人狼物語 三日月国


148 霧の夜、惑え酒場のタランテラ

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【赤】 少年水夫 カイル

 
 
  船が沈んだ後に、
  「貴方はこれから死にますよ」って占われていたら、
  僕はほっとして、
  命を運命に委ねることができたと思います。
  少しは苦しみも、和らいだのではないかと。

  あの時、命を落としたのは、
  運命がくれたなけなしの慈悲だと思っていますから……。

 
 
(*39) 2022/05/26(Thu) 2:49:46

【人】 少年水夫 カイル

 
 
  ……って、
  これから食事をする人にする話ではありませんよね。
  本当に申し訳ない。

  唐揚げはあちらの長髪の店員が作ってくれて、
  僕も何度か食べさせてもらいましたが、
  とっても美味しいですよ。
  今なら熱すぎず、丁度良い温度になっているかも。
  ゆっくり召し上がって、今夜を楽しんでください。


[罪悪感から、何度も頭を下げる。さほど広くない店内だ。
 他の人の耳にも入ったかもしれない。

 
そう思うと尚更、申し訳なくなってしまった。]

 
(138) 2022/05/26(Thu) 2:50:36

【赤】 少年水夫 カイル

 
[高熱によって生じた悪寒に体を震わせ、
 口内は血痰で鉄の味がした。
 病魔に侵された肺では、まともな呼吸もままならず、
 永遠に止まらないのではないかと思う程に、咳が出た。

                  >>0:212>>0:213


           海で
まれ、
               海で
ち、
                   海で
んだ。


 けれど僕が最期に乗った船は、夢と愛を乗せた船ではなく、
 絶望だけを積み込んだ船だった。]

 
(*40) 2022/05/26(Thu) 2:52:37

【人】 少年水夫 カイル

 
[そうこうしている内に、
 ヴィムが飛ばしたシロフクロウが肩に止まった。>>121
 天馬騎士のお兄さんから、
 ブイヤベースの注文が入ったようだ。

 改めて「ごゆっくりどうぞ」と言って、その場を去る。
 厨房に戻ればブイヤベースを深皿に盛り、パセリをかける。]


  お待たせしました。ブイヤベースです。
  熱いのでお気をつけて召し上がってください。


[さっきまでの不穏な話をなかったことにする様に、
 全力のスマイルで料理をお持ちした。**]
 
(139) 2022/05/26(Thu) 2:53:53
少年水夫 カイルは、メモを貼った。
(a19) 2022/05/26(Thu) 3:03:13

【人】 ウーヴェ



   いや、俺パーソナルスペース
   広いんだわ



[ そんな理由で
  納得してもらえないだろうか
  まあすぐこの後近付いたのだから
  これが苦しい言い訳ってことくらい
  わかってしまうのだろうな。


  石というワードに>>66
  わかりやすく反応するほど
  俺はお子様じゃないんでね。


  石を投げるポーズをしたのなら
  思わず身構えて動揺は引き出せたのかもな?


  それが目的じゃないのは解っているから
  それでも謝らないと気が済まないと
  いうのなら、とりあえず店員全員に
  見られてっからなとは言っただろうな。
  ちょっとした有名人だ。
  俺は別に怒ってないぜ、怖かったけどな。


  言っただろ。落ち込むなって
  ……聞こえてないんだったな。 ]


 
(140) 2022/05/26(Thu) 5:53:25

【人】 ウーヴェ



   噂っつーのは、あの噂か
   それで来たってことは
   万が一の覚悟はあるってことか


   結構深刻なやつっぽいな


[ 噂ときけば>>67
  街でよく聞くこの酒場の噂だ>>0:n4

  恐怖で来ないという選択肢ではなく
  自らきたということで
  真剣な表情へと変わる。 ]

