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普川 尚久は、コンコン。黒塚とリョウちゃんの部屋の扉を叩いた。 (a0) 2021/09/27(Mon) 21:07:40 |
普川 尚久は、黒塚が部屋に居るなら返事を待ったし、居ないのならそのまま待っていた。 (a1) 2021/09/27(Mon) 21:10:02 |
普川 尚久は、一度飲み込んだ言葉を、また吐くことになった。聞かせる気があるのか分からない、囁きになった。 (a2) 2021/09/27(Mon) 21:52:45 |
普川 尚久は、今日のハメ撮り投票の結果を見て、良かったね靖史と思った。あと、榊さんあの人あれ変え忘れたなと思った。 (a3) 2021/09/27(Mon) 21:57:47 |
【人】 9949 普川 尚久>>闇谷 なんとなく、懐かしいものが見たくなった。 見てどうにかなるわけでなかったし、国立図書館でもな いそこにあるのかも分からなかったが、なんとなく、ほ んとうになんとなく、徒労で終わっても構わないから。 色んな言い訳を立てながら、しばらく嗅がなかったにおいに満たされたその場所に足を踏み入れる。 「・・・・・・あ」 先客の姿を見て、ちょっと拍子抜けしたような声をあげた。 (1) 2021/09/27(Mon) 22:26:40 |
黒塚 彰人は、部屋の内側から、叩かれた扉を開けた。 (a4) 2021/09/27(Mon) 22:47:52 |
【人】 8435 黒塚 彰人 (2) 2021/09/27(Mon) 22:48:37 |
【人】 4274 素崎 真斗「…………南波と榊ね、なるほど。 てか終わらなかったんだ、ふーん、ふーん……」 一度見れば覚えてしまう男は、メモも取らず食堂へ向かった。 昨日は最悪だった。 そんな顔をしながらご飯を受け取る。 変なものじゃないといいのだけど。 今日のメニューは……おでんfoodのようだ。 (4) 2021/09/28(Tue) 0:35:45 |
【人】 4274 素崎 真斗 (5) 2021/09/28(Tue) 0:37:12 |
普川 尚久は、迷彩に最大限手を貸すつもりだ。応援していると言う。 が、応援したくはない。 (a5) 2021/09/28(Tue) 0:59:29 |
【人】 4274 素崎 真斗>>+7 迷彩 「……別にいいけど」 あいにく箸は一膳しかないので、しらたきを掴むとずい、と差し出した。 「コンビニで作れるものは家庭でもここでも作れるだろう。 材料と鍋さえあれば」 表情は動かないものの、何故コンビニ……と思っている。 (6) 2021/09/28(Tue) 1:06:55 |
【人】 4274 素崎 真斗>>+8 迷彩 「……迷彩も普通に貰ってくればいいんじゃないか?」 疑問を述べつつも、分けるのは特に問題ないのではんぺんも差し出した。 こいつは犬か何かだろうか。 「屋台とかも存在するが……、いつも外食化コンビニ飯とかだったのか?」 (7) 2021/09/28(Tue) 1:22:48 |
【人】 9949 普川 尚久>>+4>>a6 闇谷 「闇谷さん、いつもそんなに読んでるの?」 スイ、とあなたの席に近寄ってくる。手に持っていた鞄を机に置いて、あなたの頭をわしわしして、本の題字を気にし出した。どういうものがそこにあっただろう。 (8) 2021/09/28(Tue) 1:55:17 |
【人】 4274 素崎 真斗>>+9 迷彩 「まぁ、いいけどね……」 数回目。 口の中にはんぺんが全て収まったのを確認すると、大根を食べやすい形に切って自分の口にも運ぶ。 「家で作らないのに外食はあまり……? 珍しいな。まぁ、最近は宅配や出前も色々あるが」 たまにピザとか頼んでたなと思い出しつつ。 自分の親は割と料理はしっかり作ってくれていたので、自分も案外外食は少ないと述べただろう。 (9) 2021/09/28(Tue) 2:20:04 |
