のものでもなく、全盛期のものでもない
しかし、重ねた年月がその美しさを更に際立たせていると
己は感じた。

――視線は盛り上がる胸筋や、逞しい腕やらを経て
下腹部へと向かい。

それの立派さに思わず頬が染まるのは、生娘故。]
(*58) 2022/11/25(Fri) 7:13:25

【赤】 奏者 イルムヒルト

[女は微笑み、腕を伸ばす。
己の方へと向かう男を、招くように*]
(*59) 2022/11/25(Fri) 7:13:57

【赤】 奏者 イルムヒルト

[女は、賛辞に笑みを返す。
自身の若き身を褒めたのではないこと
自身の音を。それを昇華させんとする有り様を
讃えたのだと理解しているからだ。

貴方は、正しく今の私を見てくれている。
故に女は、求めたのだ。
更なる美を花開かせる貴方の指を。

重ねる肌は汗ばみ、されどそれ以上に熱が
互いに渦巻き、本能を煽って止まず。

反射で股を閉じようとするのを理性が抑え
喰らえとの言葉に、向けるのは熱と、飢餓を訴える瞳を。

切っ先の感覚に、漏れる吐息は互いにか。
吐けども、熱は逆に燃え上がるかのよう。]
(*70) 2022/11/25(Fri) 12:55:21

【赤】 奏者 イルムヒルト

[沈黙。そして衝撃。]


っ。 あ、ぁ あ


[それは決して、快楽だけではない。
痛みと、熱と、質量を伴い、己へと突き刺さる。

其処に男女の爛れたような情愛はない。
己の情を向けるのは貴方が研鑽した美であり、
益々高ぶるその飽くなき欲に対して。

自身の美の糧として、だ。

故に、己が胎を喰らいつくすような剛直に
締め付けながらも艶肉は絡み付く。
破瓜の血で侵入者を濡らしながらも、女の本性の如く
貪欲に男を喰らおうとして。*]
(*71) 2022/11/25(Fri) 12:56:19
奏者 イルムヒルトは、メモを貼った。
(a49) 2022/11/25(Fri) 13:02:22

【赤】 奏者 イルムヒルト

[本来ならば知らぬはずの快楽を知る身は
無垢でありながら婀娜めいて。
されど、淫蕩にのみ浸ることもない。

激しく、痛みすら伴う程熱い楔が。
男の欲そのものが打ち付けられる中
其れを甘受し、また飲み干しながらも喰らいつくように
善がる女と、穿つ男が
満たされるのは、一瞬だけ。


 そう、足りない


瞬きの合間に、私達は渇きを覚える。
最上を知れば、それ以上を求める。
他の誰から見ても満たされているようでいて
他の誰よりも飢えているのだから。

だからこそ、貴方の飢餓も理解できる。
私達は性も、生き様も、辿った道程は違えども
根本は似ているのかもしれない。]
(*89) 2022/11/25(Fri) 20:25:52

【赤】 奏者 イルムヒルト

[問いかけに囁きを落とせば
貴方はどうなのですか。と私は逆に問うでしょう。

獣性に、己の雌としての本能に
任せ、抱かれ、潰され喰われるかのような交わりに
揺さぶられる体は色づき背は撓り。

奥を突かれるたびに、悲鳴のような嬌声を奏でることとなろう。]
(*90) 2022/11/25(Fri) 20:27:28