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人狼物語 三日月国


215 灰色うさぎと紫うさぎの雨宿り

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【赤】 オルテイシア

[下肢に触れる硬さはもう何度も奥まで受け入れたもの。
 指先で触れれば、一つ一つの筋まで分かるぐらい。
 
 背を優しく叩いて見上げる彼はまだ
 余裕があるように見えて、笑う気配もしていたけど、
 我慢できずに身体を擦り寄せて、自らキスを送る。

 あなたで感じるようになった身体を。
 あなたの形を覚え込んでしまった身体を、
 満たしてほしくて。

 誘う口ぶりは年の差を感じさせないように、
 色を乗せて、またあなたが知らない表情を見せる。


 
欲しいと、思うようになったのはあなただから――。



 甘くねだれば息を詰めるような音が洩れた。]
(*5) 2023/06/24(Sat) 14:30:47

【赤】 オルテイシア

[ぬるぬると滑りをよくした入り口に先端を宛てがい、
 微かに腰を揺らめかせていたのも束の間。

 下から一気に突き上げれて、奥深くまで。]


  
は、ぁぁぁ
ああぁ
ッ、んンッ――――!



[猛り狂った硬直が獰猛に襞を割り、その衝撃に
 喉奥から迸るような声が溢れて、バスルームに響き渡った。
 
 突然の挿入にグっと肩に添えていた手に力が籠もって、
 彼の肩口に爪を立ててしまう。

 と、同時に。
 どぷ、と中に熱い飛沫が飛び散るのを感じて。]
(*6) 2023/06/24(Sat) 14:31:31

【赤】 オルテイシア

 
  ……ぁ、っ、なか……っ、……


[舌っ足らずにお腹の中に撒かれた子種を身体で覚え、
 満たされたような笑いを、不意に見せた。

 ……のも、数秒のことだっただろう。
 収まる気配のない猛りがすぐにまた硬さを取り戻していく。]

 
  ッ、ん、ぁんッ、あっぁッ、ぁうッ、
  ンっ、ぁ、ぅん……ッ、
うごいてっ、ぁ、ッ……


  ひゃう、ッ……んんッ!


[何度も送られるキスに蕩けて、突き上げられる度に
 お湯が浴槽からばしゃばしゃと溢れ出していく。
 気持ちよくて、どんどん何にも考えられなくなっていってしまう。]
(*7) 2023/06/24(Sat) 14:32:08

【赤】 オルテイシア

[キスの合間に吐息と喘ぎを逃して、彼の突き上げから
 ずらすみたいにして腰を揺らしていく。]


   あぁ、ぁッ、ぁー……ッ、


[声を殺していたのも忘れ、だらしなく解けた唇からは
 止め処なく声が、溢れ、浴室に響いて。
 突き上げられる度に、彼の身体の上で踊る。

 避妊用にピルを飲み始めたのは最初の旅行がきっかけだった。
 体調を整える為でもあった薬は、
 彼とのセックスを体験して、
 直接彼の熱さを感じることを覚えてからは。
 
 少しずつ、少しずつ、身体を開かれていくみたいに
 癖になり、いつしか、継続的に飲む機会が増えていった。]
(*8) 2023/06/24(Sat) 14:32:27

【赤】 オルテイシア

[湯に彼の吐き出した白が溶けていく。
 彼を感じることを悦ぶ中を、愛でるみたいに
 彼が柔く下肢を撫でるから。]


  んンッ、いいッ、……のッ、
  もとい、さんで……ぁっ、

  ……おなかっ、いっぱいに、してッ……



[きゅう、とまたお腹の下が疼いてしまって。
 満たされることを想像してぞくぞくと震えてしまう。*]
(*9) 2023/06/24(Sat) 14:33:21

【赤】 オルテイシア

[いつもはもっとゆっくり、それこそ。
 揶揄うみたいに笑って、可愛がってるくれる。
 そんな余裕を見せている彼が、息をつく暇もないくらいに
 水面を揺らして、腰を突き上げてくる。

