人狼物語 三日月国


52 【ペアソロRP】<UN>SELFISH【R18G】

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:

全て表示


【人】 転入生 二河 空澄

 
[怖いもの、をアレコレ想像しつつ
 すぐ消えちゃいそうな儚い笑みを思い出して
 真昼くんは大丈夫かなって心配もしつつ
 慣れない家のカギを
 ガチャガチャ回して帰宅した。]



   ただいまー‥‥



[分かっていたことだけど
 誰も居ない部屋は
 少し冷たくて、寂しい感じがした。

 家族みんなで一緒に暮らせるんだから
 不幸中の幸い、だと
 父も母も口を揃えて言う。

 ふたりとも
 恨み言なんか言わずに
 前向きに頑張ろうとしてるから、
 だからオレも迷惑や心配を掛けないように
 自分で出来ることは自分でやろうって
 心に決めている。]
 
(45) 2020/11/26(Thu) 12:11:11

【人】 転入生 二河 空澄

 
[なのに、]



   ……え? あれ?
   たしか、このファイルに
   挟んだと思ったんだけどな?????



[テーブルで鞄を開いて、固まった。

 大切なプリントだからって
 すぐにちゃんと仕舞ったはずのプリントが
 見つからなくて混乱する。

 明日までに
 保護者に書いてもらって
 出さなきゃいけないヤツだったから
 忘れないうちに置いておこうと思ったのに。]
 
(46) 2020/11/26(Thu) 12:12:42

【人】 転入生 二河 空澄

 
[教科書やノートもパタパタ振って
 隅から隅まで探してみたけど
 鞄の中に無いことは、どうやら確定らしい。]



   どっかで、落とした…? 机の中かな?
 
   んー‥‥探して無かったら
   もっかい先生にもらえばいっか。



[何はともあれ、
 学校にもう一度行くことは免れないっぽい。

 怖いもの、は
 得体が知れなさすぎて怖いけど、
 まだ残ってるかもしれない彼のことも気になるし
 それこそ、こういう嫌なことは
 パパッと終わらせてしまおうと駆け戻る。]
 
(47) 2020/11/26(Thu) 12:14:23

【人】 転入生 二河 空澄

 
[……とはいえ、
 校舎に入ってからはビクビクしっぱなしだった。

 案内してもらってる時は
 探検ごっこみたいで、新しい発見があって
 あんなに楽しかったのに、
 木の板がギシって軋む度に心臓が跳ねるから
 なるべく音が立たないように静かに
 けど、出来るだけ早く進む。



  (こわくない、こわくない、こわくない…

   そう、オレは忍者。優秀な忍者だ。
   敵にみつからないように
   速やかに任務をこなして帰還する…ッ!)



 恐ろしい妄想が広がってしまわないように
 前にやったことのあるゲームのキャラに擬えて
 必死に思考をすり替えながら
 上履きをつま先立てて教室へ向かうのだった。]*
 
(48) 2020/11/26(Thu) 12:16:00

【人】 地名 真昼

 
[ただ一部屋灯りを漏らす教室。
 この階だけ夜の見廻りが来ることがない。

 暗闇にぽわりと浮かべるように
 最低限だけ衣服を乱した少年たちと

 全裸に剥かれた少年の姿が

 長細い蛍光灯に照らされている。]
 
(49) 2020/11/26(Thu) 14:09:53

【人】 地名 真昼

 
[青いビニル製の縄跳び縄によって
 後ろ手を戒められ
 バランスの取れぬ痩身が
 後ろからの身勝手な腰付きに合わせて
 薄い胸を押しつけた机ごと揺れる。]


   ……あ゛ッ、うッ、……あ゛、あ……ッ


[ガタ、ガタッと机の足が上げる悲鳴と
 同じタイミングで喘ぎが漏れる。

 額をつける机の天板の上には
 まだ授業でも教えられていない避妊具の残骸。
 青臭い中身入りで縛られたそれらが
 少年の蹂躙された数を数えていた。]
 