【人】 9949 普川 尚久>>+10 闇谷 「そぉ……最近。うん、最近色々あったな、僕ら」 引いてもらった椅子に腰かけようとして、続いての申し出に一旦止まった。 「……こういう雑誌って、どのくらい前のまでいる、かなぁ」 本の山の中の、週刊誌を指して言う。あまり期待をしていないような声だった。少なくとも数か月以内の何かを見たいわけではないらしい。 直ぐに考えつくのは、彼の起こしたとされている事件についてだろう。母親の事故についても考えられたが、そちらは週刊誌で取り上げられるようなものではない。 (10) 2021/09/28(Tue) 9:27:06 |
【人】 8435 黒塚 彰人 (11) 2021/09/28(Tue) 15:05:30 |
【人】 9949 普川 尚久>>11 黒塚 「必要はない。僕からしても必須ではないが、 黒塚さんに支障がないなら開示を希望する。 君がどちらかと言えばでも開示をしたくないのなら、 この要望は達成されなくて問題ない」 「その上で回答はどうなりますか?」 (12) 2021/09/28(Tue) 16:18:11 |
【人】 4274 素崎 真斗>>+12 迷彩 「…………」 マットン……。 妙な呼び名は今に始まったことじゃないが、呼ばれる度に少しだけ眉を顰めてしまう。 「そうだな……母さんは、料理は好きだったから。 カレーも、ハンバーグも……おでんも作ってたな」 小さく頷いた。 あの母は……守るべき子供であった自分のため母のやるべきことは料理だと、そう思ってたのかもしれない。 「迷彩はどんなものをいつも食べてた?」 (13) 2021/09/28(Tue) 16:40:54 |
【人】 9949 普川 尚久>>+14 闇谷 「……? なんの話? 腰とかは、動けるくらいだけど。 闇谷さんのとこも追加のあるのか……」 心配されるくらいにヤっている事が、認識されていてもうおかしくないとは思っている。ズレた返答がなされた。普川にとって、一発殴られた程度の痛みの中では動くのが当たり前だった。 「読みたいよりは見たいがあったと言うか……ああ。 うん、合ってる。何、闇谷さんも自分の見ててんか」 立ったまま週刊誌を手に取ってめくり始める。あなたの写真を探した。 「ここの人、趣味が悪いから、わざわざ、今だけ入れてるとか、あったり…?、するかもとか。思って。なかったらなかったで、全然構わなくて。なんか……何か?、がしたくって。日もあいたし、ヤってもいいのだけど、直ちに、うん…? 別にへいきです」 精神状態が平時と異なるのは読み取れた。 (14) 2021/09/28(Tue) 16:52:51 |
【人】 9949 普川 尚久>>+19>>15 闇谷 次の時には、なんだかもう落ち着いたみたいだった。絵に描いたような情緒不安定だ。 「追加に心当たりないならそれでいいや、今は気にしないで。 今回の事が終わったら、知ろうと思えば知れる事だと思う」 「で、ええと。僕のはー……6年前の8月。 夏休みが終わる前くらいだった」 あなたの事件の記事は読むだけ読んで、それくらい。あとは、顔写真の隠された所を爪でかいてみていた。カリカリ。そんな事をしても、あなたの顔がはっきりと見えるようになる事なんてないのだけど。 (16) 2021/09/28(Tue) 18:11:37 |
【人】 4274 素崎 真斗>>+20迷彩 「それは……」 正直健康に悪そうだ、と思った。 食育だけはしっかりされていたので、好き嫌いも殆どない自分はそれなりに舌が肥えてるのかもしれない。 けれども。 「その気持はわかるな……」 今は会えぬ母と、幼い頃二人で食べた食事は、怖いけれどやはり美味しかったのだ。 (18) 2021/09/28(Tue) 19:52:29 |
【人】 4274 素崎 真斗 (19) 2021/09/28(Tue) 19:54:12 |
【人】 4274 素崎 真斗>>+25 榊 「失礼なことを言うな」 どう見ても短くはないだろう、短くは。 「榊が何もしてないのなら、そのカメラの方に何か力が行使されてるのではないか? 職員側から渡されたものだし、気に入らないと思ったやつが投げて壊すなどしないとは限らないからな……」 ふむ、と考えそう述べていると何故か撮影されている。 なんの面白みもない映像だ。 受け取った職員はさぞがっかりすると思う。 「…………試しで俺を撮るのはやめないか?」 お前を撮るべきものだろう、それは。 (20) 2021/09/28(Tue) 20:08:20 |