 肌がぶつかる音が聞こえない分、ばしゃばしゃと溢れる
 水面が低くなって、その激しさを表していた。

 体の奥に確かに届いている。
 水の中だというのに、激しさを感じる揺さぶりに、
 絶え間なく声が溢れて、抱きつく腕に力が籠もる。]


  ふぁ、ぁんッ、ぁ、きもちっ、い、よぉ……、
  すき、ぁっ、そこ、……はぁ、ぁッ


[一度外れた箍は、緩み切って快楽を追い求めていく。]
(*13) 2023/06/24(Sat) 22:16:03

【赤】 オルテイシア

[気持ちいいことを伝えて欲しいと言った彼の通りに、
 感じる場所を伝える、んッ、と声を漏らして。
 身体の中の水気を意識すれば、
 柔らかな内壁がきゅうと彼自身に纏わりついた。

 いつもの薄膜を感じないせいか、それとも。
 お湯に揺蕩っているせいか、彼自身の熱さのせいか。

 刀身の形をより身近に感じて、腰が疼く。]


  ぁ、っぁッ、ん、だめ、っ、よすぎて、ぁっ、
  ……っふゃ、ぁんッ、ぁ、あぅッ……


[突き上げられる度に声が断続的に途切れてしまう。
 低く囁く声の内容まではぼうっとした頭では、
 理解できないものの、すき、という単語だけは拾って
 蕩けた顔をより一層蕩けさせて、微笑い。]


  …ぁ、あッ、んん、ンンッ、や、らめぇッ……


[蕩けた瞬間に、弱い箇所を摘まれて背を反らし、
 どうしようもない快楽に身悶え。]
(*14) 2023/06/24(Sat) 22:16:38

【赤】 オルテイシア

[どくんと大きな脈動を中に感じたら、]


  イ、っちゃ、……や、ぁッ、
イくッ、

  は、ぁ、ぁぁッ、
ぁうッ……―――ッ、……!



[それを皮切りにぞくぞくと体中に震えが走って、
 ガリ、と肩に爪痕を残す。爪に白い筋を残して。
 彼の腿の上で、びくんっと一際背が撓る。
 
 甘い囁きに虚ろにがくがくと頷きながら、
 従順な身体が搾り取るように、きゅぅぅと収縮を繰り返して。彼をめいっぱい頬張って。*]
(*15) 2023/06/24(Sat) 22:18:49

【赤】 オルテイシア

[気持ち悦いと訴えれば、もっと快感を促すように
 確認しながら突き上げられていく。
 
 ときに的確に、ときに掠めるもどかしさすらも
 快楽を煽って、は、と乱れた呼吸を繰り返し、
 感じ入りすぎた瞳は潤み切って目尻に涙を幾つも溜めた。

 涙なのかお湯なのか、汗すらなのかも分からない。
 ただただ与えられる快感に流されて、
 身体中で彼を感じて、がくがくと頷いて。
 
 迎えた絶頂は想像もできないくらい気持ち、悦くて。]
(*19) 2023/06/24(Sat) 23:25:18

【赤】 オルテイシア




  [ 頭も身体も彼でいっぱいに、満たされて。 ]



 
(*20) 2023/06/24(Sat) 23:25:48

【赤】 オルテイシア

[ぐっと腰を引き寄せる手が強くなる。
 と、同時にぶわりと熱が体内に広がっていく。

 何度か味わ合ったその熱さに、とろんと瞳が蕩けて。]



  ……ぁ、……ッ、



[喉を反らしたまま、恍惚とした表情を浮かべ。
 一滴も残さず胤を飲み干すみたいに、内壁が蠢く。]
(*21) 2023/06/24(Sat) 23:26:05

【赤】 オルテイシア

[長い、長い絶頂はすぐには引かなくて。
 ひくん、とまだ身を細く震わせてようやく。
 ずる、と手が肩口から滑り落ちていった。

 硬さを失った彼のものをまだ飲み込んだまま。
 ぺたりとお尻を腿の上に落ち着かせ、
 彼の胸元に寄り掛かるようにしなだれて、
 少し早い心臓の音が、耳に響く。]


