人狼物語 三日月国


37 【恋愛RP】夏の夕べ【R18】

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【人】 教師 ジャン・ヴェレーノ



   そこは呼びやすい形でいい。
   ただミスターはよしてくれ...

   傍から聞くとなんか俺が偉い人みたいに聞こえてくる...


[俺としてはヴェレーノでも良かったが、好きに呼ぶことを許したのは俺だからそこはとやかくは言わないでおく。>>283

それはともかくとして、さて、女性が1人で宿泊。
その心は、その心は...。
the answer is.....................]


   ...............それは悪かったな。


[今度は俺が目を逸らす羽目になったという。]
(292) 2020/07/27(Mon) 0:30:05

【人】 雅楽 雅

 ── スイートルーム(自室) ──


 とりあえず荷物はそこのカウンターへ置いて貰って…
 

 [専用エレベーターで直通の部屋。
 広々とした空間のあちこちに、見るからに高価な調度品が
 設えられている。

 買い出しに行ったスーパーでたまたま鮭が安売りしていた
 から、おかずはそれを使ってバターポン酢炒めを作ることに
 決めた。

 なんちゃってイタリアン冷奴はお豆腐に玉ねぎの微塵切りと
 プチトマト、塩昆布を載せてオリーブオイルを回しかけ、
 ブラックペッパーをまぶして出来上がり。]
       

  あ、そうだったね。なんだか今更って気もするけど。
  羽井?…下の名前は秘密?


 [使う食材を整理しながら、尋ねる。]      


  そっか、都内で飲食店経営……ってことは
  
ちょっと、もしかして凄く舌肥えてるんじゃ?!
(293) 2020/07/27(Mon) 0:31:38

【人】 雅楽 雅

  

  ……もう、早く言ってよ。


  言っておくけど、私、素人だからね?
  肝に銘じておいてね。

  
 [大真面目に見つめて、返事を取り付ければ満足そうに、
 よし、と頷いた。] 


  私は雅(みやび)、雅樂 雅(うた みやび)。
  でしょう?新聞紙みたいに、上から読んでも下から
  読んでも同じになるんだもの。  
  
 
  [言われ慣れた感想に笑う。]


  あ、イタリアンなのはお豆腐だけだよ。
  他は和食になるけど───…

  
(294) 2020/07/27(Mon) 0:31:43

【人】 雅楽 雅


 
  しめじの梅味噌汁、要らない?


 
 [イタリアンならとワインを冷やす姿に苦笑しながら
 小首を傾げた。]


   じゃあ、使い終わった調理器具、渡していくから
  洗って貰っていい?
 

  [普段は調理しながら洗い物をしているけれど、
  手伝ってくれるというならお願いしよう。**] 
 
(295) 2020/07/27(Mon) 0:31:47

【人】 教師 ジャン・ヴェレーノ

[うーん、どこからツッコめばいいのかな!>>284]



   ...お前帰る頃には大火傷してないか...?


[アバンチュール(恋の冒険)の果てに殉職しそう。
酒を与えたら鎮火どころか大炎上しそうなんだが、気にしてもしょうがないところではある。

気を取り直してワインを探す。
甘口のワインといえば代表的なのは貴腐ワインだが、貴腐ワインはほとんどが白ワインで赤ワインは滅多に出回らない代物だ。
流石にこんなリゾート地でも赤の貴腐ワインはないはずだから、やむを得ず白ワインを手に取った。

大きなボトルでなくていい分、質にお金をかけられるのが嬉しい。

カウンターに持ってく前に一応「これでいいか?」と灰原には尋ねる。駄目そうならば少し辛くなってしまうが他の赤ワインを手に取るのだが。]
(296) 2020/07/27(Mon) 0:32:20

【人】 教師 ジャン・ヴェレーノ

[選ばれたワインが何にせよ、贈り物である事に違いはないので灰原に渡すものだけは一応ショップの人には包んでもらうように頼んでおいた。
自分のものは別の袋に入れておこう。
]


   じゃあ戻るか...

