【人】 軽音部 千葉郁也まあ、津崎にとって良いことになるなら それでいいんだけど。 何も考えないで過ごす方法でも 有意義な過ごし方でも? 何か出来ることあれば言えよ。 [それがくだらない話をすることでも俺は付き合うし。 ああ、まじめな話もね、一応できるんだけどな、これでも。 まじめな話を津崎が俺に求めてるかはわからないけど。]* (258) 2022/10/15(Sat) 21:41:42 |
【人】 工藤 彩葉― 回想:秋緒ちゃん、あるいはそのままの ― [食べ物の争奪戦には慣れていない。 差し入れに手を伸ばすなら最後尾だし、>>0:609 超限定品のプリンをやっと買えそうな時にも>>188 誰かの手と重なったなら、あ、どうぞ、って 遠慮してしまうタイプ。 こんなだから、きょうだいがいるって言うと 見えない、って言われることもある。 上に兄が一人。性別も違うし、年も少し離れているし それから性格的なものもあったかもしれないけど。 私はほとんどの場合、待っていれば与えられる、 そんな環境で育った。 でも、普通に考えたら先輩には遠慮しちゃうよね。 そんな感じで、購買で譲り合いになったから 見かねたおばちゃんの半分この提案に、 私は思わず頷いた。こちらに連れはいなかったし。 でもね、そこまでコミュ強ってわけでもないの。 お金を払って、いざ中庭でプリンを開封するまで 少しの沈黙。どうしてこんなことに…?って お互い、そんな空気が流れていた気がする。] (259) 2022/10/15(Sat) 21:51:37 |
【人】 工藤 彩葉[名前の呼び方を確認したのは、私の性格もあるけど 私が上下真ん中の二年生だったのも大きいと思う。 お姉さんにはお世話になっていて、>>191 いつの間にか、名前だって覚えていてくれて。 当然好印象を抱いていたし、だから妹さんの前でも わざわざ話題に出したりしたんだけど。 それほど親しい間柄というわけでもなかったから。 でも確かにね、後輩を下の名前で呼ぶのに さん付けする人は少ないかもって思ったので。] あ、そうだよね、秋緒、…ちゃん? あきちゃん?? […いきなり呼び捨てはハードルが高かったです。 三つ、提案したことになるのかなこれは。 多分、一番反応の良かった呼び方を採用したはず。 お姉さんに似ているなんて思われてることは ちっとも気付いていなかった。 お姉さんは、妹さんのこと、なんて呼んでいたのかな] (261) 2022/10/15(Sat) 21:51:45 |
【人】 工藤 彩葉[大体名字にさん付けからスタートする私が、 初対面の後輩をいきなり名前で呼ぶなんて 結構ドキドキするものがあったんだけど。 彼女も下の名前で呼んでくれるから、 私もじきに慣れて気軽に呼びかけられるようになり。 理由はやっぱり、知らないままで。 文化祭で差し入れをもらった時は>>190 本当に助かったし、その心遣いが沁みて。] すごく助かる、ありがとう〜〜。 私、頑張ってクラスの宣伝しておくからね…。 [たくさんお客さん呼べたらなって、 原稿を見る前からそう言ったんだけど。 まさか「お帰りなさいませ」系の宣伝文句だった… なんて、そんなことは…なかったよね? 何にせよ、 機材から離れた場所で、 紅茶とクッキーをいただき疲れを回復した私は、 気持ちを切り替えてしっかりと、 メイド喫茶の宣伝原稿を読ませてもらった。]* (262) 2022/10/15(Sat) 21:51:48 |
【人】 大木慎之介[けれどそのことは今は考えたくなくて、緩く首を振る] あのさぁ未國…… よかったら、後で少し話さないか。 今は移動しなきゃだろ。 [授業をサボって今話そうなんて気は、 少なくとも大木には無かった。 集中できるのかはともかくとして] オレもいろいろ考えたら、 答えが出るような、出ないようなでさ。 [急な申し出だったかもしれないと思い、 もう少し理由らしきものを言い足した。 人並みの内緒話程度の声量になったのは、 相当に周りに聞かれたくない話だったから、だろう]** (264) 2022/10/15(Sat) 22:02:59 |
大木慎之介は、メモを貼った。 (a32) 2022/10/15(Sat) 22:04:25 |
