人狼物語 三日月国


42 【突発完全RP村】実になりてこそ、恋ひまさりけれ【誰歓】R18

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【人】   月森 瑛莉咲



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(198) 2020/09/14(Mon) 20:31:58

【人】   月森 瑛莉咲



   ふあっ



 [  そう。
    霊力なんてない私には
    いまの突風に“意味”なんてあるとは思わない。


    それでも私は ずっとあなたのことを見つめてた ]
(199) 2020/09/14(Mon) 20:32:51

【人】   月森 瑛莉咲


  こ、こんにちわ。

     もしかして たけるの飼い主さんでしたか?
     ごめんなさい勝手に名前つけて


 [ あっあっ もしかして私有地?
   そもそもこんなところで寝るなとのご指摘はごもっとも。

   いいえ、けれどあなたは
   すけっちがどうとかおっしゃった?

   一生懸命あなたが言った意味を考えるの。
   えっと言葉通り 受け取れるだなんて そんなばかな ]
   
(200) 2020/09/14(Mon) 20:33:21

【人】   月森 瑛莉咲



  [  けれど どうしてでしょうか


      どうしても目をそらすことのできないその姿に


     ―― もし。

    あなたが『かみさま』ならば  ]


(201) 2020/09/14(Mon) 20:34:03

【人】   月森 瑛莉咲




    ……それとも

(202) 2020/09/14(Mon) 20:34:35

【人】   月森 瑛莉咲




     わたしを 連れ去ってくれるのですか?

  
(203) 2020/09/14(Mon) 20:36:06

【人】   月森 瑛莉咲

 

 [  初対面の人に何を、って
     普段の理性ばっちり知的女子してるときなら
     きっとそんな事は言うまいよ。


     でも現在の私は睡眠時間10分の寝不足女子。


     この場のテンションに浮かされて?



     いいえ、ならばそれは  ]
(204) 2020/09/14(Mon) 20:36:56

【人】   月森 瑛莉咲



   [   月森 瑛莉咲が 望んでいること  ]

 
 
(205) 2020/09/14(Mon) 20:38:06

【人】   月森 瑛莉咲



  [  なんて

       まともに“恋”も知らなかったくせに


       連れ去って、だなんて。
    一応、現彼氏にとっては浮気ですよ?
    いることを忘れてはおりませんよ ええ。

        でも、でも。


      私は あなたを知りたいと思っている。
      知りたいと 願っている。  ]     
(206) 2020/09/14(Mon) 20:41:25

【人】   月森 瑛莉咲


   [  あなたが 『かみさま』でなくても


       そうじゃ なかったとしても




        ねえ、私はあなたを ]
(207) 2020/09/14(Mon) 20:43:39

【人】   月森 瑛莉咲




   [  この胸の痛みの答えを 知りたいの ** ]

 

  
  
(208) 2020/09/14(Mon) 20:44:20

【人】 空腹な迷い人 レックス

[ 漸く飢えの波が治まって、顔をあげた。

 はぁ、はぁ、と浅い呼吸を繰り返して、
 机に縋るように身体を起こせば、
 先程のナポリタンが目に入る。

 ゆっくりと、数度深呼吸をしてから、
 再び、フォークを手に取った。]

  すっかり冷めてしまったけど……美味しいや

[ 冷たいけど、美味しいと感じた。
 ソーセージを口にすれば、腹が満たされるのを感じる。

 少しずつ、少しずつ、
 普通の食事で満足できるようになればいいのに

 だけど、少しずつでは間に合いそうもなかった。
 きっと、近いうちに自分はあの子を喰っていただろう。

 許されないことで、仕方がないことで
 それでも、そんな未来を迎えたくなかったから

  ――優しい鬼になりたかった


 胸の内で、そんな願いを抱きながら、
 自嘲の笑みを浮かべた。]
(209) 2020/09/14(Mon) 21:01:45

【人】 空腹な迷い人 レックス

 
  …………本当に、良い鬼なら、
  人の目に触れるところには出てこないのだけどね

  
(210) 2020/09/14(Mon) 21:01:47

【人】 空腹な迷い人 レックス

[ 何処かの物語の主人公が言っていた。
 "人前に出てこないゴブリンだけが、いいゴブリンだ"と

 鬼も一緒だ。
 人前にでてこない鬼こそが、良い鬼なのだろう。

 それでも――――…]

