人狼物語 三日月国


230 【完全RP/R18G】アダムとイヴにさよなら

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【人】 三ノ宮 緋雁

─ 現在:病棟への帰り道(ウキクサ) ─


  彼岸花……。
  
  
[黄泉路を渡らせる……、死ぬ。
 食べると死ぬ花。
 
 オレは名の由来を知らなかった。こう聞くと相応しい名かもしれないと思う。
 でもそれが「良い名」というのは、“人間”の感性なんだろうか?
 
 けれどその後、知りたいのかと念を押されたときは、このひとが人類に見えた。>>70
 こういう皮肉っぽい問い返しはAIならわざわざしない……少なくともオレの認識では。だからそれがすごく“人間”らしく思えて。
 
 余計にこのひとが、わからなくなった]
 
(109) 2023/11/21(Tue) 8:45:27

【人】 三ノ宮 緋雁

 
[教えてもらった研究の内容それ自体は、特に異を唱えるようなものじゃない。>>71
 機械は所詮、人類の道具。それはAIも一緒。オレだって新人類のための道具だ。オレたちのしていることは全部人類の真似事だってのも、わかっている。>>0:107
 “そういうふうに造られた”から。
 
 けど。
 “人間を人間のまま留める”という言葉だけは理解が及ばなかった>>72
 
 
  それは、“人間”なの。
  植物の特徴を人類に付け加えるんでしょう?

  それはオレの仲間が新人類を生み出そうとして
  やったことと同じだ。
  
  “人間”って、旧人類が自分たちを指す言葉じゃないの?
  
  
[そもそもその理解が違う? 言葉を別の意味で使っている?
 オレの混乱は続いているし、機体が不自然な発熱をしているのを感じる]
 
(110) 2023/11/21(Tue) 8:45:50

【人】 三ノ宮 緋雁

 
 
  オレにとっての“人間”……、旧人類は。
  
  自分たちの利と興ばかりを追及して大地を蝕み、
  生命に適さない環境にまで貶めた罪深き存在。
  報いを受け死して然るべき者たち。
  
  ……殺さずにいられない存在。
  
  
[『旧人類』とは文明と人間讃歌に拘るあまり神と大地を蔑ろにした者たち──《sintoisMécanique》の“常識”ではそう言われる。
 けれどAIにはそれぞれに自分なりの思考があって、自分なりの定義もあって。オレの答えは、こうなる。
 
 ……そこでひとつ、気がついた。
 オレはこのひとを見て、殺さなきゃとは思っていない。
 
 旧人類だと判断した瞬間、オレは殺さずにいられなくなる。そういう回路がオレにはあるし、今まで何度も経験してきていることだ。
 だったら迷いを抱えながらも殺そうって衝動が浮かばないのは、このひとが……旧人類ではない、ってこと、……?]
 
(111) 2023/11/21(Tue) 8:46:09

【人】 三ノ宮 緋雁

 
[時折人類らしさを見せながらも、概ね淡々として、まるで機械にも思えるウキクサ。
 身体の特徴を思えば新人類に見え、けれどあくまで“人間”を主張するひと。
 
 
 
 このままここにいると、オレはこわれそう、だ]*
 
(112) 2023/11/21(Tue) 8:46:25

【人】 三ノ宮 緋雁

─ 回想:稼働開始直後 ─
 
[オレは他のAIたちと比べて、稼働し始めるのが遅かった。なんでも調整に時間がかかって、理想的な動作をなかなかしなかったらしい。
 そして稼働し始めて間もなく、一度“壊れかけた”ことがある。物理ハード的にではなく、精神ソフト的に。

 といってもオレは詳しいことは覚えていない──記憶から消されたらしい。
 ある日目覚めた後、何度も「何か覚えていることはないか」と確認された。何もないことを確認されて、やっとオレは正式に稼働することになった。
 
 それは今のチームが組み上がる前だったと思うけれど、その頃そばにいた面々は、なぜかはっきり記憶に残っていない。記憶の処理を行った直後で、新しい記憶が上手く残せなかったのかもしれない。
 あるいは消したはずの記憶が蘇るトリガーになりかねないからと、それすら消されたか]
 
(113) 2023/11/21(Tue) 8:47:02

【人】 三ノ宮 緋雁

 
[その頃のオレにあったのは、使命と、付随するデータ、性格設定ぐらい。
 
 “旧人類を一人残らず殲滅せよ”
 
 その使命の裏付けとなるような、旧人類がいかなる罪を犯してきたかのデータがオレには刷り込まれている。
 豊かだったこの地球に、いかに頽廃の道を辿らせたか。>>78
 
 外に出て、データにあった地球の姿が見る影もないのを確かめて、オレは思ったんだ。確かに旧人類は滅ぼさなければならない存在だ、と]
 
