人狼物語 三日月国


245 【R18】×××な部屋に閉じ込められた王子様と騎士の選択

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視点:


【人】 王子 シール



 旅のお守りに良いと思わないか?
 お揃いのペンダントを持とう。


[わたしは商人のトークにすっかり乗せられて、
美しい装飾が施されたペアのペンダントに心奪われていた。
巷では恋人たちが持つようなものだが、
世間知らずなので、そのあたりの情報には疎い。

途中までは従者も側に居てこちらのやり取りを見守っていたが、
近くでスリ騒ぎがあったとかで、従者の気が逸れた隙に、商人の言い値で手に入れてしまった]
(61) 2024/01/17(Wed) 23:27:42

【人】 王子 シール

 

 とても縁起が良い石だそうだよ。
 うん、……よく似合う。


[自分の首に掛かったものと対になる装飾が施されたペンダントを
従者の首にも提げて満足する……までは、良かった。
超ゴキゲンな買い物を済ませた後で宿に向かったが、]
(62) 2024/01/17(Wed) 23:28:04

【人】 王子 シール

 

 ……あれ?
 金が足りない、……な?


[財布の残金をロクに確認せずに露店で使い果たしてしまったらしい。そう判明するや否や、従者は買ったばかりの二つのペンダントを持って、宿の外へと出て行ってしまった。
わたしには、この場から一歩も動くな、ときつく言いおいて]
(63) 2024/01/17(Wed) 23:28:33

【人】 王子 シール

[しばらく経った後で従者が戻ってきた時は、
掌中にはペンダントはなく、代わりにあの場で支払った金が丸々と収まっていた。
世間知らずの坊ちゃんは騙せても、元荒くれには通用しなかったという事だ。


以降、資金管理は従者が担う事になった。
無論、わたしはそれには従うしかなくて。

おかげで以降の旅は、贅沢出来ないものの、極端にひもじい思いもしなくて済んだ。
途中で冒険者向けの依頼をこなすなどして、
得た報酬を資金に足したりもして。
今でもこうして健やかに、食いつないで旅が出来ている。*]
(64) 2024/01/17(Wed) 23:31:02

【人】 王子 シール

[どこか遠くで、わたしを呼ぶ声がする>>68]


 ……う〜ん


[平衡感覚が狂って気持ち悪いけど、肩を支える手の力強さと伝わる体温は気持ちいい……あれ?わたしは今、何してるんだろう]


 うー……


[目を閉じたまま仰向けにされ、あーとかうーとか呻き声しか発する事ができない。口元にグラスの縁が当たると、慎重な手付きで少しずつ水が注がれる]
(70) 2024/01/18(Thu) 0:21:22

【人】 王子 シール

 

 ……んっ


[水を飲んでくれと言われるまま>>69
一回目は上手く飲めたけど、二回目の喉が鳴る前に口の端から水が溢れて顎や首が濡れてしまった。それに気付いたのか、すぐにグラスが口元から離される。
薄っすらと目を開けると、心配そうな顔をした従者と目が合った。
ゆっくりと瞬きすると、目尻から零れた涙が頬を伝った。
悪酔いで気分が悪くて]


 んうぅ……、気持ちワルイ……
 まだパイ食べてないのに……もう無理……


[空腹に初めての酒を入れたのが良くなかったのか、
胃の内側がドクドクして、胸がムカムカして、
喉に何も通せない気がする。
手つかずのパイを諦めないといけないのが悲しくて、さめざめと泣きながら、従者の手を借りて椅子から立ち上がろうとする]
(71) 2024/01/18(Thu) 0:24:43

【人】 王子 シール

 

 ……うっ


[部屋に戻ろうとするも、やはり足に力が入らない。
不本意だが、従者におんぶしてもらうしかなかった。
こちらに向けられた背にしなだれかかると、
後ろから肩に腕を回して両手をだらりと前に垂らす。
初めての酒が判断を鈍らせ、
これまで一度もしてこなかった体同士の接触を許す]
(72) 2024/01/18(Thu) 0:27:00

【人】 王子 シール

[部屋のベッドまで暴れずに大人しく運ばれる。
何にせよ、初めての飲酒体験は最悪の結果をもたらした。**]
(73) 2024/01/18(Thu) 0:28:19

【人】 王子 シール

──翌朝──



 ……う、んっ……。


[目覚めの気分は最悪だった。
ちょっとでも頭を動かすと、こめかみにズキリと強い痛みが走る。
刺激を与えないように、そーっとベッドの上に身を起こして]


 ……?


[あれ?
ここはわたしの部屋だ。どうやって戻ってきたんだっけ
と、疑問が湧いた後ですぐに、]


 
うわぁああ!!
…───イタ、タッ


[部屋の隅に居る人物>>76に驚いて悲鳴を上げて、
迂闊に大きく動いた拍子に頭を締め付けるような痛みに襲われて、
再びベッドの上に突っ伏した]
(77) 2024/01/18(Thu) 9:17:14

【人】 王子 シール

 

 
な、な、なんでお前がそこにいるんだっ?!



[恐らく様子を伺いに近寄ってきたであろう従者に声を荒げるが、二日酔いの喉はしわがれて思うように声が出ない。
……そんな事より]


 いや……いい、……先に水をくれ。
 頼む……



[こめかみの痛みを堪えながら、コップ一杯の水を所望した。**]
(78) 2024/01/18(Thu) 9:18:31

【人】 王子 シール

[水に入ったコップを受け取ると、中身を一気に飲み干した]


 ……っ、ふぅ……


[生き返った心地がして一息吐く。
手の甲で口元を拭ってから、従者を見上げた]


 ……で、お前はどうしてここに居るのだ?


