人狼物語 三日月国


114 【半突発R-18】Snow white Festival【飛び入り歓迎】

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【人】 箱庭の雛 フェレス

―― 一日目/噴水広場 ――

[ おかしいことは言ってないはずなのに、
 男性は驚いたように目をパチパチ。 ]


  ……悪いですか


[ 18?だとか、小さいとか、
 信じられない、なんて風な言葉をこぼす男性。
 しかも小さいって言った時胸見てた気がするし、

 初めて、イライラするという感情を感じたかもしれない。 ]
(166) 2021/12/12(Sun) 21:54:10

【人】 箱庭の雛 フェレス

[ 男性の目的>>230を聞けば、
 なんというか絵に描くような男性像のような、
 そんな解答が。 ]


  見つかるといいですね?


[ 呆れたような、そんな表情で。
 突き放すような答えを、男性へ送った。

 それが揶揄われたかも、
 なんて考えはなかった。* ]
(167) 2021/12/12(Sun) 21:54:27

【人】 箱庭の雛 フェレス

―― 一日目/噴水広場 ――

[ 謝罪の言葉を言う>>170男性に多少気分を良くして、
 隣に男性が座ることを許した。

 許したというか、普通に座るものだから
 何も言えなかったという方が正確だけど、
 少しだけ傘を上にあげて、入れるようになんて。 ]


  そうなんですね……?
  なんていうか意外?


[ かっこいいから簡単に見つかりそうなのに、
 なんて風に驚いた表情で。 ]
(190) 2021/12/12(Sun) 22:47:54

【人】 箱庭の雛 フェレス



  ……僕は、


[ 今朝見た夢が、脳裏をよぎって、
 少しだけ詰まってしまった。 ]


  ……フェレスです
  改めて、初めましてルイージさん


[ 口元の手は、どうしようもなく、
 寂しかった。 ]
(191) 2021/12/12(Sun) 22:48:11

【人】 箱庭の雛 フェレス

[ ―――理由があれば、何だろうか、
 わからないけれど、もう少しだけ頑張ろうかと。
 そう思ってみたから。 ]


  相談に乗っていただいてありがとうございました


[ 噴水の淵から立ち上がり、
 ルイージさんに感謝の気持ちを伝えるために、お辞儀をした。

 少し、罪悪感がない訳ではないのだけど。 ]


  あの提案は嬉しかったけど、ごめんなさい


[ まだ、諦めるまでには早いだろうと。 ]
(192) 2021/12/12(Sun) 22:50:17

【人】 箱庭の雛 フェレス


  それに、――
(193) 2021/12/12(Sun) 22:50:59

【人】 箱庭の雛 フェレス



  ルイージさん、約束ですよ?


[ 一方的な約束、その答えは聞かずに、
 その場から消えるように駆け出した。* ]
(194) 2021/12/12(Sun) 22:51:50
箱庭の雛 フェレスは、メモを貼った。
(a32) 2021/12/12(Sun) 22:54:42

【人】 箱庭の雛 フェレス

―― 醜い子猫の子 ――


[ 夜の底。
 宿の部屋の窓から月明りが差していた。 ]


  ……もう、明日には終わりか


[ 期限は祝祭中まで、
 それ以上はどうしようもないから、
 何が何でも見つけてください、と彼女は言った。 ]
(227) 2021/12/12(Sun) 23:50:59

【人】 箱庭の雛 フェレス



  ……でも、まだ諦められないか


[ あの人にも言ってしまったから。
 今日探したところには答えは見つからなくて、
 少しだけナイーブ。]


  今は少しだけ近くにいて欲しかったな、クレア


[ 自分の大切な人、
 親のように慕って、僕を送りだしてくれたその人。

 今は近くにいないその人が、
 その人の温もりが、今はただそれだけが欲しかった。 ]
(229) 2021/12/12(Sun) 23:51:18

【人】 箱庭の雛 フェレス

[ 幼い頃は今よりもっと体が弱かった。

 ベットの上で変わらない景色を見て、
 つまらない、なんて吐き捨てて。
 空を飛ぶ鳥が、自由に歩く猫が、
 ただ羨ましかった。 ]


  
おはようございます、フェレス様

  ……クレア、おはよう


[ 使用人の彼女はいつも無表情で少し怖いけど、
 僕を見る目は陽だまりのようにあったかくて、
 気が付けば彼女を縛っていた。

 あの女母親のように。 ]
(230) 2021/12/12(Sun) 23:51:48

【人】 箱庭の雛 フェレス

  
君のために用意したんだ

  うふふ、ありがと


[ 母は貴族の男性の■。
 男の全てを食い尽くす寄生木だった。
 賢い人ならば、その心を見通されていたのに、
 男はどうしようもないほどの馬鹿で、
 彼女の妄信的な信者になってしまったのだ。 ]


