人狼物語 三日月国


175 【ペアソロRP】爽秋の候 【R18G】

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【人】 騎士 ヘンリエッタ・ストゥディウム

 
[ 十八になる頃には家を出て自由騎士として旅立った。
 王宮勤めの騎士になる道もあったけど、
 きっと堅苦しさに耐えられないだろう、と。

 外の世界に出て護衛や用心棒として要人に雇われたり
 冒険者稼業のようなことをしたり
 蔓延る魔物を討伐し、人々の平和を守る道を選んだ。


 私は、自分の足で歩き始めた。
 外の世界の空気は新鮮で、懐かしくて、美味しくて。
 この広い世界が、希望で溢れているような気がした。]
 
(23) 2022/09/13(Tue) 22:49:29

【人】 騎士 ヘンリエッタ・ストゥディウム

─ 再会 ─


[ 冒険者ギルドに登録を済ませ、早数か月。
 とある酒場で休憩してた時
 男二人と女一人のパーティと鉢合わせ
 マスターに、彼らと協力したらどうだ、と勧められた。

 ちらりとそのメンバー達を見る。
 成程、見た目よりは戦い慣れてそうかしら。
 断る理由も無いけれど、改めてどのような人達かと
 勇者らしき男に声を掛けることにした。]


  私はヘンリエッタ・ストゥディウム。よろしく。
  得意武器は剣だけど、一通りの武器は使いこなせるわ。
  何か人手が欲しいのかしら?

 
[ 昔名乗った頃と変わらぬ名を聞き、
 男二人はざわついただろうか。
 二人の反応を見て、鮮やかな金髪の男二人とハッとなる。

 まさか、と思い、信じられぬ面持ちで彼らを見る。
 二人は間も無く、私が良く知った名を名乗ったかしら。

 この時の再会には、クールな(振りをしている)仮面も
 崩れ落ち、子供のようにはしゃぎ、再会を喜んだ。]
 
(24) 2022/09/13(Tue) 22:55:25

【人】 騎士 ヘンリエッタ・ストゥディウム

 
[ もう一人、同行する女性とも挨拶を交わす。
 今はありたきりな旅装束だけど、
 上品な雰囲気に語り口、立ち居振舞いは
 育ちの良さが窺えて、素性を聞けることが出来れば納得。

 確かに、お姫様が居るならば護衛は多い方が良いわね、と
 私も正式に加入したのだった。*]
 
(25) 2022/09/13(Tue) 22:55:44

【人】 騎士 ヘンリエッタ・ストゥディウム

 
 
「ね、おおきくなったら
  みんなでまおうをやっつけようよ!

  ばーん、ごーん、ばきーっ、って!」




[ 子供達が笑顔で交わした約束。

 あの頃は、アスもエドゥも、あんなに小さかったのに。
 二人ともこんなに背が高く、立派になって。

 戦いになれば、勇猛果敢に前衛で戦うアスに
 後方から的確に仕留めるエドゥ。
 
 未だに夢なんじゃないか、って思う。
 二人がこんなに立派に、頼れる大人に成長して。]

 
(26) 2022/09/13(Tue) 23:04:59

【人】 騎士 ヘンリエッタ・ストゥディウム

 
 
[ ── こんなに、カッコ良かったのね……。]




 [アスベルをちらりと見る回数が
  日に日に増えていたことに


      ────私はまだ、気付いていない。**]

 
(27) 2022/09/13(Tue) 23:05:48
(a3) 2022/09/13(Tue) 23:28:21

到着:落ちこぼれ退魔師 渡守 理音

【人】 落ちこぼれ退魔師 渡守 理音

 
 
[ ――『あの子』と出逢ったのは、わたしが八歳の頃。


 夏の暑さや日差しが柔らかくなりかけてきた
 ちょうど、今ぐらいの季節。 ]
 
