人狼物語 三日月国


41 【身内】幽霊さんとお嬢さんと【R18】

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【人】 六鹿 稀

 [ 彼の呟いた一言は、
   とてつもないものだった。

   それはプロポーズととっても、
   過言ではない。
   流石に、彼女も口をパクパクと
   動かして、彼が何を言ったのか、
   頭の中で理解するまでに
   時間が少しかかった。
   故に、彼の頬をむにむにとしてしまった。

   彼が、老舗旅館の跡取りだということを
   話してくれたことで、
   彼の言っていたことがよくわかった ]

 そ、そうよね。……
 びっくり、した…………

 [ プロポーズな訳がなかった。
   彼女は少し彼の腕の中で眉尻を下げて
   あからさまにしょげていることがわかる。

   プロポーズされるに値しないと、
   心のどこかで思っていたからだろう。
   ぎゅうっと、彼に体を任せて抱きしめさせる。
   彼が欲しいとき、こうするようになった、 ]*
(1) 2020/09/02(Wed) 0:02:37

【人】 六鹿 稀

 [ 稀の特殊性癖といえば、ひとつ。

   他人の行為を見たり、
   自分の行為を見られたりすると、
   この上なく興奮する。

   もちろん、
   自分の好きなプレイではないものには、
   一切興味を示さないが、
   好きなプレイであれば、
   最初から最後まで、見たいと思っている  ]

 ふふ、賢斗さんが…私のため、だなんて。
 ……激しく弾け合う肌の音。
 それを聴きながら、男女の……
 いえ、人同士の営みを見られるなんて、
 素敵だわ…………

 [ 頬を少し赤らめながら、
   彼女は更に呟くのだった。
   そして、彼女は思い出す。

   今日、彼女の夫は街の方に
   出向く用事があることを。  ]

  お出かけ前に、謝っておかなきゃ。

 [ ゆっくりを腰をあげて、
   彼女は彼がいるであろう室内へ
   歩みをすすめることにした。  ]*
(3) 2020/09/02(Wed) 0:45:57

【人】 六鹿 稀

 
  賢斗さん、さっきは声を荒げて……

  ごめんなさい。ダメよね、こんな若女将。

 [ 事務室でひとり作業をしていた夫に
   近づいて頭を下げた。

   彼はいつも、謝ることじゃないと言って
   すぐに許してくれる。
   今回も、相違はなかった。

   優しい瞳が彼女に向けられれば、
   出かける前の彼に、
   虫除けをつけたくなってしまう。
   椅子に座っている背広姿の彼の
   背後に回れば、そっと抱きついて、
   首元に強めの口づけを、落とすだろう。

   私のもの、と言わんばかりの赤い花を
   彼に添えてしまった。  ]*
(4) 2020/09/02(Wed) 0:50:16

【人】 六鹿 稀

 [ 彼との結婚生活を考えたことがなかったわけじゃない。
   でも、彼はどことなく住む世界が違う人だと、
   彼女は常日頃思っていた。

   和装で会っても嫌味のひとつも言わないし、
   歩幅が狭い彼女に合わせるようにあるいてくれる。
   それはつまり、身近にそういう人物がいるということ。
   だから、なんとなく諦めていた。

   しかし、彼が老舗旅館の跡取りであることが分かれば、
   彼の母親が和装だったのだろうと、
   容易に想像が出来た。心のどこかでホッとした。

   そして、彼は今、結婚しようか、と
   彼女に問いかけた。彼女は顔を上げて、
   彼の顔をまじまじと見つめる。

   プロポーズだ。

   本当に、プロポーズされるとは思っていなかった。
   だから、嬉しくて、
   でもどこかまだ頭の中は混乱して。    ]
(7) 2020/09/02(Wed) 10:06:02

【赤】 六鹿 稀

    わ、たし……あの、…!