   ほら、誕生日おめでとう。


[落とさないようにちゃんと手提げ袋にも入れてもらったから大丈夫だろう。

一緒にホテルに戻ることになったのか途中で別れることになったのか、なんにせよ別れ際にはワインの入った袋を差し出そう。]**
(297) 2020/07/27(Mon) 0:35:01
悪の科学者 清平 一華は、メモを貼った。
(a78) 2020/07/27(Mon) 0:35:07

教師 ジャン・ヴェレーノは、メモを貼った。
(a79) 2020/07/27(Mon) 0:35:57

【人】 英 羽凪

[部屋の外で集まってくる気配の中に、誰が混ざっていたかまで確認せずに。>>273
押し入った部屋の中、彼女に問い返されれば怪訝な顔を。>>288


  ……ほんとに、いないのかよ?


[部屋の奥に向かう背中に、少し迷って。
仕方ないと後を追えば、奥にあったのは俺と似たようなシングルルーム。

そこで春雨をすする姿に、何とも言えぬ顔で口を曲げ。
はぁ、と息を吐き出した。

なんか、俺が悪いことした気分になるじゃないか。]
(298) 2020/07/27(Mon) 0:41:51

【人】 英 羽凪

[そう言えば昨日こいつも。
誰かとご飯食べるのが久しぶりとか言ってたっけ。>>0:538


  …………
  どうしてもいないんなら、一緒に行くか?
  俺はこれからランドリー室に行ってくるから、
  その後でもよければだけどな。

  今日の夕飯替わりでいいか?


[そう、提案してみる。

たぶんこれは同情というよりも、共感に近い。
俺もどうせ、今日この後の食事は一人の予定だし。]
(299) 2020/07/27(Mon) 0:42:10

【人】 英 羽凪


  俺は、502号室にいる。名前は英羽凪。

  スマホは持ってないから、そうだな。
  夕方に一階のラウンジで待ち合わせでいいか?
  ああこの後、もし他に行く相手が見つかったりしたら、
  そいつと行ってくれてもいいし。

  他に質問は?


[そういえば名前、聞いてなかったな。
今度は教えてくれるだろうか。*]
(300) 2020/07/27(Mon) 0:42:21

【人】 大学生 早乙女 真珠

[なんだかんだありつつも、まあ恐らくは無事に
 三上さんと連絡先を交換して、
 部屋に戻ると言った彼を見送ったのだろう。

 あたしは、とりあえずその場で、
 …さっきから鳴りっぱなしの心臓を少し落ち着けてから
 真由美さんとユエさんにお返事を返そう。]
(301) 2020/07/27(Mon) 0:43:49
英 羽凪は、メモを貼った。
(a80) 2020/07/27(Mon) 0:46:38

【人】 教師 ジャン・ヴェレーノ

−昼、ホテル−


   おや、どうも。
   一華さんもお買い物ですか?


[このホテルに来た時に最初に会った彼女、一華に会釈をする。>>290
本来なら女性をいきなり下の名前で呼ぶことはしないのだが、俺は彼女の「清平」という苗字を聞かされていないから。>>0:257
ここが日本であることも考え、和名で呼んだというわけだ。]


   流石に仕事着では無いですよね...


[裏切られたとは思わない。
そう、例えるなら彼女のビキニを期待したらワンピースを着てこられた気分。相手が悪くないだけにとても複雑だ(発想が男子高校生のそれである)
それが恋人でもないとなれば余計彼女に非はない分複雑な気持ちも強くなる。

カップヌードルの入った袋をぶら下げたままそんな言葉を漏らすのだった。]*
(302) 2020/07/27(Mon) 0:50:19

【赤】 大学生 早乙女 真珠

― トークルーム:市村真由美 ―

『真由美さんっ!こんにちは(∩´∀`)∩

 うわー!フレンチのコース!!昨日言ってたやつですね!
 めちゃくちゃ楽しそう&おいしそうですね〜〜!
 でも、すみません〜〜(´;ω;`)
 午後からワイナリーに行こうって
 お約束をしてしまった方がいて…
 フレンチをゆっくり味わう時間を取るのが
 難しいかなって思うので、お昼は遠慮させて頂きます〜…

