【赤】 花守 水葉―ラウンジ―>>*0 [見かねたのか何なのか、余韻が引くまでの猶予を与えられる。 幸いとばかりに息を整えようとするが、これは猶予であって休息ではないと知ることとなる。] んっ…ぁ…ひぁ… [胸を弄ばれて身動ぎしそうになるが、それは出来ない。 腰は事実上楔で縫い止められてるようなもの。 下手に動けばそれ以上の刺激に襲われることとなる。 それに仰向けに倒されている以上、背後はソファ。 横にも後ろにも逃れられない袋小路。 快楽に耐えるために、いつもの癖を発揮してソファの布地を掴んでいるからガードも不可能。 詰んだ状態で責められれば、楔の感覚から少しは気が逸れるものだ。]** (*1) 2020/07/15(Wed) 0:27:42 |
【赤】 双子 吹雪/雪菜─ 1日目・天野の部屋 ─ [>>1:128天野の舌が滑り込んでくれば けれど少しだけ慣れてきたのか 痛みの中で、吹雪も舌を絡めようとする。 舌を軽く出し、口を開けば 下腹の奥底を貫かれ、熱い吐息が溢れる。 ぐちゅぐちゅ、という結合部の水音は その滑りの滑らかさを物語るが ジンジンとした痛みはまだ拭えずに。 気付けば、頬に水が落ちてきた。 それは吹雪の身体の上で腰を打ち付ける天野の汗。 なだらかな頬を流れ落ち 唇に流れた雫は、やっぱり塩っぽかった。] …………。 [唇に、指が触れる。 天野の人差し指。 吹雪は頭を軽く動かして、第二関節の辺りを その白い歯で挟む。] ──っ、ぅっ……むぅっ、ぅっ…… [痛みは消えず。 けれど吹雪は身体をぶつけてくる天野のことを 熱に浮かされながらも見つめた。] (*2) 2020/07/15(Wed) 0:28:56 |
【赤】 双子 吹雪/雪菜…………っ。 [天野の動きが不意に止まった。 奥に雄芯を収めたまま固まった天野を不思議そうな見ていたが それよりも痛みが止んだことに ほっ、と息をつく。 後から、その時に天野が射精したのだと理解したけれど 今は身体への負担が消えたことに 安堵すると共に、意識が薄れていく。 無理をしすぎたのかも。 薄闇に意識が落ちていく中で 口に咥えていた、天野の人差し指を。 ガリっ、と噛む。 少し皮膚が裂け、血が出るぐらい。 痛みを堪える為、と言い訳をしよう。] (*3) 2020/07/15(Wed) 0:30:29 |
【赤】 双子 吹雪/雪菜[吹雪は、そのまま意識を失うようにして 眠ってしまったのだった。 天野がソレを引き抜けば 白いシーツに鮮血がぽたり、と落ちるだろう。]** (*4) 2020/07/15(Wed) 0:32:26 |
【赤】 曳山 雄吾―ラウンジ― >>*1[ 見かねたというよりも、それは雄吾にとっていつもの手順のようなものだった。巨体に見合った大きさの男性器はよほど慣れているか十二分に潤っているかでもなければ相手に傷を与えてしまいかねず、幾度か手痛い後悔を経たせいもあって、少々以上に雄吾を慎重にさせていた。] まだ、きついか。 ならもうしばらくは動かずにいよう。 [ ソファの背もたれに片手を掛け、そちらに体重を乗せて 上体を折り曲げた。二人の着けた仮面が当たらないように少し斜めの角度で 顔をごく近くまで寄せていく。 水葉の瞳はまだ開かれていただろうか。 じ、と覗いて少し後。 雄吾の唇は水葉のそれに重なり、あわく開く動きに続いて そっと舌先を彼女の口腔に忍び込ませた。]* (*5) 2020/07/15(Wed) 0:36:44 |
【人】 双子 吹雪/雪菜─ 回想・204室内 ─ >>0『ありがとう……いただきます。』 [れんげに乗せられたお粥を ──行儀は良くないかもだけど── ふぅ、と軽く息を吹きかけて少し冷ませば ちゅる、とそれを口に吸い込む。 お粥の味は殆どしなかった。 風邪のせいだろう。それでも、温かな粥は 身体を内側から暖め、風邪の熱とは違ったものを感じさせる。 ふぅ、ふぅ……ちゅる、り。 ふぅ、ふぅ。……ちゅる。 ゆったりとしたペースで お粥を口に運んで貰っていれば 御子柴から質問が飛んでくる>>1。 耳の辺りにかかる髪を、手でどけて耳にかけながら ふぅ、ふぅ、と息を掛けて れんげの上のお粥を冷ます。] (2) 2020/07/15(Wed) 0:42:08 |
【人】 双子 吹雪/雪菜『今回は、まだ一人です。 一緒に来てた人と 一日中してたら、倒れたんです。』 [なんでもない風に語りながら ふと、目線がお粥から、そのれんげを持つ御子柴に向かう。] 『そろそろ、スタッフにも手を出すつもりでした。』 [それからまた目線を落とすと ちゅる、っとお粥を口に運んだ。]* (3) 2020/07/15(Wed) 0:42:19 |