【人】 工藤 彩葉― 旧校舎 ― [移動中、持参したペンとメモ帳を取り出して 今のところの所感なんかを書き留めておく。 今日の月明りの下なら、紙の白さがぼんやり見えて このままでも何とか書けないことはなかった。 といっても、上級生と男子率がやや高めかな、とか その程度しか書くことがなくて、 このままじゃ先輩に提供できるネタが… やっぱり私に取材の才能は…なんて思っていた時。 ふと『幽霊出なかったら七不思議でも調べてきてよ』 なんて言われていたのを思い出した。 そういえば、そんなのもあったなって。>>0:333 内容はよく知らなかったけど、定番といえば…] ねえ、うちの学校の七不思議って知ってる? やっぱり音楽室とか人体模型とかトイレなのかな… [怖いの苦手な子がこの場にいるって それはわかってたから、声を潜めて。 近くの人にだけ聞こえるように囁いたんだけど、 一番近くにいた子といえば…>>192 落ち着きを求めて来てくれてたと知れば ごめんね、ごめんねって 謝ることになったかもしれない。] (265) 2022/10/15(Sat) 22:07:10 |
【人】 工藤 彩葉[そうやって、余裕?でいられたのも、 旧校舎に足を踏み入れるまでだったかな。 中に入ったら私はメモをしまって、 スマホのライトは前方じゃなく足元に向けていた。 床でも踏み抜いたらどうしようって思っていた。 そもそも、最前列にいたわけでもなくて。 だから正直、幽霊らしき柔らかな声よりも>>n2 先輩の大きな悲鳴の方に、>>1 びくりと肩を揺らしてしまい。] え、あ、 ……わ、足が…ある? [一応びっくりはしていたけど。姿を見ても なんだかぼんやりした反応になってしまった。 驚いてる人を見ると冷静になるって、 私もそんな感じだったのかも>>134] (266) 2022/10/15(Sat) 22:07:15 |
【人】 工藤 彩葉[最初に気になったのはかなちゃんのこと。 さっき話していたのを思い出して>>48 怖いのに大丈夫かな、っていう心配と 私も幽霊見えたよ、っていう報告みたいなものと 両方顔に乗せて、かなちゃんをちらりと見たけど 今は非常事態だし、また幽霊に意識を戻す。 道中、千葉くんと会話する機会があれば 幽霊にインタビュー、なんて言葉も>>0:474 出ていたんだったかな。 その時は、できるものなら… なんて笑いながら軽く終わった話だったと思う。 でも、幽霊の言うことに 真偽を問う声があがれば>>20 私も何か、聞かないと。 っていう目的意識を一応は思い出して。 だけど何を聞いたらいいか、 とっさに思いつかなくて、私は] (267) 2022/10/15(Sat) 22:07:19 |
【人】 工藤 彩葉あなたの …願いはなんですか? …生きている時のこと、全部覚えていますか? [前者はまあ、私が来た目的を考えれば 妥当な質問だった気がする。 答えてくれるかは別として。 後者は、多分、個人的な質問だった。] (268) 2022/10/15(Sat) 22:07:22 |
【人】 工藤 彩葉[…私は、小さな声で、そう言うのが精一杯だった。 驚くほど優しい声が私の口を開かせたけど、 未練を願いと言い換えたあたり、 踏み込むのをためらう畏れが滲んでいた。 そうして、気付いた時にはもう、 グラウンドに立っていて。 最初に半端な驚き方をしたせいか、 色々ひきずって、私はひどくぼんやりしていた。]* (269) 2022/10/15(Sat) 22:07:25 |
工藤 彩葉は、メモを貼った。 (a33) 2022/10/15(Sat) 22:11:33 |
【人】 未國 聖奈── → 放課後・大木と。── あたしはたぶん校内の目立たない場所に大木を呼んで 昼間の続きを、話してる。 ここだったら少し声が大きくなろうと、 誰にもきっと、気づかれないでしょ。 「 ……で。 大木は考えて、なんか答え、見つけた? 」 出るような出ないような、って言ってた答え 昨日の今日でさ、何か見つかったかなって。 あたしは、あたしのことを棚に上げたまま大木に尋ねた。* (271) 2022/10/15(Sat) 22:28:33 |
未國 聖奈は、メモを貼った。 (a34) 2022/10/15(Sat) 22:29:57 |
【人】 天ヶ瀬 青葉 ── 2−A教室 ── 壮真センパイとはいつまで話しただろう。 7時になって他の部員もチラホラ集まりだした頃には 姿を消していたかもしれないし、 そのままドアと同化してたかもしれない。 朝練が終われば制服に着替え、僕は教室へと向かう。 その途中、スマホを手に取り 昨夜登録したメッセージグループを覗いてみる。 「 大木センパイ …… 」 真面目なメッセージの方が 浮いて見えるのはどうしてだろう。少し不憫に感じた。 僕も生存報告しておこうか ──── (272) 2022/10/15(Sat) 22:41:27 |
