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【赤】 CS 雲野 とばりコンコンコンッ。ノックしてからなんかいい感じの部屋に。 ……部屋に来たけど。どういう状況だろう。 部屋の外にも声が響いてそうなくらいの凄い声が。 「……………凄いですね」 思わずそのまま口に出して。 最早全員にバレた勢いで叫んでいる鹿籠に何とも言えない視線を向けた。 (*9) 2022/09/26(Mon) 1:07:18 |
【赤】 CS 雲野 とばり「緑郷、こんにちは。 うちは平気ですよ。…えぇ、今のところ」 緑郷へと手を振り返し、席につく。 因みにその手には屋台で購入した【任意の食べ物】が。 それをテーブルの上に置いて、「好きに食べてください」の一声。 アロマの香りもあるので、あまり匂いの強いものだといい。 続いてもう一度鹿籠に視線を向け。 「……性癖の話はともかく、他のことならいくらでも聞けるので。 不満も愚痴も、胸の内がすっきりするなら気にせず言ってください」 人の話を聞くのはそれなりに好きだ。 故にCSという仕事を希望したわけで。 お茶をいれる緑郷に「うちも一杯いただいていいですか?」と声をかけて、持ってきた食べ物とは別に購入した飴を口の中に放り込んだ。 (*13) 2022/09/26(Mon) 2:18:43 |
【赤】 CS 雲野 とばり「……そういえば次にくじを引くの、うちでしたね」 テーブルの上にあるであろう箱に手を伸ばし、引き寄せる。 それを軽く揺らしつつ、引いても問題ないか?と2人に視線を向けた。 こういうのは先に決めておく方がいいのだろう。多分。 (*14) 2022/09/26(Mon) 2:26:41 |
【赤】 CS 雲野 とばり呼び捨てに慣れてきたのはきっと貴方の思う通り。 心の中でのさん付けは雲野のみ知るが。 「ありがとうございます」 注がれたお茶に手を伸ばし、うちに寄せる。 口内で飴を転がしながら緑郷の言葉に頷いて。 「それでは、引きますね。…誰が出るやろか」 選ばれたのは──<<牧野瀬 幸>>whoだ。 (*16) 2022/09/26(Mon) 8:47:36 |
【赤】 CS 雲野 とばり「牧野瀬さん、ですね」 引いた紙をホワイトボードに貼り付けに行く。 昨日同室だった彼が選ばれたようで。 「……問題なさそうなら、彼で」 と、2人に小首を傾げて視線を送った。 (*17) 2022/09/26(Mon) 8:51:57 |
【赤】 CS 雲野 とばりどうやらかなり取り乱していた鹿籠も落ち着いたらしい。 実波チキンを食べる様子に静かに息を吐き出した。 「いえ、美味しいなら良かったです。 ……それから、うちは2人を忘れることは無いです」 そこは問題無し。連絡先は……元々知らない? とはいえ何も言わずに頷いておくことにした。 「ん、ありがとうございます。 あとは緑郷が問題なければ彼にします」 気になっていた、というのはなんというか。 この企画においていい事なのか悪いことなのか。 優しい人だからこそ性癖、そっとしておく方が。 とは思うけど、そんなことも言っていられないのが現状。 (*20) 2022/09/26(Mon) 20:19:36 |
【赤】 CS 雲野 とばり鹿籠が離席している間も、雲野はここに居た。 アイスを冷蔵庫に入れる様子を見てお礼をひとつ。 「………うちは緑郷と同室なんで、問題はないんですけど。 えっと、そうですね。……寝てもええんやないかと、思います」 それが社長的に許されるのなら。存分にここを使って欲しい。 あまりにもあまりな部屋割なのでいいと思う。本当に。 「 ……緑郷と同じ部屋で良かった 」あまりにも素直に話すことを辞められなくなった鹿籠に胸中で何かを思いながら、もういっそうちらの部屋に来て うっかり 眠ってしまえばいいのでは?という気持ちになったとか。 (*21) 2022/09/26(Mon) 20:26:44 |
