[カジノの時のように
前髪は緩く後ろに流して

ミツコが選んだのは白の燕尾服
グリーンルチルクォーツ^gemの石で加工されたクリスタル型の耳飾り
レッドカラージェイド^gemの輝くブローチだ

俺は目に入ったを手にとって
胸ポケットへ

その様子を見ていたミツコの
「まあ！」という反応には
気まずそうにそっぽ向いて知らんぷりだ。]

[着替え終わって戻った先に
ステラが大人しく待っていたのなら]

　今日の髪飾りはこれな

[先ほど胸ポケットにしまった花を取り出し
ステラの髪へと付ける。]



　花言葉は……

[ここで、スマートに踊りを誘えればいいけれど
生憎と俺にはそんなことは出来ねぇ
そういうのはフェリックスの方が得意そうだ。]

　
　

[ステラの言う王子様ってのには
どうせなれないのはわかってんだ。

取り繕うことなんてしねぇ。]

　おい、俺は踊ったことなんてねぇ
　エスコートなんてのも

　だから
　

[ぶっきらぼうは相変わらずで
そうして差し出した手はどうなったか。
*]

　
[可能性を信じるべき。>>252
限界なんか、取り払え。
そう言われて、すぐには言い返せず
アッシュさんの言葉は、私の心に残りました。でも]


　簡単に、できたら苦労しないです
　あなたなら、できるんですか――？


[どうしても、頼りない声になってしまったけど。
アッシュさんが真剣に見つめてくるから
私も視線を逸らせなくて。

少しの間、そうして見つめ合っていたでしょうか。]
　

　
[今日のドレスの話をして、伸ばされた手。>>255
髪の宝石が気になるようなこと言って、
なのに私の頬に触れるのは、
どういうことなんだって思いましたけど。


私はあなたのこと見つめたままで]


　


[髪のですよって、そんな風に言って。
頬に触れられたまま、動かなかった。]
　

　

　わ、私そんなに踊れませんけど…
　それでいいなら。待ってます。


[着替えてくると言われれば、そう見送って。>>256


戻ってきたアッシュさんの姿を見れば、
今日は白なんですね、>>257
って感想を言ってる間に、また伸ばされた手>>258]


　、ですか。それは。
　私みたいです？
　…そこまで言うなら教えてくださいよ、もう。


[髪に付けられた花には、ありがとうございます、と
素直にお礼を言ったけど。

花言葉匂わせたくせに教えてくれないのは、
やっぱり意地悪なんだから、って
ちょっと拗ねた顔をして。]
　

━祝賀会・エルちゃんまじ天使━

いえいえ、どういたしまして。>>253
確かに可愛いよね、ほんのちょっと、幸せに出来たならば嬉しいわ。
どんな飲み物が合うかなぁ？
ミツコママーおすすめよろしく！

[ミツコママが出してくれたのはバイオレットギムレット^sakeだ。]


まぁ仕方無いね、勇者パーティーだもん。
のんびりしていられるのも今のうちかぁ……
はぁ〜〜



[突っ込みを入れつつぐぅっと伸びをして、結局はわたしの勘違いでは無かった結論に至ったので準備しなくちゃと溜め息を吐く。]

わたし動物に好かれないんだぁ。
だから、今度……もふらせて？

[わたしも動物もふもふしたい、そんなくだらない笑い話を延々したんだ。
これが青春？**]

　
[でも今日は、そこで終わらせません。
私からもお返しを一つ。]


　…ねぇ、待ってください。
　私も、これ。


[と、自分の耳から、片方の耳飾りを外して。
アッシュさんの耳へ手を伸ばし、
追加で一つ、くっ付けてやりました。


左右で大きさ違いの耳飾り。
大きい方を、あなたに。
使用済みで申し訳ないですけど、
>>129]


　星の耳飾りです。あなたに似合うと思います。

　意味は…そうですね、あとで教えてあげますよ。
　私、アッシュさんと違って素直なので。


[そう笑って。さあ、フロアに出ましょうか？]
　

　


だから]


　あなたにそんなの期待してませんよ。
　私だって、お姫様を期待されても困ります。

　…だったらできますけど！
　そうなっちゃったら、


[そんな言葉でおどけてみせて。
田舎娘は、らしい顔で笑いました。

その手を取った私と。アッシュさんと。
先に手を引き踊り出したのは、
どちらだったでしょう。

ガタガタになったか、一応の体裁を保っていたか。
どんな踊りになったにせよ、私は笑顔を絶やさずに。



　

―　祝賀会・フルリーちゃんと　―


[ミツコちゃんが出してくれたバイオレットギムレット>>263
綺麗な紫で、これはスミレの花の色素を使っているらしい。
花繋がりで出してくれたのかな？さっすが！]


　そうだねぇ。勇者は年中無休だもんね。
　よしよし、またボスを倒したら宴会が待ってるからね。
　飲むために！頑張れば良い！

[伸びをしてるフルリーちゃんをなでなで。
こんな事言ってるけど世界平和のため〜が第一だよ？]