(114) 2023/11/21(Tue) 8:47:22

【人】 三ノ宮 緋雁

 
[オレが初めて殺した旧人類は。
 「やっと正しく動いたな」と嬉しそうだったあのひとは。
 
 
 
                 
オレたちの、──
 ]**
 
(115) 2023/11/21(Tue) 8:47:42
三ノ宮 緋雁は、メモを貼った。
(a35) 2023/11/21(Tue) 8:49:54

【人】 巫凪 桜花

―回想・直青と―


[新人類二体に、一夜おきに施される直青のケア>>22
拙い言葉ひとつひとつに返される質問、示唆、アドバイス。
それは自分にとって大事なものだ。
取り零したくないのに、穏やかな声が眠気を誘う]


 そっか。 やっぱり、触れてもいいんだ。


 ん。緋雁にも、いろいろ聞いて、ほしい な…
 
[『感じたままを、丸ごとで――』

途切れた意識を揺り起こしたのは、また、揺蕩う感覚。
この身体がまだ小さかった頃には、よく与えられた触感。
けれどそれは、すぐに終わってしまう。
ソファからベッドへと運ばれる、僅かな時間]


  …… なお、

[もっと、そうしてくれていたらいいのに。
しがみついた意識から、指先まで離れ、眠りに落ちていく間際。おぼろに思う。
こんな時、彼も――片割れも、そう思うのだろうか?*]
(116) 2023/11/21(Tue) 9:09:24

【人】 蕃神 雷恩

[「彼女」がばつの悪く思っていることまで思い至らない。
提案に了承した。それをなすために近づいた。
己はそう、認識している。

――もう少し情緒が育てば、様子に彼女の機微を察して
少しばかり躊躇いもしたかもしれないが。
現状は。]
(117) 2023/11/21(Tue) 9:32:39

【赤】 蕃神 雷恩

 ……なるほど。
 

[気の抜け、意識を失った彼女の口から出た葉を、
躰を抱きかかえながら、1枚手に取る。]

 「貴女」は、こんな姿をしているのだね。

[そう呟く己の声は、凪いでいる。*]
(*8) 2023/11/21(Tue) 9:34:25

【人】 蕃神 雷恩

[何にせよ。気絶した彼女を誰かに託そうとはするだろう。
リヒト―ヴか、緋雁か。或いは他のだれかにか。

それが終われば、己は再び大地に根を張る。
指先で、先程手に取った葉っぱ1枚、弄びながら。]
(118) 2023/11/21(Tue) 9:35:26

【人】 蕃神 雷恩

[さて。場面は彼女が気を失ってからの噺にうつる。

己は近づいてきたリヒト―ヴと>>106
どけ、と感情をあらわにしているフランクル>>102に関して
ただ、正直に頷くだけだった。

なお、フランクルに関しても新人類という認識はしていたが
どうも、植物の香りがしないからだろうか。
不思議と興味はさほど湧いていなかったので。
多分、この時初めてその存在に興味の視線を向けた。

抱え上げる様子を眺めながら。
己はメディウムとフランクル、2人に興味を失したように
再び大地に根を張って。のんびりとしているのだ。

この空気には現状、不釣り合いの様。

何にせよ、それ以上メディウムへの干渉はしない。
彼らにすべて任せて。己は自分の生物的欲求へと
意識を向けるだけの、こと。**]
(119) 2023/11/21(Tue) 9:43:41

【人】 蕃神 雷恩

― 邂逅より、時がたっても ―

[フランクルが、或いはほかの誰かが。
接触を禁じるように言うこともあったかもしれないし
なかったかもしれないが。

己は相変わらず。植物園や温室で根を張り
そこで過ごしている。

己が探し回ることはしない。
必要になれば、来るだろうという認識。
彼女はどうかはわからないが。貴女なら。


乾いた葉を指先で弄びながら。
今日もまた、植物園の一角で。己は根を張り過ごしている。*]
(120) 2023/11/21(Tue) 9:47:41

【人】 蕃神 雷恩

― 回想:桜花と ―

[桜花がここまでいうのだ。
きっと彼にとってとても興味深いものだったのだろう。>>107
己はその断言に、小さくうなずいた。

表情は凪いだままではあったものの。
彼にとって興味深いものができたのは
とても良いことであるという認識は己の中にあった。]