 [ 混乱している間に、上半身の服を脱がされてしまう。
   和装をするには邪魔と言われてもおかしくない、
   たわわに実った果実が、いとも簡単に
   彼の目下に差し出されてしまった。    ]


   賢斗さん、…………私も、愛しています……

 [ ベッドに寝かせられ、彼を見上げれば
   優しい眼差しに心を奪われ、
   口づけを強請るように彼の首に腕を絡めた。

   
好き。

   
誰にも渡したくない。

   
でも……
、と頭の中で考えていた自分に
   終止符を打てるかもしれない。
   そう思うと、彼を求める気持ちは
   より一層募っていく。     ]*
(*0) 2020/09/02(Wed) 10:08:03

【人】 六鹿 稀


 賢斗さんに、悪い虫がつくのはダメだから。
 ……いい子にしています。

 だから、……


 [ 簡単に強請れるものならば、強請っている。
   でも、ねだり過ぎては彼の負担にもなり得る。
   だから、痕をつけることで
   彼女はおねだりを示す。

   早めに、帰ってきてほしい。

   しかし、今日は帰ってこないだろう。
   街の方でお酒を飲むことになっているから。 ]


 帰ってきたら、沢山可愛がって……?

 [ そう言った後、彼女ははっとして、
   ごめんなさい、と呟いた。
   彼のネクタイを締め直して、
   彼女はそのままその場を去ろうとする。

   彼のビジネスバッグを持ってくるために ]*
(8) 2020/09/02(Wed) 10:15:07

【人】 六鹿 稀

 [ 彼を見送る少し前、
   彼女のうなじに赤い花が咲いた。
   ひとつではなく、ふたつ。

   彼女は蕩けそうな気持ちを律して、
   仲居たちと共に彼を見送った。
   御贔屓をはじめとする今夜の客が
   チェックインを済ませるのを
   見届ければ、彼女の仕事は
   次の朝までない。       ]

 賢斗さんがいない夜は、…寂しい……

 [ 彼女は小さく呟きながら、
   誰もいない露天風呂で空を眺める。

   前に一度だけ、誰もいないことをいいことに、
   彼と2人で露天風呂に入った。
   その時も、激しく、優しく、
   彼の人間味溢れる愛情に、
   彼女は溺れていた。

   それから、混浴を作りたいと
   彼の口から聞いた時、
   彼女は小さな声ではあるが、
   すぐに同意をした。     ]

 混浴の露天風呂……
 水着を着用の上とは言っても、
 とてもハレンチね…………ふふっ。
(13) 2020/09/02(Wed) 13:38:08

【赤】 六鹿 稀

 [ 露天風呂から上がれば、
   彼女は浴衣を着て自室へと戻るだろう。

   寂しさを紛らわせるために、
   彼と時々使う玩具を取り出して、
   布団に座り込めば、準備をしていこう。  ] 


 賢斗さんの子供…私と、賢斗さんの……
 まだ、早いかしら……

 [ 明かりをつけたまま、
   彼女はゆっくりと自身の体を撫でていく。
   浴衣はぴったりと彼女の胸に張り付き、
   華奢な腰と、豊満な果実を
   如実に表している。

   早く、彼との子供を授かりたいと思う反面、
   まだ彼と2人でいたいとも想ってしまう。

   そんなことを考えていれば、
   彼女の指は硬くなり始めた頂きへと触れていく。 ]*
(*2) 2020/09/02(Wed) 13:42:59

【赤】 六鹿 稀

  ん、っ…………!

 [ プロポーズをされてしまった。
   まだ20歳になって少ししか経っていないのに。

   彼の隣に生涯立つことを、彼は許した。
   あぁ、まだそれで終わりではないのだ。
   彼の両親が納得しなければ、
   2人がどれほど望もうとも、
   その糸は切られてしまう。

   不安は消えることがない。
   ひとつクリアしても、また、ひとつ。
   彼の口づけは、
   そんなことを考えなくていい、と
   言ってくれるかのように優しい。

   でも、優しいだけじゃなくて
   下腹部はもう彼を求めて止まない。
   スカートがめくれて、
   薄手の生地の下着に彼のジーンズが
   ズリズリと、擦れていく。

   
熱い

         
好き

   
もっと


   舌を出して、彼ともっと密着したいと
   欲張っていく。なんて、はしたない娘だろう。 ]*
(*5) 2020/09/02(Wed) 15:12:18

【赤】 六鹿 稀

   は、っん…………賢斗さ、ん……

 [ 彼女の指は、硬くなった頂きを撫でて止まらない。
   瞳を閉じれば、脳裏に浮かぶ優しい彼。
   我慢ができなくなり、
   彼女は浴衣の帯を緩めて、
   下着を身につけていない肢体を
   少しだけ曝け出すだろう。     ]


   ん、ぁ………………?

