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【人】 鈴掛 未早―― Last day [ あまりよく眠れずに目が覚めた。 朝を用意するのもだるかったから、 どこかで買っていこうとそのまま家を出た。 部活のない生徒が登校するには早すぎる時間だ。 でも人の気配はあるから、 朝練のある運動部は頑張ってるなぁって、思うだけ。 ] いただきます [ 半年余りを過ごしてきた教室に先客はいなかったから これ幸いとコンビニ弁当を食べておくことにした。 窓は開けておこう。 万が一にも匂いとか残ってイジられたら嫌だし ] (31) 2022/10/19(Wed) 1:50:04 |
【人】 鈴掛 未早[ 横に置いたスマートフォン。 お行儀が悪い? そこは容赦してってば こんな朝早いのにあの窓に通知来てるなって、 開いたらね。天ヶ瀬のあれが見えて。 ] ……っ、ふふっ [ 確かに間違えたとしか思えない文面なんだけど、 あまりに清々しくて、思わず笑っちゃった いいね、お姉さんそういうの好きだよ ] (32) 2022/10/19(Wed) 1:50:42 |
【人】 鈴掛 未早[ このグループにいる皆が、あの日あの場所にいて 今日に至るまで、それぞれに考えているんだろう。 そりゃ中には天ヶ瀬が本来送ろうとした誰かみたいに そういう願いを抱く人もいるんだろうし。 ちょっとだけね、秋ちゃんのことを思い浮かべた ]それはついこないだ堂々と料理部の連絡してたからだし あの子がああいう態度になっていることそれ自体、 今まで思い詰めてきたことの表れだと私は感じてるから (33) 2022/10/19(Wed) 1:51:45 |
【人】 鈴掛 未早[ 明日になったらもしかしたら、 何人かいなくなった世界なのかもしれない。 いなくなったことすら忘れているのかもしれない。 その手があったか、って 今更目から鱗が落ちたのは秘密。 ここまでその発想が出ないあたり、 私はなんだかんだ死ぬ気はないんだなって じゃあ生きてたいかっていうと、 べつにそうでもないんだけどね ふしぎ。 本人にとってそれが切実な願いなのだとしても 過ごした時間を大切な思い出だと思う人がいれば それはそういう相手から、宝物を奪うことになって あ。だから、私にはそれが願えないのか。 まあ堪ったものではないよね、とか 気に掛かる存在がないわけではないけど、 私が触れられる距離感にある相手なんてそもそも、 それこそ秋緒ちゃんとか、大木ぐらいじゃ? とか―― ] (34) 2022/10/19(Wed) 1:55:12 |
【人】 鈴掛 未早…… ふぁ、 [ ―― 思いながら欠伸が出た。 すごい眠い。たぶん食後のせい。 授業までの時間は余るほどあるし、 今は少し、机に突っ伏してうとうとしてよう。 たぶん声掛けられたらすぐ起きる **] (35) 2022/10/19(Wed) 1:55:39 |
鈴掛 未早は、メモを貼った。 (a1) 2022/10/19(Wed) 1:57:00 |
【人】 鈴掛 未早[ 大変今更な話だけれど、 鈴掛未早という人間はつまるところ、 「気を許した相手ほど言葉が悪くなる」 あまりよろしくない性質の持ち主だ。 気遣うべき場面なら意識はするけど、 日常生活の中でそういった瞬間はまあ多くはない。 呆れた顔しながら旧校舎探索には顔を出すし、 仮に真夏日の生徒会室で皆の思考回路がやられて 「一旦アイス買いに行かね?」ってなったとして 馬鹿じゃないの? って言いながら 一緒にコンビニまで買い出しに行ってる。 なんというか、そういうタイプ。 そんなことが実際にあったかはさておき。 大木にはそういうとこ、散々見せてきていたと思う 受け止めてくれるから甘えてるのかもね。 たしかにそういうとこ、眩しいなって思いはするかな ] (229) 2022/10/19(Wed) 20:19:46 |
【人】 鈴掛 未早なに、どうしたの 悩んでる? [ 今日、わざわざ声掛けてくるって、 その話かなって思ってしまうのは仕方ないでしょ 問う声は思いのほかふわっと響いて自分で驚いたけど 実質寝起きだし。私にだって柔らかい表情はできるし *] (230) 2022/10/19(Wed) 20:20:13 |
【人】 鈴掛 未早[ あのバカ、とは言うけど別にそこまで馬鹿じゃないし 馬鹿真面目だと思うけど別にそこまで堅物でもないし まあ、いいやつだよね って 大木をどう思うか問われたら、私はきっとそう答える。 見ていて清々しくなるほどの明るさがあるから 悩みがなさそうっていう人の感想もわかるけど 真剣に考え込む姿を目にしたことだってあるし>>241 これで悩まない人なんている? ってぐらい 事態は深刻だって、そう思っているのもあるし。 悩んでる? って思うでしょそりゃ。 驚かれるなんて(目を丸くされたら、) 心外だなあって、それは声には出さないけど ] (275) 2022/10/19(Wed) 22:31:31 |