 その代わりにと言ってはなんですが、
 もし水着とかお持ちでしたら、明日プールに行きませんか?
 ひとり、イケメンも一緒かもしれないです。

 わぁ!乗馬!真由美さんすごい素敵ー!
 このお馬ちゃんに乗ったんですか??
 カワイイー♡
 私も昨夜は星を見たり、楽しんでます(*´ω`*)』
(*6) 2020/07/27(Mon) 0:51:44
教師 ジャン・ヴェレーノは、メモを貼った。
(a81) 2020/07/27(Mon) 0:52:42

【赤】 大学生 早乙女 真珠

― トークルーム:時見ユエ ―

『ユエさんと話してると楽しくて!
 長い時間もあっという間だったよーほんと、ありがと!

 薄氷さんの連絡先もご存知なんですね!よかった!
 連絡役お任せしちゃって申し訳ないですが、
 宜しくお願い致します。

 あたしは今日の午後オッケーです!
 そうだ、もしお昼未だで、お暇なら軽く食べていきませんか?
 すきっ腹にアルコールは良くないって聞いたよ!』

[と、薄氷さんが忙しい(?)>>*5ことも知らず、送信。
 なんていうか、知らないので、ずらす理由が、なくて。]*
(*7) 2020/07/27(Mon) 1:01:27

【人】 成瀬 瑛


[ 別に罪悪感を覚える必要なんてない。>>298
  デートに誘いたい相手はいないけど、
  デートしたいと依頼してくれる相手はいるんだから。

  残念ながらあたしはエスパーじゃないから、
  溜息の理由なんて、わかるわけがないけれど。 ]


  えっ、いいの?


[ 提案に、しばらく黙って春雨に向けていた
  視線を上げて。>>299

  いらないなら仕方ないけれど。
  やっぱり正統権利者は君だって思っているから。
  あたしだけ楽しむのは、気が引ける。

  だからそう言ってくれると、気持ちも随分軽くなる。 ]
 
(303) 2020/07/27(Mon) 1:04:00

【人】 成瀬 瑛



  ふふっ
  何だか君のおかげで、
  あたし、一人でご飯食べる暇ないね。


[ 昨日もそうだし、今だって。
  一緒にとは言い難いけど、
  一人ホテルで春雨をすする事態は回避できている。

  何だか嬉しいね、と素直に告げてから。
  にんまりと微笑んで。 ]
 
(304) 2020/07/27(Mon) 1:05:22
大学生 早乙女 真珠は、メモを貼った。
(a82) 2020/07/27(Mon) 1:05:44

【人】 成瀬 瑛



  あたしは、この部屋に宿泊しているよ。
  名前は成瀬瑛。

  スマホ持ってないんだ、羨ましい。


[ あれは便利だけど、
  家族も友人もいないあたしに来る連絡は、
  仕事絡みでしかないからね。
  着信音を聞く度に、少し疲れてしまうから。 ]


  質問?そうだね ……

(305) 2020/07/27(Mon) 1:06:05

【人】 成瀬 瑛



  羽凪くんの本当に欲しいものって何?


[ 知ったばかりの名を早速呼んで。
  あの時は初対面だから聞くのを躊躇った。>>0:604
  だから二度目の今で、なんていうのは
  ただの詭弁だけど。

  言いたく無さそうだったら、
  諸々了解だよー、とだけ告げて。
  あたしは食事に戻るけど。

  早食いは得意だから、春雨はもう空っぽ。
  だからその時は、具のないスープを食べる振り。 ]**
   
(306) 2020/07/27(Mon) 1:06:25

【人】 悪の科学者 清平 一華

― 正午・ラーメン売り場 ―

 仕事モードはオフにしようとこうして頑張ってはいるんですが…
 いや、どうも体のほうは……

[ラーメンが仕事人間に要るもの、という前提が理解得られれば伝わる言い回し。
 >>302なんとなく微妙な表情と言うか視線を感じたので、やはりこの格好はまずかったのかもしれない。
 というかこのトシでビキニ要求される?]


