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【人】 『人形屋』 サダル「私は…。」 自分の口をついて出た名前。 初めて口にするその名前が自分のものだと確信している。 なのに、何故それを口にしたのかもわからなくて。 先程は苛立ちを覚えたその笑顔に。 何故か今はとても目元が熱くなって。 目から雫が溢れて。 胸の奥底が重くて熱くて冷たくて。 彼に。しがみついてしまっていた。 (2) 2021/12/10(Fri) 4:05:11 |
【赤】 『人形屋』 サダル涙を拭う手。頭を撫でる手。 それがとても心地良いと、この身体では初めて知った。 縋るように彼の唇を求める。 触れ合う粘膜が心地良い。 私は一体どうしてしまったのだろう。 ちゅく、ちゅく、と。小さな水音が耳に届く。 背筋が震えるのに身体が熱を帯びて。 (*0) 2021/12/10(Fri) 4:06:51 |
【赤】 『人形屋』 サダル「ふは…っ。」 唇が離れるのが切ない。心細い。 その名前で呼ばれて全身が震えた。 瞳が惑う。教えてくれと言われても、自分で自分がわからなかったから。 唇が戦慄く。なんと答えて良いのかわならない。 きっと今の自分は、店長としての自信を持ったホムンクルスではなくて。 個の自分を自覚してしまって間もない、母親と切り離されたばかりの赤児のような物なのかもしれなかった。 居心地の良い場所から放り出されて戸惑って。 狼狽えている。温もりを求めてる。 だから此方が言葉を紡ぐ前に重ねられた唇にホッとして。 それが答えというように、彼に縋る手に力が篭った。 (*1) 2021/12/10(Fri) 4:07:49 |
【赤】 『人形屋』 サダル「貴方の名前も、教えてください。 私を知ろうとし暴こうとする貴方の名前を。 …そして、このまま…。」 知って欲しい。 自分も知らない自分のことを。 ああ心臓がうるさい。どうしてしまったんだろう。 店の中。誰がきてもおかしくないのに。 それでも構わないからと思ってしまう自分は。 (*2) 2021/12/10(Fri) 4:08:41 |
【赤】 『人形屋』 サダル「…奥の部屋。使いますか?」 それでも。 目を伏せながら。赤くなった頬を隠せないまま。 そんなことを申し出たのは、未だ隣に不思議そうに此方を見る個体がいたからかもしれない。 ここは人形屋。 店内で行為に至る事も少なくないが自分ではない。 直ぐに試したいと逸る客のための部屋も一応ある。 恥ずかしい。 それがこんな気持ちなのか、と。 やはり初めて知った気がした。** (*3) 2021/12/10(Fri) 4:09:16 |
『人形屋』 サダルは、メモを貼った。 (a0) 2021/12/10(Fri) 4:12:24 |
【赤】 『人形屋』 サダル男と女。男と男。女と女。それ以外。 さまざまな睦合いを識っているはずだ。 性別も種族も関係なく。 けれど。 今こうして何故自分は彼を求めるに至ったのか。 個体は他の個体に手首を開放され、一度此方を見ただけ。 それがなんだかとても恥ずかしい。 彼らは彼らの仕事に戻っていくのだろう。 生活の一部にしろ。休息にしろ。店に負担をかけない様に。店が滞りなく回る様に。 なのに私は。 何かと引き換えにする訳でもないのに、私は。 …何かを引き換えにしているのだろうか。 そんな不安も過ぎる。 (*6) 2021/12/10(Fri) 14:29:39 |
【赤】 『人形屋』 サダル顔が近づいてきて。またキスされるのかと思った。 けれど首筋に唇が触れて。 胸に手が触れる。やんわりと。じわじわと。先程の触れ方とは違って、柔らかくて。もどかしい。 だと言うのに。ぞく。ぞくん。と、肌が敏感になっていくのがわかる。 男と女というものを教えると彼は言った。 男でもなく。女でもなく。 "男と女"で一単位なのだろう。 は…、と漏れる吐息に艶が宿る。 両手をどうして良いかわからなくて、体の両側にだらりと並べようとして。 (*8) 2021/12/10(Fri) 14:30:41 |
【赤】 『人形屋』 サダル「あっ…、うん…。」 気持ち良い。それに素直に頷いた。むしろ、反応は妙に幼くなってしまって。 微かに後悔したのは子供はそんなことしないだろう、という、歪な認識の一つから。 優しく触れられれば。 肌が敏感になって。撫でられているだけでも心地よくて。 「ひゃうっ!?」 そんな中鮮烈に。 耳元を舐められる感覚に身が竦んだ。 (*13) 2021/12/10(Fri) 17:15:31 |