　もふもふ〜なら猫とか？
　熊とか野生度が高いのは案外毛が硬いんだよねぇ。
　そういえば大きなウサギのモンスターがいたような……。

[だんだん危ないもふもふが出てきちゃってる、ような。
大丈夫、テイマーの資格はあるからねっ*]

［お酒の色なんて、アタシは気にしてなかったわ。>>243
　でもその名前はどちらもおとぎ話を思わせるもの。
とにはピッタリじゃない？なんて
　思ってしまうのも無理はないわね。］


　性別さえ違えば、ね…

　でもそんなに有能なら、
　ユラ＝ルネアとして大成すればいいわ。
　貴方の呪術も凄いもの。
　身をもって体験もしたしね？


［差し出した手を取られれば軽く握って、
　笑みながら「そう」とだけ返したわ。］

［もうやることはないと思っていたけれど、
　思いの外覚えているものね。
　フロアに立てば自然と手を取り片や腰に回して、
　三拍子の音楽に合わせて身体が動いたわ。

　少しだけ、間違えることはあったけど。

　ユラも名を馳せただけあって上手かったわ。
　周りとは段違いで、その時はアタシたち二人だけ、
　浮いていたかもしれないわね。



　仲間が見たらいったいどう思われてしまうかしら。
　なんて内心苦笑していれば］


　―――――……


［聴こえてきた言葉>>-392に、思わずユラの顔を見たわ。
　向き合って正面から改めてみるその顔と、
　その呼び方に、ハッとするの。］

　なんて、今更そんなことを思うのよ。］


　ふふ、迎えになんて行けないわ。
　アタシはもう王子様でもなんでもないもの。


［伝説の装備はシルクで出来ているから
　それなりに見えるかもしれないけれど、
　踊りをやめてしまえば魔法は解けて、
　もう王子の面影なんかなくなるわ。］


　今のアタシはただの
よ。

　―――でもそうね、
　ガラスの靴は、ちゃんとしまっておくわね？


［胸に手を当てて、瞳を閉じるわ。
　鐘の代わりに拍手を受けながら魔法は解けて、
　　　　　　　　　　　　　　　幕は閉じたの。］

［―――代わりに別の幕が開くのよ。
　　　　　　　

　令嬢のユラルネア＝ドクス・パラキシカルに
　興味はなかったわ。
　アタシが好きになるのはいつだって



　だから、そうね、
　少しだけ意地悪そうに笑って、
　その耳にそっと囁くわ。］

［

　　思い出したと言わんばかりに、
　　あの頃の自己紹介をもう一度。

━祝賀会・エルちゃんと━

本当に、淑やかな菫色だわ。>>266
確かに花繋がり、さすがミツコママ。

それに、ギムレットと言えば……



[有名な台詞なんだよ？って、菫色を揺らしつつからりと笑う。
どんなときでもエルちゃんなあなたが隣にいてくれて助かった、なんて、内心勝手に感謝しながら。]



……はっ、何だか記憶を思い出し掛けたわ。
勇者も大変よね……って、確かに！
また呑むために戦うぞーおー！

[アッー優しい！天使か！？天使だわ！！
いつかのステラちゃんみたいに頭を大人しく下げて撫でられるの……あれ、これ見た目動物とのふれあいでは？]

熊に関しては勝てる気がしないから是非うさぎでっ、出来れば普通ｻｲｽﾞﾃﾞｯ！

[次々並ぶ危機を、こちとら一般人ですから、丁重にお断りしたの*]

　―　酒場　―

　自分で限界を取り払えても
　自分では何ともできない問題が俺にはあるんだ
　

　簡単には無理だろうな
　簡単じゃねーから

[目は心の動きを映す
だから見つめ合ってた目を伏せて>>260
自分のことは語り、
そして次に目を合わせた時には
ニヤリと笑える目に変わっていた。]

　
　宝石か……、
　綺麗なんじゃねーの
　
[髪のな。
そうこちらも付け加えて
それでも頬を触っている手はそのままに
もう少しだけと優しく撫で続けた。
]

　ハハッ、いいんだよ知らなくて
　似合っていればそれでいいさ


本心は自分でもわからなくて
自分でも気がつかないように心に蓋をして。]

[耳へと付けられた星の耳飾り>>264]

　へえ、加護がありそうだな
　ありがとよ
　意味・・・あるんだな

　ククッ、自分で素直って言うんかよ

　

[上機嫌に答えた耳には耳飾りがキラリと輝いて揺れた。]

　
　……期待してねぇならいい

　いいんじゃねーの
　

[手を握ってエスコートを。
貴族のような上品さは出せないけど
楽しく踊れればいい、
どうせ他の奴らだって人のことなんざ気にしねぇだろ

ステラを見れば楽しそうに笑っていて>>265
きっと俺も笑顔なのだろう
目が合えば笑い合って一曲を楽しむことが出来た。]

[奏でる音、唄う音、踊る音
いろんな音の楽しさを知ることができた。]

　
　あー……

[踊りの最後にはステラの体を持ち上げて
その場でクルクルと回って。]