 
(141) 2022/05/26(Thu) 5:53:34

【人】 ウーヴェ


  ─ 人の気持ち、残された形 ─ 



   死んだって人の気持ちなんて
   わかるもんじゃねぇ
   死を体験してわかることもある

   でもそれは気付きレベルで
   同調出来ても憶測なのは変わらねぇな

   だから死んでわかることより
   生前の残された物
   そこから思いをわかることの方が多いと
   俺は思うぜ

   死後会えるとも限らない
   行き先が地獄か天国か
   はたまた俺らのように
   現世に留まっている可能性だってある


 
(142) 2022/05/26(Thu) 5:54:40

【人】 ウーヴェ



   直接が一番早いけれど怖いだろ?
   なら、その知りたいやつの
   生きた証を探すと良い
   残したものを見つけるんだ

   残っている形を見つければ
   見つけた数だけ気持ちがわかるはずだ

   要は死んだからって
   万能じゃないってことさ
   何かを残せるのは生きている時だけだからな


   でもこれは俺の考え
   他のやつに聞いてみたら
   また違う答えがあるのかもな
   何かのヒントになれば良いと思うよ


   頑張れよ



[ 触れられない手を彼女の頭に乗せて
  ゴーストからの応援ってのは貴重だぜ?
  なんて笑いかけながらポンポンと叩いてみせた。 ]**

 
(143) 2022/05/26(Thu) 5:55:11

【人】 ウーヴェ



 ─ 過去回想:名前と国と
***
と ─


  いるんじゃねーか
  一人でもいるなんて凄いことだぜ?


[ ことの重大さなんて
  見た訳でもない。
  そんな俺には想像するしかできないのだから。 ]




         一人、いるんじゃねーか

         俺には手に入れられなかった存在が


 
(144) 2022/05/26(Thu) 6:32:41

【人】 ウーヴェ



[ 自分の死で泣いてくれる人がいると言うこと
  その人のその後の人生を
  狂わせてしまうのは怖くもある。…けれど>>2:83
  
  鏡の中からみえるのは>>2:84

   
彼が見てきた歴史

  ある一人の映像の数々


  鏡に触れようとするも通過するだけ
  だから手を伸ばして
  触れられない鏡の淵で手を止める



            胸が締め付けられた。
            彼女の慟哭が聞こえてくる。

            見ているだけれで流れ込んでくる。
            その感情が、強い悲しみが
            全身で訴えかけていた。 ]


 
(145) 2022/05/26(Thu) 6:33:04

【人】 ウーヴェ



[ 直感的に理解する。
  これは彼が”見てきた”一人の人間の半生だと。


  
目から涙が一筋だけ音もなく伝う



  彼は死んだ後ずっと見守っていた。
  何も伝えられず
  姿も見せられず
  けれどそれでも彼女の傍にいた。

  彼女の悲しさを一番知っているのは彼自身だ。 ]


 
(146) 2022/05/26(Thu) 6:33:25

【人】 ウーヴェ




   あんなに泣いて、嘆いてる
   ヴィムを待っているんだよこの子は
   会いたいって叫んで、泣いている
   俺にはそう、聞こえるんだ



 
(147) 2022/05/26(Thu) 6:33:39

【人】 ウーヴェ



[ それは俺がヴィムの立場だったらってことか?
  そんなの、
  俺だったら、アイツに


          溢れそうになる黒い感情。
           違う、と必死で抑えた。
          感情を握りつぶすように
              拳を握り締める。 ]



 
(148) 2022/05/26(Thu) 6:34:21

【人】 ウーヴェ



[ 俺は全然いいやつなんかじゃないということを
  思い知らされる。


  彼の彼女に言えない言葉>>2:85

  俺は嬉々として言うだろうな。

  俺のせいで人生が狂って。
  そのまま俺を恨んで死んで欲しい。



        でもどうせアイツは何も思わない。
        むしろ仲間と清々したと笑うだろう。
  
         アイツが俺のことで泣くことなど
                  まずないのだ。 ]


 
(149) 2022/05/26(Thu) 6:34:47

【人】 ウーヴェ



[ もし、もしも
  彼女のように本当に心から悲しんでくれて
  悲しみのまま死んでしまったのなら

  その時になって俺は気付くのだろうな。
  合わせる顔は、ないのかもしれない。 ]