 
 [ 意識が徐々にぼやけていく中、
   誰かが触れたような感覚を覚えた。
   夫のはずがない。

   ならば、夜這いに誰かが来たのだろう。
   自慰の最中の彼女は、
   相手が誰なのかしっかりと認識しそうだ  ]
(*6) 2020/09/02(Wed) 15:19:51

【赤】 六鹿 稀

 
  もしかして、…あなたが、きいていたの?


 [ 中庭の独り言を、風が聞いているとばかり。
   しかし、近くにいるのは
   少し古めかしい武士の世の人。

   彼女は脚を広げて、もっと近くに、と
   その人物を呼ぶのだろう。
   相手が、近づいてくれるのならば、の話。

   だいてというわけではなく、
   彼女の淫らな体を見ていてほしい。
   そんな気持ちが募っているのだ。   ]

 
  ぁ、ん…わたし、すごく……
  昂ってしまうわ…………!


 [ 彼女は蜜壺に指を咥えさせ、
   玩具を入れる準備をするのだろう。
   部屋に響くのはくちゅ、という
   小さな水音のみ。        ]*
   
(*7) 2020/09/02(Wed) 15:22:38

【赤】 六鹿 稀

 [ 彼女が快楽の中で視認した人は、
   ゆっくりと風と共に近づいてきて、
   彼女の頬に触れた。


   どこかで彼女の名前を知ったのだろう。
   囁くように、名前を呼ばれた。
   恐ろしくはないのか、と聞いてくるその声は
   怖さなど微塵も持ち合わせておらず、
   彼女は優しく微笑むのだ。      ]


  そう、です……稀と、申します……っぁ…!

  ここに、いてくださいませ…………
  私の、みだらになる姿を、…

 [ 恐ろしさよりも、見られたい気持ちのほうが強い。

   そんな彼女は、擬皮をとりつけておいた
   太めの玩具を手に取って、
   名前も知らない目の前の人に
   少しの恥じらいを添え、
   見せるようにゆっくりと蜜壷の中へと
   電源は入れず、飲み込ませていった    ]*
(*11) 2020/09/02(Wed) 20:30:30

【赤】 六鹿 稀

 [ 彼は、意地悪。
   それが、好き。

   差し出した舌は、優しく吸い付かれ、
   体がぴくっ、ぴくっと
   吸うタイミングに合わせて揺れていく。
   
   それでも、彼と離れるのは嫌だから、
   腕も脚もしっかりと絡めてしまう。
   下腹部に当たるほのかな熱。
   彼の欲が、溜まってきているのだろう。  ]


   ふ、ぁ……えっち?……
   

   っ……!!


 [ 鏡に対面するように彼に体勢を動かされた。
   鏡の中の彼女が、見ている。

   この辺りからだっただろうか。
   彼女が誰かに見られていることが
   彼女の情事を更に良いものにさせることに
   気付き始めたのは。       ]
(*15) 2020/09/02(Wed) 23:19:20

【赤】 六鹿 稀


    けん、とさっ……
    ダメ、そんな……っぁ、!
    私、いけない子だわ……っ
(*16) 2020/09/02(Wed) 23:20:01

【赤】 六鹿 稀



 [ 彼の息が湿った部分にあたり、
   少しひんやりと彼女の皮膚に布が当たる。
   それからすぐ、彼の湿った舌が
   その湿った布にあたって、
   秘裂がくっきりと浮き出ていることだろう。

   ダメ、と言いつつ彼女は脚の間の
   彼の頭を押さえつけて離さない。
   だからこそ、彼女は自分自身のことを

   いけない子、と言っているようだ。    ]*
(*17) 2020/09/02(Wed) 23:20:13

【赤】 六鹿 稀


   は、っぁ…!け、んとさ、んっ……!!

 [ こくりと、首を縦に振る。
   彼がいいでしょ?と聞いてきたから。

   彼の舌の動きが、
   鮮明に感じ取られるから、
   舐めとられていく愛液よりも、
   新たに吐き出されていく愛液の方が
   多くなっているのでは、と
   彼女は心の中でおもってしまう。

   そして、鏡に視線が飛んでしまい、
   今の体勢をじっと見つめてしまった。  ]


   今日は、…ん、……!
   私、たくさん……っぁ、
   賢斗さ、に…尽くしたいのに、!
(*19) 2020/09/03(Thu) 0:31:25

【赤】 六鹿 稀

 [ また、彼に流されてしまう。
   愛されてばかりでは、返しきれない。
   だから、彼女もどこかで
   彼に尽くしたいと思っている。
   それでも、彼はいつも

 『そうやって、感じていることが
  尽くしていることと同意義なんだよ』

   などと言って、奉仕をさせてくれない。
   稀は、今日こそは、といつもいつも
   思いながら、彼と閨を重ねていた。   ]*
(*20) 2020/09/03(Thu) 0:33:29

【赤】 六鹿 稀

 [ 目の前の、見えてはいけない人は、
   彼女に改めて近付いてきて、
   垂れていた髪を耳にかけてきた。

   とても、言葉は怖いけれど、
   本当に怖いものとは感じられなかった。  ]


   あなたは、っ……ほんと、に……

   知らないかたなの……?


