人狼物語 三日月国


246 幾星霜のメモワール

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視点:


【人】 遊蕩 ディルク

「…………なに、そんなに見て」
「可哀想な僕とデートしてくれるの?」

視線に手を振り、笑みを浮かべる。
昨日とは違って堂々と街を歩いているようだ。

更なる祝福を受けた人間が誰か。

そんなことはもう、どうだってよくて。
(1) 2024/02/11(Sun) 21:36:05

【人】 遊蕩 ディルク

>>5:18 エミール(5日目続き)

「勿論、いい暇つぶしになったよ。
 それに僕、危険な外も嫌いじゃないからさ」

蟲達を自由に飛ばせてあげられるし、
人よりも素直な動物達も嫌いじゃないから。
実はいつかに森の中ですれ違っていたのかもしれない。

「へえ、それじゃあ今の生活慣れなさそうだね。
 人の目も多いし、今はほら……こんな状況だしさ」

「緊張とは違うかもしれないけど、どっと疲れが来そう」

大変だねと他人事のように言って、
ようやく飲み物へと口をつけた。

「……因みにさ、孤児院はどういう繋がりでの縁?」
(3) 2024/02/11(Sun) 22:20:03

【人】 遊蕩 ディルク

>>4 エミール(5日目続き)

「……見えるものが違うから、余計に疲れるんだろうね。
 痣持ち僕達民衆彼らでは」

もっと割り切れたなら楽だろうに。
感情を置いていけたなら楽だろうに。

自分達は更なる祝福を受ける側ではないけれど、
受けた者が幸福であるかもまた、その者にしか分からない。
ただ、それぞれに思うことがあるのは確かなこと。

「ふぅん?僕は好かれるタイプじゃないから凄いね。
 なんていうか、人柄なんだろうな」

繋ぎ続けるというのも簡単なことではないのだから。

「………これからも、そうありたいなって思う?」

「例え僕達はこのまま光らなくて、外に出た時、
 これから先の人の目が今と同じように憐れむものであったとしても」
(5) 2024/02/12(Mon) 0:28:08
ディルクは、…ディルクにも、分からなかった。
(a0) 2024/02/12(Mon) 0:38:25

【人】 遊蕩 ディルク

>>6 エミール

「無愛想だから嫌われるって訳でもないでしょ。
 僕みたいな人間こそそちら側だよ」

子供や動物は鋭い。故に貴方が優しい人間と気づける訳だ。
素直さも、気付く力も、人全てに備わるものではない。
それが貴方という人間の良さの一部なのだろう。

返事を待つ間、すっかり空になった手元の飲み物の缶を握り、
意味もなく音を鳴らす。

「……そっか、まぁ」「難しいよね、納得のいく答えって」

互いの事情は知らない。互いの思いは知らない。
ただ、似ているのかもしれないと感じることは出来た。

「選択には後悔が付き物だ。…見つかるといいね、答え」
「僕は、………そういうの、苦手だからさ」
(7) 2024/02/12(Mon) 7:42:05
ディルクは、「……ああ、そうだ」
(a1) 2024/02/12(Mon) 13:45:29

ディルクは、アンジュを見送り、自らは広場に向かうことなくまたどこかへと歩き出した。
(a2) 2024/02/13(Tue) 11:59:07

【人】 遊蕩 ディルク

>>9 エミール

「ああ、そういうこと。…誰にでもいい顔はするけどね。
 それを好ましく思わないやつはちゃんといるよ」

好感度は目に見えないから理解し難いのは確かに。
しかも普段は別の場所で暮らしているなら尚のこと。
だからこそ素直でいられるのかも。

「……ふぅん?随分と難しい約束したんだね。
 まあすぐに出さなきゃいけないわけでもないんでしょ?」

それならもう少しくらいは時間があるし。
悩めるだけ悩んで最後に答えを出せばいい。
…人のこととなると簡単に考えられるのだがどうにも。

決断という行為から逃げてきた代償というやつだろう。

「…んー、いやなお互い様だ」
「けど、そうだね。お互い後悔少なめにいられるといいね」
(10) 2024/02/13(Tue) 22:48:41