人狼物語 三日月国


28 【恋愛RP】星降る宴の必然を【R15】

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【人】 平騎士 バジル・クレソン


[遠くでは未だ祭りが続いているのだろう
 喧騒が聞こえてくる。
 けれどそれも直に静まり、終わりを迎える。

 今日という日は泡沫の時間。
 朝になればいつもと同じ一日が始まる。]



           
……それは、嫌だな。
(312) 2020/05/18(Mon) 19:45:00

【人】 平騎士 バジル・クレソン


[一歩彼女に近づけば
 その体を抱きしめようと腕を伸ばす。

 捕まえられたのなら、閉じ込めるように。
 ぎゅうと、掻き抱いて。]

  俺は、やだよ。
  ……夢で終わらせたくない。
  
[もっと一緒にいたい。
 もっと君のことを知りたい。
 君のことが、]
(313) 2020/05/18(Mon) 19:45:24

【人】 平騎士 バジル・クレソン

 

  ……君のことが、好きだから。


[言葉にした瞬間、すとんと胸の中に落ちるもの。
 ああ、自分は、彼女のことが好きだったのだ。*]
(314) 2020/05/18(Mon) 19:45:41
平騎士 バジル・クレソンは、メモを貼った。
(a92) 2020/05/18(Mon) 19:48:32

【人】 少女 ルーシュ

あぅ…………ええと、わたし、素敵な人と出逢いたくて……素敵な人がたくさん居るところ、みたいな……。
ほ、星のお祭りの日ですしっ!

[二人から同じ質問をされては観念するしかなく。手の甲へのキス>>305で赤くなりながらしどろもどろに答える。

恋に貪欲である姿を白状してしまって、はしたないわ。と目まで泳がせてぷるぷると震えていた]
(315) 2020/05/18(Mon) 19:59:58

【人】 無口な使用人 ジゼル

[ 人を困らせるほどにはもう熱くないタコヤキを改めて二人で食べる。


私の話と言っても、彼がいなかった10年の間には、さほど話したい事が無くて、]


王都から漏れ伝わるあなたの噂話を聞いたこと。

毎週のように、あなたと最後にあった場所に来ては優しい魔法使いさんを待っていたこと。

そしていつしかそこで出会った、少々騒がしい友達アデルのこと。

使用人とは名ばかりで、養女のように自分を扱ってくれるユンカー夫妻のこと。


[ そんなことをぽつぽつと話す。
いつの前にかその声が、決して大きくは無いにしても常人と同じくらいに聞き取り易いものに変わっていたことに、自分では気付いていなかった。]*
(316) 2020/05/18(Mon) 20:00:56

【人】 無口な使用人 ジゼル

   
[
   
そして、今年のタナバタ祭りのこと。
こちらは次から次へと言葉が繋がって。


大切な大切な友人ノアのこと、星読みの学生ハニエルとの出会い。

同じようにタコヤキを食べて涙目になっていた、優しいそばかすの機関設計士さん。

犬耳を付けた騎士さん。と、ちょっとドキドキした経緯。

妹のようなルーシュと一緒に、その犬耳を買ったお店のこと。

大好きな駄菓子屋さんと、お名前も聞けずにいる銀髪のお孫さん。

孤児院で時々会うイヴさん、広場のお花屋さんに、営業時間のよくわからない仕立て屋さん。

異国のお姫様のような美しい女性。

楽しみにしていながらまだ見られていない、タナバタの舞。

すれ違うたびにその目を奪われる、騎士団の女性。


…あの
妙ちくりんな
可愛らしい魚の被り物を被って、踊ったことを話せば、隣の彼はどんな顔をしただろうか。]*
(317) 2020/05/18(Mon) 20:06:00

【人】 踊り子 マチ

─ 広場にて ─

[広場は夜になってもなお賑やかだった。
花火の音に少しびっくりする。

いつもとは違う賑やかな街並みや
混じり合う異国の空気
浮き足立つ人々の様子は
今はだいぶ慣れたけど
それは、もうすぐ終わってしまう。

広場に行くと
スタンレーさんはやっぱり目立ってた。
星空を見上げてるようだった。>>310]