  ひとりぼっちは、寂しいんだ

[ 人との争いで、父は死に。
 人に見つかり、母は死に。

 自分は、それでも生きることを選んできた。
 一人で、お腹を空かせながら、闇の中でひっそりと

 一人になってから、1年、2年、3年。
 最初の頃は、野山の動物を狩って生きていた。

 だけど、寂しさに、孤独に耐えきれなくて。
 人に化けて、村に住んでみた。
 戦災孤児と偽って
――偽りでもないが


 だけど、見た目が変わらないことを
 訝しんだ村人に殺されそうになった。]
(211) 2020/09/14(Mon) 21:01:51

【人】 空腹な迷い人 レックス

[ 次に、その村から、ずっと遠い町に今度は潜り込んだ。
 孤児はたくさんいるから、そこでは上手く潜り込めた。

 だけど、孤児仲間が襲われているところ
 鬼の力で助けてしまった。

  ――『騙したのか、この
バケモノめ
!!』


 今でも憶えている。
 助けてやったのに、罵られて、石をぶつけられて
 ――――拒絶された

 人間と一緒に生きるのは、やはり無理なのだと思った。]
(212) 2020/09/14(Mon) 21:01:53

【人】 空腹な迷い人 レックス

[ それから、10年、20年
 長い時間を一人で生きてきた。

 襲ってくる人間を殺しては喰って、腹が減っては、喰って
 食事をした後は、それでも罪悪感でいっぱいだった。

 男を喰った、女を喰った、子どもも喰った。
 ――襲ってきた父親を殺して
 ――周囲に知らせようとした母親を殺して
 ――たった一人残しては可哀想だから、子どもも殺した


 仕方がなかったんだ。
 生きるためには、仕方がなかった。

  ごめん、ね……ごめんなさい……


 美味しい食事に涙を流しながら、謝っていた。
 そんな時に、やってきたのが白鬼だった。

 近くの山小屋に、鬼と共存を目指している娘がいると
 そんな話を急にされた。
 自分が食べているものなど、目にも入っていないかのように

 そんな酔狂な奴がいるなら、会わせてくれと言った。
 食べてやろうかと思ったが、白鬼にとっても大事なようで
 
  
同族であろうと殺す。

 
 というような目で見られたのを覚えている。]
(213) 2020/09/14(Mon) 21:01:55

【人】 空腹な迷い人 レックス

 
  鬼の養父とでも言うのかな……

[ 父親のような顔をした白鬼を思い出して、
 くくくと喉の奥で笑った。

 昔のことを思い出しながら、食べていれば
 いつの間にか、皿は空になっていた。]

  ごちそうさまでした

[ 手を合わせて、小さく呟いてから、
 個室を出れば、周囲の本棚に目をやった。

 よくよく見れば、ここにある本は読めるようだ。
 見たことない文字なのに、
 意味は理解できるというのは不思議な感覚だ。]

  こ、凍れる?

[ ふと目に留まった本を手に取ってみれば、
 そこには、人狼の娘の物語が描かれていた。]
(214) 2020/09/14(Mon) 21:01:58

【人】 空腹な迷い人 レックス

[ 愛しいと想ったものを、食べたいと思ってしまう少女。
 彼女にとって、食べるということが最大の
愛情表現
だった。

 初めて、自ら欲して食べたのは、初恋の少年。
 だが、それをきっかけに、彼女の両親は死んだ。

 両親は、村の人間には手を出さないこと、
 代わりに村を襲う連中を退けることを約束して、
 この村に住んでいたというのに、
 幼い娘は知らずに契約を破ってしまったのだ。

 その日から、彼女が新たな村の守護者になった。

 優しい獣になりたいと願いながら、
 人間と共存したいと願いながら
 それはきっと無理だと、――諦めながら

 しかし、そんな日々も
 人間側の裏切りにあい、終わりを迎えた。

 愛しい友人を食べ、初めての仲間を得て、
 仲間を守るために、自らを差し出した。

 本当は、人間と一緒に生きたかったのに
 大好きな子たちと一緒に生きたかったのに

 その願いは、諦めて。


 仲間のことを、大好きな子たちのこと
 彼らの幸せを願って、死んで逝った。]
(215) 2020/09/14(Mon) 21:02:00

【人】 空腹な迷い人 レックス

 
  ……僕は、こんな風に諦めたくないから
  だから、願いを叶えに行かなきゃ

[ たとえ、それが悪魔に魂を売るようなことであろうと
 
 この願いだけは叶えたい。
 あの子との約束を守りたい。

 ぱたりと、本を閉じて、静かに瞳を閉じた。
 じわりと胸の奥に広がる熱を感じていた。

 愛しいという想いを、力に変えて進もうと]
(216) 2020/09/14(Mon) 21:02:02

【人】 空腹な迷い人 レックス

  
  
  『あはははははははははは!!!!
 
   いいぞいいぞ! その調子だ!!
   そのまま、一人くらい、
   喰ってから戻ってくればいい!!』


  
(217) 2020/09/14(Mon) 21:02:04

【人】 空腹な迷い人 レックス


 
 
[ 耳障りな嗤い声は、聞こえないふりをした**]
 
 
 
(218) 2020/09/14(Mon) 21:02:06

【人】 かみさま 尊龍

[ざあぁと強い風が吹く。
 私を包むように、愛おしむように――、

 花弁が涙のようにはらはら舞っては空に昇る]


