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【人】 神原 ヨウ[そうしてとあるものをバッグから出す。 それは元々用意してあったもの。 彼女にあげた薔薇の花束と同じもの。 ────たった一本のバラ。] (13) 2021/07/14(Wed) 20:50:48 |
【人】 神原 ヨウ付き合う事になったら渡そうと思ってたんだけど どうせなら、後7本は持ってくるべきだった。 ……オレの奥さんになって、奈々。 [これからの計画を話す前に もう一度自分の気持ちを言葉に直す。 あのホテルの出来事が夢では無かった事を示すために。]* (14) 2021/07/14(Wed) 20:51:09 |
【人】 敷島 虎牙[目覚めた俺の鼻腔を紫煙がくすぐる。 視線を向ければ、とっくに目覚めていた 千由里と目が合った。] ……おはよ。 [気怠い体をベッドの上で転がすと 俺は柔く微笑んで、両の腕を彼女へ開く。] ぎゅーして。 [抱っこをねだるように甘えて。 こっちに飛び込んできてくれたら 思いっ切り抱き締めてキスをしよう。 寝起きだから、ちょっと口が粘つくかな。 でも今キスしたいんだから仕方ない。] (15) 2021/07/14(Wed) 21:10:39 |
【人】 敷島 虎牙[そうして、気が済むまで チェックアウトまでの時間をベタベタ過ごそう。 シャワーで性の残渣を洗い流すのも惜しいけど 家に帰るなら、と丁寧に汗を流した。 千由里のうなじや肩の痛々しさと比べて 俺の身体には傷一つない。 中に胤を残しているわけでもない。 何食わぬ顔で帰れば、きっと 絵美も俺には何も言わない。はず。 綺麗さっぱりな身体のまま 千由里と駅まで手を繋いで向かったら 最後にひとつ、キスだけしたい。] ちゆ、本当にありがとう。 ……俺の相手が、君で良かった。 [別れを惜しむように髪を一筋、指に搦めて 俺は眉を下げて微笑む。 本当だよ?嘘じゃない。 それでも家に帰らないといけないってだけで。] (16) 2021/07/14(Wed) 21:18:47 |
【赤】 星条 一 → スタンリー[珠莉の手がシーツを強く握るのを見て男はより快楽を感じてしまう場所を求めて腰を打ち付けた。 奥を小突かれるのが好きそうならば一定の周期で雄の先端は奥口の扉を叩き、鍵穴を探るように動くとまた離れて。 背骨を内から押し上げるように膣壁の背筋側を擦りながら奥にまた一つ衝撃を齎した] 奥の方が好き、なのか。 珠莉は、、えっちな子だな。 [幾度か動けば男は一度動きを止めた。 荒い吐息を立てては耳元で囁き、項から背骨が描く美しい線に舌を這わせ唇で咥える。 身体をく、と曲げれるだけそうすると身体を起こした。 お尻だけあげさせ身を委ねさせている姿勢は上から見ても素晴らしいもので、細身の体躯がくねと動く様も好いものであるし、白い肌が汗ばみ紅と色を変えていくのも素晴らしい] (*12) 2021/07/14(Wed) 21:22:53 |
【赤】 星条 一 → スタンリーえっち、で勉強熱心で、とても可愛いとも。 愛し合うのは気持ち良いだろ。 俺はとても気持ち良いぞ。 沢山締め付けてくれるし、 後ろからだとお尻の孔まで丸見えでな。 [そこもまた物欲しそうに呼吸と共に動いているのが見て取れる。 男は起こした身体を倒し、身体を重ね合わせると腰の律動を再開した] っ、ふッ、俺を愛してくれてるのがよくわかるよ。 [男はそう宣うと快楽の波を掻き立てていく。 一度止めたのは潮を引かすようなもので。 焦らす、止めることで落ち着き始めた感覚に大きな波をぶつけてやればどうなろうか] (*13) 2021/07/14(Wed) 21:23:02 |