お待たせしました。

[そう言って、彼に声をかけた。*]
(318) 2020/05/18(Mon) 20:11:42

【人】 機関設計士 スタンレー

ー広場にて:マチとー



[花火が星空に咲いては消える。見惚れていると、ふいに、聞き慣れた声に呼ばれ、振り向く。]

「よっ。」
[スタンレーは、優しく微笑む。]


「そうだ、これ、マチにお土産。」
[手にしていた、一輪の向日葵を差し出す。それは、今朝、セリアから貰った向日葵だ。]
(319) 2020/05/18(Mon) 20:21:06

【人】 機関設計士 スタンレー

「良かったら、座らないか?」
[スタンレーは、提案する。ベンチからは、絶え間なく上がる花火が見える。]*
(320) 2020/05/18(Mon) 20:26:09

【人】 踊り子 マチ

─ 広場にて ─

[差し出されたのは向日葵だった。

太陽に向かって、強い茎をしっかり立てて
ぐんぐん伸びていく向日葵は
私の大好きな花だった。]


ありがとう。嬉しい……。


[そう言って、スタンレーさんの隣に腰掛けた。]


もうタナバタも終わるね。


[気づくとそんなことを呟いていた。*]
(321) 2020/05/18(Mon) 20:34:36

【赤】 第一王女 ユウェル

”ユウェルはね、問答無用でこうね”



[着替えてきたユウェルは、間髪入れずに姿を変えられた。
髪は茶髪のロングに、瞳は黒。
そして身長がシュテルンポレールと同じくらいに。
瞳を輝かせて、シュテルンポレールに抱きついたけれど、
とりあえず急ぐよ、と離されてしまった。

国王と王妃は、夜市に行ってもいいけれど、
月が真上にのぼるまで。と条件を出していた。
故に、少し焦っていた]
(*11) 2020/05/18(Mon) 20:34:46

【人】 異国の道化師 マッド・リヒター

[綺麗な瞳から流れ星の様な一雫を見せ、彼女はカーテシーを行う>>294。勿論、マッドもにこりと笑み、帽子の鍔を摘んで御辞儀で返す。しかし、彼女は直ぐにまた手を取ってくれた。近くのベンチへと誘導される。置いたままのたこ焼きを残して。]

あー……。ふふっ。

[思わず胸の辺りから風の様な笑みが溢れ出た。釣られてか、ジゼルも同じ様に笑う。>>295、こんな彼女を見ていると、大人も子供もどうでも良くなって来る。そう、最初から関係の無い事であった。大人だから、子供だから……ではなく、対等な『人』だ。敬意を持つべき『人』だ。彼は愚かで傲慢だった。どんな高い役職に就いても、年齢が数十と離れていようと、必要なのは"相手を敬う心"。]
(322) 2020/05/18(Mon) 20:43:17

【人】 異国の道化師 マッド・リヒター

座っていてくれ。私が取ってくるよ。

[既に2人はベンチに座っていた。立ち上がろうとする彼女の肩をポンと叩き、声を掛ける。そして、マッドはシルクハットを手に取った。]

しっかりと"ココだけ"見ててね。

[人差し指を唇に当て、にやりと不敵に笑いかける。彼がシルクハットの中に手を突っ込むと、あっという間に肩迄沈んでいった。程無くして、その場に小麦粉と生姜の焼ける匂いが漂った。帽子の中からは湯気が出る。マッドが沈んでいた手を引き抜くと……置いてあった筈のたこ焼きは彼の掌に乗っかっていた。たこ焼きの容器を彼女の掌に置く。]

さぁ。君の事も聴かせて。

[再び帽子を被り、ピンと鍔を弾く。そして彼は、自分のたこ焼きを摘みながら、ジゼルの話を待った。]
(323) 2020/05/18(Mon) 20:43:36

【人】 異国の道化師 マッド・リヒター

〜〜〜

[>>316 >>317、ジゼルは今迄の事、今日迄の事を、饒舌に話してくれた。最初に声を掛けた時より聴きやすい。その声は笛の音の様に軽く、弦楽器の様に心地良い。困らせてしまった事だけで無く、温かい日常の話も聞けた。幸せそうに話す彼女を見て、つい頬が緩んでしまう。彼女の周りにいる人々も(何名かは思い当たる人物がいた)彼女をまた支える様に賑やかで、何故か此方迄安心した。]

