人狼物語 三日月国


94 【身内】青き果実の毒房【R18G】

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素崎 真斗8435 黒塚 彰人
普川 尚久 市川 夢助
黒塚 彰人8435 黒塚 彰人
市川 夢助 市川 夢助

処刑対象:黒塚 彰人、結果:成功

[犠牲者リスト]
該当者なし

決着:妖精の勝利


【置】 0043 榊 潤

【プロフィールカード】

 番号:0043
 
 名前:榊 潤
 年齢:18(中学から学校通ってない)

 異能:未記入(本人の自覚症状なし)

 収容歴:1年目

 犯罪歴:薬物(覚せい剤及び大麻及び麻薬及び向精神薬)取締法違反
 (所持をして取引をしていた罪)


――かけられている異能。

・ネバーランド
外的要因で眠ることが許されない。18から歳を取ることが出来ない。
19の誕生日を迎える度に、彼は18の頃の身体と脳に全て戻される。
他人から聞いた情報が正しければ、正しい年齢は、25歳ほど。
同時に本人が異能の存在を認知していないことから、外的要因で記憶を失われている可能性が高い。

身体的損傷はもちろん、生命までもよみがえるとされているが未検証。

よって、榊潤の記憶は、この期間を超えると18になったばかりの頃に戻る。
収容期間は延びないらしく、しばらくすれば身元引き受けを申し出ている叔父の元へ引き渡される予定である。
(L0) 2021/10/01(Fri) 21:11:49
公開: 2021/10/01(Fri) 21:15:00
普川 尚久は、なんかよろしくお願いされました。なんだ・・・・・・??
(a0) 2021/10/01(Fri) 23:06:37

迷彩 リョウは、オムライスにケチャップをかけることができる。
(a1) 2021/10/01(Fri) 23:14:06

普川 尚久は、オムライスにケチャップでねこちゃんが描ける。
(a2) 2021/10/01(Fri) 23:15:29

普川 尚久は、がんばれ〜、気の抜けた応援をしている。
(a3) 2021/10/02(Sat) 0:26:07

迷彩 リョウは、26%隠せました。
(a4) 2021/10/02(Sat) 17:13:31

闇谷 暁は、チップ非準拠となった。
(a5) 2021/10/02(Sat) 17:25:51

闇谷 暁は、熱ッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!
(a6) 2021/10/02(Sat) 18:33:30