【赤】 星条 一 → スタンリー なぁ、イったことはあるのか? 俺はそろそろ出そうだから――合わせられるか試そうか。 [男の手が珠莉の身体に纏わりついていく。 身体全体で捕らえてしまい、その指先は敏感な色づきや花芯へと向かった。 花芯に向かった指先はその皮を捲りあげる。 その刺激はこれまでとは比較にはならないほどに過敏なものであろうが、蜜に塗れたそこをとつ、とつと指先で軽く触れてやりながら男は熱杭を一定の速さで奥口へと小突きつけていた。 早ければ良いというものではないし禁欲をしていたのだから自分だけ気持ち良さを求める行為はある種自傷とも言えよう。 珠莉が快楽に溺れてしまえる速さを探りつつ、前後不覚となっていく様を確認しながら交わりを続け――] そろそろ、か? 俺も出そうだ――良いか、イくぞッ。 [男は聞こえているかは兎も角として最後まで声をかけながら、熱杭を奥へと押し込んだ。 その先端を奥口の鍵穴へと触れさせ押し付けると鈴口から噴出した白濁液が叩きつけられていく。 熱が暴走する。 激しく奮えるそれが精を吐き出し珠莉を自分の色へと染めていく。 久方ぶりの吐精は長く勢いがあり、その粘質の強い液は奥口にじわりと絡みついていることだろう。 男は満足そうに吐息を吐き出しながら珠莉の身体を少し強めに抱きしめた*] (*14) 2021/07/14(Wed) 21:23:18 |
【人】 OL 奈々────── 大丈夫、…?ヨウくん、学校の後でも 全然私は大丈夫よ? [ 学校に行くことは彼のお仕事。 だから、学校帰りに迎えに行って 彼の家に向かっても全然彼女は苦でない。 彼女を宥めるような、 落ち着いた彼の様子にふわっとした気持ちが。 養うことが現実的ではないことは 何となく分かっていたけれど、 やっぱり社長だったり、お金を稼いでおけばと 少しこう、後悔のようなものが湧いてくる。 ] 、ぁ……よ、くっ……… [ ごそごそと彼が取り出したものに、 彼女は口元を両手で押さえ、どうしようと 目を何度も開いては閉じを繰り返し 恐る恐るそれを受け取って。 ] (17) 2021/07/14(Wed) 21:25:32 |
【人】 リカちゃんパパ 敷島 虎牙[だから、予想もしてなかった。 電車の中で考えていた絵美への言い訳なんか ひとつも役に立たないこととか、 また暇を見つけてこの企画に参加したいなーなんて 甘っちょろい幻想が砕かれるのとか、 自分が思ってたより子を育てることが重い事すら。 会社の同僚や部下、上司は気遣ってくれるし、 近所に住むお節介なおばちゃんとかも よく声をかけてくれる。 更新しなくなったブログにも気遣うコメントが あったかもしれないけど、そこまで見れない。 正直、怖かった。 絵美を真綿で締めるように殺したのは俺で、 人はそれを知って、後ろ指を指してやしないか。 「あいつは人殺しだ」「ロクでもない男だ」って みんなが知っている気がして。] (18) 2021/07/14(Wed) 21:29:35 |
【人】 リカちゃんパパ 敷島 虎牙[誰でもいい。 ちゃんと俺を見てくれる人が欲しい…… そう願うことすら、自分には許されない。 公園で俯く俺は、どうにもならない自分の心を じっと殺していたんだと思う。 梨花と買い物に行く時も、怖くて 周りをよく見ることも出来なくて。 ただ、都合のいいことを願うことに慣れた俺は 抱きしめてくれる誰かの存在を渇望して。]* (19) 2021/07/14(Wed) 21:34:01 |
【人】 OL 奈々────── ん……なら、明日の朝帰りましょうか。 学校へは送ってあげるから、 きちんとお話しできるようにしましょうね。 [ 何を着たらいいのか。 どんなメイクをしたらいいのか。 彼女の頭の中では色々とこうしようああしようが 浮かんできてしまって、ほわほわとした そんな気分になってきた。 でも、怒られるのかもしれないと 彼の両親に会うまではそわそわが 止まらないような気がする。 ] ヨウくんの、き、もち…… [ 込み上げてくるものはやっぱりあった。 彼が本当に、こんなにまで好きでいてくれた。 それが分かる行為がこんなにも簡単で こんなにもわかりやすくて、 伝わりやすいなんて。 言葉が失われていくなんてことは容易。 ] (21) 2021/07/14(Wed) 22:59:51 |