双子 吹雪/雪菜は、メモを貼った。 (a1) 2020/07/15(Wed) 0:55:44 |
曳山 雄吾は、メモを貼った。 (a2) 2020/07/15(Wed) 1:25:08 |
双子 吹雪/雪菜は、メモを貼った。 (a3) 2020/07/15(Wed) 1:33:56 |
【赤】 天野 時雨[ 一度だけの交わりにしては疲労感がひどく纏わり付く。 けれど同時に、長いこと感じることのなかった じんわりとした温かさにも包まれて。 どさり、と彼女の上に倒れ込みたかったけれど、 最後の意地で身体を起こしたまま。 髪を撫でたい。 口付けをしたい。 そんな思いが湧き上がり、身体を動かす。] [ 瞬間、ギリッと焼けつくような痛みが走って、 思わず小さく唸った。 彼女の口からそっと、己の指を外せば>>*3 皮膚が破れて、赤い血が流れていて、ぽつり、落ちる。 はっとして、手の中に閉じ込めた裸体を見つめる。 その涙のあとも痛々しい瞳が、徐々に光を失っていく 様にどきりとして、慌てて中のものをずるりと 引き抜いて、その顔を覗き込んで、頬に触れた。] (*6) 2020/07/15(Wed) 6:11:22 |
【赤】 天野 時雨[ 初めてだという女と寝るのは、これが初めて ではなかった。 前の時は、やはり一度貫いたあとも滾った 欲望のまま、二度、三度と強引に貪ったものだった というのに、目の前で意識を失ったように眠る 吹雪にはとてもそんな気にはならない。 安らぎを邪魔したくなくて、もう触れることも 憚られてしまって、年のせいかなと笑う。] ゆっくり、休んでね。 [ 耳元で囁くのが、やっと。]* (*8) 2020/07/15(Wed) 6:22:41 |
【赤】 清浦 和人[男に取ってセックスは欲求を満たし快楽を得るため以外の何でもなく、女を愛するためでも悦びを与えるものでもなかった。] さっさと濡らさないともっと痛い思いをするぞ。 [暴力的な性交。いや、きっとそれは女に取っては暴力以外の何でもないだろう。 ガンガンと腰を振り肉の楔を打ち込んでいく。 女が必死に伸ばした手を掴み、シーツへと押しつけて。] ……言うじゃないか。 [だが、男はと不敵に嗤うと、その暴力はさらに激しさを増す。 元より女を悦ばせる気はないのだから、その言葉は男の心には届かない。] (*9) 2020/07/15(Wed) 6:57:32 |
【人】 清浦 和人[願いなんてものは叶わない。 我慢や努力を重ねても、誰かに仕え譲っても、それが報われることなどありはしない。 謙虚に生きれば利用され、甘言には騙される。 誰かの望みは優先すれば自分の望みが潰える。 故に、男は自分の欲求にのみ忠実だった。 社会に報われないのなら社会に従う必要はないと。 邪魔者を殺し、女を犯し、金を奪う。 まさに傍若無人。 その成れの果てで、社会の秩序は男を殺すことに決めた。] (6) 2020/07/15(Wed) 6:58:06 |
【赤】 清浦 和人[だから、女の一計も、意地さえも男に取っては意味を成すものではなかった。 何故なら、すでに男はヒトではないから。 ただの怪物、ヒトと社会に仇なすだけのモノ。] ハ……ハッ………ッ……ハハ……ッ [乱れる息に嗤いが混ざる。 昏い、ただ昏いだけの瞳に情欲の炎だけを灯して、女の体を貪り食う。 繰り返される激しい抽送。 やがて唐突に。] しっかり孕めよ。 [冷たい声と共に、女の中に白濁が熱く迸った。 溜まりに溜まっていた精は大量に吐き出され、女の中を溢れるほどに満たしていった。]* (*10) 2020/07/15(Wed) 6:58:41 |
花守 水葉は、メモを貼った。 (a4) 2020/07/15(Wed) 7:24:07 |
清浦 和人は、メモを貼った。 (a5) 2020/07/15(Wed) 7:28:56 |
【人】 天野 時雨曳山さんの話も聞きたいです。 [ 視線を上げてそう言えば、彼は自分の話をしてくれたの だろうか。 それとも初対面の年下のバーテンに詳細は伏せたまま たわいも無い話を肴に酒の杯を重ねたのだったか。 いずれにしても、曳山さんの声は穏やかに響いて、 その会話は貴重な時間だった。 注文されるままに酒を差し出したが、 さほど顔の色も様子も変わらないように見えた気がした。 実際のところはどうだったのかはわからなかったけど。 反対にこちらはだんだんとぼんやりとして。 決してアルコールに弱い訳ではないはずの自分が 酔いを自覚するのは簡単では無かったが。 オーダーされた酒を作る手つきもだんだんと覚束なくなる。 煽り続けたテキーラのせいで、舌が縺れて敬語が薄れる。] 今日、曳山さんと会えて、 話が出来て、良かったなぁ。 [ 子供のようにニカッと笑って、そんなことを言った。] (7) 2020/07/15(Wed) 8:45:31 |