【人】 鈴掛 未早どうだって言うけど 今のところ思いつかない。 [ そうして移動して、一息ついて 私はそんなことを口にするだろう。 ] 神頼みしてでも欲しいものはあったんだけど 3… 5年前なら絶対それにしてたと思うけど 今もらっても意味ないなって、 考えてるうちに気付いちゃったんだよね [ 最初の言葉だけで終わらせてもよかったけど こんなところまで来たことだし。出血大サービス(?) *] (278) 2022/10/19(Wed) 22:33:15 |
【人】 鈴掛 未早ピアノ。やってたのはさすがに知ってるでしょ 習うのはもうずっと前に辞めたんだけど 音楽ってさ、 同じ条件で、同じ楽器で、同じ曲を弾いても、 なんでか全く同じにはならなくて コンクールの枠なんて限られてるのに 毎回のように入賞する怪物がさ、いるんだよね [ 夏実もまあ「持ってた」と思うけど、 思い浮かべたのはあの日そこにいた誰かさんのこと ずっとずっと雲の上にある、憧れた音。 ] (344) 2022/10/20(Thu) 1:45:18 |
【人】 鈴掛 未早ミスなく弾けるだけじゃ足りなくて、 あんな音を奏でたいって思っても、 自分で弾くとどうしてもなんか違う 物心ついた頃からやってたけど、 なんか、続けるほどに、思い知るわけ あ、私、持ってないんだ って [ だから辞めよう、とは思えなかった。 音楽も、弾くことも、ピアノを習う時間も 私は好きで、それでも手放したくなくて ] (345) 2022/10/20(Thu) 1:45:48 |
【人】 鈴掛 未早努力だけじゃ報われない。 好きだけじゃ続けられない。 でも、それでも辞めたくはなくて 人の心を惹き付けるような、 特別な才能が欲しい―― って あの頃の私は、いつもそう思ってた [ 懐かしいな、って、独り言ちて ] (346) 2022/10/20(Thu) 1:46:36 |
【人】 鈴掛 未早でも、もう辞めたから。 今更手に入ったって… って感じで 才能があってもあの頃には戻れない。 だからといってあの頃に戻れても、 持ってない私じゃ、また同じ道を辿るだけ 願い事、ひとつだけじゃ足りない。 それなら願う意味もないなーって 借り物の才能で脚光を浴びたところで 納得できるかっていうとあれなんだけど …… でも、天性のセンスってやつは 神頼みでもしないと手に入らないでしょ たぶん。 [ って、話す声はきっと淡々として聞こえるんだろう。 いつもとそう変わらないように。見えてるだろうか。 ] (347) 2022/10/20(Thu) 1:47:24 |
【人】 鈴掛 未早なんかもう、 宝くじを当てたいとか、 そういうのしか思いつかないな 今は [ この話はまだ完全じゃない。 わざと話さなかったことは、ある。 そこに気付かれるか追及されるかは 大木の鋭さ如何、って感じなんだけど。 **] (348) 2022/10/20(Thu) 1:48:27 |
鈴掛 未早は、メモを貼った。 (a43) 2022/10/20(Thu) 1:49:30 |
【人】 鈴掛 未早[ 弾けなくなったわけじゃない。 嫌いになったわけでもない。 音楽は好き。でもこういう話は、 大木に限らず人に話したことはあまりないと思う。 「ならどうして辞めたのか」って たったひとつ問いを避けたくて だけれど今、そこに触れられなかったことに、 安堵と何かしらが綯い交ぜになった感覚でいるのは なんなんだろうな。 人の気持ちなんてわからない。 それは時に、自分自身のものでさえもね ] (541) 2022/10/20(Thu) 22:11:56 |
【人】 鈴掛 未早………… なんか、そうやって労ってもらえるの 久しぶりだったから嬉しいや ありがと。 [ ふっと思ったことを、今回ばかりは素直に口にした 私にだってそう言うことくらいは、略。 *] (543) 2022/10/20(Thu) 22:12:51 |
【人】 鈴掛 未早[ 生存確認をしたかった。 そんなの私の身勝手。 悩んでるとして、悩んでたとして、 手の伸ばし方なんてわからなかった 必要とされているわけもない。 *] (552) 2022/10/20(Thu) 22:51:18 |
【人】 鈴掛 未早[ 私がいなくても幸せに生きてる人の 幸せを叩き壊してまで叶えるものではない。 ■■■を■■■のは、いけないこと。 過ぎた時間とそれなりに持ち合わせた倫理観は ただ、どうにもならない絶望の味だけ残す。 褒めてくれたひとはもういないのに。 優しい声を頭の中で繰り返して思い出に縋って、 褒められる自分から逸脱しない程度の、日々を浪費する ] (571) 2022/10/20(Thu) 23:50:40 |
【人】 鈴掛 未早[ 消えようとは思えなかった。 その発想を、持てなかった。 死んだらあの人は悲しむんだろう。 今でもそれだけは確信があった。 長らく面倒を見られてきたからこそ、 死んで伝わらないことは、きっとない。 私はもうその光が当たる存在ではないのに 翳らせる雲には、なりたくないと思ってしまう ] (572) 2022/10/20(Thu) 23:51:24 |
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