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![]() | 【赤】 蒼鉛の魔術師 ヴィスマルト[はたして、それが叶ったなら。 紅 い石に宿る魔力を見て、ようやく今、弟子の言葉を思い出し。>>0:98>>0:107 ――ようやく、その意味が繋がった気がして。] ……師匠。もしや、 花以前、姉に を―――― [送って下さいましたか、と言いかけ。 …先程考えていた、我が師の気質を思い。>>66] ……いいえ。 ありがとう、ございました。 [皆まで言わず。受け取った 紅 へ、礼を伝えた。素材に対する礼にしては、 少々湿り気を帯びてしまったかもしれない。]* (*32) 2022/04/14(Thu) 22:10:43 |
![]() | 【人】 蒼鉛の魔術師 ヴィスマルト― 夜 ― [オペラの顔に仮面がないのを見て、少し驚いたが。 それでいい、大丈夫だ、と 私はまた頷きを――…… ――すれ違いざまに。肩をひとつ叩いて。 そうして、儀式の時立つ位置などを指示し始めた。] (84) 2022/04/14(Thu) 23:46:37 |
![]() | 【人】 蒼鉛の魔術師 ヴィスマルト[全員が位置につき、準備が整えば ルービナ様の詠唱が始まる。>>50 歌うように紡がれる声は耳に心地良い。 ――いつだって、この声を聞くのが好きだった。 いつだって。伝えた事は、終ぞ無かったが。 ここで失敗しては台無しだと、 わずかに固くなっていた体の緊張も解けて行く。 自分は、歌の得意な方でも無いけれど。 今はそういう時ではないから、 唱和を求められればすぐに応じて。>>51 月 の下、魔法の力が降り注ぐ。] (85) 2022/04/14(Thu) 23:46:39 |
![]() | 【人】 蒼鉛の魔術師 ヴィスマルト[そうして、場が清浄な空気に満ちたなら 一歩前に進み出て、最後の仕上げにかかる。 魔力を注ぎ続けながら、月の力、花の力、 全ての力が調和するよう、 調合鍋に入れた素材を丁寧にかき混ぜて。 ――幼少期は出来損ないと罵られもした己だが。 ]だからこそ、こういう繊細な力の扱い方を 覚えられたとも言える。皮肉なものだ。 (86) 2022/04/14(Thu) 23:46:41 |
![]() | 【人】 蒼鉛の魔術師 ヴィスマルト……完成です。 薬が安定するまで、この箱を開けないように。 今夜はこのまま休みましょう。 [零時を回る前に調合は終わった。 つまり、無事に万能薬が完成したという事である。 そうは言っても、出来上がったばかりの薬は不安定。 これからしばらくは邪の時間であるから、 瓶に詰めた薬をさらに箱に入れて、 安定するまで、中に閉じ込めた浄化の力で 守らなければならない。 下手に動かすなどして、 薬の質が落ちてはいけないし。 何よりも皆、疲れているだろうからと 休む事を提案しつつ。] (87) 2022/04/14(Thu) 23:46:43 |
![]() | 【人】 蒼鉛の魔術師 ヴィスマルトしかし、最高の薬が調合出来たな。 皆のお陰だ。お疲れ様。 これならアガーテ様にも十分ご満足頂けるだろう。 弟子の二人には、ルービナ様の仰った通り この経験を糧にして欲しいと思う。 そして、ルービナ様。 この度のご協力、本当にありがとうございました。 …私にとっても、素晴らしい経験になりましたよ。 [夜の空気の中、いつもより饒舌になって。 ――そう、陽光の下で、別れの空気の中、 こういう事を言うのは不得手なものだから。 解散する前。今のうちに、 皆への感謝を伝えたのだった。]* (88) 2022/04/14(Thu) 23:46:45 |
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