人狼物語 三日月国


265 【ペアソロRP】配信のその先に2【R18/R18G】

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視点:


【人】 初波華音



  ……………………はひ

  あの、……あの
  ほんと ほんとうに、?
  
  ……うれしい すごく、嬉しいの
  私で良いの?


[勝手に溢れ出す涙が止まらない。
 ぐしゃぐしゃになってしまってるだろう顔を
 壮真くんに見られたくなくて、
 ぎゅうっと胸にしがみついた。

 声は震えているし顔は上げられないし
 壮真くんの服を濡らしてしまう。

 でも残念ながら離してあげられない。
 もしも冗談だって撤回されても、もう遅い。]
  
(27) 2024/05/31(Fri) 13:17:53

【人】 初波華音


[返答を先延ばしにしても
 私の答えはきっと変わらない。
 躊躇とか不安とか順序とかそういうものが
 全部どうでも良くなってしまう魔力が、
 彼の両腕には宿っている。知ってしまった。

 ここに居たいんだ、って
 心臓が叫んでる。]


  よろしくおねがい、します

  私を 壮真くんの……
  お嫁さんに、してください


[口に出すのは恥ずかしいけれど。
 君が望んでくれるなら。*]
  
(28) 2024/05/31(Fri) 13:19:15

【人】 秋月壮真

 
[捲った白いシーツがベールの様。

 もし華音がドレスを纏ったら
 益々うつくしく
 この世の全ての者を虜にしてしまうだろう。

 その中でも一番骨抜きにされるのは
 自分に違いない。]


  ……!?


[コミュ障(コミュ-しょう)
 他者と接するのが困難である状態。
 または、そのような人。

 つまりは、彼女が目の前で涙を溢せば、
 どうすれば良いかわからず
 あたふたしてしまった。男なのに情けない。]
 
(29) 2024/05/31(Fri) 20:19:58

【人】 秋月壮真

 
[もう少し正しく言うと
 桃色の瞳から透明な雫が溢れる様は
 儚い美しさを湛えていて
 見惚れる以外のことが出来なかった。

 そうして顔を隠してしまった彼女から
 震える声で色良い返事がかえされれば
 見えない位置で柔らかく微笑むけれど、
 華音でいい、なんて自分が思う筈がない。
 他の誰も欲しくなくて、きみがいい。]


  ……華音じゃなければ嫌だ


[穏やかな声で短く返して
 腕枕側とは逆の手で頭を撫でた。

 俺も、きみが俺でも良いなら、と考えはする。
 自分達は結構、似た者同士なのかも知れない。]
 
(30) 2024/05/31(Fri) 20:20:30

【人】 秋月壮真

 
[きみの声でお嫁さんに、と願われれば
 胸は熱く、笑みは深くなる。
 幸福が続き過ぎて怖いくらいだ。

 既に創世以来の果報者であるけれど
 許されるなら
 その愛くるしい顔を見つめながら
 求婚したかったし、
 返事も聴きたかったなんて。
 そんな贅沢を他人に漏らそうものなら
 全世界からお叱りを受けるだろうな。

 無防備な頭頂部に口付けを落とす。
 柔らかい髪がくすぐったい。]
 
(31) 2024/05/31(Fri) 20:21:04

【人】 秋月壮真

 

  華音、


[頭を撫でていた手を滑らせて
 濡れる頬に触れ、顎に触れ、持ち上げ、
 顔を此方に向けさせた。
 何時如何なるときも愛おしい顔を。]
 
(32) 2024/05/31(Fri) 20:32:56

【人】 初波華音


[頭を撫でてくれる手が、心地良くて優しい。
 不意に手じゃない何かも触れた。
 くすぐったい。

 大好きな声が、穏やかな声色で
 意気地なしの私をそっと支えようとしてくれる。
 欲しかった言葉もして欲しかったことも
 魔法みたいに叶えてくれるから、
 早く泣き止んで、ちゃんと君の顔を見て
 笑顔で気持ちを伝えたいと思った。
 
 頭の中、ソウマくんの配信で聴いた曲が流れ出す。
 ショパンのピアノ協奏曲第2番第2楽章。

 勝手に悲観して、勝手に嫉妬して落ち込んで
 一晩中泣いて配信を聴き逃しちゃったことも
 後で笑い話として聴いてくれるかな。]
 
(33) 2024/05/31(Fri) 23:24:31

【人】 初波華音


[もう一度、ううん
 何万回でも君のピアノ想いが聴きたい。

 君以外の人と一緒になんてなりたくない。
 やっぱり壮真くんじゃなきゃ嫌だ。

 他の誰かじゃなくて、
 君がいいからここに居たいの。
 顔を上げようとしたのと同時
 頭を撫でてくれていた手が、頬へと降りてきた。]
  
(34) 2024/05/31(Fri) 23:25:10

【人】 初波華音



  ……?


[促されるまま彼の方を向く。
 吸い込まれそうな両の碧に映る私は
 泣き腫らしてべしょべしょの顔をしている。
 引かれやしないかと一瞬焦ったけど杞憂だった。

 涙の薄い水膜越しに見る壮真くんは、
 呼吸も忘れてしまうくらいに
 優しい表情を向けてくれていたから。]
  
(35) 2024/05/31(Fri) 23:25:27