  
愛してるよ、" テテル "

  ……私もよ


[ 母の名は、テテル。
 醜いという意味を持つ名前。

 僕はそんな彼女から生まれた。
 哀れな、醜い子供。 ]
(232) 2021/12/12(Sun) 23:52:37

【人】 箱庭の雛 フェレス

  ――いいですか、危ない人についていってはいけません
  フェレス様は幼く見られるのですから
  人攫いに狙われてもおかしくありません
  ……やはり私がついて行った方が

  大丈夫だよ、クレア
  この腕輪があるじゃないか

  
ですが……それはあなた自身にかかってる訳じゃありません
  近づかれたら何の意味もないのですよ?


  流石の僕もそこまで人に近づかないよ
  ……それに僕ももう18だし
  もうちょっと信用して欲しいな?

[ 嘘ばかりで、汚い僕を救ってくれたクレア
 だから、僕は彼女に寄生して、
 彼女の望むように。 ]


  それにクレアがいないと僕がいないとバレてしまうだろ?
(233) 2021/12/12(Sun) 23:53:07

【人】 箱庭の雛 フェレス



[ 僕を演じる。 ]


(234) 2021/12/12(Sun) 23:53:57

【人】 箱庭の雛 フェレス

[ 苦しいような記憶。
 一人だと考えてしまう、辛いこと。

 けれど、少しだけ、いつもと違う。 ]


  ――ん、やっぱりいい匂い


[ 荒んだ心を落ち着けるような匂い>>1:82
 落ち着いた気持ちになって思い出すのはここ数日のこと。

 今日は初めて秘密を打ち明けて約束して、
 そういえば昨日骨董品屋のお姉さんと約束したな。
 色々と怖いけどあの約束も破りたくないな、なんて、
 今まで後ろ向きに考えていたことも叶えたくなった。 ]
(235) 2021/12/12(Sun) 23:54:19

【人】 箱庭の雛 フェレス



  明日行ってみよう


[ 鞄の奥、しまわれていた綺麗に折りたたまれた手紙。
 最初は行くつもりなんてなかったけれど、
 今は少しだけの希望を夢見て。

 相手には迷惑をかけてしまう、なんて思いながら。

 " 住所 "の書かれた手紙を机の上においた。]


 もう少しだけ頑張ってみよう


[ ベットに横になって、瞼を閉じた。
 いつもは恐ろしいこの時間でも、
 今日は少しだけ気楽な気分だった。 ]
(236) 2021/12/12(Sun) 23:54:35

【人】 箱庭の雛 フェレス

[ 
哀れな
子。
 醜い子。

 いつまでも、人を頼ってる子。

 けれど、少しだけ自分を許せるようになった。
 それだけで救われたようになれる。 ]
(237) 2021/12/12(Sun) 23:55:51

【人】 箱庭の雛 フェレス

―― 祝祭二日目 ――



  ふぅ……ここだよね


[ 紙に書かれていた住所。
 その場に迷わず無事辿りついたのは奇跡だったのか。
 それとも神様が連れてきてくれたのか。

 どちらかはわからない。
 けれどどちらにしても、覚悟は決めている。 ]


  すいません、誰かいませんか


[ 外から扉をノックする。
 突然押しかけることになって申し訳ないけれど、
 クレアが教えてくれた情報を信じて、夢見る。 ]
(238) 2021/12/12(Sun) 23:56:07

【人】 箱庭の雛 フェレス


  
僕は、やるんだ



[ 魔女の呪いを払う、希望の光を。* ]
(239) 2021/12/12(Sun) 23:56:28
箱庭の雛 フェレスは、メモを貼った。
(a40) 2021/12/12(Sun) 23:57:54

【人】 箱庭の雛 フェレス

―― 祝祭二日目/魔術師の自宅 ――

[ 訪れた場所は、あの魔術師さんの自宅。
 それが本当の情報なのかは、確実性のない物だったけれど、
 パン屋で出会ったお姉さんが出て来たことで本当だと、
 その確証が得ることができた。 ]


  えっと、その、はい
  パン屋で会った者……です?


[ その嬉しさからか、
 それとも緊張からかもしれないけれど、
 ガチガチ、変な答え方をしてしまった。 ]
(330) 2021/12/13(Mon) 22:35:04

【人】 箱庭の雛 フェレス

[ それに女性、――ラヴァンドラさんがどうなったか、
 僕にはそこまで気にする余裕なんてなかった。

 けれど、椅子を勧められて一安心?
 門前払いを受けなかったなんて、そんなところ。 ]


  ……今日は来たのは、ラヴァンドラさんへの依頼です
  僕自身のことを、お願いしに来ました


[ 確かなことを一つ、二つ。
 突然押しかけたことの謝罪を先にすべきだったのに、
 僕の気持ちは逸っていた。 ]
(331) 2021/12/13(Mon) 22:35:47

【人】 箱庭の雛 フェレス



  ラヴァンドラさんは高位魔術師で、
  腕の立つ方だと聞きました


[ それは見当違いなのかもしれない。
 もしくはひどく常識的な物?