  ……はーっ、……はぁ、……


[小さく身じろげば、まだぬるりと下肢に名残があって。 溢れたお湯で移動した風呂桶と、椅子が
 流されて端の方へと偏っていることに言われて気づく。]
(*22) 2023/06/24(Sat) 23:26:25

【赤】 オルテイシア

 
  ……ふふっ、半分ぐらい減っちゃったかも。
  また、温まらないと、ですね。


[笑う声につられて、くすくすと笑いだす。
 もう少しじゃれあっていたいけど、ふやける前に。
 互いの身体をシャワーで洗い流して、
 次は彼のお腹を満たさないと。]
(*23) 2023/06/24(Sat) 23:26:48

【人】 オルテイシア


 
  晩ご飯、用意してますよ。


[一度火を通した常夜鍋は、また火にかけるだけでいい。
 準備にあまり時間がかからないもので良かった。

 身体を重ねた後の、何気ない日常の会話に。
 また、小さな幸せを感じて。
 お腹は満たすことにはならないけれど、
 促すようにちゅ、とまた頬に口づけた。*]
(1) 2023/06/24(Sat) 23:27:05

【赤】 オルテイシア

[音にならなかった言葉は耳に届くことはないけれど。
 同じようにしあわせを感じているのは、
 共に過ごした時間が少しずつ長くなっているからか。

 仲の良い家族や、お互いを尊重し合うような夫婦。
 良い関係性を続けていきたいと感じる者たちは、
 次第に自分をお互いに似せていくという。
 シンクロニーという顔や性格が似ていく現象。

 それは、少しずつ彼と溶け合っていくようでしあわせだ。

 いつか、そんな話を彼にもしてみようか、なんて。
 心内に楽しみを一つ残して、
 今はとくとくと心臓の音が聞こえることに、
 安堵を覚え、身を擦り寄せて懐くことにして。]
(*26) 2023/06/25(Sun) 1:24:18

【赤】 オルテイシア

[事後の象徴を思わせるような、お風呂の惨状に笑って、
 それだけ夢中に抱き合っていたことに恥ずかしさを
 覚えつつも、幸福感のほうが強かったけれど。]


  よ、ごしちゃって、ごめんなさい……っ、


[後の掃除のことを思えば少し居た堪れない。
 浮いた残滓に仄かに顔色を赤くしたり青くしたり、
 そんなやりとりを重ねながら結局、
 晩ご飯の用意と、支度の長さを考慮した結果、
 後片付けは彼にお任せすることにした。

 料理人に楽しみと言われれば、張り切るほかない。]
(*27) 2023/06/25(Sun) 1:26:18

【赤】 オルテイシア

[お仕事でもお家でも料理で饗してくれる彼だけど、
 だからといって甘え続けて彼にばかり、
 台所を任せるのではなく、両立したい。]

 
  たくさん食べると思って、
  豚肉多めにしてますよ。  


[既に確認済みであれば隠す必要もない。
 今日も遅くまで働いた彼を癒やすべく、腕を奮う。]
(*28) 2023/06/25(Sun) 1:26:32

【人】 オルテイシア

[彼の応えはどうだったか、どちらにせよ。

 望む形の姿になって、キッチンへと向かっただろう。
 髪を束ねるバレッタは彼の部屋に初めて泊まった
 夜と同じものを使い続けている。
 
 ヘアケアやヘアアクセサリーが並んでいる棚には、
 紫色の蝶が踊っているかんざしも大切に飾られていた。
 
 ジップアップのもこもこのゆるいパーカーと
 同じ素材のホットパンツに
 歩くだけで埃が取れるスリッパ。
 もこもこ素材はこの時期でも冷房を付けばちょうどいい。]
(4) 2023/06/25(Sun) 1:28:28