迷彩 リョウは、あーあ。って顔をした。
(a7) 2021/10/02(Sat) 18:34:38

普川 尚久は、闇谷の醜態を笑った。可哀想……。心配や手当は他にする人がいると思っている。
(a8) 2021/10/02(Sat) 18:35:02

迷彩 リョウは、冷たッッッッッッッッッッッッ!!!!!!
(a9) 2021/10/02(Sat) 18:38:48

普川 尚久は、リョウちゃんのところにとりあえずボウルを持っていった。ここにお水入れとこうね。
(a10) 2021/10/02(Sat) 18:41:53

闇谷 暁は、熱ッ冷たッッッッッ!!!!!!!!!!!!
(a11) 2021/10/02(Sat) 18:44:04

普川 尚久は、闇谷を笑った。おもしろ〜い
(a12) 2021/10/02(Sat) 18:45:32

迷彩 リョウは、水を張ったボウルに氷をボチャボチャボチャ!!!
(a13) 2021/10/02(Sat) 18:45:59

榊 潤は、なんで闇谷はその格好のまま料理しようとしたのかわからなかった。馬鹿なのか?
(a14) 2021/10/02(Sat) 18:50:21

闇谷 暁は、ギャーーーーー!!!!!!!!!!!!!!
(a15) 2021/10/02(Sat) 19:26:21

闇谷 暁は、チップ準拠とは程遠くなった。
(a16) 2021/10/02(Sat) 19:26:47

普川 尚久は、流石に、タオルを持ってくるくらいはしてあげた。
(a17) 2021/10/02(Sat) 19:29:44

闇谷 暁は、普川 尚久からタオルを受け取った。有難う。
(a18) 2021/10/02(Sat) 19:57:41

迷彩 リョウは、上手いとも下手とも言えないまあまあなネコチャンを描いた。
(a19) 2021/10/02(Sat) 21:17:27

闇谷 暁は、迷彩 リョウの頭を撫でて行った。
(a20) 2021/10/03(Sun) 1:43:03

南波 靖史は、『記憶にある限り』はじめて、縋るように泣いた。
(a21) 2021/10/03(Sun) 4:41:30

南波 靖史は、でも、掴んで、縋って、幾ら離さないと決めた腕が
(a22) 2021/10/03(Sun) 4:42:28

南波 靖史は、解かれる事があるのを知っている。知っていた。
(a23) 2021/10/03(Sun) 4:42:54

普川 尚久は、オムライスをご馳走様でした。ご馳走様でした。
(a24) 2021/10/03(Sun) 15:47:03

普川 尚久は、
「おい榊潤」
 後日、企画中の食事に薬を入れた犯人を知って珍しく大声を上げた。
(a25) 2021/10/03(Sun) 15:58:05

普川 尚久は、声が出ただけである。当人の在不在は関係なかった。あいつよ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
(a26) 2021/10/03(Sun) 15:59:24

鏡沼 創は、後日なおひーが大きい声出してるなぁと思いました。
(a27) 2021/10/03(Sun) 15:59:45

榊 潤は、南波 靖史の頭を撫でた。
(a28) 2021/10/03(Sun) 19:11:47

闇谷 暁は、────、
(a29) 2021/10/03(Sun) 19:22:42

闇谷 暁は、貴戸 高志に微笑んだ。
(a30) 2021/10/03(Sun) 19:26:08

普川 尚久は、畳を足で、すり、すり……ざらざらしたり、すいーってするね。
(a31) 2021/10/03(Sun) 20:17:16

【人】 7734 迷彩 リョウ

はあ、と窓に吐息を吹きかけた。
薄く曇ったガラスに指で輪を描く。

「……」

輪の上部に一本の線を生やした辺りで、
絵は消えて見えなくなった。
(0) 2021/10/03(Sun) 20:51:20

【人】 1117 闇谷 暁

>>0 迷彩/貴戸


「───リョウ。」

想い人──改め、恋人と連れ添って歩く。
貴方の姿を見つければ、声を掛けた。

「話したい事があって。」


普段よりも柔らかい表情で
ちらりと恋人を一瞥。

貴方に背中を押してもらった件で
貴方に伝えておかないと、と思ったらしい。
(1) 2021/10/03(Sun) 22:05:02
貴戸 高志は、柔らかく小豆色の瞳を細めて恋人に視線を一瞬見やった。
(a32) 2021/10/03(Sun) 22:08:58

【人】 7734 迷彩 リョウ

>>1 闇谷/貴戸

その声に意識が浮上した。振り返る頃には、顔に憂いのひとつもない。

「どしたん。オレに何かあった?」

目を細め、穏やかに返事をした。
何となく。
大事な話なんだろうな、と思う。
(2) 2021/10/03(Sun) 22:10:15

【人】 1117 闇谷 暁

>>2 迷彩/貴戸

「……前に、
 リョウに背中を押して貰った、と思って。」

        コジコジが誰かとヤるの、嫌なんでしょ。


数日前のこと。
伝えるつもりのなかった想いを、言葉を
貴方は喉から押し出してくれた。

「遅くなったけど、
 あの後伝えて、話して……まあ、良い方向に。
 だから、お礼を言いたくて。」

(3) 2021/10/03(Sun) 22:25:31

【人】 1117 闇谷 暁

>>2 迷彩/貴戸

「……それだけ。
 引き止めて悪かった。」


これは、本当に勝手な自己満足。
幸福のお裾分け、とまでは言わずとも
貴方の存在意義を伝えたかった。
(4) 2021/10/03(Sun) 22:26:35
普川 尚久は、腋の下の腕ごと、鞄をむぎゅー。
(a33) 2021/10/03(Sun) 22:33:57