 どちらにしろ、魔術の知識なんてない僕には
 どうかなんてわからないから。 ]


  そのうえで、ご無礼を承知で訊かせてください


[ 受けてもらえなくてもいい。
 ただ、ほんの少しだけ話を聞いて欲しくて。 ]
(332) 2021/12/13(Mon) 22:36:02

【人】 箱庭の雛 フェレス

 


  
  
魔術の呪いについて、
  御存じありませんか?

 
(333) 2021/12/13(Mon) 22:36:18

【人】 箱庭の雛 フェレス

 悲しいお話をしましょう。

 あるところに魔女が生まれました。
 彼女はみんなと同じように成長して、
 やがて愛する男性と結婚しました。

 彼との生活は彼女にとって幸せそのもので、
 この生活の他には何もいらないと切に願っていました。

 ここで、めでたしめでたしならば幸せなお話。
 けれどもこのお話は悲しいお話。

 ある日、彼女の幸せは崩れ去ってしまいました。
 それはもう、砂で作った城を壊すほどに簡単に。
(334) 2021/12/13(Mon) 22:36:32

【人】 箱庭の雛 フェレス

 僕は彼女のことを愛してしまったんだ


 彼が言いました。
 あれほど愛を誓い、語った彼が、
 今は魔女のことを気にもかけずに、
 ただ一人の別の人を離さないように守っているのです。

 けれど、魔女は我慢しました。
 一瞬の気の迷い、いつか私の元に帰ってきてくれると。

 事実、あの人はすぐに彼から離れました。
 彼は落ち込んだけれど、魔女はやっと安心しました。

 やっと、いつも通りの日常が来ると。

 いつまでも魔女はその日を待ち続けました。
 来る日も、来る日も、彼に冷たくされながら。

 しかし、その日は訪れません。
 何故だと魔女は調べ、そしてわかったのです。
(335) 2021/12/13(Mon) 22:36:46

【人】 箱庭の雛 フェレス

 あいつがなんでっ!


 彼の傍にはあの人が。

 あの時と変わらぬ笑顔で、
 あの時と変わらぬ愛を彼からもらって。

 そこで魔女の何かが壊れたのです。
 大切に守っていた、何かが。
(336) 2021/12/13(Mon) 22:37:14

【人】 箱庭の雛 フェレス

 死んでしまえ


[ 魔女はただただ彼に愛して欲しかっただけ。
 それが奪われたから、取り返したかった。

 紐解けばたったそれだけのことでした。
 それだけのことで、人を辞めた。

 悪の魔女であることを良しとした。

 あの人が
殺せる
なら。
 あの人が
存在する
ことを許さないと。

 呪文を唱えた。]
(337) 2021/12/13(Mon) 22:37:27

【人】 箱庭の雛 フェレス

[ それが最後の別れのきっかけになることを知っていて。* ]
(338) 2021/12/13(Mon) 22:37:52
箱庭の雛 フェレスは、メモを貼った。
(a55) 2021/12/13(Mon) 22:39:47

【人】 箱庭の雛 フェレス

―― 夕方/魔術師宅 ――


  はい、呪いです


[ 嫌いな物を聞いたように顔をしかめるラヴァンドラさん。
 実際、それが良い物の訳がない。
 僕もできれば関わり合いになりたくないけど、
 そういうこともできなかった。

 できれば、知識が深い方僕には嬉しい。
 けれど、使ったことがないというその言葉>>348
 良かったと思うのは確かだった。 ]
(356) 2021/12/13(Mon) 23:46:01

【人】 箱庭の雛 フェレス

[ ラヴァンドラさんの言う>>349ことは正解で、
 それを僕は知っている。 ]


  ……そうですね
  呪いになんて関わらない方がいいです


[ 苦笑いを一つ。
 それは本音。
 嘘まみれな僕の中で確かな物。

  温かい飲み物に一口つけた。 ]
(357) 2021/12/13(Mon) 23:46:27

【人】 箱庭の雛 フェレス

[ 目的を問われれば>>350
 それはたった一つで。 ]


  呪いを解いて欲しいんです
  
  
僕にかけられた呪いを


[ 言うのと共につけていた腕輪を外した。
 あくまで僕の周囲の認識を邪魔する道具。

 それを外せば、きっと呪いが感じられる。
 古くから伝わる、呪術の匂いが。 ]
(358) 2021/12/13(Mon) 23:46:50