海の魔女 オトヒメは、メモを貼った。 (a10) 2021/12/26(Sun) 2:58:31 |
【人】 海の魔女 オトヒメ[我が故郷であるタツミヤ王国は近年、 陸の王子様と我が国の姫様が結婚したことで、 急速に陸の者たちと親交を深めるに至っている。 なんでも姫様のヒトメボレから始まったそうじゃ。 嵐の海に投げ出された王子様を助けたことを切欠に 姫様は陸に上がる決意をし、 今でも睦まじく国を治めているぞ。 二人はまさに両国間を繋ぐ架け橋と言えよう。 どうじゃ、 お伽噺に出来そうなロマンスじゃろ? 何を隠そう、その姫に人の足を与えたのが この妾だったりするのじゃ。 凄いじゃろう! つまり妾が二人の キューピッド ということじゃな! えっへん! ] (95) 2021/12/26(Sun) 13:32:35 |
【人】 海の魔女 オトヒメ[遠い昔は水妖と恐れられ、こちらはこちらで 人間たちは恐ろしい生き物という認識しか 持っていなかった時代もあったもんじゃが、 今では近くの港から 観光ツアー なんかも出ていてタツミヤ王国も賑わっている。 もちろん提案してみたのも妾なんじゃがな。 海の中でも息ができるようになる魔法薬や 足を尾びれに変える魔法薬なんかも 好評のようでなによりじゃ。] (96) 2021/12/26(Sun) 13:34:19 |
【人】 海の魔女 オトヒメ[それは数年前のことじゃ。 散歩中に海底で箱を見つけたのじゃが、 随分と錆びついていて鍵が開けられなくての。 壊したらいいじゃないかという者もいたが 大事な物ならば拙いと思い、人間にも相談した際、 鍵魔法士なるものの存在を知ったのじゃ。 依頼をして来てくれたのはまだ若そうな少女じゃったかの。 開けてくれたか、開けてくれなかったか。 どちらにしろ最終的に開いたその箱の中には、 手紙と誰かへのプレゼントと思しきカメオが 大事そうに入っておった。 うっかり落としたのかわざと捨てたのかはわからぬが、 その落とし物は陸の衛兵たちに託すこととなったのじゃ。] (98) 2021/12/26(Sun) 13:38:01 |
【人】 海の魔女 オトヒメ[その後タツミヤ王国の宝物庫に多数収められていた 開かずの箱たちも、鍵魔法士に開けてもらおうかという 話になったんじゃったかの。 それが今上空を飛んでいった彼女だったかどうかは、 顔がよく見えなかったからわからぬが。] やはり空を飛べるのは羨ましいのぅ〜〜 [その後姿を見送りながら、 妾はなんとか引換所に辿り着いたのじゃ。] (99) 2021/12/26(Sun) 13:40:00 |
【人】 海の魔女 オトヒメ空を走る汽車に乗れると聞いたんじゃが ここで良かったかのぅ? [手紙に同封されていた引換券を窓口に提示してみる。 何分、この存在を知ったのは最近じゃから 勝手がわからんのじゃあ。 妾は他の者より陸のことを把握しているつもりで おったが知識不足かはたまた文明の進歩か、 こんな素敵なものがあったのじゃの! 手紙をくれたアリアニコ殿には感謝をせねばな! 受付嬢にそんな話を漏らしながら切符を受け取れば、 妾はまた意気揚々と駅の方に足を進めるのじゃ。] (100) 2021/12/26(Sun) 13:44:32 |
【人】 海の魔女 オトヒメ[この手紙の主、 アリアニコ殿との出会いはいつじゃったかの。 姫様にベルジュラック商会の石鹸がいいと 勧めてもらったのが切欠じゃったな。 嫁ぎ先であるダイワ王国にあった支店に足を運び、 環境に優しいと謳われる石鹸を妾も購入してみたのじゃ。 海の中で暮らしているとはいえ我らも身体を 洗わないわけではないんじゃぞ? 掃除魚に任せるのもくすぐったいんじゃ! とそんな話もしていたかの。 試してみたら気に入ってのぅ。 まだ陸や人間に抵抗のある人魚や魚人も少なくないから、 妾が仕入れて王国の者たちに布教をしてみたのじゃ! それから人魚間で話題になり、ちょくちょくと石鹸を 購入して売りさばいていたりするのじゃ。 あれじゃ、 副業というやつじゃな! 我が国にも支店を出してみんかと提案した時ははて、 どんな反応が返って来たのだったか。] (101) 2021/12/26(Sun) 13:55:24 |