 
(28) 2022/09/13(Tue) 23:50:39

【人】 落ちこぼれ退魔師 渡守 理音

[ …初めて出逢ったときのこと、
 わたしはちゃんと覚えているよ。


 そりゃあ、「自分は人間じゃない」なんて
 言われたときは正直、かなり驚いたけどね。
 
あのとき言われたことだって、一字一句覚えている。
 尤も、それを君に打ち明けたことはないけれども



 ……でも、それでも、ね。
 わたしには、君が悪い奴だなんて思えないから。 

 
 あれから季節は幾つも巡って、
 一緒に過ごした時間も、いつのまにか
 二桁近い年数になったけれど。
 君に対して思うことは、やっぱり変わらないんだ。 ]
(29) 2022/09/13(Tue) 23:55:25

【人】 落ちこぼれ退魔師 渡守 理音

 
 
[ ――…だから、さ。


 もし。君が望んでくれるのならば。
 わたしは、君の――…]
 
 
(30) 2022/09/13(Tue) 23:56:44

【人】 落ちこぼれ退魔師 渡守 理音

―― 自室にて ――


 んー……むにゃむにゃ……。


[ 夢うつつに微睡みながら、寝返りを打ったところで。 ]
(31) 2022/09/14(Wed) 0:00:05

【人】 落ちこぼれ退魔師 渡守 理音


 ……Zzzz
ぴぎゃっ!!?


[ 突然の(一瞬の)浮遊感と衝撃と痛みに
 潰れた蛙みたいな声を上げる、と同時に意識も覚醒して]
(32) 2022/09/14(Wed) 0:03:32

【人】 落ちこぼれ退魔師 渡守 理音



 ん?んん?? ……あれ???


[ どうやら、夢を見ていたらしい。>>28>>29>>30 ]


 ……あー……。
 いや、これはちょっと……。


[はっきり言って、かなり恥ずかしい。
夢の内容を思い出すと、ちょっとうっかり顔から火が出そう。 ]
(33) 2022/09/14(Wed) 0:06:21

【人】 落ちこぼれ退魔師 渡守 理音

[ …。それにしても。

 
 懐かしい夢だったなぁ、なんて。
 一緒に転がり落ちたブランケットの上で
 ちょっとぼんやり、してみたり。


 思い出すのは確かに恥ずかしいけれど。
 小さかった頃のこと――それも比較的楽しいことを
 思い出すなんて、ずいぶん久しぶりだったから。 ]*
(34) 2022/09/14(Wed) 0:10:25
到着:妖もどき 辰沙

落ちこぼれ退魔師 渡守 理音は、メモを貼った。
(a4) 2022/09/14(Wed) 1:01:30

村の設定が変更されました。

酒場のマスター(村建て人)は、メモを貼った。
2022/09/14(Wed) 9:12:06

【人】 騎士 ヘンリエッタ・ストゥディウム

─仕立て屋─


  ね、これとこれ、どっちが良いと思う?


[ セシリーの用意した試着用と、私が選んだのと
 店員が選んだもの。
 次から次へと新しいドレスに着替えるのは、
 まるで着せ替え人形になった気分。
 さすがにモデルとは言えない。身の程は弁えている。

 流石は王家御達の店。
 ドレスや装飾品は、桁が二つ三つ違うものばかりで
 貸出とはいえ、すっかり萎縮していたけれど
 魔王討伐成功と、姫君護衛のご褒美として是非、と
 仕立て屋、更にはセシリーにも頼まれ
 首を縦に振ることになった。

 いざ試着が始まれば、数分も経たぬ間に
 すっかり乗り気になり、
 着せ替えにはしゃぐ、元田舎娘の姿が在った。]
 
(35) 2022/09/14(Wed) 21:41:54

【人】 騎士 ヘンリエッタ・ストゥディウム

 
  ど、どう……? 
 

[ 暫くして、柄にもなく照れながら試着室から姿を見せた。
 背中と胸元がぱっくりと開き、深いスリットから
 伸びた脚が見え隠れする、妖艶なワイン色のドレス。   
 髪は高めの位置でポニーテールで
 セシリーお勧めのリボンがふわりと揺れている。
 胸元にはトパーズのネックレスと、
 まるでお姫様のような衣装。]


  これで、セシリーと並んでも劣らない、かしら……?