普川 尚久は、医務室を去る素崎に、手を振るだけ振った。 (a7) 2021/09/28(Tue) 20:13:24 |
【人】 4274 素崎 真斗>>+27 榊 「理不尽な計画だからな、そういうやつも居るだろう」 遊戯とか投げてそうだし。遊戯とか。 そんな事を考えるとだんだんカメラが近づいてくる。 「…………………最悪」 自分はまだ脱落者ではないのだが。 ハメ撮りとは、誰かを犯しながら相手を撮るでも達成されてしまうらしい。 「怪我はしたくないんだけど……」 よく考えたら。 慣らすときまでカメラを持ったままやる必要はないのでは……? そう思い至るとあなたの手からカメラをそっと奪う。 「人前はどうしようもないけど……最初だけ俺が持つ」 苦し紛れの案である。 (21) 2021/09/28(Tue) 20:50:35 |
【人】 4274 素崎 真斗>>+28 迷彩 「正常な家族関係を築ける人間がここに来るとは考えづらいからな。 仕方ないだろう……」 自分もマトモな家族関係だったかというとそうではない。 仲がいいかはともかく、母に対し複雑な執着心があるのも確かだ。 「……母さんとは多分、会わせてもらえないだろうな。 入院しているんだ、退院する予定もしばらくはない」 (22) 2021/09/28(Tue) 20:54:43 |
【人】 9949 普川 尚久>>+24>>+26 闇谷 「励んでるんじゃないか? 参加者の半分とはヤった」 セクハラまがいの質問に返す答えは淡々としていた。ただの事実だ。最早ヤってない人数を数えた方が早い。 闇谷さんは?と聞こうとして、探す手を止めさせそうなのでやめた。少なくとも二人とヤっているんだなぁとは考えた。考えただけなので、きっとセクハラではない。口に出しても普川はそんな気分にはならないが。 うん、と軽い返事だけをして、折角だから座って待っていた。そうして、それを渡された。多分、そんなに反応は出来ていなかった。かと言って、がっつくほど急いているわけでもなかった。 8月も末の頃、夏休みが明ける前に発行されたそれを見た 同級生はどのくらいいただろう。きっとほとんどいない。 目次を見て、それらしい見出しを見つけた。ほんの少し手を止める間があってから、ページを開く。 その事件は、世間様の大好きないじめ被害の話題と絡めて、数ページに渡って書かれていた。 いじめ被害者の異能の暴走。少年院に行くか、刑務所に行くかが まだ決まっていない頃だった。いじめ被害の度合いや、加害者の 家庭環境等を見るに、概ね、少年院になるだろうという見解はな されていたよう。情状酌量の余地は十分にあった。 そんな当然の事はどうでもよくて。 ──殺人事件の被害者は、どうしてこうも色んな所に顔を公開されるのだろう。 加害者の未成年は、伏せないとクレームをつけられるのに。 「あ、いた」 手に持てるくらいの四角の中の、小さな四角の中の、さらにもっと小さな四角の中の、なつかしい顔と目が合った。 (23) 2021/09/28(Tue) 22:36:37 |
普川 尚久は、無機質な声で呟いた。「これね、壮汰くん」 何を求めての発言でもない。ただの事実だった。 (a8) 2021/09/28(Tue) 22:36:47 |
普川 尚久は、もういっか。短い呼吸を繰り返しながら、片手でベルトを外そうとした。手付きはおぼつかない。 (a9) 2021/09/29(Wed) 0:26:45 |
普川 尚久は、自分が“普通”でないのを、よく知っている。 (a10) 2021/09/29(Wed) 3:56:02 |
【人】 4274 素崎 真斗>>+29 迷彩 「どうだろうな。 ……俺と母さんは判決の時に面会を禁じられている。 会うのは良くないとされているから」 自分は刑期が明ければ自由ではあるが。 母は刑期がつかない代わりに精神病院送りになったようなものだ。 よほど病状が好転し、更生しない限りは病院から出られないし、出ても互いが会わないよう隔離されることだろう。 「迷彩はここを出たら母親のところへ帰るのか?」 (24) 2021/09/29(Wed) 10:47:46 |
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