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【人】 在原 治人[若くして天に召された 父母の代わりに 自分を育ててくれたのは、祖父だ。 その手を、思い出していた。 浅黒い肌に 白斑と染みが入り乱れた 柔らかさのない、骨ばった手。 子どもの自分と比べれば 体温も低くて あたたかいと感じたことは無いし 今、思い返しても 美しいとは言い難いけれど 俺は……、あの手が好きだった。] (30) 2020/10/28(Wed) 21:48:55 |
【人】 在原 治人[父や母と同じ 遺伝子欠陥を引き継いでいるから、 期待はするまい、と あんな風になるまで老いた自分を 考えたことは無かったけれど…… 初めて想像してみた アクスルが共に歩んでくれる遠い未来は とても温かくて 胸がじん‥と熱くなった。] あなたが どんな姿になろうとも 命ある限り、愛おしむと誓うよ [必ず来る、と 保証されたものでは無くとも そんな先まで夢や希望を抱けることが嬉しくて 噛んで含めるように、ゆっくりと 誓いの言葉を音にした。] (31) 2020/10/28(Wed) 21:50:25 |
【人】 在原 治人[それから、 さらに少し考えて 今度はこちらから問いかける。] あなたは くる日もくる日も すえ永く、俺の隣で息をしてくれ ることを誓いますか? [記事にあったアイデアを借りて 一番の望みを、愛しいひとの名前に託した。 完成度は正直 ]*イマイチな気もするけれど 早く結んでしまいたい想いが勝った結果だから 悔いはない。 (32) 2020/10/28(Wed) 21:56:26 |
【人】 魔王軍幹部 フォルクス[ まるで霞でも切っているかのようだった。 無実体種族に物理的な攻撃は、特殊な武器ではないと通らない。 執拗に自分と王を狙う彼らから離れられたのは、 唯一太刀打ちが出来るヤンベアッカ達が食い止めたお陰だろう。 しかし休む暇などは当然無い。 広場へ向かい押し寄せるが如く現れたのは、リザードマンの群れ。 武器を扱う知能を備えた、本来は遠く離れた地で生きる筈の魔物。 ] (33) 2020/10/28(Wed) 22:47:32 |
【人】 魔王軍幹部 フォルクス礼なんていい、早く!都の外に行け……! [ 恐怖で地べたに座り込んでしまった民を立ち上がらせ、 再び標的となる前に走らせる。 想定外が重なっているものの、 我々も人類も何の手立ても用意せず式典を行っていたわけではない。 火災や脅迫だけではない、ここ最近頻発していた事件 恐らくは式典に割ける人員を減らす為だ。 警備の多くと、ある程度魔族と戦える住民らが外に皆を逃せば 控えていたエルフ族の術士らが結界を発動、都をそのまま隔離する。 規模の大きさ通りの最終手段が用意されていた。 この程度の相手に使う筈ではなかった策。 本来現代の人里は強力な魔除けを施され、魔物の侵入など許さない。 無実体種族もまた、肉体の営みから解放されている代わり心が幼く 精々が悪戯の呪いを扱う程度、奇襲作戦など行えない筈なのだが。 ] (34) 2020/10/28(Wed) 22:48:01 |
【人】 魔王軍幹部 フォルクス[ 一体一体は大したことはない。 リザードマンのアイデンティティーは武器のみといっていい。 しかし、護衛は合計で二十にすら届かない人数。 量より質とはこのことか、 人混み紛れる鱗に覆われた緑が減った感覚がない。 側で戦う王には戦闘経験の薄さよりも大きな問題があった。 ────本気を出すことも竜になることも、してはならない。 姿を変えただけで人類の建築物など幾つ吹き飛ぶことか。 思えばそれが一番の奴らの勝因なのだろう。 人型に留め満足に戦えない間に仕留める、そのつもりか。 我々は最終兵器を封印したまま、苦しい戦いを強いられる。 ] (35) 2020/10/28(Wed) 22:48:22 |
【人】 魔王 ウロボロス[祭り客の魔族が人間を守り、多数を相手にしている。 氷の矢を降らせ彼の助けを行うと、 当たらなかった一体が標的を変え目前に迫り武器を振り上げた。] ……ふ、 [防いだ魔法はごく小規模で脆い。 大きく裂けた口が、こちらを嗤うように歪んだ気がした。 砕けた瞬間、庇い前に出たフォルクスの剣が相手のそれと交差する。] (36) 2020/10/28(Wed) 22:48:55 |