   ここまで愛されて、嘆かれたら
   合わせる顔はない、とは思う

   でも「 会いたい 」っていうのは
   言っていいんじゃねーのか

   
[ 割られた鏡。
  魔法で消すのではなく拳を使った>>2:86

  それは彼の抑えきれない激情を垣間見たようで。

  その表情に浮かべるのは悲痛。
  それでも俺は言葉をやめない。 ]


 
(150) 2022/05/26(Thu) 6:35:12

【人】 ウーヴェ



   狂うまで、そこまで愛されていることを
   正直に言うと羨ましく思ってしまう




     俺には泣いてくれる人なんていなかったから 
     俺が死んで笑うやつはいただろうけどな 
(151) 2022/05/26(Thu) 6:35:34

【人】 ウーヴェ



   けれど俺とヴィムじゃ全然違うんだ
   立場も、関係性も。感情すら
   おそらく真逆

   でも共通するのは
臆病者
ってとこだな
   お互い、そう思う



   俺は大事なヤツに死を願われた

   ヴィムは大事な人に生を願われた

   な? こんなにも違うだろ

 
(152) 2022/05/26(Thu) 6:36:43

【人】 ウーヴェ



   一つ、言おうと思っていたことがある


[ こんな言い出しから突然始まった。 ]


   歴史の中でヴィムは国と国民にとって
   悪役であり嫌われると言ったな?

   
   『メルヴェイユ』の国民を
   甘く見てはいないか?


   ヴィムの国は魔法国家だろ
   魔法使いってのは
   歴史を学び
   自然と心を通わし
   学に富み、向上心がある
   そして総じて変わり者

 
   な? アンタにだって共通するところが
   あるだろ?

 
(153) 2022/05/26(Thu) 6:37:39

【人】 ウーヴェ



   ヴィムの国の人間だって馬鹿じゃない
   真実に違和感を持ち、気付きはじめるものだって
   いるのではないかと俺は思う


   それが人によって作られたモノなら
   尚更に



   完璧な人間なんていないんだよ
   みんな、みんなどこか足りない

   だから人って補い合って生きているんだ


 
(154) 2022/05/26(Thu) 6:37:45

【人】 ウーヴェ



   慣れ親しんだ話なら余計に
   その国の歴史が知りたくなる
 
   悪が悪となった経緯に興味を持ち
   調べる者だって現れる
 
   そこに辿り着けるまでには時間がかかるだろう
   でも不可能じゃない、と俺は思っている
   優秀なんだろ? 『メルヴェイユ』の国民は

   丁寧に包装された箱でも
   年月が経てば綻ぶ
   さらに時が経てば穴だって開く


 
(155) 2022/05/26(Thu) 6:37:58

【人】 ウーヴェ



   もし、真実が明るみになりそうになった時
   ヴィムはどうする? どうしたい?
   答えはいらない。考えてくれるだけで十分だ

   守りたかった子を
   今も守れるのはアンタだけだ

   その時の行動で
   俺はヴィムの刻が動き出すのではないかと
   思ってる

   これは俺が思ったただのたられば話
   でもあり得ない話ではないだろ?
   きっとタイムリミットはやってくる


 
(156) 2022/05/26(Thu) 6:38:19

【人】 ウーヴェ



[ 国が動けば歴史も動く
  未来であれ、過去であれ
  それはすべて人の手によって作られて
  隠されて、そして見つけられる。
  俺にはそう思えて仕方ない。]