【人】 天ヶ瀬 青葉そして、書き込みながら ──── 願いがひとつ、浮かんでしまった。 どれだけ食べても太らない身体が欲しい。要検討。 2−Aの教室に入れば、昨夜一緒だった 叶冬ちゃんや彩葉ちゃんの姿はあっただろうか。 見かければ、無事に帰れたか声を掛けただろうけど。 元生徒会副会長代理、的な立ち位置で。* (273) 2022/10/15(Sat) 22:41:32 |
【人】 帰宅部 津崎絵音……まあ、オレは使わないけどね 弾きたい時に弾きたいよな、やっぱり じゃ、その未来の為には勉強も頑張らないとな [ 今は、とは心の中で付け足した。 相手が千葉じゃなかったら、全てが胸に秘められたかも。 嫌なこと言ったのは事実だから、 普通に謝罪を受け止めてもいいのに。 目つきで誤解されそうって勝手に思ってるけど>>255 実際嫌味なく凄い素直な奴、というのは勝手な評価。 まだまだ遠い話だが、良い物件が見つかるといい。 学力はどんなものだったか、ちょっと今は思い出せないけど 多分大学に行って、また音楽のサークルに入ったりとか するのだろうかと他人事のように想像していた。 ] (274) 2022/10/15(Sat) 22:58:49 |
【人】 帰宅部 津崎絵音繊細、か……千葉にも色々あるんだな [ 呆れなんてしない。相槌を打つ様は静かだ。 ただ、千葉のことは跳ね除けたくならないだけで 夏実とはまた違う眩しい存在でこちら側ではないと 夢を聞いた時同様に思っただけ。 浮かぶ願いが無い人間は人間で、悩むものらしい。 それはまるで神様に試されているみたいだ。 やっぱりあれをただの幽霊だなんて思えない。] “アレ”の期待には応えられないのかもしれないけど 時間切れで今のままずるずると、は避けたいな なんかオレ達、真逆? [ いつもなら繊細な内面とやらについて>>257 からかったり、詳しく聞こうとするわけだけど どうもそうする気にはならず。 続かない言葉の先を促さない、心にも留めない。 共感を示してくれているから、 有意義の三文字が示す大雑把さにでも何か思ったのかと考えた。 そこは自分でも残りの時間何をするか、迷っていたし。 秘めるものの一片を晒した自覚は芽生えなかった。 ] (275) 2022/10/15(Sat) 22:59:05 |
【人】 帰宅部 津崎絵音[ それでも、色々剥げかけてるのは分かる。 馬鹿なこと話しながら戯けるのは出来るけど 核心に触れる話で自分誤魔化すの得意じゃないのかも。 それか、千葉が不躾に踏み込んでこないから 警戒心みたいなのが失せてるのだろうか。 と、考えつつその優しさに頷いた時>>258 ──盛大に腹の音が鳴り響いた。 ]……とりあえず今は、飯食うのが一番有意義っぽい [ コンビニで朝食買ってくるの忘れたわ。 購買はもう開いてはいるが、始業に間に合うかどうかが問題。 行ってくる、と千葉に挨拶し 教室から財布を持ち出し急いで向かうことにした。* ] (276) 2022/10/15(Sat) 22:59:23 |
帰宅部 津崎絵音は、メモを貼った。 (a35) 2022/10/15(Sat) 23:01:32 |
【人】 工藤 彩葉― グラウンド ― [ぼんやりしたまま、大槻先輩の声を聞いて。 グループ用に連絡先も渡して。>>4 解散の声でようやく、少し我に返った私は>>5 あっ、という顔をしながら大槻先輩の元へ行き、 秘密の範囲を確認させてもらった。>>3 部活の先輩にだけ、お話してもいいですか?という。 先生にバレたらいけないのは承知していたから、 元々取材といっても、報道というよりは 創作のネタとして捉えていたけど。 (放送部って朗読劇やドラマ制作することもあるし) それだって多分先輩の建前で、 本音は自分が来たかっただけなんだろうな〜と そう思うから、少し話せば満足してくれると思う。 そういうわけで。 ここまでなら、とか。これはちょっと、とか。 まるっと秘密に、とかメモを取ったり消したりしつつ その後しばらく打ち合わせさせてもらいました。 いざという時は七不思議を捏造するから大丈夫です。] (277) 2022/10/15(Sat) 23:35:26 |
【人】 工藤 彩葉[用事が済んだら、あとに残るのは 願い事の権利だけだった。 お話してたから帰るのは遅い方になっただろうか、 気がつけばもう見えない姿もあったかもしれない。 幽霊を見た時は、視覚より聴覚の方に なんだか気を取られていた気がするけど、 今はそれが逆転しているような感覚だった。 目で見えるものをぼんやり追って、 耳からの情報はいまいち入ってこない。 あとで、じわじわと染み込んでくる、 そういうものなのかもしれない。 見知った顔が去ってゆくのを見つけたら 帰り道気をつけて、と声だけかけたと思うけど それもどこか、ぼんやり響いた気がする。] (278) 2022/10/15(Sat) 23:35:29 |
