人狼物語 三日月国


199 【身内RP村】ラブ♡トライアングル(仮)

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結城 朔也は、メモを貼った。
(a0) 2023/02/16(Thu) 9:34:09

【人】 結城 朔也

―― 前日・やよいと ――

[ 頼りない微笑み。
  さっきとは違う、強がらない笑みに、>>1:110
  覚えるのは、僅かな安堵と、
  それから、やっぱり、
  胸が締め付けられるような思いがする。
  どこか寄る辺のないような、
  頼りなさを覚えるから、だろうか。
 ]
 
(36) 2023/02/16(Thu) 23:42:44

【人】 結城 朔也

 
[ 素直に不安を見せてくれる様子に安堵は覚えても、
  僕は、やよいの支えになれているんだろうかと、
  ……なれていないんじゃないかと、不安で。

  だからこそ、僕は君の、支えになりたいと思う。
  だけど……思っているだけでは、
  やよいには、何も、
 ]
 
 
(37) 2023/02/16(Thu) 23:43:50

【人】 結城 朔也

 

  ……うん
  ありがとう


[ 君から幾度と返ってきた「好き」の言葉。>>1:115
  それを聞く度に、温かい気持ちになる。
  やよいはちゃんと、僕を好きでいてくれてるのだと。
 
  幸せだと思う。なくしたくないと思う。
  だからどうか――このやりとりを、覚えていて。 ]
 
(38) 2023/02/16(Thu) 23:44:17

【人】 結城 朔也

 

[ 僕の幼馴染は、君だけなんだよ、やよい ]


 
(39) 2023/02/16(Thu) 23:45:00

【人】 結城 朔也

 

  ……そっか

  ……僕は、大丈夫、だから


[ 夏祭りは、僕とは行けないのだとやよいは言う。>>1:117
  ……愛智くんにはああ言ったけど、
  もしかしたらその日のやよいなら、
  僕の方へ来てくれるかもと思っていた。

  でもそう言われてしまったら、
  僕の明日はもうない。 ]
 
(40) 2023/02/16(Thu) 23:45:26

【人】 結城 朔也

 
[ そっか、君は、
  あくまで「桧垣やよい」でいるつもりなのか、と

  そんなことを考える君なら、
  もしかして、近い将来――

  嫌なことを、考えてしまう
 ]
 
(41) 2023/02/16(Thu) 23:46:07

【人】 結城 朔也

 

  ……じゃあさ、

  夏祭りの後、僕のところに来てくれないかな


[ 夏祭りに行けないなら代わりに、
  君との時間が欲しかった。

  尤も、君がいつ眠って、今度いつ目覚めるかは、
  誰にも分からないのだけれど。
  そのはず、なんだ、けど。


  だからその言葉は、すぐあと、ということではなくて。
  君が、来られる時で良いから。 ]
 
(42) 2023/02/16(Thu) 23:47:05

【人】 結城 朔也

 

[ 大丈夫、というように、頭を撫でた。
  いつまでも、そうしていたかった。 ]

 
(43) 2023/02/16(Thu) 23:47:25

【人】 結城 朔也

 
[ それでも暫くの後、手を離して、
  僕は診察室の方へと、やよいの手を引くんだ。* ]
 
(44) 2023/02/16(Thu) 23:47:45

【人】 結城 朔也

―― 回想・二年前の春 ――


  やよい

  この前は、本当にありがとう


[ 花束みたいなキャンディと、
  テディベアのキーホルダー。>>0:84
  渡したのは2,3日後だったかな。
  学校でやよいを見つけて、クラスを知って、
  彼女を呼び出した。

  その時、話をしたら、
  やよいは――僕のこと、思い出してくれていたかな。
  そうだったら、僕はますます嬉しくなって、

  ――舞い上がって、いたんだ。
 ]
 
(45) 2023/02/16(Thu) 23:48:35

【人】 結城 朔也

 
  ずっと好きだったんだ

  入学式の日に助けてくれて、
  やっぱり僕は、やよいのことが好きだ、って思った

  好
きです
  僕と、
恋人
になって、ください
 
(46) 2023/02/16(Thu) 23:49:26

【人】 結城 朔也

 
[ 君に
告白
をしたのは、
  お礼をしてからまた少し経った頃だ。

  昔、好きだったあの子に、
  今、もう一度、惚れ直したんだ、と。 ]
 
(47) 2023/02/16(Thu) 23:49:49

【人】 結城 朔也

 


  [ だけど僕は、間違ってしまった ]


 

[ 傘を差し出してくれた彼女と、     
  くまのキーホルダーをあげた君。    

  “違う”のだと言うことを、       
  僕は知らなかったんだ。>>4 * ]   