[ 何せ目の前に居るのは本物のお姫様。
 見るからに高級な、触れることも恐れ多い
 白と水色のドレスを身に纏った姿は、立っているだけで
 気品が漂い、王族の高貴さが滲み出ていた。
 ずっと旅を共にしてきた友人なのに
 一瞬別人のように見えた気がするほどに。]
 
(36) 2022/09/14(Wed) 21:42:05

【人】 騎士 ヘンリエッタ・ストゥディウム

 
  じゃあ、行きましょうか。
  二人とも待ちくたびれてそうだから。


[ セシリーの準備が整い次第、仕立屋を出て王城へと向かう。
 てっきり走って向かうのかと思えば、流石はお姫様。
 馬車での送迎があるとか。

 走りやすさの為にスリットが深いドレスを選んだのに
 これなら他のドレスでも良かったかしら、と
 セシリーと談笑し、外の景色を眺め、はしゃいでいる間に
 王城へと到着した。]
 
(37) 2022/09/14(Wed) 21:42:10

【人】 騎士 ヘンリエッタ・ストゥディウム

─ 現在:王城の客間 ─



  おまたせ! 
  あら、アスもエドゥもかっこいいじゃない。
  一瞬誰かと思ったわよ。


[ 私たちの席に既に居た金髪の男二人──
 アスとエドゥも正装を纏っていた。
 見慣れた金髪の頭が二つ並んで無ければ、
 何処の貴族様かと思った程に。
 
 
 見慣れない正装姿の彼を見て、どきんと心音が聴こえた。
 見ているだけで心臓が高鳴るものだから、
 頬まで染まらないようにと
 すぐに視線を外し、ちらりと見て、また外す。

 アスはエドゥと話しているから
 気付かれていないと思うけれど。]

 
(38) 2022/09/14(Wed) 21:49:09

【人】 騎士 ヘンリエッタ・ストゥディウム

 
  セレモニーの時は頑張ってね。
  セシリーは大丈夫だろうけど、ふふ。


[ 宴の途中、アスが代表として
 王様から栄誉を受け取ることになっている。
 その時は王女であるセシリーも、王族の席に戻るとか。

 流石のアスも時々緊張が見える気がするけれど
 きっと大丈夫。
 アスは本番で失敗しない人だから。]
 
(39) 2022/09/14(Wed) 21:49:15

【人】 騎士 ヘンリエッタ・ストゥディウム

 
[ アスは誰よりも明るく、眩しく、温かく
 周囲に光を齎す存在。
 
 勇者だから光を齎すのでは無く

          ──── アスベルだから。


 
光そのものだった貴方のことが、

  私は、ずっと────……。
]

 
(40) 2022/09/14(Wed) 21:49:20

【人】 騎士 ヘンリエッタ・ストゥディウム

 
[ 宴の最中、アスベルとセシリーは準備の為席を立ち、
 その間エドゥと二人きりになる。]

 
  あぁ、行っちゃったわね。
  自分のことのように緊張してきちゃった。

  発表会を見守る保護者の気持ちって、こんなのかしら?
  でもエドゥは保護者のような気持ち、も
  あながち間違っていないかしら?


[ 私とアスが同い年で、エドゥは二つ上。
 小さい頃から今まで、ずっと頼りにしていた人。

 小さい時は、二つ年上のエドゥが凄く大人に見えて
 頼もしくて、いつでも背中を見て歩いていた。
 再会してからは、二つの年齢差は
 あまり気にならなくなったけど、頼り甲斐のある
 精神的リーダーという点では、より大人に見えていた。
 
 いつも落ち着き払って、クールで、カッコ良くて。
 浮いた話ありそうな気がするのに、全然聞かなくて。

 
 もしエドゥが素敵な人と巡り合い、結婚するとしたら。
 私は義妹として、お嫁さんを「お姉ちゃん」と
 呼びたいな、なんて思っていたりする。
 勿論、本人には内緒だけど。] 

 
(41) 2022/09/14(Wed) 21:49:24

【人】 騎士 ヘンリエッタ・ストゥディウム

 
[ 気が付けば、エドゥの方をじっと見ていた。
 見慣れない姿が物珍しかったのもあるけれど。]


  大丈夫? これ飲む?