 [ 彼女からしてみれば、
   独り言を聞いてくれていたであろう人は、
   知らない人とは呼べず。

   だからこそ、下腹部はひどく疼き、
   見られたいと願ってしまう。
   その気持ちは、彼女の手の動きに
   反映され、太いモノが彼女のいやらしい
   蜜を溢れかえさせる。          ]
(*24) 2020/09/03(Thu) 12:35:25

【赤】 六鹿 稀

 
 ふ、ぁ……けん、とさ……っ、……!

 [ 目の前の人が、夫のことに触れると、
   閉じた瞳の中で艶めく彼が浮かび上がった。

   夫がいない日、満たされぬ思いが
   目の前の彼を見えるようにしたのだろうか。
   そんな彼は、触ってしまうかも、と
   宣言をしてくる。
   そして、そのことは夫には秘密に、と。  ]

 わたし、に、っ!…ふれて、くださるの……?

 [ 六鹿夫妻は、2人とも性欲旺盛。
   故に、触れられれば求めてしまう。
   それからのことを考えれば、
   彼女は1度目の昇天を果たすだろう。

   膝頭を合わせて、ぎゅっと体を縮ませて、
   彼女は静かに果てる。
   呼吸は荒く、目は潤んでいただろうか。
   見られていると思うと、
   いつもの彼女からは想像できないほどの
   淫靡なメスが生まれてしまうのだ。    ]*
(*25) 2020/09/03(Thu) 12:46:13

【赤】 六鹿 稀

 [ 目の前の人は、結納の日から
   彼女のことを見ていたという。

   恥ずかしさと、不安を胸に歩いていた
   あの日から、見られていたのだ。
   彼女はそう思うと更に恥ずかしく思い、
   一瞬、目の前の人から視線を逸らした。
   すると、気づいた時には
   何故か天井を見上げており、
   また視線が合ってしまう       ]


     ま、だ……?
    ん、っ…………!


 [ 果てたのち、その人は意地悪そうに
   彼女が達したことに言及した。
   確かに、彼は何もしていない。
   まだ、と前置きをされると
   彼女の胸は更に高鳴りを覚える。

   口づけを拒むことなどなく、
   何度も重ねられれば
   触れられるか分からないけれど、
   その人の両頬を包んで
   整わない呼吸の中、舌を差し出すことだろう ]
(*30) 2020/09/03(Thu) 18:36:23

【赤】 六鹿 稀

 は、っ……そ、れは……!


 [ 唇が離れ、夫のことを、と言われると
   否定は出来ない。
   最愛の人だから、彼のことばかり
   頭の中に浮かんでしまう。      ]


     だ、めっ……!
  ぁんっ、……中から、
     でちゃ、ぅ……!!



 [ 声を我慢することを許されず、
   彼女の両手は頭上に押さえつけられた。
   きゅんっと締まる蜜壺からは
   するりと玩具が抜けて行ってしまう。
   浴衣がずれて見えている果実の頂は
   いとも簡単に、夫以外の人物に
   愛撫をされていくのだった。     ]
(*31) 2020/09/03(Thu) 18:37:04

【赤】 六鹿 稀

 [ 彼が、奉仕を許した。
   それが嬉しくて、彼女は彼がいうように、
   体を起こせば彼の脚の間に正座をするだろう。

   目の前には、まだジーンズに隠された
   彼の熱くて、子種のたっぷり詰まった、
   彼女を疼かせる肉塊がある。

   彼女はジーンズの上から、
   まずはその熱を感じ取ろうと手を添えるだろう ]


  私、しっかりとご奉仕したことないわ……


 [ うまく出来るのか、少しだけ心配になった。
   擬皮を外した後の肉塊は、
   偶に綺麗にさせて貰えるけれど、
   こうやってまだ何も手をつけていないモノは
   初めてだったから。

   手のひらで熱を感じ取れば、
   両手でジーンズのボタンと、チャックを外し、
   ボクサーパンツの上から優しく撫でることだろう。
   傘の部分が少し下着からはみ出している。
   これが自分の奥の扉を叩くのかと思うと、
   我慢ができなくなっていく。       ]

 
(*32) 2020/09/03(Thu) 20:17:33

【赤】 六鹿 稀

  
    賢斗さん……上手にできたら、
    たくさんご褒美をくださいな?