 
(48) 2023/02/16(Thu) 23:53:30

【人】 結城 朔也

―― 数日前・愛智くんと ――


[ きっと彼には正しく伝わらないであろうことを
  口にした。
  そしたら案の定、
  彼は不思議そうな顔をしていて。>>1:148

  ……そうだね、僕は、
  君を揶揄うような心地だったのかもしれない。

  だって君には権利がある。
  そこにあるのは紛れもない、羨望、嫉妬。

  だからこそ、ああ、やっぱり知らないんだ、と、

  暗い優越感を抱いたのは否定できないことだった。
 ]
 
(49) 2023/02/17(Fri) 1:11:21

【人】 結城 朔也

 

[ 君はステージに上がればいいさ ]


 
(50) 2023/02/17(Fri) 1:12:12

【人】 結城 朔也

 
[ ……だけど、
  愛智くんから返ってきたのは、
  僕にとっては少々意外な言葉だった。>>1:149 ]


  …………


[ 表情は変えないまま、けれど何も言えずに黙った。

  彼に対して対抗心を燃やす自分が、
  とても幼稚に思えて、惨めだった。

  やっぱり僕は、彼に敵わないんだろうな、と。
 ]
 
(51) 2023/02/17(Fri) 1:12:44

【人】 結城 朔也

 
[ 僕が何かを口にする前に、
  愛智くんは言葉を重ねた。>>1:150>>1:151
  ……その、真っ当な言葉に、覚えるのは腹立たしさだ。
  君へのものと、それから、自分自身への。 ]


  愛智くんなら、大丈夫だよ


[ だって、彼女も君のことが好きだろうから。
  ……というのは、僕の口からは言わないけど。
  理由を言わないから、
  君には薄っぺらい言葉に聞こえたかもしれないね。
  そう、僕は、君のことは何も知らないのだから。

  そして続いた言葉には、何も答えることはなかった。 ]
 
(52) 2023/02/17(Fri) 1:13:17

【人】 結城 朔也

 

  ……それは、お互い様じゃない?
  謝らなくていいよ

  こちらこそ、話を聞いてくれてありがとう


[ ……なんというか、謙虚だな、と思う。>>1:152
  君のこと、何も知らないから、
  その言葉に、特別何か思う訳じゃないけど。
  難しい話だから、
  上手く考えられないのも当然だと思う。
  だからこそ、謝る彼に、毒気を抜かれるんだ。
  上手く言えない癖に、それでも伝えようとしたことに。
  僕の、一方的な言葉とは違って、ね。

  ……それにね、君の言葉が、
  全く響かなかった訳じゃない。
  答えなかったのは、言い当てられたから、
  というのもある。
  ……っていうのは、今は伝えるつもりはないけれど。
 ]
 
(53) 2023/02/17(Fri) 1:14:07

【人】 結城 朔也

 
[ 彼の言葉に、うん、と頷いて、
  話の終わりを告げる。>>1:153
  これ以上は、今、僕の口から言える話じゃない。
  だって、やよいだって、まだ知らない話なんだから。
  話せるとすれば、やよいのカウセリングの日の後だ。 ]


  ……自分で幸せに、か
  ふふ、


[ 彼が去っても、僕はまだしばらくそこにいた。
  愛智くんに言われた言葉を繰り返す。 ]
 
(54) 2023/02/17(Fri) 1:14:45

【人】 結城 朔也

 
[ 僕は間違えたから、そんな資格ない、と思っている。
  だけど、一人で考えて、一人で決めて、
  ……そうしなくても、良いんだろうか。
  口に出すことくらいは、しても良いんだろうか。

  ぽたりと、インクのように落とされたそれは、
  僕の中に薄っすらとひろがっていく。 ]

 
(55) 2023/02/17(Fri) 1:15:38

【人】 結城 朔也

 
[ あのね、愛智くん
  僕が彼女を君に託そうとしたのは、

  僕が自分で幸せにしたいのは、
  “幼馴染”のやよいだから、なんだ。

 
彼女
のことも好きだ。
  一度は、彼女のことを好きになったのだから。

  彼女とは初対面だったんだから、
  それは一目惚れっていうのかな。

  ――ううん、

  君とは違って、
  それは、一目惚れじゃなかったんだよ。 ]
 
(56) 2023/02/17(Fri) 1:17:02

【人】 結城 朔也

 

[ 幼馴染としての積み重ねがあってこそ、
  芽吹いた
想い
だということに、

  間違いなんて、ない。* ]

 
(57) 2023/02/17(Fri) 1:18:23

【人】 結城 朔也

―― 夏祭り当日 ――


  …………


[ 夏祭り当日も、僕は自室の机に向かっていた。
  やよいは、夏祭りに行っただろうか。
  ……今は、“どちら”なのか、僕には分からないけど。

  やよいと夏祭りに行くのに、
  用意した浴衣、無駄になったね、なんて。
  浴衣には着替えないまま、
  勉強の息抜きと称して、夏祭りに出掛ける。 ]