(50) 2020/11/26(Thu) 14:10:36

【人】 地名 真昼

 
[肛門は裂けることなく
 発育の良い級友たちの肉竿に貫かれ
 ぬぷぬぷと卑猥な音を奏で続けている。]
 
(51) 2020/11/26(Thu) 14:10:49

【人】 一 夜端

 

   ……そんな調子じゃ
   夕食に間に合わなくなるんだけど

 
(52) 2020/11/26(Thu) 14:11:06

【人】 地名 真昼

 
[不服げな様子を隠しもしない声が
 教室の入り口から響いた。

 横目でチラリとだけ確認すれば
 栄養の行き届いた艶やかな黒髪が
 天使の輪を作っている。]


   ……、


[文句を言うのは無駄な行いだと
 ようく知っているのだろう

 観念したように唇を強く結ぶと
 肩と胸で身体を支え
 尻を後方に突き出し腰を揺らめかせ始める。]
 
(53) 2020/11/26(Thu) 14:11:42

【人】 地名 真昼

 
[若さと勢いだけの滅茶苦茶な腰使いに
 器用にタイミングを合わせて
 薄い肉付きの尻を振り、尻肉を歪め、
 深くずっぽりと肉棒を受け入れていく。]


   ふ、ン……ッ、……ん、んん……っ


[善いところに当たるのか
 殺しきれていない声には時折甘さが混じる。]
 
(54) 2020/11/26(Thu) 14:12:12

【人】 地名 真昼

 
[そのどこか艶めかしく慣れた様子は
 大凡、無垢とは呼び難い。

 つい先程欲望を放ったばかりの者たちすら
 「おお……」と唾を飲み
 真昼の白い肢体に視線を釘付けにしている。

 彼らが再び前を硬くしているのは
 見るまでもないことだった。

 悔しげに歪める表情も、
 彼らの糧にしかならない。]
 
(55) 2020/11/26(Thu) 14:13:37

【人】 地名 真昼

 
[そう間をおかずして
 薄い膜越しに若い迸りを受け止めた。
 ただひとり熱を燻らせたままに。**]
 
(56) 2020/11/26(Thu) 14:14:32

【人】 帝国史録  


 ────帝国歴525年。

 婚礼は生憎の雨であった。
 泥道を馬で超えた諸侯達は城の大広間に集い、
 火の傍で豪勢な食事の振る舞いを受ける。

 シェーンシュタインは白く美しい雄大な城だ。
 帝国の要であるアーレンベルク家に相応しく、
 城門に飾られた赤い獅子の旗がよく映えた。

 
(57) 2020/11/26(Thu) 16:30:10

【人】 帝国史録  


 遠方より若妻を迎え、
 ゴブレットを手に笑うアーレンベルク公の頭上では
 一流の楽団が祝いの曲を奏でている。

 各諸侯が持ち寄ったその年一番の畜産物が
 煌びやかな料理へと変わって
 メインディッシュとして振る舞われる頃。

 
「飲まないのですか?」


 数年前に遠征で夫を亡くしていた前当主夫人アメリアが
 隣席のベストラ公爵に不思議そうに訊ねる。
 彼は薄く笑いながら首を振った。
 この晩は客室を貸し与え、全員が夜を明かす筈だったのだ。