【人】 CS 雲野 とばり時はドキドキワクワクの発表タイム。 ……ではなく、色んな感情が渦巻く大変な空間へと巻き戻る。 「 ……猫と解説 」テラスで発表されるそれらに小さな声で呟いて、2人に視線を向ける。 まだ社長と2人のみが公に発表された訳だが、毎日こうした状況になるのか。 寧ろ先に暴かれる方が印象が薄くなるのでは?と考える。 割と真面目に。かなり本気で。この混沌空間で静かにそう思った。 とはいえ暴かれたい!!!暴いてくれ!!!!という人間はここにはいないだろう。 手の内にあったグラスを傾けて喉を潤し、周囲を見回す。 反応がそれぞれで、一周まわって自分は冷静になっていることに果たしてこれはいいことなのだろうか……。 ぷく。とグラスの中の飲み物に泡が出来て、静かに弾けた。 (30) 2022/09/26(Mon) 20:55:23 |
【人】 CS 雲野 とばりそしてこれは何処かの時間帯。 張り出された部屋割りに釘付け。 「……大変そうな部屋やなぁ」 自分の部屋ではなくて、とある部屋が。 これは社長が狙ってやったに違いない。 そんな様子で暫く眺めた後、部屋移動のために荷物をのろのろと整理し始めるだろう。 (31) 2022/09/26(Mon) 20:59:59 |
【赤】 CS 雲野 とばりお互いに忘れずにいよう。折角出来た縁だから。 派遣はいずれこの会社を去るだろうけど、その事は口にせずに「また遊びに行きましょう」に頷いて微笑む。 ここで終わってしまうよりも、ここから始めるのもいいだろう。 この3人が集まったきっかけはともかくとして。 ところで、3人で集まる場合は何をするのだろうか。 無難に食事?そんなものでも楽しいだろうなと想像して笑みを深めた。 「緑郷も大丈夫そうなら、牧野瀬さんで決定ですね。 ……正直、気にならなくもないです」 乗り気ではなかったこのゲームだが、気になるものは気になる。 素直に口にして、すっかり溶けてしまった飴の味を消すようにお茶を口に運んだ。 それから、「聞こえてたんや……」と口にして。 こちらも男女混合の違和感なんて無かったものになりながら。 「…まぁ、3人でここでは怪しすぎるんでうちらは部屋で寝ましょう。 短い間やけど、同室よろしくお願いしますね。緑郷」 と、今度は普通の声量で緑郷に告げて部屋移動の荷物整理のことを頭の隅で考えていた。 (*23) 2022/09/27(Tue) 1:29:34 |
【赤】 CS 雲野 とばり明日の朝、個人的には憂鬱である。 緑郷はともかくとして、雲野と鹿籠はどうなるか。 社長を恨む準備だけはしておこうと心に決めて。 にこにこ楽しげな緑郷に曖昧に笑ってみせたとか。 「…いいんですか?助かります。 多分、望月さんがうちらと2人を分けてくれそうなんで」 大変過ぎる程荷物があるかと言えば、まだ少し抑え気味。 とはいえ一度でいけるかは別だ。頼む方がいいだろう。 「後で手伝ってください。……ありがとうございます、緑郷」 同じく鹿籠と……は流石に思わなかった。 男女混合を望むのは何か違うなと感じたので。 勿論男女混合に今更ツッコミはしないが。 (*25) 2022/09/27(Tue) 18:51:53 |