 何買ったんです?
 へぇ…いろいろ食べるんですね


[袋から透けて見えるラーメンを見やれば。
 堅い人だな、という印象の割にはバラエティー富んだラインナップにちょっと意外性。]


 私は……これ

[彼を横目に選んだラーメンは、カップヌードルの中でも王道の王道、というかどノーマルなやつ。
 食は太くないので1つで充分。
 あと……付け加えて、トマトジュースを2缶購入。]


 Mr.ヴェレーノはどちらで食べられるんです?
 部屋?


[部屋で一人で食べることの醍醐味は分かるので、それならさすがにお邪魔する気は無いが。*]
(307) 2020/07/27(Mon) 1:10:41
成瀬 瑛は、メモを貼った。
(a83) 2020/07/27(Mon) 1:10:55

教師 ジャン・ヴェレーノは、メモを貼った。
(a84) 2020/07/27(Mon) 1:23:29

悪の科学者 清平 一華は、メモを貼った。
(a85) 2020/07/27(Mon) 1:30:48

【人】 英 羽凪

[俺からすれば、正統権利者は彼女だと思ってるけど。
それを言い出すと、堂々巡りになってしまうし。>>303
そんな風に一人で春雨をすすられるのも、気になるのだから。
お互いの妥協点としては、これが妥当だろう。]


  どう見てもひとりご飯だろ。

  でも、その春雨ヌードルって結構いけるよな。
  食欲ない時でもスルッと食べられたし。


[前によく食べたなぁ、とパッケージを眺めながら。>>304
あんまり嬉しそうだから、もう少しだけここにいてやろうかと壁に背中を凭れさせ居座りながら。
今更のように彼女の名前を知る。]
(308) 2020/07/27(Mon) 1:56:03

【人】 英 羽凪



  俺だっていつもはスマホ持ってるけど、
  このホテルにいる間は没収されてるんだよ。

  羨ましいって、変なやつ。


[メールと着信は9割方職場からで。
体は辛くても、それが必要とされてる証のようで。
残り1割の連絡には、居留守を使ったことすらあった。

ここ数年そんな調子だったから、今手元になくてもあまり不便さを感じてはいないけど。
羨ましがられたのは、初めてだ。]
(309) 2020/07/27(Mon) 1:56:14

【人】 英 羽凪



  …………は?


[唐突な質問の意図が一瞬わからなくて。
ぽかんとすること、数秒。
そういえば昨日そんな話をしたことを、と思い出す。]


  ……………


[黙秘するか否か、少し迷って。]
(310) 2020/07/27(Mon) 1:56:33

【人】 英 羽凪





  大事な人の、役に立ちたかった。
  役に立って……
  必要としてもらえるような俺になりたかった。

  ……そんなとこだな。
 
(311) 2020/07/27(Mon) 1:56:55

【人】 英 羽凪


  他にないなら、食べ終ったみたいだし俺は行くからな。

  あ、それと。
  ビュッフェ行く時は
  もうちょっときちんとした格好してこいよ。
  仕事中はちゃんとしてるっていってたよな。瑛。


[ドレスコードにうるさくない俺でもさすがに、そんな寝起きみたいな格好の連れは目立つから嫌だ。
そう注文を残して。
お邪魔しました、と瑛の部屋を後にしようか。

オートロックだから、鍵は閉じれた自動でかかるだろう。**]
(312) 2020/07/27(Mon) 1:57:48
英 羽凪は、メモを貼った。
(a86) 2020/07/27(Mon) 1:59:51

【人】 雅楽 雅

 ── 調理中 ──

  ……っ

 [額に汗が滲む。
 背中にも伝っているのが分かる。

 この季節にウィッグを付けたまま、火を扱うのは
 思っていたより体力を消耗するよう。
 
 一人ならば外すところだけど。
 時々眩む視界は固く目を閉じることでやり過ごす。
 これは薬の副作用も併発していそう。
 
 傍らにあるペットボトルに視線を送れば、
 ミネラルウォーターの量は調度半分くらいだった。]



  ───…ね、貴方はコップに半分の水が
  あったらどう思う?
 