[と、調子が戻った声で促せば、ゆうべの顛末を聞いただろうか。
話を聞いた後は、ここは自分の部屋だというのに、居心地の悪さを感じたかもしれなくて]
(79) 2024/01/18(Thu) 13:25:42

【人】 王子 シール

 

 そうか、……心配かけたな。
 お前にも食事を中断させて悪かった。

 それに一晩中そこに居たのだろう?
 ベッドで休ませる事が出来なくてすまない……


[従者から視線を逸らし、両手の中に収まった空のコップを見つめながら、罰が悪そうな顔をして詫びを重ねる]
(80) 2024/01/18(Thu) 13:26:43

【人】 王子 シール

[しかし、酒に関しては懲りたわけではなく、]
 

 ……酒の飲み方にしても、最初にしては無謀だった。
 まずは先に食べて腹を満たしてから、ワインではなく
 エールのようなアルコール度数の低い物からにすれば、
 次はきっと……。


[酒を飲む事自体を諦めてはいなかった。
お前は何か苦言を述べたかもしれないが、男子たる者いずれ酒を嗜む術は身に付けなければならぬ、と退ける。きりりっ]
(81) 2024/01/18(Thu) 13:29:03

【人】 王子 シール

 

 よし、……ではこの後で食事に行くか。
 ああ、もう立てるよ…大丈夫。

 いや、食事の前に風呂だな……。
 お前も部屋に戻って身を清めてくるといい。
 それか、部屋で休むなら食事を運ばせるが、どうだ?


[などと言って、今日のこの後の段取りを決めただろうか。
この街での滞在予定は明日まで。
買い出しは昨日済ませたから、今日は周辺の情報収集や今後の予定を決める事にする。
後で食堂で待ち合わせようと言って(きっと扉の外で待機しているだろうけど)退室を促した。**]
(82) 2024/01/18(Thu) 13:29:44
王子 シールは、メモを貼った。
(a3) 2024/01/18(Thu) 13:35:38

王子 シールは、メモを貼った。
(a4) 2024/01/18(Thu) 14:10:04

王子 シールは、メモを貼った。
(a5) 2024/01/18(Thu) 14:15:41

【人】 王子 シール

[従者を部屋から出した後で、湯を使い体を洗う。
昨日の買い出しついでに手に入れたアロマオイルを使えば、
二日酔いの気分も解消されたような気がした。
清涼感溢れる香りを髪から漂わせ、機嫌をよくして身支度を整えると部屋から出る。
相変わらずその場に従者は待っていた>>85けど、
昨日のように咎めはしなかった]


 待たせたな、では食事に行こう。


[自然と笑みが浮かんで声掛けすると、従者を伴い食堂へ向かう。
目の前に焼き立てのパイが出されれば、
二人とも食欲を思い出して、ゆうべ食べ損ねた分もあって
普段よりも多く食べてしまった]
(93) 2024/01/18(Thu) 21:57:14

【人】 王子 シール

[食事の後は、腹ごなしも兼ねて街へ探索に出る。
本日の天気が良い。花街の通りは今日も咲き誇る花が
そこら中にあって、眺めもいい]


 この街は本当に美しいな。
 二日といわず、もっと滞在したいものだが……


[明日でわたしが18歳になるということは、
王城に居る双子の兄も同じように成人の年を迎える。
お年を召した父王の事を考えれば、王子であるわたしが
いつまでも放浪しているわけにはいかない。
なので、のんびりもしていられず。
今はまさに、王都へ帰還の途中であった]
(94) 2024/01/18(Thu) 21:58:17

【人】 王子 シール

[賑わう通りを往きながら店先を眺め、合間に無事を伝える手紙を王都宛に出したりもする。半日を気ままに過ごした後で、とある情報を耳にした。>>86]


 試練の洞窟?


[軽めの昼食を摂るために立ち寄った店で、
従者が店の者と会話している処に入ると一緒に話を聞く]


 ふぅん……、この辺りでかつて行われた成人の儀か。
 いいな。わたしもちょうど明日で成人だ。
 腕試しと行こうか。


[無論従者も一緒だ。
わたしが乗り気になれば、彼も賛同する>>87
こうして、今日の残りの日程は洞窟探検へ向かう事になった]
(95) 2024/01/18(Thu) 21:58:36

【人】 王子 シール

 

 冒険者が腕試しで向かうとなると、
 それなりの準備が必要じゃないか?


[宿に戻って武装の準備が必要かとも思ったが、元は成人になる誰もが挑んだ試練なのだから、そこまで難易度は高くなさそうだ。
とはいえ、中には恐ろしい体験をした者がいると聞けば、手ぶらで向かうのは心許なくて]


 奥に祠があるなら、魔術語が刻まれた石碑が
 あるかもしれないな。
 昨日買ってもらった辞書を持って行っていいか?

 あと、成人の儀式なら昨日の花も身に付けたい。
 こういうのは、形式が大事だからな。


[昨日は身に付けなかったが、花屋からピンは受け取っていた。
宿の部屋に戻って、まだ咲いている白い花を手に取ると
ピンを取り付けて左胸の上に飾る]


 こうすると何だか、大人になるのだという自覚が
 芽生えて来た気がするな……


[簡単に準備を済ませた後、わたしたちはピクニックへ
向かうような軽い気持ちで街の近くにある洞窟へと向かった。*]
(96) 2024/01/18(Thu) 22:00:28