【人】 CS 雲野 とばり#3日目スパの部 全員の視線が各々のタイミングでこちらに向いて。 一言一言残されていく。 まず目が合ったのは広報の彼。 艶めかしい声とともに名前を呼ばれた……気がする。 「え?…………あ、はい。分かり、ました」 なんでもないに頷くものの、なんでもないようには見えなかったしなんなら──と考えていたところで次に目が合ったのは研究員の彼。 「…そうですね。えっと、楽しみます」 今度別のところに行きましょうと口にするにはタイミングが悪い。 個人的にお誘いするべきかと考えて。 「………はい。近づかないように、します」 自分のAV展開は止めた方がいいかもしれない。 経理の彼に頷き、今度は死に物狂いで上がってきた彼に。 「……はい、雲野です。…そう、でしたか。 それはすみません。えっと……楽しんで、ください」 サウナに向かう様子に軽く頭を下げて、自分はどこに向かおうかと辺りを見回した。 もしかすると引き上げの方が先に行われるかも。 (68) 2022/09/27(Tue) 23:17:35 |
【人】 CS 雲野 とばり#3日目スパの部 いまだに行き先が決まらないまま引き上げる様子を眺めていたのが悪かったのか。 ロボ太の声が聞こえて挨拶をしようとそちらを向いたところで、すり抜けるように足を滑らせ、紐を掴んで落ちていく様が目に入る。 それを放置できるような性格なら巻き込まれることも無かったのだろう。 掴もうと手を伸ばしたところで、辺りに飛び散っていたスライムが邪魔をするように雲野の足元に。 ミイラ取りがミイラになるとはこの事か。 ロボ太と同じようにずるっと滑らせて、体が宙に浮く。 「えっ………ちょっと、待っ………!?」 絶対にこの状況は良くない。 焦る表情で水面を見つめていれば、そのまま飛沫とともに体が沈んだ。 予期せぬ状況にがぼっ。と空気が口から抜けて、その際に口内に(雲野にとっては)得体の知れない何かが侵入してくる。 体には這うようにスライムが絡み、気持ちがいいのか気持ちが悪いのか分からずにパニック状態。 ようやく水面から顔を出すものの、口の中のスライムは上手く吐き出せないし。 まとわりつくスライムは水着の隙間に侵入してこようとするし。 「ぁ、………んっ。…ふっ、ぁ………あッ、」 早くあがりたいのに手をどこに回せばいいかわからず、口の端から声がもれてどうしようもなく恥ずかしくなった。 (71) 2022/09/28(Wed) 13:13:55 |
雲野 とばりは、声を出すくらいならともう一度水の中へと潜った。無理です。 (a23) 2022/09/28(Wed) 13:15:26 |
【人】 CS 雲野 とばり#3日目スパの部 目を閉じて温泉の中に潜るも息はそう長くは続かない。 寧ろ死ぬ前にと助けなのか、押し上げるようにスライムが上へ上へと動かしてくるから次第に頭は水面より上がって。 全然、全く。顔を出したかった訳では無いがそれならばと、腕を動かし口内のスライムをなんとか掴んで吐き出した。 「けほっ…………、ん、ぅ………」 咳き込みと嬌声にも似た声が口から漏れる。嫌すぎる。 これ絶対あのアプリで見れるやん……消して下さい。 言いたいことは色々あるがとりあえず上がりたい。 本当にあがりたい。楽しくなかったと言っていた彼の気持ちがよぉく分かった。 助けが来るまでは口とズレそうなビキニ(上)を押さえつつ、少しでもサイドに近づこうと足だけをばたつかせて。 体力がすり減っていく中ようやく来た助けに若干涙目になりながら手を伸ばした。 トロミ風呂というかエロトラップ風呂からようやく出た頃には肩で息をする雲野。 いまだ蠢くスライムを掴んでは投げ、掴んでは投げ。最後に谷間におさまったそれをより一層強く掴んで風呂の方向へと投げた。 「はぁっ……、ぁ………は、ッ」 助けへのお礼を言いたいが、どっと疲れた今は別の言葉を発してしまいそうだ。 軽く頭だけを下げて。雲野も、ふらつきながらその場を後にした。 (74) 2022/09/28(Wed) 20:36:09 |
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