【人】 海の魔女 オトヒメ[まぁ、そんなこんなでこの度この手紙を貰えた というわけじゃ! 若いながらも気の利くやつじゃて。 お礼に極上の海藻を持ってこようかと思ったが、 さすがに汽車内を磯の香りで充満させるわけには いかんからの。 タツミヤ名物、お魚さん塩クッキーを持参したぞ! さてはて、切符も無事に手に入ったことじゃし、 後は汽車に乗るだけじゃ! ―――と思っていたのじゃけ、ど。] ありゃ、ここは何処じゃ? [土地勘がない故少々迷ってしまったようじゃ! なんたる失態! 空を飛べればこんなこともないのにのう。 とりあえず恥を忍んで近くの人に 道を尋ねてみるのじゃ!]** (104) 2021/12/26(Sun) 14:08:23 |
海の魔女 オトヒメは、メモを貼った。 (a21) 2021/12/26(Sun) 14:15:45 |
【人】 海の魔女 オトヒメ観光ツアー はいろいろなオプション付きじゃ。海中で息ができる魔法薬のみ使用して、 カメの背中に乗り向かうプラン なんかもあるんじゃ!人魚や魚人のガイドで 海底探検 も出来たりするぞ!王国内は陸上とも水中ともとれる 不思議な空間になっておる。 あ、もうこれは既知じゃったな。 着いてからはゆっくりと町を巡ってもらい、 自慢の海の幸 や人魚の舞 なんかも好評じゃ!ただ南に位置してるとはいえ冬の海は寒いからの。 やはり夏の方が人気じゃな。 気になるならばダイワ王国の旅行代理店へGOじゃ! (162) 2021/12/26(Sun) 21:25:07 |
【人】 海の魔女 オトヒメ[宝物庫の鍵を開けてもらう機会>>115にちゃっかり そんな宣伝をしていたかの。 その後ジブリール殿が仕事ではなく個人的にツアーに 参加してくれた時は嬉しかったのじゃ。>>116 『また来てくれるならばツアーに参加せずとも 妾に言ってくれれば迎えに行くぞ!』 と土産をもらった時に伝えながら、 プロデュース力を褒められたなら 得意げになってしまうのじゃ! まぁでもあれじゃ、陸の観光地を参考にしたところは あるからあんまり威張れるものでもないんじゃけど。 貰ったお土産はもちろん自分で大事に使っておる! 支店限定のものは羨ましがられておすそ分け することも多いのじゃが。 近場の支店以外なかなか行くことは出来ぬからな。 感謝感謝じゃ!] (163) 2021/12/26(Sun) 21:27:39 |
【人】 海の魔女 オトヒメ[ツアーには人間や亜人分け隔てなくくるが、 あの時は大変じゃったのぅ。 彼が王国に来たのは王子としてじゃったか、 それとも旅人としてじゃったか。>>134 どちらにしろ粗相のないようにと姫様から こっそリークが入ったのじゃ。 何かあっては国際問題に発展してしまうからの! 薬もいつにも増して細心の注意を払いながら造り上げ、 ツアー内容やスタッフの態度にも問題ないか見直し。 我が姫様と王子様のロマンスを知る故そわつく人魚 スタッフをよそに、妾はハラハラと見守っていたのじゃ。 アイスを買ってもらった子どもがはしゃぐあまりぶつかる、 なんてベタな展開でもなければ つつがなくツアーは終わったはずじゃ。 魔法薬に興味を持っていることを知れたなら、 手土産にと数本持って行くこともあったかもしれないの。] (164) 2021/12/26(Sun) 21:32:50 |
海の魔女 オトヒメは、メモを貼った。 (a35) 2021/12/26(Sun) 21:47:55 |
【人】 海の魔女 オトヒメ[ベルジュラック商会はその商才や技術、情熱においても 信用に値する者たちであった。 既存の石鹸ではなく我らタツミヤの為に改良を重ねて くれたこと>>166は王様たちも敬服しておったの。 乙女心をくすぐるフローラルウォーターやポプリは 他の姫様にも好評じゃったて。 陸の者との謁見じゃからな、妾も同席させてもらったが なんも心配することなどなかったわ。 ダイワ王国と婚姻を結び急速に陸との交流も増えた。 それでも陸や人間に対しまだ抵抗のある者、 変化に対応出来ぬ者も少なくはなかったが、 そこにベルジュラックは良き流れを入れてくれた、 といっても過言ではないじゃろう。] (245) 2021/12/27(Mon) 13:09:12 |