[ 近くにあった空のグラスを渡し
 ワインの瓶を持ち注ぎ入れた。
 
 きっと、エドゥもそわそわしてるわよね。
 弟の──アスの晴れ舞台を。

 腕を引っ張り、此方を見てくれたなら
 緊張をほぐすように、にっこりと微笑んだ。*]
 
(42) 2022/09/14(Wed) 21:49:27

【人】 妖もどき 辰沙

[ このセカイには、
 人の目には見ることの叶わない『闇』と呼ばれる世界、
 或いはそれに属する者たちが存在している。

 或る時は神、或る時は悪魔。
 魑魅魍魎悪鬼悪霊或いは妖怪変化と呼ばれる、
 それら闇に潜み蠢く者たちに対抗するため、
 人の子を闇より守り光の中で生かすため。
 魔を退ける者たちは、古今東西、
 世界各地に存在していた。

 あの子に流れる『渡守』の血も、
 そう言った退魔の一族の一つだった。 ]
(43) 2022/09/14(Wed) 21:54:43

【人】 妖もどき 辰沙

[ 君に初めて会ったときのこと。
 君は、覚えているだろうか?


 あの日、『契約』を交わしたあのときから
 君に仕える式としての姿かたちを与えられてから
 僕らはずっと、共に在る。 


 あの頃>>28>>29>>30から全く変わらない、
 無邪気な顔で僕に笑いかけてくれる君を見ていると。
 …少し、いや、かなり。
 いろんな意味で心配にも不安にもなるけれど。それでも。 


 ――…今も、昔も。

 僕は、君に救われている。 ]
(44) 2022/09/14(Wed) 21:56:41

【人】 妖もどき 辰沙

 
 
 
[ ―――…願わくば。僕は君に……。 ]
 
 

 
 
(45) 2022/09/14(Wed) 21:58:49

【人】 妖もどき 辰沙

――ご主人様の自室にて>>34――


 …。
 
 ……、なにしてるのさ。


[何やら物音がすると思って
彼女の"影"からひょいと姿を現してみれば>>34
どうやら、また寝ぼけてベッドから落ちたらしい。


学生寮に入って、生まれて初めてベッドを使って以来
最早見慣れた光景だ。
ちなみに今回で確か(30)1d100回目だったか。
そろそろ入学して半年になるのだし、
そろそろベッドから落ちずに起きてほしいのだけど]
(46) 2022/09/14(Wed) 22:09:00

【人】 妖もどき 辰沙

  

 ほら、寝ぼけてないでそろそろ起きて。
 

[ 週末だからとゆっくり寝かせていたけれど
 壁にかけられた時計を見る限り
 そろそろ朝と呼べる時間帯も終わりに近い。 ]


 今日は、どこかに出かけるんじゃなかったの?*
(47) 2022/09/14(Wed) 22:11:07

【人】 勇者 アスベル・レイフェルス

 
[小さい時から「勇者になる!」と決めて、早十年以上が経過した。
棒切れを拾ってチャンバラごっこをしたり、
道に落ちていた所々破損した魔法書を数十回も読み尽くし
腕だけは磨いてきたつもりだった。

いつの日か都会に出て、勇者となり名を上げる為に。]
 
(48) 2022/09/14(Wed) 23:22:01

【人】 勇者 アスベル・レイフェルス

 
[一度決めたら退かない性格。
良く言えば意志が強い。悪く言えば頑固。
負けず嫌いで、正義感は人一倍強くて
面倒ごとにもよく首を突っ込んでいくものだから
母さんと兄さんをよく困らせていた。


「あんたにもしものことがあれば、父さんに顔向けできないよ」



と、痛い台詞を吐かれたことも何度もある。
俺は父さんの顔を覚えていないけど
魔物がいなければ、父さんは今も生きていたかもしれない。

──だから、こそ。

俺は勇者になると決めたんだ。]
 
(49) 2022/09/14(Wed) 23:24:01