[そうして話を聞いていると、いつの間にか空は闇に染まり、無数に輝く星達が顔を見せていた。しかし、時間は気にならなかった。彼女の話は面白くて、止まっていた時間を数百倍速で再生されているかの様に刺激的であった。彼の心も彩と灯りが燈り始めている。その鼓動を、彼自身も感じていた。]

ー 出来れば、このままずっと……。

[イキイキと話す彼女を見て微笑んだ。*]
(324) 2020/05/18(Mon) 20:44:17

【人】 機関設計士 スタンレー

>>321 マチ
[「もうタナバタも終わるね。」と、マチが呟いた。
二人並んだ距離感が心地よい。]

「ああ。今年は、良い祭だったよ。マチは楽しめたか?」

[マチの方を見やる。]
*
(325) 2020/05/18(Mon) 20:45:53

【赤】 第一王女 ユウェル

これは、なんということなの…

”なんか、怒ってる?”


”ううん。あれは、喜びすぎて感情が分からなくなってるだけ”


みて!あの可愛らしい舞を!>>240

“とても、素敵ですね!”

私と歳が近そうね……もっと近くで見たいわ。

”ダーメ。時間がないから、
ご飯買って、とりあえず見て回るよ”


えぇ……

”あとで、踊ってたのが誰なのか聞けばよくね?”


それだ。そうと決まれば、何食べる?
これも美味しそう……

“こっちも……!”

[日頃の鬱憤を食に向けるかのように、
ユウェルはあれもこれもとお願いをして、
男性陣がそれの支払いと荷物持ち。
熱いものを持つのはそんなに苦ではないものの、
これを誰が食べるというのだろう]
(*12) 2020/05/18(Mon) 20:54:56

【人】 踊り子 マチ

─ 広場にて ─

[「マチは楽しめたか?」

スタンレーさんはそう聞いた。
彼はいつでも人の気持ちを大事にする人だった。


私はぽつりぽつりと話し始める。


初めてのタナバタの舞台に
不安がいっぱいだったこと。

そんな中、スタンレーさんを最初に見かけて、
気軽に声をかけてもらえて、リラックスできたこと。

機関車のことで頭がいっぱいで笑ったこと。

私の不安に精一杯の言葉をくれたこと。

綺麗なお守りをくれたこと。
その優しさに涙が出そうになったこと。

いつも見守ってくれたこと。]


これは私からのお礼です。

[私は舞台の前に買ったものを渡した。>>239]
(326) 2020/05/18(Mon) 21:01:32

【人】 星読博士見習 ハニエル

−現在・広場を後にして−



[星の見える丘に行こう、と言って、
「ちょうど行こうと思っていました」
と頷く彼女。>>288


今までなら、
「そうなんだ、奇遇ですね」なんて軽い調子で丘を目指しただろう。
途中でジゼルも偶然加わって、
可笑しな話に3人で笑い声を上げながら。

でも、今日は。二人っきり。]
(327) 2020/05/18(Mon) 21:09:54

【人】 星読博士見習 ハニエル

(──故郷から遥々この国へ来て、
夢があって、でも自分は無力で、
いつしかその無力感さえ忘れるようになっていた)


すぐ手を伸ばせば他人にぶつかるような、
賑やかだけど喧しい祭りの街を後にし、
丘を目指して、歩いていく。


一歩、歩みを進めるごとに喧騒は遠のき、
とうに陽が落ちて顔を覗かせた夜闇と、静寂が、
まるで黒いベルベットのように二人だけを包み込んでいく。


東の方角の空を横に切り裂く、光帯のような天の川銀河を背景にして。
(328) 2020/05/18(Mon) 21:11:33

【人】 星読博士見習 ハニエル

(──でもあの時、届かないものを手に入れようとしてもがく彼女を見て>>0:57
忘れていた夢を思い出させてくれたのは本当で。)


そしてたどり着く、あの時と変わらない丘。


(──昔の夢を思い出させてくれた彼女に、
諦めて欲しくなくて>>0:88
たとえ視力があっても僕も同じだよ、
今ある世界のもっと先を見ようと、
そう心から伝えたいと、
強く思ったから。)