【赤】 大学生 廣岡 珠莉[耳にかかる吐息の熱に、ぞくぞくとまた 肌が粟立つのがわかった。 どこもかしこも敏感になって、 どんなふうに触れられても、感じてしまう。 ぐ、とその体重が背中にかかるのがわかる。 押さえつけられて、逃げられなくて、 抽送を繰り返されるたびにあられもない 声が口からこぼれ落ちていく。 一瞬引いた波が、無理やり高められていく。 そのスピードに思考がついていかなくて、 ぼんやりしていたら奥を突かれるから、 何も考えられないでいた。 だから、言われた言葉の理解も遅れて、 気づいたのは、その指が芯に触れた時。 一層びくびくっと跳ねた身体が。 強張って、だけど力が入らなくて、 シーツを握る手だけが強まっていく。] (*15) 2021/07/14(Wed) 23:06:23 |
【赤】 大学生 廣岡 珠莉ぁ゛ッあっあっだめ、っだめっ そこだめ、 ゃっへん、なる、っ やだやだ、やだぁ゛っこわ、ぃ、 [駄々をこねる子供みたいにいやいやと 首を横に振るけれど、その手と腰は止まらない。 イったことはある。ひとりでするとき、 軽い絶頂に達して、満足するのが常だった。 だけれど───こんなのは、] こ、なの っ知らなッぁ゛、ッひ こわいなんかくる、からッ しらな、 ぃいっぁ゛ひぅ [打ち付けられる腰に高められていく。 目の前がちかちかする。その先にある快楽に 身を委ねたら死んでしまうんじゃないかって そんな不安が襲って、恐ろしくなる。] (*16) 2021/07/14(Wed) 23:06:40 |
【赤】 大学生 廣岡 珠莉ゃ、はじめさ、 はじめさッ、 手握って、 手、ッこわ、ぃ わたしッわた、しっひぅ、 [首をぶんぶん横に振りながら、 高まっていく感覚に、口から漏れ出る願望。] だめだめ、 だめ、っだめ、っ ゃ、っぁっぁっあっあっ!も、ッだッ [最後まで、言葉にならなくて。 ガクガクととまらなくなった痙攣の後、 一番大きく体がしなれば、そのまま 力が抜けて、腹奥に熱いものを感じる。 じわぁ、と広がっていく感覚に、 口元が緩むのが自分でもわかった。] (*17) 2021/07/14(Wed) 23:06:57 |
【赤】 大学生 廣岡 珠莉ぁ、 は、 ッあつ、ぃ、 [それを落とすと、目の前が白む。 そのまま白い光の向こうに 意識が飛んでいってしまうような心地。] はじめ、 さ、っ [そのままがくん、と意識を手放した。]** (*18) 2021/07/14(Wed) 23:07:30 |
【赤】 星条 一 → スタンリー[最後の瞬間、未知への恐怖を齎さんと組み敷いていた男は珠莉の手を握っていた。 身体を震わせ達したことを示すようにきつく締め付けてくる蜜孔は意識を手放した後も蠢ていていた。 それを感じながら、その小さな手を覆うように指を絡めて繋ぐ。 男は繋がったままに珠莉の身体を横向きにして後ろからその体を離さぬようにと抱きしめた。 目覚めた時に最初に感じるのは男の肉体であろうか] 珠莉――本当に可愛い子だ。 よく頑張ったね。 [意識を失った肉体は重たいものだ。 その重さを味わいながら男は耳朶にキスをする。 時間の余裕はある。 届かぬものではあろうが男は耳元で褒め言葉を囁きながら、 男は首筋や肩口にキスを重ねて珠莉が目覚めるのを待った] (*19) 2021/07/14(Wed) 23:39:24 |