【人】 天野 時雨[ …と、記憶があったのはこの辺までで。 ふと気がついたら、ボックス席のソファで倒れ込んでいた。 あとからオーナーに聞けば、 べっろべろに酔っ払って、 舌ったらずな声で 『曳山さんカッコいいなー』 『身体鍛えてるんですか??』 『すげー、ちょーいいカラダっすねー!』 『やっぱあっちもデカいんですかー!?』 …なんて初対面の曳山さんに絡みまくっていたそうで。 声が聞こえて慌てて飛び出したオーナーが 頭を叩いてひっぺがしたらそのまま潰れて。] 『お前を運んでくれたのはあの人だぞ。』 [ との為体。 頭を抱えて、あぁぁぁあ…と唸ったのだった。]** (8) 2020/07/15(Wed) 8:49:07 |
天野 時雨は、メモを貼った。 (a6) 2020/07/15(Wed) 9:38:41 |
天野 時雨は、メモを貼った。 (a7) 2020/07/15(Wed) 9:40:01 |
【人】 双子 吹雪/雪菜─ 天野の部屋 ─ [雪菜は備え付けのタオルケットと 救急箱に入っていた絆創膏を持ってきて。 タオルケットは裸の姉、吹雪に掛けてやり 絆創膏は天野に手渡す。] 『噛み傷はバイ菌が入りやすいので よく水で洗ってきてください。』 [雪菜はどことなく満足気な顔をして 天野にそう言った。 姉をチラリと見る視線は どことなく柔らかさを感じるだろう。]* (9) 2020/07/15(Wed) 10:23:28 |
【人】 清浦 和人─ 二日目以降 ─ [洋上の旅も悪くはない。 美味い飯、美味い酒、密航者の身分で大手を振って歩き回るわけにもいかなかったが、それなりに楽しんではいた。ただ、最大の誤算はこの船がただのクルージングであり、元の港に戻るということ。 陸に戻ればまた警察の包囲網を潜り抜ける必要が出てくるが、それでも物は考え様。 港を離れ丸一日以上過ぎてなお、この船で自分を探している気配はない。この船の存在自体が隠匿されているのか、それともノーマークなのか。 つまり、少なくとも陸に戻るまでは愉しめるということだった。]* (10) 2020/07/15(Wed) 10:33:03 |
【人】 天野 時雨[ ふわりとかけられるタオルケットの風を感じて は、と我に返る。 雪菜が、姉に柔らかなそれを掛けている所だった。 吹雪をちらと見やる視線は穏やかなように見えて、 なんとなく笑む。] ありがとう。 …寝ちゃった。 無理、させてないといいんだけど。 [ へにゃりと笑って、ベッドを降りようと。 そっと動けば、差し出されるのは絆創膏。>>9 わりと普通に驚きながら重ねて礼を言って受け取れば、 さらにきちんと洗うよう告げられて、また意外だなと 軽く目を見開いて。 瞳を見つめてもその思考が透けるはずもないが、 その心に浮かぶものは、穏やかなものであれば いいなと思いながら、彼女の指示に従うべく、 手を洗いにバスルームへ向かおうか。]* (11) 2020/07/15(Wed) 10:54:00 |
【人】 双子 吹雪/雪菜─ 1日目・天野の部屋 ─ 『無理はしてたでしょうね。 時雨さんは遠慮なしに最後動いてましたし』 [>>11くすくすと笑いながら言うが 特別強く責めたい訳ではない。 時雨がバスルームに向かったのを見つめ ベッドの上にいる吹雪の髪の毛を さらさらと撫でる。] 『…………くふ』 [すっ、と立ち上がって 音をあまり立たぬままドアの方に歩き バスルームで流される水の音を聞きながら 雪菜はそっとドアを開けて、そのまま廊下に出た。 ガチャ、とドアが閉まる音。 ゆっくりと歩いていれば、 ぁ。下着をソファに置いたまま、なんて 呑気に思いながら、雪菜は楽しそうに鼻歌を歌いながら 天野の部屋から離れて行こうとした。]* (12) 2020/07/15(Wed) 11:59:31 |
【人】 天野 時雨[ 掛けた声は、届いたか。 振り向かないならそれで構わない。 背中を見ながら、部屋に戻ろう。 わざとなのかうっかりなのか、 忘れられた下着に気付いてぎょっとするのは、 部屋に戻ってから。]* (14) 2020/07/15(Wed) 12:22:20 |
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