 [ 上目遣いで見つめる先には、金髪の愛しい人。
   
   どうするのがベストなのか、
   彼女は分からなくて、ジーンズも下着も
   そのままの状態で、熱くて硬い肉塊を
   小窓から取り出してみた。

   ちゅ、っと先端に口づけを落とせば
   唾液を絡めるために、彼女の喉の奥まで
   それを限界まで咥えて、
   吸い付きながら口の中から離していく。

   偶に先端が彼女の奥に届いてしまって
   嗚咽を漏らしていたら、
   彼は不機嫌になってしまっただろうか。

   舌を絡めては、裏筋や傘の裏を丁寧に
   舐めて、彼の気分を上げる努力を
   彼女は務めていく。         ]*
(*33) 2020/09/03(Thu) 20:25:44

【赤】 六鹿 稀

 [ 彼の口づけとはまた違う、
   キスの途中の呼吸の仕方を忘れるような、
   濃厚な口づけをその人は稀に与えた。

   腰がむずっとして、これをどうしたら
   落ち着かせることができるのだろうかと
   思っていると、その人との口づけが
   終わってしまった。

   折角、甘い時間になりそうだったのに、
   と心なしにわがままを言いそうになったのは
   稀だけの秘密。

   その人とは、優しく指を絡めて、
   距離が詰まる。彼女の張っている頂は
   その人に食まれてしまう。       ]
(*37) 2020/09/03(Thu) 22:41:57

【赤】 六鹿 稀


  とし、み、つ…さま、ぁ……!
  ぁ、っ……い、ぃ……ひぁっ……ん、!

 [ しばらく、彼女の頂が温もりを感じていると、
   その温もりが、離れて行ってしまった。
   頬は赤く染まり切って、息は荒く、
   もう彼女は我慢させられることが
   ひとつの快感になりかけている。

   そして、その人は抜けてしまった玩具を
   手に取ってしまう。

   彼女にその蜜を絡めた物を見せられれば、
   とくん、と彼女の胸が跳ねていく。
   その人に見られて、濡らしてしまったのか。
   そう思うと、彼女は恥ずかしくなり
   その方を見ることができずにいた。   ]
(*38) 2020/09/03(Thu) 22:44:47

【赤】 六鹿 稀


 ぁ、…………っ、……
 お嫌いで、なければ……

    いれて、くださいませ……


 [ ちらりと、その人の方に視線をやれば、
   蜜を舐めとられていた。
   羞恥心が募っていき、小さく声が漏れた。
   そしてその人が選択を迫り、
   彼女はいれてほしいと懇願する。

   本物があるのなら、それでもいい。
   言葉の通りに、その人が持つ
   偽物を、というのであればそれでも。
   彼女はまだ足りないのだ。
   夫と一緒に寝ることができないから。  ]*
(*39) 2020/09/03(Thu) 22:45:59

【人】 六鹿 稀

  −過去の話−

 [ 六鹿 稀。

   旧姓は唐草。
   実家は都内23区内にある老舗呉服店。
   彼女の父親で10代目くらいだっただろうか。

   周りには、同じく老舗の和菓子店などの
   跡継ぎが多くいた。

   しかし彼女は、その跡継ぎの1人ではなかった。
   ふたつ下の弟が、家業を継ぐことになっていたから。

   彼女は嫁ぐ側の人間として、
   両親の選ぶ人に添い遂げなければいけない。
   そう思って弟が生まれたあとの
   1日1日を過ごしていた。

   彼女の人生に自由などないようなもの。

   だから、大学だけはせめて
   1人で暮らしてみたいとお願いをして、
   彼女は熱海へと越してきた。      ]
(19) 2020/09/03(Thu) 23:13:55