【人】 魔王軍幹部 フォルクス[ 丁度そんな時だ。 ] 逃げろ────! [ 逃げ惑う親子を数体が追い掛け、見る見る内に距離が縮まっていく 分かっていても鍔迫り合いの最中では、叫ぶことしか出来ず 今まさにその背に凶刃が迫ろうとしていた時。 甲高い威嚇の声と共に上空から一気に下降したグリフォンが、 両者の間に割り込み、獅子の爪で一体の腕を狙い武器を落とさせ 更にもう一体へと襲いかかり交戦を開始する。 対応しきれていない相手に、王が放った炎が命中した。 気づけば悲鳴と狂騒の中に幾つもの彼と似た鳴き声が混ざる 部下が増えているのは警備と合流したからだろう。 ] (37) 2020/10/28(Wed) 22:49:45 |
【人】 魔王軍幹部 フォルクスどうなっているんだ、おい、っグリフォン! 何故、……魔物が中にいる! ベアは一体何処に行ったんだ! [ お陰で情報を同僚に求める余裕が生まれた。 その場をクリオ達に任せて飛んだのは、 種族特有の高い視力で偵察に出たからでもあるだろうと。 期待通りに状況を教えられたものの、 内容には苦々しい顔にならざるを得なかった。 ] (38) 2020/10/28(Wed) 22:50:02 |
【人】 魔王軍幹部 フォルクス[ 曰く、 都のあちこちに魔法によるものと思われる光が出現、 その中からリザードマンが現れた。 ベアと部下は現在北寄りの市街でオーガと交戦中。 リザードマンを退けて民を守りながら避難誘導し、 途中遭遇したものと思われる。 彼らは強靭だが敵も同じく、人数の差は歴然。 だから二人はあちらに行ってほしい、と。 ] 転移装置……いや、そんな筈は。 それより、お前らであれをどうにか出来るって言うのか? [ 浮かんだ疑問は今は振り払うしかない。 何しろ再びリザードマンが集まり始めていたからだ。 ] (39) 2020/10/28(Wed) 22:50:37 |
【人】 魔王軍幹部 フォルクス[ リザードマンを追い掛けてきたのは この場に似つかわしくない四つ足で地を蹴り、 ただの獣と呼ぶには大きすぎる体躯を持った ────人狼族が現れた。 ] (42) 2020/10/28(Wed) 22:51:37 |
【人】 魔王軍幹部 フォルクス[ 人間を糧にしていた負の歴史の中、 彼らは人里に紛れ込み幾多の騒動を起こしていた。 故にその擬態能力は、魔族随一。 祭りの客に紛れて待機してくれていたわけだ。 人類には話せない隠し玉、その為皮肉にも人数は多く揃えられた。 ] (43) 2020/10/28(Wed) 22:51:53 |
【人】 魔王 ウロボロス遅かったじゃないか。ねえ、ルー? [その言葉は、先陣を切る赤毛の狼への。 口振りだけで常のように、誂う真似事をしてみるも。 連続する戦いにより冷や汗が額を伝い、 名を呼ぶ声には喜びが隠しきれていなかった。] (44) 2020/10/28(Wed) 22:52:49 |
【人】 魔王軍幹部 フォルクス[ あの日先代により転移させられたのは、人狼の隠れ里。 自らの主を守れず項垂れる者達を見つけたのが、未だ子供だった彼。 かつての魔王軍幹部ヴォルフの末息子は、未だ年若いものの 果敢な姿に武人であった父の面影を宿していた。** ] (45) 2020/10/28(Wed) 22:53:16 |
【人】 魔法猫 カザリ[あっさり捕獲。 さらにタオルでわしわし。 揺らされ、目を回しても救いの手が現れるはずもなく] ぎにゃぁぁ!!? [ラスボス(ドライヤー)の襲来に断末魔の悲鳴。 猫パンチを繰り出そうにも熱風で肉球が熱い。 乾かされながらジタバタ、ひとしきり暴れた後] …………──── にゃ、ぁ [力尽きてぐったり。 洗面所の床の上に敷物のように伸びたのだった*] (47) 2020/10/28(Wed) 23:37:07 |
【置】 魔王軍幹部 フォルクス[ 「最後の勇者」は本来、二人いた。 よく似たあどけない顔の同じ箇所に、御印を持った仲の良い双子。 姉弟の金色の髪は戦場であれど陽の光を浴びて美しく輝き、 圧倒的な力で幾度も幹部を退けた。そこには俺自身も含まれる。 まるで本当に女神が存在し、二人を愛しているようにも見えた。 しかし──── ] (L0) 2020/10/29(Thu) 1:13:57 公開: 2020/10/29(Thu) 1:15:00 |