 賑やかな歓談に添えられる音楽も、楽団も
 アメリアが天井を仰げば忽然と消えている。

 
(58) 2020/11/26(Thu) 16:30:59

【人】 帝国史録  


 不安を押し殺した面持ちの儘、
 アメリアがベストラ公の袖口をたくし上げた。
 上品なコートの内側には鎖帷子が鈍く光っている。

 ────謀ったなと、
 叱責の声を上げるより早く彼女は叫んだ。
 愛しい我が子へ、早く此処を離れなさいと。

 願いは誰にも届く事はなく、
 クロスボウから放たれる矢が震える喉を
いた。
 そうして彼女が始めの犠牲者となった。

 鮮血を撒き散らして倒れ込んだ音を合図に、
 隠れていた刺客や兵士が一斉に広間へ雪崩込む。
 丸腰の忠臣達が皆、喉を切られ家畜の様に葬られていく。

(59) 2020/11/26(Thu) 16:31:24

【人】 帝国史録  



 殺戮の手は契りを交わしたばかりの夫婦にも伸び、
 若きレオポルドの眼前で彼の花嫁は刺殺された。

 清らかな胸を、
      世継ぎが宿る筈だった腹を、
                 細く白い喉を。

 背後から現れた刺客の手で滅多刺しにされ、
 目を見開いた儘に床へ転がり、口を利かなくなったと言う。

 重傷を負ったレオポルドが這うようにして
 事切れた花嫁に追い縋り、血に沈んだ手を握ろうとする。
 その無防備な背にも、無慈悲に暗器が突き立てられた。

             ……惨劇は終わらず。
         寝室で既に眠っていた幼い兄弟までもが
           次々に手にかけられていった。


 
(60) 2020/11/26(Thu) 16:32:09

【人】 帝国史録  



 物置に隠れていた齢五足らずの末弟を除き、
 アーレンベルクの人間は老翁から幼子まで惨殺された。
 掲げられていた赤獅子の旗は焼け落ち、
 弑逆の血によって穢された城は、革命派諸侯の手に渡った。

 防衛の要である大公爵を失い、
 諸侯の反逆はその後帝都へ伸びる事となる。

 皇帝家は完全に断絶され、領土の多くは奪われ、
 討死した先帝の代わりとして
 元来皇帝家の分家であったアーレンベルクの唯一生き残り、
 ディードリヒがお飾りの王として立てられた。

 反乱を起こした七大貴族達はそれぞれの領地へ戻り、
 彼等によって新たな諸侯公国が生まれる────


 五百年続いた帝国史を揺るがす大事件。
 この革命の発端となった婚礼での弑逆を、
 人々は畏怖を込めてこう呼んだ。

              
シェーンシュタインの雨

       ──── 
Der Ragen von Schoenstein


              …………と。


 
(61) 2020/11/26(Thu) 16:32:39

【人】 憾みの書  

 


  あれから二百年。
  弱小国家と化した帝国は苦しい時代を歩み続け、
  公国による内政干渉を強く受けながらも
  長い年月をかけて安定を取り戻して行った。

      茨の冠を被せられ、無一文の獅子と罵られた
      アーレンベルクは決して揺るがなかった。
      幼帝に始まり、何代も試練に晒され続けた彼等が
      この恨みをどうして忘れられようか?



 
(62) 2020/11/26(Thu) 16:33:37
到着:燎原の獅子 ヴィルヘルム

【人】 燎原の獅子 ヴィルヘルム




 「 そうだ。誰一人として忘れはしなかった。
   この二百年、どんな平穏が訪れようと決してな。 」



(63) 2020/11/26(Thu) 16:37:32

【人】 燎原の獅子 ヴィルヘルム

 

[ ────迸る焔は怒りそのもの。

  向けられた切先に宿る其れは留まる事を知らず、
  溢れ出る程に術者の命を削る。
  業火に照らされる王の面持ちは対照的に冷たく、
  這い蹲る黒衣の男を無感動に見据えていた。 ]


               
時を戻そう

           [ Zurück zum Anfang. ]


 
(64) 2020/11/26(Thu) 16:38:45
燎原の獅子 ヴィルヘルムは、メモを貼った。
(a9) 2020/11/26(Thu) 16:47:30

Conqueror リヴァイは、メモを貼った。
(a10) 2020/11/26(Thu) 18:23:05

Conqueror リヴァイは、メモを貼った。
(a11) 2020/11/26(Thu) 18:23:36

【人】 転入生 二河 空澄

 
[心なしか、自分が立てたものではない音>>50
 聞こえるような気がして
 心臓のバクバクが大きくなる。]