  
ああ………、



[私はその風に心奪われしばし風の吹く先を見つめた。

 エリサが戸惑う様子を横目に見つつ。
 幸せを胸に抱き、安堵したように微笑んで、
 その風に口付けるよう目を閉じた。

 目元を掠めた花弁が私の涙のように流れゆく]
(219) 2020/09/14(Mon) 21:44:06

【人】 かみさま 尊龍

[――、幾重もの輪廻の果てのように永く短い一時。
 過ぎ去った風を遠く見送り、
 視線を私を見つめるエリサへと向ける。

 他人行儀に慌てるエリサがおかしくてクスと笑み。
 混乱し、口走るその言葉――、


  「連れ去ってくれるのですか?」


 耳にすれば、稚児を見守る笑みはふっと消え、
 エリサのほうへと一歩、歩を進め]


 ……ああ、そうだよ。 月森 瑛莉咲。
 私はお前を遥か昔からずっと待っていた。
 会いたかったよ、私の愛しい子。


[ふっと万感の想いを込め愛し気に微笑み目を細め]
(220) 2020/09/14(Mon) 21:46:33

【人】 かみさま 尊龍

[今すぐにでも駆け寄り抱きしめたい。
 だが、混乱しているエリサを怯えさせてもいけない。

 だから、私からはそれ以上歩を進めず。
 代わりにエリサへ手を伸ばし、エリサを乞う]


 おいで、一緒に神域へ行こう。
 そうして夫婦となり共に過ごそう。
 これからはずっと一緒だ。


[”エリサ”には性急すぎる話だったか、とも思うが。
 答えは彼女の”魂”が知る事だ、と。
 涼やかな目を優しく細め、与えた謎かけを稚児がどう解こうとするか――、見守る大人のような風情で見守っている。**]
(221) 2020/09/14(Mon) 21:47:45

【人】   希壱

[雨の降る道を急いで走る。
雨に濡れた髪が視界を遮って。
水たまりに突っ込んだ靴に水が浸水してきて。
泥が跳ねてズボンの裾がグチャグチャになっても、尚。

突如、都会の空を覆った雨雲は、
容赦なく地面に向かって雨を落とした。]


 
───洗、濯っ、物おおおっっ!!



[今朝見た天気予報では晴れだと言っていた。
快晴で、雲ひとつない青空が広がるでしょうなんて、
どこのお天気キャスターの言葉だったか。

それを信じてしまったが故に、
いつもよりも多めに洗濯物を干してきてしまったのだ。
講義が午後からで、朝に余裕があるからと
シーツまで干してきてしまったのだから尚更である。

…まぁ、急いだところで
もう一度洗い直すことになるのだけれど。
それでも急いで帰らなくてはいけない事に変わりはない。]
(222) 2020/09/14(Mon) 22:32:31

【人】   希壱


 
あっ!やべっ、

 
なずな、傘持ってってねぇ!



[そこで思い出す今朝の言葉。

 『きょうは晴れるんだって!
  だからね、お気に入りのクツ、はいてくの!』

無邪気に笑って、靴箱の奥に大切に仕舞われていた
水色の靴を引っ張り出していた。
今日は体育もないから履いても大丈夫なんだと、そう言って。

チラ、と腕の時計を確認すればもう17時を過ぎていた。
急いで走って小学校へ行ったとしても
きっと、すれ違いになってしまうだろう。

そもそも、俺も傘もってなくてずぶ濡れだし。
新しい傘を買う思考は、
洗濯物で頭がいっぱいだったが為に思いつかなかったし。

…てか、今買ったって遅すぎるし。]
(223) 2020/09/14(Mon) 22:33:16

【人】   希壱



 ………はぁ。

 
(224) 2020/09/14(Mon) 22:33:48

【人】   希壱


[いい加減走ることにも疲れてきて、
バシャバシャと地面を蹴っていた足をゆっくり止め始める。

今まで色々上手くいっていた気がするけれど、
やっぱり俺はどう足掻いたって変わることはできないのかと
雨でどんよりとした空を見て、気持ちまで沈んできてしまう。

…思えば、昔からそうだった。
誰かに認めて欲しいなんて気持ちで頑張っても
いつも空回りばかりしていた。

結局どれだけ頑張ったって、
その頑張りを誰にも認めて貰えないのに。

優しさに見返りを求めてはいけない。

なんて、誰が言った言葉かしれないけれど。
ありがとうの言葉くらい、くれたって言いじゃないか。

…たった五文字を求めるくらい。
したって、いいじゃないか…]
(225) 2020/09/14(Mon) 22:34:12

【人】   希壱



 ………………………………、

   
(226) 2020/09/14(Mon) 22:39:11

【人】   希壱


[…なんて、ただの自己嫌悪だ。

土砂降りの中。赤信号で足を止める。

周りには、しっかり天気予報を見ていた人で溢れていて
頭からつま先までずぶ濡れになった俺を
なんだか笑っているようにも見えて。

そんな事ないってわかってるのに。
そんな気持ちで支配された心では、
どうやったって前向きにはなれない。

だから、早く青になれなんて心の中で叫んだ。]
(227) 2020/09/14(Mon) 22:39:29