【赤】 魔王軍幹部 フォルクス[ ────魔王を倒す程の力の代償は大きかった。 魔王領に入った頃には仲間は全員喪い、 ただでさえ大きすぎる力を絶え間なく使い続けなければならない勇者は 痛ましく悍ましく、二人のまま一人へとなっていたのだ。 最後の最後に双子の勇者を生んだ教会は、焦りでもあったのか? はたまた、遂に念願を果たせる予感を覚えていたのだろうか。 分かるのはその所業の報いは、確かに返ってきたということだ。 ] (*0) 2020/10/29(Thu) 1:14:11 |
【人】 魔王軍幹部 フォルクス「生きろ、フォルクス。 ……陛下はお前に未来を託されたのだ。」 「我々が行うべきことは決まっている、奴は必ず────」 [ 王の意思を汲み、転移魔法から逃れることを許さなかったベアは 気丈に振る舞いながらも、声に籠もる感情を隠せない。 父親の死を伝えられ泣きじゃくる仔狼を抱き上げ、母親へと渡し。] (48) 2020/10/29(Thu) 1:14:54 |
【置】 魔王軍幹部 フォルクス[ 立ち続けるべき戦場を失った勇者は、 人類でも魔族でもない存在になってしまう。 それがこの世界が課した、神託を受けた俺達の宿命だった。** ] (L1) 2020/10/29(Thu) 1:15:42 公開: 2020/10/29(Thu) 1:15:00 |
【赤】 魔王軍幹部 フォルクス[ この都が最初に戦場になったのは、 魔王を討ち帰ってきた勇者の暴走を止める為のものであった。 侵入は容易いものだった。 何しろ、今更魔族が数人入ってきたところで気にするものでもない。 背信者が顔を隠して紛れ込んだことなど、尚更気づけはしまい。 最初に見つけたあの額の御印の魔物を想起させられた。 城に現れた時よりも、人の名残が擦り減っていた。 それは即ち、思考も獣へと変質しているということに違いない。 なけなしの理性を聖都へと帰る為に使ったのだろう。 誇らしく報告したかったのか、家族に会いたかったのか。 悲しい程に、最期まで従順で望まれた形で有り続けた勇者だった。 ] (*1) 2020/10/29(Thu) 1:16:11 |
【赤】 魔王軍幹部 フォルクス[ だからこそ、我々と都を守る人類達によって 多くの犠牲を生みながらも、勇者を倒すことが出来た。 躯の御印を突き付け、自分達魔族も襲われ都の人類を守ったことを示し 背信者達が口々に教会を糾弾すれば、その威光は翳りを迎えた。 最後に残った勇者だった者の証言により、 都の騎士団が教会に立ち入り、多くの証拠を見つけた。** ] (*2) 2020/10/29(Thu) 1:16:35 |
【赤】 魔王軍幹部 フォルクス[ 殺められることは無く、しかし辿り着くことも出来ず 器となるには未熟だった身体を、魔物へと化身させた者。 多くを殺め、教会の念願を果たし 完成した勇者から、厄災の如く異形へと成り果てた者。 彼らの辿った道は悲劇であれど、 勇者になってしまった者の正しい末路でもある。 だから、間違ってしまったのは俺の方。 ] (*3) 2020/10/29(Thu) 1:51:44 |
【赤】 魔王軍幹部 フォルクスっ、ぐ……ううぅ ッ [ 胸の真ん中に当てた手は何かを掴み五指を丸め、 一気にそれを、慣れ親しんだ形の得物を引き抜く。 気づかれないよう潜める声は、悲鳴の全てを呑み込めはしない。 複数の敵に囲まれながらこの能力を使用すると、 実在化する武器の大きさに比例した隙が生まれる。 人狼族の登場で場を離れられたお陰で使えた。 これでもう少し、戦いやすくなるだろう。 ] (*4) 2020/10/29(Thu) 1:52:11 |
【赤】 魔王 ウロボロス[先程まで彼が携えていた剣を受け取り、 複雑な面持ちで“発動”を見守った。盗んだあの紙片が、脳裏を過ぎる。 命を狙われることと同じく、その行為を目撃するのは初めてではない。 しかし、それだけでは────] 行こう、フォルクス。 恐らくもう少しだ。あっちから音がするよ [割り切れないものを語る資格が、無い。** ] (*5) 2020/10/29(Thu) 1:52:57 |
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