【人】 4432 貴戸 高志

>>3 >>?2 >>4 闇谷/迷彩

隣で話を聞いて静かに納得する。成る程、あの時の告白は目の前の少年が背中を押してくれたのか。

「迷彩」

コツ、と一歩進み出る。

「俺は何より大切なものを見つけた。きっと一人のままでは感じることのできない"幸せ"を見つけた。

それは暁が想いを伝えてくれたから見つけられたものだが、お前の支えによって暁が行動できたのであれば。俺もお前に感謝しなければならないな」

(5) 2021/10/03(Sun) 22:37:11

【人】 4432 貴戸 高志

>>3 >>?2 >>4 闇谷/迷彩

「すまないな、いきなりこんな話を聞かせて。
でもどうしても礼を述べたかった。
お前が、暁が齎してくれたものは、俺にとってあまりにも大きいものだったから」
(6) 2021/10/03(Sun) 22:38:04

【人】 7734 迷彩 リョウ

>>5 >>!0 >>6 闇谷/貴戸

その言葉がひとつ紡がれる度に、胸に温かい染みが広がった。
これは喜びだ。他者の幸いを祝福する、尊い気持ちだ。

「……へへ。どういたしまして?」

貴方たちは、変われたのだ。それもとびきり良い、幸せな方へ。
視界が霞む。目の奥がつんとして、鼻を一度啜る。

少年は母と離されてからというもの、泣いてばかりだった。
けれど、あれは人の為の涙じゃない。自分の為の独りよがりな悲しみだ。
それを、今知った。
(7) 2021/10/03(Sun) 23:10:59

【人】 7734 迷彩 リョウ

>>5 >>!0 >>6 闇谷/貴戸

目元を擦ると、くしゃくしゃの顔を上げて笑う。

「ずっとここにいるなんて、許さないからね。
 外に出て、たくさんキレイなものを見てね。
 そんで、たくさん笑ってね。約束だよ」

この箱庭に本当の幸いが無いことは、自分でもわかる。
貴方たちにわからない筈がない。
きっとこんな場所を飛び立って、明るい日向で、生きていくのだ。
(8) 2021/10/03(Sun) 23:12:00
貴戸 高志は、少し考えた。彼が泣いた時はどうしていただろうか。
(a34) 2021/10/03(Sun) 23:22:21

貴戸 高志は、一歩進み出て、泣いた少年の涙を拭い、そっと抱きしめた。
(a35) 2021/10/03(Sun) 23:23:35

貴戸 高志は、大恩ある少年にそっと告げる。「ああ、約束しよう」
(a36) 2021/10/03(Sun) 23:24:18

【人】 1117 闇谷 暁

>>8 迷彩/貴戸

照れ臭そうに頬を掻く。
涙を見れば驚いたが、恋人が拭う様を微笑ましく眺めていた。
それから一歩踏み出して、二人ともまとめて抱きしめる。

「嗚呼……、うん。約束する。
 俺たちは外に出て、綺麗なものを見て、笑うよ。」

大きく広げた腕が、2人分の温度で温かい。
お節介が貴方の為になれば良い、と、願いながら。


「……リョウは、どうするんだ。
 これから……とか。」
(9) 2021/10/03(Sun) 23:41:20
黒塚 彰人は、
愛おしむような行為に首を振り、消え入る声で、「とうさん」と漏らした。
(a37) 2021/10/03(Sun) 23:43:59

【人】 7734 迷彩 リョウ

>>9 闇谷/貴戸

「うん、……うん、うん」

二つ抱擁の中で、何度も頷いた。
忘れかけていた温もりが肺を締め付けて、吐息が震えた。
本当にほしい物があることを、思い出してしまいそうになる。

「……オレ、は。ここを出るよ。出て、」

生きる為には、誰かの命が必要だ。
殺して、誰かの命を奪わなければならない。


「……出て、」

 死刑

同じになりたい。
自分で死ぬ勇気が無いから。


他者にも、自分と同じように心がある。
どんな人間にも、その死を悼む人間がいる。
そう知ってしまえば、どちらの夢も叶えることに躊躇いが生まれてしまった。
(10) 2021/10/04(Mon) 0:12:27
南波 靖史は、黒塚が行った動作と、漏らした声を、聞き逃さなかった。
(a38) 2021/10/04(Mon) 0:17:50