あの時と同じレインツリーに身を預け、

…そして今度こそ一緒に、
零れるような星空に向かって手を伸ばそうか。]*
(329) 2020/05/18(Mon) 21:12:05
少女 ルーシュは、メモを貼った。
(a93) 2020/05/18(Mon) 21:16:30

【人】 踊り子 マチ

─ 回想:舞台の前、街中にて ─

[星飾りを模した小物の露店の奥の方に
宝石をモチーフにした小物があったのを
前に見かけていた。>>1:52

ブーヨプスキュリテ王国は星とともに、
宝石がたくさん採れる国としても有名だった。

濃く深い赤の石のキーホルダーが手に止まる。]


これってどんな石ですか?


[店主が答える。


「これはねー、『ガーネット』って言うんだよ。
成功に導くって言われてる。
目標に向かって、こつこつと積み上げた努力の成果が実るってのだよ。」


スタンレーさんにぴったりだと思った。

「ふふふ。誰にあげるんだい?」
からかうような店主に、どう答えたらいいか、
私はいまだに分からなかったけど、
スタンレーさんのために、これを買おうと決めた。*]
(330) 2020/05/18(Mon) 21:17:10
星読博士見習 ハニエルは、メモを貼った。
(a94) 2020/05/18(Mon) 21:22:21

【人】 踊り子 マチ

─ 広場にて ─

スタンレーさんが
私の力になってくれたように

私も少しでもスタンレーさんの力になれるように

これは明日からのスタンレーさんに
私からお守りです。


[そう言うと、
朝のスカーレットさんを思い出して>>200
あの方と比べたら随分と頼りない自分に
ちょっと恥ずかしくなったけど
気持ちが伝わればいいなって思った。*]
(331) 2020/05/18(Mon) 21:24:45
少女 ルーシュは、メモを貼った。
(a95) 2020/05/18(Mon) 21:25:18

平騎士 バジル・クレソンは、メモを貼った。
(a96) 2020/05/18(Mon) 21:28:14

【人】 機関設計士 スタンレー

ー広場にて:マチとー


>>326 マチ
[訥々と話すマチの言葉が心地よく、スタンレーは頷きながら、急かさずにゆっくりと優しく聞いた。


「これは私からのお礼です。」と、マチからあるものを渡される。
ゆっくりと包み紙を外すと、濃く深い赤の石のキーホルダーが姿を現した。深い赤は、まるでスタンレーの情熱を表しているかのようで、また、赤毛のスタンレーにとても似合う。]


「ありがとう…!凄く嬉しいよ…!綺麗だ…。」
[スタンレーは、キーホルダーがよく見えるように、星明かりにかざすようにする。星が反射して、より一層輝いた。]

[「私も少しでもスタンレーさんの力になれるように
これは明日からのスタンレーさんに私からお守りです。」と、マチが続ける。]

「ありがとう。これは、心強いお守りだな。」
[一所懸命話すマチが愛らしくて、微笑む。]

「俺からも話があるんだが、聞いてくれるか?」
[柔らかな表情のまま、スタンレーは続けた。]*
(332) 2020/05/18(Mon) 21:34:58

【赤】 第一王女 ユウェル

[月がてっぺんに来るまでの時間、
4人は思いのまま楽しんでいる。
その中で、全くもって楽しくなさそうな、
今殺せと言わんばかりの顔をしている男が1人]

はー……僕も、僕もフィオーレたちと、
お祭りもう一回行きたかった!!!

“行けばいいだろ……”


でも、今日はお前と飲むって決めてたからなぁ

“楽しんでいたか?”


あぁ、凄く。……ホント、勿体無い。

”…………よく、きたよ。
彼は、いい政治をするだろうさ。”


元王位継承第1位に言われるなら、いいか。
(*13) 2020/05/18(Mon) 21:52:56

【人】 機関設計士 スタンレー

ー広場にて:マチとー


「どうか、気負わないで、聞いてほしい。」
[と、前置きし、スタンレーも訥々と話し出す。]


「マチは、とても真っ直ぐだよな。暖かくて、優しくて。
一緒にいて、凄く、心地がいい。

それでいて、努力家だ。」

[スタンレーは、いつか王族の前で踊れるようにと、日頃の練習を欠かさないマチの姿を知っていた。]