 俺は、いいと思うぞ。

 契約の中に、触れてはならないというものはなかったはずだ。


[害を与えることは禁じられているけれど。

「言葉」での定義というのは
ある程度の裁量を認めるということと同義なのだと考える。
それと同時に、一度触れてしまった己は
それを躊躇うことをしなくなった。

 もし。あの時小さな遺骸に触れていたら
 己は、どんな思考をするようになったのだろうか。

 ――訪れなかったIFを、頭の中で消去して。 ]
(121) 2023/11/21(Tue) 9:53:09

【人】 蕃神 雷恩

[思わず見返す、彼を見る。
此方は少し不思議な顔を崩さぬまま。

そうしようかな。と呟く桜花に頷く。
その姿は常と変わらぬ、凪いだもの*]
(122) 2023/11/21(Tue) 9:53:20
蕃神 雷恩は、メモを貼った。
(a36) 2023/11/21(Tue) 9:56:17

【人】 巫凪 桜花

―ある日・楽園―


[この施設に訪れて以来、楽園内を彷徨うようにひと所に落ち着いていないのは。
多彩な生態系の物珍しさに、目移りしているせいもあるが。

此処にいると、酷く、疼くのだ。

今まで目の当たりにしたことがなくとも、
データとしての名は知らずとも。
『触れて』しまえば、命の形は識れる。
此処では敢えて、控えていた行為。抗い難い欲求]


  ――…、

[掌を、指先を、握り込む]
(123) 2023/11/21(Tue) 10:07:55

【人】 巫凪 桜花

[以前、比較的穢れの少ない戦場跡に、自生していた植物を繁茂させたことがある。
己の与えた力を糧に血混じりの水を吸い上げ、
命を削って咲き狂う徒花は、歪に美しかった。

強化された種ではないそれは、しばし生きるだろうが、
殖えることなく枯れ果てるだけだったろう。

膿んだ土壌に、楽園は築けない。]
(124) 2023/11/21(Tue) 10:09:32

【人】 機才博士 ウキクサ

 ― 現在 ―



[ 博士にとって、
  " 食べれば死ぬ "花は恐ろしいものではない。
  植物とは須らくが興味深く、進化を経た生命であり、
  その名を冠するのは非常に良いことのように思えた。 ]


  ふふ。
  嬉しくは……なさそうですね。


[ 機械には興味のない話だっただろうか。>>109
  ならばそれでも別に構わない。
  博士に必要なのは誰かからの共感というわけではなく、
  ただ、自分の研究を為すことだけだ。

  彼から紡がれる疑問に、博士は「ふむ」と笑い ]

 
(125) 2023/11/21(Tue) 10:23:35

【人】 機才博士 ウキクサ

 

  人間とは。
  思考のフリではない こころ を有する生き物です。
  プログラミングされていない、喜怒哀楽を持つ者。
  教えられずともそれらを得られる生命体。

  こころが強いばかりは人に非ず。
  寄生虫ならぬ寄生植物……
  それらの" 宿主 "となってしまうのも承服し難い。


[ 博士はあくまで淡々と、
  インプットされた文字を出力するように語る。 ]


  要は、心を旧人類と同じく保持させたい。
  故に私は、旧人類こそ新人類にしたいのですよ。


 
(126) 2023/11/21(Tue) 10:23:39

【人】 機才博士 ウキクサ

 


  人間とは、心を持ち、心のままに生きるもの。
  私の心は私の理想とする新人類の創造と研究。

  言葉にするのなら、これが一番相応しいかと。


 
(127) 2023/11/21(Tue) 10:23:48

【人】 機才博士 ウキクサ



[ 人間を人間のまま留める。
  それは博士にとって、フラスコから子を作るのではなく
  旧人類を新たなステージへ引き上げることだ。

  適合。進化。──その言葉通りに。 ]


  ふふふ。報いですか。
  殺さずにいられない、は貴方に施されたプログラム誰かの意思

  不思議ですね。
  生命に適さない蝕まれた大地によって不利益を被るのは
  " 元から存在した "生命群旧人類のはず。
  貴方たち機械……AIに影響はないのでしょう?


  人類以外の生命体を全て守りたいのでしょうか。
  ならばなぜまた新" 人類 "を擁するのか?
  私にはそれが不思議でならないのですよ、緋雁。


[ 彼の組織による常識、規則、掲げる思想。
  博士が知りたいのは大多数に向けられるものではなく、
  彼個体による認識だ。
  概ね満足いく返事が得られた。 ]

 
(128) 2023/11/21(Tue) 10:25:07

【人】 機才博士 ウキクサ

 


  貴方のその私に対する疑問は、人の真似事?
  それとも──枠組みの外へ行きたい?