【人】 オルテイシア

[ほうれん草と豚肉はもちろん、
 もやしと木綿豆腐も追加した常夜鍋を火にかける。

 昆布とお酒で取った出汁が具材に染み込んでいく。
 その間にポン酢の準備を少し。

 市販のポン酢だけでも十分だけれど。
 それだけじゃ料理人の口に運ぶのは納得しない。

 ポン酢にお醤油を少し多めに加え、
 大量の大根おろしをすりおろしていく。 
 普段の薬味の量ではなく、
 スプーンで掬えば一山になるくらいの量だ。

 そこに白と黒のごまを混ぜ、最後にカツオ節を少し。
 豚の脂身がさっぱりと入る夏の風味にしていく。]
(5) 2023/06/25(Sun) 1:28:39

【人】 オルテイシア

[摺鉦と格闘していたら彼も掃除を終える頃だろうか。
 鍋敷きをテーブルに敷いて、
 二人分の取皿とお箸を用意する。]


  お掃除ありがとうございました。
  飲み物何にしますか? お茶でいいですか?

  それとも、呑んじゃいます?
 
 
[男の人はお鍋だけじゃ足りないだろうか、と。
 少し腹の足しになるように。

 新玉ねぎを丸々一つ、米印に切込みを入れて。
 バターを乗せてラップをした後、電子レンジに温める。
 温まったものをひっくり返し、
 醤油と回しかけて粉末のパセリを散らせば一品。

 彼の分だけ用意して、取皿の横に添えてから、
 飲み物のリクエストに応えることに。**]
(6) 2023/06/25(Sun) 1:29:15

【赤】 オルテイシア

[思春期の頃からの付き合いだから。
 家族のように顔をつき合わせることも度々あった。
 その頃は、将来に一緒に居ることなんて考えもしなくて
 「似ている」ところなんて一つもないと思っていた。

 付き合ってみて知る、彼の癖や思考を、
 一つ知る度に、「同じだ」と思うようになって。
 その度にほんのり嬉しさを噛み締めてしまえば。

 昔に頑なに敬遠していたのが勿体ないと思うくらい、
 もっと早くに知っていればとも思うけれど。

 昔、じゃなくて、今、好きになって欲しい。
 「違い]がある箇所も「同じ」箇所も同じ分だけ。]
(*31) 2023/06/25(Sun) 21:37:58

【赤】 オルテイシア

[汚してしまったのは二人の結果だとは、思うけど。
 こういう時に責めずに買って出てくれるところも、
 意識しているのかは分からないけれど、
 罪悪感を抱えなくていいと思わせてくれる所以。

 優しさに甘えて身支度を先に済ませながら、
 彼の着替えがあるかもう一度確かめて。

 もう一度覗き込んだバスルームで。
 意地悪く笑う顔に、言葉が足りなかったことを自覚して、
 慌てて手をぶんぶんと振って否定した。]


  そう、じゃなくて!
  
  下着、……また汚しちゃうかもだから、
  聞いただけですっ、服は着ますっ!


[さすがにはだかで動き回るのは恥ずかしさにも限度がある。
 もうっ!と言葉の足らない自分を棚に上げて、
 バスルームのドアを閉じた。]
(*32) 2023/06/25(Sun) 21:38:39

【人】 オルテイシア

[食卓の準備を進めていれば、セットアップに
 身を包んだ彼の姿が見えた。

 仕事と違ってラフな姿を家で見るようになったけれど、
 何を着ていてもやはり、体格の差を感じてしまう。

 それは普段洗濯物を請け負っていることからでもあるし、
 一緒に洋服を買いに行く機会が増えたからでもある。
 自分の服とは違う布面積の多さに、
 時折自分の身体に当てて比較してみたりもした。

 シンプルな柄と色を好む彼は、
 自宅でもモノトーンや、単色の物が多い。]
(10) 2023/06/25(Sun) 21:40:30

【人】 オルテイシア

 
  大根おろし、夏場にはさっぱりしていいですよね。
  お肉足りなかったら、後から足しますね。

  ビール、ビール……、
  あ、じゃあ私もサワーをちょっとだけ。


[と、支度の合間に冷蔵庫を覗き込んでいたら、
 彼の気配を後ろに感じて、頭上を見上げ。]
(11) 2023/06/25(Sun) 21:43:09

【人】 オルテイシア

[エプロンを解いて、食卓を囲む。
 我が家での食卓の時間は遅い。
 けれど、二人で囲むことのほうが大事だから。
 彼の表情を盗み見て笑い、両手を合わせる。]