南波 靖史は、聞き逃せ なかった。
(a39) 2021/10/04(Mon) 0:18:10

黒塚 彰人は、榊の足払いを避けようとする。36くらい。>>-89
(a40) 2021/10/04(Mon) 0:23:52

【人】 4432 貴戸 高志

>>10 迷彩/闇谷

夢、応援して貰えたの初めてかも。
 いや、何があっても叶えるつもりだったけどさ。

自分のことは自分でやる。もう失敗しない。自分の夢は、自分で叶える。


嘗ての少年の声が脳裏に響く。
外に出たなら、彼は夢を叶える為に動くのだろう。
けれど、目の前で言い淀む姿を小豆色は捉えた。
理由は分からない。事情を何一つ聞いていないのだから。

「……迷彩。もし、やりたい事を変えたいなら。変えてもいいんじゃないか?

覚えているか?俺が企画初日にお前に話したことを。施設にずっといるということを。
それが今はどうだ?俺は頑なに決めていたことを変えて、共に少年院にいると言ってくれた暁の決意も無駄にして、外へ出たいと選択した」

体を少し屈める。貴方ときちんと話すには、少しだけ距離があったから。

「──好きに生きてくれ、迷彩。

お前が俺たちに沢山笑ってほしいと願うように、俺たちだってお前に沢山笑ってほしいと願っているのだから」
(11) 2021/10/04(Mon) 0:38:19
闇谷 暁は、迷彩 リョウの頭をそっと撫でた。
(a41) 2021/10/04(Mon) 0:45:06

闇谷 暁は、貴戸 高志に微笑みかけた。
(a42) 2021/10/04(Mon) 0:45:58

【赤】 8435 黒塚 彰人

 ――少し前までは何時でも煌々と照らされていた場所。

 様々が撤去された院の中、明かりは消え、ただの部屋へと戻ったそこで一人、腰掛けている。
 いくらかの考え事と、疲労感。静かな場所を求めていた。

 足を組み替える。
 ぎぃ。古びたパイプ椅子が軋んで音を立てた。
(*0) 2021/10/04(Mon) 0:59:46

【人】 7734 迷彩 リョウ

>>11 >>a4 闇谷/貴戸

屈んだ小豆色を見て、ああやはり他人なのだと思って。
自身の頭を撫でる手に、他人だからこんなに温かいのだと思い知る。
オレは、好きに生きるよ

かつてそう言っておきながら、本音を奥深くにしまい込んだ。
好きに生きられないけれど、それを認めたくない。
これが自分にとっての、好きに生きることだと言い聞かせてきた。

「……
、好きに。生きたい、よ」

そうして貴方たちへ返ってきたのは、
答えでもなく、決意でもなく、願いだった。

「生きたい、けどさぁ……そんなの、できないじゃん」

僕にとっては一緒だけど、世間様にとっての上からでいいね?

悪い奴を教えてほしいと告げれば、彼は言った。
世間様の思う、悪い人間。
その中に自分がいることに気付いたのは、数年前のこと。

人が死ぬというのはな、迷彩、それと同じで悲しい事なんだ。

   
自分

──悪い人間を殺せば悲しむ人間がいるなんて、知りたくなかった!

「オレは生きるなら、誰かを殺さなきゃいけないの」
(12) 2021/10/04(Mon) 1:15:14

【赤】 3839 南波 靖史

 
「ライト、もう点かなくなったね」

この部屋には何もいない。誰もない。
貴方に最後に祝福を授けた者も、もう姿は見せない。

ここに居るのは『異能』である存在と、貴方の一人とひとつ。
或いは──二つ?それとも、貴方はふたりと表すだろうか?