【人】 海の魔女 オトヒメ[故に支店話も王国側から反対されるわけもなく。>>168 話を持ち出せばアリアニコ殿もとても乗り切じゃったの。 妾も度々陸に調達しに行くのは手間じゃったし、 タツミヤに支店があれば人魚たちも自由に購入出来て winwin なのじゃ!]いいのぅいいのぅ 一部活発な者を除きほとんどの者は 陸の物に触れる機会はあまりないからの! そこから陸の理解を深め、興味を持つものもいよう。 アリアニコ殿はわかっておるのぅ! そうじゃな、あとはタツミヤ支店限定品を作って 観光客も取り込みたいところじゃ。 [陸の店の支店を誘致するのじゃ。 ツアーに次ぐ一大プロジェクトとして 国のお偉いさん方も集め商談は進み、 タツミヤにも無事支店が立つこととなったのじゃ! 今では二号店も出来ておるぞ! ] (246) 2021/12/27(Mon) 13:15:43 |
【人】 海の魔女 オトヒメ[カメの背中に乗るプランは遠慮されてしまったそうじゃが (なんでじゃ、楽しいぞ!?) 様子を見る限り退屈させてはいないうように見えたしの、 胸を撫でおろそうとしたまさにそんな時じゃ。 ベタな展開に妾の心臓はサメに睨まれた時のようにキュッ となり、血が引き潮の如くサッと引いたのを覚えておる。 ……きっと他の者も同じじゃったじゃろう。] (ああああああああああああ!!??!?!) [物陰で見守っていた妾は声にならぬ声をあげ、 打ち首でも命じる非道な王子であったならなんとして でも止めねばならぬ!と動いた時じゃったな。 心配をよそに、彼はスマートな心優しき対応をとったのじゃ。 服が食べたはちょっと意味が分からんが ] (250) 2021/12/27(Mon) 13:53:42 |
【人】 海の魔女 オトヒメ[人間を恐れることはないと都度みなに言い聞かせてきた 妾であったが、妾もまた未熟であったと思い知らされた。 我らが姫を愛してくれた御仁の友人じゃ。 悪い人であろうものか。 国民たちの人間へのイメージを悪くせずに済んだことも 喜ばしい。 しばらくは若い人魚たちの間で話題になったとか。 まぁそれはそれ、これはこれ。 妾が失礼をするわけにはいかぬからな。 と気を引き締めたところで強調されたはじめまして>>194が 飛んで来たのじゃ。] ―――ほぅ? [疑問に思うものの、わざわざ強調してきた分 恐らくこちらのことを覚えていない訳では ないのだろうと察するのじゃ。] (251) 2021/12/27(Mon) 14:04:01 |
【人】 海の魔女 オトヒメふふ、妾が子猫ちゃんとは面白いのう。 では其方は犬のお巡りさんというところかの。 なんと、行くところとはこれ幸い。 では案内よろしく頼むのじゃ! はじめましての人よ! [そういうことにしたいのならこちらは何も問題はない。 見たところ付き人も護衛もいないようじゃし、 プライベートで来ているのじゃろう。 可愛いと言わせる? 別に言わせたい訳ではないしのぅ。 妾がキュートと思えばキュートなのじゃ! そういうのは其方の唯一にいう方が良いのじゃぞ! 見た目で許されることはなくとも、 はじめましての妾には其方が どこの誰かなど知らんからな! 不敬があっても見逃してくれなのじゃ!] (252) 2021/12/27(Mon) 14:10:36 |
【人】 海の魔女 オトヒメ[支障のないハルモアや汽車の話でもしながら、 子猫ちゃんである妾はぴょこぴょこと ルキアス殿の後をついていったのじゃ。] おっ、 あれじゃな!?立派な汽車じゃの〜〜〜 [Penguin Expressが見えてくれば テンションがあがり妾は駆けだすのじゃ! 子供っぽい? 誰でも初めての物には テンションが上がってしまうじゃろう!? 入口に立つ車掌殿に寒い中お疲れ様なのじゃ!と 声をかけ、先ほどもらった切符を差し出す。 傍らの愛らしいペンギン殿には顔を綻ばせた。] (255) 2021/12/27(Mon) 14:25:39 |
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