  いただきます。


[簡単な食事でも喜んでくれることが嬉しい。
 新玉ねぎのお裾分けは少しだけ頂くことにして。
 取皿にほうれん草と豚肉をちょっとずつ取り入れ、
 大根おろしの染みたつけだれをたっぷりと掛けた。]


  ふふっ、いいですね。夏のお鍋。
  熱くなっちゃうけど、美味しい。


[お腹の辺りを、無意識に抑える。
 量はあまり食べられそうにないから、
 殆どを彼に食べてもらうことになるだろう。*]
(12) 2023/06/25(Sun) 21:43:43
オルテイシアは、メモを貼った。
(a0) 2023/06/25(Sun) 23:15:45

【人】 オルテイシア

[おかわりを示唆すれば、そのままでとの申し出に、
 時計へと目を移した。飲むには遅くない時間。

 私に合わせてグラスが二つ並ぶ。
 そんな些細な「同じもの」にも目許が緩む。
 
 使っている箸は女性用と男性用。
 大きさは違えど、同じ柄の色違い。

 ここにも「似ているもの」が一つ。
 
 グラスを軽く合わせれば、ガラス擦れる音が響いた。]
(17) 2023/06/25(Sun) 23:58:38

【人】 オルテイシア

[つけだれは彼にも気に入ってもらえた様子。
 少し付け足したお醤油も言い当てられて、わ。と
 感嘆の声を小さく上げた。]


  すごい、やっぱり分かるんですね。
  市販のポン酢にお醤油をちょっと。
  ……気に入ってもらえてよかった。


[ほっと胸を撫で下ろして、自身も箸を伸ばした。
 大根おろしのさっぱりとした味がほうれん草と絡む。
 お昼の話になれば、うどんに興味をそそられる。
 出汁をそのまま残していれば、美味しくなるだろう。]

  
  うどん、いいですね。美味しそう。
  フレンチトーストも食べたいですっ。


[生地にしっかりと液が染み込んだフレンチトーストは
 間違いなく美味しい。明日の話なのに喉が鳴る。]
(18) 2023/06/25(Sun) 23:58:50

【人】 オルテイシア

[お鍋を食べるに缶一本のバランスはちょうどいい。
 会話が弾んでいるうちに、お鍋も缶も減っていく。
 
 片付けは食洗器くんにお手伝いをしてもらった後。
 テレビから流れる交通情報に、
 予想以上の大雨だと改めて実感しながら。]


  結構降ってますね、お仕事お休みで良かった。


[お互いの職場に近くなった分、
 職場に行けない距離ではないが、雨の日の出勤はつらい。
 災害も酷くないようなら、
 一晩をしのげば落ち着いてくるはず。]
(19) 2023/06/25(Sun) 23:59:15

【人】 オルテイシア

[片付けを終えて、残りのグラスを手にソファに移った。
 眠る時間を気にしないで夜更かしできるのは休日ならでは。
 彼の声に誘われるように、手元のタブレットを隣から覗く。]


  映画、何があります?
  続き物よりかは、一本で終わる方がいいですよね。


[スクロールされていく画面を眺め、ふと隣を見上げて。
 一度、ソファから立ち上がり、彼の腕を持ち上げた。]
(20) 2023/06/26(Mon) 0:00:41

【人】 オルテイシア

 
 
  よいしょ、っと……、


[身じろぎ、彼の股の間にお尻を落ち着かせて。
 彼の胸元に背中を預ける代わりに、タブレットを預かる。]

  
  こっちの方が見やすい?


[後ろを振り返り、どうです?と笑って。
 再び画面に視線を戻せば、最近テレビで話題になっている
 恋愛モノの映画が目に留まった。**]
(21) 2023/06/26(Mon) 0:01:30
 




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