【赤】 『人形屋』 サダル「それは…知ってます。 大きい方が人気が高い事も。 私の様な大きさでも良いのですか…?」 先ほどからよく胸を触ってる。 >>*11そこを改めて言わなくても、と思ったのだが。 「あッ…!?」 ビリ、と頂から伝わる痺れ。 それは決して不快ではなく。むしろ下腹に熱い疼きを感じさせる。 そもそも、いつの間にか彼の手により育てられたそこはツンと尖り。 そこを捏ねられると熱く甘く、下腹が疼いた。ピリピリとした痺れすら、甘い。 それは未知の感覚だった。 そうなる。それは、知ってるはずなのに。 甘くて。不可思議で。いけないような。怖いような。今更なのだけれども。 (*14) 2021/12/10(Fri) 17:16:17 |
【赤】 『人形屋』 サダル「あぅぅっ…! あ、んんっ…! きゃっ!?」 スカートを捲り上げられると、慎ましい逆三角が秘められた場所を護っている。 それを露わにされ、心臓がばくばくと早鐘を打つ。 さらには太ももの合間に彼の手を感じて。 すり、と乾いたそれを擦られると、きゅう、と体の奥底が切なくなる。 (*15) 2021/12/10(Fri) 17:16:38 |
【赤】 『人形屋』 サダル「ひ、ンッ、あァうっ…! そこ、は、ぁ…ふうっ…、んんっ、んぅ…!」 膝を閉じ合わせそうになる。 けれどシーツを握りしめてそれを耐えた。 耐えなくとも彼の体を挟むだけで、閉じ合わせるなんてできないかもしれない。 唇が肌を這うと心地よくて。 指先が胸の先を捏ねると甘く鳴いて。 やがて逆三角の頂点に僅かな滲みが浮き始めた。 すんなりした脚の先が、シーツに新たな皺を刻む。** (*16) 2021/12/10(Fri) 17:16:56 |
『人形屋』 サダルは、メモを貼った。 (a15) 2021/12/10(Fri) 17:18:02 |
【赤】 『人形屋』 サダル「んんんっ! あ、ア、なに、…んんっァッ!?」 >>*17胸の尖りを労るような動き。 甘えるような動き。 舐められ、吸われ。背中が跳ねた。びくん、と大きく跳ねて彼の顔に胸を押し付けるようになって。 じわあ、と新たに溢れた蜜が彼の指先を濡らす。 >>*18足を開けと言われても跳ねる身体は上手く動かせなかった。自分の体なのにおかしな事だ。 しかし、ビク、と跳ねた調子に脚先が宙を掻く。 そんな時に強く指先を押し込むと、くちゅ…と確かにそこからも小さな水音が立った。 「ひ、ンッ!」 怖い? 恐ろしい? 確かにそれもある。でも、それ以上に期待が上回る。 (*19) 2021/12/10(Fri) 18:51:49 |
【赤】 『人形屋』 サダル「ルイージ…、怖い…けど…。」 怖いけれど。 熱を孕んだ眼差しは確かに、彼に期待を伝えて。 「やめないで…ください…。」 震える声で。 確かな希望を伝えていた。** (*21) 2021/12/10(Fri) 18:52:29 |
【人】 『人形屋』 サダル―祭り1日目 市場街― 「Lakht der vint in korn Lakht un lakht un lakht Lakht er op a tog a gantsn Mit a halbe nacht」 時々「人形屋」から聞こえて来る、暗い調子の澄んだ声。 それは店主のものと同じだが、今歌っているのは店主ではない。 店主が繰り返し歌う歌が、ホムンクルスたちにも馴染んだのだ。 今日も今日とて、果物を買いに。 店主はいつもと様子が違うようだけれど。 ホムンクルスたちは気付かない。気付けない。 気付こうとも、しない。 (49) 2021/12/10(Fri) 21:00:46 |
『人形屋』 サダルは、メモを貼った。 (a20) 2021/12/10(Fri) 21:02:41 |
【赤】 『人形屋』 サダル「あっ、アッ、ルイージぃ…んんっ!! ルイージ、あ、ふあっ、アッ、きゃううっ!!」 不思議なことに。 そう自覚した瞬間から、更に体が敏感になった気がする。 体が何度も跳ねて。 カシャ、キシッ、と微かな金属の音が鳴った。 動きを制限されているとわかると更に仄暗い喜びが体の芯に火を灯す。 体の内側をかき混ぜられ。 なんども体を跳ねさせ、彼の指で内側を十分に解された頃。 (*49) 2021/12/10(Fri) 23:56:04 |
【赤】 『人形屋』 サダル「アッ…! ん、ふ、…ん、あ、太、い…! 熱くて、大っき…ぅ、くう…!」 ゆっくりと。彼の形を理解するくらいのスピードで。 彼が処女地を割り入ってくる。 かは、と空気を吐き出した。 圧倒的な存在感。 それに圧倒されながら。 「ルイージ…。」 はらはらと両目から溢れる雫は悲しいからじゃなくて。 キシッ、また両手が戒められて軋む。 それだって嫌だからじゃなくて。 (*51) 2021/12/10(Fri) 23:56:51 |
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