【人】 ぶろーくんはーと 真白 千由里[差し込む光を浴びながら、彼の声に振り向いたとき その無防備な微笑みに自然と目は細まっていたけれど 昨日よりなんだか甘えん坊な姿、 お強請りされるまま腕の中に飛び込みながら おはようのキスをしながら 別のことを考えてしまったんだ。 奥さんの前だったらこんな感じなのかな、とかさ 彼の寂しさは知っていたつもりだけど――それでも 純粋にちゆだけだって思えないのは きっと写真に映ってたあの女の子のせい。 ……こんなの面倒くさいって思うよね、だから 彼はなんにも知らないままでいい。] (22) 2021/07/15(Thu) 4:05:05 |
【人】 ぶろーくんはーと 真白 千由里[シャワーを浴びた。 昨日の痕にボディソープが少し沁みた。 それが嬉しくて、鏡越しに見えないのはもどかしくて 身支度を整えたら、もういつでも外に出られる格好。 昨日はほとんど目につかなかった時計が 今日はやたらと視界に飛び込むの。 チェックアウトの時間が近づいて、名残惜しくて 駅までの道をやけにゆっくり歩いていたけれど それでもやがては辿り着いてしまう。 最後のキスを交わした、その後は どんな顔をしていいかわからなかった。 気づいたらじっと爪先を見つめてた。] (23) 2021/07/15(Thu) 4:05:33 |
【人】 ぶろーくんはーと 真白 千由里……うん、ありがと。 ちゆも幸せだったよ。 [“またね”なんて存在しない。 手を振る彼が背を向けて、反対方向に歩き出して 見えなくなったらそれでおしまい。 あたしたちを繋ぐ関係性はどこにもないから。] (24) 2021/07/15(Thu) 4:05:47 |
【人】 ぶろーくんはーと 真白 千由里[そうして彼を見守ったところで、 苦しいのが消えるわけでもない。 たとえば何気ない偶然を装って目の前に現れてみたら あの夜の続きが始まるかもなんて、何度か考えた。 そしたら彼は驚くかな、それとも困った顔をするのかな。 だけど思い浮かべる傍らにはあの子がいて 小さなリカちゃんの物心なんて知らないけど ――あの子さえいなければ、なんて思いながら あの子がいたから足を踏み出せなくて。 壊しちゃえっていつかは簡単に考えたのに ちゆを見て、困った顔されるのが怖かった。] (25) 2021/07/15(Thu) 4:06:52 |
【人】 ぶろーくんはーと 真白 千由里[その夜も遠くから眺めただけ。 暗闇に紛れたらきっとあなたは気づかない、 それでも街灯に照らされたベンチはよく見えた。 あなたは俯いてた。疲れた顔してた。 嫌なことあったのかな、 毎日寄り道したってほんの些細な日常しか知らないけど 好きだよ、大好き。今もずっと愛してる。 たとえ一晩の恋人でも、あの夜は確かに特別で あたしたちは確かに愛を囁きあって ……ねぇ、少しくらいは、また寄り添ってもいいのかな。 そんなこと考えてたら、今までさんざん躊躇った足が 気づいたら前に進んでた。] (26) 2021/07/15(Thu) 4:07:18 |
【人】 ぶろーくんはーと 真白 千由里……タイガさん? [声を掛けて彼が気づいてくれたなら、笑った。 まるでさっき通りすがったみたいな顔で 歩み寄って、それから小走りで近づいた。] ひさしぶりだねっ [平然と微笑むの、潤んだ目なんか知らない振りして。 だからどうか、ちゆの演技にも気付かないで。 *] (27) 2021/07/15(Thu) 4:07:54 |
【人】 大学生 廣岡 珠莉[握られた手の熱さに。その安心感に。 意識を手放す瞬間、聞こえた褒め言葉に。 幸福感に包まれて、そのま?ま落ちた。 ぼんやりと揺蕩う意識の中、 あたたかなぬくもりが私の体を 包んでいるような気がして─── 目が覚めて、ぱちり、ぱちり、瞬きを。 一瞬、ここがどこだか分からなくて、 二秒ほどあけて、気づいた。 夢ではない、その温もりにゆっくりと体を 動かそうとして、その痛みに顔を歪める。 だけれど、そこにいる人を知っているから。 おはようございます、と挨拶をしようとして 声が掠れて、うまく出なかった。 ゆっくりとその腕の中で身を捩り、 包まれたまま、顎先にキスをすれば 挨拶しようとしたのだと気づいて もらえただろうか。] (28) 2021/07/15(Thu) 6:40:06 |
