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【人】 二年生 蓮見 朱鷺也願い事の続き? こころの中で、願ったよ。 [ にっ、と笑って、 またほら、俺はきみに意地悪なことを言う。 だって口は夕鶴に奪われていたから、 仕方ないよ、心の中しか空いてなかったんだ ] (352) 2021/07/30(Fri) 21:07:38 |
【人】 夕鶴の隣 蓮見 朱鷺也── その次の、きみと俺の夏祭り ── [ 二年目の甚平は普通の甚平だった。 浴衣姿の夕鶴は、……うん、綺麗で、 ほんの少しだけ、ドキッとさせられたのは本当 鳥の種類を詳しく見分けられるわけではないし 朝焼け と夕焼け を見分けられるほど、俺の目は出来が良くない。 少し考えて答えを出したのは ] 夕焼けの朱鷺? [ 俺の想像は、あたってた?どうかな。 ] (404) 2021/07/30(Fri) 23:40:36 |
【人】 夕鶴の隣 蓮見 朱鷺也[ あの日と、それからずっと昔のあの日と。 おんなじように屋台を巡って、みんなのところを回って。 手を差し伸べられたらぎゅっと繋ごう、 きみが、はぐれてしまわないように。 勿論きみのことを見失うことはないよ きみは、女の子の中ではよく目立つから?>>1:110 ] (407) 2021/07/30(Fri) 23:41:24 |
【人】 夕鶴の隣 蓮見 朱鷺也[ 今もまだ。 お守りの中で寄り添ったままの鶴と朱鷺は、 未だにその願い事を大切に大切に温め続けてる。 何かを願うきみの隣で、 願った願い事は、あの日と一言一句違わぬ言葉 ] ずっと、夕鶴が、 そばに居てくれますように [ なんて。願いが叶いますように。 花火の下で、願いを、祈りを、込めるんだ。 それから ──────── ] (410) 2021/07/30(Fri) 23:42:59 |
【人】 夕鶴の隣 蓮見 朱鷺也[ きみに渡すのは裏返されたままの一枚の絵馬 恥ずかしいからさ、あとで見てよ。 ] 俺が書いたもの欲しいって言ってたでしょ。 夕鶴が来るまえに、これ書いたんだ。 [ きみには言わないけど、 本当にめちゃめちゃ丁寧に書いたんだ、それでも。 ちょっとだけ癖のある男子らしい文字は、 とびきり上手っていうわけじゃないけれどさ。 今は絶対見ないで!って言いながら 夕鶴が何か手提げみたいなのを持ってたらさ、 そこに無理やり押し込んだ。 ] (411) 2021/07/30(Fri) 23:44:04 |
【人】 夕鶴の隣 蓮見 朱鷺也[ 絵馬の裏だか表だか。 書かれていたのは一羽の鶴で。 でもこんな上手に描かれた鶴よりも、 俺は、きみが描く鶴のほうが好きだよ。 ] (412) 2021/07/30(Fri) 23:44:22 |
【人】 夕鶴の隣 蓮見 朱鷺也行こっか。 [ 差し出した手はきっと再び繋がれて、 微笑んだ視線は、きっときみとぴったり合って。 かごめ、かごめ、かごめのはなひらり。 ここは平和な平和な篭芽町。 また、来年、来るね。 そんなふうに呟いたらさ、 どこか遠くで狐の声が聞こえた気がした きっと、不穏なやつじゃなくて、ね! ]** (414) 2021/07/30(Fri) 23:44:57 |
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