【人】 六鹿 稀


 [ そこでの彼との出会いは、
   諦めと共に生きていた彼女を奮いおこした。
   初めて、稀を求めた男性。
   
   六鹿 賢斗。

   彼との時間は、甘く、とても儚かった。
   彼が、大学2年の終わりのあの日、
   彼の家の話をした時、

   『あぁ、この人の家柄ならば、
    両親も心変わりをするかも知れない』

   そう思っていたことは、
   結婚した後に、話をした。

   彼も、それを聞いたときは驚いたけれど、
   その時だけは出生に感謝していた。    ]
(20) 2020/09/03(Thu) 23:14:44

【人】 六鹿 稀

 [ 彼と2人で、春休みを使って
   都内の実家に挨拶に行った時のこと。

   両親は洋装をしていた彼を品定めした。
   彼女は、血の繋がった両親ながら、
   古すぎると心の中で思っていた。

   しかし、彼の家柄を聞けば、
   その態度は徐々に変わっていったのを
   彼女はいまだに覚えている。      ]


「それで、君のご両親は何のお仕事を?」

『熱海で旅館経営をしています』

「あら……どれくらいの歴史が?」

『300年ほどですね。
なので、行く行くは稀さんにうちの旅館で女将に
なっていただきたいんです。』

け、賢斗さん……!
(21) 2020/09/03(Thu) 23:24:54

【人】 六鹿 稀

 [ 改めてそう言われると、彼女は恥ずかしくなった。
   嬉しいけれど、まだ彼の両親が認めたわけではない。

   しかし、彼の清潔感だったり、
   家柄だったり、人柄だったりで、
   彼女の両親は、
   彼女の嫁ぎ先
新たな繋がり
として
   彼を認めた。
   
   また、彼のご両親と対面して、
   結婚の許しが出たら、
   顔合わせの機会を作ることまでを
   彼女は両親と話して、
   居心地の悪さから実家を後にした。

   その日、彼女はいつも以上に彼を求めた。
   実家の近くの五つ星ホテルの1室で、
   彼に赤い花を求めてしまっていた。   ]
  
(22) 2020/09/03(Thu) 23:28:55
 




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生存者 (2)

六鹿 稀
1回 残----pt

おすわり

宮野 利光
3回 残----pt

22時ころ

犠牲者 (1)

恋塚 暎史(2d)
0回 残----pt

 

処刑者 (1)

六鹿 賢斗(3d)
1回 残----pt

 

突然死者 (0)

裏方 (0)

発言種別

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カティサーク by apricot with y_hyuga
月狼学園 / 人狼署 / 狼達の軍歌 by apricot
花一匁 / 桃酔郷 by さね
po!son / Girl's Talk by pure_g
madparty by シロクマ
rhizome by CH3COOH
曲芸会 / 曲芸会Hello! by otokasa
AtoZ by 築
瑞洋館 by ういろ
LastSunday / HeaVen by 志摩
かくりよ by plmi
桃色concerto by 桃昆布
狼兎 by クロマ
人狼ヶ谷学園の放課後 by 竜山明日佳
bAroQue / tradimento by souya
Bokuyume. by 卜部
FGOキャラセット by 有志一同
魔法少女は眠らない by 魔法少女チップ企画
Liberte by みぃな
噛志野医院 by manamiz
メギド人狼 by メギドチップ企画
absolventi by ぶんちゃん
歳時抄 by 小由流
文アルセット by 文アルセット企画
荘園パック by ARC(企画代表)
Friends by 真知
城下町の酒場 / 大神学園 by じっぷ
エッグ by 朧恩
ぐれすけ・ぷらす by 純
ニューホライズン by youden
バーバチカ / プトロレ by たべ
ユメツナギ by 天瀬春日
StarGazer / LittleStar by CONBE
御常紀学園 by HS_29
オハナシノクニ by オハナシノクニ制作委員会
Fragment of Jewels by 粉海月
花園女学院 / 他種族孤児院 by はこみ
xxxx組 by サイコ瓦
おりふし学園 by めんるい
Fairytale Syndrome by hTuT
Salute by むくっこ
Le parterre by イヌバラ
Troopers by 人類管理連合
お野菜キャラセット画像 by 無料素材倶楽部
Siuil a Run by 匈歌ハトリ
紫煙をくゆらせ by 空砂
RocketPencil by 山本羅刹
エトリエ / エトリエ・戦国 by とり
ボワボンボン by あとらそふと
古の迷宮 by とり夫
JEX Online by katarazu
煌夜の決闘 by ジュエルセイバーFREE
こだわりアイコン by fatcow
トランプ画像 by しろま空間
リンソン by moonpupa