「ここならもう誰にも聞かれないよ。
 文字通りの“舞台裏”だ。お話ししてくれますか。
 
 俺に近くて、遠い。
 『靖史』を助けてくれた、不思議な“あなた”。
 ──君に、俺からも感謝を伝えたかった」
(*1) 2021/10/04(Mon) 1:32:01

【赤】 8435 黒塚 彰人


「何をしたつもりも、無いんだが」

 頬を一度撫ぜたこと。あれは何気ない仕草だった。
 特別、深い意味など持たなかった。

「そうだな。話をしようか、靖史やすふみ
 ……で、お前。アレを見ていたのか?」

 あの時とは呼び名を反転させて、問う。
 目の前のこれが見ていないうちに顔を出したと、そう言っていたのを思い出して。
(*2) 2021/10/04(Mon) 2:03:48

【赤】 3839 南波 靖史

 
「彰人くんは意図していなかったんだろうけど、
 “靖史”やすしは両親以外に触れられた経験が無い。
 
 ……俺が、その前に対話するようになって。
 俺が──俺を、“僕”を、止める為に姿を消した。
 靖史は小学校すら通い終えていない。学歴もない。

 その上で俺が身体を持ち続けていたから、
 例え誰かに『触れられた』としても、異能である俺だ。

 だから、多分。あの子は宗教が、聖句が嫌いだったのに。
 君の幸せを『祈る』と言うくらいには、
   ──幸せに感じる行為だったんだよ」
 
 ▼
(*3) 2021/10/04(Mon) 2:22:23

【赤】 3839 南波 靖史

 
「俺はその時、見ていた訳じゃないよ」

  
「 “思い出した” 」


「大好きな大好きな、誰を殺しても何をしても愛されたかった“靖史”やすしに。
 去られた事が、置いて行かれた事が。その理由が。当時の俺は全く理解できなくて、悲しすぎて、耐えきれなくて、……自分の記憶から、抹消していた」

「まさか、靖史が残っていたなんて知りもしないまま」

「でも、消し切れるわけなかったんだ。当然だよね」

「 それだけ、“靖史”を愛していた」


「──思い出した切っ掛けトリガーは、他との会話でもあるし、君とのここでの接触行為でもあるし、きっと、靖史にとっても賭けだった。最も、時間の問題でもあったと思う」

そう、淡々と語れるくらいには、記憶を受け止められる程には。
賭けには勝ったのだろう。下手をすると狂乱の末自殺でもしていてもおかしくない。己を愛しすぎるとどうなるかなんて、……語らずともいい話か。
(*4) 2021/10/04(Mon) 2:30:30

【人】 1117 闇谷 暁

>>12 迷彩/貴戸

殺す事は、悲しいこと。
……いつかの自分の言葉だ。

死刑になりたい、の言葉の裏に、
どんな想いがあったのだろう。
貴方に伸し掛かる過去は、貴方が生きる事を許さない。


「……………、」

貴方に日の光を浴びようと誘う事は
残酷なのだとよく理解していた。


             社会保障の限界は、もう訪れている。
            彼らは、淘汰されるべきなのだろうか。




───否定。かぶりを振る。

彼自身が生きたいと願ってくれるのならば
世界がどうであれ、自分だけは机上の空論を望んでやる。

(13) 2021/10/04(Mon) 2:34:34

【人】 1117 闇谷 暁

>>12 迷彩/貴戸



「……この企画の報酬。
 
俺に与えられる筈のものを、
 迷彩リョウの生命活動に必要な物へ充当させる。



恋人を一瞥。
勝手な判断を咎められるだろうか。

「具体的にどうする、とかは
 思い浮かばないんだが………。
 何か、何かは……出来ると思う。
 足掻きたい──リョウの想いに、応えたい。」

どうせ、対した報酬を得るつもりは無かった。
自分の未来は、自分で掴み取るつもりだから。


だから、
「………ありがとう、そう願ってくれて、嬉しいよ。」


嗚呼、やっと貴方に掛けられる言葉が見つかった。
(14) 2021/10/04(Mon) 2:36:51
普川 尚久は、榊の唇の端に口付け。すぐにはなれて、胸に寄りかかった。ぽすん。
(a43) 2021/10/04(Mon) 2:59:24