「俺の好きな花も、向日葵なんだ。
まるで、マチみたいだから。」


「俺は、マチが好きだ。」

[スタンレーは、優しい目で、マチを真っ直ぐ見つめて言った。]*
(333) 2020/05/18(Mon) 21:54:23

【人】 男装の騎士 イヴ


ー 廃教会とサボり魔騎士 ー

[イヴは使われていない教会にやってきた。
月明かりに照らされた教会はどこか神秘的に感じた。

イヴはこの国で奴隷解放されてすぐは笑うことも怒ることも泣くことも無い不可思議な子供だった。
女の子としては同じ歳の男の子より高い身長。がっしりとした体格。低めの声。そして、感情のない顔。
孤児院にも最初は馴染めなかったイヴの心が動いたのはマチ姉が孤児院にはじめてきた頃だった。

はじめて綺麗だと感じた。初めて心から笑うことが出来た。

それから、マチ姉が来るのが楽しみで仕方がなかった。

自分とは真逆で可愛いらしい少女。
守ってあげたい。イヴはそう感じた。

そう、それがきっかけだった。今思い出した、騎士になろうと決めた理由だった。

この感情がどれ由来かはわからない。
けど、ただただ憧れた。あの美しい舞と優しさに。

イヴは右手に握りしめていた金平糖のような髪飾りを手に持っていた]
(334) 2020/05/18(Mon) 21:55:38

【人】 機関設計士 スタンレー

[伝えたいことは、もっと沢山あった。

歯の浮いた台詞や、美辞麗句を並べることは、
スタンレーは出来ない。

ただ、正直に。ただ、素直に。
飾らないありのままの気持ちを伝えられたら。]*
(335) 2020/05/18(Mon) 21:59:19

【人】 男装の騎士 イヴ


ー 廃教会とサボり魔騎士 ー

[右手の髪飾りは隊長への賄賂を買いにゆきのやに向かっている途中にあった露店で見つけ、買ったものだ。

短い自分の髪には到底似合わない可愛らしい髪飾りは誰を思って手に取り買ったか。

露店の主は「彼女にでも渡すんかい?」とからかい混じりで言ってきた。ぜってー、あいつ俺の性別間違えてただろ。

そんなふうに思いながら買った時を思いだした。

渡せなかった。孤児院に行けば渡せたのに。

イヴは自分の目から雫がぽつぽつと落ちてきたことに気づいた。
手の中の髪飾りにも。

イヴは髪飾りを握りしめてただただ泣いた。
もう、きっと自分以外の人が彼女を守るんだ。
もう、自分は彼女の騎士ではないんだ。今まで、そんなつもりで働いてきた訳では無いが、きっと心のどこかで彼女がくるこの国を守ることで彼女の1つの居場所を守っていた気になっていたんだ。

感情の波と共に雫は次から次へと落ちていく。]*
(336) 2020/05/18(Mon) 22:05:18

【人】 駄菓子屋の孫 ユキムラ

 
−回想・懐古−


[あれはまだ異国に来て間もない頃の話だったか。

この国において、駄菓子屋というものは
異文化において中々インパクトの強いものだったであろう。

あの時は、まだ俺が見慣れぬ土地の人々に怯えていた頃。
それなりに来るお客さんたちの中に、
学生時代の彼女がいた。>>249

歳はそこそこ離れていたので、
ほぼ一方的に可愛がってもらっていたのは
いうまでもない。

あれからしばらく会うことはなくなったが、
まあそれが身分の違いのせいということなのだろう。

俺としては、目の前の彼女にそんなものは
何故か全然感じられないんだけど>>203 >>218*]
(337) 2020/05/18(Mon) 22:06:44

【人】 無口な使用人 ジゼル

しっかりと"ココだけ"見ててね。>>323



[ 彼の見せてくれる不思議な"魔法"。
ぽつり、寂しそうに佇むタコヤキが、シルクハットに入れた彼の手から出てくるなんて!!]


いったいどうなっているの…??!



[ 驚くよりほかにすることがない私に、にやりと笑うその不敵で、自信に溢れた輝く瞳。



   
 あぁ、本当に。


私はこの魔法使いさんに、ずっと思いを寄せていたんだ。]*
(338) 2020/05/18(Mon) 22:10:50
 




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