 
(157) 2022/05/26(Thu) 6:38:30

【人】 ウーヴェ



   俺たちにはたくさん時間がある
   でも俺はヴィムの時間が動いて欲しいと思う

   止まってるだけじゃ死んでるのと一緒だろ?
   ……まあ、俺らは死んでるんだけど
   説得力がいまいち出ないな



   あ〜〜……ヴィムにねじ巻きが付いてたら
   力一杯巻いて動かしたいのにな

 
(158) 2022/05/26(Thu) 6:38:43

【人】 ウーヴェ




   俺の、やること……そんなもの



[ なにもない。なにも。
  あったとしてもそれは
  人の幸を奪うことだ。


  随分と痛いところを指してくる>>88

  俺のやることなんて
  出来たらとっくにやっている。


  言ったろ? 俺も臆病者だって。 ]**


 
(159) 2022/05/26(Thu) 6:39:42
ウーヴェは、メモを貼った。
(a20) 2022/05/26(Thu) 6:54:36

【人】 ユスターシュ

 
[ノアとの会話後。ユスターシュは改めて酒場を見渡した。

 以前見た覚えがある騎士がいた。>>0:234
 女性二人を侍らしてなかなかやるな、と感想を抱く。

 黒い髪の褐色の子は見覚えはない。
 窓ガラスに石を投げた子も見つけた。
 ガキなのに酒場とはませてんな、と失礼な事を考える。

 自分と年代が近そうな男の恰好は
 確か東の方の服装だったかな、と。]
 
(160) 2022/05/26(Thu) 8:43:09

【人】 ユスターシュ

 
[色々な客がいるな、とつい笑みが。

 まずは話中じゃないタイミングを見て、
 カイルに近づき声をかける。]


 おい、さっきの客
 具合悪いの年単位前だって言われたぞ>>1:226
 今は平気って言っていたな。


[ま、体はそうなんだろうけどな。

 そんな言葉は言わなかった。]


 ま、そんな感じだから
 悪いな、ずっと喋ってて

 
(161) 2022/05/26(Thu) 8:43:12

【人】 ユスターシュ

 
[そう言って笑って、頭を撫でようと しかけて
 通り抜けたら、と思うと何となく
……寂しくて

 やめて手を引っ込めて笑った。
 どこまで己の話が耳に入ったかと思うと少し気まずいが、相手から言われない限りそれを気にしない事にした。


 そうして、店員が必要な客はいないか
 話し相手が欲しい奴がいないか
 探して周りを見渡した。]**
 
(162) 2022/05/26(Thu) 8:43:34
ユスターシュは、メモを貼った。
(a21) 2022/05/26(Thu) 8:48:42

【人】 少年水夫 カイル

 
[話が一段落ついた所で、
 ユスターシュがペールブルーのお兄さんの体調について、
 報告をしてくれた。>>161


  あ、全然説明してなかったね。
  僕があのお兄さんを見たの、数年前だから。

  今は体調に問題ないなら良かった。


[別の問題は抱えているのだろう。
 二人が真剣な面持ちで話していたのは、見えたから。]

 
(163) 2022/05/26(Thu) 12:19:29

【人】 少年水夫 カイル

 
 
  お客さんと話をするのも、仕事の内でしょう?


[僕は何度か厨房とフロアを往復していたし、
 ここに居てもお客さんと話をしていたから、
 二人の話はほとんど聞こえていなかった。
 様子から、
 生前からの知り合いなんだろうなとは察したけど。


 この店にやってくる生者お客様は、
 何故か悩みや迷いを抱えている人が多い。
 迷い込んだこの店には、
 あのお兄さんの味方が少なくとも二人いる。
 それは不幸中の僥倖だと思う。
        運命が上手くかみ合って、
        店を出る頃には霧と共に晴れると良いね。]

 
(164) 2022/05/26(Thu) 12:21:14

【人】 少年水夫 カイル

 
[ユスターシュの手が僕の頭へと伸びた。>>162
 けれど頭はおろか髪にすら、触れた感触はなく。
 僕の手は無意識に彼に触れようと、
 引っ込められた手へと向かう。]


  
……あ、ごめん。何でもないよ。



[僕の手が届いたかどうかは置いておいて、
 唐突な行動に自分でもあれ?と思ってしまって。
 僕も一緒に店内をぐるりと見まわした。]
 
(165) 2022/05/26(Thu) 12:22:03