　一緒に踊ってくれてありがとな

[いい思い出ができた。
踊りは終わっても気持ちはまだ冷めなくて




それでも俺はこの手を離さなければならないんだ
離そうとした手は簡単に離れたか
*]

―　祝賀会・フルリーちゃんと　―


　ﾈﾝｼﾞｭｳﾑｷｭ？


[フルリーちゃんから偶に不思議な鳴き声が聞こえる。
なんだろう、世の不条理と戦う者の声のような……
地の底から響く辛く悲しい響きが……。]


　小熊なら可愛いけどね〜。（もれなく近くに親熊がいるけど）
　じゃあ普通の兎さん、耳垂れてるのも可愛いよね。
　真っ白でふわっふわでもこもこだよ！


[どんな子が喜んで貰えるのか考えるんだ。
頭の中がもふもふ……。*]

―　閑話　―


[さて、そろそろ私もミツコちゃんに話聞いて貰おうかな〜
なんて思っていたけど、
ミツコちゃん大人気だもんね、忙しそう。

なので、
腕相撲対決に負けて意気消沈お兄さん(モブ)>>234
に水をあげるついでに少し付き合って貰うんだ。]


　お疲れ様〜。残念だったね？
　ね、ね、ちょっと疲れて元気無いなら回復までお話しない？
　私ねー……


[何だこの女？みたいな顔されたかな。
まぁ気にしないよ。
少しだけ周りの話が聞こえて
自分の話をしたくなっただけなんだ。
それに故郷の料理を食べて懐かしくなったから？

とは言っても、わざわざ表舞台に出すような
ドラマチックな物語は無いんだけどね。]

[私が旅をする理由！(略)>>1:44
別に村の事が嫌いだった訳じゃないよ。
今でも手紙を送ったりするし。
今度いっぱいお土産を持って遊びに行くのも良いね。

帰ると絶対お父さんが「そのまま村に……」みたいな
反応をするけど、それは断る。

私は自由が好きだから。]

[あとはー……前のパーティーでの事？
ちょっとした意見の食い違いで仲が悪くなって
解散しちゃったってだけだよ。
私は喧嘩の当事者じゃないんだけど、
仲裁する事も優しい言葉をかける事も出来なかったから
今度はもっと明るく、言葉遣いもなるべく優しくしようって
考えた、それだけ。

今のパーティー？
ちょっと心配になった時もあるかな。
でも、なんとかなるかもね。
前みたいな悲しいお別れは無さそうかなって。

ギムレットには早すぎる〜って意味合ってる？]

[私が使う言葉にしてはお洒落過ぎたよフルリーちゃん。
モブお兄さん、一方的に話しかけたのに
結構真面目に聞いてくれてるし1杯奢ってくれるって。
良い人だね。]


　聞いてくれてありがとう！
　お兄さんの筋肉は36点くらいかなっ☆*

━祝賀会・エルちゃんと━



[駄目だわ、過去は振り返らないもの。
逃げちゃダメだ逃げちゃダメだﾆｹﾞﾁｬﾀﾞﾒﾀﾞ……
さりげない軌道修正に乗ってくれて安心している。

そうそう、そう言うので良いのよ]

仔熊…それは、くまのぬいぐるみ的な可愛い奴です？
嗚呼、みみたれちゃん、可愛いね…じゃあそれで、きっと……。

…戦い抜くのに、心強いわ。
ありがとう！

[むぎゅっ！と友情はぐをしてから、そう言えばやる事あったのとその場を後にすることにしたの。
その後、筋肉晒されてるにいちゃんたちの嘆きの声にちょっとだけ噴きながらね**]

━祝賀会に━

[色々なお酒やお菓子を奢って貰ったお代として、ミツコママからお願いされた事が一つ。
会場の外に出て、いい具合に暗くなった大空を眺める。

BOXから取り出したのは


わたしは道具屋。
人々の側にそっと寄り添って
ささやかな彩りを、生活に潤いを、日々にもたらす人。]

この角度ならば、店から見える？
……見えるとえいにゃあ、こじゃんと綺麗なん。

[旅はまだまだ続く、はず？
だから、灯した炎に
祝いと祈りを込めて、夜空に咲かせるんだ]

みんなに　　だね**

　

　


[俺のことはいいだろ、って聞こえた声>>273
反射的に答えた声も、小さくなってしまって


でも、
　って笑う、
そちらの目を。私は、信じることにしました。]
　

　
[そうして、束の間の。
子供の頃の私が、夢見たような時間。

お上品なエスコートはいりません。>>276
紳士淑女のような手袋だって必要ない。
剥き出しのこの手で。あなたの温度を感じて。
その方がずっと、私は　 ]


　　あ、アッシュさん、
　回しすぎですってば！もう…

　…ふふっ。


[最後にくるくる回転したら、>>277
私は少し目を回して、あなたの首元にしがみ付き。
そのまま地面に下りれば、至近距離の顔。
その距離のまま]


　…ありがとうございます。
　私も、楽しかったです。あなたと一緒で…。


[そうお礼を言った私の瞳は、
少し潤んでいたかもしれません。