 
  未だ半分もある、か、
  もう半分しかない、か。 


 [男性が傍らで洗い物をしていたら、ふとそう尋ねただろう。
 その時、涙のような汗の粒が睫毛を濡らして、
 頬に伝い零れた。*]
(313) 2020/07/27(Mon) 3:26:36

【人】 雅楽 雅


[コップに半分の水があって、それを見て、
 もう後、半分しかないと考えるか、
 まだ半分もある。と考えるか、
 


        
           私は昔からずっと───…。]



 
(314) 2020/07/27(Mon) 3:26:46

【人】 雅楽 雅

 [今のままでは駄目なんだって、
 いつも焦燥感に駆られていた。
 
 
 両親の苦労。
 決して怠け者ではなく、寧ろ休みなく、
 夜中まで仕事しているのに、けれどちっとも裕福に
 ならないのには、彼ら自身にも原因があった。

 父は家族よりも、口が上手い友人を優先して
 考えられないような値段で車や家電、
 布団などを買わされていた。
 付き合いだからと周囲に見栄を張って、
 貯金がないことを母のせいにして責め立てる。
 母はその苦しさを何かにつけて、私のせいに
 して、私が居るから父と別れられないと責める。
 
 けれど、そんな日々の中でも、きまぐれに優しく
 されたりすることもあって、だから彼らの愛をずっと
 諦めきれずにいた。]
(315) 2020/07/27(Mon) 3:26:59

【人】 雅楽 雅

[母は毎日、私が出来ないことを探しては否定した。
 理由なんてない、ただ、自分より幸せになることは
 許せなくて苦しくて、私が笑顔でいると自分を保って
 いられなかったかもしれない。
 その証拠に泣いていると嬉しそうに慰めにくる。

 学校で成績が一番になっても、絵画や読書感想文
 のコンクールで入賞しても、誉めてはくれない。
 それでも私は認めて欲しくて、どうしようもなく
 彼女の承認を得たくて。

 否定のための否定を、そうと知って、
 それでも母を求めてしまう。
 彼女も酷く苦しんでいたことを知っていたから
 

 助けたかった。]
(316) 2020/07/27(Mon) 3:27:16

【人】 雅楽 雅

[認めてもらうためだけに、世界がいう、これが
 幸せなんだっていう生き方を目指して、
 これが真っ当なんだっていう、
 誰からも認められるような自分を目指して

 そうなれば、父も母も、私を認めざるを得ないだろうって。
 それだけが、この地獄から抜け出せる手段だって。


 でも、私は結局、世界が示す幸せの参照枠に、
 上手く当て嵌まれなかった。

 
 いつ終わるかもしれない、永遠のような世界で、
 なるべき私と本当の私の間に苦しんだ。
 どれだけ心を殺して周りに合わせても、最後は
 耐えられなくなって、上手く出来なくて破綻する。

 それを何度も何度も繰り返しながら生きて、
 何も出来ないまま、身体が壊れた。]
(317) 2020/07/27(Mon) 3:27:52

【人】 雅楽 雅

 



 [ 統計によると、10年先の私の生存率は、50% 

    
  2分の1だ。]

                         

    
   
(318) 2020/07/27(Mon) 3:34:40

【人】 雅楽 雅

 
[昨年のこと、その事実を知った時は血の気が引いた。
 いつまで続くのかわからない未来が不安で仕方なかったの
 にも関わらず。

 腫瘍が見つかった時だって、痛みとか何もなくて、
 なのに開いてみたら、想像よりも広がっていた、
 なんて使い古された昔のドラマの台本でもないのにね。
 
 治療方針の変更に伴い、入院も長引いて、副作用で髪は
 みるみる抜けていき、治療後生えてきたそれは色を失い
 雪のように真っ白になっていた。
 
 手術直後の、まだ腕も上がらない状態の時から働くよう
 言われ、下りた保険金を長引く治療費に充てることを
 嫌がった父は、入退院の合間、育ててもらった恩も返さない
 親不孝者だと、私の人生は失敗だったと毎日のように
 怒鳴り責め立てた。]

  
(319) 2020/07/27(Mon) 3:34:50