【人】 工藤 彩葉[そうそう、ミルフィーユの順番待ちだけ>>0:609 忘れなかったんだけど。 一ダース分くらいあったような気がする中身>>0:112 今日の人数には足りてたかどうか。 売り切れちゃって、残念と思いつつ 気にしてないような顔して離れるのも 別に慣れっこなんだけど。 もし希望者のいなかった一切れが残っていたなら いただきますを言って、 その場で食べさせてもらおう。 文化祭でも味わったいちごの甘酸っぱさは、 きっと日常を思い出させてくれるから。 地続きのこれが、夢じゃないってことも。 集団下校?のグループがまだ残っていたなら 分かれ道までご一緒させてもらっただろう。 その程度には冷静で、 でも家に帰ってもなかなか寝付けなかった。]* (279) 2022/10/15(Sat) 23:35:32 |
【人】 工藤 彩葉― 朝 ― [そう、なかなか寝付けなくて。 でも一度眠ったら、朝までぐっすりで。 つまり、どういうことかっていうと?] ち、遅刻しちゃう!! [そういうこと。] (280) 2022/10/15(Sat) 23:35:44 |
【人】 工藤 彩葉[私が2−Aの教室に飛び込んだのは、 SHRぎりぎりの時間になった。 身支度は最低限。 朝ごはん食べてくる余裕すらなかったのに、 髪の毛がどうこう言ってる暇、あるはずなくて。] お、おはよう… [と言いながら教室の扉を開いた姿は、 息を切らして天然パーマを振り乱し、 見るからに寝坊しましたって感じ。 廊下も走りました。ごめんなさい。] (281) 2022/10/15(Sat) 23:35:49 |
工藤 彩葉は、メモを貼った。 (a36) 2022/10/15(Sat) 23:39:51 |
【人】 世良健人── 朝:グラウンド ── [ 朝練も始まっていないくらい早朝のグラウンド 昨日帰ってから、すっかり空気の抜けた サッカーボールに空気を吹き込んでいた。 ご丁寧に持ってきたそれを、 ゴールへと向かって蹴り飛ばす。 バシ、と小気味いい音が鳴った。 ] (283) 2022/10/15(Sat) 23:44:58 |
【人】 世良健人俺の願いごと どっちだろう 消すか 消えるか 同じようで違うよな どちらか選ばないといけないけれど ─────…い………ッ、 [ 何度目かのシュートで右足が 思いきりつってへたりこむ。 ぐしゃりと身体が折れる 痛くて痛くて 涙が出る 暫く蹲って 膝を抱えて その後空を見つめていた。 ] (284) 2022/10/15(Sat) 23:45:26 |
【人】 世良健人 不運がなくなるなら一番いいんだけどな [ それを期待していって 叶えられないと言われたら そう思うと何も期待したくはない。 だから俺には結果がわからないようなものがいい。 朝練の生徒たちがやってくる前に 早々に3-Aの教室に行った。誰かいても多分上の空。 おはよぉ、って気の抜けた返事はしたかもだけど。 消すか消えるか。 二択に揺れながら、 この日一日、ぼうっと空を見つめていた。 余談、選択授業のクラス間違えたり、など。 ]** (285) 2022/10/15(Sat) 23:47:37 |
【人】 軽音部 千葉郁也そう、繊細なので丁重に扱って欲しい。 [随分と優しげな返答を貰ってしまったので、 またあまり真剣味のない返答をしてしまった。 でも、もしかしたら津崎から見たら 死ぬほどくだらないかもしれない俺の繊細な内面も 呆れずに聞いてくれそうだなとは思った。] 悩みの方向は真逆かもな。 願いごと決まらないのと決まってること変えたくないのと。 [どっちが良いのかわからないけど、 多分、決まらない方が贅沢な悩みなんだろうとは。 津崎の願いごとは聞かないだけで聞いてみたいのが本音。 でも、聞かれたくないの知ってて聞くほど 空気読めないわけじゃないし。 津崎も特に深くは聞いてこないから。 お互い何も知らないままのが上手く行くこともあるんだろう。 それは少し寂しいことかもしれないけど。 ]他人の心に土足で踏み込んで地雷踏み抜いてから 謝っても元に戻らないこともあるかもしれないし。 それがやだから踏み込まないだけ。 だから津崎も俺を優しいとか思わないで 良いんじゃないかな。 (287) 2022/10/15(Sat) 23:52:27 |
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