【人】 大学生 廣岡 珠莉[くすくす、笑い声が降ってきてわたしは笑む。 寄せられた唇を追うように閉じかけた瞼を ゆったり開いて見つめ返し、数度啄むような 口づけを交わした。 こく、と唾を飲み込んで、呼吸するその人の胸板を とんとん、と優しく2度叩いた。] ん………いま、なんじ、ですか? [自分でも少し驚くくらい枯れた声に、 困ったように眉を下げて、その答えを待つ。]* (29) 2021/07/15(Thu) 6:40:31 |
【人】 神原 ヨウ今更ではあるんだけど もの凄い朝帰りしましたって感じだね。 [>>21朝になって息子が帰って来たら 隣には女性が居て、更には結婚を前提に付き合うもしくは 結婚します、なんて言うのだから大したサプライズだろう。 賛同されるか反対されるかは分からないけれど、反対されても説得するフェーズに入るだけだ。 オレはあくまでオレの両親だからまだなんとか大丈夫だけど 奈々からしてみたらもっと緊張するだろうな、と 落ち着かない感じが少しある彼女を見てそう思う。] 態度で示して、言葉で示して。 そしたら後はプレゼントになるかなって。 [10年前は伝え方で失敗してしまったから。 今度は抜かりなく、彼女を捕まえて隣に居てもらうために。 その試みはどうやら成功してくれたようだ。] (30) 2021/07/15(Thu) 13:40:30 |
【人】 リカちゃんパパ 敷島 虎牙[そうして夢から帰って待ち受けていたのは 終わりの見えない悪夢のような現実で。 罪悪感と無力感とに押し潰されそうになって 日々を生きて……そうして漸く暇を見つけて 夜の公園まで逃げてきてしまった。 根元からぶつりと切り離されて 荒い波間を漂う海藻にでも なってしまったかのような心許無さに 小さく震えていると……] …………ちゆ、り、さん…… [顔を上げれば、あの時と同じまんまの 千由里が、夜の灯りを背に立っていたか。 ずっとそばにいたなんて、知らない。 きっとあのまま俺を忘れて もっと熱を埋めてくれる誰かを 見つけてしまったのかなって思ってた。 ……いや、そうじゃないなら、 あの日よりも痩せて疲れ果てた顔の俺に 幻滅して、きっと離れていくのだろう、と。] (32) 2021/07/15(Thu) 14:58:52 |
【人】 リカちゃんパパ 敷島 虎牙[「本当に、久しぶりだね」。 そう言おうと開いた唇からは 奇妙なうめき声だけが出た。 もう顔も見られたくなくて、 それでも耐えきれなかった俺は 此方へ歩を進める身体をきつく抱いて まるで子どもみたいに泣いてしまう。 逢いたかった。 会いたくなかった。 助けて欲しい。 助けを乞う資格がない。 どうしよう。 どうしようもない。 でも、 だいすき。 いろんな気持ちがとめどなく溢れて、 千由里の肩口を濡らしていく。] (33) 2021/07/15(Thu) 14:59:45 |
【人】 リカちゃんパパ 敷島 虎牙[冷静さを取り戻すまでしばし肩を借りたら やがて洟を啜って離れていこうとするだろう。] ごめ……俺、あの後からずっと もうどうしていいか分かんなくて…… [ベンチに腰を下ろすまでに 千由里がそばに居てくれるのなら あれから何が起きたかを話そうか。 帰ったら妻が亡くなっていて、 今は娘とふたりで暮らしていること。 医者からは死因は致死性不整脈と言われ 特に責められたわけじゃないけれど 気付くまで遅くなったのを自分で悔いてること。 娘の梨花の育児からずっと逃げていたせいで 家事も育児も手探りで、 それでも「ママがいい」と毎日のように泣くこと。 全部、千由里には正直に打ち明けようか。] (34) 2021/07/15(Thu) 15:00:10 |
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