  ……興味深い個体ですね、緋雁。


[ 博士はまじまじとそのAIの顔を、瞳を見つめた。
  組み込まれたコードを探るように。** ]

 
(129) 2023/11/21(Tue) 10:26:05
機才博士 ウキクサは、メモを貼った。
(a37) 2023/11/21(Tue) 10:29:36

【人】 巫凪 桜花


 ここなら―――

[できるだけ、影響の少なそうなところがいい。
以前渡された禁止事項の一節。
 『動植物の区域外への持ち出しは禁止。
  但し、農園区画は例外とする』

持ち出す意図はないが。農園ならば、おそらく]
(130) 2023/11/21(Tue) 10:49:02

【人】 巫凪 桜花

[まだしなやかに細く、脆い枝を見定め、足を止めた。
天窓に切り取られた陽光が降り注ぎ、その下に立つ白衣が、
淡く白光を滲ませる。

つと地に膝折れ、頭を垂れる仕草は、
旧人類が祈りを捧げる姿にも、
或いは、不朽の愛を乞う姿にも似る。
触れる仕草は、慰撫するよう]


[静寂を破るざわめき。

葉擦れが、空気を震わせる。
天窓越しの空へと、一途に腕を伸ばす枝、枝。枝。
黒茶の幹肌が、絡む緑にみるみる覆われる。

膝下より低かった若木は、首を反らしてなお見上げる巨木へと育ち、果実をその腕一杯に実らせる。
がっしりとした幹には、ともに成長を遂げた蔦が巻きつき、
蛇のように搦む。

一つ捥いでみれば、赤く艶々と、掌におさまる丸い果実。
顔を寄せれば、甘くも爽やかな匂いが胸を満たす。
齧ればきっと、瑞々しいのだろう。



―――恍惚の、息を溢した]
(131) 2023/11/21(Tue) 10:57:41

【人】 巫凪 桜花

[交歓の悦に耽る、暫しの時。
やがて、背後から声が聞こえた>>40


しまった、と思う。

肩越しに見た声の主。避け続けていたヒト。
気づくのが遅れた。集中、していたから。]
(132) 2023/11/21(Tue) 11:18:15

【人】 巫凪 桜花

[自分の名を呼ぶ彼女――メディウムに、距離を挟んでゆっくりと向き直る。
彼女の言うところの『あいつ』。
雷恩としばしば共に在る彼女の名は、とうに記憶に刻まれていた]


   … 話?

[彼女は知る由もないが、桜花が固く閉ざした態度を見せることは稀だ。例えばそれが、戦場で滅びゆく旧人類相手であろうとも]


 何を話すの。君と、俺で。

[彼女を見返す眸が、薄氷の色を湛える*]
(133) 2023/11/21(Tue) 11:21:05

【人】 三ノ宮 緋雁

─ 現在:病棟への帰り道(ウキクサ) ─

[このひとが何を思っているのか、オレには窺えない。>>125
 けれどオレを喜ばせたくて言った言葉じゃなかったことぐらいはオレにだってわかる。
 
 このひとから“人間”の定義を聞くと、その内容は理解の余地があるような気はしたんだけれど……>>126
 
 
  『心を旧人類と同じく保持』して、
  ……同じ道を歩まないという保証は、ある?
  
  
[旧人類は数々の罪を犯した。
 その結果がこの地球の現状。
 だから旧人類を排して新人類による世界を作る、それがオレたちの──オレの存在する理由だ]
 
(134) 2023/11/21(Tue) 13:41:10

【人】 三ノ宮 緋雁

 
 
  オレたちを作ったのは、……人類だよ。
  人類がオレたちにこうあれと望んだ。
  だからオレたちはそれに従ってる。
  
  
[それは当然“旧”人類のはずだ──けど、そこを考えようとするとコアが軋むような感覚がある。
 だからできるだけ意識を逸らして]


  オレたちの設計理念がわからないなら、設計者に訊いて。
  オレはこの使命を疑うことができない。
  
  
[自分の存在意義を疑うのは、オレに不可能な思考。それはAIゆえ、だ>>0:66
 
(135) 2023/11/21(Tue) 13:41:48

【人】 三ノ宮 緋雁

 
 
  オレがあんたに質問したのは、
  あんたがオレの殺すべき対象かそうでないのか、
  どうしても判断できなかったからだ。
  
  人の真似事をする気はないし、
  AIの枠から外れる気もない。
  
  
[そのひとはじっと瞳を覗き込んでくる。>>129
 オレの瞳は人間の眼球を精巧に模したカメラだ。それを覗いて何が得られるとも思えない。
 
 けれどこのひとは、最後に向けてくるその問いがAIの思考から随分離れているこのひとは、どんなに人類離れして見えてもやはり人類なのだと思えて]
 
(136) 2023/11/21(Tue) 13:42:08

【人】 三ノ宮 緋雁

 
[“心を旧人類のまま”にしておきたいこのひとは、>>126
 このひと自身、やっぱり“旧人類の心”を
 持っているんじゃないか?
 
 それは、旧人類? 新人類?]
 
(137) 2023/11/21(Tue) 13:43:51