普川 尚久は、「いやだなあ」 もう一回、呟いた。
(a44) 2021/10/04(Mon) 3:01:06

普川 尚久は、
だれもしなんくていいのになあ
。呟かなかった。
(a45) 2021/10/04(Mon) 3:03:37

【人】 4432 貴戸 高志

>>13 >>14 迷彩/闇谷

──生きる為なら知らない人間など死んでも問題ないだろう。

そんな言葉が、自然と溢れてきて。だから口を噤んだ。己は自分の為に他人を、他人の死を、他人の尊厳を壊して利用して逃げてきた。だから、これは言ってはいけない。

そんな事はきっと恋人が許さない。隣にいる人間は、誰かが傷つき苦しむことを自分の痛みのように抱え、寄り添い、涙してくれる人なのだから。

だからこそ、自分は救われたのだ。
──それなら、やる事は一つだ。

(15) 2021/10/04(Mon) 3:05:07

【人】 4432 貴戸 高志

恋人の判断には微笑んで返した。
貴方と居られるなら何処でも幸せなのだから、問題はない。
外に出られるまで、自分が死ぬ気で恋人を守ればいいだけだ。

俺の報酬分を闇谷暁の望みに上乗せさせる。


同じように迷彩の為に使ってくれ。
……俺は迷彩の事情を知らないから、このような形になるが……そこはすまないな。許してくれ」

澄ました顔で告げた。
自分はどこまでも身勝手だから、自分の守りたいものしか守れない。

でも……赤の他人と呼べないくらいには少年と近づいた。そして、絶対に自分の世界から消えさせはしないとも約束をした。

助けてと望んだ時に必ず助けられるかは分からない。
けれど。
助けられる可能性があるのなら、手を伸ばさない理由なんてないだろう。

「迷彩。言っただろう。俺はお前を応援すると。
生きたいのなら──それを、応援しよう」
(16) 2021/10/04(Mon) 3:05:57

【赤】 8435 黒塚 彰人


「そうか」

 手を伸ばす。届かなければ、立ち上がって。頬を撫でる。
 馬鹿だな、と呟く。
思いのほか、柔らかく響いた。


「『うまれつき他者の事を正しく愛せなかった』。
 ……ただしい人間は、難しいな」

 お前のことだとも、俺のことであるとも――あるいは、両方とも、示さず。
 草臥れた声でもう一度、難しいよ、と言った。
(*5) 2021/10/04(Mon) 3:22:56

【赤】 3839 南波 靖史


「ん……」

 嬉しそうに目細めて、その感触を受け取る。
 本当はこれを受け取るのは俺じゃない筈だ。
 でも、あの子が好きなモノを俺が好きじゃない訳がない。

「──そう。難しい。
 “コッチ側”と言ったよね、この舞台で。
 俺はその辺りの感性を含めて、近いんじゃないかなと思った。
 勿論勘が殆どだったけど、君の異能を考えると強ち間違いじゃなかったんじゃないかな。

 俺達は、
 『他者の事を正しく愛せないし、
  社会の倫理にも適応できなかった』……違う?」
(*6) 2021/10/04(Mon) 3:44:50

【人】 7734 迷彩 リョウ

>>15 >>16 闇谷/貴戸

「……──な、ぁ?」

言葉を直ぐに飲み込めず、呆けていた。
意味を理解するまでに、数秒を要した。

「……い、言ったじゃん。助けてくれなくていいって」

他人とは、もっと冷淡な生き物だと思っていた。
かつての自分と同じように大切なもの以外どうでも良くて、内側にしか目を向けないものだと思っていた。
それは、よくある話。
自分たち

迷彩が透明になったのも、よくある話。

「見てくれるだけでいいって」

本当の願いはどうせ叶わないからと見つけた、代わりの目標。それを夢だと自分に言い聞かせて、死ぬまでの少しの間、生きる糧にするつもりだった。
(17) 2021/10/04(Mon) 3:56:55