   ……うん。 きっと、気のせいだ… はは、



[そう思っていたけれど
 廊下を進み、階段を上がるにつれ、
 物音は輪郭を持っていった。

 骨格標本がニタニタ笑って襲ってきたら?
 …とか考え出したら
 自分が丸腰で来てしまったのを
 すごく後悔した。

 木の棒でも、リコーダーでもいい。
 何か持ってくればよかったのに、アホだ。]
 
(65) 2020/11/26(Thu) 20:16:09

【人】 転入生 二河 空澄

 
[怖いもの、に
 見つからないことを祈りつつ
 最後の段を昇りきれば、]



   ……っ、 あ!



[自分たちの教室の窓から
 灯りが漏れているのを見つけた。>>49
 窓から、人型のシルエットが廊下に落ちている。

 早く終わらせて帰ってくれたらイイなって
 思ってたはずなのに、
 今は用事が終わってなかったら
 うれしい、なんて身勝手なことを考えて
 大股で近づいていく。]
 
(66) 2020/11/26(Thu) 20:17:49

【人】 転入生 二河 空澄

 
[けど、それは
 オレを案内してくれた彼ではなくて。>>53
 というか、他にもたくさん人の気配がする。>>55

 妙な声?も聞こえて
 駆け寄り、バッと教室を覗き込んだ。]



   
なっ、……!?




[ガラス越しに広がる光景は
         ────異様だった。何もかもが。]
 
(67) 2020/11/26(Thu) 20:21:55

【人】 転入生 二河 空澄

 
[目を見開いて数秒、絶句した後

 
バンッ、


 叩きつけるように扉を開け、]



   
何してんだッ! やめろよッッ!!




[叫びながら飛び込んだ。

 途中で取り押さえられでもしない限り
 伸し掛かってるヤツを突き飛ばし
 青い縄を解こうと躍起になる。

 だって、こんなの
 どう考えたってオカシイだろ!!!!]*
 
(68) 2020/11/26(Thu) 20:25:57

【人】 一 夜端

 

   ……あ?


[デカい音にデカい声。>>68
 突然現れたそいつは
 弾丸のように横を抜けて行った。]
 
(69) 2020/11/26(Thu) 22:50:30

【人】 一 夜端

 
[今日参加していた取り巻きの数は(6)4n8人。
 その誰もが予想外のことに圧倒される。]


   ……は、だっさ


[真昼の腰を掴んでいた吉田は
 学年の中でも図体がデカい方だ。
 けれどあっさり突き飛ばされて
 よろめき、タタラを踏んだ。]
 
(70) 2020/11/26(Thu) 22:51:00

【人】 一 夜端

 
[他の奴らは真昼を囲んだまま
 来訪者と俺を交互にチラチラ見るばかり。

 はーあ、と大袈裟に溜め息を吐いた。
 指示待ち人間ってこれだから嫌だね。

 スタスタと近づくと
 縄跳びを解こうと必死になってるそいつを

 
思い切り蹴飛ばした。


 ……真昼を巻き込むようにしたのは
 まあ、間違いなくわざとだ。]
 
(71) 2020/11/26(Thu) 22:51:24

【人】 一 夜端

 

   誰だか知らねえが
   お前みたいなやつのこと
   命知らずの馬鹿って言うんだぜ


[仲良く床に転がった二人を見下し
 服着てる方の胸を上履きで踏みつけ
 容赦なく体重を乗せる。]
 
(72) 2020/11/26(Thu) 22:51:46

【人】 一 夜端

 

   「夜端くん、その子今日来た転入生だよ」

    へェ? そーかよ


[肺が押さえつけられて
 上手く喋れないソイツの代わりに
 吉田が説明を寄越した。
 成る程、今日は一日サボっていたから
 新たな級友との初対面が今というわけだ。]
 
(73) 2020/11/26(Thu) 22:51:59