  いってきます、父さん


[ 唯一の家族に声を掛けて、家を出る。
  ……麦茶の場所も分からない父さんだけど、
  家事代行の人が用意してくれたご飯を
  温めることぐらいは出来るだろう。
  出来るよね……?
  屋台飯を、お土産に買ってこようかな。

  人のざわめきと、祭囃子が、聞こえてきた。** ] 
 
(58) 2023/02/17(Fri) 1:19:24
結城 朔也は、メモを貼った。
(a4) 2023/02/17(Fri) 1:20:56

【人】 結城 朔也

 

 [ 大切なものは、いつだって、 



―― 僕の手から、零れ落ちていってしまう ] 


 
(131) 2023/02/18(Sat) 11:44:17

【人】 結城 朔也

 
[ やよいの両親が事故で亡くなった、と聞いたのは、
  10年前のこと。
  僕も会ったことのあるその人たちが、
  もう二度と会えなくなったのだと、
  死というものを実感したのは、
  その時だったかもしれない。

  けれど、やよいが感じたこと、
  それから、やよいに起こったことは、
  僕の比ではないだろう。

  ひとりになったやよいを抱きしめて、
  小さな手で頭を撫でた、
  そんなことも、あったかもしれないね。

  幼いやよいは親戚に引き取られて、
  ここから離れることになった。
  幼い僕にはどうすることも出来ず、
  守りたかった女の子に、手を振ることしか出来なかった。

  身を裂かれる程、苦しい思い出だ。 ]

 
(132) 2023/02/18(Sat) 11:45:10

【人】 結城 朔也

 
[ 母さんが亡くなったのは、やよいとの別れがあった後だ。
  突然分かった病気によって……あっという間、だった。

  不幸の比べ合いをするつもりもないけれど、
  僕には父さんがいるから、と、
  思っていたのも事実だ。
  ……やよいはもっと、と、思ってしまった。

  父さんは精神科医だけど、
  最初から、跡を継ぐのだと思っていた訳ではなくて。
  僕が医者を目指そうとしたきっかけは、
  きっとここが始まりなんだろうね。

  ――というのは、誰も知らなくていい話、だ。 ]

 
(133) 2023/02/18(Sat) 11:45:51

【人】 結城 朔也

 
[ もしも、やよいとの“デート”中、
  君が、記憶の中にいる、僕の母さんについて尋ねたなら、
  亡くなったのだということを、
  君には話したかもしれない。 
  当時のことを知っている子は知っているだろうけど、
  知らない人に、わざわざ言うことのない話を。

  きっとさらりと口にしていた、と思うけれど。 ]


  ……寂しいと、思うことは、あるよ


[ 少しだけ、君に弱音を吐いたかもしれないね。

 
彼女
には言わない、恋人同士の秘密だ。 ]

 
(134) 2023/02/18(Sat) 11:46:35

【人】 結城 朔也

 
[ だけど僕は、幸せだ。

  いってきますと声を掛ければ、
  わざわざ腰を上げて見送ってくれる、>>59
  忙しいだろうに、一緒に食卓を囲んでくれる、>>60
  出会えたことが幸福なのだと思ってくれる、>>61
  そんな父さんが、僕にはいるから。

  一人暮らしの子に対して、手伝えることがないくらいに、
  家事で苦労したこともなければ、
  金銭的にも苦労したこともない、し。

  不幸の比べ合いは良くないことでも、
  自分を幸せと思うくらいは、良いじゃないか。 ]
 
(135) 2023/02/18(Sat) 11:47:10

【人】 結城 朔也

 
[ けれど今、また、

  大切にしたいものが、
  僕の手から零れ落ちていきそうになっている。

  離れたくないと思う。
  離したくないと思う。

  けれど僕には、どうすることも、できない。


  間違えてしまった僕には、
  ステージに上がる権利などないのだと、
  ずっと、思っている。

  僕がずっと好きだったのはやよいなのだと、
  やよいに告白を重ねて、恋人同士になれたけれど、
  僕はずっと、どこかで後ろめたさを感じていたんだろう。
  そしてやよいも、どこか割り切れない思いを、
  抱えていたんじゃないだろうか、と思ってしまう。 ]
 
(136) 2023/02/18(Sat) 11:48:07

【人】 結城 朔也

 
[ ねえ、あの日僕が間違えなければ、

  もしも、僕が望んだなら、
  君は僕のために生きようとしてくれた?
  彼女を、殺してでも。
 ]

 
(137) 2023/02/18(Sat) 11:49:55
 




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